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頂門の一針

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頂門の一針3384号  2015・12・31(木)大晦日

2015/12/31


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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」3384号
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        22015(平成26)年12月31日(木)



             慰安婦合意、韓国支援団体に日本の:松竹伸幸

                 「馬」の渡来地は大阪四條畷市:毛馬一三

               寝た子を起こした日韓慰安婦協議:池田元彦

                         ビタミンB1を思う:渡部亮次郎

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第3384号
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慰安婦合意、韓国支援団体に日本の
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           松竹 伸幸

日韓外相会談に至った要因はいくつもある。よく言われているように、ア メリカは、中国に対して同盟国が一致して対応しなければならないのに、 日韓関係が不安定であることへの懸念を幾度も表明してきた。

日本は、解決済みという建前を表明しつつも、実際には問題が存在してい て、日本側が女性の人権侵害をした側にあると国際的に受けとめられてい る事態を、何とか打開したいと考えてきた。

韓国は、当事者である慰安婦が納得する解決をと希望しつつ、安倍政権の 基本的立場が変わるはずのないことは承知しており、どこかで妥協を求め ていた。 

慰安婦の生ある内に解決しようとすると、残された時間は少ない。問題の 解決を慰安婦が誰一人目にせぬまま亡くなったとなれば、より大きなしこ りが将来にわたって残りつづける。

そのような切迫した事情をふまえ、日韓条約50年の年が終わろうとするタ イミングで、最初に述べた複合的な要因が重なり合って、今回の外相会談 が開催されたということであろう。

ただし、最大の要因は、別のところにあると考える。韓国の市民運動の変 化である。いくら日韓の政府間で合意しても、慰安婦問題を主導する運動 体の理解がなくては、再び迷走してしまうことは確実である。

そこにある程度のメドがついたから会談するということなのだろう。しか し、運動体に変化が見られるとはいえ、その変化は道半ばだとも思われ、 実際に最終的解決に至るのかは楽観できない。その事情を書いておきたい。

この問題を知る人にとっては常識的なことだが、慰安婦問題をめぐる日韓 の対立を理解するキーワードは、「法的責任」である。韓国側は、この問 題は日本政府が当時の国際法、国内法に反して引き起こしたものであるの で、国家としての法的な謝罪と賠償をする責任があるとしてきた。

日本側は、日本が国家として関与したことは認めつつ、法的な謝罪と賠償 の責任をとるような性格のものではなく、かつ日韓条約で法的にも決着済 みであるので、人道的な見地での謝罪と金銭の供与が適当であるとしてきた。

日本側がこのような考え方を表明したのが、いわゆる河野談話であり、そ れを具体化したのがアジア女性基金であった。河野談話は、いまでは左派 の金科玉条となり、右派には忌み嫌われる存在であるが、93年の公表当 時、評価は現在と逆転していた。

たとえば産経新聞の「主張」は、「「強制連行」を、表現こそ違え、肯定 するような意味を持つ」として危惧の念を表明しつつ、「改めで戦争が女 性に強いた惨禍に胸が痛む」として、宮沢首相が表明した「おわびと反省 の気持ち」の「言葉を繰り返す以外にない」と述べた。

「民間主導でかつての慰安婦に誠意を示すことは大賛成だ」として、後の アジア女性基金の考え方を肯定している。「主張」のすぐ横に載った上
坂冬子氏の談話では、いろいろ問題点を指摘しつつも、「政府の談話とし てはこれが限度であろう」と述べ、限度として容認することを表明している。

一方、朝日新聞は、「被害者の名誉回復への前進である」として前向きの 評価を与えている。しかし、今後の課題として、「反省と謝罪をはっきり と内外に宣言すること」、「補償するべきは補償する」ことをあげている。

これは、河野談話でははっきりとした反省と謝罪になっておらず、「法的 責任」を果たすことを意味する「補償」も明言されていないことへの批判 だったのである。

韓国の運動体である挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)も河野談話につ いて声明を出したが、「「戦争犯罪という本質を回避した発表で、法的責 任をとろうとしていない」と強く非難」(日経新聞93年8月5日)するも のだった。

筆者も1年ほど前(14年11月)、挺対協が運営するソウルの人権博物館を 訪れたが、そこで流されていたテープの音声は、河野談話について「法的 責任を回避するもの」としており、二十余年を経てなお批判する立場を明 確にしていたのである。

ところが、昨年来、そこに変化があらわれた。「法的責任」という問題を めぐってである。

この十数年間、挺対協を含む日韓の運動団体は、毎年のように会議を開い てきた。2014年6月に開かれた会議は、「日本政府への提言」を確認した のだが、そこでは「「河野談話」を継承・発展」させるとして、かつてあ れほど批判した河野談話を肯定的なものと捉える考え方が示されている。

その上で「次の事実と責任を認めよ」として4項目が示され、さらに日本 政府に求める「措置」が列挙されている。

今年の会議でも同じ内容のものが確認されたのだが、大事なことは、この 文書への挺対協の見解が示されたことだ。挺対協の共同代表である尹美香 (ユン・ミヒャン)代表は、この提言について「まさに私たちが求める解 決の内容でした」と評価したのである。

その文書の内容を書き連ねることはしないが、大事なことは、このなかで 「法的責任」という言葉が使われていないことである。「強制連行」とい う用語も、法的責任に直結するからだろうか、使われてはいない。

そういうことを日本政府に求めていては、いつまでたっても問題が解決し ないことを、日本の運動団体が挺対協に働きかけ、説得したのであろう。

日本政府側となお隔たりがあると思われるものもある。言葉でなく内容を めぐってだ。

たとえば日本政府が認めるべき事実として、「当時の様々な国内法・国際 法に違反する重大な人権侵害であったこと」があげられている。国家が法 に違反したということになると、「法的責任」そのものになる。

しかし、戦後70周年に際しての安倍首相談話においても「深く名誉を傷つ けられた女性たち」の存在に言及されており、「重大な人権侵害」を行っ た主体が日本政府だと認めよというのでない限り、何らかの合意は可能だ と思われる。

日本政府がとるべき措置として、謝罪(法的な謝罪とは言っていない)と ともに「謝罪の証として被害者に賠償すること」があげられている問題も ある。「賠償」というのは一般に、違法行為をして与えた損害を償うこと であり、「法的責任」と表裏一体のものである。

だから、日本政府が「賠償」という名称で何らかの金銭給付をすることは 考えられない。けれども、賠償という言葉は使わないが、全額を日本政府 が拠出することにより、実態は賠償と言えるものにすることはあり得る。

例えば、日本では「私有財産制」の原則から、災害などで個人の家屋が失 われても、それを再建する費用は国庫から支出されないできた。しかし、 阪神大震災などを経て次第に変化が生まれ、建前は変わらないまま支出が されるようになっている。

法治国家というのは、ある意味で、建前が原則なのである。建前に説明が つけば、実態はある程度の柔軟性が許容されるということだ。それを慰安 婦問題にどう適用するかという応用問題が問われている。

問題は、日本側の建前が変わらないという現実を、挺対協が受け入れられ るのかということである。日韓外相会談で何らかの合意があったとすれ ば、そのことが挺対協に問われてくる。

いま紹介したような運動体の文書に挺対協が合意してきたとはいえ、あく まで会議に参加した代表が合意したということであって、組織全体が合意 したことを意味していない。実際、挺対協のなかには、一切の妥協を許さ ないグループも存在すると聞く。

解決の容易でないことを予測させる事態が、運動体の今年の会議をめぐっ て発生した。北海道新聞が、この会議について、「慰安婦問題 『法的責 任』は求めず 韓国・挺対協 従来方針を転換」と見出しをつけて報道し たのだが(4月25日付朝刊)、挺対協からの抗議を受け、訂正をしたので ある。

北海道新聞の当初の報道は、「挺対協が、日本政府に対して立法措置によ る賠償など『法的責任』に基づいた対応を求めてきた従来方針を転換した ことが分かった。……要求を緩めた」とするものであった。

さらに、「尹代表は『(法的責任を直接追及しなくても)提案内容で、実 質的に日本の法的責任を明確にできる』とも報じた。これが訂正報道で は、それぞれ「…日本政府に対し慰安婦問題の解決に関しとるべき方向を 提示した」、「尹代表は『法的責任の内容というものは提言の中に込めら れている』とした」とされたのである。

要するに挺対協は、「法的責任は追及しない」という部分を問題にしたわ けである。法的責任という言葉は使わないにしても、要求している内容は 法的責任に当たるということにしてもらわないと、これまでの行きがかり もあって、立つ瀬がなくなるということである。実際には法的責任という 建前を放棄しているのだが、放棄したと書かないでほしいということでも ある。

日韓政府間で何らかの合意がされたとして、運動体がこれまで建前と本 音について徹底して議論してきたのなら、スムーズな解決がされたかもし れない。

し かし、そういう議論がないままなので、運動体の内部では建前と本音 を上手に使い分 けしていかないと、政府間合意を一致して受け入れるこ とにならないだろう。

いわばガラス細工のようなものなのだ。不用意な政治家が、「この合意 では法的責任は認めていない」とか、「賠償を払わないことで合意した」 などと発言 でもすれば、それだけでこんな細工は容易に崩壊する。

けれども、これが最後の機会である。立場は様々であっていいから、誰 もが合意を促進する立場に立ってほしい。慰安婦問題の解決に積極的に運 動してきた 人には、あれこれの問題点をあげつらうのではなく、20年余 の努力が実を結んだの だとみなして、慰安婦に対して「これで解決しよ う」と励ましてほしい。

慰安婦問題 など存在しないと考えてきた人にも、「これで本当に最後に ならないと恐ろしいこと が待っているぞ」という気持ちからであっても いいから、韓国側を挑発するのはやめ てほしい。

なお、合意に向かう上で最大の障害の一つは、在韓日本大使館前に設置 された慰安婦像をどうするかという問題になろう。撤去せよという日本側 と、撤去し ないという韓国側の間で、一致することが困難だ。この問題 では、拙著
<http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093884234/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=
247&creative=1211&creativeASIN=4093884234&linkCode=as2&tag=sandigi001-22>

『慰安婦問題をこれで終わらせる。』(小学館)で提唱したやり方しかな いと感じている。慰安婦問題が解決し、日韓が和解したことの証として、 いまの像を 包み込むような形のモニュメントをつくるものである。この やり方なら、韓国側は慰 安婦が安らかな眠りについたと思えるし、日本 側は慰安婦像はなくなったと解釈でき るのではないか。

何をもって慰安婦問題の解決というかは難しい問題である。しかし、首 脳会談もまともに開けないとか、市井の人々の日常の暮らしのなかに隣国 批判が横溢 するとか、そんな状態は終わらせなければならないと思う。 本当に最後の機会である。 
<http://ironna.jp/> (総合オピニオンサイト iRONNA)
                産経ニュース2015.12.29
                (採録:松本市  久保田 康文)





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「馬」の渡来地は大阪四條畷市
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        毛馬 一三

わが国古代王朝の威光を軍事面で支えた「馬」の渡来終着先が、なんと大 阪府四条畷市(しじょうなわて)であったことを知らされ、ビックリした。

大阪湾(古代は難波津)に接している大阪柏原市に鉄技術、堺市に土器焼 成技術が古代に朝鮮半島から渡来していたことは分かっていたが、まさか 生駒山系が迫り、大阪湾と些かも面していない大阪四条畷市が、「馬」の 渡来終着地だったとは夢にも思っていなかった。

ところが、先般四條畷市主催の会合で、古代王朝や豪族たちの権力の象徴 となる「馬」の渡来先が四条畷市で、これを証明する「蔀屋北遺跡(しと みやきたいせきあと)」が、四條畷市にあることが公表されたのだ。

四條畷市の西にある現在の寝屋川は、古代には難波津に繋がる海路ルート となっていた。しかもこの海路の条件と、清い水と牧草に恵まれた肥沃大 地の馬飼いの環境が見事に合致したことから、ここが朝鮮半島からの渡来 先の終着地になったらしいのだ。

しかも、四條畷を南北に横たわる生駒山系を越えれば、比較的なだらか下 り坂となり、「馬」に負担を掛けず「大和」へ供給できる立地の良さが王 朝・豪族に認められ、四條畷(当時・讃良)を「馬」の機動性を軍事制度 に組み入れる「馬飼いの里」として定着させたという。

朝鮮半島からは、比較的穏やかな初夏の海に「馬」を乗せた丸木船を2ヶ 月かけて、玄界灘から筑紫(福岡)・豊浦(下関)・瀬戸内海、そして大 阪湾(難波津)を経て、河内湖から寝屋川を通じて「蔀屋北遺跡」に辿り 着いている。「馬」に同伴してきた渡来人もここに定住したそうだ。

そう云えば、「国内最古 馬の乳歯 四條畷」という記事が出ていたこと も思い出した。

四條畷市の「蔀屋北遺跡」で、国内最古となる5世紀中頃の馬の乳歯が2 頭分、大阪府教委の調査で出土した。2〜2歳半とみられ、同時期の遺跡 で、若い馬の存在が確認されたのは初めてである。

同遺跡は、国内で初めて馬を本格的に飼った牧場とされ、大阪府教育委員 会は「朝鮮半島から子馬を船に乗せて連れてきたか、生まれた子馬を飼育 し、軍馬として増産したとみられ、国内最初期の馬生産の実態がわかる」 としている。

動物考古学者によると、「乳歯はもろく、「蔀屋北遺跡」からの出土は珍 しい。馬飼が、大規模に馬を生産していた様子がうかがえる」と話している。

たしかに「蔀屋北遺跡」とその周辺から、これまでに丁寧に埋葬された馬 の骨(性別は不明)や永久歯計約500点、それにアブミ、鹿角製のハミ、 鞍などの馬具も出土している。総数26基の井戸も発掘されており、このう ち7基は、「馬」運びに使った舟を転用して、井戸枠を作っているのが分 かっている。

その船は、西都原式といわれる準構造船で、実物が日本で初めてこの「蔀 屋北遺跡」で発掘されている。復元船は、全長10?、幅1?、10人乗りの 船。航海は2ノットぐらいの速度の船団だったと専門家は説明している が、果たして1隻の船に一体何頭乗せて来たかは分からない。

そこで、四條畷市の「馬飼いの里」で繁殖された「馬」は、王朝や豪族の 間で軍事・通信・運輸の活用に重用され、いわゆる権力誇示の証とされ た。それだけに四條畷市の「馬渡来の終着地」の意義と「馬飼いの里」か らの「馬」の供給価値は、権力側から高く評価されていた。



しかし文武4年(700年)になると、天皇に献上する公の牧場が、いたる所 で作られるようになり、その所為か平城京遷都の時には、騎兵500人が威 儀を正して行進し、「馬」が国家の資としての威容をみせつけている。



こうした時代の変遷のともない、平城京遷都の頃には、四條畷市の「馬渡 来の終着地」の役割は終焉し、「馬飼いの里」は姿を消したことみなる。



名所旧跡の多い大阪四條畷市では、こうしたあまり知られていない歴史を 積極的に広報して、まちへの集客へ繋げる「観光政策」に力を入れてい る。(了)

 参考―四條畷市立歴史民族資料館刊「馬は船にのって」   





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寝た子を起こした日韓慰安婦協議
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          池田 元彦

 今回の日韓外相協議は、安倍首相の政治的判断ではあるが、結果は明ら かに失敗だ。米国上下両院スピーチでは幾つかの歴史認識は、今後の史実 調査で是正されるとの政治的妥協判断で、将来を期した。日本は2度と謝 罪しないと言明し受容れられた。同じ柳の下の泥鰌を狙ったのか。

米国の日韓仲良く要請に応じていない韓国は、今回は引下るべきなのだ。 1965年の日韓基本条約で全て解決済み前提の交渉なのだから、無理難題を ゴリ押しするなら椅子を蹴ってでも即帰国すべきだった。岸田外務大臣の 成果を挙げた誇らしげの嬉しそうな顔は、勘違いも甚だしい。

何を確定したのか。何等確定はない。両国共同声明文がないということ は、何も国家間の契約がなかったということだ。だから両国外相が幾ら 「最終的」「不可逆的」に確定したと言っても、確定を証拠立てる文書が ない以上、空約束の一時凌ぎの戯言に過ぎない。何度騙されたら判るのか。

日本側は「日本軍の関与」を認め「責任を痛感」し「心からのお詫びと反 省」を首相名で表明したうえ、韓国の元々の主張の20億ではないものの10 億円を日本政府が出資するとした。

これでは、70年談話より遥かに後退している。将に歴代首相の談話を継承 し、それを追認迄しているのだ。

日韓は米国との関係で本来は間接的な同盟国同志なのだが、従軍慰安婦の 嘘を言い立て、世界中に告げ口し、在韓大使館前に慰安婦像設置を許容 し、米国等にその拡散に国を挙げて推進してきた。世界記録遺産登録も進 めている。その他にも敵対国に対するような、嫌がらせだらけだ。

竹島や対馬の仏像も返還しない。日本の円安やドイツを見習え批判、産経 記者名誉棄損起訴、徴用工賠償裁判、日本と問題ありとしながら首脳会談 拒否。無策無能の朴大統領が唯一縋れるのは、今となっては日韓基本条約 締結50年内、今年中の慰安婦問題解決での成果位しかない。

ならば会談の勝負は明らかに日本側に有利にかかわらず、結果は韓国の言 い成りだ。以降相互に批判、非難しない、とは笑わせる。非難・批判で日 本貶めキャンペーンをやっていたのは韓国なのだ。そもそも「従軍慰安 婦」はいなかった。戦場にいた慰安婦は朝鮮人だけではなかった。

ふと中曽根元首相の靖国参拝を思い出した。個人的にも交遊が有ったと言 う胡錦濤元主席が支那政府内で苦衷にあると言う理由で、助ける為予定し ていた靖国参拝を取り止めたのだ。相手首脳が国内的に苦衷に有ろうが無 かろうが、それを理由に首相は国益を棄損するべきでない。

その後の靖国参拝はどうなったか。支那の切り札になり歴代首相が参拝出 来なくなった。売国奴同様の仕業だ。首相名で謝罪し、10億円を政府予算 で拠出するなら、どのように言訳しようと、世界は日本軍が関与した、だ から安倍首相がお詫びし、賠償金を払うと、解釈するのが常識だ。

勿論安倍首相の本心でなく、就中公明党と自民党内媚韓派の暗躍で事ここ に至ったと同情するが、欧米は軍の関与で大喜びだ。インドネシアや台 湾、フィリピン迄、韓国に認めるなら自国の慰安婦にもそうして欲しい、 請求を検討すると言った論調が出始めている。中曽根の轍を踏んだのだ。

韓国との解決等無い。大使館前慰安婦像・その海外像の撤去、記録遺産登 録放棄の度に、色々と理由をつけて新たな強請と集りが始まる。

最終的・不可逆的と言うなら、文書化拒否理由は何なのだ。10億円拠出 は、韓国の撤去・登録放棄の履行確認後で遅くない。因みに、韓国政府認 定慰安婦243名中現存者は55名足らず。よって1人あたり18百万円の出血大 判振舞いだ。


           
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ビタミンB1を思う
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  渡部 亮次郎

1882(明治15)年12月、日本海軍のある軍艦は軍人397名を乗せて、東京 湾からニュージーランドに向け、272日の遠洋航海に出航した。

ところがこの航海中、誰一人として予想もしなかった大事件が降ってわい た。なんと169名が「脚気」にかかり、うち25名が死んでしまったのだ。

この、洋上の大集団死亡という大事件は、当時の日本列島を震撼させた。 屈強な海の男達の死。なぜだ。この不慮の大事件が、ビタミンB1の欠乏に よるものだとは、この時点ではまだ誰も気づいた人はいなかった。

ビタミンB1の存在が発見され、栄養学的、学術的な解明がなされたのは、 このあと28年間をまたなければならなかった。

しかし、かねてから軍人達の脚気の原因は、毎日食べる食事の内容にあり とにらんでいた人に、高木兼寛という人物がいた。彼は当時、海軍にあっ て「軍医大監」という要職にいた。

高木兼寛(たかぎ かねひろ)

宮崎県高岡町穆佐(むかさ)に生まれ、イギリスに留学し帰国後、難病と いわれた脚気病の予防法の発見を始めとして日本の医学会に多大な貢献を した研究の人。

慈恵会医科大学の創設、日本初の看護学校の創設、さらには宮崎神宮の大 造営などの数々の偉業を成しとげた。

<白米食から麦飯に替えて海軍の脚気を追放。1888(明治21)年、日本で 初の医学博士号を受ける。>(1849-1920)(広辞苑)

高木軍医大監は、この事件をつぶさに調査した結果、次の航海で軍艦乗組 員を対象に大規模な "栄養実験" を行うことによって、脚気の正体を見極 めようと決意した。

脚気による集団死亡事件から2年後の1884(明治17)年、こんどは軍艦 「筑波」を使って、事件が起こった軍艦と同一コースをたどった実験が始 まった。

高木大監自らもその軍艦に乗りこみ、兵士達と起居、食事を共にした。高 木まず、乗組員の毎日の食事に大幅な改善を加えた。これまでの艦の食事 は、どちらかというと栄養のバランスというものを考える余地がなく、た だ食べればよいといった貧しい「和食」だった。

高木は思い切って「洋食」に近いものに切り替えた。牛乳やたんぱく質、 野菜の多いメニューだ。よい結果が明らかに出てきた。287日の航海の間 に、おそれていた脚気患者はわずか14名出たのみで、それも軽症の者ばか り。死者は1人も出なかったのだ。

高木軍医大監は快哉を叫んだ。「オレの考えは間違っていなかった」と。 以上の実験的事実に基づいて、日本海軍は、そののち「兵食」を改革した。

内容は白い米飯を減らし、かわりにパンと牛乳を加え、たんぱく質と野菜 を必ず食事に取り入れることで、全軍の脚気患者の発生率を激減させるこ とに成功した。

一躍、高木軍医大監の名が世間に知れ渡った。今日では、脚気という病気 はこのように、明治の中期頃までは、大きな国家的な命題でもあったわ け。皇后陛下も脚気を患って困っておられたが、高木説に従われて快癒さ れた。明治天皇は高木を信頼され、何度も陪食された。

この頃、陸軍軍医総監森林太郎(鴎外)はドイツのパスツール説に従い 「脚気細菌説」を唱え続けたばかりか、高木を理論不足と非難し続けた。

脚気にならないためには、たんぱく質や野菜を食事に取り入れることが有 効であることはわかったけれど、それらの食品の含有する栄養素の正体に ついては、ほとんど解明されていなかった。これは前にも触れた通り。

栄養学の研究は、ヨーロッパでは19世紀の半ば頃から盛んに行われ、たん ぱく質のほか、糖質、脂質、それに塩類などを加えて動物に食べさせる、 飼育試験が行われていた。

だが、完全な形で栄養を供給するには、動物であれ人間であれ、「何かが 足りない」 というところまでがようやくわかってきたにすぎなかった。 その何かとは、今日の近代栄養学ではあまりにも当たり前すぎる「ビタミ ン」「ミネラル」のこと。当時はしかし、その存在すらつかめていなかっ た。

日本でビタミン学者といえば、鈴木梅太郎博士。米ぬかの研究でスタート した鈴木博士が、苦心の研究を経てビタミンB1を発見したのは1910年、明 治43年のこと。陸軍兵士が脚気で大量に死んだ日露戦争から5年が経って いた。高木海軍軍医大監の快挙から、実に28年もかかっていた。

鈴木梅太郎博士は最初は「アベリ酸」として発表し、2年後に「オリザニ ン」と名付けた。このネーミングは、稲の学名オリザ・サティウァからつ けたものと伝えられている。

しかし世の中は皮肉なもので、鈴木博士の発見より1年遅い1911年、ポー ランドのC・フンクという化学者が鈴木博士と同様の研究をしていて、米 ぬかのエキスを化学的に分析、「鳥の白米病に対する有効物質を分離し た」と報告、これをビタミンと名付けてしまった。

ビタミンB1の発見者のさきがけとして鈴木梅太郎の名は不滅だが、発見し た物質のネーミングは、あとからきたヨーロッパの学者に横取りされたよ うな形になってしまった。

それにしても、言い方を換えれば、明治15年、洋上で脚気のため命を落と した25名の兵士の死が、28年を経て、大切な微量栄養素の一つ、ビタミン B1の発見につながったと言うべきで、その意味では彼らは尊い犠牲者とい うべきだ。 (以上は栄養研究家 菅原明子さんのエッセーを参照)

私が思うには、日本人が宗教上などの理由から、4つ足動物を食べる習慣 の無かったことも原因にある。特に豚肉はビタミンB1が豊富だが、日本 人は明治天皇が牛肉を食べて見せるまでは絶対に4つ足を食さなかった

2002年3月、2Ch上で、脚気をめぐって、時ならぬ森鴎外論争がおこっ たことがある。

<日露戦争は1905年。 ビタミンBが初めて発見されたのは1910年。欧米の 学会で細菌説が否定されたのはもっと後。 高木兼寛が、日露戦争以前に 玄米を食することにより脚気が防げると 発見したのはすばらしいことで あるが、具体的理論に乏しかったのである。>

<でも、明治前期から「具体的事例」は山ほど出てたよ。 明治天皇も玄 米の効用には気付いていた。「別に毒でもないんだし、効用があるなら食 べさせておこうか。 理由は後で追及しよう」という姿勢をとらずプライ ドのために自分達の頭の中での学説を優先させたし高木らを誹謗した。森 一派は有罪。>

<海軍がらみの病気と言えば、ビタミンC欠乏で起こる壊血病が有名です が、ビタミン Cの発見はビタ ミンB1より後です。 これは、原因は不明な がらも、野菜や果実ないしこれらの絞り汁で予防・治療が可能だとわかっ て いたのと、壊血病を起こす動物が限られている事などの理由で、実験 ができなかったことが影響しているそうです。(治療法が確立していたた め、「学術的興味」のための人体実験などはできなかった。)

「具体的理論」などにこだわって治療法の確立を遅らせるのは、本末転倒 でしょう。 海軍の軍医として、食餌の不良が壊血病のように致命的な疾 病の原因になりうるという認識を持って いた高木氏が、「栄養上の問 題」という仮説を立てたのは、ごく自然な事に思えます。

このときに「不足している」と仮定したもの(タンパク質だったか?)
は、結果的には誤りだった訳 ですが、何の仮説もなく闇雲に行動してい た訳ではない。

そもそも「細菌説否定」もなにも、細菌が原因であるという事自体が、確 たる根拠を持たない一仮説 に過ぎないわけです。 当時、日本人医師達と の対談で、コッホが「細菌が原因かどうかという検討の前に、診断法を確 立し て、『どういう状態なら脚気なのか』を確定するのが先ではない か」というようなアドバイスをした と聞きます。

これも、確たる根拠のないまま、「とにかく細菌が原因」という思込
みで突っ走るの を危惧したためでしょう。>

渡部註:日本でしか罹患しない脚気だったが、江戸時代から「江戸わずら い」と言われたように、脚気は東京の風土病と疑われた時期もあった。

<脚気に麦飯や玄米が有効だという知見そのものは、高木氏の 独創では ないです。 高木氏の功績は、多数の患者を出した航海の記録などから、 「栄養不良ではないか」という仮説を立てるとともに、具体的な給食改革 案を提示し実証したところだと思います。

それはともかく、森林太郎という人が非難されているのは、彼が自力で脚 気の 治療法を確立できなかったからではない。>

<日露戦争時といえば、海軍から脚気が消えてから久しくたっており、陸 軍でも 地方では独自に麦飯給食などをしていたそうです。

経験的にとはいえ予防法が一応認められていた時期に、敢えてそれを否定 する がごとき方針を押し通し、多数の病者を出したというのは、とても 「ミス」な どというレベルではない、「未必の故意」による犯罪行為で しょう。 >

<1905年当時は、ビタミンのような希少栄養素という概念が無かった。近 代的な医学というのは、まだ始まったばっかりで コッホとパスツール が、細菌の発見→純粋培養による特定という 手法を編み出し、初めて病気 に対して、近代的なアプローチが、とられるようになったばかりだ。

だから、当時の医学では病気というのは病原菌が元で発生するもの以外に 対する ものに対しては全く無力。 当時は、癌でさえ、寄生虫か病原菌で 発生するものだとまじめに考えられていた時代であった。

いまでも、何の根拠も無い民間療法で完治してしまう人がいるように 統 計的に明らかな改善があったからといって そのやり方が正しいとは一概 に言えないのが医学。

統計結果を基に効果を推測するには、プラシーボ効果をかんがみた上で その影響を除去して考えなければならない。 然るにプラシーボ効果に対 する実証的な研究がなされたのは1954年以降のこと。 それまで、医学で は統計的なアプローチというのはあまり当てにならないものとされていた。>


                     
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話 の 福 袋
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 ◎健康保険証情報10万3000件流出 番号・氏名…名簿業者が転売

病院を受診する際に提示する健康保険証の番号や加入者の氏名、生年月日 などの個人情報約10万3千人分が流出し、名簿業者が転売していたことが 29日、分かった。医療機関から受診者の個人情報が漏れて名簿業者に持ち 込まれた可能性があり、厚生労働省が調査している。

厚労省によると、流出が確認された個人情報は大阪府約3万7千人、奈良 県約2万5千人、滋賀県約2万4千人など、近畿地方を中心に、沖縄を除 く全国46都道府県にまたがる。

健康保険の加入者に与えられる番号のほか、氏名、性別、生年月日、一部 には住所や電話番号も含まれていた。75歳以上の人のデータに後期高齢 者医療制度に基づく番号が付与されておらず、同制度施行の平成20年4 月より前のデータとみられる。

健康保険証は公的医療保険の被保険者を示す証明書で、大手企業の従業員 が入る「健康保険被保険者証」や自営業者などが入る「国民健康保険被保 険者証」などがある。

流出が確認されたデータが複数の運営主体にまたがることから、厚労省は 「運営主体のデータが流出したというより、医療機関などが業務で作った リストが流出した可能性が高い」として、データの内容や流出経路を調べ ている。

産経新聞 12月30日(水)7時55分配信



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読 者 の 声
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 1)韓国対策に不可逆的解決を世界に発信しよう:前田 正晶

29日語り合った国際法学者のTY先生も韓国の合意の忠実な実行には懐疑的 でした。(ところで、昨日送った下記の原稿は受信されたのでしょうか)

日韓間の歴史的な合意の発表があってから2日目となって、色々な肯定 的・否定的・批判的な意見がマスコミからも所謂専門家から出てきてい る。マスコミ御用達のNewYorkTimes様のご見解も早速取り上げられた。

それでこの一件が全米に広まったなどと思うな。あれはNY州の新聞だ。国 内の韓国問題の専門家の中には矢張り「韓国信ずべからず」的な声もある し、我がメル友の中にもかなり手厳しい論評もあった。テレビ局が韓国の 元慰安婦の言い分を流すのは、私には如何なものかと思わせてくれて愉快 ではない。

私が思うには「韓国の次期政権だろうと挺対協であろうと何だろうと、可 逆的な行動に出られないような手段を講じておくことが肝要ではないか」 なのである。

我が国の長年の対韓国の主張は「1965年に解決済み」だったはずのこと を、当時の協定に反して50年も経た今になっても挙国一致で蒸し返してい るのが韓国なのである。

国際条約など彼等の前にあっては無きが如きだ。また、諸国の世論に 「1965年に解決済みだったことを韓国が持ち出して我が国を貶めようと全 力を挙げている国をご存じか」と尋ねて「承知している」という答えが 返ってくると思えるのか。

この辺りに我が国の世界とは言わないまでも諸外国に対する”我が国とは” との情報の発信量があまりにも少なかった悪影響と言うべきか実態がある のではないか。

この度の不可逆的解決の合意の報道にしても、私は寡聞にして総理か官房 長官か外務大臣が全世界の大使館乃至は出先機関に直ちに記者会見を開い て「今回このような韓国政府と不可逆的合意に達し、慰安婦像も韓国政府 が排除に向けて努力すると声明を出したのでご承知おき願いたい」とでも 発表し他とは知らない。

あの合意を既成事実に仕上げておけば、全世界に周知徹底され、韓国が近 いか遠い将来に何らかのこの合意に違反する行動に出られないような封印 が出来るのではないかと考えている。それもさることながら、最低でも 「英語」による海外向けの政府声明的な情報の発信をすべき時だと、声を 大にして主張したい。

海外で悪ければ、アメリカでもテレビや新聞に我が国の関連の情報が極度 に少なかったことは、これまでに何度も述べて遺憾の意を表してきた。言 うべきことを言わないから何時まで経っても「知られざる日本」のままな のではなかったか。

私は官房長官は毎日記者会見をされているのだから、それを外人記者クラ ブでも開催され、少なくとも事情をちゃんと把握している外務官僚辺りが 通訳の任に当たるべきだと言いたい。プロの通訳を使うのも結構だが、彼 らは当事者ではないので正確に通訳するかもしれないが、当事者の意を帯 した聞き手の心に響く訳にはならないのではないかと危惧するのだ。

何れにせよ、この際正確で事実を余すところなく伝える海外向けの、最低 でも英語による情報の発信を可及的速やかに実行して置くべきではないのか。


 2)軽減税率と法人税:前田 正晶

私は税金についてはさして関心もないし、威張る訳ではないが全く詳しく ない。従って、先ごろあれほどマスコミが騒がしく報じていた軽減税率の 適用範囲などにはほとんど関心がなかった。

寧ろ、食料品と加工食品だったかの線引きが云々と騒いでいる議員たちは なんと些末なことで揉めるのだろうかとその低劣さに呆れていた。だが、 結果的には公明党の主張通りに決めたかと思えばその税源がどうのと、未 だ先のことなのに如何にも税収が激減したかの如くに報じて見せた。しか し、新聞各社があれほど主張していた新聞への適用がどうなかったの報道 があったかなかったか、私は気が付かなかった。

だが、今になってみると与党の税調なるものは「週に2回以上発行される 新聞には適用と決めて出版物は今回は除外と決めた」とネットや雑誌には 出ているのだった。「これはいかん、私も老化が激しく新聞記事を見落と したのか」と慌てている次第だ。

そこで、私は新聞社は自分たちが上手くいったのを敢えて報じずに、読者 の目を食品だけに向けさせていたのかなと疑っている。新聞はまだまだ宅 配で支えられているが、出版は毎年落ち込みが続きネットの悪影響が顕著 なのにも拘らず、同じ印刷媒体として協調しなかったのは如何なる魂胆な のかと秘かに疑問に感じている。「野球の球団まで抱える余裕がある新聞 社があっても、そこまで出来る出版社なんてありはしないではないか」等 と考えてしまうのだが。

もっと詳しくないのが会社経営などに関係することもなかったので、ほと んど関心がなかった法人税だ。「我が国では三十数パーセントで高過ぎ る」という企業の訴えを受けて、減税されると報じられている。

勿論、リベラルや左側に位置する野党からは「巨額の内部留保を抱える大 企業優遇だ」との非難の声は高らかに聞こえているようだ。だが、ここで も私には良く解らないことがある。それはマスコミは常に「法人税を支 払っているのは精々全体の30%ほどの会社で残るところは関係ない。

しかも、もはや立ち直って大きな利益を計上している銀行は未だに除外さ れている」と言っていた。それでは、法人税減税の恩恵に浴する会社は比 率としては少なく、税収が壊滅的に減ることはないのではないかと思わせる。

それよりも、私に不安に思えることは「これまでに繰り返してきた消費税 率引き上げの度に起きてきた事前の駆け込み需要とその後の落ち込みに起 因するのだろうデフレ現象が、10%に軽減税率導入とともに引き上げられ た際に未だにその傾向が続くとしか思えない状況を引きずったままいくの ではないか」との懸念である。

アベノミクスの神通力がやや薄れた感が払拭できない現下の情勢でも、財 務省は何としても麻生財務大臣や安倍総理を財政改革の道に引っ張り込も うという方針を堅持する気なのかと、その執念には感心するだけだ。

私は何時まで経っても悲観論者なので、このような財政を健全化するのが 職務である財務省が職責を全うしようとする精神は評価せねばなるまいか と思う。

だが、現在の税制改革の進め方を見れば「角を矯めて牛を殺す」のではな いかと悲観的になってしまうのだ。財務省のやり方は、それこそマスコミ が常に批判し続けた「取れるところから安易に取れる政策」を守り続けて いるだけであると思えるのだ。

いや、納税は義務であり資本主義の国であれば仕方がないとは理解してい るが、私にはもっと上手な批判を浴びないやり方があるのではないかと思 えるのだ。

では、「何が上手なやり方た述べてみよ」と言われるかも知れない。そこ で、嘗て小泉総理が言った「そんなことを私に今訊かれても解る訳がない じゃありませんか」と平気で答える。何故か?私は財務省の官僚でも何で もない一般の年老いた国民の一人にすぎないからだ。

マスコミと彼らの御用達の専門家たちは真っ向からこういう批判めいたこ とを言わないが、国家財政を立て直すためにはもっと手際よく上手に景気 を回復する手法を編み出してほしいものだ。アメリカだってあのようなボ ンクラの大統領が7年も居座っても、景気が回復軌道に乗ったではない か。いや、これは財務省に向かって言うことではなくて、安倍総理にお願 いすることだったようだ。安倍総理、お願いしますよ。


 3)阿生居士のへのへのもへじ(84)12月31日

歳末になって急に「最終的かつ不可逆的な解決」の言葉が躍り出た。だ が、日韓関係がこれで完全解決と即断してはならない。

早い話が、在ソウルの日本大使館前の問題の像は、「関係団体との協議を 通じて適切に解決されるよう努力する」ことになったが、「外交関係に関 するウイーン条約」第22条2の公館に対する接受国の義務違

反を確認するという至極当たり前の詰めができていない。

もともと今回の出来事は、朴大統領がやがて就任4年目を迎えるに際して 国内経済状況の悪化のなかでこ

れという成果を挙げていないアセリからの水面下の呼びかけに、安倍外交 が応じたものだが、効を急がずに、相手が相手だけにもっとじっくりと時 間をかけて処理すべきでなかっ たのでないかと思う。

もともと韓国が提起している慰安婦問題は、35年の日韓併合に対する韓 国側の怨念の未消化に根差した

対日非難の口実ある。その証拠に内情・実質がさして変わらない韓国軍の 慰安婦や在韓米軍の慰安婦はことごとく不問に付されたままである。

同じ隣国の台湾も50年間日本の統治下にあったが、こちらは韓国の様に 反日でない。日本の統治支配が台湾と朝鮮で違った訳でない。違ったのは 国柄が違ったからである。

前大戦後の分断国家で、ベトナムとドイツは統一されたが、南北朝鮮はそ のままである。韓国では、南北の分断は日本のセイだという考えすら横行 している。

今回の「最終的かつ不可逆的な解決」は、慰安婦問題の瓶の栓である。瓶 の中身が解毒・蒸発されないと本当の意味のものにならない。このことを これからもわきまえておこう ではないか。

日韓両外相共同記者発表

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001664.html




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身 辺 雑 記
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東京湾岸は、天気よよく、じつに平穏な年の瀬。大晦日の東京湾岸は朝か ら快晴。

隣の第三亀戸中学校の冬休みは7日まで。校庭はそれまで静かだ。

30日夜は誘われて30日が今年最後の開店だった向島の洋食屋「あきら」で
義姉夫婦と4人連れで焼酎を呑んだ。大酔して最後のあたりは思い出せな い。 



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  • 名無しさん2016/01/01



    http://migiyori.com/blog/10301.html皇紀対応表 今年は皇紀何年?(平成・昭和・西暦)



     





    http://blogs.yahoo.co.jp/nagomi3878/41263881.htmlパチンコ業界壊滅情報第2弾。



     





    http://saigaijyouhou.com/blog-entry-286.html【危険なワクチン】ワクチンは接種しない方が良い!?ワクチンの危険性と利権  その裏には人口削減計画と世界管理





  • 名無しさん2016/01/01

    お話集「語り継ぐべき日」 

     日本人として語り伝えたいお話を集めました。



     1月1日 四方拝

    http://homepage1.nifty.com/KONDO/kataritugu/0101sihouhai.htm





  • 名無しさん2015/12/31

    【放送事故】TBSレコード大賞でヤラセ発覚 ダミーマイクでAKBの口パクがバレる事故wwwwwwww

    http://netaatoz.jp/archives/9129208.html

  • 名無しさん2015/12/31

    阿部総理大臣、大失敗米国の顔を立てるのではなく、日本の国益を最優先に、日本は文句付ければ、すぐ金を出すと世界に宣言したもので、有る。金なんか出すな、創価学会の顔色伺う事ない、学会のトップは日本人かい?

    選挙では自民党が単独で三分の2を取り、憲法改正すると宣言すればよい、妥協だけが政治でわ有りません、このままでは、東大での左翼と中国人、韓国人に30%国家が取られてしまう、人殺し共産党と決別せよ、黒ラブ

  • 名無しさん2015/12/31

    今年もたくさんのことを教えていただきました。有難うございました。皆様、健康にはくれぐれも気を付けていただき来年もよろしくお願いいたします。阿部春子

  • 名無しさん2015/12/31

    「あさが来た」は炭鉱爆破の件から見るのをやめた。

    炭鉱を爆破したら、気の荒い炭鉱夫なんだから犯人はただじゃすまないはず。

    ストーリーが変。

  • 名無しさん2015/12/31

    紅白

    http://livedoor.blogimg.jp/ponmorisuke-nagideracchi/imgs/c/7/c79e9748.jpg