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頂門の一針4269号  2017・2・17(金)

発行日:2/17

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わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4269号
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        (平成29)2017年2月17日(金)



       中国は「朝貢外交」と批判、韓国はひがむ:杉浦正章

           トランプと面談したネタニヤフは…:宮崎正弘

            リハビリって、再び生きること:向市眞知

     「措置入院」精神病棟の日々(5):“シーチン”修一 2.0
               
                    
                        話 の 福 袋
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中国は「朝貢外交」と批判、韓国はひがむ
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              杉浦 正章

中韓、安倍訪米で牽強付会(けんきょうふかい)の論調

どうして中韓両国の論調はかくまでも牽強付会なのであろうか。日米首脳 会談をめぐるメディアの論説が15日までに出そろったが、世論を誘導する マスコミが道理をねじ曲げ、都合の良いように理屈を無理にこじつけている。

中国が首相・安倍晋三の訪米を「朝貢外交」と決めつければ、韓国の場合 はひがみ根性丸出しの論調すらある。中国の論調は誤解、誤認の山だ。こ れら感情丸出しの論調がいかに自国の民度を低く押し下げているかが分 かっていない。

まず公的な見解を披露すれば中国外務省の耿爽・副報道局長は13日の定例 会見で、トランプが尖閣諸島を日米安全保障条約第5条の適用対象だと確 認したことに対し、「誰が何を言おうと、何をしようと、釣魚島が中国の ものだという事実は変えられない。国家主権と領土を守るという中国の意 志と決心を動揺させることもできない」と全面否定。

「日本が不法な領土を主張し、安保条約を名目に米国を抱き込むことに反 対する」と言い切った。東シナ海で古来実効支配もしていない島々を自分 のものだと主張し、虎視眈々(こしたんたん)と領土領海を広げようとす る自らの主張を棚上げにしてよく言えたものである。

中国共産党機関誌人民日報のニュースサイト人民網は15日、「まるで朝貢 外交?安倍首相の訪米、経済面で譲歩」との見出しで、「首脳会談の結 果、安倍首相は今回の訪問の核心的な目的を達成したようにみえ、米日同 盟が変化するのではないかとの外部の懸念をある程度払拭することができ た。だが実際の得失を考えると、安倍首相の今回の訪米で採用したまるで 『朝貢』のような外交政策は、日本国内からの批判にさらされてもいる」 との分析を掲載している。

まず「よく言うよ」と言いたいのは、「朝貢外交論」だ。筆者は14年の中 国におけるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、習近平が各国 首脳を出迎える姿を「APEC史上見たこともないけばけばしい朝貢外交的な 演出は国内対策である」と看破したが、「朝貢」とは中国王朝時代に外国 人が来朝して、皇帝に三拝九拝して貢ぎ物を奉ることであり、共産党一党 独裁国家にはあり得ても、民主主義国間ではあり得ないことである。

トランプは自動車も為替も言及はなく、日本側も提示しなかった。問題は 日米の「枠組み」に先送りされたのであり、事実誤認も甚だしい。さらに 「日本国内からの批判にさらされてもいる」との指摘は全く当たらない。

その証拠に共同の調査によれば日米首脳会談を「よかった」と評価する回 答が70.2%、「よくなかった」は19.5%だった。内閣支持率も前回1月よ り2.1ポイント増えて61.7%となっている。こんな批判のない首脳会談は 佐藤・ニクソンの沖縄返還実現会談以来のことである。

さらに人民網は14日「同盟関係を盲信、日本は道を誤った」と題して「在 日米軍の駐留経費の負担問題はひとまず話題に上らなかったが、トランプ 大統領は日本に負担増を求めることを示唆しており、日本を含め同盟国が 負担を求められることは確実だ」と大きく誤報している。

なぜ誤報かと言えば、トランプは駐留費問題に関して日本が75%を負担し ていることを指して「我々の軍隊を受け入れてくれる日本国民に感謝した い」と述べている。米国はさっそく日本の高負担を参考に北大西洋条約機 構(NATO)にも負担増を求めている。

米国防長官マティスは15日からのNATO国防相理事会に出席、負担問題 を協議する。事前の根回してNATO諸国は国防支出拡大に応える方針だ。日 本にこれ以上の負担増を求めるというのは誤報だ。

 一方韓国は朝鮮日報が「北ミサイル発射に米日が蜜月演出、韓国は置い てけぼり」と社説で嘆いた。ミサイル発射と同時に安倍とトランプが共同 記者会見に臨んだことについて「トランプ大統領の安倍首相に対する際 だった配慮と2人の緊密な関係を目の当たりにするとき、本来韓半島(朝 鮮半島)でわれわれが当事者のはずの一連の問題がどこか他人ごとのよう にも感じられる。

それはわれわれにとってより心配すべきことかもしれない」と論じた。こ れも偏狭なる“ひがみ”の分析である。そもそも朝鮮半島の防衛は「日米蜜 月」があってこそ成り立つ問題である。日米どちらが欠けても成り立たな い構図であることが分かっていない。韓国は「置いてけぼり」と嘆く筋合 いではない。

この点中央日報は大人の論調を掲げている。社説は「安倍首相の対米外交 をめぐる解釈が分かれている。『朝貢外交』やら『屈従外交』やらと批判 する面々があるかと言えば、『実利外交」とは何かを見せてくれた』とい う評価もある」と韓国内の空気を正直に書いている。

「韓国の大統領が安倍首相のようにしたら、どのように評価されただろう か。屈辱外交などとさんざん非難を浴びたかもしれない。名分に捕われて 外交の基本も逃してしまうのではないか、考える時だ」と結んでいる。韓 国も同様の外交をしなければならないと言いたいのだ。

しかし、誰が大統領になっても「安倍外交」ほどの成果を上げあれるかは 別だが、まずは釜山の慰安婦像撤去から始めることが外交成果へのカギと 心得るべきであろう。


          
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トランプと面談したネタニヤフは…
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)2月16日(木曜日)
         通算第5189号  
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 トランプと面談したネタニヤフは快心の笑みをたたえ
   ヨルダン川西岸への入植ペースはスピードを落とす
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トランプは西側4番目のVIPとして、イスラエル首相を迎えた。英国、 日本、カナダに次ぐホワイトハウスの賓客とはビビ・ネタニヤフイスラエ ル首相だった。

トランプは選挙中、アメリカ大使館のエルサレム移転を発言してきたが、 その公約を繰り返すことはなかった。

トランプはネタニヤフを「ビビ」と愛称で呼び、またネタニヤフは苦虫を 潰したような、いつもの難しい表情を見せず、終始にこやか。
彼の快心の笑顔は珍しい。

替わりにトランプの口から飛び出したのは西側やアラブ周辺諸国の予測を 超えるアイディアで、従来のパレスチナ国家樹立をこえて、「2つの国家 と一つの国家」を言い出したことだった。

これは1993年のオスロ協定、ビル・クリントン政権で決めた2国平和共存 というアメリカの基本姿勢を逸脱する新レベルのもので、画期的蜷提案だ が、はたしてうまくいくか、どうか

世界世論からの反撥が殆どないのは奇妙である。

第1にサウジアラビアは、イエーメンとの紛争、武力介入の泥沼が引き続 き、イスラエル・パレスチナ問題で主導的役割を果たそうという意欲がない

第2にエジプトは従来なら「政治大国」としてしゃしゃり出てくるのだ が、国内治安対策と景気低迷のために余分な膂力がない。

第3にパレスチナ国家と言っても、現在のガザはハマスがおさめ、イスラ エルの軍事管理で和平が保たれており、ジェリにあるパレスチナ自治政府 は、統治能力がないことは火を見るより明らかだからである。

第4にヨルダンはシリア難民と景気低迷からくる治安悪化に備えており、 そして第五に湾岸諸国は、イランの脅威におびえ、イスラエル・パレスチ ナ問題は「小さな問題」として、扱いが小さくなった

トランプはこうした状況をたくみに捉え、ネタニヤフ首相には「ヨルダン 川西岸への入植ペースを落とすように発言し、ちかく「画期的な和平案を 提示する」と胸を張った。

「画期的な提案」の中味は明らかではないけれども、この問題の担当者に クシュナー氏を指名した。

クシュナー氏はイバンカの夫君にしてユダヤ教徒。大統領上級顧問のポス トにあり、ネタニヤフ首相との会談に同席している。
 中東でもトランプ新機軸路線の動きが始まる。

      
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう  
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 中国に敵対するISを政治的に逆利用し、ウィグル族弾圧を正当化
  ISが武器を欲しがれば、テロリストに中国は平気で売るだろう

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福島香織『孔子を捨てた国 現代中国残酷物語』(飛鳥新社)
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中国各地に孔子廟がある。日本にも湯島、長崎、神戸、横浜。。とりわけ 宏大な孔子廟は佐賀県多久市にある。

中国での孔子廟参詣者は、合格祈願の親子くらい。あまりに少ないので静 かだから受験生が勉強に来ている風景は、日本の図書館のようでもある。
 評者(宮崎)も、中国各地でこれはという孔子廟をかなり見学したこと があるが、ハルビンのそれは宏大な境内に参詣者が3人ほどしかおらず、 また広東省の北部の街、潮州では美しい庭園、のんびりした境内に参考書 を暗記する若者の呻くような声が聞こえた。

いきなり余談だが、潮州での神様は孔子ではなく、李嘉誠である。この香 港最大財閥のボス李嘉誠は潮州出身で、土地の人は彼にあやかろうと神棚 に写真を飾るように街のいたるところに李嘉誠の写真があるのだ。

孔子がこころの拠り所だというのは嘘で、人民は孔子なんぞ信じていない。

その中国が世界各地に道徳と中華文化を普及すると言って、「孔子学院」 を建て、さらに「孔子平和賞」を設定してノーベル平和賞に対抗した。
 前者はカナダで米国で抗議運動が興り、後者は初回受賞の連戦がボイ コットし、日本の村山富市も遠慮した。

文革の最中、人々は殺し合い、その人肉を大鍋に放り込んで食した。食人 の風習をあますところなく描いたのは作家の鄭義だった。彼は米国へ亡命 した。

いま臓器狩りが闇のビジネスに化け、臓器移植手術は年間10万件。

あるとき、南京の女子学生が誘拐され惨殺されてバラバラ死体で見つかっ たが、臓器は発見されなかった。死亡推定時間直後に近くの病院では臓器 移植手術が行われていた。具体的には犠牲者は習愛育という、血液型が 「A。Rh陰性」だった。これは「パンダ血液と呼ばれる希少な」血液 だったゆえに、同じ血液側の臓器移植希望患者の注文があり、マフィアに 狙われたのだ(233p)

まさに生き地獄。
 
だから、こんな国で出産したくないと香港へ、米国へ、最近は妊婦の入国 に五月蠅くなったので、サイパンへ向かう。

「民主中国」という宣伝雑誌があるが、実際の中国では女性権利が蹂躙さ れ、迫害と拷問、臓器売買、カルト、凶悪事件の頻発。大事故の隠ぺい。
 突撃精神が旺盛な福島香織さんは、現場に潜入し、突撃取材を繰り返 し、噂の裏を集めてきた。その生々しい実態報告が、本書である。

どれほど残酷で非情なひとびとが寄せ集まった生き地獄であるかを、わた したちは追体験できる。

本書には様々なことが書かれていて、それぞれが身の毛もよだつ現実であ り、あとは本書にあたっていただいた方が良い。

ひとつだけ、特筆紹介しておきたいのは「ISと中国の『もちつ、もたれ つ関係』」である。

ISはイスラムであり、中国はイスラム教徒を弾圧する国であり、とくに ISの戦闘員はウィグル系、トルコ族系が多い。つまり水と油なのである にも拘わらず、ISはなぜ中国をテロの標的にしないのか。

ISの大口資金提供者は中国である。ISの武器も26%が中国製である。 裏で繋がっている。

それは「中国が投資しているシリア・テリゾール油田で、ISの手に落ち た」。だが、中国のメディアは伝えていない。生産される原油は本来、中 国のものであるにも関わらず、手をださないのは何らかの密約があるから だろう。

もうひとつのメリットは、ISが欧米と戦うという文脈で、中国はウィグ ルの独立は運動をテロリストと宣伝し、弾圧を正当化できるからだ。

「ISの勢力拡大は、西側諸国に中国がこれまでやってきたウィグル族弾 圧がテロとの戦いであるという大義名分を認めさせ、同時にISに逃げ込 んだウィグル族を、中国側が手を汚すまでのなく、米国の爆撃で殺される か、脱走兵としてIS側に処刑される機会」となっているからである。 (103p)。

髪の毛が逆立ちするほど恐ろしい、残酷で非情な民族は、したがって尖閣 諸島を盗むことくらいなんとも思っていないのである。

中国はISに武器を売るだろう。臓器の注文があれば、人を殺してでも臓 器を売るように。
       
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう  
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 湾岸戦争において日本は国際協調の流れから振り落とされた
   90年代からしばらく「日米同盟」は漂流してきた

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勝股秀道『検証 危機の25年』(並木書房)
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副題は「日本の安全保障を真剣に考える」となっていて、なにか教科書風 でもある。

著者の勝股氏は読売新聞で在籍32年、とくに防衛専門記者として20年、専 門家である。現在は日本大学教授。

たしかに防衛議論は、中味そのものが本格化している。しかしまだ産経、 読売など一部のメディアだけである。

防衛問題に唐変木な朝日新聞や、そのほかは、まともな国家安全保障議論 が嫌いなのである。したがって、国民の半分ちかくは、平和の念仏を唱え ておれば、まったく安全であり、在日米軍は戦争の危機を進化させるから 邪魔。安保法制は戦争法だなどと左翼のアジビラをそのまま鸚鵡返しに口 にする浅薄なレベルに留まる。

自衛隊をまともの評価しようとはしない。ま、軍事問題となると途端に思 考停止となるのだ。

本当は、いかにして日本も「戦争ができる国家」とするか、を論じるべき なのである。

しかし、そうこうしている裡に戦争の危機は、いよいよ本物となって目の 前に迫ってきた。邪魔者を片っ端から消してきた隣の国の暴君は、危険な オモチャを手にしてしまったのである。

北朝鮮は核開発を強行して以来、急速な核戦力の充実をはかり、まもなく 小型化に成功し、パキスタン程度の核戦力を保有するかもしれない。パキ スタンはすでに80から120発の核兵器搭載ミサイルを保有しているとされる。

北朝鮮の背後にあって、日本にも標準を宛てる核ミサイル多数を保有して いるのが中国である。

虎視眈々とわが尖閣諸島への侵略を狙っている。こういう状況下にあって も、日本の議論は憲法九条とか、周辺国、とか集団安全保障とかの寝言を つらねていて、現実政治から逃げている。

著者は言う。

「本来なら、北朝鮮の核武装と中国の海洋進出という危機を前に、いまこ そ優先して取り組むべきは『自国』の安全を高めるシステムの構築である はずだ。安全保障関連法の制定は、その一つであった。しかし、湾岸戦争 後に迫られた自衛隊のカンボジア派遣や、その後のイラク派遣にしても、 派遣することが半ば政治決定されていて、その活動に当てはまるような法 律やシステムをつくるといった『事態対応側』の議論になれた政府や国民 には、現在、そして、招来向き合うかもしれない幅広い危機や脅威、さら には国際社会の課題に備えるための法律やシステムを、白紙から作り上げ ることに不慣れだった」

この状況に魚雷攻撃を受けたかのようにトランプの日本への防衛力増強要 求が飛びこんできたのである。

だから日本のメディアはトランプが嫌いなのである。

おもえば湾岸戦争から『同盟漂流』と言われた日米関係だったが、昨今、 ようやく安倍首相とトランプ大統領は堅く握手して「日米同盟強化」を誓 い合った。

なにが契機となるかは予測不能だが、いかに次の危機に対応するかの基礎 情報が、本書のデータである。だから評者が教科書風といったのだが、そ れだけに貴重な、過去の四半世紀の防衛議論の歴史をしることができる。

      
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)通算第5188号(平成29年2月15日)の書評・小松秀樹『な ぜあなたの予測は外れるのか』の記事で思い出したことがございます。

今から約40年前のことですが、スイスの某化学品メーカーが在庫管理にコ ンピューターを導入しており、担当者はコンピューターの指示通りに原料 を仕入れ続けました。その時の仕入担当者によると、「自分では変だなと 思ったが、もしもコンピューターの指示通りではなく、自分の判断で原料 の購入をストップした場合、原料の品切れで最終製品が予定の数量に達し なかった時は、当然責任をとらされるのでコンピューターの支持通りに買 い注文を出し続けたとの由」。

後日談になりますが、コンピューターシステムを導入したのは、最終的に は社長なので、仕入れ担当者は「You are fired」といわれなくて事なき をえました。

たとえコンピューターのエラーで起きた事故であっても、最後は人間が責 任を負わねばなりません。

これが、人間とAI(人工知能)との決定的な違いの一つです。

AIはあくまでも「処理能力」が中心です。この処理能力は最初に解答があ る場合には有効です。

現在の受験勉強はこの「最初に解答ありき」の問題を如何に速く正確に解 くかが競われておりますが、「解答のない問題」に出くわすと受験秀才で は駄目です。

これからのAI化時代は、「解答のない問題」を解く人が生き残れる時代で しょう。連想ゲームのごとく、大いに発想力を磨きましょう。
   (松戸の老人)



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(読者の声2)中国の尖閣領有権否定のもう一つの根拠 日清戦争以前の イギリス・ドイツの地図に日本領となっている

中国の尖閣領有権の主張には一点の正統性も無いことはこれまで再三に 亘って発信して来ました。
    http://hassin.org/01/wp-content/uploads/senkaku1.pdf

http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Senkaku-Incontrovertible.pdf

http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Shimojo-Senkaku-Islandsj.pdf
     http://hassin.org/01/wp-content/uploads/senkaku.pdf

何しろ、日本が領有するまでに、ただ1人の中国人も尖閣に上陸したこと はありません。
 又、清代の公文書(「大清会典」)には詳細な台湾の地図と付属諸島が しるされていますが、尖閣などどこにも出てこないのですから、話になり ません。古い本の中に名前が出てきたからといって、そんなものは領有の 根拠などになるはずもありません。本に載っていたことが領有の根拠に なったら、世界中に大混乱が起こるでしょう。国際法に無知な国ならでは のはなはだ程度の低い主張です。

さて、更に尖閣が中国領などでは全くなかった「決定的な」資料が出て きました。

イギリスとドイツの日清戦争以前に発行された地図に明らかに台湾、中国 ではなく、日本側の領土と記述されていたことが分かってきました。
 添付の資料 http://www.sankei.com/west/news/150624 /wst1506240018-n1.html
に見る通りです。

これは前述した「大清会典」に台湾の付属諸島という記述が皆無である ことと符合する、当然の記述です。中国は、様々なデタラメの理由を並べ ていますが、もっともそれらしき理由は、「日清戦争」で台湾とともに日 本は尖閣を略奪した、というものです。

しかしこれはイギリス、ドイツのこれらの地図によって木っ端微塵に粉砕 されました。まともな国家であろうとするなら、中国はこれ以上尖閣領有 妄論を主張すべきではありません。

外務省出身の孫田亮は、尖閣は台湾に属していていたという論拠から、 必ずしも日本の固有の領土とは言えない、などという妄論を言ってららま すが、その無知が改めて証明されました。 
  (「史実を世界に発信する会」 茂木弘道)



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リハビリって、再び生きること
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         向市 眞知

「リハビリ」という用語は訳さなくてもよいくらい、日本語になってしま いました。しかし、この用語がとてもくせものです。皆がこの用語の前向 きなところにごまかされ、便利に安易に使ってしまいます。

医師は最後の医療としてリハビリにのぞみをつなげる言い方をします。家 族は家にもどるためにはリハビリを頑張ってほしいと期待をかけます。患 者様もリハビリを頑張れば元どおりになれると思います。リハビリとは 「再び生きる」という用語と聞きました。この概念で考えるととても幅広 い概念です。

病院にはリハビリテーション科があり、そのスタッフには理学療法士、作 業療法士、言語聴覚訓練士という、国家資格をもった専門技師がそろって います。身体機能回復訓練に携わるスタッフです。医師が「リハビリ」と いう用語を使う場合にはこのようなリハビリテーション科のスタッフによ る訓練をさすだけではなく、「再び生きる」心構えをもちましょう、とい う意味を含んでいる場合が多いのです。

しかし、患者様、家族様のほうはリハビリは療法士がするものと思い込ん でいるケースが多いように思います。よく言われるのに「リハビリが少な い」、「リハビリをしてもらえない」というクレームがあります。療法士 がするものだけがリハビリなら、診療報酬上点数がとれるのは一日20分か ら180分です。

「リハビリを受けさせたいから入院させてほしい」とよく言われますが、 一日の何分の1かの時間のリハビリだけで「再び生きる」道のりを前に進 むことはむずかしいものです。あとの時間をベッドに寝ているだけでは何 の意味もありません。「リハビリのために入院している」というだけの安 心感の意味しかありません。

いくら日本一の理学療法士の訓練をうけたといっても、患者本人が「リハ ビリをする(再び生きる)」心構えになっていなければ、空振りに終わっ てしまいます。マヒした身体に対して、拘縮してしまわないように理学療 法士が外から力を加え訓練をすることはできます。でも、訓練が終わって 身体を動かさなければもとのもくあみです。

しかし、言語訓練はそうはいきません。本人が声を出そう、話そうとしな ければ訓練になりません。「絶対話すものか!」と口をつぐんでいる患者 様に訓練は意味をなしません。まずは声を出してみよう、話してみようと いう気持ちになるように心理的にリラックスしてもらうことから訓練を始 められると聞きました。

このことからわかるように、リハビリは本人次第なのです。そしてやはり リハビリも療法士と患者様の協同作業です。療法士さんの訓練の20分が終 われば、患者様自らがもう一度リハビリのメニューをくりかえしてやって みることや、家族が面会時間に療法士に家族ができるリハビリを教えても らい、リハビリの協力をしてみるなど、何倍にもふくらませていくことが リハビリの道のりなのです。

療法士さんまかせにしないこと、繰り返しやっていくこと、退院しても療 法士さんがいなくてもリハビリ、再び生きる道のりは続いていること、そ れを実行するのは自分であることを忘れないでいてほしいと願っていま す。2006年4月の診療報酬改定で更にこの認識が重要になってきています。

療法士による機能回復訓練が継続してうけられる回数の上限が疾病により 90日〜180日と定められました。これ以上の日数の訓練を続けても保険点 数がつかないことになりました。医療機関は保険がきかなくなればリハビ リを打ち切らざるをえません。

患者様も10割自費で料金を支払ってまでリハビリを続けることはできない でしょう。リハビリは入院の中でしかできないものではなく、退院しても 自宅でもリハビリを続けていくいきごみが大切です。
                   (ソーシャルワーカー)



           
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「措置入院」精神病棟の日々(5)
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    “シーチン”修一 2.0

高校同期会の案内が届いたが、「生き永らえば恥多し」を地で行っている小生には会わせる顔もない。

六ぞろ目 病とともに 生きており 目出度くもあり 目出度くもなし

66歳、当たり前ながら小生にとっては“前人未到”の領域であり、ひたすら当惑している。なにしろ老化の進み具合が、それこそ日進月歩で、先日から杖を引いて散歩している。若い頃からの無理、無茶、無謀が祟っているのだろう。

今さら悔やんでも遅いが、とにかく“飲み過ぎ”た。ビールに始まり日本酒、焼酎、そしてウイスキー・・・一升瓶換算で6000本、1.8リットル×6000=108トンを飲みまくった。容量20トンの大型タンクローリー5台分を出獄した20歳から45年間で飲んだのだから、精神病院へ送られた際は医者が血液検査の数値を見てびっくりしていた、「急性肝炎一歩手前ですよ」と。

小生の顧客の一人は急性肝炎が劇症化したのだろう、具合が悪くなってからたったの1週間で急逝した。“これから本番”という45歳だったが、娘2人はまだ高校生で、奥さんも泣きっぱなし。あんな悲惨な葬儀は初めてだった。

さて、小生が収容された急性期病棟は3Fと2Fに分かれている。老人とは言え小生のような“活きのいい”危ない患者はまずは3Fで処置される。病院の案内から。

<3Fは24床です。激しい精神症状のために不安や混乱が著しい患者様に安心して休んでいただくための隔離室が8床・・・2Fは36床です。生活リズムを整えながら社会復帰の準備を行う病棟です>

「患者様」というのは何かいやらしい表現だが、「激しい精神症状のために不安や混乱が著しい」というのはその通りで、小生も入院当初は「俺は大したことをしたわけじゃない、なぜ俺が警察送りになったのか、病院へ転送されて身体拘束されるのか、とんでもないことだ、くそっ!」と思ったりした。

入院初期の精神病患者の多くはいわゆる「他罰的」で、「自分は悪くないのに周りから無理やり入院させられた」と思うのだ。

その一方で、小生は「俺の頭はどうなっちゃったのだろう、やっぱり発狂しているみたいだ、脳みそが正常と異常の間を揺れ動いている」とものすごく不安になったりした。

措置入院患者の多くはそんな感じではないか。痛みや体調不良といった症状なら「もしかしたら病気かもしれない」という自覚が生まれ、医者に行くだろうが、精神病には自覚症状がないようである。もっとも自覚症状があれば精神病にはならないだろうが。

自分が気付かないうちに少しずつ少しずつ、毎日ポタリポタリと田んぼや池に水が溜まり、ある瞬間に限界に達して外に溢れ出す。漏水はやがて畦や土手という防護壁、理性を侵食してどっと決壊する。氾濫、発狂だ。積もり積もって大洪水や大雪崩、警察沙汰になったりする。

身体拘束中は実に奇妙な夢を見続けた。身体拘束、拘禁への拒絶反応かもしれない。

「自分はマンションの1室に閉じ込められている、ところが隣にカミサンが引っ越してきた、それなのに鉄格子が邪魔で会いに行けない。どうしよう・・・そうだ! 体と魂を分離しよう、魂だけなら会いに行ける、でも俺が隣の部屋にいることをどうやって知らせることができるのだろう・・・見えない、書けない、話せない・・・ああ、もどかしい、どうしようもない・・・」

という夢で、最後は幽体離脱した我が身を斜め上から見ているというものだった。

まるでカフカの「城」の世界で、ひどく消耗するのだが、この夢が5日間ほど続いたときは「やっぱり俺は発狂したんだ」と思わざるを得なかった。WIKIにはこうあった。

<幽体離脱は、科学や心理学の分野では、主に白昼夢等に類似した現象で「脳の誤作動による」ものと考えられている>

脳の誤作動・・・もともとイカレポンチで、中学か高校で「エキセントリック/eccentric」という語を覚えた際は、「性格などが風変わり、奇矯なさま、か。ふーん、要は奇妙奇天烈、奇人変人の類ね。穏やかな人生か or 波乱万丈の人生か・・・ハラハラドキドキ、人のやらないことをした方が面白そうだな」と思ったものである。

出版社に就職したら上司、後の仲人がすごかった。家が貧しく早稲田を中退、銀座だか赤坂の“東洋一”のキャバレーでボーイから出世してマネジャーを勤め(酒乱の宮澤喜一なども常連だったとか)、その後にエールフランス(通称エアフラ)に採用されたのだが、「日本ではキャバレーは堅気の仕事じゃない、卑賎な仕事、と見れらているが、フランスではミシュランガイドに象徴されるように飲食業は高く評価される。エアフラは僕のその経歴を評価したわけだが、フランス人上司にホモが多いのには参った」と言っていたものである。

その上司が小生に酒と女を教えてくれたのだが、「修一クン、昔から大酒飲みは家一軒分を飲んじゃうと言う。出世するには必死で仕事をしなけりゃならないが、“飲まなきゃ心がやられちゃう、飲めば体がやられちゃう”んだ。心が壊れたら仕事はできない、だから体を犠牲にしても飲むわけよ、飲ん兵衛は」とよく言っていたものだ。

小生の場合は高齢者になって心身ともに“波乱万丈”のツケが回ってきたわけだ。終わり良ければ総て良しというが、小生は終わりにも波乱がありそうで、静かに「舞台下手へ去る」というふうにはなりそうもない。太宰曰く「嫌な予感はよく当たる」、家族に見離されて孤独死なんてありそうで怖い。(つづく)2017/2/16


  
      
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話 の 福 袋
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 ◎狂乱の正恩氏、「米中密約」でささやかれる米軍斬首作戦 正男氏毒 殺の女工作員すでに死亡情報も

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、狂乱状態に 陥っているのか−。正恩氏の異母兄、金正男氏(45)がマレーシアで殺害 された。米韓メディアは「北朝鮮工作員に毒殺されたもようだ」と報じ た。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席が9日に電話 会談した後、北朝鮮は弾道ミサイルを発射して存在感を誇示したが、今回 も威嚇行為の1つなのか。ささやかれる「米中密約」の中身とは。トラン プ氏が正恩氏の排除(斬首)も含めた「作戦計画5015」を発動する可能性 が出てきた。

 「顔に何か吹きかけられ、体調が悪い」

正男氏は13日午前9時ごろ、マレーシアの首都クアラルンプールの空港 で、スタッフにこう訴え、カウンターで倒れた。病院に搬送途中に死亡し たという。

韓国・聯合ニュース(日本語版)は15日、「正男氏は格安航空会社 (LCC)専用ターミナルで出国するため自動チェックイン機を利用して いたところ、2人の女から何らかの物質をかけられ(た)」「この液体は 簡単に入手できない致命的な毒性を持つ」「2人の女は北朝鮮の工作員で ある可能性」と報じた。

ロイター通信(同)も同日、「米政府は北朝鮮の工作員によって殺害され たとの見方を強めている」と伝えた。

女たちはタクシーで逃走した。マレーシア警察が行方を追っているが、日 本政府関係者は15日、「すでに死亡した可能性があるとの情報がある。確 認中だ」と述べた。

現地メディアによると、北朝鮮大使館側が正男氏の遺体の引き渡しを要求 しているが、マレーシア当局は死因の調査を続けるという。

正男氏は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の2番目の妻、成ヘリ琳 (ソン・ヘリム)氏との間に生まれ、正恩氏は4番目の妻、高英姫(コ・ ヨンヒ)氏との間に生まれた。

長男である正男氏は一時、後継者候補とみられていた。中国が正男氏を中 心に、北朝鮮に「傀儡政権」樹立を狙っているとの指摘もあった。

長年、海外で生活したためか、正男氏はメディアの取材に祖国の3代世襲 を批判し、弟である正恩氏を「独裁者」と呼んでいた。

正恩氏には邪魔な存在で、血を分けた兄・正男氏に対して「暗殺指令を出 していた」との分析もある。

韓国・中央日報は15日、北朝鮮消息筋の話として、正男氏が最近、韓国亡 命を図り「北朝鮮が阻止するため殺害したとの情報がある」と伝えた。

北朝鮮の犯行とすれば、気になるのは最近の国際情勢との関連だ=別表参照。

トランプ氏と習氏が9日、電撃的に米中電話首脳会談を行い、翌10日に は、安倍晋三首相とトランプ氏が日米首脳会談を行った。日米首脳会談後 に発表された共同声明には、北朝鮮について以下のように記されていた。

《日米両国は、北朝鮮に対し、核および弾道ミサイル計画を放棄し、さら なる挑発行動をしないよう強く求める》

《日米両国は、北朝鮮に関する国連安全保障理事会決議の厳格な履行にコ ミットしている》

トランプ氏は大統領選で、中国を「為替操作国」などと批判し、中国の核 心的利益である「1つの中国」原則にもしばられない発言をしていた。と ころが、習氏との電話首脳会談後、トランプ氏は「温かい会談だった」 「米国と中国はうまくやっていく途上だ」などと語った。

米中間で、何らかのディール(取引)が行われた可能性が指摘された。そ の直後、北朝鮮は暴発した…。

国際政治学者の藤井厳喜氏は「北朝鮮のミサイルは、米国だけでなく、北 京にも向けられている。このまま放置すれば、北朝鮮は本当に核保有国に なる恐れがあり、米中両国が憂慮している」といい、続けた。

「米中電話首脳会談では当然、北朝鮮についても話し合われたはずだ。米 国の強硬策、例えば、『北朝鮮の核施設への攻撃や、正恩氏排除作戦につ いて、中国が黙認する』といったディールがあった可能性もある。正恩体 制の崩壊は、米中の共通利益となる。それらを察知した正恩氏が、これま で以上の意思表示をするため、弾道ミサイル発射や、正男氏の暗殺を指示 したことは十分に考えられる」

米軍には、北朝鮮の核・ミサイル基地に対する先制攻撃も視野に入れた 「作戦計画5015」が存在する。北朝鮮の反撃を阻止し、隣国・韓国の被害 を最小限にするため、正恩氏ら北朝鮮首脳部を急襲し、排除する作戦「斬 首作戦」も含まれているとされる。

くしくも、朝鮮半島では3月、韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」と 「フォールイーグル」が行われる。米原子力空母「カール・ビンソン」な ど、米軍の戦略部隊が着々と集結しつつある。

トランプ氏は、重大な決断をするのか。
【ZakZak】 2017.02.16 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎米大統領、「2国家共存」に固執せず 中東和平で方針転換

【2月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は15日、イスラエルのベン ヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、同国とパレス チナとの間の和平につながるのであれば「1国家」案を受け入れる用意が あると表明した。これまで「2国家共存」の和平案を支持してきた米国の 方針を転換する発言だ。

ホワイトハウスを訪問したネタニヤフ首相との共同記者会見で、トランプ 大統領は「私は2国家と1国家を検討しており、両当事者が望むものがい い。両当事者が望むものであれば、私は満足だ。どちらでもかまわない」 と表明。

「しばらくの間、2国家の方が容易だと思っていたが、正直言って、もし ビビ(ネタニヤフ首相)とパレスチナ人が──もしイスラエルとパレスチナ 人が満足するのなら、私は両者が最も好む方で結構だ」と語った。

米国の方針転換について、パレスチナ解放機構(PLO)ナンバー2のサエ ブ・アリカット(Saeb Erekat)氏は「2国家共存の和平案を葬り、パレス チナ国家を抹殺する」試みだと非難した。
[AFP]  2017年02月16日 04:16 発信地:ワシントンD.C. 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎<金正男氏殺害>2人目の女を拘束 マレーシア警察

 【クアラルンプール西脇真一、平野光芳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョ ンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏 (45)が13日にクアラルンプール国際空港で殺害された事件で、マレーシ ア警察は16日、事件に関与した疑いで2人目の女を拘束した。マレーシア のベルナマ通信が伝えた。

警察は空港内の監視カメラの映像などから女を追跡し、15日に逮捕した時 は1人だったとしている。警察は男4人の行方を追っている。地元メディ アによると、女はミャンマー出身だとの情報があるが、確認されていな い。マレーシアもミャンマーも北朝鮮の友好国だ。
毎日新聞 2/16(木) 11:28配信


 ◎米大統領、「2国家共存」に固執せず 中東和平で方針転換

【2月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は15日、イスラエルのベン ヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、同国とパレス チナとの間の和平につながるのであれば「1国家」案を受け入れる用意が あると表明した。これまで「2国家共存」の和平案を支持してきた米国の 方針を転換する発言だ。

 ホワイトハウスを訪問したネタニヤフ首相との共同記者会見で、トラン プ大統領は「私は2国家と1国家を検討しており、両当事者が望むものがい い。両当事者が望むものであれば、私は満足だ。どちらでもかまわない」 と表明。

「しばらくの間、2国家の方が容易だと思っていたが、正直言って、もし ビビ(ネタニヤフ首相)とパレスチナ人が──もしイスラエルとパレスチナ 人が満足するのなら、私は両者が最も好む方で結構だ」と語った。

 米国の方針転換について、パレスチナ解放機構(PLO)ナンバー2のサエ ブ・アリカット(Saeb Erekat)氏は「2国家共存の和平案を葬り、パレス チナ国家を抹殺する」試みだと非難した。
[AFP]  2017年02月16日 04:16 発信地:ワシントンD.C. 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【ドキュメント永田町】安倍−トランプ極秘交渉…議題は「中国」「北 朝鮮」「韓国」 異例の厳戒態勢、密室車中会談の中身

安倍晋三首相と、ドナルド・トランプ大統領は、初めての日米首脳会談で 「戦略的蜜月関係」を構築した。経済連携の強化が確認されたワシントン での会談に加え、フロリダ州パームビーチでは、歴史的なゴルフ外交を展 開した。こうしたなか、「真の首脳会談はフロリダで行われた」「1時間 以上の車中会談が核心だ」との証言を入手した。議題の中心は「中国」 「北朝鮮」「韓国」だったという。世界の平和と安定を守る、両首脳の使 命と覚悟とは。ジャーナリストの山口敬之氏による渾身リポート。

「経済・通商問題の軋轢(あつれき)をできるだけ回避し、トランプ氏と の個人的信頼関係を構築する」

安倍首相はこうした明確な目標を立ててワシントンに乗り込み、所期の目 的をほぼ達成した。

メディアでは、大統領専用機「エアフォースワン」による移動や、パーム ビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」での宿泊、27ホールもプレーしたゴ ルフなど、トランプ氏による破格の厚遇に注目が集まった。

だが、事前の予想を大きく上回る対応は、それ以外にもあった。

突出していたのは安全保障関連だ。

トランプ氏は共同記者会見で「安倍首相と日本国民に対し、米軍を受け入 れてくれていることに感謝の意を伝えたい」と語った。選挙期間中、「駐 留経費を100%負担しない限り、在日米軍撤退も検討」と繰り返した人物 とは思えない。

日米共同声明には、沖縄県・尖閣諸島について「日米安全保障条約第5条 が適用される」と明記された。米国はこれまで中国への配慮から、口頭で の言及にとどまっていた。文字にしたのはトランプ氏の意思である。

さらに、トランプ氏は「私は確信した。私とあなた(安倍首相)で、史上 最高の日米関係をつくれる」とまで言い切ったのだ。蜜月関係のステージ が上がった。

自動車の貿易不均衡や、為替操作、日米FTA(自由貿易協定)など、日 本側が懸念していた課題にも、トランプ氏はほとんど言及しなかった。も ちろん、「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)のトランプ氏が、こ の要求を取り下げることはあり得ない。

いずれ厳しい交渉が待っているが、安倍首相は仕掛けをつくった。麻生太 郎副総理兼財務相と、マイク・ペンス副大統領をトップとする「日米新経 済対話」だ。国益が激突しかねない経済や通商、為替などの問題は、首脳 レベルに軋轢を持ち込ませない知恵である。

政府関係者が「満額以上の成功」と胸を張る今回の首脳会談だが、日程 上、不可思議な点がある。肝心の首脳会談が40分しか設定されておら ず、すぐに共同記者会見が行われ、共同声明も発表された。主要部分が、 初日の開始から1時間半程度で終了したのだ。

実は、本当に重要な「真の首脳会談」はフロリダでひそかに設定されてい たことが、関係者取材で明らかになった。

ゴルフ中は、他のメンバーもいたため難しい話は出なかったが、「別荘か らゴルフ場」「ゴルフ場から別のゴルフ場」「さらにゴルフ場から別荘」 と3度にわたる移動は、トランプ氏の専用車に安倍首相と通訳だけが同乗 した。

車中という密室に、事実上2人だけになる時間が1時間以上あったのだ。 そして、両首脳はこの間に、絶対に漏れてはならない、突っ込んだ話を 行ったのである。

関係者の話を総合すると、トランプ氏は車中でも経済の話は持ち出さず、 もっぱら世界情勢について集中して議論したという。議題の中心は、中 国、北朝鮮、韓国といった東アジア情勢だった。

トランプ氏は、安倍首相との首脳会談前日、中国の習近平国家主席と、米 中首脳電話会談を行った。トランプ氏は東・南シナ海や、サイバー、為替 操作といった問題について、習氏の発言を開示しながら、安倍首相に見解 を求めたとみられる。

確かに、当初は一緒にゴルフをするはずだった夫人の日程が変更になり、 同行記者団はゴルフ場の待機室で長時間缶詰めにされた。両首脳の「2人 きりの時間」については、異例の厳戒態勢が敷かれたのである。

安倍首相は車中での会談について、「絶対に口外できない話ばかりだっ た」と周囲に漏らしている。この車中会談こそが、今回の「真の首脳会 談」だったと指摘されるゆえんである。

外形的にも内容的にも、両首脳は「戦略的蜜月関係」を構築した。安倍首 相は、国際的批判が止まないトランプ米政権との蜜月という、リスクを承 知で勝負に出た。

それは、急激に緊張感を増す北朝鮮情勢と、先鋭化する米中対立を踏まえ て、まったく新しい日米関係の構築に向けて、退路を断ったといえる。

 ■山口敬之(やまぐち・のりゆき) ジャーナリスト。1966年、東京都 生まれ。90年に慶應大学卒業後、TBSに入社。報道局に配属され、ロン ドン支局、社会部、政治部、報道特集プロデューサー、ワシントン支局長 などを歴任。16年5月に退社。フリージャーナリストとして活躍。著書に 『総理』『暗闘』(ともに幻冬舎)など。
【ZakZak】 2017.02.15 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎女2人はベトナム人か=金正男氏殺害容疑で警察―マレーシア紙

【クアラルンプール時事】マレーシア紙「東方日報」(電子版)などによ ると、マレーシア警察当局者は、北朝鮮の金正男氏殺害に関与したとみら れる女2人について、ベトナム人だと述べた。

また、2人が犯行後、クアラルンプール国際空港から乗ったタクシーの運 転手を13日に逮捕していることも明らかにした。

 当局者は女2人について「ある国に金氏暗殺のために雇われたと考えて いる」と述べた。また、殺害に使用したとみられる有毒薬物を特定したと 語ったが、薬物名の言及は避けた。

 一方、金氏の遺体は15日朝、検視のためにプトラジャヤの病院からクア ラルンプール市内の病院に移された。 
時事通信 2/15(水) 15:33配信



 
 ◎「韓国亡命阻止狙う」=金正男氏暗殺で韓国紙

【ソウル時事】15日付の韓国有力紙・中央日報は、マレーシアで北朝鮮の 故金正日総書記の長男・金正男氏が暗殺されたとみられることに関して、 韓国亡命を阻止するため、北朝鮮当局が殺害したという情報を伝えた。

同紙によると、消息筋は「金正男氏は、李明博政権当時、韓国亡命を打診 してきたことがある。最近再び亡命を打診し、北朝鮮側がこれを防ごうと して殺害したという話がある」と述べ、「マレーシアは北朝鮮高官らを亡 命させるための主要ルートの一つ」と指摘した。

東亜日報も「(殺害の)背景として、正男氏の韓国亡命や亡命政府樹立計 画説が有力になっている」と伝えた。

朝鮮日報は「韓国当局は、金正恩氏(朝鮮労働党委員長)が潜在的な競争 相手を除去するため、異母兄の正男氏を毒殺した可能性が高いとみて、関 連情報を収集、分析している」と報じた。
時事通信 2/15(水) 8:50配信



 ◎<金正男氏殺害>過去の世襲批判悔い周囲に「許して」漏らす

◇金正恩体制後、ほとんど北朝鮮には帰らず

マレーシアで殺害されたとされる北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏 (45)は、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男として一時は後継 者候補に取りざたされたこともあった。しかし、2001年に偽造パスポート を使って日本に入国しようとして拘束され、後継レースから脱落したとみ られていた。

正男氏は01年5月1日、ドミニカ共和国の偽造パスポートで妻子と見られ る女性や子供らと一緒に成田空港から日本に入国しようとした際、日本の 入管当局に身柄を拘束された。東京ディズニーランドを訪れるのが目的 だったとされており、出入国管理法に基づく退去強制処分を受けて同4日 に民間機で中国・北京に向かった。

 公安当局などによると、正男氏は若いころ欧州で過ごした時期があると され、コンピューターにも精通していたという。日本に親近感を抱いてい たとみられ、01年に身柄を拘束される前にも日本への密入国を繰り返し、 東京・赤坂などの繁華街に足を運んでいたとされる。

母親は映画女優の成恵琳(ソン・ヘリム)氏で02年に療養先のモスクワで 死亡している。11年12月に正日氏が死去した後、異母弟にあたる金正恩 (キム・ジョンウン)氏の本格的な統治が始まってからはほとんど北朝鮮 には帰らず、シンガポールやマカオなどに滞在している姿が確認されていた。

正男氏とメールなどでやりとりを重ねたとする東京新聞の五味洋治編集委 員が12年に出版した「父・金正日と私 金正男独占告白」には、正男氏 が北朝鮮の3世代世襲を批判する発言が紹介されていた。公安関係者によ ると、正男氏はこの世襲批判を悔い、正恩氏に許してほしいと周囲に漏ら し続けていたという。

日本の警察当局幹部は「死亡の経緯などについて情報収集を進めている」 と話した。
毎日新聞 2/14(火) 23:36配信



 ◎日米首脳、北ミサイル協議写真がSNSに 米政権の情報管理に批判

【2月14日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が先週末、訪米中だった安 倍晋三首相を迎え開いた夕食会の席で、北朝鮮のミサイル実験情報を受け 取った両首脳が公衆の面前で側近らと身を寄せ合って対応を協議する様子 を捉えた写真がソーシャルメディア上に投稿され、トランプ政権の機密情 報の取り扱いに関する疑念が浮上している。

通常なら非公開の場所で高度機密としてなされるこの会話は11日、トラン プ氏がフロリダ州パームビーチに所有するリゾート施設Mar-a-Lago Club の会員によって至近距離で撮影された。

フェイスブック(Facebook)ユーザーのリチャード・ディアガジオ (Richard DeAgazio)さんは、トランプ大統領が側近らや安倍首相と身を 寄せ合って協議したり、電話を受けたりする様子を写した複数の写真を投 稿。うち1枚には、「(安倍)首相の隣に座り、北朝鮮から日本に向けて のミサイル(発射)に関する情報を受け取る大統領」という説明が添えら れていた。

さらにディアガジオ氏は、「日本の安倍首相が関係者らと身を寄せ合って 協議し、大統領はワシントンと電話連絡。その後、両首脳は言葉を交わ し、急きょ設けられた記者会見のため、別室に入って行った。ワオ…大舞 台の中心だ!」と書いていた。これらの投稿は現在は削除されている。

大統領がホワイトハウスを離れる際、このような危機的状況をめぐる会話 の多くは機密隔離情報施設(SCIF)の中で行われることになっている。

SCIFでは通常、許可を受けていない個人の立ち入りや安全性の低い携帯電 話といった一般電子機器の使用も禁止される。

下院民主党トップのナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)院内総務は、「国 際社会の危機をカントリークラブ会員らの面前で、まるでディナーショー のように見せるとは、言い訳のしようもない」と指摘している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3117670
[AFP] 2017年02月14日 06:48 発信地:ワシントンD.C.
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【關聯情報】 − Twitter上、Richard DeAgazio氏のページ 
https://twitter.com/search?q=Richard%20DeAgazio&f=images&src=tyah
.............
Gideon Resnick ?@GideonResnick  17 hrs
Richard DeAgazio uploaded some 20 photos of Shinzo Abe and Trump at Mar-a-Lago.
pic.twitter.com/Ox477X4iA1
[AFP]   〔情報収録 − 坂元 誠〕



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読 者 の 声
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 1)Englishにはこういう使い方がある:前田正晶

“I suspect that they raised the room rate without any advance notice.”

解説)「私は事前の通告なしに部屋代を値上げしたのに違いないとみてい る」なのだが、ここで重要なことは“suspect”の使い方。ここでは単純に 「疑う」ではなく「そうだったと思っている」と、余り芳しくないことが 起きていたと見なす場合に使われる。「疑う」には“doubt”があるが、こ れは「単に」というか素直に「疑っている」ことを言う場合に使うと思っ ていて良いだろう。

“A little bird told me that Mr. Smith would be leaving the company.”

解説)「噂によればスミス氏が会社を辞めるらしい」なのだが、「噂」が “rumor”ではなく“a little bird toldme”となっているところが肝だ。辞 書にどのような訳が示されているかは調べたことがない。普通ならば “According to a rumor 〜”などと素直に言いたくなるだろうが、このよ うな表現が口語というか会話では出て来ることがある。

“Too bad! He blew it at the very last minute.”

解説)「とんでもないことだ。あいつが最後の最後にへまをやって台無し にしてしまった」とでも言えば良いところ。少し俗語っぽい言い方で、 blowの過去形だが、破壊したか壊してしまったと言っているのだ。現在形 では使えないが。

“The bottom line is that you should get the job done no later than the endof this month.”

解説)ここでは“bottomline”の使い方を言いたかった。割に頻繁に出て来 る熟語で「最低限」か「本音だが」と言いたくて使われるようだ。従っ て、この例文は「本当のことを言えば、君はどんなに遅くても今月末まで にその仕事をやり遂げておけ」となる。私は正直なところ、この表現は苦 手でほとんど使ったことがなかった。

“I had to walk the length of the hall way to join him, as he was expectingme at the other end of it.”

解説)ここでは“walk the length of”が「如何にもEnglish」と言いたい 表現で「〜を端から端まで(歩く)」と言いたくて使われるようだ。「彼 が廊下の反対側で私を待っていたので、会う為にその廊下を端から端まで 歩かねばならなかった」となるのだ。「待っている」が
“expect”になっているのも、Englishならではの使い方。

“The name of the game is to get the job done as soon as possible.”

解説)“the name of the game”は「事の本質は」という意味なのだが、私 には“the bottom line”と区別がつけにくくて悩まされた。「最も肝腎な ことはその任務を可及的速やかにやり遂げることだ」とでも言えば良いか。

“I have not grabbed this number out from the air.“

解説)「この数字は単なる思い付きで言っているのではない」なのだ。こ れは、我が生涯の最上の上司だった副社長が好んで使っていた表現だっ た。「架空のものではない」とも解釈でるかも。


“John Smith is the president of our company. He is really a down-to earth
person.”

解説)「ジョン・スミスは当社の社長です。実に気取ったところがない人 です」とでもなるだろうか。“down-to-earth”は「地上に降りた」とも読 めなくはないが、ジーニアス英和には「現実(実際)的な、地に足のつい た;気取らない、さばけた;分別のある」とある。Oxfordには“in
a way that is helpful and friendly”とあるのも面白い。肯定的に使う。


2)アメリカ・ワシントン州在住の昔の同僚と交信:前田正晶

お断りするまでもないが、ワシントン州はトランプ氏がクリントン氏に敗 れた州である。それと関係はないと思うが、7ヶ国からのアメ リカ入国禁 止の大統領令を停止させた連邦地裁がシアトルにある。

そこに住むL氏から「安倍総理は所期の結果を出したと思うか」との問い 合わせが来たので、大要下記のように答えて置いた。

>引用開始

総理は帰国直後にテレビに出て語られたし、その会談の結果は過剰なほど 報道はされていたので、私なりに纏めてみよう。結果としては、ゴルフ場 会談まで含めてトランプ大統領にとっては不均衡な日米貿易や自動車問題 や為替操作の疑い等々に物申すことよりも、一人の“goodlistener”となっ て、安倍総理から外交、TPPのメリット・デメリット(不本意ながらカタ カナ語だが)、安倍総理の世界の諸国リーダーとの交流の経験談を聞く等 の、言わば学習の場の如きであって、厳しい交渉事を持ち出す場ではな かったようだ。

また、トランプ大統領が記者会見と共同声明で日米間の絆と結束を強調さ れ、日米安全保障条約の第5条に触れられて尖閣諸島がその対象となるこ とを確認されたのは明らかに好結果だろうし、安倍総理はアメリカこそが 世界のリーダーであり、トランプ大統領が民主主義のチャンピオンだと述 べられたことは好印象を残されたと思うといった点を指摘した。

彼も、我が国の野党や一部の評論家の方々が案じている「トランプ大統領 の安倍総理の厚遇振りを何か重荷を背負わされて、今後アメリカ側から過 剰か不当な要求を突きつけられても拒否できない立場に追い込まれたので はないか」との点については、報道ではあの過剰とも見える接待の経費を トランプ氏が自己負担すると表明したそうでもあり、杞憂に過ぎないので はとも考えていると述べた。

それはL氏も十分に心得ていることで、我が生涯の最高の上司だった副社 長兼事業本部長の我が国からアメリカのに来て下さるお客様を、競争相手 である同業他社が先ずそこまでやることはないだろうと言われた、彼が所 有するクルーザーをつかっての船上パーテイーや仕出し業者(catering) を使っての豪華なデイナー、本社ビルと工場往復の社用のヘリコプター 等々を実行した結果で、彼独自の誠心誠意の表現は日本の得意先にご評価 頂けたと確信している。

事実、その後には揺るがなき永続的な信頼関係を確立し日本市場で最大の 占有率を当たられた結果を思う時、トランプ大統領に安倍総理に “obligation”を感じさせる狙いがあったとは、一先ず考えなくても良いの ではないかとの意見も加えた。
<引用開始

以上に対するL氏からの返信は

「トランプ大統領が本心で何を狙っているかを読み取るのは極めて難しい ようだ。それは彼が余りに多くの面というか問題に手を出し口を出し過ぎ るからだ。結果的に彼は就任後僅か2週間ほどで要らざる混乱と恐怖(特 に少数民族の間で)を巻き起こしてしまった。彼の狙いは従来にはなかっ たこと乃至は物議を醸し出しそうな案件を採り上げる事だった。だが、予 期せざる大きな反抗にあって引き下がらざるを得ないようなことをした結 果を招来していた。

しかも、こちらでは7ヶ国からのアメリカ入国禁止の大統領令や、160億ド ルを投資するメキシコとの国境に壁を設ける件などはばかばかしい(原文 ではridiculousで、とんでもないという意味もある)との非難を浴びてい る。こちらでは毎日次にはどのような大統領令が出されるかを案じててい るような状態だ。」

となっていた。

先ほども病院で手術が終わるまで待ち時間に「ニューズウイーク」日本語 版を読んでいたが、アメリカの主要なメデイアは、このL氏と似たような反 トランプであり批判的な論調であり、トランプ候補が勝利した州のマスコ ミの論調も聞いてみたい気もする。因みに、L氏はワイントン州の生ま れ・育ちではない。




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身 辺 雑 記
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17日の東京湾岸は朝から快晴、爽快。


16日も朝から快晴、爽快。この先を探しても雨の予報は当分無い様だ。

散歩する近くの猿江公園の梅は満開だし。サクラも蕾がかなり膨らんだ。 春は確実に近付いている。


東京湾岸の天気が晴朗ならば、主宰者の身辺も平穏。

東京・江東区亀戸にある自宅の東の窓から見上げると、成田を飛び立った 飛行機が多分、中国を目指して飛んで行く。





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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>
わたなべ りょうじろう

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  1. 青林堂
    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2017/02/14/1528-%e9%9d%92%e6%9e%97%e5%a0%82/

    パチンコもカジノも「病人」を増やすだけである 
    http://pukarix.hatenablog.com/entry/2014/02/04/072614

    波動原理・ゼロ点効果の纏めサイト - 放射能除去法纏めサイト
    https://www45.atwiki.jp/fulvicmicrobe/pages/29.html

    AAAの国が破たんの危機
    http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52002774.html

    ちきりんさんも見誤る学校教育がダメなほんとうの理由。
    http://agora-web.jp/archives/2024471.html

    大又川橋梁
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A7%E5%8F%88%E5%B7%9D%E6%A9%8B%E6%A2%81&biw=755&bih=763&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjowdaD_JPSAhUKS7wKHYqFDNgQ_AUIBygC

    ケモノ肉の生食は朝鮮発祥www 
    http://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

    水野英子「トキワ荘日記」
    http://blogs.yahoo.co.jp/y_sirais/12209789.html

    長浜浩明「韓国人はどこから来たか?」:「檀君神話」は「檀君実話」だった! 
    http://quasimoto.exblog.jp/22622245/

    征服されて民族が入れ替わったのは朝鮮半島
    http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2273.html

    朝日が会見で吉田調書と慰安婦の虚報を謝罪(但し国民には謝ってない)&「報ステ」朝日慰安婦検証特集
    http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1614.html

    ワクチンは不要。医療利権の源泉は、ロックフェラーやロスチャイルド 
    http://ameblo.jp/kissy-seed/entry-11991874752.html

    実教出版の高校教科書・世界史B(2007、鶴見尚弘・遅塚忠躬)を一読。
    http://akizukieiji.blog.jp/archives/1541600.html

    韓国で日本のフィギュア選手が、撮影した写真に「日本海」表記したとバッシング
    http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4712.html

    もし君と結ばれなければ
    http://www.photobb.net/22142/blog/blog.cgi/c4/a200902261140.html

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     2017/2/18

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    読み直しはしないのか?それとも気づかないほど老化しているのか?

     2017/2/17

  3. NHKファミリーヒストリー「奥田瑛二〜140年前の家 見つかった秘蔵フィルム」
    に犬養家が出てきた。
    今度は、犬養家と縁のある一青窈のファミリーヒストリーをやってほしい。

    >一青窈のファミリーヒストリーはもう放送されてある。

     2017/2/17

  4. 支那人に欠くる所は純潔なる品性及良心なり
    http://1qazxsw2.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-2b4e.html

    少女漫画の歴史を生きる、伝説の漫画家・水野英子さん77歳。
    https://croissant-online.jp/topics/47646/

    『韓国人は何処から来たか』長浜浩明著
    http://www.sankei.com/life/news/140223/lif1402230017-n1.html

    地球温暖化
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96&biw=1164&bih=583&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjVpMvr15HSAhXFi7wKHUeLA8QQ_AUIBigB

    鳥居
    http://blog-imgs-98.fc2.com/k/a/i/kaigainohannoublog/16707399_1853363674905117_4559397815847803092_o.jpeg

    岡しのぶ著 もし君と結ばれなければ 飛び立てぬ十九歳の歌集
    http://kitaodoribooks.tumblr.com/post/87552688209/%E5%B2%A1%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%B6%E8%91%97-%E3%82%82%E3%81%97%E5%90%9B%E3%81%A8%E7%B5%90%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0-%E9%A3%9B%E3%81%B3%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%AC%E5%8D%81%E4%B9%9D%E6%AD%B3%E3%81%AE%E6%AD%8C%E9%9B%86

    韓国統一教会に洗脳された女性の体験談 
    http://sky-high-holy.blog.so-net.ne.jp/2013-11-04-1

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     2017/2/17

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