政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針3114号  2013・11・1(金)

2013/11/01

□■■□──────────────────────────□■■□ わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 3114号
□■■□━━━───────────────────────□■■□


              2013(平成25年11月1日(金)



             「朴槿恵外交」に韓国でもいらだち:黒田勝弘

           外交・経済好循環で安倍長期政権確実:杉浦正章

                    オバマとNSAの電話盗聴:Andy Chang

                            「グローバル人材:泉 幸男

                      私の「身辺雑記」(45):平井修一

                    話 の 福 袋     
                                反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第3114号
                             発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             

 
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「朴槿恵外交」に韓国でもいらだち
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          黒田 勝弘

日本無視の「朴槿恵外交」に韓国でもいらだち 国際的な孤立自覚か

【ソウル=黒田勝弘】韓国では朴槿恵(パク・クネ)政権が2月にスター
トして以来、いまだ日韓首脳会談が開かれないことに、いらだちが出始め
ている。

朴大統領は今週末から英仏などヨーロッパ訪問に出かけるが、これまで国
際会議への出席も含め、米中露や東南アジアはすでに訪問しており、日本
だけを避けている感じだ。

日本を“無視”するような朴槿恵外交に主要メディアや知日派の間では不安
と不満が出ている。朴大統領に対し「被害者意識からの脱皮」(朝鮮日
報)や「嫌いな人とも対話」「冷静で理性的な国益計算」(中央日報)を
求め、「首脳会談で両国間の葛藤を克服すべきだ」(同)として「朴大統
領の決断がカギ」(東亜日報)としている。

また安倍晋三首相をはじめ日本側がしきりに会談を呼びかけているのに対
し、朴大統領がこれを拒否しているという図式に「外交当局者も負担を感
じている」(外交筋)といい、「米国をはじめ国際的にもクビをかしげる
向きが多い」(同)という。

朴大統領が安倍首相との首脳会談になかなか腰を上げない背景には、安倍
首相に対し「右傾化」とか「軍国主義復活」などと非難を続ける韓国内の
世論がある。就任以来、日本に対し「正しい歴史認識」を要求してきた手
前、雰囲気がよくないというわけだ。

しかし、ここにきて韓国で批判の声が強かった日本の集団的自衛権に対し
米国の支持が明確にされ、安保を中心に日米緊密化が印象付けられた。韓
国の日本に対する一方的で極端な非難が国際的には必ずしも同意されてい
ないという現実が明らかになった。

そこで、これまで“安倍たたき”に熱中し右傾化非難キャンペーンを展開し
てきたメディアにも、日本との対話必要論が出てきたというわけだ。

しかし韓国の大統領官邸や外務省当局者は最近、日本記者団との相次ぐ懇
談で問題打開のため日本側の努力を要求している。尹炳世(ユン・ビョン
セ)外相も29日、ソウルでの日韓言論セミナーのあいさつで「問題の本質
は日本の間違った歴史認識だ」と強硬論を繰り返している。

首脳会談へのきっかけはまだ見えないが、非正常的で異様な現状に各界で
“疲労感”が出ているのは確かだ。朴大統領がこだわる「正しい歴史認識」
は原則論だけに日本としては必ずしも拒否の対象ではない。

朴大統領の意中は依然、明らかでないが、「首脳会談は首脳の決断一つ
だ。名分や理屈はいくらでもつく。遅れれば遅れるほど負担は大きくな
る」(外交筋)との声も出ている。産経ニュース 2013.10.31




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外交・経済好循環で安倍長期政権確実
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            杉浦 正章

歴代首相でも抜きん出た行動力


フォーブスランキングでロシア大統領・プーチンが1位となったが、世界
第3位の経済大国の首相を見逃している。中国国家主席の習近平が3位な
どとは誰も思わない。同誌編集者は極東情勢の勉強が足りない。


掛け値なしで安倍晋三は高ランキングに立つべきである。指導者としての
独自のひらめきがある久しぶりの首相だ。


奇想天外のアベノミクスの大当たりに加えて、積極的平和主義の「アベノ
ディプロマシー」が好循環のハーモニーを醸しだし、デフレ脱却へと進ん
でいる。これが世界経済全体に好影響をもたらすことは言うまでもない。
その行動力も歴代首相や世界の指導者と比較して抜きん出ている。


フォーブスはプーチンのシリア・イニシアチブだけにとらわれ、中国もそ
の“領土の広さ”だけに目を奪われすぎて、安易な判断をしている。


まず極東の指導者を見る。安倍と相前後して政権をスタートさせた習近平
と韓国大統領・朴槿恵と比較すれば、外交力にせよ、経済判断にせよ安倍
が大きくリードしている。


ラストエンペラーという不名誉なニックネームがついた習は、10・28
天安門テロでも対応を完全に見誤った。ウイグル自治区を力でねじ伏せよ
うとしているが、事態はモグラ叩きとなるだけであり、必ず倍返しとなっ
て将来政権を直撃するだろう。


その外交ぶりにはASEAN首脳会議でも冷たい空気がただよったと言わ
れている。それはそうだろう。力で他国の領土・領海に進出しておいて、
南シナ海を念頭においた友好条約を提唱しても、これを信ずる指導者がい
るだろうか。


訪米でも、対日批判を繰り返したが、オバマに「まず中国側は、日本が米
国の同盟国であることを認識する必要がある」と警告されて、事実上失敗
した。


朴槿恵に至っては、訪米で日本の悪口を言いまくり、まるで長屋のおかみ
さんが隣近所に悪口を言って回るようなはしたなさを見せている。これ見
よがしに中国に大接近しているが自国の安全保障は大丈夫か。一朝有事の
際には中国は北朝鮮支持に回る。このままでは日本は邦人救出しかしない。


物心両面の日本の支援なしに、米国と組むだけで北の攻勢に対応できるの
か。ニワトリのように目先だけしか読めず、反日だけが売り物の大統領は
やがて国民から見放される。要するに習も朴もお坊ちゃまとお嬢ちゃまな
のであり、政治・外交への判断力の独自性やひらめきに欠ける。


これに対して安倍はどうか。たしかに第1次安倍内閣はお坊ちゃま的で
あったが、第2次内閣は様変わりだ。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の時
を経て、自らの政治姿勢、内政、外交・安保政策に磨きをかけていたこと
が分かる。


これを一気に花咲かせようとして打ち出したアベノミクスが功を奏して、
デフレ脱却への希望が見える状態となってきた。上場企業の利益はリーマ
ンショック以来最高の状況となった。


休日返上の外交も大きな成果を生み始めた。「アベノディプロマシー」は
アベノミクスと車の両輪で展開されている。その基本姿勢も単なる儀礼訪
問などではなくて、政治理念に基づき、実利も重視している。


その狙いは紛れもなく国際世論を日本の味方につけ、中国包囲網を形成す
る点にある。同時に、日本のデフレ脱却達成への強い連動意識を感じさせ
るものである。


トルコとの原発輸出の成約成功と超難工事であった地下鉄建設の成功は、
日本の技術力の高さを中韓両国にはからずも見せつけることになった。と
りわけ原発受注競争で、中韓両国を退けたことは、重要なポイントだ。


原発事故はかえって日本の技術力への信頼を高めているのであって、神経
質な汚染水論議などは「異質」なものだ。経済の振興なくして復興はあり
得ないのだ。


朝日はさっそく1日付の社説で「後の責任が取れるのか」と原発輸出に噛
みついているが、逆に問いたい。朝日は中国や韓国製の地震など念頭にな
い粗悪な原発が世界を席巻する責任を取れるのか。同紙は発想がどうも幼
稚だ。


安倍は就任後、アラブ首長国連邦(UAE)と原子力協定を結び、サウジ
アラビアとは締結に向けた協議を開始。インドとの原子力協定に向けた交
渉も再開させた。北欧諸国への売り込みにも精を出している。新幹線の売
り込みにも前向きだ。


池田勇人はドゴールから「トランジスターのセールスマン」と言われた
が、安倍は大型インフラのセールスマンだ。

この結果1〜9月の日本からのインフラ輸出の受注額は5兆400億円
で、早くも昨年1年間の1・5倍に膨らんでいる。原発輸出をアベノミク
スの推進力と位置づけ計100兆円超の大市場に世界の先頭を切って切り
込んでいるのだ。オリンピックの東京招致成功も一連の積極外交のたまも
のに他ならない。


翻って歴代首相と比較すれば、ようやく一年交替の悪習から日本の政治が
抜け出す流れとなってきたことを物語る。


フォーブス調に戦後の日本の首相にランキングをつければ1位が「吉田
茂、岸信介、佐藤栄作、田中角栄」だ。2位が「大平正芳、中曽根康弘、
竹下登、小泉純一郎」であろう。3位以下はおおむね1年交替のぼんくら
首相である。安倍のランキングは紛れもなく1位のグループに入るもので
あろう。


一方で民主党の鳩山、菅両政権は戦後どころか憲政史上最悪の部類に入
る。安倍がこのままデフレ脱却へと結びつければ、戦後の日本中興の祖と
なりうる。


元米国務省日本部長でジョンズ・ホプキンス大教授のラスト・デミングは
既に5月の段階で安倍を「洗練された政治家であり、外交的にも難しい諸
懸案にうまく対応している。


歴史認識でつまずかなければ、大宰相になる可能性がある」と絶賛してい
る。その通りだ。馬鹿な歴史認識にこだわって中韓両国のプロパガンダに
利用されてはならない。


今後の政局との関連づけで考えれば、安倍政権は12月26日で1年とな
るが、衆院選で300議席近く獲得、参院選でねじれを解消させた首相
が、政権を降ろされることは予見しうる将来ありえない。大汚職が発生し
たり、過労や病気で倒れない限り、少なくとも2年後となるであろう総選
挙までは継続すると見るのがまっとうな政局判断だ。


野党が安倍外交を国会軽視と批判しているが、もっと議席を減らしたいも
のとみえる。国民の支持がどこにあるかに気付かない。

     (政治評論家)<2013・11・1>



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オバマとNSAの電話盗聴
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     Andy Chang

アメリカの国家安全保障局(National Security Agency)が外国首脳の
通信内容を盗聴していた疑惑は、ロシアに亡命したスノーデンがド
イツのメルケル首相の電話を盗聴していたと発表してから更にメキ
シコ、アルゼンチン、スペインその他35カ国の首相を盗聴していたとわか
り、オバマ政権は対応に苦慮している。オバマは相次ぐス
キャンダルやデフォルトに続くオバマケアで対応に追われている。

ウォール・ストリート・ジャーナルは27日、オバマが今年夏にス
ノーデン亡命事件があってNSAの活動見直しを命じたあと盗聴を止
めたと報じた。呆れたことにオバマはこの夏の時点までNSAの外国
首脳35人の電話盗聴を知らなかったと言う。誰も信じない。知ら
なかったら大統領失格、知っていたらウソツキ大統領。

●オバマの弁解は最悪

アメリカの安全保障局が外国首相の電話を盗聴していたことをオバ
マが知らなかったと弁解したのは最悪だ。NSAが盗聴した資料を知
らなかった使わなかったと言っても誰も信じない。諸国首脳の電話
に興味があるのはオバマと国務省だが、大統領は知らない、データ
を使っていないとは言えない。盗聴の事実を知っているのは大統領
や国務長官などで、外国駐在大使や下級官僚には知らされていない。
だからスノーデンが告発するまで発覚しなかったのである。

オバマが今年8月まで知らなかったと弁解しても誰も信じないばか
りか、NSAの職員はトカゲの尻尾切りに不満を感じている。弁解し
ても得るところはない。

●盗聴はすべて記録される

有線電話と違って無線電話の場合は空中の電波をキャッチして、電
波の周波数から電話番号、内容などを解明するまでは誰の電話かわ
からない。電波を解読して特定の電話だけを記録分析する、後の資
料は残している。世界中の無線電話をすべてキャッチするから、誰
の電話でもキャッチされる。NSAはキャッチした大部分の資料は使
わない。しかしデータは残っているから絶対に使わないという保障
はない。

アメリカのテレビドラマを見ると、使い捨て電話を買って通話した
後は捨ててしまう。誰にも知られたくないならこれである。但し相
手の電話が盗聴されていたら役に立たない。

●盗聴に外国、自国の差はない

NSAは世界中の電話を盗聴しているからアメリカ国内でも当然のよ
うにすべてを記録している。スノーデンが暴露したとおりである。
アメリカの国会議員はメルケル首相及び35カ国の首相の電話が盗
聴されていた事件をオバマに抗議しているが、彼ら自身も盗聴され
ているかどうかわかっていないだろう。

アメリカで電話を盗聴するには司法官の許可がいる。NSAに資料が
ないのではない。オバマが誰かを盗聴しようと思ったらNSAに命じ
て極秘に盗聴させることが出来る。もちろん発覚したら罷免だ。ウ
ソツキ大統領のことだから疑惑は消えない。

メキシコの麻薬カルテルに銃を1500挺渡した事件、ベンガジ事件、
国家税務局を使って政敵の調査や嫌がらせで選挙に介入した事件、
オバマケアなど、実にたくさんウソをついた。だからオバマがNSA
の資料を使って政敵の電話を盗聴しなかったという証拠はないし、
あってもオバマは認めない。これは国内国外で既にわかっているか
らオバマの信用度は限りなくゼロに近い。

●盗聴を防ぐには

盗聴を防ぐにはどうすればよいか。前にも書いたように常用電話機
は使えないから使い捨ての一回限りの電話機を使うとか、周波数変
換可能な電話機を使うことだろう。

昔は電報で通信していたが、当時は暗号で送信していた。情報部は
暗号解読が重要な仕事だった。日本軍の「紫」暗号が開戦前から既
にアメリカに解読されていた話は有名である。アメリカの大統領、
高級幹部はスクランブル電話を使っている。メルケル首相もスクラ
ンブル電話を使うしかない。

結論を言えば、(1)スノーデンが洩らした情報でアメリカの威信と
オバマの信用が傷ついたこと、(2)友邦といえども信用ならないと
言う事である。




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「グローバル人材」
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    泉 幸男

実業家・諸橋晋六さんの「グローバル人材」

配信コラムの愛読者から、こんなメールをいただいた。

≪昨日ブログに掲載されていた、グローバル人材の話は刺さった。

思えば、私も無意識的にコモンセンスを強化するために、泉さんのブログ
を読んでいるのかもしれない。

ファイティングスピリット、という言葉も重いと感じた。私は逃げてばか
り。戦わねばならない。≫

 そこで、ブログを転載配信することにしました。

実業家・諸橋晋六氏が語ったグローバル人材の要件
コモンセンス と ファイティング・スピリット

「グローバル人材の育成」という掛け声が最近の はやりである。

 「グローバル人材」を語る集会や記事がいろいろある。噴飯ものなの
は、寺島実郎(じつろう)のような非常識人がグローバル人材を語る側に
回っていること。

非常識人は互いに引き合うものらしく、寺島実郎氏がタッグを組んだのが
鳩山由紀夫氏だった。ひとに媚びる目線が身上のこの二人の非常識によっ
て日本外交は大迷走し、後始末がいまだに終わらない。

「グローバル人材」からもっとも遠いひとの見本が、寺島実郎氏。事実が
証明している。

(彼は元商社マンを売りにしているが、経歴を見ればわかる通り、商社前
線の実務経験はまったくないひとだ。)

      *     *     *

ではどういうひとがグローバル人材を語れるか。ことし6月に亡くなった
一流の実業家・諸橋晋六(もろはし・しんろく)さんのことばを引こう。

平成8年2月に社員に向かって語りかけたことばだ。

当時は「グローバル人材」などという用語じたい存在しなかったが、いま
これを読むと当にグローバル人材の要件を的確に語っている。


≪我々はみんなコモンセンスを持っていると思います。でね、コモンセン
スって、日本語の「常識」以上に、いろんな判断力とか、経験をちゃんと
こなして、ものを正確に見るのがコモンセンスだと思うんですけどね。

コモンセンスを持ちましょう。

それで、そのコモンセンスを貫くためにはね、相当なファイティング・ス
ピリットが要りますよ。変な妥協をしない、変なふうに曲げないためには
ね。自分の作ったコモンセンスでいいです。

コモンセンスとは何かって、いちばん言いにくいものなんですけれども、
自分の考えてるコモンセンスを貫いて実行に移していこうって、そういう
ファイティング・スピリット、それは持ってもらいたい。

それから、最後はね、健康ですよ。からだは、気をつけなさい。自分なり
の体の鍛え方ね、そういうことで、何しろ健康を維持する、健康を強くする。

そういうことをしないと、いま言ったコモンセンスも守れないし、コモン
センスで行動することもできない。

だから、非常に口幅ったい言い方かもしれないけれど、

・ コモンセンスを持とう

・ これを貫く、ファイティング・スピリッツに近いような負けじ魂を
持っていましょう

・ で、それをまた貫くために、健康でいようと

・ それで、愉快に今年を過ごそうと、

こういうふうに思います。≫


 キーワードを英語で並べるなら

 Common Sense
       Fighting Spirit
               Health and Cheerfulness
 
 この3つが連関して、互いに支え合っている。1つだけではダメ。2つ
でも足りない。

わたしから付け加えるなら技術論的には、会計の基礎知識と英語も、グ
ローバル人材の不可欠要素だとは思う。

しかし、グローバル人材の本質は諸橋晋六さんのことばに集約されるので
はなかろうか。




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私の「身辺雑記」(45)
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     平井 修一

■10月28日(月)。朝は室温18度、少し寒い、晴れたり曇ったり。ベラン
ダに出るとすっかり冬の空気。秋らしい日が少なく、このまま冬になりそ
うな気配だ。

犬と散歩に出かけたが、復路が工事中のため久し振りに多摩川河川敷を歩
いて帰ってきた。多摩川はこのところの雨で満水。ダムからは「怒涛のご
とく」という形容がぴったりのすさまじい勢いで空色の水が放出されている。

それを見ながら漢人が新天地の満洲へ流れ込んだのはこんな勢いだったの
だろうなあと思った。清朝を建てた満洲族は300万人、漢族は100倍の3億
人。「満洲への移住はダメ」と規制しても多勢に無勢、漢人の怒涛の侵入
を抑えることはできなかった。

世界に移住する漢人は増えている。日本でも同様だ。小生の知人の娘さん
はオーストラリア遊学中にその地の漢人と結ばれ、今は東京の知人の家で
一緒に暮らしている。やがては家を乗っ取られるのだ。

漢人は実に生命力があり、どこでも根付く。このままでいけばやがて世界
中が漢族におおわれて、われわれ先住民は「少数民族」になり、片隅に追
いやられるのかもしれない。米国ではWASP(ホワイト、アングロ・サクソ
ン、プロテスタント)は多数派から脱落しつつあるという。

発注していた本が用意できたと図書館からメールがあり、「神皇正統記」
と「維新前後実歴史伝1〜3」を借りてきた。後者は海江田信義の談話をま
とめたもので、とても興味深く、家に帰るのを待てずに図書館で読み始めた。

秋が深まり冬が近づいてきて、図書館では避暑派のヂイヂはすっかりマイ
ノリティになった。

夕刻、遠足で芋掘りに行っていた孫娘が大きなサツマイモを土産に帰って
きた。そのうち大学芋を作ってやろう。

■10月29日(火)。朝は室温18度、雨、少し寒い。微雨の時に散歩はでき
たが、その後は本降りに。図書の返却期限が迫るので終日、追われるよう
に読書・パソコン。夕食は酢豚など。

■10月30日(水)。朝は室温18度、晴れたり曇ったり、少し寒い。寝坊し
て犬に起こされた。大慌てで朝食など用意。カミサンも寝坊し、「布団が
心地よい季節になったねー」と久し振りに意見が一致した。

今朝は普通ゴミの回収日。時間がないのでゴミ袋を玄関に置いておいた
ら、カミサンが表に出してくれたのだが、散歩に出かける時に見たら分別
ゴミも一緒にしていた。たまっているから片づけたかったのだろうが、そ
れでは小生が分別している意味はなくなる。ゴミ袋から分別ゴミを取り出
していたら清掃車が来て、どうにかルール通りにできた。

で、散歩の後に屋上からプラスチック製の大きめの箱を探してきて、
「スーパー行きのゴミ」「集積所行きのゴミ」ときれいに分けておけるよ
うに用意した。カミサンにあーだこーだ言うよりも受け皿を作ったおいた
方がスムースにいくだろう。

散歩後は終日、読書・パソコン。午後から快晴で洗濯物が乾いてよかった。

夕食は胡麻油風味の筑前煮と手抜きの冷凍大型餃子(王将)。ともに大好
評。手作り餃子のように肉は多くないが結構うまい。人工的な濃い味で、
ちょっとしつこいか。今度は野菜多めのものを作ってみよう。

■10月31日(木)。朝は室温20度、快晴、寒くはないが温かくもない。

夕べカミサンが朝食はご飯がいいと言っていたので、いつもより早く5時
15分起床、サラダ、味噌汁、野菜炒め、ハムエッグを作った。パン食と
違って和食はおかずが結構必要になる。小生は味噌汁、梅干し、納豆があ
れば十分だが、みんなが楽しみにしているし、次女が残りを弁当にして
持っていくので、ある程度は用意しなければならない。

長女も来て夕食は7人。八宝菜、炊き込みご飯、コロッケなど。ほぼ完
食。(2013/10/31)

        

     
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話 の 福 袋 
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 ◎ウイグル独立派弾圧強化へ=「社会安定」誇示―天安門「テロ」捜査継
続・中国

【北京時事】中国の習近平指導部は、北京市の天安門前に車が突入・炎上
した事件を「計画的・組織的なテロ」と断定し、新疆ウイグル自治区出身
の5人の容疑者を拘束したことで、ウイグル独立派への弾圧を強化する方
針だ。中国メディアからは「反テロの力を引き上げるべきだ」(北京紙・
新京報)との論調が相次いでおり、11月9〜12日の共産党第18期中央委員
会第3回総会(3中総会)を控え、社会安定に向けた断固たる決意を内外に
誇示する狙いだ。

30日の北京市公安局の発表によると、突入して死亡したウイグル族一家3
人の車からはイスラム原理主義スローガンが書かれた旗が発見され、逃走
していた5人のアジトからは「聖戦」の旗などを押収。公安局は独立派に
よる組織的犯行とみて、「実行犯と共謀してテロを計画・実行した」と自
供した5人を追及、さらに共犯者がいるかなど「捜査を継続」(公安局)
する。

一方、独立運動が活発な同自治区のホータン、トルファン両地区などでは
事件が発生した28日以降、「パトロールが強化された」(ホテル従業員)
という。

共産党系紙・環球時報は「新疆を発着する航空機の安全検査はさらに厳し
くなり、新疆の人々は(事件の)影響を受けていると感じる機会は増える
だろう」として、引き締め強化はやむを得ないことを示唆。「不審」とい
うだけでウイグル族が次々に拘束されるなど人権侵害への懸念も高まって
いる。時事通信 10月31日(木)9時31分配信



 ◎【食品安全】− またも「原産地 中国」が問題となったスーパー店頭
の唐揚げ −

意外と危険な日本の食事情について、「スーパーで売られている唐揚げの
鶏肉には中国産が多い」と食品ジャーナリスト。成長ホルモン剤を過剰に
投与される上、死んでしまった鶏も輸入されているという。

「食」に関する情報が溢れている昨今。今回SPA!では「食べログ」や
「お願い!ランキング」ではわからない、食の危険性やニッチな話題をラ
ンキング化し、食に関する裏情報を追った。

◆情報公開があまりにお粗末な日本の食事情とは

TPPや放射能汚染の問題など「食の安全性」への関心は日々高まっている
が、食品ジャーナリストの椎名玲氏は「諸外国では“危険”と判断される食
品添加物などが、日本では野放しになって消費者の口に運ばれています」
と指摘する。

「特に危険なのが旨味成分のアミノ酸を粉末化した、“タンパク加水分解
物”です。塩酸を使って加水分解したものに、発ガン性物質と疑われるク
ロロプロパノール類が含まれています。日本の食卓に欠かせない醤油な
ど、頻繁に口にするものに含まれています」

発ガン性のある食品添加物では、亜硝酸ナトリウムがソーセージやハムと
いった頻繁に口にすることの多い食品に使用されている。さらに、アルミ
ニウムも厄介な代物である。

「膨張剤などに含まれるアルミニウムは多量に摂取すると腎臓に障害が起
きることが指摘されています。また、アルツハイマー病との関係を指摘す
る説が出たこともあります。厚労省も今年6月に使用基準を定めて規制す
る方針を決めました」

上記の食品添加物が含まれるもの以外にも、日常的に口にする食品で危険
なものは多い。

「スーパーで売られている唐揚げの鶏肉には中国産が多いのです。成長ホ
ルモン剤を過剰に投与される上、死んでしまった鶏も輸入され、唐揚げな
どに加工されています」

さらに、先述したアルミニウムの含有が危険視された小麦粉食品には、別
の問題もある。

「日本の小麦粉はほとんどが輸入ものなのは有名な話ですが、遺伝子組み
換え小麦の混入に関して、何の措置も検査体制も取られていません。遺伝
子組み換え小麦は、DNAを傷つけアレルギーを引き起こすという説もあ
り、小麦粉なんて日常的な食品が、それでいいのかは疑問です」

日本では食に関する情報公開がお粗末だと椎名氏は警鐘を鳴らす。

「危険な食品を自分の知らないうちに食べてしまい、危険か危険じゃない
食品かを選ぶことができない。安い食べ物にデメリットがあるのは仕方な
いことですが、日本ではそのデメリットに関する情報公開が少なすぎるん
です」

食の情報公開に関して、日本は完全に“後進国”となっているのが、現状だ。

◆身近にあって国が野放しにしている食品添加物 ワースト3

【1位】タンパク加水分解物
多くの調味料商品に使われており、製法によって製造過程でわずかながら
発ガン性物質発生すると指摘されており、欧米では摂取上限値を設けてい
る国も多い

【2位】アルミニウム
膨脹剤、色止め剤、品質安定剤などの食品添加物に含まれている。欧州で
は規制の対象になっており、日本も厚労省が使用基準を定めて規制する方
針を決めた

【3位】亜硝酸ナトリウム
ボツリヌス菌の増殖抑制や発色のために魚・ハム・ソーセージなどに使用
基準値に基いて使用されている。多量に摂取した場合、本来の食材成分と
一緒になると発がん性物質に変異することを危惧する声もある

◆スーパーで買ってはいけない食品 ワースト3

【1位】唐揚げ(鶏肉の産地が明記していないもの)
【2位】冷凍の小麦粉食品(パンケーキなど)
【3位】サーモン(チリ産)

筆者  椎名 玲氏 −  食の安全問題などを追い続けているフリージャーナ
リスト。著書に『中国危険産物取り扱い読本』『間違いだらけの安全生
活』など。【Livedoor/日刊SPA!】 2013年10月31日09時13分

〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎オバマ氏、支持率最低に 医療保険つまずき影響


 ロシア・サンクトペテルブルクでのG20首脳会合で議論を聞くオバマ米大統領=9月(AP=共同)
 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は10月31日、オバマ大統領の支持率が過去最低の42%に落ち込んだとする世論調査結果を報じた。連邦政府機関の一部閉鎖に加え、医療保険改革の作業につまずきがあったことが響いたもようだ。

 調査は10月下旬に実施。10月上旬の前回調査に比べて支持率は5ポイント低下した。不支持とする回答は3ポイント上昇して51%に達した。また、オバマ氏の好感度を問う設問では、好感を持っているとした人が41%、持っていないとした人が45%だった。【共同通信】2013/11/01 05:23   
〔情報収録 − 坂元 誠〕

 

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反     響
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身 辺 雑 記 
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  • 名無しさん2013/11/01

    最近のニュースを見て思うのですが、

    韓国の日本叩き・・・

    慰安婦問題とか

    元徴用工問題とかで、

    伝家の宝刀

    「日本は戦犯国」を振りかざし、

    度の過ぎた反日外交を展開してきましたが、

    何となく、

    韓国に巨大ブーメランが返って来ているような感じがします。



    反日運動の最高峰!「慰安婦問題」・・・

    世界各国でロビー活動を展開し、

    日本の悪口を散々まき散らした挙げ句、

    アメリカのグレンデールに慰安婦少女の像を設置しました。



    しかし、最近では、当時慰安所で働いていた韓国人男性の日記が見つかり、

    慰安婦の生活振りが明らかになってきました。

    韓国が主張する姿とは真逆の内容です。

    それから、「河野談話」の元となった、聞き取り調査・・・

    当時の資料が公表され、

    内容的にずさんで、信用に値しないことが明らかになってきました。

    また、韓国政府も、ほとんどの慰安婦は「文盲」だったとオフィシャルな場で

    発言しています。文字が読めない人物の証言をどこまで信用するのか?

    あわせて、日本政府は聞き取り調査の裏付け作業をしていなかったことも判明しました。裏付けのない証言なんて、何の意味もありません。裁判所で、「あいつが犯人だ!」と叫んでも、それを客観的に立証する根拠がないと話になりません。

    つまり、日本軍が慰安婦を強制徴用していたという韓国の主張が揺らいできたということです。



    また、外国人の目から見て、

    戦後、機会があるたびに「おわび」のことばを発し、

    また、韓国には、当時の韓国国家予算を上回る資金援助、加えてODAなどで韓国を支えてきた日本に対し、

    いつまでも謝罪と賠償を要求する韓国人は、

    ゆがんだ民族に見えているようです。



    過去に許し難い歴史があったにせよ

    同じアジアで

    しかも隣国・・・

    謝り続ける日本に対し、

    さらに鞭を打ち付ける韓国に対し、

    諸外国は、嫌悪感を抱いています。



    韓国による日本貶め外交・・・

    サッカーワールドカップでも

    フィギュアスケートでも

    オリンピック招致でも

    国連でも

    同じ自由主義陣営であることを忘れ、

    一線を越えた強硬な姿勢をとり続ける韓国は、

    関係各国の協調を不協和音で破壊しかねない脅威と映るようになりました。



    米韓安全保障がありながら、中国と手を携える。

    日本との軍事情報共有を拒否する。



    アメリカによるミサイル防衛(MD)への参加拒否

    Xバンドレーダーの韓国への設置については、中国の顔色を伺う始末・・・



    かと思うと、領海問題で中国と対峙しているフィリピンには自国製の戦闘機を売りつける・・・。



    「おまえは、どちらの陣営なんだ?」と聞きたくなるようなことを平気でやっています。

    個人的に韓国の外交を「コウモリ外交」と呼んでいるのですが、

    結局は、どちらにも信用されません。



    「韓国は、大日本帝国の行った植民地政策の被害者である」というカードがオールマイティであると勘違いしている節があります。



    時代は常に流れ、移り変わっていきます。

    アメリカ、イギリス、オーストラリアは日本の集団的自衛権の行使を支持しました。世界は、戦後体制に見切りをつけ、新しい枠組みの構築に進んでいます。

    韓国は、日本の集団的自衛権の行使には絶対反対でしょうが、

    財政にほころびが見え始めてはいますが、まだまだスーパーパワーを誇るアメリカ、かつて世界の頂点に君臨したイギリス、そして、アジアの白人国家オーストラリアが承認した意味を即座に理解すべきでした。



    しかし、呆れることに、韓国は、オバマ政権に対し、親日外交を継続するなら、

    韓国内の反日運動が反米運動に変貌するぞ!なんて、「脅し文句」を叩きつけています。自分の言っている言葉の意味が分からないのでしょうか?

    アメリカに文句を言うなど、それこそ1000年早いです。



    韓国企業の製品はほとんど日本メーカーの猿まね・・・

    国内のほとんどの銀行は外資系・・・

    財閥企業への出資者もほぼ外資系・・・

    日本からパクるものが無くなれば、何も作れません。

    最近、自動車や電化製品など、韓国製品で不具合が続発しているそうですね。

    品質管理がおざなりになっている証拠です。賄賂などが横行し、正規の部品の代わりに、安価で品質の悪い部品が混ざり込んでいる証拠です。そのうち、中国製品のように爆発するようになるかもしれませんね。

    銀行が外資、企業への投資者も外資ということは、人間の血液に相当するものが、外国に乗っ取られているということです。利益は搾取され、残った儲けを財閥がほとんど取る・・・。末端の労働者に渡るのはほんの僅かです。



    結局、反日で国民を奮い立たせ、日本を叩け!日本を追い越せ!というムードを作り上げ、それに乗せられて、「ただ働き」させられているだけです。

    でも、韓国人は誰もそのことに気が付いていないみたいですね。

    反日教育も、ここまで徹底すれば、もう忠告することはありません。

    行くところまで行ってもらうしかないですね。

    アジア情勢に関しても、いつまでも戦後感覚を引きずった韓国は、

    時代を読み取れず、ここ1&#12316;2年で窮地に立たされることになると思います。