政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4461号  2017・8・31(木)

2017/08/31

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4461号
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           2017(平成29)年8月31日(木)



              これで日本を守れるのか:加瀬英明

          敵基地攻撃能力が不可欠となった:杉浦正章

           あの令完成が米国でゴルフ三昧:宮崎正弘

              前川喜平氏は聖人君子か:阿比留瑠比


                      
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4461号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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これで日本を守れるのか
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      加瀬 英明

安倍内閣が大手新聞、テレビ、週刊誌がおもしろおかしく煽った加計・森 友学園騒動のなかで都議会選挙が行われ、「都民ファーストの会」に惨敗 して支持率が急落したために、4年8ヶ月で3回目の内閣改造による起死 回生をはかった。

マスコミが、こぞって「人心一新」という言葉を使った。

日本国民は気付いていないだろうが、世界の主要国の中で、こんなに頻繁 に内閣改造が行われる国はない。

満洲事変の昭和6(1931)年から、真珠湾を攻撃して、大戦争に飛び込ん だ昭和16(1941)年までの10年間は、日本にとってもっとも重要な10年 だった。

この間、若槻礼次郎内閣から、東條英機内閣まで13人の首相と、近衛内閣 が3次にわたったから、15もの内閣が登場した。

これでは一貫した政策も、国家意志もあったものでない。目隠しをして、 無謀な戦争に突入したようなものだった。

戦前から新内閣が登場するたびに、新聞(当時はテレビが無かった)が、 「人心一新」と書き立てた。なぜ今日も、マスコミが「人心一新」という 言葉を、鸚鵡(おうむ)の一つ覚えのように、繰り返すのだろうか。

先の太平洋戦争は3年8ヶ月にわたったが、日本では3人の首相が登場し た。スターリンのソ連、ヒトラーのドイツ、ムソリーニのイタリアは独裁 国家だったから当然だとしても、日本と同じ自由主義国だったイギリス ではチャーチル、アメリカではルーズベルトが戦争終結の3ヶ月前に急死 したが、政権を一貫して預かった。

日本では古来から、「畳と女房は新しいほどよい」といわれてきたよう に、新しいものを好むのだ。その証拠に、今回、内閣改造が行われると、 世論調査によって差があるが、安倍内閣の支持率が2%から9%あがった。

東京から1000キロ、九州から500キロしか離れていない北朝鮮が、核開発 に狂奔し、日常のようにミサイルを試射して、秋田県沖に撃ち込んでい る。中国は武装公船によって尖閣諸島を囲んで、隙あれば奪おうとしてい る。ロシアが北方領土を、軍事基地化している。

こんな時に、加計学園とか森友学園とか、枝葉末節に構っている場合なの か。戦前から開戦に至るまでの死活がかかった10年間に、15回も内閣が交 替するたびに、「人心一新」といったのを思い出すべきだ。

今度の内閣改造について、政治通が岸田文雄外相を党の中枢に据えた「安 倍岸田連立体制」とか、石破茂氏の孤立をはかって、野田聖子氏を閣内に 取り込んだとか論評しているから、屋上屋を重ねまい。

日本では、なぜしばしば内閣改造が行われるのか。他国にはみられないこ とだ。

これは、日本の文化に根ざしている。諸外国の政治も2000年変わっていな いし、日本も同じことだ。

日本で132年前に近代内閣制度がはじまったが、伊藤博文が初代首相と なった。

96代目の安倍首相も、指導者ではない。以前の首相も、全員が指導者では なかった。ところが、西洋や中国をはじめとする諸国では、指導者が政府 を率いている。

「指導者」という言葉は、江戸時代が終わるまで、日本語の中に存在しな かった。明治の開国とともに、英語の「リーダー」などの外国語が入って きたので、先人たちが訳するために「指導者」という新語を造った。

日本では歴史を通じて、リーダーがいなかった。日本神話の最高神の天照 大御神は、中国、ギリシア、ローマ、北欧、ユダヤ・キリスト・イスラム 神の最高神がみな男性で、絶対権力を握っているのと違って、権力がない。

日本では八百万(やおろず)の神々はみな平等で、いつも協議している。

リーダーは誰よりも優れていると認められて、その地位につくが、聖徳太 子の『十七条憲法』は人が「共に是(こ)れ凡夫のみ」――「人間はみな同じ だ」と定めている。

アメリカを例にとれば、大統領がリーダーであり、閣僚の長官、副長官、 次官、次官補などの政治任命職は、全員が「大統領の人格の延長」であっ て、大統領の代理人である。

日本では、麻生副総理や河野外相、江崎鉄磨沖縄・北方担当相たちは、安 倍首相の「延長」ではない。上に立つ者は御輿(みこし)のように、わいわ い担がれている。

御輿を担ぐ衆は、アメリカのように政策だけを尺度にして選ばれるわけで はない。日本では、政治は「人事」なのだ。

だから、江崎氏のような“凡夫中の凡夫”も入閣する。

日本は森喜朗元首相がいったように、「神々の国」なのだ。日本列島は元 寇を除けば、外敵に侵されることがなく、平和だったから、合議制でもよ かったが、今日のように周辺の脅威が募り、アメリカへの信頼が揺らぐ時 には、リーダーシップが必要だ。

私は安倍首相に何よりも、今日の日本語の乱れを正すことを、期待したい。

稲田朋美防衛大臣が内閣改造を待たずに、直前に辞任に追い込まれたが、 南スーダンに国連平和維持活動(PKO)のために派遣されていた陸上自 衛隊部隊が、東京へ送った日報の中で、駐屯地の近くで「戦闘」が発生し たと、報告したためだった。

南スーダンでは内戦が戦われているが、自衛隊部隊は比較的、安全な地域 で、道路建設などの民生支援活動を行っていた。

日報のなかで「撃ち合い」といえばよかったのに、防衛省が日報に使われ ていた「戦闘」という言葉が、使ってならない言葉だったために非公開と したのを、野党やマスコミが「隠蔽」したといって、大騒ぎした。

私は頭が悪いので「撃ち合い」と、「戦闘」のどこが違うのか分からない。

稲田氏が防衛相になった直後に、うっかり「防衛費」を「軍事費」といっ たところ、国会で叩かれた。一般の国民が「防衛費」のことを「軍事費」 といったら、誰も咎(とが)めないはずだ。もし、安倍内閣の新閣僚が、 うっかり自衛隊を「軍」と呼んだら、野党に吊し上げられよう。

日本の外のすべての人々が自衛隊を軍隊だと思っているが、日本では自衛 隊が軍隊でないのが常識だ。私は世界の人々のほうが正しいと思うが、気 が触れているのだろうか。

「あれは撃ち合いであって、戦闘ではありません」「防衛費と軍事費は、 違うものです」

日本の国権の最高機関である国会や、良識の府といわれるマスコミで、こ のような会話が当然のように行われているが、日本は世界の現実から大き く遊離しているのだ。

医学ではこのような症状を、夢遊病(ソムナムブリズム)と呼ぶが、夢遊 病者は夢遊状態で歩きまわるから、危険きわまりない。

憲法が、この原因をつくっている。日本国憲法は前文で、「平和を愛する 諸国民の公正と信義に信頼して」「安全を保持」すると述べ、憲法第9条 が「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と、定めている。

北朝鮮や、中国や、ロシアが「平和を愛する諸国」だろうか。

日本国憲法は、日本を夢遊病者にしている。

いつまで、アメリカが日本を守ってくれるだろうか?

国家にとってもっとも重要な言葉である日本国憲法は、世界の現実に大き く背いている。

安倍自民一座の脇役や端役の質が、悪い。

3人とも離党を強いられたが、中川俊直議員や今井絵理子議員など、武田 信玄の『風林火山』ならぬ、『不倫火山』の幟(のぼり)を背負った一団 や、実生活で狂女を演じる豊田真由子議員をはじめとして、舞台に立てな い役者が多すぎる。

安倍座長が人がよくて、厳しさを欠いているからだろう。

これは自民一座に限らないが、ほとんどの女性議員がパーティに出掛ける か、クラブの年増ホステス気取りか、国会で仕事をするとは思えない化粧 や、派手なドレスを着ている。

稲田朋美前防衛相だけを責めたくないが、場違いなファッションで知られ たために、同僚の男性議員から「チーママ」と呼ばれた。

日本の女性の美しさは、粋(いき)にある。派手な装(な)りや、厚化粧は不 粋で醜い。

化粧は暗示にとどめるべきだ。異性が好きでも、厚化粧して露骨に出して はならない。ブスは漢字で「不粋(ぶす)」と書いた。派手の語源は「葉 出」であって、余計にはみだした葉を刈り取ることからきている。派手造 りをした女性議員たちは、異常な自己顕示欲の持ち主なのだろう。

女性議員が日本国民の美意識を破壊しているのは、由々しいことだ。

私は安倍首相を応援しているが、いくら票になるといっても、「女性の活 躍社会」とか、女をおだてるのはやめてほしい。

高校以上の高等教育を無償化することによって、高等教育を重視して、受 験戦争を激化させるのもやめてほしい。心身ともに不健康な受験戦争よ り、スポーツを奨励して、大いに振興するべきだ。

青年男女の体力を向上させれば、精力があり余って、異性がひかれあい、 少子化がもたらす危機を解決できる。

政府や公共放送が、英語から借りてきた舌足らずな言葉を乱用するのも、 やめてほしい。

NHKは「開店した」といわずに、「オープンした」「イベント」 「ショッピング・モール」とか、不消化な英語を乱発している。

小池百合子都知事も、ひどい。「ワイズ・スペンディング」とか、 「ファースト」とか、生半可な英語を振り回す。

日本語が危い! 国語のなかに溢れている、おびただしい怪しげな英語を 使うごとに課税して、アメリカに支払えば、トランプ政権が不満を鳴らし ている日米貿易不均衡を、たちどころに是正できよう。

経済産業省の特定サービス産業統計調査によれば、平成28(2016)年度の パチンコ業界の売り上げは、3兆7269億円だった。

同年度の女性化粧品の売り上げは、2兆円を超えている。同じ年度のサプ リ(健康食品)79社の売り上げが、5457億円(日本流通産業新聞調査) だったが、全国に1000社以上あるサプリ業界全体なら、この3倍以上にな ろう。

平成29(2017)年度の陸上自衛隊の予算が1兆7706億円、海上自衛隊が1 兆1548億、航空自衛隊が1兆1578億円だが、陸自は人件費が大部を占める。

朝鮮半島が一触即発だ。いま、私たちは日本有事と隣り合わせて生きてい る。日本を守る盾は、自衛隊しかない。

3自衛隊のいずれの予算をとっても、パチンコ業界、化粧品、サプリ業界 の売り上げよりも少ない。

いつ、日本列島が北朝鮮のミサイルを浴びるか、わからない。

北朝鮮のミサイルを、日本海に浮かぶイージス艦と、陸上のPAC3ミサ イルで迎撃することになるが、数が足りない。イージス艦とPAC3の射 程範囲内に飛んできたミサイルを迎撃しても、半分以上は撃ち洩らそう。

自衛隊はPAC3を17セットしか、持っていない。1セットが防衛省の構 内に据えられているが、局地防衛用のもので、東京都全域を守ることはで きない。千歳から那覇まで配備されているが、たった17セットでは、とう てい日本全国の盾とはなれない。

防衛予算を大胆に増やして、アメリカからすでにグアム島などに配備され ている、PAC3より高性能のイージス・システムを、急いで導入するべ きだ。

いくら女性が厚化粧をしても、ミサイルから身を守ることはできない。地 上配備型イージス・システムのほうが、頻尿症に効くというノコギリヤシ より、夜、安らかに眠れる。パチンコ屋へ行く回数を減らせば、行きつけ の店が被弾しないで済む。

憲法を改正して、憲法に自衛隊を書き込む時間的余裕はない。だったら、 首相から天皇陛下に奏上して、自衛隊をお励まし賜りたい。

自衛隊創設以来、天皇陛下が自衛隊を賜閲されたことも、自衛隊の駐屯 地、基地に御幸されたことも、1度もない。

有事に当たって、生命を犠牲とする青年たちに、国民を代表して、名誉を お与えいただきたい。自衛隊全員が感激して奮い立つだろう。
(2017年8月)



    
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敵基地攻撃能力が不可欠となった
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         杉浦 正章

 安保で全体重を米にかける時ではない

領土に落下すれば迎撃した可能性

自己完結型の存在価値をレゾンデートルというが、今ほど日本が国家とし ての有り様(よう)が問われているケースはない。北のミサイルの報に、12 の道と県が右往左往してなすすべがない。

恐らくその様を見て西欧など世界の国々は唖然としているのではないか。 国の安全保障を他国に委ねている結果がそうさせているのだ。北朝鮮の核 ミサイル開発は平和が天から降臨する時代の終焉を意味する。

天から降るのは核ミサイルだ。しかもそのミサイルは多弾頭化し始めた可 能性すら高い。その意味するものは発射されてからでは迎撃が困難になる ということだ。

今後のミサイル対策は、発射を察知した時点で叩く敵基地攻撃能力の保有 が不可欠となったことを意味する。政府が国民の生命財産を守るというな ら、専守防衛では十分な対応は不可能だ。

基本戦略を積極防衛へと転換し、せめて巡航ミサイルや新型戦闘機F35に 敵基地攻撃能力を保持させるという抑止力の保持が不可欠なのではない か。日本もなめられたものである。

火星12号をグアム周辺に撃てば米国の攻撃が必至とみて、北の黒電話の受 話器ヘアの金正恩は、襟裳岬東方を選んだ。外相河野太郎が指摘したよう に「北朝鮮はひるんだ」のだ。

まず今回のミサイル発射で首相・安倍晋三が「ミサイルの動きを完全に把 握しており国民の生命を守るために万全の態勢をとった」と言明している ことが何を物語るかだ。

明らかに発射の瞬間から軌道を「完全に把握」していたのだろう。そして日 本に落下するようなケースでは迎撃命令で破壊する予定であったに違いない。

迎撃ミサイルの発射権限のある自衛隊の司令官に対して、安倍はおそらく 必要な状況となれば撃墜せよとミサイル破壊の指示を出していたと思われ る。これを受けて司令官はイージス艦や地上配備の迎撃ミサイルにアラー トをかけていたのだろう。しかし日本上空を通過するミサイルの高度が高 く、迎撃する必要なしと判断したのだろう。

こうした判断が出来る背景には、ミサイル発射に関して確たる情報があっ たからとみられている。政府は28日までに平壌近郊で発射の動きがあるこ とを探知しており、日本列島を越える可能性があることまで掌握していた 模様である。

このためイージス艦も事前に周辺海域に配備、陸上からはPAC3も対応でき る状態であったといわれる。迎撃態勢を整えた上で、ミサイル発射を待っ たというのが、実態であったようだ。安倍発言の裏には、相当の対応が進 んでいたことをうかがわせるものがあったのだ。日米韓3国が共有の極秘 情報であった。

しかし、この情報が漏れた以上、北朝鮮は今後ますますミサイル発射を掌 握困難な場所から行うことになるだろう。したがって日米韓による情報収 集活動が、極めて重要になることは言うまでもない。

そこで必要になるのは発射して日本列島に届く前に発射基地を叩く敵基地 攻撃能力である。敵基地攻撃能力の保有については1956年に鳩山一郎内閣 が「誘導弾等の攻撃を受けて、これを防御するのに他に手段がないとき、 独立国として自衛権を持つ以上、座して死を待つべしというのが憲法の趣 旨ではない」との判断を打ち出している。

憲法上の問題はクリアされており、後は政治判断だけだ。既に自民党の安 全保障調査会は3月に、北朝鮮の核・ミサイルの脅威を踏まえ、敵基地攻 撃能力の保有を政府に求める提言をまとめ、首相・安倍晋三に提出した。

調査会の座長を務めた小野寺五典は敵基地攻撃能力が必要な理由について 「何発もミサイルを発射されると、弾道ミサイル防衛(BMD)では限りが ある。2発目、3発目を撃たせないための無力化の為であり自衛の範囲であ る」と言明している。

安倍はこの小野寺を防衛相に任命した。就任後も小野寺はインタビュー で、「提言で示した観点を踏まえ、弾道ミサイル対処能力の総合的な向上 のための検討を進めていきたい」と前向きな姿勢を示している。

これに対して安倍は2月の時点では「どのように国民を守るかは常に検討す べきである」と前向きであったものの、最近では「具体的に検討を行う予定 はない」と慎重姿勢に転じている。

しかし、相次ぐ北の挑発に“無為”で過ごせば、国家としてのレゾンデート ルが問われる段階に入る。同じ敗戦国のドイツの場合を例に挙げれば国内 には米軍の核ミサイルが20基配備されているとされ、有事に米独どちらか の提案を他方が受け入れれば使用できる、という共同運用体制を取っている。

第2次メルケル政権で撤去が議論されたときがあったが、ロシアが配備し ている戦術核に対抗するためには必要という考え方が優勢を占め、オバマ 政権も配備を継続した。トランプが信用おけないことから最近では保守系 有力紙フランクフルター・アルゲマイネが、米国が欧州防衛を欧州自身に 委ねることになった場合には、「ドイツ人には全く考えもしないこと、つ まり独自の核抑止能力という問題」が起きる可能性もある、と警告している。

やはりドイツの場合も対米信頼感が揺らいでいるのであり、日本でも同様 だ。8月2日に紹介したように米国内には、米国が北朝鮮の体制を承認し、 体制の転換を狙う政策を破棄して平和条約を締結し、その際中距離核ミサ イルは容認するという“現状凍結”構想が台頭している。事実上の「日本切 り捨て論」である。

おまけに今回の場合も当初は国防総省の報道官が「北米にとっては脅威に ならない」とまるで他人事のようなコメントを出した。大国は基本的にエ ゴなのであり、安全保障の全体重を米国に委ねるという歴代自民党政権の 対応は、ここに来て危うくなってきている。

自国の防衛は主体的に自国で行わざるを得なくなるのではないか。そのさ さやかなる1歩が敵基地攻撃能力であり、早期に実現に移すべきではない か。実現させれば日米全体の抑止力も高まる。今解散総選挙のテーマとし て浮上させれば、国民多数の理解も得られるのではないか。



         
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あの令完成が米国でゴルフ三昧
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)8月31日(木曜日)
         通巻第5411号 
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 あの令完成が米国でゴルフ三昧
  ユーチューブに流れた映像は本物か?
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http://news.dwnews.com/china/news/2017-08-29/60009492.html
令完成らしき人物がゴルフの興じている映像がユーチューブに流れ出した。

しかし、日時も場所も特定されておらず、「それらしき人物」はサングラ スをしている。女性が臨席にいると報じられているが、誰なのか。単に キャディなのか。

しかし2015年3月の米国逃亡以来、もし、この写真が本物であるとすれ ば、2年半ぶりに消息が判明したことになる。

胡錦涛の番頭として辣腕をふるい「西山幇」(石炭利権の山西省閥)を率 いた実兄の令計画失脚前に、令完成は兄から託された中国高層部ならびに 国防体制の最高機密2700件のファイルを持ち出して、アメリカに亡命した。

直後、中国はばらばらに100人の暗殺団を派遣したとされるが、激怒した オバマ大統領がFBIに保護を命令したといわれてきた。
       
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ▼READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1) 日本国史学会 第49回連続講演会
https://www.facebook.com/events/484199341942270/

               記

【日時】   9月2日(土)14:00〜16:45(開場13時30分)
【基調講演】 矢野義昭(元陸将補、博士(安全保障))「切迫する半島情 勢と各国の思惑」
      田中 英道(東北大学名誉教授)「新連続講座(5)」
        基調講演後、質疑応答
【会場】 麗澤大学東京研究センター(新宿アイランドタワー4階奥の4104 号室、東京メトロ「西新宿」駅直通)
【資料代】 学会員2,000円 / 非学会員3,000円(大学生・大学院生は一 律500 円、当日入会可能)
【主催】 日本国史学会(代表理事:田中英道東北大学名誉教授)
 学者/研究者以外の方も大歓迎です。ちょっと難しそうな話も、質疑や 議論を通して理解したいという方に特にオススメです。懇親会もあります から、ぜひ気軽にお越し下さい



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前川喜平氏は聖人君子か
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     阿比留 瑠比


前川喜平氏は聖人君子か 野党や多くのメディアが無条件で正しいとみな す根拠は?

北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射して一夜明けた30日、民進党は国会内で「加計学園疑惑調査チーム会合」を開いた。党代表選も9月1日に控える慌ただしい時期だというのに、その執着ぶりには恐 れ入る。

加計学園の獣医学部新設をめぐっては、大騒ぎを3カ月以上続けても、 安倍晋三首相が不適切な介入をした証拠の1つも出てこず、違法性などど こにも見当たらない。疑惑の存在自体が「フェイク(偽物)」の様相を呈 している。

にもかかわらず、野党もメディアもここまで固執するのはなぜか。前文 部科学事務次官というもっともらしい肩書を持つ前川喜平氏という格好の 人物が登場して、「(首相官邸に)行政がゆがめられた」と証言したこと に、「安倍政権打倒に利用できる」と飛びついたからだろう。

 そして野党も多くのメディアも、今では前川氏をまるで無謬(むびゅ う)の「聖人君子」のように持ち上げている。安倍政権側が前川氏の発言 に反論し、その不適切な言動を指摘すると、過敏に反応してかばう。例え ば朝日新聞の関連社説で目についたものの一部を紹介すると、次のようで ある。

「(菅義偉官房長官は)文科省の天下り問題を持ち出し、前川氏に対す る激しい人格攻撃を始めた」(5月26日付)

「前川氏に対する人格攻撃を執拗(しつよう)に続け、官僚がものを言 えない空気をつくってきたのは首相官邸ではないか」(6月10日付)

「最初に証言した前川喜平前次官を菅官房長官が攻撃し、義家文科副大 臣は国会で、内部告発者を処分する可能性をちらつかせる答弁をした。考 え違いもはなはだしい」(6月16日付)

「『総理のご意向』文書の存在を前川喜平・前文部科学次官が証言する と、菅官房長官は前川氏の人格攻撃を始めた」(6月18日付)

「(前川氏の国会証言は)国会の場で、国民の代表の質問に答えた重い 発言である」(7月11日付)

一読、異様である。座右の銘は「面従腹背」だと言い放ち、現役官僚時 代に風俗店に通って女性を連れ出し、小遣いを与えていたことを「女子の 貧困実態調査」だと言い訳した前川氏を、無条件で正しいとみなす根拠は 何なのだろうか。

「法律に違反した前川氏が、税金から巨額の退職金(推定5610万円)を受け取ることは許されない。自主的に返納すべきだ」

民進党の江田憲司代表代行は2月の時点では、前川氏に対しこう批判していた。毎日は2月8日付社説で「ルール破りにあきれる」と書いた。ところが現在、民進党もメディアも、天下り問題には触れない。

かつて厳しく指弾した相手でも、安倍政権攻撃に利用できるとなれば手のひらを返して粉飾し、美化する。あまりのご都合主義に情けなくなる。(論説委員兼政治部編集委員)

産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】8・31



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話 の 耳 袋
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 ◎TVでは… 長雨・低温→野菜高値→農家潤う? 実態は… 出荷激減、採 算割れ

東北の太平洋側と関東を中心に続く日照不足と低温、長雨で、農作物への 影響が出ている。テレビ番組などでは「野菜値上がり家計ピンチ」と“消 費者目線”で取り上げるが、農産物の出荷量は減り、収益は伸びないな ど、一番困っているのは農家だ。「天候不順」の背景にあるのは農家の苦 悩。農業の現場からは「実態を知ってほしい」との声が上がっている。
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苦悩知って! 病害多発 資材費も

東京近郊の野菜産地、埼玉県深谷市では、主産品のナスなど果菜類の収量 減少が深刻だ。8月の日照時間は平年の約5割。特に中旬は平年の2倍を超 える降雨に見舞われた。湿度が高くナスに病害が多発し、花が咲きにくく 実がならず、収穫量が上がらない現状にある。農家の島田富男さん(65) は「雨続きで防除もしにくい。早く天候が安定してほしい」と切望する。

 JAふかやによると、厄介なのは雨による泥はねなどで発生する病害だ。 ナスが腐って収穫できないケースもあり、JAのナス出荷量は昨年の半分に 激減している。営農経済部の野村勝担当は「防除の労力やコストも増えて いる。農家は採算割れ」と頭を抱える。

■群馬県嬬恋村

夏キャベツの出荷量が全国一の群馬県嬬恋村では、8月の日照時間が平年 の5割に届かず、キャベツの玉が大きくならない状況だ。雨量は平年より4 割多く、根腐れなど病害が多発して収量も上がらない。キャベツは定植か ら収穫まで70〜90日かかるため、今夏の天候不順を受けたキャベツの収穫 が本格化する今後、影響が出かねない。

 今シーズン前半はキャベツ出荷が潤沢で、東京の市場価格は最近5年間 の最低水準で推移。農家は採算割れに苦しんだ。
日本農業新聞8/30(水) 7:00配信




 ◎【永田町・霞が関インサイド】トランプ氏最側近「解任」裏に2人の 大富豪 混迷する米政権、今後は現実路線に転換か

ドナルド・トランプ米大統領の最側近とされた、スティーブ・バノン首席 戦略官・上級顧問がホワイトハウスを去ったことは、軽視すべきではない。

今後、トランプ政権の主要政策が大きく変わる可能性があるからだ。

「反グローバリズム」を標榜した孤立主義者、バノン氏の「事実上の解 任」が発表されたのは8月18日だった。

その兆候は7月中旬ごろからあった。そして、バノン氏解任の引き金を引 いたのは、昨年の大統領選期間中からトランプ氏を支援してきた2人の大 富豪である。

1人は、運用総資産250億ドル(約2兆7500億円)といわれる大手ヘッジ ファンド「ルネッサンス・テクノロジーズ」の共同経営者、ロバート・ マーサー氏。

 実は、同氏がトランプ氏にバノン氏を紹介した張本人だ。バノン氏が退 任したその日から、会長に復帰した超保守系サイト「ブライトバート」の 大口出資者である。というよりも、大統領選時のトランプ陣営の最大スポ ンサーであった。

共和党支持の有力経済人の中でも、ゴリゴリの保守派でスーパーリッチの コーク兄弟に次ぐ巨額献金者として知られる。

そのマーサー氏が、混迷するトランプ政権の「元凶」とされたバノン氏に 対し、政権の外から支援するように説得していたのだ。

もう1人が、保守系ニューステレビ局FOXのオーナーであり、米国や英 国、オーストラリアのメディア多数を支配するメディア王、ルパート・ マードック氏である。

 同氏は8月4日、トランプ氏にホワイトハウスで開かれた夕食会に招か れた。同席者は、ジョン・ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将) と、トランプ氏の娘婿、ジャレッド・クシュナー上級顧問の2人。

その席でケリー氏が、ホワイトハウスの秩序を乱す実例を挙げて、厳しく バノン氏を批判した。トランプ氏は擁護しなかったばかりか、同氏への信 頼を失ったと語ったのだ。

いわく、目立ちたがり屋である。いわく、情報漏洩(ろうえい=リーク) が多すぎる。

マードック氏は、会食終了間際にトランプ氏に対し、バノン氏解任を迫っ たのである。

その前後に、国家安全保障会議(NSC)のバノン氏直系の上級部長3人 が更迭された。

こうしてトランプ政権の運営は、ケリー氏、ハーバート・マクマスター大 統領補佐官(現役陸軍中将)、ジェームズ・マティス国防長官(退役海兵 隊大将)の3将軍の手に委ねられた。

トランプ氏は今後、経済安保政策などで現実路線に大きく舵を切ることに なる。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

【写真】
・スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170829/soc1708290006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】2017.8.29  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎習政権、朝日新聞見捨てたか 「新チャイナセブン」読売スクープ報 道の深層 河添恵子氏が緊急リポート

中国共産党最高指導部「チャイナセブン」(中央政治局常務委員7人)が 大幅に入れ替わる、5年に1度の党大会が今年秋、開催される。習近平国 家主席への権力掌握が注目されるが、読売新聞は24日朝刊で「中国次期 指導部リスト判明」と、驚くべきスクープを放った。

この顔ぶれが事実な ら、習一派と胡錦濤前国家主席派が、江沢民元国家 主席率いる「上海閥」 を葬り、今後、北朝鮮とつながる党幹部を粛清し そうだという。東アジア 情勢に精通するノンフィクション作家、河添恵 子氏が緊急リポートする。

中国の次期最高指導部リストが、8月下旬に報道されるのは異例中の異例 だ。河北省の避暑地で例年行う「北戴河会議」が終わったとはいえ、この 時期に報じられた理由を推測すると、いくつかの背景が浮かび上がる。

まず、このリストは、筆者(河添)含む、世界のチャイナウォッチャーに とって、おそらく意外な人物はいない。

北朝鮮の「核・ミサイル開発」をめぐり、ドナルド・トランプ米大統領 と、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が一触即発で対峙(た いじ)するなか、金王朝と近い“江沢民派の一掃”を誇示したかったのだろう。

習氏は、金王朝に何ら影響力を持っていない。

このため、習氏らが4月に米国を訪問(命乞い?)すると、北朝鮮は翌 月、中国を「敵」と吠えた。トランプ氏が出した「宿題」通りに、習一派 が北朝鮮と密接な北部戦区(旧瀋陽軍区)の江一派を一網打尽にすれば、 北朝鮮のミサイルで北京・中南海(中国共産党中枢)が火の海になる可能 性も捨てきれなかった。

習氏はこれを防ぐため、7月に北朝鮮に隠然たる力を持つロシアを訪問 し、プーチン大統領と数回会談した。多額の経済援助も用意した。必死 だった。

読売新聞のリストの6番目に入っている栗戦書・党中央弁公庁主任は、習 氏とプーチン氏との特別な関係を、ここ数年、下支えしてきた。第2期習 政権にとっても、プーチン氏との関係をより深めることが、政権の“命綱” になるためだ。

3番目に入っている汪洋副首相は、栗氏と同様、習氏の4月訪米に同行し た“渡航組”の1人だ。彼の対面はレックス・ティラーソン国務長官だっ た。汪氏は「米国対応の要」になるのだろう。

習氏が提唱する「一帯一路」構想の起点は重慶市である。7番目に入った 陳敏爾・重慶市党委書記は習一派で、孫政才・前重慶市党委書記が今年夏 に失脚した後に後任となった。「一帯一路」構想を維持発展させるための ロケット出世といえそうだ。

習体制発足から5年、習氏が「一強」の体制固めに邁進して きたこと は、多くの識者が指摘している。そのうえで、結論から言うと、 この新 リストが暗示するのは2期目指導部は「習近平−胡錦濤体制」にな ると いうことだ。

胡前主席は、総書記と、中央軍事委員会主席、国家主席でありながら、江 沢民元主席によるかいらい政権のまま2期10年間、悶々とし てきた。

中国の一部メディアにも「習−胡連盟の流れが加速している」との記述が 散見していた。胡氏が、息子の胡海峰(浙江省嘉興市市長)のロケット出 世を願って、習氏と手を組んだと考えてもおかしくはない。

香港の雑誌『争鳴』6月号にも、興味深い内容が記されていた。

「5月10日から11日、中国共産党中央政治局常務委員拡大生活大会が中南 海で行われた。胡錦濤、朱鎔基、宋平、李瑞環、呉邦国、温家宝、賈慶 林、李嵐清ら退職した中央政治局常務委員が参加し、江沢民、李鵬、曽慶 紅、賀国強は欠席した」

「胡錦濤は、腐敗キャンペーンを進める習近平を高く評価」「胡錦濤は、 自身の“科学的発展観”を代価とし、江沢民の“3つの代表”を削除するよう 提出。犠牲的に江沢民を攻撃する習近平を助けると発言した」

この報道が事実なら、胡氏は「共産主義青年団派」(共青団派=団派)の ドンとして、習一派らが果敢に繰り広げる江一派の粛清を「大歓迎」して いることが分かる。

最近、重要な会合や葬儀にも江氏の姿はない。「入院中で心臓が動いてい るだけの状態」という噂も流れている。胡氏にとっても「本格的リベン ジ」の時なのではないか。

ほかにも、リスト公表を早めた理由が考えられる。

依然として影響力を持つ曽慶紅元国家副主席(別名『江派2号』)や、北 朝鮮と直結する江一派の大物を一刻も早く粛清したいためではないか。

もう1つ、読売新聞が、このリストを「世界初」で入手したとすれば、そ のことにも意味がありそうだ。実は、中国は日本メディアの影響力をよく 理解している。朝日新聞が慰安婦問題の大誤報などで、読者の信頼を失 い、不買運動も広がっている。

習政権が、朝日新聞を見捨てて、「読売新聞に乗り換える」というサイン なのかもしれない。

■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉 県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼 寧師範大学へ留学。著書・共著に『豹変した中国人がアメリカをボロボロ にした』(産経新聞出版)、『「歴史戦」はオンナの闘い』(PHP研究 所)、『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)など。

【写真】
・ 習近平氏(写真)と胡錦濤氏が江沢民一派を追い落としたのか(共 同) 習近平氏(写真)と胡錦濤氏が江沢民一派を追い落としたのか(共同)
・ 江沢民氏
・ 河添恵子氏
・ 新チャイナセブン(中国共産党常務委員)リスト
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170828/soc1708280007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170828/soc1708280007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.8.28 〔情報収録 − 坂元 誠〕



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読 者 の 声       
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 1)事ここに到ってもUNに依存を唱える空しさ:前田正晶

安倍総理はトランプ大統領との40分間に及んだ電話会談で、緊急の Security Councilの会議を招集することで一致したと報じられている。

私は、お気づきの方もあるかと思うが、United Nations不信論者である し、お為ごかしの和訳を忌避してUNとしか表記せず、この委員会も英語の ままにするか頭文字を取ったSCとしている。

このSCにはPermanent memberである中国とロシアがおり、常に拒否権を発 動してこれという決議に悉く反対して潰してきた。そういう敵国条項が未 だに残っている組織に我が国では政府からマスコミまでご信頼申し上げて いる心理状態は理解不能だ。

序でに言っておくが、永久会員とでも訳したいものを「常任理事国」と訳 したのは何処の誰だ。この2つの単語にそういう意味が含まれているのか?!

こう言う私でも、安倍総理が緊急にSCの会議を招集されたいお気持ちは解 る。だが、その会員の中にどれほどDPRKのmissile発射による危機感に震 えている国があるのだろうか。その諸国はDPRKと国交を樹立しているので はなかろうか。この一連のmissile発射の(危害が及びかねない)当事国 は我が国と、アメリカと韓国くらいのものだ。

他の諸国が「対岸の火事」とでも認識していることはないのだろうか。

私は寡聞にしてアメリカのトランプ様が言われる fake news発信のマスコ ミや、我が国の偏向新聞が上記の3ヵ国以外でのDPRK問題をどのように受 け止め報道しているかというニュースを見たことも聞いたこともない。我 が国の報道機関はそういう諸国にも Correspondent を置いているだろう に。言いたくはないが「特派員」なんて言葉は如何にも時代錯誤ではない のか。

私は SC で如何なる決議が為されようと、これまでのように金正恩委員長 は何処かの国からの裏と表の支援を受けて試射を継続し、グアム島の周辺 に向けて打つ企画も放棄することはないと危惧するものだ。事ここに到っ ても文在寅大統領は「対話」の固執するそうだから、よほど金正恩委員長 の説得に自信があるのだろう。やって頂こうじゃないか。金正恩委員長は アメリカに核保有国として承認させるのが狙いだそうだから、文在寅が何 を言っても聞く訳がないだろうに。



 2)Peptideって:前田正晶

先日、BNPを論じて「PはペプチドのPである」と述べた。更に英語での発
音は「ペプタイド」だと補足した。ここには中学の1年だったかに教えら れた原則で「単語が e で終わる場合に、その前の子音の前に来る母音 は、アルファベットの名称通りの発音になる」という、一度聞いたくらい では何のことかサッパリ覚えきれないことがあった。

この peptide は見事にその規則通りになっている。だが、ローマ字読み が普及している我が国では、何処かの誰かが勇敢にも「ペプチド」にして しまい、遍く普及した。同様の例には、目下世間を騒がせている missile がある。これが初めて出て来た頃に、英字新聞の編集にいた大学の同期に 「ミサイルという読みはおかしくないのか」と尋ねると「馬鹿な。ミスル に決まっているじゃねーか」と一蹴された。それでも、我が国では「ミサ イル」が戸籍を得て大手を振って歩いている。おかしいと思わ
ない人たちは、何処で英語を勉強なさったのだろう。

しかし、何事にも例外はあって、極めて一般的な単語である give を「ガ イブ」と発音する人はいないのは何故だろう。結論を急げば、「英語とい う言葉は、事ほど左様に不規則ばかりなのだ」と高校3年の頃に鈴木忠夫 先生に教えられたのが懐かしい。

大体からして「不規則動詞」のほうが「規則動詞」よりも多いのは何だと 思うくらいに英語を勉強して貰いたいのだ。




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身 辺 雑 記
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31日の東京湾岸は久しぶりの雨。傘をさしての散歩決行。公園の草木も萎 れていたから、ここは人間の方が我慢。
                    読者:5747人。 








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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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