政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針

2017/07/19

    
□■■□──────────────────────────□■■□   わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4418号
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           2017(平成29)年7月19日(水)



        軍艦島を第2の慰安婦問題にするな:櫻井よしこ

       『裏切られた自由』、ついに邦訳が刊行:宮崎正弘

              その日本語、文字は変だ:渡邊好造

               鰻は冬が美味なのだ:渡部亮次郎
                          
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


□■■□──────────────────────────□■■□
第4418号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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軍艦島を第2の慰安婦問題にするな
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           櫻井よしこ


 「月刊Hanada」8月号の「特集 国連の正体」に、藤井実彦氏が 驚くべき記事を書いている。

日本軍が朝鮮半島の女性たちを性奴隷にしたという根拠のない出鱈目話を まとめたのは、周知のように国連特別報告者のクマラスワミ氏だ。クマラ スワミ報告書は一読しただけで虚偽だとわかる代物である。藤井氏は藤岡 信勝氏らが主宰する同報告書の研究班に入り、クマラスワミ氏が報告書を まとめる際に参考にした文献の調査に当たった。

氏が参考にした唯一の英語の文献がオーストラリアのジャーナリスト、 ジョージ・ヒックス氏の『性の奴隷 従軍慰安婦』で、藤井氏はこの書が 金一勉という人物の『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』に依拠していることを 突き止めた。さらに金氏の著書が「週刊大衆」や「週刊実話」などに掲載 された官能小説、漫画、さらには猟奇小説に依拠していることも突き止めた。

国連特別報告者という権威の衣をまとってまとめた慰安婦の報告書が、世 間ではおよそ通用しない週刊誌記事に依拠していたこと自体、驚きだ。

こんなつまらない報告書が、今も日本の名誉を傷つけ続けているのであ る。なぜ外務省は反論しなかったのか。なぜ、同報告書について調査しな かったのか。

外務事務次官を長年務めたある人物は、欧米諸国は慰安婦問題に関する日 本の弁明や説明は聞いてくれない、「絶望的な気分になる」と語ったが、 自業自得であろう。クマラスワミ報告書を民間人の藤井氏らが調べたよう にきちんと調査すれば、いくらでも説得力のある説明は可能なはずだ。欧 米の知識人も、彼らの信じる「日本軍、性奴隷、強制連行」説が下品な漫 画や官能小説に依拠していたとわかれば考え方を変えるはずだ。そうした 調査を怠って、天を仰いで嘆息するばかりが外交官の仕事ではないだろう。

全て作り話

根拠を欠く悪質で下品な主張であるにも拘らず、クマラスワミ報告書は国 際社会における日本の慰安婦批判の聖書に祭り上げられた。そしていま、 同じような事象が徴用工問題でも起きつつあるのではないか。

韓国の「対日抗争期強制動員被害者連合会」は、日本に強制動員された徴 用工の像を、今年8月15日、ソウル、釜山、光州の3か所に設置すると発表 した。ソウルでは、日本大使館前に違法に設置されている慰安婦像の横に 置くそうだ。

また、7月下旬には柳昇完監督による韓国映画「軍艦島」が韓国で封切ら れる。長崎県端島(軍艦島)の炭鉱に「強制連行」され、「奴隷労働」を 強いられた朝鮮人労務者が集団脱走を試みて、大量虐殺されるという筋書 きだ。

柳監督は「映画的想像力を加味」、「現在の韓国映画で可能な極限の技 術」で、生々しく仕上げたと語っている。だが、強制連行も奴隷労働も集 団脱走も全て作り話だ。

端島では日本人も朝鮮人も互いに助け合いながら暮していた、子供たちは 日本人も朝鮮人も同じ教室で机を並べて学んだと、「真実の歴史を追求す る端島島民の会」の皆さんが異口同音に証言している。

80代、90代の旧島民の皆さんは、端島が強制労働の地獄の島として、根拠 もなく非難され貶(おとしめ)られ、それがやがて真実として定着していき かねない現状を憂えている。端島に行けば体感できるが、島は狭く、住民 は文字どおり、ひしめき合って住んでいた。

そうした中で、如何にして朝鮮人を拷問し、虐殺できるのか。如何にし て、机を並べて勉強する子供たちの目や耳に届かないように、そんなこと が可能なのかと、彼らは憤る。

映画が封切られる今夏、多くの人々がそれを観て、恐らく強い反日感情が 生起するだろう。文在寅政権が日本政府に徴用工の強制連行や強制労働に 関して謝罪を要求する可能性もある。

だが、前述のように、端島の実態は韓国側の主張とは正反対だったのであ る。日本政府は今度こそ、きちんと事実を主張しなければならない。

この際、徴用工についての日韓両政府の交渉内容を知っておくことも重要 であろう。2005年、盧武鉉大統領は日韓国交正常化交渉に関する全資料3 万6000頁を公開させた。徴用工についての交渉もその中にある。同志社大 学グローバル・スタディーズ研究科の太田修教授による『日韓交渉 請求 権問題の研究』(クレイン)から、少々長いが引用する。

韓国―我々は相当の補償を要求する。他国の国民を強制的に動員すること によって負わせた被徴用者らの精神的、肉体的苦痛に対する補償だ。

日本―日本人として徴用されたので日本人に支給したものと同じ援護を要 求するのか。被害者個人に対して補償してくれということか。

韓国―我々は国として請求する。個人に対しては国内で措置する。

日本―わが方でもそのような人々、さらにその遺族にも相当の援護措置を 講じており、韓国人被害者にも可能な限り措置を講じようと思う。

事実上、決着済み

このような応答のあと、以下のようなやりとりがあった。

韓国―日本は韓国人を奴隷扱いしたにもかかわらず当時日本人だったとい うのは事実を隠蔽するものだ。

日本―非常に気の毒なことで、当然援護しなければならないと考える。そ のような人々の名簿を明らかにすれば早急に解決できる。

韓国―若干の資料があるが不完全だ。

日本―我々もその点について整理しており、不完全であるが相互に対照さ せれば明らかになると考える。日本の援護法を援用し、個人ベースで支払 えばはっきりする。日本側は責任を感じており、被害を受けた人に対して 何ら措置を講ずることができず申し訳なく考えている。特に負傷者、行方 不明者、死亡者やその家族に措置を講じなかったことは遺憾である。相互 に国民の理解を促進し国民感情を宥和させるためには、個人ベースで支払 うのがよいと思う。

韓国―国内問題として措置する考えであり、その支払いはわが国の手で行 うつもりである。

太田氏の著書にはもっと詳しい交渉の様子が記述されており、徴用工問題 では日本政府が個人補償を繰り返し申し出て、韓国政府が国内問題として 措置したい、徴用工個々人への支払いは韓国政府が行うと言っているのが わかる。

こうした外交資料を読んだ盧武鉉大統領は、「請求権協定を通じて日本か ら受け取った無償3億ドルは、強制動員被害補償問題解決の性格の資金等 が包括的に勘案されているとみるべきである」として、この件を事実上、 決着済みとした。

徴用工問題は、現在韓国側が言っているようなものではなかったのであ る。これを第二の慰安婦問題にしてはならない。韓国側の捏造に満ちた歴 史戦に、日本人はできるだけ多くの知識をもって立ち向かわなければなら ない。
『週刊新潮』 2017年7月13日号   日本ルネッサンス 第761号



         
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『裏切られた自由』、ついに邦訳が刊行
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月17日(月曜日。祝日)
        通算第5358号  
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これは戦後出版界と歴史学界を画期する一大事件である
  フーバー大統領回想録『裏切られた自由』、ついに邦訳が刊行
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待望のフーバー大統領回想録『裏切られた自由』(草思社)の邦訳板刊行 が始まった。
 
同時にこの本を詳細に解説する渡邊惣樹『誰が第2次世界大戦を起こした のか』(同)も出版され、戦後の歴史解釈が根底的にひっくりかえる。

ガリレオが、コペルニクスが、あるいはダーウィンがそうであったよう に、世の中の通説を転覆させ、真実をのべることは勇気を必要とする。
アメリカ人が単純に信じ込む「米国=正義」に対して、そのタブーに正面 から挑戦したのが、フーバー大統領の回想録だからである。

真珠湾攻撃は事前に暗合が解読されていて、むしろ日本をけしかけていた ルーズベルト大統領の陰謀だったことは、いまや周知の事実である。しか し、日本の攻撃で一気にアメリカの厭戦ムードは吹き飛んだ。ルーズベル トの狙いは当たった。
 
アメリカは孤立主義から大きく逸脱し、まずはヨーロッパ戦線に大軍をさ しむけ、ナチス・ドイツ、ムッソリーニのイタリアと戦闘。西側を勝利に 導いた。いや、勝った筈だった。

ところが敵であるはずのロシアを支援し、あろうことか、戦後秩序はソ連 のスターリンが最大の裨益者となった。死力を尽くしたポーランドが共産 化され、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアばかりか、バルカ ン半島に到るまでソ連が手に入れた。

極東では南樺太、全千島を手に入れても足りず、アジアは中国共産党の手 に落ち、朝鮮半島は南北に分断され、とどのつまりルーズベルトはソ連の 領土拡大に協力したことになる。

結果論の皮肉は、近年でもたとえば米軍がイラクに介入した結果、ISと いうテロリストを産み、イラクはイランの影響下に入り、アフガニスタン はタリバニスタンに変貌しつつあり、朝鮮半島では南が自ら赤化を望み、 いそいそと中国圏に戻ろうとしている。

フーバー大統領(任期1929−1933)はルーズベルト大統領に騙されてい た。何かを仕掛けたなとは本能的に直感したが、当時、すべての密約は密 封され、フーバーにさえ「ハルノート」という最後通牒を日本に突きつけ ていたことは知らされていなかった。

フーバーは書類、議会議事録、外交文書そのほかを緻密に検証し、20年の 歳月をかけて本書を書き残していた。

フーバーの言い分とは簡単に言えば「ルーズベルト外交は自由への裏切り であった」ということである。

 
 ▲マルタで東西冷戦は終わった

東西冷戦は、ルーズベルトの失策がもたらした。そもそもルーズベルトの 失敗は、ソ連を国家承認した(1933年11月)ときから始まった。大統領就 任直後である。

それが世界に厄災を運び、ルーズベルト政権の周りはソ連のスパイと共産 主義者に囲まれて国策を次々とあやまった。

大胆にソ連に挑戦したのは1981年のレーガンの登場だった。

スターウォーズ計画、ミサイル防衛網を前面に出して、ソ連と対峙姿勢を しめし、対抗策としてソ連は大軍拡にはしるのだが、経済力がついてこら れず、あえなく頓挫。ペレストロイカ、グラスノスチを謳ったゴルバチョ フが登場した。

1989年師走、ブッシュ大統領とゴルバショフはマルタの沖合のヨットで会 談し、東西冷戦が終結した。

共産主義者は思想的敗北から逃れるために環境保護、人権運動、フェミニ ズム、少数性差別、反原発に流れ込み、日本でもその亜流がいまもメディ アが牛耳っている。

さて、1938年3月8日に、フーバーはヒトラーと会見している。

「この会見でフーバーは、ヒトラーを狂信者であり、お飾りだけの愚か者 だとする欧米の報道が間違っていることを確信した。ヒトラーは自身の言 葉で国家社会主義思想に基づく経済再建を語った。情報の豊かさは彼の優 れた記憶力を感じさせるものだった」(渡邊解説本、64p)。

その前年、1937年にルーズベルト政権はシカゴで演説した。有名な『隔離 演説』である。しかも、この演説で、ルーズベルトは「国内の経済問題を 話題にしなかった。具体的な名指しは避けたものの、日独伊三国によって 世界の平和が乱されている、これを是正するためにはアメリカは積極的に 国際政治に関与しなけれはならないと訴えた」(同72p)。

1939年、ナチスはチェコに侵入した。
 
「少なくとも軍事侵攻ではない。ハーハ(チェコ)大統領との合意によるも のだった。さらに、フーバーが考える独ソ戦では、ドイツはソビエト侵攻 のハイウエイとなるチェコスロバキアを通らざるを得ないことは自明であ る」(同88p)。

次はポーランドだった。

ここで英国のチャンバレンはポーランドの独立を保障する宣言を行った。 英米は、ドイツはスターリンとの対決に向かうと考えていたから、ポーラ ンド回廊を通過するのは自然であり、このポーランド独立を英国が保障す るということは、フーバーからみれば愚かな選択であった。


▲ルーズベルトがスターリンに譲歩したのはアメリカを不幸にした

ヒトラーは独ソ不可侵条約を結び、しかもソ連もポーランド侵攻に踏み切る。

「犬猿の仲であった独ソ両国の唯一の共通点。それが第1次大戦期に失っ た領土回復を希求する強い思いであった」(同99p)

舞台裏では何回も複雑に執拗に交渉が続いたが、ポーランドの誤断も手 伝って、ついにナチスはポーランドへ侵攻する。

「この戦いがなければ日米戦争がおこるはずもなかった」が、ポーランド の稚拙な対独外交が原因で、戦線が広がり、日米開戦への道が準備される。

その後の戦争の展開は周知の事実とはいえ、問題は「カイロ宣言」、「テ ヘラン会談」から「ヤルタ」会談の密約、そしてポツダムへと米英ソの 『密約』が次々と進み、アメリカ国民は何も知らされないままルーズベル トとスターリンの謀議は進展し、途中からチャーチルはのけ者にされ、や がて病魔に冒されたルーズベルトは正常な判断も出来なくなった。

トルーマンはルーズベルトから殆ど何も聞かされていなかった。原爆を保 有したことさえ、トルーマンは知らなかったのだ。
こうしてフーバー回想録は、アメリカの歴史学主流に投げつけられた爆弾 である。
かれらが『歴史修正主義』とレッテルを貼り付け非難してきたが、どちら が正しいかは明らかであり、ルーズベルトの評価が地獄に堕ちているのだ が、これを認めようとしない一群の学者とメディアが、真実をいまも覆い 隠しているのである。

渡邊氏は、解説書の最後を次のように結んでいる。

「中国と韓国は、日本を『極悪国』として捉え、歴史認識では日本の主 張を一切受け付けず、21世紀になっても非難を続けている。歴史の捏 造 が明らかな南京事件についても、いわゆる慰安婦問題についても、アメ リカはプロパガンダであることを知っている。それにもかかわらず、アメ リカが日本を擁護しようとしないのはなぜなのか。

それは、ルーズベルト とチャーチルの戦争指導があまりに愚かであった からであり、その愚かさ は、日本が(そしてナチス・ドイツが)問答無 用に『悪の国』であったこ とにしないかぎり隠しようがないからである。

歴史修正主義は、戦後築きあげられた『偉大な政治家神話』に擁護され ている二人の政治家(ルーズベルトとチャーチル)の外交に疑いの目を向け る。ナチス・ドイツや戦前の日本が、胸を張れるほど素晴らしい国であっ たと声高に主張しているのではない。

極悪国とされている国を『歪んだプ リズム』を通して見ることは止める べきだと主張しているに過ぎない。そ れにもかかわらず、歴史修正主義 は枢軸国を擁護する歴史観だとのレッテ ルが貼られている。それは、 ルーズベルトとチャーチルが引き起こした戦 後世界の混乱の真因から目 を逸らさせたい歴史家や政治家がいるからであ る)(同220p)。

歴史の偽造やフェイクをまだ信じているガクシャは、本書を読むと顔が 引きつるだろうし、日本の論壇にまだ跋扈している左翼は卒倒するかも知 れない。


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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)「反日メディアと反日勢力による、前代未聞の謀略を受けて いる安倍政権に「頑張れ!!の声援」をおくりましょう。
「7.20 負けるな安倍政権! メディアと反日勢力による倒閣運動を 許すな! 緊急国民運動」の参加呼びかけです。

日時       平成29年7月20日(木) 16時30分〜19時00分
場所       衆議院第二議員会館前 首相官邸前
http://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/shuhen/shuhen.html
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催       頑張れ日本!全国行動委員会
http://www.ganbare-nippon.net/
TEL 03-5468-9222  MAIL info@ganbare-nippon.net
   (MS生、鎌倉)



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その日本語、文字は変だ
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    渡邊 好造

何気なく使われているおかしな日本語、文字のいくつか、、。

 1) 『やるしかない』 = 元社会党党首土井たか子氏風に言うと「や るっきゃない」。「え〜、こまったな〜。いったい私にどうしろと言う の、どうやっていいか手段方法はサッパリ判らない、けど何かやるしかな い」が本音。回答になってない。

 2) 『、、、してみたいと”思います”』 = 「さあそれでは行ってみた いと”思います”」、「それについて考えてみたいと”思います”」。放送評 論家・島野功緒氏も言う(週刊新潮)、”思います”は余分である。NHKの アナウンサ-にも多い。「さあそれでは行ってみましょう」、「それにつ いて考えてみましょう」となぜ簡潔に言わない。

 3 ) 『、、じゃないですか』= 「私って神経質じゃないですか」、 「私って一人っ子じゃないですか」という喋り方がうるさい、と作家・猪 瀬直樹氏(読売新聞)。この言い方をするのは若い女性に多いが、朝8時 テレビワイド番組の司会者・小倉智昭も連発する。、、じゃないですか、 と勝手に同意を求められても困る。

 4) 『まだ訴状を”見ていない”のでコメントできません』 = 当事者に 訴状が届くのはそんなに遅いのか。見ていないのなら職務怠慢、”精査検 討していない”だけのことではないか。これで逃切りそのあと正式のコメ ントは発表されないし、発表されても報道されない。

 5) 『耳障り”がいい”』=耳に障るのをいいという表現はおかしい。” 耳障り”はそれだけで一つの単語である。うるさい雑音を聞いて、いい音 だと言っているようなもの。目障りを「目障りがいい」と言わない。

 6 ) 『 ごみ捨てる”べからず”』= 文章は口語体と文語体を混合しない のが原則。口語なら「ごみ捨”てるな”」、文語なら「ごみ捨”つべからず”」。

 7) 『あの人との関係は”精”算しました』 = 別れ話など人間関係の解 消、この場合は”清”算。”精”算は費用の最終的計算のことである。企業の 倒産・解散で取引相手との貸借関係など残務整理が済むまでは「”清”算会 社」。

 8)『懐かし”の”メロデイ』= NHKにこんなタイトルの番組があった。 形容詞の後に助詞はつけない。「懐かし”い”メロデイ」であって、”の”は おかしい。

 9)『”成仏”しろよ』= 時代劇映画で斬り殺した相手を片手で拝み「” 成仏”しろよ」という台詞。”成仏”は僧が仏になることで、我々凡人が死 ねばそれは”往生”である。”成仏”するには死んだあと浄土でさらに修行が いるから無理な話。

 10)『次の誕生日で”満60歳の還暦”を迎える』 = 長寿の祝い事は満年 齢ではなく数え年である。前にも言ったが何度でも言う。還暦は数え年 61歳。10干(甲乙、、癸)12支(子丑、、亥)の組合せは10×12=60、61 回目の1月1日に元の暦に戻る。

満60歳誕生年の元日に迎える数え年歳が61還暦。古稀(70歳=満68歳誕生 年の元日)、喜寿(77歳=満75歳誕生年の元日)、、などはすべて数え年。

これまで筆者も誤字、脱字、表現ミスの連発である。他人のミスを指摘す る資格はないが。 (完)


        
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鰻は冬が美味なのだ
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   渡部 亮次郎

土用の丑の日や夏バテ予防に食べられるが実際はウナギの旬は冬で、秋か ら春に比べても夏のものは味が落ちる。「夏バテ防止の為に土用の丑の日 に鰻を食べる」風習は、夏場の売り上げ不振に悩んだ鰻屋に請われて、平 賀源内が考案した広告コピーが基との説がある。

しかし夏バテを防ぐためにウナギを食べる習慣は、日本では大変古く、万 葉集にまでその痕跡をさかのぼる。すると源内が言い出すまで、夏バテ 云々は廃れていたのかもしれない。

うなぎは高タンパクで消化もよく、日本料理の食材としても重要で、鰻屋 と呼ばれるウナギ料理の専門店も多い。

皮に生息地の水の臭いやエサの臭いが残っているため、天然、養殖を問わ ずきれいな水に1日〜2日いれて、臭みを抜いたものを料理する(泥抜き・ 臭み抜きと呼ばれる)。

1970年代、大阪勤務の頃は昼飯時、上ニ(上本町2丁目)にあった小さな うなぎ屋に入り、割いて焼く筋を見ながら堪能した。東京のように蒸さな いので脂が多く、美味しかった。

近畿地方ではウナギのことを「マムシ」と呼ぶが、これはヘビのマムシと は関係なく、鰻飯(まんめし)が『まむし』と訛り、それが材料のウナギ に転用されたものである。

他に、関西での調理法(正確には浜松以西)の特色である、蒸さずに蒲焼 にして、飯の上に乗せた上に更に飯を乗せて蒸らす「飯蒸し」(ままむ し)から来たという説、飯の上にウナギやたれをまぶすものとして「まぶ し」が転じたとの説もある。

また、ウナギという名前については鵜飼の時に、鵜が飲み込むのに難儀す ることから鵜難儀(ウナギ)となったという江戸の小噺がある。

徳川家康の時代に江戸を開発した際、干拓によって多くの泥炭湿地が出 来、そこに鰻が棲み着くようになったため鰻は労働者の食べ物となった が、当時は蒲焼の文字通り、蒲の穂のようにぶつ切りにした鰻を串に刺し て焼いただけ、という食べ方で、雑魚扱いだった。

鰻が現在のような形で一般に食べられるようになったのは江戸後期から で、特に蒲焼は江戸発祥の料理であることから、江戸の代表的食物とされる。

蕎麦ほど徹底した美学はないものの、「鰻屋でせかすのは野暮」(注文が あってから一つひとつ裂いて焼くために時間がかかる)、「蒲焼が出てく るまでは新香で酒を飲む」(白焼きなどを取って間をつなぐのは邪道。し たがって鰻屋は新香に気をつかうものとされた)など、江戸っ子にとって は一家言ある食べものである。

うなぎは日本全国に分布するが、日本以外にも朝鮮半島からベトナムまで 東アジアに広く分布する。成魚が生息するのは川の中流から下流、河口、 湖などだが、内湾にも生息している。

濡れていれば切り立った絶壁でも体をくねらせて這い登るため、「うなぎ のぼり」という比喩の語源となっている。

細長い体を隠すことができる砂の中や岩の割れ目などを好み、日中はそこ に潜んでじっとしている。夜行性で、夜になると餌を求めて活発に動き出 し、甲殻類や水生昆虫、カエル、小魚などいろいろな小動物を捕食する。

従来ウナギの産卵場所はフィリピン海溝付近の海域とされたが、外洋域の 深海ということもあり長年にわたる謎であった。

火野葦平の小説に産卵場所を求めて主人公と恋人が南海に泳いで行く作品 があった。昭和20年代に、確か毎日新聞に連載された。その当時は産卵場 所は分からなかった。

しかし2006年2月、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授が、ニホンウナギ の産卵場所がグアム島沖のスルガ海山付近であることをほぼ突き止めた。

冬に産卵するという従来の説も誤りで、現在は6〜7月の新月の日に一斉に 産卵するという説が有力である。

うなぎの人工孵化は1973年に北海道大学において初めて成功し、2003年に は三重県の水産総合研究センター養殖研究所が完全養殖に世界で初めて成 功したと発表した。

しかし人工孵化と孵化直後養殖技術はいまだ莫大な費用がかかり成功率も 低いため研究中で、養殖種苗となるシラスウナギを海岸で捕獲し、成魚に なるまで養殖する方法しか商業的には実現していない。

自然界における個体数の減少、稚魚の減少にも直接つながっており、養殖 産業自身も打撃を受けつつある。

2007年EUがヨーロッパウナギの絶滅が危惧(きぐ)されシラスウナギの輸 出規制する方針を発表しワシントン条約締約国会議でEU案が可決、規制が 確定した。

これにより中国経由の輸出規制が始まる。また、台湾も日本への過大な輸 出に対して現地の養殖業者などが輸出規制を要望している。

日本側も国産シラスウナギで成り立っている業者と輸入物に頼る業者の対 立があり一致した意見表明ができない状況になっている。その為、全般的 にうなぎ価格の高騰は避けられないとされる。

2007年6月29日、アメリカのFDAは中国産のうなぎ、えび、なまずの1/4に 発ガン物質が検出されたとして輸入方法を変更した。今までは検査なく輸 入可能であったが、第三者機関の証明書の添付を義務付けた。

中国政府は自国の検査証明書で通関可能とするよう交渉中である。検出さ れた物質のうちニトロフランとマラカイトグリーンは動物実験で発ガン性 が確認され、中国でも魚介類への使用が禁止されている物質であった。

マラカイトグリーンは以前に中国産のうなぎから日本でも検出されたこと がある。うなぎの日本国内消費量10万トンのうち6万トンは中国産であ り、これをきっかけに日本国内でのうなぎの売れ行きは激減した。出典: フリー百科「ウィキペディア」2007・11・16



      
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話 の 耳 袋
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 ◎攻防!“最大の難関”防衛相人事、北と戦えるのは誰だ? 高村氏、林氏有力…進次郎氏推す声も 

安倍晋三首相が8月3日に断行する方針を固めた内閣改造で、交代確定的とされる稲田朋美防衛相の後任人事が“最大の難関”となりそうだ。陸上自衛隊の日報問題が決着していないうえ、北朝鮮情勢は緊迫化したままで、秋の臨時国会では憲法改正案をめぐって答弁の矢面に立たされそうなのだ。安倍首相は今回の人事で、安定感のあるベテランを多数起用する方針だが、防衛省・自衛隊約25万人のトップに立つ適任者は誰なのか。

「安倍首相は今回、誰が見ても文句が付けられない『重厚な内閣』を目指している。野党がとても組めないような人材で固めるつもりだ。その顔ぶれを見れば、国民が『やはり、政権を担えるのは自民党しかない』と納得してもらえるような布陣を思案している」

 官邸関係者はこう語った。

東京都議選の惨敗と、内閣支持率の急落を受け、安倍首相は来月初旬、国民に「反省の姿勢」を示し、内外の課題に迅速かつ謙虚に取り組むための内閣改造・党役員人事を断行する。

現時点で、「政権の要」である麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は留任させるが、19人の閣僚の半数以上を入れ替える方向で検討に入っている。中でも、「自衛隊の政治利用」と受け取れる失言をした稲田氏の交代はほぼ決まった。

その稲田氏は14日、九州北部の豪雨被害で行方不明者の捜索などに当たる自衛隊部隊を激励するため、被災地の福岡県朝倉市を訪れた。視察後、記者団に「防衛省・自衛隊として現場主義を徹底し、被災者の方々のニーズに即した救援活動と生活支援に全力を尽くす」と述べた。現場が災害救助に忙しく働くなか、多数の高官を引き連れての視察には批判的な声もあったようだ。

防衛省関係者は稲田氏に関し、「安倍政権は『日米同盟の強化・深化』を掲げているが、稲田氏と米国側との関係は必ずしも良くなかった。今月中旬に予定されていた日米安全保障協議委員会(2プラス2)が延期となったのも、米国側の『新しい防衛相と交渉したい』という意思表示だろう。次期防衛相には、日報問題や北朝鮮情勢、憲法改正などに加え、日米関係の修復という課題もある」という。

安倍首相は今回、閣僚に安定感のあるベテランを起用する考えだ。「歴代防衛相」は別表の通りだが、どんな人物が好ましいのか。

旧防衛庁・航空自衛隊OBである評論家の潮匡人氏は「防衛省・自衛隊は現在、河野克俊統合幕僚長が定年延長せざるを得ないほど、厳しい状況にある。次期防衛相には組織を立て直す役割がある」といい、続けた。

「元防衛相で考えると、自民党の高村正彦副総裁か、林芳正参院議員が適任ではないか。高村氏は外相や法相を歴任しており、外交・安全保障や憲法に精通する。文句の付けようがない。米共和党の大物とのパイプもあり、日米関係の修復もできる。林氏は、福田康夫内閣の混乱期に、短い間だが防衛相を無難にこなした。政策に強く、安定感がある。安倍首相と同郷のライバルで『お友達』でない点も評価できる」

歴代防衛相には、「ポスト安倍」を虎視眈々と狙う石破茂元幹事長や、安全保障関連法を成立させた中谷元衆院議員、民間人の森本敏・拓殖大学総長らもいるが、他に有力候補はいないのか。

潮氏は「もし現実論を無視するなら、小泉進次郎衆院議員が適任ではないか。稲田氏の失言や陸自の日報問題などで、防衛省・自衛隊への信頼が揺らいでいる。北朝鮮対応で、現場は夏休みも取れない。ボロボロになっている。こうしたなか、防衛大学校や海上自衛隊基地がある神奈川県横須賀市出身で、国民的にも自衛隊にも人気がある進次郎氏が次期防衛相になれば、防衛省・自衛隊は立ち直れる。現場の士気も上がるだろう」

任命権者の安倍首相はどう考えているのか。

 北朝鮮は今月4日、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。「射程8000キロ以上」との分析もあり、米国が設定した「レッドライン」を越えた可能性もある。北朝鮮は「6回目の核実験」も示唆している。

 ドナルド・トランプ米大統領は、中国に、北朝鮮への経済制裁を強化するよう圧力をかけてきたが、習近平国家主席を見限りつつある。北朝鮮が暴走を続ければ、軍事オプションを選択することもあり得る状況だ。

次期防衛相は、戦後最大級の試練に立たされる可能性もある。

前出の官邸関係者は「個別の人事は、安倍首相の専権事項であって、誰も分からない」といい、個人的に分析した。


「防衛相は、外交・安全保障の要だ。今回は特に、奇をてらうような人事はできないだろう。安倍首相と麻生氏、菅氏との関係が良くない人物も選ばれない。加えて、ジェームズ・マティス米国防長官と向き合って、信頼を勝ち得る人物でなければならない」

「総合的に考えると、高村氏は極めて有力な候補かもしれない。ただ、悲願の憲法改正を前にして、党内をまとめて、公明党とも連携できる高村氏は代え難いのではないか。その役割を別の人物、例えば、大島理森衆院議長が代われるならあり得る。林氏は霞が関の評判も良く、入閣する可能性が高いと思う。有資格者の1人ではないか」
 果たして、安倍首相はどう判断するのか。

写真−  14日に豪雨被災地を視察した稲田防衛相だが永田町では「いなだ・ゆるみ」との揶揄も 14日に豪雨被災地を視察した稲田防衛相だが永田町では「いなだ・ゆるみ」との揶揄も
安倍首相は次の人選に「ゆるみ」は許されない
高村正彦氏
林芳正氏
歴代防衛相
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170718/soc1707180009-p2.html?ownedref=article_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.7.18 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎「残業代ゼロ」容認に「唐突感」の声 連合の地方会議で

連合の逢見(おうみ)直人事務局長は17日、大阪市で開かれた近畿地方の 組織の幹部を集めた会議に出席し、記者会見した。専門職で年収の高い人 を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」を 「残業代ゼロ法案」と強く批判してきた連合が条件付きで容認に転じたこ とが組織内に波紋を広げているが、逢見氏は、この日の会議でも「唐突感 がある」といった意見が出席者から出たことを明らかにした。

 今回の「方針転換」は、連合のナンバー2の逢見氏らが主導してきた。 政府は連合の修正要求を受け入れ、19日までに経団連も交えた3者で「政 労使合意」を結ぶ見通し。高プロは導入に向けて、大きく動き出すことに なりそうだ。

出席した幹部によると、この日の会議は高プロへの対応に議論が集中した という。逢見氏は高プロについて、「基本的に反対という態度は変わらな いが、(今秋の臨時国会で審議入りする見通しの)労働基準法改正案から 外せということは非常に難しい」「法案についての懸念点を、修正の要望 という形で政府に伝えたというのが今回の経緯。そういう経緯について説 明をして、いろんな意見をいただいた」などと釈明した。
朝日新聞デジタル7/18(火) 1:20配信



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 1)英語の単語をカタカナ表記する面白さと難しさ:前田正晶

これは所謂「トリビア」である。因みに、英語ではtrivialで「つまらな い、ありふれた、平凡な」という意味だ。

私はツイッター(twitter)なるものに手を染めておらず、あれはトラン プ様が何何でも誰かか、気に食わぬ出来事を罵倒したい時に用いられる表 現法かと、最近は思うようになった。しかし、トランプ様以前のこれが流 行りだした頃には、恐らくtwitterという綴りだろうかと思う程度だった。

英和辞書にはTwitterとは「?小鳥などが(チ、チ、チと)さえずる (chirp)、?(英略式)興奮して甲高い声で[のことをしゃべりまく る]」とある。発音記号と私が知る限りの発音は「トウイター」が最も原 語に近いと思うのだが、何処かで誰かが「ツイッター」にしてしまった。 おかしなことだ

このSNSだかをすることを「ツイート」とカタカナ表記されている。何で もerを付けて「〜する人」としたいはずなのに、ここでは何故かerに相当 する音引きの「―」を取り外してしまい、tweetという言葉を採用して「ツ イート」というカタカナ表記を始めた。これは「小鳥のさえずり」で、動 詞ならば「さえずる」という意味だ。

ここで面白い現象に気付いたのだが、その昔私がハイファイの再生装置に 関心があった頃には、高音用のスピーカーはtweeterと言われ、カタカナ 表記「ツーイーター」乃至は「トイ―ター」だった。因みに、低音用は wooferで、素直に「ウーファー」だった。それなので、私は当初は何で高 音用のスピーカーがSNSの名称になったのかと、不思議に思っていた。

だが、トランプ様のつぶやきは極めて高い音域にあるかのように聞こえて くるではないか。私はwooferに変更されれば、これまでのように物議を醸 さないでも済むのではないかと、一人密かに考えている。でも、折角こん なことをつぶやいても、面白いと思って下さる方は沢山はおられないだろ うと気懸かりだ。



 2)テレ朝が嬉しそうに安倍内閣の支持率が29.2%と報じている:前田正晶

先ほどからテレ朝は「危険水域に入った」と嬉しそうだった。ANNの調査 と言っていた気がするが、それは朝日であることは変わるまい。彼らは 着々と「安倍の葬式はうちで出す」の方向に邁進しているかのようだ。

だが、自民党の支持率は36%だったかで、安倍総理に対する不支持が明白 だと解説した。この調査でも「安倍内閣は加計騒動についての説明が不 足」が70%を超えたと言っていた。

私は愚かで理解できないことがある。それは「安倍総理とその内閣は何を どう説明すれば、あの加計問題を国会だけではなく国民の皆様に納得して 貰えるのか」という点である。「お友達だからと言って何ら優遇も配慮し ていない」という意味のことを総理は何度か答弁の中で言われた。これ以 上何をどう言えば十分な説明になるのだろうか。聞いている方が愚鈍だと いうだけではないのか。

前川喜平なるものが登場して「安倍内閣を打倒する気はないが」と言いつ つも、それ以外の目的があるのかと問いかけたいような発言を続け、それ をまたマスコミは執念深く追いかけて、野党との「コラボ」で安倍内閣を 貶める一大キャンペーンを繰り広げた。

加戸守行元愛媛県知事の国会での彼らの為にはならない証言は、見事
に無視して見せた。ANNのアンケートとやらに加戸氏の証言に対する意見 を求めていたであろうか、イヤそんなことはないだろうよ。

因みに、櫻井よしこさんは週刊ダイヤモンドの7月15日号で下記のように 述べておられた。

>引用開始

加戸氏は問題の本質が取り違えられていると強調する。深刻な獣医師不足 解消のための獣医学部新設であり、急ぐべきだという大事な点を、メディ アは報じないと批判する。この問題を安倍首相批判の材料としてのみ見て いるのが報道ではないかと言うのだ。

「私の所に取材にきて、正確に報道したのは産経と読売でした。朝日と毎 日は無視するか、または不正確な報道でした。テレビ報道は文字に残って て いないのでひとつひとつ正確に批判できないのが残念ですが、前川発 言を 報じたTBSには唖然としました」

前川氏はTBSの番組で、加戸氏が安倍首相から頼まれて加計学園問題で 安倍首相に有利な発言をしている、見返りに加戸氏は教育再生実行会議の メンバーにしてもらっているとの主旨を語ったという。

「前川氏は少しおかしくなったと私は思いましたね」と加戸氏。前川氏も メディアも、常軌を逸していないか。

<引用終わる

思うに週刊ダイヤモンドをを読まれた方にはANNの調査が行っていなかっ たのだろう。かくして安倍内閣の危機はマスコミによって演出されていく のだ。この調査では、ご丁寧に「内閣改造には期待していない」との結果 まで出ているそうだ。29.9%を出した時事通信の後に調査すれば、こうい う結果になるのは当然ではなかったか。

困ったものだ、マスコミは。世論調査をしては騙そうとしている。


 3)外資系ですか?「いいえ、違います。」:



私は1994年1月末でリタイヤーするまでアメリカの世界最大級の紙パル プ・林産物メーカーの一事業部の、東京駐在員として勤務していた。と言 うと、90
%以上の場合「外資系ですか」と問いかけられた。不覚にも私は「外資 系」なる言葉の意味を良く知らずに「いいえ、違います」と答えて、どう いう意味の質問なのかと訝っていた。



そこで広辞苑を見ると「資本の多くの部分を外資によっていること」と あった。それならば、明らかに外資系ではないと解って安心した。W
社の東京事務所は日本法人で株式会社の形となってはいたが、我が国の法 的規制では「連絡事務所であり、商取引の当事者になってはならない」と 定められていた。



この制約の内容を厳密に言えば、何か得意先と話し合いをした場合に、そ の内容と結果を本部に報告する場合には「我々=we」乃至は「私=I
」を主語にしてはならないのであり、Weyerhaeuserか”On behalf of Weyerhaeuser, we visited 〜.
”のような形にせねばならないのである。「そんな面倒な」ということだ が、それでも、それが我が国の法律であり従う以外ないのだ。では、「誰 かがそこまで調査に来るのか」と問われれば、契約している監査法人が担 当されることだ。



これまでに私は何度か「アメリカの会社とはあのようなものだと(異文化 の国の会社だと)事前に承知していれば、転進などしなかっただろう」と 言ったものだった。その文化の違いの内容も何度か折りにに触れて採り上 げてきた。だが、意外にも何処でもここでも驚かされたほど反応がなかっ た。思うに「何処かの対岸の火事だろう」とでも思われて関心がなかった のかと解釈していた。



その企業社会の文化の違いとは「逆さの文化」に始まり、「学校教育の違 い」、「上意下達の世界」、「仕事よりも家庭を優先する」等々だった。 そして、前回は「新卒を採用しない中途入社社の世界」であり、「得意先 の代弁が許されない」とか、段々に具体的な細部に入って行った。



今回は更にもう一歩踏み込んで”、Rank and title”(=階級と肩書きとで も訳そうか)を語って見よう。



事業本部長(GM=general manager)の下に横一線:

我が国であれば、本部長の下に部長代理乃至は次長が置かれ、そこから課 長、課長代理、係長とでもいう具合に偉さの順番で組織されていると思 う。しかも、そこにはある程度以上に年功序列というか、入社年次が絡ん でくると思う。アメリカではそうなっておらず、
GMの下に全員が横一線と思っていて誤りではないと思う。



その実態は新卒を定期採用せずに、即戦力を随時必要に応じてGM
が採用していくのだから、採用された時に決められた仕事の内容とそこま での経験に見合う年俸という条件があるのだから、全員がバラバラなので ある。全員が与えられたjob
description
に従って仕事をするのだから、重複することなどあり得ない。全て一人で やることだ。お互いに待遇を比較しようもないし、誰が誰よりも上の位と いうことが起きるはずもないのだ。



別な言い方をすれば、私がもし日本市場担当として本部に勤務していれ ば、隣のオフィスには私よりも後で社内から転職してきた日本市場以外の 営業を担当するマネージャーがいることになる。だが、彼と私の仕事に同 じ営業でも一切の担当地域その他で重複がない以上、私は彼が何時に出勤 するかも知らないし、何時何処に出張する予定かなども知る必要もないのだ。



GMは営業、製造、総務、人事勤労、経理、中央研究所、工場等々の全てに責 任を負っているので、工場の現場や研究所にまで手が回りきれないことも ある。従って、工場に常駐している技術サービスマネージャー等の技術者 の管理には中央研究所の首席研究員を中間管理職の任命して取り纏めさせ ていた。



この中間に任命された管理職を、その部下となった者たちは”middle layer
”と揶揄して呼んでいたし、中には面従腹背で不満を漏らすも者もいた。 それ以外のマネージャーは、英語で言うところの”direct report
”(副社長直轄とでも言うか)で副社長に直接に報告書を提出する地位を 与えられた部下として行動できるのである。これは名誉ある地位であるこ とは言うまでもない。



我が国の制度で言えば「課長」乃至はmanagerは管理職でありその地位 (偉さの順番?)を表している。だが、GMの下に横一線の世界では、 managerは
titleであって肩書きに過ぎない。Manager
の称号を与えられたからと言って、手当が貰える訳ではないのだ。そもそ も年俸制の下では、本給一本で何ら手当などは出ないのだ。偉さを表す言 葉は恐らくrank
だろうが、それが上がっても既に契約した(決められ)た年俸は不変であ る、次の話し合いの時まで。それも成績次第では減俸だってあり得るのだ。



念の為に実例を挙げて解説してみよう。我が事業部に嘗て「受注、生産、 在庫管理、出荷等々」を一手に引き受けていた永年勤続の女性がいた。こ の業務は”customer
service”と呼ばれている、念の為。ある時、営業部長と彼女と私の3
人で打ち合わせをした際に、部長が「ところで貴女のタイトルはどうなっ ている」と尋ねた。



彼女は[そんなものは貰っていない]とぶっきらぼうに答えた。部長は 「それは失礼した。早速managerのタイトルを上げよう」と言った。彼女 は”From
when?”と問い返した。それに対する答えは”Right now.
”だった。その頃の私は未だ文化の違いを弁えておらず、打ち合わせ終了 後に彼女に「いくら手当が付くのか」と迂闊にも尋ねた。



答えは「年俸が決まっている以上、増える訳はない」とにべもなかった。 そうなのだ。彼女は称号というか肩書きは貰ったが、次回の年俸改定の話 し合いの時期までは既に契約した年俸が変わることなどあり得ないのが、 アメリカの企業社会である。




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身 辺 雑 記
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19日の東京湾岸は曇天。18日午後の雨はすごかった。雹まじりだった。


18日の東京湾岸はおだやかな晴天。水害地の方々には申し訳ない次第。


8階から見下ろす中学校のプールでは午前10時代に女子生徒たちが嬉々と して泳いでいる。見ている私は元秋田県に存在した八郎潟で泳ぎを覚えた のでプールというものが此の世に存在するということすら知らずに育った。

岸近くに立つと、足底をくすぐる者がある。仕方なしに潜って獲る。それ で自然に泳ぎを覚えた。人間は水を恐れなくなればおよげるようになる。自転車乗りと同じで、泳ぎは一度覚えれば絶対忘れない。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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