政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針

2017/07/03

      □■■□──────────────────────────□■■□  わたなべりやうら うのメイルマガジン「頂門の一針」4402号
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           2017(平成29)年7月3日(月)



         トップの意思を忖度する事は性悪?:大江洋三

     米韓首脳会談、実質的な成果は何もなかった:宮崎正弘

              角さんは糖尿病だった:渡部亮次郎        
                    
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


□■■□──────────────────────────□■■□
第4402号
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トップの意思を忖度する事は性悪?
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           大江 洋三

元・文部科学次官の前川喜平が、加計学院獣医学部設置について「総理の
ご意向を記した内部文書があり、それにより行政が曲がった。現に文書が
有るものを無いとは言えない」

5月25日の事で唖然として見詰めていた。退職して1年も経たないのに国
家公務員に課せられた守秘義務は微塵もない。6月23日にもペラペラやっ
ていた。

数年前、肩叩にあった財務官僚の古賀茂明のペラペラを思い出していた。
いま彼を真面目に相手にする人はいない。

内部文書を映像で見る限り、日付や作成者名はない。菅官房長官曰く「偽
物とは言わないが、いわゆる文書ではない」つまり「有るが無い」と言った。

あたり前の事で、行政職が巷の噂を無署名文書にして撒き散らすようなも
ので、それこそ行政が曲がる。仮に行政訴訟になった場合に証拠採用され
る代物ではない。だから「有るが無い」後に続けなのだろうが、文科省の
内部文書がダーダー漏れになった。いずれも日付や作成者名は隠してあ
る。おそらく、文部官僚とマスコミが米国のホワイトハウス関連を真似た
のだろう。

しかし、アチラは間違えば大統領の刑事犯罪である。

法令を侵す話しなら別だが、行政官が総理の意向を忖度する事に何らの問
題はない。内閣総理大臣は選挙を通して選ばれた行政職のトップである。
当り前だが、企業でも株主総会で信任された代表取締役の意向が社内で忖
度されないようでは企業統治にならない。

官僚から忖度されない総理では政治は溶解する。宮沢喜一、細川護熙など
が相当する。逆に、総理は官僚から忖度されなければならない。

人相からすると前川氏は悪人ではなさそうだ。しかし、あまり分別のある
人でもさそうで思い付きで左右にヒラヒラする軽い人だ。

「百聞は一見にしかず」で、ウイキペディアを検索する必用もない。

いわゆる「加計学園問題」において阿部内閣の失敗を咎めるなら、かよう
な人物を事務次官に据えた事である。仄聞するに霞が関の位置づけでは、
文科省は三流官庁で有能な人材がいなかったと思われる。こちらの方がよ
り深刻な問題である。

先の5月3日の憲法記念の日に、阿部総裁・総理が「憲法9条改定を2020
年までに実現さす」と明言した割には、護憲派マスコミは大人しかった。
彼等はチャンスを窺っていたのだ。

前川喜平という落ちこぼれ官僚を見出し、野党もマスコミも最重要課題の
憲法9条論議を脇に置いたのが、加計学園問題の全てはなかろうか。逆に
いえば、野党は安倍内閣を攻めあぐねているのだ。

ついでに、ウイキペディアで前川喜平を検索すると省内職歴からしても立
派な左派である。

教科書において、竹島記述も南京事変記述も慰安婦記述も、文部官僚によ
り歪められた。いずれも、彼らが他国の意思を忖度した事に間違いはない。

文部官僚の既得権益になっていた初等中等教育の改革に積極的に乗り出し
たのは、第2次阿部内閣である。小学校国語教育に「神話」に積極的に門
戸を開いたのも現内閣から。ここら辺りが、元事務次官の逆恨みの源泉で
はなかろうか。



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米韓首脳会談、実質的な成果は何もなかった
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月2日(日曜日)弐
        通算第6337号
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 米韓首脳会談、実質的な成果は何もなかった
  修辞は並んだが、実行力も拘束力もなく、握手はたったの4秒
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トランプはツィッターで韓国大統領をほめあげた。
 「良い会談が出来た」。
6月29日から3日間に及んだ文在寅韓国大統領の訪米は、韓国のメディア に従うと「異例の厚遇」で「大成功」との由である。

しかしトランプの握手はたったの4秒間。安部首相とは29秒だったことを 思い出した。

ならば共同声明を見よう。
 
ポイントは3つある。

(1)外務防衛担当閣僚級協議(2+2)、高官級戦略防衛協議の定例化
(2)北朝鮮の非核化への最大限の圧力をかけると同時に、適切な環境下 で対話に応じる立場を確認
(3)北朝鮮の核問題解決に向けた韓国政府の政策の方向性を米国は支持

どこをどう読んでも具体的政策はない。「最大限の圧力」、「適切な環境 下」とか「方向性」とか、抽象的な語彙で、誤魔化しているに過ぎない。
 この虚しい語彙に見え隠れするのは米国の韓国に対する不信感が払拭さ れていないことではないのか。

米韓首脳会談では、トランプは米韓弐国間のFTAに大いなる不満をの べ、また公平な防衛分担を要求したが、この二つは共同声明には盛り込ま れず、年内の適切な時期にトランプ大統領の訪韓が行われるだろうとされた。

かくて米韓首脳会談は具体的成果はなにもなかった。
   
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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文科省は聖徳太子を「厩戸王」とだけ記述させ、実在を葬ろうとしていた
  聖徳太子不在論の「三バカ」は津田左右吉、大山誠一、谷沢永一

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田中英道『聖徳太子 本当は何がすごいのか』(育鵬社)
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 日本の歴史学界には、まだ蒙昧な左翼思想に洗脳されたまま、おかしな 主張を展開している人々がいる。最近もまた「聖徳太子はいなかった」等 と頓珍漢な歴史論をのたまうガクシャがいる。

岩波や朝日を中心とするブンガジンが相場だったが、最近は保守層にも、 そうした傾向があると田中氏は指摘する。

聖徳太子不在論の「三バカ」とは津田左右吉、大山誠一、谷沢永一である。

あろうことか、聖徳太子不在論に顧慮して文科省が歴史教科書から「聖徳 太子」を消そうという動きがあったのだ。
 
たんに「厩戸王」と記述させようとしたのだが、猛烈な反対論の勢いに押 され、これを引っ込めた。

いったい文科省もまた左翼の跋扈する三流官庁に堕落していたのである。 死んだはずのマルクス主義の亡霊がよみがえったかのようだ。

すでに聖徳太子論を弐冊上梓されている田中英道氏は、あたらしく発見さ れた科学的物証を網羅しつつ、平明に聖徳太子不在論の虚妄を衝き上げる。
「端的に言えば、実証主義を自称する戦後日本の歴史学は、権力を常に否 定するマルクス主義歴史観に支えられているのです。あるいは歴史学界が 無自覚マルクス主義とでもいうようなエセ実証主義者によって支配されて いるといっても良いでしょう。学界内にとどまっているのならばまだし も、その意見が義務教育の学校の歴史教科書にまで反映される」(20p)
この陰謀的な流れには棹を差さなければならない。
 
田中氏はまたこうも言われる。

「聖徳太子は、ある意味で、日本の信仰の祖であるといってもいいと思い ます」(126p)

この日本人のアイデンティティを破壊しようとする勢力が、聖徳太子を否 定し、日本の文化的共同体、精神的な絆を断ち切れば、国家が分断され、 革命を起こしやすくなるという迂回的革命実践のステップ、その戦術の一 環として用いるわけである。

とはいえ、仏教を輸入した聖徳太子に批判的な流れは、じつは江戸時代か らあった。水戸学は否定的であり、太宰春台、熊沢蕃山らだが、そうは いっても彼らは聖徳太子を否定していたわけではなく批判していたのである。
聖徳太子不在論を猛烈に反駁されつつ、歴史の本質に迫る書物である。
  
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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘OPINIONS
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(読者の声1) 「日本文化チャンネル桜」からお知らせです。
番組名:「闘論!倒論!討論!2017 日本よ、今...」
テーマ:「対中戦争の覚悟を!緊迫高まる東アジア世界」

放送予定:7月14日(土)20:00−23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!528チャンネル)
「YouTube」「ニコニコチャンネル」オフィシャルサイト
インターネット放送So-TV

<パネリスト:50音順敬称略>
我那覇真子(琉球新報沖縄タイムスを正す県民国民の会 運営代表委員)
坂東忠信(元警視庁刑事 北京語通訳捜査官・外国人犯罪防犯講師)
宮崎正弘(作家・評論家)
宮本雅史(産経新聞社編集委員)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監 陸将)
矢野一樹(元海上自衛隊潜水艦隊司令官 海将)
司 会: 水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)



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(読者の声2)「国防を語らずして、日本を語るなかれ!」 第36回 軍 事評論家・佐藤守の国防講座のご案内です。

軍事評論家としてブログなどで活躍中の当会顧問・佐藤守が「国防」を熱 く語る連続シリーズの36回目です。

数多くの犠牲者を出しながら、未だにその真相が謎に包まれている日本の 2大航空事故「雫石」と「御巣鷹山」。自衛隊を悪者に仕立てて全ての決 着をつけようと企んだこれらの事件・事故の真実を元戦闘機パイロットに して空幕広報班長であった佐藤守氏が明らかにします。
脱線を交えての佐藤節が唸ります。どうぞご期待下さい。
          記
日 時:7月29日(土)13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 偕行の間
講 師:佐藤守(軍事評論家、日本兵法研究会顧問、元南西航空混成団司 令・空将)
演 題:日本の二大航空事故、雫石事件と御巣鷹山事故の真実
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278(件名「国防講座」とご連絡ください。事前申込み がなくても当日受付けます)
(日本兵法研究会 家村和幸)



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(読者の声3)6月にスリランカを訪ねました。(中国海軍の潜水艦が寄 港した)ハンバントタ港の中国人の評判を聞いて回りました。
 先生が前に書かれたように、評判が悪く口を開くと最悪の罵る言葉で 返ってきました。

彼らは仕事が回ってくると思っていたようですが、来たのは非常識な薄汚 い連中で治安も悪くなったと言っておりました。

嘆きばかりでどうしようもない憤懣が彼らを敵として見ているようでした。

そこでタクシーの運転手が実は韓国人は汚いどこでも座る汚す飯を食うな どなど、当たり前のことですが聞き捨てならない言葉がその後、彼らは 「女性に性的な乱暴を働く」と両手首を前に出し警察に捕まっているんだ という。

どこの国でも同じことをする民族かと呆れました。 

日本人はまだまだ信用され尊敬もされております。親日国家との絆は強く なって欲しいと感じながら、日本人でよかったと思った旅でした。
   (EI生、在シドニー)


(宮崎正弘のコメント)スリランカに四年前に行った折、空港からコロン ボへの車のなかで、雇ったガイドが言いました。

「中国人労働者のいる建設現場付近でおかしなことが起こっています」
「?」

「周辺から犬と猫がいなくなった。最近ではカラスも。。。。



             
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角さんは糖尿病だった
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     渡部 亮次郎

肩書きを言うより「角さん」で通っていた田中角栄氏。脳梗塞により75歳 で逝去した。若いころからの汗っかきは「バセドウ病」のためと周囲に説 明していたが、実は糖尿病持ちだったことは隠していた。だから脳梗塞を まねいたのだ。

彼が自民党幹事長だったころ私も彼を担当したが、糖尿病で医者通いをし た事実はなかった。ところが、彼が首相を辞めた後会ったところ「あん時 は血糖値が400にもなった」としゃべりだした。

「文春で立花隆に書かれたことには堪えなかったが児玉に書かれた佐藤昭 (あき)とのとを連日真紀子(娘)にわーわーいわれて参っちゃった。血 糖値も400まで上がるしな」と糖尿病を発症していたことをうっかり告白 してしまった。

おなじく糖尿病から「合併症」としての心筋梗塞で死亡した政治家に大平 正芳がいる。同じく首相を務めて死んだが年下の角栄を「兄貴」と呼んで 政治的にすがっていた。大平は甘党だったが、糖尿病と真剣にむきあって はいなかった。

ちゃんとインスリン注射をしていれば総理在任中70の若さで死ぬことはな かったはずだ。もっとも当時は今と違ってインスリン注射を患者自身がす ることは厚生省(当時)の「省令」で禁止されていたから多忙な政治家が 連日医者通いをすることは無理だった。

この大平の無二の親友だった伊東正義も糖尿病だった。外務大臣当時は政 務秘書官も糖尿病だった。伊東はしかし医者通いをちゃんとしていたから 80まで生きた。インスリン注射を怠ると寿命を10年は縮めるといわれている。

糖尿病にともなう網膜症のため国会の代表演説の原稿を大きすぎる字で書 いてきて有名になった田中六助は心筋梗塞で死んだが、まだ62歳と若すぎ た。医者通いをしていなかったのではないか。まず眼底出血して網膜をや られ、最後に若くして死んだことがそういう推測を招く。

日本で糖尿病患者のインスリン自己注射を許可したのは昭和56年厚生大臣 園田直がはじめてである。それまでは日本医師会の反対を歴代厚生大臣が おしきれなかったためである。

このときの園田氏はすでに1回目の厚生大臣の後、官房長官、外務大臣2期 の末という実力者に成長していたためか日本医師会も抵抗はしなかった。 禁止の「省令」は廃止された。

結果、「テルモ」など医療器具メーカーの競争が活発になり、たとえば注 射器が小型化してボールペン型になった。針も極細になり、いまでは0・ 18mmと世界一の細さになった。また血糖値の自己測定器の小型のものが 発明されて便利になっている。

これらはすべて園田さんの決断の賜物だが、その園田さん自身は若いころ からの患者であり、患者の苦しみを知るが故に自己注射許可の決断をした のだった。わたしは秘書官として側にいたからよく見ている。

患者によっては医者に一日3回も注射のため医者に通わなければならない 人もいた。1日に医者に3回!!仕事ができない。自覚症状としては何もな い病気とあれば医者通いをやめて早死にをずる不幸をまねく例もおおかった。

そうなのだ。大決断をした園田さん自身はその恩恵に浴することなく70の 若さで死んだ。そう武道の達人も注射の痛さを嫌いインスリンから逃げて いたのだ。腎臓が機能しなくなり「腎不全」で死んだ。(2013・7・13)




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話 の 耳 袋
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 ◎【黒田勝弘の緯度経度】 文在寅大統領への「ホメ殺し」 人生のルー ツを持ち出し反米、親北、親中にブレーキ 

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)・新大統領が米国を訪問中だ。彼はワシ ントンに到着した日、まず米海兵隊博物館にある朝鮮戦争(1950〜53年) を記念する米韓友好のモニュメントを訪れた。これが戦争で最激戦地の一 つだった「長津湖(チャンジンホ)戦闘」を記念するものというところが 興味深い。

「長津湖」は北朝鮮東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)のケマ高原にあ る地名。北朝鮮支援で攻め込んできた中国の大軍に米軍(国連軍)が包囲 され、大打撃を受けたことで知られる。

朝鮮戦争は北朝鮮軍の奇襲侵攻でソウルが陥落した後、米軍(国連軍)の 支援で盛り返し、ソウルを奪還した米韓軍は北上して平壌を占領。さらに 北上したため中国軍が北方から大軍で介入し、米韓軍を南に押し戻したと いう経緯がある。

したがって朝鮮戦争は途中から“米中戦争”の様相となった。なかでも「長 津湖戦闘」は米軍が中国の大軍に押しまくられ、東海岸の咸鏡南道・興南 港から大量の避難民とともに南への撤退を余儀なくされた「興南撤収作 戦」につながる苦闘の象徴として知られる。

この時の「興南撤収」で北朝鮮から逃れ釜山港にたどり着いた北朝鮮の住 民に文在寅氏の両親もいた。文氏はその後、釜山近郊で生まれたが、歴史 的な意味では彼はいわば「長津湖戦闘」の“申し子”なのだ。

その彼が訪米の第一歩に「長津湖戦闘記念碑」訪問を選んだことを韓国メ ディアはこう書いている。

「あの時、米軍が大きな犠牲を払って中国軍の南下を阻止したおかげで、 文大統領の父母をはじめ20万人の興南撤収が可能になったのだ。(記念 碑訪問は)韓米血盟にからむ文大統領の家族史を通じ、同盟外交の第一歩 を踏み出す象徴的な歩みである」(6月29日付、東亜日報社説から)

左派系の革新政権である文在寅政権の外交姿勢については内外で懸念する 声がある。文氏が自ら秘書室長など参謀を務めた師匠の盧武鉉(ノ・ム ヒョン)大統領(2003〜08年)が「米国を怒らせることがあっても いいではないか」などと公言し、いわば「米・中等距離外交」で米国離れ を目指した“前科”があるからだ。

今回、文大統領の訪米直前には政権の外交参謀が北朝鮮の主張に歩調を合 わせるように「米韓軍事演習縮小論」を公言。政権内部に「自主外交派」 を布陣し、対北政策における米韓協調路線を手直しするような動きが見え 隠れしている。

このため不安が強い保守派を中心に国民は大統領の初訪米を固唾をのんで 見守っているのだが、そのスタートが「長津湖戦闘記念碑」訪問だったか ら保守派はとりあえずホッとしている。

先の新聞社説はそうした国民心理の反映といっていい。あえて解説すれば 「文在寅さん、あなたのルーツは反北、反中、親米だったのではないです か。それを忘れては困りますよ」というもので、彼の人生のルーツを持ち 出し反米、親北、親中に傾かないようブレーキをかけているのだ。一種の “ホメ殺し”である。

ついでにもう一つホメると、文在寅氏はすでに息子を米国に娘は日本に留 学させるなど家庭は十分に国際的で現実的なのだ。自らのルーツと韓国が 置かれた現実的な国際環境からすれば反米、反日など出てこないはずだ が。(ソウル 黒田勝弘)
写真− 韓国の文在寅大統領=6月28日、ワシントン(AP)
<http://www.sankei.com/world/photos/170701/wor1707010017-p1.html>http://www.sankei.com/world/photos/170701/wor1707010017-p1.html
【産經ニュース】2017.7.1 12:00 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎顔“蹴る”など知人重体に 自称ジムトレーナー逮捕

千葉市のビルで23歳の男性の顔を蹴るなどして、意識不明の重体にさせた として自称・ジムトレーナーの男が逮捕されました。

 自称・ジムトレーナーの山本勇気容疑者(29)は30日午前2時半ごろ、 千葉市中央区のビルの入り口で知人の男性の顔を蹴ったうえ、上半身を押 して壁に頭を打ち付け、意識不明の重体にさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、山本容疑者は「けんかをして押した。壁にぶつけて意 識がなくなった」と自ら119番通報しました。その後、駆け付けた警察官 が現行犯逮捕したということです。取り調べに対し、山本容疑者は「後輩 が嘘をついていることが分かったので、かっとして蹴ってしまった」と容 疑を認めています。
テレビ朝日系(ANN) 6/30(金) 11:58配信



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読 者 の 声       
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 1)ラグビー日本代表堀江選手の髪型:前田正晶

朝日新聞デジタルが1日に堀江選手の一風以上に変わった髪型(原文は髪 形)を採り上げて「堀江選手の髪形に物言い」と題して批判的とも取れる 伝え方をしていた。問題にしていたのは「個性か品位か」だった。私の
PCの設定と技術では堀江君の一見「ドレッドヘア」のようでもある怖い人 のような髪型の写真を載せられないのが残念だが、ラグビーの中継をご覧 になる方は「あー、あれか」と思い当たられるだろう。



私は何もラグビー界に限ったことではないが、我が国でベースボール、 サッカー、ラグビー、バスケットボール、ヴァレーボール等々で活躍(し ているのだろう)外国人選手たちの風体には、大いなる違和感を覚えてき た。それらは新旧取り混ぜた奇怪な髪型と、露出した部分に見える入れ墨(
tattoo
で良いのだろう)である。私には到底我が国の社会通念では受け入れがた いものに思えてならない。と言うか、あの風体で我が国の大手メーカー等 の所属になっている連中が、出勤はしていないのだろうと思っているのだ。



幸か不幸か、スポーツのジムなどには「入れ墨をした方の入場か、浴場の 利用お断り」となっているので、入れ墨は我が国の選手たちには流行して いないと思う。だが、「個性に溢れた髪型」は確かに広まっていると思 う。それも、ラグビー界では顕著だと思う。サッカー界にもいるし、バス ケットボールでも見受けられる傾向だ。だが、ラグビー界の日本人選手た ちは「個性」を追求しているかの感がある。



他には、サントリー所属で父親がジンバブエ人の松島幸太郎なども立派に 個性追求破だろうと思う。そうかと思えば、慶応大学出身の山田章仁など は個性的に近い丸刈りに近く、普通の社会人風だ。このスポーツでもそう だが、外国人選手たちで入れ墨がない者を探すのは大変だろうと思わせて くれるほど、我が国と諸外国との間には「入れ墨文化」に対する認識の違 いが大きいと思う。私は朝日新聞デジタルは髪型を取り上げよりも「入れ 墨文化」を論じて欲しいと思ったのだが。



なお、「ベースボール」としたのは、他の競技がカタカナなので、釣り合 いを取ろうと考えた次第。蹴球、籠球、排球という漢字の表現があるが、 ラグビーは「ラ式蹴球」しか思い当たらない。フットボールはその昔「鎧 球」と表記されていたと思う。「米式蹴球」というのもあった。余談だ が、某大学の「ア式蹴球」の表記は「悪しき蹴球」と聞こえて笑えなかった。



 2)指導者たる者は瞬時でも隙を見せてはならない:前田正晶

これは日大フェニックスの監督だった故篠竹幹夫氏が言われたこと。広く 知られているとは思うが、篠竹監督の指導振りは誠に厳しかった。断って おくが、私は篠竹監督の指導を受けた訳ではない。お話を伺う機会があっ ただけだ。私はこの監督の名言が忘れられない。その言わんとされたことは、

「監督であり指導者である自分が瞬時でもと言うか、如何なる場合でも気 の緩みか、体調の不備か、何らかの悩みか、自分の指導法に不安でも感じ ていたりすれば、その辺りが心の隙となって、常に緊張して練習している 部員たちに即座に敏感に察知され、彼らが練習でも試合でも手抜きをして しまうものだ。故に、監督たる者は常に隙を見せないように、自らを最善 の状態に置いて指導するよう日夜努力している」なのである。

厳しいというか何と言うか、凄いことを言われるものだと思って拝聴して いた。

このフェニックスの言わば下部組織の如き存在だった附属の日本大学高校 ブルドッグスの監督だった故清水之男氏も、篠竹監督と同じことを言われ ていた。「俺が気を抜くと子供たちは直ぐにそれと知って好い加減なこと をするもの。だがら、練習でも試合でも一時も気を抜けないのだ。特に試 合では俺が『負けた』とでも思えば、子供たちはその瞬間に察知して諦め てしまう」と述懐された。

私には運動部の監督などは経験する機会もなかったが、この指導者の心構 えは会社組織にも通じることだと思っている。課長や部長が闘志を失えば 課員も部員も微妙に反応するものだというように感じていた。社長の心構 えというか精神状態は直ぐに第一線にある者たちには伝わらないとは思う が、役員や管理職を経由して伝播することもあるだろうと思っている。

ここまでで何が言いたかったかはお解りの向きもあるかと思う。それは安 倍内閣と自民党についても言えるのではないかと考えている。総理も森友 学園、加計文書等々のマスメディアと野党連合の理不尽な追及を受けて些 か感情的とも聞こえる応答をされたし、菅官房長官も度重なる記者たちの 為にする質問を受け、これまでとは違う適切ではないような答え方をされ た。こういう首脳陣の動揺が閣僚や経験の浅い議員たちを動揺させたので はないかと危惧しているのだ。

更に言えば、攻勢をかけた野党もマスメディアも、好機到るとばかりに嵩 にかかって些細なことを論って、一層の攻勢をかけているのだと思う。7 月1日の総理の街頭演説に際して「安倍辞めろ」などと横断幕の如きもの を掲げて見せ、それをテレビが嬉しそうに報じて見せた。私はこの辺りを 「瞬時でも隙を見せれば、つけ込んでくる」の悪しき好例だと思っている のだ。


 3)ラグビー日本代表堀江選手の髪型:前田正晶

朝日新聞デジタルが1日に堀江選手の一風以上に変わった髪型(原文は髪 形)を採り上げて「堀江選手の髪形に物言い」と題して批判的とも取れる 伝え方をしていた。問題にしていたのは「個性か品位か」だった。私の
PCの設定と技術では堀江君の一見「ドレッドヘア」のようでもある怖い人 のような髪型の写真を載せられないのが残念だが、ラグビーの中継をご覧 になる方は「あー、あれか」と思い当たられるだろう。

私は何もラグビー界に限ったことではないが、我が国でベースボール、 サッカー、ラグビー、バスケットボール、ヴァレーボール等々で活躍(し ているのだろう)外国人選手たちの風体には、大いなる違和感を覚えてき た。それらは新旧取り混ぜた奇怪な髪型と、露出した部分に見える入れ墨 (tattooで良いのだろう)である。私には到底我が国の社会通念では受け 入ものに思えてならない。と言うか、あの風態で我が国の大手メーカー等 の所属になっている連中が、出勤はしていないのだろうと思っているのだ。

幸か不幸か、スポーツのジムなどには「入れ墨をした方の入場か、浴場の 利用お断り」となっているので、入れ墨は我が国の選手たちには流行して いないと思う。だが、「個性に溢れた髪型」は確かに広まっていると思 う。それも、ラグビー界では顕著だと思う。サッカー界にもいるし、バス ケットボールでも見受けられる傾向だ。だが、ラグビー界の日本人選手た ちは「個性」を追求しているかの感がある。

他には、サントリー所属で父親がジンバブエ人の松島幸太郎なども立派に 個性追求破だろうと思う。そうかと思えば、慶応大学出身の山田章仁など は個性的に近い丸刈りに近く、普通の社会人風だ。このスポーツでもそう だが、外国人選手たちで入れ墨がない者を探すのは大変だろうと思わせて くれるほど、我が国と諸外国との間には「入れ墨文化」に対する認識の違 いが大きいと思う。私は朝日新聞デジタルは髪型を取り上げよりも「入れ 墨文化」を論じて欲しいと思ったのだが。

なお、「ベースボール」としたのは、他の競技がカタカナなので、釣り合 いを取ろうと考えた次第。蹴球、籠球、排球という漢字の表現があるが、 ラグビーは「ラ式蹴球」しか思い当たらない。フットボールはその昔「鎧 球」と表記されていたと思う。「米式蹴球」というのもあった。余談だ が、某大学の「ア式蹴球」の表記は「悪しき蹴球」と聞こえて笑えなかった。


 4)*7**月3日になって言っても仕方がないが:*前田正晶

森友学園、加計文書騒動、野党とマスコミが言うテロ等準備罪(共謀罪)の強行採決、豊田真由子議員騒動、稲田防衛大臣の失言等々がなくても、私の閃きでは「都民のこれまでに見せてきた投票の傾向では、自民党の前記のようなオウンゴールにも似た失態がなくとも、都民ファーストの会の大躍進は大いにあり得るだろう」と出ていた。だが、あれほどの自民党の惨敗までは考えていなかった。

今頃になって言っても仕方がないが、私は選挙の予測は控えるべきだと思っているので、全く触れてこなかった。だが、不吉な予感があったのは確かだ。

2日は猛暑を避ける意味でも未だそれほど暑くなっていない午前中に徒歩数分の投票所に出向いたが、予想以上の大人数が押しかけていた。だが、午後3時過ぎに「もう暑くあるまい」と高をくくって買い物に出たがとても耐えられる暑さではなく、目的を達しないままに早々に引き上げたほどの厳しさだった。最早投票所に向かっている人は見かけなかった。それでも投票率が高かったということは、それだけ都民の意識が高く、小池都知事支持派が多かったのかななどと考えている。

小池さんは都議会の改革を声高く言われ続けているが、私は戦前の小石川区を含め、社宅の調布市の1年間を含めて東京に通算40年近く住んでいる。だが、都議会が何か都民(市民だった時期もあったが)としての生活に関係することを議決して下さったという印象は極めて希薄だ。また、都知事にしても都民として経済的に大いに潤うと感謝した取り決めをされたという感覚はない。石原君にしたって、シルバーパスを2万円超に値上げし損害を与えられた記憶しかない。

2日の結果が国政に対して如何に(悪)影響を及ぼすかの議論が既に始まっているようだ。私には未だそこまでに思いを致すほどの余裕はない。だが、小池都知事になってから何か日常生活で「小池さん、感謝します」と言いたいような善政はなかったと思う。また、都議会の暗黒だの暗闇などと言うが、40年間も東京に暮らして都議会が何か生活を楽にしてくれたという記憶もとんでもないことを決めたという恨みもない。よく考えれば、都から出た国会議員たちが何らかの有難味がある働きをしたのかも全く解らないのだが。

何の為に彼らを選んでいるのだろう。今回の選挙期間中にここ新宿区百人町の一角に街宣車が来たのは希で、本当に静かな選挙戦だった。候補者を載せた広報が来たのだって投票の
2日前だった。

下村都連会長はマスコミと野党が協力して仕立て上げ連日強調した自民党としての不祥事は、国政の問題で都議会議員選挙には無関係であると言われた。だが、あれほど連日のように「はげー」だの「豊田真由子様に」と流し続ければ、都民の投票行動というか選択に影響しなかったはずはないだろう。そこに稲田防衛大臣の発言で言わばダメ押しとなったと思う。

つい先日「指導者の心構え」を論じて気の緩みを窘めたばかりだったが、それどころではない大逆風が吹き荒んだようだった。小池さん自身が都民ファーストの会にはリベラル派もいると認めておられたが、この50人を超える集団がこれから先どのようにして都民を”first”にすべく振る舞ってくれるのかを、大きな期待を持たずに待つ他ないと思っている。何分にも、私が選んでいなくとも、彼らを選んだ都民の1人だったのだから。




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身 辺 雑 記
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3日の東京湾岸は曇天。


2日は早朝散歩の後、家人とともに隣りの第3亀戸中学校の裏口にしつらえられ た 投票所で都議選の投票を済ませた。

                          読者:5719






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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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