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頂門の一針4329号  2017・4・19(水)

発行日:4/19

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4329号
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        2017(平成29)年4月19日(水)



        北の体制維持で“米中密約”か:杉浦正章

       「おきゅうと」って知ってる?:毛馬 一三

       マルフォートが中国企業の助っ人:宮崎正弘      


                       話 の 福 袋
                     読 者 の 声
                     身 辺 雑 記


□■■□──────────────────────────□■■□
第4329号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/




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北の体制維持で“米中密約”か
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         杉浦 正章

米中結託で北朝鮮説得に動く
 
金正恩に軟化の兆候も
 
まるで北朝鮮をめぐって米中結託の様相である。トランプは「習近平主席
を気に入った。尊敬する。素晴らしい人だ。どうなるかを見ていよう。努
力をしてくれると思う」と臆面もなく秋波を送った。

脅したうえで、なだめすかすトランプ流の「手口」が垣間見える。これに
対して中国は「対話による平和的解決」(外務省報道官)と応え、水面下
で核実験、ICBM実験中止へと動く。

中国の対北政策は一変したかのように見える。中国の北に対する基本政策
は、米国への防波堤としての存在価値を利用する点にあったが、トラン
プ・習近平会談がこれを微妙に変化させたのだ。

北の体制維持を米国が認めたとされる「密約」があることが大きく作用し
ていると言われる。しかし、中国の北への説得工作が短期的には奏功して
も、北が核とミサイルを永久に放棄することはあり得ないだろう。

したがって、金正恩体制を崩さない限り、極東の緊張緩和は達成できな
い。米中間の接触は極めて頻繁である。6,7日の首脳会談に続いて、12日
には電話首脳会談。16日には国務委員楊潔チと国務長官ティラーソンが電
話会談している。

こうした会談を通じて、米側は「中国がやらなければ米国がやる」(トラ
ンプ)を基本姿勢に、習近平を揺さぶった。空母カール・ビンソンを朝鮮
半島に近い西太平洋に展開、中東でシリアへの巡航ミサイル攻撃、ISへの
大規模爆風爆弾(MOAB)使用など、明らかに北朝鮮と中国をけん制する軍
事行動に出た。これが中国の尻をたたいた。

こうしたムチに加えて中国のアキレス腱である対米貿易黒字に関しても、
為替操作国指定を見送るなどのアメも提供した。

トランプ政権の狙いは、とりあえず北の核とICBMの実験を中止させるとこ
ろにある。こうして中国は水面下での対北説得工作を展開し始めたのだ。
その説得材料は、現体制を潰さないとする密約をもとに、場合によっては
原油パイプラインを止めることや、中朝友好協力相互援助条約の「中国参
戦条項」の不履行をほのめかしながらの脅しだろう。

原油パイプラインのストップは環球時報が「中国は北への原油供給を制限
するなどかつてない制裁を考えている」と報じた。一方、中朝条約不履行
は有事における北の壊滅を意味するだけに大きい。

同条約第2条は「一方の国が戦争状態に陥った場合、他方の国は全力で軍
事援助を与える」と規定しているが、第1条では「両国は世界平和を守る
ためあらゆる努力を払う」と規定されている。

中国は北の核開発は1条に反しているという立場だ。さらに中国にしてみ
れば、北の核を認めれば、日本や韓国の核武装へと極東情勢が誘導される
可能性があり、そうなれば中国一国が極東で「核優位」に立つ戦略上のア
ドバンテージを失うことになる。これも避けなければならないという事情
がある。

中国による最大限の圧力に北がどう反応しているかは定かではない。その
一挙手一投足から推理するしか方法はない。一つは金日成生誕105周年記
念式典で、西側の記者団を人質に取るかのように招待して、米国のピンポ
イント攻撃を回避したうえで姿を表した金正恩が、軍服ではなく背広姿で
あったことだ。精一杯の「平和志向」のシグナルと解釈できる。

さらに党副委員長崔竜海は15日、式典での演説で「全面戦には全面戦
で、核戦争には我々式の核打撃で対応する」と述べた。その一方で「我々
は平和を愛する」とも付け加えたのだ。

こうした北の反応は、一見強気にみえる金正恩が、相当な圧力を感じてい
ることを物語る。米国と全面戦争をすることは避けたいというのが本音で
あろう。

問題は中国と米国が現在予定されている核実験や、ICBMの実験を中止させ
ることに懸命であるかのようであることだ。米中が唱える朝鮮半島の永続
的な非核化は現実問題として極めて難しいといわなければなるまい。

なぜなら、北朝鮮の伝統的な基本戦略は核ミサイル保有国として米国と対
等の対話が出来る国になることであり、その戦略に何が何でもしがみつこ
うとするからだ。

韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使太永浩が昨年12月「1兆ドル、10兆ドル
を与えると言っても北朝鮮は核兵器を放棄しない」と述べたが、まさにそ
の通りであろう。これまでの6か国協議が結局失敗に終わったのは、何を
しようと北の核ミサイル願望は消滅しないのだ。従って極東の危機は米国
が金正恩を“除去”するまで続かざるを得ないのだろう。



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「おきゅうと」って知ってる?
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         毛馬  一三

郷里福岡の友人が、初めて案内してくれた大阪の博多料理屋で、「おきゅ
うと」が出た。

エゴノリという海藻から作った食品で、生姜、ゴマ、かつおぶしなどを振
りかけ、それにポン酢を注いで食する。涼感を誘うツルッとした味わい
と、磯の香りの食感が口内いっぱい広がった。

久し振りの味は、淡泊ながら旨みと滋味に溢れた、福岡特産の食感を十分
に嗜め、郷愁を身近に感じた。

ところが、この「おきゅうと」を知る人は意外に少ない。筆者自身も、福
岡出身でありながら、福岡から僅か離れた筑後・久留米で育ったので、
「おきゅうと」の名前すら幼少の頃は耳にしたこともなく、食膳に上った
記憶も無い。

筆者が、料理の一品として魅せられたのは、社会人になってからだ。以
来、「おきゅうと」の愛好者になった。下戸なので、お酒のつまみではな
く、専ら深みのある味を、ゆっくり箸を付けながら食する楽しみ方だ。

エゴノリが生育する日本海側の秋田、山形、新潟、長野の各県では「え
ご」、宮崎県では「キリンサイ」などと呼ばれて食用にされているらしい
が、「おきゅうと」とは言わない。食べ方も福岡とは全く異なる。

さて、肝腎の「おきゅうと」の名前の由来だが、
1.「沖の独活(ウド)」説。エゴノリはウドの木の様に早く育つので、沖
のウドが転訛した。
2.沖からやってきた漁師が作り方を伝授したから「沖人」(おきうど)説。
3.飢饉の際に簡単で大量に作られ多くの人を救ったから「救人」。
などの諸説あるらしい。

「おきゅうと」の食べ方だが、

・真空パックの中に5枚入っている添加物不使用

・厚さ約3mmの「おきうと」を、水洗いして、幅2〜3mmくらいに切る。

・それを器に盛りつけ、生姜、ゴマ、かつおぶしなどをふりかけ、醤油ま
たはポン酢で食べる。また、酢味噌などでもおいしい。

いとも簡単に食することができる。しかもふりかけ材の工夫では、味付け
が自分の好みに合わせられるだけに,楽しみも倍増だ。

大阪人でも初めて食べた時は、独特な味覚と触覚に戸惑うらしい。しかし
2度目からは、仄かな磯の香り・海苔の風味、涼感を誘う喉ごし、溢れる
旨みと滋味に魅せられて、愛好者は増えていると云う。

「おきゅうと」は「めんたいこ」と共に、数百年の昔から朝食の一品を占
め続けて来た福岡・博多の食文化の代表であり、福岡・博多の人々はその
重みを了知している。

残念なことに大阪では、「飲み屋」か「博多料理店」に行かないと「お
きゅうと」には、お目にかかれない。近郊スーパーにはその姿が消えてか
ら長い。情けない話だ。

郷里福岡に帰省した福岡高校同窓会の先輩が、地元でしか味合えない特製
「おきゅうとの店に立ち寄り、味わいを実感してきた」と述懐していた。

こればかりは、郷里特性の「おきゅうと」だから、羨ましい限りだった。
(了)   参考:ウィキペディア       


     
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マルフォートが中国企業の助っ人
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)4月18日(火曜日)弐
        通算第5268号   
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あのマルフォートが中国企業の助っ人(ロビィスト)に
  トランプ大統領の対中国政策変化の兆しかも知れない
*********************************

ポール・マニフォート。やや懐かしき名前だ。

昨年初春に大統領予備選緒線で、ポーランド系の若者を選挙本部主任から
降ろしたトランプは、悪名高きロビィストのポール・マニフォートを選対
本部長として雇用した。

リベラル派のメディアは一斉に彼を叩く一方で、「これでトランプの当選
確率はなくなった」などと書いていた。
 
マニフォートはウクライナの親露政権ヤヌコビッチ大統領のロビィストを
2007年から12年まで、つとめたほか、妖しげな外国政府、機関のロ
ビィストとして活躍した。政治的経歴は古く、ニクソン選挙から頭角を表
していた。

トランプ選対にプリーバス(共和党全国委員長)や、スティーブ・バノン
が加わると、マニフォートとの関係が軋みだし、16年8月の本戦最中にト
ランプはマニフォートを解雇した。

そのマニフォートガ中国財閥7位の厳介和(ヤン・ジェィヘー)が率いる
「中国太平洋建設集団」のロビィストとなった(フィナンシャルタイム
ズ、4月17日)。

驚き桃の木山椒の木。

中国太平洋建設集団と言えば、インフラ建設の大手、地方政府との契約
で、代金未納が出始めると次々と訴訟に持ち込み、「建設業というより
も、代金回収屋か」と言われた。

中国の資本規制、金融規制の波をもろに被って、中国太平洋建設集団が請
け負った六つの地方政府の物件の代金が回収不能となったからだ。

同社は海外のインフラ進出でもパイオニア的存在であり、ブルガリアや、
ギリシアでの工事請負に積極的に進出を果たしてきた。

CEOの厳介和の個人資産は142億ドルと言われる。

さて問題は、トランプ陣営のトップをつとめ、ワシントン政界の闇を知り
尽くしたロビィストが、なぜ中国太平洋建設集団のコンサルティングを請
け負ったか。

中国側の狙いは、アメリカでのインフラ工事請負であるが、トランプ政権
は、中国からの投資は歓迎するとしており、外交とは切り離して考えたい
姿勢になる。

       
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS
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  ♪
(読者の声1)渡部昇一先生の訃報に接し、悲しみでいっぱいです。先生
の憂国の至情はこれまでの言論活動が見事に証明しています。

 後に続く者として、先生の志を受け継いでまいりましょう。
   (MH生、多摩。HT生、大田区。ほか多数)


(宮崎正弘のコメント)渡部さんとの想い出はたくさんありますので、次
号で追悼記を書きます。



  ♪
(読者の声2)北朝鮮にアメリカはミサイル攻撃をするか、しないかで賭
がはやっているとか、日本の有識者の意見は80%が「しない」という予測
らしいのですが、韓国では如何でしょう?
   (FG生、さいたま市)


(宮崎正弘のコメント)まるでゲーム感覚ですが、トランプの過去の言動
と、国内の人気回復の戦術からみて、起死回生になり、何もしないという
ことはないのでは?

 韓国はおどろくほど楽観的です。街の表情にも軍事的緊張感はほとんど
ありませんでしたね。ただし、板門店ツアーだけはキャンセルになってい
ました。


       
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話 の 耳 袋
━━━━━━━


 ◎【北朝鮮情勢】 「安倍首相、誤解を招き得る言及は自制すべきだ」 難民流入の対処策に韓国外務省 メディアは「慰安婦像の腹いせ」

【ソウル=名村隆寛】安倍晋三首相が朝鮮半島有事の際に予想される日本への難民流入の対処策を検討していることを明らかにしたことに対し、韓国外務省報道官は18日の定例会見で「仮想の状況を前提とし、誤解を招き、平和と安定に否定的な影響を及ぼし得る言及は自制すべきだ」と不快感を示した。

韓国人記者の質問に答えたもので、韓国メディアからは「外交的に相当な問題発言だと思うが、憂慮や遺憾の表明をしたのか」といった質問も出ていた。

韓国では、北朝鮮情勢をめぐり日本が警戒していることに対し、「日本が危機をあおっている」との批判がメディアなどで相次いでいる。18日付の朝鮮日報は社説で「緊張をあおるような低水準の稚拙な言動といわざるを得ない」「慰安婦像に対する感情的な腹いせにしか聞こえない」と曲解し、日本側の危機意識を理解しようとしていない。

北朝鮮と直接軍事的に対峙(たいじ)しているはずの韓国では、なぜか現実的な危機感がほとんど感じられない。
【産經ニュース】 2017.4.18 19:05 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎韓国左翼候補に迫る中国の「踏み絵」 大統領選スタートも
THAAD容認発言で報復懸念

韓国大統領選(5月9日投開票)は17日、選挙戦に突入した。左派候補2
人が優勢だが、両候補は選挙後、中国から「踏み絵」を迫られるかもしれ
ない。米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD(高高度防衛ミサイル)」
の韓国配備について、「反対」から「容認」に転じたからだ。保守票獲得
のための“転向”だが、中国は配備に反対し続けており、新大統領への強烈
な報復も予想される。

大統領選はすでに一騎打ちの様相を見せている。極左の最大野党「共に民
主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と、中道左派の野党「国民の
党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表の2人だ。

14日に発表された韓国ギャラップの調査では、文氏が40%でトップ、安氏
が37%で続いている。3位以下の候補は10%にも満たず、事実上2人に
よる争いとなっている。

この2人には、ある共通点がある。THAADの韓国配備について以前は
懐疑的な立場を取っていたにもかかわらず、容認に転じたのだ。

安氏は6日、ソウル市内での討論会で「韓国に配備すべきだ」と述べ、米
韓同盟の重要性を強調した。文氏も11日、「北朝鮮が6回目の核実験を強
行し、核による挑発を続け高度化するなら、THAADの配備は避けられ
なくなる」と条件付きながら配備を認めた。

2人の“転向”の裏には、保守派の支持を得ようとする狙いがあるとみられ
るが、大統領になったら実際にTHAAD配備を進めるのか。韓国事情に
詳しい麗澤大の西岡力客員教授が解説する。

「安氏は文氏との戦いで保守派の票を取らないと駄目だということで、2
月に発表した安保政策で韓米同盟の強化やTHAAD賛成を打ち出してい
る。当選したらその通りにやるかについては、保守派の間で楽観論もある
が、一部は『周りに左翼がついている』と警戒している」

文氏はどうか。西岡氏は「選挙のためにやっているだけだ。彼が要職を務
めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では、(半島有事の際に作戦を指揮す
る)戦時作戦統制権を米韓連合軍司令官(在韓米軍司令官が兼務)から韓
国軍に移譲させることを決めた。そのことからしても信用できない」と話す。

対北朝鮮の安全保障を考えた上で、THAADは不可欠な存在だが、新大
統領がTHAAD配備を進めた場合、中国の反発が予想される。

韓国紙、ハンギョレ新聞(日本語版)によると、中国の武大偉・朝鮮半島
問題特別代表は11日、韓国大統領選の候補や陣営関係者に会い、
THAADに反対する中国の立場を強調した。

中国ではTHAAD配備の“報復”とみられる「禁韓令(韓流禁止令)」で
中国のドラマや映画、バラエティー、広告などから韓流スターが排除され
る動きが拡大しているとされる。次期大統領の対応次第では、禁韓令が過
激化する可能性もあるのだ。

大統領選後には、中国との新たな戦いが勃発(ぼっぱつ)しそうだ。
【ZakZak】2017.04.18 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎北ミサイル強行に爆発寸前のトランプ氏、暴挙押さえ切れない習氏脅
迫 次は4・25核実験か

ドナルド・トランプ米大統領が、中国の習近平国家主席による「北朝鮮対
応」に爆発寸前となっている。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委
員長が、米国の強硬姿勢におびえながらも、弾道ミサイル発射などの軍事
的威嚇を続けているからだ。北朝鮮は25日の「建軍節」(朝鮮人民軍創建
記念日)前後、習氏の顔に泥を塗る「6回目の核実験」などを強行するの
か。米朝のチキンゲームのはざまで、習氏の権威が失墜危機にある。

《北朝鮮問題で私たちと協力しているときに、中国を『為替操作国』と呼
ぶだろうか。私たちは何が起こるかを見守るだろう》

トランプ氏は16日、自身のツイッターにこう書き込んだ。北朝鮮が15日
の「金日成(キム・イルソン)主席の生誕105周年」の翌日、東部新浦
(シンポ)付近から弾道ミサイルを発射した(=直後に爆発)ことを受け
た発信とみられる。

言外に「習氏よ、北朝鮮を屈服させろ。さもなければ、中国を『為替操作
国』に認定するぞ」と恫喝(どうかつ)しているように感じた。

北朝鮮が15日に強行した軍事パレードは挑発的だった。

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「KN11」(北朝鮮名『北極
星』)や、陸上配備型に改良した新型中距離弾道ミサイル「KN15」(同
『北極星2』)などに続き、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)用と
みられる発射管付き車両を初めて登場させた。

トランプ政権は「レッドライン」(越えてはならない一線)として、「6
回目の核実験」と「ICBM発射」を設定している。

北朝鮮がこれらを無視した場合に備えて、原子力空母「カール・ビンソ
ン」を中心とする第1空母打撃群や、迎撃ミサイルを搭載したイージス
艦、攻撃型原子力潜水艦を朝鮮半島周辺に配備した。

トランプ氏は、習氏との米中首脳会談(6、7日)で、北朝鮮の核・ミサ
イル問題での具体的役割を求め、「(中国がやらなければ)俺たちだけで
(斬首作戦などを)やる」と通告した。中国は、北朝鮮に強い圧力をかけ
ていたとされる。

だが、正恩氏は、トランプ氏や習氏の“警告”をあざ笑うかのように、16
日早朝、中距離弾道ミサイルの発射を命じた。

 発射したのがICBMではなく、ミサイルが直後に日本海に落下したこ
とには、米軍を恐れる正恩氏の弱気や計算も感じられる。ただ、マイク・
ペンス米副大統領の専用機が経由地のアラスカから韓国に向けて離陸して
1時間後に発射した事実から、「米国を威嚇」し、「中国を愚弄」したの
は間違いなさそうだ。

この暴挙を受け、レックス・ティラーソン米国務長官と、中国の外交担当
トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けっち)国務委員
は同日、朝鮮半島情勢について電話会談した。

中国外務省によると、楊氏は「両国間でハイレベルの往来を進め、お互い
を尊重して意見の違いをコントロールすべきだ」と主張。ティラーソン氏
は意思疎通を強化し、米中関係を発展させることに期待感を示したという
が、中国当局の発表は信じられない。

冒頭のトランプ氏のツイッターを見る限り、米中外相会談は穏やかな雰囲
気ではなかった可能性が高い。米国は中国に対し、北朝鮮への「原油の供
給停止」などの制裁を発動して、北朝鮮を服従させるよう強く求めたとみ
られる。習氏の権威は崖っぷちに立たされた。

北朝鮮が次に「核実験」や「ミサイル発射」で威嚇してくるのは、25日の
「建軍節」前後とみられる。

 そもそも、「習氏には、正恩氏の軍事的暴発を阻止する力はない」とい
う見方がある。中国情勢に精通するノンフィクション作家、河添恵子氏
は、夕刊フジへの緊急寄稿(6日発行)で、以下のように記している。

《金王朝(北朝鮮)との関係は、現在の『チャイナセブン』(=中国共産
党最高指導部、中央政治局常務委員7人)の序列3位で、『朝鮮エキス
パート』である張徳江・全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員長
ら、江沢民派が掌握している》

《中国(人民解放軍)は昨年2月、7大軍区から5大戦区に再編された。
だが、習氏の『5大戦区すべてを北京で管轄したい』という思惑はかなわ
なかった。逆に、張氏のテリトリー、中国北東部を管轄する旧瀋陽軍区は
『北部戦区』となって拡大増強した》

つまり、正恩体制を支援しているのは、習氏と対立する「江沢民派」「旧
瀋陽軍区」であり、中国共産党内の権力闘争も絡んでいるというのだ。中
国は北朝鮮の暴発を抑えられているのか。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「中国は2015年から人民解
放軍の大改革に取り組んでいるが、それ以降、北朝鮮の暴挙が頻発してい
る」といい、続けた。

 「専門家の間でも評価が大きく分かれるが、『中国は努力しながらも押
さえ切れていない』というのが実態だろう。米国は『中国側には、北朝鮮
を押さえ込む余地はまだまだある』として、さらに習氏に対して圧力を強
めているはずだ。今回のミサイル発射で、朝鮮半島情勢の緊張状態は一段
と高まったといえる」
【ZakZak】 2017.04.18 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎韓国左翼候補に迫る中国の「踏み絵」 大統領選スタートも
THAAD容認発言で報復懸念

韓国大統領選(5月9日投開票)は17日、選挙戦に突入した。左派候補2
人が優勢だが、両候補は選挙後、中国から「踏み絵」を迫られるかもしれ
ない。米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD(高高度防衛ミサイル)」
の韓国配備について、「反対」から「容認」に転じたからだ。保守票獲得
のための“転向”だが、中国は配備に反対し続けており、新大統領への強烈
な報復も予想される。

大統領選はすでに一騎打ちの様相を見せている。極左の最大野党「共に民
主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表と、中道左派の野党「国民の
党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表の2人だ。

14日に発表された韓国ギャラップの調査では、文氏が40%でトップ、安氏
が37%で続いている。3位以下の候補は10%にも満たず、事実上2人によ
る争いとなっている。

この2人には、ある共通点がある。THAADの韓国配備について以前は
懐疑的な立場を取っていたにもかかわらず、容認に転じたのだ。

安氏は6日、ソウル市内での討論会で「韓国に配備すべきだ」と述べ、米
韓同盟の重要性を強調した。文氏も11日、「北朝鮮が6回目の核実験を強
行し、核による挑発を続け高度化するなら、THAADの配備は避けられ
なくなる」と条件付きながら配備を認めた。

2人の“転向”の裏には、保守派の支持を得ようとする狙いがあるとみられ
るが、大統領になったら実際にTHAAD配備を進めるのか。韓国事情に
詳しい麗澤大の西岡力客員教授が解説する。

「安氏は文氏との戦いで保守派の票を取らないと駄目だということで、2
月に発表した安保政策で韓米同盟の強化やTHAAD賛成を打ち出してい
る。当選したらその通りにやるかについては、保守派の間で楽観論もある
が、一部は『周りに左翼がついている』と警戒している」

文氏はどうか。西岡氏は「選挙のためにやっているだけだ。彼が要職を務
めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では、(半島有事の際に作戦を指揮す
る)戦時作戦統制権を米韓連合軍司令官(在韓米軍司令官が兼務)から韓
国軍に移譲させることを決めた。そのことからしても信用できない」と話す。

対北朝鮮の安全保障を考えた上で、THAADは不可欠な存在だが、新大
統領がTHAAD配備を進めた場合、中国の反発が予想される。

韓国紙、ハンギョレ新聞(日本語版)によると、中国の武大偉・朝鮮半島
問題特別代表は11日、韓国大統領選の候補や陣営関係者に会い、
THAADに反対する中国の立場を強調した。

中国ではTHAAD配備の“報復”とみられる「禁韓令(韓流禁止令)」で
中国のドラマや映画、バラエティー、広告などから韓流スターが排除され
る動きが拡大しているとされる。次期大統領の対応次第では、禁韓令が過
激化する可能性もあるのだ。

 大統領選後には、中国との新たな戦いが勃発(ぼっぱつ)しそうだ。
【ZakZak】2017.04.18 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎北ミサイル強行に爆発寸前のトランプ氏、暴挙押さえ切れない習氏脅
迫 次は4・25核実験か

ドナルド・トランプ米大統領が、中国の習近平国家主席による「北朝鮮対
応」に爆発寸前となっている。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委
員長が、米国の強硬姿勢におびえながらも、弾道ミサイル発射などの軍事
的威嚇を続けているからだ。北朝鮮は25日の「建軍節」(朝鮮人民軍創
建記念日)前後、習氏の顔に泥を塗る「6回目の核実験」などを強行する
のか。米朝のチキンゲームのはざまで、習氏の権威が失墜危機にある。

《北朝鮮問題で私たちと協力しているときに、中国を『為替操作国』と呼
ぶだろうか。私たちは何が起こるかを見守るだろう》

トランプ氏は16日、自身のツイッターにこう書き込んだ。北朝鮮が15日
の「金日成(キム・イルソン)主席の生誕105周年」の翌日、東部新浦
(シンポ)付近から弾道ミサイルを発射した(=直後に爆発)ことを受け
た発信とみられる。

言外に「習氏よ、北朝鮮を屈服させろ。さもなければ、中国を『為替操作
国』に認定するぞ」と恫喝(どうかつ)しているように感じた。

北朝鮮が15日に強行した軍事パレードは挑発的だった。

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「KN11」(北朝鮮名『北極
星』)や、陸上配備型に改良した新型中距離弾道ミサイル「KN15」
(同『北極星2』)などに続き、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)
用とみられる発射管付き車両を初めて登場させた。

トランプ政権は「レッドライン」(越えてはならない一線)として、「6
回目の核実験」と「ICBM発射」を設定している。

北朝鮮がこれらを無視した場合に備えて、原子力空母「カール・ビンソ
ン」を中心とする第1空母打撃群や、迎撃ミサイルを搭載したイージス
艦、攻撃型原子力潜水艦を朝鮮半島周辺に配備した。

トランプ氏は、習氏との米中首脳会談(6、7日)で、北朝鮮の核・ミサ
イル問題での具体的役割を求め、「(中国がやらなければ)俺たちだけで
(斬首作戦などを)やる」と通告した。中国は、北朝鮮に強い圧力をかけ
ていたとされる。

だが、正恩氏は、トランプ氏や習氏の“警告”をあざ笑うかのように、16日早朝、中距離弾道ミサイルの発射を命じた。

発射したのがICBMではなく、ミサイルが直後に日本海に落下したこと
には、米軍を恐れる正恩氏の弱気や計算も感じられる。ただ、マイク・ペ
ンス米副大統領の専用機が経由地のアラスカから韓国に向けて離陸して1
時間後に発射した事実から、「米国を威嚇」し、「中国を愚弄」したのは
間違いなさそうだ。

この暴挙を受け、レックス・ティラーソン米国務長官と、中国の外交担当
トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けっち)国務委員
は同日、朝鮮半島情勢について電話会談した。

中国外務省によると、楊氏は「両国間でハイレベルの往来を進め、お互い
を尊重して意見の違いをコントロールすべきだ」と主張。ティラーソン氏
は意思疎通を強化し、米中関係を発展させることに期待感を示したという
が、中国当局の発表は信じられない。

冒頭のトランプ氏のツイッターを見る限り、米中外相会談は穏やかな雰囲
気ではなかった可能性が高い。米国は中国に対し、北朝鮮への「原油の供
給停止」などの制裁を発動して、北朝鮮を服従させるよう強く求めたとみ
られる。習氏の権威は崖っぷちに立たされた。

北朝鮮が次に「核実験」や「ミサイル発射」で威嚇してくるのは、25日の
「建軍節」前後とみられる。

そもそも、「習氏には、正恩氏の軍事的暴発を阻止する力はない」という
見方がある。中国情勢に精通するノンフィクション作家、河添恵子氏は、
夕刊フジへの緊急寄稿(6日発行)で、以下のように記している。

《金王朝(北朝鮮)との関係は、現在の『チャイナセブン』(=中国共党
最高指導部、中央政治局常務委員7人)の序列3位で、『朝鮮エキスパー
ト』である張徳江・全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員長ら、江
沢民派が掌握している》

《中国(人民解放軍)は昨年2月、7大軍区から5大戦区に再編された。
だが、習氏の『5大戦区すべてを北京で管轄したい』という思惑はかなわ
なかった。逆に、張氏のテリトリー、中国北東部を管轄する旧瀋陽軍区は
『北部戦区』となって拡大増強した》

つまり、正恩体制を支援しているのは、習氏と対立する「江沢民派」「旧
瀋陽軍区」であり、中国共産党内の権力闘争も絡んでいるというのだ。中
国は北朝鮮の暴発を抑えられているのか。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「中国は2015年から人民解放軍
の大改革に取り組んでいるが、それ以降、北朝鮮の暴挙が頻発している」
といい、続けた。

「専門家の間でも評価が大きく分かれるが、『中国は努力しながらも押さ
え切れていない』というのが実態だろう。米国は『中国側には、北朝鮮を
押さえ込む余地はまだまだある』として、さらに習氏に対して圧力を強め
ているはずだ。今回のミサイル発射で、朝鮮半島情勢の緊張状態は一段と
高まったといえる」
【ZakZak】 2017.04.18 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【MLB】シアトル凱旋のイチロー 古巣ファンからイチローコールが起こる中、第1打席は二ゴロ

マイアミ・マーリンズに所属するイチロー外野手が、17日(日本時間18
日)古巣シアトルでのシアトル・マリナーズ戦に「9番・左翼」で先発出
場。注目の第1打席は二ゴロに打ち取られた。

イチローにとってこの試合は、ヤンキース時代の2014年6月以来のシアト
ルへの凱旋試合となった。試合前には初安打・シーズン最多安打・3000本
安打を記念するセレモニーが執り行われ、シアトルのファンの大声援の
中、レッドカーペットを歩んだイチロー。多くの人々の祝福を受けながら
試合が始まった。
  
 マリナーズの先発左腕のミランダはイチローにとっては初の対戦とな
る。スタンディングオベーションで迎えられた第1打席はイチローコール
が起こる中、ミランダの5球目の直球を打つも、二ゴロに倒れた。

 試合は初回にマリナーズのカノ、クルーズが連続本塁打を放ち3点を先制
し、マリナーズが3-0でリードをしている。
.
ベースボールチャンネル編集部
ベースボールチャンネル 4/18(火) 11:58配信



 ◎戦車隊も女性に開放=自衛隊の配置制限撤廃

 防衛省は18日、女性自衛官に陸上自衛隊の普通科中隊、戦車中隊などへ
の配置を開放し、全自衛隊で配置制限を事実上撤廃すると発表した。

女性活躍推進に向けた取り組みの一環で、約6%にとどまる女性自衛官の
比率倍増を目指す。

防衛省によると、全自衛官約23万人のうち、女性自衛官は約1万4000人。
直接戦闘職域や肉体的負荷の大きい職域で配置を制限してきたが、機会均
等の観点から段階的に門戸を広げ、昨年は陸自の対戦車ヘリコプター隊や
海上自衛隊のミサイル艇などへの女性配置を解禁した。

今回の見直しで配置制限は、ほぼ撤廃される。ただ、海自の潜水艦隊員や
陸自の特殊武器防護隊など3職域は、プライバシーや母性保護を理由に対
象から外した。時事通信 4/18(火) 9:01配信 



 ◎領海に北ミサイルなら「武力攻撃切迫事態」検討

政府は、北朝鮮が日本領海内に弾道ミサイルを発射した場合、自衛隊への
防衛出動の発令が可能となる「武力攻撃切迫事態」に認定する方向で検討
に入った。

核・ミサイル開発を進める北朝鮮による挑発行為が増長するなか、適切な
防衛態勢を整える必要性があると判断した。

安全保障関連法では、個別的自衛権の範囲内で自衛隊が出動できる状況
を、緊迫度の段階に応じて、〈1〉武力攻撃予測事態(予測事態)〈2〉
武力攻撃切迫事態(切迫事態)〈3〉武力攻撃発生事態(発生事態)――の
3段階に分けている。

日本への攻撃の可能性が高まった段階である予測事態では、自衛隊による
防御施設の構築などが可能となる。明白な危険が迫る切迫事態では、防衛
出動を発令し、自衛隊を前線に配備することができる。実際に攻撃が発生
したとみなす発生事態では、個別的自衛権を発動して武力による反撃も可
能となる。いずれのケースもこれまで認定されたことがない。
読売新聞 4/18(火) 7:17配信



━━━━━━━━
読 者 の 声       
━━━━━━━━



 1)トランプ大統領を評価するのは難しい:前田正晶

あるところに豪腕をふるって輝かしき実績を上げてきた商社マンがいた。
彼は順当に昇進し先ずは中近東の某国駐在を経験した。帰国後は課長に昇
進し輸入でその手腕を発揮した。

次の任地はアメリカはニューヨーク支店だった。ここでも2部門の代表者
として活躍し新分野を開拓して成功した。次には西海岸の旗艦店をも兼務
するようになった。

ところが、7年にも及ぶ北米勤務を経て帰国した彼を待っていたのは子会
社のまた子会社の社長という言わば閑職だった。

周囲の取引先からは「何故北米でもあれほどの手腕を発揮した彼が冷遇さ
れるのか。

勿体ないではないか」との声が上がった。だが、誰もこの疑問に答えよう
とはせず、沈黙した。だが、匿名を条件にこの人事の背景を語ってくれた
人がいた。「極めて簡単なことで、彼は外では豪腕をふるって実績を上げ
るが、内部では管理職としては全き機能していなかったのです。即ち、会
社は管理職としては不合格と判定したのです」だった。

何故こんなことを長々と語ったのかと言えば、この商社マンとトランプ大
統領には何か共通するところが感じられるからだ。それはトランプ大統領
は狭義ではオバマ大統領にはなしえなかったような事柄を大胆に推し進め
たことがあり、更にはこれまでのアメリカの数多くの大統領が避けて通っ
たかののような貿易不均衡問題にも臆するところなく我が国や中国を名指
しで非難した。シリアへのミサイル攻撃などは大胆且つ慎重にことを図っ
て実行し、尚且つ習近平への圧迫材料に仕立て上げた。

しかしながら、内政面では未だに閣僚の全員を任命し切れておらず、DCの
官僚組織の入れかも完結していない。それだけに止まらず、いくつかの大
統領令の発令では反トランプ派の反対に遭って頓挫している状態である。
こういう事態を冷酷に判定すれば、格下げ人事もあり得るのが民間の会社
のシステムだろうか。

だが、敢えて言えば人間誰もか全知全能ではない訳で、トランプ大統領が
政治・経済・軍事・外交の如何なる面でも満点を取れる訳ではないだろう。

現時点では芳しくない査定をされるのも仕方がないのかと思うのだ。だ
が、もう少し時間をお貸しすれば素晴らしい大統領になってくれることも
十分に可能性が残っていると思う。

何れにせよ、我が国にとっても、全世界にも、ドナルド・トランプ氏が前
任者を遙かに凌ぐ立派な大統領になってくれることが最も望ましいのだ。

私は正直に言って、トランプ大統領には試行錯誤でも”OJT”ででも結構だ
から不動産業界以外の分野での経験を積まれて、誰でもが納得する形で
「アメリカを再び偉大に」にして欲しいと願っているのだ。



 2)渡部昇一氏逝く:前田正晶

誠に残念なことだと存じます。上智大学の出身者としては気骨ある大変な
学者であり論客であったと、尊敬申し上げておりました。

私よりは確か3期上の同じ文学部英文学科の方で、思い出としては「通常
あり得ないことでしたが、1年生の時に教養課程の科目で4年生で専門課程
におられた渡部昇一さんが同じ教室におられたのでした。

東北弁の訥々とした語り方に特徴があったので、良く覚えていました」と
いう次第です。まさか後年あれほど有名な上智大学教授になられるとは夢
にも思っていませんでした。せめて何か一言でもお話しする機会でもあ
ればと悔やまれます。

上智大学出身者には多くの産業界の大手メーカーや総合商社で出会いまし
たが、何れも穏やかで静かな仕事が出来る実務派が多く、水曜会のTK博士
のような気骨に溢れた論客は少なく、その点でも渡部昇一さんは異色とい
うか特色がある上智出身の学者で論客だったと思っております。本当に惜
しい方を失ったと残念至極に思います。上智大学にとっても損失だったで
しょう。

ここに生前の遺徳を偲んで哀悼の意を表します。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


19日の東京湾岸は昨日に続いて朝から快晴、爽快。

散歩する近くの都立猿江恩賜公園では、今躑躅が咲き始めてきれいだ。







                      読 者:5531人

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-- 渡部 亮次郎 <ryochan@polk

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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  1. 米軍は、シリアの空軍基地の被害が出来るだけ少なくなるように攻撃したと考えています。トランプ大統領も、当然同意の上の出来事だったと思います。なので、トランプ大統領は意図的に狂人のように振舞って、“味方も敵(グローバリスト)も欺く行為”を行っています。おそらくグローバリストは、トランプ大統領が自分たちの手の内に落ちたと思い込んでいるでしょう。トランプは今や寝返って、ネオコンの計画に沿って、ヒラリー・クリントンが行おうとしていた戦略を彼が実行していると思っているでしょう。
      トランプ大統領は12歳の少女のビデオで脅されていた可能性があります。軍部もキッシンジャーもそれを知っていたに違いありません。そうした状況下でキッシンジャーが出した判断は、シリアの空軍基地に対するミサイル攻撃を実行することでした。
      キッシンジャーは戦略家であり、ミサイル攻撃によるロシアとの関係悪化というマイナス面と、攻撃することによるプラス面を正確に量りにかけたと思います。実際問題として、攻撃したことによって、メディアのトランプ攻撃は静まり、ドル安を望んだトランプ大統領の思惑通りになり、しかも、ロシアの傀儡であるというイメージを払拭することが出来ました。諸々を考慮すると、少なくともトランプ大統領にとって、このミサイル攻撃はプラスに作用したと言えます。
      その後の、アフガニスタンに落とした “すべての爆弾の母”ですが、明らかに北朝鮮への脅迫であると同時に、ウイグル自治区をコントロールしている瀋陽軍区に対する圧力でもあります。アフガニスタンには、将来の中国へのテロ行為の準備として、ウイグル人が多数入り込んでいるからです。要するに、この爆弾は習近平氏への援護射撃であると同時に、習近平氏に対して北朝鮮制裁への決断を促すものだったと思います。
      ただ、こうしたやり方は天才的とは言え、あまりにも乱暴なのが気になります。キッシンジャーが考えているのは、北朝鮮の武装解除です。北朝鮮はCIA、ネオコン、江沢民派とつながる瀋陽軍区、旧満州国を作った一族の末裔たち、そしていかがわしい宗教団体といった闇とつながる危険な国家です。中東ではISダーイシュ、極東では北朝鮮です。
      要するに、CIAが作ったこうしたテロ組織やテロ国家は、第3次大戦の導火線となり得る大変危険な存在なのです。ロスチャイルド家は、これらの組織を使って第3次大戦を引き起こそうと画策していますが、そうした彼らの計画に乗るように見せて、実はこれらの脅威を解体するために動いているのがキッシンジャーです。なので、この事件が起こった当初から、キッシンジャーの計画は天才的だと評しているのです。ただ、大変乱暴なやり方だということなのです。


     2017/4/19

  2. ◎【MLB】シアトル凱旋のイチロー 古巣ファンからイチローコールが起こる中、第1打席は二ゴロ

    >最下位マリナーズを解雇された、カサカサゴキブリ戦隊 スズキ・ゴキローのブログ
    https://ameblo.jp/miumalovely/

     2017/4/19

  3. ◎戦車隊も女性に開放=自衛隊の配置制限撤廃

    >女性は身長が低いのは利点。
    ソ連の戦車は車高が低くて身長160!)以下じゃないと運転できなかった。だから身長が低いアジア人が戦車隊に多かった。

     2017/4/19

  4. 映画「手紙」に日立の工場が出てきた。「ひよっこ」の父親が日立市の工場で働いてたっていう設定はできないんだろうか。

     2017/4/19

  5. 2)渡部昇一氏逝く:前田正晶

    >渡部昇一氏が死去・正しい歴史認識の普及に活躍・「知的生活の方法」、「決定版・日本史」など多数
    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6636.html

     2017/4/19

  6. 【半島脱出】日本人なら知っておくべき朝鮮人の暴虐の過去〜先人の財産〜
    https://samurai20.jp/2017/04/power-of-paper1/

    妹と飯食ってたら、彼女が現れてコップの水をぶっ掛けられた。俺「こいつ妹だよ?」彼女「言い訳とかいいから」
    http://kazokuchannel.doorblog.jp/archives/51091771.html

    対馬
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AF%BE%E9%A6%AC&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi0-cunxa3TAhVjj1QKHcOECnMQ_AUICCgD&biw=1280&bih=641#spf=1

    台湾・八田像損壊犯は元台北市議、沖縄独立運動にも関与する「中華統一促進党」所属
    http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4829.html

    萩尾望都のエッセイ集『一瞬と永遠と』美しい原画を用いた新カバーにて待望の文庫化!
    http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20160507/Charapedia_20160507_11124891100001.html

    中村勝宏の魂の食対談
    http://ohtapub.co.jp/archives/books/nakamura2015/

    柳家喬太郎 江戸料理 平らげて一席 
    http://mritu47.hatenablog.com/entry/20130106/1358294133

    日本人はどこまでお気楽なのか? 「在日特権と犯罪」の現実を知れ
    http://ironna.jp/article/5970?p=1

    抜粋・・・・共謀罪と日韓断交
    http://blog.goo.ne.jp/resurrectionjapan/e/a4f8517b959edab5afb28d4fcd7fccbb

    インフル予防接種の直後に女性が敗血症で急死→当局はインフルによる死亡とし予防接種奨励 
    http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12241849572.html

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