政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4371号  2017.6.2(金)

2017/06/02

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4371号
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           2017(平成29)年6月2日(金)



           パリ協定離脱で米欧の亀裂深刻:杉浦正章

       中国国家統計局前局長の王保安に無期徒刑:宮崎正弘

        「和の国 日本」。これだけで十分だ:MoMotarou

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第4371号
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パリ協定離脱で米欧の亀裂深刻
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         杉浦 正章

「トランプVsメルケル紛争」の現状
 

日本は双方の過剰反応を戒めよ
 
トランプ対メルケルの対立で、ただでさえ離反が目立った米欧関係に、 「米パリ協定から離脱」という報道の追い打ちである。もはや亀裂は決定 的なものとなりつつある。

「アメリカ第一」を掲げるトランプの唯我独尊姿勢は、イギリスの欧州連 合(EU)離脱でメルケルが牽引しているEUとの関係悪化を増幅し、抜き差し ならぬ段階にまで至った。幸い対ロシア軍事同盟である北大西洋条約機構 (NATO)にひびが入る気配はないが、防衛費分担をめぐってギクシャクし始 めたことは否めない。

米欧の内輪もめにプーチンが小躍りしている事は確かだろう。日米関係は かってなく良好だが、首相・安倍晋三はサミットでも果たしたように米欧 離反への接着剤として、双方の「過剰反応」を戒める必要があろう。

「トランプVsメルケル紛争」は根が深い。3月の米独首脳会談でもトラン プはメルケルに視線も向けず、そっぽを向き握手すらしなかった。トラン プの欧州訪問とこれに続くG7サミットでも激しく対立した。とりわけメル ケルは、オバマが任期最終年に署名したパリ協定をトランプが受け入れな かったことに腹を立てたようだ。メルケルは「気候変動に関しては、非常 に満足のいかないものだった。サミットでもパリ協定支持、不支持は6対1 で、EUを加えるなら7対1の状況だった」とトランプへの不満を述べている。

このメルケルの不満が爆発したのが28日、ミュンヘンで開催されたパー ティー形式の選挙集会での演説だ。ビール片手にメルケルは演説のボル テージを上げ、「私はこの数日で、ヨーロッパが他国に完全に頼れる時代 はある程度終わったと感じた」と述べ、米国への不満を表明した。そのう えで、メルケルは、アメリカとの友好関係の重要性を指摘しつつも、 「ヨーロッパは、自分たちの運命を自分たちで切り開いていくしかない」 と述べ、ヨーロッパが地球温暖化対策などを主導していく必要性を訴えた。
 
発言について米国のNATO大使であったイボ・ダールダーはニューヨークタ イムズ紙に「米国が導き欧州はついてきた時代の終末が来たようだ。米国 は主要イシューで欧州と反対方向に向かっていて、メルケルの発言はこう した現実認識から出たもの」と論評した。さらにニューヨークタイムズ紙 はG7サミットを論評して「過去ドイツおよび欧州は、自動的に米国に依存 してきたが、もはやトランプは信頼すべきパートナーではないと結論づけ た」と言い切っている。

またワシントンポスト紙は「メルケル首相が米欧関係に新たなページが開 かれたことを宣言した」と分析している。
 

一方米欧双方にトランプが、トルーマン以来歴代大統領が言及してきた NATO条約第5条への言及がなかったことへの懸念が生じている。5条は 「NATO同盟の一つの国への攻撃を同盟全体への攻撃と見なし、集団的に防 衛する」とし条約の要である。

懸念の発信源はハーバード大学教授のニコラス・バーンズのようだ。バー ンズは「歴代の米大統領は全て第5条への支持を表明した。米国は欧州を 防衛するということだ。トランプ氏は、NATOでそうしなかった。

これは大きな間違いだ」と指摘した。これにメディアが乗った結果大きな 問題となった。しかしウオールストリートジャーナル紙は社説で、トラン プはNATO本部で開かれた「第5条とベルリンの壁」に関する記念式典で、 「この式典は記憶と決意のためにある。

われわれは2001年9月11日にテロリストによって残忍な方法で殺害された 約3000人の罪なき人々をしのび、追悼する。われわれNATO加盟国は歴史上 初めて第5条の集団防衛条項を発動し、迅速かつ断固たる態度で対応し た」と述べた点を指摘している。直接的ではないが間接的には5条を支持 したというのだ。さすがのトランプもNATOを全面否定すればどうなるか位 のことは分かっているものとみられる。

メルケルは1次、2次世界大戦の敗戦国としてドイツがあえて米国に異論 を唱えることのなかった長い間の慣習を打ち破り、米国の“独善”に勇気を 持って発言したことになる。国内はこれを歓迎する空気が濃厚だが、ドイ ツが直ちに欧州の平和にとっての脅威として登場することはあるまい。し かし、長期的にみれば、大きな曲がり角と見るべきだろう。

背景には9月の総選挙で4回連続で首相の座を狙うメルケルが、トランプに 批判的な国内世論に訴えようとする意図もないとは言えない。ドイツの野 党は「メルケルがトランプに寛容すぎる」と批判しており、トランプ批判 は国内の政情に対応するメッセージでもあった。

こうした中で日米関係は安倍が昨年12月にトランプタワーで就任前のトラ ンプといち早く会談したことが効を奏して、極めて良好である。とりわけ 北朝鮮の「核・ミサイル亡者」が暴発している現状において、日米同盟の 結束は不可欠だ。トランプにとっても欧州との亀裂が極東にまで及んでは 米国の完全孤立になり、日米関係の堅持は基本戦略だろう。

一方、欧州も安倍がサミットでパリ協定の順守と、保護主義否定に回った ことで一目置いている。安倍は機会を捉えて双方に過剰反応を戒めるべき だろう。トランプも選挙戦のときのような「NATOは時代遅れだ」といった 発言は控え、G7の首脳宣言に「保護主義と闘う」との文言を盛り込むこと にも同意した。

メルケルも基本的には親米的である。トランプが数日以内にパリ協定脱退 を宣言すれば、当面の米欧関係はこじれにこじれるだろうが、次回G20サ ミットが7月7日から8日にかけて、ハンブルグで開催される予定であり、 こうした場を活用して米欧双方をなだめることも必要だろう。




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中国国家統計局前局長の王保安に無期徒刑
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)6月1日(木曜日)
       通算第5311号   
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 中国国家統計局前局長の王保安に無期徒刑
  河北省張家口地方裁判所に70人の記者が押しかけ、判決をまった
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5月31日、河北省張家口の地方裁判所傍聴席は70人の記者で埋まった。 
中国国家統計局前局長の王保安に対する判決は無期徒刑。全財産没収だっ た。彼が不正に得た賄賂は1億5428万元(25億円弱)だった。王保 安の「邯鄲の夢」は無惨な結末となった。

王保安は国家統計局長という立場を利用して、地方政府からあがってくる 「経済データ」の誤魔化しに協力し、その見返りを得ていた。

なにしろ中央政府が「ことしのGDP成長は6・5%」と言えば、地方政 府幹部はその二倍の数字を報告するのは常識であり、その数字を統計局が 認めるには、賄賂が必要というのが中国のシステムである。

王保安は身の危険を察知し、北京空港からパリかフランクフルトへ脱出す る計画を練り、実際に偽名のパスポートを用意した上、その偽名でファー ストクラスの航空券を買い(それも愛人と2人分)、飛行場へ向かおうと していたときに、当局によって逮捕された。愛人は空港待合室で逮捕された。

この事件は何を意味するのか。

筆者は近刊『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間
店)のなかで、次の指摘をしている。

 (引用開始)
 「2011年に中国のGDPは日本を抜いて世界第2位となったと発表 された。庶民の感情と期待も高揚していた。大きな夢を語ったのも、北京 五輪の成功があり、つづけての上海万博、広州アジア大会と連続的なイベ ントの成功が手伝って「大国意識」が急速に拡大していた。「日本は相手 にしない。これからは米国をしのぐのだ」と稀有壮大な幻想を信じた人も 多かった。しかし同時にガンが進行していたのだ。

GDP世界第2位さえ誇大な宣伝であり、数字の信憑性はほとんどないの である。例によって中国では歴史が政治プロパガンダであるように外国か らの直接投資を維持するために大嘘を吐き続ける必要があった。

中国経済がゾンビ化しているのに、なお延命しているのは壮大な嘘にだま されて外国企業が投資を続けたからである。

ソ連の経済統計が革命から70年間、まったくのデタラメだったことは広 く知られる。ノルマ達成だけが目的の数字をそのまま経済統計に用い、あ とは作文と辻褄合わせだった。たとえば或る製鉄所では原材料の鉄鉱石の 割り当てが100トンなのに、生産が200トンと報告される。

アルミが原材料から50トン精製されるとすれば100トンと平気で報告され る。在庫を確認しにくる係官は賄賂を貰って口をつぐむ。そもそも炭鉱事 故があると現場に飛ぶ新聞記者が会社幹部に「書かない原稿料」を請求す るのが中国のジャーナリストの特徴であるように。

人気作家の余華が比喩している。

「ありゃあ売春しながら、忠孝貞節の札をかかげてるってもんじゃねえか?」

「良心は犬にかじられ、狼に食われ、虎にかみ砕かれ、ライオンの糞に なってしまった」(余華『兄弟』文藝春秋)

システム全体は腐敗によって悪性の腐蝕が進み、制度が疲労を音を軋ませ る。嘘を繰り返すうちに、嘘が一人歩きをはじめ、収拾がつかないばかり か、誰も本当のことを把握できなくなってソ連は突然死のような終末を迎 えた」(引用止め)

もっと詳しくは前掲拙著を参照されたし。
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
https://www.amazon.co.jp/dp/4198643660/
      
 
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 西郷隆盛はときに陰謀をめぐらすダークサイドもあったが
   革命家が策略を用いるのは古今東西、歴史の鉄則である

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渡部昇一『南洲翁遺訓を読む  わが西郷隆盛論』(到知出版社)
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渡部さんに西郷を論じた本があるのは納得できる。

なぜなら氏は山形県鶴岡出身。幕末、庄内藩は?川に忠実で、三田の薩摩 屋敷を襲撃し、焼き討ちにした。

官軍と戦った「東北列藩同盟」では、会津落城後も闘いつづけ、ついに降 伏したときは、苛烈な処分を覚悟していたところ、「寛大な措置を」とい う西郷の決断のもと、会津がやられたような非道い処分がなかった。

感激した藩士らが明治になってから、鹿児島へ何回も通い、西郷の訓話を 集めて編纂されたのが『大西郷遺訓』(南洲翁遺訓)の初版の由来であ る。この旧庄内藩士の本は千部印刷されて、その後、いろいろな解釈本も 出回り、どれほどの影響力を後世にもたらしたか計り知れず、平成の御代 においても、岩波文庫版のほか、数種類が上梓されているほどである。

渡部氏は、このなかで幾つかの重要なポイントを指摘され、原文と現代語 訳のあとに、独自の解釈を付け加えているのだが、ここでは二つのことを 採り上げたい。
 
第一は革命家としての西郷の陰謀である。

およそ戦時において軍事行動に謀略はつきものであり、これを冷徹に行え る者が勝利を導く。つまり英雄にはつねにダークサイドがある。

西郷の陰謀、じつは沢山あってきりがない。薩摩藩邸焼き討ちにしても、 背後で庄内藩士を焚きつけたし、公武合体から倒幕に急変するや、坂本龍 馬が邪魔になったため、隠れ家を内通させたのも、西郷と考えられている。

渡部昇一氏はこういう。

「若き日の西郷は策略軍略に長けた大軍師、大参謀でした」。(中略)そ の典型が「薩摩屋敷を根城にした関東攪乱です。西郷は相楽総三、伊牟田 尚平などを使って、江戸中に火をつけたり強盗をしたりして、不安に陥 れ」、「江戸取り締まりの庄内藩まで攻撃したので、(報復として)庄内 藩は薩摩屋敷を焼き、それが鳥羽伏見の戦いに結びついた」

相楽ら「赤報隊」の残虐非道も、用済みとなるや、「官軍にあるまじき非 道」といって処刑している。

その良心の呵責と反省から、西郷は「遺訓」のなかに、「一事の詐謀を用 うべからず」という表現を披瀝していると渡部氏は解釈している。
 もう一点が税金である。

『租税を薄くして、民を豊かにする』というのが西郷の基本信条である。
 それは「南洲は若い頃、取りたてられて郡方書役助(こおりかたかきや くすけ)という農村を見回って村役人を指導する役目でありました。給料 は四石です。(中略)十年間、この仕事をしました。

すなわち薩摩藩の一番底辺の世界に直接ふれたわけです。当時、日本中ど こでも百姓が過酷な年貢で苦しめられていたと思いますが、薩摩藩はとく にひどくて、元来、同情心の強い」西郷は税金問題に鋭敏で、減税をなし 国力を富ますという、政治テーゼが産まれた、とする。
全体に、やさしい解説がなされ、西郷の人となりを学ぶ本となっている。

         
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘OPINIONS 
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(読者の声1)5月30日、夜の「フロント・ジャパン」(桜チャンネル) を見ましたが、宮崎さんのお話、とても良かったです。
話もお上手だし、内容も素晴らしかった。1時間があっという間でした。 「男は戦争を好み、女は戦士を好む」って、本当ですね。
   (EK子)


(宮崎正弘のコメント)その箴言はエドワード・ルトワックが言ったこと で、今月の『月刊HANADA』に出ています。



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(読者の声2)故渡部昇一先生のミサがあったこと、産経新聞(31日、 社会面)で知りました。事前にわかっていれば、是非、上京して参列した かったのですが、もし宮崎正弘先生が参列されたのでしたら、様子、感想 をお聞かせ下さい。(TY生、浜松)


(宮崎正弘のコメント)小生は番組収録などと重なったため開会前に記帳 に伺いました。それでも各出版社から受け付けに人が出ていて、準備の最 中。知り合いの編集者が何人もいました。ペマ・ギャルポさんも早めに来 ていました。参列者は七百名との由でした。

長い列が終わる頃、安倍晋三首相も駆けつけられたそうです。



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(読者の声3)貴誌通算第5310号(読者の声2)でKOZO氏が「真に偶 然の他力本願で、たまたま勝っただけです」と書かれました。私は新日鐵 が勝ったとは思っていません。

裁判結果を受け入れる条件に韓国以外の他の国での告訴を取り下げるとい うことが入っていました。

韓国で裁判に負けても、ヨーロッパ各国とアメリカで勝てば、おそらく韓 国での裁判で得た賠償金の数十倍を得ることになったはずです。そうな ば、ポスコは債務超過で倒産しています。

そのうえ、韓国では正当な裁判が行われないことを世界中に知らしめるこ とになります。

裁判結果の受け入れは、おそらく政府からの圧力の結果でしょう。
   (ST生、千葉)



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(読者の声4)衆院ではまもなく天皇陛下の譲位を可能とする特例法案が 採決されますが、同時に採択される予定の付帯決議案が非常に危険です。
私は元々、天皇の交代は従来通り崩御だけに限るべきだと思っております が、今回はその説明は省きます。

眞子内親王のご成婚のニュースで何となく皇族がまた減るのかな、という のが一般的な受け止め方でしょう。だからと言って、女性宮家を創設する となると、それは全く別の大問題が発生します。

ご存知のように、女性皇族が皇族男子以外と結婚される場合は臣籍降嫁と いうのが皇室の伝統であり、慣習です。宮家の当主には男子しかなれない からです。

それは男系を天皇とする皇統が2600年以上も続いており、万一、女系天皇 が誕生すれば皇統は断絶する。言ってみれば全く別の王朝が出来ることに なる。

従って皇族数の減少を食い止めるためには、戦後GHQの命令で皇籍離脱を 強いられた旧皇族の方々の皇籍復帰以外にありません。

それをせずして女性宮家を創設しようというのは、皇統の断絶を意図する 者以外にあり得ません。

今回の付帯決議に異常な執念を見せる民進党の野田幹事長(元首相)はさ しずめ“第2共産党”と言うべき存在ではないでしょうか。(加藤清隆)



         
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「和の国 日本」。これだけで十分だ
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            MoMotarou

馬淵睦夫元ウクライナ大使は定年を迎えた防衛大学で考えました。「自分 は日本の為に何をしてきたのだろうか」その強い思いが現在の大活動に結 びついております。外務省を辞めて防衛大学教授になった事が、その思い を表しております。

「和の国 日本」
https://www.youtube.com/watch?v=npbJKhWUL4E

なかなかテレビでは見られません。現在のマスメディアは所謂戦後左翼の 洗礼を受けた連中が上にいるから。小和田という東京裁判史観のドンが外 務省OBトップにいる限り、外務省の若き日本男児の栄光は見られない。そ れどころか男女共同参画思想を使い、サヨク教育のDNAに詰まった蓮舫風 女子隊を形成していくだろう。

世界で多発するテロは米国等からみると自由への迫害だが、テロリストか ら見ると米国が200年前に戦った対英独立戦争とどこが違うのかぐらいか もしれない。要するに勝った方が王様で、後はそれに従うか否か。

昔から強い勢力になびくのは同じだ。日本でも同じ。民主主義では自分た ちの要求の伝達者が闘うのが選挙だ。これを疎かにするのは間違い。

江戸時代の幕府の政策は面白い。賄賂貢物を多くして自分の藩に大型公共 事業のご指名が、なんとか係らない様にしていた。なぜなら金も人も自前 だから。薩摩藩が名古屋の地の事業を仰せつかった。整備と薩摩の国力減 が狙いだった。幕府も政策思想が巧みだ。現代の政府もかなわない。

突然ですが、しばらくお休みになります。随分皆様にはお世話になりまし た。記憶にのこるのは「鉄腕アトム」の誕生日が2003年の4月7日。現役の 航空自衛隊の教導隊の方から、それは戦艦大和が沈んだ日、アトムはヤマ トの蘇りだと、ロマンあるご指摘メールを頂いて感激した事でした。もう 将軍でしょうね。手塚さんも凄かった。!



            
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話 の 耳 袋
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 ◎「加計問題」で“反安倍”狼煙か 「またか」の声も…石破氏は前川氏擁 護、岸田外相は改憲案に異議

自民党内が「政局」めいてきた。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医 学部新設計画をめぐり、石破茂前地方創生担当相が、安倍晋三政権にケン カを売った前川喜平前文科事務次官を擁護したのだ。石破派に所属してい た若狭勝衆院議員も、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」入 りを視野に、「加計学園」問題での政権対応にケチを付け、党本部に進退 伺を提出した。石破氏と並ぶ「ポスト安倍」候補とされる岸田文雄外相 は、安倍首相の改憲論に異議を唱えた。これらは“反安倍”の狼煙(のろ し)なのか。

「スキャンダル系の話で、ことの本質がゆがめられている。見誤ることが あってはいけないと思う。わが政権において、事務方トップの事務次官に までなった人、政権として事務次官に登用している」

石破氏は27日、TBS系「時事放談」の収録でこう語り、安倍首相の責任 に言及した。

その言いぶりはまるで野党議員で、自民党内では「また石破氏か…」との 声が上がる。共演した民進党の玉木雄一郎幹事長代理は、しきりにうなず いていた。

安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画をめぐって は、「総理のご意向」などの文言が含まれた「文書」を、天敵の朝日新聞 が真っ先に報じた。前川氏は29日、TBSラジオの番組で「現職のときに 確実に手に取って見た文書だ。存在している」と改めて証言した。

ただ、前川氏は25日の会見で、捜査当局が「管理売春」(売春防止法違反 容疑)で内偵していた東京・歌舞伎町の「出会い系バー」(連れ出し バー)通いも追及された。前川氏の「貧困女性の実態調査」という言い訳 は失笑を買い、文科省の信頼をさらに失墜させた。

石破氏とリンクしたのか、若狭氏は29日の記者会見で、進退伺提出の理由 として「加計学園」をめぐる政権対応について「菅義偉官房長官、文部科 学省の進め方には問題がある」と語った。

安倍首相に距離を置こうという“素振り”を見せたのは、石破、若狭両氏だ けではない。宏池会(岸田派)を率いる岸田氏は、安倍首相が打ち出した 憲法9条改正について「今すぐ改正することは考えない」といい、否定的 見解を示した。

「保守本流」を看板に掲げ、リベラル色が強い宏池会は、池田勇人、大平 正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の4首相を輩出しており、岸田氏も“栄光の系 譜”に連なりたいとの思いは強いのだろう。

石破氏らの言動は党内に響くのか、駆逐されるのか。
【ZakZak】 2017.05.31 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎釜山総領事を更迭 一時帰国を批判、後任に道上氏

外務省は1日付で、森本康敬釜山(プサン)総領事の後任に道上尚史ドバ イ総領事を充てる人事を発表した。森本氏は今年1〜4月、韓国・釜山の 日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことへの対抗措置として一時帰国 していた。政府の方針に異を唱えたとされており、事実上の更迭とみられる。

外務省は1日付で森本氏に帰国命令を出した。40日以内に帰国するのに合 わせて次のポストを決める。

森本氏は「ノンキャリア」と呼ばれる専門職採用者で韓国語が専門。知 人らとの会食の席で、自身の一時帰国を決めた安倍晋三首相ら官邸の判断 を批判したとされる。韓国側に誤ったシグナルを送りかねないとして問題 視されていた。

道上氏はキャリア組で韓国語研修を受けた「コリア・スクール」出身。 在韓日本大使館の総括公使兼公報文化院長時代は対外発信強化に当たって いた。産経新聞 6/1(木) 7:55配信




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読 者 の 声       
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 1)スポーツ雑感:前田正晶

サッカー:

先ずはここから。鹿島アントラーズは言うなれば突如として石井正忠監督 (44歳)を解任した。この監督は昨年Jリーグを制覇するは、クラブW
杯で準優勝するなど立派な成績を残していた。だが、今シーズンでは鹿島 はJリーグでも途中経過だが7位に低迷し、先頃のACLでも予選敗退だっ た。クラブ側は「今季の成績を総合的に判断した」と解任の理由を説明し たとか。

私はサッカー界では欧州でも南米でも、実にあっさりと折角選んだり頼ん だりして監督にした人を、少しでも成績が期待に反しているかに見えると 厳しい判断でシーズン中でも解任してしまうようだと思っていた。私は物 知り顔でサッカーを論じてはいるが、実際に厳しい練習をして「優勝」を 目指すような環境にいたのは高校までだ。そこでは、監督が何か作戦を立 てて指示を出そうと、その結果が敏感に出るような次元にはなかったと思う。

だが、現在のようにサッカーが国際的にも発展し普及し、技術的には「あ れは曲芸か」かと思わせるような技を持つ選手が世界中にいる時代となっ た。フォーメーションも複雑且つ高度化した。そのフォーメーションを決 めて指揮し指導するのが監督であるのは解るが、その高邁な思想乃至は理 想を実現できないのは選手であって、監督がサッカーをやっている訳では ないのだ。だが、私には「何故かな」と思わせるような果断さで監督が解 任されている。

私は石井監督が解任されるのだったならば、今年のNPBの野球ではパ フィックリーグではロッテの伊東勤監督、オリックスの福良淳一監督、セ ントラルリーグでは中日の森繁和監督とヤクルトの真中満監督と4
位に落ちた読売の高橋由伸監督が解任されても不思議はないと思う。敢え て言えば、日本ハムの栗山英樹監督も石井正忠監督と運命を共にすべきで はないかとすら思える。

その昔、対日輸出が伸びないカナダのメーカーのマネージャーに向かっ て、冗談というかユーモアのつもりで”Take a look at Japanese
market with a long eyes.

と言ってみたことがあった。勿論「長い目で見る」という日本語の表現を そのままユーモアのつもりでな英語にしたのだが、意外にも即座に理解し て「良く解った」という話になったことがあった。どうやら、
NPBの球団側は”long eyes”で監督さんを見ておられるようだ。

ここで、英語の講釈をしなければ。英辞郎等によると「長い目」は”take a long range view”や”long term view”や”long
term perspective”などが出ていた。私があの時に思い浮かべたのは、”on a long term basis”だった。

プロ野球:

30日のセパ交流戦開始の日に、楽天が読売を大量得点で撃破したのは既に 取り上げた。私はプロだろうと高校だろうと野球では前日に必要以上に 打ったのではないかと思わせるほどヒットを打つと、翌日の試合ではサッ パリという原則のようなものがあると信じていた。事実、楽天はあの試合で
16本も打って13得点で、負けた読売でも13本で5点だった。関心は「これ では楽天は31日には打てなくなりはしないか」という辺りにあった。

ところが、案に相違して31日には9安打で6点を取って見せたし、ペゲーロ とウイーラーもホームランを打っていた。打てなかったのは読売の方で、 ヒット数が5本で得点はゼロだった。

私が思うところの原則はチャンと読売の方に当てはまっていたのだった。 読売は打撃不振に悩み、あの10本を超えたヒット数は久し振りで「打撃復 活か」と喜んだ解説者もいた。野球では面白いことが起きるものだと思っ ている

バドミントン:

私にはバドミントンを語るほどの知識はないし、84年の人生でこの競技を 見たこともない。だが、違法カジノで賭博をした廉 で追放されていた桃 田賢斗の復帰が叶って、登場した日本ランキングサー キット大会で優勝 する試合のニュースで動画を少しだけ見た。「なるほ ど、世界のランキ ングで2位だったかにあった者はものが違うな」と思わ せるプレーぶり だったし、優れた素材であると解った。

私はその人が果たしてどの競技に最も向いているか、適しているかは永遠 の謎のような気がする。私は偶々縁あって小学校の頃から周囲に湘南中学 (当時)の蹴球部の選手たちがいたので、そこに混じって球を蹴っていた ので蹴球に憧れて、入学と同時に入部したのだった、それが私に向いてい るかどうかなどは考えたこともなかった。因みに、湘南中学では敵性競技 の野球は禁じられ、野球部はなかった。

話を桃田君に戻せば、私はそれこそ彼はバドミントンを選んだことが最高 且つ最上の選択だったのではないか思える才能を見せていたと思う。我が 国のように何かと言えば「将来オリンピックでの活躍が期待できる」とマ スコミが騒ぎ立てるので、花形の種目に人材が偏りがちだと思う。私は彼 が他の種目を選んでもある程度の成績を残せるかとは思うが、現時点では バドミントンが最適ではないのかと思った次第。



 
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身 辺 雑 記
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梅雨の6月に入り、やっぱり降っていたが、やがて上がり散歩は無事に出 来た。2日は快晴。



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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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