政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4425号  2017・7・26(水)

2017/07/26

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4425号
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           2017(平成29)年7月26日(水)



              144年も変わらぬ日韓関係:加瀬英明

        文科省は解体的出直しをするしかない:杉浦正章

      中国海軍、ロシアとバルト海でも軍事演習:宮崎正弘

               友と語らん鈴懸の径:渡部亮次郎              
                    
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4426号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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144年も変わらぬ日韓関係
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      加瀬 英明

144年も変わらぬ日韓関係 文政権が韓国崩壊を招く?

韓国で、親北朝鮮の文在寅(ムンジェイン)政権が登場した。

それでも、わが大使館とプサンの総領事館の前に設置された慰安婦像が、 撤去されることはない。
 
やれやれ、日韓関係は144年も全く変わっていないのだ。

明治6年に、朝鮮政府が日本の唯一つの外交公館として、釜山(プサン)に あった倭館の前に、日本を「罵詈譫謗(ばりせんぼう)」(罵る言葉)を連 ねた、漢文で数千字にのぼる告示文を掲示した。

内容は、日本の明治の改革を頭から否定して、日本が儒教の礼を踏み躙 り、服装を西洋式に変えたことを痛罵し、日本が禽獣以下の国だとなじる ものだった。

日本側の抗議に対して、告示文を撤去することを拒んだ。日本政府はこの 無法な告示文に激昂し、西郷隆盛をはじめとする太政官が、征韓論を唱え る切っ掛けとなった。

今日、この告示文の写しが、外務省外交史料館に保管されている。

日本で嫌韓論が募っている。いったい韓国にどう対応したら、よいのだろ うか?

私は韓国は変わらないから、あるがままの韓国を受け容れて、経済、安全 保障、文化に限って、互恵関係を結ぶべきだと思う。

アメリカにキリスト教の一派のアーミッシュの共同体があるが、電気も、 電話も、自動車も、いっさいの機械の使用だけでなく、聖書以外の読書、 讃美歌以外の音楽を禁じている。敬虔な愛すべき人々だ。

イスラエルに「オーソドックス・ジュー」と呼ばれる、ユダヤ教の厳格な 戒律を頑なに守る人々がいる。聖書が肌に刃を当てることを禁じているか ら、髭を剃らない。シャバット(安息日)――金曜日の日没から土曜日の日 没まで乗り物に乗らないし、火を点じることがない。信仰心が篤い人々だ。

アーミッシュ教徒や、オーソドックス・ジューに、生きかたを変えるよう に求めるものだろうか?

反日(パンイル)が韓国民の愛国心を支えて、元気の素となっている。韓国 はかつて自国を小中華(ソチュンファ)と呼んで、中国の藩属国であること を誇って、日本を蔑(さげす)んできた。その日本が韓国を追い越したの が、誇りを傷つける。

そのかたわら、韓国民は日本の発展が羨ましい。反日の裏では、日本に憧 れている。韓国には「羡憎(ソジュン)」という、日本語にない言葉がある。

韓国民の心情を理解して、日本が韓国の活力の源となっていることを喜び たいものの、明治初年の日本を苦しませたのが、朝鮮半島だった。日本は 朝鮮半島をめぐって、清国とロシアと死活を賭けて戦うことを強いられた。 

いま、北朝鮮から発する脅威が、日本を戦(おのの)かせている。それだけ ではない。文政権によって、韓国が崩壊する可能性がある。

私は6月にワシントンに滞在していたが、政権内部の友人が「もし文政権 が北朝鮮に1ドルでも渡したら、われわれは黙っていない」といった。

「どうするつもりなのか」と尋ねたが、笑って答えなかった。おそらく韓 国の国軍を動かして、クーデターで文政権を倒そうということなのだろう。

トランプ政権は民主的に成立した政権を倒したくないだろうが、オバマ政 権がエジプトで民主的選挙によって登場したムスリム同胞団政権を軍が倒 したのを黙認したのと、同じことになろう。


   

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文科省は解体的出直しをするしかない
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            杉浦  正章


前川とメディア結託で政局化を狙う
 
閉会中審査は平行線
 
左傾メディアは朝日がリードして、「疑惑が強まった」としか報道をしな いだろうと予言したとおり、朝日の25日付朝刊の見出しは閉会中審査につ いて「数々の疑念残ったまま」だそうだ。

もう見る前から見出しが分かる。はっきり言って首相の前文科事務次官前 川喜平の言い分と、全面否定する首相補佐官和泉洋人の主張は平行線をた どった。

いったん「ある」と主張したものを「ない」と否定することは“悪魔の証 明”であり、不可能とされるが、あると主張する方に特定の「意図」がある かどうかによって判断することは可能であろう。

それでは前川の「意図」はどこにあったかといえば、事態の政局化である。 繰り返される前川発言が安倍内閣の信用度を傷つけ、内閣支持率を急降下 させたのは紛れもない事実であり、24日の衆院予算委閉会中審査は、前川 にとってそれをダメ押しする位置づけであったと言えよう。左傾メディア と“結託”しているのは言うまでもない。

これに待ったをかけたのが和泉であった。前川は例によって和泉が「総理 は自分の口から言えないから私が言う」と述べたと主張し、「これは加計の ことと確信した」と言明した。加計学院獣医学部の今治市への早期開学の 手続きを進めるよう迫られたという主張である。

この表現から見れば紛れもなく、印象によって事態を操作しようとする意 識が濃厚だ。裁判の場では弁護士が裁判長に苦情を呈する場面であろう。

和泉は「そういう極端な表現をしていれば記憶があるが、全く記憶がな い。言っていない」と全面否定した。どちらを信ずるかの判断には材料が まだ足りない。

その判断材料として第一に考慮されるべきは、前川の「狙い」である。文科 省は昨年来天下り問題が白日の下に露呈されて、前川は責任を取って辞任 せざるを得なくなった。発言の根底にはその辞任劇への「意趣返し」がある としか思えない。

もともと前川は文科省が52年間もの間獣医学部新設を認めず、既得権を擁 護したい獣医学会との癒着の構図で愛媛県の申請を拒否し続けてきた路線 の継続を内心考えていたのだ。これは官邸主導の岩盤規制突破の方針と 真っ向からぶつかる性格のものであった。

しかし、最大の問題は前川が次官在職中に一切反対の声を上げなかった事 である。前川は辞任後一部マスコミの動きが反安倍へと流れるのを見て、 政権の攻撃に取りかかったのだ。邪道の意趣返しであり、そこにはずる賢 い人間性しか感じられない。

次官を馘首首されてて失うものがなくなった者の開き直りでもある。この 前川の動きを見て、一部文部官僚も戦後聞いたこともないような「官僚に よる政権降ろし」の動きを開始し、疑惑のメモ類をマスコミにリークし始 めた。

漏れれば安倍を窮地に陥れることになることを知っての上の行為である。 こうして左傾メディアが音頭を取り、前川と一部文部官僚の結託の構図が 出来上がったのだ。

既得権益が失われることに危惧を抱いた獣医師会と、国益そっちのけで省 益が狭められることを恐れた文科省が、岩盤規制の突破という国民にとっ ての至上課題とかけ離れた場所でうごめいたのだ。問題は日本国民は愚民 だと思いたくないが、そこに国民の目が届かず、朝日、毎日、TBS、テレ ビ朝日などの反政権マスコミの“誘導”のままに支持率を低下させ安倍批判 の傾向を見せていることだ。

前愛媛県知事加戸守行が文科省のあまりの体たらくについて「橋下徹前大 阪市長だったら文科省解体を唱える」とあきれていたが、3流文科官僚の度 しがたさはいかんともしがたい。

自民党内にも行政改革推進本部長河野太郎のように文科省解体論も台頭し ている。河野は「文部科学省は、解体して国の教育行政をスリム化すべき だ。初等中等教育は、財源とともに地方自治体へ移行させる。

また、高校についても、都道府県に委譲する。大学については、国が管轄 するしかないが、文科省からの現役出向は禁じて、本当に必要ならば出向 ではなく転籍させる。

現在のように、文科省にお伺いを立てなければならないようなシステムは 壊し、国立大学法人化したときに目指した原点に立ち返るべきだ」と主張 している。この際時期を見て腐れ切った文科省を解体して新たな教育行政 の組織を打ち立てる時かも知れない。

安倍は支持率低下などに臆することはない。党内野党は少数いるが、何時 の世にもこうした輩は存在する。自民党の大勢は安倍を支持している。24 日の閉会中審査を見る限り、民新、共産両党も追及の種は尽きた。

安倍は内閣改造を断行して、重厚実務型新体制で新規まき直しを展開すべ きだ。トランプの真似をせよとは言わないが、どの国も政権というもの は、人事を繰り返して体制を強化してゆくものだ。

我が国を取り巻く状況を見れば、北朝鮮が核ミサイルの“仕上げ”段階に突 入し、中国が陰に陽に北の政権を支持し続けるという、ゆゆしき事態が生 じている。極東における戦略上のパラダイムシフトが起きているのだ。

ノーテンキの左傾マスコミや野党が作り上げた加計疑惑のぬかるみに足を 取られている時ではあるまい。安倍が率先して日米韓豪印など主要国によ る「東京会議」を開催して対策を練ってはどうか。 




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中国海軍、ロシアとバルト海でも軍事演習
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月25日(火曜日)弐
        通算第5367号
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 中国海軍、ロシアとバルト海でも軍事演習
  ミサイル駆逐艦、コルベット艦などを投入、ドイツの不快感
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北欧諸国はバルト海の安全保障が、いよいよ脅かされてきたと脅威を感じ ている。不安が増しているのだ。他方で、北欧諸国は中国の一帯一路構想 に魅力を感じて、中国に接近するという矛盾をさらけ出している。

 ロシアと国境を接するフィンランド、かつてはフィンランドを支配した スエーデンがとくに顕著に対ロシア軍事脅威観を抱くが、すこし距離のあ るデンマークとノルウエイは、どちらかといえばロシアよりドイツへの不 快感が濃厚だった。

 ところが、2017年7月24日からバルト海で開始されたロシアと中 国との合同海軍演習はドイツを含めて周辺海域にとって直面する軍事的脅 威の拡大となった。NATO全加盟国にとっても、このロシアと中国がお こなう初めての共同演習には強い関心を寄せる。

 この両国が地中海での訓練をすませ、いよいよバルト海に進出してきた のだから、NATOにとっては新しい頭痛の種。現在もアメリカの関与へ の共鳴と反撥という加盟国の間での温度差、軋轢にくわえ、一部にはトル コがNATOから脱退するのではないかという疑心暗鬼が広がり、その一 方でドイツ財界のなかには中国のシルクロード構想への参加は間違いでは ないかという議論も広がり始めている。

中国海軍はミサイル駆逐艦、フリゲート艦、輸送船などを投入し、ロシア も最新鋭コルベット艦など両国で12隻の軍艦に航空機、武装ヘリなどをく わえての本格演習となった。演習は28日まで続けられる。

演習の主な目的は中国海軍とロシア海軍の共通練度向上、相互理解にもあ るが、対空、対地ミサイル発射訓練に対潜水艦戦闘訓練も加わるというの だから、本格的である。
         
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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 「鹿島立ち」とは、いかなる意味が裏に籠められていたのか
   「天孫降臨」は関東から九州への遠征。高天原は関東にあった

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田中英道『高天原は関東にあった』(勉誠出版)
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田中英道氏は美術史が出発点であり、考古学、古代史への分野へは美術の 観点から興味を高められた。そのうえでイタリア、フランス、スペインの 美術の造詣から、歴史の議論は国際的なパースペクティブに広がる。

独自の歴史解釈、そのアプローチが学閥や通説に拘束されない、斯界のタ ブーを撃破していく。通説を完膚無きまでに論破するのは、そうした学問 的背景がある。

おそらく、本書で展開されている高天原が関東にあり、邪馬台国は実在し ないという挑戦的な、革命的な書籍は既存の歴史学会や大学教授らは間違 いなく無視するだろう。ちょうどアメリカの歴史学界が、真実を言う学 者、ジャーナリストを「歴史修正主義」と言って排斥するように。

「目から鱗が落ちる」などという表現は陳腐である。目から何十枚、何百 枚も厚い鱗がぼとぼと落ちていくほどに本書に描かれた歴史解釈は従来の 歴史通念をひっくり返すのだ。戦後の左翼が取り憑かれた愚昧な歴史観を ひっくり反すコペルニクス的な、画期的な書物が本書なのである。

というわけで、読了に3日かかった。かかりっきりで読んだわけでもない が、1行1行をかみ砕きながら読むと想定外に時間がかかるのである。

冒頭に縄文土器の解釈がある。

土器、土偶、とりわけ縄文の意味。田中氏はひろく諸外国の類似土器、土 偶を美術史的な観点から比較考察する。その探求眼は国際比較文明学者の それであり、土偶の造型の多くがデフォルメされ、水蛭子がモデルになっ ていることに着目し、日本の古代史の常識を覆る衝撃の歴史考察がつづく。

「先史時代のヴィーナス」のようであっても、日本の長野県棚畑遺跡から でた「縄文のヴィーナスがもっもも美しい」とされる氏は、「写実性から 離れ、抽象性、芸術性をもっている」とするのだが、その源泉は不明であ る。だが、氏は考古学的解釈や時系列に拘らず、フォルモロジーから真実 に迫ろうとする。

評者(宮崎)は土偶の変形とりわけ女性の腹部がふくよかすぎるほど出っ 張った土偶をギリシアやキプロスでもみたが、当時は肥満女性が美しかっ たから等という解説は聞き飽きた。

そういう陳腐な解釈が歴史を誤断させるのではないのか。

青森の三内丸山遺跡には黒曜石が発見されている。近くの秋田県の山奥に なるストーンサークルは、世界の果てにも類似があり、また巨石神殿は英 国のストーンヘンジ、マルタの巨石神殿を連想するのは評者だけではある まい。

ともあれ日本の縄文時代は1万6000年以上まえからあって中国大陸や朝鮮 半島とは無縁の独自の文化を形成していたことがわかる。

ついで高天原が関東にあった理由に鹿島、香取神宮の存在と日高見国の位 置の考証に移り、鹿島から鹿児島への船の移動を推論する。

「鹿島立ち」が古来より意味したのは関東からの防人が九州の防衛に行く ことだった。鹿島、香取神宮の付近には日高見という地名が多い。

田中氏はこう言う。

「ニニギノミヤは、鹿島から立って九州の鹿児島に船団で向かって到着 し、『天下った』ことを意味し、『天孫降臨』の随伴する七柱の神とは、 天児屋根命、天鳥船神、天津日高日子などで、まさに東国三社の神々であ り、『日高見国』の人々がニニギノミヤを守り、従う随神たちであったこ とを示している」(174p)。

さて評者も、神話の故郷、高千穂には3回出かけている。

高千穂で「天の岩戸」なる場所を遠望し、高千穂神社での恒例の神楽見学 のあと、土産屋に寄ると、「天孫降臨」という焼酎を売っていた。名前が 気に入ったので思わず買ってしまった。
 高千穂から延岡へ山稜をたどるとニニギノミヤが降り立ったと言い伝え のある山がある。じつはこの山稜のなかに可愛岳がある。ご記憶だろう、 この峻険は?山を越えて、西南戦争に敗れた西郷隆盛軍が薩摩への帰還の 旅にでたことを。官軍はニニギノミコトの神話を思い出して、可愛岳を登 攀した西郷軍を深追いしなかった。


 ▲「邪馬台国」も「卑弥呼」もシナの捏造なのだ

白眉は「邪馬台国」。「卑弥呼」論争への決定打だ。

田中氏は次のように言う。「魏志の倭人伝は倭国のことを具体的に描い たものではなく、若干の同一性を除くと、すべてフィクションであり、検 討に値しない」。

そう、魏志の倭人伝など、ずばり検討すること自体が徒労なのである。
 卑弥呼は倭国のひとつの邪馬台国の巫女に過ぎない。「つまり天皇のよ うに倭国すべてを統一した上の、『権威的存在』ではない」のである (235p)。

したがってどちらも実在しなかった。戦後歴史学は、邪馬台国の場所論 争、卑弥呼は誰か、女王はどの地区を納めたのかと百花繚乱、侃々諤々、 牽強付会の議論に明け暮れた。

「実在しなかった」といきなり結論をいわれても、戸惑う読者も多いこ とだろう、と推察する。

そもそも日本の歴史書に登場しない架空の国と女王。中国の三国志の附 録にあたる魏志の倭人伝が言い出しているだけ。この一点をみても、奇怪 である。

思い出されたい。中国にとって歴史はプロパガンダであり、韓国のそれ はフィクションであることを。

魏志の倭人伝は風説、伝聞を纏めて仕上げた怪しい歴史書であり、そこ にはシナの政治的打算、思惑が秘められている筈である。

評者は昔から魏志の倭人伝は信用するに値せず、創作だろうと考えてき た。まず「倭人」という差別的軽蔑語、「卑弥呼」などとおおよそ女王に 似合わない命名ぶりからも作者の政治的意図が推定できるのではないか。

すなわち邪馬台国なるものは、あたかも南京大虐殺などというプロパガ ンダをまともに追求して、いや実際の犠牲は2万人だったとか、数千では なかったかという不毛の反論に陥る。

相手の陥穽にみごとに嵌っているの ではないか。最初から偽書だと断定 すれば、邪馬台国がどこにあったか、 等という「誇大妄想」的で、レベ ルの低さを代弁するような愚劣な議論は うまれまい。

「邪馬台国とか卑弥呼とかいう蔑称がいつの間にか歴史用語になり、教 科書にまで載せられるようになったこと自体が、日本の歴史かのレベルの 低さを示している」(228p)。

田中氏は日本中どこを捜しても「卑弥呼神社」がないという冷厳なる現 実から論を進める。
          
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)長期連載の貴コラムを愛読させていただいております。長 年にわたるご尽力に感謝申し上げます。

今号の「驅黴院」の解釈にはちょっと疑問があります。この場合の黴は 病気(性病)のことであって、「醜業婦」のことではありませんよね?
 細かいことを申して恐縮ですが、愛読者ゆえのご指摘とご寛恕くださ い。(TT生)


(編集部より)樋泉さんより次の連絡がありました。

樋泉克夫先生からの回答です。

「T.T.樣。日頃から拙稿をご笑覧戴き深謝致します。拙稿(1602回)で言 及した「驅黴院」につき、「『黴』は病気(性病)を指し、『醜業婦』に 非ず」とのご指摘を受けましたが、同時代の関連資料を参照しましたが確 かに「黴」は性病を指していました。

改めて訂正すると同時に、ご指摘に深謝致します。

今後とも、拙稿の誤りをご指摘いただけましたら幸甚です。身勝手ながら お詫びとお願いまで。樋泉拝」



  ♪(読者の声2) 最近、安倍内閣の支持率が急減したのはスパイ天国に 跋扈 する反日勢力による陰謀であり、怪しからんことだという主張が保 守陣営 から提示されていますが、ちょっと的が外れています。

媚中派を大量に抱え込みシーレーン防衛も危うく、拉致被害同胞の奪還も 出来ず、慰安婦「合意」では史実を捻じ曲げ国家国民の尊厳を貶め、終戦 記念日に靖国神社公式参拝も回避し英霊に対する国家顕彰も放棄し続け る、このような自民党政権の支持率が低下するのが「怪しからん」ことで しょうか?
誠に結構ではありませんか。

しかも、共産党の微増はあるにしても民進党という旧社会党体質のレーニ ン帝国主義別働隊の支持率も輪をかけて無残に低下しているのですから、 この国が悪化しているのではなく、正常化する過程と捉えるべきです。

今から35年前、我々が未だ現役学生として運動の前線に立っていた頃にも 同じような現象がありました。時の首相中曽根が米大統領レーガンとロン ヤス関係なるものを結んで蜜月を演出していた際には、保守陣営ではこれ を歓迎する向きもありましたが、我々はこうした日米癒着はヤルタ・ポツ ダム体制の固定化容認に繋がる暴挙として激しく反対運動を展開しました。

いま欧州では正しい民衆の声を反映させた国民政党が次々に勃興し、これ を排除したい既製マスコミはポピュリズムとの烙印で貶めている反面、自 己中心(国や国民ではなく自分個人を最優先する)主義で手法もポピュリ ズムその物でしかない小池某にはそのレッテルを貼らずに英雄視している ようですが、これとて左翼は問題外だが自民党政権も嫌だという国民のま ともな意思に応え得る集団がなく、同女のような小物しか出て来ないこと が我国の問題なのです。

いまこそ、皇国皇統護持弥栄を結党の中心に据えた本格的国民政党の出現 を待望する所以です。(Y生)



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(読者の声3)最近の多くのマスコミの政党以上の「政治直接介入」は度を 越しているように見受けられます。

森友・加計学園問題などを「利用して、都議会や地方選挙の結果を左右す るほど力を得た彼らの政治直接活動は、すでに「報道の中立性」などと言 う言葉は全くその痕跡さえ残らぬほど破壊されてしまいました。

しかしそれでは良識あるマスコミ人は何らかのアクションをおこしている かと言うと全く心もとない状態です。おそらくこれでは、”マスコミを 装った政治団体“はこれに味を占め、マスコミの“政治活動”はますます冗 長することでしょう。

私は彼らのそのような力の源泉の要は 「世論調査」にあると思いま す。いぜんから社会学者なども指摘していますが、マスコミ各社の世論調 査は、自社の主張に合致させるべく、誘導する質問を周到に用意し、その 結果をさらに自社の意図を強化するように表現して新聞などで「記事化」 しているということらしいです。

特に電話による質問をもってする世論調査などを、あたかも公正な世論調 査と言った感覚で位置付けるにはあまりにはいかがわしくその社会的弊害 はかり知れません。

斯様な世相を背景に我々は「世論調査公正憲章」(仮称)なるモノが必 要だと考えます。つまり真に世論の動向を把握するために世論調査をする のであれば、その調査〈特に質問方法〉が公正中立であるための要件を整 理し、これを憲章とするのです。この要件に合致していない世論調査は  世論調査とは言えないと云う認識を社会に普及させることです。
 
恐らく偏向マスコミはこれを無視するはずですが、彼らの「世論調査」の 実施方法(具体的には彼らの質問文章をその都度、「世論調査公正憲章  検証委員会」がチェックする)を調べ、彼らの調査方法が 「世論調査公 正憲章」に則っているか違反しているかを逐一、指摘するのが効果的では ないでしょうか?

つまり世論調査自体の実態を検証委員会が「ニュース化」するのです。
(SSA生)


(宮崎正弘のコメント)トランプ大統領は左翼マスコミをフェイクと断言 して果敢に戦っています。安倍晋三首相も朝日、毎日、東京新聞やテレビ はフェイクと断定して、真っ正面から勝負を挑めば、支持率なんぞ、すぐ に70%台を回復すると思いますよ。


          
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友と語らん鈴懸の径
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    渡部 亮次郎

標題は戦時中の昭和17年、ハワイ生まれで一時帰国したまま帰れなくなっ た日本人灰田晴彦が作曲した曲に新聞記者出身の作詞家佐伯孝夫が詞をは め込んだ。『鈴懸の径(すずかけのみち)』として晴彦の弟勝彦が囁くよう な歌い方で歌った。

「友と語らん 鈴懸の径 通いなれたる 学舎(まなびや)の街。やさし の小鈴 葉かげに鳴れば 夢はかえるよ 鈴懸の径」

「新版 日本流行歌史 (中)」によると「間もなく学徒動員令が下り、出 陣の学徒は万感の思いを込めてこの歌を歌った」とあるが、広辞苑によれ ばそれは「学徒出陣」である。

「太平洋戦争下の1943年、学生・生徒(主として法文科系)の徴兵猶予を停 止し、陸海軍に入隊・出征させたこと」とある。学徒「動員」なら勤労動 員といい国内の軍需工場などに中学生(旧制)以上のほぼ全員がかりたてら れた。私は小学校(国民学校)だから行かなかった。

戦後になって灰田の母校立教大学構内に鈴懸の並木路が出来たらしいと聴 いたがまだ見ていない。大変なこじつけもあったものである。

ところで鈴懸の木はプラタナスが元々の名前である。種類が10種ある、と されている。

スズカケノキ科で、落葉高木である。街路樹または庭園樹として広く植え られている。バルカン半島からヒマラヤまでの温帯に分布し、紀元前から すでにイタリアに入り、16〜17世紀にはフランス、イギリスでも街路樹に 用いられたという。

日本には明治初め(たしか明治2年)に渡来し,小石川植物園に植えられ た。その果が、山伏の着る篠懸の衣に付く房の形に似ているところから、 その和名がついたという。

日本で最も多く植栽されるのはモミジバスズカケノキ。本種とアメリカス ズカケノキの雑種といわれ、樹皮は灰緑色で鹿の子まだらにはげ,葉の切 れ込みは両種の中間で全形がカエデの葉に似る。

スズカケノキの仲間は、やせ地や低湿地でもよく生長し、公害に強く、刈 込みにも耐えるので,世界の温帯で広く植栽される。日本でもプラタナス (英名plane tree)と総称して明治40年ごろから挿木で広がり始め、今日各 地で街路樹としてはイチョウと並んで最も多く用いられている。材は強硬 で、原産地では家具や器具材にも利用される。

私が毎日の散歩コースとしている恩賜公園の北部広場には鈴懸の大木がな らんで12本植わっている。公園の完成が昭和50年代だから既に30年以上 経っているが、今度おそらく初めて剪定の手が入った。

埼玉県ナンバーの車に乗った造園業の作業員3人が3日かかって大小の枝を 殆ど切り落とした。なんだか髭もじゃのルンペンが子供の裸ん坊に変身し たみたいにすっきりした。

そういえばこの公園での散歩も10年以上になるが、木々の剪定はあまり見 たことがなかった。それが昨年5月に何百株の皐(さつき)を開花寸前に ばっさり剪定。

秋にはあちこちの垣根をすべて剪定。おかげで公園は見通しがとても良く なった。東京都がこうした非生産的なことに予算を割く事は随分、文化と 言うものに配慮したことであって、或いは知事どのの文化レベルを示して いるのかな、と思ったりする。参照:世界大百科事典 エンカルタ事典  2007.01.18



     
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話 の 耳 袋
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 ◎韓国また慰安婦合意破り 財団トップ辞意で活動困難に…日本拠出の10億円はどうなる?

韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の「反日姿勢」がさらに鮮明となった。慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」することを確認した2015年の日韓合意に基づき、合意履行を進めてきた「和解・癒やし財団」の金兌玄(キム・テヒョン)理事長が辞意を表明したことが分かった。財団が今後、停止状態になる可能性もある。米国など国際社会が評価する合意は「破棄」同然の危機に立たされた。

財団の関係者が明らかにした。金氏は先週の理事会で、財団の運営費が政府予算に組み込まれず、全面カットされたことなどへの責任を取って辞意を表したという。

 財団は昨年7月末に発足し、金氏は任期2年の理事長に就任した。日韓合意に基づき日本政府は8月末、韓国側に10億円の資金を拠出した。合意当時に存命だった元慰安婦47人のうち7割以上の36人が、これまでに1人当たり約1億ウォン(約1000万円)を財団を通し受け取るか、受け取りの意思を示している。

ところが、日韓合意に批判的な文政権が今年5月に誕生すると、財団への風当たりが強くなった。政府による合意の「検証」対象に財団も含まれているとされ、慰安婦問題を担当する鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族相は日韓合意再協議の意思を示し、財団の活動への調査・検討の必要性を指摘している。

事実上、文政権に追い込まれて金氏が辞意を表明したことで、財団の活動継続は困難となる。韓国側の事情で、一方的に合意がほごにされる可能性が出てきた。

10億円の行方も問題だが、それ以上に韓国政権の裏切り行為のひどさが際立っている。

【写真】 
・ 「反日」の文大統領がまた、慰安婦問題を蒸し返す動きに出た(AP)
・ 金兌玄(キム・テヒョン)理事長
・ 慰安婦像
【ZakZak】2017.7.25 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎ヤマトがアマゾンに1.7倍の運賃値上げと総量抑制を要請、ヤマ場は9月

労働現場がパンクしたヤマト運輸と、その引き金になったアマゾンとの交 渉が大詰めを迎えている。関係者によると、ヤマトがアマゾンに対して、 現状の1.7倍への値上げを要請しているという。

 ヤマト運輸は、10月には運賃の値上げと総量コントロールする方針を打 ち出している。大口の法人客にも値上げを要請しており、アマゾンとて例 外ではない。

ネット通販の王者であるアマゾン・ジャパンの宅配便数は、年間3億個に ものぼる。このうち4分の3にあたる2億2000万〜3000万個をヤマト運輸 が、残りを日本郵便が運んでいる。

 関係者によると、ヤマトが受けているアマゾンの荷物の平均単価は 270〜280円。これは2013年に佐川急便が利益が出ないとしてアマゾンの仕 事から撤退したときの価格に等しい。「タリフ」と呼ばれる運賃表の4割 という水準だ。

にもかかわらず、その価格で受けてきたのは、「アマゾン・ジャパンが物 流機能の一部を負担していたから」(ヤマト関係者)だという。アマゾン が配送先のエリア別に仕分けして、基幹センターに持ち込んでいるという のだ。それとて、サービス残業に支えられてこそ見合う価格だったわけ で、問題が表面化したことで、この単価では採算が合わなくなった。

関係者によると、ヤマトはアマゾンに対して、現状単価の270〜280円から 470円への値上げを要請している。「アマゾンは、短期的にはヤマトの要 求を飲まざるを得ないだろう」と言う。

直近でもアマゾンは7月10日から年に1度の大セール「Amazonプライム デー」を実施したばかり。荷量が通常期よりも多くなるため、物流現場に かなりの負荷がかかるが、これも「ヤマトに協力をお願いして、なんとか 乗り切れた」という。

 さらに、アマゾンを悩ませているのは、ヤマトが値上げのみならず総量 コントロールの対象にしていること。アマゾンに対して、現状受けている 2億2000万〜3000万個の宅配便のうち、4000万〜5000万個は受けられない と伝えているという。

 なお、こうした数字について、ヤマト運輸、アマゾン・ジャパンともに 「個別交渉の内容については答えられない」と回答している。

  目先、アマゾンの最大の課題は、ヤマトの改革に伴いあぶれる4000 万〜5000万個の荷物をどうするかだ。

470円の単価に、さらなる追加料金を支払ってヤマトに委託するのか、そ れとも日本郵便に委託するのか。アマゾンは、自前で物流網を築くとして いるが、「そんなにすぐにはできない。4〜5年は要するだろう」(物流関 係者)という。

ヤマ場は、両社の契約が更新される9月。猛暑をますます熱くさせる駆け 引きが続きそうだ。

  (ダイヤモンドZAi編集部 須賀彩子)
ダイヤモンド・オンライン7/25(火) 6:00配信



 ◎朝日&毎日新聞は「加戸証言」どう報じる? 「加計問題」で問われ るメディアの報道姿勢

学校法人「加計学園」問題や、南スーダンPKO(国連平和維持活動)部 隊の日報隠蔽問題を追及する衆院予算委員会の閉会中審査が24日開催。 一連の問題追及が倒閣運動の様相を呈するなか、前者では、野党側の「加 計ありき」との批判に対し、安倍晋三首相が「岩盤規制を国家戦略特区で 突破した」ことを、どこまで国民に納得させられるかが焦点。後者では、 稲田朋美防衛相が日報隠蔽に関与していたかとともに、指揮管理能力の欠 如も問題視されそうだ。

「60歳になれば『耳順(したが)う』。私は人の話を聞かないイメージが あるが、結構聞くんです。議論をしても、話は聞いていきたい」

安倍首相は23日、横浜市で日本青年会議所会頭と対談し、こう語った。内 閣支持率が30%未満の「危険水域」に突入するなか、論語を引きながら謙 虚な姿勢を強調した。

注目の閉会中審査には、「行政がゆがめられた」という前川喜平前文科事 務次官と、これを全否定する和泉洋人首相補佐官、内閣府の藤原豊前審議 官。さらに、加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事や、国家戦略特区 ワーキンググループ(WG)の八田達夫座長らも参考人として招致された。

先週末には、山本幸三地方創生担当相が、愛媛県今治市で加計学園の獣医 学部新設が決まる2カ月前に、日本獣医師会幹部に四国設置を言及したと される報道が相次いだ。すでに山本氏と獣医師会側は「京都についても言 及していた」と共通しているが、山本氏は改めて「加計ありき」ではない と説明する考えだ。

質問時間は、与党1時間半、野党3時間半の計5時間。

10日の閉会中審査では、加戸氏が10年以上、四国に獣医学部を誘致しよう と活動してきたことや、厚い岩盤規制の実態を赤裸々に語り、「特区申請 をしてから何度も門前払いを食らった。一番強い反対は日本獣医師会だっ た」「ゆがめられた行政が正された」と証言した。大きな反響となった が、朝日新聞や毎日新聞は記事本文中で一行も報じなかった。

今回、朝日と毎日は加戸証言をどう報じるのか。メディアの報道姿勢も問 われそうだ。

写真− 集中審議で答弁に立つ安倍首相=24日午前、国会 集中審議で答弁 に立つ安倍首相=24日午前、国会
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【ZakZak】 2017.7.24 〔情報収録 − 坂元 誠〕



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読 者 の 声       
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 1)MXの「ニュース女子」には大高未貴さんも参加して韓国問題を採り 上げた:前田正晶

居合わせた次男が「MXがこんな番組か」と驚いていた。司会の長谷川幸洋 はこの番組が32局だかで見られるようになったと言って驚いて見せた。私 は余り人気が出て欲しくない気がするのだが。24日夜には何を話題とする かも知らぬままに期待して22時まで待っていた。

ゲストの真ん中に産経の前ソウル支局長・加藤達郎氏がいた。大高さんが 著書の「日韓円満断交はいかがー女性キャスターが見た慰安婦問題の真 相」を持って参加されていた。

矢張り非常に面白い展開だった。順序不同で記憶にあるだけを紹介してみ よう。先ず驚くこともなかったことで、吉田清治が作った慰安婦の碑を書 き換えに行かれた奥茂治氏が敢えて韓国の検察の要求に応えて再度渡韓さ れ拘束されて出国禁止とされていることを報じた朝日以下の新聞が如何に 報じたくなかったかを記事の文字数で表示したところ、毎日は「ゼロ」 だったこと。朝日は100台だったか。最多は産経だったのも当然か。

大高さんは「吉田清治が単独であれだけの本が書けた訳ではなく、そうい う動きをし始めたことを知った何処かの勢力が動いて援助したのだった」 と指摘した。これは藤井厳喜氏以下の論客の方々も初耳だったかの様子 だった。

奥氏は大高さんとも藤井氏とも交流があるようで、番組がソウルで私費で ホテルに滞在中の奥氏がソウル中央駅にいるところに中継を結んで真情を 吐露するインタビューをしたのも驚だった。奥氏と親しげに語り合っていた。

奥氏はあの碑は吉田が個人で作った物で言わば私有物だから書き換えは勝 手だと主張しても、検察は国有地にあるのだから犯罪であると言い、対立 している由だった。奥氏は「韓国内では一般的な国民の慰安婦問題に対す る関心の度合いは高くない」と指摘した。

奥氏は韓国の検察に「証拠として謝罪・訂正記事が載った朝日新聞に印を 押させて持ってこい」と要求され、ソウル支局に行かれたそうだ。ところ
が門前払いで、その理由は「日本語が解る者が不在」だった。そ私は呆れ る前に「矢張りそういう酷い新聞社か」と納得したのだった。

なお、検察は今では印は不要だと譲歩した由だった。私が思うには韓国の 検察は朝日の記事くらいは見ていただろうし保存もしているかも知れな い。だが、それでは証拠にならないので、奥氏に提出を求めたのだろう。 どうやら奥氏を助ける人が大高さんや藤井厳喜氏以外には余りいないよう で、確か援助するカンパの銀行口座が画面に出ていた。

奥氏がそう指摘されたかどうかの記憶は定かではないが、一般の韓国の市 民からすれば沈滞する景気と高い失業率の方が慰安婦問題よりも遙かに切 実な問題であっても不思議ではないと思う。

文在寅大統領に対する批判というか論評も勿論あった。そこを結論的に議 論を纏めれば「あれほど左向きで親北の大統領である以上、閣内の主要人 物は皆真っ赤っか。彼が指向することはアメリカ離れで、中国とロシアに 限りなく寄っていくこと。

日本は彼らにとっては如何なることがあっても相容れざる国であり敵視し 続けるだろう。何れは北と統一して核を保有する国になって行きたいのだ ろう」だった。

末延東海大教授だったか藤井氏が指摘した「全世界で北と国交がある国は 160を超え、結んでないのはアメリカと日本くらいのものだということ が、我が国の中では余りに知られていない」は、偏向したメデイアが採り 上げたい話題ではないと思う。

大高さんは「韓国は自分の都合だけで行動し、ある時はアメリカと我が国 に依存するかと思えば、中国にすり寄りロシアにも接近する。韓国は我が 国とは何れは絶縁する方向にあるのではないか」という意味のことを言わ れたが、誰も反論しなかった。私もそんなことだろうと思う。

こういう具合で、長谷川幸洋は韓国の話題だけで終わったしまったと言っ たが、私にはそれだけで十分に面白かった。末延東海大教授は確かテレ朝 の出身だと思うが、この番組では思うがままのことが言えて楽しいと言っ たのも印象的だった。この番組は安倍内閣を支持しないとアンケートに答 えるような人たちには受けないだろう。

この月曜日の22時からの番組のもう1つの特色は、その司会者が左寄りで 反安倍の東京新聞の幹部である長谷川幸洋であるし、TBSのサンデージャ ポンだったかの常連・西川史子医師なのも、何とも言えぬ味を出している こと。


 2)久し振りでプロ野球の話題を:前田正晶

7月に入ってからの読売を見ていると、如何に何でもリーグ優勝はなくて も、もしかして3位に上がってクライマックスシリーズとやらに出ていく 危険性が出てきたかのように思える。それは、シーズン当初はあれほど不 調だった長野が打ち出したことに加えて昨年の首位打者坂本は健在だし、 投手陣には菅野、田口、マイコラスという3人の投手がリーグ屈指の安定 感があることに加えて、マシソンが締めくくりで獅子奮迅の活躍をしてい るからだ。

ではあっても、この3名の投手で最悪でも2勝1敗とした後で、大竹、内 海、宮国等では良くても1勝2敗だろうから、6試合通算では3勝3敗では何 にもならない危険性もある。そこから先は香取新GMが昇格させた斉藤雅樹 の腕の見せ所かも知れない。

そこで、23日のDeNA戦を振り返ってみよう。この試合を見ていて面白いほ どに私の得意の閃きが当たったので、昨日にでも採り上げたかった。だ が、他に重要な話題があったので今日まで持ち越した次第。それはDeNAが 6階にそれまで良く投げていた大竹を粉砕して一気に5点も取ってしまった 辺りから始まった。

私はそもそもこの大竹と内海は早くその高齢化を理由に「戦力外通告」を すべきだと言ってきたし、大竹は良く投げていても6回辺りで力尽きるこ とが多いので、DeNAは焦ることはないと思って(閃いて)いた。果たせる かな6回のあのざまだった。

その時の私の閃きでは、この6対2となった時点で決して勝負あったとは なっていなかった。そこで専らボクシングを楽しむことにしたら、案の定 8回で同点だった。

実は、6回に目下の所首位打者である宮崎が見事にRBIベースヒット(カタ カナ語では「タイムリーヒット」)を打った後で代走を出したので、ラミ レス監督はもしかして同点にされるか延長戦になっても、宮崎まで打順が 回る前に決着する自信か読みがあるのだろうかと閃いていた。いや、何と なくそう推理したのだった。

そして、9回裏である。ボクシングから戻れば一塁に走者がいて打順は3番 に上がっている筒香。正直に言って「ここで筒香がホームランを打てば絵 に描いたようなサヨナラ試合になって面白い」と閃いたので、どうなるか を見守っていた。

読売は既にマシソンを使った後で、私が余り評価していない高木勇人を仕 方なく出したのだろう。高木には筒香は荷が重すぎた。

結果は皆様ご承知の筒香の左中間寄りのホームランだった。閃きが大当た りだったと言うべきか、漫画のような筋立てだったか知らぬが、読売の二 線級投手の弱点が悲しいほど出た結末だった。

それでも、第4の投手に誰かが奮起して出てくれば、これという投手がい ないDeNAに追いつける可能性はなきにしもあらずだ。しばらくは黙って
見ていよう。





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身 辺 雑 記
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26日の東京湾岸は浅野うちは雨、散歩は午後回し。


記者時代から文章で「そして」は使わないように気をつけてきた。文の リズムが失われる。

クーラーをつけた書斎でPCを操作しているが、窓越しに見える中学校のグ ラウンドでは男子生徒たちが駆けっこをしている。私にも中学時代があっ たなあ。野球に夢中だったが。ピッチャーで4番でキャプテンだったな あ。70年前。打撃の方が好きだった。五城目中学校との試合で3塁打を一 打って五城目の監督をしていた兄を悔しがらせた。その兄も4年前に81で 死んだ。 


内科のことで25日大学病院に相談のため家人と出かけた。もっと筋肉の付 く運動をせよ、と指摘された。だが、81にはきついね。

                      読者:5737 人。 








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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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