政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針3086号  2013・10・3(木)

2013/10/03

□■■□──────────────────────────□■■□
  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 3086号
□■■□━━━───────────────────────□■■□

           2013(平成25)年10月3日(木)



                小泉“原発ゼロ院政”は無理筋だ杉浦正章

               石油派退治もトカゲの尻尾切りで:宮崎正弘

                          日本の国柄と日本人:加瀬英明

                   中曽根を真似るな:宰相像:MoMotarou

                  山崎豊子さんのご逝去を悼む:眞鍋峰松

                                      話 の 福 袋      
                                反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第3086号
                             発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             

 
               御意見・御感想は:
                  ryochan@polka.plala.or.jp

                購読(無料)申し込み御希望の方は
                    下記のホームページで手続きして下さい。
  
       http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
    バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/

    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/



━━━━━━━━━━━━━━━
小泉“原発ゼロ院政”は無理筋だ
━━━━━━━━━━━━━━━


         杉浦 正章

「寂しい老人」は見守ってあげよう

中国のことわざに「騏驎(きりん=駿馬)も老いては駑(ど)馬に劣る」
があるが、仮にも元首相に対してそんな侮辱的なことを言ってはいけな
い。日本のことわざでは「年寄りの達者は春の雪ですぐに消える」という
が、そんな失礼なことも言ってはいけない。

むしろ「年寄りの強情と昼過ぎの雨はたやすくやまぬ」と言ってあげなけ
ればならない。「自民党をぶっ壊す」の小泉純一郎が狂ったように今度は
「原発ゼロ」を唱え始めたが、71歳の年寄りに一から物の道理を説くの
も、気が引ける。

言っていることは元首相・鳩山由紀夫の普天間基地発言「最低でも県外」
とそっくりの“空想的理想主義”だが、鳩山は「ルーピーだからしょうがな
い」で済む。

しかし小泉は、名うてのアジテーターだから馬鹿なマスコミや、みんなの
党あたりの政治家が利用しようと同調する。それではどうしたらいいかと
いうと、「年寄りと釘頭は引っ込むがよし」などと言わずに、きっと寂し
くなったのだから、静かに見守ってあげるしかない。そのうちに恥ずかし
くなって自ずと引っ込む。

小泉は2011年5月頃から「原発の依存度引き下げ」を主張。今年の夏頃か
ら「原発ゼロ」を唱え始めたが、マスコミにはほとんど無視されてきた。
この無視に耐えられなくなって思いついたのがフィンランドの世界唯一の
放射性廃棄物処分場「オンカロ」の視察だ。

日本では明治以来欧米の現状視察を背景に物を言うと、重みを持って迎え
られることが分かっているからだ。案の定毎日のコラムが飛び付いて報
道。これに勢いがついて膝小僧を抱えている政治家をアジったり、講演し
たりの毎日となった。

アジられたみんなの党代表の渡辺喜美は、催眠術にかかったのか大感激で
「いますぐ決断しなければ間に合わないという小泉元首相の危機認識は
我々も非常によく共有している。みんなの党は原発ゼロをずっと目指して
きた。危機認識を共有する偉大な政治家が現れ、大変大きな勇気をいただ
いた」ともろ手を挙げて礼賛している。

小泉の第1の狙いは「寂しくなった」ので反原発発言で、マスコミや政界
反対派にチヤホヤされて、晩年を多忙に暮らそうという魂胆だろう。反原
発ならば「ニーズ」があるとにらんだのだ。しかし小泉は最初から政治判
断を間違っている。

オンカロ視察に同行した財界人から原発推進の旗頭になるように求められ
て「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとして
ね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、
『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が
深まったよ」と述べた。

これは甘すぎる判断だ。とてもバッジのない小泉如きが「院政」に乗り出
せる状況にない。「原発戦争」でもあった昨年末の総選挙をもう忘れたか
と言いたい。

小泉と同じように「原発ゼロ」で大衆を引き寄せられると判断した小沢一
郎が、滋賀県知事・嘉田由紀子をだまして、「日本未来の党」を結成。嘉
田は気色の悪い甘ったるい声で聴衆の気を引こうとしたが、選挙民はそれ
ほど馬鹿ではない。

散々の結果であった上に、「原発再稼働」を唱えた自民党が294議席取っ
て圧勝、同党内で原発ゼロを公言するのはエキセントリックを絵に描いた
ような河野洋平1人にとどまったではないか。

再び小泉が「原発ゼロだ。この指とまれ」で政界再編を目指しても、与野
党を横断した勢力の糾合などは夢のまた夢に過ぎない。出来るものなら
やってご覧と言いたい。資金など集まるわけがない。小沢の二の舞がいい
ところだ。

小泉は世界の潮流が見えなくなったのだ。今のところ北欧の小国が世界で
ただ一国だけ実験的に地下埋蔵を開始しているが、この流れは確実に世界
各国に拡大して、より安全な埋蔵方法も合わせて研究され、実現していく
流れだ。

見学したのなら同行した財界人が一致したように「この方向しかない。原
発は大丈夫だ」と確信しなければならない。核廃棄物は地球に戻せばよい
のだ。しかし「寂しい」が原動力になった“邪心”が逆に「原発ゼロ」のア
ジテーションに向かわせているのだ。

小泉は「原発を経済成長に必要だからといってつくるよりも同じ金を自然
エネルギーに使って循環型社会をつくる方が建設的じゃないか」と述べて
いるが、もう少し科学的知識と経済学の初歩を身につけた方がいい。それ
が不可能だから世界の潮流は「入原発」なのだ。

フィンランドなど視察するひまがあったら、中国やインドの原発建造ブー
ムを視察した方がいい。より安全で災害やテロにも耐える日本製原発が今
ほど必要とされているときはないことが分かる。小泉の「政府・自民党が
原発ゼロを打ち出せば一気に雰囲気は盛り上がる。

そうすると、官民共同で世界に例のない、原発に依存しない、自然を資源
にした循環型社会をつくる夢に向かって、この国は結束できる」発言に
至っては、ルーピーの「尖閣中国領」発言レベルであり、舞い上がってし
まったとしか言いようがない。夢を食ってこの国の経済は生きて行けない
のだ。

政府・自民党は官房長官・菅義偉が「言論は自由」と皮肉ったように、発
言をまともに取り上げる必要は無い。幹事長・石破茂も「再稼働は不動」
と述べている。「原発ゼロ」で有終の美を飾ろうとするのは勝手だが、後
輩が苦心惨憺して、原発回帰で日本の経済力を回復しようとしている事ま
で邪魔すべきではない。

元首相たるものは小じゅうと根性は捨てよと言いたい。

       (政治評論家)<2013年10月03日>



━━━━━━━━━━━━━━━
石油派退治もトカゲの尻尾切りで
━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成25(2013)年10月2日(水曜日)
      通巻第4035号  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 周永康、徐才厚が国慶節行事に出席を確認
  これで軍の粛清も、石油派退治もトカゲの尻尾切りで終わりそう
*********************************
10月1日の国慶節前夜、招待会に徐才厚(前党中央軍事委副主席)が現れ
た。徐は、薄護来と親しく、また軍の腐敗事件として失脚された谷俊山事
件との関連を云々され、昨秋以来、公衆の面前にでてこないので失脚を噂
されてきた。

10月1日、中国石油大学の開校60周年式典に周永康が出席したことが判明
した。

中国石油大学は、爾来、石油エンジニアの拠点となって戦後共産党史に不
抜の石油派を形成した。さきにペトロチャイナ幹部など数百の拘束、取り
調べが行われ、周の右腕だった蒋潔敏の逮捕が明らかとなって、周の逮捕
は時間の問題などと言われたが、どうやら生き延びた。「政治的配慮」が
奥の院ではたらいたからであろう。

いずれも黒幕は江沢民であり、取り調べは江沢民の手前の段階でストップ
するのは常識、周永康らは、すべてを無期懲役となった薄煕来におしつけ
た形で逃げ延びそうである。

           ◎◎◎◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
 樋泉克夫のコラム
 @@@@@@@@ 樋泉克夫のコラム

【知道中国 973】          
「・・・うっかりものもいえんなあ、と誰かが笑った」(火野の4)
「赤い国の旅人」(火野葦平 『世界紀行文学全集』修道社 昭和46年)


  ▽
火野は「通訳者諸君はみな20代で、溌溂とした明るさにみなぎっていた。
正しいと信じきっている一つの思想に全身全霊をささげているための快活
さが自然のままで、策略的なかげは少しも感じられなかった」と感想を漏
らす。

だが「高い望楼様の塔」の説明にしても、「昔地主が搾取していた時代」
を際立たせるための「策略的な影」を感じないわけにはいかない。

車中のことだろう。案内人の代表格と思われる「眼鏡の奥に教養の深そう
な眼が光っている40歳前後の温厚な」李徳純さんがやってきた。

学生時代というから戦争中のことだろうが、火野の代表作である『麦と兵
隊』を読んだと告げる。そこで火野は「赤面した。同時に昏迷した。警戒
心とは違うが、私の『麦と兵隊』を読んだという言葉が、赤い国のなかで
赤い青年によって語られることは私をすくませる」からだと、その時の思
いを素直に綴っている。

中国招待が決まる前、すでに火野らは名簿を差し出しているので、一行の
「素性や閲歴は調査されている」から、中国の土を踏んだ以上、ジタバタ
してもはじまらない。

だが中国入国以前から、すでに一行の中での火野イジメがはじまったよう
だ。左翼とは、なんとも卑怯なヤツらだろう。

たとえば労働運動家を名乗る常久は火野を「戦犯呼ばわりする」だけでな
く、「火野さんのような軍国主義者は入国を拒否されるだろうといってい
た」。

そこで火野は中国では「そういうこともあるかも知れぬと思っていた」
が、「もし入国を許されてもつねにスパイとして監視されるにちがいない
ともいった」常久は、「進歩的と反動との二つの言葉であざやかに人間を
割り切ってしまう」。もちろん火野は反動ということになるが、反動の火
野が何事もなかったように「入国が許可されたときには意外といった顔つ
きをしていた」という。
 
おそらく当時の中国側の基準に基づくなら、常久のように自分から尾っぽ
を振って近づく進歩派は然程の利用価値がなかったに違いない。

やはり『麦と兵隊』を著し、自ら反動と思い込み、戦争中の行動に一種の
後ろめたさを覚えている火野のような人物を抱き込み、帰国後の日本で
“新中国の素晴らしさ”を宣伝させることこそが共産党政権にとっては最大
の狙いであり、それこそが統一戦線工作の眼目なのだ。

過般、産経新聞が50年代半ば、毛沢東が「A級戦犯」の訪中を画策してい
たと報じていたが、これもまた火野招待と同じ意図に違いない。やはり新
国家建設に一定の方向性を打ち出した50年代半ば、共産党政権は日本の
“反動派”に狙いを定めていたようだ。
 
火野は「中国人から私の戦争中の作品(特に、中国を戦場とした作品)に
ついて語られることは、私を当惑させた。しかし、李さんはなにも私を追
及したり、私の反応をみたりする様子はなく、親しみのある調子で思い出
話をしているにすぎないように思われた」と一種の“安堵感”を綴る。

だが、短兵急に「追求」したり「反応をみたり」したら、火野が固く身構
えてしまう。それでは招待外交の効果が失せてしまう。

ここは火野の警戒心を解くことが肝要だったはず。とにもかくにも火野の
心を和ませようという魂胆に違いない。
 
李は東京の一高在学中の思い出からはじまり、日中両国文壇の話、「日本
政府が中国へわたろうとした市川猿之助一座の歌舞伎を拒否したこと」な
どを話しかけ、火野との“間合い”を詰めて行く。見事なまでに人心収攬術だ。

「すこし離れた席にいた」常久は時々、2人の方に体を捻じ曲げ「疑いぶ
かそうな眸で見ているのを」火野は気づいていたが、「素知らぬ顔をして
いた」という。

やがて列車は中国で最初の夜を過ごす広州駅に到着する。午後7時だっ
た。《QED》

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)「地球を救う夢のテクノロジー 超安全小型原子炉で貧し
い人たちに電気と水を(下)服部禎男工学博士講演会報告」です。

9月17日付で、服部先生の講演録の第1部(上)をお送りしました。引き
続き第2部(下)をお送りします。タイトルは「神の贈り物―超安全小型
原子炉で貧しい人たちに電気と水を」です。

2011年11月にダライ・ラマが来日した折に語ったように、脱原発の考えに
は貧しい国との格差を拡大する先進国のエゴがひそんでいます。すなわち
「偽善的」で不道徳な考えです。

服部先生の超小型原発4S- Super Safe Small Simpleは、貧しい人たちに
福音をもたらす夢のテクノロジーです。脱原発などという迷信にとらわれ
ている人たちも原発、特に超小型原発の持つ意味を是非とも理解して戴き
たいものです。

その講演概要を当会の広報担当の三浦小太郎氏がまとめてくれましたの
で、下記の通りご案内いたします。

詳しくは、冊子(28頁)(500円)にまとめられております。ご希望の方
には、今回も特に会より無料で提供いたしますので、お申込みください。
      「放射線の正しい知識を普及する会」理事・事務局長 茂木
弘道拝

「地球を救う夢のテクノロジー 超安全小型原子炉で貧しい人たちに電気
と水を  服部禎男工学博士講演会報告(下)」
*****************************

後半では「神の贈り物 超小型安全原子炉で貧しい人たちに電気と水
を」と題して講演が行われた。服部氏は、自分の原点は若き日に訪れた広
島の原爆ドームと資料館だと述べ、原子力をいかに平和利用するか、その
ためには、このような惨事が決して起こらぬよう、安全確保の技術に全力
を挙げて取り組まねばならないと決意したと語った。

今回の福島の事態について、自分ももちろん科学者として責任を感じてお
り、より安全な原子炉のためにも、ここで、安全性の極めて高い小型原子
炉、まさに「神の贈り物」について述べたいと語りました。

この問題の前提として、今世界では豊かな国と、貧しい国、貧しい人々と
の間に本当に格差が生じ、食糧危機、エネルギー危機が迫っている、仮
に、すでに豊かな国になった立場の人たちが、これから発展しなければな
らない貧しい国に、お前たちは火力は使うな、二酸化炭素は出すな、開発
を少し遅くせよということを命じることは絶対にできないはずだ、世界中
の人たちに豊かで安全なエネルギーを使えるようにするためにも、この、
安全で小型、しかもさまざまな奇跡的価値を持つこの小型原子炉を作成し
ていくべきだと、未来への希望を語りました。

まずこれまでの原子炉における事故や問題点をスライドで提示し、スリー
マイルアイランドは、きわめて不審な形でのヒューマンエラー、技術者の
ミスにより生じた事故であり、チェルノブイリ事故は、アメリカでの1986
年、アルゴンヌで行われたEBR−2実験炉において、緊急停止系統をブ
ロックして自動制御システムだけで事故が回避できるかという実験を行
い、それが見事成功したので、それにソ連の技術者が同じく同じ実験を行
い、逆に大事故につながった例であること(これは、原子炉の従来の自動
制御システム確かに信用できないことの実例でもある)、もんじゅの事故
は余りにも膨大で複雑な配管構造があり、それが制御しきれなかったこと
など、様々な例を提示し、大型の原子炉よりも、安全性を追求するために
は、何よりも小型化が必要だと述べました。 

その上で、自分の設計した超小型原子炉の特徴は、4S(super safe ,
small and simple)だと述べ、炉心サイズを非常に小さくすれば、事故が
起きても、異常な温度上昇があれば炉心反応度が確実に下がり、臨界喪失
になり、原子炉は自然に停止してくれる、これが最も本質的な安全性であ
ると述べた上で、炉心サイズを一メートル以内にまで小さくしたために、
自分でも予期していなかった奇蹟が起きた、発電機の出力が大きくなる
と、そちらにエネルギーを持って行かれるので、原子炉冷却材の温度が下
がり、温度が下がると冷却材密度が上がり、中性子が漏れにくくなり原子
炉の熱出力が増加する。

逆に発電機出力が下がると、原子炉の冷却材温度が上がり、その結果原子
炉の出力が下がる。これによって、完全な自動負荷追従特性が出現した。
これならば、制御棒も運転員もいらず、自動的に原子炉が活動してくれる
という世界でも例のない、まさに神の贈り物のようなシステムができたと
服部氏は感動を込めて語った。

実際の事故は、自動制御システムの不備や制御棒の間違った作動で起きる
ことが多く、制御棒をなくせばそれを防げる、作業員が要らないというこ
とはコストのみならずたとえばテロ防止にも役立つ。

小型だからこそ安全性も管理も容易で、場所も取らすどこにでも置ける。
冷却水の必要も原則的にないため、何も川や海の近くに設置する必要もな
い。そしてまた重要なのは、米国のアルゴンヌ原子力研究所との交流によ
り、原子炉の燃料に使われる「金属燃料」が、長期の使用に耐える素晴ら
しい燃料棒となることが分かった、特殊な合金を使えば、約40年間は使用
できる。

このように、まさに4S,超小型原子炉は、安全かつ管理しやすく、制御
棒や作業員もいらず、長期にわたる発電の可能な素晴らしいもので、貧困
国のエネルギー救済にも、今後の世界の原子力発電のためにも、まさに神
様が私たち人類の発展と平和のために送ってくれた贈り物のようなものだ
と服部氏は語りました。

技術的には今すぐにでも日本は開発が可能であり、これは世界でも歓迎さ
れ、特に貧困を救う発電技術として日本の世界貢献にもなることなのだ
が、未だに、それを妨害しようとする勢力もある。日本の発展を望まない
勢力もある。しかしそのような雑音を気にすることなく、堂々と日本はこ
の超小型原子炉の作成に進むべきだと服部氏は講演を結びました。

会場には医師の中村仁信氏も参加されて発言し、福島における汚染は全く
恐れる必要はないことを強調し、また、話題になっている汚染水に対して
も、原則的にあの線量であれば問題はなく、汚染水という言葉も間違いで
あると断定しました。最後に司会者が、このような講演を聴きまた学ぶこ
とで、原子力についても間違ったイメージを払しょくし、また私たち一人
一人が勇気を持ってタブーを廃し語っていくことを訴え、講演会は終了し
ました。(茂木弘道)



━━━━━━━━━
日本の国柄と日本人
━━━━━━━━━


     加瀬 英明

人に人柄があるように、国には国柄があります。

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巖(いわお)となりて苔のむすまで」

細(こまか)い石である「さざれ石」が集まり、1つの「巖」となることを
示した国歌『君が代』の詞です。日本の国柄を表(あらわ)す国歌としてふ
さわしく、この国柄が日本人1人ひとりの人柄をつくってきたと言っても
過言ではありません。

日本とは正反対な国柄を有しているのが中国です。

中国の習金平国家主席は、「偉大なる5000年の中華文明」と広言していま
すが、中国が国家統一されたのは、秦(しん)の始皇帝(しこうてい)時代で
あり、今から2000年少し前のことです。その後も20ほどの王朝が興衰(こ
うすい)を繰り返してきました。これを「易姓(えきせい)革命」と言います。

中国の皇帝「天子(てんし)」に徳がなくなれば、最高神(さいこうしん)
「天帝(てんてい)」の天命を受けた、徳を備えた新たな人民が王朝を倒
し、新王朝を開き、別の姓に改変されるというものです。

皇位を纂奪(さんだつ)した歴代の王朝は天下を私物化し、人民の膏血(こ
うけつ)を絞れるだけ絞り、贅の限りを尽してきました。このような国柄
ですから、中国では常に王朝と人民とは対立関係にあり、人民の王朝への
不満が鬱積するたびに、王朝の興衰が繰り返されてきたのです。

辛亥革命を起こし、中国革命の父と呼ばれる孫文が中国を称して、「一盤
散砂(いちばんさんしゃ)」と嘆いたことは誰もが知るところです。中国国
家は大皿に盛った砂の山のようで、すぐに散ってしまう様を述べたのです。

さらに、文化大革命を主導した毛沢東初代国家主席は、「政権は銃口から
生まれる」と明言しています。この言葉も、中国の国柄を如実に表わして
います。中国の歴史を見ても、革命や国内の治安、対外政策さえも、すべ
て銃口から生れており、力しか理解しない国なのです。

未だに公の概念はなく、常に社会は乱れ、易姓革命によって出現した中華
王朝であることには、今も昔も何も変わっていないのです。

一方、日本は初代天皇の神武天皇に繋がる「万世一系」の皇統を125代、
2700年に亘(わた)って継承している、世界に誇る歴史があります。

さらに日本には、神代から“和の精神”が継承されています。

皇極4年(645年)には、女帝の皇極天皇のもとで大化の改新が断行され
ました。それまで、豪族によって支配されていた日本を天皇が直接治める
ように改めたのです。

皇極天皇は大化改新に当たり、「今初めて万国(くにぐに)を治めんと
す」、「万民宰(おさ)むるは独り制(おさ)むべからず、要(かなら)ず民の
翼(たすけ)を須(ま)つ」という勅(みことのり)を発せられています。

これは、その41年前の推古12年(604年)に、聖徳太子が『十七条憲法』
を制定して、「和ヲ以(もつ)テ貴(とうと)シトナス」と諭されたのと同じ
思想であり、「重要なことをひとりで決めてはならない。大切なことは、
全員でよく相談せよ」と定めているのです。これは世界最古の民主憲法で
あり、その精神を尊重してきた歴史を私たち日本人は大いに誇るべきこと
です。

中国は、王朝と人民との不信の上に築かれている国であるのに対し、日本
は皇室と国民との分け隔てのない和によって築かれている国家なのです。

2年前の東日本大震災では、苦難な状況に耐えながら立ち向かい、道徳的
秩序や規範意識などを尊重する日本人の民度の高さが全世界から賞賛され
ました。

私は、比較宗教・比較神話の研究者でもあります。神代から伝わる日本の
神話にも“和の精神”が著(しる)されています。

中国の最高神「天帝」や朝鮮の檀君(だんくん)神話の至上神をはじめ、ギ
リシャ神話の「ゼウス」、ローマ神話の「ユピテル」など、世界神話の最
高神は皆男性です。

日本の最高神「天照大御神」は女性です。世界で最高神が女性である唯一
の国なのです。

ギリシャやメソポタミア、インドをはじめとする世界の神話は残虐で残酷
な内容ばかりです。

ギリシャ神話のゼウスは、天上から盗んだ火を人間に与えたプロメテウス
をコーカサスの岩山の頂へ磔(はりつけ)に罰しました。毎日、大きな翼を
持つ鷲を送り、腹を割かせ、内臓を食い散らかせました。

不死であるプロメテウスは、鷲がねぐらへ帰ると体が回復してしまうため
に耐えられない苦痛を味わったのです。北欧神話の主神オーディンも男性
の風の神であり、血なまぐさい話によって彩られています。

外国の神様は、何事も独断で決めてしまいますが、日本の神様は事あるご
とに額を集めて相談します。

天照大御神の神話の1つです。

大御神は弟神の素戔鳴命(すさのおのみこと)の失態を罰せずに、自身が天
(あめ)の岩屋戸(いわやと)の中に籠りました。太陽神であるために、高天
原(たかまがはら)が漆黒の暗闇に閉ざされました。

この危機に慌てて八百万の神々が天の安(やす)の河原に集まり、相談しま
す。「神謀(かむばか)る」と言います。大御神をどのように外へおびき出
せばよいのかと、さまざまな知恵が講じられます。

1つの策として、雄鳥(おんどり)の長鳴鳥(ながなきどり)を鳴かせまし
た。朝が来たと思い、洞穴から出てこられるのではないか思ったのです
が、功を奏しません。

万策尽きたところで、女神の天鈿女命(あめのうずめのみこと)が裸踊りを
演じ、その滑稽さに八百万の神たちが高天原に鳴り響くほど笑いどよめき
ました。

大御神は一体何事が起こったのかと好奇心を募らせ、重い岩戸を少し押し
開き、半身をせりだして覗いたのです。その時、天手力男命(あめのたぢ
からおのみこと)が大御神の手をとって引き出し、高天原に再び光が甦っ
たのです。

世界中のいずれの神話と比較しても、これほどやさしい物語は存在しませ
ん。何とも日本らしい神話であり、世界的にも貴重です。

最高神に象徴されているように、日本の女性は国の発展を支え、大きな役
割を担ってきています。

今では、「夫婦(めおと)」と書きますが、江戸時代以前は「妻夫(めお
と)」、あるいは「女男(めおとこ)」と、女、男の順に表記していたほ
ど、女性の存在が強く現れています。事実、日本ほど優れた女性が数多く
いる国はありません。

今から1014年前の西暦999年、紫式部が大恋愛して、19歳年上の中級役人
の藤原宣孝と結ばれました。紫式部は26歳で初婚でした。娘を1人もうけ
ましたが、2年後に宣孝が逝去。紫式部は生計を立てるために宮中に出仕
します。

今様(いまよう)に言うと、「紫式部はOL生活をしながら、人類史上初め
てとなる女性による小説『源氏物語』を著した」となります。

平安時代は、才女が絢爛たる筆を競い合いました。名を挙げると、『枕草
子』の清少納言、『和泉式部日記』の和泉式部、『更級日記』の菅原孝標
女など、実に多くの女性が存在します。

この当時、世界のどの国でも女性は文盲で、男性に従属していました。西
欧で女性が初めて小説を書くのは18世紀に入ってからであり、中国や朝
鮮、インド、中東などの女性が小説を書いたのは、それから100年以上も
後になってからのことでした。日本は女性が才能を競い合っていた稀な国
だったのです。

日本では祖国を指して、「母国」と言います。ところが、英語、ドイツ語
は祖国を指して「ファーザーランド」、「ファーターラント」(いずれも
父国)の言葉を用います。フランス語になると、父国を意味する「ラ・パ
トリ」しかなく、母国の言葉はありません。

父親は子どもに厳しい規律を課し、優劣を明確に区別するのに対し、母親
は子どもたちを優しく、分け隔てなく平等に慈しみます。祖国を母国と称
す日本は、多くの女性が活躍した世界で稀有な国家であり、母性が優るや
さしい文化を継承してきたのです。

さて、東日本大震災により、「原発神話が崩壊した」などと、「神話」と
いう言葉が、まるで嘘である意味で使われています。

この「神話」の言葉自体、明治維新以前の日本には言葉として存在してい
ませんでした。日本最古の歴史書『古事記』は、古いことを披露した文章
の意味で「ふることふみ(古事記)」と読まれており、神話も「ふること
(古事)」と言われていました。「神話」と同様に、明治維新以前には存
在していなかった日本語は数多くあります。

今から25年ほど前、私は神田の書店で明治32年に刊行された厚さ10センチ
ほどある英和辞典を見つけて購入しました。当時の値段で10万円近くもし
ました。

江戸時代までは、「個人」、「個性」という言葉もなく、その英和辞典で
は、「Individual(個人)」を「たったひとりの人」などと記すなど、思
わず微笑んでしまう、苦しい説明をしています。日本人誰もが人びとのお
蔭をこうむって生かされているという考えを持っており、「個人」の概念
がなかったのです。

「指導者」も新しく造られた言葉です。日本は、あくまでも集団合意が行
われるコンセンサス(Consensus・意見の一致)社会であり、英語の
「Leader」、ドイツ語の「Leiter」を訳すために造られた新語なのです。
また、「Dictator(独裁者)」も存在せず、その説明も大変苦労しています。

「宗教」という言葉もなく、江戸時代までは、「宗門」、「宗派」、「宗
旨などの言葉を用いていました。

それまでの日本では、神道と仏教が融合(神仏習合)されていました。し
かし、一神教が入ってきたことにより、自分の信仰神だけが正しく、他の
信仰はすべて邪であり、排斥されなければならないという一神教の概念を
表す英語「レリジョン・religion」(ラテン語の「束縛する」を意味する
「レリジオ」からきている)の訳語として「宗教」という新しい言葉を造
らざるを得なかったのです。

現在の私たちが使っている多くの言葉は明治時代に造られた、借り物の言
葉でもあるのです。

日本は、自己主張や利己心を慎み、何事も譲り合いながら、和の文化を尊
ぶ世界で稀有な国家なのです。

私は空手や剣道など、武道に係わってきましたが、「武道」の言葉は外国
語に翻訳できません。英語では、「martial arts(マーシャルアー
ツ)」と言いますが、それは「戦う術(すべ)」を示します。日本では武道
は精神性が極めて高く、試合では勝敗よりも無心で戦う姿勢が尊ばれてい
ます。

私は外国を訪ねますと、武術についての話を聞きます。刀の種類が1種類
しかない国は、日本以外にありません。どの国でも、刀剣の種類が数多く
あり、状況に応じてクラブを取り替えるゴルフのように、戦場によって剣
を選んで使うのです。

刀を両手で握って戦うのは日本だけであり、その形では相手のフトコロに
飛び込まなくてはなりません。剣道では無心で飛び込めと言います。それ
は剣豪・宮本武蔵の言葉にも表れています。

「斬り結ぶ 太刀(たち)の下こそ 地獄なれ」、「踏み込みゆけば あとは
極楽」

さらに、柳生流には刀を使わずに相手を倒す無刀流があります。ここまで
くると精神主義の極(きわ)みのような気がします。西洋人や中国人などに
は、生死を忘れて無心になること自体が理解できないのです。

心を尊重する日本の武士の精神は、日本刀に宿っていると言われます。そ
れは、1273点ある国宝の品目の中で最も多いのが日本刀だという点に
も表れています。

心を重視する精神は武道だけに限らず、茶道や華道、日舞、香道など、日
本のあらゆる伝統的な芸術文化にも反映されています。

着物もそうです。母親が着物に親しんでいたことから、私は幼い頃から帯
を結ぶのを手伝わされ、成人してから、「ハクビ京都きもの学院」や「装
道礼法きもの学院」の顧問を務めています。

西洋や中国では、マリーアントワネットや皇帝のお后が着用していた服な
どが今も残っていますが、衣装自体の見た目が綺麗なら、それでいいので
す。しかし、日本では着付けや立ち振る舞いはもちろん、心そのものが美
しくなければ、綺麗とは言えないのです。

日本語には、心が付く熟語が数多くあります。「心遣い」、「心尽く
し」、「心配り」、「心意気」、「心がけ」、「心根」、「心残り」をは
じめ、全部で200語を越えます。世界中で日本語ほど、心を含んだ語彙
が多い言語はありません。

英語で「heart(心)」が付いた言葉は、「heart attack(心臓麻
痺)」、「Heart burn(胸やけ)」など、10もありません。

日本は心の民であり、何よりも心を大切にする国なのです。

日本では、歴史的にも宗教が原因による憎しみから殺し合うことはありま
せん。ところが、英語で「Religious strife」と言いますが、現在、世
界のあらゆる地域で、「宗教的な抗争」が起きています。

中東のシリアも、その1つです。

2011年3月以来、内戦状態にあり、国連安全保障理事会の推定では犠牲者
の数は10万人を超え、今でも1日6000人の難民が国外に逃れようとしてい
ます。

イスラム教が2つに分かれ、イスラム本流のスンニー派と傍系のシーア派
が戦っているのです。キリスト教には多くの派があり、キリスト教同士で
も殺し合っています。他にもドルーズ教など、さまざまな宗教が互いに
戦っており、アフリカや中東以外の地域でも同じことが起きています。

このような状態は、開発途上圏だけに限りません。

英国でもアイルランド紛争が続いていました。1937年にアイルランドが独
立。英国に残った北アイルランドでは、英国からの分離とアイルランドへ
の併合を求める少数派のカトリック系住民と、英国の統治を望む多数派の
プロテスタント系住民が対立。

60年代後半、双方の武装組織によるテロ事件が頻発し、血で血を洗う武装
闘争へと発展し、その後、ようやく1998年に和平合意が成立しました。し
かし、未だにカトリックとプロテスタントの住民が住む地域は分断され、
その境界は高い壁によって隔てられています。去年12月には、イギリス国
旗の掲揚を巡って双方住民の対立が激化し、一部が暴徒化し、かつての対
立が再燃するのではないかとの懸念が高まっているのです。

世界中を見ても、日本ほど、和を尊重し、素晴らしい文化を持つ国はあり
ません。長い伝統に育まれた優れた国柄を子どもたちに伝えていく、これ
が未来の日本に最も重要です。日本の国柄が世界の手本となることで、宗
教や思想の対立を超えた、真の平和な世界を創ることができるのではない
かと考えます。(monthly IIC 10月号)



━━━━━━━━━━━━
中曽根を真似るな:宰相像
━━━━━━━━━━━━


       MoMotarou

中曽根首相自身の説明によれば、良好な日中関係を築こうとした胡総書記
の足を引っ張らないために、胡批判の材料とされかねない日本国首相の靖
国神社参拝は中止するのがよいと…(中略)…決断した。

         ★

この号の配信は10月2日なので消費税増税の有無がはっきりしているので
しょう。私は反対の立場です。結果的に見るとアベノミックス効果で数字
が上がり、安倍さんが促進したような形になったのが残念です。アベノ
ミックスを成功させるのには延期が望ましいと断言決断すれば済む事でし
たが忙しかったのでしょう。

■経済再生

「アジアの成長を取り込め、外国から観光客を誘致」などが最近の傾向で
あります。

○アジアとはどこの国を指すのか。

マスコミの様子からすると中国や韓国を意味することが多いです。この国
に共通しているのは「反日」。かの国の国民は親日的だという人もいます
が国が国だから当てにはなりません。

共通しているのは両国とも戦後の建国であるということ。歴史が浅い!そ
して巨額の無償援助を我国から引き出している。昨年でさえ中国は日本よ
り援助を獲得しております。また韓国は8月21日「みずほ銀行」より約
487億6000万円を借りております。

「危ないなぁ」と思っておりますと、みずほ銀行が暴力団融資でアウト!
「あの国のあの法則」が、さっそく働きました。我国の政府が珍しく韓国
に強気なので被害が少なくなっているのが嬉しいです。対馬の仏像も返し
たくなってきたそうです。

○外国からの観光客誘致

まともな国からの誘致をお願いしたい。泊まると部屋から物品が無くなっ
ていたり、富士山でウンコをしたと言って喜んでいる近隣諸国はお断りです。

それよりは公立学校の修学旅行をしっかりと国内の歴史的なものに回帰さ
せることが大事です。それには学校教育で誇り高き歴史を学ばせることが
必要です。興味がないと旅も面白くない!私は小学校で行った奈良の大仏
を今でも覚えています。

序(つい)ですが、公立の小中学校でハングルを教えたりしている学校の
調査が必要です。民主党政権下で急速に増えた疑いがあります。

■他力本願

上記二点は安倍さんが、ある時に表明したことです。最近は国内の活性化
がおざなりなっているような気がします。自尊心をもっと育成しましょ
う。自信も付けば運も良くなる。我国を朝鮮やシナと同じにしてはなりま
せん。

「ならぬものはならぬものです」。



━━━━━━━━━━━━━
山崎豊子さんのご逝去を悼む
━━━━━━━━━━━━━


        眞鍋 峰松

「白い巨塔」「大地の子」などスケールの大きな社会派小説を数多く著し
た人気作家の山崎豊子(やまさき・とよこ、本名・杉本豊子=すぎもと・
とよこ)さんが、9月29日午前、心不全のため死去された。88歳。大阪市
出身。葬儀・告別式は親族で行う。喪主はおい、山崎定樹(やまさき・さ
だき)氏。 

私にとって、山崎 豊子さんとの思い出と言えば、世に社会派の小説家と
いうのは本当に変わった人種、と言うか、あの様な小説の創作活動は、物
凄い粘着質的な息の長い地道な取材の下で行われ、あの種の小説が何冊も
描き続けれるんだな〜、という驚きが一番。 

その山崎豊子さん(以下、女史と称する)とは、もう20年以上も前になる
が、知遇の縁を得た。女史と初めてお会いして以来、私の何処の何がお気
に召されたのか解らないが、それ以後の約1年間というもの、ほぼ毎晩夜
9、10時頃には、多分女史が執筆活動に疲れた頭の休みがてらということ
か、電話を頂く会話が暫く続いた。 

私が感じたことは、人生の大先輩・目上の女史に対して失礼ながら、ご本
人は非常に変わった性格だが、意外に真っ当な常識の持ち主なんだな〜、
ということだった。

元々、私が山崎女史に初めてお会いしたのは、私が役人として文化行政を
担当していた、確か平成4年春の終わりか、夏の初め頃だった。

当時の上司から、「文化人を中心にした組織を立ち上げるのに、どうして
も堺市内にお住まいの高名な山崎女史にも参加して頂きたいのだが、手掛
かりは無いか」、との問いがあったのがキッカケだった。そこで、幅広い
人脈をお持ちのある人物を介在役に、私から女史に面会を求めたのが出始
めだった。 

当初、女史は役人である私の訪問を厭」がられていたのだが、初めて浜寺
のお宅を訪問した際には、20分の約束が1時間半以上の長話に及んだ。今
では、女史と何の話題でそこまで話が弾んだのか、全く定かではない。多
分、ご主人の入院先である府立病院での出来事ではなかつたかと思い出す。
  
そして、その年の11月初旬の大阪府主催の私学功労者表彰式の際の、「大
地の子」執筆活動を巡るエピソードなどを中心に1時間程度のご講演の依
頼にご自宅を伺った。

だがそれも、最初の内は、女史は、“講演は嫌い”を理由に遠慮する、こん
な形の講演なんて一度もしていないのよ、の一点張り。 そこを何とかお
願いを、と押し続けると、最後には、“根負けしたわ、まぁ貴方が来られ
たら仕方が無いね”と不承不精ながらお引き受け頂いた、という、望外な
喜びがあった。
  
更にある時、女史から急電話が掛かり、相談事があるとの連絡があった。
伺うと、話の内容は、“今、大地の子の原稿料を中心にその他の私財を併
せ、中国在留孤児の帰国後の教育育英奨学金の基金設立を文部省に働き掛
けているが、一向にラチが開かない、どうにかしてよ”との相談だった。

そこで色々と問合せを、各方面に働き掛けたが、同様の有様。 

そこで、大阪府教育委員会と相談。それ程にお急ぎなら府内の中国在留孤
児ための教育育英奨学基金設立なら、府教委の方で対応させて頂くとの回
答を貰った。

この財団だが、最終的には、戦争三部作〜「不毛地帯」「二つの祖国」
「大地の子」〜の著作権料約3億円を原資に、その果実を教育育英奨学金
として授与する制度の設立に漕ぎ着けることができ、当の女史に大変喜ん
で貰ったのは勿論のこと、関係者も事の成就に喜んだ。

こんな中、女史とのお付き合いでは、色々なエピソードも生じた。

中秋のある夜、いつものように夜10時頃に女史から拙宅に電話が来た。生
憎私はこの夜遠くへ出かけていて不在。電話に出た家内は、外出しており
連絡先も不明ですと応えると、“そんな。ご主人の行き先も聞いていいな
いなんて、駄目でしょう”とのお叱りを受けた。 

家内が苦労をして私を探し当て、私が慌てて女史に電話すると、用件その
ものはいつもの雑談程度だったが、女史からは“貴方も、何が起こるか分
からないのだから、ちゃんと奥さんには行き先を言っておかなければ駄目
よ”とお叱りを受ける羽目に。これも、今になれば、懐かしい思い出だ。

もう一つのエピソード。私が不在の時には、女史は電話で家内相手に色々
と世間話をしておられた。ある夜、やはり私の不在の時、家内が応対した
のだが、その話の内容が、当時話題沸騰の貴乃花と宮沢りえの婚約話につ
いてだった。ハナから、女史は家内へボなこと、ボヤクことばかり。

家内相手に、“あるマスコミから、貴乃花と宮沢りえとの婚約話をどう思
われますか?と私に訊いてくるのよ。私がそんなことを知る訳ないでしょ
う。 一体、何を考えているのよ”とのお怒りの言葉。 

そのあまりの剣幕に、家内も思わず、“申し訳ございません。そうですよ
ね。可笑しいですよね”と、ただ相槌を打つしかなかっただけのことだった。

兎に角、山崎豊子さんは人付合いが嫌いで有名。 文壇人とも殆ど付き合
いが無かったようだが、何故か私は最初から可愛がって頂いた。

こんなことを書くと故山崎豊子女史からまたキツイお叱りを受けそうだ
が、お顔を拝見すると、一見、取っ付き難く、気難しい感じなのだが、そ
の内実は寂しがり屋の、やはりお嬢さん育ち、だった。 

私には優しく、署名入りの著書や、高血圧に良いからと自社(生家の小倉
屋山本)特製の減塩醤油も、送って頂いたりした

その他、当時を思い出すと、面白可笑しいことが尽きぬほどの会話が色々
とあった。

その後、私の出先機関への出向など人事異動に紛れ、双方からの連絡も途
絶え勝ちとなり、数年後には暑中見舞いや年賀の交換程度のお付き合いに
なってしまった。
 
頻繁に電話でお話をさせて頂いた当時は、丁度、女史は「沈まぬ太陽」の
執筆のため、取材活動でアフリカへも度々出向かれるなど、まだまだ旺盛
な活動力・体力をお持ちだったのに、と、往時が偲ばれる。 

ご逝去のニュースを聴いて、改めて、私のような人間をあれ程面倒みて頂
き、何かとご心配もお掛けしたのにと悔やまれ、その後のご無沙汰をお詫
びするとともに、深く深くご冥福をお祈りする次第である。(完)




━━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━━


 ◎テニスに運動会…「汚染霧」の中でなぜ中止しないのか=中国

深刻な大気汚染が問題になっている中国・北京市ではこの数日、汚染物質
を含んだ濃霧が発生し、気象当局が外出を控えるよう呼びかけた。しか
し、同市内ではテニスの中国オープンが予定通り試合が行われたほか、学
校の運動会も中止にならなかった。

中国メディア・新聞晨報は1日、いわゆる「汚染霧」発生時におけるス
ポーツ大会開催の是非にかんする評論記事を掲載した。

記事は、濃霧が出現した先月29日と30日にも中国オープンが予定どおり行
われ、一流選手が続々登場したことについて疑問の声が多数あがったこと
を紹介。中国の著名キャスター、白岩松氏も「選手は命がけ、ギャラリー
も命がけだ」と皮肉交じりにコメントしたことを伝えた。

また、北京市内の中学、高校でも予定通り運動会が行われ、これについて
もネット上では批判が相次いだとした。一方で、競技に参加した生徒らは
「自分には何の影響もないと思っていた」などと語り、「汚染霧」による
身体へのリスクについて理解が足りないことを紹介した。

そのうえで記事は、プロスポーツは大会スケジュールの調整が難しいこと
からやむを得ない部分はあるものの、学校のイベントは延期や中止という
選択肢を取るべきだとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)
 ◎テニスに運動会…「汚染霧」の中でなぜ中止しないのか=中国

深刻な大気汚染が問題になっている中国・北京市ではこの数日、汚染物質
を含んだ濃霧が発生し、気象当局が外出を控えるよう呼びかけた。しか
し、同市内ではテニスの中国オープンが予定通り試合が行われたほか、学
校の運動会も中止にならなかった。

中国メディア・新聞晨報は1日、いわゆる「汚染霧」発生時におけるス
ポーツ大会開催の是非にかんする評論記事を掲載した。

記事は、濃霧が出現した先月29日と30日にも中国オープンが予定どおり行
われ、一流選手が続々登場したことについて疑問の声が多数あがったこと
を紹介。中国の著名キャスター、白岩松氏も「選手は命がけ、ギャラリー
も命がけだ」と皮肉交じりにコメントしたことを伝えた。

また、北京市内の中学、高校でも予定通り運動会が行われ、これについて
もネット上では批判が相次いだとした。一方で、競技に参加した生徒らは
「自分には何の影響もないと思っていた」などと語り、「汚染霧」による
身体へのリスクについて理解が足りないことを紹介した。

そのうえで記事は、プロスポーツは大会スケジュールの調整が難しいこと
からやむを得ない部分はあるものの、学校のイベントは延期や中止という
選択肢を取るべきだとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)



 ◎把瑠都ら11人が引退

日本相撲協会は2日、元大関把瑠都、元十両城ノ龍ら11人の引退を発表した。

引退力士は次の通り。かっこ内は部屋。

把瑠都(尾上)、城ノ龍(境川)、男女ノ里(高砂)、郡山、増竜(以上
三保ケ関)、大志(千賀ノ浦)、葉月山(出羽海)、英風(尾車)、豊泉
(錦戸)、高千穂ノ峰(錣山)、勇斗山(芝田山)
産経ニュース 2013.10.2 11:05



 ◎米国大使館リファレンス資料室:

へーゲル国防長官の韓国・日本訪問

ヘーゲル国防長官は9月29日から韓国を訪問しています。
30日には米韓同盟60周年を祝う演説を行い、朴槿恵(パク・クネ)
大統領と会談しました。

10月2日にはケリー国務長官と日米安全保障協議委員会
(2プラス2)に臨むため、来日する。

米韓同盟60周年を祝うヘーゲル国防長官の演説
ROK-US Alliance 60th Anniversary Dinner
U.S. Department of Defense, September 30, 2013
http://www.defense.gov/speeches/speech.aspx?speechid=1808

朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談概要
Readout of Secretary Hagel's Meeting with the President of the
Republic of Korea
U.S. Department of Defense, September 30, 2013
http://www.defense.gov/releases/release.aspx?releaseid=16288

韓国・日本訪問に関する国防総省のブリーフィング
Department of Defense Background Briefing on Secretary Hagel's
Upcoming Trip to the Republic of Korea and Japan in the Pentagon
Briefing Room
U.S. Department of Defense, September 27, 2013
http://www.defense.gov/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=5309

国防総省の特設サイト
Travels with Chuck Hagel
U.S. Department of Defense
http://www.defense.gov/home/features/2013/0913_hagel1/
 (情報収録:中山)



 ◎憲法改正】 − ◆米軍側としては異例の言及◆

在韓米軍当局者は1日、安倍首相が意欲を示す憲法改正に関し「地域に
とって有益ではない」と疑問を呈した。韓国で記者団の質問に答えた。憲
法改正に向けた動きが韓国、中国との関係に悪影響を及ぼすとの懸念を示
したもので、米軍側としては異例の言及。軍当局者は「安倍氏の発言を全
て読んだ」としたうえで、憲法9条改正の動きが地域の安定に逆効果にな
るかとの質問に「そう受け取られる恐れがあるのは明白だ」とも述べた。
【共同通信】2013年10月02日08時58分

〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎進次郎氏の政務官就任に脊髄反射する、朝鮮日報の愚

安倍総理と消費増税、その他のトピックはまた採り上げるとして、今日は
隣のお笑い国家、南朝鮮の話題で、冷たく乾いた笑いを共有したい。

南朝鮮の日本批判は、既に娯楽化している。日本の半沢直樹ネタでの盛り
上がり(私はついに一度も観なかったので、話題には参加できないが)と
南朝鮮の反日の盛り上がりというのは、一体どちらが国民を支配している
のだろうと、少し興味深くなる。そう考えてしまうほど、南鮮からの反日
報道は、日ごとに新しいネタが提供される。

朴槿恵は、半島を訪れたヘーゲル米国防長官と会談した際、ヘーゲルに日
本との関係改善を求めれた際、「日本は謝罪どころか(元慰安婦を)侮辱
しており、おばあさん(元慰安婦)だけでなく国民も共に憤怒している」
と語ったという。二国間関係が、日本が一方的に“歴史に逆行している”た
め、信頼関係を築くことができないとまで言い放った。この一方的な責任
転嫁は、南朝鮮の常套手段である。

朴槿恵の発言を受け、朝鮮日報は「歴史・領土問題は国民と共に解決する
問題であり、韓日の首脳が会談して解決できる状況ではないとの姿勢を明
確にした。」と解説している。つまり、首脳会談などハナからやる気がな
いという意味だ。首脳会談で解決しない問題というのは、首脳が変わって
も未来永劫引きずって行くという宣言と同義である。

彼等の世界観は、自分たちが常に被害者であり続けなければならないとい
う前提にこそ成り立つのであり、日本との関係を相対化する中でしか、ア
イデンティティを自覚することができないのだ。

そのため、彼らが言う「解決しなければならない問題」というのは、もっ
と深く言えば、「解決してはならない問題」ということになる。日本を叩
く材料を手放してしまうことになるからだ。こういう国家は放っておくに
限るが、日本は国際社会に対し、朝鮮民族の悪習と日本の立場を根気強く
アナウンスしていく必要がある。

昨日の朝鮮日報も、いいお笑いネタを提供している。小泉進次郎氏が復興
担当政務官に任命されたことを受け、先制攻撃とばかりに辛辣な記事を掲
載した。

安倍首相に似た32歳の極右派が政務官に (朝鮮日報)

政治的な能力があるかどうか分からない世襲政治家にもかかわらず、国民
的に人気が高まっている根本的な背景には、安倍首相の思想を受け継ぐ
「タカ派(強硬派)ナショナリズム」の若き象徴と位置付けられているた
めだ。小泉氏は毎年8月15日に靖国神社に参拝しているほか、今年2月には
島根県が開催した「竹島(独島)の日」の記念行事にも出席した。(以
上、抜粋)

今年2月、南朝鮮の中央日報が、小泉進次郎氏を右翼バカ4人組のひとりと
して酷評した。ちなみに残りの3人は、安倍晋三、石原慎太郎、橋下徹と
いう面々だ。

南朝鮮が毛嫌いする人事があったとしたら、文部科学副大臣に就任した西
川京子氏あたりだと思うのだが、どうもそちらまではオツムが回らないら
しい。ただ単に、靖國神社を参拝し、竹島の式典に参加した、国民的人気
を博す自民党の政治家ということだけで、脊髄反射的な批判を繰り出すと
いうことなのだろう。

私にとって、進次郎氏の歴史認識や国家観はいまひとつ不明だ。同時に、
石原慎太郎氏と並び評されるような存在だとは思えない。南鮮にとって
は、父親が余程憎かったのだろうが、もう少し掘り下げてから記事を書い
てもらいたいものだ。まぁ、右翼バカ4人の1人に位置付けられるとは、進
次郎氏にとって、逆に名誉なことなのかもしれないが。

 伊勢神宮の式年遷宮を報道で観ていると、やはり日本は神の国なのだと
いうことを再認識する。20年に一度行われる遷宮は、今年が62回目だ。単
純計算しても、およそ1240年に渡って守られてきた文化ということになる。

この連綿と続く文化を持たないのが南朝鮮だ。羨ましくてしょうがないは
ずである。もっとも、神道すらウリジナルと主張する彼の民族のことであ
るから、そのうち伊勢神宮も朝鮮人が建てたなどと言い出しかねないが
(笑)。

神宮の式年遷宮には、安倍首相をはじめ閣僚9人が参列した。閣僚9人の参
列というのは、歴史上初めてだそうだ。TPPや消費税という頭の痛い問題
はあるが、日本は徐々にまともな国家になりつつある。【私的憂国の書】
(ブログ)
2013/10/03 Thu 07:32

http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-1365.html


〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎賃金引き上げ会社に融資しない金融機関も

自民党の石破茂幹事長は1日の記者会見で「ある地域で金融機関が融資
にあたって従業員の給料をあげるようなことをしている会社には融資をし
ないとか、融資を引き揚げるとかの例を聞いたという発言が党の役員会で
あった」と語った。

石破幹事長は「内閣や政権与党がやろうとしていることに符号しないよ
うな例はあちらこちらで出てくるのだろうと思うが、党としてお願いす
る、また党としてできることをやっていきたい」と語り、実態として、早
くも企業が運転資金や設備投資など事業資金調達のため銀行融資を受ける
際に、銀行側がコスト上昇となる賃金引き上げを含む事業資金には貸し渋
りをする事例がでていることを明かした。

一方で、石破幹事長は「こうし た問題を法規制できない」とも語り、限
界を浮かび上がらせている。

石破幹事長は、会見で復興法人特別税の扱いなどについて「法人税の取
り扱いなどが、さらに政府・与党、整合をとったうえで議論されることに
なる」と語った。

また「目的はいかにして経済を成長させ、デフレを脱却 し、賃金をあ
げ、設備投資を促進するかということであり、政府与党一体 となってや
ることで、その経験を糧にしていかねばばらない」と述べた。

そのうえで石破幹事長は今回の消費税引き上げと反動対策としての経済
政策について、党青年局や女性局を中心に国民運動的な展開をするほか、
各選挙区選出の国会議員が地元で街頭に立つなどして説明する、地域ブ
ロック別会議などを利用し、商工会議所や商工会、JAなど、いろいろな
関係者らに説明するなど「党として国民運動を展開する」ことを役員間で
共有したとした。 (編集担当:森高龍二)
エコノミックニュース 10月2日(水)10時19分配信




 ◎消防隊員が向かった先は…

先月30日、中国・河南省を流れる黄河の川べりで、女性が胸まで泥にはま
り身動きがとれなくなった。3人の地元の消防隊員が体に綱を巻き付けて
引っぱり出し、約40分の救助活動の末、女性を助け出した。

中国中央テレビによると、この女性は当初、息苦しさを訴えていたが、命
に別条はないという。なぜ泥にはまったのかなど詳しいことは分かってい
ない。
日本テレビ系(NNN) 10月2日(水)11時52分配信



 ◎一人っ子違反2700億円 中国、利権の温床に 習指導部も不正調査

中国で一人っ子政策に反したとして「社会扶養費」の名目で徴収される違
反金が全国計21の省、直轄市、自治区で少なくとも年間168億元(約2700
億円)に上ることが2日、情報公開請求した弁護士の調べで分かった。違
反金が利権の温床となり、不正流用されているとの疑惑が広がっているこ
とから、習近平指導部も不正調査に乗り出している。

中国政府は超高齢化の到来や労働人口の減少を懸念し、一人っ子政策の緩
和を検討しているが、一人っ子政策の利権に連なる各地方政府の担当部門
の抵抗も予想される。

浙江省杭州の弁護士、呉有水氏らは、2012年の「社会扶養費」の収支につ
いて計31の省など地方政府に情報公開を請求。複数の弁護士が共同通信に
提供した資料によると、21の地方政府が請求に応じて情報公開した。(共
同)2013.10.2 18:05



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)堺市長選挙で維新の会候補者が大阪都構想の賛否をめぐって争い反
対の候補者に敗れた。なにがそうさせたのか知りたいと思った。。

西村眞吾という政治家がいるが、彼は堺市生まれの堺市育ちで、その国会
議員選挙(6回当選)はすべて同市を政治基盤にしていた。そこで西村氏
が大阪都構想についてどのような考え方なのか知りたいと思いネット上で
調べてみたが、同氏のホームページにある「真悟の時事通信」の「日本人
は死なない 平成25年10月1日」の1節(下掲)を除いて、これという目ぼ
しいものがなかった。

北朝鮮による日本人拉致、領土問題、戦地売春婦、原発問題などについて
積極的に多角的に政治発言しているので、西村氏自身が堺市に深い縁があ
る立場から大阪都構想に所見を持たないはずはないと思ったが、まとまっ
た所見を見出すことができず予想と違った。不思議なことである。これに
は何か訳があるのでないか。

もしかして愚生の探し洩れかもしれないので、どなたか存知よりの方が居
れれたらお教え願いたい。また、昨今の偏差値が高い人士からなるジャー
ナリズムにはこんなことは有触れていて瑣末だから関心がないのだろうか。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『そもそも、我が国が、今生きている者の人知だけで動く国だと思ってい
る者こそ「不遜なる無知蒙昧の輩」である。 例えば、やれ都構想だ、二
重行政廃止だ、道州制だ・・・挙げ句の果てに仁徳天皇陵をネオンサイン
で飾って観光客を呼び込む・・・それで無駄使いが減って金が浮く、さ
らにまた観光客増加で金が入る・・・だと、これを語るに落ちたという。 
「こざかしい」とはこのことよ。唾棄すべきだ。現在を攻撃し、大衆に現
在を悪と思わせて、悪い現在の制度を変えさえすれば未来はバラ色になる
という扇動は、実は20世紀半ばまで猖獗を極めた正真正銘の古くさい唯物
論であり共産主義運動特有の人を美名で惑わすプロパガンダに過ぎない。』
(「真悟の時事通信」日本人は死なない 平成25年10月1日
 http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=894 より)
                       (品川 阿生居士)



 2)「法則を踏まえていても、目前の現実に即した状況判断と、それに
即応した、柔軟で自在で機敏な行動力が必要」、ということなんでしょ
う。(まこと)



 3)内需と設備過剰の関係と青木功の指摘について:前田 正晶

私は以前から言っていることで、我が国には内需は十分にあると考えてい
る。問題点は「設備過剰」と「近代化の遅れ」である。その点を詳細に論
じる前に「私が経済や景気を論じる場合にはどうしても“紙パルプ・林産
物産業”の視点に立つようになる傾向あり」とは申し上げておきたい。

この点について我が国最高のプロゴルファーの一人である青木功の週刊新
潮10月3日号の言を引用したい。それは「今でもプレーできている一つの
理由には、少なからず道具に助けられているところがある。もし、パーシ
モンウッドと糸巻きのバラタボールが使われていたら、この歳で試合に出
ていたかは自信がない」なのである。

私は紙パルプ産業のみならず、およそあらゆる産業界では何も21世紀に
入ってからではなく、近年の機械等の設備やそれによる製品等における進
歩は目覚ましいものがあると言えると思っている。

ハイブリッドの自動車があれほど普及してガソリン・スタンドが激減する
などと適確に予想した者がいただろうか。貴方はスマートフォンがあれほ
ど普及して、それで外から風呂を沸かせる時代が来ると予測しておられた
だろうか。残念ながら、私は夢にも考える力がなかった。

私は1974年4月までしかゴルフをしていなかった。その頃に今のようなゴ
ルフのクラブやボールが出てくるとは考えたこともなかった。300ヤード
もドライバーで飛ばしてしまうのが当たり前の時代など予想したこともな
かった。1950年代の超優良企業の東洋レーヨンが今日のTorayに変化する
など夢にも思わなかった。大きな飛行機が炭素繊維で作られる時代が来る
とは知らなかった。

1997年2月にインドネシアの今や世界最大級の製紙会社にまでのし上がっ
たAPPの工場を訪問した際に、「その近代化の極致」とでも形容したい製
紙マシンに驚愕した。言うなれば青木功が言う道具の進歩が余りにも凄ま
じかったのだった。いや、新興勢力が1990年代に入ってから生産設備を導
入すれば、仮令買いたくてもパーシモンのウッドクラブは入手できなく
なっていたのだった。時代が変わっていた。

しかも、中国をはじめとする東南アジアやブラジル等の新興勢力は何も
300ヤードを打たねばならないようなクラブを必要とする規模の内需がな
くても、青木功の選手寿命を延ばしたような近代的な道具しか買えなかっ
たのである。そこに生じた事態は(嘗て1950年代の我が国の製紙産業と同
様かも知れないが)内需不足を補うべく全世界に向けて輸出に励まねばな
らないことだった。新興国の製品は質も高く、価格は経済的だった。

しかも、最新鋭というか近代化された設備では大量の人員は不用で、その
諸国の低労働コストは余り助けにならなかったかだけではなく、大規模な
雇用を促進しなかったのだった。その過剰というか300ヤードドライバー
から放たれたボールは全世界に向かって飛び、それでなくてもインター
ネットにおされて減退する印刷用紙の需要に苛まれている先進国市場を揺
さぶったのだった。

アメリカ等では新聞がインターネットの進化と成長に伴って年率にして二
桁で衰退し、印刷用紙の需要も1999年から毎年3%も減少してしまった。
妙な理屈かも知れないが、アメリカでも我が国でも市場には衰退した生産
能力に見合った内需があったのだが、そこに最も近代的な品質で経済的な
価格で生産できる新興勢力の格好の市場になってしまうほど、国産品が比
較において高値だったのだ。

私はそういう状態が紙パ産業だけだったかどうかは、寡聞にして知らな
い。だが、業種によっては製造業界は苦しんでいたと思う。製造者は
「もっと雨降りが酷くなった事態に備えて、懸命に内部留保をしてきた」
かも知れない。だが、屡々指摘されるようにその留保を崩して設備に投資
すれば、もしかして300ヤードどころか400ヤードも飛んでしまうようなア
イアンが買えてしまうかも知れないのだ。私は「それほど飛ばした場合に
その能力に見合う需要が追いついてくれるかは大いに疑問ではないか」
と、恐れている。しかも近代的設備は人員も合理化してしまう。

「もし設備投資をして合理化された人員の救済策を考えるのは誰の仕事だ
ろう」などと考えると、夜も寝られなくなる経営者が出てきはしないか。
ここで敢えて指摘せねばならないことは「設備拡張」と「設備の合理化な
いしは近代化」は別なことで、我が国もアメリカも特に近代化の遅れは顕
著である点も問題にされるべきなのだ。その陰には、後難を恐れて言えば
「経営者の質の劣化もある」との説もあるし、私もそうかと考えている。
今後はこの事態の下で、内部留保を投資に回す経営者がどれだけ出てくる
かを見守っていきたい。



 4)乗馬で足を乗せる馬具が鐙(あぶみ)です。鐙に立って馬上から弓を
射るようになってモンゴル民族その他の騎馬民族の戦闘力が飛躍的に向上
しました。鐙は歴史を変えた発明でした。(まこと)



 5)このメーリングリストに旧漢字と旧仮名遣いでお書きになった文を寄
稿されている先生がたがいらっしゃいますが、髪の毛を茶色に染めた目立
ちたがり屋のようで恥ずかしいことのように思えます。

文章を寄稿する目的は、読者に読んで貰うことでしょうが、目的を果た
さない結果を招いています。

愚生は尋常高等小学校、国民学校で5年間旧漢字と旧仮名遣いを学び
ましたが、先生がたの文章には多くの誤りが見受けられます。

以下のとおり、法的に強制されたものではありませんし、言論の自由で
すが、読みやすい文体にしてご意見を読んで貰うことをお勧めします。

↓引用開始=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
ウイキペディア
(1) 現代仮名遣い(げんだいかなづかい)は、1986年7月1日に昭和61年内
閣告示第1号として公布された日本語の仮名遣いである。1946年に出され
た昭和21年内閣告示第33号「現代かなづかい」を改定したもの。「現代か
なづかい」についてもこの項で扱う。

(2) 内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本語の漢字。現行の常用漢
字表は、2010年(平成22年)11月30日に平成22年内閣告示第2号として告
示され、2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る。

常用漢字表の目的は、漢字使用の目安であって制限ではないため、強制力
を有するものではない。しかし学習指導要領では義務教育の国語で読みを
習う漢字は常用漢字しか規定がない[1]。日本国内の主な報道機関は、日
本新聞協会が発行する『新聞用語集』(新聞用語懇談会編)に掲載される
新聞常用漢字表に基づき、各社で多少手を加えて、漢字使用の基準として
いる場合が多い。
↑引用終了=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

千葉県在住 久徳省三(売文屋 = 実務翻訳家)



━━━━━━━
身 辺 雑 記 
━━━━━━━

署名の無い投書は受理しません。旧漢字旧仮名遣いでもうけつけますが。

散歩する猿江公園からは彼岸花も消えて花らしきものは無くなった。秋の
風景は淋しい。

読者:5263人。

ご投稿、ご感想をお待ちしております。下記。↓
ryochan@polka.plala.or.jp

◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
→ http://melma.com/contents/taikai/
-- 
渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>
およいでいる

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。