政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針3085号  2013・10・2(水)

2013/10/02

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 3085号
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           2013(平成25)年10月2日(水)



  8月15日を凝視すると―対米戦争開戦の責任―:加瀬英明

               消費増税の「賭け」は安倍が勝つ:杉浦正章

                 トルコが中国から防空システム:宮崎正弘

                  反日岩波「世界」の住民(1):平井修一

                 中華民国は独裁国家と言え:Andy Chang

                                      話 の 福 袋      
                                反     響
                    身 辺 雑 記


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第3085号
                             発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             

 
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8月15日を凝視すると―対米戦争開戦の責任―
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                加瀬 英明

毎年暑い夏が巡ってくるたびに、日本が先の戦争に敗れた記憶が、まるで
昨日の出来事のように甦る。

今年で先の大戦に敗れてから、68年がたった。戦争が始まった昭和16年か
ら、かりに68年遡ると、明治7年になる。日清戦争の21年前だ。

先の戦争について振り返れば、多様な見方と、異なった記憶が存在するは
ずなのに、終戦記念日になると、毎年、なぜきまったように、「二度と戦
争は戦いません」という、まったく同じ「記憶」が蒸し返されるのだろう
かと、思う。

テレビも新聞も、日本が悪かったから、戦争になったという、たった一つ
の見方によって、支配されている。「日本がなかったらよかったのだ」と
いう、日本の存在を否定するものだ。

先の大戦を招いた責任について、アメリカと日本のどちらの方が、大き
かったのかといえば、アメリカが責められるべきである。私と『ニュー
ヨーク・タイムズ』紙の初代東京支局長をつとめた、ヘンリー・S・ス
トークス氏との共著『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(祥伝
社新書、平成24年)を、お読みいただきたい。

 8月15日の記憶

敗戦の年に、私は国民(小)学校の3年生だった。

父を東京に置いて、長野県に疎開していた。夏休みがなく、級友と日本の
必勝を信じて、毎日、炎天下で軍馬の秣(まぐさ)狩りに動員されていた。

8月15日の記憶といえば、幼かったから国が敗れるという意味を、深く
理解することができなかったために、どうして母が「これから日本男子と
して、頑張るのよ、日本を立て直してね」と、嗚咽(おえつ)しながら私を
繰り返して諭したのか、分からなかった。

10月2日に、母寿満子とともに東京に帰った。上野駅に降りると、見渡
すかぎり焼け野原だった。四谷のわが家も、焼失していた。

父俊一は外務省北米課長を兼ねていたから、アメリカ占領軍との折衝で忙
しかったために、四谷信濃町にあった借家に遅くなって、戻ってきた。父
はその1ヶ月前に、横浜沖に浮ぶ戦艦ミゾリー号の艦上で行われた降伏調
印式に、重光全権に随行して出席していた。

私は父に会うと、子供心に「東京がこんなに壊されてしまったけれど、日
本はどうなるの?」と、たずねた。すると、父は「アメリカは日本中を壊
すことができるが、日本人の心を壊すことはできない」と、いった。私は
この父の言葉を今日まで片時も忘れたことがない。

母も、凛としていた。母は32歳だった。母が遺した日記が、手元にある。

9月14日に、「二、三日前の新聞より毎日の様に戦争犯罪者としてリス
トをあげて大変だが、同じ日本人としてお気の毒だ。益ゝ壓迫を受け、
しっかりとした心の準備が必要と思ふ。唯ゝ勝つ国勝てなかった國、人の
魂まではアメリカでも裁判出来ぬ。

アメリカは日本人を再教育せねばならないと盛んにとなえてゐるが、第二
の国民がつまらないアメリカ気風にかぶれたら、大変だ。私共の指導する
責任は重い」と、書き込まれている。

 ミゾリー号の降伏調印

父は新島襄のアムハースト大学と、ハーバード大学で、母もイギリスで学
んでいたから、私はアメリカが田舎者の国で、日本より劣っていると聞か
されて、育った。

中学に進んでから、ある日、父にミゾリー号の降伏調印に列席した時の心
境を、たずねた。

すると、「重光(全権)も、ぼくも、日本が戦ったことによって、西洋の
植民地支配を受けて、数百年にわたって自由を奪われて、苦しんでいたア
ジアの人々を解放した。戦いには敗れたが、日本が歴史的な大きな使命を
果したという意味で、この戦争に勝ったのだという誇りをいだいて、甲板
を踏んだ」という答が、戻ってきた。

 映画『ムルデカ』制作の志

12年前に、私は東宝から先の大戦に当たって、日本がインドネシアを解
放した、劇映画『ムルデカ』(インドネシア語で独立)を、製作した。

日本の敗戦後に復員せずに、2千人の日本兵と残留して、インドネシア独
立軍に身を投じた青年将校の主人公が、独立戦争最後の戦闘に勝った時
に、オランダ軍の流れ弾に当たって、インドネシア人の恋人の腕のなか
で、息を引きとる。

私は恋人に、「タケオ(主人公の名)死なないで! 日本は国家として敗
れたけれど、民族として勝ったのよ!」という、台詞を叫ばせた。

父は「歴史を振り返れば、戦争に勝ったり、負けたりするものだよ。優れ
ている者が、負けることだってある」と、教えてくれた。日本が劣ってい
たから、負けたと思ったことはなかった。

8月15日前後になると、テレビは終戦の特別番組を放映する。

今年も、そうだった。80代終わりか、90代になる下級将校や兵が、戦 争
を回想している。将官や佐官であれば、戦争を大局的に回顧することが
できるが、下級兵となると、与えられた狭い任務の範囲でしか、述べるこ
とができない。

当然、悲惨な体験に限られる。勝ち負けを問わず、戦場は苛酷だ。なぜ、
先の戦争を俯観することが、できないのだろうか。

 『フーバー回想録』の真意

一昨年、アメリカで『フーバー回想録』が出版された。ハーバート・フー
バーといえば、ルーズベルトの前任者として、大統領を1期だけ務めた
が、任期中に世界大恐慌に見舞われたために、ルーズベルトに
1931(昭和6)年の選挙で敗れた。

フーバーは回想録のなかで、ルーズベルトの対日政策を詳細に検証して、
ルーズベルトが一方的に日本に対米戦争を強いたと、説いている。

フーバーは戦後占領下の日本を訪れて、マッカーサーと会い、ルーズベル
トを日本に戦争を仕掛けた「狂人だ」と呼んでいる。回想録によると、
マッカーサーも同意した。

 8月15日の敗戦をきっかけとして、日本国民の大多数が、先人たちが
営々として築いてきた偉業を、まるで擦(す)り切れた草履(ぞうり)のよう
に捨ててしまった。敗戦の日までは、誰もが日本を固く信仰していたとい
うのに、国民のほぼ全員がそれまでいだいていた信条を、棄ててしまっ
た。このようなことは世界に他に、まったく例をみないことである。

日本は精神を疎かにして、自立することをやめて、アメリカに従属して
きた。歴代の政府は全方位外交ならぬ、全方位謝罪外交を繰り返してき
た。講和条約を結ぶことによって独立を回復したはずなのに、精神を喪失
してきた。今日の日本では、食料自立、エネルギー自立といえば、全国民
が喝采するのに、精神の自立といっても、誰も振り向かない。

「戦争を二度と戦ってはならない」というのは、国家の独立を否定する
ことに通じる。ときには国を護るためには、矛(ほこ)をとって戦うことも
必要である。それがなければ、独立国家を営むことはできない。

8月15日になると、靖国神社に参拝して、平和を想い、「不戦の誓 い」
を立てるというのも、敗戦による平和を受け容れるようで、違和感を 覚
える。首相が参拝するのであれば、春秋の例大祭のほうがふさわしいと
思う。

小泉八雲として1890年代に日本に帰化した、ラフカディオ・ハーン が多
くの日本人にとって信条は、「サイコロジカル・コステューム」(心 理
的な衣装)のようなもので、流れが変わると、脱いだり着たりすること
ができると、揶揄(やゆ)している。

明治の文明開化によって日本人が一変したことを観察したものだが、
きっと敗戦をきっかけにして、ふたたび御一新がもたらされたのだろう。



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消費増税の「賭け」は安倍が勝つ
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          杉浦 正章

支持率低下は避けられない

賽は投げられた。ついに渋々ながら首相・安倍晋三が消費増税に踏み切っ
た。海外にも大きな反響を呼び、英ファイナンシャルタイムズ紙が「賭
け」と分析すれば、AFP通信も「政治的ギャンブル」と報じた。国内で
も海外でもアベノミクスが腰折れか、乗り越えられるかの瀬戸際であると
見えるからだ。

しかしこの賭けは安倍が7対3で勝つだろう。なぜなら追い風が吹いてい
るからだ。15日からの臨時国会では野党は追及し切れまい。企業も法人税
減税を人参としてぶら下げられたら協力せざるを得ない。

しかし、ただでさえ不人気の増税だ。高止まりを続けてきた内閣支持率は
まず50%を割り、今後下落傾向に転ずるだろう。
 
安倍の打ち出した経済対策は来年度の消費税の収入5兆円と全く同額であ
る。それも復興法人税の前倒し廃止や、公共事業が含まれ、将来的には法
人税実効税率の引き下げも視野に入る。

確かに一見すれば、個人の負担に依存する消費税を引き上げておいて、
220兆円も内部留保として貯め込んでいる大企業を優遇する構図に見え
る。もちろん安倍の目的はアベノミクスでデフレからの脱却を何が何でも
成し遂げたいからに他ならない。

最終的には企業減税を給与に回して消費能力を高め、物価を上昇させ、企
業の収益をふやすという好循環を達成したいのだ。ところが「庶民の増
税、大企業の減税」の構図は国民を感情的にさせ、野党がこれに乗ずる隙
を作る。

安倍は消費増税の予定通りの引き上げに難色を示し続けた結果、責任を一
身に背負う構図での決断となった。先送りから実施への“翻意”に当たって
安倍は周辺に「野田の仕掛けたわなにはまった」と前首相・野田佳彦に対
して見当違いの“逆恨み発言”をしているという。

よほど先延ばしできなかったことが悔しかったに違いない。安倍は「増税
が賃金に反映しなければ安倍政権は終わる」と漏らすほど思いつめた上で
の決断だった。

たしかに過去2回消費増税を断行した政権は、あえない最期を遂げてい
る。竹下内閣はNHKの調査で支持率が7%まで下がり、つぶれた。橋本
政権も各社の支持率が急落して20%台になり、結局は退陣を余儀なくされた。

安倍は就任以来高支持率を維持し、9月は東京オリンピック招致成功も
あって61.3%と60%台を回復している。しかし支持率の順風満帆はこれ
までだろう。増税に加えて大企業優遇措置は説明しなければ理解されない
から、言い訳めいて政権にとって確実に不利に働く。支持率はまず当初は
50%を割るだろう。

それに加えて不人気または国論を2分する政策がひしめいている。臨時国
会での秘密保全法案や、年末の法人減税決断などがマイナスに作用する。
集団的自衛権問題や憲法改正も国論を2分して、支持率にはマイナスに作
用する。しかし高支持率の“貯金”があるから、低支持率には至らぬまま恐
らく30〜40%前後の中支持率を維持できる可能性が大きい。

従って中期的には支持率が竹下、橋本政権の例のように政権を直撃する可
能性は少ない。

一方野党の動きはどうかと言えば、消費税とこれにつながる経済対策を追
及する方向だが、野党第1党の民主党の腰が定まらない。代表・海江田万
里は「消費税を上げる場合は、社会保障制度の充実が1丁目1番地だと何
度も繰り返してきた。安倍晋三首相が進めている消費増税は、かなり話が
違う」として追及の構えだ。

確かに野党が追及するのに大企業優遇批判は通りやすい。しかし一般大衆
の感情論をそのまま政治の舞台に上げて追及しても、ポピュリズムとして
は成り立つが、経済論議としてはすぐに論破されやすい。焦点の復興特別
法人税の前倒し廃止にしても、安倍が25兆円の復興対策予算を崩さないと
言っているのだから、批判しにくい。

ましてや安倍は民主党政権時代に17兆円だった復興予算を25兆円に増額し
ているのだから、民主党も後ろめたいだろう。最大のポイントは民主党が
消費増税そのものには賛成しているのであって、どうしても重箱の隅をつ
つく質問になる。

維新も最終的には消費増税賛成に固まる流れだ。あとはみんなの党や共産
党など弱小政党ばかりであり、雑魚が跳ねてもたいしたことにはならない。

安倍の経済対策を成功させる鍵は企業が握っている。法人減税を給与に回
すかどうかが焦点だからだ。経済財政担当相・甘利明は「企業に強制はで
きないが、背中を押すことはできる」と述べた。

甘利は政府、労働界、経済界でつくる「政労使会議」で経営側の理解を求
める構えだ。また経済産業省は個別企業の賃金引き上げ状況を監視し、賃
金アップにつなげていく方針だ。自民党も賃上げキャンペーンを全国で展
開する。

企業がどう出るかだが経団連会長・米倉弘昌が「首相の英断」と発言する
以上協力せざるを得まい。賃上げは来年の春闘で結果が出ることだが、企
業の業績は相当好転しており、給与引き上げの余力が生じてきている企業
も多い。

経団連など経済団体は、この際、悪名高き内部留保を、給与や設備投資に
反映するよう働きかけるべき時であろう。過去にあったリーマンショック
や山一証券の倒産などが、安倍の経済運営を直撃する可能性がないとは言
えないが、総じて消費税の「賭け」は安倍の勝ちで終わるものとみられる。

     (政治評論家)<2013年10月02日> 



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トルコが中国から防空システム
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成25(2013)年10月1日(火曜日)
      通巻第4034号  
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 トルコが中国から防空システム(FD−2000)を導入へ
  NATOの一員が突如、西側共通システムが抜け出そうとする軍事的
意味は?
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2013年9月26日、トルコ国防省は西側の配備するパトリオットミサイル・
システムの替わりに中国からFD2000システムを30億ドルで契約すると発
表した。

FD2000は中国がロシアの防空ミサイル網「S―300」に準拠する「紅旗
9」の輸出ヴァージョンとされ、秘かにイスラエルが技術供与したと言わ
れる(アジアタイムズ、9月30日)。

トルコはNATO加盟国であり、NATO海軍本部はトルコのイズミール
にある。アナトリア半島、ポスポラス海峡という軍事的要衝に位置し、そ
の地政学的重要性は、西側防衛の要の一つ、そのトルコが西側との共通防
衛システムから一歩抜け出そうとしているのは、いかなる意味を持つのか。

目前の脅威はシリアの化学兵器、潜在的な核保有。しかしオバマの米国は
シリア空爆を止めて腑抜け状態、英仏独もイランとの関連でもあまり熱意
がなく、トルコにとっては悪夢が目の前にある以上、欧米を全面的に信頼
できないというわけだろう。
             ☆
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW
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 モンゴル帝国が世界史の起源
  チンギスハーンは蒼き狼とされるのは誤謬

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岡田英弘『岡田英弘著作集第二巻 世界史とは何か』(藤原書店)
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「世界史はモンゴルから始まる」と、従来の欧米中心主義の世界観の基軸
を吹き飛ばした岡田史学の決定版。なにしろ歴史の基軸をごろりと転換さ
せた功績は甚だ大きい。

戦後のマルキスト史学はまったく問題に値しないけれども、文明の生態史
観とか、宗教対立とか、騎馬民族説から、はては日本語の起源はタミル
語? そうした視野狭窄でものを言ってきた歴史学者は真っ青になったこ
とだろう。

ゆえに岡田史学は狷介孤高として、よほどの読書人いがいは受け入れられ
なかった。しかしたとい少数でも理解者がいるのである。しかも著作集が
刊行されるとなっては、その編修の総仕上げが急がれる。

「モンゴルの軍事力がユーラシア大陸の東西を結ぶ交通路の安全を保証し
たので、前例を見ない広域の経済圏が実現した。元朝は世界史上最初の不
換紙幣を発行した。シナで11世紀に芽生えた世界最初の資本主義経済が、
モンゴル帝国時代に入って西方に波及し、13世紀のベネチアにヨーロッパ
最初の銀行が誕生している」

したがって、「ユーラシアという言葉は、ヨーロッパと亜細亜の宿命的な
対立という、ヨーロッパ人の伝統的な歴史観がまずあって、その上でヨー
ロッパ人がついにアジアを征服したという時代の世界観」(18p)にすぎ
ないのである。

中央アジアはあらかたがモンゴルが征服した地域であり、インドのムガル
帝国は、その延長線上にできた。イランも、イラクも、いやいやモンゴル
はドナウ川の手前まで進撃をつづけ、もしドナウをわたっていたらウィー
ンの国語は、いまもモンゴル語だったであろう。

モスクワ公国はモンゴルの流れであり、中央アジアも「ウズベク人もカザ
フ人も、現在ではトルコ語系の言語を話すが、いずれもモンゴル帝国の後
裔であり、中央アジアでハーンという王号を称するのは、この二つの種族
に限られていた」(36P)

『中国はモンゴル帝国の直系の継承国家なのである』(37p)

そのモンゴル人といえば「もともと、シベリアのバイカル湖の東の森林地
帯の狩猟民だったのが、南下して草原地帯に出てきた遊牧民になった」
(62p)。モンゴルが蒼き狼の末裔というのは「俗説」である、と岡田
氏は言い切る。
かくしてページを進めていくうちに、これまでの世界史への固定観念が
ばっさりと粉砕され、塗り替えられていく。

圧巻の歴史学講座、いよいよ佳境へ。
      ◇
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 訃報 訃報
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  ▼
山崎豊子さん
▼▼▼▼▼▼

 「週刊新潮」に新連載(「約束の海」、今週が連載6回だった)を開始され
たばかりで、いやはやお元気だなぁと思っていたら29日に急逝された。新
連載の第一部は20回分が脱稿済みだそうだ。

 わたしが山崎さんとはじめて会ったのは、『大地の子』の取材を開始さ
れた矢先だった。文春の担当者を通じて訪ねてこられ、世間話から中国全
体のことを言及するうちに、その人を紹介して、あの人も。。。となって
当時、日本では地下運動だった中国之春の日本支部メンバーを宿泊先のホ
テルへつれて行ったり、参考文献を探したりした。

文春の担当者T氏は、その後、テレビ局へ移籍したが、毎晩午后八時に定
期便の電話連絡。そのときに次の日まで調べることを言い渡されていた。
単行本化にあたって担当者となったのは当時文春出版局にいた中村彰彦と
いう巡り合わせ、このため彼は退社時期を半年ずらして、上梓完了後、円
満退社。直木賞はそれから三年後だった。

『大地の子』だけのご縁だったからお目にかかったのは三回ほどしかない
が、その後、四半世紀、毎年元旦には男性的な筆致で年賀状を頂きつづけ
た。精力的で、好奇心旺盛な女流作家だった。合掌。
   ◎  ◎◎◎
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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  ♪
(読者の声1)「中国の実態を知る映画鑑賞と講演会」の御案内です。
北京の覇権主義、留まるところを知らず。世界の脅威となっていますが、
ドキュメンタリー映画「フリーチャイナ 信じる勇気」。米国で四つの映
画賞を受賞した作品です。日本語吹き替えあります。

第二部として講演会は、「中国のガン」の著者、林建良医師(台湾の声編
集長)が登壇します。申し込みは簡単です。
 wufijapan@googlegroups.com
       記
とき     10月13日(日曜日)13:45−16:30
ところ    文京区民センター 3A会議室
参加費    お一人 千円
懇親会    3000円(希望者のみ)
       (台湾独立建国連盟)
         ◎◎
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  宮崎正弘宮崎正弘  宮崎正弘宮崎正弘  宮崎正弘宮崎正弘
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
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 http://www.amazon.co.jp/dp/4575304875/
『習近平が仕掛ける尖閣戦争』(並木書房、232p、並製。定価1575円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4890632999/



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反日岩波「世界」の住民(1)
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         平井 修一

岩波書店の月刊誌「世界」は容共左派の牙城だが、そこに籠城しているの
はどのような人々なのだろう。9月号の執筆陣を見てみよう。(★は小生か
ら見た5段階評価の反日度。参考:ウィキなど)

■和田春樹(東京大学名誉教授、1938年1月13日-)★★★★★

東京大学文学部卒。歴史学者、社会科学研究家。左翼運動・市民運動など
の活動でも知られる。2010年に韓国の金大中学術賞を受賞。

専門はソ連・ロシア史。「マルクス主義が実現すべき目標としたユートピ
アはスターリンのソ連においてともかくも実現された」(『世界』90年1
月号)

北朝鮮による日本人拉致問題について和田は、2001年の時点においても
「横田めぐみさんが拉致されたと断定するだけの根拠は存在しないことが
明らかである」と述べている。翌2002年、北朝鮮自身が日本人拉致を認め
るに至り、『諸君!』『正論』からは、和田に対する激しい批判が加えら
れた。

在日韓国・朝鮮人に対する社会処遇の向上や積極的な戦後補償を行うこと
を一貫して求めている。

・寸評:「ソ連がユートピア」とは! 完全に洗脳されている。

■谷野作太郎(元インド・中国大使、1936年6月6日- )★★★★★

東京大法学部卒。1960年外務省入省(中国語研修を受けたチャイナスクー
ル)。鈴木善幸首相秘書官、駐韓国公使、アジア局長、内閣外政審議室長
を経て95年駐インド大使、98年駐中国大使。アジア局長時代に日朝国交正
常化交渉、天皇訪中、駐中国大使時代には江沢民国家主席の訪日(98年)
に携わった。2001年退官。12年から日中友好会館顧問。

谷野は従軍慰安婦に関する「河野談話」、「痛切な反省と心からのおわ
び」を表明した戦後50年の「村山談話」の作成にも内閣外政審議室長とし
て携わった。

「それにしても日中関係に深く霧が立ちこめる中で、反中、嫌中報道を競
い合う日本の一部メディア、週刊誌はちょっと異常ですね。最近はこれに
加えて嫌韓・反韓。ひとたび風が吹くと一斉にそちらになびく。戦前を思
わせるという人さえいます」(毎日新聞)

元慰安婦の女性に償い金を払う「女性のためのアジア平和国民基金」(ア
ジア女性基金)の設立(95年)にも奔走した。

・寸評:今の日本は「戦前を思わせる」? 戦前の日本を嫌っているのは
ソ連の手先になったアカだけである。中共か朝鮮半島へ亡命したらいい。

■古賀誠(元自民党幹事長、1940年8月5日-)★★★★★

日本大学商学部卒。政治家。衆議院議員(10期)、運輸大臣(第72代)、
自民党国会対策委員長、自民党幹事長、自民党選挙対策委員長、宏池会会
長を歴任。

古賀は野中広務の路線に連なる自民党左派の中心人物であり、与党人権問
題懇話会の座長として人権擁護法案を推進していた。また、人権擁護法案
の推進派として「議論には一切応じない」と慎重派の反対を一切無視し、
同法案を法務部会で強行突破を図った。

野中が行った南京大虐殺記念館への訪問と献花をそのまま踏襲するなどの
中国寄りの外交姿勢から野中の政策面での後継者と目された。選択的夫婦
別姓制度推進派としても共通している。

2005年6月11日には「(靖国参拝には)近隣諸国への配慮が必要」などと
発言し、後に批判が殺到すると「私見として述べた」などと釈明に追われた。

2012年11月16日衆議院解散後、古賀は正式に引退を発表。その後は、日本
共産党の機関紙で自民党の推進する憲法96条改正を批判するなどの活動を
している。

・寸評:保守党に潜り込んだアカと言う他ない。

■佐藤健生(拓殖大学、1947年-)★★★★★

上智大学大学院文学研究科史学専攻満期退学。拓殖大学教授。専攻はドイ
ツ現代史。

長年にわたりドイツの「過去の克服」について、とりわけ戦後補償につい
て研究。主な著作に「戦後処理の日独比較」「過ぎ去らぬ過去との取り組
み-日本とドイツ」「日本企業の戦争犯罪-強制連行の企業責任」「いま、
歴史問題にどう取り組むか」などがある。

<たしかに、日本はナチス・ドイツと同じことをしたわけではない。しか
し、同じ側にいたのである。しかもドイツより8年も早く戦争を始め、3カ
月も余計に戦争を続けた国である。戦争への反省はどこよりも深くなけれ
ばならず、平和への願いはどの国よりも強くて当たり前であろう。

安倍政権になってから、日本の歴史認識が問われ続けている。村山談話や
河野談話の「見直し」を主張してきた安倍氏も、首相になってからその主
張は封印しているようだ。しかし、国会決議も政府声明もないまま、首相
ないしは官房長官の「談話」を国の公式見解とすることには、本来的に不
足があるのではないだろうか>(「世界」9月号)

・寸評:佐藤は「もっと謝罪せよ」と言っているのだ。この人も日本の近
現代史を勉強した方がいいのではないか。このレベルで教授だというのだ
から、拓殖大学の学生は気の毒である。(2013/10/1)



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 中華民国は独裁国家と言え
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       Andy Chang

馬英九が違法を承知で始めた「王金平降ろし」は、裁判で敗訴した
にも拘らず馬英九は高等法院に上訴し、高裁が上訴を却下したので
馬英九の敗北は決定的となった。これで中華民国は中国と同じよう
な独裁政権であることが明らかになった。王金平降ろしは中国人が
台湾人を奴隷化し中国統一の第一歩だったのである。第一歩で躓い
たけれど、馬英九は諦めてない。

メディアはこれを?司法闘争?と報道し、ナイーブな台湾人もメディ
アに同調して中華民国の法律、司法で解決するつもりである。馬英
九が台湾人を奴隷化するつもりなのに台湾人はまだ覚醒していない。
これは政治闘争や司法闘争ではない、人種闘争である。馬英九は諦
めない、台湾人は長期闘争の覚悟をすべきである。

●「台湾は民主国家」が奴隷化の始まり

人民は馬英九の王金平降ろしを台湾人を政界から追い出して中国人
の政府で独裁専制を完全なものにする陰謀とわかっている。だが選
挙しか興味がない政治屋たちは、王金平は国民党だから免職になっ
ても構わない、国民党内部の政争に巻き込まれるな、などと言う。
中国の奴隷に反対する戦いなら台湾人は絶対優勢なのに、司法だの
中華民国制度だのと中国人が有利な方法で戦うバカがいる。

誰かさんが台湾は民主国家である、と言い出したのが悪いのだ。民
主国家だから民主的方法で争うという。中国人は口先で民主と言い
ながら実際には独裁である。自己欺瞞を続けるのは台湾人だけだ。

台湾は民主国家で、その名を中華民国と言い出した民進党は自分で
墓穴を掘ったようなものだ。中華民国は国際的に認められない、台
湾は中華民国ではない。中華民国を名乗って台湾名義で国連加盟す
ると言っても国連は相手にしない。

民主国家だから国連加盟できると思うのは蚯蚓のたわ言である。民
主は国連加盟の条件ではない。中国、イラン、シリア、ロシアなど
独裁国家はみんな国連に加盟している。

アメリカは曖昧政策で台湾問題を解決しようとしないから、国会議
員などが台湾を訪問して「タイワン・デモクラシー」などと台湾人
を煽てて政治献金と旅費を稼ぐ。台湾人は金を出して現状維持で中
華民国の独裁が続く。

●中華民国は独裁国家である

台湾は民主国家と言うが、特務が電話を違法盗聴した記録を検察総
長に渡し、検察総長は司法を無視して総統に「ご注進」し、馬英九
は王金平に違法の証拠がないのに不道徳と言って、裁判官でもない
のに判決を下し、王金平を追放しようとしたのだ。完全な独裁国家
である。

調査が進むにつれて特務が立法院の電話を盗聴していたことまで発
覚した。電話盗聴は検察官の許可が必要だが、許可もなかった。全
国でどれほどの人間が電話盗聴されているのがも明らかでない。こ
れでは中国と同じ警察国家である。裁判官の家族、12歳の子供の電
話まで盗聴されていたのである。

これまで台湾は民主国家だと自慢してきたのは、中国と比較すれば
台湾は自由だとアメリカ人に思わせていたに過ぎない。中華民国と
中国が同じ警察国家ならアメリカは台湾政策を大幅に変更する必要
がある。台湾人民も独裁に対抗する政策を変え、これまでの民主信
仰を改めるべきである。

民間では既に王金平追放が台湾人を政界から追放する中国の陰謀と
認めているのに、民進党が中華民国の法律で馬英九と戦うのは敵の
罠に嵌まるようなものだ。馬英九は法を無視して王金平追放を試み
たのに台湾人が法の遵守で馬英九独裁と戦っても無駄だ。

●独裁と戦う覚悟が必要

台湾は民主国家だ、自由民主だといって中国の独裁と比較するお呪
い(まじない)は既に効力を失った。台湾人は中国人ではない、台
湾人の独立建国を急ぐべきだ。台湾人は67年も独裁地獄で喘いでい
るとアメリカ高裁の裁判官が言ったのに、台湾人が民主国家と寝ぼ
けたことを言って中華民国独裁を甘受する必要はない。

この20年来台湾独立運動は民主が存在することを基本条件として
幾つかの運動を進めてきた。あるグループは国連加盟と推進し、あ
るグループは無抵抗主義で街頭抗議、あるグループは台湾は中華民
国であると言い、あるグループは台湾が民主国家ならアメリカが見
捨てるはずがないと力説してきた。

今回の王金平降ろしをみるとこれまでの民主運動は中国人独裁に何
の効果もないことがわかった。台湾人が反対運動をしないので馬英
九が傲慢になって台湾人を政界追放する動きに出たのである。

「タイワンデモクラシー」というお呪いは効力を失った。中華民国
は独裁国家である、馬英九は独裁者である。政治運動ではなく民間
運動で反独裁の方法を実施すべきである。選挙ではなく人民の決起
で中華民国に圧力を加えるべき時である。二度と台湾は民主国家で
あると呪文を唱えてきた指導者や政党を信じてはならない。

アメリカに台湾の実情を伝え、独裁反対の狼煙を上げてアメリカの
援助を求めるべきである。また、アメリカもこれまでの曖昧政策を
見直して、アメリカの国力衰退で中国に付け込まれない政策を採る
べきである。



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話 の 福 袋
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 ◎伊達公子 北京のスモッグに悩み敗退

観客の「ため息」に悩まされていたプロテニスプレーヤーのクルム伊達公
子(43)が、今度は北京で行われていた中国オープンでスモッグに悩まさ
れ、体調を狂わせてシングルス、ダブルスとも敗退した。1日の公式ブロ
グで報告している。

伊達は9月25日に北京入り。28日のシングルス2回戦で土居美咲(22)に
途中リタイアで敗れ、30日のダブルスでも敗退して中国オープンの日程を
終えた。

そんな伊達が1日のブログで「試合は残念な結果ではありますが 早く中
国から脱出したいのでこれも致し方ない」と内心を明かしている。

27日にシングル1回戦を勝った時には「今夜は北京ダックを食べてパワー
を取り戻します!」と元気だったが、28日から体調がおかしくなった。
「朝から頭痛…試合中にも頭痛があり 体はなんだかとっても弱い感じ。
力も入らず、動くのが辛い」と書き込んでいる。この日は伊達の43歳の誕
生日だったが、そのことに関する記述はなかった。

折から、北京ではスモッグが悪化していた。伊達も「今日の空気はとって
も悪いらしく朝から1日中どんよりガスってる」と感じていた。そんな中
での土居とのシングルス戦は、途中から目まいと息苦しさに襲われ、心拍
が下がらない状態に。やむなくリタイアした。

そして翌29日、大気状態はさらに悪化した。

「ホテルの部屋のカーテンを開けて外を見ると 昨日以上にスモッグがか
かっている北京。今の私にはこのどんよりした景色をみるだけで気分が悪
くなりさらに体調が悪くなるんじゃないかって怖くなってきます」

そう報告する伊達は、ブログにホテルの部屋から見える北京市内の霞んだ
写真を添付、「ありえない…」と驚いている。「この調子の悪さはこの空
気としか思えない」。

その日の大気汚染のひどさは、国際的なニュースにもなった。多くの観測
地点でPM2・5の濃度は基準値(大気1立方平方メートル当たり1日平
均75マイクログラム)を大幅に上回り、300マイクログラムを超えた
地点もあったという。

そして30日、伊達はダブルスも敗れて全日程を終えた。

中国気象局は同日、9月にPM2・5の濃度が基準値を超えた日が14日に
達し、例年より10日も増えたことを発表した。

明けて10月1日、北京の空はやっと晴れた。伊達は飲茶を食べ「最後は食
事も美味しく食べられて中国から脱出です」と、北京から最後の書き込み
を発信した。デイリースポーツ 10月1日(火)11時18分配信


 ◎ヒラリー氏描く映画・TVシリーズが製作中止に  古澤 襄

■「大統領選の宣伝」と批判

 <【10月1日 AFP】2016年の米大統領選への出馬が取り沙汰されている
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に焦点を当てて製
作予定だったドキュメンタリー映画が、一部の共和党議員から「大統領選
に向けた宣伝だ」との批判が上がったことなどを受け、製作中止に追い込
まれた。また、ヒラリー氏を描く別のテレビシリーズの製作中止も発表さ
れている。

 米CNNテレビ向けに同映画の製作準備を行っていたのは、アカデミー賞
(Academy Awards)受賞歴のある映画監督チャールズ・ファーガソン
(Charles Ferguson)氏。映画の製作にあたり、共和党からの批判の他、
民主党議員らの非協力的な姿勢に直面したと話している。

ファーガソン監督は米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト
(Huffington Post)」上のブログで、「各所にインタビューを申し込ん
だ結果、この映画製作への協力に興味を示してくれる人は誰も、一人たり
ともいないことが分かった」と述べている。100人以上の関係者にコンタ
クトを取ったところ、顔出しのインタビューを承諾したのは2人だけだっ
たという。

ファーガソン監督は、金融危機を題材にした2010年のドキュメンタリー映
画『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(Inside Job)』で
オスカーを獲得。新作ドキュメンタリーでは、国務長官、上院議員、そし
て大統領夫人を務めてきたヒラリー氏についての「野心的で論争を巻き起
こす、非常に視覚的な」映画を作る構想を練っていたという。

しかし、ヒラリー氏本人も非協力的だった他、一部民主党員からも商業利
用を懸念する声が上がった。さらに共和党からは2016年大統領選挙への出
馬を検討している同氏のイメージアップを狙うものだとして批判を受け
た。同監督いわく、「両党ともに本作を望んでいなかった」という。

 同監督はブログで「悩み抜いた挙句、自分が誇れない映画を作ることは
できないという結論に至った。それゆえの中止だ。(CNNから圧力があっ
たわけではない、むしろ逆だった。)これはクリントン家側の勝利、そし
て、いまやマネーマシンと化してしまった(民主・共和)両党の勝利であ
り、メディアと米国民にとっての勝利とは言えない」と書いている。

ファーガソン監督の発表から数時間後、米NBCエンターテインメント(NBC
Entertainment)は、ヒラリー氏を描いたミニシリーズの製作中止を発
表。AFPへ送付した声明では、「映画/ミニシリーズ製作予定表を見直した
結果、ヒラリー・クリントン氏のミニシリーズの製作中止を決定しまし
た」と述べている。(AFP)>
2013.10.01 Tuesday name : kajikablog



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反     響
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 1)ほんとうに秋になりましたね。

赤とんぼがあちこちで飛んでいます。

本日10月1日。 小学生が遊んでいるので、学校はないの?と尋ねると、
都民の日でお休み、だとか。知りませんでした。

今朝、ご近所の沖縄出身の人とお茶を飲んだのですが彼女によると 沖縄
人はのんびりしているから危機感はないといいます。

そして、沖縄はもともと独立していたのだから 独立するのが一番いい、
というので、昔はいざ知らず、今の国際情勢で独立は無理なのでは?とこ
ちらも言う。

シナとアメリカと日本の時代があったがシナの時代が一番よかった、とい
うので、それはただ朝貢国で直接シナ人に統治されたわけではないでしょ
う、と言うと そうそう、ただ貿易してたようなものだから、と。

 彼女の親戚は、普天間基地の前にあり、地主のひとりでもあるので普天
間が基地でなくなると 困るのだそうです。

どうして沖縄があんなふうかといえば、騒いで困らせれば地代上がるから
だというので、メアさんの言っていたことは真実だったのだとおもいました。

沖縄県知事がシナ系だということも知らなかったそうです。彼女が言うに
は、米軍基地を置くなら、対馬でも奄美大島でも土地がいっぱいあるんだ
から、沖縄に置く必要はないとのこと。 バプテスト教会の熱心な信者で
あり、共産党系の友人も多いらしいので、きっとあちら系はそういう主張
をしているのだとおもった次第です。

沖縄で5万人署名を集めていますが、こんな具合で大丈夫か?とおもいま
した。

日本はどうなるのか、私たちがどうしたいのかのビジョンをもって政治家
を動かしていくようでないと、とんでもないことになってしまいますね。

気温の変化で体調を崩しやすい昨今です。どうぞくれぐれもお元気で、ご
自愛くださいませ。(匿名希望)



 2)平井さん(さんづけで呼ぶことをお許しねがひます)の讀書メモ
「GHQ焚書圖書開封」に「若者に讀みやすいやうに新字、新假名遣に改め
た(表記は修正)」とあるところ、これは惱ましい問題。手前は新假名遣
なるものはなく、假名字母の制限があるだけだと思ってゐます。

たしかに「ゐ」や「ゑ」は今の人には見慣れないものだと思ふ。國語のこ
とでは世田谷區が日本語教育特區で特別の教科書を作ってゐる。しかし、
やはり假名字母制限なのであって、ヰやヱに振り假名があるだけでなく、
ヂヅにもジズと振り假名をする。

ヂヅがデーター上では完全に抹殺されてゐることは圖書檢索システムで解
ると何度か書いたけれど、所謂新假名遣ではまったくつかはないものでは
ない。ただし、だんだんと抹殺されてゐる過程にあることは常用漢字表で
「中」といふ漢字にジュウといふ讀みが追加になったことで明白。

だからといって、「いづれか烏の雌雄を知らんや」をわざわざ「いずれ
か」とすることはないのではないでせう。讀みやすさで違ふといふことは
ないと思ふし、書く方からしてもドレ、ダレに通じるヅの方がさきに出て
來るのではないでせうか。

語中のハ行音にしても助詞の「ハ」や「ヘ」にだれも疑問をもたないわけ
ですから、さして問題ではないと思ふものです。

そして、このメルマガを讀むほどの人であれば、「ゐ」も「ゑ」もすぐに
呑みこむこむのではないでせうか。

假名字母制限こそ究極の焚書ではないかと思ってゐます。ぜひ御一考を煩
はせたい。(kmns)

                     

━━━━━━━
身 辺 雑 記 
━━━━━━━

東京湾岸は2日朝から雨。

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  • 名無しさん2013/10/03

    朝日は反天皇制の社是を国民に明らかにすべきでは? 





    ・日本キリスト教協議会 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・在日外国人の人権委員会 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・在日韓国基督総会全国青年協議会(全協)新宿区西早稲田2-3-18 

    ・平和を実現するキリスト者ネット 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・キリスト者女性のネットワーク 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・女たちの戦争と平和資料館 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・戦時性暴力問題連絡協議会 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・キリスト教アジア資料センター 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・難民・移住労働者問題キリスト教連絡会<難キ連> 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・石原やめろネットワーク 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・歴史歪曲を許さない!アジア連帯緊急集会事務局 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・国際協力NGOセンター(JANIC) 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・日本キリスト教海外医療協力会(JOCS) 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・アジアキリスト教教育基金 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・財団法人日本クリスチャンアカデミー 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・在日韓国人問題研究所 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・在日本大韓基督教会 新宿区西早稲田2-3-18 

    ・在日韓国基督総会全国青年協議会(全協)   新宿区西早稲田2-3-18 

    ・外登法問題と取り組む全国キリスト教連     新宿区西早稲田2-3-18 

  • 名無しさん2013/10/03

    歴史とは何かhttp://conservative.jugem.jp/?eid=362



  • 名無しさん2013/10/02

    まず、人間は何のために生まれてくるのか、ひと言でいえば魂の向上のためであり、錬磨のためである。そして神とひとつになって、功徳を世に発揮するためである。神様のような人間になるため、何万年という歴史を通して、再生転生をくり返しているのである。だから、私たちの人生は前世、今世、来世と連綿と続いているのであり、その中で絶えず御魂をレベルアップさせるべく、修業していかなければならないのである。



     また、別の視点に立てばこうもいえる。



     私たちはいつか必ず死ぬ。死んで肉体を脱いで霊界へいく。だが、誰もが同じ霊界にいくわけではない。霊界では霊的ランクがピシッと決まっていて、個々人の御魂のレベルに合ったところへいくことになる。だから天国へいく人もいれば、地獄へいく人もいる。天国へいく人は無上の幸福感に包まれるが、地獄へいく人はたまらない。地獄へ堕ちると、刑罰を受け続けなければならないとされているからだ。この刑罰も一種の修業なのだが、あまりの苦痛のため、地獄界に堕ちた人は何とか生まれ変わろうと努力する。現世に生まれ変わったほうが早く修業ができるからである。