政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4434号  2017・8・4(金)

2017/08/04

 
  
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4434号
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           2017(平成29)年8月4日(金)



          パキスタンに裨益しないCPEC:宮崎正弘

          戦略も価値観も失くした米政権:櫻井よしこ

               五輪担当大臣の貫禄:渡部亮次郎                               
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4434号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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パキスタンに裨益しないCPEC
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)8月3日(木曜日)
        通算第5381号 
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 パキスタンに裨益しないCPEC(中国パキスタン経済回廊)
  IMFも「一方的な中国の利益」とプロジェクトに懐疑的な報告
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「ちっともパキスタン経済に裨益していないじゃないか」とパキスタン経 済界から不満の声があがっている。

中国から安い物資がどんどんパキスタン市場に流れ込み、パキスタン製品 が駆逐され、そのうえグアダール港工事のための建機、セメントなど全部 が中国からの輸入となって、貿易赤字が拡大、外貨準備は底をついている。

「なにが双方の利益だ」と嘆きの声は日々大きくなる一方だ。

一帯一路の目玉プロジェクトは中国が500億ドルを投じ、イランよりのグ アダール港から新彊ウィグル自治区のカシュガルまで鉄道、ハイウェイ、 パイプライン、光ファイバー敷設という4つの工事である。これが CPEC(中国パキスタン経済回廊)だ。すでに工事は佳境に入っている。

ところがグアダール港の位置は「パロチスタン藩国」の領地で、英国が勝 手に地図をひいてパキスタンに編入した経緯があり(ちなみに国王(藩 主)は英国に亡命中)、バローチ人はまったく歓迎していない。

そのため中国人へのテロ、誘拐事件が繰り返され、その工事現場の警備を パキスタン軍がおこなうという皮肉。

もっと具体的に言えば、プロジェクトの資金は中国が寄付するのではな く、中国がパキスタンに貸与するのであり、担保は将来の「通過料」「道 路使用量」「鉄道運賃」などである。当初の計画ではパキスタンは、 2024年には35億ドルから45億ドルの「収入」が見込めるという青 写真になっていた。

IMFの報告は「輸出力向上が見られず(そもそもパキスタンからの輸出 品は殆どない)、予測される利益はなく、パキスタンの赤字拡大の怖れが ある」と警告している。

大型のプロジェクトはいまも不足している電力を必要とするが、そのため にはダムがもっと必要になる。中国からの代金決済は人民元ではなくドル 決済のため、ますますパキスタンの外貨準備が激減している。

あまつさえ隣国インドが中国主導の一帯一路そのものに反対しており、し かもパキスタンとインドが抱える領土係争地を、このプロジェクトが通過 する。

スリランカ、インドネシアほかで、中国の提案を再検討する動きがあった ように「パキスタンはプロジェクトそのものを再検証しなければならない だろう」とパキスタンの識者は口を揃えている(アジアタイムズ、7月 31日)。

いやはや前途多難というより真っ暗、そのうえパキスタン政変はシャリフ 政権を崩壊に追い込み、北の隣国アフガニスタンへはIS兵士が帰還し始 めて大がかりなテロが予測され、西の隣国イラン国境も剣呑な情勢であ る。一難去って、また一難。
       
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)勤務先の広報室に『選択』『財界』『FACTA』『テー ミス』など会員情報誌があり、なかに『エルネオス』があります。
 この雑誌に宮崎先生の世界旅行記が延々と10年以上でしょうか、連載さ れていて毎号愉しみに読んでおります。

今月号はスエーデン、来月はフィンランドとありました。また同時に現場 の写真が豊富に掲載されていて、文章ではわからない情景、とりわけ最新 の環境変化のさまが写真からも伝わります。
そこで質問ですが、この貴重な旅行記は単行本になるのでしょうか?
   (BN生、大手町)


(宮崎正弘のコメント)いずれ『早朝特急』のような(笑)シリーズ本に したいところですが、テーマによっておりおりの拙著に挿入しており、ま た旧ソ連、東欧合計30ヶ国については写真百葉以上を挿入して『日本が 全体主義に陥る日』(ビジネス社)となっております。 

25年ほど前には『世界経済路地裏を行く』(ダイヤモンド社、絶 版)の なかで、ソ連崩壊直後のモスクワやサンクト、ワルシャワ、プラ ハ、バ ルト三国の表情を写真入りで報告したのですが、写真のほうが好評 でし た(苦笑)。


        
          
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戦略も価値観も失くした米政権
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        櫻井よしこ

アメリカ共和党のジョン・マケイン上院議員が7月19日、脳腫瘍を患って いると発表した。同情報をアメリカ各紙は大きく報じ続けている。その詳 細な報道振りから、改めてマケイン氏の政治的影響力の程を認識した。

氏はベトナム戦争で負傷し、北ベトナムの捕虜として5年間拘束された。 解放の機会は幾度かあったが、同僚の軍人たちを残しての解放には応じら れないとして最後まで頑張り通した。このような経歴に加えて、共和党員 でありながら、共和党に対してさえも言うべきことは言う正論の人として の姿勢が、党派を超えて高く評価されている。

マケイン氏が6月18日の「ウォール・ストリート・ジャーナル」 (WSJ)紙のインタビューにこう語っている。

「もし我々が人権についての主張を放棄すれば、我々は歴史において興亡 を繰り返す(そしてやがて滅びていく)その辺の国と何ら変わらない」

「人間を変えることはできない。人間は自由を求める存在である。世界の 人々はロールモデルとして、精神的支柱として、我々を見ている」

氏が念頭に置いているのはドナルド・トランプ大統領である。トランプ氏 は最初の外遊先に中東を選んだ。その中で、女性の人権について非常に問 題のある国だとされているサウジアラビアでの会談で、人権問題に全く触 れなかった。その点に関して、マケイン氏はこう述べた。

「アメリカはユニークな国家だ。我々は失敗や間違いも犯したが、人々の ために立ち上がった。信ずるところに従って立ち上がらなければ、我々は 他の国と同じになる」

アメリカのメディアはこれをトランプ氏への「痛烈な批判」と報じた。だ が、トランプ氏はその後も各国の人権状況には殆ど無頓着であり続けてい る。中国共産党政権下で拘束されていた劉暁波氏が死去した7月13日、ト ランプ氏はパリでマクロン仏大統領と首脳会談を行った。ここでもトラン プ氏には人権という概念が全く欠落していると思わせる発言があった。

プーチン大統領を称賛

共同記者会見で中国について問われ、トランプ氏は習近平国家主席を「偉 大な指導者だ。才能に溢れた好人物だ」と称賛したのである。習政権に よって逮捕、拘留され、まさに死に追いやられた民主化運動の精神的支 柱、劉暁波氏には、一言も触れなかったのである。

このような姿勢への批判が高まり、ホワイトハウスは5時間後、大統領の コメントを発信する羽目に陥った。だが、それはごく通常の「お悔やみ」 の言葉にすぎず、抑圧された人々の自由と権利のために、アメリカの影響 力を最大限行使する気概は全く見てとれなかった。

マケイン氏が指摘するように、アメリカを大国たらしめ、国際社会の中心 軸たらしめた要因は、単に世界一の軍事力と経済力だけではない。「アメ リカが己の信条に忠実に、人類普遍の価値観を守ろうとし続けたから」で ある。

アメリカの歴史を振りかえると、大国への道程のひとつが1861年から4年 間続いた南北戦争だといえる。その戦いの軸のひとつは、黒人奴隷の解放 という、人権、普遍的価値観を巡る信念だった。北部諸州の勝利はアメリ カが普遍的価値観に目覚め始めたことを意味する。そのときから約150 年、さらに第一次世界大戦から約100年、アメリカは経済、軍事の双方に おいて大英帝国を凌駕し、世界最強国への階段を駆け上がり続けた。

第二次世界大戦直後には、ギリシャ及びトルコ防衛、つまり地中海を旧ソ 連の脅威から守るために北大西洋条約機構(NATO)を創設し、第二次 世界大戦で疲弊した欧州及びアジアの再生を促すべくマーシャル・プラン を実施した。

アメリカは「自由世界」の盟主として、民主主義、人間の自由、弱者救済 など、誰もが賛成せざるを得ない普遍的価値観を基盤にして共産主義、社 会主義陣営と戦った。

アメリカの政策を具体的に見れば、たとえば対日占領政策に関しては、日 本人としては大いなる不満がある。欺瞞も指摘しなければならない。それ でも、当時、世界が直面していたソビエトの共産主義・社会主義に対峙す べく、あらゆる力をもって備えようとしたアメリカの戦略は正しかったと 思う。

アメリカを「偉大な国」の地位に押し上げた要因は、この大戦略を持って いたこと、人類普遍の価値観を基盤としたことの二つであろう。

しかしいま、戦略、価値観共に揺らいでいる。戦略が欠落している結果、 トランプ氏はNATOを「時代遅れ」と呼び、年来アメリカの敵と位置づ けられてきた独裁専制政治を実践するロシアのプーチン大統領を称賛する のである。

眼前の利益

7月24日付の「タイム」誌の表紙を飾ったのはトランプ大統領の長男の ジュニア氏だった。氏を真正面からとらえた顔写真の上に、氏が公表した eメールの文面を重ねた表紙で、「Red Handed」(赤い手に捕われて)と いう鮮やかな黄色文字で書かれた特集タイトルが目を引いた。

大統領選挙の最中、クリントン氏に不利な情報、従ってトランプ氏に有利 な情報を提供できると称するロシア側の連絡を受けて、ジュニア氏は、そ の人物にトランプタワーで会った。ジュニア氏は、「会ってみたら何も役 立つ情報はなかった」「一刻も早く面談を打ち切りたいと思った」と弁明 するが、タイム誌が指摘するまでもなく、大統領選挙に勝つために、ロシ アと力を合わせようとしたこと自体が問題である。

ロシアの協力を得て目的を達成しようと考えたこと、実際にそのような機 会が申し入れられたとき、それに乗ろうとしたこと自体が問題だというの は常識だが、トランプ氏も、氏の身内も、この点を明確に認識していると は思えない。

タイム誌は、「結局大金持ちを(大統領に)選ぶということはこういうこ となのだ」と書いたが、それは誰が敵か誰が味方かを判断できず、眼前の 利益だけを追い求める人物を指導者に戴く危険を指してもいるだろう。

トランプ氏を大統領に据えて漂流しかねない国に、日本は無二の同盟国と して大きく依存している。国家としての足場の危うさを感じざるを得ない。

そうしたいま、わが国は加計学園問題に時間を費やしている。天下りの既 得権益を侵された官僚の、安倍晋三首相に対する挑戦であり、憲法改正に 向かいつつある首相の動きを阻止したい大方のメディアの挑戦であるの が、加計学園問題の本質だ。不条理な反安倍の猛烈な逆風の中でも、私た ちは、厳しい世界情勢を乗り切るために安倍首相の下で憲法改正を実現す るしかないと思う。日本にこそ、戦略と価値観の軸が必要なのだ。そのこ とになぜ気づかないのかと思う。
『週刊新潮』 2017年8月3日号  日本ルネッサンス 第764回



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五輪担当大臣の貫禄
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    渡部 亮次郎

メルマガ「頂門の一針」の常連投稿者に指摘されて、先にといっても1954 年に開かれた東京オリンピック当時、担当大臣故・河野一郎の担当記だっ たことを久々に思い出した。

と言っても1964年7月の人事異動でNHKの盛岡放送局から東京の政治部 へ発令され、河野大臣を苦手だといって誰も担当したがらない。田舎者の あいつに回そうというので河野担当になった。事情は後から知った。

記者会見に出かけて名刺を差し出したらろくに見もせず、もてあそび、そ のうち紙飛行機に折って飛ばしてしまったのには、おどろいた。記者を怖 がっていた田舎の県会議員とは大分、違うなと覚悟した。

何か質問あるかい、というからした。「大臣の右目は義眼だと言ううわさ がありますが、本当でしょうか」と聞いた。相手を見つめるときすが目に なるからである。すると「君はどこの社の記者だ」と言うからNHKだと 答えて叱られるのを覚悟した。

ところが違った。「君は記者の誰も聞かなかったことを良くぞ質問してく れた。ほれ、このとおり義眼ではないよ」目を?いて見せた。なるほど毛 細血管も走っているから義眼ではない。

翌朝、恵比寿の私邸に行き、門の脇で待っていると出てきた河野さんが私 を手招きする。近くまで行ったら「乗んなさい」という。驚いた。政治家 の専用車に同乗することを政治記者連中は「箱乗り」と言い、政治家は余 程気に入った記者で無ければ乗せないことになっている。

河野一郎自身自分を「実力者」と言い、記者たちは勿論、自民党内からも 畏怖されていた。だからこそ過去に前例の無い無任所にして東京五輪の担 当大臣を池田勇人首相から任されたのである。

その恐ろしい実力者が、どこの馬の骨とも知れぬ記者をいきなり箱乗りさ せるとは当に驚きだった。しかしこの待遇は終始続き、最期は夫婦2人き りの夕飯の席に呼ばれるまでに成った。

小田原に生まれて早稲田大学では箱根駅伝の選手として活躍、卒業後は朝 日新聞の政治記者。間もなく神奈川から代議士に当選して政界入り。かの 吉田茂とは激しい党内対立を繰り返しながらついに鳩山政権を樹立。日ソ 正常化を達成。


フルシチョフ首相とも対等な交渉を成し遂げ、ついに実力者に成長した。 池田首相もそこを見込んで史上初の東京五輪の担当大臣を任せることが出 来た。

いま政界を見渡してもあれだけの實力者はいない。これは世界の変化に伴 うものであり、日本の平和が長続きするからであり、小選挙区制度が政治 家を小物のしたと思わざるを得ない。 

河野さんはアルコールを一滴も飲めない体質だった。それを知っていてフ ルシチョフはウオッカを飲むよう強要した。河野さんは「国家のため、死 んだ心算で飲み干した。体が火照り眩暈が止まらない。「あの時は死ぬか とおもった」と言っていた。

東京オりンピックの翌年夏7月8日、?離性動脈瘤破裂のため自宅で死去。 まだ67歳だった。2015・8・3




    
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話 の 耳 袋
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 ◎失地回復へ実務型布陣=安倍首相「経済最優先」−改造内閣が発足

 第3次安倍第3次改造内閣は3日、皇居での認証式を経て発足した。新 内閣は閣僚経験者を多数配置した実務型の布陣で、学校法人「加計学園」 の獣医学部新設問題などで失った国民の信頼回復に全力を挙げる。安倍晋 三首相は同日夕、首相官邸で記者会見し、「結果本位の仕事人内閣だ。政 権を奪還した原点に立ち返り、一つ一つの政策課題で結果を出す」と強 調。引き続き「経済最優先」で政権運営に当たる姿勢も示した。

【閣僚名簿】第3次安倍第3次改造内閣
<https://www.jiji.com/jc/v?p=cabinet2017_0803>https://www.jiji.com/jc/v?p=cabinet2017_0803

 首相は会見の冒頭、加計問題や南スーダン国連平和維持活動(PKO) の日報隠しに自ら言及。「国民から大きな不信を招く結果となり、深く反 省しおわびしたい」と頭を下げて陳謝した。国会の要求があれば、閉会中 審査などで説明に努める意向を示した。
 経済運営について、首相は「経済の好循環をさらに加速し、デフレ脱却 を成し遂げる」と明言。新たに看板政策に掲げた「人づくり革命」や構造 改革などを推進するとともに、秋の臨時国会で長時間労働是正など「働き 方改革」の関連法案成立を目指す方針を表明した。

改造内閣が発足し、記者会見の冒頭で謝罪する安倍晋三首相=3日午後、 首相官邸
 改造内閣は、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させるな ど骨格を維持。一方、横滑りした加藤勝信厚生労働相を含め14人が入れ 替わった。「身内優遇」批判に配慮し、ハト派と目される河野太郎元行政 改革担当相を外相に、政権と距離を置いてきた野田聖子元郵政相を総務相 にそれぞれ起用して挙党態勢の構築を図った。
 首相は「ベテランから若手まで幅広い人材を登用し、実力本位の布陣を 整えることができた」と説明。野田氏について「私にとって耳の痛い話も しっかり直言してくれる」と語った。原発政策や歴史認識で首相と立場の 違いが指摘される河野氏に関しては、「内閣の方針に従っていくと明確に 示している」と述べた。

 新内閣では、小野寺五典氏を防衛相に再登板させ、閣僚経験の豊富な林 芳正元農林水産相を文部科学相に起用。日報隠しや加計問題で揺れた組織 の引き締めを委ねた。初入閣は第2次政権以降の改造では最少の6人。前 内閣での閣僚の相次ぐ失態の反省から、堅実さを重視した。
 首相はまた、自民党政調会長に充てた岸田文雄氏について「将来の日本 を中心で背負っていく人材だ」と評した。
 改造内閣発足に先立ち、首相は公明党の山口那津男代表と会談し、改め て連携を確認した。

【写真】
・ 初閣議を終え、記念撮影する第3次安倍第3次改造内閣の閣僚ら=3 日午後、首相官邸
・ 改造内閣が発足し、記者会見の冒頭で謝罪する安倍晋三首相=3日午 後、首相官邸
<https://www.jiji.com/jc/article?g=pol&amp;k=2017080300924&amp;p=0170803at95&amp;rel=pv>https://www.jiji.com/jc/article?g=pol&k=2017080300924&p=0170803at95&rel=pv
【時事通信】 2017/08/03-21:14 〔情報収録 − 坂元 誠〕
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 ◎籠池容疑者「昭恵氏」の名前出し交渉

学校法人森友学園に、国有地が格安で払い下げられた問題で、FNNが独自 に入手した音声データから、籠池夫妻側が、安倍昭恵夫人の名前を出し て、交渉していたことがわかった。

音声データで国側は、「支払った土壌改良費1億3,200万円が売値」と、答 えありきで交渉していたことが明らかになっている。

この交渉の2カ月前、土壌を改良したはずの土地から新たなごみが見つか り、国は、瑕疵(かし)があったと落ち度を認めた。

 籠池泰典容疑者「時間がたつことが大きな問題なんやから、なんかいい 方法ないの?」

大阪航空局「うーん、公共工事というのは、われわれ国側から、ご存じの とおり入札というか...」

諄子容疑者「それは普通のやり方で、特例があるって言いはったの」
 大阪航空局「その特例が使える、使えないというのがあるんですけど」

公募入札による撤去しかできないと説明する国側に、籠池容疑者らは切り 札を出した。

籠池泰典容疑者「なんや、きのう税務省から出たとたんに、安倍夫人から 電話ありましたよ。『どうなりました?』って。『頑張ってください』っ て言ってはったけど。なんて答えたらいいんやろ? わからへんわ。どうし よ。そちらの案は?そちらの案は?」

 安倍昭恵総理夫人の名前をちらつかせたが、この場で国側の特例は出な かった。

国の説明と異なる売却の実態について、3日午後、民進党は、財務省の担 当者から説明を求める。
Fuji News Network8/3(木) 13:35配信



 ◎<自民党>小泉進次郎氏、筆頭副幹事長に内定

安倍晋三首相(自民党総裁)は3日の党役員人事に合わせ、小泉進次郎農 林部会長(36)を筆頭副幹事長に起用する人事を内定した。知名度の高い 小泉氏に、選挙対策などを担わせる。来週に正式決定する。

 小泉氏は衆院当選3回。「将来の首相候補」と目され、農林部会長とし て農協改革などに取り組んできた。党務全般を仕切る幹事長室で経験を積 ませる。筆頭副幹事長は幹事長、同代行、同代理に次ぐポストだ。

 筆頭副幹事長には、柴山昌彦首相補佐官(51)も内定した。同ポストに 2人が就くのは異例で、柴山氏は総裁特別補佐も兼務する。
日新聞8/3(木) 11:06配信


 ◎米国務省  北朝鮮渡航者に8月中の国外退去呼び掛け

米国務省は2日、北朝鮮への米国人の渡航禁止措置を9月1日から実施す るため、米国パスポートを持って北朝鮮に滞在している渡航者に対し、8 月中に国外へ退去するよう呼び掛ける海外安全情報を出した。

渡航禁止措置の実施後も、ジャーナリストや赤十字など人道支援活動の従 事者のほか、渡航が国益に資すると判断された人は例外的に認められる可 能性があるという。

国務省は、北朝鮮で拘束された米国人大学生オットー・ワームビア氏が昏 睡状態に陥り、解放後に死亡した問題を受け、7月に渡航禁止を決定し た。(共同)

【写真】 − 米国、北朝鮮渡航者に8月中の国外退去呼び掛け
<https://twitter.com/Sankei_news/status/892925095798124544/photo/1>https://twitter.com/Sankei_news/status/892925095798124544/photo/1
【産經ニュース】  2017.8.3 10:16 〔情報収録 − 坂元 誠〕
 ◎米国務省  北朝鮮渡航者に8月中の国外退去呼び掛け

米国務省は2日、北朝鮮への米国人の渡航禁止措置を9月1日から実施す るため、米国パスポートを持って北朝鮮に滞在している渡航者に対し、8 月中に国外へ退去するよう呼び掛ける海外安全情報を出した。

渡航禁止措置の実施後も、ジャーナリストや赤十字など人道支援活動の従 事者のほか、渡航が国益に資すると判断された人は例外的に認められる可 能性があるという。

国務省は、北朝鮮で拘束された米国人大学生オットー・ワームビア氏が昏 睡状態に陥り、解放後に死亡した問題を受け、7月に渡航禁止を決定し た。(共同)

【産經ニュース】  2017.8.3 10:16 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎<内閣改造>岸田氏 高まる存在感 「ポスト安倍」へ足場

3日に行われた内閣改造・自民党役員人事では、岸田文雄外相が希望して いた党三役ポストを手にし、閣僚ポストも岸田派が要所を押さえる。加計 学園問題などで内閣支持率の急落した安倍晋三首相が政権維持のため岸田 派の協力を必要とした結果、政権内で岸田氏の存在感が急上昇し、「ポス ト安倍」へ向け足場を築く形になった。首相の出身派閥・細田派は自重 し、他派閥を立てることによって挙党態勢づくりに腐心した「脱1強」人 事と言えそうだ。

自民党政調会長に内定した岸田氏は2日、首相官邸で記者団に「宏池会 (岸田派)として政権を支える」と述べ、安倍首相を支える主流派閥とし ての存在感をアピールした。

 2012年末の第2次安倍内閣発足当初から外相を務める岸田氏は、オバマ 前米大統領の広島訪問実現など成果を上げる一方、首相の掲げる「地球儀 俯瞰(ふかん)外交」の黒衣役に埋没しがちでもあった。岸田派内には不 満も募り、岸田氏自身も「党要職を経験して力をつけたい」と漏らしていた。

東京都議選(7月2日投開票)での自民党惨敗が状況を一変させた。それ までは、来年9月の自民党総裁選で安倍首相が21年までの総裁任期を得る のが当然視され、岸田氏はその後の「禅譲」を狙う戦略とみられていた。 その見通しが急速に流動化し、岸田派内からは「『安倍首相のあとは安 倍』と言われていたが、状況がガラリと変わった。次の首相に一番近いの は岸田外相だ」(盛山正仁副法相)との主戦論も飛び出すようになった。

 首相側には「外相も重要な政権の骨格であり、閣内で首相を支えてほし い」(政府高官)と外相続投への期待感が強かった。だが、昨年の内閣改 造で入閣を拒んだ石破茂前地方創生担当相のように、閣外に去った岸田氏 が「反安倍」に転じれば、政権の先行きがさらに不安定になりかねない。

首相は7月20日に東京都内で岸田氏と約2時間会談するなど、政権運営へ の協力を強く求めた。その代償として、岸田氏の望む党三役ポストへの起 用を受け入れ、ポスト安倍候補としての足場づくりを容認せざるを得なく なった。岸田派幹部は「今の政権の体力では、岸田氏を無役にするのには 耐えられなかったのだろう」とほくそ笑む。

 首相は内閣改造でも岸田派に大きく配慮することになった。改造前の同 派の閣僚ポストは岸田氏と山本幸三地方創生担当相の2人だったが、今回 は林芳正、小野寺五典、上川陽子、松山政司の4氏が入閣する。

 「保守本流」を自任する岸田派には実績のある閣僚経験者も多く、閣僚 の不祥事や失言の相次いだ政権の立て直しへ向け「岸田派頼み」の側面も 否めない。特に林氏には加計学園問題で内部文書の流出が続いた文部科学 省、小野寺氏には南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報 問題で揺れた防衛省の混乱収拾へ期待がかかる。

岸田氏が安倍後継への動きを強めれば、首相の政権運営の障害にもな り 得る。岸田氏は最近の講演で、首相が意欲を示す憲法改正について「今 は9条の改正は考えない」と急がない立場を表明した。アベノミクスに対 しても「今の経済政策における格差といった負の側面に適切に対応するこ とが重要だ」と語るなど、独自色を鮮明にし始めている。
毎日新聞8/3(木) 8:30配信




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読 者 の 声       
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 1)マスコミは高校野球の報道でも偏向:前田正晶

3泊4日でPCもなく新聞も読まないで静養し、2日の夜に無事帰京した。静 養先ではテレビは地上波で1、4、5、6、8チャンネルしか見られなかった が、朝夕にはそれなりにニュースには接していた。(日中は不在という意 味、念の為)残念だったのは、7月31日にMXの「ニュース女子」を見られ なかったことか。

偏向していると言ったのは、何れの局でも早稲田実業(=清宮幸太郎)が 西東京の予選の決勝戦で負けてしまったので甲子園に出られなくなった し、清宮幸太郎もホームランの新記録達成がお預けになったことのみ残念 がってを取り上げても、目出度く甲子園に出ることになった東海大菅生は 無視したことを指している。兎に角、「清宮が打ったの、打たなかった の」ばかりでは、余りにも片手落ちだ。

私は早稲田大学とその系統高校の野球部からは未だ嘗て歴史に残るような 大打者が出ていないのではない点を言いたいのだ。「何を言うか、世界の 王貞治さんがおられるではないか」という反論が来るだろう。

それはそうだが、王貞治は早実から投手で読売に入り、投手を諦めて打者 に転向してから、故荒川博氏が個人指導で育て上げたので、早実出身の素 材だったというだけだと、私は認識している。他にはオリオンズの榎本喜 八が利他が、彼はホームランを沢山打つ人手はなかった。

私は少なくとも昔から早稲田大学野球部からは大打者が出ていないと思っ て見てきた。「ホームランを沢山打つような打者に限定すれば」という但 し書きを付ければ、より一層正確な記述になるかと思うが。それかあらぬ か、マスコミの清宮君に対する期待度が高すぎるのは納得できないのでも ない。ではあっても、あの偏向振りには不公平すぎるのだろう。東海大菅 生は何と思うのだろう。

冷静なる評論者としての私の清宮君の評価も述べておこう。彼の手先だけ というか、早稲田式打法である「前の方でチョコンと当てる」打ち方で、 あの体格と力で振り回した結果でホームランは確かに量産された。

だが、練習試合とそう大して水神が高い訳でもない公立高校相手の試合等 でも打ったホームランまで数えて107本と騒ぎ立てられては、清宮君も迷 惑ではなかったかと思うほどだ。大体からして、マスメディアに過剰に囃 し立てられて大成したスポーツ選手の数はそう多くはない。即ち、褒め殺
される危険性があるのだ。

私は清宮君が走る頼りない腕を横に振る姿を見ていると、早実では何を教 えているのかと思ってしまう。今時の運動部であるから、チャンとした基 礎的な身体能力の強化等は鍛え込んであるとは思うが、あの走り方は気に なってしまう。そういう点から見れば、早稲田大学野球部進学は余りお薦 めしたくない。ではプロかと言えば、新入りの有望選手を育てる技術が劣 悪な読売だけは避けるのが賢明だろう。

坂本勇人があの素質であの窮屈な打ち方であそこまで行くのに何年費やし たかを思えば、この「読売駄目説」は理解して貰えると思う。

清宮君論が長すぎた。まともな番組に行こう。Prime NewsにDPRKのICBMを 論じる番組に出演された第41代自衛艦司令官・香田洋二氏が指摘された 「金正恩はアメリカが在韓の30万人のアメリカ人に配慮して攻撃してこな いだろうと考えていれば誤りだ」には、唸らせられた。同時に「それがア メリカであり、戦争である」と考え込まされた。この番組には聞き所も多 く、折角の静養中の目玉である温泉に入るのも忘れて聞き入ってしまった。



 2)英語がペラペラの閣僚が4人も:前田正晶

何処の局だったか、今回の内閣改造で英語がペラペラ(堪能と言っても同 じかも?)な閣僚が4人もいると報じられていた。先ほどTBSのゴゴスマと やらでゲストの深谷隆司氏がハーバード出身者だけでも3人いると言われ たし、誰だったかが「河野太郎氏もアメリカの大学卒で英語で講演をして も何の問題もなく英語で冗談が言える力がある」と言っていた。因みに、 3人のハーバード出身者とは上川洋子氏(修士号あり)、林芳正氏(修士 号あり)と茂木敏充氏である。

私は日頃から「英語の品格」ということを言ってきた。それはどういう意 味かと言えば「人はその身分相応な品位がある言葉遣いをするべきであ り、ただ単にペラペラ話せるだけでは不十分である」ことを指している。

これだけでは未だ説明不足なので、アメリカ人の会社で習い覚えた英語表 現の意味や微妙な差異(カタカナ語では「ニュアンス」というフランス語 が使われている)を示す例文を挙げて参考に供したい。

「ウンザリだ」と意味を表すのに、”I felt tired of hislongspeech.” と、”Ifelt disgusted to hear his long speech.”の他に、”I felt sick and tired oflistening hid long speech.”という言い方もある。

アメリカ人にこの3つの違いを尋ねてみれば、3番目は余りにきついの で、意味が似ていても気安く使わない方が良いと教えられた。知らなかった。

「お目にかかれて〜」の挨拶では、我が国では”Nice to meet you.”が普 及しているようだ。だが、これも(支配階層にある)アメリカ人に聞くと 「何と”meet”は目下か年下に対して使う言葉であり、無難な表現は”nice to see you”であろうと言われた。何れにせよ、私は見ず知らずの人に向 かっていきなり”Nice to meetyou.”は非常に不躾であり、少なくとも、”I am so glad to see you.”くらいは言うべきだと思っている。この場合に は他にもいくらでも言い方があって、”It is a great honor to have an opportunity to see you here, today.”なんて言えるのだが。

「何とかやってみましょう」を何と言えば良いかだが、私は1975年だった かに上司に面倒な課題を与えられてついうっかり、”I will try to see what I can do aboutit.”と決意表明をして、不快な顔をされた。それで は「「やり遂げる」という確固たる意志が見えないと言われた。彼が望ん でいたのは”I’ll be sure to get it done.”だったのだそうだ。これが 決意表明となっているのだと教えられた。

この3つの例文で何が言いたいのかと言えば、私は幸いにしてアメリカ人 だけの中にいたので、支配階層の人たちに理解される表現を学ぶ機会を与 えられた。

そうではなく大学や大学院で学んでいる間にこういう微妙な違いまで学べ るのだろうか、または品格を備えた英語まで指導して貰えるものかという 単純な疑問である。私にはそういう気はしないのだ。

そこで、昨年の今頃発表した「英語の品格について」を少し長くなるがこ こに再録してみようと思う。私は英語力を備えられた大臣が数多く登場さ れたことは歓迎すべきだと思う。

だが、深谷氏も言っておられたように、局面次第で通訳の力に依存すべき
であるし、私を指導してくれたW社日本駐在だったワシントン大学のMBAの 日系人のJ氏も同様な意見だった。彼の日本語能力は我々以上だったかも 知れないが、彼は重大な場面では安心して話せる英語で行くと言っていた ほどだ。

>引用開始

英語にも品格があるのを忘れるな:

私は屡々「英語の品格」ということを言っている。それは何かと言う前に 「日本語にだって上品な言葉遣いや下品な話し方という区別があるではな いか」と指摘しておきたい。そこには育ちもあれば氏素性も影響するだろ うし、教育次第でもあるかと思う。日本語の場合は年齢や教育によってそ ういう区別の仕方は自ずと出来るようになってくるものだ。

英語では「文法無視」やその中でも例えば「単数複数の区別がない」よう な英語は無教養だと軽蔑される危険性があると知っておくべきだ。

だが、こと英語ともなれば、余程その道を深く究めるか、高い英語の能力 を必要とする環境にある程度以上の期間身を置かない限り、何が綺麗で正 確で教養と品格のある言わば支配階層の英語かなどということは、容易に 見えてこないものだと思う。

ましてや、我が国の英語教育では文法上の品詞は教えても、「口語」、 「文語」、「慣用句」(=idiomatic expression)、「俗語」 (=slang)、「汚い言葉」(=swearword)等の区別は教えられていない ようだし、発音上の「連結音」(=liaison)や”r-linking”が教えられて いないのは問題だと思う。これらは「品格に有無」の問題になるのだ。

私が1972年8月に生まれて初めてアメリカに行ってニューヨークに入った 時のことだった。道路工事をしていた白人の労務者がチャンと英語を話し ているのを聞いて「凄い。アメリカではこういう労務者だってチャンとし た英語を話している」と、ただひたすら感動したものだった。

小学校の児童や子供に英語を仕込んで、それでなくともおかしな日本語し か話せず、おかしなカタカナ語を縦横に駆使するような者が増えた時代に あって、日本語を一層おかしくしそうな英語教育をして何の為になるのだ ろうか。

カタカナ語のほとんどか文法無視である事を考えても、我が国の英語教育 の素晴らしさ?が解ろうというものだ。

私が我が国の英語教育の中で素晴らしいと思う点は「非常に読解力が高く なるような教え方がされていること」なのだ。ある大学で英書講読などと いう難しい教科の原書を見せられて、私には到底理解出来ない内容を多く の学生さんたちが解釈出来るのには、驚くと同時に「俺はえらそうなこと を言える立場にないのかも」と恥じ入ったものだった。

また、在職中に是が非でもアメリカの家庭にホームステイしたいと希望さ れた重要取引先のT課長さんのお嬢さんを技術サービス部長L氏がお引き受 けした。そこで、彼を案内してT氏の自宅を訪問した時に、高校3年の英語 の教科書を見せて貰ったのだった。

一読してL氏が叫んだのは「日本では高校生の時点から文学者を養成する 気か。アメリカの高校ではこんな難しい文学的な英語は教えない。これは 如何なる目的の教育か」だった。換言すれば、「余りにも難度というか程 度が高く、アメリカの高校生程度の英語力では消化出来ないのでは」とい う意味だ。それを日本の高校で教科書に使っているので驚愕したという意 味だった。

現実にアメリカで話され且つ書かれている英語は千差万別である。そのど れに品格がありインテリ階級というか支配階層の人たちと話す際に使って も恥ずかしくないのかは、余程長い間アメリカ人の中でも一定上の階層に ある者たちと、日常的に英語で過ごしてみないと解るまい。

さらに言えば、何が正確で良い英語で、どれが品位を欠く下層階級(言葉 は悪いが、トランプ大統領の支持層)かを実地に指導してくれる人がい て、初めて見えてくるものだと思う。

私は子供頃からの経験で、仲間同士で話し合う英語には不自由していな かった。だが、39歳でアメリカの支配階層のビジネスの世界に入り、そこ で通用する英語は別物だと親切に指導してくれた日系人のMBAに出会っ て、初めて目が覚めたものだった。

偉そうなな言い方をすれば、基礎が出来ていたので、その上に「支配階層 の英語」を乗せることが出来たのが幸運だっただけ。だが、我が同胞の普 通にビジネス社会で暮らす方が「支配階層の英語」を身につける必要がど れほどあるだろうか。

要するに、何を目指して、何の為に英語を使うのかを十分に意識乃至は認 識せずして、ある程度以上に上級の英語を学ぶ意義が何処にあるのかとい う疑問である。

更に言えば、「何が支配階層の英語かを認識出来ているのか」という問題 もあるし、我が国にそういう英語を教えることが出来る人がそれほどいる のかという疑問もある。そんな難しいことを考えずに「やったー。通じ た」という程度を目指すのかを、最初から決めてから取りかかるべきでは ないのか。

結論を言えば「何を目指して、どのような英語を、何歳から『小・中・ 高・大学の何処から教え始めるのか』をキチンと決めずして、小学校から 教えて何になるのかな」という単純素朴な疑問だ。

より具体的にいえば、当然のことながら軽佻浮薄で文法無視で、汚い言葉 などを散りばめた教養の程度を疑われる「ペラペラ」などを目指してはな らないのだ。品格を忘れて「通じるか、通じないか」を基準にしてはなら ないのだ。一般的に「お里が知れる」と言うではないか。

<引用終わる


 3)野党の責任とは(8月2日、北村維康)

稲田防衛大臣を辞任に追い込んだ野党の方々に訊きたいのですが、他国が軍事力を背景に腕力で日本を脅していることについては、どうして声を大きくして言わないのですか?

中国の度重なる領海侵犯、北朝鮮のわが国へ向けての度重なるミサイル発射、韓国の竹島不法占拠、ロシアの我が国固有の領土である千島列島と樺太の占拠。このうち最も緊迫している一つを挙げれば、日本の排他的経済水域に着弾している北朝鮮のミサイル。いつ本土に着弾してもおかしくない事態にあると言えるのではないでしょうか?

安倍内閣を批判する野党の議員は「国民のため」「国民の生活を守る」ということをよく言います。しかし、日本にミサイルが落ちるかもしれないという事態を放っておいて、また稲田大臣の言葉端をとらえて辞任に追い込んでおいて、いったい何をしたいのでしょう。

「国民の生活を脅かす北朝鮮にどう対処すべきか」ということをどうして論じないのでしょう。「北朝鮮に拉致された同胞を助ける方法」をどうして提起しないのでしょう。稲田大臣を免職にすることで、それらの問題がなおざりにされるだけでなく、近隣諸国へ「日本の自衛隊は何もできない」と示したことになったことが分からないのでしょうか?

北朝鮮のミサイル発射を許しているのも、拉致された人々が帰ってこないようにさせているのも、稲田大臣を免職に追い込んだ人々であるということをはっきりと言っておきます。

日本は、周りを取り巻く国々に完全に馬鹿にされているのです。なぜか?自衛隊が「張り子の虎」に過ぎないからです。

日本の自衛隊は優秀だと言われます。しかし、力ずくで来る相手は倒さなくては、意味がありません。張り子の虎にさせている元凶は憲法9条であり、そして、稲田大臣を辞任に追い込んだ野党の人々と彼等を支持する国民であることをはっきりと言わせていただきます。

(上記は、山陰神話研究会のブログを参考に致しました。)以上



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身 辺 雑 記
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4日の東京湾岸は曇天。

私はNHK記者時代、池田勇人内閣の五輪担当で副総理格河野一郎無任所相 の担当だった が、その孫 の太郎氏が3日の内閣改造で外務大臣として入 閣した。外務省 は私が大臣秘書官として在職したところであり、感慨無 量だ。

一郎氏が急逝したとき 孫の太郎さんはわずか2歳だった。「わしはまだ死 なんよ、子供たちを寝 かしなさい」といった子供が太郎クン。翌日の夜 に死んだ。わずか67だった。私は発表の30分前にNHK全国放送で流した。 67と言えば河野家と親戚の外山四郎さんも67で死んだ。

故・佐藤栄作首相に聴かされた話だが、総理大臣は改造のたびに求心力を 失ってゆく、と。入閣させなかった国会議員の恨みが重なるからだ、と か。安倍総理も楽じゃないのだ。それはそうだろう、希望者の7割を無視 するのだから。安倍さんはどうだろう?

わがメルマガに花を添えて下さる前田正晶さんが夏休みから”復帰”に安堵 の一息。

東京湾岸は3日は曇天。涼しいのでクーラーを使わずに日中は済んだ。

メルマガ編集の傍ら歌手・北原謙二を聴いて居る。2005年に65で死んだ歌 手。デュエットしている島倉千代子も死んだなあ。不思議に歌手に長生き はすくないような気がする。


夏休み中の隣の中学校、セミの声が聞こえる。校庭では、男子生徒たち障 害物競走の練習に励んでいた。私は子供のころ裸足で100M11秒と早かっ た。軟式野球ボールは103M投げた。だが、偏平足だからからっきし遅い。 偏平足じゃない亡兄は長距離の選手だった。


隣りの校庭からはセミの声が聞こえてくる。

<セミは、卵→幼虫→成虫という不完全変態をする虫である。

日本の場合、成虫が出現するのは主に夏だが、ハルゼミのように春に出現 するもの、チョウセンケナガニイニイのように秋に出現するものもいる。 温暖化が進む近年では、東京などの都市部や九州などでは、10月に入って もわずかながらセミが鳴いていることも珍しくなくなった。

成虫期間は 1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難です ぐ死んでし まうことからきた俗説で、野外では1ヶ月ほどとも言われている。

さらに、幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達 し、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつ。>ウいき

生まれ育った秋田では集落の周りが田んぼだらけだったからセミはいな かった。だからセミ獲りをしたことは無い。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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