政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4441号  2017・8・11(金)

2017/08/11

  
  
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4441号
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           2017(平成29)年8月11日(金)



                世界レベルには程遠い:加瀬英明

        ベテラン記者の警告、メディアの驕り:櫻井よしこ

               福岡八女茶 今年も嗜む:毛馬一三                                                      
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4441号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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世界レベルには程遠い
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     加瀬 英明

世界レベルには程遠い 豊田真由子議員の罵詈雑言

私はテレビで豊田真由子衆議院議員が、運転中の秘書に対して、罵詈雑言 をあらんかぎりの声で絶叫しているのを聴いて、「日本はよい国なのだ」 と、安心した。

きっと、読者の方々は意外だと思われることだろう。

だが、私は日本の国民性がよく顕れていると、思った。日本語の特徴と、 日本の民族性が、中国、韓国、ヨーロッパの諸国民と異なっていること が、浮き彫りになっていた。

豊田議員は言葉を盡して、自分よりも年長の男性秘書を罵倒しているの に、「このハゲ!」とか、「こいつ豊田真由子様へ向かって、ふざけや がって!」というように、相手を罵しる語彙(ごい)(言葉の表現)が、実 に乏しい。

中国や、韓国語になると、「お前の母親の××(女性性器)は腐ってい る!」とか、「犬の糞を食ったばかりの顔(つら)をしやがって!」とか、 相手を罵しる言葉が、数百もある。

これは、言語学で「罵倒語」(英語ではcurse words 呪いの言葉)と呼ば れるが、キリスト教の旧約聖書を読むと、「いったい、これが宗教書なの か」と疑わされるほど、罵倒語に溢れている。

私はケネディ大統領が暗殺された直後に、当時のアメリカの流行伝記作家 のウィリアム・マンチェスターが、『ある大統領の死』をアメリカの週刊 誌に連載したのを、『週刊新潮』が版権を買った時に、訳者をつとめたこ とがあった。

ところが、ケネディ大統領とジャクリーン夫人が会話のなかで、英語国民 が気に入らないことに対していう、「シット!」(糞尿)とか、「ファッ ク!」(性交のさま)とか、人を罵っていう「アスホール」(尻の穴)な ど罵倒語を連発するので、翻訳しようがなく、頭を抱えたことがあった。

英語だけではない。フランス語、ドイツ語などのヨーロッパ諸語にも、数 限りない罵倒語がある。荒々しい人たちなのだ。

それに対して、日本語では罵倒語になると、「クソ!」とか、「アホ!」 とか、貧弱である。おそらく7つか、8つぐらいしかないのではないか。

豊田真由子議員のような女性は、古代から日本では珍しくなかった。

『源氏物語』と同時代に著された、藤原道網母による『蜻蛉(かげろう)日 記』は、19歳に嫁いでから20年あまりにのぼる結婚生活について、不平鬱 憤(うっぷん)を綴った日記文学である。著者が癇性(かんしょう)を爆発す るたびに、夫の兼家が「おお、こわや、こわや」といって、怯えている。

日本は、中国、韓国、西洋と違って、古代から男女が和歌を詠んで、対等 に相問歌(そうもんか)を交換したように、女性が強い国であってきた。

豊田議員の秘書の証言を読むと、豊田議員は癇性が強いだけで、絶叫した 後に痙攣して意識を失っていないから、先天的な癲癇(てんかん)症ではない。

日本語にほとんど罵倒語が存在しないのは、日本人が互に思い遣って、人 と人との和を重んじるからである。それに対して他国では、人々が「俺 が」「わたしが」といって、自己中心で、つねに相手に勝たなければなら ない対立関係にあるからだ。

日本の古来信仰である神道のもっとも基本的な教えは、「言挙(ことあ) げ」をしてはならないことである。言葉はもっぱら自己主張と、自己弁解 のために用いられるから、心を用いてできるかぎり言葉を慎んだほうがよい。

日本では「よい言葉を発すれば、現実がよくなる」という、言霊(ことだ ま)信仰が力をもってきた。そのために、罵倒語が存在しなかった。日本 は言葉と論理を重んじる他の諸国と違って、心の国であってきた。いまで も日本は、「言霊の幸(さきは)ふ国」なのだ。

そう思いながら、豊田議員の罵声を聞いていると、可愛らしい。配偶者が いられるようだが、夫君は1000年前の『蜻蛉日記』の兼家のように、苦労 されているのだろうか。



      
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ベテラン記者の警告、メディアの驕り
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           櫻井よしこ

いま読むべき書は廣淵升彦氏の『メディアの驕り』(新潮新書)だと言っ てよい。

わが国では加計学園問題で、「朝日新聞」「毎日新聞」「東京新聞」をは じめ、放送法によって公正中立を求められている「NHK」など、いわゆ る「主流」の報道機関がメディア史に汚点として残るであろう偏向報道に 狂奔中だ。民放各局の報道番組の大半、ワイドショーの殆ども例外ではない。

そんな中、廣淵氏が警告する。「変に使命感に駆られ、存在もしない物事 を興奮気味に伝える報道が、どれほど危険なものか」と。

氏はテレビ朝日のニューヨーク、ロンドン支局長を経て、報道制作部長な どを歴任した。氏のメディア論は、「ベニスの商人=悪人」論は間違いだ という指摘に見られるように、豊かな素養に裏づけられている。

どの国でも、メディアは強い力を持つ政治家を倒すのが好きである。優し く国民に耳を傾ける政治家を持ち上げるのも好きである。政治家を、その 主張が国益に資するか否かより、好悪の情でメディアが判断すれば、国全 体がポピュリズムに陥り、政治家は支持率のためにもっと国民の声に耳を 傾ける。だが、そのことと国益は必ずしも一致しない。

廣淵氏が指摘するフィリピンのアキノ革命がその一例だ。フェルディナン ド・マルコス政権下で、ベニグノ・アキノ元上院議員が暗殺され、20年近 く続いていたマルコス政権の崩壊が始まった。

約3年後、アキノ夫人のコラソン氏が大統領に就任した。廣淵氏はコラソ ン氏の「外交音痴」を、彼女が訪日したときに記者会見で語った「ベータ マックス」という一語から嗅ぎとっている。詳細は前掲書に譲るが、氏の 感覚の鋭さを示すエピソードだ。

廣淵氏はまた、フィリピンの国運を現在に至るまで揺るがし続けている、 コラソン氏の外交政策の過ちについても指摘している。

マルコス政権後に誕生したコラソン大統領をアメリカは非常に大切にした が、彼女はフィリピン国内の極左勢力が盛り上げた反米感情と、「民衆の 望むことを実行するのが民主主義だ」、「米軍基地はいらない」と喧伝す るメディアの圧力に負けて、致命的な間違いを犯した。

大衆に迎合

フィリピンは、第二次大戦後、自国防衛のための軍事力を殆ど整備してこ なかった。国内にはスービック、クラークという、米軍の2大基地があ り、同国は米軍によって守られていた。その2つの基地を、コラソン氏は1 年以内に閉鎖し、米軍に退去するよう求めたのだ。

本来なら、大統領として、米軍のプレゼンスを保ち続ける場合と米軍が退 去した場合の、メリットとデメリットを忍耐強く大衆に説いて聞かせ、米 軍の駐留を継続させるべき場面だった。しかし彼女は絶対に迎合してはな らない局面で、大衆に迎合した。

米軍がスッと引いたとき、間髪を容れずに中国の侵入が始まった。以来、 中国の侵略は続き、フィリピンの海や島々は中国海軍の基地となり果てて いる。

コラソン・アキノ氏の長男が2010年から昨年まで大統領だったベニグノ・ アキノ3世で、彼は母親の不明なる外交政策ゆえに奪われている南シナ海 のフィリピン領土を守るべく、仲裁裁判所に訴えた。

しかし、ロドリゴ・ドゥテルテ現大統領は中国との戦いをほぼ諦めてい る。フィリピンは中国の力にますます搦めとられていくだろう。米軍の存 在を国家戦略上必須のものと認識できなかったフィリピンが、領土や海を 中国から取り戻すことは至難の業だ。コラソン氏の判断の誤りが中国の侵 略とフィリピンの国運の衰退につながっている。

廣淵氏はアメリカ3大ネットワークのひとつ、CBSとエド・マローも事 例として取り上げている。

日本の「新聞出身のキャスターたちの『私見を言いたい欲望』」がテレビ ニュースの質を著しく低下させたと指摘する廣淵氏は、その対極としての マローに言及する。

ドイツがポーランドに侵攻した1939年、マローはロンドンから日々戦況を 報じていた。眼前で起きている現実を私見を交えず冷静に報道し続けたマ ローはメディアの英雄となる。

第2次大戦後に帰国した彼はCBSの顔と なり、1950年代に入ると上院 議員、ジョセフ・マッカーシーと対峙する。 マッカーシーは、国務省は 250人の共産党員に蝕まれていると断じて、糾 弾し、疑わしい者を追放し 続けた。「赤狩り」旋風が全米に巻き起こった のだ。

マッカーシーに挑むマローの手法は、徹底して主観を排除した事実報道 だった。マローの番組で反論する機会を与えられたマッカーシーは「汚い 言葉」を連発し、「煽動家の本性」をあらわにした。結果、彼は支持を失 い、政治生命を失った。

真実を知る

こうした経緯を記し、マローが「アメリカの言論の自由を守った」と、廣 淵氏は書いた。たしかにマローはジャーナリズムの学校では、目指すべき 理想の人物として教えられている。だがこの話には続きがある。

マッカーシーが共産主義を告発する前にも、すでにルーズベルトやトルー マン両大統領の時代に、ソ連の工作員や諜報員が米政府中枢部深くに潜入 していたのである。

こうしたことは、ソ連崩壊後にクレムリンから大量の 情報が流出し、或 いはアメリカ政府が戦後50年を機に公開を始めた VENONA文書(米 国内でのソ連諜報員の通信文の解読文書)などに よって明らかにされて きた。

大部の資料は、マッカーシーが警告した共産主義者のアメリカ政府中枢へ の浸透が事実だったことを示している。悪名高い「赤狩り」の張本人、 マッカーシーは実は正しく、マローが間違っていたということだ。

真実を知るとはなんと難しいことか。事実発掘を使命とするジャーナリズ ムのなんと奥深いことか。半世紀がすぎて公開された資料でどんでん返し が起きてしまう。ジャーナリズムという仕事に対して粛然とした思いを抱 き畏れを感ずるのは私だけではあるまい。言論人として、報道する者とし て、どれ程注意深くあらねばならないかということだ。

廣淵氏は偏向報道に傾く日本の現状の中で、「知力」を磨き、理想や理 念、美しい言葉に酔うのをやめることを提言する。「実現不可能な理想を 口にする人々、行政能力がないのに理念だけで国家や組織を動かせると信 じている」リベラル勢力に報道が席巻されてはならないということだろ う。リベラル勢力の最たる現場であるメディアの、その驕りを抉り出した 著作の出版を、私はとても嬉しく思う。報道の偏りが顕著ないま、ぜひ読 んでほしい。 
『週刊新潮』 2017年8月10日号  日本ルネッサンス 第765回

            

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福岡八女茶 今年も嗜む
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     毛馬 一三

筆者の家では、食事の後や折を見て八女(やめ)茶を毎日欠かさず10杯以 上常飲している。祖母の実家が福岡県八女郡の八女茶(元は星野茶)の茶 園の実家だったのが縁で、子供の頃から八女茶の煎茶や玉露を嗜んできた。

その嗜みはいま尚継続しており、一番茶の時期になると、八女茶生産元の 祖母の実家から、注文した1年分の八女茶の煎茶と玉露が送られてくる。

今年早くも、「特選煎茶」が20本届いた。1年分だ。

早速、今年も特選新煎茶に味わいを試みた。

70度位に冷ましたお湯をゆっくりと茶葉を入れた急須に移し、3〜4回ゆ るりと左右に回したあと湯飲みに注いで飲み始めると、筆舌に尽くせない まろやかな風味と甘み、それに他所の茶より濃い味が口内に広がり、至福 の瞬間がやってくる。

しかも茶に含まれるカテキンの成分が、最近、抗ガン作用と抗微生物作用 に効果があることが広まってきたことから、健康維持のためこの八女茶嗜 みの習慣を続けている。

八女茶以外に全国には下記のような有名な茶の生産地がある。

<愛知県(三河茶)、茨城県、(奥久慈茶、猿島茶)、鹿児島県(かごしま 茶)、京都府(宇治茶)、岐阜県(美濃茶)、熊本県(肥後茶)、高知県 (土佐茶)、埼玉県(狭山茶)佐賀県(嬉野茶)、滋賀県(近江茶)、静 岡県(静岡茶)、長崎県(彼杵茶)、奈良県(大和茶)、三重県(伊勢 茶)、宮崎県(日向茶)、がある>(日本茶博物館 www.kaburagien.co.jp/museum/museum/index.php - 14k -)

京都府(宇治茶)、佐賀県(嬉野茶)、静岡県(静岡茶)、長崎県(彼杵 茶)、奈良県(大和茶)は過去に飲んだことがあるが、それなりに芳醇で美 味な緑茶だったという印象と思い出がある。

ところで下記のような記述の本が出ていた。これには目を惹かされた。

<緑茶を1日に7杯分ほど飲むことで、糖尿病になりかかっている人たち の血糖値が改善することが、静岡県立大などの研究でわかった。健康な人 で緑茶をよく飲んでいると糖尿病になりにくいという報告はあるが、高血 糖の人たちの値が下がることを確認した報告は珍しいという。

血糖値が高めで、糖尿病と診断される手前の「境界型」などに該当する会 社員ら60人を対象に緑茶に、含まれる渋み成分のカテキンの摂取量を一定 にするため、いったん入れたお茶を乾燥させるなどして、実験用の粉末を 作製。

これを毎日、湯に溶かして飲むグループと、飲まないグループに無作為に 分け、2カ月後の「血糖値」を比べた。

平均的な血糖値の変化を、「Hb(ヘモグロビン)A1c」という指標で みると、緑茶粉末を飲んだ人たちは当初の6.2%が、2カ月後に 5.9%に下がった。

飲まなかった人たちは変わらなかった。飲まなかった人たちに改めて飲ん でもらうと、同じように2カ月間で6.1%から5.9%に下がった。

2グループで体格や摂取エネルギーなどに差はなく、緑茶からのカテキン 摂取量が血糖値に影響したらしい。1日分の緑茶粉末は一般的な濃さの緑 茶で湯飲み(約100ミリリットル)約5杯分のカテキンを含み、緑茶粉 末 を飲んだ人では普通に飲んだ緑茶と合わせ1日に約7杯分のカテキンを とっていた。

研究の中心で、今春に静岡県立大から移った吹野洋子常磐大教授(公衆栄 養学)は「運動などの生活習慣改善とともに、食事の中で積極的に緑茶を 取り入れてほしい」といっている>。(以上)

前記の様に、カテキンが抗ガン作用に効果があったり、良質な緑茶から抽 出されたポリフェノールはビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍というす ぐれた抗酸化力を持っているといわれているが、緑茶僅か7杯の飲料で、 高血糖の人たちの値が下がることを確認した報告には驚かされた。

筆者の周りで糖尿病の一歩手前で悩んでいる先輩知人が、最近多い。緑茶 7杯で高血糖の人たちに効き目があるというなら、早速緑茶の常飲を勧め よう。お茶の嗜みは、心の安らぎも導いてくれるからだ。 (了)


 
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話 の 耳 袋
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 ◎次期首相トップに石破氏=安倍総裁3選、反対51%―時事世論調査

時事通信が3〜6日に実施した8月の世論調査で、次の首相にふさわしい政 治家を尋ねたところ、自民党の石破茂元幹事長が18.0%とトップで、現 職の安倍晋三首相は14.4%と2位だった。

昨年11月の前回調査では安倍首相が首位で石破氏は3位だったが、石破氏 が一気に首相を抜き去った。

学校法人「加計学園」問題をめぐる首相の説明に国民の不満が高まる中、 「安倍1強」が崩れつつある現状が浮き彫りになった格好。3位以下は、自 民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(13.1%)、岸田文雄政調会長 (8.8%)、小池百合子東京都知事(7.9%)、野田聖子総務相 (4.5%)の順だった。

前回と比べ、小泉、小池両氏は横ばいだったが、党三役入りした岸田氏、 久々の入閣となった野田氏は大幅に「支持率アップ」となった。

 さらに、安倍首相が来年9月に予定されている総裁選で3選を果たし、9 月以降も総裁を続けることの是非を聞いた質問では反対が51.8%で、賛 成32.4%を大きく上回った。「分からない」は15.7%。
時事通信8/10(木) 15:05配信


 ◎衆院選「10月22日」臆測=野党再編に先手の見方

小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員が年内の新党結成に動きだし たことを受け、次期衆院選について「10月22日投開票」との臆測が広がっ ている。

安倍晋三首相が新党をめぐる野党再編などに先手を打ち、勝負を仕掛けて くるとの見立てだ。今のところ、観測の域を出ないが、今後、与野党の選 挙準備が加速する可能性もある。

若狭氏は、小池氏と連携する政治団体「日本ファーストの会」設立を発表 した7日の記者会見で「10月22日総選挙の可能性も否定できない」と警戒 感をあらわにした。

内閣支持率急落で「安倍1強」の状況は大きく揺らぐが、野党側の政権批 判の受け皿づくりは進んでいない。民進党は共産党との共闘を進めるのか 定まらず、若狭氏の新党作りも形は見えない。再編の動きが本格化すれ ば、野党は選挙の態勢をすぐに整えるのは難しいのが実情だ。

10月22日は衆院青森4区、愛媛3区両補欠選挙の投開票日。総選挙と同日な ら両補選は吸収される。政権側にとって、この日程なら補選の結果を気に する必要がなくなるのも利点とされる。政府関係者は「あるかもしれな い」と漏らす。

公明党の山口那津男代表は衆院選について「自民党総裁選後の来年秋ぐら いという相場観があったが、それにはこだわらず常在戦場の心構えで臨 む」と引き締める。民進党幹部も「衆院2補選と同じタイミングになって もおかしくない。来年だと首相は追い込まれた形になる」と指摘する。

現状では、苦境の首相が解散に踏み切れば、改憲発議に必要な衆参3分の2 の改憲勢力を失うだけでなく、自民党が議席を減らし首相の責任論に発展 する可能性がある。自民党選対幹部は「50〜60議席は減る。安倍内閣は終 わる」と指摘する。

とはいえ、年内解散の見方が消えるわけではない。そもそも、こうした 日程がささやかれるのは、首相が描く憲法改正スケジュールが軌道修正さ れたからだ。時事通信8/10(木) 7:24配信



 ◎ガソリン代、3年で1400万円=鈴木五輪相の収支報告

鈴木俊一五輪担当相(衆院岩手2区)が代表を務める資金管理団体「清鈴 会」が、2013〜15年の3年間にガソリン代を計1412万円支出したと政治資 金収支報告書に記載していたことが9日、分かった。

鈴木氏の事務所は「7人が政治活動に車を使用した」と説明しているが、 高額過ぎるのではないかとの見方も出ている。

報告書や事務所への取材によると、ガソリン代の支出額は13年が491万 円、14年が382万円、15年が539万円だった。15年1月には1回分の支払いが 174万円に上るケースもあった。

同事務所は「岩手県は土地が広く、当時7人が車を1台ずつ使用して各地を 回った。1人が1日250〜300キロは走っている」と説明した。

ガソリン代をめぐっては、民進党の山尾志桜里衆院議員が代表を務める 政党支部が12年に429万円を計上したとして問題視され、調査の結果、元 秘書が不正に請求していたことが判明した。

時事通信8/9(水) 20:39配信 



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読 者 の 声       
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 1)トランプ大統領は”Fire and fury”でと応じた:前田正晶

私は繰り返しトランプ様を”unpredictable”と形容してきた。しかし、近 頃はunpredictableだろうとpredictしても良いかと思わせてくれるほど、 言いたい放題である。

一方の金正恩の言動は金正日時代から「ソウルを火の海にしてくれる」な どという脅かしが続いていたので、今や何を言われても「オオカミ少年」 の遠吠えかと思うほどの余裕?が出てきた。

そこに、この度の「核弾頭が完成し、それを搭載したmissileでグアム準 州を狙う」という声明が出てきた。またかと思わせてくれるが、口先だけ ではなくそこまで本当にやってしまったならば、それが如何なる事態を世 界全体でもたらすかくらいは金正恩は考えていないとは思っていない。だ が、unpredictableのトランプ大統領は休暇中にも拘わらず、ニュジャー ジー州から時を移さず”Fire and fury”で応じてきた。

我が国の政界用語(?)に「口先介入」というのがあった気がするが、こ の度のトランプ様と金正恩の遣り取りが口先だけに終われば良いとは思 う。だが、これまでの予測不可能な政策を次々に打ち出して来られたトラ ンプ政権の下にあっては、いくらテイラーソン国務長官が否定してかかっ ても、二進法的思考のアメリカ人であるトランプ様が果たして口先だけに 終わらせるのだろうかと、少しだけ不安になってきた。

河野外相に倣って得意の英語にすれば、最早”I’m concerned.”と言ってい られる事態ではなく、”I’m seriously worried.”とでもなるだろうか。

金正恩というかDPRKは巷間伝えられているように、本気で本格的にアメリ カと対等で対話したいが為に、このような脅迫的言辞を弄しているのだろ うか。本気でグアムにmissileを落とせば、それに対してアメリカが何の 反撃も見せずに対話に応じるとでも考えているのだろうか。

アメリカ側でもトランプ様は兎も角、金正恩の真の狙いは何か、文在寅大 統領が何を目指しているか、習近平の腹の内は、プーテイン大統領の目論
見は等々に関しては、既に十分に調査も分析も済んでいると思っている。

だが、既に「世界の警察職」を辞退したアメリカが、一国で相手にせねば ならないのはDPRK一ヵ国だけではないのである。それらへの対抗が”Fire and fury”で十分なのだろうか。

私程度が口先で言うことではないだろうが、トランプ大統領は休暇をお楽 しみになっている時期ではないのではという気もするのだが、どうだろ う。安倍総理、お願いしますよ。トランプ様に「要らざる口先の威嚇や軽 挙妄動をお慎み下さい」とお伝え下さい。




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身 辺 雑 記
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11 日の東京湾岸は曇天。

10日曇天の東京湾岸。気が滅入る。猿江公園のセミの声も何となく気怠 く聞こえた。窓を開け放ち上半身裸でクーラーを切った。久々「未完成」 を聴きながら「頂門の一針」を編集してい る。隣の第3亀戸中学校は目 下、夏休み。周辺は全く静かだ。夕方6時の焼酎飲み開始までなんだか物 悲しい。

四国4県相当の広さのある岩手に4年も駐在した経験のある主宰者としては 鈴木事務所のガソリン代問題は理解できる。口の悪い人は岩手を「日本の チベット」と呼んだではないか。都会人がチベットに口を出すな。

昔の流行歌手はなんとなく精神的に「文語」で唄っていたが今どきの歌手 は「口語」で唄っているような気がする。




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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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創刊日:2004-01-18  
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