政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針4447号  2017・8・17(木)

2017/08/17

  
□■■□──────────────────────────□■■□   
わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4447号
□■■□━━━───────────────────────□■■□


           2017(平成29)年8月17日(木)



                        いもち病(稲熱病)の怖さ:渡部亮次郎

         金の“恐怖心”を揺さぶる米外交:杉浦正章

         気がつけば40万人のチャイナタウン:宮崎正弘            
                                  
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


□■■□──────────────────────────□■■□
第4447号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
               御意見・御感想は:
                  ryochan@polka.plala.or.jp

                購読(無料)申し込み御希望の方は
                    下記のホームページで手続きして下さい。
  
       http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
    バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/

    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/




     
━━━━━━━━━━━
いもち病(稲熱病)の怖さ

━━━━━━━━━━━

     
          渡部 亮次郎

「蓑(みの)着て笠(かさ)着て鍬(くわ)持って お百姓さんご苦労さん」という童謡がNHK第1放送から流れていた時代がある。明治でも大正でもない、昭和も敗戦直後、1947、8年ごろだった。食糧難の時代、国民みんなして百姓にゴマをすったのである。

蓑や笠を着る百姓は今やどこにも存在しない。すべて機械化して田圃からは女性が姿を消した。田植えも稲刈りも機械がやるし、除草は農薬が解決してくれた。結果、農村からは猫背、蟹股、腰曲がりが居なくなって久しい。

しかし、その代わり、田圃から女性と共に居なくなったのが泥鰌(どじょう)とトンボである。稲作の大敵「いもち病」を防除すべく禁じ手「水銀系農薬」を使ったからである。「いもち」はそれほど恐ろしい。今でも恐ろしい。

「いもち」とはイネに対する最も普通の病気で,穂,葉,茎などに発生して大害を与える。とくに山間,北部地域では,いもち病との闘いが稲作の大きな課題であった。この事情を反映して,日本植物病理学の分野では最も多く,また深く研究されてきた病害である。

穂に発生すると発病部位から先の方は実らないので、「穂首いもち」は被害が深刻である。「葉いもち」、穂いもちとも同じ菌によって起こるが、発生の様相としては、比較的葉いもちが多くて穂いもちの少ない南日本型と、逆に葉いもちよりも穂いもちの多い北日本型がある。

若いイネに激発すると株全体が萎縮して枯れてしまう。この病状を「ずり込みいもち」という。防除に失敗すれば収穫ゼロ。

防除薬剤としては,戦前はボルドー液万能であったが,戦後一時期有機水銀剤が脚光を浴び目覚ましい効果を挙げた。これが禁じ手と気付いて止めたものの遅かりし。泥鰌は死滅した。

現在では抗生物質剤(ブラストサイジンS、カスガマイシンなど)や有機リン粒剤などが使われている。

いもちは一般に,日照不足,多雨,低温のときに病気が多く,またイネの体内に遊離の窒素成分が多く,ケイ酸が少ないときに発生が多い。

いもち病の発生程度は年次によっても異なり,ほぼ10年周期で大発生が記録されている。昭和年代に入ってからは,1934(昭和9)年の稲作冷害が有名で,東北地方では娘の身売など深刻な社会問題が発生した。

陸軍のクーデター「2・26事件(1936年)」の背景であるが、この不作には純冷害のほかにいもち病による被害が大きかった。

戦後では,53(昭和28)年,63(38)年,74(49)年に大発生をみている。

的確な防除を行うには発生を予察することが肝要である。以前から気象条件,イネの体質,胞子の飛散などを知って穂いもち病の発生を予測していたが,近年コンピューター導入で,大量のデータからの予察も試みられている。

日本ではじめてこの病気が記録されたのは,1679年(延宝7)の《永禄以来当院記録年鑑》(広積院祐栄書)とされるが,その後の《耕稼春秋》(1707ごろ)の記載が人口に膾炙(かいしや)している。

イネ品種によってかなり抵抗性に違いがみられる。外国イネには強度の抵抗性のものがあるが,日本在来の品種は概してかかりやすい。

従って日本にいける稲の品種改良は、収穫量、食味の追及とともにいもちなど稲の病害虫に対する抵抗力の研究に重点が置かれてきた。

最近は外国イネの強い抵抗性因子を導入した品種も育成されている。しかしせっかく抵抗性品種ができても突然ひどく罹病してしまうことがある。これはレース新生のためであることが多い。

レースrace とは形態が同じでありながら病原性の異なる菌で,日本には今16以上のイネいもち病菌レースが知られている。

ここ数年 Pyricularia属菌の菌学的な研究が進み,イネいもち病菌とシコクビエいもち病菌の交配によって有性胞子が形成され,またイネいもち病菌がタケに寄生性のあることが知られるなどして,菌の所属について検討される時機にある。資料 世界大百科事典(C)株式会社日立システムアンドサービス 2008・07・07







━━━━━━━━━━━━━━━
金の“恐怖心”を揺さぶる米外交
━━━━━━━━━━━━━━━


           杉浦 正章

“モラトリアム”で局面打開狙う 金、就任以来初の“譲歩”

もともと「小心者の居丈高」と踏んでいたが、今回ばかりは「びびった」 ということだろう。北朝鮮の「愚かで哀れな」指導者金正恩が「愚かで哀 れなアメリカの行動を少し見守る」のだそうだ。

グアム周辺にミサイル4発で包囲射撃をすれば、米国はこれを打ち落とし て戦争に突入することも辞さないという「本気度」がようやく分かって、 「少し見守る」気になったのだ。

その発言からは命拾いをした様子すらうかがえる。この金の就任以来初め ての“譲歩”のきっかけは米国務長官ティラーソン、国防長官マティスが共 同で米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に寄稿した一文にある。

その内容は挑発行動をしなければ交渉を厭わない方針が明記されたもので あり、金は振り上げたこぶしをしばし降ろすことになったのだ。

筆者は、トランプとティラーソンとマティスがそれぞれ独自の発言を繰り 返していることについて、かねてから“役割分担”があると書いてきた。

これを裏付けるようにWSJは、まずティラーソンとマティスの食い違いを 「良い警官(good cop)と悪い警官(bad cop)」になぞらえた。いわば “良 い警官・悪い警官戦術”だが、よい警官は犯人に対してなだめ役でカツ丼 を食べさせる役。悪い警官は「白状しないと泊まってもらう」と脅す役だ。

例えばマティスが潜水艦ケンタッキーの水兵たちへの訓示で「至急何かを しなければならなくなれば、君たちに頼ることになる」と北向けに脅し発 言をすれば、ティラーソンは、「米国民は言葉の応酬を心配せずに、安眠 していい」と北に猫なで声をする。

マティス、ティラーソンはほぼ毎日連絡を取り合い、たいていの場合、両 者はコメントを出す前にお互い打ち合わせをするのだそうだ。これに警察 署長のトランプが「軍事的解決策は整った」と究極の脅しに入る。

息を潜めて全ての米首脳らの発言に目を通している金正恩は、何が何だか 分からなくなり、恐怖心だけが残る。これが巧妙なる米側の心理作戦であ るとは気付かない。こうしたなかでティラーソン・マティスの“統一見解” がWSJに投稿されたのだ。

この中で両者は?わが国が平和的に圧力をかける目的は、朝鮮半島の非核 化で、米国は体制転換や朝鮮半島統一の加速には関心がないし、米軍が非 武装地帯の北側に駐屯するための口実を求めているわけでもない

?長きにわたって苦しんでいる北朝鮮国民は敵対的な政権とは異なる存在 であり、彼らに害を与えるつもりもない

?北朝鮮の挑発的かつ危険な行動について国際社会の考えが一致しており 北朝鮮は止まらなければならない?米国は北朝鮮と交渉する意志があり、 外交を通して北朝鮮に方針を改めさせることを優先しているが、その外交 は軍事的選択肢に裏打ちされている

?北朝鮮は平和への新たな道を選ぶかさらなる孤立の道を選ぶか選択を迫 られているーなどと強調している。

要するに金正恩政権を潰さないし、米軍が北に攻め込むこともなく、朝鮮 半島統一もしないという大方針を示したのだ。またこれは一種のモラトリ アムの提示でもある。

モラトリアムには様々な意味があるが、この場合は北が核実験やミサイル 実験を「一時停止」か「一定期間の停止」か「凍結」し、米国はそれを見 守ることなどを指す。しばらく猶予期間をおいて水面下などで接触を続 け、危機回避を考えようというわけだ。

このままでは武力衝突に直結しかねないとトランプ以下が考えて、この辺 で米国の考え方を統一的に示そうということになったものだ。WSJは発行 部数も多く全米で読まれていることから選ばれたのだろう。

ただこのモラトリアムは小休止の感じが濃厚であり、永続性があるかどう かはまだ未定だ。金正恩は「見守る」と述べているのだから、グアムへの ミサイル発射は当分止めるのだろうが、いつまでだろうか。米韓両国は21 日から合同演習を開始する。

これは金にとっては我慢が出来ないものだろうが、ここでグアムに撃て ば、演習がそのまま戦争になだれ込むみかねないことくらいは分かるだろ う。現にマティスはグアムへのミサイルに関して「北朝鮮が米国にミサイ ルを発射すれば一気に戦争へと発展する」と言い切っている。グアム島へ 着弾しそうな場合は破壊する方針を初めて明示した。グアムへのミサイル は控えて、従来通り日本海などに撃ち込んで憂さ晴らしをする可能性も否 定出来ない。いずれにしてもモラトリアム期間を“活用”して米朝が水面下 での接触を強める可能性が強い。ここ数日はまさに正念場となろう。
 こうした表向きの動きに平行して、米国はCIA長官が先に示唆したとお り、金正恩を暗殺する機会をうかがっているようである。米海軍特殊精鋭 部隊シールズやピンポイントでの攻撃が出来る無人機「グレーイーグル」 を活用した暗殺だ。good copとbad copによる対北揺さぶりが続く。



               
━━━━━━━━━━━━━━━━
気がつけば40万人のチャイナタウン
━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)8月16日(水曜日)
        通巻第5394号  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

気がつけば40万人のチャイナタウンが出来ていた
  ベネズエラ暴動で、数万人が既に逃亡、中国は鉄道建設を放棄へ
**********************************

 ベネズエラの政情不安、超猛烈インフレ率が1600%、ブラジルなど へ 海外移民、暴動の凶悪化。マオイスト国家=ベネズエラは末期的症状だ。

日本のメディアはあまり採り上げないが、米国のメディアをみている と、ベネズエラ問題はキューバ問題同様に、強い関心があって、率直に言 えば米国の地政学からすれば、北朝鮮より身近な危機です。

それもこれも原油代金暴落がもたらした悲劇だが、チャベス前大統領以来 のポピュリズム政策の惨めな破綻、同時に強気強気とベネズエラ石油鉱区 に果敢に投資し、鉄道建設もしていた中国の思惑が、ばっさりと外れた。

気がつけば、ベネズエラの首都カラカスには40万人もの中国人コミュ ニ ティが出来上がっていた。

20世紀初頭からの移民で、現地人と混血し地付きの人間となった中国人 ファミリーも多い。そのうえに新移民が重なった。

なにしろ中国開発銀行(CDB)一行だけでベネズエラに370億ドル を貸 与した(ほかの中国の銀行を含めると、推計で450億ドル)。ベネ ズエラ の債務は650億ドル。最大の債権者は中国、デフォルトをやらか すと最大 の金融災禍が中国の金融界を襲うだろう。しかもデフォルトは時間の問題だ。

経済沸騰の頃、ベネズエラ全土で不動産開発、ビルラッシュが続き、建 機、健材、セメント、トラックなどを中国が輸出し、しかもカラカスの輸 入業者は中国人ときている。

これらの華僑は集中的に広東省の珠海デルタに位置する開平、江門などか らやって来た同郷人で、カラカスだけで5万人もいた。開平、江門は苦力 時代から労働者輸出の本場として知られる。2016年にあらかたの華僑 は 広東へ逃げ帰った。

中国が自慢の「新幹線」プロジェクトもベネズエラでも進んでいた。総 額75億ドル、総延長462キロの鉄道建設だったが、2016年に放棄された。
 
ベネズエラの通貨は2007年に100ドル=4600ボリバスだった。いまは1100 ドルが80000、闇市では1万20000だ。珈琲が一杯2000000ボリバス。誰 も が喫茶の愉しみを失った。

原油高騰時代、高価なワインショップを開店した華僑もいた。ウハウハ笑 いの止まらなかった時代は終わった。治安は悪化し、暴徒は商店を襲い、 品物をあらいざらい奪い、火をつけ、中国人とみたら殴りかかる暴徒もい る。カラカスから80キロ離れたマラケイ市ではことし6月に68の華僑の店 が襲われた。


 ▲負の連鎖

ベネズエラ政府は暴徒鎮圧のために、放水、催涙ガス装備の装甲車を中国 から緊急に輸入したが、すでに暴動で40人以上が死んだあとだった。マ ドゥロ大統領は、強権発動に踏み切り、住民投票で強引に改憲に突き進 み、思案維持のために独裁政治を敷いた。この非民主的な遣り方に米国は 経済制裁強化で応じた。

連鎖は広がっている。すでにニカラグア運河は中国企業が着工し、突然、 資金繰りが悪くなって工事は中断されている。

リビアでカダフィ政権が潰えたとき、中国人労働者3万6000人が逃げ帰っ た。100近い中国主導のプロジェクトは砂漠で置き去りにされ、後始末の 交渉さえ始められていない。リビアは依然として無政府状態だ。

同様にベネズエラの二の舞をやらかすのはアルジェリアとアンゴラである と予測される。いずれも中国企業が食い入っている。とくにアンゴラには 5万人の中国人移民のチャイナタウンがある。
       
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 この話は本当か。大ヒット曲が誕生した舞台裏の涙の物語り
  「ドレミの歌」誕生の切っ掛けが、かの三島由紀夫だったとは

  ♪
門田隆将『奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山』(小学館)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 およそ歌と言えば、演歌と軍歌と小学校唱歌しか知らない評者にとっ て、少年時代にラジオで聞いた「南国土佐をあとにして」は衝撃的だっ た。それまでジャズ歌手としてバター臭い、「ペギー」などという芸名か ら、縁の遠い歌手でしかなかった。

ラジオ全盛の時代、流れてくる歌の多くが情緒的で浪花節敵でもあり、豊 かな情操を伴った。歌姫は美空ひばり、島倉千代子、そして男の歌手は三 橋三智也、春日八郎。。。。。。

ペギー葉山の歌った「南国土佐を後にして」は日本人の感性と情緒を揺さ ぶり、涙腺を刺激してあまりあった。

昭和34年、空前の大ヒットとなり、日活で映画になって小林旭が主演だっ た。ペギー葉山はクラブで歌う場面で出演していた。中学生の頃、この映 画を見た記憶が蘇った。

あらゆる成功譚には、因縁、えにし、人脈、そして運命があり、それが輻 輳してある時、合体を産むと、奇跡が起こる。

まさに「南国土佐をあとにして」は奇跡の運命から誕生した。前編はその 舞台裏の物語である。門田氏は、この物語を感動的に書き上げた。

戦争中、歩兵第236連隊という勇猛果敢、別名「鯨部隊」と呼ばれた兵団 があった。土佐出身者の部隊である。鯨は古き昔から高知の漁民が捕っ た。いまでこそ鰹の一本釣りだが、土佐料理につきもの。

はりまや橋は、地名こそ有名だが、小さな橋である。行ってみて驚くほど 小振りで、拍子抜けがする。そこで坊主がかんざしを買うというのは替え歌。

もともとはこの鯨部隊の兵士が戦地で作詞作曲し、大いに歌われ、流布し ていた。戦後も兵隊の引き上げによって歌い継がれたが作者不明という状 態がつづいた。ちょうど吉田正の「異国の丘」と同様である。吉田はシベ リア抑留から引き上げて、自分の歌が大流行していることに驚いた。

ジャズ歌手の道を歩んでいたペギーに白羽の矢を立てたのは音楽の才能が あるNHKのプロデューサーだった。「男の歌を女の歌に変えていた」の だ。女性のアルトが良い、として誰がよいかを捜すとペギーしかいなかった。

「アトラクションで良いから」としぶとく口説き、ようやく了解したペ ギーも、いざ高知の生番組の会場へ行くと、本番の台本を渡され、驚くし かなかった。
 
練習を積んでいたので、おちついて歌い出すと場内はしーんとしている。
「あ、やはり失敗だ」と歌いながら思ったそうである。

ところが、最後まで歌うとどよめきに似た大喝采の嵐となった。

「異様に熱い何かが、まるで波が打ち寄せてくるように何度も何度も私に 迫って来ました」とペキーは語った。

「この歌の歴史は、ある名もない一兵士が、あの過酷な戦場でつくったと ころから始まります。郷土出身、鯨部隊の兵士たちが曠野で歌い 継ぎ、 戦後、武政英策先生が補作編曲し、昭和34年、われらがペギー葉山 さん が大ヒットを飛ばし、全国的に有名になった」と「南国土佐の歌碑を 建 てる会」の臼井会長に語らせる。

次の大ヒットは国民的歌謡となった「ドレミの歌」だった。

翌年、ペギーは米国の公演を引き受けロスアンジェルスへ単身で飛んだ。

直前に、「運命を変えるともいうべき邂逅があった。35歳の作家、三島 由紀夫との対談である。

ペギーはこのとき、まだ26歳。深川の料亭で催されたその対談は、思いも 寄らぬ方向へ向かった」(306p)

三島はニューヨークへも足を延ばせと強く進めるので理由を問うと、「そ りゃ、ミュージカルが花盛りだからさ」。

ウエストサイド、マイフェアレディ、サウンドオブミュージ。。。。。。
 
「絶対見てこいよ、って。私は『ええーっ』て言ったんですよ。とにかく ぎょろぎょろしたあの眼で、三島さんがいろんなことを次々と」

ペギーは決断しロスからニューヨークへは重い荷物に着物姿の一人旅。ロ スからのチケットも自分で手配した。まるっきりひとり。

見た。サウンドオブミュージックを。そして感動したペギーはロビーでス コア(譜面)とLPレコードを買い求めた。
 
「これを日本語で歌ったら素晴らしいって思った」
 
生前にインタビューした門田氏にペギー本人が回想するのだった。

ペギーはドレミの歌の日本語訳を自分で、自分の感性でなした。翻訳をお えるとニューヨークは朝になっていた。

「『南国土佐をあとにして』を歌いに来て欲しい」と。そんなロサンゼル スの日系人の要請から始まったペギー葉山のアメリカン・ジャーニーは、 これまた日本の歌謡史に特筆される大ヒットを残すことになる」(318p)。

ペギー葉山と三島由紀夫、これもまた奇跡の出会いだったわけだ。
           
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)貴誌前号「三内丸山遺跡で縄文の文明と文化を考えた」には 嬉しくなりました。

私は過去2回、通算3年間の三沢勤務時代に、単身赴任の利点を生かして休 日には県内を走り回り、津軽半島から下北半島はもとより、十三湖、亀ヶ 岡遺跡群、キリストとゆかりのある戸来村、ストーンサークルなどを見て 回りましたが、史跡と史料を見る限り、「縄文人こそ大和民族の先祖では ないのか?」と思ったことがあります。

何よりも東北の歴史はミステリアス、と言うよりも現代日本史から「隠ぺ い・改ざん」されているような感じがしたものです。

退官後20年間、国民の防衛意識向上のために微力を尽くした積りでした が、現在のミサイル事案を見てもわかる通り、その成果はほとんど上がっ ていません。

今や現世よりも古代日本と宇宙に関心を持ち、「縄文の人々は何を神に 祈ったのだろう?」と私も考えましたが、今では「軍事評論」よりも宇宙 の成り立ちと地球との関係、その後の人類とのかかわり方の方に興味が出 てきました。

更に今日の先生の「縄文人の生活ぶりと、AI技術の発展」に関する部分に 同感です。

今や、地球人の宇宙進出(破壊)を怖れています。AI技術の発展は、何かと てつもない出来事を起こす前触れのような気がするのです。

先生の世界ニュース早読みはもちろん大切ですが、折あらば今回のよう な、何かホッとするエッセイを期待しています。(佐藤 守)


(宮崎正弘のコメント)明治維新以来の西洋崇拝は戦後の米欧への憧憬、 そして世界史が完全に「西側史観」に染まり、それもキリスト教史観に置 き換わってしまったように、明治維新以来、東北軽視の日本史観が形成さ れたのではと思っています。

明らかに縄文は東北から北海道南部に集中しており、西日本は弥生文化で すし、田中英道氏がいうように高天原は関東ではないかと思えますね。



    
━━━━━━━
話 の 耳 袋
━━━━━━━


 ◎イバンカ夫妻に年内訪問招請=中国、トランプ氏側と関係強化

【ワシントン時事】スパイサー米大統領報道官は23日の記者会見で、トラ ンプ大統領の長女イバンカ補佐官と夫のクシュナー上級顧問が、中国政府 から年内訪問の招請を受けたと明らかにした。中国側には、大統領の最側 近である夫妻の訪問を通じ、トランプ氏側との関係を強化し、意思疎通を スムーズにする狙いがあるとみられる。
 
ロイター通信によれば、クシュナー氏は、4月にフロリダ州にあるトラン プ氏の別荘で行われたトランプ氏と習近平国家主席の首脳会談実現で役割 を果たした。最近はイスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府の アッバス議長とそれぞれ会談し、中東和平交渉再開に向けた地ならしに当 たるなど、外交分野で活発に動いている。

写真− トランプ米大統領の長女イバンカ補佐官(左)と夫のクシュナー 上級顧問=14日、ホワイトハウス(EPA=時事)
<http://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2017062400257&amp;p=0170624at06&amp;rel=pv>http://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2017062400257&p=0170624at06&rel=pv
【時事通信】2017/06/24-08:36 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎都心で40年ぶり、16日連続の雨…野菜高値に

関東地方は16日も朝からどんよりとした空模様で、多くの地域で雨となった。

東京都心では8月1日から16日連続で雨を観測。この先も20日頃まで雨が 降りやすい状況が続くとみられ、1977年の22日連続に迫る「雨の夏」にな りそうだ。東京都心のオフィス街では16日朝、傘を差して通勤する人たち の姿がみられた。

気象庁によると、北海道の北にあるオホーツク海高気圧の勢力が強い一 方、太平洋高気圧の張り出しは弱い。このため、東日本の太平洋側に冷た く湿った空気が流れ込み、天候を崩している。11〜15日の都心の日照時間 は合計5時間で、平均気温も24・4度と9月上旬から中旬並みとなっている。

日照不足で野菜の流通量は減っている。都内の青果卸大手によると、16日 までの1週間でキュウリ、ネギの卸売価格が約6割上昇。世田谷区のスー パー「たぐちフーズ」では、キャベツ1玉が198円と、7月下旬と比べて 3倍の高値となった。担当者は「産地を選び安く仕入れる努力をしている が、悪天候が続けばさらに値上げが必要になるかもしれない」と話してい る。読売新聞8/16(水) 11:33配信



 ◎米軍“最後通告”目前! 佳境迎える米朝チキンレース、正恩氏「わが 火星砲兵がヤンキーの首締め付ける」のウラで弱気発言も

安倍晋三首相は15日、ドナルド・トランプ米大統領と電話首脳会談を実 施。弾道ミサイルの発射予告で、日米を威嚇する北朝鮮の金正恩政権の対 処方法について、協議を進める。

米政府内では「北朝鮮が、米国に(ミサイルを)発射すれば、直ちに戦争 に発展する」(ジェームズ・マティス米国防長官)などと軍事力行使を示 唆しながら、北朝鮮に外交的解決(核・ミサイルの放棄)を呼びかける動 きが続いている。「世界最強の米軍」による“最後通告”を前に、正恩氏は 虚勢を張りながらも、弱気とも受け取れる発言を行った。「平和か戦争 か」。終戦の日も、極度の緊張は続いている。

「許し難い挑発行為を実行させないことが重要だ」

安倍首相は、トランプ氏との電話会談に先立つ14日、官邸で、島根、広 島、愛媛、高知4県の知事と会談し、こう述べた。

米領グアム沖への弾道ミサイル発射計画を明らかにしている北朝鮮は発射 の際、島根、広島、高知などの上空通過を予告している。

4県知事は、ミサイル発射兆候の情報提供や、万が一、被害が発生した場 合の国による措置を要請。安倍首相は「政府の最も重い責任は国民の生命 を守り抜くことだ。われわれは今後も全力で取り組んでいく」と約束した。

電話首脳会談では、弾道ミサイル発射阻止に向け、日米両政府の結束の重 要性を改めて確認。北朝鮮への経済圧力強化に向けて、国連安全保障理事 会で採択された新たな制裁決議の履行徹底を、国際社会、特に中国やロシ アに対して求めていくことを協議する。

日に日に緊迫化する朝鮮半島情勢に対応するため、米軍幹部や米国政府内 の動きも活発化している。

マティス氏は14日、国防総省で記者団に対し、北朝鮮のミサイルがグアム に着弾すると判断すれば、「(迎撃ミサイルで)破壊する」と述べ、発射 の場合は「非常に早く戦争に発展する可能性がある」と、即時反撃を明言 した。

グアムのエディ・ガルボ知事も14日、AFP通信に対し、「金正恩は、非 常に強力な武器を持ったいじめっ子だ」といい、「いじめは時に、鼻っ面 を殴らないと止められない」と述べ、北朝鮮への軍事的対処を肯定した。

ただ、軍事オプションの使用となった場合、米軍兵士や韓国在住の米国人 に多大な被害が出ることが予想される。米政府はかつて、朝鮮有事が勃発 した場合、韓国人100万人以上と、米国人10万人以上が死亡する可能性が あると試算したとされる。

このため、トランプ政権内では、武力行使の可能性を排除はしないもの の、外交的手段や経済制裁による事態打開を模索している。

東アジアを歴訪中の米軍制服組トップ、ジョセフ・ダンフォード統合参謀 本部議長は14日、ソウルで記者会見し、北朝鮮への先制攻撃論について 「時期尚早」との認識を示し、現時点では外交・経済面で圧力をかける政 策に変更はないことを強調した。

マティス氏とレックス・ティラーソン国務長官は、14日付の米紙ウォール ストリート・ジャーナルに連名で寄稿した。

その中では、北朝鮮が核兵器を使用すれば「効果的で圧倒的な対抗」措置 を取ると警告しながらも、核実験やミサイル発射などの挑発行為を即時停 止する「真摯(しんし)な」態度を取れば、米国政府に対話の意思がある ことを改めて表明した。

米国側の動きに反応したのか、約2週間にわたって公開活動が伝えられな かった正恩氏が動いた。朝鮮中央通信によると、正恩氏は14日、グアム攻 撃計画を進める朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察したというのだ。

正恩氏は、ミサイル発射計画の報告を受け、「米国がわれわれの自制力を 試して朝鮮半島の周辺で引き続き危険極まりなく妄動するなら、重大な決 断を下す。世界の面前で、われわれにまたもやたたかれる恥をかかないよ うにするには、理性的に考えて正確に判断すべきである」と発言。

さらに、「米国の無謀さがラインを越え、計画した威力示威射撃が断行さ れるなら、わが火星砲兵がヤンキーの首を締め付けて首に匕首(あいく ち)を突きつける、最も痛快な歴史的瞬間になるだろう」と語った。

どちらが「妄動」しているのかと突っ込みたくなる、謙虚さも知性も感じ られない正恩氏の発言だが、一方では「ヤンキーの行動をもう少し見守 る」とも発言した。

冷静に軍事力や経済力を分析すれば、北朝鮮がミサイル恫喝(どうかつ) で米国を屈服させる可能性は極めて少ない。脅しをかけながら、米国の譲 歩を引き出そうとする「瀬戸際戦術」といえそうだ。

だが、そんな恫喝に屈しては、米国は今後、世界の無法国家やテロリスト からなめられ、脅され続ける。

批判合戦がエスカレートする米朝関係はどこに行き着くのか。米朝のチキ ンレースは、クライマックスを迎えようとしている。

写真
・  「狂犬」の異名をとるマティス氏は北ミサイルの「破壊」を明言した (ロイター) 「狂犬」の異名をとるマティス氏は北ミサイルの「破壊」 を明言した(ロイター)
・ 弾道ミサイルで日米を脅し続ける正恩氏(AP)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170816/soc1708160005-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170816/soc1708160005-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.8.16 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎米軍“最後通告”目前! 佳境迎える米朝チキンレース、正恩氏「わが 火星砲兵がヤンキーの首締め付ける」のウラで弱気発言も

安倍晋三首相は15日、ドナルド・トランプ米大統領と電話首脳会談を実 施。弾道ミサイルの発射予告で、日米を威嚇する北朝鮮の金正恩政権の対 処方法について、協議を進める。米政府内では「北朝鮮が、米国に(ミサ イルを)発射すれば、直ちに戦争に発展する」(ジェームズ・マティス米 国防長官)などと軍事力行使を示唆しながら、北朝鮮に外交的解決(核・ ミサイルの放棄)を呼びかける動きが続いている。「世界最強の米軍」に よる“最後通告”を前に、正恩氏は虚勢を張りながらも、弱気とも受け取れ る発言を行った。「平和か戦争か」。終戦の日も、極度の緊張は続いている。

「許し難い挑発行為を実行させないことが重要だ」

安倍首相は、トランプ氏との電話会談に先立つ14日、官邸で、島根、広 島、愛媛、高知4県の知事と会談し、こう述べた。

米領グアム沖への弾道ミサイル発射計画を明らかにしている北朝鮮は発射 の際、島根、広島、高知などの上空通過を予告している。

4県知事は、ミサイル発射兆候の情報提供や、万が一、被害が発生した場 合の国による措置を要請。安倍首相は「政府の最も重い責任は国民の生命 を守り抜くことだ。われわれは今後も全力で取り組んでいく」と約束した。

電話首脳会談では、弾道ミサイル発射阻止に向け、日米両政府の結束の重 要性を改めて確認。北朝鮮への経済圧力強化に向けて、国連安全保障理事 会で採択された新たな制裁決議の履行徹底を、国際社会、特に中国やロシ アに対して求めていくことを協議する。

日に日に緊迫化する朝鮮半島情勢に対応するため、米軍幹部や米国政府内 の動きも活発化している。

マティス氏は14日、国防総省で記者団に対し、北朝鮮のミサイルがグアム に着弾すると判断すれば、「(迎撃ミサイルで)破壊する」と述べ、発射 の場合は「非常に早く戦争に発展する可能性がある」と、即時反撃を明言 した。

グアムのエディ・ガルボ知事も14日、AFP通信に対し、「金正恩は、非 常に強力な武器を持ったいじめっ子だ」といい、「いじめは時に、鼻っ面 を殴らないと止められない」と述べ、北朝鮮への軍事的対処を肯定した。

ただ、軍事オプションの使用となった場合、米軍兵士や韓国在住の米国人 に多大な被害が出ることが予想される。米政府はかつて、朝鮮有事が勃発 した場合、韓国人100万人以上と、米国人10万人以上が死亡する可能性が あると試算したとされる。

このため、トランプ政権内では、武力行使の可能性を排除はしないもの の、外交的手段や経済制裁による事態打開を模索している。

東アジアを歴訪中の米軍制服組トップ、ジョセフ・ダンフォード統合参謀 本部議長は14日、ソウルで記者会見し、北朝鮮への先制攻撃論について 「時期尚早」との認識を示し、現時点では外交・経済面で圧力をかける政 策に変更はないことを強調した。

マティス氏とレックス・ティラーソン国務長官は、14日付の米紙ウォール ストリート・ジャーナルに連名で寄稿した。

その中では、北朝鮮が核兵器を使用すれば「効果的で圧倒的な対抗」措置 を取ると警告しながらも、核実験やミサイル発射などの挑発行為を即時停 止する「真摯(しんし)な」態度を取れば、米国政府に対話の意思がある ことを改めて表明した。

米国側の動きに反応したのか、約2週間にわたって公開活動が伝えられな かった正恩氏が動いた。朝鮮中央通信によると、正恩氏は14日、グアム攻 撃計画を進める朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察したというのだ。

正恩氏は、ミサイル発射計画の報告を受け、「米国がわれわれの自制力を 試して朝鮮半島の周辺で引き続き危険極まりなく妄動するなら、重大な決 断を下す。世界の面前で、われわれにまたもやたたかれる恥をかかないよ うにするには、理性的に考えて正確に判断すべきである」と発言。

さらに、「米国の無謀さがラインを越え、計画した威力示威射撃が断行さ れるなら、わが火星砲兵がヤンキーの首を締め付けて首に匕首(あいく ち)を突きつける、最も痛快な歴史的瞬間になるだろう」と語った。

どちらが「妄動」しているのかと突っ込みたくなる、謙虚さも知性も感じ られない正恩氏の発言だが、一方では「ヤンキーの行動をもう少し見守 る」とも発言した。

冷静に軍事力や経済力を分析すれば、北朝鮮がミサイル恫喝(どうかつ) で米国を屈服させる可能性は極めて少ない。脅しをかけながら、米国の譲 歩を引き出そうとする「瀬戸際戦術」といえそうだ。

だが、そんな恫喝に屈しては、米国は今後、世界の無法国家やテロリスト からなめられ、脅され続ける。

批判合戦がエスカレートする米朝関係はどこに行き着くのか。米朝のチキ ンレースは、クライマックスを迎えようとしている。

写真
・  「狂犬」の異名をとるマティス氏は北ミサイルの「破壊」を明言した (ロイター) 「狂犬」の異名をとるマティス氏は北ミサイルの「破壊」 を明言した(ロイター)
・ 弾道ミサイルで日米を脅し続ける正恩氏(AP)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170816/soc1708160005-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170816/soc1708160005-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.8.16 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎グアム攻撃「戦争の始まり」=ミサイル迎撃も−米国防長官

【ワシントン時事】マティス米国防長官は14日、国防総省で「北朝鮮が米 国を攻撃すれば、戦争の始まりだ」と述べた。米領グアム周辺に弾道ミサ イルを発射する計画を明らかにするなど挑発を続ける北朝鮮に対し、改め て軍事行動の可能性を警告した。

マティス長官は、米国は「ミサイル発射後直ちに」飛行軌道を把握できる と表明。グアムに着弾するとの分析結果が出れば「破壊する」と語り、迎 撃する方針を示した。

ミサイルがグアム直撃ではなく、周辺海域に落下する場合については、ト ランプ大統領が対処を検討するとだけ説明し、具体的対応を明かさなかっ た。ただ、「報復を受けたくなければ、人を撃つな」と強調し、北朝鮮を 強くけん制した。

CNNテレビが国防当局者の話として報じたところによると、北朝鮮は中 距離弾道ミサイルが発射可能なミサイル発射台を移動させているという。 グアムへの発射準備を進めているかどうかは不明だが、48時間以内に撃て る態勢が整うとみられている。

【写真】
・  マティス米国防長官=6月29日、ブリュッセル(AFP=時事)
<https://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2017081500262&amp;p=0170815at10&amp;rel=pv>https://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2017081500262&p=0170815at10&rel=pv
B1ランサー爆撃機
・  https://www.jiji.com/jc/d4?p=rnb913&d=d4_bbb
【時事通信】 2017/08/15-13:05 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎正恩氏排除へ…米軍が“秘密工作”開始、CIA長官「情報作戦を提示す る準備進めている」 制服組トップは日中韓を歴訪

世界最強の米軍が、グアム周辺への弾道ミサイル発射を予告した北朝鮮の 金正恩(キム・ジョンウン)政権に対し、軍事的圧力を強めている。ドナ ルド・トランプ米大統領が「軍事的解決策を取る準備は整っている」と警 告するなか、米軍制服組のトップ、ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部 議長が韓国と中国、日本を歴訪し、朝鮮半島情勢について政府首脳や軍当 局との協議を行うのだ。ただ、武力行使ともなれば多大な犠牲が予想され る。正恩氏を排除する「秘密工作」も進行しているようだ。

ダンフォード氏は14日、韓国の青瓦台(大統領府)で、文在寅(ムン・ ジェイン)大統領と会談。聯合ニュースによると、鄭義溶(チョン・ウィ ヨン)国家安保室長や、李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長、金炳 周(キム・ビョンジュ)韓米連合司令部副司令官らが同席する。

韓国での日程を終えた後、ダンフォード氏は中国と日本を訪れる。両国で も、政府首脳や防衛幹部らと北朝鮮情勢について協議するとみられる。北 朝鮮をめぐる情勢は日に日に緊迫している。

朝鮮中央通信は10日、朝鮮人民軍戦略軍がグアム島への弾道ミサイルの4 発同時発射を検討していることを明らかにした。作戦案を8月中旬までに 完成させ、総司令官である正恩氏に報告するとしている。

 今月21日からは、韓国で定例の米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フ リーダムガーディアン」(UFG)が始まり、来月9日には北朝鮮の建国 記念日を迎える。正恩政権がミサイル発射など、さらなる暴発に、いつ踏 み切ってもおかしくはない状況といえる。

その兆候ともいえる動きも発覚した。

聯合ニュースは13日、「正恩氏の公開活動2週間報じられず またミサイ ル発射準備?」との見出しの記事を報じた。

記事では、「これまでも、しばらく姿を見せなかった金委員長が弾道ミサ イルの発射実験に立ち会ったことが報じられたことから、今回も似たよう なパターンを繰り返すのではないかという見方がある」と指摘した。

聯合ニュースは一方で、正恩氏が姿をくらました背景について、米国内で 「北朝鮮への先制攻撃論」が浮上しているため、「軍事的報復を恐れて公 開活動を自制している」との観測もあるとも紹介した。

 実際に、北朝鮮に武力行使となった場合、米兵や在韓米国人への影響は 計り知れない。このため、軍事リスクを熟知するジェームズ・マティス国 防長官は、外交による問題解決を訴えてきた。

北朝鮮の核・ミサイル開発阻止のため、あらゆる選択肢を検討しているト ランプ政権は軍事力行使以外のオプションも準備している。そのうちの1 つが、正恩氏の排除に向けた秘密工作だ。

 米中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ長官は7月下旬、米紙との インタビューで、北朝鮮の非核化を外交的手段で実現させることが困難で あると判断した場合に備え、トランプ氏に対して「(北朝鮮に対する)秘 密工作や戦友(国防総省)の支援などの情報作戦を提示する準備を進めて いる」と明らかにした。

ポンペオ氏はかつて、「正恩体制を核システムから切り離すことはできる と思う。北朝鮮の人々も彼が去るのを見たいと思う」と語ったことがある。

秘密工作とは、工作員による「正恩氏排除作戦」や、米軍特殊部隊の斬首 作戦に対する支援を想定しているとみられる。

今回のダンフォード氏の東アジア歴訪は何を意味するのか。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「米軍はあらゆる選択肢を準 備している。ダンフォード氏の東アジア歴訪は、同盟国や周辺国との最終 調整が目的だろう」といい、続けた。

「トランプ氏が過激な発言を繰り返しているが、当然、米軍から高度な情 報を得て、『条件が整えば武力行使もあり得る』と発信している。ダン フォード氏が今回、韓国と中国、日本を訪問するのは、北朝鮮が弾道ミサ イルを発射した後の米軍の対応について説明するためだろう。北朝鮮は月 内にグアム周辺に撃ち込む可能性が高い。当然、米軍は迎撃する。北朝鮮 は『迎撃は戦争行為とみなす』と公言しているので、何らかの攻撃を仕掛 けてくるのではないか。朝鮮半島の緊張はさらに高くなる。ダンフォード 氏は厳しい局面を想定して動いているはずだ」

【写真】
・  ダンフォード氏らを乗せたヘリ(左)がソウルで訓練飛行を行った (AP) ダンフォード氏らを乗せたヘリ(左)がソウルで訓練飛行を 行った(AP)
・  トランプ氏と金正恩氏の緊張が高まっていく(AP)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170815/soc1708150007-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170815/soc1708150007-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.8.15 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎軍高官レベルの対話拡大=米中軍トップ会談で合意

【8月16日 時事通信社】中国を訪問中の米軍制服組トップのダンフォード 統合参謀本部議長は15日、中国軍の房峰輝・連合参謀部参謀長と会談 し、軍高官レベルの対話を拡大することで合意した。米国防総省が同日発 表した。

北朝鮮による核・ミサイル開発でアジア太平洋地域が緊迫する中、不測の 事態が米中両軍の衝突に発展することを避けるための措置という。

国防総省によると、両軍トップは軍高官レベルの戦略対話の仕組みを設置 することで一致した。11月に実務者レベルの協議を開催し、詰めの作業 を行う。

ダンフォード議長は会談で「米中間には意見が一致するとは限らない問題 が多く存在する」と指摘。一方、「両国にはこうした問題を乗り越えよう という共通の意思がある」と述べ、摩擦軽減に前向きな姿勢を示した。 (c)時事通信社

写真−15日、北京で、米軍のダンフォード統合参謀本部議長(左)を迎え る中国軍の房峰輝・連合参謀部参謀長。【AFP=時事】
<https://www.jiji.com/jc/p?id=20170815201058-0024725965>https://www.jiji.com/jc/p?id=20170815201058-0024725965
 [AFP] 2017年08月16日 05:59 中国 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎グアム攻撃「戦争の始まり」=ミサイル迎撃も−米国防長官

【ワシントン時事】マティス米国防長官は14日、国防総省で「北朝鮮が米 国を攻撃すれば、戦争の始まりだ」と述べた。米領グアム周辺に弾道ミサ イルを発射する計画を明らかにするなど挑発を続ける北朝鮮に対し、改め て軍事行動の可能性を警告した。

マティス長官は、米国は「ミサイル発射後直ちに」飛行軌道を把握できる と表明。グアムに着弾するとの分析結果が出れば「破壊する」と語り、迎 撃する方針を示した。

ミサイルがグアム直撃ではなく、周辺海域に落下する場合については、ト ランプ大統領が対処を検討するとだけ説明し、具体的対応を明かさなかっ た。ただ、「報復を受けたくなければ、人を撃つな」と強調し、北朝鮮を 強くけん制した。

CNNテレビが国防当局者の話として報じたところによると、北朝鮮は中 距離弾道ミサイルが発射可能なミサイル発射台を移動させているという。 グアムへの発射準備を進めているかどうかは不明だが、48時間以内に撃 てる態勢が整うとみられている。

【写真】
・  マティス米国防長官=6月29日、ブリュッセル(AFP=時事)
<https://www.jiji.com/jc/article?g=int&amp;k=2017081500262&amp;p=0170815at10&amp;rel=pv>https://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2017081500262&p=0170815at10&rel=pv
B1ランサー爆撃機
・  https://www.jiji.com/jc/d4?p=rnb913&d=d4_bbb
【時事通信】 2017/08/15-13:05 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎コロンビア、内戦終結を宣言 FARC武装解除、正式に完了

【AFP=時事】南米コロンビアで15日、同国最大の左翼ゲリラ組織コロン ビア革命軍(FARC)の武装解除に伴い溶解処分される最後のライフル銃を 積んだコンテナが武装解除キャンプから運び出され、フアン・マヌエル・ サントス(Juan Manuel Santos)大統領が50年にわたる内戦の「真の終 結」を宣言した。

コンテナは、サントス大統領の手で南京錠を掛けられた後にキャンプか ら運び出された。これをもって、FARCが国連(UN)監視下で行ってきた武 装解除が正式に完了した。

 同国北部グラヒラ(Guajira)州のポンドレス(Pondores)で行われ た 式典でサントス大統領は「武装解除をもって、内戦は真に終結し、わが 国の歴史の新しい段階が始まった」と宣言した。

 FARCは9月1日をもって政党に正式に移行すると発表しており、政府と 昨年合意した和平協定の一環である市民社会への再統合に向けて、大きな 一歩を踏み出すことになる。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP=時事8/16(水) 6:07配信



━━━━━━━━
読 者 の 声       
━━━━━━━━


 1)私は前防衛大臣だと思うが:前田正晶

稲田朋美さんが昨年は果たせなかった靖国神社参拝を行ったと報じられ た。しかし、中には「元防衛大臣」の肩書きにしてあったメディアもあっ た。私はこれまで現職の大臣(でも社長でも)の前任者は前大臣か前社長 と呼び、その更に前の方は「元大臣」か「元社長」として区別してきた。

だが、近頃は前任者だろうと誰だろうと、過去にその地位にあった方は全 て「元何々」と元が付けられているように思えてならない。

この流れを見て少し自信がなくなってきたのだが、「前大臣」や「元大 臣」という仕分けは最早必要がないのかと思うに到った。だが、稲田朋美 さんはどう考えても「前防衛大臣」であって、中谷元(なかたに・げん) 氏が「元防衛大臣」だと思う。大体からして名前だって元さんだし。
主宰者より:同感。



 2)悪い予感があった山中慎介の敗戦:前田正晶

15日までで8月に入ってから都内では16日連続で雨が降っているそうだ。 兎に角憂鬱な天候で、折角買い求めた新兵器である度付きのサングラスの 出番が一向に巡ってこないのは残念だ。

その鬱憤を晴らすべく滅多にないことでブログを5回も更新してしまっ た。その気分晴らしの最後の手段として期待したのが、山中慎介による13 回目の世界タイトルの防衛戦で、スカッとするノックアウト勝ちを期待し たかった。

だが、テレビカメラ映しだした試合前の控え室での彼の姿を見て何となく 不吉なものを感じてしまったのだった。この中継の前までは広島が2位の 阪神を相手にして4回までに11点も取ってしまったので、その勢いが山中 にも乗り移れば良いのだと密かに期待していた。

だが、試合が始まってみると、どうも山中の旗色が芳しくなかったのだ。 そこで悪い予感が当たってしまうらしいと、あらためて閃いてきたのだっ た。山中は過去にダウンさせられた後でも挽回してノックアウト勝ちした 事があったかななどと思いながら観戦していた。

そこで、あの4回のタオル投入だが、私はレフェリーが止めに入るかと思 わせられたほど、打ちまくられていた。あの打たれ方では、仮令ダウンさ せられても、立ち直ってノックアウト出来そうだとは見えなかった。

私はボクシングは余りよく知らないし、プロの試合を見たことは今までに 1回しかないので多くを語れないと思う。だが、あの局面でセコンドがタ オルを投げ入れたのも止むを得ない措置かと思っていた。だが、山中当人 は「それほど(パンチが)効いていなかった」と言うし、帝拳の本田会長 は早すぎたタオル投入を怒っていたと報じられていた。

そうであれば、「あのまま行くところまでやらせてみれば」とも言えるの だろうが、あのように打たれ続けては山中の健康問題にもなってしまうの ではないかとも思わせてくれた。それならば、山中を良く知るセコンドの 判断は正しかったのではなかろうか。ボクシングのような生命の危険を伴 いかねまいような競技は、難しいものだと思わせられた敗戦だった。

あそこで残念にも負けたからと言って、山中の偉大な記録が消滅する訳で はない。彼は凄いボクサーだと私でさえ思っているのだから。



 3)加計学園のことだと思った:前田正晶

 和泉首相補佐官は「首相は自分の口から言えないから、代わって私が言 うとは言ったが加計には一切触れていない」と証言している。だが、前川 喜平はこの指示を加計のことと思っている。「思っただけ」だった。だ が、これに野党とマスメディア連合軍が飛びついたのだった「行政を歪め た」の根拠に。その点は15日「国会閉鎖中審査」と題した一文で触れて批 判した。

 また、メル友の方々の交信では「野党とマスメディア連合軍は先ず前川 発言の胡散臭さを採り上げることはないでしょう。そうすれば、彼らの安 倍総理と内閣をこき下ろす最強の根拠を自分で否定することになりますか ら。この「加計のことだと思った」という前川発言を採り上げて批判する ことが出来そうな新聞は産経だけでしょう。だが、阿比留氏といえども未 だに立ち上がっていないのでは、多くを期待できないと危惧します」と述 べてあった。

 そこに27日には産経新聞が第2面に“朝日「前川証言ありき」“との見出 しで、この偏向した朝日の報道姿勢を採り上げてくれた。私の思いが通じ たかのようだ。産経は更に「加計問題加戸氏発言また無視」とも書いてい たが、これは当然のことで朝日等が採り上げてしまったら言うなれば「オ ウンゴール」で自殺行為になる。朝日だってそれくらいは自覚しているの だろう。

 兎に角、こういう反安倍内閣一派の報道姿勢が続けば、罪なきナイーブ (これは英語では純真無垢という意味ではない、念の為)な一般大衆は 「安倍総理怪しからん、安倍内閣信ずるにたらず」と思い込まされても不 思議ではない。但し、自民党もよほど党内の規律を引き締めないことに は、今週の週刊新潮に今井絵理子参議院議員が槍玉に挙げられるのだ。

 それにしても、今更私が言うまでもないが、朝日新聞、毎日新聞、東京 新聞とそれに付随するテレビ局の偏向報道は止まる所を知らぬようだ。二 階幹事長が派閥の会合でマスコミ批判をしたようだが、彼らは早速飛びつ いて批判し返している。

トランプ様に倣ったのかも知れないが、現時点ではお控えになった方が無 難かも知れないと思う。


 4)25日はまたもテレビ観戦の一日だった:前田正晶

ここでは、カタカナ語排斥論者の主張は多分受けないだろうと承知の上 で、気付いた言葉を採り上げて言ってみよう。

順序は前後するが、25日が暮れてから大阪の長居競技場で開催された陸上 日本選手権の最終日を見てしまった。ここでもサニブラウン・アブデル・
ハキーム君が快走して200 mでも優勝してしまった。このガーナ人の父親 を持つと聞く短距離走者の名字が「サニブラウン」だと、先ほど Wikipediaに教えて貰った。今後とも我が国にはこういう血筋の優れた運 動選手が出てくることだろうと思わせてくれた。

余談だが、ラグビーの全日本代表に「リーチ・マイケル」という元ニュー ジーランド人がいる。かれは帰化する前までは「マイケル・リーチ」だっ た。帰化した後は名字の「リーチ」を日本式に「ラストネーム・ファース ト」で表示されるようになった。

同時に思ったことは、このようなカタカナだけの氏名が戸籍に登録できる らしいという点である。さらに何も昨夜の陸上だけではないが、近頃多く のスポーツの中継を見ていると、そこに登場する選手たちの氏名にはある 傾向が明らかに見えるのだ。それは男子の場合に「〜平」、「〜太」、 「〜介か助」、「〜翔」か「翔〜」か単独で「翔」が圧倒的に多いのだ。 勿論、判読不可能なキラキラ系もいる。

その家系の伝統の一字を用いたのだろうと思わせてくれる名前は極めて少 ない。時代は好ましくない方に変わったと思うのは、私の老化現象か。

女子の場合は勿論キラキラと輝く名前ばかりで「よくまー、そこまで語呂 合わせをしたものだ」と感心させてくれる名前の花盛りだ。私には「
よくもそこまで漢字を軽んじたものだ」と感心させてくれる素晴らしいも のが圧倒的だ。だが、私には「何故そこまで外国人の名前を模する必要が あるのか」と腹立たしいのだ。「サラ」だの「リサ」だの「アンナ」なの 「ケイト」だのと、国籍不明者が多い。そんなに外国人に憧れたいのか。

名前の他で「困ったことだ」と嘆かせてくれるものに、日本語を無視した カタカナ語の濫用がある。最早「〜選手の初登場」はすべて「デビュー」 にされてしまった。

言うまでもないが”debut”はフランス語で、英語の場合でも「デビュー」 でも良いが、アメリカ式では「デイビュー」となり、アクセントは 「ビュー」の方におかれているので要注意だ。素直に「初登場」と何故言 わないのか。「メジャーデビュー」などと言う訳の分からぬ言葉まで創っ たのは何処のどいつだ。

陸上日本選手権ではアナウンサーも選手たちも「自己ベスト」を乱発し た。何故素直に「自己最高記録」と言わないのか。「シーズンベスト」
などと言う日本語の発想の儘の造語まで聞こえた。NHKは何を考えている のか。国語を乱すつもりかと言いたい。言うまでもあるが、best
は形容詞の最上級であるのだが、カタカナ語の場合は名詞の如くに使われ ている。蛇足だが、bestの場合にはその前に必ず”the”を付けるのをお忘 れなきよう。

ラグビーにも造語が多いが、英語の基本である連結音(liaison)を忘れ たか知らない言葉が使われている。「そこまで言うことはないじゃない か」との批判されたことがあるが、「ターンオーバー」=”turnover”は正 式には「ターンノウヴァー」に近い発音だ。

カタカナ語排斥論者の私には「ターンオーバー」は聞き辛いのだ。でも、 日本語として戸籍を得ているから仕方がないと思う。

「(相手の)のパスをカットした」も誤りだと思う。アナウンサーがそう 言った場合は全て「相手のパスを横取りした」のである。”cut”には「奪 い取る」という意味はないが、「短縮する」か「切断する」はある。ここ では難しい言葉の”interception”を使うべきだと思う。なお、これには 「インターセプト」というカタカナ語が準備されているが、これは動詞 形。実態は名詞の「インターセプション」が正しいと思う。

「難しいことばかり言うなよ」と言われそうだが、正しい英語を覚えて国 際人になろうと思えば、これくらいは心得ておくべきではないか。なお、
フットボールでも使われている「インターフェア」というのがあ も”interfere”は動詞形であり、”interference”が正解だろうと思う。我 が国では単語の知識が豊富であるが如き方が多いが、名詞と動詞の混同と 言うか誤用が多いのが難点だ。



15日夜だったか「足が凄く速いニューヒーローが現れた」と言いたくて 「スピードスター」と誰かが言った気がした。”speedster”は「スピード 狂」のことである、念の為。「ニューヒーロー」だっておかしい。「新し い英雄が現れた」とでも言えば局内で叱られるのだろうか。ここは日本で あることを忘れないこと。




━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

17 日の東京湾岸は曇天。日中、予報では久しぶりに太陽が顔を見せるとでている。

16日の東京湾岸は雨天、傘をさしての散歩となった。その代り夕方は都心 の中華料理店で尊敬するご夫妻たちを囲んで会合、楽しかった。

                          読者:5742人。 








◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
→ http://melma.com/contents/taikai/

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。