政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4327号  2017・4・17(月)

2017/04/17


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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4327号
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        2017(平成29)年4月17日(月)



       自国の繁栄ばかり優先する米中:櫻井よしこ

「措置入院」精神病棟の日々(26):“シーチン”修一 2.0
       
          インスリン注射不要の夢:渡部亮次郎
            
                       話 の 福 袋
                     読 者 の 声
                     身 辺 雑 記


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第4327号
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自国の繁栄ばかり優先する米中
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        櫻井よしこ

「自国の繁栄ばかり優先する米中により世界情勢の先行きに大きな不安要 素続出」

北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、シリアでは猛毒サリンと見られる化学兵 器が使用された。世界情勢の先行きに大きな不安要素が続出している。
  
諸国の蛮行を抑制するには、力のある国が力を背景に説得しなければなら ない。力のある国といえば、米国である。無論、中国もロシアも、その中 に入る。だが中国は本気で北朝鮮の核・ミサイル開発を止めようとはして いない。ロシアはむしろシリアの蛮行を支持する姿勢である。
  
北朝鮮がミサイル4発を発射した時、中国は北朝鮮からの石炭輸入を止め ると発表したが、日本海を舞台に数百隻の船が中国・北朝鮮間で物資を運 び続けているという現実がある。船は北朝鮮籍だが、2年契約で中国が チャーターしたものが大半だ。
  
 日本政府は日本海での船の動きを発表していないが、中国の対北朝鮮制 裁破りは明らかだ。中国が本気で北朝鮮を牽制し、制裁している事実はな いと考えるべきだろう。
  
米国はどうか。シリアで毒ガスが使用された件について、米国の国連大 使、ニッキー・ヘイリー氏は英国、フランスと共にシリア非難を強め、 「アサド政権防護に手を貸している」とロシアも非難した。国連では米国 は正しい議論をしている。
  
レックス・ティラーソン米国務長官は、当初、「(アサド政権の存続に関 しては)シリア国民が決定することだ」と語った。共和党の大御所で米上 院軍事委員会の長、ジョン・マケイン上院議員は「現代のシリアでまとも な自由選挙が行われる可能性があると信じるなど、愚かなことだ」とティ ラーソン氏を批判、ティラーソン氏は「ロシアとイランは(化学兵器使用 による犠牲者への)道義的責任がある」と、発言を事実上修正した。
  
一方、ドナルド・トランプ米大統領の反応が的外れだ。大統領は化学兵器 の使用は「大いに非難すべき」(reprehensible)で「許せ ない」(intolerable)とツイートしたが、その後、原因を 作ったシリアでなくオバマ前米大統領を批判したのだ。

「バッシャール・アル・アサド政権のこうした極悪非道の行動は過去の (米国の)政権の不決断と弱腰さが招いた結果だ」として、オバマ氏を攻 撃する一方で、肝心のアサド大統領、その背後にいるプーチン・ロシア大 統領には全く言及しなかった。
  
ヘイリー国連大使は、自身の発言と大統領発言のギャップを問われて、 「大統領も私も同じ目標を目指している点については何ら相違はない」と 弁明せざるを得なかった。
  
浮かび上がってくるのは、米国外交の統一性のなさである。中東、ロシア などの重要事案に関する基本的方針がいまだ確定されていない。閣僚人事 はようやく決まったが、副大臣も局長も、その下の部長クラスの人事もほ とんど進んでいない。掛け声を上げるトップリーダーはいても、実務を取 り仕切る人材が揃わない。これではまともな外交はできない。
  
一方、トランプ大統領はあくまでも、「世界はアメリカのために何ができ るか」を最重視する。無論、指導者が自国の国益を第一にするのは当然 だ。しかし、米国の歴代大統領は、「世界益」も考えた。トランプ大統領 はそのことを考えているだろうか。疑問である。
  
シリアにおける人権蹂躙を非難する言葉にも、犠牲者への思いは伝わって こない。世界は米国の役に立ってこそ意味があり、その余のことは殆ど気 にしないとしたら、大変である。
  
 習近平氏の掲げる中華思想は他国の資源、水、領土を奪い、中国共産党 の繁栄につなげることを重視するばかりだが、その習氏の考え方とトラン プ大統領のそれが意外なほど似ているのではないかということだ。実に不 確実な時代に、私たちは入っている。

『週刊ダイヤモンド』 2017年4月15日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1178


     
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「措置入院」精神病棟の日々(26)
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      “シーチン”修一 2.0

カフカの「城」のような“どうしても辿り着けない”と焦燥感にあえぐ夢で 起きた。以前は“締め切りに追われる”夢をよく見たが、発狂以来、「城」 もどきが多いようだ(どういうわけか浅草あたりで迷う。一葉女史、荷風 散人、吉原などの印象が強いためかもしれない)。悪夢で目覚めるとしば らく呆然とするが、それにしてもなぜ「城」なのだろう。

「不条理」「夢と現実の混在」「困惑と焦り」・・・カフカの作品はそん な風に語られているようだが、彼は父親へのコンプレクス(複雑な思い) がトラウマになっているとか。

彼は肺結核だったが、小生のような発狂経験はなく、キチ○イではない。 なぜ彼は「城」や「変身」を書いたのだろう。WIKIから。

<精神分析的解釈の代表的なものはヘルムート・カイザーの『フランツ・ カフカの地獄』(1931年)であり、カイザーはここで『変身』や『流刑地 にて』などの作品を、父に対する息子のエディプス・コンプレックスが表 れた作品として論じている。

新フロイト派のエーリヒ・フロムは『夢の精神分析』(1951年)で『審 判』を取り上げ、この作品を心理的事実が表れた一つの夢として読むべき だとした。

また精神分析の発想を応用しているものとしてジョルジュ・バタイユのカ フカ論(『文学と悪』所収、1957年)があり、ここではジークムント・フ ロイトの快感原則の理論などを踏まえつつ、父親の権威が支配する世界に 対して小児的な幸福を追求した者としてカフカを論じている>

カフカは父から自分という人格を認めてもらいたいが、父は理解しようと もせずに、自分を難じる、共通の言葉もない・・・これはデュガールの 「チボー家の人々」でも父と次男の葛藤として描かれている。

小生の場合、カミサンに理解されたい、「ああ、修一はこういう人格なの だ、ずいぶん変わっているけれど、それだから修一なのだ」と。しかし、 カミサンは小生に常に疑い深い視線を向けるし、「彼は彼、私は私、考え や価値観、嗜好は全然違うけれど尊重はする、個人主義でいいのではない か」とは思わない、思えない、思いたくない。

このあたりが小生の緊張や欲求不満、ストレスとなり、「城」的なもどか しさや悪夢になっているのではないか。カミサンは永遠に変わらないから 小生のストレスも溜まり続けるのか。

今朝は発狂して壊したドアを修繕する。まるで新品のようになったが、こ れで発狂の物理的痕跡は表面的には消えたことになる。憂さ晴らしにビー ル瓶を叩き割る奥さんの話を聞いたことがあるが、奥さんなりの発狂防止 策だったのかもしれない。田舎ならそれもできるが、街中では難しいだろ う。ストレスを上手く発散しないと爆発に至る。

発散をしくじった人々の集う病棟日記から。

【2016/11/24】統合失調症のYさんはずーっと軽いいびきをかきながら気 持ちよさそうに寝ていた。眠っているときだけが落ち着けるのだろう。起 きているときは幻覚、幻聴でぶつぶつ言ったり、朦朧とし、フラフラした り。まだ40歳前後だろうに、顔の筋肉が衰えてドローンとした表情だ。

社会復帰は到底無理で、一生を障害者、患者として生きるのだろう。服装 を見ても着た切り雀で、近親者から見捨てられているようだ。

80歳過ぎのおばあちゃんのTさんは、「娘が一人いるけれど離れて暮らし ているから、家に帰っても自分一人では(気力体力的に?)何もできな い」と意見交換会で言っていた。彼女はホールで塗り絵にはまっていた が、実に上手だった。どう見ても精神疾患ではない。

介護施設の機能はすべての精神病院が引き受けられる。前者は深海(まる で死後の世界)のようにひっそりとしていたが、後者は若い女性も多く、 ホールではおしゃべりで賑やかだ。彼女も10代の孫のような女の子とお しゃべりをしていた。どちらが老人にとっていいかは明らかだ。精神病院 は積極的に介護事業に取り組むべきではないか。

30歳ほどの美女の歩きっぷりが素晴らしい。歩幅は大きいし、とても力強 く、男でも見ない歩き方だ。“ボス”と仲良しなので、誰も手を出さない が、声をかけてみた、「ちょっと伺いたいんですけど、とても歩き方がい いですね、何かスポーツをやっていたんですか?」。

「小学校と中学校でバスケットをやっていました」

ナルホド、納得。ボールを持たせたらダムダムダムとドリブル、一気に ダッシュし、スラムダンクでゴールに叩き込みそうな感じだ。通称“バス ケ”でいこう。このパワーで家庭内で暴れまくったら両親は警察に助けを 求めるしかないな・・・

小生の息子はマッチョ、キン肉マンで、4、5歳から剣道を習っていたが、 消防官に採用された。一芸に秀でることは人生にプラスになる。年長の知 人は剣道5段で、学校やビルの警備員として優先的に採用されている。剣 士は棒を持たせるとまったくスキがなく、びしっと決まる。剣道4段のカ ミサンは暴れる統失患者にもひるまない。

中姉と長女の連れ合いは高校まで球児で、ともにゴルフが上手い。スポー ツは趣味の範囲でもいいからやっておくほうがいい。小生は一升瓶の火炎 瓶を室伏のごとくに投擲する迷人で、千葉刑務所へ送られたから、投げる のが好きなら火炎瓶や石はやめておいたほうがいい。

今朝の産経コラム「だからリベラルは嫌」(加納宏幸記者)は面白かっ た。彼らリベラルは口先ではきれいごとを言うが、オバマ(イスラム教か ら白人を憎悪する過激プロテスタントに転向したりした)やメルケル(穏 健プロテスタントの牧師の娘、自分は正義だと思い込んでいるお節介オバ サン)のように国家を棄損する。

リベラルは宗教のようなものだから棄教は難しい。論稿で理路整然と叩き まくり、選挙で落としていくしかないが、あと10年もすればリベラルはほ とんど消えているのではないか。カトリックも中絶、離婚、同性婚などに 寛容にならざるを得ないし、イスラム教は永遠に殺し合いを続けるから、 どちらもパワーは衰えていくだろう。

中韓を未だに拘束している儒教の「朱子学」は人民統治にはすこぶる有効 だが、頑迷固陋のガチガチの保守でありイノベーションにはまったく不向 きである。英仏さらには見下していた日本にも負けた支那は、明治維新の チャイナバージョン「洋務運動」を始めたが、半分は自滅、半分は保守派 に潰されてしまった。

世界は、というか先進国はIndustry 4.0(第4次産業革命=情報通信技 術、人工知能などによる生産性の飛躍的向上)に取り組んでいるが、支那 にはインターネットさえない。人民は世界の情報から遮断されたままだ。

そして支那、朝鮮は基本的に強者が弱者を支配する朱子学秩序のままで、 ロシアも同様だろう。有能な人材はどんどん流出するばかりだ。習近平曰 く「マルクス主義を学べ、俺の言葉を暗記しろ」だと。現代版の科挙によ り大失敗した共産主義を延命させようというのだろうが、滑稽を通り越し て痴呆症の域だ。暗記ではなく創造がミソ、キモなのに・・・

才あるものは沈没船から逃げ出すから、グズグズしているのはクズばか り。弱体化は免れない。

日本の場合、改革を唱えるのが保守派で、既存秩序維持を叫ぶのがリベラ ルを含めたアカという、実に奇妙なことになっている。リベラルはとっく の昔に粗大ゴミになり、廃品回収車も避けて逃げる汚染物に堕してしまっ た。「壊れていてもかまいません」が、腐臭ふんぷんの汚物には誰も手を 出さない。

長興寺蔵の「織田信長像」は優しげな美男で、巷間伝えられる残虐過酷な イメージとはまったくそぐわない。天安門の毛沢東像も、1949年の建国以 降だけでも(餓死を含めて)4000万人を殺した独裁者とは思えない。

プーチンやドゥテルテは人殺しの人相をしている。トランプは狡猾かつ有 能なビジネスマンの顔で、選挙中はタフガイを演じていたのだろう。

中共は公式見解で毛沢東は「貢献7割、誤り3割」とされており、それ以上 の詮索を禁止しているが、まったくの善人も、まったくの悪人もいないの なら、英雄・偉人も善7:悪3あたりかもしれない。英雄の自宅でのくつろ いだ姿、たとえば褌一丁で夕涼みをしているとかを間近に見る下男にすれ ば「下男の目に英雄なし」となるわけだ。

小生は自分を5:5あたりかと思うのだが、カミサンから見れば4:6、3:7 で悪の方が目立つのかもしれない。

14:00〜16:20、立て続けに心理面接。1人目は「両方が納得する解を得 るために奥様にもヒアリングする」、2人目は「奥様の良いところ、感謝 することを書いてみたら」とアドバイスを受けた。

精神病院には臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士などがいて、彼ら カウンセラーはコメディカル部に所属していた。「コメディー・・・患者 を楽しませるからなのかなあ」などと奇異な感じを受けていたが、Co- Medical部、訳せば「医療支援部」に所属しているという。「二度と病院 に来ないで済むよう、患者と家族が平穏に暮らせるようにするのが仕事」 だそうだ。

17:00、夕薬に整腸剤のビオフェルミンが追加された。20:00、就寝前薬 としてこれまでのフルトラムゼパムに加えて「グッドミン」が加わった が、深く眠り過ぎないか。トイレで目が覚めないと大事になるが、大丈夫 なのか・・・心配だ。(つづく)2017/4/16





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インスリン注射不要の夢
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     渡部 亮次郎

2006年8月、京大の山中伸也教授が、人の皮膚から採った細胞に4つの遺伝 子を入れて培養したら、万能細胞ができた。iPS細胞=人工多能性幹細胞 と言うそうだ。

万能細胞から、神経細胞、心臓細胞、臓器細胞、血液細胞、軟骨などが作 られ糖尿病や心臓病に使えるとされている。

自分の皮膚から採った細胞だから、自分の体に入れても拒否反応がない。 ノーベル賞だという声が上がって本当に受賞した。細胞や臓器の再生へ、 万能細胞の研究競争が激化するだろう。

山中教授は、何年かしたら、人工細胞ができると言う。激しい競争がある からだ。

しかし、4つの遺伝子は、癌細胞から採っているので、人に応用すると思 わぬ事故になる可能性があると言う。

山中氏は、神戸大→大阪市立大→カリフォルニア大と研究を続けて、世界初 の万能細胞を作った。

人工細胞は、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脊髄損傷(せきず いそんしょう)などの治療に使える。
http://www2.ocn.ne.jp/~norikazu/Epageh3.htm

このうち糖尿病治療への展望について専門家に聞いて見ると、うまくすれ ばインスリン注射が要らなくなる可能性があるという明るい見通しがある らしい。

糖尿病は、食べたものを血肉にするホルモン「インスリン」が膵臓から十 分に出てこないため、溢れた栄養(ブドウ糖)が血管を内部から攻撃した 末に小便に混じって出る病気である。小便が甘くなるから糖尿病。

糖尿病それ自体ではなかなか死なないが、内部から血管を糖分で攻撃され ると、脳梗塞、心筋梗塞、盲目、足の切断、癌多発といった
「合併症」を招いて、寿命より10年は早く死ぬ。

栃木県にある自治医科大学内分泌代謝科の石橋俊教授によると、駄目に なった膵臓や膵頭を何らかの方法で丈夫なものを移植すれば問題は一挙に 解決し、インスリン注射も要らなくなる。

しかし日本ではドナーが不足し、膵頭を調整する試薬の供給がストップし たりして、こうした治療を受ける患者は2桁どまりだ。

そこで注目されたのが、インスリン「製造工場」ともいえる膵ベーター細 胞の再生治療だったがヒトの受精卵の仕様に付随する倫理的制約や拒否反 応が壁になって進んでいなかった。

そこへ登場したのが山中教授の万能細胞。ヒトES細胞から膵ベーター細胞 を作る研究は壁に突き当たったが、山中教授のiPS細胞なら、自分の皮膚 から出来た物だから拒否反応も倫理的な問題も起きない。

問題は今回できた4つの遺伝子が、がん細胞からとっているので、人に応 用すると思わぬ事故になる可能性があることだ。石橋教授は「この問題が 解消されれば、実用化は意外に早いかも知れない」と言っている。

資料:(社)日本糖尿病協会関東甲信越地方連絡協議会機関紙「糖友 ニュース」91号(2008・7・1)  




        
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話 の 耳 袋
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 ◎北、サリンミサイル保有の可能性 日本に落ちてきたら数万人が犠牲に

ミサイル発射を繰り返す北朝鮮について、安倍晋三首相は13日の参院外交 防衛委員会で、「(猛毒の)サリンを弾頭に付けて着弾させる能力をすで に保有している可能性がある」と述べた。北はサリンや猛毒の神経剤VX など化学兵器を2500〜5000トン保有するとの見方もあるが、サリンやVX を搭載したミサイルが飛んできた場合、日本はどうなるのか。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「イージス艦搭載の迎撃ミサイ ル(SM3)は、1発につき80〜90パーセントの確率で発射されたミ サイルを撃ち落とすことができるといわれる。米海軍16隻と海上自衛隊 の艦も出動している現状なら全て撃ち落とすことも期待できる」としつ つ、「警戒を解いた状態で急に特定の場所に数十発を撃ち込まれた場合 は、着弾しないとは限らない」と話す。

「SM3で落とせなかったものは、地上配備型の迎撃ミサイル (PAC3)で対応する。東京の中心部に飛んだ場合、有効な範囲は山手 線の内側程度といわれる」

ジャーナリストの山口敬之氏は3月14日発行の本紙で、政府が極秘裏に 行ったシミュレーションを、こう報告した。

《東京や大阪などの人口密集地にVXミサイルが着弾すれば、その強烈な 毒性と残存性から、数千人から数万人が犠牲になる可能性もある》
【ZakZak】 2017.04.16 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【北ミサイル】 ミサイル発射で北に注目与えず マティス米国防長官 が意図的に簡潔な声明 

マティス米国防長官は15日、北朝鮮によるミサイル発射について「トラン プ大統領と政権の軍事政策チームは、不成功に終わった北朝鮮のミサイル 発射について把握している。大統領は、他のコメントはない」とする短い 声明を発表した。

CNNテレビは、意図的に簡潔な内容だとし、注目を浴びることを好むと される北朝鮮の思惑通りにしないためだと指摘した。

一方、米メディアによると、トランプ氏は南部フロリダ州の別荘に滞在中 にミサイル発射について報告を受けた。(共同)
【産經ニュース】2017.4.16 10:20 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎東京都心で25℃超 今年初の夏日 内陸はさらに暑く

16日は全国的に朝から気温が高く、東京都心で午後0時半過ぎに今年初め て25℃を超えた。外を歩く人の中には、半袖の姿も目立っている。東京都 心で初めて25℃を超える日の平年(1981〜2010年の平均)は4月27日で、今 年はそれよりも11日早かった。
  
16日は日本付近に南から暖かな空気が流れ込み、朝から広い範囲で晴れて いるため早いペースで気温が上がった。東〜西日本にかけては関東や九州 北部を中心に所々で25℃を超え、午後0時40分までの最高気温は大分県日田 市28.9℃、群馬県高崎市上里見町28.8℃など、内陸で特に気温が高くなって いる。空気が乾いているとはいえ、まだ暑さに体が慣れていない時期だ。 激しい運動や屋外での作業は、こまめに水分補給をしたり休憩を取るなど して、体調管理に気を配る必要がある。
.ウェザーマップ 4/16(日) 12:48配信



 ◎【高橋昌之のとっておき】長島昭久氏ら保守系が見限った蓮舫・民進 党 政権交代どころか党存続も危険水域に

 長島昭久衆院議員(55)が4月10日、民進党に離党届を提出し、同党が 除籍(除名)処分の方針を決めたことは、同党内に大きな衝撃を与えてい ます。続くように細野豪志代表代行(45)も13日、代表代行職の辞任届を 提出しました。長島、細野両氏は同党の保守系議員の筆頭格だけに、この 一連の動きは同党の左傾化が抜き差しならない状況にまで進んでしまって いることを物語っています。

蓮舫代表(49)は次期衆院選での政権交代を大目標に掲げていますが、2 人からはもはやその資格も能力もないと見限られたと言っていいでしょ う。党の存在意義さえ問われかねない事態です。同党の抱える問題は何 か。長島氏が10日、離党届を提出した後に行った記者会見の内容をもとに 考えたいと思います。

長島氏は記者会見で、離党の最大の理由に「共産党との選挙共闘」を挙 げ、「保守政治家として譲れない一線」「私にとって受け入れがたいもの だ」と述べました。そのうえで、「共闘路線はまともな党内論議もないま ま共産党主導で進められ、最近では民進党の基本政策にまで共産党が影響 を及ぼす場面が目立つようになった」と指摘しました。

私はこのコラムで、民進党が次期衆院選で共産党と選挙協力を行うべきで はないと主張してきました。それは民進党が野党第1党である以上、政権 の選択肢となることが最大の役割だからです。

共産党は綱領に社会主義、共産主義の実現を掲げ、安全保障では自衛隊の 解消と日米安保条約の廃棄などをうたっています。目指す社会像や基本政 策が全く異なる政党と選挙協力を行うことは「野合」にほかならず、有権 者にとって政権の選択肢にはなりえません。そして、共産党の協力を得よ うと思えば、政策面で同党の主張に引きずられていくのは必然です。

長島氏の問題意識もそこにあります。同氏は記者会見で「今般のアメリカ によるシリア空爆、暴発寸前の朝鮮半島情勢を目の当たりにし、わが国の 安全保障のためにアメリカとの同盟関係を強固にし、わが国独自の国防努 力を行っていくのはまさに焦眉の急だ。そのような私の問題意識と共産党 に引っ張られる党の政策との間には、覆い隠しようもない断絶がある」と 強調しました。

1つの選挙区から1人しか当選しない小選挙区制がとられている衆院で、 離党するということは国会議員であり続けられるかどうかに関わる極めて 大きな決断です。政党に所属していなければ比例代表で復活当選すること もできません。しかし、それ以上に共産党との選挙協力に傾き、政策面で 引きずられている現在の党執行部の方針は、長島氏にとって受け入れがた いものだったわけです。

長島氏が記者会見でもうひとつ指摘した点は「真の保守を確立する」とい うことでした。同氏は平成27年の安全保障関連法成立の場面を例に挙 げ、「国家の基本に関わるような問題で、左右の衝突が繰り返され、過激 な極論や暴論のぶつかり合いが続くようでは、日本社会の保守とリベラル の分断、亀裂は抜き差しならないところまで行くのではないかという深刻 な危機感を抱いた」と述べました。

そのうえで、「国家を二分する争点において、対立する双方の意見を調整 し、国会に熟議に反映させるべきは私たち国会議員だ」との認識を示し、 民進党の現状については「一致結束して『アベ政治を許さない』と叫ぶこ とを求められ、過去に自分たちが推進し、容認してきた政策もすべて反 対、徹底抗戦、廃案路線で突き進む。そこには熟議も建設的な提案もな い」と批判しました。

政権交代可能な2大政党制は、外交・安全保障など国家の根幹である政策 について基本的に同じ土俵に立ち、その他の個別政策では対案を示し、建 設的な議論を行うことによって成り立ちます。

蓮舫氏も28年9月の代表就任後、「提案路線」を打ち出しました。しか し、現状はどうでしょうか。提案らしい提案は行われることなく、ひたす ら政府・与党に対して反対、徹底抗戦を繰り返してきました。審議が始 まったテロ等準備罪を創設する組織犯罪対策法案にも、同様の姿勢で臨ん でいます。

これでは次期衆院選で「民進党に政権を任せよう」という機運が生まれる はずはありません。それどころか、野党第1党としての本来の役割を果た していないということで、支持を失い続けるでしょう。

細野氏は辞任の理由について、憲法改正私案を発表したことから、「憲法 改正に対する考え方の違い」を挙げました。しかし、長島氏とは盟友であ るだけに、同じ危機感を持っていることは間違いないと思います。

問題は今回の長島、細野両氏の行動を、蓮舫氏をはじめとする執行部だけ ではなく、党所属国会議員がどう受け止めるかです。自分が国会議員でさ えあり続けられれば、国会がどうあるべきかはどうでもいいというので は、職責を果たしているとはいえません。

長島氏が指摘したように、現在の日本は北朝鮮をはじめ極めて深刻な国際 情勢に直面し、内政においても将来に向けた確たる展望は見い出せていな いのが現状です。国会で不毛な与野党対決を繰り返している場合ではな く、よりよい政策を導き出すための建設的な議論が行われる必要がありま す。そのために野党第1党の民進党に課せられた役割は大きいのです。 (編集委員)
【産経ニュース】2017.4.16 09:00 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎豆腐 安売り歯止めを 食品で初、公正取引へ指針 農水省

 スーパーなどで売られる豆腐などの公正な取引を促す指針を、農水省が まとめた。日持ちがしない特性から、特売の対象になりやすいなど課題が あったためだ。製造業者が適正な利益を得られるよう、取引に問題があれ ば是正し、原材料を提供する農家の所得確保にもつなげていく。政府は一 連の農政改革で、小売りの安売り競争にも焦点を当てた。食品製造業で初 となる指針が策定されたことで、他の食品業に議論が広がる可能性がある。

地位乱用を問題視 農家の所得確保にも

農水省が業界の要望を受け、豆腐や油揚げの取引について実態調査を行っ たところ、小売店が優越的地位を乱用し、関連法案に抵触する恐れのある ケースが一部、確認された。指針策定に乗り出し、問題があった具体的な 取引例を挙げ、11の対応方法を示した。

 「セールを行う小売店から一方的に取引価格引き下げを通知された」と した事例では、原価や物流費を基に値決めをして、合意内容を書面で取り 交わすとする。「小売業者からプライベートブランド(PB)商品の販売を 打ち切られ、包装フィルム代が支払われない」ケースでは、事前協議で費 用を小売業者が負担することを契約書に明記するよう例示する。

同省はこうした指針の周知に向けて、5月以降に事業者を対象とした説明 会を開いていく。改善がみられない場合、設置した「かけこみ寺相談窓 口」で、匿名の相談も受け付ける。

豆腐業界では事業者の高齢化に加え、小売店の不当廉売などによって廃業 が相次ぎ、事業者数はピークだった1960年の5万から、現在7500に減っ た。危機感を強め、衆参の国会議員でつくる「日本の豆腐文化を守る議員 連盟」などに働き掛けるなど、小売業との取引是正を要望していた。今回 の指針策定について、全国豆腐連合会は「小売り側の改善や、仕入れ・販 売価格の適正化につなげてほしい」と期待を寄せる。

他品目に波及へ 牛乳・乳製品も調査

豆腐業界の一連の動きは今後、他の食品業界にも影響を及ぼしそうだ。同 省は豆腐類と同じく納入頻度が高く、不公正な取引が発生しやすい牛乳・ 乳製品の調査も既に進めており、問題があれば年内に指針を策定していく 方針だ。

もやし生産者でつくる工業組合もやし生産者協会も3月に、納品価格より 安く特売する小売りを引き合いに適正価格での取引を要望する声明を公表 しており、「今回の指針について関心を寄せている」と言う。

日本食品関連産業労働組合総連合会の調べによると、小売業との取引で優 越的地位の乱用を受けた経験がある食品関連企業の担当者が6割に上り、 問題ある取引が常態化しているという。

乱用行為があった取引先は、食品スーパーが53%と最多で、総合スーパー (11%)やドラッグストア(8%)を大きく上回る。労務提供やリベート に関する問題などが挙がった。同連合は「食品産業が低価格競争などの課 題を抱える中、フードバリューチェーン全体で取り組む必要がある」と訴 える。

政府は農業競争力強化プログラムで、生産者が有利な条件で安定取引でき るよう流通業界の見直しを課題に挙げた。スーパーなどが安売り競争して いる状況を改めるとし、不公正取引への監視を徹底するとしている。

生産、製造、販売 適正価格確認を

食品製造・小売りの取引実務に詳しいコンサルタントの近藤智氏の話

豆腐やもやしなど、比較的事業規模が小さく価格交渉力の弱い製造業で、 問題となる取引が発生しやすい。放置すれば原料の買いたたきなど、生産 側の経営圧迫を招く。生産、製造、販売の3者が取引の計画性を十分に共 有し、適正な価格を確認していくべきだ。
日本農業新聞 4/16(日) 7:01配信




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 1)トランプ大統領は深慮遠謀的か衝動的か:前田正晶

オバマ大統領と顔付き論:

先ずは前任者のオバマ大統領から。彼は優柔不断であり、その為に8年の 任期中の80%は何らの実績というか歴史の残るような功績を残さずに終 わった。とは思わせるが、気が付けば、リーマンショック後の誰がやって も立て直せまいと思わせてくれていたアメリカ経済を4%台の失業率にま で立て直し、アメリカの独り勝ちかと言わせるほどに安定させていたの だった。

私は「トランプ大統領は幸運にもこの状態のアメリカを引き継ぎ、深慮遠 謀の上か衝動的なのか俄に判断出来かねるような政策を打って出られてい るのではないか」とすら考えている。

次は顔付きで、私は政治であれ会社経営であれ、その規模の大小を問わず 指導者にはそれなりの顔があって然るべきだと思っている。即ち、社長 CEOにはそれに相応しい顔があり、大統領や総理大臣にもそういう顔付き があるのだと言いたいのだ。

その点ではオバマ大統領は何時まで経っても一向にアメリカ大統領の顔に ならず、その辺にいるごく一般的なアフリカ系のアメリカ人の顔から脱し きれなかったと見ていた。

即ち、私は就任乃至は着任早々にはそれなりの顔付きにはならなくても、 このような激職(なのだろう)に就いてある程度の日時を過ごせば如何に もそれらしい表情が出てくるものだと、長年多くの偉い人に接するか、テ レビ等で顔を見ていればその変化が見えてくるものだと考えていた。

オバマ大統領はあれほどの変化に富み難しい時にアメリカを統治し指導し たにも拘わらず、ほとんど変化見えてこなかった。だが、あの広島に来ら れた時には髪は白くなり顔には明らかに皺が深く刻まれていたと見た。
遅すぎた。

トランプ大統領:

では、トランプ大統領はどうなのだろうか。未だ、満3ヶ月にも足りない 現時点で云々するのは時期尚早かも知れない。だが、ここ数日はテレビで 見る限るではそれらしい顔付きと言うよりも、未だに多くの訳が分かって いない方々が呼ぶ「ビジネスマン」(だったのだろうか?)の表情である ことは変わっていないと見る。

しかし、その表情には明らかに疲労感が滲み出ていると思う。それは今日 までの業績というか実績を考えれば当たり前だろうと思わざるを得ない。

次に、何故そうなって来たかを考えてみよう。私は極言すればトランプ大 統領がやって来たことは「平地に乱を起こす」のに近いとすら考えてい る。現在世界中と言うべきか我が国においてと言うべきか、または両方か も知れないが、対DPRKのアメリカの姿勢と金正恩の敵愾心に満ち溢れたか のような核兵器とミサイルを見せつける強力な軍事態勢を誇示する態勢が 「一触即発の危機」を孕んでいると思わせているのだ。

一触即発の危機:

私はこの危機感を醸し出した原因の一つにはオバマ大統領が何もしないの が策のうちとでも思われたのか、金正日以来のDPRKのやりたい放題と言う のか、アメリカ敵視政策を採りながら対話を切望するかの如き姿勢を許し てしまったことがあると思っている。即ち、DPRKの核武装政策を放置して 今日に至ってしまったのだ。

そこに「アメリカファースト」と「アメリカを再び偉大に」を最大の眼目 とするトランプ大統領が登場し、独自の外交政策を打ち出したのだった。 その諸政策が深慮遠謀の上なのか、衝動的だったのか、あるいは「無知は 力なり」だったのかは不明だが、兎に角金正恩とDPRKの核武装体制を許す べからずとばかりに強硬な姿勢で臨まれたのだった。

その一方ではDPRKの親会社的なようにも見える中国の習近平には硬軟取り 混ぜたやり方で接し、シリアへのミサイル攻撃でその心胆を寒からしめた ようだった。

私如きにはトランプ大統領とその側近が「DPRKとシリアに対するあのよう な政策で臨んだ場合に全世界に如何なる波紋を巻き起こすかを」を事前に あるいはその進行中に十二分に検討されたかなどは解らない。だが、少な くとも我が国と韓国と中国にとっては、それぞれの国内の事情によって深 刻さの度合いが違うだろう。

思うに、各国内では実に容易ならざる時代が生じるだろうと真剣に論じら れているだろうし、少なくとも我が国では万一というかいざという場合に はシェルターは何れにあるのかと考えている方々は多いのではないか。

その時にあっても、安倍総理はトランプ大統領にシリア攻撃に対する理解 と支持を表明された。同盟国の総理としては当然の策だとは思う。だが、 国内には妙に危機感をあおり立てる論調も出ていることに対しては慎重に 対応願いたいものだと思っている。現に、私は「その場合にはこの建物の 地下の駐車場に退避すれば良いのかな」などと模索しているが、そこに到 着出来るのかななどとも心配している。




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身 辺 雑 記
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17 日の東京湾岸は、朝のうちは曇天、午後は雨になるようだ。

左利きはものの本によれば人類の8−15%がそうだそうです。ですが、文 字を書くときは右という人が多いそうです。


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-- 渡部 亮次郎 <ryochan@polk

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