政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4417 号  2017・7・18(火)

2017/07/18

    

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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4417号
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           2017(平成29)年7月18日(火)



     戦後出版界と歴史学界を画期する一大事件:宮崎正弘

         摩訶不思議な「加計学園」問題:櫻井よしこ

                  遺言書の作成:川原俊明

                          
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4417号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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戦後出版界と歴史学界を画期する一大事件
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月17日(月曜日。祝日)
        通算第5358号  
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 これは戦後出版界と歴史学界を画期する一大事件である
  フーバー大統領回想録『裏切られた自由』、ついに邦訳が刊行
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待望のフーバー大統領回想録『裏切られた自由』(草思社)の邦訳板刊行 が始まった。

同時にこの本を詳細に解説する渡邊惣樹『誰が第2次世界大戦を起こした のか』(同)も出版され、戦後の歴史解釈が根底的にひっくりかえる。

ガリレオが、コペルニクスが、あるいはダーウィンがそうであったよう に、世の中の通説を転覆させ、真実をのべることは勇気を必要とする。
アメリカ人が単純に信じ込む「米国=正義」に対して、そのタブーに正面 から挑戦したのが、フーバー大統領の回想録だからである。

真珠湾攻撃は事前に暗合が解読されていて、むしろ日本をけしかけていた ルーズベルト大統領の陰謀だったことは、いまや周知の事実である。しか し、日本の攻撃で一気にアメリカの厭戦ムードは吹き飛んだ。ルーズベル トの狙いは当たった。
 
アメリカは孤立主義から大きく逸脱し、まずはヨーロッパ戦線に大軍をさ しむけ、ナチス・ドイツ、ムッソリーニのイタリアと戦闘。西側を勝利に 導いた。いや、勝った筈だった。

ところが敵であるはずのロシアを支援し、あろうことか、戦後秩序はソ連 のスターリンが最大の裨益者となった。死力を尽くしたポーランドが共産 化され、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアばかりか、バルカ ン半島に到るまでソ連が手に入れた。

極東では南樺太、全千島を手に入れても足りず、アジアは中国共産党の手 に落ち、朝鮮半島は南北に分断され、とどのつまりルーズベルトはソ連の 領土拡大に協力したことになる。

結果論の皮肉は、近年でもたとえば米軍がイラクに介入した結果、ISと いうテロリストを産み、イラクはイランの影響下に入り、アフガニスタン はタリバニスタンに変貌しつつあり、朝鮮半島では南が自ら赤化を望み、 いそいそと中国圏に戻ろうとしている。

フーバー大統領(任期1929−1933)はルーズベルト大統領に騙されてい た。何かを仕掛けたなとは本能的に直感したが、当時、すべての密約は密 封され、フーバーにさえ「ハルノート」という最後通牒を日本に突きつけ ていたことは知らされていなかった。

フーバーは書類、議会議事録、外交文書そのほかを緻密に検証し、20年の 歳月をかけて本書を書き残していた。

フーバーの言い分とは簡単に言えば「ルーズベルト外交は自由への裏切り であった」ということである。

 
 ▲マルタで東西冷戦は終わった

東西冷戦は、ルーズベルトの失策がもたらした。そもそもルーズベルトの 失敗は、ソ連を国家承認した(1933年11月)ときから始まった。大統領就 任直後である。

それが世界に厄災を運び、ルーズベルト政権の周りはソ連のスパイと共産 主義者に囲まれて国策を次々とあやまった。

大胆にソ連に挑戦したのは1981年のレーガンの登場だった。

スターウォーズ計画、ミサイル防衛網を前面に出して、ソ連と対峙姿勢を しめし、対抗策としてソ連は大軍拡にはしるのだが、経済力がついてこら れず、あえなく頓挫。ペレストロイカ、グラスノスチを謳ったゴルバチョ フが登場した。

1989年師走、ブッシュ大統領とゴルバショフはマルタの沖合のヨットで会 談し、東西冷戦が終結した。

共産主義者は思想的敗北から逃れるために環境保護、人権運動、フェミニ ズム、少数性差別、反原発に流れ込み、日本でもその亜流がいまもメディ アが牛耳っている。

さて、1938年3月8日に、フーバーはヒトラーと会見している。

「この会見でフーバーは、ヒトラーを狂信者であり、お飾りだけの愚か者 だとする欧米の報道が間違っていることを確信した。ヒトラーは自身の言 葉で国家社会主義思想に基づく経済再建を語った。情報の豊かさは彼の優 れた記憶力を感じさせるものだった」(渡邊解説本、64p)。

その前年、1937年にルーズベルト政権はシカゴで演説した。有名な『隔離 演説』である。しかも、この演説で、ルーズベルトは「国内の経済問題を 話題にしなかった。具体的な名指しは避けたものの、日独伊3国によって 世界の平和が乱されている、これを是正するためにはアメリカは積極的に 国際政治に関与しなけれはならないと訴えた」(同72p)。

1939年1月15」日、ナチスはチェコに侵入した。
 
「少なくとも軍事侵攻ではない。ハーハ(チェコ)大統領との合意によるも のだった。さらに、フーバーが考える独ソ戦では、ドイツはソビエト侵攻 のハイウエイとなるチェコスロバキアを通らざるを得ないことは自明であ る」(同83p)。

次はポーランドだった。

ここで英国のチャンバレンはポーランドの独立を保障する宣言を行った。 英米は、ドイツはスターリンとの対決に向かうと考えていたから、ポーラ ンド回廊を通過するのは自然であり、このポーランド独立を英国が保障す るということは、フーバーからみれば愚かな選択であった。


▲ルーズベルトがスターリンに譲歩したのはアメリカを不幸にした

ヒトラーは独ソ不可侵条約を結び、しかもソ連もポーランド侵攻に踏み切る。

「犬猿の仲であった独ソ両国の唯一の共通点。それが第1次大戦期に失っ た領土回復を希求する強い思いであった」(同99p)

舞台裏では何回も複雑に執拗に交渉が続いたが、ポーランドの誤断も手 伝って、ついにナチスはポーランドへ侵攻する。

「この戦いがなければ日米戦争がおこるはずもなかった」が、ポーランド の稚拙な対独外交が原因で、戦線が広がり、日米開戦への道が準備される。

その後の戦争の展開は周知の事実とはいえ、問題は「カイロ宣言」、「テ ヘラン会談」から「ヤルタ」会談の密約、ポツダムへと米英ソの『密約』 が次々と進み、アメリカ国民は何も知らされないままルーズベルトとス ターリンの謀議は進展し、途中からチャーチルはのけ者にされ、やがて病 魔に冒されたルーズベルトは正常な判断も出来なくなった。

トルーマンはルーズベルトから殆ど何も聞かされていなかった。原爆を保 有したことさえ、トルーマンは知らなかったのだ。

こうしてフーバー回想録は、アメリカの歴史学主流に投げつけられた爆弾 である。

彼らが『歴史修正主義』とレッテルを貼り付け非難してきたが、どちらが 正しいかは明らかであり、ルーズベルトの評価が地獄に堕ちているのだ が、これを認めようとしない一群の学者とメディアが、真実をいまも覆い 隠しているのである。

渡邊氏は、解説書の最後を次のように結んでいる。

「中国と韓国は、日本を『極悪国』として捉え、歴史認識では日本の主張 を一切受け付けず、21世紀になっても非難を続けている。歴史の捏造が明 らかな南京事件についても、いわゆる慰安婦問題についても、アメリカは プロパガンダであることを知っている。それにもかかわらず、アメリカが 日本を擁護しようとしないのはなぜなのか。それは、ルーズベルトと チャーチルの戦争指導があまりに愚かであったからであり、その愚かさ は、日本が(そしてナチス・ドイツが)問答無用に『悪の国』であったこ とにしないかぎり隠しようがないからである。

歴史修正主義は、戦後築きあげられた『偉大な政治家神話』に擁護されて いる二人の政治家(ルーズベルトとチャーチル)の外交に疑いの目を向け る。ナチス・ドイツや戦前の日本が、胸を張れるほど素晴らしい国であっ たと声高に主張しているのではない。極悪国とされている国を『歪んだプ リズム』を通して見ることは止めるべきだと主張しているに過ぎない。

それにもかかわらず、歴史修正主義は枢軸国を擁護する歴史観だとのレッ テルが貼られている。それは、ルーズベルトとチャーチルが引き起こした 戦後世界の混乱の真因から目を逸らさせたい歴史家や政治家がいるからで ある)(同220p)。

 歴史の偽造やフェイクをまだ信じているガクシャは、本書を読むと顔が 引きつるだろうし、日本の論壇にまだ跋扈している左翼は卒倒するかも知 れない。


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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)「反日メディアと反日勢力による、前代未聞の謀略を受けて いる安倍政権に「頑張れ!!の声援」をおくりましょう。

「7.20 負けるな安倍政権! メディアと反日勢力による倒閣運動を許 すな! 緊急国民運動」の参加呼びかけです。

              記

日時       平成29年7月20日(木) 16時30分〜19時00分
場所       衆議院第2議員会館前 首相官邸前
http://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/shuhen/shuhen.html
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催       頑張れ日本!全国行動委員会
http://www.ganbare-nippon.net/
TEL 03-5468-9222  MAIL info@ganbare-nippon.net
   (MS生、鎌倉)


   
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摩訶不思議な「加計学園」問題
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        櫻井よしこ

「置き去りにされた本質の議論 摩訶不思議な「加計学園」問題」

学校法人「加計学園」問題は摩訶不思議な問題である。とりわけ不思議な のが前文部科学事務次官の前川喜平氏だ。氏が現役の文科次官だった時、 新宿歌舞伎町のいかがわしい店に頻繁に出入りしていたことはすでに報じ られている。その店を取材した新聞社や雑誌社の記者に尋ねると一様に、 「買春が目的と思われても仕方のない店」だと語る。

たとえばこのような店に現職の校長や教師などが一度でも足を運び、料金 を払って女の子を店の外に連れ出していたなどとわかったら、恐らく PTAも教育委員会も黙ってはいないだろう。校長・教師側は散々非難さ れ、場合によっては辞職を迫られかねない。

だが、そのような行為を数十回も繰り返していた前川氏は、「貧困女子の 実態調査だ」と弁明した。メディアはこの弁明を受け入れ、氏は「親切な 小父さん」になった。民進党等は、前川氏に「証言」させ、安倍政権批判 としてきた。

そこで、加計学園問題に深くかかわってきた前愛媛県知事の加戸守行氏に 聞いてみた。氏は平成11(1999)年から3期12年間、愛媛県知事を務め、 獣医学部の新設に力を尽くした。

氏が語った。

「知事に就任してすぐに、私は、10年以上停滞していた今治市再開発事業 に手をつけました。市の構想のひとつが学園都市を作ることでした。けれ ど私たちが欲しかったのは獣医学部だった。四国4県が獣医不足に悩んで いるのは、今も変わりありません。獣医師の定年を延長したり、応募があ れば、本来試験をして採用に至るものがフリーパスで採用される状況です」

「約50年間も獣医学部は新設されていません。しかも獣医学部の入学定員 は神奈川県以東が8割、岐阜県以西が2割。不公平が罷り通っているので す。私の時には鳥インフルエンザが、平成22年には宮崎県で口蹄疫が発生 しました。その度に農家も役所もどれほど獣医不足が恨めしいと思ったこ とか」

獣医師会が力を持って学部新設に反対したことを振りかえり、加戸氏は 「岩盤規制を打ち破るのに10年以上かかった」と語る。

「ところが、平成21年に民主党政権になって少し前進した。衆議院の玉木 雄一郎氏らが頑張った。自民党政権になったらまた停滞しかかったのを、 国家戦略特区諮問会議がこの問題に取り組み、竹中平蔵氏ら有識者の尽力 でようやく事態が動いたのです」

安倍晋三首相の個人的事情については、こう語る。

「首相のお友達云々は関係ありませんよ。それより酷いのは文部科学省で す。どれだけ獣医師が不足しているか、そのデータを諮問会議が求めて も、出さない。四国4県の関係者は、早期の獣医学部新設を望んで、4知事 連名で要望しましたが、そうした地元の声を無視したのが文科省です」

加戸氏は問題の本質が取り違えられていると強調する。深刻な獣医師不足 解消のための獣医学部新設であり、急ぐべきだという大事な点を、メディ アは報じないと批判する。この問題を安倍首相批判の材料としてのみ見て いるのが報道ではないかと言うのだ。

「私の所に取材にきて、正確に報道したのは産経と読売でした。朝日と毎 日は無視するか、または不正確な報道でした。テレビ報道は文字に残って いないのでひとつひとつ正確に批判できないのが残念ですが、前川発言を 報じたTBSには唖然としました」

前川氏はTBSの番組で、加戸氏が安倍首相から頼まれて加計学園問題で 安倍首相に有利な発言をしている、見返りに加戸氏は教育再生実行会議の メンバーにしてもらっているとの主旨を語ったという。

「前川氏は少しおかしくなったと私は思いましたね」と加戸氏。前川氏も メディアも、常軌を逸していないか。
『週刊ダイヤモンド』 2017年7月15日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1190
 
 
       
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遺言書の作成
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川原 俊明

人が行う法律行為の中でも特に大切なのが、「遺言」です。

遺言書の作成は、生前にしておくものですが、その遺言書に書
いた法律行為の効果が発生するは、その人が死んでからというこ
とになります。

この遺言書は、自分勝手に適当に作っていいものではありません。
自分で遺言書を書く場合は、その全文、日付、氏名を自筆で記入し、押印 しなければならず、パソコンで打ち出したものや、日付が不明確なもの (○年○月吉日など)は遺言書全体が無効になってしまいます。また、遺言 書の内容も、民法に定められている事項以外のことを書いても、その効力 が発生しないこともあります。

ですから、自分で遺言書を書く場合も、弁護士等の専門家に談した上で書 かれることをお勧めします。

この点、公正証書遺言は、公証人が民法の規定に従って適法に作成し、遺 言書の保管もしてくれますので、最も確実な方法です。

ただし、いきなり公証役場に飛び込んで、「公正証書遺言を作ってくれ」 といっても、すぐに作ってくれるわけではありません。

実務上は、弁護士等の専門家が遺言をする人から内容を聴取し、遺言書の 草案を作成し、公証人と事前に折衝して作成することが通常です。

当事務所では、公正証書遺言作成手続や、自分で遺言書を作る場合のサ ポートも行っておりますので、お気軽にご相談下さい。(弁護士)
530-0047 大阪市北区西天満2丁目10番2号 幸田ビル8階  
 弁護士法人 川原総合法律事務所      
 弁護士 川 原 俊 明 



      
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話 の 耳 袋
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 ◎マクロン仏大統領の見事な外交手腕、独仏の力関係に注目

【7月17日 AFP】ドイツは長年、強いフランスのパートナーを待ち望んできた。しかし、自信に満ち、欧州で脚光を浴びるエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領(39)は、ドイツが求めていた以上の存在かもしれない。

マクロン氏が大統領に就任してから2か月、仏パリから届いた印象的な映像は、欧州における事実上の主導権にどのような変化が出始めたかを示すメッセージとなった。

マクロン氏は先週、フランスを訪問していたドナルド・トランプ大統領夫妻を歓迎し、エッフェル塔でのディナーに招待した他、フランス革命記念日(Bastille Day)の14日には恒例の軍事パレードを共に参観した。

両大統領の間で交わされた笑顔や力強い握手は、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相とトランプ氏との間のぎこちない関係とはまるで対照的だった。

マクロン氏は5月下旬、パリ郊外のベルサイユ宮殿でロシアのウラジーミル・プーチン大統領との初会談も果たしている。

欧州の研究機関、ロベール・シューマン財団(Fondation Robert Schuman)のジャンドミニク・ジウリアーニ(Dominique Giuliani)氏は、マクロン氏が「フランスの試合復帰」を示そうとしているようだと述べ、「そこには対独関係のリバランス(再均衡)がある。それは必要なことだ」と指摘した。

熱心な欧州連合(EU)擁護派であるマクロン氏の仏大統領就任は、欧州の統合をけん引し、世界最大の経済圏を築いた独仏協働への回帰を望む声を呼び覚ました。

両国の力関係がより均衡となることは、9月に連邦議会選挙を控えているドイツのメルケル首相にとっては安心材料の一つとなる。ナチスドイツの過去の過ちがあるため、メルケル首相は欧州単独のリーダーとなることには一貫して後ろ向きのスタンスを取っている。

■本当は「単独主導」を希望?

独仏首脳は異なる政治スタイルを掲げてはいるが、今のところはそれが欧州における主導権に実質的な影響は与えていない。


EUは今、内からナショナリズム、外からはブレグジット(Brexit、英国のEU離脱)やトランプ大統領による「米国第一主義」といった問題にさらされてはいるが、独仏両首脳は、EUをまとめるという共通のゴールの下で互いに協力しあっている。

しかし、9月の独議会選挙の後は、単一通貨ユーロの改革をめぐる協議が加速するとみられ、両国関係も大きな試練に直面することになる。

このスタンスの違いは、独仏両政府間の溝を深める要素となる可能性があり、これに対処するには、メディア映えするイメージや友好的な言い回し以上のものが必要不可欠となってくる。

一方で、マクロン氏の力強い人物像やフランスの存在感を際立たせるやり方に、実際は単独で主導することを望んでいるのではとの声も一部からは上がっている。ある外交筋はAFPに対し、「ドイツでは、トランプ氏のパリ訪問のニュースを驚きとともに受け止めた」と語っている。P/Yacine LE FORESTIER

写真−独ハンブルクで開催のG20で、(左から)エマニュエル・マクロン仏大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、ドナルド・トランプ米大統領(2017年7月7日撮影)。John MACDOUGALL
<http://www.afpbb.com/articles/-/3135992?pid=0>http://www.afpbb.com/articles/-/3135992?pid=0
 [AFP] 2017年07月17日 15:59 ベルリン 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎二重国籍解消の自民・小野田紀美氏が蓮舫氏を猛批判 「ルーツや差 別の話なんか誰もしていない」「合法か違法かの話です」 

民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題で、蓮舫氏が公的書類公開を表明し ながら戸籍謄本公開に難色を示していることを受け、自民党の小野田紀美 参院議員が自身のツイッターで「国籍法に違反していないことを証明でき るのは、国籍の選択日が記載されている戸籍謄本のみです。ルーツや差別 の話なんか誰もしていない」などと立て続けに批判した。

小野田氏自身も昨年10月、米国との「二重国籍」状態だったことが発覚 し、その後手続きをとって今年5月に正式に解消した。自身のフェイス ブック上で戸籍謄本や米国籍の喪失証明書を公開している。

小野田氏は、蓮舫氏が13日の記者会見で公的書類を公開すると表明したこ とを受け、翌14日に国籍に関するツイートを相次いで投稿した。蓮舫氏を 名指しせずに「国籍法14条の義務である日本国籍の選択を行ったかどう かは戸籍謄本にしか記載されません」と紹介し、戸籍謄本を公開する必要 性を説いた。

その上で小野田氏は、蓮舫氏が個人のプライバシーを理由に「戸籍を差別 主義者、排外主義者に言われて公開するようなことが絶対にあってはいけ ない」と発言したことを念頭に「公職選挙法および国籍法に違反している かどうか、犯罪を犯しているかどうかの話をしています。日本人かそうで ないかの話ではない。合法か違法かの話です」と断じた。

小野田氏のツイートには「なるほど! だから蓮舫さんはかたくなに戸籍 謄本の公開を避けているのですね」「小野田さんが言うと説得力がある ね」「テレビなどでこの件について詳しい説明をしていただけないでしょ うか。都合の悪いことは報道しない自由を振りかざすマスメディア相手で は困難はあるでしょうが」−など多数のコメントが寄せられている。

写真−自民党の小野田紀美参院議員(菊本和人撮影)
<https://twitter.com/i/moments/886567673391267841>https://twitter.com/i/moments/886567673391267841
【ZakZak】2017.7.16 20:49〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎支持率“最低”も…トランプ氏「悪くない」

アメリカ・トランプ大統領の支持率が就任半年としては過去70年の大統 領の中で最も低い36%だったことがわかった。トランプ大統領は「この時 期としては悪くない」と強がっている。

  ワシントンポストなどが行った最新の世論調査によると、トランプ大 統領の支持率は前回4月と比べて6ポイント下がり、36%だった。これは 就任半年としては過去70年の大統領の中で最も低いという。長男が去年の 大統領選挙中に、ロシア政府に近いとされる弁護士と面会するなど一連の 疑惑が影響したものとみられる。

これに対して、トランプ大統領は16日、ツイッターに「この時期としては 約40%は悪くはない」と書き込んだ。疑惑の追及が続く中、強気の姿勢 を見せる一方、支持者がそれほど離れていなかったことに安堵(あんど) した面もありそうだ。
日テレNEWS247/17(月) 6:25配信



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読 者 の 声       
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 1)憲法有効論、無効論のやりとり

290717 おはようございます。

お三方の議論、興味をもって拝読いたしました。ご苦労様です。

これに関し、『マッカーサー憲法の足跡』(森三十郎著/明玄書房/昭和43 年刊))を再読しましたが、徹底してその「なかみ」はユダヤ精神、キリ スト教の思想的洗礼によるものと断じており、その後の日本における思想 的混乱、民族精神の混迷の原因であると解説されております。

森先生は、その「なかみ」が「キリスト教的自然法思想」の立場だと指摘
したのは、当時においても、本人以外では独り大串兎代先生(『日本国憲 法とキリスト教』憲法の会発行の著者)と書かれており、ここに法基盤が 外来異質のものであることが分かります。

その意味で、日本国憲法はまさしく「洋魂洋才」によるものであり、当時 の進歩的文化人がその「なかみ」に共鳴し、今に至るも讃美歌を唄ってい る理由がよく理解できます。

それでいいんだというのが日本国憲法擁護論者であり、日本の精神的、政 治的道統に無理解なものは、日本の憲法に非ずというのが無効論を主張さ れている側の立場と理解いたします。

我々は上杉慎吉先生(元東大教授)が云われた「憲法の研究は国家の研究 に始まる」という言葉の意味をもっと真剣に熟慮すべきではないでしょうか。

したがって、森先生の言葉を借りれば、日本国憲法を擁護してきた学者た ちはギリシャのソフィスト(詭弁学徒)であり、百科全書的な知識をもっ ていながら、一人のソクラテスにも及ばなかったという故事を思い起こし ます。

日本国の成れの果ての根本原因は、一にも二にも、高次の叡智を欠いた、 全体よ部分優先の日本国憲法にあり、いまや日本国中、癌細胞の跋扈と増 殖を許していることはあまりに明らかであります。

どんなに美辞麗句を重ねて日本国憲法を擁護しても、あるいは制定当時の 先人のご苦労を法理的に回顧擁護したところで、戦後70年余り経過した今 日の姿(三島由紀夫氏が言われた個性なき「のっぺらぼう社会」「のっぺ らぼう日本人」)を肯定することはできません。

安倍総理は、そこまで思考を巡らせているのかどうか、お聞きしたいとこ ろです。安倍談話、日韓外相合意・・などのお粗末な「なかみ」を読んだ 限りでは、とてもとても、そうとは思えません。

最後に森先生の言葉の一部を添えることにします。

「日本国家の至高の法典であり、国家の準則であるべきはずの日本国憲法 が外国製であるということは奇怪千万なことではありませんか。おかしい と思われませんか。また恥ずかしいと思われませんか」・・と。

「西独の公法学者達が、『主権がないのにどうして憲法の制定などができ るか』として全独憲法の制定に反対したのも、この点(割愛)を見て申し ているのだと思います」

・・私には森先生の悲壮な叫び(憲法擁護者の小児的信仰に対する)が痛 いほどに感じられますが、皆様はいかがでしょうか。

これは憲法を論じる人の教養の多寡の問題ではありません。一個の人とし ての良識の問題であり、国家の在り方を考える審美感の質の問題であると も考えます。(こういうとき、へたな教養は邪魔)この原点に立ち返って 根本因を考えるという執拗な姿勢は、淡白なかつ器用に何でも自家薬籠に したてあげる名人でもある日本民族の反省点であり、西洋人に学ぶ点かと
も存じ上げます。

*キッシンジャーが回顧録でしたか「法律家を国のリーダーにしてはなら ない」と喝破した言葉が今更ながら想起されます。リーダーとは、すべて を歴史的、文明的に総合判断できる人物でなければならなと・・。これは キッシンジャーに 対する好き嫌いは抜きにして、国家社会を考えるうえ での近視眼を戒める金言として 受け止めることかと思います。

安倍内閣の政治的努力は認めますが、憲法問題も、こういう視点を国民に 明示されて、進歩的勢力の干渉を許さない論陣をはるべきでしょう。

(加計問題にしても、なぜより堂々と論陣をはることができなかったの か、終始疑問に思ってきました。ドリルで岩盤を掘る。結構ではないです か。それが官僚 支配システムを切り崩す一歩であると天下に公言すれ ば、国民の意識も変わっていた筈 です。社会の「空気を変える!」とい うのは、そういうことではないでしょう か。小泉元首相は乱暴な政治姿 勢であったが、その種の天才でもありました。安倍首相 も、そのヤクザ 的ないい(?)点を活用すれば、都議選の結果も少しは変わっていたこと でしょう)そんなことを考えると、憲法改正もそのレベルなのかな?と思 われて仕方 ありません。東京三多摩)浜田



 2)朝日新聞を止めてすっきりした:前田正晶

W社の東京事務所では営業政策上のことで、1970年代末期に全社員は「可 能な限り読売新聞を定期購読するように」との指示に近い提案があった。 その理由を詳細に説明することは避けるが、我が家でも切り替えた歴史が ある。40年も前のことだった。その際に上層部に「朝日を止めてすっきり した」との発言があったかと聞いている。そう言える見識がある方ばかり ではないのが、私は困ったことだと思うのだ。

何故すっきりしたのだろうか?ここであらためて論じる必要はないと思う が。我が家では記憶は確かでではないが、戦前から朝日を取っていたのは 間違いないと思う。更に切り替えた時に2紙も併読する意味はないと考え て、読売だけに絞った。

お恥ずかしながら、その昔では朝日というか我が国の代表的な新聞が偏向 しているなどとは夢想だにしていなかった。特に、かの天声人語などは多 くの入試や入社試験の問題になるなどと、その「権威」と「高い知性」に は感心していたし、その英訳版(VOX POPULI, VOX DEI)も購入して読ん でいたものだった。

戦後間もなくでは記憶にある限り「我が国は悪い侵略戦争を仕掛けた悪い 国」との反省が国を挙げて流行っていたので、NHKの「真相はこうだ」と 題されたラジオ番組などを熱心に聞いていたものだった。この番組などは GHQの指導というか介入の下に行われただろうと、今では容易に想像出来 るが、あの頃は言うなれば一億総懺悔だった。そういう風潮を推し進めて いたのが新聞だったと記憶する。

当時では朝日新聞こそが”The 新聞”の地位にあり、それこそ絶対的「世論 形成に大きな影響を持つ」(オピニオンリーダー)存在であると信じられ ていたと思うというか、信じて疑われなかった。我が家では、W社を引退 した後では、読売新聞を続ける理由も無しと思って、それこそ残る全紙 (毎日、東京、産経等)を順繰りに講読してみた。そして最終的に産経新 聞に落ち着いたのである。

顧みれば、私は個人的には産経新聞とはほんの少しのご縁があった。それ は、新卒で採用して頂いた旧国策パルプ工業グループでは、社長だった水 野成夫氏が乞われて産経新聞の社長に転出され、何名かの幹部社員が産経 に転出して行かれたのだった。それかあらぬか、後年国策パルプも新聞用 紙に進出したのだった。

昨今、識者というべきか心ある方々の間では、朝日新聞と毎日新聞の偏向 振りが批判の対象となっている。この2社の系列にあるテレビ局も同じよ うな存在だ。そこに先日も私が採り上げた加戸守行元愛媛県知事の彼ら2 社にとっては極めて面白くない参議院での堂々たる証言が見事に無視され て、彼らの報道では無かったことにされてしまった。恐るべきことではな いのか。

彼らにとっては前川証言以外は読者に知られては困るのだったのだろう。 衰退の一途を辿る毎日新聞は兎も角、朝日新聞の購読者数は往年の公称 800万部は切れたとはいえ、未だ未だアメリカの有名なNYやDCの地方紙よ りは多いのである。更に、フジテレビですら村上誠一郎を登場させて安倍 内閣批判を如何なる意図があったか知らないが堂々とと語らせていたのだ。

私は野党の国家としてDPRKのそこに迫ってきた脅威等の重大事に優先順位 を付けることも出来ずに、森友だの加計だのと空疎に騒ぎ立てて閉会中審 議にまで持ち込んで見せた手法と、偏向した新聞テレビの報道姿勢がだけ が、今日の安倍内閣の支持率低下をもたらしたとは考えていない。

そこには確かに2回生代議士たちの論評にも値しない不始末があったが、 総理も菅官房長官も些か感情的に過ぎた姿勢で対応されたことも適切では なかった恨みがあると思っている。

今週中には総理が出席されて更に加計問題を論議されるそうだ。私は総理 も普通に筋道を立てて論じて野党の雑音を論破して頂きたいとは思う。だ が、ここでも偏向した新聞が如何に採り上げていくかが関心事だ。昼間に 中継を聞ける時間が取れる我々のような年齢層にある者は兎も角、テレビ か新聞にしか情報源がないと思う働いておられる方々どれほど偏向の度合 いを見抜いて情報を受け止めるかも、重大な要素だろうと考えている。



             
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身 辺 雑 記
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18日の東京湾岸は曇天。

祝日曇天の隣の中学校、早朝から男子生徒数人がこうていでジョギングを していた。


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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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