政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針2977号   2013・6・14(金)

2013/06/14

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2977号
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        2013(平成25)年6月14 日(金)



                  尖閣騒擾はアメリカの責任:渡部亮次郎

                内閣不信任案 思考停止の民主:古澤 襄

                  安倍はネットで高転びに転ぶ:杉浦正章

                乃木大将の「みあとしたひて」:伊勢雅臣

                      「さようなら保8成長」:宮崎正弘

                     話 の 福 袋
                    反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第2977号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
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尖閣騒擾はアメリカの責任
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     渡部 亮次郎

ま尖閣諸島返還問題に関して1971年当時の繊維交渉が関わっていたとされる。

尖閣諸島は1972年の沖縄返還の際に日本へ返還されたが、尖閣諸島の日本
への返還に対しては台湾政府からの反発も大きく、米国政府内でも否定的
な意見が多かったとされる。

その意見の中には、「繊維交渉で日本に譲歩を促す際の交渉材料にするた
めにも、直ちに日本に返還すべきでない」というものもあったことが米国
政府の外交文書ふら明らかになっている。(ウイキいペデイア)

このことについて10日発売の月刊誌「文芸春秋」7月号は<スクープ ホワ
イトハウス極秘テープ発掘>「尖閣領有 アメリカは日本を裏切った」とす
る早稲田大学大学院客員教授 春名幹男さん執筆の記事を掲載した。たし
か元共同通信ワシントン支局長だった方である。

春名氏は冒頭、次のように指摘している。

「尖閣諸島の領有権をめぐる日中の対立、緊張は長期化し,一蝕即発の危
機も想定される事態が続いている。・・・中国が公船を派遣して挑発し続
けているのはなぜか。

その一因はアメリカ政府の態度にある。尖閣諸島が日本の施政権下にある
ことを認める一方で、同時に領有権争いが存在することも認め「当事者間
で解決すべき問題」との立場をとっているからだ。当に中国は、米国が領
有権争いの存在を認定しているからこそ、挑発を続け,尖閣諸島を奪い取
ろうとしちるのだ」。

春名教授は過去5年以上に亘って米国立公文書館などで、機密解除された
米外交文書、「キッシンジャー電話会話記録」など大量の文書を読み解いた
結果,これまで知らされていなかった真相を突き止めた。アメリカの”あ
いまい戦略“の根本は、沖縄返還の裏で展開された米国と台湾との交渉に
あったのである、としている。

当時、「米中接近」で権謀術数をめぐらしていたニクソン=キッシンジャー
外交は日本との沖縄返還協定の調印直前、台湾側の要求を容れ手「沖縄諸
島の施政権を日本に返還しても中華民国(台湾)の領有権の主張を侵すこと
はない」との政策をまとめていたのである。しかし、日本側にはきちんと
説明されないまま、現在に至っているのだそうだ。

当時、アメリカは沖縄返還問題と並んで「繊維交渉」をかかえていた。わ
れわれは日米間だけの問題だったと思ってしまうが、アメリカは実は台湾
とのあいだでも懸案になっていたのである。この問題はニクソン再選への
高いハードルになっていた。

こうした中で台湾はアメリカが沖縄を日本に返還しても尖閣列島を返還か
ら除外するなら「繊維交渉を受諾する、との挙に出た。沖縄返還協定調印
の直前だった。

これにはホワイトハウス内部でももめたが、結局、尖閣の帰属は日本、台
湾の交渉に任せるという形で沖縄返還問題は進んでいったが、台湾と日本
の話し合いは進行しないままで終わった。

アメリカは世界を驚愕させた「ニクソン訪中」を発表した1971年7月15日の6
日後、尖閣諸島の主権問題で日本に対して台湾と話し合うよう「説得」工作
を突然、中止した。

だから春名教授は言う。「そもそもアメリカは尖閣諸島の主権返還におい
て「当事国」であったはずだ。それが、日本側に十分な協議も説明もなく、
台湾との妥協を強引に進め、最後には台湾との交渉を日本に押し付けたこ
とになる。その“無責任”な対応がいま深刻なつけとして、東アジアに暗い
影をおとしているのだ。

このころ政治記者としてNHKにいた私は思い出す。「繊維交渉が解決しな
ければ佐藤栄作首相の悲願たる沖縄返還は絶対実現しない」。佐藤はニク
ソンに会うたび「善処」しますと約束しながら頼みの通産大臣大平正芳も
宮沢喜一も解決できず。

しまいにヤケをおこしたように嫌がる田中角栄に通産大臣を振ったとこ
ろ、角栄はあっという間に片付けた。大平や宮沢はことを外交問題と考え
て,かえって問題をこじらせたが、田中は国内問題と理解。補助金2000億
円でぴしゃり。

直後。佐藤は福田赳夫外務大臣と田中通産大臣を従えてニクソンにあい、
自分の後継者として福田を紹介するつもりだったがニクソンは会ったら角
栄ばかりを歓迎。そのまま田中政権の誕生につながった。

佐藤は「糸(繊維)で縄(沖縄)を買ったと揶揄されながらノーベル平和
賞を受賞。角福はともに晩年は不遇だった。2013・6・13



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内閣不信任案 思考停止の民主
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                古澤 襄

何をやっても”超低空飛行”から脱する見込みが薄い民主党内で安倍内閣不
信任決議案を提出するかどうか頭を悩ませているという。

出して”圧倒的な少数?”で否決されれば、東京都議選や参院選にマイナス
という声もある。党執行部は損得勘定を踏まえて最終判断を下すそう
な・・・。何をやっているのだろう。政権から滑り落ちて”思考停止”状況
に陥ったとしか思えない。

<今国会の会期末が26 日に迫る中、民主党は衆院に内閣不信任決議案を
提出するかどうか頭を悩ませている。7月に予定される参院選へ弾みにな
るのであれば、安倍政権との対決姿勢を示す上で良い機会にはなる。

しかし、可決の公算がない上、安倍晋三首相の政権運営に決定的な失点が
ないため、世論の反発を招くリスクを背負う。党執行部は損得勘定を踏ま
えて最終判断を下す。

会期末の不信任案提出はいまや国会の「風物詩」といえる。否決されれば
信任されたことになるが、対決色を強めるために、ときの野党は否決覚悟
でも提出することが多い。

ただ、14 日からは東京都議選(23 日投開票)に突入する。首相は英・北
アイルランドでの主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)に出席するた
め、15 日に日本を出発、20 日まで帰国しない。すでに与野党の国会での
攻防は盛り上がりに欠けている。

「首相はサミットの後にロンドンで講演するようだ。外遊はいいが国会を
ないがしろにしている。外面はいいが家庭を大事にしていない」

12 日の民主党代議士会で、高木義明国対委員長は首相批判を繰り広げ
た。しかし首相の外交日程をつぶすことは国益の観点からできない。とな
ると、帰国後に「見せ場」を作るしかないとなるはずだが、執行部は慎重だ。

不信任案提出の理由の中で政権の経済政策「アベノミクス」を批判すれ
ば、世論から景気の足を引っ張っているとみられかねない。

民主党がこだわる衆院定数削減に焦点を当てても、定数削減には他の野党
が反対している。内閣の責任とするのには無理があるし、野党共闘が不発
に終わるのは確実だ。参院選で選挙協力する選挙区は少なからずあり、不
信任案対応で野党間の足並みが乱れれば、選挙協力に水を差すことになり
かねない。

野党共闘という前提条件をクリアするには、全野党が要求している予算委
員会の集中審議に与党が応じようとしていないことを理由にするしかない。

ただ、それも都議選の結果次第といえる。「都議選で負ければ不信任案は
出しづらくなる」とは別の党幹部。輿石東参院議員会長は13日の記者会
見で「26日にはけじめをつけて終われるようにしたい」と語ったが、首
相を牽(けん)制(せい)したにすぎないとの見方は強い。(産経)>
                                                     (坂井広志)
2013.06.14 Friday name : kajikablog



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安倍はネットで高転びに転ぶ
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       杉浦 正章

 田中均批判にみる危険な陥穽 
 
孔子が君主の理想を「威ありて猛からず(いありてたけからず)」と述べ
ている。威厳はあるが、心の底に温情があって決して荒々しくはないのが
宰相のあるべき姿だというのである。残念ながら今回の首相・安倍晋三に
よる元外交官・田中均批判は、この教えに逆行する。

そればかりか、さらなる君主の条件とされる「諫(いさめ)めを拒み非を
飾る」に堕しそうになっている。忠告を拒み自分の非を弁護し、付和雷同
者だけを重要視する傾向である。

政権発足から半年が過ぎて、安倍は意外な“小人ぶり”を露呈してしまっ
た。最大の陥穽(かんせい)はネットの“素人”が、感情丸出しでこれを活
用しようとして失敗している点にある。このまま放置すると取り返しのつ
かないことになる。
 
今を盛りの国のトップが、一民間人である外交官の過去をえぐって非難す
るケースを初めて知った。しかも真っ向幹竹割りそのものの批判だ。

田中の毎日新聞のインタビューの急所を要約すれば「日本が極端な右傾化
をしているという声が聞こえる」「中韓に日本を攻撃する口実を与えてし
まっている」「日本が中韓との関係で孤立しているように映っており、そ
れは米国の国益にもそぐわないという認識が強い」「飯島さんの訪朝がス
タンドプレーだとは言わないが、そう見られてはいけない」「偏狭なショ
ナリズムによって動く国だというレッテルを貼られかねない状況が出てき
ている」の5点に尽きる。 
 
これに対して安倍は「彼に外交を語る資格はない」と断じたのだ。さらに
安倍は「田中氏は5人を北朝鮮の要求どおり、送り返すべきだと強く主張
した。田中氏の判断が通っていたら、拉致被害者や子どもたちは、いまだ
に北朝鮮に閉じ込められていたことだろう」と非難。加えて「外交官とし
て決定的判断ミスだと言える。そもそも彼は北朝鮮との交渉記録を一部残
していない。彼に外交を語る資格はない」と言い切った。

一連の書き込みは、小泉純一郎訪中以来の官房副長官・安倍とアジア大洋
州局長・田中の「相克」を明らかに引きずっている。田中と内閣官房参
与・谷内正太郎は同期であり、両者の「葛藤」も間違いなく絡んでいる。
「安倍と訪朝した飯島は田中が天敵」と自民党幹部が漏らしていることも
当たっているのだろう。
 
その安倍発言を分析すれば「外交を語る資格はない」は、外交官を断罪す
る言葉として究極の強烈さをもつ言葉であるが、それほどのことを言って
いるだろうか。田中の5発言はごく自然な表現であり、最近の官邸外交の
特徴をよく捉えている。

むしろ発言を寛容に受け止めて、是正すべきは是正する度量が必要な発言
でさえある。安倍・田中の“相克”を知らない者は唐突なる批判にあ然とす
るだろう。

拉致被害者を「送り返すべきだ」と田中が進言したことも、首相・小泉は
採用せず5人の被害者を留め置いた。政治家が最終判断に至るまでに官僚
は様々な選択肢を提示すべきであり、田中は当然の義務を果たしただけで
はないだろうか。

さらに安倍発言の致命的な部分は「そもそも彼は北朝鮮との交渉記録を一
部残していない」という部分だ。これは北朝鮮や中国のスパイが欣喜雀躍
(きんきじゃくやく)して報告する部分だ。なぜなら安倍が飯島訪朝に先
立って懸命になって交渉記録を探させたことを物語るからだ。
 
このような安倍発言の露出はどうして生じたかを分析する必要がある。ま
ず第一に安倍は就任以来三日しか完全休養を取っておらず、誰が見ても
ワーカホリック(働き中毒)的な異常性を帯びている点だ。これが自らの
いら立ちを高め、多少の批判にこらえ性のない反応を示す。

安倍は9日にもフェイスブックで「聴衆の中に左翼の人達が入って来てい
て、マイクと太鼓で憎しみを込めてがなって一生懸命演説妨害してまし
た」と書き込んだ。

慌てて翌朝になって消してしまったが、野党の批判を浴びた。これと酷似
したのが今回の田中批判だ。酒に酔って深夜ウエブに書き込みをすると、
勢い余って書きすぎることは誰にもあることだが、安倍にもその可能性が
あるのではないかと推測される。

いずれの発言も安倍への支持が強い「ネトウヨ(ネット右翼)」を意識し
たものであろうが、逆にネットではいい餌食にされてしまっていることを
知らない。ざっと見て8対2で批判の方が多い。書き込みは明らかに野党
の職員や政治家が行っているとみられるケースもある。

自民党も官邸もこの安倍の夜中の書き込みを放置しておくとほぼ100%
の確立で高転びに転ぶと思っていた方がよい。国のトップのネットへの書
き込みは、新しい情報伝達の手段として重要であり継続はすべきだ。

しかし首相という国のトップが1人で側近の精査もなく、生の言葉を書き
込むことほど危険なことはない。パソコン通信時代からの「ウエブお宅」
の筆者が言うのだから間違いない。

最後に同じ田中でも田中角栄が首相対官僚のあるべき姿として述べている
発言を紹介する。安倍は拳拳服膺(けんけんふくよう)せよ。「日本の官
僚は優秀だ。こちらのほうに官僚を説得させるだけの能力があるか否か。
次に、仕事の話にこちらの野心、私心というものがないか否か。

もう一つは、官僚が納得するまで、徹底的な議論をやる勇気と努力、能力
があるか否かだ。これが出来る政治家なら、官僚たちは理解し、ついてき
てくれる」。

   (政治評論家)<2013年06月14日>


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乃木大将の「みあとしたひて」
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        伊勢 雅臣

明治天皇に殉死した乃木大将は、その後も多くの人々の心の中に生き続けた。

■1.「空前の葬式」

明治45(1912)年9月18日午後、明治天皇に殉死した乃木大将夫妻の棺を見
送るべく、乃木邸から青山斎場までの沿道に数十万人の人々が立錐の余地
なく立ち並んだ。明治・大正・昭和最大の言論人・徳富蘇峰は、これを
「空前の葬式」と評した。

<しかりといえど記者が空前というは、知名の会葬者の多きがためにあら
ず、無名の参集者の多かりし事なり。・・・

彼等の中にはいわゆる見物人もありしならん。されど乃木大将が平生平民
の友たり、弱者の友たり、窮者の友たり、失望者の友たり。自ら処(お)
る薄くして厚く公に奉じたる丹誠(赤誠の意)は、期せずして挙天下の人
心に感応し、遂にかくの如き群衆を見いだしたりき。>[1,p282]

葬列の中には、乃木が院長を務めた学習院生徒がいた。当初は生徒の葬列
参加は予定されていなかったが、生徒たちの猛烈な抗議によって、これが
実現した。[a]

東京巣鴨の廃兵院でも、廃兵たちは会葬を強く希望した。日露戦争で手足
をなくすなど不具となった元兵士たちを、乃木は月1、2回は訪れ、各部
屋ごとに慰問して回っていた。いつも菓子や果物などの手土産を欠かさな
かったが、時折、皇室から御下賜の品をいただくと、乃木は真っ先にここ
に届けた。

廃兵院では、歩行のできる者は葬列に加え、不自由な者は式場に先着せし
め、重患者のみ、やむを得ず院内に残した。

乃木の棺は砲車に乗せられ、そのそばには生前親しかった陸海軍軍人たち
がつき従ったが、その葬列にはこれらの学習院生徒や体の不自由な廃兵た
ちも加わっていたのである。

■2.乃木はかくの如き人であった

数十万の会葬者の中には、乃木の人柄に惹かれていた民衆も多かっただろ
う。乃木には多額の俸給があったが、生活を質素にして、その大半を戦死
者遺族への弔問や、旧部下貧窮者の生活費、傷病者の医療費に充てていた。

ある時、人力車に乗ったら、その車夫が同じ長屋に住んでいる少年と母の
ことを話してくれた。父は旅順で戦死し、母は長患いで寝たきりで、少年
は新聞配達などをして母の面倒を見ているという評判の孝行息子だという。

乃木はその日の夜、すぐにその少年の家を訪ねた。ちょうど借金取りの男
が来ており、大声をあげて督促中だった。母はもう少し待ってくれるよう
泣き声で懇願し、少年はおろおろしていた。乃木はその場で借金を払って
やった。畳に額をすりつけ、嬉し泣きをしながら礼を言う母子に、こう
言った。

「いや礼を言われるに及ばん。あなたの病気をお見舞いし、松樹山に名誉
の戦死をなされた本多上等兵の位牌に線香を上げ、また倅さ(せがれ)さ
んの心労を慰めんために参った。私は乃木希典じゃ」。

そして「仏前に」と20円を母親に渡し、別に5円を「孝行しなさい」と
言って少年に渡した。それから乃木は生ける者に言うがごとく、戦死した
本多上等兵の功績を賞して仏壇に手を合わせた。親子は唯々涙にくれた。

また、ある時は私用で長野に行った際に、当地の人々に見つかってしま
い、長野師範学校で講演をさせられる事になった。校長は講堂で全員に乃
木を紹介し、その勲功をたたえた後、乃木に登壇を促した。

ところが、いかに勧められても乃木は演壇に登ろうとしない。校長ちょっ
とでもと懇願したので、やむなく乃木はその場に立ったまま「諸君、私は
諸君の兄弟を多く殺した乃木であります」と一言いったまま頭を垂れた。
やがて頬に涙が流れ、ついにハンカチをもって面をぬぐい、嗚咽した。

長野県出身の多くの兵士が乃木の部下として旅順と奉天で亡くなってい
る。師範学校に学ぶ生徒のなかには、兄を亡くした弟も多かったであろ
う。満場の生徒、教師もみな涙した。

乃木はかくの如き人であった。こうした乃木の人柄に直接、間接にふれた
名もなき人々が自然に集まって、かつてない「空前の葬式」になったのも
当然であろう。

■3.「やがて乃木の一命を捧げる時があろう」

乃木は、機会ある毎に戦死者の墓を詣でては、その冥福を祈り、遺族を訪
ねて慰めたが、常にこう語っていた。

「畢竟(ひっきょう)あなた方の師弟はこの乃木が殺したようなものであ
る。腹を切っていいわけをせねばならぬのであるが、今は時機でない。や
がて乃木の一命を捧げる時があろう。そのときはあなた方に対して乃木が
大罪を謝する時である」。[1,p272]

 [b]で述べたように、日露戦争の勝利は、乃木軍の働きなくしては考え
られなかったであるが、乃木はその戦功については何一つ語らず、多くの
部下を亡くしたことだけを心苦しく思っていた。

明治天皇から「おまえは2人の子供を(JOG注: 日露戦争で)失って寂し
いだろうから、その代り沢山の子供を授けよう」との温かいお言葉で、学
習院長に任命され、後の昭和天皇を含む3人の皇孫殿下の養育を託された。

乃木は5年の間、この最後のご奉公に励んでいたのだが、天皇の崩御でそ
の役目も一段落したと考えたのであろう。乃木にとっては、まさに待ちに
待った「大罪を謝する時」を迎えたのである。

■4.「このことのために必ず死ぬから、その時は許してくれ」

もう一つ、乃木が心中に秘めていた「大罪」があった。それより35年も前
の西南戦争で、部下の過失により薩軍に連隊旗を奪われた事である。連隊
旗は直接、明治天皇から下賜されたものであり、それを敵に奪われた事は
武人として、これ以上の恥辱はなかった。

乃木は後に待罪書を提出したが、乃木軍の奮戦なくして官軍の勝利はな
かったとして無罪とされ、逆に第一連隊長に昇進させられた。

しかし、お上のお情けにすがって罪を逃れることはできないと、乃木はあ
る夜、ひそかに自決しようとした。乃木の親友、児玉源太郎はかねてこん
な事があろうと、隣室で監視していて、乃木がまさに刃を腹に突き立てよ
うとした瞬間、部屋に飛び込んで、乃木の右手を押さえた。

物音を聞きつけた西島助義中尉も駆け込んで、二人して乃木をおさえつ
け、刀を取り上げた。児玉は、切腹しても軍旗紛失の責任は済まない、と
乃木に説き、「過失(あやまち)を償うだけの働きをしてから死んでも遅
くはあるまい、それが真の武士道だ」と説いた。

筋道を通した児玉の言葉は、一言一句、乃木の肺腑(はいふ)を衝(つ)
いた。乃木は言った。「今は死なぬがしかし一度は死ぬ。このことのため
に必ず死ぬから、その時は許してくれ。」

児玉は「それは良い覚悟じゃ」として、「その時が来るまでは貴様の生命
はおれが預かっておく」と答え、この事は西島と3人だけの秘密とした。

乃木と児玉はともに日露戦争を戦い、勝利をもたらした。児玉は日露戦争
で生命を燃やし尽くしたように、戦争終結の翌年に亡くなっていた。乃木
にとっては、生命を預けていた児玉がなくなり、「このこと(連隊旗紛
失)のために必ず死ぬ」という覚悟を果たせる日が来ていたのである。

この一件は、三十数年も3人の間で秘密とされていたが、児玉と乃木が亡
くなった後に、西島陸軍中将が、「もはや秘すべきことにあらず」とし
て、事情を打ち明けた次第である。

■5.みあとしたひて我は行くなり

こうしてかねてから覚悟していた自決をようやく遂げた乃木であったが、
明治天皇への殉死という形でそれを行った心境は、次の二首の辞世から窺
える。

 神あがりあがりましぬる大君のみあとはるかにをろが(拝)みまつる
 うつし世を神去りましし大君のみあとしたひて我はゆくなり

「みあと」という言葉が両首に共通して用いられている。乃木にとっての
明治天皇は、君臣の別を超えて、その「みあと」を敬慕すべき御存在だった。

たとえば降将ステッセルとの会見では、明治天皇から「武士の名誉を保た
しむべき」との聖旨を受けて、敵将軍が勲章をつけ帯剣することを許し
た。乃木の降将への仁愛と礼節にあふれた態度は、世界を感銘させた
[b]。敵に対する思いやりは、武士道の説くところである。明治天皇は
次のような御製を詠まれている。[c]

国のためあだ(仇)なす仇はくだくともいつくしむべき事な忘れそ
(忘れてはならない)

この大御心に応ずるかのように、乃木は次の歌を詠んでいる。

射向(いむ)かひし敵(かたき)もけふは大君のめぐみの露に(うる)ほ
ひにけり

民への思いも同様である。冒頭に紹介した乃木の廃兵たちへの思いやり
は、まさに次の御製の心情と同じである。

いたでおひてたたれずなりしつはものをやしなふ道におこたるなゆめ
(戦傷を負って立てなくなった兵たちを養う道に怠るな、決して)

明治天皇は若かりし頃、武士道の体現者と言うべき山岡鉄舟に鍛えられた
[d]。武士道精神において、明治天皇と乃木の心は深い所でつながってい
た、と言えよう。

その明治天皇が神去られた今、その「みあと」を慕って「我はゆくなり」
と言ったのは、気負いも何もない、「さあ、お供させていただこう」とい
うほどのごく自然な心持ちだったと思われる。

先立たれた明治天皇も、あの世でお会いしたら、苦笑しながら「仕方のな
い奴だ」とでも言われてお許し下されよう、と乃木は思っていたのかも知
れない。

■6.外国人の感動

英文の名著『武士道』を著して、欧米人に武士道精神を説いた新渡戸稲造
[d]は、晩年の乃木とも親しく接した。新渡戸は乃木の殉死について、こ
う述べている。[1,p278}

「平生欽仰(きんぎょう、尊敬し敬慕すること)措(お)くなき乃木大将
の見事なる最後は、私をしてさらに新たにこの『武士道』精神を味わしめ
るに充分であった。・・・

しかるにここに外国人でありながら、日本人なる私よりも余計に深く感動
し、大将の殉死を絶対に賛美している人物がいる。それは米国大使館の某
陸軍少将であるが、ある夜彼は粛然たる態度で、

「尊敬すべき乃木大将の一生は、その始めより終わりまで日本軍人の亀鑑
(きかん)とするに足るものである。否ひとり日本軍人の亀鑑とするのみ
にとどまらず、自分達外国人が取って以て模範とするに余りある」

と聞いたのであるが、しかもその相手となっていた人は日本人でなくし
て、純然たる米国の同胞中の一人であったのである。これをもって見る
も、今回の大将の死があまねく世界の人々にまでいかに深く感動を与えた
かを語るの証拠となるのではないか。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「空前の葬式」と述べた徳富蘇峰も、外国人の会葬者について、こう語っ
ている。

__________
 記者の前に立ちし外国婦人の如きは、その目睫(まぶた)の赤くなるま
で泣きたりき。彼女は何故に泣きたるか。人情あに東西に相違あらんや。
[1,p283]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■7.「ほとんど自然の進退とするほかはない」

 また「ロンドン・タイムズ」「ニューヨークタイムズ」その他欧米各国
の新聞が乃木の殉死を大々的に報じたが、一般の欧米人が殉死という形式
を理解しかねる様子を見て、アメリカ人記者スタンレー・ウォシュバンが
一気に書き上げたのが、『乃木大将と日本人』であった。

 ウォシュバンは「シカゴ・ニュース」の記者として、第3軍に従軍、乃
木の謦咳に接して「ファーザー・ノギ」とまで慕った人物である。殉死と
いう行為を疑問視する欧米人にウォシュバンは言う。

「乃木大将を知って、いささか将軍の理想を解し、先帝(明治天皇)に対
する崇拝の赤心(まごころ)を解するものよりみれば、何ら怪しむべきこ
とに非(あら)ず、ほとんど自然の進退とするほかはない」。

日露戦争中に、乃木の古武士らしき人格に触れ、かつ明治天皇への忠節ぶ
りを目のあたりにしていたウォシュバンには、乃木の天皇のみあとを慕っ
て行く様は「自然の進退」としか見えなかったのである。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」とは、『葉隠』の一節である。良く
死ぬためには、まず良く生きなければならない。連隊旗紛失と日露戦争で
多大な死傷者を出したという二つの「大罪」に対して常に死を覚悟しなが
ら生きてきた乃木の一生は、この言葉の真の意味を明らかにしているようだ。

殉死してから後の乃木は、ますます多くの人々の心の中に生き続け、武士
としての生き方を示し続けたのである。


■リンク■

a. JOG(792)  国史百景(4) 昭和天皇をお育てした乃木大将
 昭和天皇:「私の人格形成に最も影響のあったのは乃木希典学習院長で
あった」
http://blog.jog-net.jp/201303/article_8.html

b.. JOG(783) 水師営の会見 〜 乃木将軍とステッセル将軍
 敵将に対する仁愛と礼節にあふれた武士道精神は世界に感銘を与えた。
http://blog.jog-net.jp/201301/article_5.html

c. JOG(048) 「公」と「私」と
 私情を吐露しつつ公の為に立上がった日露戦争当時の国民
http://www2s.biglobe.ne.jp/%257Enippon/jogbd_h10_2/jog048.html

d. JOG(288) 新渡戸稲造 〜 太平洋の架け橋
 武士道と聖書とに立脚して、新渡戸稲造は日米両国の架け橋たらんと志
した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/%257enippon/jogbd_h15/jog288.html

c. JOG(218) Father Nogi
 アメリカ人青年は"Father Nogi"と父のごとくに慕っていた乃木大将を
いかに描いたか?http://www2s.biglobe.ne.jp/%257enippon/jogbd_h13
/jog218.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 岡田幹彦『乃木希典―高貴なる明治』★★★★、展転社、H13
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4886561861/japanontheg01-22/



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「さようなら保8成長」
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年6月14日(金曜日)
        通巻第3964号 
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 「さようなら保8成長」とゴールドマンサックス
  中国経済、次の7年間は5/7 %成長の下降期に突入するだろう
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 ゴールドマンサックスの中国経済分析予測のストラテジストであるジ
ミー・ハーが予測した。「中国経済は8%成長が難しくなり、ことしは
6%、向こう7年間の平均は5・7%になるだろう」。

3月の全人代で温家宝(前首相)が述べたのは「ことしの経済成長目標は
7・5 %」だった。

しかしGDPの47%が不動産投資という異形な構造のなか、すでに輸出
赤字転落、大型の財政出動は不可能、金融政策は目一杯出し尽くした。こ
ういう境遇のなかでは、次ぎに期待するのはたいそう難しい。

「さようなら保八だ」とハーは続けて言った。「保八」は成長率8%死守
のスローガンである。中国は8%成長を割り込むと、失業者が1%につき
500万人増えるという図式があり、げんに大学新卒予定700万学生の33%し
か就職先が内定していない。中国の卒業時期は7月である。

しかしこうした米国証券系の予測はまだまだ甘く「現在の中国経済は、60
年代のソ連と構造が酷似してきた。毛沢東の大躍進のパターンと比較する
必要がある」と北京大学のミカエル・ペティト教授は発言している
(ウォールストリートジャーナル、6月14日)

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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー 
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倉山満『嘘だらけの日中近現代史』(扶桑社新書)
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まだその番組を一度も見たことがないが「そこまで言って委員会」という
テレビ討論があるそうだ。その番組名を拝借して本書を論ずるとすれば、
まさに同委員会だ。

中国を正規の「近代国家」と誤解するから日本の中国論はすべて誤るの
だ、と結論もはっきりしていて、あまりにあっさりと中国の本質を語られ
てしまうと、これで良いのかナと不思議がる読者もでてくるのではないか。

なるほど、ソコマデイッテイインカイ。

どぎつい批判は、たとえば下記のようである。

孫文が「アジアの大義」を説いた「革命家」という伝説があるが、これは
大嘘だと、倉山満氏はばっさり切り捨てて言う。

「日米ソといった大国を天秤に掛けながら、カネをせびり嘘をつき、裏切
り、ということの連続です。最晩年の孫文はコミンテルンと手を結びなが
ら、神戸の女子学生の前で『アジア主義演説』をしているくらいですか
ら、褒めるならばマキャベリスト、はっきり言えばインチキ革命家といっ
たところ」

嘘を百回くりかえせば真実になるとヒトラーは言い残したらしいが、中国
は三回で良い。南京大虐殺、従軍慰安婦、731,平頂山事件などなど。こ
れらを単純化したスローガンで反復し、無知蒙昧な大衆に嘘を吹き込むこ
とも戦争の一手段、とりわけ中国が重視してきた宣伝戦の一環なのである。

中国の歴史の美化された部分の大嘘を、こうやって次々と切りながら本質
を暴露してゆく一種歴史教室的手法は新鮮である。

なお、倉山氏は日刊スパの上念司氏との対談の中で「この本を、すべての
日本人、そしてマイケル・グリーン(日本に対し対アジア政策において穏
健な立場を取るよう提言している米政治学者)に日本語で歴史書を読んで
もらいたいという思いで書きました」と執筆動機を語っている。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1)「自衛隊は国防軍 その慣用呼称は国軍にせよ」 

昨年12月に発足した第2次安倍内閣は、かねてからの自民党の憲法改正構
想の一環として、自衛隊を、国防軍に改称する案を鮮明に打ち出した。と
ころが、遺憾な事に、有識者や文化人はもとより、自民党憲法改正推進委
員会の内部にも、「永年にわたり、定着して来た自衛という呼び方を受け
入れた自衛軍で良い」という軍事原則を弁えない、安易な意見が、いまだ
に存在する。

世間の有識者、文化人、軍事評論家の見方も真剣味に欠ける。「自衛隊の
英語訳のセルフを除き、日本語の方は、そのままで良い」、「取敢えず、
自衛軍にして、次に国防軍にする方が角が立たない」など唯の感情論が存
在する。
              
これに対し、拙論は、軍隊の呼称を定める軍事原則、その国際社会の傾向
及び自衛隊という呼称の出来た背景と自衛の意味を明らかにし、国防軍と
いう呼称の妥当性を主張するものである。

◆国軍、国防は古代中国の歴史書に始り、明治期のメデイアに登場

国軍、国防という用語は、日本の発想でなく、その由来は、古代中国に遡
る。すなわち、後漢滅亡から200年後の南方朝時代における宋が出した、
「後漢書 孔融伝」に「国防」、7世紀の唐の時代に200年前の北朝の歴
史を綴った、「北史 王魏伝」に、「国軍」という表現が出ている。国軍
は、現代で言えば、地方の権力者の私兵や山賊とは異なる、天子が統べる
国家の正統な軍事組織を指していた。

明治10年(1839)の外国事情書に「国軍」、明治23年(1890)の東京日日
新聞に「国防」、明治31年(1898)の風俗画報178号に、「国防軍」とい
う用語が登場した。以上の根拠の解明は、漢和辞典及び大日本国語辞典に
よる。 
   
◆「国軍」、「国防」の定義を大正期の兵語辞典が明記

大正10年(1911)に発行された、『大日本兵語辞典:原田政右衛門著』
に、軍事一般用語として、「国軍」及び、一般用語、制度の双方の用語と
しての「国防」の定義が載っている。以下は、原文である。      
             
★「国軍(こくぐん):国家を防衛する見地より建て設けられたる軍隊、
陸海軍」 

★「国防(こくばう):外敵の侵入を防ぎ自国の安寧を保護するに必要な
る兵備を平時より施設すること。但し、止まって、敵の侵入を待たんより
も戦ひに際しては、我より先んじて敵を攻め破り敵国に作戦することが最
も完全なる国家の防衛策なりと知るべし」              
     
「国軍」は、国防に任ずる軍隊で、国防軍と同義語であり、先に触れたと
おり、大正期に兵語辞典が出る前の明治期に軍事一般用語になっていた。
 昭和3年(1928)に制定された、『歩兵操典』には、「かくかくたる伝
統を有する国軍は、いよいよ忠君愛国の精神を高揚し」という一文が載っ
ている。

大正期の兵語辞典に載る、「国防」の定義、すなわち国軍の役割は、現在
も有効な軍事原則である。それは、2013年に、政府・与党が打ち出した、
「自衛隊」の「国防軍」への改称・改編及び「専守防御」の見直しのため
の有力な考慮事項になる。 

要するに、国軍、国防軍が防御専一のただの守備隊では、国家の生存に関
わる重大な脅威を破砕する事ができない。現に、我が国と同じ中小先進国
である中華民国(台湾)は境外決戦構想及びイスラエルは前方防御縦深戦
略を採っている。

今、一部で取り沙汰されている、「自衛隊」の「自衛軍」への改称案は、
消極的思考を助長するだけで、国民の国防意識の高揚には結び付かない。
(細部、後述)

◆旧軍の正式呼称は格調高い帝国陸海軍

幕末・維新の頃、我が国の指導者は、フランス及びドイツの陸軍、オラン
ダ及び英国の海軍から学び、藩幕体制下の武装組織を近代軍に刷新した。
この頃に、西欧から多くの軍事用語を流入したが、先に触れた「国軍」も
その一つである。
  
明治建軍期から第2次大戦までの旧軍は、「大日本帝国陸軍」及び、「大
日本帝国海軍」(略称、「帝国陸海軍」)と格調高く、誇り高い正式呼称
を有していた。一方、「国軍」、「国防軍」は、軍事一般用語であった。

先述の「大日本帝国陸軍・海軍」は、明治期に中央軍事機構、参謀制度を
伝えたドイツの軍隊の呼称、“Kaiserliche Armee"(帝国軍)及び戦術技
術、初級士官教育制度をもたらした、フランス軍の呼称、“Armees
Francaises"にあやかったようである。

昭和期における戦争指導の主役であった軍部は、逆賊を平定した神武天皇
の故知にあやかり、天皇統率下の帝国陸海軍の聖戦を遂行する軍隊として
の権威を高める、「皇軍」という呼称を軍民に普及するに努めた。  
     
◆“Armed Forces”(国軍)、“Defence Forces”(国防軍)の由来

多くの現代各国軍の英訳呼称、“Armed Forces" は、1970年代以降の
米国防総省用語辞典では、「国家又は国家群が固有する軍隊」と簡明に定
義する。      2 

ちなみに、この用語は、1707年の、イングランド及びスコットランドの合
併に伴い新設された、“Armed Forces of the Kingdom of Great Britain"
に始る。 

“United States Armed Forces" という現代米軍の呼称は、第2次大戦後
における国防総省の創設始め3軍統合の一環として登場した。したがっ
て、戦前、戦中の米国の軍隊は、陸軍及び海軍と呼ばれており、1776年制
定の憲法第2条第3節は、「大統領は米国陸軍及び海軍の総司令官」と明
記する。

“Defence Forces" という呼称は、1913年に、アイルランドが創設した国
防軍、“The Irish Defence Forces" に始る。現在、“Defence Forces" と
呼ばれる軍隊は、20世紀後半に建国されたイスラエルなどの中小国に多
い。現在、各国の軍隊は、対外的に存在を表明する場合、国際語である英
語に換えた呼称を用いる。

2013年時点における世界各国を見るに、“Armed Forces" は70コ国軍に対
し、“Defense Force"は29コ国軍、これらに類別できず、軍(Militaryな
ど)と呼ばれるのは62コ国軍、それ以外に、ドイツ連邦軍、人民解放軍な
ど独特の呼称を持つものが幾つか存在する。なお、日本と同様に漢語圏に
入る中華民国(台湾)では、軍隊を「中華民国軍」と公称し、「国軍」と
略称している。 
                       
一方、“Self-Defense Forces"は、何と日本だけである。また、“self-
defense" は国防とは似ても似つかない別の意味(後述)に解釈される。
今後、我が国の軍隊の呼称は、英語に直した場合にも、軍事原則と国際社
会の基準に照らし、合理的で恥ずかしくない表現にすべきである。  
                           
◆警察予備隊と保安隊の通称は新国軍、自衛隊は当局の誤訳

1950年秋、政府は、占領軍の指令に応え、朝鮮戦争勃発に伴う、米軍主力
出動後の国内治安力強化のため、警察予備隊、“The National Police
Reserve"を創設した。 

次いで、1952年10月になると、米国の意図する再軍備の布石として、警察
予備隊は、保安隊、“The National Safety Force"と改称し、米国提供の
兵器と人員の増加により、戦力が逐次、強化される方向を辿っていた。
              
当時は、近い将来に憲法改正に伴う再軍備も確実という国内の雰囲気から
部隊の中では、新国軍という通称が流行し、隊歌の歌詞にも登場した。実
のところ、当時の隊員は国軍ないし国防軍の実現を期待していたのである。

1953年9月、吉田茂総理始め政界首脳部は、現行憲法も認めると解釈され
る自衛力の増強のため、保安隊を自衛隊に改めて直接侵略に対処する方針
を明らかにし、その1年後の1954年7月に保安庁が防衛庁になり、陸海空
自衛隊が発足した。 
   
この頃に、官僚作業により、自衛隊が、“Japan Self-Defense Forces"と
誤訳されて現在に至っている。思うに、当時、自衛隊を、“Japan Defense
Forces" と訳して置けば、理に適っていた。

◆「国防軍」(Japan Defense Forces) と改称すべき自衛隊

冒頭で触れたとおり、以前から、「自衛隊の隊を、取り敢えず軍に換え、
自衛軍にせよ」という論拠に乏しい主張を政官界、学会や文化人、知識人
が上げて来た。

然るに、「国防軍」こそ、軍事の原理原則に適う選択であり、このため、
国際基準に基く英訳呼称は、“Japan Defense Forces" となる。国際社会
では、南アフリカだけが、“National Defense Forces"という呼称を用い
るが、Nationalをなくして、簡潔な表現にする方が望ましい。

米国防総省用語辞典(2009) による「自衛」の定義は、次のとおりであ
り、戦術用語に他ならない。                    

『自衛(self defense): 指揮官が、隷下部隊及び近傍の友軍部隊に及ぼ
す敵性行動又は、その企図を防ぐために必要な、すべての行為(action)
である。』  

もともと、自衛は、自衛警戒、自衛戦闘のように部隊の人員、装備、施設
を防護する手段であり、国家戦略、国防、作戦行動とは別次元の分野に属
する。ちなみに、平素、各駐屯地・基地の門前に立つ歩哨及び外柵の巡察
は代表的な自衛手段である。

1978年当時、栗栖弘臣元統幕議長は、「外遊時に複数の外国の武官から、
『貴国の軍隊は自分を守るだけで国を守らないのか?』と詰問され、立つ
瀬がなかった」と述懐されていた。

自民党主導の政界では自衛隊合憲論が半世紀以上も横行し、今、漸く国防
軍構想が日の目を見たのである。                  
              
 (高井三郎、軍事評論家、元陸上自衛隊教官 退役一等陸佐)


  ♪
(読者の声2)「これで新幹線の手抜きがばれた」、という貴誌通巻第3961
号の記事に関連して、中国高速鉄道の車両で6月2日に「和諧号」に鳩が衝
突しただけで窓ガラスにひび割れという事故がありました。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/347775/

設計上は、『CRH380系高速鉄道車両は「超強力防弾ガラス」を採用。
国家安全ガラス・石英ガラス品質検査センターの臧曙光・副主任による
と、「重さ1キロのアルミの球が速度500キロで衝突してもひびが入るだ
けで、完全に割れることはない」』とのこと、中国品質を物語っています
ね。設計上の品質など誰も問題にしていない。

いかに見栄えのいい製品で中抜し、利益を得るかしか考えていないので
しょう。窓ガラスですらこれほどの低品質、車両の運行に関わる中核部品
が中国製造のものなら時速300kmなど、いつ大事故になるかわかりません。

中国の「見た目さえ同じなら」、というのは随所に見られます。北京のホ
テルの芝生は緑色のペイント、麗江で見たのは遠目にはいかにも中国風の
建物ですが、実物を見てがっかり。古いレンガ造りの建物のかわりにブ
ロック塀にレンガ模様を書き込んだもの。

よく言えば映画のセットですが、ほんとうにこんなことまでする中国人に
はあきれるやら、さすがに宣伝の天才だけのことはあると認識したものです。

中国人の気質が今後数年で変わるはずもありませんから、中国では今後も
見てくれだけは素晴らしい建造物やら記念碑やらが立ち並ぶのかもしれま
せん。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)緑化事業でも日本の援助で植林して、或る程度
育ったら勝手に伐採して木材を売却、そのあとを緑のペンキを山ごと塗っ
たという例もありました。



  ♪
(読者の声3) 通巻第3963号で「佐藤守閣下の一言」の件でやり取りがな
されておりますが、(ちゅん)様のご意見に全く賛同するものです。

我々、日本人は喧嘩を売られたらそれを上回る気勢でガツーンと返す場面
がなさすぎるし、訓練も出来てない。

日本に於いては「誠実」を基本に、外国に対しては相手と同じ土俵でガ
ツーン。二重基準で対処する事が肝要と考えます。喧嘩した方が、後で
「真の友人」だと歓迎される話があるのを聞きます。
その点、佐藤守閣下の即応の反応は誠に相応しく、素晴らしい。
(菊千代)
 
      


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話 の 福 袋
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 ◎登山ブーム影響か、山岳遭難者が過去最多 警察庁

【樫本淳】昨年1年間に登山や山菜採りに出かけ、遭難した人は2465 人
で、記録がある1961 年以降、最多だったことが13 日、警察庁のまとめで
わかった。遭難者の約50 %は60 歳以上の人で、40 歳以上でみると約75
%を占める。中高年を中心に続く登山ブームが遭難増加の背景にあるとみ
て、警察庁は注意を呼びかけている。

警察庁によると、こうした山岳遭難者は前年より261 人(約12 %)増え
た。登山中に遭難した人が約7割を占める。山岳遭難の発生件数も158
件(約9%)増の1988 件で、過去最多だった。

遭難者数、発生件数とも増加傾向が続いており、この10 年間でいずれも
約1・5倍に増えた。ここ数年、遭難者の約半数を60 歳以上が占め、約
3割は女性。

昨年の遭難者のうち、死亡したり行方不明になったりした人は9人増の
284 人。このうち60 歳以上は約7割にのぼった。
朝日新聞デジタル 6月13日(木)13時40分配信



 ◎新華社記者の質問に失笑が漏れた… 冷めた見方目立った米メディア 
米中首脳会談
【ZakZak】 2013.06.13

【ワシントン=佐々木類】7、8両日に行われた米中首脳会談では、“2
大パワー”による協力関係を強調した中国の習近平国家主席に対し、オバ
マ米大統領は「日本は米国の同盟国」と明言して、習主席を牽制(けんせ
い)したとされる。サイバー攻撃や海洋安保問題などで解決への進展がみ
られなかった会談に対して米国内では冷めた見方が目立った。

米大手シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ(AEI)」のマイ
ケル・オースリン研究員は「信じられないほど縮みゆく米中関係」と題し
た論文を米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿した。

オースリン氏は、「中国のいう“新型大国関係”とは、大きな問題で米国は
中国の協力を得られず、米中関係を安定させるため小さな問題に焦点を当
てるものだ」と分析してみせた。

その上で、「習氏は中国によるサイバー攻撃について何ら言及せず、南、
東シナ海問題など海洋安保についても、東南アジア諸国など関係国が求め
る多国間での枠組みでの解決に言及しなかった」と指摘した。

米シンクタンク「ブルッキングス研究所」のリチャード・ブッシュ上席研
究員は、「両首脳は良いスタートを切ったが、中国側は重要な米中問題が
すべて消えたと思わない方がよい」とクギを刺すのを忘れない。

歴史認識など日本絡みでは中国寄りの論調が目立つ米メディアだが、習新
政権の基本姿勢については「歴代政権と(一党独裁)体質は変わらない」
(ロサンゼルス・タイムズ紙)との見方で一貫しているようだ。

米紙ワシントン・ポストは、「記者会見で新華社の記者が、習氏のいう
『新型大国関係』に関するできレースの質問をした際、日米双方の記者か
ら失笑がもれた」と報じている。

米メディアの冷ややかな反応は、中国のサイバー攻撃や為替操作による不
公正貿易、海洋安全保障など重要課題で実質的な進展がなかったためとみ
られる。

G2(米中2国による枠組み)論が力を持ち、歓迎ムードが散見された
2011年1月の胡錦濤前国家主席の訪米時に比べ、為替操作疑惑やサイ
バー攻撃が発覚した現在、米メディアの見方はかなり厳しく変わってきた
ようだ。


〔情報収録 − 坂元 誠〕



米上院が中国非難決議提出 尖閣、沖縄、レーダー照射  古澤襄

2013.06.14 Friday name : kajikablog


<【ワシントン=犬塚陽介】米上院外交委のメネンデス委員長(民主)や
ルビオ上院議員(共和)ら超党派3議員は13日までに、中国が東シナ海
や南シナ海で繰り返す威圧的な行動が周辺地域の「緊張を高めている」と
非難し、対話による平和的な領有権問題の解決を促す決議案を提出した。

オバマ大統領は米中首脳会談で、中国の習近平国家主席に「日本が米国の
同盟国であることを認識する必要がある」と軍事的な挑発行為の継続を強
く牽制(けんせい)しており、議会として米政府を後押しする狙いがある。

上院は2011年にも南シナ海問題で、中国非難決議を全会一致で採択し
ており、今回も可決される可能性が高い。

決議案では、軍事挑発の具体例として、今年1月に発生した中国海軍艦艇
による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射や、4月の中国公船(海洋監視
船)8隻による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺領海への侵入を例示した。

また、尖閣諸島を「核心的利益」と位置づけ、周辺海域で軍事力を誇示す
るなど「一方的な手段」を取っていると批判。中国共産党機関紙、人民日
報が沖縄県の帰属を「未解決の問題」とする論文を掲載したことも盛り込
んだ。

南シナ海でもベトナム調査船の探査ケーブルを切断し、フィリピンと領有
権を争うスカボロー礁を封鎖したと指摘。領有権を誇示したり、現状を変
えるための「威圧、脅迫、武力行使を非難する」とした上で、関係国に自
制を促している。(産経)>

<アメリカ上院の外交委員会の議員が、沖縄県の尖閣諸島を巡り、中国の
海洋監視船の日本の領海への進入などが緊張を高めているとして、尖閣諸
島での日本の施政を損なういかなる行為にも反対する、とする決議案を上
院に提出していたことが、分かりました。

アメリカ上院の外交委員会に所属する与野党の議員3人が今月10日、東
シナ海や南シナ海で活動を活発化させている中国を非難する決議案を上院
に提出していたことが、分かりました。

このうち、沖縄の尖閣諸島を巡っては、「中国の海洋監視船が尖閣諸島付
近の日本の領海に進入したり、中国海軍の艦船が海上自衛隊の艦船に射撃
管制用のレーダーを照射したりしたことが、地域の緊張を高めている」と
指摘しています。

そのうえで「アメリカは、尖閣諸島での日本の施政を損なういかなる一方
的な行為にも反対する」として、中国側に自制を求めています。

アメリカ議会は去年12月にも同様の内容の国防権限法案を成立させてい
ますが、先週行われた米中首脳会談で、尖閣諸島を巡って中国側が強気の
姿勢を崩さなかったことから、議会として改めて中国をけん制するねらい
があるものとみられます。(NHK)>


 
━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)プロ野球の統一球の日本野球機構(NPB)による飛ぶボールへの
「ヤミ変更」と「嘘つき広報」に非難が渦巻いています。球団、選手・
ファンを見下した裏切り行為です。次の3点を提案します。

(1)NPBは、個人的な独断で実行した(と言っている)下田邦夫事務局
長の辞任は認めず、厳正に事実を聴聞した上で解雇とする。

(2)組織の長として前日まで事実を把握せず、「不祥事だとは思わな
い」とそれを恥じていない加藤良三コミッショナーは、組織管理能力がな
く人間の資質に疑いがあるので辞任させる。(なお「6/11以前に事実を聞
いていた場合は「嘘つき」でありさらに悪質である)。

(3)ミズノはNPBに盲従し、球団・選手・ファンを裏切った。今年は混
乱回避のため継続起用とするが、NPBは来年以降3年間統一球の発注をミズ
ノから他のメーカーに変更する。

(ただし、新メーカーにはミズノへの2次発注とその下請け工場(中国
等)での製造を禁止する。なお、練習ボールは各球団の裁量に任せる)。

プロ野球は、セパ交流戦など、まさにシーズンたけなわです。この問題に
早くケリをつけ、プロ野球ゲームの醍醐味を心ゆくまで満喫したいもので
す。馬場伯明

 

 2)なんか、また風向きが少し変わってきたと思います。

橋下市長さんも自分の発言で自爆しているし・・・

安倍首相&麻生大臣と石破幹事長が熱望するダブル選挙は、ちと難しく
なってきのではないでしょうか。

なんだか自民の中で「アベ降ろし」を再現すべく反日、ズブズブの馬鹿
な議員がうごめいているようです。これだから自民は・・・

また特亜の国から潤沢な資金でも流れているのでしょうか?前回の成功で
味をしめているので「柳どじょう」でしょうか?現在は、前回と違いネッ
トでマスコミの「嘘」が直ぐに報告されます。

最近、血圧が上がるのでテレビをほとんど見ません。新聞も止めました。
本当、マスコミはひどくて、心臓と血圧に悪い!です。

#近所のスーパー買い物用のチラシは、いまはネットでチラシ見放題
#サイトの「しゅふー(Shufoo!)」がありますので心配ありません。
#参考→(http://www.shufoo.net/

で、最近おもしろい映画がありましたのでご報告を・・・

題名は「エンド・オブ・ホワイトハウス」

もちろん、これは勿論、ハリウッドのプロパガンダ映画です。

今まで(ここ20年位)アメリカの敵と言えばのイスラム系のテロリスト
だったはずですが・・・この映画を見るとコリアンは敵なんですね。

そのコリアン(北朝鮮のテロリスト)がアメリカ合衆国の象徴のひとつ
ホワイトハウスを襲撃し、さらに大統領を人質にしてたて籠もる。
もちろん、結果は見てのお楽しみにですが・・・


これらハリウッド映画をいつも見てると現在の世界情勢やアメリカの敵は
こいつだ!的なものが多いので面白く見られます。

しかし、今回のテロリストの話す言葉(ハングル)に敵意を感じるのは
「ハリウッドのプロパガンダ」が成功している?

一般のアメリカ人や欧米人には、北も南の区別は付かないから・・・
この場合、北朝鮮テロリストと韓国人は別だといくら言っても分からない。

よって、アメリカ国内にいるハングルを話す韓国人は敵になるのか?
コリアンタウンや従軍慰安婦で好き放題暴れているので罰が当たったか?


最近、アメリカはシェルガス、オイルが自前で補えるようになったし、
そろそろオバマ大統領も国内に目を向けて景気を回復させねばならない。
例によって、アメリカには敵が必要だから近くに作らなければなりません。

よって、標的を遠くの中東にいるイスラム系からチャイナ、コリアンに
移してもおかしくありませんね。

ただひとつ残念なのは、映画の中で日本の存在が無視されている事。
映画が制作されていた時の日本は、「民主党政権」という「白日夢」の
真最中だったからでしょうか。やはり無視せざるおえない。


いまは、景気回復を目指す安倍政権が長く続くように応援し見守ります。
                     (北海のトド)


 3)それにしても、中国は厄介な隣国ですね。将来争いが起こるとすれ
ば、間違いなく中国でしょう。

中国は幼少の頃から徹底した反日教育をしており、絶対に真の友好は築け
ません。在中の友人が辟易としております。

親中派政治家の日中友好は幻想です。

野中広務氏は72年日中条約締結時は、京都府議で田中角栄から尖閣棚上げ
論を聞ける立場ではありません。ふざけた男です。

このことをマスコミは全く触れません。(主宰者より:産経新聞は指摘し
ております)。
更に、当時角栄の取り巻き政治家からもその様な話しは出てきません。

韓国とも同じです。やはり日本は世界一友好国、台湾他南アジアの親日国
ともっともっと友好を深めるべきです。

その意味で、マレーシア、タイにビザ免除措置を講じたことは大変喜ばし
いことです。

私の信頼できる友人から次のような情報が入りました。ご参考までにお送
りします。貴兄は如何お考えでしょうか?

米中首脳会議についてです。

1.今回の米中首脳会議開催は、中国側からの強い申しいれで行われた。

2.中国側は、宿泊の場所手配をはじめとして、自分で行っている。

3.習近平は夫人を同伴していたが、オバマ夫人は娘たちの世話を理由に
  カリフォルニアへ行っていない。

4.中国は米国に対し、尖閣諸島への中国軍の一日だけの上陸を認めて
  欲しいと要請したが、米国側から断わられると、それなら二時間でも
  三時間でも良いと粘ったと云う。その見返りに米国から軍艦を購入す
ると無駄な提案をした。

5.米国側は、上記の申し出を受けて、習近平体制は国内で弱い立場に
  いると分析している。

6.中国は、TPPの動きに強い関心を示し、今後の情報提供を米国へ求め
たという。TPPが中国包囲網になると心配している。

7.中国の軍部による米国へのサイバー攻撃を米国が強く非難した。中国
は否定しているが、証拠もあり苦しい弁明である。

8.以上のように、首脳会議としては、従来にない異例のものであった。
両国は、9月に改めて首脳会議開催を決めたが、それまでに中国が従来の
  言動を如何に修正してくるかが注目される。

出所は解りませんが、全くあり得ない話しでもなさそうです。

いずれにしても、米国も自分に利がないと思えば、簡単に裏切りますから
恐い国です。やはり、自主防衛の強化でしょう。(松村 隆彦)


主宰者より:ご指摘のとおりだと思います。



 3)(前略)

「中国では数年前に、オリンピック選手に自国の豚や鶏を食べさせないよ
う、食材調達先を変えています。理由は、ホルモン剤の影響で、選手たち
がドー
ピング検査に引っかかってしまうから。中国人にとって、自国の食材が生
産面でも衛生面でも“食の安全”とは程遠い状況であることは“常識”なんで
す」(北
京在住ジャーナリスト)

(後略)

※女性セブン2013年6月27日号

                   (佐藤雄一)



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

14日 午前中は散歩できた。猿江公園までは以前のマンションからは200M
しかなかったが、こんどの亀戸1丁目のそえからは600っもある。しかも橋
を2つもわたらなければならない。だから公園に着くまでが一苦労だ。

紫陽花という花はあたり好きじゃないな。

沖縄で梅雨が明けた。あと1ヶ月の我慢だね。

読者:5199人

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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2013/06/15

    「私は道になりたい」…側溝に潜り込み下着を覗いていた男の異常性http://netaatoz.jp/archives/7923189.html

  • 名無しさん2013/06/15

    あなたの人生が変わったのだとすればそれを変えたのは

     まぎれもなく「あなた自身」だということ。



    それには二つの意味があります。



     自分を変えられたあなたは素晴らしい。

    と同時に



     これ以上変わろうとしなければもう変わらないし

    元に戻りたければいつでも瞬時に戻れる。



     良くなる/良くする のも

    良くならない/悪くなる のも



     いつだってあなた次第。

  • 名無しさん2013/06/15

    ■海中30メートルにホテル、モルディブで計画承認



    (CNN) 美しいサンゴ礁の海で知られるモルディブの島に、世界最大級の海中ホテルを建設する計画が進んでいる。観光省がこのほどゴーサインを出した。



    高級リゾート「ウォーター・ディスカス・ホテル」は、SF映画に出てくる円盤のような形状のラウンジが海面から7メートルの高さに浮かび、そこからガラストンネルで結んで海中30メートルの地点に移動式の客室21室を配置する。



    客室の窓外には色鮮やかなサンゴ礁が広がるという趣向で、非常時には部屋を水上に浮上させることもできる。高級レストラン、屋上プール、ヘリ発着場などの施設も整備し、ホテル内の施設から直接スキューバダイビングに行くこともできるようにする予定。



    このホテルは、ポーランドのディープ・オーシャン・テクノロジー社がスイスの投資家の後押しを受けて計画した。デザインを手がけた設計士は、「美しいサンゴ礁の海に潜る勇気のない人も多い」「しかしここではベッドルームでくつろぎながら、海中の世界を探検できる」と説明する。



    サンゴ礁に与える影響は最小限に食い止めたい意向だと同氏は強調。ホテルは砂地に建設して、サンゴを部屋の周辺に移植する計画だと説明している。

  • 名無しさん2013/06/15



    NHKの朝鮮寄りの体制は昨今、散々指摘されてますが、またもや新しい反日行為が明るみに出ました。



     通常、スポーツの試合等の中継の際、日本名の略語表記をする時は

    JPNかJPとするのが普通です。

    しかし、先のサッカーイラク戦でNHKは、

    JAP

    と表記していました。

    どうみても確信犯です。



    また、朝鮮寄りを非難されてるのにもかかわらず、新たに韓国特集のスペシャル番組を報道することを決定。

    ただでさえ韓国の反日行為が激しさを増すさなかで、この擦り寄りは民意の真逆を行きます。



     少し前の尼崎の大事件もそうですが、最近の重大事件の殆どに在日朝鮮人が関わっています。

     当然、通名報道してる局が殆ど。



     韓国が盗んだ仏像・・・

     あれは日本が作った贋作であるという主張が出てきました。

    おそらく贋作ということにして、それを返還して、事なきを得ようと言う考えがあるのかもしれません。

     本物は当然、隠し置いておく。



    サムスン株がえらい事になり始め、朝鮮も危機感が生まれてきた。

     当然、スワップ期限も迫りってもきてるし、擦り寄ってきました。

     日本は易々と向こうの交渉しようよと言う声に頷かない様願うばかりです。

    アメリカが、日本の秩序ある冷静な対応を評価してるようですが、それを持って朝鮮に甘い顔をするのは、民意が許しません。

     日本側から提案があれば外相会談を前向きに検討する方針らしいですが、なぜ上から目線なんですかね。

     問題を起こし続けてるのは朝鮮です。

     反日教育の撤廃、天皇陛下への謝罪、慰安婦問題が捏造であると認める、日韓基本条約の履行、その他諸外国における反日行為の全てを止める・・・

     これなくして日本から妥協して何かをするなど、ありえないことです。



     理性で判断できる範疇を超え、朝鮮の暴挙は酷い。

     中国とはこれからも難しい関係を迫られるでしょうが、朝鮮とは手を切っても問題は少ない。

  • 名無しさん2013/06/15

    NHKがまた新しい韓国のドラマシリーズを放送すると知ってびっくりしました。



    NHK総合で放送中の海外ドラマシリーズは3つのうち2つが韓国のドラマです。

    NHK BSプレミアムの海外ドラマは8番組ありますが、そのうち2つは韓国のドラマ。

     残りはドラマの再放送も含みます。



     海外ドラマシリーズというのに韓国ドラマの占める割合が大きくおかしいですね。

     私は韓国がおぞましい反日教育をしており、日本のイメージを汚す画策をしている韓国のイメージが強いです。

    よりによって靖国神社に放尿するような国のドラマを盛り立て、日本人に見せようとするNHKになぜお金を払わなければいけないのでしょう。

  • 名無しさん2013/06/14

    モルジブで巨大な海中ホテルが建設されるそうです。



    近年、技術が向上し、大規模な海底施設の計画がたくさん聞こえてきます。とはいえ、主に資源採掘ばかりだと思っていたら、水中での暮らしを楽しむ話まで浮上していてびっくりです。



  • 名無しさん2013/06/14

    自分自身の可能性を伸ばすチャレンジをあきらめてしまっていて、他人に負けを認めてしまっている人は、あとはその人の足を引っ張るしか自分との差を縮める方法が他に思いつかなくて、そうするのですよ。









     嫌味を言い放ってみたり、嫌がらせをしてみたり、泥舟を出したりします。









     相手がそれ以上前進して上昇していくのを少しでも止めるしか、前進できない自分との差を狭められないと思ってらっしゃるからそうするのです。







     八つ当たりしてののしって邪魔して足を引っ張って、少しでも相手の前進を止めたいのです。



     相手が少しでも落ち込んだり傷ついたりしてシュンとしてくれればその前進が少しでも止まるから、嬉しいのでしょうね。だからそうするのですよ。