政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針2988号  2013・6・25(火)

2013/06/25

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2988号
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        2013(平成25)年6月25 日(火)



              SELF DEFENCE”では国を守れない:加瀬英明

                  中国バブル崩壊 株価大暴落:宮崎正弘

              与野党の党利党略合戦は見飽きた:杉浦正章

                      新たな権力闘争の前兆か:矢板明夫

                      ちゃんちゃら可笑しい:渡部亮次郎

                     話 の 福 袋
                    反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第2988号
                             発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             

 
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SELF DEFENCE”では国を守れない
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         加瀬 英明

怪しげな和製英語が、多く横行している。

その代表的なものが、「マンション」だ。英語で「マンション」という
と、壮麗な大邸宅のことだ。

私は英語を生業にしてきたから、若者からしばしば「どうしたら、英語が
上達するでしようか?」という質問を受ける。

暗記が一番よい。私は中学から高校にかけて、シェクスピアの『ジュリア
ス・シーザー』や、『マクベス』の台詞を暗記した。今でも、譜んじるこ
とができる。

“Come, gentle night. (略)Give me my Romeo, and when he shall
die, I will cut him into little stars. He shall make the face of
heaven so fine…”

「優しい夜よ、来ておくれ。私にロメオを下さい。もし、あの人が死ぬこ
とがあったら、細く刻んで、夜の面(おもて)を満天の星のように、美しく
飾りましよう‥‥」

『ロメオとジュリエット』のなかで、ジュリエットが露台に立って、独り
でロメオを懸想する場面である。

“Oh! I have bought a mansion of love!”
 「あゝ、わたしは恋のマンションを手に入れたわ!」
と、台詞が終わっている。

これが、日本でいうアパートのマンションだったら、ぶち壊しだ。まして
や「恋のワンルーム・マンションを手に入れた」のでは、人情噺にもなる
まい。

困ったことに、恥しい和製英語が跋扈している。

前号で憲法を改める前に、自衛隊の階級や、兵科、装備などの擬い物の呼
称を改めたいと提案したところ、自衛隊員やOBから賛成する電話や手紙
が寄せられた。

自衛隊の英語の呼称であるJAPAN SELF-DEFENSE FORCESも、国際的に通用
しない恥かしい例の1つである。セルフディフェンス・フォーセスから
SELFを外して、JAPAN DEFENSE FORCEに正したい。

ディフェンスは、自衛を含んでいる。軍事用語で「セフルデイフェンス」
といえば、部隊、基地、人員、施設の防護しか意味しない。

「セルフディフェンス・フォース」というと、国際的に判じ物だ。

英語でin selfdefenseといったら、「自己防衛」のことだし、
selfdefense classesは、女性向けの柔道か、空手の「護身術講座」だ。
「セルフディフェンス」では、国家、国民、領土を守る「国軍」のイメー
ジが、伝わらない。これでは、軽くみられることになる。

私は外国の軍関係者から、何回か「セルフディフェンス・フォースという
と、基地や、施設を守る部隊のことか?」と、質問されたことがある。

きっと、保安隊が自衛隊になった時に、生半かな英語しかできない役が、
そう訳したに違いない。

戦後の日本は「専守防衛」とか、「国連中心主義」といった、内容がまっ
たくない言葉は、英訳することができない。「専守」といっても、防衛す
るためには相手を攻撃しなければならない。

敵から侵攻されたら、自国の領域の外で阻止したい。かつて攻撃的な兵器
は許されないといって、F4戦闘機から爆撃装置を外したが、外国から
F4JのJは“欠陥機”を意味すると、笑われたものだった。

国連は中心がない。中心がないものを、中心にしようとするのは、無理な
話だ。  

  

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中国バブル崩壊 株価大暴落 
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年6月25日(火曜日)
  通巻第3971号     
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 「7月危機」説を前倒し? 中国バブル崩壊
   銀行とりつけ騒ぎの噂、株価は大暴落を始めた
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いよいよ中国経済のバブル破綻が鮮明になった。
 
先週来、短期金利の急騰、中央銀行の引き締め政策によって詐欺的な理財
商品が出回り、シャドーバンキングの暗躍が伝わり、とうとう上海株式指
数は6月24日に2000を割り込む(1963・24)という大下落ぶり。
とりわけ中小の銀行株は30%の暴落を示した。

6月末に償還時期をむかえる「理財商品」は邦貨換算で24兆円。ちなみに
理財商品の総額は340兆円を超えており、通貨供給はGDPの2倍1700兆
円を越えている。

中国人民銀行(中央銀行)は不良資産が多く経営の怪しい銀行への資金供
給をおこなわない方針といわれ、このため先週の金利市場は大荒れの乱高
下を繰り返した。

20日の短期金利は11・6%、翌日は14%を超した。ことしのGDP成長予
測が7・5%で、金利が14%なら、すでに経済活動は成立しない。

くわえてこの状況に金融界幹部の審査、尋問中が1000名前後、すでに失脚
が20名以上で伏魔殿の不正撲滅に辣腕をふるいつづける王岐山は、習近平
からの同意を得ている。

中国国内でとびかう噂は銀行取り付け騒ぎ、大暴動、社会騒乱である。

じつは、こういう事態の当来は数年前から予測されていた。共産党はその
ために「国家総動員法」を制定し、万全を期した。つまり、外国駐在の中
国人も命令によってスパイ活動、破壊活動をおこなう義務があると解釈さ
れて、日本では脅威といわれたのだが、この国家総動員法の優先順位は
「金融」危機への対処である。銀行に取り付け騒ぎが起きたときに軍隊が
出動できるという法的淵源なのである。

 「7月危機説」にどう対応するのか、注視する必要がある。
     
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 926】            
   ――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の14)「杭
州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道社 昭和46年)


  ▽
蘇州の庭園には余ほど癪に障ったらしい。「どの庭もそうだが、岩はセメ
ントでつなぎ合わせて色々奇妙な形を拵えてある。岩の肌もセメントの様
な色合いだ。

セメントの継目が目立たぬ様に特にセメント色を選んだものか、と思って
みたが、そこまで気を配ってはこんな馬鹿げたものが出来る道理がない。
してみるとこの辺はこんなやくざな石しか転がっていないと見える」。
だからこそ「竜安寺の庭を知っている僕等には、言葉もない」ということ
になる。
 
ならばトットと出てしまえばいいだろう、と他人事ながら思う。だが、ど
うやら「一たん這入ると直には出られない様な仕掛けになっている」らしい。

庭園は「可成の広さだが、それを出来るだけ長い事かかって歩かせるに」
なっている。

石畳の小径が曲がりくねっていて、「向うに連れて行かれたり、こっちに
連れ戻されたり」。ともかくも「馬鹿馬鹿しさ」と「洒落にもならぬ様な
俗悪さ」に溢れている。だが「無論庭師は大真面目に違いない。その大真
面目に違いないという処が僕の理解の範囲を越え」ている。

この庭園は「精錬された味いも素朴な味いもなくただ馬鹿馬鹿しいなりに
完全」である。こんな庭を享楽するヤツは「馬鹿馬鹿しく而も完全」な精
神も持ち主だろうと考えたところで、小林の思考は突如として飛躍る。

「若し女を抱いて阿片など食らって、この庭を眺めたらどうだろう。極楽
の夢を楽しむには、あのセメント製の奇岩奇石が、抜き差しならぬものと
はならないかという考えが浮かんだ」のだ。
 
どうやら「馬鹿馬鹿しく而も完全」な精神も持ち主だけが、「女を抱いて
阿片など食らって、この庭を眺め」、「洒落にもならぬ様な俗悪さ」に耽
溺できるらしい。
 
ここで小林の視線は日本に転ずる。

確かに「現代の日本の趣味は混乱している。だが混乱しているので決して
頽廃しているのではない。あの庭の様な趣味の頽廃というものの慎重を極
めた象徴を、僕等のうち誰が作り得よう」。

どうやら「頽廃というものの慎重を極めた象徴」を、小林は蘇州の名園か
ら体感したようだ。

小林は蘇州を指して、「この街は(南京でも杭州でも同じ事だが)、古く
美しい記念碑を失って了っているが、住んでいる人々の心も同じ事ではあ
るまいか」と疑問を投げ掛けた後、「彼等はただ蒲公英の綿毛の飛ぶのを
みている。現代の日本人が古い日本を知る事に較べれば、現代の支那人が
古い支那を知る事は、遥かに難しい事ではあるまいか」と。

これを言い換えるなら、「生活というものの他何も目指さ」ない生活とい
うことだろう。「蒲公英の綿毛」のような生活。昨日もなく、明日もな
い。ただ今日あるのみ。
寒山寺という蘇州の名刹に行ってみた。

「無論期待しては行かなかったが、これほど殺風景な寺とは思わなかった」。

「手の付けられぬ荒れ方だ」。

「仏殿のなかは、さながら石摺り工場だ」。古今の名文が刻まれた碑のう
ち「古いのは、さんざんに壊れ、破片を重ねて壁に塗り込んである」。

拓本摺りの「職人達は、恐らく嘗て知らぬ多忙を経験している」。それと
いうのも、寒山寺に残る碑文の拓本を求める日本兵からの注文が殺到して
いるからである。

石碑が壊れることなんぞ気にしてはいられない。商売、ショウバイである。

「生活というものの他何も目指さ」ない生活だからこそ、それでいい。そ
れでいいわけだろう。《QED》
 
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)前号のファシズム議論に関して感想です。

 1.ムッソリーニは社会主義者でしたが、第一大戦で重傷を負い民族主
義者に変わりました。ヒトラーは社会主義者であった経歴はありません。
軍人(鉄十字章)から政治家になりました。

 2.戦前の日本の左翼はソ連のスパイでした。企画院事件で逮捕された
Kは戦後社会党の代議士になりましたが、レフチェンコ亡命事件でコード
名を持つソ連スパイであったことが公表されています。

 3.共産主義者の田中清玄は左翼でしたが転向し戦後右翼になりまし
た。日本の左翼は、ソ連で共産主義者が用済みとなり絶滅されていたこと
を知らなかった。樺太から越境した岡田嘉子、杉本良吉組がよい例です。
杉本はすぐにKGBの拷問で日本のスパイとされ処刑されました。

 4.ナチスと共産党の闘争は、民族主義者と共産主義者の闘争であり、
左翼のセクトの内ゲバとは全く違います。

 5.ナチスの支持者は労働者大衆でした。中産階級ではありません。
ファシズムはナベブタ型の新しい大衆民主主義の政治形態でした。当時西
側の議会政治は意思決定が遅いので「民主主義は老いたり」と批判されて
いました。議会制度は万能ではないという事です。

 6.ファシズムの政策は、イタリア民族主義、国家社会主義、エリート
主義でした。ファシースの語源は古代ローマです。国家社会主義とは労働
者の優遇であり、安定した雇用、公平な賃金、昇進の可能性でした。ス
ターリンのように詐欺的に労働者を持ち上げ実質奴隷化することはありま
せんでした。

エリートについては、イタリアの大学者パレートは「人間の歴史はエリー
ト交代の歴史である」と喝破し、マルクスの階級闘争史観を否定していま
す。エリート主義の普遍性は、高学歴が自慢の共産党幹部を見ればわかり
ます。
 
 7.ムッソリーニの制定した法律、学制などは現在も守られています。
孫娘が国会議員になりました。ムッソリーニの墓所は非常に立派です。
  (東海子)



  ♪
(読者の声2)「オリバー・ストーンが語る もう一つのアメリカ史」(早
川書房)の第一巻を読んでの感想です。中南米やフィリピン独立運動を鎮
圧した際の数十万人にも及ぶという皆殺し作戦などに触れているのはいい
のですが、戦前の日本に対する認識はお話になりません。

東京裁判史観・太平洋戦争史観、日本軍は中国大陸で虐殺・強姦を行った
という国民党とアメリカのメディアによる宣伝そのまま。

アメリカの裏面史としては戦前の日本でもさんざん指摘されていることば
かりですが、アメリカの中南米モンロー主義は正義で、日本の東亜モン
ロー主義は悪である、と臆面もなく主張していたことなど、日本の若い人
たちなど知らない人たちのほうが多いでしょう。

同書で興味深かったのが第一次大戦でのアメリカの毒ガス兵器開発。大規
模な研究所・工場をつくり、マスタードガス(致死性ガス)の一トン爆弾ま
で開発、あとはドイツの諸都市に落とすだけだったという。

この計画にはイギリスが反対し、フランスも風向きが変われば自国に被害
が及ぶとして反対。結局、爆弾投下前にドイツが降伏して毒ガス爆弾の投
下はお蔵入り。毒ガス爆弾開発の経緯など第二次大戦の原爆開発と瓜二つ
です。

さらにトルーマンが副大統領候補になった経緯が、だれでもいいからコン
トロールしやすい人間、というまさに派閥政治そのものの結果だという。

副大統領候補で一番人気だったウォレスが副大統領になっていれば原爆投
下もなく、冷戦もなかったかもしれないという。第一次大戦からアメリカ
の軍需・金融業が戦争でどれほどの利益を上げたのかが描かれています
が、ナチスとアメリカ企業との関わりについても触れています。
アメリカは今では先進国唯一、戦争依存症といってもいい状態。世界の軍
事費のおよそ半分がアメリカ、GDP比で5%近く、10年毎に戦争で武器の在
庫一掃をしないと経済が回らないのでしょうか。
  (PB生、千葉)



  ♪
(読者の声3)三島由紀夫研究会事務局より例会のお知らせです。
好評だった片瀬裕氏による講演「三島由紀夫と北一輝」の続編として7月
に下記の通り会員例会を開催します。

             記
日時:  7月30日(火)18:30〜20:30(18:00開場)
会場:  ホテル・サンルート高田馬場 大会議室
      http://www.sunroutehotel.jp/takadanobaba/access/index.html
会費:  会員は1000円、一般は2000円です
演題:  三島由紀夫と北一輝(第二回)〜北一輝の国体論と革命論を中
心として
講師:  片瀬裕(かたせ ゆたか)
     昭和24年生まれ、国士舘大学中退。全日本学生国防会議議長
と日学同委員長を歴任、ジャーナリスト、近現代史研究家として活躍中。
講演の主眼: 前回の講演で三島由紀夫と北一輝の共通点を明らかにした
が、今回は北一輝の国体論と革命論を中心にその思想形成と思想の内容を
くまなく明らかにするとともに従来、田中惣五郎、松本清張、松本健一ら
による左翼はもとより、右翼保守派からの北一輝論の誤謬をも徹底的に排
し、真の尊皇革命家としての北一輝像を明らかにする。まさに北一輝研究
の新たな地平を切り拓く画期的な論考に乞ご期待。
 
 もう一つ、八月の例会です。
 ついでながら8月の三島研究会「会員例会」は下記の通りです。
        記
 日時  8月30日(金)18:30〜 (18:00開場)
 会場  ホテルサンルート高田馬場 大会議室
    http://www.sunroutehotel.jp/takadanobaba/access/index.html
 演題  学徒出陣70周年を考える
 講師  玉川博己(たまがわひろみ)
 会費  会員1000円、一般2000円
講演の主眼 今秋は大東亜戦争における学徒出陣から満70周年の年に当
たる。     かつて多くの青年学徒がペンの代わりに銃を執り、醜の
御楯として祖国防衛の第一線に立ち、また多くの英霊が散華された。我等
は今こそ英霊の尊い祖国愛に思いを致し、学徒出陣とは何であったのかを
再考したい。当時の貴重な映像も紹介する。
講師略歴(昭和22年生まれ 慶應義塾大学卒、日学同委員長、三島研事
務局長を歴任。現在は三島研代表幹事)

 


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与野党の党利党略合戦は見飽きた
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         杉浦 正章

「だました人が悪いのか、だまされた私が悪いのか」と、前首相・野田佳
彦が久しぶりに衆院本会議に登場してぼやいたが、6対4で民主党の方が
悪い。

民主党は定数削減が実現しなかったことをとらえて、政府・与党の公約違
反を攻めるが、ありもしない衆参ダブル選挙を恐れて、「0増5減」の区
割り法案を参院で“人質”に取ったあげくに、衆院での再可決せざるを得な
い状況に持ち込んだではないか。

他党を非難するのは筋違いだ。自民党もできもしないことが分かっていな
がら、憲法違反の疑いの濃い定数削減案を提示していい子になろうとし
た。党利党略、個利個略で締めくくった国会だった。罪滅ぼしに安倍は第
9次選挙制度審議会を設置して、制度の抜本改革を諮問すべきだ。
 
民主党が野田を本会議に登場させたのは、昨年末の解散をめぐるやりとり
で、0増5減法案と定数削減を与野党の公約として決めたにもかかわら
ず、与党が実行に移さなかったことを際立たせるためだ。

しかし、あの時点での約束は、夏に3党で約束した早期衆院解散の履行を
めぐって追い詰められ、野田が切羽詰まって解散の理由付けに持ち出した
性格が濃厚だ。定数削減より「0増5減」に重点が置かれていた。

その後の経緯を見れば民主党は「0増5減」法案に賛成して成立させなが
ら、その区割り法案に反対するという支離滅裂な国会闘争を展開して問題
を混乱させた。

そもそも定数削減問題は民主党が衆院議員の数を80議席削減する案を提示
したのが始まりだ。これに対して自民党は公明党に優先枠をもうけるとい
う憲法違反の30議席削減案を提示した。すると維新が根拠もなにもない
144議席削減案、みんなが180議席削減と、衆院制度崩壊につながりか
ねない愚案を次々に提示した。

世論は何も定数削減を求めているわけではない。先進国ではアメリカにつ
いで定数の少ない国会に、さらなる削減を求めるのは何も知らない民放の
コメンテーターやタブロイド紙レベルの話だ。こうして各党は手前勝手な
削減競争の様相を呈し、節操のないポピュリズムを露呈した。

一方で司法は司法で、衆院選を受けて高裁が続続と「1票の格差」を違憲
とする判決を出した。最高裁は2011年に「違憲状態」と判断しているが、
高裁や支部の中には調子に乗って「選挙無効」とする判決まで出すケース
がみられた。

明らかに司法による立法府の裁量権に踏み込んだ上に、再選挙のルールも
ないままの無責任判決であった。高裁の政治認識の低さを露呈した判決で
あった。民主党が高裁判決に大騒ぎする一部マスコミの流れを勘違いして
利用しようとしたことが、節操のない定数削減競争に至ったのだ。

「0増5減」区割り法案の成立で、秋に予定される最高裁判決はクリアで
きることになった。まさか違憲とは言うまい。
 
そもそも選挙制度改革は定数削減とは関係なく進められるべき問題であ
る。小選挙区比例代表併用制は1994年に決まったが、これに先立って
推進派の河野洋平らはマスコミ関係者に意見聴取した。

筆者は、小選挙区制は死に票が出過ぎること、政治の不安定化をまねくこ
と、政治家が小粒になることなどを理由に反対した。しかし朝日新聞など
は推進論を展開、2大政党が政策の是非で政権交代できると主張したもの
だ。河野と朝日が推進したのが現行制度だ。
 
6回の衆院選を経た結果はどうであったか。最近の3回の選挙を例に取れ
ば、すべて政党の得票以上に議席の差が顕著に現れる傾向を示し始めている。

昨年暮れの総選挙では小選挙区候補者の総得票のうち、比例復活も果たせ
ず落選した候補者に投じられた「死に票率」は40・4%に上った。

前回の33・5%から約7ポイント増えている。1票それ自体がが無駄に
なってしまうのであり、問題は1票の格差などとは比較にならないほど深
刻さを見せているのだ。現行選挙制度の最大の弊害が顕著に現れている。

民主党政権も自民党政権も過半数すれすれの得票で300議席前後の大量
当選を果たすという制度になってしまったのだ。政治家の質も町会議員や
区会議員並みになってしまった。ムードで作った民主党政権による失政連
続の体たらくは今さら説明するまでもあるまい。
 
さすがにまずいと気付いた河野は「小選挙区制にも問題がある。かつては
自民党議員の3割くらいはハト派だった。自民党内で3割で、国会全体では
社会党や公明党を足せば約5割がハト派。それが日本政治のバランスを
とってきた。制度が右傾化を招いている」と指摘した。

自分のハト派勢力が見る影もない状態に立ち至ったことを選挙制度のせい
にして、しまいには「導入した不明を詫びる」とまで言い切った。
 
政治というのは恐ろしいもので、20年たって不明を詫びて貰ってももう
遅いのだ。20年間にわたる政治の体たらくは、詫びてすむものではない。

今日本の政治に問われているのは紛れもなく選挙制度改革だ。定数削減な
どではない。小選挙区比例代表併用制を抜本改革するか、かつての中選挙
区制に戻すかしか選択肢はあるまい。
筆者は政治の活力を取り戻し、ひいては国全体の活力向上に結びつけるに
は中選挙区制しかないと思う。ここは第9次選挙制度審議会を首相の下に
設置して、制度改革を諮問して早期に結論づけるときだ。

     (政治評論家)<2013年06月25日>



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新たな権力闘争の前兆か
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      矢板 明夫

江沢民派の高官が“腐敗”で失脚 

【北京=矢板明夫】24日付の中国各紙は、四川省文学芸術界連合会の郭永
祥主席が重大な規律違反をしたとして、共産党の規律検査部門の取り調べ
を受けていることを伝えた。

郭氏は四川省の元副省長で、江沢民・元国家主席が率いるグループの重鎮
で前政治局常務委員、周永康氏の腹心として知られる。昨年失脚した重慶
市トップの薄煕来氏に続き、共産党内で新たな権力闘争が表面化する“前
兆”の可能性もある。

共産党筋によれば、北京の党高官の秘書の間で、今年5月ごろから「郭氏
が汚職問題で規律検査委員会の調べを受けている」との噂が広がってた。

この時期になってようやく公表されたことは、容疑がすでに固まったこと
を意味する。郭氏は現在、四川省の文学、芸術を統括する政府系組織トッ
プという閑職に就いている。

「重大な規律違反」が経済問題であれば、実権があった四川省副省長時代
(2006−08)の収賄事件が調べられている可能性があるとみられる。

金融や建設などを担当する現役高官の汚職疑惑が多くささやかれる中、党
の規律部門が責任あるポストから4年も離れている郭氏を狙ったことら、
権力闘争の可能性が指摘される。

郭氏が、いまだに公安、司法部門に大きな影響力を持つ周永康氏の最も信
頼する側近の一人だからだ。

郭氏は周氏が国有企業の中国石油の社長を務めていた時代の部下だった。
1998年に周氏が国土資源相になると、郭氏は同省の事務方トップ、弁公室
主任に抜擢(ばってき)された。

翌年、周氏は四川省党委書記に転出したが、郭氏は四川省党委副秘書長と
なった。秘書のように周氏の傍らで長年行動を共にし、周氏の秘密を最も
多く知る人物とされる。

昨年11月に発足した習近平政権は、全国規模で反腐敗キャンペーンを展
開。経済問題を理由に多くの副省長、次官級幹部を失脚させている。しか
し、そのほとんどは胡錦濤前国家主席や温家宝前首相の人脈につながる人
物だった。今回、習派と密接な関係にある江沢民グループに属している郭
氏が捜査対象になったのは、胡派による反撃との見方も出ている。

産経ニュース2013.6.24 19:21 



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ちゃんちゃら可笑しい
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     渡部 亮次郎

永野重雄という日本財界の四天王の一人は、実に激しくも気さくな人だっ
た。仕えた園田直が官房長官から外務大臣に転出したとき財界に園田後援
会を作ってくださり、毎月の懇親会に秘書官の私も加えるように気配りし
て下さった。

渡部君、ボクが会社(新日本製鉄会長)から常務会の決裁無しに持ちだせる
金額を知ってるかい?たった5万円だよ。これじゃ彼女の手当てにもりゃ
しない。と、終いには秘密を打ち明けるようになった。

なにしろ持った段位が得意の柔道や囲碁など交えて64段。武道の段位30段
の園田も真っ青の大物だった。広島で。裁判官を父とする10人きょうだい
の次男として育った。

その永野さんが財界の幹部を引き連れてモスクワのクレムリンに乗り込ん
だ。当時の日ソ経済協力推進のためである。昭和40年代のことだ。確か共
産党書記長のブレジネフと会談した。通訳はモスクワ駐在の日本大使館員。

「そんなこと、解決は簡単、朝飯前です」までは良かったが「ちゃんちゃ
ら可笑しい」の言葉でエリートは詰まってしまった。ちょっとした江戸弁
だが、若い人はもう余り使わなくなった言葉。

エリートは舞い上がった。だから永野さんが「そんなことをしたら、こち
とら、臍(へそ)で茶を沸かす」と言ったとき、意味が理解できないまま
直訳してしまった。

臍で茶をどうやって沸かすのか。堅物のブレジネフが真顔で聞いてきた。
往生したのは永野さん。「可笑しい」のたとえで言っただけなのに、通訳
が真意を知らぬまま直訳したから場が白けてしまった。「あの時は参た」
としみじみ述懐した。

永野さんは男兄弟6人中6人が東大、一人は東北大という優秀な兄弟。
「だがボクは殆どを柔道ですぎたね」。

いろいろな曲折を経た後、製鉄業界に入り、敗戦後、先輩たちがクビを並
べて公職追放になったため46歳の若さで日本製鉄の常務。そのご日本製鉄
は進駐軍により八幡製鉄と富士製鉄に分割されるが、のちに合併により新
日本製鉄として再出発、会長になった。

通訳はみな秀才だが、だからこそ世の中の酸い、甘いには通じていない人
が多い。勉強は出来るが、常識に欠ける人物は古今、東西を問わないので
は無いか。「海千山千」を知らない通訳に私自身、往生したのはワシント
ンでだった。


< 四字熟語辞典 >
 「海千山千」の意味
長い年月にさまざまな経験を積んで、世の中の裏も表も知り尽くしていて
悪賢いこと。また、そういうしたたかな人。▽「海に千年、山に千年」の
略。海に千年、山に千年棲すみついた蛇は竜になるという言い伝えら。



━━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━━


 ◎田中均氏、首相に反論 「記録つけないで交渉、あり得ない」
【産経ニュース】 2013.6.24 17:29

田中均・元外務審議官は24日、都内で講演し、安倍晋三首相が対北朝鮮交
渉の外交記録を保管していないとして自身を批判したことについて「記録
をつけないで交渉を北朝鮮でやるなんてことはあり得ない」と反論した。
「最初は記録なんて何もないとおっしゃっていた。今は記録が一部ない
(と言っている)。どっちなのか分からない」とも述べた。

平成14年に田中氏が拉致被害者を北朝鮮に返すべきだと主張したという点
に関しても否定。田中氏は北朝鮮に残された被害者の子供の帰国が遅れる
と指摘したとし、「私が(被害者の)永住帰国にネガティブ(消極的)だ
と取られたとすれば残念だ」と述べた。

首相が「外交を語る資格はない」と批判したことにも触れ、「言論の自由
を奪うことはないと思うし、引き続き外交について話をしていく」と語った。

〔情収録 − 坂元 誠〕



 ◎議会選挙で躍進した共産党。実はこういう政党です。

共産党が反対した理由

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1927.html

(情報収録:中山)



 ◎ツバメの巣の住人はスズメ 高畠町役場の北側軒下、“住宅難”で苦渋
の選択?

高畠町役場庁舎の北側軒下に所狭しと並ぶツバメの巣。東南アジアなどか
ら日本に渡ってくるツバメにとって春から初夏にかけては繁殖の季節だ
が、飛び交っているのは間借りのスズメばかり。野鳥の世界の“住宅事情”
とは―。

現在の庁舎は1968(昭和43)年の完成。元町職員で町営体育館・町武道館
長の安藤好さん(62)は「完成して何年後かにはツバメが営巣していた。
季節のあいさつでよく話題になった」と振り返る。一方、30代職員らは
「スズメしか見たことがない」という。

本紙で「やまがたの野鳥を聞く」を連載中の簗川堅治日本野鳥の会県支部
長(46)はイワツバメの巣と推測。「スズメは本来木の穴など隙間がある
場所で子育てをする。隙間のない近年の建物は適さず、スズメにとって
“住宅難”。ツバメの巣を横取りした可能性もある」と解説。ツバメは泥、
スズメはわらなどを使い営巣する。巣の材料が違ってもスズメにとっては
ほかに場所がなく、消極的選択の結果のようだ。

鳥の巣が多いと気になるのがふんの被害。使われている巣が半分程度と
あって来庁者は「気にならない」「巣に気付かなかった」。簗川支部長は
「特に問題がなければそのまま見守って」と話している。

山形新聞 6月24日(月)14時15分配信



 ◎中共の核武装を喜ぶ大江健三郎     高田純

 大江健三郎は、1967年のチャイナの核実験の成功について称賛し、キノ
コ雲を見守る

シナの研究者達の表情を「いかにも美しく感動的であった」と評してい
る。(「世界」1967)

2008年以来、筆者がチャイナの核の蛮行を国内外に告発してきたが、いま
だに大江氏は、

この人類的犯罪に対し沈黙している。 というより、彼は中共の未曽有の
核の蛮行の隠蔽に加担しているのだ。 

脱原発10万人集会の呼びかけ人となった大江氏は、チャイナの核実験を一
切批判しないのに、フランスの核実験を罵倒したのは有名な話である。

25歳の大江健三郎は、文化大革命の直前、毛沢東の大躍進運動が吹き荒れ
る最中の昭和35年(1960年)の夏、チャイナに渡った。

「その次に僕が北海道に行ったのは、中華人民共和国で過ごした過激な夏
の後の、秋のはじめで僕は網走周辺のギリヤク人とオロッコ人とに会いに
行ったのだった」と自ら述べている。

この大江氏の不可思議な行動の事実を 筆者は2011年、北海道生田原にあ
るオホーツク文学館で、何気なく読んだ本、「オホーツク文学の旅」の中
で発見した。 大江氏が脱原発闘争を展開する最中での、運命的発見だった。

チャイナ共産党から密命を受けたのか、帰国直後にアイヌ調査と称する工
作運動の一環で、大江氏は北海道オホーツクのアイヌ部落を訪れた、とし
か推理できない内容である。彼は民族分断工作を開始したのだった。

大江氏は、広島や沖縄でも、チャイナの核武装を容認する姿勢で、工作活
動を展開している。 彼の“反核”発言には嘘がある。 反米反日運動と呼
ぶのがふさわしい。

江戸時代に蝦夷地が松浦武四郎に北海道と命名される以前の、安土桃山時
代に、秀吉が蝦夷の人達と交流していた事実はある。 それは阿寒湖のア
イヌ資料館で見た。 

幕末には、北海道に攻めてくるロシア軍と、北方防衛で派遣された伊達藩
や津軽藩らはアイヌの人達とともに戦っている。対ロシア戦にが負けてい
たら、北海道はロシアに支配され、悲惨な事態になっていたはずだ。

大江氏ら、共産主義者らは、ロシアやチャイナと結託して、北海道での民
族分断工作をしているのである。

それは、沖縄県での民族分断工作と根が同じである。 

日本国内の反核運動は、全く信用できないのが現状である。

(札幌医科大学 放射線防護学教授・高田純)(情報収録・中山)


 ◎慰安婦も、日本では娘が一家の犠牲になるのがほとんどだったが、朝
鮮では 若妻が慰安婦に売られることが多かったという。 韓国人男性は
配偶者探しに東南アジアに行き、よくベトナム人女性と結婚したが、暴力
を振るわれて殺されたり、夜な夜な、夫だけでなく舅までもが夜の生活を
強要してベトナムにいる父親に助けを求め、父親が娘を取り戻しに韓国に
渡ったという事件すらあるそうだ。

だからベトナムやカンボジアでは韓国男性との結婚は制限されているという。

日本併合まで、女性が昼日中でも外に出ると拉致強姦され、子供を産まさ
れ、その子供は奴隷にされた、という文化風習のあった朝鮮。もちろん名
前のない女性もいっぱいいた。その中で妓生は、識字率も高く、お金の自
由もあるという唯一の「自立した女性」だったという。

朝鮮の神話は、神様が白頭山に降り、熊と虎の夫婦の、虎(夫)を追い出
し、熊と祭壇で交わって生まれた子供が、朝鮮の始祖だったというものら
しい。 ここですでに強姦! 


高岡氏より転送   

産経【外信コラム】2013.06.08
韓国悩ます“4大悪”とは? 朴政権が「根絶」公約に

 クイズ風にいえば、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は新政権の課題
として“4大社会悪根絶”を公約に挙げていますが、この4つとは何と何で
しょう?

よくニュースになる大統領側近など公職者の汚職? あるいは外国人観光
客が驚くタクシーやバスの乱暴運転? 料金の吹っかけ? 手抜き工事?
 いや、いや。正解は「学校暴力」「性暴力」「家庭暴力」「不良食品」
でした。

学校暴力とはイジメを含む学校内での生徒同士による暴力行為、性暴力は
セクハラをはじめ女性への性的暴力、家庭暴力は家庭内での夫の妻に対す
る暴力、そして不良食品とはニセ食品や違法添加物、賞味期限や原産地表
示のでたらめ、不衛生…。3つの「暴力」の後に突然、食品問題が出るの
で戸惑うが、女性大統領だけに生活直結ということで分からないでもない。

この「4大悪」を追放しようと国を挙げて取り組むというのだが、逆にい
えば韓国ではこの4つがそれほどひどいというわけだ。

このうち意外な感じは夫が妻を殴る家庭暴力だろうか。韓国の男は家庭で
奥さんをよく殴るということだ。韓国の男は日ごろウップンつまりストレ
スが多いせいだろうか。華麗な韓流スターのイメージの一方に垣間見える
韓国男性の隠された一面である。(黒田勝弘) (情報収録・中山)



 
━━━━━━━
反     響
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 1)2985号 平井 修一氏 私の「身辺雑記」(3)から

> ルール違反を怒る気持ちは分かるが、利用者を叱りつける、それも大
声で、というのは、いささかやりすぎではないか・・・老人はさらに二つ
の間違いを犯している。

ひとつは、「老人には何を言っても無駄」ということを学んでいないこ
と。ふたつ目は、「諦めが肝腎」ということ・・・世の中は思うようには
いかないのである・・・世の中の理不尽をああだこうだと思い、果ては悲
憤慷慨したところで何も変わりはしな
い。

全く以って同感である、一部の隙も無いほど同感ではあるが、一方でこの
整理係の老人の姿に対して大いなる同情及び共感とわずかばかりの憐憫を
持って見る自分がいる。

私はこのシルバー人材センター派遣の御仁と違わず同列であろう。老いた
という経験知・生活知では今まで知らなかった新しい事実は理解している
つもりでも真に理解することはもうムリなのだ。

「当にそうだ」と受忍しつつ、当メルマガを読んでいなければこの指摘に
も巡り会うことはなかったであろう、と平井氏に感謝いたした
い。

> この世のことは諦めて、いつもニコニコ顔の好々爺を目指すべきなのだ。

このメルマガを自分の舞台とさせていただくことで、以後の実生活はご指
導に従って生きてゆきたい。

> 「若い人には叱るのもご法度。親からも叱られたことがないんだか
ら・・・」と次女は言う。いやはや大変なご時世だ。こんなバカなことが
まかり通れば、やがて亡国になるのだろう。

歯科衛生士の娘とモンスター後輩のエピソード、これもまた小生の家族に
起こったことと瓜二つ、ただひとつ違うところは、歯科院長が大のギャル
好きで、何度辞められても、同じようなバカを再び採用するという悪循
環、バカはギャルだけではない・・・これも当に亡国の予兆である。

> 親も祖父母も愛情、忍耐、目配り、気配りを総動員してケアしている
が、困惑することの連続だ。

当方も似たような環境、今週からお世話になり始めた特別養護老人ホーム
の話をいずれ語らねばならない。(九州男)



 2)気安く「ノー・コメント」と言わないこと:前田 正晶

XX婦問題などのような我が国に対する諸外国の謂われなき、不条理、無
礼極まりない言動、侮辱に対する場合とか、謂われなき非難・批判・中傷
を浴びせられた際に、沈黙しているのは最悪の対抗手段なのである。

私がこのような場合の対策の重要な心得として指摘してきたことは「黙っ
ていては、反論しなければ、彼らはこちらが認めたか、降参した」と、相
手が見なしてしまうことなのである。理論的且つ冷静に反論し、論争を挑
めということだ。

何時の頃からだったか、自分に都合が悪い質問をされた人が(外国人のこ
ともあるが)「ノー・コメント」と答えるのが流行している。これは誤り
である。"No comment"をそのまま訳すと確かに「コメントしません」とな
る。そこで格好付けてカタカナ語で「ノーコメント」と言いたいのだろう。

だがしかし、英語ではこれが屡々「反論しません。認めます」と言ったの
と同じことになるのである。故に、我々同士ではそれでも良いかも知れな
いが、間違っても外国人に向かってそう言ってはならないのだ。

これを何度も同胞の方に指摘したことがあった。しかし、この種の言葉と
思考体系の違い(=文化の違い)を一度くらい言って聞かせても「へー、
変わったことを言うな」という程度の反応しかなかった。

これは外国人に対しては「以心伝心」は通じないので、黙っていないで、
対立を怖れずに「貴方は間違っている」と毅然として言える勇気(本当は
そんなものではなく軽い気持ちで言わねばならないのだが)を持たねばな
らないという意味なのだ。

この辺りが「対外的な交渉では論争と、言い争った結果で対立するかも知
れないなどとを怖れるな」に結びついていく。「沈黙は金」などは、我が
国以外の連中には通じないと認識して貰いたい。お国のためもあるだろう
し、自分自身を守るためにも言いたいこと、言うべきことは言わねばなら
ない。

当方はその世界に22年もいたので、「些細なことかも知れない件に対して
も、敏感(過敏に?)に反応する」と言われたものだった。そこで、未だ
に、何かと言えばアメリカ人の中にいた頃の闘争心が蘇るのだ。しかし、
流石にこの年齢に達しては、温和しく振る舞うよう努力しているのだが。




 3)6月24日第2987続続号の前田正晶氏の原子力問題関連です。

菅元総理等主として左翼の人々が論じる原子力発電廃止論を聞いておりま
すと、原子力発電所は事故を起こす可能性があると言いながら、ペルシャ
湾から原油を運ぶタンカーが通行するホルムズ海峡は、戦乱等には関係な
く常時安全に航行ができて、原油輸入には不安がなく、火力発電所や風力
発電機器は事故を起こすことなく、常に能力一杯の発電ができると、信じ
ているがごとき発言を繰り返していることです。(剛)



 4)「富士を見て登って見たいと思ったが又此の夏も登れそうもな
い。」(金井広『歌集岐部豪治』1973年)。富士山に登らなくても、
「三保の松原」近くの清水港発フェリーから見る 富士山、身延線の沼久
保駅から見る富士山は格別に美しいです。(まこと)



 5)私の「身辺雑記」(4):平井 修一

■6月24日(月)。土曜日からカミサンの具合が悪い。夕食後から発熱し、
胃痛が激しい。風邪のようだが、疲労が蓄積して体力が弱っていたのだろ
う。看護師長になった1月から出勤時間が早くなり、帰宅時間も遅くなっ
たし、それでも間に合わずに休日には自宅で仕事をすることも多くなった。

さらに長女が切迫早産のおそれがあり、孫息子を連れて2月からわが家で
養生し、5月に無事出産したから赤ん坊の世話も増えた。6月には故郷の奄
美での母親の長寿祝いにも駈けつけ、帰ってくると翌日には仕事につい
た。年初来、休みも思うようにとれず、そうした無理がたたったのだ。帰
郷の直前には勤務後に雨の中を通夜にも行っており、どうやらそれが引き
金になったようだ。

カミサンは今日も症状が治まらずに、さすがに仕事は休んで内科医へ行っ
たが、急性胃腸炎だそうで、帰宅後は寝ていた。こうなると家でカミサン
がやっていた孫の世話などは小生がやることになるから、ちょっと忙しく
なった。家族は持ちつ持たれつ、相互援助だからこなしていくしかない。
医者に行って整理券をもらったり、苦手な買い物に出かけたりで、せわし
なかった。

6時の夕食時にカミサンは寝ていたからそのままにしておいたが、そのた
めに夕食の片づけが終わったのは9時近くになった。朝の5時半から夜の9
時まで・・・家事は長丁場の仕事だ。小生も今朝から鼻水は出るし、腰の
あたりに疲労感があるが、早めに寝て体を休めないと風邪をひく。主夫が
風邪をひいて寝込むわけにはいかない。

■横浜の知人が長野に古民家を買ったのは5年ほど前で、旦那は主に長野で
田舎暮らし、奥さんは主に横浜で暮らすという生活をしていたが、最近、
64歳の旦那が病気になって横浜の病院へかかっているという。旦那は月1
回の通院の前後は横浜で過ごしているそうだが、病気になると田舎暮らし
はとても不便なようである。

老いれば誰だって病気になる。田舎にも病院はあるが、車で1時間とか2時
間はかかる。「元気な病人」なら自分で車を運転していくだろうが、やが
てはそうもいかなくなる。公共交通機関がないに等しいから、どこの田舎
でも通院は一苦労だろう。

奄美の義母にその辺の事情を聞くと、「徳洲会病院はバスで送迎してくれ
るので、それを利用している」という。そう言えば医療法人社団「徳洲
会」の創業者で理事長の徳田虎雄は奄美諸島の徳之島出身で、選挙の地盤
は奄美諸島だった。奄美はいわば彼のお膝元で、その縁で奄美にもいくつ
か病院を経営しているのだろう。

「田舎暮らしのすべて」というサイトにはこうあった。

<田舎暮らしで困る事に、医療の問題があります。都会でも小児科など特
定の分野で医師不足の問題が生じているようですが、田舎ではそんなもの
ではありません。当然のことながら、総合病院などあるはずもなく、ある
のは小さな個人病院だけのところがほとんどです。

風邪など日常的な病気やちょっとした怪我ならいいですが、それ以外は総
合病院のある町まで行かなければなりません。眼科や産婦人科など専門の
医者や、入院が必要な場合も遠くまで行かなくてはなりません。これから
田舎暮らしをしたいと思っている方で、高齢の人や持病がある人などは医
療機関の事をよく調べてからにした方がいいと思います。

ちなみに私の住んでいる田舎では、個人病院と歯科診療所があるだけで
す。総合病院や眼科などの専門病院までは車で1時間近くかかります。車
を持っている人はまだいいのですが、高齢者などはバスで通院するしかあ
りません。片道1時間20分、しかも1日6便しかありませんので、通院する
のも1日がかりになってしまいます。もちろんバス代もバカになりませ
ん。病院に払うお金よりもバス代のほうが高いかも・・・>

一時期、田舎暮らしはずいぶん話題になったが、今はほとんど聞かない。
吉幾三は「電話も無(ね)ェ、瓦斯も無ェ、バスは一日一度来る、薬屋
無ェ、映画も無ェ、たまに来るのは紙芝居、俺らこんな村いやだ、東京へ
出るだ」(俺ら東京さ行ぐだ)と歌って笑いをとったが、「病院も無ェ」
ところがいっぱいあるだろう。そんな現実が今は知れ渡ったのだろう、田
舎暮らしは話題にならない。「元気なうちの田舎暮らし」ということだ。
(2013/06/24)


 6)マスコミ論調とは:前田 正晶

24日昼に自社の番組に登場したTBSの龍崎政治部長は「50%以上もの棄権
者の中には反自民の有権者がいたのだろう。彼らは投票所に行かなかった
だけではないか。そして、参院選では反自民票が表に出てくるかも知れな
い」と語っていた。一寸聞けば如何にも尤もらしい論調だが、棄権した反
民主党の有権者はいなかったと言えるのだろうか。

畏メル友、尾形氏とその友人が指摘されたように、マスコミに中には「何
とかして安倍人気を貶めようというコンテストをやっているのか」という
風潮があるように見えるのは何故だろう。もしかして「自民・公明政権が
一人勝ちしないように、公平に野党の主張も採り上げて一党一派に偏しな
いよう努めているとでも言いたいのだろうか。

それはそれとして、私が何時も不思議に感じていることがある。それは彼
らは「出口調査の結果で当落を素早く判断して報道する」と言うが、選挙
権を得てから60年も経ってしまった現在まで、一度もその調査員とやらの
姿を見かけたことがないのは何故だろう。

彼らが投票所の中には入れないかも知れないが来てみれば解ることで、こ
こ新宿区でも何時選挙に行ってもそこには壮大な前期・後期高齢者大会の
如き雰囲気なのである。(我々よりも)若い世代が何故棄権するのかは夙
に論じられている。当落の速報も大事だろうが、選挙に行かなかっただろ
う世代の政治についての意見を聞き出して解りやすく解説して貰いたいと
考えている。

43%の投票率では新宿区では飽くまでも仮の計算で、約14万人が投票した
ことになる。高齢者が25%と仮定すれば8万2,500人見当だ。即ち、投票し
た人の約60%が高齢者だったとなる。何となく老いも若きも棄権していた
かの如きだ。これは都民だけの意識の問題だろうか。マスコミにはこの辺
りを更に追求して、その結果としてのご意見を伺いたいと思うのだが。




━━━━━━━
身 辺 雑 記 
━━━━━━━


かつて民主党政権を誕生させた無党派層が都議選にはこぞって棄権した。
だから民主党は惨敗下。無党派層は参院選にも棄権するだろうか。壮願っ
ているのは自公でしょう。私の考えでは無党派層は参院選にも行かない。


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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2013/06/26

    「明日になれば」より抜粋

     

                                  戸渡阿見(ととあみ)

     

     

                ゆっくり生きて

                じっくり練ろう

                いいものは そうでないとできない

     

                ゆっくり寝たら その後は

                気力に満ちた 仕事をしよう

     

                ただ徒に寝るのは  単なるぐうたらだ

                ゆっくり寝るのは  豊かな気力を養うためだ

                だがしかし・・・・・・・

     

                心が傷つき やる気が萎えたら

                とりあえず 意味なく寝るのもいいものだ

     

                明日になれば  自分も世界も

     

                変わっているかもしれない

  • 名無しさん2013/06/25

    面白い記事を見つけました。









    リンク先と記事の一部分を貼り付けますね☆









     NEWSポストセブン(2013年6月4日07時01分)より。











     「大正時代の45歳以上出産数は現代の21倍 50代出産も3648人」









     「晩婚化の進行により、「高齢出産」への不安が増大している。

    ・・・







     しかし、妊娠や出産に関する誤解を解き、正しい知識を身につければ、むやみに不安を抱く必要などないのだ。











     話題書『卵子老化の真実』(文春新書)の著者で、日本で唯一の出産専門ジャーナリストの河合蘭氏によれば、高齢出産は平成だけの話ではないという。











      1980年代以降、高齢出産が増加傾向にあるのは事実だが、その以前は今よりもはるかに高齢出産が多かったと河合氏はいう。









     「大正14年には、45歳以上の母親から生まれた子供は2万人近くいました。



    これは現在の21倍になります」







      さらには50代の母親から生まれた子供も、大正14年には3648人にのぼっていた。











     「高齢出産が多かったのは“産み止め”ができなかったというのが大きな理由です。



    その後、高度成長期に出産年齢が若返り、次に晩婚・晩産時代に移行するのは先進国に共通した現象。



    “妊婦は若いもの”というのは高度成長期の特殊な感覚なのです。



     今は再び昔に戻りつつあるといえますね」(河合氏)





    ・・・





    ※週刊ポスト2013年6月14日号」













    http://www.news-postseven.com/archives/20130604_191790.html















      なるほど。



      こういう説もあるのですね。



      

      高度成長期に女性の出産年齢が若返ったということ、“妊婦は若いもの”というのは高度成長期の特殊な感覚、ということは、私は存じませんでした〜。







      

      でも、私の周りの先輩女性達が4〜5年前から40代で初婚・40代で初産(その中には45歳で出産、しかも五体満足な子供!という方も。)した方がたくさんいるという実話。







      たくさんいる、というのは、5人という人数ではないということです。その後、その周りでもっと人数が増えていっています。







      45歳で出産なさった方の影響を周りの独身女性達が良い意味で受けて、「なんだ、あきらめなくて良いのか!」と思った様子で、次々に40代初産ばかり増えていっているのです。











      その方はダンスレッスンをずっと続けていたので、普通の女性よりも股関節を柔らかく保っていたのがポイント高いため、その周りの女性達もダンスレッスンを続け、股関節ストレッチに力を入れていました。







      だから、私の周りで超高齢出産(40代で自然に初産。不妊治療無し。)した方々は皆さん、ダンスレッスンを長く続けている方ばかりなのです。









      一般に女性の年齢が高くなると、どんどん体が硬くなってしまい、特に股関節がダンサー並みには開かず、せいぜい90度くらいまでになってしまうそうです。(90度じゃあ、ダンサーはできないです。)だから体がものすごく硬いあまり、出産時に股関節脱臼などの事故が起こってしまう高齢女性がたくさんいるそうです。←・・・脱臼なんて、コワいですね〜。それで帝王切開する場合が多いのですね。おそらく、脱臼も高齢出産は危険といわれている大きな理由なのでしょうね。







      反対に、高齢の女性ダンサーは気をつけて、毎日、股関節ストレッチを続けて180度開脚できるように保っています。









     (体が硬くなると、足だけでなく他の部分も全体に硬くなってしまい、肩も回らなくなってきて、四十肩になってしまうのではないでしょうか?



    ・・・ちなみに、ダンスレッスンを受け続けていると、腕、肩周り、背中から全部を柔らかく保って動かし続けるので、体全体の柔軟性を保てます。)









      体(特に股関節)を柔らかく保っているかどうかは、女性それぞれに大きく違いがあるため、そりゃ〜高齢出産がスルッと自然にできるかどうかも違いが大きいはずでしょう!!! これは考えたら当たり前ですね。





      本当に、高齢出産一つとっても、老化の進み具合にしても、人それぞれですね。







      90度しか開脚できない体が硬い高齢の方でも、正しい知識と方法でレッスンを受ければ、努力次第で柔軟になってくるだろうと思います。







      今はYouTubeでも股関節ストレッチについてプロの方の映像がたくさんあるので、無料で参考にできるから良い時代ですね!











      あとは、昔はよくあった話ですが、上の兄弟と10歳以上離れて母親が妊娠して子供が生まれたケースも多かったですよね。バースコントロールをしてなかったけれど、無事に下の子も五体満足で生まれている方々も多かったのです。









      今の世の中の風潮、周りの人たちが自分より年下の女性をつかまえて「早く産みなさい」と説教するのは、ちょっと大げさな余計なお世話ですね〜。



      あなた、それはホントに正しいんですか?という感じですね。









      

      私の周りの先輩方が5年前くらいから大勢、自然に40代で次々に初産し続けているのは、全員がダンスレッスンを受け続けていて股関節が柔らかい(180度近く開脚できる)ということが共通点なので、これは直観で、一番の成功の理由だという気がします。





      ・・・その中には股関節が硬い女性が一人もいないのです。









      それ以前にもっと大切なポイントは、あせったり心配しないことだと思いますヨ。









      やりたいことをやりたい年齢でやって、趣味のダンスレッスンで股関節を柔らかく保ち、40代で初婚で初産することも、進化した新しい生き方なのかな〜と、思いました。 

  • 名無しさん2013/06/25

    左翼はもうたくさん、大江健三郎は共産党の走狗です。高学歴左翼は始末が悪い。黒ラブ