政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4255号  2017・1・26(木)

2017/01/26

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4255号
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        2017 (平成29)年1月26日 (木)



  暴れん坊マティス(国防長官)がやってくる:宮崎正弘

   トランプ、的外れの「自動車譲歩」を狙う:杉浦正章

         北前船で裏日本が表だった:渡部亮次郎                           
                                         話 の 福 袋
                     読 者 の 声
                     身 辺 雑 記



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第4255号


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韓国・朝日が反対するほど安倍政権は
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            阿比留瑠比




 
日韓合意に反対する集会で献花する参加者たち。韓国が「反日」になればなるほど、安倍晋三政権の評価が高まる=2016年12月28日、ソウルの日本大使館前(共同)
 
 韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された問題について、17日付の韓国紙、朝鮮日報が面白い分析を加えていた。「安倍首相の政権基盤固めに貢献する韓国人」と題するコラムがそれである。

 コラムは、(1)李明博前大統領による竹島(島根県隠岐の島町)上陸(2)朴槿恵大統領が慰安婦問題と日韓関係全体を結びつけたこと(3)現在の次期大統領候補らが日韓合意を覆すと主張していること-が、いずれも安倍晋三首相を利したとしてこう説いている。

 「釜山の少女像報復措置により安倍晋三首相の支持率は5ポイント上昇した(NHK調べ)。韓国人が安倍首相をさらに強くしたのだ」

 確かに、駐韓大使を一時帰国させるなどの日本の対抗措置に関し、国民は高く評価し、内閣支持率も上昇している。7日付の社説で政府を「ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている」などと厳しく批判した朝日新聞の直近の世論調査では、内閣支持率が4ポイント上がった。

 また、対抗措置についても75%が「妥当だ」と答え、「妥当ではない」は15%にとどまっている。朝日は、安倍首相が戦後70年談話を出した際も社説で「この談話は出すべきではなかった」と酷評したが、直後の自社の世論調査では談話を「評価する」国民の方が上回り、世論にはしごを外されていた。

 政官界では、法案審議などをめぐり、「朝日が反対するのだから正解だ」との冗談とも本気だともとれる言い回しが流通している。韓国同様、朝日新聞が反対してくれるので安倍政権が強くなるのかもしれない。

 そして近年、その傾向はますます明確化しているのではないか。韓国や朝日の情緒的・感情的な反発に、国民の方が辟易しているからだろうと思う。

 もちろん、メディアが世論に迎合する必要もないが、それにしてもなぜ国民意識と離れて、どんな場所に立っているのか。ヒントとなる本が、ともに元朝日新聞記者である長谷川煕、永栄潔両氏の対談集「こんな朝日新聞に誰がした?」(ワック)である。

 例えば昨年2月にジュネーブで開かれた国連女子差別撤廃委員会で、外務省の杉山晋輔外務審議官(現次官)が、慰安婦問題への朝日新聞の影響に言及した際に、朝日が紙面ではその部分に触れず、外務省に抗議した件についてはこうだ。

 永栄氏「朝日の一報にはそのことがすっぽり抜かしてあった。他紙で杉山発言の詳報を読んだ時は震えが来ました。(中略)いわば編集局ぐるみでやってしまった秘匿報道だからです」

 長谷川氏「卑怯も卑怯で、これではもはや新聞とは言えない。(中略)朝日は読者を馬鹿にしきっているのです」

 また、両氏は朝日新聞が呪文のように唱え続けている「立憲主義」に関しても疑問を呈している。

 長谷川氏「護憲派勢力に利用される目くらましの言葉になっている。(中略)こうした言葉の捻(ね)じ曲げは非常に危険です」

 永栄氏「読者を思考停止に追い込み、自分らの考えを刷り込んで、それに従わせようとしている感じ」

 このほか朝日新聞に対し、中国当局の言うがままに旧日本軍の住民虐殺説を広めた本多勝一記者の記事検証を求めるなど、内部事情を熟知する2人の話だけに説得力がある。

 弊紙もOBからこのように叱られ、読者にあきれられることのないよう、姿勢を正したい。(論説委員兼政治部編集委員)

産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】韓国・朝日が反対するほど安倍晋三政権は強くなる


 
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)1月25日(水曜日)
       通算第5177号  
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 さいnnあ、暴れん坊マティス(国防長官)がやってくる
  NATnnO、中い東は後回し、極東重視。2月上旬、日本と韓国へ
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 トランプ新政権で閣僚人事が議会承認をうけたのは、やっと3人。
1月24日、上院委員会は、僅か1票という僅差で、ティラーソン国務長 官指名を承認した。

すれすれの11 vs 10票。土壇場でロシア認識の誤解が解けたと ジョ ン・マケインらが賛成にまわったからだ。ティラーソン国務長官は親 ロ シア派として知られる。

閣僚でまっさきに承認されたのはマティス国防長官で、マッドドッグ (暴れん坊)の異名を取る彼はすでにペンタゴンに入り、指揮をとってい る。オバマ前政権の世界戦略が根本的に見直される。

「マティス国防長官は、2月上旬に日本と韓国を訪問する」と国防総省 が発表した。

これは軍事同盟国であるNATO諸国やイスラエルを差し置いて、まず極 東の軍事情勢が焦眉の急と、アメリカが判断しているからだ。

日本は尖閣諸島を中国から執拗に狙われているが、韓国は親米政権が次 の選挙で親北派に転覆する危険性が日々高まったうえ、中国が強烈な圧力 をソウルにかけ、たとえば韓流ドラマ禁止、韓国人芸能人のコンサート中 止など、次々と対韓圧力を強めている。

米軍が提供するミサイル防衛システムのTHAAD潰しが狙いである。

米国にとっては在韓米軍をかかえ、北朝鮮の核を目前にしながらも脱米 国、脱西側そして反日活動に狂奔する朝鮮半島の南部を、いかに安定化さ せるか。
 トランプの極東軍事戦略の第一歩がマティス国防長官来日で、はじまる。
    

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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)宮崎さんがよく話題にされる林房雄『大東亜戦争肯定論』 ですが、最近も中公文庫に入っています。

普及版として何回もでるということはやはり古典的名著なのでしょうね。
(FG生〉


(宮崎正弘のコメント)この大論争を惹起した林先生の本は最初に『中央 公論』で連載されたのですが、当時の論壇状況から、中央公論社からは単 行本として出版されませんでした。

そのため系列の番町書房から出て、大ベストセラーとなり、論壇は大騒ぎ に発展しました。

その後、浪漫の林房雄著作集に加わり、さらに絶版久しきのち、富岡幸一 郎氏の解説で夏目書房からでていました。

文庫版が、古巣の中公文庫に半世紀ののちに戻ったということでしょう。 小生は、この文庫版は解説者が保阪某氏なので、購入しておりませんが (笑)。。



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(読者の声2)貴著『トランプノミクス』(海竜社)を精密に読みまし た。トランプの就任後、再読するのもなかなか味わい深い。

この人物がなぜ大統領になってしまうか。民主主義の裏側に、全体主義へ の暗い意欲が潜む。この2つは別物でない。いま2匹が絡み合って地球を キリキリ締め上げている。次に何が起きるか…。

宮崎さんは、世界の出来事のすべてをとりあげて、実はその眼は人間凝視 の哲学。書店に並んでいる世界分析の本と違うところですね。

日本人は、他人・他国に興味がなく、自分・自国にも興味がない。平和と いう理念にぶら下がっているから、自分の足は宙に浮く。ぶら下がり健康 法なんです。困ったもんですね。(HN生、新潟)


(宮崎正弘のコメント)なるほど、ぶら下がり健康法ですか。納得です。



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(読者の声3)中国政府によるAPAへの不当介入に「新しい歴史教科書を つくる会」が抗議声明をだしました。

APAホテルが、いわゆる「南京大虐殺」を否定する書籍を客室に備え付け てていたことを中国外務省が非難しました。言論の自由のまったくない独 裁国家が言論の自由が保障されている国に「言論統制」を迫るという、ま さに滑稽極まりないブラック・ユーモアそのものです。

APAは、これに対して「公式見解」で堂々と反論しました。
    https://www.apa.co.jp/newsrelease/8325

また、多くの人々がこれに反発し、非難しましたが、「新しい歴史教科書 をつくる会」は直ちにこれに対して下記の抗議声明を出しまし。
 http://hassin.org/01/wp-content/uploads/PROTEST.pdf

この抗議文の最後に、「8年間以上も放置し続けている「公開質問状」へ の返答をするよう、この際改めて要求する。」と述べていますが、「公開 質問状」は、下記の通りです。 

    日本文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/19_S1.pdf
  英文:http://www.sdh-fact.com/CL02_3/17_S1.pdf
  中文:http://www.sdh-fact.com/CL02_3/18_S1.pdf
 
なお、「史実を世界に発信する会」 では、南京事件については、書籍・ 論文等30点近くをサイトにアップロードしています。その主なものは下 記の通りです。今や国際論戦を英文の文献根拠に基づいて戦える備えはで きています。中国政府は、まともな議論によってこの問題の決着をつける べきあります。
   http://www.sdh-fact.com/CL/List01.pdf
   (「史実を世界に発信する会」茂木弘道)


(宮崎正弘のコメント)基本的に言論の自由を侵害する行為であり、もっ と声を挙げて中国共産党の遣り方を糾弾していく必要があります。



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(読者の声4)本日も日経新聞はじめ、マスメディアは「保護主義の悪・ 危険性」を「素人」の国民に熱心に指導してくれています。

けれど東洋経済新報社の『富国と強兵―地政経済学序説』(著者 中野剛 志)を読めば、自由貿易国を装って実際は保護主義路線を歩んできた中国 がなぜ「保護主義反対」なのかが理解できます。

なぜマスコミは保護主義のメリットも教えてくれないのでしょう。以下同 書の一部を要約しました。
 
ケインズは自由貿易論を以下のように批判した。
 
 1.自由貿易論者は自由貿易が国家間の平和と協調をもたらすと信じて いるが、現実の国際経済は国内政治や経済生活に負の影響をもたらすた め、自由貿易論の理想は達成し得ない。

 2.自由貿易論者は、特化による国際的な分業が世界の経済厚生を最大 化すると論じる。特化には経済的なメリットもあるが、他方で、国内で供 給される生産物の多様性を減じるという問題点がある。

 3.国民が、その固有の文化的・社会的理想を実現するためには、自由 貿易によって画一化された世界経済は望ましいものではない。

自由貿易が国際平和と国際協調をもたらし、戦争を抑止するという議論は 今日でもなお根強く信じられている説である。

特に1930年代の各国による利己的な保護主義の連鎖が、当時の世界経済を 崩壊させたのであり、それが世界大戦の経済的な要因となったと広く信じ られている。自由貿易論者からすれば、保護主義を受け入れることは歴史 の教訓を無視するものだということになろう。

しかし、まさに第1次世界大戦の直前、ドイツにとってイギリスは最大の 貿易相手国であり、イギリスにとってもドイツは第2位の貿易相手国で あったのである。

また、1930年代、日本とアメリカの対立が深まっていったにもかかわら ず、日米貿易は1041年まで悪影響を受けなかった。

1930年代の保護主義の連鎖についても、それが世界経済に与えた打撃はわ ずかなものに過ぎなかったことが明らかになっている。というのも高関税 や貿易制限により需要は一方的に減少するわけではなく、むしろそれに よって内需が拡大する分もあるからである。

このように歴史から得られる真の教訓は、経済的相互依存は平和を保障す るものではないということであり、反対に保護主義は世界経済に打撃を与 えて戦争を引き起こすものだというわけではないということなのである。

マッキンダーは自由貿易による特化のせいで特定の産業を失った国家こそ が、その獲得を巡って世界で他国と競合し、他国を犠牲にすることになる のだと論じた。各国ごとのバランスのとれた経済発展という経済ナショナ リズムの理念は、国際協調や国際平和のためにも必要なのであると主張した。

これに対しては批判を受けたもののこう答えた。「あらゆる特化には、死 の種が含まれている。一部の産業に特化したような国家の国民は、その産 業のことしか知り得ず、物事を一面的にしかとらえられない貧困な精神を もつようになるだろう。そのような国民は、国家や国際資本の権力に隷属 するしかない存在となる。

自由放任や自由貿易による特化は、確かに生産の効率性や低コスト化を実 現するであろうが、その結果、民主的自治と豊かな人間性と民主的自治が 犠牲になる。要するに、自由貿易は民主主義を破壊するのだ。

国民経済のバランスのとれた成長とは、国家全体が自治的な地域共同体か ら構成されることで可能となる。国家は、資本家階級の利益や労働者階級 の利益といった、特定階級の゛利益によって代表されるべきではない。

国家が階級や利益によって分断されたら、民主的自治は不可能になり、国 民の自立も困難になる。もし、国民国家が特定の階級の利益によって分断 されることとなると、その階級は、必然的に、他国における同じ階級と利 益を共有するようになる。

階級が、国境を超えて結びつくのである。」今日で言うグローバリゼー ションである。マッキンダーは、グローバリゼーションを警戒する。
  (SSA生)


(宮崎正弘のコメント)ご指摘の『富国と強兵―地政経済学序説』(著者  中野剛志)ですが、小生未読ですが、周辺でも読んでいる人が目立ちます。



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(読者の声5)トランプ大統領の中東政策が不透明ななか、テルアビブに あるアメリカ大使館をエルサレムに移転するという報道、どこまで本気な のでしょう。

余計な火種になるだけ。そんなイスラエル、イランの Pars Today(旧イラ ンラジオ)の報道によると、パレスチナ占領地での入植地建設に、中国人 労働者数千人が派遣されるという。

「パレスチナのゴッツ通信が6日金曜、伝えたところによりますと、イス ラエルの住宅問題の拡大を受け、シオニスト政権と中国は、入植地建設に 向け、中国人の労働者数千人をイスラエルに派遣することで合意しまし た。イスラエルの中央銀行の発表によりますと、2008年から現在まで、住 宅費は上昇し続けており、これにより、生活費が増加し、2011年に抗議が 始まった、ということです。

イスラエル内閣は声明の中で、「2017年2月末に新たな合意が締結され、 契約調印後の半年で中国人労働者6千人が入植地建設のため、イスラエル に派遣される」と発表しました。」
http://parstoday.com/ja/news/world-i24169

イスラエルと中国は核開発から兵器開発まで何かと縁が深いですから驚く ことでもない。ただし気になるのが食文化。中国人労働者が大量に押し寄 せた国では犬猫から鳥までみな食べられてしまいます。

香港出身のアグネス・チャンが日本に来た頃、公園の鳩を見てどうして日 本人は捕まえて食べないのだろうと疑問に思ったとか。

イスラエルは今でこそ豚肉も食べられますが、かつては宗教上の理由で輸 入禁止でした。パレスチナ人もほとんどがイスラム教徒ですから豚肉はタ ブー。でも中国人が6千人も派遣されたらかならず豚を飼い始めるでしょ うから異文化衝突が目に見えるようです。

そんなイスラエル、テルアビブに豚骨ラーメンの店がオープンしたとい う。「豚骨スープは禁断の味? イスラエルに日本のラーメン店」
http://www.asahi.com/articles/ASK1P2JXDK1PUHBI026.html
http://hosyusokuhou.jp/archives/48783009.html
 
ラーメン店の案内標識が凄い。食堂の食品サンプルを巨大化した赤い丼、 赤い箸に絡んだ麺が食欲をそそります。
https://i0.wp.com/hosyusokuhou.jp/wp/wp-content/uploads/2017/01/AS20170122000361_comm.jpg?fit=538%2C640

ロスチャイルド大通りからヤブネ街へ50メートルと実にわかりやすい。柱 に JC と見えますからフランスの広告代理店 JCDecauxによるものでしょ うか。

タイのバンコクでもバス停の大型広告はすべて JCDecauxでした。標識や 広告の機能性とデザインの融合といった点で欧州には学ぶべきことがまだ まだたくさんありますね。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)『エルサレムポスト』や『ハーレツ』(イスラエ ルの英字紙)を読んでおりますと、「セツルメント(入植地)の本格建 設、トランプ政権で弾みつく」という記事が大きくでていますね。中国の ゼネコンまでがセツルメント建設に行っていること、はじめて知りまし た。有り難う御座います。



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(読者の声6)米国でドナルド・トランプ新大統領が就任しました。現金 なもので、ヒラリー・クリントンが次期大統領になると見込んでいた日本 保守の間でも急にトランプへの期待と評価が高まって来ました。

特にオバマ時代に鋭く対立していたロシアとの融和が日本の対中包囲網に 有意に作用するのではないかとの期待も見られます。

しかし海千山千のスパイマスターであるプーチンに政治ド素人であるトラ ンプは歯が立つのでしょうか。

アメリカのインテリジェンス関係者の間で不安が募っている模様。
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-intelligence-idJPKBN1520FE?pageNumber=1

先月12日、米国は最新鋭ステルス戦闘機F35のイスラエルへの引き渡しを 始めたが、早くも同17日にイスラエルNSC議長ヤアコヴ・ナゲルを団長と して在米大使や対外情報機関モサッド長官ヨッシー・コーヘンらが参加し た首相ネタニヤフ特命の安全保障代表団がドナルド・トランプの政権移行 チームと会談。イランとの核合意やシリア内戦や国際テロ及びパレスチナ 問題などをブリ−フィング。

勿論、同23日に国連安全保障理事会でヨルダン川西岸ユダヤ人入植問題で のイスラエル非難決議への対策も話された
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4894307,00.html

オバマ米国大統領とネタニヤフ首相の確執に悩まされたイスラエルにとり トランプは頼もしい味方となるかに見えるが新たな問題が生じている。

それは米国とイスラエルが共有している機密情報を政治ど素人のトランプ がロシアに漏らすのではないか、さらにはロシア経由で宿敵イランに漏れ るのでという事でアメリカのインテリジェンス関係者からイスラエルへ警 告が出ているが、情報のプロフェッショナルな彼らとトランプの溝は想像 以上に大きいのかもしれない。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4906642,00.html
  (道楽Q)


(宮崎正弘のコメント)トランプは予備選のしこりから、CIAと敵対的 ですが、逆にFBI長官を留任させ、そのうえでCIA本部に乗り込んだ り、パフォーマンスが目立ちますが、側近がしっかりしているので、時間 をかければインテリジェンス世界との整合が生まれると思います。


           
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トランプ、的外れの「自動車譲歩」を狙う
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              杉浦 正章

安倍、「米国抜きTPP」不採用で“待ち”の姿勢
 
環太平洋経済連携協定(TPP)問題の焦点は、日本がアメリカ抜きで発 足に踏み切るか、それとも米国の翻意を促すかに絞られているが、どうや ら後者の対米説得路線を取る方向が強まったようだ。

24日の閣僚発言もその方向を示している。一方トランプがTPP離脱の大 統領令の中で「アメリカがTPP交渉から永久に離脱することを指示す る」と述べていることが判明、少なくともトランプ説得は当面は困難な状 況に立ち至った。

これにより、TPPは当分実現性がないまま漂流状態に陥り、日本は“待 ちの姿勢”で転機をうかがう可能性が強まった。トランプはさらに日本か らの自動車輸入にまで無知をさらけ出した要求をし始めた。安倍は2月の 首脳会談では言うべきことは言う姿勢を貫かなければなるまい。

トランプは日本からの自動車輸入について「日本では我々の車の販売を難 しくしているのに、大きな船で数十万台の車が入ってくる」と選挙中の発 言を繰り返し、自動車貿易で譲歩を迫る姿勢を示した。

しかし、これは事実誤認に基づいた的外れの要求であり、無知をさらけ出 している。

日本からの対米自動車輸出には2・5%の関税が課せられる半面、米国か らの対日輸出の関税は既にゼロであり、売ろうと思えば売れるが性能が悪 くて売れないだけだ。おまけに現在ではホンダは9割超、トヨタは7割を米 国で生産しており今後75%になる方向だ。

日本の自動車メーカーは米国の雇用に大きく貢献していることをトランプ は理解していない。要するに先に指摘したように80年代の思考しかできな い大統領であり、たとえ2国間交渉を呼びかけてきても安易に乗る必要は ない。交渉の前提がでたらめでは、交渉のしようがないではないか。おみ おつけで顔洗って出直して来いと言いたい。

一方、TPPについて安倍は11月にブエノスアイレスで「米国抜きでは意 味がない。根本的な利益のバランスが崩れてしまう」と述べていたが、そ の意味については米国を説得するつもりなのか別の方途を考えるのか不明 であった。

トランプの離脱方針決定後、オーストラリア、メキシコ、ペルーなどから 米国抜きでも発足させるべきだとの主張が出されていた。オーストラリア のターンブル首相は23日安倍に電話で米国抜きの発足に同調するよう求め た模様であり、安倍はことわった可能性が強い。

その証拠に閣僚らが24日の閣議後の会見で一斉に米国抜き論への否定的見 解を述べ始めた。

農水相山本有二は「日本としては協定の発効を目指して、粘り強く働きか ける方針で、大統領令に署名したことは日本の姿勢に何ら影響していな い」と述べるとともに「政権が始まったばかりで、全体が機能してくれ ば、TPPの考え方もおのずから変わってくるという期待感を持ってい る」と変化の可能性を強調。

TPP参加国がアメリカを除く形での発効を検討していることについて、 山本は「そうした道に進む考えは持っていない。アメリカ抜きという判断 をした段階で、アメリカのTPP参加の可能性は無くなるので、従来の TPPの枠組みの中で貿易ルールを仕上げたい」と全面否定した。

官房副長官萩生田光一も「TPP協定は米国抜きでは意味が無く、米国抜 きでは根本的な利益のバランスが崩れてしまうという認識だ。11か国で の行動ということを前提として考えていない」と述べた。

TPPを担当する経済再生担当相石原伸晃も「腰を据えてアメリカの理解 を求めていくということに尽きる」と発言、副総理麻生太郎、外相岸田文 男も同様の見解を述べている。

安倍自身は明言をしていないが「腰を据えて理解を求めていきたい」と述 べるとともに「TPPは今後の通商交渉のモデルとなり、21世紀の世界の スタンダードとなることが期待される」と述べ、日本と欧州連合(EU) との経済連携協定(EPA)や中国を含む東アジア地域包括的経済連携 (RCEP)などの交渉に好影響があると説明した。

この首相発言から見る限り、当面は不可能にしてもトランプの説得に当た り、変心か、トランプ政権が早期に行き詰まり新大統領が方針転換するま で待つという“待ちの姿勢”を維持する方針のようだ。

逆に安倍はEUとの交渉を促進し、早期に妥結にこぎ着ける方針であり、 その土台としてTPPを活用してゆくことになろう。RCEPについては 中国主導であり、これを日本主導に切り替えられるかどうかの瀬踏みを続 けることになろう。

こうしてTPPは11か国の内部に異なる見解を抱えたまま漂流せざるを得 ない状況となった。安倍があくまで対米交渉にこだわり、11か国での発足 を選択しない背景には、基本的に損得勘定があるものとみられる。

TPPに占めるGDPの構図は米国が60.4%、日本が17.7%で合計2国だ けで78%を占める。多国間協定ではあるが日本にとって米国が占める割合 がきわめて大きい。

簡単に言えば、オーストラリアの原料で日本が製造し米国に製品輸出すれ ば、関税はゼロになる図式だ。最大の消費国米国が抜けた場合、他の加盟 国ではこれを補うことはできない。2国間交渉では達成できない譲歩を勝 ち取ることができた側面もある。加盟していない中国や韓国の製品は低関 税とはならないから、日本は有利になる。

逆に「米国抜き」なら日本は10か国の食品、原材料を無関税・低関税で輸 入しなければならず、製品輸出の市場は限られる。米国が参加してこそ日 本の帳尻は合うわけである。安倍が「米国抜きでは意味がない」と述べた 謎はこれで解ける。

オバマはそれでも米国は帳尻が合うと判断する能力があったが、感情丸出 しの保護貿易主義のトランプは理解する能力に欠けているのが実情だ。加 えてTPPのプラス面は安全保障面でも大きなものがあった。膨張政策を 続ける中国に対して環太平洋の「経済同盟」は包囲網としての役割を果た すことになったはずだ。いずれにしてもここはTPPの灯は消さないで長 期的なスパンで対応すべきであろう。



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北前船で裏日本が表だった
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      渡部 亮次郎

私の郷里(秋田県)には姓に越後谷、越中谷、越前谷、加賀谷、能登谷と いった北陸を名乗るのが多い。播磨谷というのは瀬戸内海が先祖か。

若いとき地元の古老に尋ねたら「北前船の男衆(乗組員)が途中の寄港 地・秋田の女にいかれて下船し、住み着いたのが子孫だ」とのことだった。

北前船(きたまえぶね)とは耳にした事はあるが、明治以降、全国に鉄道 が敷設されることで国内の輸送は鉄道へシフトしていき、北前船は消滅し ていった、というもの。実感は無い。「ウィキ」に頼る。

<北前船は江戸時代から明治時代にかけて活躍した主に買積み廻船の名称。

買積み廻船とは商品を預かって運送するのではなく、航行する船主自身が 商品を買い、それを売買することで利益を上げる廻船のことを指す。

当初は近江商人が主導権を握っていたが、後に船主が主体となって貿易を 行うようになる。上りでは対馬海流に抗して、北陸以北の日本海沿岸諸港 から下関を経由して瀬戸内海の大坂に向かう航路(下りはこの逆)及び、 この航路を行きかう船のことである。

(太平洋側だと西風に吹かれてアメリカ大陸まで流される「難破」の危険 があったが、日本海にはその危険は殆ど存在しなかった。西風はつねに陸 側に吹く)。

西廻り航路の通称でも知られ、航路は後に蝦夷地(北海道・樺太)にまで 延長された。

畿内に至る水運を利用した物流・人流ルートには、古代から瀬戸内海を経 由するものの他に、若狭湾で陸揚げして、琵琶湖を経由して淀川水系で難 波津に至る内陸水運ルートも存在していた。

この内陸水運ルートには、日本海側の若狭湾以北からの物流の他に、若狭 湾以西から対馬海流に乗って来る物流も接続していた。

この内陸水運ルート沿いの京都に室町幕府が開かれ、再び畿内が日本の中 心地となった室町時代以降、若狭湾以北からの物流では内陸水運ルートが 主流となった。

江戸時代になると、例年70,000石以上の米を大阪で換金していた加賀藩 が、寛永16年(1639年)に兵庫の北風家の助けを得て、西廻り航路で100 石の米を大坂へ送ることに成功した。

これは、在地の流通業者を繋ぐ形の内陸水運ルートでは、大津などでの米 差し引き料の関係で割高であったことから、中間マージンを下げるためで あるとされる。

また、外海での船の海難事故などのリスクを含めたとしても、内陸水運 ルートに比べて米の損失が少なかったことにも起因する。

さらに、各藩の一円知行によって資本集中が起き、その大資本を背景に大 型船を用いた国際貿易を行っていたところに、江戸幕府が鎖国政策を持ち 込んだため、大型船を用いた流通ノウハウが国内流通に向かい、対馬海流 に抗した航路開拓に至ったと考えられる。

一方、寛文12年(1672年)には、江戸幕府も当時天領であった出羽の米を 大坂まで効率よく大量輸送するべく河村瑞賢に命じたこともこの航路の起 こりとされる。

前年の東廻り航路の開通と合わせて西廻り航路の完成で大坂市場は天下の 台所として発展し、北前船の発展にも繋がった。江戸時代に北前船として 運用された船。

はじめは北国船と呼ばれる漕走・帆走兼用の和船であったが、18世紀中期 には帆走専用で経済性の高い和船である弁才船が普及した。

北前船用の弁才船は、18世紀中期以降、菱垣廻船などの標準的な弁才船に 対し、学術上で日本海系として区別される独自の改良が進んだ。

日本海系弁才船の特徴として、船首・船尾のそりが強いこと、根棚(かじ き)と呼ばれる舷側最下部の板が航(船底兼竜骨)なみに厚いこと、はり 部材のうち中船梁・下船梁が統合されて航に接した肋骨風の配置になって いることが挙げられる。

これらの改良により、構造を簡素化させつつ船体強度は通常の弁才船より も高かった。通常は年に1航海で、2航海できることは稀であった。

明治時代に入ると、1隻の船が年に1航海程度しかできなかったのが、年に 3航海から4航海ずつできるようになった。その理由は、松前藩の入港制限 が撤廃されたことにある。

スクーナーなどの西洋式帆船が登場した影響とする見方もあるが、運航さ れていた船舶の主力は西洋式帆船ではなく、在来型の弁才船か一部を西洋 風に改良した合の子船であった。

明治維新による封建制の崩壊や電信・郵便の登場は相場の地域的な格差が 無くなり、一攫千金的な意味が無くなった。さらに鉄道の普及で水上輸送 の意味がなくなって消滅した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鉄道が普及するまでは、東西文化の交流は北前船が担っていた。秋田の女 にほだされて下船した男たちは学問の大切さも上方から持ってきた。

東北の名門校として知られる福島県立安積(あさか)高校だが、創立は明 治17(1884)年。対する県立秋田高校の創立はそれより11年も前の1873(明 治6)年。当に「北前船」のお陰で。いま「裏日本」とやや蔑視されてい る日本海側は昔は「表」だったのである。

それにしても近畿や北陸の男たちを魅了した昔の秋田女性のどんなところ に魅力があったのか、失礼ながら今では確かめようがない。

とはいえ大阪と秋田の縁は未だに深く私の友人の一人も大阪の親戚を頼っ て就職したが、昔とは逆に自分が婿入りして生涯を全うした。         (2013・1・5)

           
    
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話 の 福 袋
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 ◎中国紙、トランプ氏の対中強硬に報復示唆「横暴に出てくるなら受け て立つ」 敵対心むき出し

「通商戦争は雇用を破壊する」。自由貿易の旗振り役である世界貿易機関 (WTO)のアゼベド事務局長は20日、スイスのダボスで、世界に蔓延 (まんえん)する保護主義を厳しく戒めた。だが数時間後、米大統領就任 の演説で「雇用を取り戻す」と訴えたトランプ氏が、環太平洋戦略的経済 連携協定(TPP)離脱と北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を撤回 することはなかった。

世界経済は2008年のリーマン・ショック後の低迷から、ようやく抜け出そ うとしている。国際通貨基金(IMF)は、16年に3.1%まで低下した 世界の成長率が17年から上向くと予測する。しかし、国際協調体制を乱 すトランプ政権の発足で不確実性が急上昇し、世界の成長を大きく阻む恐 れが出ている。

トランプ氏が米国の貿易赤字の元凶とみて、目の敵にするのが中国だ。商 務長官に指名された著名投資家、ロス氏は「最も保護主義的だ」と中国を 非難した。財務長官候補のムニューチン氏は、中国が輸出増を目的に通貨 の人民元を安値誘導すれば、報復措置の対象となる「為替操作国」に指定 すると示唆している。

報復に動けば、中国が対抗するのは確実だ。共産党機関紙、人民日報系の 環球時報は社説で「米国が横暴に出てくるなら、どんなに損失が大きくて も中国は受けて立つ」と敵対心をむき出しにする。米中の通商戦争に発展 すれば、世界経済は激しく揺さぶられる。

米国の内向き政策は、NAFTAを結ぶメキシコ経済をかき乱している。 協定見直しでメキシコから米国への輸出に関税が課せられる恐れがあり、 通貨ペソは対ドルで下落を続ける。通貨防衛のために利上げを迫られるメ キシコ中央銀行のグスマン副総裁は「かなり複雑な環境だ」とこぼす。

金融市場が歓迎し「トランプ相場」を形成した大規模減税や巨額のインフ ラ投資といった米政権の政策は危険をはらんでいる。米連邦準備制度理事 会(FRB)は、景気が過熱すれば追加利上げを急ぐ方針。新興国の成長 を支える投資マネーが高い利回りにつられて米国に流れる動きが強まり、 世界経済の減速を招くシナリオも語られ始めた。

円安ドル高を追い風に輸出増を狙う安倍政権は、米国の為替政策を警戒す る。トランプ氏は、米紙が17日に掲載したインタビューで「われわれの 通貨は強過ぎる」とドル高を牽制(けんせい)した。市場経済をことさら 重視する米国で、極めて異例の大統領による「口先介入」に世界の市場は 身構えている。(ワシントン、ロンドン、北京 共同)
【ZakZak】 2017.01.25  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎通商交渉の新組織検討=政府、米のTPP永久離脱受け

政府は25日、トランプ米大統領が環太平洋連携協定(TPP)からの永久離 脱を決めたことを受け、今後の通商交渉を統括する新組織を発足させる方 向で検討に入った。

 現在のTPP対策本部を改組し、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA) 交渉なども取り扱う省庁横断の組織とする見通しだ。

トランプ氏は「米国第一」を掲げ、2国間の自由貿易協定(FTA)を通商政 策の軸に据えている。一方、TPP参加国の中には、米国を除く11カ国によ る実現を模索する動きもある。通商交渉をめぐる構図が複雑化する中、政 府として体制の見直しを迫られた格好だ。 
時事通信 1/25(水) 12:10配信



 ◎メキシコ国境に壁、大統領令署名へ トランプ氏目玉政策

米国のトランプ大統領が25日から、メキシコ国境での壁建設や、内戦が続 くシリアなど中東・アフリカの7カ国を名指しして、米国への入国を制限 する一連の大統領令に署名を始める方針であることが分かった。ロイター 通信などが伝えた。事実上、難民や移民の受け入れを拒絶する内容で、ト ランプ氏の「米国第一主義」は移民政策にも浮き彫りになった。

トランプ氏は24日、ツイッターで「明日は国の安全保障で大きな日にな る。とりわけ壁を造る!」とつづった。

トランプ氏は25日にも、目玉政策だったメキシコ国境の壁建設に向けて関 係機関に指示する大統領令に署名するとみられる。

トランプ氏は選挙中、メキシコ不法移民を「麻薬密売人」「強姦(ごうか ん)犯」などと決めつけ、壁の建設を提唱し、支持を集めてきた。
朝日新聞デジタル 1/25(水) 11:43配信




 ◎メチル水銀中毒の仕組み解明=水俣病治療に期待―新潟大

水俣病の原因物質メチル水銀で中毒が起きるメカニズムを解明したと、新 潟大脳研究所の下畑享良准教授らのグループが発表した。メチル水銀中毒 は有効な治療法がなく、新たな治療薬の開発につながる可能性があるとい う。論文は25日、米科学誌プロスワンに掲載された。

メチル水銀は平衡感覚を調整する小脳や、視覚をつかさどる大脳の後頭葉 の障害を起こし、ふらつきや視野狭窄(きょうさく)などの症状が表れる ことが分かっている。だが、脳の障害がどのように発生するかは解明され ていなかった。

下畑准教授らは、水俣病の重症患者に脳出血が見られることに注目した。 実験でラットにメチル水銀を投与したところ、小脳や後頭葉の血管にタン パク質「VEGF」が異常に出現。血管を包む膜を破壊し、血液中の有害物質 が脳内に流れ出して障害を引き起こすことを突き止めた。

VEGFは血管形成を促進するタンパク質で、VEGFを抑制する抗体をラットに 投与すると症状が改善した。下畑准教授は「より患者の負担が少なく効果 的な抗体療法を検討し、臨床応用につなげたい」と話している。 
時事通信 1/25(水) 4:58配信



 ◎トランプ政権が韓国軽視 訪米の副総理“無視”、駐韓大使指名先送り…  メディア懸念「中国と日本に比べ関心小さい事を示す事例」

ドナルド・トランプ米政権は、韓国を軽視しているのか。朴槿恵(パク・ クネ)大統領が職務停止中のため、経済副総理が新政権発足直前にニュー ヨークを訪ねたが、トランプ氏の経済チームは面会せず、新しい駐韓米国 大使の指名も先送りしているのだ。「同盟国の価値」を冷徹に推し量るト ランプ政権の厳しい目にさらされ、韓国が自由主義陣営から脱落する事態 が訪れるかもしれない。

朴大統領の職務を代行する黄教安(ファン・ギョアン)首相は20日、トラ ンプ氏の大統領就任を祝う書簡を送り、米韓関係を一層深化、発展させて いくことへの期待を表明した。韓国の与野党4党も「堅固な韓米同盟」を 強調したが、それだけ米韓関係の未来に不安・懸念があるようだ。

柳一鎬(ユ・イルホ)経済副総理が先々週、トランプ次期政権(当時)と 接触するためニューヨークを訪れたが、トランプ氏側は上院などの聴聞会 を理由に、面会を断ったという。

中央日報は19日(日本語版)で、「世界10位経済大国、同盟国の副首相が こういう『無接待』を受けても『自分で罰を受ける』式に尻尾を丸めて 帰ってこなくてはならなかったのか、残念さが残る」「どうせなら最初か ら行くべきではなかった」と酷評した。

 これだけではない。「親北派」の暴漢に襲撃され、顔に約80針も縫う 大けがを負いながらも、親韓派で通したマーク・リッパート前駐韓米国大 使の後任が決まっていないという。
【ZakZak】 2017.01.24 〔情報収録 − 坂元 誠〕



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読 者 の 声
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 1)病院週間に考えたこと:前田正晶

24日は朝9時前に国立国際医療研究センター病院に入り、先ずは皮膚科で 07年1月に手術した皮膚ガンのフォローアップ検診。肝腎要の循環器科検 診は予約時刻は10:30だったのに呼ばれたのは11時半過ぎ。問題なしとの 診断で「やれやれ」。それから会計を済ませて我が家の近所の調剤薬局に 処方箋を置いて帰宅し、一休みしてから受け取りに出向き、帰路に歯科医 に寄って帰宅すれば04:00。25日は昨年末の新宿区の検査で前立腺がんの マーカーの数値が悪化し、朝10時の予約でまた国際医療研究センター病院 に。27日は大久保通りのクリニックにプラセンタエキスの注射に行くの で、今週は当に病院週間の如き。

24日はそういう具合で、方々で考える待ち時間が豊富にあったので愚考し たが、飽くまでも想像上の話しで「もしもトヨタ他の我が国の自動車メー カーがメキシコの安価な労働力の質を著しく高め、性能が一段と優れた車 を現地生産して、35%とトランプ様が言われるborder taxをものともしな いような価格でアメリカに持ち込んだらどうするだろうか」と思い付いた。

関税でデトロイト産よりも低価格にはならないまでも、少しくらいの値差 で品質というか燃費等が優れていれば、日本ブランドに対する安心感も手 伝って、そちらの方が売れることにでもなったら大統領はどうされるだろ うか。考えてみただけでも楽しめたのだが。

トランプ様が言われたアメリカ車が日本国内で売れないように我が国が策 略を巡らしているなどと言うのは「ものを知らないのも甚だしい」と言う ことで、自動車輸送の専用船でアメリカに輸出している台数など知れたも ので、現地生産させたのはアメリカ連邦政府ではなかったのか。

何十年前のことだったかご存じないのか。一部のアメリカ人は困った人を 大統領に選んだものだと思わずにはいられなかった。私はここまで来れ ば、矢張り「トランプ氏は”He is ignorant.”説」に戻りたい。 “Ignorance is right.”(「無知は力なり」)では困るのは日本だけでは ない。選んだアメリカでも困る時が来るのではないかな。



 2)頂門の一針いつも興味深く読ませていただいております。


私が好んで引き合いに出す、天国と地獄の寓話があります。

天国と地獄には、実は全く同じものが置いてある。大きな円卓の中央にご ちそうが山盛りになっており、円卓の周囲には、長い箸を持った人々が 座っている。

ごちそうは、長い箸でしか食べられない。天国では、お互いの口にごちそ うを入れあって、皆が満足している。

地獄では、お互いの箸からごちそうを落としあって、皆が飢えている。

日本は、天国側の国。
中韓は、地獄側の国。

日本と中韓の摩擦は、この根本的なシステムの相違に一因があると考えます。

日本はさんざん中韓の口にごちそうを入れてきたのに、中韓は、日本の箸 からごちそうを落とそうとする。

中韓は、日本が馬鹿だと思っていることでしょう。しかし日本側からする と、天国の摂理こそが黄金のルールであり、日本の成功は、その結果なの です。

お互い助け合う組織は繫栄し、足を引っ張り合う組織は没落する。非常に 単純明白な話ですが、地獄の住人には、どうしてもこれが理解できないよ
うです。

日本教という概念があります。

以下、Wikipediaからの引用です。
山本七平は『日本人とユダヤ人』で日本人は自分が日本教徒であるという 自覚を持っていないが、日本教という宗教が存在し、それは血肉として日 本人自身も自覚しないほどになっているので、日本教徒の日本人を他の宗 教に改宗させることが可能であると考えるのは「正気の沙汰ではない」と いう。

山本によれば日本教とは、神ではなく人間を中心とする和の思想である。
引用終わり。

この和の思想こそが、天国の摂理ではないでしょうか。

さて、天国に地獄の住人が紛れ込んだらどうなるでしょうか?
地獄の住人は、一定の猶予期間のうちに、天国の住人になる様求められます。

ところが、地獄の住人は、天国の摂理を理解しようとせず、自分だけ良い 思いをしようとする。
このままでは、せっかく長年に亘って築き上げてきた天国のシステムが崩 壊します。
天国のシステムを維持するためには、地獄の住人を排除するしかないのです。
この天国維持システムは、実は昔から日本に深く根付いていると思いま す。それは、「村八分」です。

天国の摂理は理想的なシステムですが、それを維持するためには、きれい ごとだけでは済まされないのでしょう。

今回日本人の総意として、韓国を村八分にする意向が強い様に見えます。
天国の住人にとっては、やりたくもない事ですが、天国のシステム=日本 教を維持するためには、仕方のない事なのでしょう。
                 吉田 昌功 (よしだ まさのり)



 3)稀勢の里の昇進と松方弘樹の訃報がそんなに一大事か:前田正晶

25日で3日連続で国際医療研究センター病院に通い続けた。特に25日は固 いことを言えば、紹介状付きの新患として泌尿器科で昨年末の新宿区の健 康診断で19.5に跳ね上がったPSAの数値の為に、あらためて検査と診断を して頂く為に通院したのだった。

だが、良くあることで10時の予約で、呼ばれたのは10時40分過ぎ。それか ら 採血だの採尿だのとあって更に残尿量の検査。その後に再度診察室に 呼ば れて2月3日に再検査と通告された時は11時半を回っていた。会計を 終えて 最早これまでとばかりに院内で昼食を摂って帰宅すれば13時過 ぎ。英語で 言えば“I’ve got really tired of waiting business.”なん てね。

今週に入ってからはテレビでは速報性があると思い込まされているニュー スを見れば、稀勢の里とやらが初めて優勝して何十年ぶりだかで「日本出 身」(変な言葉遣いだ。「モンゴル人以外でも」とでも言えば良いじゃな いか)の横綱になれるのだから喜べという押しつけばかりで相撲に全く関 心がない当方はウンザリ。

そこに、松方弘樹が亡くなったからと言って共に悲しめとまたお涙頂戴。 それは芸能関係を重視するテレビ局には重大な問題だろうが、我が国がア メリカに対して不公正な自動車輸出をするから報復すると言い募っている アメリカの新大統領様の存在と暴言の方がよっぽど重大な国家的案件だろ うよ。

そうかと思えば政策音痴としか形容しようがない村田民進党代表が国会の 質問で無味乾燥で空疎な質問をしているところを嬉しそうに流したりする 始末だ。あれではトランプ大統領様が“fake news”だと罵ったアメリカの 偏向テレビ局並以下ではないのか。何でも権力に逆らってみせるのか受け るかと思い込んで、自民党と安倍総理を悪し様に言えば良いと思っている かのような心根が情けない。

事の序でに批判しておきたいことがある。それはNHKがニュースの中で 「スポーツ」と言って報じ始める時に必ず先頭に持ってくるのが相撲であ ること。私は桟敷で観た経験もあって断じるのだが、相撲はスポーツの範 疇よりも歴史と伝統のある我が国の優雅な「興行」であるとしか考えてい ない。

嘗て我が湘南中学の2期上のK氏はNHKのスポーツ担当時代に言われたが 「相撲を古いの閉鎖的だの何のと部外者が批判するのは誤りである。あれ は長い歴史と伝統を誇る一つの文化圏を形成しているので、それを近代化 しろの何のと言うのは見当違い。あのままで続けさせておくべき別世界」 と喝破された。その通りだろうと思う。

そう批判すれば、野球のNPBだってサッカのJリーグだって興行だろうと言 うだろう。だが、外来のスポーツには相撲にはなかった近代的な練習法も あれば一般社会から孤立(独立?)した別世界を相撲ほど明確に形成して はいないではないか。

練習方法にしても、近頃になって相撲が言わば近代化の一端としてウエイ トトレーニング式な手法も採り入れただけだ。私は繰り返してNHKにも民 放にも「興行ニュース」または「相撲ニュース」として分離して貰える日 が来るのを待っていると言いたい。

既に「もうトランプ大統領を批判するのには飽きた」とは言ったが、あの 新大統領の「国益を重視した政策を採れば、その内容が何であれ自分の支 持層を満足させるだろうし、職(Jobは職か仕事であって「雇用」ではな い)を増加することが出来てアメリカは万々歳という姿勢には何を言って も無駄だと諦めたくなってきた。言っておくが「アメリカでは必要があっ てこそ責任者がjobを創り出し、それに必要な数の人材を採用するので あって、人を先ず雇用してから仕事を与えるのではない」のだ。

業務の進捗状況によっては責任者はjobを減らせる人事権も採用権も持っ ているのだ。また、そのjobに何名を必要とするかもその彼乃至は彼女が 決定することであり、大統領が増やせと言ったからと言って簡単に人を採 用する仕組みにはなっていないのがアメリカのビジネス。

かく申す私だっ て必要があって即戦力として中途採用されたのであっ て、jobに新人を採 用して教えてから使おうとなどと言う悠長で優しい慣 行がないのがアメリ カだ。今の時代に自動車工場を新設しても、恐らく AIで済ませてしまいそ うな職種が幾らでも出て来るのではないのか。大 統領様はそこまでご存じ なのだろうか。



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身 辺 雑 記
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26日の東京湾岸は快晴、爽快。


25日夜は東京・銀座近くの和食の店で、かつてNHK大阪放送局での仲間た ちと一杯呑んだ。おかしなものだ、かつての古巣・東京政治部の連中とは 没交渉だが、左遷されて行ったところの仲間とは交流が長く続くとは。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>
わたなべ りょうじろう

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