政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4375 号  2017・6・6(火)

2017/06/06

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4375号
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           2017(平成29)年6月6日(火)



                 宮里藍の引退宣言:馬場伯明

            脳梗塞「2時間59分だとOK!:安井敏裕

                   書 評 特 集:宮崎正弘 
                   
                                                                                                                                                                       話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4375号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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宮里藍の引退宣言
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   馬場 伯明

今季限りでの引退を発表した宮里藍(31歳・以下「藍ちゃん」)が、6月 29日(月)都内のホテルで45分間の記者会見を行った。You Tubeで公開さ れている。終始笑顔の会見だったが最後には涙ぐんだ。

2003年に高校3年でツアー初優勝。藍ちゃんフィーバーが起きた。近年の 女子ゴルフ界の第一人者でプロ転向以降女子ゴルフ人気を牽引した。国内 で14勝。2006年からのアメリカで9勝。2010年には世界ランク1位の金字塔 が残る。(詳細はWebやYou Tube等をご覧ください)。

国内外のツアーで精一杯戦った。立派である。お疲れ様と心からねぎらい たい。引退会見などの情報に基づき私の感想を述べる。
 
引退理由がいい。率直で真っ正直である。「モチベーション (motivation)の維持が難しくなったのが一番の決め手」だと。世界一に なり通算9勝を挙げたがピーク時にメジャーで優勝できず道標を失った。 「自分の限界を感じてしまった上での決断」だったという。モチベーショ ンとは「動機」。単なる「やる気」でもない。「行動を起こす直接の原因」 という意味。心理学では「その行動に持続性を与える内的原因」とも言わ れる。

「世界で活躍できた要因」について明確に語った。「自分自身と向き合え たこと。アメリカでは小柄でパワーもなかった。ショットの精度と小技、 メンタルトレーニングで戦った。そこがゴルフのいいところ。体格差が あっても勝てる」と。

アメリカで藍ちゃんがなかなか優勝できなかった原因について、日本の野 次馬評論家らが、身長155cmの彼女の他の選手との体格差をことさら強調 し「帰国し日本ツアーに戻れ」とか「日本ならもっと稼げる」などと口う るさく言い、書きたてた。

じつは、1998年サンジェゴの世界ジュニア選手権5位から帰国し「将来、 こんな環境でゴルフをしてみたい。世界で戦えるプレーヤーになり、人と しても成長していきたいと思います」と、すでに、中学校の意見発表会で 「夢」を発している。他人のお節介は「大きなお世話」であった。

藍ちゃんは主戦場を日本に移さなかった。渡米4年目、エビアンマスター ズで見事に初優勝し、野次馬評論家らを黙らせた。言い放しの彼らは何の 反省もせず、また(彼ら自身には)何の実害もない。無責任である。

彼らの言いなりになっていたら2010年の世界ランク1位もなかったのだ。 ところが、野次馬評論家らは賢い。「自分が厳しい指摘をしたから藍ちゃ んが発奮して頑張ったのだ」と臆面もなく言う(怒+笑)

引き際について・・。(全米トッププロの)ロレーナ(Lorena Ochoa Reyes・メキシコ・現在35歳・2010引退)やアニカ(Annika Sörenstam・ スエーデン・現在46歳・2008引退)の引き際にも学んだようだ。「ロレー ナの引退は衝撃だった。自分の気持ちを大事にしてシンプルだった。潔 かった。アニカもそうだ。私は、自分の人生なので自分で決めた」。引退 発表後ロレーナからメールが来たという。

結婚は・・。「今のところはないですね」。親しい彼がいるらしい。しか し、それ以上記者たちは追及しなかった、いや、できなかった。藍ちゃん の威厳と貫禄勝ちである。

思い出の試合・ショットは・・。国内では「(アマで勝った)2003ミヤギ TV杯ダンロップレディスの優勝」、アメリカでは「2010エビアンマスター ズでの初優勝。4年かかってたどり着いた優勝。プレーオフの18番ホール の(会心の)ティーショット」。

藍ちゃんの18番のティーショットはすばらしかった。私も当時の画像を思 い出す。米ツアー全選手の上位ではないが約250ヤード、十分に戦える飛 距離である。(250ヤードは半端な距離ではない。200ヤードくらいしか飛 ばせない男性!が偉そうにケチを付けることに、私は一種の「滑稽さ」を 感じた)。

両親は・・・。「(引退を)驚きもなく温かく受け入れてくれた。『自分 が幸せだと思う道を行きなさい』と。兄二人も同じ・・」。「父に感謝す る。『プロゴルファーである前に普通の人でありなさい』と言われてき た。よかった」と。偉大な父母である。

今後藍ちゃんはどうするのか。「2017年内は1試合1試合丁寧にプレー し、優勝したい。アメリカのメジャーには全部出たい、(初優勝した)エ ビアンまで。後はゆっくり考えたい」。

そう、ふるさと沖縄でゆっくり休養し、じっくり考えてください。「やっ ぱり、東村が最高に落ちつける場所」と藍ちゃんは以前から話していた。

藍ちゃんに憧れた(若い)選手がアメリカでやっていく上で必要なこと は・・・。「難しいですね。選手によって変わってくると思いますが、私 でいうと自分のプレーの確立。たくさんあった。飛距離に惑わされること なく、自分のベストのゴルフはどこにあるのか。人と比べないこと。自分 のゴルフがしっかりすればどこでも戦える。苦しい時も自分から逃げない ことが大事になってくると思う」。自分の考えを持ち実行していたのだ。 あらためて尊敬する。

奈良県で開催中の国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」会場で も、5/26、選手の間に衝撃が広がった。藍ちゃんがどれほど好かれていた か。女子プロゴルファーたちが語る。「ゴルフダイジェスト(2017/6/13 号)」から引用する。

森田理香子(2013年賞金女王):「いまの国内女子ツアーの発展があるの も、藍さんや(横峰)さくらさんがいてくれたから。本当に悲しい」。

有村智恵(東北高校の後輩):「神様のような人でした。お疲れ様の気持 ちが大きいですが、寂しさがこみ上げてきます」。原江里菜(同後輩): 「私にとってはお手本であり、理想のプロゴルファーです。もう少し一緒 にやりたかった」。

イ・ボミ(韓国):「もう一回一緒に回りたい。サントリー(レディス) が最後かもしれないので、お話がしたい」。畑岡奈紗(高校生プロ): 「幼い時にサインをもらった。ずっと私の目標の人。」。

舩橋園子(在米の著名なゴルフジャーナリスト):「十分に頑張った。あ なたのおかげで日本中の人々の心が豊かになった。ありがとう。そして、 お疲れ様・・・」。

明るい引退会見の最後で藍ちゃんは涙ぐんだ。そして、言った。「これ以 上ないゴルフ人生でした」。

2017/6/8〜6/11に六甲国際ゴルフクラブで開催されるサントリーレディス が日本でのラストゲームになる可能性が高いという。藍ちゃんスマイルで 明るく終わってほしい。できれば優勝で。(2017/6/4千葉市在住)



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脳梗塞「2時間59分だとOK!
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        安井 敏裕  

脳卒中とは、脳に酸素やブドウ糖などの栄養を送る血管が「詰まったり、 切れたり、破裂して」、にわかに倒れる病気の総称である。脳卒中には、 脳梗塞(詰まる)、脳出血(切れる)、くも膜下出血(破裂)の3種類ある。

この病気の歴史は古く、「医学の父」と言われているヒポクラテスは既に 今から2400年前の紀元前400年頃に、この脳卒中の存在を認識し「急に起 こる麻痺」という表現で記載している。脳卒中による死亡率は日本では 癌、心臓病に次ぎ、第三位で、毎年15万人程度の人が亡くなっている。

しかし、本当に問題となるのは、脳卒中が原因で障害を持ち入院あるいは 通院している人たちが、その約10倍の150万人もいることである。現在、 脳卒中の中では、脳梗塞の発生頻度が突出して多い。2分20秒に一人が脳 梗塞になっていると言うデータもあり、全脳卒中の70%程度を占めている。

この最も多い脳卒中である「脳梗塞」について、大きな治療上の進歩が あったので紹介する。

脳梗塞は、脳の動脈が血栓や塞栓という血の固まりのために詰まることで 起こる。この血の固まりで閉塞さえた血管から血流を受けていた部分の脳 は、いきなり脳梗塞という不可逆的な状態になってしまうのではなく、数 時間の猶予があり、徐々に脳梗塞になる。

この数時間の間に血流を再開してやれば、再度、機能を回復できることに なる。いわば、「眠れる森の美女」のような状態で、医学的には、このよ うな状態の部分の脳を「ペナンブラ」と言う。見方を変えると、この部分 は、血流が再開しないと数時間後には脳梗塞という不可逆的な状態となっ てしまう訳である。

このペナンブラの部分に血流を再開する方法として、古くは開頭手術をし て、目的の血管を切開し、中に詰まっている血の固まりを取り除く方法を 行っていたこともあるが、それでは、多くの場合に時間がかかりすぎ、再 開通させた時には、ペナンブラの部分は既に脳梗塞になっている。また、 間に合わないばかりか、出血性梗塞というさらに悪い状況になってしまう ことさえある。

開頭術の次に登場した再開通法は、カテーテルという長い管を血管の中に 通し、その先端を詰まった部分にまで誘導して、血栓を溶かす薬を注入す る方法である。

この方法では開頭手術よりも早く、血管を再開通させることができるが、 この方法であっても、血管が閉塞してから6時間以内に再開通させないと ペナンブラが脳梗塞になってしまうことが防げないし、間に合わずに血流 を再開させた場合には、やはり脳出血が起こってしまう。

このようなことから、一時、我々脳卒中に関わる医師は、口には出さない が、最も理屈にあった治療法である「急性期に閉塞血管を再開通させて脳 梗塞になることを防ぐ」と言う治療を諦め、虚無的になっていた時期があ る。再開通させることを諦め、梗塞に陥ってしまった脳自体の治療とし て、脳保護薬や低体温療法へと興味が移行していた時期もあった。

しかし、米国で1996年から特別な手技や道具が不要で、ただ静脈内注射す るだけで詰まった血管の血栓を溶かしてくれるアルテプラーゼと言う薬の 使用が始まり、2002年にはヨーロッパ連合(EU)でもこの薬剤による血栓 溶解療法が認可された。

わが国でも日本脳卒中学会を中心にこの薬の早期承認を厚生労働省に求め たが、「日本人を対象とした治験で良い結果が出ない限り承認できない」 という厚生労働省の方針に答える準備のために時間がかかり(drug lag)、米国から遅れること約10年の2005年10月11日に漸く承認された。

この薬は血管に詰まった血栓を溶かしてくれる血栓溶解剤で、発症後3時 間以内に静脈内注射するだけで良好な予後が得られる。

しかし、この薬剤は両刃の剣で、39項目に渡る使用基準を尊守しないと、 脳出血の危険性が著しく増大することが分かっている。従って、厚生労働 省も非常に厳しく市販後調査(2.5年間に3000例以上の全例調査)を課し ている。現在は、言わば試運転ないしは仮免状態と心得て、慎重に使用す る必要がある。

そして、この薬剤を用いるためには、一定の講習を受ける必要があり、全 国で130回以上行われ、8000人以上が受講した。実際に、この薬剤を発症 後3時間以内に注射するには、患者さんには、遅くとも発症後2時間以内 に病院へ到着してもらう必要がある。

すなわち、病院へ到着しても、患者の診察、一般検査、脳のCT検査、家族 への説明など、最低1時間は必要であるためである。そのために、最初に この薬剤の使用を始めた米国では、脳梗塞を“ブレインアタック(brain attack)”と言い直し、社会全体に向かって、その緊急性を啓発した。

すなわち、“Time is brain. Time loss is brain loss.”などの標語で注 意を喚起した。日本においても脳梗塞を“ブレインアタック”という緊急を 要する疾患として一般の方々に認識していただくために、学会や医師会な どの啓発運動も行なわれるようになっている。

さらに、平成9年3月に創設された日本脳卒中協会においても、毎年5月25 日〜5月31日までの一週間を脳卒中週間と定め啓発運動に努めるように なっている。脳卒中週間をこの時期にしたのは、とかく脳卒中は冬に多い と思われがちであるが、脳卒中の中で最も多い脳梗塞は、最近の研究では 6−8月に増えだすため、脳卒中予防は夏から気をつけなければならないこ とを啓発するためである。

この週間で使用される標語も、昨年(2006年)はアルテプラーゼの使用が 認められたことを念頭において「一分が分ける運命、脳卒中」であった。 2001年の日本での脳梗塞急性期来院時間調査の結果では36.8%の患者が3時間

以内に来院している。この中の一部の方がアルテプラーゼ治療を受けるこ とになるが、この割合をさらに増やして、本薬剤の恩恵を受ける人を増や す必要がある。

この治療では10年の経験を持つ米国では、この治療を受けるためには、? 患者の知識、?救急車要請、?救急隊システム、?救急外来、?脳卒中専門 チーム、?脳卒中専門病棟、とういう六つの連鎖の充実と潤滑な流れを推 奨している。
 
一般市民への啓発や行政への働きかけなどが必要である。一方で、来院か ら治療までの時間も1時間以内にする努力が病院側に求められている。い つでも、3人程度の医師が対応できなければならないし、他職種(レント ゲン部門、検査部門、看護部門)の協力も不可欠である。(了)

(脳外科医・産業医)

(元大阪市立総合医療センター・脳神経外科部長 ・現社会福祉法人「聖 徳会」岩田記念診療所 勤務)



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書 評 特 集
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)6月5日(月曜日)
       通算第5315号   
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(( 書評特集 ))

中村彰彦『幕末遊撃隊長 人見勝太郎』(洋泉社)
渡部昇一『知の湧水』(ワック)
小峯隆生著、柿谷哲也撮影『蘇る翼 F2B ―津波被災からの復活』(並 木書房) 

       
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 緊張し、殺戮の巷を駆け抜けた剣士たちは、しかしどこか牧歌的なのだ
  西郷を刺しに薩摩に赴いたのに、この物語の主人公は逆に感化された

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中村彰彦『幕末遊撃隊長 人見勝太郎』(洋泉社)
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人見勝太郎は「?川脱藩」組である。

写真を見ると爽やかな伊達男、政治哲学が身体から放出させているタイプ ではなく、かと言って謀略を好む陰惨な策士という印象がない。

土佐脱藩の坂本龍馬、長州脱藩の吉田松陰など、脱藩者は数限りない が、?川脱藩というのも珍しい。

人見勝太郎は豪快な剣士であった。幾多の戦闘に勝ち抜き、五稜郭の生き 証人となって、戦後は華麗な転身をとげた。

最初から奇々怪々、じつに不思議な人物で、幕府の遊撃隊に加わった剣士 が、官軍との戊辰戦争を戦いながら、甲府、箱根から江戸へ戻り、榎本武 楊らに合流して、奥州へ転戦し、「蝦夷共和国」宣言時には松前で守備に 就いた。

こうした過程で近藤勇はもちろん、幕府内で剣豪といわれた山岡鉄舟と互 角の勝負をした伊庭八郎らと人見は知り合い、共に死線をくぐりながら、 脱藩大名の林とも知り合う。

五稜郭で降伏後、剛毅にも西郷の暗殺を企て、薩摩入りするさいには奇兵 隊の残党が荒らし回る瀬戸内海の海賊と一戦を交え、かと思えば、つぎは 西郷、大久保と知遇を得て新政府に仕え、西南戦争では駿河藩から志願兵 を募集する役目を与えられた。

そういう風に矛盾を矛盾とせずに、勝海舟とも深く交わった。
 
ついには誰もが治められないと言われた茨城県県令(県知事)。そして80 歳、波瀾万丈の生涯を閉じた。

歴史に埋もれた人物を捜し当てて、闇の部分に光を当てる貴重な作品を連 綿と発表してきた中村彰彦は、幕末に藩主自らが脱藩するという林忠崇 (たったひとりだけの脱藩大名)。遊撃隊を率いて爽やかに豪快に闘って 果てた伊庭八郎を過去に書いたが、こんかいはノンフィクションとして、 人見勝太郎を世に問うのだ。

同時代を生きた人々に、ペリー来航以来の疾風怒濤、狂乱の政局は運命を 大きく変えさせた。

本書には印象的な場面がある。
 
明治3年5月、勝海舟が書いた村田新八への紹介状を懐に、人見勝太郎は 勇躍鹿児島へ向かった。ところが勝の書状には、「この男、足下を刺すら しいが、ともかく会ってやってくれ」トとぼけた内容だった。(『氷川清 話』にその一節がある)

殺気を帯びた人見の鹿児島入りを、歴戦の強者が気付かないはずがないの だが、薩摩隼人というのも変人そろい。村田新八、桐野利秋らは勝太郎を 歓待したのだ。

西郷暗殺を胸に秘めて、人見は実際に西郷邸を訪ねた。

「西郷はちょうど玄関で横臥していたが、その声(人見の来訪)を聞くと ゆうゆう起き直って『わたしが吉之助だが、わたしは天下の大勢などとい う難しいことは知らない。まあ、お聞きなさい。わたしは先日大隅へ旅行 した。その途中で腹が減ってたまらぬから、十六文で芋を買って食った が、たかが十文文で腹を養うような吉之助に天下の形勢などわかるはずが ないではないか』と言って大口をあけて笑った。血気の人見もこの出し抜 けのはなしに気を呑まれて、殺すどころの段ではなく、挨拶も録にせず 返ってきて、『西郷さんは、実に豪傑だ』と感服して話したことがあっ た」(227p)
この逸話、おそらく本当だろう。

その後、人見勝太郎は西郷ら薩摩隼人から大歓待を受けて百日も鹿児島に 留まり、教育の大切を身に染みて学ぶこととなった。

殺戮の戦場を生き抜いたあの時代の男たちは、どこか牧歌的なのである。

         
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評  
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 日本が文化的先進国である一つの象徴は『神学大全』の翻訳である
   英国、仏蘭西、伊太利亜などでしか全訳は出版されていない現実

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渡部昇一『知の湧水』(ワック)
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 「稀代の碩学、珠玉のエッセイ」とあって「知の巨人、ラストメッセー ジ」という文字が本書の帯を飾っている。

それにしても湧き水のごとく、次々と英知が現れてくるという碩学が世の 中にはいるのである。知の湧水とは、じつに適切なタイトルだと思った。
 先日、イグナチオ教会で行われた氏の追悼ミサの入り口に看板があっ て、仏教でいう氏の戒名は「聖トーマス・アキナス」とあった。

本書を読んで、その聖名の理由がよくよく理解できた。

渡部氏は、このなかでドーマス・アキナスに幾多のページを割かれ、とり わけ『神学大全』について詳述されているからである。
 
なにしろ、この世界一難解とまでいわれる書物の原書を氏は3回も精読さ れた。「神学大全邦訳完成記念」セレモニーでは、氏がスピーチもされた。

さて本書を通読したあと、印象的な既述が2ケ所あった。これは個人的な 感想であるが、まずはアリストテレスとプラトンの差違である。
 
「この2人の大哲人の切り口は全く違った方向に向いていたと言える。つ まりプラトンの切り口は『東』に開かれており、アリストテレスの切り口 は『西』に開かれていた。プラトンの思想は東洋にも偏在したいたが、ア リストテレスは西欧の中世に花開き、実を結び、西洋と特徴付ける哲学と なった」(162p)。

プラトンは「不滅の霊魂とその転生について語っている」のである。『プ ラトン全集 第1巻』(岩波書店)には次の言葉がある。
 「たしかに、よみがえるという過程があることも、死んでいる者から生 きている者が生じるということも、そして死者たちの魂が存在すること も、本当なのである」

なぜこの箇所に評者が惹かれたかといえば、生前の氏との会話(下段追悼 文『附録』を参照)に三島由紀夫の転生が話題となったことがあるから だった。

もう一つは渡部昇一氏が子供3人、孫5人に囲まれた金婚式での感激をさ らりと綴ったなかでの、次の文章である。
そのまま引用すると、

「子供を育てるということは大変なことである。しかしわれわれはそれ をーー当時の大部分の日本人のようにーー当たり前のことと受け止めてい た。しいて言えば子供で苦労することは当たり前の人間にとって『人生の 手ごたえ』と感じたとでも表現できようか。子供の教育費がなかったら もっと贅沢な生活ができただろうになどとは考えなかったし、子どもがい るので生きる張り合い、働く張り合いができたというべきであろう」(引 用止め) 
こんにちの少子高齢化社会への警告的な譬喩である。

 (附録)
「渡部昇一氏を悼む/宮崎正弘」(拙メルマガ4月19日号より再録)
(引用開始)
「渡部昇一氏が4月17日に亡くなった。振り返れば、氏との初対面は四半 世紀以上前、竹村健一氏のラジオ番組の控え室だった。文化放送で「竹村 健一『世相を斬る』ハロー」とかいう30分番組があって、竹村さんは一ヶ 月分まとめて収録するので、スタジオには30分ごとに4人のゲストが待機 するシステム、いかにも超多忙、「電波怪獣」といわれた竹村さんらしい 遣り方だった。

ある日、久しぶりに呼ばれて行くと、控え室で渡部氏と会った。何を喋っ たか記憶はないが、英語の原書を読んでいた。僅か10分とかの待機時間 を、原書と向き合って過ごす人は、この人の他に村松剛氏しか知らない。 学問への取り組みが違うのである。

そういえば、氏のメインは英語学で、『諸君!』誌上で英語教育論争を展 開されていた頃だったか。

その後、いろいろな場所でお目にかかり、世間話をしたが、つねに鋭角的 な問題意識を携え、話題の広がりは世界的であり、歴史的であり現代から 中世に、あるいは古代に遡及する、その話術はしかも山形弁訛りなので愛 嬌を感じたものだった。

近年は桜チャンネルの渡部昇一コーナー「大道無門」という番組があっ て、数回ゲスト出演したが、これも1日で2回分を収録する。休憩時に、 氏はネクタイを交換した。意外に、そういうことにも気を遣う人だった。
そして石平氏との結婚披露宴では、主賓挨拶、ゲストの祝辞の後、歌合戦 に移るや、渡部さんは自ら登壇すると言いだし、ドイツ語の歌を(きっと お祝いの歌だったのだろう)を朗々と歌われた。芸達者という側面を知っ た。情の深い人だった。

政治にも深い興味を抱かれて、稲田朋美さんを叱咤激励する「ともみ会」 の会長を務められ、ここでも毎年1回お目にかかった。稲田代議士がまだ 一年生議員のときからの会合で年々、参加人員が増えたことを喜んでいた。
最後にお目にかかったのは、ことしの山本七平授賞式のパーティだった が、氏は審査委員長で、無理をおして車椅子での出席だった。「おや、具 体でも悪いのですか」と、愚かな質問を発してしまった。

訃報に接して、じつは最も印象的に思い出した氏との会話は、三島由紀夫 に関してなのである。

三島事件のとき、渡部さんはアメリカに滞在中だった。驚天動地の驚きと
ともに、三島さんがじつに偉大な日本人であったことを自覚した瞬間でも あった、と語り出したのだった。渡部さんが三島に関しての文章を書かれ たのを見たことがなかったので、意外な感想に、ちょっと驚いた記憶が ふっと蘇った。

三島論に夢中となって、「憂国忌」への登壇を依頼することを忘れてい た。合掌」(引用止め)。
          
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 あの巨大津波で松島基地に係留されていた戦闘機は塩漬けになった
  奇跡の修復プロジェクトによって13機が前線に復帰した

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小峯隆生著、柿谷哲也撮影『蘇る翼 F2B津波被災からの復活』(並木 書房)
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こういう物語があったこと、知らなかった。

東日本大震災直後の2011年4月、松島基地を取材で訪れた筆者は、津波で 大きく損傷したF2Bを見た。

塩漬けの無惨な姿で、最新鋭機が転がっていたのだ。

評者(宮崎)と言えば、あの日、福建省福州にいた。滞在したホテルで胸 騒ぎがして、東京に国際電話を申し込んだが1時間通じなかった。災害発 生を知り、部屋のテレビを入れると、生々しい被害状況が刻々と映し出さ れて驚愕した。
東京も交通が痲痺しており、評者は上海で2日間待機し、帰国したことを 思い出した。

さて被災した戦闘機である。精密機器の塊である戦闘機を完全修復するこ とは不可能だろうと予測された。世界中でも、そんな例はなかった。
航空自衛隊にとって複座型のF‐2Bは、戦闘機パイロット育成のため に、なくてはならない機体だ。しかもF‐2の生産は終了しており、新た に製造することはできない。このままでは日本の国防に大きな空白が生ま れてしまう。

安全保障上、由々しき問題であり、かと言って制約された防衛予算をみれ ば代替機の購入など夢の物語である。

塩漬けとなったF‐2Bを復活させることはできないだろうか?

空幕内に「チーム松島」が結成され、前代未聞の「海水漬け」戦闘機の修 復プロジェクトがスタートした。

男たちの挑戦が始まった。ついに18機のF‐2Bのうち13機が修復され、 再建された松島基地に続々と帰還したのだ。

壮大な戦闘機修復プロジェクトは、いかに実行され、成功したのか?
筆者は数か月かけて、航空幕僚監部、松島基地、三菱重工業小牧南工場、 IHI瑞穂工場、国会議員など、多くの関係者にインタビューを重ね、こ のプロジェクトが関係者の熱意や努力ばかりではなく、深い洞察力に裏付 けられた判断力と実行力によって成し遂げられたことを知った。

損傷した航空機や施設、すなわち戦力をどうやって回復させるか、そのた めには何をなすべきかを計画・立案した空幕の強力なリーダーシップ、予 算措置など政治・財務面のサポート、そして何より損傷機の修復に取り組 んだメーカーの熱い「ものづくり魂」がひしひしと伝わる感動のドキュメ ントが出現した。
 
         
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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ 
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(読者の声1)モンゴル虐殺のユネスコ記憶遺産申請へ、そして天安門事 件28周年集会方政氏インタビューを紹介します。
http://www.sankei.com/politics/news/170601/plt1706010057-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/170603/plt1706030009-n1.html
   (三浦生)



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(読者の声2) 韓国では左派・文在寅政権が出現したいま、韓国で「積弊 清算」の名分であらゆる分野で保守一掃のキャンペンが始まっています。
国会の議席分布(299人)は与党・共に民主党120,野党・韓国党94,国民 党40,バルン党20,正義党(左派)6,無所属19などで与党は過半数に30 人足りません。
野党が団結すれば予算をはじめすべての案件を否決できます。

だが政府の懐柔で野党の足並みが乱れるのは自明です。総理認准でも野党 は当初一致して否決の方針でしたが、国民党が寝返って可決されました。 議員連中の節操は目先の利害で左右されるのはどの国でも同じです。

一方北の脅威について韓国はまったく不感症です。

国連が北朝鮮制裁を決議した当日、韓国政府は人道的交流を看板にした民 間団体の訪北を承認しました。しかもTHAAD配備をめぐり政府は米国と中 国の力比べに挟まって右往左往しています。

6月末、文在寅大統領がトランプ大統領と対面する予定ですが、短気のト ランプが文在寅をどう扱うか、両者の対決が観ものです。2001年ブッシュ と金大中が会談した時、ブッシュは記者会見で金大中を指して 「This  man」と呼びました。その後米韓関係がこじれたのは有名な話です。

北朝鮮の暴発について小生は懐疑的です。吠えるイヌは噛みつきません。 中国がOKしないかぎり、石油がない北は継戦能力がない。しかも奇襲に成 功しても敗北は必至で、金正恩王朝は消滅します。

負ける戦争をはじめる独裁者はいません。

中国は北朝鮮を日米韓を操る切り札として巧みに活用しています。その利 用価値があるかぎり北はかってに吠えても噛まないでしょう。
                       (TW生、在ソウル)



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(読者の声3) 御新著『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必 ず巻き込まれる』(育鵬社)を入手しました。

 プロロ−グを読み、第6章から読み始めています。戦後歴史観は誤謬だ らけである読んで、過日クラス会の仲間とゴルフに興じた時の事を思い出 していました。

昼食時、時節柄北朝鮮の話になったので、朝鮮人の残忍さと讒言文化の事 を話してるとパ−トナが、日本人も酷い事をしているだろうが、と突っか かりました。
 
何時何処でどんな酷い事をと尋ねると、炭鉱なんかで重労働させているで はないか、写真もある。

多分その写真は日本人の炭鉱夫だろう。ガリガリに成りながらもお国のた めに一生懸命に働いている鉱夫たちの姿だろう。其れも民間の話だろう が、国家とは関係ない。讒言文化に騙されるな。朝鮮人が日本人に対しど れだけ残虐非道な行いをしたか知っているかと問うと、戦争だからお互い さまではないのかと返すので、日本国は朝鮮を助けこそすれ戦争などして ないぞと窘めると。差別していただろうがと返す。

朴槿恵大統領の父親朴正煕大統領は、日本軍の少将で野戦軍副司令官でも あったのだぞ、これが差別かと返し、朝鮮人特有の讒言文化に惑わされる な、と諭すと黙りこくってしまいました。腹が立つたのか、無知を恥じた のかわ分かりませんが後半はめた崩れで、優勝候補がブゥビ−賞に成って いました。(北九州素浪人)



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(読者の声4) 「日本文化チャンネル桜」からお知らせです。
           記

番組名:「闘論!倒論!討論!2017 日本よ、今...」
テーマ:「トランプ外交の行方と新世界の秩序」

放送予定:6月10日(土)20:00−23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!528チャンネル)
「YouTube」「ニコニコチャンネル」オフィシャルサイト
インターネット放送So-TV

<パネリスト:50音順敬称略>

古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
菅原 出(国際政治アナリスト)
関岡英之(ノンフィクション作家)
馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
宮崎正弘(作家・評論家)
  司会:水島総(日本文化チャンネル桜 代表)


    
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話 の 耳 袋
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 ◎【百田尚樹氏講演会中止問題】 「百田尚樹という、自分たちが気に入らない人物に話をさせないことが目的」「言論弾圧だ」百田氏見解語る 

一橋大の学園祭「KODAIRA祭」で開催予定だった作家の百田尚樹氏(61)の講演会が、一部団体の反対運動で急遽中止になった問題を受け、百田氏が5日、産経新聞の取材に応じ、「百田尚樹という、自分たちが気に入らない人物に話をさせないことが目的になっている。言論弾圧以外の何ものでもない」などと自身の見解を語った。

同祭実行委員会側には、「講演を聞いてショックで自殺したら、どう責任を取るのだ」などといった意見が「手を替え品を替え寄せられた」といい、百田氏は「ノイローゼになった学生や、泣き出す女子大生もいたようだ。19、20歳の学生がそんなにしつこくやられたら、きついと思う」と、実行委側の中止判断に一定の理解を示した。

一方、抗議を行った団体について、「彼らは僕のことを『差別的な発言をする』と主張するが、それは明らかなレッテル貼りだ。僕は講演で普通の話をするつもりだった」と主張。また、講演会を開催する場合、差別的言動を禁止する具体的なガイドラインを作成するよう求める一部団体もあったといい、「学園祭で差別的発言をしないというのは暗黙の了解というか、当たり前のこと。そんなルールは作るほうがダメだし、論理がでたらめ」と批判した。

そのうえで、「僕に対して抗議をするのは自由だが、自分たちが気に入らない人間の言葉を封じる行為は愚か。反対派は社会的なイメージを自ら損ねたのではないか」と訴えた。

同祭は6月10、11日に開催予定で、百田氏の講演は10日に行われる予定だった。関係者によると、講演のテーマは「現代社会におけるマスコミのあり方」だったという。

百田氏によると、昨年12月ごろに学生側から講演の依頼があり、それを受諾。ところが、「今年2月ごろから、一部の団体からの講演中止要請が繰り返し実行委に寄せられていたと聞いた」(百田氏)という。

その結果、実行委は今月2日、ツイッターなどで講演の中止を発表。中止の理由について実行委は公式サイトで、「講演会を安全に実施するため、厳重な警備体制を用意していた。しかし、あまりにも大きくなりすぎ、いくつもの企画が犠牲になった。『新入生の歓迎』という本来の理念に沿うものでなくなってしまった」などと説明している。
【関連情報】 
【百田尚樹氏講演会中止問題】高須院長、妨害工作に屈した一橋大生を「軟弱」と叱咤 「筋の通し方教える」と代役での講演を要望
【百田尚樹氏講演会中止問題】民進で“内ゲバ” 原口一博衆院議員が「特定の議員が介入」とツイートに有田芳生参院議員が「私が介入したというのか」
【産經ニュース】 2017.6.5 21:22 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎「金正恩暗殺未遂事件」の全貌 ついに北の住民が反旗

米中が圧力を強めようと、北朝鮮のミサイル実験に歯止めがきかない。何 が、金正恩氏を狂気に駆り立てるのか。ジャーナリスト・城内康伸氏がス クープ入手した内部情報によると、圧政の続く北朝鮮国内に、異変が起 こっているという。住民自らの手で、この独裁者を消そうという衝撃計画 が報告されていたのだ。同氏がレポートする。

                * * *

ちょうど1年前の昨年5月。北朝鮮の首都・平壌で6〜9日までの4日間、36 年ぶりとなる朝鮮労働党大会の第7回大会が開催された。それまで党第1書 記だった最高指導者の金正恩氏は、新設ポストの党委員長に就任、「金正 恩時代」の到来を内外に宣言した。

党大会と同じ時期、北朝鮮中西部・平安南道のある都市では、秘密警察に 当たる国家安全保衛部(現国家保衛省)の地方組織が、思想教育を目的と する「講演会」と呼ばれる、秘密の集会を開いていた。

北朝鮮では、数世帯ごとに相互監視させる、戦前の日本で運用されていた 「隣組」に似た「人民班」という制度がある。講演会参加者の中心を占め たのは、地元人民班の班長たちだったとみられる。演壇に立った地元の保 衛部幹部が切り出した。

「金正恩同志を党の首位に崇めて、党大会が行われている。しかし、“敵” の目的は、われわれとは違う。どうすれば党大会を破綻させることができ るか、これこそ、“敵”の最大の目的だ」

筆者は北朝鮮関係者を通じ、この秘密集会の詳細な記録を入手した。その 衝撃的な内容を紹介しよう。

ただし、情報源の身辺安全を考慮し、集会の具体的な日時、場所など内容 の一部をあえて曖昧に記したことを、ご了解いただきたい。関係者による と、保衛部幹部は講演で、次のように言葉を繋いだ。

「党大会を狙う敵の策動が、陰に陽に極致に達している。大会を前後して 敵の策動が起こりうる可能性があるだけに、注意喚起のため、道内で最 近、保衛機関が摘発した事例について申し上げる」

幹部がまず報告したのは「1号列車」と称する正恩氏が乗る専用列車の爆 破未遂事件だった。つまり、敵とは、北朝鮮内外の反体制勢力を意味する。

1号列車をめぐるテロの話としては2004年4月、北朝鮮北西部の平安北道竜 川郡にある鉄道平義線竜川駅付近で、150人以上が死亡した列車爆発事故 が発生した。当時、同駅を通った故金正日総書記が乗っていた専用列車を 狙ったテロとの説が流れた。一方、北朝鮮当局は「事故」と発表してい た。だが、今回の計画は国内で一切報じられていない。

報告によると、大学進学に失敗した男が制度に不満を抱き、「体制を転覆 させる。そのためにはまず、首脳部(正恩氏)を除去すべきだ」と考え た。男は、正恩氏が参加する行事の開催場へと繋がる鉄道線路に爆薬をし かけ、「1号列車を爆破させるか、転覆させることを狙った」とされる。

この男の計画は、道内の炭鉱で働く労働者の品定めから始まった。炭鉱夫 ならば、大量の爆薬を運び出せると踏んだのだった。街角で「自転車修理 をするふりをして」(報告)、居合わせた6人に声をかけ、接近した。

「魚がたくさん獲れる場所を知っている。爆薬を持って来いよ。獲った魚 を山分けしよう」。男はこう言って、炭鉱夫をそそのかした。爆薬を水中 に投げ込めば、爆発の衝撃で大量の魚が浮かび上がる、という説明だ。

食糧不足が深刻な北朝鮮では、住民は常に腹を空かせている。3人の炭鉱 夫が男の話に乗り、「爆薬、雷管、導火線を秘密裏に(作業場から)持ち 出し、男のところに持って来た」という。

爆破計画はここまでは順調に進んだ。ところが、計画は保衛部の耳に入る ところとなる。残る3人の炭鉱夫が不審に思い、「爆発物を人の手に渡す のは問題だ」として、地元の保衛機関に申告したのだった。

これとは別に、男が平素から、「首領の偉業継承問題(権力世襲を指すと みられる)」に批判的な発言をするのを聞いていた、近隣住民も通報して いた。

その結果、爆破計画は未遂に終わり、「われわれの首脳部を狙ったこいつ は捕まった」(保衛部幹部)という。

【PROFILE】しろうち・やすのぶ/北朝鮮事情に精通するジャーナリス ト。主な著書に『猛牛(ファンソ)と呼ばれた男』『昭和二十五年 最後 の戦死者』『朝鮮半島で迎えた敗戦』など。 ※SAPIO2017年7月号/NEWS ポストセブン
【ZakZak】 2017.06.05 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎中国、民主国家ではあり得ない「国防動員法」 「戦争法」は有事に ヒト・モノ・カネすべて強制接収

北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐっては、米下院が本会議で超党派に よる制裁強化法案を賛成多数で可決。中国の外務省は対米牽制を交えつつ も、「朝鮮半島情勢は非常に緊迫している」と警戒を強める。

だが、北朝鮮から最短で数百キロしか離れていない日本では、国会がなお も共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を「戦争法だ」と、近 視眼的に決めつける勢力に引きずり回され、危機感に乏しい。

167の国と地域が締約する「国際組織犯罪防止条約」に日本はなお加入で きていない。条件となる国内法が不十分なためで、「テロ等準備罪」は重 要なステップになる。だが反対勢力はお構いなく、いわれなき戦争論をあ おり続ける。

一方、世界に目を向ければホンモノの「戦争法」はなにも珍しくない。中 国が2010年7月に施行している「国防動員法」は戦争に備え、国家の 強権を保障する法律の典型だ。有事には民間のヒト・モノ・カネすべて “強制接収”できる民主国家ではあり得ない独善的な規定だが、日本ではさ ほど知られていない。

例えば第31条。「召集された予備役人員が所属する単位(役所や企業な ど)は兵役機関の予備役人員の召集業務の遂行に協力しなければならな い」とある。

中国国籍の男性18〜60歳と女性18〜56歳はすべて国防義務の対象者。徴用 される人員の場合、戦地に送られるよりも、兵站などの後方支援や情報収 集任務が与えられる可能性が高い。

日本企業が雇用している中国人の従業員が予備役に徴用された場合でも、 企業は給与支給を続ける義務が生じるが、社内の機密がすべて当局に筒抜 けとなっても阻止する手段はない。しかも、海外在住者を除外する規定は 見当たらない。

中国国内では、インターネットなど海外との情報通信の遮断から、航空便 の運航停止、外資系企業や外国人個人も含む銀行口座や金融資産の凍結、 車両の接収まで、すべてが戦時統制下に置かれる懸念がある。

この「国防動員法」は北朝鮮はもちろん、東シナ海や南シナ海、台湾海峡 などで、あるいは中国国内で習近平指導部がひとたび「有事だ」と判断す れば、一方的に即刻、適用できる。

対中進出した外資系企業も含め、あらゆる組織が戦時統制の下に置かれ る。こうした一党支配の強権を象徴する「戦争法」こそ警戒すべき対象で はないか。

他方、米国には大統領権限で行使できる1977年10月施行の「国際緊急経済 権限法」がある。安全保障や外交面で重大な脅威があると判断されれば、 対象国の資産没収、国外で保有されている米国債の価値を無効にすること も可能だ。

安倍晋三首相(62)とドナルド・トランプ大統領(70)による2月の日米 首脳会談で、米国の日本防衛義務を定めた安全保障条約第5条の尖閣諸島 (沖縄県石垣市)への適用が初めて共同声明に明記された。

米財務省の3月の発表では、昨年6月末時点の米国債保有高で中国は1兆 6300億ドル(現在のレートで約178兆円)と、日本の1兆9600億ドルに次 いで世界2位。ただ、仮に中国が尖閣諸島や周辺で軍事行動を起こし、ト ランプ大統領がこれに同法を適用すれば、中国が保有する米国債は“紙く ず”にもなる。

中国の国防動員法は独善的だが、米国の場合は少なくとも中国に対し、安 易な軍事行動を思いとどまらせる抑止力がありそうだ。

迫り来る危機を目の前にしてもなお、根拠なき情緒的な理屈で反対ばかり 繰り返し、「戦争法だ」とレッテルを貼る勢力。心ある世界には「奇異な 存在」と映る。日本の安全保障上のパワーをそぎ落として、弱体化させた い何らかの海外勢力の関与すら疑われる。(上海支局長 河崎真澄)
【ZakZak】 2017.06.04 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎日本の“海軍力”はアジア最強 海外メディアが評価する海自の実力とは

昨今の日本の“海軍力”の強化が海外メディアの注目を集めている。その象 徴の一つが「事実上の空母」との呼び声が高い、ヘリコプター搭載型護衛 艦「いずも」だ。5月中旬から戦後最大規模の外洋遠征中 で、26、27日に は中国の進出が著しい南シナ海で「航行の自由作戦」を実施した米海軍ミ サイル駆逐艦「デューイ」と共同訓練を行った。

3月には、この「いずも」と同型の「かが」が就役。これで一回り小さい ヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」「いせ」と合わせ、“空母4隻体 制”になり、「日本海軍はアジア最強」(米ナショナル・インタレスト 誌)といった論調や分析記事が目立ってきている。

反対に、国内メディアは、改憲論議とも大きく絡むデリケートな問題なだ けに、「いずも」の動きなどにしても、まるで腫れ物に触るかようなあっ さりとした報道がほとんどだ。日本ではあまり公に語られることのない海 上自衛隊の実力と、ライバル・中国とのパワーバランスはどうなっている のか? 海外メディアの見方を紹介する。

◆最新鋭空母4隻を保有?
 
英BBCは、英国国際戦略研究所(IISS)のアレクサンダー・ニール氏の分 析を紹介。同氏は、6月2日から開催されるアジア太平洋地域の防衛問題を 話し合う国際会議、「IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)」に 参加予定の有力な研究員だ。「いずも」は、5月15日に同じシンガポール で開催された国際観艦式に参加しており、その姿を目にしたニール氏は、 「日本が第二次大戦後に建造した軍艦で最も大きく、(護衛艦というより は)むしろ空母に見える」と表現する。

インドのビジネス・スタンダード紙は、「いずも」と同型の新造艦「か が」が、ミッドウェー海戦で米海軍に撃沈された旧帝国海軍の空母「加 賀」と同じ艦名を戴くことに着目。中国はそれに反応して「悪名高き軍 艦」という表現を使って「かが」の就役を非難したが、同紙は「加賀がヘ リコプター搭載艦として復活したことにより、日本はアジアで唯一、2隻 の航空母艦サイズの軍艦を持つ海軍大国になった」と書く。「いずも」 「かが」よりも小型の「ひゅうが」「いせ」についても、垂直離着陸戦闘 機「ハリアー」を搭載するイタリア、スペイン、タイの小型空母に匹敵す る戦力だとしている。

もちろん、日本側の公式なアナウンスは、上記の4隻はあくまでヘリコプ ターの搭載を前提とした「護衛艦」である。ニール氏も、憲法上の制約の ある日本が「いずも」や「かが」の運用において慎重な姿勢を崩さないこ とは十分に承知している。しかし、同氏自身を含む大半の海外の識者やメ ディアの見方は、共通して「垂直離着陸機を用いれば十分に空母として運 用可能」=「空母としての能力を十分に持っている」というものだ。

たとえば、航空自衛隊はF-4の後継機としてステルス戦闘機F-35Aの導入を 決めたが、F-35の短距離離陸・垂直着陸(STOVL)タイプのF-35Bを艦載機 として運用すればその時点で最新鋭の「空母」になる、とニール氏やナ ショナル・インタレスト誌は見ている。

◆海上自衛隊は「アジア最強の海軍」

対中国の視点では、純粋な戦力としては、海上自衛隊が中国海軍を上回っ ているという見方が主流のようだ。ナショナル・インタレスト誌は、海上 自衛隊の艦艇と人員の数、装備の性能、組織力のどれをとっても「アジア 最強」だと指摘する。主要装備の性能や役割を詳しく説明したうえで、東 日本大震災発生時の災害救助活動の実績を紹介し、海上自衛隊の展開力の 高さも折り紙つきだとしている。ビジネス・スタンダード紙は、「そう りゅう」型8隻と「おやしお」型11隻を擁し、2021年までに23隻に拡大す る予定の潜水艦戦力も、中国に脅威を与えるとしている。
 
また、南シナ海を経てシンガポール入りし、その後さらに南シナ海で 「デューイ」との共同訓練を行った「いずも」の動きを、ニール氏は尖閣 諸島など日本周辺海域での「中国の執拗な動き」への対抗策だと断言す る。そして、「『いずも』は安倍政権下で進む日本の軍拡の象徴だ。それ は、第二次大戦中の日本の強力な空母艦隊によってもたらされた痛みを強 烈に思い出させるものだ」と、中国側の見方を代弁する。

ビジネス・スタンダード紙は豊富な防衛予算も海上自衛隊の強みだと見 る。「防衛費の上限が全体の1%という制約がありながらも、日本の2017 年の防衛予算は436億ドルで、インドの535億ドルよりも少し少ないだけ だ。そして、インドや中国と違い、日本は陸軍よりも海軍と空軍に多くの 予算を回している」と、予算面でも決して自国や中国に負けていないと指 摘する。

◆防衛装備の海外移転で強化される防衛力
 
我々日本人の多くは、自衛隊の装備はかつての「武器輸出三原則」の制約 などにより割高だという認識を持っている。しかし、ビジネス・スタン ダード紙は、自国との比較において逆の見方をする。「川崎重工、三菱重 工といった巨大企業を擁する日本の洗練された造船産業は、軍艦を迅速に 安く作ることができる。そうりゅう型潜水艦は6億8500万ドルだが、これ は半分以下のサイズのインドのスコルペヌ型潜水艦とほぼ同コストだ。排 水量690トンのあわじ型掃海艦もたった1億6000万ドルで作っている」など と書く。

日米の連携強化も、中国にじわりとプレッシャーを与えていると各メディ アは分析する。「いずも」と「デューイ」の共同訓練は、デューイが中国 の南シナ海での動きを牽制する「航行の自由作戦」に従事している艦なだ けに、中国のみならずアメリカや周辺諸国の注目も集めた。

日本側は「いずも」は航行の自由作戦には参加しておらず、あくまで一般 的な編隊・通信の確認だったと説明しているが、ニール氏は、こうした日 米の動きを中国は「アメリカによる地域支配の準備をカモフラージュする ものだと見ている」と指摘する。また、ニール氏らアナリストは、武器輸 出三原則の緩和により、インド、オーストラリアといったアジア太平洋地 域の同盟国に高性能な日本製装備が行き渡ることも、広く日本の防衛力強 化に貢献すると見ている。

こうした論調を俯瞰すると、アジア太平洋地域の覇権をアメリカから奪お うと目論む中国にとって、日本の“海軍力”が目の上のたんこぶになりつつ あるのだと思えてくる。それが地域の安定にどのように影響していくの か、気になるところだ。
【NewSphere】 June 1, 2017  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎<シベリア抑留>露に生存者 北海道出身の89歳

◇「もう一度日本に」

 第2次世界大戦末期の1945年に旧満州(現中国東北部)でソ連軍に捕ま り、シベリアで抑留された日本人男性がロシアで生存していることが新た に判明した。

抑留者のほとんどは56年12月までに日本へ帰還したが、外務省の資料に よると、約1000人がソ連にとどまったとされる。その男性が、初めて日本 メディアの取材に応じた。「戦後、一度も日本に帰っていない。死ぬまで にもう一度日本をこの目で見たい」と話している。

取材に応じたのは、北海道遠別(えんべつ)村(現遠別町)出身の田中明 男さん(89)。10代で陸軍に入り、満州の関東軍に送られた。戦時中は 機関銃を撃つ兵士として中国人の部隊と戦ったという。

大戦末期、満州に侵攻したソ連軍に捕まり、極東ハバロフスクの収容所で 森林伐採の強制労働を強いられた。収容所には1000人以上の日本人のほ か、多数のドイツ人捕虜がいた。抑留者の帰還が始まったころ、かつての 上官に「兵士が生きて帰れば『裏切り者』として処刑される」と言われ、 ソ連に残ることを決めたという。

 収容所から解放された後の60年代にソ連国籍を取得し、船員や集団農場 の牛の飼育係として働いた。今はサンクトペテルブルクの南約60キロの小 さな村ポギで、年金生活を送る。近所の住民から「達者なおじいさん」と 親しまれている。

田中さんによると、80年代にレニングラード(現サンクトペテルブルク) の日本総領事館を訪れ、「日本に帰りたい」と訴えたことがある。田中さ んが満州に渡る前、父は北海道の登別温泉で旅館経営をしており、3歳年 下の妹もいた。だが、総領事館から「お父さんはすでに亡くなっている。 妹さんの連絡先は不明」と告げられたという。
毎日新聞 6/5(月) 6:30配信



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読 者 の 声       
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 1)5月に2,076人も増えていた新宿区の人口:前田正晶

新宿区の5月の新宿区の人口は4月よりも2,076人も増加して431,415人とな り、その増加率は0.61%だった。大久保通りから職安通りにはあれほどア ジア人が増えており、西新宿方面に行けば街にもデパートにも相変わらず 数多くの中国人の家族連れを見かける。彼らが居住者なのか、旅人なのか は知る由もないが、兎に角目立つ。

昨年の11月に1,111人と大幅な増加があって以降、1,000人台の増加があっ たことがなかったので、2,076人の増加は珍しいという印象だ。その中で 外国人が1,464人の増加で42,480人となり、対前月比で3.6%の増加で全体 の伸びを遙かに超えて「なるほど、外国人が増えていたのだ」と実感させ てくれた。

それでも、外国人が全体に占める率は12.4%で、4月の12,1%を僅かに超え ただけだった。因みに16年の11月の外国人はは41,706人だったのだから、 それとの対比では+1.9%の増加となる。

この増加の内訳は、日本人が0.2%の増加で298,935人となり、外国人が 1,464人の増加で42,480人となり、3.6%の増加となっていた。ここ百人町 から高田馬場にかけて毎朝数多くの日本語学校に群れをなして登校する若 者たちを見れば、新学期を迎えて外国人が増えたことを立証しているよう な気がする。

先月は新宿区以外に出掛けることが多かったが、矢張り外国人の観光客が 多いという感があった。だが、新宿区との明らかな違いはアジア系が多い のは新宿と同じだが、欧米人を多く見かけるのが印象的だった。特に、中 央区には白人が多いが英語を話している者が少ないのも面白い現象か思った。

先日、Koreatownが息を吹き返したと述べたが、それはこの街が韓国製化 粧品を売る店とサムギョプサルを主体とする韓国料理店が我が国の若い女 性を惹き付けているようだ。辛いことを言えば、彼女らには我が国と韓国 の間に依然として存在する多くの政治的な軋轢や蟠りなどは眼中にはない ようだということ。彼女らは無意識なのだろうが「日韓友好」を促進して いるかの如くだ。

参考資料:新宿区広報しんじゅく 平成29年6・5




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身 辺 雑 記
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5日夜は、秋田高校の同級生6人の集まり、楽しかった。
6日の東京湾岸は曇天。





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  • 名無しさん2017/06/06

    新しい医学理論への誹謗中傷といえば、記憶に新しいのがSTAP騒動である。当事者、小保方晴子さんへのバッシングの凄まじさに心が凍った。マスコミは「上げて、落として、二度おいしい」と言われる。まさにSTAP細胞がそうだった。若い女性1人への攻撃は常軌を逸していた。森下敬一博士は、「STAP細胞は有ります。あれはリンパ球ですよ」と開口一番おっしゃった。



     しかし、マスコミは「STAP細胞はない。小保方はうそつき」と責めたてた。そして、理研は国際特許申請の放棄に追い込まれた。ところが、2016年4月、「ハーバード大学チームがSTAP細胞の作成方法で国際特許を出した」というニュースが流れてきた。やはり、STAP細胞は有ったのである。ハーバード大学が特許申請したのは日本、米国、欧州、カナダ、オーストラリアなどである。既に更新料・維持料として、推計約1000万円が支払われている。そして、「今後20年間、STAP細胞特許権を独占する」。



     しかし、あれほど「ない」と決め付け、魔女狩りに血道をあげていたメディアは、全員知らぬふりである。このニュースに触れれば、自分たちが赤恥をかくので、われ関せずを決め込んだ。つまり、メディアの正体は、大衆の洗脳装置、扇動装置なのである。



     STAP細胞騒動には、闇の勢力の大きな陰謀が潜んでいた。理研はSTAP細胞に関して、国際特許を申請していた。それは、将来の再生医療で数千億円もの利権になるとみられていた。あの騒動は、理化学研究所にSTAP細胞の生物特許を取らせないため仕組まれたものだった。そして、ハーバード大学チームが楽々と特許申請した。彼ら闇の勢力は、日本のマスコミなど造作なく操ることができる。国際医療利権を牛耳っているのは医療マフィアの頭目ロックフェラー財閥である。背後に彼らの悪意が働いた。しかし、悪意と騒動の代償はあまりにも大きかった。将来を嘱望されていた笹井教授は猛烈なバッシングにより、自殺に追い込まれた。闇の勢力による他殺説まで根強くささやかれている。



     医療利権を支配し続けてきた医療マフィアは、彼らの利権を脅かす者は容赦なく潰してきた。ライフ博士の悲劇で判るように、まずは買収で懐柔する。それに応じないと次は裁判等で嫌がらせをする。警察、司法は、彼らの支配下にある。なにしろ、アメリカでは歴代大統領ですら、顎で使ってきた連中である。掴まえる理由ならいくらでも捏造できる。そして、逮捕、投獄、有罪・・・で、世間にさらし者にする。こうして、信用失墜をはかり、その人物の社会的地位を抹殺する。



     微小生命体ソマチッドを発見したガストン・ネサン博士も警察、司法から不当な弾圧を受けた。その経過は、日本のソマチッド研究第1人者、福村一郎氏の著書『ソマチッド、地球を再生する不死の生命体』に詳述されている。



     ネサンはフランスの生物学者で好奇心あふれる天才だった。20代で現代の約十倍と言う高倍率の顕微鏡「ソマトスコープ」を発明している。これもライフ博士と共通する。世界中の顕微鏡メーカーは、ある倍率を超える光学顕微鏡を作ってはいけない。極秘の内規である。いったい誰が決めたのか? 

    言うまでも無く、闇の支配者である。超高倍率の光学顕微鏡を作ると、生きているウィルスや、未知なる生命現象が発見されてしまう。ライフ博士もネサン博士も、このタブーを犯した。好奇心にあふれる学究の彼らにそのようなルールなど知る由もない。



     ネサンは、自作の高倍率顕微鏡によって、ミクロ世界を観察するうちに、奇妙な現象に釘付けになる。



    「植物の樹液や動物・人間の血液中にこれまで知られていなかったナノサイズの有機体を発見し、それを『ソマチッド』と名付ける」(福村氏)



     それは「小さな命」と言う意味である。さらに、その生命体は驚異的な性質を示し、ネサンを驚嘆させた。



    「血液中を動き回る、その謎の生命体は、炭化処理温度にも、強い放射線にも耐え、遠心分離器の残留物から取り出しても無事であり、その殻はダイヤモンドのナイフでも切ることのできない硬度を持つ不滅の存在だった」



     そして、それは植物、動物だけでなく鉱物の中にも存在する。さらに、ネサンはそのミクロの生命体が体内の健康状態に合わせて16タイプに変態することに気付いた。それは病状が悪化する具体的な兆候が現れる18か月前に、その発病が予測できる。これなら、食事や生活習慣などを変えることで未然に防ぐことができる。この人類史上でも画期的な発見が、ネサンを苦難の道へと歩かせた。





  • 名無しさん2017/06/06



    皇族女子の配偶者に旧皇族の誰かがって意見の前に旧皇族の復籍。



    皇位継承権のない父親がいた天皇は皆無。



    皇位継承権のない婿、養子は御法度。宗系紊乱を招き皇室廃絶に繋がる。



    旧宮家が宮家になれば、婿は必要ない。



    皇族女子の婚姻の自由は保証されるべき。



  • 名無しさん2017/06/06

    有村治子:附帯決議案に「女性宮家の創設等について・・・検討」という、従来、安倍政権や自民党が検討も主張していなかった文言が、民進党の主張を呑む形で突如現われました。

    http://www.arimura.tv/pdf/20170602riji.pdf



    [拡散依頼]退位特例法と女性宮家に断固反対する! 

    http://megu777.blogspot.jp/2017/06/blog-post.html



    ”祖宗の遺意”に反逆する大悪党・自民党を全力で打倒せよ!

    http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2017-06-04



    家族観を取り戻せ(女系天皇の意味する恐怖の時代)

    http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3410.html



    「生前譲位」を拙速に決めてはならない 〜明治政府はなぜ生前譲位を否定したか〜 

    http://ameblo.jp/mutou-takaya/entry-12247871277.html



    皇籍復帰の先例

    http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/281110.html



    ワクチンというものの本質を知る   「ポリオ騒動」転載記事より

    http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/802.html



    日本史でハングル授業 

    https://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/29329515.html



    一変する自閉症との戦い:百年前の薬が症状を解決――研究が実証

    http://www.dcsociety.org/2012/info2012/170601.pdf



    アルタイ黄金山地

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E9%BB%84%E9%87%91%E5%B1%B1%E5%9C%B0&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiyn5XJt6bUAhUEULwKHWrABf4Q_AUIBygC&biw=1097&bih=550



    蓮舫が中国「微博」で公式アカウントを運用して35万フォロワーを獲得。日本の国会議員がなぜ中国のサイトで?

    http://netgeek.biz/archives/97456



    健康ブームは、病気ブーム!?〜「病人」にされる健康な人々〜

    http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/05/319.html



    廃校が 図書館になる

    http://blog.goo.ne.jp/enn37/e/9efd2d24e200ba775b6477c7fe5fcb9e



    在日韓国朝鮮人は強制送還されないのでしょうか?

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-43.html



    飲んでもムダな薬リスト #2

    https://news.infoseek.co.jp/article/bunshun_2530/?fid=synexpc



    京都市の”トキワ荘”計画の行方は?

    http://value-design.net/wordpress/?p=1526