政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針

2017/08/30

   
□■■□──────────────────────────□■■□   わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4460号
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           2017(平成29)年8月30日(水)



           核なしでは体制が守れぬ北朝鮮:加瀬英明

          解散するなら臨時国会冒頭がよい:杉浦正章

          「4割は死ぬ」手術をクリアした:石岡荘十



                                 
                        話 の 福 袋
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第4460号
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核なしでは体制が守れぬ北朝鮮
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         加瀬 英明

核なしでは体制が守れぬ北朝鮮 アメリカはどう交渉に入るべきか

私は昨秋からこの欄で、北朝鮮の核開発問題について、アメリカの安全保 障問題を専門とする友人たちに、北朝鮮はどのようなことがあっても、核 保有国となる決意を捨てることがないから、「北朝鮮を核保有国家として 認めたうえで、北朝鮮と交渉するべきだ」と説いてきたことを、取り上げた。

もし、トランプ政権が北朝鮮に外科的(サージカル)な(目標を限定し た)攻撃であっても、攻撃した場合、北朝鮮は体制の威信を賭けて、韓 国、日本に対して反撃を加えよう。韓国の総人口の3分の1以上が、南北 軍事境界線から100キロ以内に住んでおり、北朝鮮の火砲・ロケットの 射 程内にある。日本も北のミサイルを迎撃しても、かなりの被害を蒙るこ ととなる。

もっとも、北朝鮮は国家的自殺をはかるつもりはないから、全面戦争は 戦いたくない。国際世論が「即時停戦」を求めて、5、6日後に停戦に持 ち込むことを期待しよう。

私は昨年10月と今年6月に、ワシントンを訪れた時に、北朝鮮と交渉 す べきだと促した。

北朝鮮は核なしで体制を守れないと、確信している。

リビアはアメリカの甘言に騙されて、核開発を放棄した後に、オバマ政 権によって軍事攻撃を加えられて、崩壊した。

ソ連解体後にウクライナが独立し、国内にあった核兵器をロシアへ渡すか わりに、ウクライナが侵略を蒙ったら、ロシア、アメリカ、イギリスが共 同して守ることを約束した。

ロシアがクリミア地方を奪った時に、アメリカとイギリスは傍観した。北 朝鮮はこのような例を、肝に銘じていよう。

トランプ政権は北朝鮮を核保有国として認めることを、拒んでいる。中 国に北朝鮮に圧力を加えることを求めているが、中国はよそ見をしている。

といって、トランプ政権は宝刀を抜いて、北朝鮮を斬りつけることはで きまい。戦闘が始まって数十万人が死ぬことになったら、耐えられまい。

アメリカはインド、パキスタンの核保有に強く反対してきたが、いまで は両国の核を認めている。北朝鮮も、同じことではないか。

6月に入って、クリントン政権のパネッタ国防長官、レーガン政権の シュルツ国務長官などが大統領に書簡を送って、北朝鮮を核保有国として 認めて交渉すべきだと、進言した。

この1ヶ月あまり、アメリカのマスコミでも、同じような意見が多数を 占めるようになっている。

ワシントンの安保問題専門家から、私に「あなたの言った通りの方向に 動いている」という、メールがあった。

私はアメリカが北を核保有国として認めて交渉するのに合わせて、日本 も北と交渉して、北が核弾頭数とミサイルの射程に制限を受け入れるのと 引き替えに、日朝間で国交を結ぶことを提言してきた。

1964年の日韓国交正常化の時に、韓国に6億ドルを供与したが、今 日の 貨幣価値にして1兆円以上を、10年あまりに分けて北に提供する。

交渉がまとまれば、拉致被害者が全員帰国して、朝鮮半島に平和秩序が 確立される。

韓国は日本からの6億ドルによって、“漢江(ハンガン)の奇蹟”を行った が、北も“大同江(デドンガン)の奇蹟”を行うことになる。このあいだ北朝 鮮は、親日国家にならざるをえない。そうなれば、韓国も反日を叫び続け るわけにゆくまい。



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解散するなら臨時国会冒頭がよい
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           杉浦 正章

アベノミクスの総仕上げで信を問え 

自公協調路線で政権は継続する
 
夏休みボケなのか茨城知事選の自公勝利に対するマスコミの反応が鈍い。 「衆院3補選に弾み」などとやっているが、視野狭窄(きょうさく)的反応 だ。

ここは「早期解散に弾み」と打つべき時だろう。解散戦略の選択肢は大 き く広がったのだ。それも臨時国会冒頭が解散のチャンスだ。7月2日の都 議選で負け、同月23日の仙台市長選で負けてきた自民党が8月3日の内閣改 造を経てようやく勝利を占めたのが茨城知事選だ。

「モリとカケ」の軛(くびき)と防衛相・稲田朋美スキャンダルからやっと離 脱出来た選挙でもあ る。解散に踏み切れば政権維持に支障のない270議席 前後は取れるのでは ないか。現在の293議席などは多すぎる。

多いほど弛緩して若手低能議員 の不祥事ばかりが目立つ。首相・安倍晋 三は絶好調の経済情勢を背景にア ベノミクスの総仕上げを問えばよいの だ。与党で改憲発議の3分の2が維持 出来るかは微妙だが、野党を巻き込 んだ妥協で改憲は可能だ。

まずこのチャンスを逃すとどうなるかだが、野党はどっちみち選挙は近 いと判断して、臨時国会では安倍とは関係のない森友と加計の疑惑ばかり を追及して、国民の目を欺こうとするだろう。

議論をすればするほど何か あるような「印象操作」を展開する。ばかな国 民はこれに左右される可能性 があり、政府・与党にとって議論すればす るほど野党ペースにはまる。

な ぜなら朝日、毎日、テレ朝、TBSなど反安倍のマスコミ勢力が全力を挙 げてこれをバックアップするからだ。この悪い循環は、再燃する前に解散 で 断ち切るしかないのだ。国民の審判を仰げばようやく断ち切れるのだ。

安倍は9月には外交日程がひしめいている。上旬にはウラジオストクで の 東方経済フォーラムがあり、プーチンとの会談も行うことになるだろ う。インド訪問も準備している。

下旬にニューヨークでの国連総会に出席する。ここで安倍は北朝鮮問題を 取り上げ、「世界核戦争の危機」を訴える 必要がある。欧米の目を極東に 向けさせるのだ。北朝鮮問題は直接選挙の テーマにはなりにくいが、首 相の取り組む姿勢が票につながる。外交で露 出度を増せばますほど、選 挙には有利に働く。

最大のプラス材料は経済がまさに絶好調であることだ。まず安倍が政権 を担当してから「アベノミクス」で日本経済の潮目が大きく様変わりし た。

産経によると15年度の企業の経常利益は過去最大の68兆2201億 円 で、12 年度の48兆46億円から約20兆円増え、景気の拡大が12年12月から今年4 月まで53カ月間続いている。

これはバブル景気の51 か月 を抜き、戦後3番目の長さである。17年 4〜6月期の名目国内総生産 (GDP)は実額545兆円と、12年年10〜12 月期から50兆円以 上増えた。

最大の改善は雇用だ。求職者1人当たりの求人数を示す有効求 人倍率は 6月は1・51倍で、バブル期の90年7月(1・46倍)を上 回った。正社 員の有効求人倍率も1・01倍と初めて1倍を超えている。

 東京では2倍だ。まさにバブル期を凌駕する経済効果であり、選挙では 最 大の武器となり得る。こうした経済効果を前面に出して徹底的に宣伝 する 必要がある。経済が停滞し始めてからでは遅い。チャンスは到来し ている のだ。

さらに有利なのは「小池新党」が、全国的なブームとなる気配が少ないこ とだ。だいいち中心人物の衆院議員若狭勝の顔が悪い。カリスマ的な容姿 とはほど遠く、無精髭だけが目立つ。これで民進党離党者などを糾合して も盛り上がる可能性は少ない。小池は内心困っているのではないか。

オリ ンピック棚上げで政争に走っても国民的な共感は呼びにくいのでは ない か。だいたい都知事が都政そっちのけで国政選挙の先頭に立って全 国を回 れば、国民のひんしゅくを買うのが落ちだ。いずれにしても臨時 国会冒頭 解散なら、準備不十分だろう。 

また都議選で裏切った公明党が、もみ手で帰ってきたのは大きい。総選 挙を控えて自民と対立して自らも議席を減らしては「損」という判断だろ う。茨城補選で総力を挙げて応援した。この政党はどうも選挙に勝てば何 でもするという、“選挙アニマル”的傾向が強く、そのうちに仏罰が当た る。自民党にとってはありがたく共闘を組むしかない。

加えて冒頭述べた稲田朋美更迭効果だ。更迭してから朝日も社会部中心 の政権追及に陰りが生じており、勢いがない。とっかかりを失っているの だ。江崎鉄磨など舌禍事件を起こしそうな、いささかとろい閣僚がいない わけではないが、総じて閣僚の発言には問題がなく、先の改造はベストに 近い布陣を達成した。

一方民進党は前原誠司が代表になりそうだが、これ で党刷新効果が生じ るとは思えない。前原は偽メール事件や外国人献金な どで代表や閣僚を 辞任しており、攻められると弱い。総選挙で反転攻勢に 出る勢いはない。

こうした情勢を背景にすればまさに解散のチャンスは9月下旬にも招集 さ れる臨時国会ということになる。それもカケだのモリだのの議論などに 深入りする前の事実上の冒頭解散がよい。安倍が所信表明演説を行い、野 党が代表質問をした上で解散を断行する。これが決め手のような気がす る。解散すれば言うまでもなく3補選など吹き飛んで埋没する。 
  <今朝のニュース解説から抜粋>   (政治評論家)


         
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「4割は死ぬ」手術をクリアした
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         石岡 荘十

〜心臓手術、怖れるに足らず〜

1 手術予測死亡率とは何か

すべての手術は一定のリスクを伴う。患者が死ぬこともある。一命をとり とめても、重い後遺症に苦しむこともある。しかし、こんな手術のリスク について、ほとんどの人の認識は漠然とした不安の域を出ない。

手術で患者が死ぬかもしれないリスクのことを、専門的には「手術予測死 亡率」という。「手術後30日以内に患者が死亡するパーセンテージ」のこ とだ。

手術に伴うリスクは、患者の症状や年齢、病歴、併存疾患(*)、懸念・ 想定される合併症などの危険因子を、手術前に点数化して積算した客観的 な数字で表わされる。

*「併存疾患」は、併発している別の病気のこと。

患者にとっては手術死亡だけでなく、術後の重い後遺症もまたリスクであ ることに変わりはないが、術後30日を超えからの死亡や、死ななくともそ の後長い間、後遺症に苦しむかもしれないリスクは、この「予測死亡率」 には含まれない。ではまず心臓手術のリスクとは、一体どれ程のものなのか。

心臓手術の実績、つまり手術方法が確立している“ありふれた心臓手術、 “冠動脈バイパス手術や弁置換手術で患者が死ぬ割合は、大体どこの病院 でも、緊急手術を除けば、3%以下だと言われる。1%以下、0.5%というと ころ(金澤大学病院「チーム・ワタナベ」)もある。

医療技術の進歩で、心臓手術のリスクはよく航空機事故の乗客死亡率に例 えられ、限りなくゼロに近づいているといわれる。

ところがそんな中、昨年春、私は突然の体調異変から極めて難度の高い心 臓手術を受けなければならない事態に追い込まれた。手術に先立って突き つけられた手術予測死亡率は39.9%という想像を絶する残酷な数字だった。

外科手術では、予測死亡率が20%を超える手術は「手術不適応」、つまり リスクがあまりにも高すぎて手術をする意味がないというのが“常識”だ。

だから、それが39.9%となると、最早、選択肢の一つとして手術を考える こと自体、無謀、“非常識”な数字ということになる。それも高齢者の場 合、患者はそんな危ない手術に耐えられるのか。

そんなリスクを承知の上で、丁度1年前、敢えて手術に踏み切らざるを得 なくなった。72日間の入院治療、9時間に及ぶ大手術。“4割は死ぬ”かも しれない手術だけでも無謀なことなのに、これに加えて、術後6割近い確 率で重い後遺症に苦しむことになる可能性が高い、その覚悟をするよう求 められた。喜寿の11ヶ月目、高齢者の症例としては文句なしのハイリスク 心臓手術だった。

以下、「今度こそやばい」と万一を覚悟して臨んだ手術体験の顛末である。

執筆に先立って、似たケースがほかにないか捜したが、類似の記録は見つ からなかった。

2 胃潰瘍で緊急入院

小雪の降る寒々とした朝、足がだるい上、呼吸困難に陥って長男の車でか かりつけの東京女子医大病院(東京・新宿区)に駆け込み、そのまま入院 を命じられた。

胃カメラ検査で胃の上部2カ所に胃潰瘍痕があり、それぞれ1×2センチ ほどの黒々としたかさぶたが確認できた。年末年始、年甲斐もなく調子に のった暴飲暴食が祟った。

<採血にてヘモグロビン量6.8(g/dL)と顕著な低下あり>(カルテ)ヘ モグロビン量の通常の基準値は男性で13.0〜18.3(g/dL)とされている が、それが6.8しかない。ということは、基準値の半分から1/3。

体内のどこかで大量の出血があったことを疑わせる。それまで多分、ほぼ 1ヶ月の間、胃潰瘍による大量の出血で、酸素を全身に運ぶ血液中のヘモ グロビンが通常の半分以下に減少している。

こんなに大量の出血を招いたのには原因があった。毎日飲んでいたワル ファリンという薬の影響だ。ワルファリンは、血液をさらさらに保つ薬 で、心臓に人工弁を入れた患者にできやすい血栓(小さな血の塊)ができ ないようにする薬だ。

私は以前大動脈弁を人工弁に置き換える手術(大動脈弁置換術)を受けた 結果、心臓内で血栓ができやすくなり、これを防ぐため、ずっと飲み続け ている。その影響で血液は常にさらさら状態に保たれている。

で、潰瘍ができたりすると、普通の人以上に容易に出血して止まらない。 あらゆる臓器が貧血、酸欠状態に陥ってダメージを受けていると診断され た。酸素が足りない! 全身60兆個の細胞が悲鳴を上げている。

酸欠が引き金となって、心不全を発症。その上、心臓の筋肉に酸素と栄養 を送る冠動脈が詰まって拍動は弱々しく、全身に充分な血液を送り出すパ ワーが落ちている。肺には血液が溜まり(うっ血状態)、呼吸困難を起こし ている。

直ちにCCU (Coronary Care Unit:冠動脈集中治療室)に運び込まれた。 CCUは重篤な心臓病患者に濃密な治療をするための特別な治療部屋だ。

<高度の貧血が心不全の発症に大きく関与している>(レセプト症状詳 記)ため、大量の輸血を続けると共に、心臓のパワーアップを図る強心剤 の投与。特殊な酸素マスクで、強力な圧力で肺に酸素を吹き込む酸素吸入 など、弱った心臓と肺の機能回復のため集中的な治療が行われた。

輸血量は全身の血液、約5000mlの三分の一近い10単位、1400mlにのぼっ た。急速に激減したヘモグロビンを補給するため、赤血球濃厚液も随時注 入された。

酸素マスクはCPAPというフルフェイス型で、ベルトでがっちり頭に装 着されている。自分ではずすことはできない、自分で呼吸ができないほど 強力な酸素の圧力だ。「苦しい。マスクを取ってくれ」とわめくと、「今 マスクをとったら死んでしまいます」と、取り合ってもらえない。精神錯 乱状態で苦しさのあまり「死んでもいいからマスクを取れ」と怒鳴りまく る。丸々2日、こんな状態が続いた。

その結果、肺にたまっていた水がかなり少なくなり、自力呼吸ができるよ うになった。胃潰瘍は2週間ほどでかさぶたもなくなって、もう大丈夫と 判断された。

春一番が吹いたとポケットラジオで知った。その翌日、循環器内科の3階 一般病棟に移った。尿道にはカテーテルが突っ込まれたままになっている が、ひとまず虎口を脱したと判断されたらしい。

ベッドはカーテンで仕切られ、シャバの空気は入ってこない。陽射しも見 えない。

心臓機能は相変わらず不安定だ。引き続きドブポン(強心剤)を投与しな がら本格的な心機能検査が始まった。ジャーナリスト



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話 の 耳 袋
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 ◎【永田町・霞が関インサイド】トランプ氏最側近「解任」裏に2人の大富豪 混迷する米政権、今後は現実路線に転換か 

ドナルド・トランプ米大統領の最側近とされた、スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問がホワイトハウスを去ったことは、軽視すべきではない。

今後、トランプ政権の主要政策が大きく変わる可能性があるからだ。

「反グローバリズム」を標榜(ひょうぼう)した孤立主義者、バノン氏の「事実上の解任」が発表されたのは8月18日だった。

その兆候は7月中旬ごろからあった。そして、バノン氏解任の引き金を引いたのは、昨年の大統領選期間中からトランプ氏を支援してきた2人の大富豪である。

1人は、運用総資産250億ドル(約2兆7500億円)といわれる大手ヘッジファンド「ルネッサンス・テクノロジーズ」の共同経営者、ロバート・マーサー氏。

実は、同氏がトランプ氏にバノン氏を紹介した張本人だ。バノン氏が退任したその日から、会長に復帰した超保守系サイト「ブライトバート」の大口出資者である。というよりも、大統領選時のトランプ陣営の最大スポンサーであった。

共和党支持の有力経済人の中でも、ゴリゴリの保守派でスーパーリッチのコーク兄弟に次ぐ巨額献金者として知られる。

そのマーサー氏が、混迷するトランプ政権の「元凶」とされたバノン氏に対し、政権の外から支援するように説得していたのだ。

もう1人が、保守系ニューステレビ局FOXのオーナーであり、米国や英国、オーストラリアのメディア多数を支配するメディア王、ルパート・マードック氏である。

同氏は8月4日、トランプ氏にホワイトハウスで開かれた夕食会に招かれた。同席者は、ジョン・ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将)と、トランプ氏の娘婿、ジャレッド・クシュナー上級顧問の2人。

その席でケリー氏が、ホワイトハウスの秩序を乱す実例を挙げて、厳しくバノン氏を批判した。トランプ氏は擁護しなかったばかりか、同氏への信頼を失ったと語ったのだ。

いわく、目立ちたがり屋である。いわく、情報漏洩(ろうえい=リーク)が多すぎる。

そして、マードック氏は、会食終了間際にトランプ氏に対し、バノン氏解任を迫ったのである。

その前後に、国家安全保障会議(NSC)のバノン氏直系の上級部長3人が更迭された。

こうしてトランプ政権の運営は、ケリー氏、ハーバート・マクマスター大統領補佐官(現役陸軍中将)、ジェームズ・マティス国防長官(退役海兵隊大将)の3将軍の手に委ねられた。

トランプ氏は今後、経済安保政策などで現実路線に大きく舵を切ることになる。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

【写真】 
・スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170829/soc1708290006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】2017.8.29  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎シャラポワ、涙のグランドスラム復帰戦白星 優勝候補ハレプを撃破

【AFP=時事】(更新)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、マリア・ シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-4、4-6、6-3で大会第2シー ドのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を下し、四大大会(グ ランドスラム)復帰戦を白星で飾った。(AFP=時事)


 ◎(朝鮮日報日本語版) 李雪主夫人、今年2月に第3子を出産か 

北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妻・李雪主 (イ・ソルジュ)氏が先日第3子を出産していたことが28日までにわかった。

韓国の情報機関である国家情報院がこの日国会で開催された情報委員会で 「李雪主氏が今年2月に第3子を出産したようだ」と報告した。情報委員を 務める複数の国会議員が伝えた。

李雪主氏は昨年、およそ9カ月にわたり公の席に姿を現さなかったため、 出産説や不和説、あるいは周辺に異常が生じたなどの見方が指摘されてき た。李雪主氏が第3子を出産した事実が韓国の情報機関によって確認され たのは今回がはじめてだ。

国家情報院が報告した内容によると、金正恩氏と李雪主氏の間の子は今回 が3人目だ。2009年に結婚したとされる2人は10年の夏頃に第1子を生み、 13年1月に第2子を生んだ。

第2子は北朝鮮を訪問した元米プロバスケットボール選手のデニス・ロド マン氏を通じ「キム・ジュエ」という名の女の子であることが海外にも伝 えられている。しかし第1子については娘との見方はあるものの、性別や 名前、年齢などについての正確な情報はない。先日生まれた第3子も今の ところ性別などはわかっていないようだ。朝鮮日報日本語版8/29(火) 9:10配信


 ◎<北朝鮮ミサイル>安倍首相「発射直後から完全に把握

安倍晋三首相は29日午前、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け首相官邸で 記者団の取材に応じ「発射直後から北朝鮮ミサイルの動きは完全に把握し ていた。国民の生命と安全を守る万全な態勢を取っている」と語った。

首相はまた「わが国を飛び越えてミサイルが発射されたのは、これまでに ない重大な脅威だ」と強調。その上で、国連安全保障理事会の緊急会合を 開催するよう要請する意向を明らかにした。

これに先立ち、政府は同日午前、国家安全保障会議(NSC)関係閣僚会 合を首相官邸で開き、対応を協議した。
毎日新聞8/29(火) 8:06配信



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読 者 の 声       
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 1)政治活動費:前田正晶

こんな名目だったか自信はないが、名称は何でも良いのだ。28日晩からほ とんど全部のテレビ局が神戸市議・橋本健の議員としての広報活動のビラ が詐欺まがいであると採り上げて、大々的に報じている。

28日晩、その件を聞いた時点で、橋本市議は辞職するしか残された道は無 いと思っていた。彼の言い訳のファックスには3日間熟考したとあった が、私に言わせれば、2つに1つしか選択肢がない簡単な事案で即決でき たであろう問題だ。

私はそんなゴシップまがいのことよりも、例の大泣き兵庫県議の問題が発 生した頃からも散々論議された、政治資金規正法の抜け穴の方を何とかす る方が焦眉の急であると考えていた。しかし、如何せん我が国は世界にも 希な性善説を思い切り信奉する国であるから、飽くまでも議員さん方の良 識を信じていたのだろう。

それに、その規正法を改めるのは議員さん方がお決めになることだろうか ら、一向にその対策が講じられないのもまた当然かと思っていた。

そこまで来れば、矢張り全国津々浦々の小は村会議員から大は国会議員さ んたちの良識に待つしか残っていないだろうとも考えていた。だが、そこ には人の悲しさで、浜の真砂は尽きなかったようである。そこに、願い出 さえすれば手に入る資 金があれば、ツイツイ・・・となってしまうよう である。ではあっても、この度の 橋本前市議のように明らかに真実がバ レてしまうような事をヌケヌケとやってし まう心根は理解不能だ。

テレビでのこの件の暴露報道を見ていれば、最高学府(大時代な言い方で 済みません)を出て40歳にも近い議員が、あれほど簡単に見破られる証拠 を残して 言い訳しようと策謀した神経も解らない。

私はあのような行為をしれっとしてやって しまう方も困ったものだが、 その正体を見抜けずにトップ当選させたという市民もそ ういう水準
にあったのかと、残念に思えてならないのだ。

野党とマスメディア連合も安倍内閣打倒キャンペーンにうつつを抜かして いる暇があるのだったら、こういう政治資金の規正を厳しくしようという 運動を真剣 に展開すれば、少しは民進党の支持率も改善され、良識ある 市民の好感度も上がって くるのではないか。とは言ったが、私は野党の 支持率が上がることなど全く望んでは いないのは言うまでもないこと だ。でも、事態の改善を望んでいる。


 2)初めてJアラートを見て:前田正晶

8月29日の朝6時2分過ぎに突如としてテレビの画面が変わって「北朝鮮が ミサイルを発射しました」とJアラートが出た。一寸意外なというか予期 せざる時期の発射だったので、危険範囲に挙げられたいくつかの県名を見 ても緊迫感はなかった。

だが、5時58分に平壌から発射されたのであれば、最早我が国の上空を通 過の時刻かと思っていた。換言すれば、発射後の4分では遅いのかと危う さを感じたが、早期の警告であるとは認識していた。

あのように我が国の北部を通過するのでは、既にDPRKが警告したグアム島 の周辺を狙っていないのは世界地図を見ても明らかなので、金正恩の意図 が那辺にあるのかは想像も出来なかったが、単なる新たなmissile の試射 かと思えば納得がいくのかとも考えていた。

私はこの何時果てるとも知れないDPRK の一連の発射とトランプ大統領の Twitter を駆使した口撃による「チキンレース」を見ていて思うことは、 トランプ大統領の強硬姿勢はそれなりに評価すべきだとは思う。

だが、あの金正恩委員長を(厭な表現だが)所謂上から目線で攻めるの は、金正恩に要らざる刺激を与えているのではないかと密かに危惧している。

それは、金正恩委員長はかの中国の暴走の帝王・習近平よりも、国家主席 に就任した時期が早いので、「俺の方が格が上だ」と自認しているのであ り、トランプ様の上から目線は彼の自尊心とプライドを傷つけているのだ との説を見た記憶がある。

これがその通りであれば、あのTwitter口撃は火に油を注ぐような行為で はないのか。尤も、トランプ様も世界最大且つ最強の国の大統領という誇 りを思い切りお持ちだろう
が。
話を元に戻そう。私は戦時中に疎開先で自宅を空襲で失い、中学1年の頃 には平塚の空襲の際に焼夷弾が雨あられの如くに降っていく様子を見てい た。また、B29が神奈川県の上空を飛んでいくのを何回も見たし、相模湾 に炎を上げて墜落するのも見に行った覚えがある。だが、子供心に「俺の 周辺には爆弾は落ちない」と確信していたのだった。その妙な信念が21世 紀の今になっても残っており、missileの被害は受けないだろうと思い込 んでいる。

だが、アメリカ対DPRKの対立の様子を見れば、今やそのような楽観を許す 事態では無いと思っている。それに、アメリカは核の傘で我が国を守って くれるが如きの思い込みがある。しかし、DPRKの missile がアメリカ領 に落下せずに我が国の何処かかを狙ってきた際に、アメリカはその報復と してDPRKを爆撃に行くのだろうか。

このように我が国が被害者となった場合の取り決めがどうなっているのか と、一瞬不安に感じた。また、この場合我が国は自衛の為にDPRKを攻めに 行っても良いものだろうかとも思い悩んでいた。

私は、Jアラートの画面を見て、我が国の危機感は何時具体的になるか は、予断を許さない事態であると感じていた。また、トランプ様の今後の 出方次第では、決して安穏に過ごしていられない時が来ているのかと思っ た。そこに、菅官房長官の記者会見があったし、総理も囲み取材を受けて おられたので、一時的な安堵感は得られた。安倍総理、小野寺防衛大臣、 宜しくお願いしますよ。



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身 辺 雑 記
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東京湾岸は30日も晴れ。

29日の東京湾岸は晴れ。隣の中学校では1時間目から水泳だ。

私の生まれたところは秋田県の干拓前の八郎潟沿岸だったので学校にプー ルなど無かった。潟の岸にはシジミがぎっしり詰まっていた。足底に触る それを取ろうと潜るから水泳は自然に覚えた。自転車乗りと水泳はおぼえ たら一生忘れない。

北が盛んに誇示するロケット。我が国のロケット研究は1950年代、秋田県 道川海岸で東大の糸川英夫教授によってはじめられ、NHK記者1年生の私が 取材 に行った。ある日、日本海に向けて発射されたペンシル型ロケット があろ うことか我々の背後に落下して、びっくり。あれから60年がたった。

秋田の大館で1年、次に仙台に1年、盛岡に4年。飽きたのでかねて誘われ ていたコカコーラへ移るべく社長と一献。その翌日局長に呼ばれた「渡部 君、きみはいつ出発するんだね」『出発って、どこへですか』「ゆ うべ 君に内示したじゃないか、東京の政治部だよ」

それで政治記者。TVで盛んに角栄首相を批判したら側近から政治部長に 「あの記者を何とかしろ」と側近の竹下副幹事長から政治部長に圧力。

直ちに大阪へ左遷。単身3年.飽きたから今度はこちらから工作して国際 局に戻り、間もなく誘いのあった福田赳夫内閣外務大臣薗田 直の秘書官 となってNHKを去る。大臣秘書官とは普通の国家公務員と違って選挙活動 ができる、だから特別国家公務員に発令される。「外務省からきました た」 と言って熊本県天草を回った。

薗田さんは引き続き大平内閣、鈴木内閣と外務大臣とやり、鈴木内閣では 厚生大臣もやったので私はその秘書官もやった.ここでは中国残留孤児の 初の身許捜しを実現した。

私は外務省で知って居たが厚生省の役人には知識が無かった、孤児たち に「寿司」を出した。孤児たちが「母国に侮辱された、帰る」中国人は 冷たいメシと生の魚はまだまだ食べなかったのだ。淡水魚の身には肝臓ジ ストマいるからたべちゃいけないのだ、海水魚にはいないのだ。「懐かし いでしょうと思って出したのに」と。

その後中国人もそのことを知っていまや鮪のセリで日本と争うのは中国人 だ。だが、かの毛沢東はそのことを知ってか知らずか晩年混んで淡水魚の 刺身を食べたがったそうだ。

私が刺身を食べたのは50を過ぎて か ら。生まれ育った八郎潟には淡水魚 しかいないから沿岸住民は生魚は絶対 食べない。生魚を食べたくないか ら寿司屋に誘われるのが長年苦手だっ た。今でもどちらというとステー キの方が好きだ。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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