政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針3028号  2013・8・5(月)

2013/08/05

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 3028号
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           2013(平成25)年8月5日(月)



         尖閣は「先送り」で日中長期研究体制を:杉浦正章

                   かくも弱きラオスの対中姿勢:宮崎正弘

                    誰も処分されない異常事態:比護義則

                 ローマ皇帝アウレリウスの憂い:平井修一

             二宮金次郎の示した道:伊勢雅臣        
                                       話 の 福 袋
                                反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第3028号
                             発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             

 
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尖閣は「先送り」で日中長期研究体制を
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            杉浦 正章

注目すべき栗山の「解決しない解決」論

「次の世代はきっと我々より賢くなる」として鄧小平が尖閣問題の棚上げ
を唱えてから、35年になる。一世代30年だからその次の世代に移行してか
ら5年が過ぎたことになるが、今の世代は全然賢くなっていない。尖閣は
一触即発の状態になってしまった。

維新の会共同代表・石原慎太郎が仕掛けた罠に、日中両国がはまってし
まった結果だ。賢くなるにはどうなるかだ。

「棚上げ」が譲歩になるのなら「先送り」しかあるまい。先送りして日中
に新たな協議機関を設置して民間学者も含めて“長期研究体制”を作ること
だ。研究しながら「賢くない」現世代が、もう一世代先の次世代にすべて
を託すことしかない。

元外務次官・栗山尚一ほど人柄が良くて切れる外交官は見たことがない。
筆者がワシントン時代に大変お世話になった。もう時効だが大統領・
フォード来日の特ダネを貰ったことを覚えている。その栗山が4日付東京
新聞のインタビューでで尖閣解決について重要なる言及をしている。

「国際的な紛争を解決する方法は3つ。外交交渉、司法的解決、解決しな
いことでの解決。最後の方法は棚上げとか先送りとか言えるだろうが、尖
閣問題を沈静化させるにはこの方法しかない」と述べているのだ。筆者は
6月21日の記事でも「先送りしかない」と強調したが、期せずして当代随
一の外交官の“読み”と一致した。

栗山は棚上げという言葉を使ったが、棚上げは「領土問題が存在しないか
ら棚上げはない」とする見解に政府が凝り固まってしまったから、この言
葉を使っただけで譲歩となる。したがって先送りしかないことになる。

栗山は日中国交正常化の田中角栄・周恩来会談に同席したからまさに生き
証人だ。その主張はかねてから「両首脳の間で棚上げの暗黙の了解があっ
た。ただしあったのは暗黙の了解であって、中国側が『合意があった』と
いうのは言い過ぎだ」というものである。

栗山の言う暗黙の了解とは田中・周会談でのやりとりで明快に出ている。
田中は尖閣問題で何も提起しないと帰国後に困難に遭遇するとして「今私
がちょっと提起しておけば申し開きが出来る」と述べ、周が「もっとも
だ。現在アメリカもこれをあげつらおうとし、この問題を大きくしてい
る」と差し障りのない対応をした。

問題は最後の場面で田中が「よしこれ以上は話す必要がなくなった。また
にしよう」と述べ、周恩来が「またにしよう。いくつかの問題は時の推移
を待ってから話そう」と答えた場面だ。これに田中が「国交が正常化すれ
ばその他の問題は解決出来ると信ずる」と付け加えて終わった。栗山が言
わんとするのはまさにこの最後のやりとりであろう。

「棚上げ」という言葉は使っていないが、「先送り」したことは間違いな
い。元官房長官・野中広務が当時京都府議であるにもかかわらず、田中の
側近のような口ぶりで4日のテレビでも「棚上げ合意」を再び主張してい
るが、歴史の事実をねじ曲げるものだ。

そもそも中国側の首脳から「棚上げ」の言葉が出されたのは78年の福田赳
夫。鄧小平会談の後の記者会見だ。鄧小平は「一時棚上げしても構わな
い。10年棚上げしても構いません。この時代の人間は知恵がたりません」
として冒頭述べた「賢い世代論」を主張したのだ。

通訳は「棚上げ」と翻訳したが実際に四川なまりで「放っておく」を意味
する「擺(バイ)」という言葉を使っている。これに先立つ外相・園田直
訪中の際にも鄧は「擺在一遍(バイザイイービエン)(脇に放ってお
く)」と述べている。「棚に上げる」のではなく「放っておく」が正確な
のだ。従って野中の主張はもろくも崩れる。

冒頭述べたように賢くない世代が国政をになって5年が過ぎた。今後どう
するかだが、栗山の言う「解決しない解決」しかあるまい。

鄧小平も自らの改革開放政策達成のためには日本の経済援助、資本の投下
が不可欠であるという判断がその思いの根底にあった。莫大(ばくだい)
なジャパンマネーを目当てにしていたことは間違いない。中国の経済成長
と躍進のためには尖閣などは「擺中の擺」であったのだ。

しかしその躍進を達成して米国に次ぐ超大国となった今、鄧小平が生きて
いたら同じように「擺」などというかは疑わしい。むしろ尖閣をてこに極
東制覇を目指す可能性の方が高い。

栗山がなぜこの時点であえて「棚上げ拒否」の政府の方針と逆の発言をし
たかである。恐らく推察するに後輩の選択肢を広げる役目を果たそうとし
ているのではないか。つまり「棚上げ拒否」では、交渉にならないのであ
る。あえて「棚上げ」ではなくとも「先延ばし」で妥協する可能性を観測
気球的に上げた可能性がある。

とにかく尖閣問題は極右の主張などに乗って、戦争も辞さぬなどという路
線は戒めなければならない。もちろん中国が甘く見ないように集団的自衛
権、敵基地攻撃能力、海兵隊機能など抑止力は強化しなければならない。
その上での外交なのである。

筆者が1月28日に強調したように、日中両国は尖閣問題を共同して研究す
る場を設けるべきである。栗山も「歴史認識の問題も含めて、日中間に新
しい協議の枠組みを作ることも必要」と同様の提唱をしている。民間学者
も含めた協議機関を発足させるのだ。忍耐強くたとえ30年間でも半世紀
でもその研究を持続させる。

問題の決着は日本がより繁栄して国力を維持できるか、衰退路線を辿るか
によっても決まってくる。また中国共産党独裁体制が崩壊して、価値観を
共有する民主主義政権が誕生するかによっても左右される。ここは問題を
歴史の判断に委ねる時だ。

        (政治評論家)<2013年08月05日>
           



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かくも弱きラオスの対中姿勢
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年8月5日(月曜日)
        通巻第3995号   
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 ラオス政府はなぜ中国企業にここまで弱腰なのか
  土地の開発巡り、ラオス全土で4000件の訴訟。大型物件は中国企業が絡む
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先頃、ラオスの首都ビエンチャン市政府当局は、工業区開発予定地区の住
民の訴えをしりぞけ、開発の主契約者は中国の「上海万風集団」と決めた
と発表した。住民は激高し、次の行動を取る予定という(アジアタイム
ズ、8月3日付け)。

外国企業、とりわけタイと中国からの投資がめざましいラオス。首都に新
しい開発地区を発展させようとするのは、隣のカンボジアが川の中州を開
発して新都心を造成し、成功したからである。カンボジアは親中派の代
表、首都の高層ビルの大方が中国企業の投資である。

ラオスはメコン河を挟んでタイの北側にビエンチャンならびに観光資源が
集中しており、摩天楼こそまだないが十階建てのビルはたいがいが外国投
資である。

新しく造成中のルアンマーシ地区開発は365ヘクタール。ここに公園を造
成し、巨大ショッピングモール、娯楽コンプレックス、スポーツ施設など
新都心型の大型な町作りを提案した中国の企業は、住民435家族への保
証金を要求額の十分の一しか提示していないため、多くの住民が立ち退き
に応じていない。

ラオスの住民の不安感は嘗ての巨大開発を言いつのり、4億ドルのプロ
ジェクトを提案した中国企業が、その後の住民の保証金要求に一切回答せ
ず、プロジェクトは立ち消えとなった。

ラオス全土では、こうした住民の補償をめぐる訴訟が4000件も起きてい
て、住民パワーが力強くなっていることを窺わせる。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1) 従軍慰安婦の顕彰碑に反対することは素晴らしいが、米国
に Durham White Stevens 氏の顕彰碑をサンフランシスコ市とワシント
ン特別市に建て、その碑に氏が二人の在米韓人に暗殺される原因となった
新聞のインタビュー記事と高平小五郎駐米大使の追悼文を書き記すことの
方がより効果的と考えます。

韓人と書いたのは、大韓民国の国民が通常韓国人と呼ばれるので、大韓帝
国の国民を韓人と書いて区別しただけで他意はありません。

氏は日本政府の推薦により大韓帝国外交顧問となったが、外交顧問として
日本との間の条約を大韓帝国に有利な方向にもっていくために尽力をし
た。あくまでその職責において良心的な外交顧問官であった。

氏は帰国中にサンフランシスコの新聞のインタビューに答えていった、
「日本の存在が大韓民国の一般大衆の利益になっている」という一言を撤
回せよとの要求を断ったために暗殺された。

本当のことを言うと、攻撃され殺されるという韓国の伝統が適用された歴
史上数知れない事例の内の一つにすぎないが、米国人が韓国の伝統がいか
なるものかを理解するには格好のものであろう。

好条件につられてなった慰安婦を顕彰するより、この良心的かつ誠意にあ
ふれた米国人を顕彰する方が余程米国にふさわしいと米国人も納得すると
私は確信する。(ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)存じませんでした。有益な逸話だと思います。



  ♪
(読者の声2) 小生の知人がロス近郊のトーランスという邦人の多い町に
何人かいるのですが、グレンデール市における韓国人の抗日活動に全員が
連日憂いております。

これまでにもグレンデール事件の発端から報告が来ていたのですが、小生
一人の手ではいかんともし難かったところ、ようやく新聞が動きました。
在米の公使館は手も足も出せず、傍観するのみ。韓国側は資金を投入し
て、全米韓国系の集会を企画し、全米各地に少女像を次々建立する計画だ
ということです。

日本も飛行機をチャーターしてロスへ活動家部隊を送り込み、抗議活動、
ロビー活動などを本格的にやる必要があると思います。

何らかの支援はできないものでしょうか。マスコミ対策はどうしたらいい
のか、外務省はどうすれば動くのか、みんなで考えていただければと思い
ます。(YK生、世田谷)
 

(宮崎正弘のコメント)トーランスには日本人学校もあり、多くの在留邦
人がいる街ですが、なんらかの行動をおこして欲しいと思いますね。



  ♪
(読者の声3) 麻生太郎副総理・財務大臣のナチスを引合に出した憲法改
正発言だが、この御仁は漢字が読めないだけでなくて、歴史にも全く無知
であることを満天下に暴露したといえる。

そもそも19331月に政権を握ったナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)
は同年3月にいわゆる全権委任法を国会で通過させて、国民革命を宣言し
たのであった。

麻生太郎がいうようにワイマール憲法がいつのまにかナチス憲法になって
いたというのは全く歴史的事実に反する。

そもそもナチス憲法などは存在しなかった。ヒトラーは形式的にはワイ
マール憲法の規定に基づいて政権の座についたが、以降は文字通り国民革
命によって屈辱のベルサイユ体制打破に向けて突き進んだ。

いわばナチス・ドイツは実質において革命政権であり、上記全権委任法と
以降のヒトラーの発する諸法令がワイマール憲法に優越することとなった
のである。

麻生太郎は喧騒ではなく平穏な雰囲気の中でナチス憲法が成立したという
が、ヒトラーの唱えた国民革命に対するドイツ国民の熱狂的支持があった
ことには無知である。ゴルゴ13ばかり読むのではなく、もっと近現代史の
本を読んだら如何か。

同じ漫画でも水木しげるの『ヒットラー』は良書である。推薦したい。
ビスマルク曰く「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。麻生太郎もい
い加減に政治家を辞めて、老人雑誌向けファッション・モデルに転向した
らいいのでは。(武蔵国杉並住人)


(宮崎正弘のコメント)同趣旨の批判を産経新聞がコラムで書いておりま
したが、ほかの新聞はどうなのでしょうね?



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誰も処分されない異常事態
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       比護 義則

年金受給権の時効を撤廃し、過去の記録ミスによる支給漏れ分を支払う
「時効特例給付」が行われず、約1300件 計約10億円)にも及ぶ日本年金
機構の未払いが発覚し4カ月が経過しても、機構や監督責任がある厚生労
働省の職員に対する処分が行われる気配がない。

平成19年に5000万件の未統合の「宙に浮いた年金」が判明し、年金加入者
をばかにしたずさんな年金行政が露呈。国民から猛反発を受け両者とも猛
省を促されたばかりだが、給付でミスしても誰も責任を取らない驚きの状
態が続いている。

同じ受給対象者でも支給と不支給の両処分が存在する「ぶれた年金」の存
在が浮上したのは、機構職員の内部告発があった平成24年1月。驚いたこ
とに機構は同月から約1年間も問題を放置し無為無策のまま業務を継続。

内部の調査委員会が最終的に未払い金額をとりまとめたのは今年3月に
なってからだ。機構は翌月、記者会見で年金未払いを引き起こした理由に
ついて「準備期間が短かった」「運用が正しいと思っていた」と子供じみ
た言い訳に終始した。こうした職員の怠慢に危機感を抱いた田村憲久厚労
相の対応は素早かった。

すぐさま公正な事務手続きの徹底を図るため、金子順一事務次官(当時)
に再発防止を言明した内部通達を行うよう指示。次官通達では「公務に対
する職員の姿勢に緩みが生じている。公僕の使命感が希薄になっている」
と危機感を示した。

さらに同省監察本部を開き、年金未払いを放置した事務処理の検証と職員
の処分の検討作業をスタートさせた。

ところが、監察本部では8月に入っても「責任問題があれば職員を処分す
るが、事実関係を確認中だ」として悠然と構えている。同様に機構も「職
員の処分が、いつになるのか決まっていない」と曖昧な態度に終始している。

そもそも機構は問題の「原因」を調べるのがとても苦手だ。

今年7月、機構のコンピューター端末にある業務用共有フォルダー内に、
時効特例給付の是非について「悩んだら払え」と指示する内部文書が存在
することが判明。統一された法解釈ではなく、職員個人の好き勝手な裁量
に支給の適否を任せる言語道断の文書で、あきれるしかない。

この文書について、機構は「誰が作成したか分からない」と回答。「個人
的なものなので、共有フォルダーに入った経緯は調査しない」と明言して
いる。さらに、内部文書の存在をマスコミが明らかにしたことについて
「外部に漏れたことが問題だ」として、情報漏洩(ろうえい)の方を気に
する始末だ。

そもそも共有フォルダーは業務上必要な書類の保管場所として使用され、
支払い給付作業を行う職員のスケジュールや各種関連法令の文書が入って
いる。私的文書が紛れ込むのはおかしいことなのだ。

文書が存在した原因を特定し「ぶれた年金」が生じないようにするのが公
正な年金行政を行うために不可欠な要素なのだが、機構にはやる気がない。

もちろん、こうした問題を起こした職員は数年で担当部署から異動するた
め、現在の担当者は無関係だ。ただ、二度とミスを起こさないようにする
ため、問題の原因や責任の所在の追及を放棄してはならない。放棄すれ
ば、また同じような不祥事が起こる。そのときは、また国民が被害者になる。

産経ニュース2013.8.4 【嫌われ記者?比護義則が行く】 



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ローマ皇帝アウレリウスの憂い
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         平井 修一

「人は死しても名を残すべし」(五代史)と言うが、有名人でも死後50
年、名を残している人はまずいない。例えば人気作家。

「あ」で始まる没後50年以上の作家には愛知敬一、会津八一、饗庭篁村、
青木栄瞳、青野季吉、青柳喜兵衛、秋田雨雀、秋田滋、秋月種樹、秋野
平、芥川龍之介、浅井洌、朝倉克彦、浅野和三郎、東健而、阿部次郎、阿
部徳蔵、有島武郎、淡島寒月などがいる。

ところが小生が読んだことのある作家は芥川、有島、淡島の3人に過ぎな
い。饗庭(あえば)は名前だけは知っているが、それ以外は全く知らな
い。ほとんどの人は小生と同様ではないか。

「死体からノミが離れていくように、作家が死ぬと読者は去っていく」と
山本夏彦翁は書いていたが、有名人でもそうであるのなら凡夫凡婦は没後
10年もたてばほぼ完璧に世間から忘れられる。

無残な話だが、それが社会の新陳代謝であり、健全なのだろう。

ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスは121年4月26日生まれ、180年3月17
日に満58歳で没した。40歳の161年に帝位を継承し「第16代ローマ皇帝」
になったが、当時の支那は後漢、朝鮮は高句麗、新羅、百済。日本は「記
紀」によれば第13代の成務天皇時代にあたる。

成務天皇が実在したかどうかさえ不明で、当時は弥生時代の後期、卑弥呼
が邪馬台国を治める以前であり、諸国が対立し互いに攻め合っていた「倭
国大乱」の頃である。国家らしいものができる以前のことだからほとんど
で神話の世界である。

しかし、弥生時代後期末の遺跡から発見されたガラス玉は古代ローマ帝国
で作られたガラスを素材にしていたというから、後漢経由でアウレリウス
皇帝治下の文物が日本にも伝わっていたようである。

いずれにしても気が遠くなるような2000年も昔のことであるが、アウレリ
ウスが自分自身のために書いた思索のメモが残されていたために彼の名は
今も広く記憶されることになった。

このメモの原題は「自分自身へ」で、現在では「自省録」として世界中で
読まれている。アウレリウスがこれを書いたのは166年から176年、彼が45
歳の頃から55歳の頃らしい。50歳前後の頃、彼は自分を老人だと言ってい
るが、当時の人は何歳くらいまで生きたのか。

先先帝は62歳没、先帝は74歳没、彼は58歳没、次帝は31歳没(暗殺)、次
次帝は67歳没(暗殺)である。暗殺された皇帝は参考にならないが、子供
の死亡率はとても高かったものの、2000年前でも長生きする人は長生きで
60〜70歳くらいまでは生きたようである。

戦前の日本では定年の50歳は初老人と呼ばれ、それから70年後の今は60歳
で初老、65歳あたりから老人のようだ。

アウレリウスの時代では、彼が「自省録」書いた45〜55歳は壮年期の終わ
りから老年期で、心身ともに疲れ果てていたのだろう、「死」についての
記述が多い。精神科医の傍ら「自省録」を翻訳した神谷美恵子は、「この
書は人生の重荷と孤独と悲哀の産物で、彼の心がしばしば死に向かったの
もうなづける」と書いている。

<自分が誠実に、謙虚に、善意をもって生きているのを誰も信じなくて
も、誰にも腹を立てず、人生の道を外すことなく、目的に向かって純潔
に、平静に、何の執着もなく、強いられもせず、運命に従って歩んでいか
なくてはならない。

人の一生は短い。私の人生も終わりに近づいた。それなら自分で自分自身
に敬意を表し、人の評価は気にするな。

寿命が延びたところで知力を保てるのか。もうろくし始めれば分析力、判
断力、推理力、洞察力、注意力は真っ先に衰える。人生を去るべきではな
いかという判断さえもできなくなる。だから機能が衰える前に急がなくて
はならない。

自分が死んでいくときに、それを歓迎する者が一人もいないというような
幸運な人間はいない。誠実な賢者でも「いなくなって清々した」などと言
われるのだから、我々をお払い箱にしたい者はたくさんいるだろう。だか
らこの世に執着する気、未練はない。

しかし、「いなくなって清々した」と言う者に対しても善意をもち続け、
最期まで友好的、親切、慈悲深くあれ。死に際は、魂が肉体からスーッと
抜け出ていくような大往生の趣が大事だ。

自然に従って歩み、安らかに旅路を終えるがよい。よく熟れたオリーブの
実が、わが身を産んだ地を讃え、わが身を実らせた樹に感謝しながら落ち
ていくように>(「自省録」)

彼が皇帝になったのは運命である。普通の家に生まれれば学者か宗教家、
能吏として平穏な生涯を送ったろうが、名門に生まれた。誠実で真面目、
学問好きのひ弱な神童だったが、ストア派哲学にかぶれ、自制心や忍耐、
道徳、禁欲を学び、やがて体も鍛えて「文武」の人になった。

先先帝から愛され、次いで先帝の養子になり、そして40歳で皇帝になっ
た。ローマ帝国全盛時代の最後の頃で、パクス・ロマーナ(ローマの平
和)に亀裂が入り始め、内憂外患の多難な時代であった。彼は内にあって
は仁政に努め、外に対しては蛮族の侵入を阻止する領土防衛の最高指揮官
として東奔西走、前線に皇帝旗をなびかせた。

<読書と瞑想が何よりも好きな内向的で“孤独と憂愁の人”アウレリウスに
とって、皇帝としての責任を一身に負い、政務や戦争に忙殺されるのは決
して有難いことではなかった。しかし義務観念の強い彼は、全努力を傾注
して仕事を果たし、また自分の理想とするところを現実化しようと心を砕
いた。不幸にして彼の在位中はほとんど絶えず戦争が続き、ために席の温
まる暇もないくらいであった>(神谷美恵子)

モーゼズ・ハダス著「ローマ帝国」にはこうある。

<有名な「自省録」は、アウレリウスが戦いの合間に寸暇をみつけて書き
つづったものである。ほどなく帝国の財政、人的資源は戦争のために窮乏
していった。多数の男子が辺境から召集されたために、農民は人手不足に
なり、畑仕事を蛮族に頼むようになった。皮肉にも蛮族はこうして帝国の
辺境地帯に定住しはじめたのである。折悪しくペストが国中に蔓延し、
人々は士気を失い、帝国は危機に瀕していった・・・>

アウレリウスの最期も出征先の戦塵の中、疫病に倒れたのだった。「哲人
君主」の評価と「自省録」により彼は2000年後も名声を保ち続けている
が、果たして彼は幸福だったのだろうか、悔いのない大往生だったのだろ
うか、小生には分からない。(2013/08/04)   



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二宮金次郎の示した道
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     伊勢 雅臣

■1.たらいの水は引き寄せると逃げていく

二宮金次郎が説いた教えで有名な「たらいの水」の話をご存じだろうか?
 たらいの水を自分の方に引き寄せようとすると、水は向こうに逃げてし
まう。相手にあげようと押すと、こちらに帰ってくる。幸福を独り占めし
ようとすると逃げてしまうが、相手のために尽くしていると幸福は勝手に
やってくる、という教えである。

我々の日常生活でも、自分の事ばかり考えているエゴイストは周囲から嫌
われる。仕事でも、周囲が助けてくれないから、うまくいかない事が多
い。逆に人のことを第一に考えて助けている人は、周囲からも感謝されて
助けられて楽しくやれるし、仕事自体もうまくいく場合も多い。

江戸時代に荒廃した6百余村を立て直した金次郎の一生はまさに、たらい
の水を押し続けた一生であった。亡くなった時にはまったく私有財産を
持っていなかったというが、6百余村の農民から感謝され、さらにその教
えをもとに農村復興を広めようと報徳社という組織がピーク時には千社も
作られたのであるから、実に有意義な、幸福な一生であった。

しかし、私の長年の愛読誌『致知』の本年9月号で、この話には前段があ
る、という二宮尊徳(金次郎)7代目の子孫、中桐万里子さんのお話に
は、あっと驚かされるとともに、深い感銘を受けた。


■2.たらいの水は頂いたもの

中桐さんは、その前段をこう説明する。

{人間は皆空っぽのたらいのような状態で生まれてくる、つまり最初は財
産も能力も何も持たずに生まれてくるというのが前段にあるのです。

そしてそのたらいに自然やたくさんの人たちが水を満たしてくれる。その
水のありがたさに気づいた人だけが他人にもあげたくなり、誰かに幸せに
なってほしいと感じて水を相手のほうに押しやろうとするんです。

 そして幸せというのは、自分はもう要りませんと他人に譲ってもまた
戻ってくるし、絶対に自分から離れないものだけれど、その水を自分のも
のだと考えたり、水を満たしてもらうことを当たり前と錯覚して、足りな
い足りない、もっともっととかき集めようとすると、幸せが逃げていくん
だというたとえ話だと教わったんです}。[1,p12]

この自分は空っぽの「たらい」として生まれてきたのであって、今入って
いる水は、両親やすべての先人、先輩たちに頂いたものだという「有り難
さ」に気がつくことが出発点だという。


■3.金次郎のたらい

金次郎は貧農の家に生まれたが、寛政3(1791)年に南関東を襲った台風
で近くの川の堤が決壊し、父親の田畑も流されてしまった。近所の人たち
が堤防の補修工事を始めて、金次郎も父の代わりに手伝いに出るが、幼く
て十分な働きができない。そこで金次郎は夜なべして草鞋(わらじ)を
作って配ったのである。

その後、14歳で父を亡くし、その2年後に母も逝き、叔父の家に引き取ら
れたが、わずかな荒れ地を開墾して田畑を得るなどして、経済的に独立を
果たす。

その間に寝る間も惜しんで読書をした。 金次郎はそんな体験をもとに自
らの学問を深め、やがてその力量から人々に引き立てられ、農村復興の
リーダーとして大成していく。

金次郎の「たらい」には、当初、経済的にはごくわずかの水しか入ってい
なかった。しかし、その経済的ハンディを嘆くことなく恨むこともなく、
子供ながらに草鞋を作って隣人たちを助けようとした。水を押し出してい
ると、こちらに帰ってくるだけでなく、周囲の人から水を注がれて、その
かさが増していくのである。

金次郎が貧しい農家に生まれたことでたらいの水の少ないことを嘆き、そ
のわずかの水を自分のものとして抱えこもうとしたら、不平家として不幸
な、無名の一生で終わっていただろう。


■4.一本の松の樹はいかに育ったか

中桐さんは金次郎の7代目子孫という血筋だけでなく、幼い頃からお祖母
さんなどから金次郎の話を聴きながら育ったようだ。だから、文章を通じ
て学んだというよりも、肉親の口ぶりを思い浮かべながら語っているとい
う印象を持つ。前述の引用で「教わったんです」と言われているのも、本
から教わったというより、お祖母さんなどから聞いて教わったということ
だろう。

その中桐さんが、同じく致知出版社から『二宮金次郎の幸福論』という著
書を出しているのを知って、早速読んでみた。予想通り、金次郎の言葉
が、まるで自分の肉親はこう言った、というような語り口で説かれている。

前述の「たらいの水」に関連して、こんな一節がある。いま目の前に大空
にそびえる一本の松の樹があるとして:

{この松が、あるとき突然このカタチでここに置かれたものでないことは
誰でもが知っています。どんな大きな松でも、かならずはじまりは小さな
小さな苗です。この苗にたくさんの人々びとの思いが注がれ、手間ひまが
加えられることで、ゆっくりとこの姿になってきたのです。

たくさんの自然たちもまた、この苗にエネルギーをかけてきました。長い
年月の間、絶え間なく陽光や雨が降り注ぎ、大地や風が味方となって静か
に育むことで、ゆっくりとこの姿になってきた、、。・・・

金次郎は、立派な松のような特殊なものだけではなく、茶碗だって、鋤や
鎌だって、一枚の着物だって、かならずプロセスを持ち、思いを注がれ、
初めてこの世界に生み出されてると言います。ましてや人間一人ひとりに
いたっては、途方もない物語の結晶だと言えるわけです}。[2,p107]


■5.自分という「たらい」に注がれた水

「人間一人にいたっては」という事から、自分自身にひきかえて考えてみ
ると良い。中桐さんは友人に子供が生まれると、病院や家に行って、父母
となった幸せそうな表情を観る。

{わたしはそんなシーンに立ち会いながら、たびたび不思議な心持ちを味
わっていました。もしかしたらわたしもまた第一子として、こんな風に両
親、祖父母(さらに少し大袈裟に言うならそのときにはすでに亡くなって
いる先祖たちも!)、そして他人である両親の友人さえも...と、想像も
できないくらい多くの人の喜びとともにこの世界に迎えてもらった身なの
かもしれないなぁと}。[2,p124]


誕生の瞬間ばかりでなく、自分自身が両親や祖父母、恩師、先輩たちか
ら、どれだけの思いを注がれて、ここまで育てられてきたのか、振り返っ
てみよう。一本の杉の木よりも、もっと多くの人々がもっと多くの思いを
注いで、あなたは育てられてきたはずだ。


{何も持たず空っぽのたらいとして生まれた自分に、いまや豊かになみな
みと水が注がれている。親や先祖が、先生が友人が、同時代を生きる同志
が、、、たらいを満タンにしてくれた。ワクワクするようなその感激こそ
が「この水を他者にも受け取ってほしいという欲求を生み、この欲求が人
を「水を押す」行動へと駆り立てるのです。

もちろん、水を推すのは決して義務感による行為ではありませんしなけれ
ばならないことではなく、せずにはいられないこと、といったイメージで
しょう}。[1,p183]


■6.相手のために水を押すことの面白さ

金次郎の考えは「報徳思想」と呼ばれるが、「たらいの水」のたとえを使
えば、自分に注がれた「たらいの水」を徳として、それを有り難いものと
して感謝して世のため人のために使う、そのように「与えられた徳に報い
る」ことを報徳と言って良さそうだ。中桐さんは、『致知』での対談でこ
う語っている。


「私は金次郎はどうやって自分の命を使うかということを考え続けた人だ
と思うんです。先ほどたらいの水のお話をしましたが、自分に注がれた水
をどう使うか、どうやって使うと一番有効に豊かさを増やせるのかという
ことに非常にこだわった人だと思うんですね。

そして使うことで消耗するのでははなく、増やすこと、生み出すことに繋
がる使い方を追求した。そういう命の使い方、仕事のやり方が金次郎の言
う報徳なんだと思うんです。

 ですから彼の人生を貫いた報徳を、コツコツ頑張れば報われると解釈す
るのは誤りです。やはり相手に報いていくことにエネルギーが注がれてい
たと思うし、そうやって命を使うことは面白いということが彼の人生で貫
かれているんじゃないかと思うんです」。[1,p12]


相手のために自分の水を押しだしている人は感謝され、たとえうまくいか
なくとも、新たな学び、すなわち水を得られる。そういう感謝と喜びに満
ちた人生は限りなく面白い。

ここまで来ると、『二宮金次郎の幸福論』というタイトルに込められた意
味が見えてくる。自分に注がれた「たらいの水」に感謝し、その徳に報い
ようと水を使っていく面白さを味わう。それこそが人生の幸福であろう。


■7.企業を立て直すには会社のはじまりに戻って考える

「たらい」を人間ばかりでなく、企業としてとらえても、同じことが言え
る。中桐さんは『二宮金次郎の幸福論』の中で、こんな話を紹介している。

{ある方からこんなことをうかがったことがあります。会社が倒産に追い
込まれそうなほど赤字が続いたとき、未来の安定経営のためにどれだけ経
費が削れ、無駄が省け、リストラができるか、、、、を考える方法があり
ます。一見、正当なようですが、これは実際にはかなり現場を抑圧し、敵
対感情を生み、社員の士気を下げ、衰退への道をすすむ可能性と隣り合わ
せだそうです。

他方、会社のはじまり(過去)に戻って考える方法もあると言われるので
す。きっと多くの人が「お客さんに喜んでほしい!」という熱い思いとと
もに設立に携わったことでしょう。その想いのおかげでこの会社が生ま
れ、そして少なくとも社員はみなその恩恵を受けてきた。

ならば、その思いに立ち返り、そのうえで現状をみて、自らの行動の仕方
を考えよう。各自がもっとアイデアを出し、知恵を絞り、できる工夫をし
ようじゃないか、、、と呼びかけるのだそうです}。[2,p144]


会社設立当初の志を想い、その後も多くの人々が思いを注いできたことを
考えれば、先人たちに感謝し、その恩に報いようという気持ちが出てく
る。そんな姿勢のほうが、経費節減に汲々とするより、はるかに良い結果
をもたらすであろうことは理の当然と思える。

わが国には数百年も繁盛してきた老舗企業が数多くあるが、それらは顧客
や社会のために「たらいの水」を押し続けてきた企業である。その先祖
代々の志を受け継いできた企業が、それによって幾たびかの危機を乗り越
えて、長寿を保ってきたのである。[a]


■8.心田を耕す

企業と同様、国家の盛衰についても同じ事が言えるのではないか。日本経
済は、昭和60年代のバブル以降、その崩壊、デフレと迷走を続けてきた。

昭和60年といえば戦後40。戦前の教育を受けた終戦時20歳まで青年たちが
高度成長を果たした後で定年で退き、戦後教育を受けた年代が社会の中心
を占め始めた頃である。この頃から、戦前の日本は暗黒だったという自虐
史観が広まり、国家を悪として個人の権利のみを訴える思潮が本格的に浸
透していった。

言わば、先人を悪し様に罵り、自己の権利ばかり主張して、国民全体が
「たらいの水」を自分のものとして引きよせようとした頃から、水が逃げ
始めたのである。中桐さんはこう言う。

 
「金次郎はあらゆる荒廃は心の荒蕪(こうぶ、土地が荒れて、雑草の茂る
がままになっていること。)から起こる」と言って、心の荒蕪さえ耕した
らあらゆるものが豊かになると説いてます。彼が6百余村もの再建を成し
遂げたのは、結局、そこにいる人たちの心の荒蕪、心田を耕したと言える
と思うんです」。[1,p14]

最近はアベノミクスにより、ようやく再興への道が見え始めたが、国民が
今まで通り、「たらいの水」を自分のものとして引き寄せようとしていた
のでは、結局、通貨安による一時の棚ぼた利益を一部の国民が懐にした、
ということだけで終わってしまうだろう。

日本経済の荒廃は日本国民の心の荒蕪から起きているのであるから、まず
は荒れ果てた国民の心田をもう一度、開拓する所から始めなければならない。

そのためには、企業再建の後者の方法に従って、代々の先人たちがどのよ
うな苦労をしながら、国を創り、支えてきたのかを顧みることから始めな
ければならない。そこから、自分のたらいにいただいている水に感謝し、
それを国家の再興に役立てよう、という気概が広く国民の間に沸き上がっ
てくるだろう。

日本再興が求められるまさにこの時期に、荒廃した6百余村を再建した二
宮金次郎の肉声を伝える7代目子孫が現れたことは、日本国民の覚醒を待
つ天の配剤かも知れない。



━━━━━━━
話 の 福 袋
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 ◎驚きの事実がーー

芸能界の背後にいる「反日勢力」の影

日韓サッカーでの旭日旗をふりまわした人物は、ただものではなかった。
ttp://ameblo.jp/fuuko-protector/entry-11586577697.html 
AKB関連商標代理人「金展克」。
NHKで「一般の在日3世」としてインタビューを受け、在特会会長を襲撃し
ていた人物の名前も「金展克」。

「しばき隊メンバー」の深くて暗い闇!NHKとしばき隊の関係が明らかに!
http://ameblo.jp/fuuko-protector/entry-11586569066.html  
(情報収録・中山)  


 ◎田中角栄と橋本龍太郎が日本を自立させようとしてアメリカに潰され
たーーーこれはおおいに疑問。

両者とも、シナに深くかかわった。角栄は名誉欲も含めた権力欲から毛沢
東と周恩来の言いなりになった。台湾を切った。腐敗と邪悪の国を世界に
デビューさせるというパンドラの箱を開けたのは角栄。

橋本はシナ女性工作員のハニートラップにひっかかった。バカとしかいい
ようがない。そして国益を損なった。

日本の政治家は アメリカだけでなくシナの謀略にもひっかからないよう
にすることが必須。

基本はアメリカとの同盟堅持。(スイスは強力な同盟国がないせいで、ク
リントンをバックとするシオニストのホロコーストビジネスにやられてし
まった。)

我々国民は日本が自立国家になるためにはTPPで国力を全部吸い取られ
ないように、安倍政権、甘利氏などに発破をかけること?!

そして国内の反日勢力のあぶり出しとお掃除。

プーチンのロシアでの人気は、ユダヤからロシアに国富を取り戻したから
だと以前 きいたことがある。日本はアメリカ同様、ユダヤに支配されて
いるそうである。 さもありなん。


<ロシア政治経済ジャーナル No.952  2013/8/5> 北野氏ーーより抜粋

★「NO!」といえるロシア。 なぜプーチンは、スノーデン引渡し要求を一
蹴できるのか???

アメリカの機密情報を暴露して世界を驚愕させた男、 元CIA職員のスノー
デンさん。 ロシアへの「一時亡命」が決まりました。

< 【モスクワ】ロシアは1日、米国家安全保障局(NSA)の元契約職員で
米が訴追しているエドワード・スノーデン容疑者が申請していた一時亡命
を認めた。> (ウォールストリートジャーナル8月2日) それでアメリカ
は激怒しています。
http://archive.mag2.com/0000012950/20130702212646000.html2013/07/02

★なぜプーチンは、元CIA職員スノーデンを守るの? そして、スノーデン
暴露が世界に与えた影響については、こちら。↓http://archive.mag2.com
/0000012950/20130710134512000.html2013/07/10

★世界を分断させるスノーデン(=元CIA職員)

今回は、なぜロシアは、アメリカの脅迫を「一蹴できるのか?」について
考えます。

▼怒るアメリカ、動じないロシア

さて、ロシアの決定にアメリカは激怒しています。↓ <カーニー米大統領
報道官は「われわれが明確で合法的な要請をしたにもかかわらず、ロシア
政府がこうした措置を取ることに深く失望している」とし、 「スノーデ
ン氏は内部告発者ではない。彼は機密情報の漏えいで訴追されている」と
述べた。 同報道官は、ロシアの決定はまた、両国政府の以前からの法執
行協力をも損なうと強調した。>(同上)
↑怒ってますね。

<ロシアの決定は、9月にモスクワで予定されているオバマ米、プーチ
ン・ロシアの両大統領の首脳会談に影響する恐れもある。> (同上)
↑これも脅しですが、ロシアは知らん顔です。

実をいうと、「シリア問題」「イラン問題」でロシアの協力を必要として
いるのはアメリカ。 ロシアとしては、「別に会わなくても損しない
し〜」ということなのです。

ちなみにスノーデンさんですが、ロシアでは 「他国に人権保護を求める
アメリカ自身が、実は究極の人権侵害国家だったことを暴露した英雄!」
になっています。

スノーデンの弁護士クチェレナさんは、スノーデンの父親と電話で話した
際、 「息子さんを、『正直な』人間に育ててくれて、ありがとうござい
ます!」 とお礼をいってました。 それが国営テレビRTRで大々的に放送
された。 そう、ロシアでスノーデンは、「英雄」なのです。

(もし、あるロシア人がロシアの汚職を暴露すれば、もちろん「国賊扱
い」になります。 見る立場によって、「英雄」が「国賊」に、「国賊」
が「英雄」になるのですね。 例、伊藤博文を殺した安重根。 日本ではテ
ロリスト、韓国では英雄。)

それで、美人すぎる女スパイとして有名になったアンナ・チャップマンさ
んは、「私と結婚しない?」といってるとか?
そして、「就職のオファー」も来ているそうです。
<スノーデン容疑者を雇用も=ロシア版「フェイスブック」創設者 時事
通信 8月2日(金)7時13分配信  

【モスクワ時事】ロシア版「フェイスブック」とも称される同国最大のイ
ンターネット交流サイト(SNS)「フコンタクチェ」の創設者パーベル・
ドゥロフ氏(28)は1日、ロシアに一時亡命が認められた元米中央情報局
(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者(30)をIT技術者としてスカ
ウトしたい考えを明らかにした。  

ドゥロフ氏はSNS上で「フコンタクチェ以上に人気のあるネット企業は欧
州にない」とアピール。米国家安全保障局(NSA)による情報監視活動を
告発したスノーデン容疑者は「数百万人の利用者の個人情報保護に取り組
めるのではないか」と期待を示した。 同容疑者は長期滞在を視野に「ロ
シアで働きたい」と話している。>

結構な高給で雇ってもらえる可能性もでてきました。
ちなみに、スノーデンを雇いたいロシアSNSのサイトはこちら。
http://vk.com/

ロシア人の中には、「フェイスブックより、こっちの方がいい」という人
が結構います。

▼自立国家ロシア

独裁者プーチンには、いろいろ欠点があります。 言論の自由もありませ
んし、「反プーチンデモ」の首謀者は次々と逮捕されている。 いろいろ
いろいろ、日本人には理解しがたい面があることを強調した上で、一つ
「尊敬」していることもあります。

それは、ロシアを「自立国家」にしたこと。 しかも、メチャクチャ短期
間で。

私は住んでいたから知ってますが、ロシアは90年代、日本と同じ「アメリ
カの属国」でした。

しかし、プーチンは最初の二期(2000〜08年)で、ロシアをアメリカから
独立させた。 どうやって?

ロシアといえば、石油です。 そして90年代、石油業界は、ユダヤ系新興
財閥 (例、ベレゾフスキー、アブラモービッチ、ホドルコフスキーな
ど) に牛耳られていた。

プーチンは、彼らから石油会社を国家に取り戻したのです。 当然欧米の
反発は大きかった。 特に、「ユコス事件」のときは大変でした。 (ユコ
ス社長のホドルコフスキーは、当時国内最大手だった同社を、エクソンに
売ろうとしていた。)

ロスチャイルド家を筆頭とする欧州エリート、チェイニーアメリカ副大統
領(当時)等がいっせいにプーチンバッシングを開始しました。
しかし、KGB軍団をバックにもつプーチンはひるむことがなかった。 この
争いは、 03年ユコス問題、グルジア革命 04年ウクライナ革命 05年キル
ギス革命 とつづき、最終的には08年8月のロシアーグルジア戦争に発展し
ていきました。

ついに冷たい戦争が、「熱い戦争」になったのです。 もし08年9月に、
リーマンショックが起こらなければ、さらに紛争は拡大したでしょう。

こうして、ロシアは、アメリカ幕府からの独立を果たしたのです。

▼「NO!」といえるロシアと日本の違い

日本人は、アメリカからの「自立」を甘くみています。

なんか、「自立派の首相が出れば、すぐ成し遂げられる」みたいに思って
いるのです。 しかし、戦後の歴史において、「自立派」の首相はたくさ
んいました。 でも、ことごとくつぶされてきた。(例、田中角栄、橋本
龍太郎)

つまり、「自立派の首相がでれば一夜にして自立できる」というは「幻
想」にすぎないわけです。

では、自立国家ロシアと、隷属国家日本の違いはなんでしょうか?

1、エネルギーの自立
  まず、ロシアは、原油・天然ガス生産で、共に世界1〜2につけてい
ます。 世界一の石油・ガス輸出国で、完全にエネルギーの自立をなしと
げています。 一方、日本の自給率はたったの4%。

「ABCD包囲網」の時代から、状況は全然変わっていない。 というわけ
で、日本がロシアのように自立したければ、「エネルギー自給率100%」
を目指すべきです。 「絶対不可能だ!」という人もいますが、 メタンハ
イドレート、藻油、太陽光、太陽熱、洋上風力、地熱、小型水力、バイ
オ、潮力 などなどをドンドン普及させていけば、必ず100%は可能です。
詳細は↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20130122160814000.html
日本が【エネルギー超大国】になれる【4つ】の理由

2、食糧の自立
  ロシアは、穀物自給率ほぼ100%。 お店には輸入品もたくさんありま
すが、輸入がとまっても国民が飢えることはありません。

日本の自給率は、カロリーベースで約40%、生産額で約66%。 現時点でそ
れほど問題はありません。

しかし、TPPで、自給率がさらに下がる可能性もあります。 「供給元を多
角化しておけば問題ない! 輸出国が輸出を止めることはない!」 とウソ
をいう人も多いですが、08年の食糧危機時、主要コメ生産国の多くがコメ
輸出を厳しく制限しました。 ウィキから↓

<中国やブラジル、インド、インドネシア、ベトナム、カンボジア、エジ
プトなど主要なコメ輸出国は国内の需要を満たすためコメの輸出に厳しい
規制を課した。 [67]逆にアルゼンチン、ウクライナ、ロシアとセルビア
を含むいくつかの国では小麦や他の食料の輸出に対し高い関税を課したり
ブロックするなど市場の孤立化に努めたため、輸入国はさらなる食料価格
の上昇に見舞われた。>

3、軍事の自立 やはり、これも大きいです。
   ロシアは、いまだにアメリカに次ぐ「核兵器大国」である。 また、
武器輸出大国でもあり、アメリカについで世界2位である。(2012年)

こう考えると、ロシアは日本と違い、
・エネルギーの自立 ・食糧の自立 ・軍事の自立 を成し遂げている。

つまり、アメリカは ・「ABCD包囲網」のように、エネルギーをとめるこ
とができない ・兵糧攻めもできない ・核大国なので全面戦争にも持ち込
めない つまり、プーチンがアメリカをあしらっても、アメリカは実質ど
うすることもできない。 唯一有効な手段は、「原油価格を大暴落させる
こと」です。 ちなみに原油価格が30ドル台まで下がった09年、ロシアの
GDPはマイナス7.9%でした。 それで、この方法は、「有効である」こと
が証明されています。

もう一つ重要なポイントをあげれば、 FSB(旧KGB)という強力な諜報機
関が、プーチンを守っている。 (だからなかなか暗殺できない。 仮に暗
殺したらFSBは、その指令を出した人物と家族に報復するであろう。 「や
られたらやり返す!10倍返しだ!」(半沢直樹) というわけで、日本が
「自立国家」になろうとすれば、ロシアのように、

・エネルギーの自立 ・食糧の自立 ・軍事の自立 をはたさなければなら
ない。 さらに、

・精神の自立 ・経済の自立 も必要。

「日本自立への道のり」は、まだまだ長いのです。 しかし、「千里の道
も一歩から」。最初の一歩を歩み始めることが一番大事です。
(情報収録:中山)



 ◎日本人留学生には手引きを持たせろ!

これ、大賛成。 実際、日本の一流企業の駐在員の息子が親の任地の英語
学校でコリアン学生に竹島のことで言いがかりをつけられ、知識もなにも
ないものだから論争が面倒になり、「いいよ。竹島、やるよ」と発言した
そうである。

日本では一応一流とよばれる大学の大学生である。

38度線ではガイドが日本人にも外国人にも「日本のせいで朝鮮戦争が始ま
りこんなことになった」と説明している。

韓国政府の「反日が理由で国家がある」という存在理由をぶっ潰す決意が
日本人には必要であろう。

シナも同様。 世界で、日本以外のどこの国が徹底的に貶められ辱められ
ながらも「まあまあ、無難に無難に」と

事なかれ主義を貫いているのだろう? ドイツでさえも、麻生発言に対し
てさっそく「麻生氏は歴史認識が足りない!」と

反撃しているではないか。 

転送です。菊地正拝

◎日本の留学生には手引きを持たせろ。

◎韓国の若者に同情は不要。

海外に留学生する日本人学生はよく中国、韓国の学生から歴史認識でいじ
められることが多いそうである。それに対して有効な反論もしないので
は、彼等の言い分を認めたことになってしまう。

日本から海外に出る留学生には、中国人、韓国人向けに編まれた想定問答
集のような歴史解説書を国から支給するようにしてはどうだろう。

国からでは大げさならNPOのような組織で編まれたものでもよかろう。

韓国の留学生には南北朝鮮半島が分裂したのも日本のせいと思い込んでい
る者もあるというから驚きである。

とにかく、自分にとって不都合なものは全て日本のせいと教育されている
わけで、当然反論しておかなければならない。
「韓国の若者に同情は不要 」

周辺すべてスパイで食糧難、強制収容所ありの北朝鮮なら同情に値する
が、韓国はマスコミや教育がゆがめられているとはいえ、ネットや外国情
報にはほとんど自由にアクセスできる。

事実を受け入れないのはバカンコクだからだ。米国籍の韓国系住民をみよ。

 (情報収録:中島)



 

━━━━━━━
反     響
━━━━━━━

 
 1)本日配信の”匿名希望”さんの

━━━━━━━━━━━━━
ディオバン問題は氷山の一角
━━━━━━━━━━━━━

の内容に関して意見を言いたくなりました。

1)表題通りの内容になっていないこと。
2)批判がメタボ健診になっていますが的外れの指摘が多いこと。

この2点です。


1)表題の自験に関しては京都府立医大、慈恵医科大学の研究者とノバル
ティス社の利害関係で起きたことですが、これは他でも起きうること。そ
ういう意味での指摘は正しいし、医療界が完全に腐っているかというと飛
躍しすぎでしょう。しかし言いたくなる気持ちはよくわかります。しかし
例示が全く的外れです。これは2)にて議論します。

2)メタボ健診に関してですが、正しい指摘もあれば的外れもあると思い
ます。メタボの診断基準に関してはその通りで、現在は腹囲などあまり気
にしません。

それより内臓脂肪量です。内臓脂肪を計るのが大変なので腹囲で代用した
というのが本当で、現在の基準値の決定は拙速でした。

細かいことをあげつらうのは簡単です。特定健診の導入時には、検診で利
益を上げるためのノウハウのセミナーが開かれたりして、眉をひそめるこ
とが多かったのも事実です。

血圧は高血圧学会ではガイドラインの改定のたびに基準を下げているのは
事実です。どこまで下げるかは、高血圧がどこまで血管障害を来すかにか
かっています。

血圧そのものが血管を傷めると言うことは容易に納得できると思います。
生体で出来た管に圧をかけて血液を送っているのです。圧による障害はた
ぶん0には出来ないでしょう。ですが通常の血圧なら無視できる範囲の障
害だと推定できます。

しかしながら圧を上げて行けばある血圧から無視できない障害が起こっく
ると考えられます。科学的にはそのあたりを血圧の基準とすべきなので
す。だだこれを正確に決めることははなはだ困難です。

それで多くの人の観察からこのあたりが良かろうと言うことで基準を決め
ているというのが本当のところです。科学的には仕方が無いのですがなん
だか密室で談合して決めているように見えるのも事実だと思います。

高血圧が何で悪いかというと血管障害から動脈硬化を来たし動脈硬化の先
は脳梗塞や心筋梗塞です。ラフな言い方をすると高血圧の治療は脳梗塞と
心筋梗塞の予防なのです。

脂質に関しても同じような批判です。数年前日本栄養学会が匿名さんの言
うような「コレステロール値は少し高めの数値のほうが長生きし、むしろ
低いほうが早死にする」というような観察研究を発表して話題になりまし
たが、対象者の中に消耗性の疾患患者(癌の末期など)が多く混じってい
て、データの解析に疑問が出されたのは事実です。

はっきりしているのは、「動脈硬化性の疾患(心筋梗塞、脳梗塞)を起こ
した人で脂質(LDLコレステロール)が高値の患者が多く、それらの患者
にLDLコレステロールを下げる治療をしたら、再発が有意に減った」(二
次予防)ということです。

これは多くの大規模臨床試験が同じ結果を出しており事実だと思います。
問題は何もない人でおなじ様な予防効果があるか(一次予防といいま
す。)ということです。

現在はあるだろうという仮説に基づいて一次予防が行われています。しか
しながら決定的な検証結果が出ていないので現段階ではありそうだと皆が
思っている仮説に基づいているというだけです。

現在では悪いコレステロールとしてLDLコレステロールを中心に考えるの
で総コレステロールを問題にしなくなったというのが本当のところです。

糖尿尿もHbA1cの基準を変えたとのは糖尿病の研究者の都合で、日本の基
準から欧米基準に変更しただけです。日本の基準(JDS値)に0.4足したも
のが欧米基準(NGSP値)です。

臨床医の立場からは全く患者さんに役立たない変更で、現場を混乱させる
だけで何を考えているのだと憤りさえ感じます(これ本音です。うちの医
院ではまだJDSで頑張っいます('-'*)。たった0.4の足し算ですよ。)。

診断基準の変更はありません。この点は匿名希望さんは完全に事実誤認です。

それと、検診でのHbA1cのカットオフ値を人間ドック学会は5.2(JDS値)
に設定しています。これは一見厳しすぎるようですが、実はHbA1c5.2程度
の人でも糖尿病もしくは糖尿病なりかけの人がいるのです。検診で糖尿病
を早期に引っかけるのは結構大変なのです。

今行われている検診での検査の感度が低いせいだと思われます。早い話が
同じ血糖値でも正常の人もいれば糖尿病なりかけ、糖尿病もあり得ると言
うことです。

それで怪しいレベルをかなり引き下げて検診で早期発見し、生活習慣の改
善で糖尿病への移行を阻止、又は軽症のうちに糖尿病のコントロールをつ
けてしまおうというのが考え方なのだろうと思います。

ACCORD試験の解釈は細かくなるので書きませんが、再解析で逆の結果も出
ています。

しかしながら一般に行われている糖尿病の医療は私から言わせればむちゃ
くちゃで、突っ込み所ありすぎて書き切れないので機会があれば今度にし
ます。

長々と書いてきましたが、匿名希望さんの特定健診批判はかなり的外れで
す。おかしなところもありますが、善意に考えて住民の健康のために利用
しても良いのだろうと思っています。ただ、匿名希望さんの現在の医療シ
ステムに対する批判は一定のものがあると思います。そう考えて駄文を書
き連ねてしまいました。

私は10年前から北海道の僻地の診療所で医療を細々とやっているものす。
日本の端っこから見ているとそれなりに見えるような気がして面白さを感
じます。

八重柏政宏 北海道豊頃町立豊頃医院 院長



 2)≪ 4)小生は大衆娯楽について不案内で、オバマ大統領が
“GWANNAM”とかいったと、会談録にあったので、すっかりロッテワールド
がある漢江の南岸だと、はやとちりしました。御教示下さり、深謝に耐え
ません。
                         (加瀬英明)≫

とあるが、Gwannam ではなく、Gangnam です。

加瀬さんって、大丈夫なのですかね。

江南は、たしかに漢“江”の南だから、江南というのです。

泉 幸男(足立区)



 3)特徴的なのは「半沢直樹」。興奮が異様に高い。"面白い!"という
ツイートが多かったのだが、何気なく見てみたら思いの外面白かったとい
う反応だろう。(あるネットから)

この番組、金融円滑化法の失効(25.3.31)に伴うキャンペーンで企画さ
れ、動かされてきたものなのだろうけど、まんまとツィッター客をとりこ
にしたようだ。

「金融検査評定結果の分布状況について:金融庁発」は、18.11.15、
19.12.11、
20.12.16、22.1.29、23.2.10、24.7.13と公表されてきているが、私の知
る限り、今回はなさそう。 半沢直樹の盛り上がりを、強引に関連づけて
眺めてみるのも、面白い。「金融検査評定結果の分布状況について」と、
そのまま検索すれば、見つかる、テレビ桟敷では、これを脇に置くとよ
い。きっと、きっかけが見つかるはず。とりわけ「金融円滑化編」の数値
は意味深い。(酒井 富雄) 
 


 4)韓国人、朝鮮人の 『対・日本、日本人観』 について
以下は、韓国語に通じる経験者の経験と見解

『 彼の地から日本を眺めることでいろいろ勉強になりました。

韓国人は、顔かたちや暮らし方が見かけ上は日本人によく似ているため、
自分たちと同じだと思い込んでしまう日本人が多いところが間違いの始ま
りだと思います。

「韓国人は、日本人と考え方や行動様式が全く違う。だから、ビジネスは
そのつもりで対応するように」と東京からの出張者にいつも説教しました
が、なかなか理解されませんでした。

韓国人は自分の利益になることなら、無理筋と思ってもダメもとで要求し
てきます。

例えば日本側親会社が開発した最新技術を即刻譲渡してくれと言ったりし
ます。親会社は子会社の面倒を見るのが当たり前ではないかと言う理屈で
した。

譲渡できないときは「いくら子会社でも、それはできない」とハッキリ、
明快に断ることが肝腎です。それを「ハッキリ言うと角が立つ」とか気を
遣って「難しいとは思うが検討してみる」などと答える日本人が結構多い
ので、間に立つ身としては困りました。曖昧な返事をもらった韓国人は
「うまく行くかも知れない」と勝手に期待感を持ちます。

暫く待たせた後「検討したが、技術は当分出さない方針になった」などと
東京から返事が来ると、韓国人は「ダメならダメだと、なぜ最初からハッ
キリ言ってくれないのか」と怒り出します(わざと?)。「だから、日本
人は信用できない」などとわめき立てます。

その剣幕に押されて「(日韓友好のために?)何とかしてやれないか」な
どと言い出す日本側のお偉方が出てきたりするものですから、話はいよい
よ複雑化して、とどのつまりは虎の子の技術を供与せざるを得ないハメに
なったりするバカな話もありました。

ごり押しすれば、日本人は引っ込むと先方は分かっているのです。

日本人の韓国人研究は全く不足しています。一般的に日本人は「誠意ある
話し合いで何でも解決できる」という信念を持っていますが、韓国人や中
国人には全く通用しないことがあるという認識が絶対に必要です。

誠意が通じたと思われる場合でも、先方がその方が得になると判断したに
過ぎないと思った方が無難です。

日本はいくら文句を言っても、乱暴な対応をしませんから(報復もしな
い)、韓国人は安心して日本人には言いたい放題です。

ある時、ソウル日本人会で韓国の大学教授の歴史講演がありました。朝鮮
半島は中国大陸の政権に何回も侵略され、何百年も支配されたことがあり
大変だったという話でした。

これに対し「酷いことをしたのは、中国の方が遙かに長いし回数も多いの
に、なぜ韓国は中国には強いことを言わず、日本にばかり文句を言うので
すか」と質問した日本人が居ました。答えは「日本の方は優しいから、言
いやすいんです」でした。

 1992年の中韓国交樹立時、朝鮮戦争で中国人民解放軍が朝鮮半島を蹂躙
したことに対して、中国政府が謝罪をするという情報が韓国外務省筋から
流され、韓国マスコミが大騒ぎをしたことがあったそうです。

しかし、駐韓中国大使・張庭延はテレビで「そんなことはあるはずがない
し、これからも絶対に遺憾の意を表明する必要はない」と一喝し、それ以
来、韓国マスコミは、謝罪に関して一切報道しなくなったと言います。

 また、中韓国交樹立調印式で、当時の盧泰愚韓国大統領が中国の江沢民
主席に「中国と韓国の間の歴史にはいろいろなことがありました
が・・・」と言いかけると、江沢民は「いつまでも昔のことを言うのはや
めましょう!」とピシャリと遮られ、口をつぐんでしまったという話もあ
ります。

韓国にとって中国との関係は「蛇に睨まれた蛙」なのです。

また、中国に対しては儒教思想の師であり従わざるを得ないが、日本は儒
教では弟弟子である。だから、日本は朝鮮半島に敬意を払わなければなら
ないはずなのに、逆に朝鮮半島を30年も支配した。これが面白くない出発
点のようです。

それはともかく、日本人はこうすべきではないでしょうか。

 1.韓国人は自分たちと全く違うと認識する必要がある。

 2.韓国人の行動様式を分析して、対応策を十分研究する。

 3.「いわゆる植民地時代」について日本人は贖罪意識は持つ必要は全く
ない。(中国のように収奪はしなかったし、欧米の植民地主義と違って膨
大なインフラ整備投資をして全部朝鮮半島に残してきた)

 4.変に気を遣うことなく、正面から主張すべきことを主張する。
(主張しないから、認めたと思われる)

ただ、韓国人の交渉エネルギーと理不尽さには、なかなか立ち向かうのが
大変です。相当の覚悟が居ることは確かですね。』以上(匿名希望)



 5)乗客の少ない地方の鉄道は、始発駅・終着駅にレンタサイクルを設
けて、小さめの自転車は電車に乗せられるようにすれば、途中下車してサ
イクリングする観光客が増えると考えます。外国の画像です。(まこと)
http://livedoor.4.blogimg.jp/chihhylove/imgs/c/4/c43cca33.jpg



 6)ロスの空港で、イスラエル系アメリカ人女性と言葉を交わした。
日本についての話題では、韓国政府や韓国人団体は嘘の捏造で慰安婦問題
を巻き起こし、アメリカで記念碑をつくったりして日本は大変なことに
なっている、と話したところ、

「アメリカに嘘つきなんていっぱいいるんだから、嘘を言われたら反撃し
ないとだめ。 人は耳から入ったことを信じるんだから 

YOU MUST SPEAK!!」。

飛行機に乗り込むときに、「Good luck」と言って彼女は通り過
ぎました。イスラエルは問題山積の中でサバイバルに必死な国。

日本もユダヤのようにならなければ、とは、高山正之氏の言だが、まさに
このグローバル社会ではそうなのかもしれない。(小林)



 7)気力盛り上がらぬ一日:前田 正晶

先週前半に休養した反動かまたは東京の酷暑に疲れたか、今日4日は朝か
ら眠気が抜けきらなず何かしようという気分にもならず、ただボンヤリと
テレビを眺めて午前中を過ごした。

毎年「今年の夏を無事に乗り切れるのか」と案じていたが、今年はあの酷
暑にも拘わらずその懸念がなかったので安心していた。だが、矢張り寄る
年波には勝てないのかなどと考えていた。

畏メル友尾形氏から頂戴したEmailには、例によって朝日を始めとするマ
スコミが麻生副総理の「ナチス」関連の発言の前後を省略した報道が、世
間を不要且つ不当に賑わしているとあった。

果たせるかなTBSの08:00からのサンデーモーニングでは司会の関口が揃
えも揃えたものだと思わせるスピーカーを集めて誘導し、麻生批判を展開
していた。

朝日系が安倍政権を叩こうとするのは何も今に始まったことではないが、
最近はTBSもそのリベラル振りが顕著になって来た。当方がこの番組を見
ているのは、故大沢親分と張本勲の前時代的野球観で勢いよく「喝」とや
るのが面白かったし、また大沢分亡き後では張本がアメリカ大リーグのレ
ベル低下を無理矢理且つ率直にこき下ろす辺りに一種の爽快感があるからだ。

話を「ナチス」に戻せば、最近のテレビ各局はニュースやサンデーモーニ
ング的な番組では野党の党首やリベラル派的なスピーカーに安倍内閣批判
を展開させる傾向が以前に増して激しくなってきた。

この辺りはアメリカではオバマ政権誕生以来マスコミに厳しく当たりとい
うか管理し始めて、保守派と見なしたFOXを締めだしたために、ABC、
CBC、NBC、CNN等が民主党寄りの報道姿勢を採っているのと好対照な気が
する。

その辺りの流れを、これまでに何度か紹介した、銀行を引退してフロリダ
州にお住まいの日本人というか永住権を持っておられるI氏が

「(各局は)何でオバマを怖れているのだろうか。先ず気を付けないとい
けないことは、人種差別と採られかねない報道をする点にあります。2012
年の統計では4,450万人ないしは14.2%の国民がアフリカ系です。

オバマに関する報道でオバマが人種差別だと決めつけて怒り、アフリカ系
が同調して怒ればこの放送局は瞬時に4,450万人という国民の14.2%の視
聴者を失い、膨大なテレビ広告収入を瞬時に失って、回復不能に陥り破綻
に追い込まれかねないのです。

実は、放送局を始め何処の企業も従業員の発言と行動が人種差別と採られ
ないよう、神経を尖らせています」と伝えてきていた。

今日1日はこのように動かないで室内に籠もり、時間来れば食事をとると
いう過ごし方をした。これでは毎年夏になると体重が増え、安心して室外
で過ごせる秋から冬にかけては減少するのも無理もないかとあらためて認
識しながら、巨人が阪神の新人投手・藤波に負けるのを気分良く鑑賞して
いた。言うなれば、これが本日で最も良いニュースだったかも知れない。

言ってみれば「小人、いや、老人閑居して不善を為す」とでも良かったか
も知れない日だった。



━━━━━━━
身 辺 雑 記 
━━━━━━━ 

5日は夕刻から九段で会合がある。秋田高校80期東京在住者の幹事会。
するに、それに事寄せた単なる呑み会。これも「不善」。

ブログへのアクセスがなぜか急増している。

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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2013/08/06

    恐るべし!〇〇〇の国

    http://ryotaroneko.ti-da.net/e3614730.html



    韓国人はゲノムに

    http://mizunamayuneko.blog.fc2.com/blog-entry-501.html

  • 名無しさん2013/08/05

    中東でテロ発生の恐れがあるとのことで、米国はじめ先進諸国は神経をとがらせています。



    イランの核開発はどんどん進み、パレスチナ問題はいっこうに終息する兆しがみえず、シリアではたくさんの人が家を追われ命を落とし、エジプトやリビアでも動乱がおさまる気配がみえません。そんななか、アルカイーダもタリバンも完全復活し、さらに勢力を強めているといいます。



  • 名無しさん2013/08/05

    杉浦正章は英米強欲銀行団の手先ですね、消費税値上げ賛成、靖国神社参拝先延ばし、尖閣諸島先延ばし、日本国を困らせ没落させIMF(高利貸で強欲銀行団が資本家)の餌食にさせようと、言葉を弄している、さすが元時事通信の人間だ。皆さん油断せぬようにしましょう、刷り込みを狙っているのです。反対意見の者は抹殺する共産主義者ですよ。黒ラブ

  • 名無しさん2013/08/05



    ■「テロ計画が最終段階」 米が厳重警戒、21在外公館を一時閉鎖



    2013.8.3 22:01更新 



     【ワシントン=小雲規生】米当局が国際テロ組織アルカーイダ系の武装組織によるテロを警戒している。国務省は2日、同組織のテロ計画が「最終段階」にあるとして、全世界の米市民を対象に警戒情報を出した。イエメンなどでテロ発生の可能性が高いとみており、今月末まで警戒を続けるよう呼びかけている。 .





     CNNテレビによると、同組織はアラビア半島のイエメンを拠点とするアルカーイダ系武装組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」。イエメンの米大使館を狙った攻撃が3〜6日に起きる恐れがあるとしている。.



     オバマ大統領は1日、ワシントンでイエメンのハディ大統領と会談。テロ対策での協力で合意していた。米国はAQAPを最も活動的なアルカーイダ系組織とみており、ロイター通信によると米軍は同日までの1週間で、無人機攻撃により10人以上のAQAPメンバーを殺害している。.



     国務省は2日、警戒情報の発表に際して「アルカーイダと系列組織がテロ攻撃を計画している」との見方を公表。公的施設と民間施設の双方が対象となり得ることや、過去に公共交通機関が標的となったことを指摘し、警戒を呼びかけている。.



     また、国務省は1日には「多数の警戒情報」を受けたとして、イエメンやリビア、アフガニスタンなどの計21の在外公館を4日に一時閉鎖すると発表していた。状況次第では5日以降も閉鎖を続ける可能性がある。英国も4、5の両日、イエメンの英国大使館を一時閉鎖することを決めた。.

    .







     日本の外務省は3日、米国務省のテロ警戒情報を受けて、中東、アフリカ地域などに渡航・滞在する邦人に対し注意喚起する渡航情報を出した。

  • 名無しさん2013/08/05

    >ブログへのアクセスがなぜか急増している。



    ブログの活字のほうが読みやすい。

  • 名無しさん2013/08/05

    あんな風になってしまった韓国人

    http://000hime.blog74.fc2.com/?mode=m&no=399