政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4231号  2017・1・2(月)

2017/01/02


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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」4231号
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        2017(平成29)年1月2日 (月)



            学問の神様は「政治左遷」:毛馬一三

             憲法改正のテーマソング:北村維康

            インスリン注射不要の夢:渡部亮次郎                                
                       話 の 福 袋
                       読 者 の 声
                       身 辺 雑 記



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第4231号


                            発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
               御意見・御感想は:
                  ryochan@polka.plala.or.jp

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    ブログアドレスは http://chomon-ryo



         

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学問の神様は「政治左遷」
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      毛馬 一三

明けましておめでとう御座います。

郷里九州福岡の友人から元旦、沢山の「年賀状」が届くが、今朝、元日に 以前来たことある「興味ある添え書き」の友人年賀状内容のことを想い出 した。

それは、「大宰府天満宮に初詣。道真公は、学問の神様というより政治 家」と記されていたことだった。

筆者も、元旦の初詣は、福岡に居た時は大宰府天満宮に毎年お参りに参じ ていた。

今は、大阪市北区にある菅原道真を祀る「綱敷天神社」を詣出ている。福 岡の大宰府に流される時、淀川のこの地の「梅」に目を留め立ち寄ったこ とを縁起とする、学問の神様の神社だと言われているからだそうだ。

友人の「書き添え」を貰ったのには当時興味あった。菅原道真が右大臣と いう宮廷要職から大宰府に「左遷」されたことは承知していた。だが昔 は、「左遷の背景」は、むしろ「学問の神様」として幼少の頃からは崇 め、参拝し続けてきたのでである。

ところが友人がわざわざ「学問の神様というより政治家」と、この年にな り改めて添え書きしたのは、道真が「大宰府まで流されてきたのは政治絡 み」であったことを伝えたかったことだった。今は当たり前の常識だが、 その年賀状を受けとった当時は心を揺さぶった想いが蘇る。

となると、道真の大宰府への「左遷」とは、秀でた「学識」に対する貴族 や官僚達の妬みや、やっかみからではなく、右大臣道真である「政治家」 としての暗闘の絡みがあったことを指していることになるのだ。

調べて行くうち、添え書きが納得出来る気がしてきたことも思い出す。そ れはこうだ。

道真は、父から天才教育を受けて育ち、862年(貞観4年)弱冠18歳で文章 生に合格、さらに870年(貞観12年)26歳で国家試験に合格。祖父や父と 同じく式部少輔、文章博士もつとめ、いわゆる宮廷筆頭学者として名声を 博した。

こうした博学な道真に目を付けた宇多天皇が、道真を右大臣まで重用し、 藤原氏を後ろ盾にしながら、有力皇親、賜姓源氏を抑え込む政略遂行に利 用した。しかも宇多天皇が譲位の時、新帝への上奏と勅命旨達は、必ず道 真を経るようにまでの権力を与えた。お陰で道真は、遣唐使廃止も強行し ている。

これらが裏目に出て、宇多天皇(その後上皇・法皇)と、譲位された醍醐 天皇との政争に巻き込まれることになった。しかもこの抗争が、宇多天皇 が擁護する右大臣道真と、醍醐天皇の懐刀の左大臣藤原時平と政敵になる までに発展、宮廷内の政争は激化した。

醍醐天皇になって実権を握った藤原時平は、味方の有力皇親、賜姓源氏に 加えて、藤原氏一派までも纏めて「反右大臣道真」組織を作り上げ、道真 を急速に破局に追い込んで行った。

しかも道真の娘を斎世親王(醍醐天皇の弟)に嫁がせたことが、醍醐天皇 を廃することを企図していることだとの噂を宮廷内に流し、道真を完全孤 立化させた。

その後、昌泰4年(911)1月25日、突然道真に「太宰権帥(だざいのごん のそち)」への左遷の「宣命」が出されたのである。

伝えられる「宣命」によると、道真は、「寒門より取り立てられ大臣に なったのに知足の分を知らず、専権の心を以って前上皇を欺き、廃立を 行って父子(宇多先帝と醍醐天皇)の慈を離間し、兄弟(醍醐天皇と皇弟 斎世)の愛を破ろうとする」となっている。

道真の左遷の報せを聞いた宇多上皇が、内裏に駆けつけ醍醐天皇との面会 を申し出たが、結局叶わなかった。頼みの綱だった上皇の擁護も受けるこ とができず、左遷は実行に移された。肝腎の道真には、一言の釈明、弁解 も許されなかったという。

政敵藤原時平の完全勝利に終わったわけで、「政治左遷」が見事に成功し たことになる。政争に敗れた道真は、筑紫下向に当たり、自邸の梅に向 かって「東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」と屹 然と詠んだと伝えられる。

友人は、今年の初詣でこれを知り得たことから、恐らく筆者も同類であろ うと考え、添え書きを寄越したに違いない。それも謎めいた書き方で。

添え書きを貰って、新たな菅原道真像が浮かび上がってきた。純粋博学な 「学問の神様」と信じ込んでいた道真も、関った激しい「政争」に敗れ、 九州築紫の大宰府に「左遷」させられた政治家だったのだ。(了)

参考―平凡社発行 「菅原道真」      




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憲法改正のテーマソング
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      北村 維康

憲法改正は、焦眉の急の問題ですが、憲法を変えることを気軽に考える ムード創りには、憲法改正のテーマソングを作ることがよろしいかと思 ひ,下記の通り、作詞作曲致しました。

曲はCDに録音してありますが、いずれYou Tube に入れたいと思って
ゐます。

「日本の憲法変えましょう」



1.嬉しく楽しく素晴らしく
  日本の憲法変えましょう

 侵略されたら直ちに撃退

 天皇陛下を中心に

日本の伝統活かしましょう



2.日本の憲法変えましょう
  日本の領土を守りましょう

択捉国後歯舞色丹
  竹島尖閣我が領土
  子孫の為にも残しましょう



3.日本の憲法変えましょう

拉致の被害者助けましょう

日本の主権をしっかり守り

大事な家族を取り返し  

みんなで築こう大平和



4.日本の憲法変えましょう

 日本の教育直しましょう

 父さん母さん大切にして

 夫婦は仲良く助け合い

    みんな楽しく暮しましょう




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インスリン注射不要の夢
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    渡部 亮次郎

2006年8月、京大の山中伸也教授が、人の皮膚から採った細胞に4つの遺伝 子を入れて培養したら、万能細胞ができた。iPS細胞=人工多能性幹細胞 と言うそうだ。

万能細胞から、神経細胞、心臓細胞、臓器細胞、血液細胞、軟骨などが作 られ糖尿病や心臓病に使えるとされている。

自分の皮膚から採った細胞だから、自分の体に入れても拒否反応がない。 ノーベル賞だという声が上がって本当に受賞した。細胞や臓器の再生へ、 万能細胞の研究競争が激化するだろう。

山中教授は、何年かしたら、人工細胞ができると言う。激しい競争がある からだ。

しかし、4つの遺伝子は、癌細胞から採っているので、人に応用すると思 わぬ事故になる可能性があると言う。

山中氏は、神戸大→大阪市立大→カリフォルニア大と研究を続けて、世界初 の万能細胞を作った。

人工細胞は、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脊髄損傷(せきず いそんしょう)などの治療に使える。
http://www2.ocn.ne.jp/~norikazu/Epageh3.htm

このうち糖尿病治療への展望について専門家に聞いて見ると、うまくすれ ばインスリン注射が要らなくなる可能性があるという明るい見通しがある らしい。

糖尿病は、食べたものを血肉にするホルモン「インスリン」が膵臓から十 分に出てこないため、溢れた栄養(ブドウ糖)が血管を内部から攻撃した 末に小便に混じって出る病気である。小便が甘くなるから糖尿病。

糖尿病それ自体ではなかなか死なないが、内部から血管を糖分で攻撃され ると、脳梗塞、心筋梗塞、盲目、足の切断、癌多発といった
「合併症」を招いて、寿命より10年は早く死ぬ。

栃木県にある自治医科大学内分泌代謝科の石橋俊教授によると、駄目に なった膵臓や膵頭を何らかの方法で丈夫なものを移植すれば問題は一挙に 解決し、インスリン注射も要らなくなる。

しかし日本ではドナーが不足し、膵頭を調整する試薬の供給がストップし たりして、こうした治療を受ける患者は2桁どまりだ。

そこで注目されたのが、インスリン「製造工場」ともいえる膵ベーター細 胞の再生治療だったがヒトの受精卵の仕様に付随する倫理的制約や拒否反 応が壁になって進んでいなかった。

そこへ登場したのが山中教授の万能細胞。ヒトES細胞から膵ベーター細胞 を作る研究は壁に突き当たったが、山中教授のiPS細胞なら、自分の皮膚 から出来た物だから拒否反応も倫理的な問題も起きない。

問題は今回できた4つの遺伝子が、がん細胞からとっているので、人に応 用すると思わぬ事故になる可能性があることだ。石橋教授は「この問題が 解消されれば、実用化は意外に早いかも知れない」と言っている。

資料:(社)日本糖尿病協会関東甲信越地方連絡協議会機関紙「糖友 ニュース」91号(2008・7・1)  執筆 08・06・28




    
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話 の 福 袋
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 ◎日本の“左翼メディア”は世界で異質!?…米国人が首をかしげる日本の「護憲論」

「米国人としてハッキリ言いましょう。日本を弱い国にしたいから憲法9条をつくったのです」

12月8日に大阪市内で開かれた大阪「正論」懇話会で、米カリフォルニア州弁護士でタレントのケント・ギルバート氏は日本国憲法をこう指摘した。共産党や社民党、民進党の一部などの護憲派が「9条のおかげで日本は平和を維持してきた」「世界に誇れる憲法だ」などと訴える憲法9条。その内実に、ギルバート氏はズバッと切り込んだのだ。

地域紛争で責任果たすべき

ギルバート氏は、終戦後に連合国軍総司令部(GHQ)によって日本国憲法がつくられたことを説明し、憲法9条の狙いが米国が科した「ペナルティーだ」と説明した。

「(GHQで憲法草案を)つくった人たちが『あれは暫定的な憲法だ。なぜ改正しないのか』と言っている」と紹介。護憲派の金科玉条である9条が暫定措置であることを、日本国憲法をつくった米国人たちが思っている皮肉も披露した。

米海軍関係者は「日本は急激な近代化で国力を増強し、欧米の脅威となっていた。米国を再び攻撃しないようにするのは占領国にとって当たり前だ」と語る。技術開発力や産業基盤など軍事的脅威を分析し、その能力向上の芽を事前に摘むことは当然の戦略というわけだ。

その米海軍関係者は「現在の日本が軍隊を持つのは当然のことであり、地域紛争などではもっと国際社会の一員として責任を果すべきだ」と話す。また「日本の存在感が世界で薄いのは、平和維持などで軍事的な協力を拒否しているからだ」と日本の姿勢を批判する。

政府弾圧によって罪のない市民が虐殺されていても、外交が機能しない場合には武力をもって市民の生命を守る米英仏などに対し、日本は見知らぬ振り、無視し続けていると指摘する。

日本メディア、なぜそこまで反対?

ギルバート氏は日本国憲法について「どうやって国を守るのか書いていない」と根本的な憲法としての問題点を強調する。

もちろん、地域紛争に対し国際社会と連携してどのように貢献、協力していくのかも書いていない。

「ライフルや刃物を持つ犯人たちから拳銃を携帯する警察官に身を守ってもらうことは問題なくて、ミサイルやマシンガンで攻撃してくる国家から日本を守ろうとする自衛隊への理解はなぜそんなに低いのか」

ある米大学院生はこう首をかしげる。

「国歌を斉唱し国旗を掲揚することが右翼的な人間とみられることがある」と日本国内の雰囲気を紹介されると、「え?それは当たり前のことだ」と日本独特の“空気”に驚く。

安全保障関連法制の国会審議で左翼メディアが激しく批判していたことにも「集団的自衛権は国家として当然の権利だが、なぜ日本のメディアがそこまで反対するのか」と違和感を覚えていた。

もちろん、政府の政策をチェックし反論することは重要なメディアの役割で、メディアの中に両論あることが望ましいと指摘する。ただ、一部メディアによって米国に伝わった日本の状況は「安保法制反対で日本中のいたるところで大規模デモが起き、政治が大混乱しているような印象」で、不安を拭えなかったという。
【産經ニュース】 2017.1.1 15:00 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎津軽海峡に「第2青函トンネル」を 専門家ら構想

貨物向け、北海道新幹線を高速化

津軽海峡の海底下を通る「第2青函トンネル」の建設を将来実現させよう と、大手建設会社や土木の専門家らが、動きだした。財源の確保など課題 はあるものの、実現されれば北海道新幹線のさらなる高速化が可能にな り、貨物列車の輸送力向上なども期待できる。

泳ぐの不自由な仲間の食事を一生懸命助ける「介護金魚」が話題 北海 道・平取町

鹿島建設や大成建設などの大手建設会社、民間コンサルタントらでつくる 「鉄道路線強化検討会」が2年ほど前から、複数の案について経路や工費 などを検討し、昨年夏にまとめた。構想によると、既存の青函トンネルの 西側100〜250メートルに、延長57・0キロの第2青函トンネルを設ける。貨 物列車向けの単線で工費は約3900億円、工期は約15年とした。

狙いの一つに、青函トンネル内での新幹線の高速化がある。現在は貨物列 車との共用走行のため、最高時速が140キロに制限されている。共用走行 が解消されれば260キロまで高速化でき、観光面などの面で高い効果が期 待できるためだ。

検討会は、一部の経済団体の関係者や工学系の大学教授らに構想を示して いる。賛同者を広く募り、世論を形成したい考えだ。検討会の一人は「で きるだけ早く計画決定にこぎつけたい」と話す。
北海道新聞 1/1(日) 10:40配信



 ◎秋篠宮さまを「皇太子」待遇…「退位」特例法案

政府は天皇陛下の退位を実現するため、一代限りの特例法案を1月召集の 通常国会に提出する方針を固めた。

特例法案は皇室典範と皇室経済法や宮内庁法など関連法の特例を一括した ものとする。皇位継承順位が1位となる秋篠宮さまを「皇太子」待遇と し、退位した天皇の呼称は「上皇」(太上天皇)とする方向だ。

皇室典範には退位の規定がなく、特例法案に退位の手続きや、退位した天 皇の呼称などを書き込む。

皇室経済法に関しては、上皇を置くことに伴う支出を規定するほか、秋篠 宮家への支出を皇位継承順位1位に見合う額に引き上げる特例を設ける方 向だ。

現在、生計を一にされている天皇、皇后両陛下と皇太子ご一家に支出され る内廷費(2016年度)は3億2400万円。これに対し、秋篠宮家への皇族費 (同)は6710万円にとどまる。読売新聞 1/1(日) 12:04配信


 ◎コラム:トランプ氏の円安黙認は外交成果か=池田雄之輔氏

[東京 29日] - 12月27日朝、前日は欧米市場が全面的に休場というク リスマス休暇モードの中、はっと目を覚まさせるような新聞の見出しが飛 び込んできた。

「為替、危機管理怠らず」。日本経済新聞に掲載された菅義偉官房長官イ ンタビュー記事だ。為替に関しては、以下の重要な発言があった。

「(トランプ相場で)黙って(円安に)なったと言われるが、私たちが為 替の危機管理をちゃんとやっているからだ。今まで日本は翻弄されてきた」

また、具体的な対応について問われ、菅官房長官は「そこは色々と。私た ちの為替への意識は強く、中途半端な決断ではない」と答えている。

ここで言う「為替の危機管理」とは何なのだろうか。真っ先に思いつくの は市場急変に際しての為替介入だろう。しかし、政府は、英国民投票、米 大統領選挙のそれぞれの開票時(日本時間6月24日、11月9日)に1ド ル=99円台、101円台という円高に見舞われた際、円売り介入を打ち出し ていない。それどころか、「断固たる措置を取る」「円の動きは無秩序 だ」といった強いトーンでの口先介入すら、自重している。

一方、日銀の長期金利固定戦略は、米金利上昇時の日米金利差拡大、ドル 円上昇を増幅させる働きを担っているが、これは政府の管轄外である。で は、菅官房長官はなぜ円安が棚ぼたではないと強く反論したのだろうか。 具体的な措置については言葉を濁したものの、恐らく、我々の目に触れな い、水面下での粘り強い外交努力への自負心があってこその発言だろう。

<日本の外交努力を物語る2つの出来事>

推理を進めるため、まず米国サイドの動きを確認しよう。11月9日、トラ ンプ氏が大統領選に勝利して以降、誰もが「ドル高けん制」「日本叩き」 がいつ始まるかと身構えてきた。選挙キャンペーン中には、そう警戒させ るに十分な発言が幾度となく飛び出していた。

しかし、「まさか」の勝利から7週間が経過してなお、トランプ次期大統 領およびムニューチン財務長官候補から為替に関するそのような発言は一 切ない。菅官房長官に言わせれば、それは恐らく幸運によるものではな く、日本政府の周到な根回しの賜物なのだ。

そこで思い出される出来事が2つある。11月30日、ムニューチン氏は米 CNBCのインタビューでドル高について質問された際、ドルには直接の 言及を避けつつも、「強い米国が海外からの投資を引きつけるのは当然。 我々の優先課題は経済成長と雇用創出だ」と発言している。

12月6日、ソフトバンクグループの孫正義社長は、トランプ氏を訪問、新 政権の規制緩和に期待して米国企業に500億ドル投資し、5万人の雇用 を創出するとの構想を打ち上げた。潜在的にはドル高圧力になり得るこの 決定を、トランプ氏は手放しで称賛した。

筆者の仮説はこうだ。菅官房長官らはトランプ氏側に、「日本は、英国と 並ぶ世界最大の対米直接投資残高(約4100億ドル)を誇り、米国の雇用を 支えている。政権が代わっても、米国がこれまで通り主要7カ国(G7) のルールに従い、為替市場への不必要な介入を控えてくれれば、日本から の積極的な対米投資、雇用への貢献は継続する」といった内容を、丁寧に 説明したのではなかろうか。

加えて、アベノミクス相場で1ドル=80円から125円までドル高・円 安が進んだ間も、米国の対日貿易赤字が拡大するどころか縮小したこと も、付け加えただろう。そうだとすれば、トランプ氏が選挙戦中には繰り 出していた日本叩きを封印し、その後ムニューチン氏とともに円安批判を 控えているのは、幸運ではなく、「日本の外交成果」ということになるは ずだ。

 もちろん、トランプ次期政権がドル高に対して無限の寛大性を持ってい るわけではあるまい。特に、中国に対しては厳しい姿勢で対峙する公算が 大きい。これは中国が日本と比較した場合、対米直接投資は約4%しかな い一方、対米貿易黒字額は5倍にも上るという対照的な位置にあることと 関連していよう。

すなわち、米国の雇用に対して、日本は直接投資を通じてプラスに貢献 しているが、中国は貿易黒字によってマイナスの打撃を与えていると区別 して理解されているはずだ。トランプ氏は選挙公約通り、1月20日の大 統領就任初日に、中国を為替操作国として認定する可能性がある。

トランプ政権の政策優先順位を考えれば、株価や雇用に明らかな悪影響 が及ばない限り、ドル高・円安をけん制しないと考えるべきだろう。そし て、トランプ氏がそのような正しい認識に至った背景には、安倍政権の外 交努力があるかもしれないのだ。

*池田雄之輔氏は、野村証券チーフ為替ストラテジスト。1995年東京 大学卒、同年野村総合研究所入社。一貫して日本経済・通貨分析を担当 し、2011年より現職。「野村円需給インデックス」を用いた、円相場 の新しい予測手法を切り拓いている。5年間のロンドン駐在で築いた海外 ヘッジファンドとの豊富なネットワークも武器。著書に「円安シナリオの 落とし穴」(日本経済新聞出版社)。
*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載さ れたものです。(編集:麻生祐司)
*本稿は、筆者の個人的見解に基づいています。〔免責事項、以下轉記省略〕
【ロイター】  2016年 12月 30日 11:27 JST 〔情報収録 − 坂元 誠〕




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読 者 の 声
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 1)実はA型のインフルエンザに感染しまして、たった今東京山手メデ イカルセンター(旧社保中病院)から帰ってきたところです。4〜5日は未 だ発熱があるのでジッとしていなさいと申し渡されました。このメールを 打つにも指が思うように動かず難儀しております。

新年早々病院通いは初めてでしたが、意外に救急の患者が少なく何とか診 て貰えました。(前田正晶)




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身 辺 雑 記
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2日の東京湾岸は、朝のうちは曇天、寒そう。

13日が来ると「81」になる。






渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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  • 名無しさん2017/01/03

    たけしさんまで二重国籍に言及。メディアは今年こそ変わるか

    http://agora-web.jp/archives/2023602.html



    史上最悪の紅白歌合戦2016、戦犯がコチラですwwwwwww

    http://www.akb48matomemory.com/archives/1063454281.html



    新春

    http://blog-imgs-98.fc2.com/k/a/i/kaigainohannoublog/20160712.jpeg



    告白「私はヒトラーの上官だった」の余波

    https://sites.google.com/site/sugimotweb123new/zakki-chou-01/iruminateinotop/22gao-bai-sihahitorano-shang-guandatta-no-yu-bo



    日本で生まれ育ったタイ人少年に強制退去処分!【タイ人の反応】 

    http://thailog.net/2016/12/08/344115/



    「WiLL」慰安婦問題特集

    http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid264.html



    べっぴんさん

    http://onigasima402.blog.fc2.com/img/fbb3e33f4fb45b023b5a6c13da935755.jpg/



    【感想】映画「この世界の片隅に」は2016年アニメ映画の大本命だった【ネタバレ】 

    http://ohrmsk.hateblo.jp/entry/konosekainokatasumini.com



    抗がん剤治療は猛毒を以って毒を制し、人をも殺す

    http://sekainoura.net/%E6%8A%97%E3%81%8C%E3%82%93%E5%89%A4%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AF%E7%8C%9B%E6%AF%92%E3%82%92%E4%BB%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%AF%92%E3%82%92%E5%88%B6%E3%81%97%E3%80%81%E4%BA%BA%E3%82%92%E3%82%82%E6%AE%BA.html



    除夜の鐘「うるさい」と苦情で中止が相次ぐ・熊本「ボシタ祭り」にも朝鮮人が圧力

    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6506.html



    韓国/国民保導連盟事件

    http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1712.html



    徳川家康の影武者

    http://senjp.com/serata/



    戦争と殺戮ばかりの国・中国

    http://ironna.jp/article/3342



    【ミステリー】明かされる余命の謎

    http://meron.vanillapafe.info/archives/8591



    変な握手

    http://blog-imgs-98.fc2.com/d/e/l/deliciousicecoffee/C0BougMVIAADNJr.jpg

  • 名無しさん2017/01/02

    ED改善薬「バイアグラ」もやばい!



    (心臓病治療薬が勃起促進薬に変身)



     「バイアグラ」のメーカーは、世界最大大手のファイザー社である。もともとは狭心症の治療薬として開発されていた。しかし、心臓病には効果がなく、開発中止になったが、被験者に勃起促進する思わぬ効果が見られた。それで急遽、開発目的が変更され、世界初の「勃起不全治療薬」が開発された。ファイザー社は莫大な利益を得た。しかし、狭心症治療を受けている男性が、服用して性行為を行った直後に心停止で死亡した。このような腹上死が続出して世間を騒がせた。バイアグラは、処方が簡単で一剤が約1500円であり、偽物も出回っているので要注意である。



    (バイアグラの様々な副作用)



     副作用報告として「動悸」「頻脈」「胸痛」「不整脈」「失神」「低血圧」「心筋梗塞」「めまい」「混迷」「神経過敏」「下肢けいれん」「緊張昂進」「錯乱」「神経炎」「異常感覚」「神経症」「不安」「記憶力低下」「不眠症」「無気力」などである。その他、消化器症状として、「消化不良」「悪心」「胃腸障害」腹痛」「おう吐」「嚥下障害」「下痢」「便秘」「胃炎」などがある。呼吸器系は「鼻炎」「咽頭炎」「呼吸障害」「鼻づまり」「喘息」「気道感染」「鼻出血」「副鼻腔炎」などがある。筋・骨格系は「筋肉痛」「関節痛」「背部痛」「骨痛」などがある。皮膚・感覚器は「発疹」「発汗」「かゆみ」「脱毛症」「皮膚障害」紅斑」「視覚障害」「結膜炎」「目の渇き」「視力低下」「味覚消失」「味覚異常」などがある。結論を言えば、副作用も全身多岐にわたっている。



    (「痛め止め」が「痛みの原因」になっている)



     「医者が「痛め止めを出しておきましょう」と言ったら、絶対に断らなければならない」と安保徹博士は断言する。「それは病を作る薬であり、使い続けてはいけない」 つまり、「痛め止め」は頭痛、腰痛、ひざの痛みから生理痛まで病院で処方されるが、それを「断れ」と安保博士は言う。

    なぜか? 

    痛め止めの薬は専門的に消炎鎮痛剤といい、痛みの元である「炎症」を「消して、痛みを鎮める」という意味である。これら痛み止めには大別して3種類ある。

    !)「解熱鎮痛剤」 

    !)「非ステロイド系・消炎鎮痛剤」 

    !)モルヒネ(麻薬)

    である。



     安保博士は「消炎鎮痛剤を使い続けてはいけない」と釘を刺す。その理由は、

    「消炎鎮痛剤を飲む」→「交感神経を緊張させる」→「血流障害を起こす」→「顆粒球が組織破壊する」→「炎症を起こす」→「痛みが発生する」

    というプロセスを辿るからである。結局、痛みの原因は「痛み止め」だった。だから、安保博士は「痛みから解放されたかったら、痛み止めをやめなさい」と言う。



    (万病を起こす悪魔の薬)



     痛みを引き起こすのは体内の「プロスタグランジン」という成分である。「消炎鎮痛剤が、この成分を無理に抑えてしまうと、血管が閉じ、血流障害はさらに悪化し、知覚が鈍麻して痛みがおさまっても、根本要因である血流障害は改善されないままです」と安保博士は言う。



     つまり、消炎鎮痛剤が切れた禁断症状が痛みなのである。だから、患者は痛み止めを手放せなくなる。病院がドラッグ中毒を作っている。「血流障害は、全身の細胞の活力を奪い、様々な病気を招く。消炎鎮痛剤を常用している人の中に、血流が途絶えてしまうために「冷え」や「耳鳴り」「めまい」「頭痛」「腰痛」を併発している人が少なくありません」と安保博士は言う。低血圧、低酸素、低体温は万病の元凶であり、最後に恐ろしい癌が発生してくる。



    (炎症を止める奇跡の薬)



     ステロイド剤は、その劇的な抗炎症作用から、奇跡の薬ともてはやされた時代があった。しかし、この薬剤は、炎症を消す働きが強いので「消炎剤」と呼ばれている。「炎症」とはリンパ球の一種、顆粒球が侵入したばい菌、ウイルスなどの病原体を、活性酸素の炎で攻撃している状態を指す。つまり、免疫細胞の顆粒球が、外敵を火炎放射で焼き払っている。しかし、その炎は敵だけではなく、自らの組織、細胞も炎で焼いてしまう。だから、その部位は「発熱し」「腫れて」「痛む」。これが炎症の正体である。



    (慢性濫用で悪の化身に変身する)



     このステロイド剤には、活性酸素を無毒化する働きがある。しかし、奇跡の薬は慢性患者にまで大量濫用されるようになった。その最たるものが!)アトピー性皮膚炎 !)潰瘍性大腸炎 !)クローン病(小腸疾患) !)膠原病などである。これらの病気にステロイド剤を使うと、最初は組織炎症をとる「善玉」として大活躍するが、ある時期から組織を破壊する「悪玉」に変っていく。



    (中止すると激しいリバウンドが襲う)



     ステロイド剤の組成は、コレステロールと同じ脂質成分のため、漫然と使い続けると、体内に蓄積され、酸化コレステロールに変身する。そして周辺組織を酸化していき、新たな皮膚炎を起こすようになる。まさに「正義の味方」が「悪魔の化身」に変身してしまう。焦った医者は、さらにステロイド剤を大量投与する。こうして、ステロイド依存症が作られていく。患者がこのステロイド地獄から脱出するには、ステロイド投与をやめるしかない。→(覚せい剤中毒患者がやめられないのと同じ症状であると思える。)しかし、ステロイドをやめた途端に、リバウンドという激しい禁断症状が襲う。急な中止は生命にも関わる。