政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針2973号  2013・6・19(月)

2013/06/10

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2973号
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        2013(平成25)年6月10日 (月)



            米中首脳会談は同床異夢の色彩濃厚:杉浦正章

                      泥棒がドロボーと叫んで:宮崎正弘

                                    知道中国:樋泉克夫

              エルドアン首相と岸元首相の回顧:古澤 襄

                           ゴリラとパンダ:Andy Chang

                          記事のネタに窮する:平井修一
 
                     話 の 福 袋
                    反     響
                    身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第2973号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
               御意見・御感想は:
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米中首脳会談は同床異夢の色彩濃厚
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           杉浦 正章

特異の習戦略には日米同盟強化しかない
 
今回の米中首脳会談の意味を、今後10年で米国を越える超大国になるか
も知れない中国と、これを何とか押さえ込んでナンバーワンの地位を維持
したい米国との葛藤ととらえればすべては片づく。

大統領・オバマは米国の世界戦略維持にとって日本が不可欠の存在である
ことを再認識するに至ったに違いない。日米軍事同盟なしに米国単独で中
国の台頭を押さえ込むことができないことは明白であり、逆に日米同盟さ
え維持すれば、ナンバーワンの地位を維持できるのだ。

いくら日本を余り好きでないオバマでもその辺は理解したであろう。激突
のコースをたどるかも知れない2超大国の未来史の展望のなかで、首脳会
談はひとときの緊張緩和だけをもたらす、同床異夢の性格を帯びるもので
あった。 

既存の超大国が新興の超大国に取って代わろうとされた場合、歴史におい
ては十中八九戦争による決着しかない。しかし、現在は核兵器のブレーキ
がこの方式による解決を常に否定する。その台頭した中国の国家主席・習
近平が何を言うかを世界中が固唾をのんで見守る中で、会談は8時間にわ
たって行われた。

習の基本的ポジションは就任以来明白である。つまり「中華民族の偉大な
る復興」である。全人代後の内外記者会見で、周は「中華民族を世界諸民
族の中でさらに強力な存在として自立させる」と述べたのだ。

これはまさに中国の王朝、殷・周・秦・漢・隋・唐・宋・元・明・清の多
数がそうであった中華帝国の復活を夢見ていることに他ならないのである。

会談で習近平は、意識的に日本など眼中にないような発言姿勢を維持た。
その核心部分が「太平洋には米中を受け入れる十分な空間がある」と述べ
た点だ。まさに尖閣列島を含めた東シナ海も南シナ海も中国の海域である
と言わんとしているのだ。

沖縄ー尖閣ー台湾ーフィリピンと続く第一列島線を突破して太平洋深く進
出するという戦略をいみじくも口にしたのだ。尖閣諸島については「国家
の主権と領土を断固として守る」と言い切った。あきらかに尖閣を最大限
に活用した民族統合戦略である。

日本の存在などは無視して中国と米国で太平洋を2分割しようと日米関係
にくさびを打った側面もある。

これに対してオバマは、尖閣問題で「日中両国は話し合いによって両国の
緊張を和らげるべきだ」と主張しつつも「アメリカは、主権に関わる問題
については、いかなる立場もとらない」と述べた。これは主権に介入しな
いが、安保条約の義務は履行せざるをえず、そのような事態を招いてくれ
るなと懇望をした形であろう。

さらに「中国の平和的な台頭を歓迎する。平和的な台頭は中国が世界の問
題に対等な立場で取り組むことにつながる」と述べた。「平和的な台頭」
とは何かを端的に言えば?南沙諸島、尖閣諸島での海洋膨張主義をやめる
べきだ?人権を抑圧して国内を押さえるような政策をとるべきでないーの
2点に尽きるだろ。

「平和的な台頭」を軸に、米中の経済関係を強化してウインウインの関係
を樹立しようということにもつながる。

要するに簡単に言えば、習近平は「中国は大国である。米国は利益を認め
よ」であり、オバマは「国際秩序を破壊するような台頭は許さない」とい
うところであろう。これは言いっ放しで方向は出ていない。

また焦点の中国の軍部によるサイバー攻撃の問題についても、「オバマは
何も出来ない」という国内の批判を受けて、言及したが、習は「サイバー
セキュリティーに関する報道の急増に留意する。中国からの脅威との印象
を人々に与えているかもしれない」とまるで報道を誤報と主張。

加えて「中国も被害国だ」と開き直った。これを庶民レベルに翻訳すると
「盗人猛々しい」ということになるが、オバマおよび米国民はカチンとき
たに違いない。

一連のやりとりから浮かび上がるところは習近平のしたたかさであり、容
易に米国の圧力には屈しない姿勢である。会談は6対4で習近平ペースで
展開したように見える。個人的な力量の差が出た感じが濃厚だ。習は尖閣
などでオバマが戦争突入を極端に嫌っていることを見透かしているのだ。

こうして超ヘビー級ボクシングはジャブの応酬で、習の優勢勝ちで終わっ
たが、中国の異質な軍国主義膨張路線と、それを改める気持ちなどさらさ
らないことが鮮明になった。これに手をこまねく米国の姿が浮かび上がった。

しかしかねてから指摘しているように、首脳会談はすること自体に意義が
ある。全体的に見て極東の緊張が一時的であるにせよ緩和することへの一
助にはなった。

会談結果を見て浅薄な政治家には、ニクソンが行った日本頭越しの米中接
近を予想する向きがある。しかし、まず頭越しはあり得ないと思う。なぜ
なら米ソ冷戦時代の世界情勢の中での中国との関係改善は、ニクソンに
とって致命的な重要性を帯びるものであったからだ。

翻って現在台頭する中国に、日本無視の接近をした場合米国の立場はどう
なるかだ。日本の離反を招いたら米極東戦略そのものが成り立つまい。
GDP1位と3位が手を握ってやっと中国の覇権主義に水を差すことが可
能になるのだ。

首相・安倍晋三が9日「日米関係は同盟関係であり、第7艦隊の拠点が日
本にあるからこそ米国はアジアでのプレゼンスを守ることができる。米国
が上海に基地を移すことはあり得ない」と述べたのは、紛れもなく米国へ
の強いけん制である。

日米同盟は現在のところ世界最強の軍事同盟であり、この基本構図をオバ
マが無視できるはずがない。一方、習近平は在任10年間に米国を追い抜
いてトップの超大国に躍り出る意気込みだが、ことはそう簡単には進まない。

既に国内は紛争やテロで満ちている。国民の不満は充満しており、共産党
1党独裁の矛盾は拡大している。これが習近平体制の維持を常に揺るがせ
続けるだろう。任期中に独裁政権崩壊がないとは言えまい。これが最大か
つ唯一の躍進阻害要因だ。

     (政治評論家) <2013年06月10日>


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泥棒がドロボーと叫んで
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年6月10日(月曜日)貳
        通巻第3959号
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 ドロボーが逃げるとき、大声で「ドロボー」と叫んで走るように
 「(日本などは)挑発を止めろ!」ト中国国務委員が米国で演説した
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米中首脳会談で、習近平が本当に狙ったのはアジア太平洋の米中分轄であ
る。だから不用意に「太平洋は米中を受け入れる空間がある」と記者会見
してしまうのである。

つまり尖閣を強奪するが、米国は黙っていろ、と言外に要求し、さすがの
オバマも、そういう話には乗らなかった。

泥ボーが逃げるとき、「泥ボー」と大声をあげて、さも泥ボーを追いかけ
る演技をしながら、逃げ去る。 

これ、中国外交の得意技である。
 
米中首脳会談の成果がぱっとしなかったが、直後にパームスプリングズ郊
外で記者会見した楊潔チ国務委員(前外相)は、こともあろうに「関係方
面が責任ある態度をとって挑発行為をやめ、対話を通じて妥当な問題処理
と解決の軌道に立ち戻るよう望む」と述べた。 

日中間に領土問題は存在しないのに、日本を含む関係国に対して、中国と
領土交渉に応じるよう求めたもので、「習近平・中国国家主席の発言とし
て、国家主権と領土を断固として守るとともに、対話を通じて問題の処理
と解決を図る」という中国の原則を米側に伝えたと述べた。

楊国務委員は記者会見では「釣魚島(尖閣諸島の中国名)」と同時に「南
シナ海」を明確に言及した。ということは「関係方面」の語彙には日本、
フィリピン、ベトナムが含まれている。

 細谷雄一は『国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中
公新書)のなかでかく述べる。

「もしも現在の東アジアおよび東南アジアで、中国が近隣諸国に対して
『自らが正しいと見なすことを独断的に命令』できているとすれば、そこ
では勢力均衡がもはや崩れてしまったことを意味する。他方で、アメリカ
政府が『独断的に命令』されることのないように中国の周辺のそれらの小
国の主権の維持を支援するとすれば、それは勢力均衡が典型的に機能した
といえる」
 
米国はこの指摘のように動いているか、どうか。

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 樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
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  樋泉克夫のコラム
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【知道中国 914】           
――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の2)
    「杭州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道
社 昭和46年)


 ▽
小林は芥川賞を渡すため、火野葦平が軍務に就いていた杭州に駐屯する部
隊を訪ねた。

「火野君は戦争の事はあまり話したくないらしい」といいながらも、「杭
州湾の敵前上陸で完全に灯火管制した暗黒の船の中で、お互に手を握って
決意を固め、上陸地点を示す信号燈を睨んで息を呑んだその時までは、恐
怖の心に見舞われたが、その時を限って戦のなかに飛び込んだ後は、恐怖
というものは、一切覚えなかった。

今から思えば、死ななかったのが不思議な様な目に屡々会ったが、そうい
う場合でもまるで平気だった。冗談をいったり女の話をしたりしていた。
その全くの冷静さが、今から思えばどうもおかしいのだ」と、火野の述懐
を綴っている。

小林と火野は2人で舟遊びにでかけた。「酒よりも寧ろ春光に酔い、いい
気持ちでうろつき廻る」。とはいえ酒は必携の品だ。一升しか持たなかっ
たので「倹約して呑み呑みし」ていたのだが、「どうも減り具合をみる
と」船頭が偸み呑みしているようだ。

「案の定、彼は酔っぱらって、帰りは上着を脱ぎ裸になってやっているの
だが、舟は遅々として進まない。黄色く痩せたひどい身体をしている」。
そんな船頭の体を見て、「支那兵の身体もみんなあんなものだ。肥ってい
るものは金持ちだけだ。やる時は夢中だが、死んだのを見るとこんな奴か
と思う、と火野君が述懐する」。それが戦場の姿だろう。

ある一日、「N君」に誘われ宋代の救国の英雄で知られる岳飛廟参りに出
かける。

「墓を前にして南宋の奸臣秦檜其他3人の鉄像が、両膝をつき、両手を後
ろに廻して立っている。こいつに小便をひっかけるのが参拝者の礼の由。
丁度もようしていたので、一番端っこの奴のお臍の辺りにジャアジャア
やって置いた。お臍には王民と彫ってあった。王民って誰だと聞いたら秦
檜の妻君だそうだ」。(おそらく「王民」は王氏の誤植)

漢族の“歴史認識”でいうなら、代表的な救国の英雄といえば岳飛であり、
その反対に位置する漢奸、つまり究極の極悪非道売国奴の筆頭が秦檜とい
うことになる。その伝で、日中戦争当時は?介石が救国の英雄で、将介石
が逃げ込んだ重慶を脱出して南京に親日政権を打ち立て、日本に向かって
「同生共死」と呼びかけた汪兆銘は秦檜の末流であり、汪兆銘夫人で豪胆
を貫いた陳璧君は、さながら王氏ということになる。

日本降伏の後、蒋介石は重慶から南京に“凱旋”したが、その祝砲とでもい
うのか、汪兆銘の墓を爆破している。確か汪兆銘と陳璧君の後ろ手に縛ら
れた坐像を、秦檜と王氏の坐像の隣に置き、憎くんでも余りある日本に媚
び諂った罪とばかりにツバを吐きつけ、小便を掛けていたはずだ。

数年前、反日運動が起きた時、後ろ手に縛られた東条英機の坐像が引きず
り回されていた記憶があるが、これまた秦檜、汪兆銘に与えた罰を思い起
こしての所業だろう。ツバと小便とは判り易いといえば判り易いが、余り
美しくないだろうに。

だが違った視点から冷静に振り返ってみれば、敵に通じ、むざむざと敵に
国土を売り渡す極悪犯罪と見える秦檜、汪兆銘の方策も、国内的対立、国
内的混乱、国土の荒廃を可能な限り回避し、民衆の安穏な生活を守ろうと
する苦汁の決断だった側面も指摘できる。

現に汪兆銘は日本という当面の敵よりも共産党、その背後のコミンテルン
の方が幾層倍も中国に災禍をもたらすと警告していたではないか。だが?
介石は耳を塞いだ。かくて数年後、毛沢東は北京に共産党政権を打ち立て
ることとなる。預言者は、故郷に入れられなかった。

漢民族の間で漢奸と決め付けられたら、未来永劫の極悪人。漢族が続く限
り、その罪が洗い流されることなどありえない。彼らの“執念深い歴史認
識“は、禍々しい過去も水に流し、善悪を超えて寛恕すべく努めてきた日
本人には、やはり共有できそうにない。

 
【知道中国 915】                  
――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の3)
「杭州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道社 昭和
46年)


 ▽
岳王廟、つまり岳飛廟を後に、小林は周囲を散策する。

「このお寺は、岳王廟の横を山に這入った処にあるが、この辺りの山道は
実にいい。その日も朝から爆音が聞え、機銃も響いて来るのだが、四辺は
凡そのどかに静まり返っている」。「大気は遥かに澄み、光は強い感じ
で、寺の土壁は橙色や柿色に塗られている」。

だが「暫く登ると土嚢があり、哨兵が立っていた」。「又ぶらぶら行く。
鶯の声がしきりにする。竹林はなまめかしい様に青い」。そこも戦場だった。

別の寺に立ち寄ると木札がぶら下がっていた。「人生一世、花開一時、諸
君玩賞、幸勿攀折。と書いてある。文句に実質が伴わない事は、何も支那
には限るまいが、慣れない故かどうも支那の字は大袈裟に映る」と。人生
は一回こっきりだ。花も一回しか咲かない。さあ楽しもうじゃないか。だ
が、木に攀じ登るなかれ、花を手折るなかれ――思わず苦笑いしたことだろう。

さらに進んで「最澄、空海、或は道元、そういう人々が修行したという寺
も見た」ものの、「真偽のほどは解らないが、そんな奥床しさはどこにも
見当たらないのは確かだ」。

「どれもこれも構えだけは堂々とした安普請であ」り、「日本の古寺を見
慣れた眼には何の美しさも感じられない」。たとえば「仏像なども、図体
ばかり無闇に大きく、驚くほどの金ピカだが」、ホンモノの金ではない。
「あれにみんな本金を塗っては大へんな費えらしく、妙に厭な色をしてテ
ラテラしている。顔も円満具足という様なものは一つもなく、ことに、四
天王と言った様なものの、大仏ほどもあるのが、極彩色で琵琶の様な楽器
を抱え、生々しい人肌で、唇は赤く、ニヤリとしている様なのは、ぞっと
するほどの淫猥さだ」った。

小林の眼に映った仏像の姿は、なにやら海洋大国を目指すと嘯く中国海軍
期待の最新鋭空母の遼寧に似てはいまいか。「どれもこれも構えだけは
堂々とした安普請」で、「図体ばかり無闇に大きく、驚くほどの金ピカだ」。

もっとも遼寧は仏像とは違って「ぞっとするほどの淫猥さ」ということも
ないだろうが、ともかくも鉄クズに近い張りボテと評する声すらある。そ
ういえば、その昔、毛沢東は「アメリカ帝国主義は張子の虎」と嘯いてい
たことがあるが、遼寧も張子の虎ということだろうか。

仏像と最新鋭空母を同日に論ずることはできはしないだろうが、確かに中
国、いや香港だって台湾だって、東南アジアなどのチャイナタウンだっ
て、中国仏教の寺院で目にする仏像は例外なく「妙に厭な色をしてテラテ
ラしている。

顔も円満具足という様なものは一つもなく」、「生々しい人肌で、唇は赤
く、ニヤリとしている様なのは、ぞっとするほどの淫猥さ」ではある。こ
んな仏像に対したら信仰心なんぞ消し飛んでしまうと日本人としての素朴
な感情を抱くものだが、いやいや彼らにとっては「ぞっとするほどの淫猥
さ」がいいのかも知れない。そう考えると、「ぞっとするほどの淫猥さ」
を持つ仏像なんぞは、やはり敬(軽?)して遠ざけたいものだ。

小林は仏像の次に台座に疑問を持った。

「仏像の台座なども、遠目には、恐ろしく丹念な彫刻が施されているよう
に見えるが、仔細に見れば決してそうではない」。「全くの誤魔化し
だ」。「見掛倒しというのは、何かの拍子にそうと解るものだとすれば、
こう手際が悪くては、見掛け倒しと形容するのも不適当に思われる」と、
小林は酷評、いや真っ当な評価を下してゆく。

尖閣問題を持ち出すまでもなく、彼らの主張は「遠目には、恐ろしく丹
念」に思えるが、「全くの誤魔化し」、「見掛倒し」に過ぎない。これぞ
彼らの伝統手法・・・だよな。


 
【知道中国 916】                   

――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の4)
「杭州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道社 昭和
46年)


 ▽
小林は見掛け倒しの一例を上海の街頭に見た。

「上海には堂々たる印度人の巡査が立っているが、それしても(友人
の)Sからあれで全々見掛け倒しなのさ、と言われて、トルストイ翁が鉢
巻をしてそのまま黒くなった様な物々しいのがはじめておかしくなった」
という。

そういえば香港でも、銀行や貴金属店などの入り口には「トルストイ翁が
鉢巻をしてそのまま黒くなった様な」インド人の警備員が大口径の銃を構
えて立っていたが、あれも「全々見掛け倒し」らしい。

四十数年前、初めて香港の街を歩いた時、偉丈夫然としたインド人警備員
の前を通るのが怖かった。エラク物騒な街を留学先に選んでしまったと後
悔したものだが、暫くして彼らが「全々見掛け倒し」でということが判る
と、香港という街の“点景“の1つと思うようになったものだ。それにして
も彼ら、なにを考え、なにを食べれば、あんなに「トルストイ翁が鉢巻を
してそのまま黒くなった様」になれるのか、じつに不思議だった。

それから10数年後、仕事でバンコクに住むことになったが、ここでも裏路
地などを歩いていた時、「トルストイ翁が鉢巻をしてそのまま黒くなった
様な」インド人――その多くは街を行ったり来たりして商売するナッツ売り
――とすれ違うことが少なくなかった。

黒くなめした皮のような肌の色で、ノッシノッシと売り歩く。人類の悩み
を一身に引き受けて悩みぬいているように神々しい姿は、まるで哲学者の
佇まい。威風堂々、敬服驚嘆。

だが、やはり印僑に違いはない。当時は、彼らと結構付き合っていたが、
あれで存外にセコい。計算高い。たかが印僑、されど印僑である。
話を小林に戻す。
「上海で、実質そのものの様な姿で立っているのは日本の哨兵だけ。あと
は、多かれ少なかれ飾物乃至は玩具めいている。スコットランドの兵隊が
着いて、行列を見たが、あの股座に妙な毛をぶら下げた様子から戦争を連
想する事は困難だった」ようだ。

さらに上海の街で見かけた抗日のポスターにも、小林は「実質」を感じない。

「街頭に、越王勾践臥薪嘗胆図と言う泥絵具で描いた大きな絵がある。言
う迄もなく抗日のポスターなのだが、どうみても実感は来ない」。

なぜなら、そこに描かれた越王勾践から、奪われた国土を取り戻そうとい
う悲壮感が伝わってこないからだ。「越王勾践が薪の上にごろりとなって
いるはいるが、いかにも栄養の良さそうなのが肱枕で、凡そ暢気な顔で本
を読んでいる。つくづく眺めたがどうも合点が行かない。

こんな巨きな画を描かせたものは、確かに抗日精神というものだろうが、
それがこんなにも滑稽なものになって了うのは、どういう精神によるのだ
ろうか。そこには何か不具なものがある」と疑問を呈す。

「なにか不具なもの」を杭州でも感じる。

「杭州は抗日の中心地で、防空壕などは、素晴らしいのが出来ている」。
そこで試しに巨大な防空壕を覗いてみた。「内部は、コンクリートの廊下
が一町程もつづき、両側はホテルの様に幾つもの室で限られ」ているのだ
が、「なかの物は皆持って逃げたらしく何も見当たらないが、真新しい洗
面器や水洗便所が、懐中電灯の下に光っていた」だけだ。

工事の仕上がり具合に注目する。「仕事の念入りなのには驚く他はないの
だが、又この念の入れ方をよく見るとやはり合点が行かない」のだ。どだ
い素人仕事ではあるが、それでも壁にはステキな装飾が施されている。

だが、ステキな装飾は「無論防空とは何の関係もない」ではないか。そこ
で「仕事は防空の何たるかを解している素人の手でなったものではない」
と断じた。実質とは懸け離れた見掛け倒しで、コケ威し。今も昔も・・・



【知道中国 917】              
――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の5)
    「杭州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道
社 昭和46年)


 ▽
小林の散策は続く。

「西湖の西にある保叔塔の裏にも工事半ばのものだが」、「恐らく数千人
を入れるに足りるトンネルが出来ている」。そして「赤い岩山の肌は、
すっかり緑色のペンキで塗られている」。

緑色のペンキを赤い岩肌に塗りつけることで、緑の山肌と思い込ませよう
というのだろう。そういえば北京オリンピック当時、北京の街路を緑のペ
ンキで塗装し街の緑化をアピールしたことがあったように記憶している
が、この手の偽装手法は昔から使われていたということ。ならば、共産党
中国の専売特許というわけでもなさそうだ。

さらに散策し、「昔、呉越の境で有名な呉山に登ってみたが、そこにも煉
瓦造りの瀟洒な航空監視所が立っている」。「西湖が一望の下」というだ
けではなく、「反対側には銭塘江が、静かに、長く光り、両岸の砂地が桃
色にみえ、菜種畠が鮮やかな色で、これも両岸に沿うて果てしなくつづい
ている」というから、航空監視所にしておくのはもったいない環境といっ
ていい。

そのうえに「哨舎のなかから、支那兵が遺していったピアノの音が聞え
る」。日本兵が弾いているの。戦場にピアノを持ち込むとは、いったい
「支那兵」はどういう料簡なのだろうか。

緑色のペンキで塗られた赤い肌の岩山といい、哨舎に持ち込まれたピアノ
といい、まるで戦場ではないように長閑だ。そこで小林が西湖を眺め、銭
塘江の両岸に広がる桃色や菜種畠の鮮やかな色を愛でながら「いい気持ち
になって寝そべっていると、兵隊さんが登って来て笑い乍ら、狙撃されま
すよ、と言う」。

なんでも「銭塘江の向う岸にいる残敵は、五六万と推定されているそう
だ」。「その日も朝のうちはしきりに砲声が聞えたが、今は静まり返った
春の真昼だ」。「ここにもよく打って来ますがね」と注意してくれた兵士
は「キャラメルをしゃぶり乍ら、鶏小屋を指し、ずい分増えましたよ、と
屈託なさそうな顔」だった。

そこは、紛れもなく戦場だった。だが戦闘が終われば元の西湖や銭塘江に
戻る。ピアノの音が流れ、食料現地調達のためだろう兵士は鶏を飼い繁殖
させている。あまりにも長閑な日常ではあるが、その長閑な日常を切り裂
くように敵の狙撃兵から銃弾が放たれる。同じように日本側だって、狙撃
兵を配置につけているはずだ。

日常の間に戦闘という非日常が挟まり、日々が過ぎてゆく。これが戦場だ
ろう。

最前線の視察の誘いを断わる。それというのも、「恐ろしくもあったが、
そういう処を自動車などで見て廻るという事が、何か大変心に咎める思い
でもあった」からだ。

一旦、上海に戻った小林は、「戦跡を自動車でぐるぐる見て廻ったが、一
日僅か四十米とか五十米としか進めなかった悪戦苦闘の跡を、風を切って
車を飛ばしていることが、僕にはどうにも堪らない気がして、激戦地を指
され色々と説明を聞かされるが、殆ど耳に入らなかった」。

小林は一人で上海の繁華街を歩いてみた。「この賑やかな通りも、一歩横
町を曲がれば、目を見張る許りの廃墟である。香華を手向けられた新しい
墓標が幾つも立っている」。

目に飛び込んでくる「あらゆるものが、ここでつい先だって行われた事実
を語っている筈なのだが、僕の想像力は、為すところを知らないのであ
る」。かくて、「僕は墓標に出会う毎に、ただ黙?するだけであった」。
「この賑やかな通り」も、一歩曲がったその先の横町も、「つい先だっ
て」までは日中双方の兵士によって死戦が繰り返される戦場だった。

 
【知道中国 918】              
――「喧噪と臭気との他弁別し難い様な人の波だ」(小林の6)
「杭州」「満州の印象」他(小林秀雄『世界紀行文学全集』修道社 昭和
46年)


 ▽
「杭州の占領には、戦闘がなかったので、街は少しも壊れていない」。大
商店や邸宅は全部閉ざされたままだが、「市民は二十万程還って来ている
そうだが、殆どは下層民らしい。そういう市民と名が付けられるかどうか
覚束ないのが、うようよしている」。

そんな杭州の街を歩く。「両側の歩道も物売りの行列で異様な臭気と喧
騒」だが、その喧騒の中を6,7歳の子供までが商売に励んでいる。「そう
いう支那の子供は、非常にこまちゃくれているのだろうが、言葉がつうじ
ないから、そのこまちゃくれた感じが呑み込めず、悪びれないで、一人前
の顔で商売している様子が、驚くほど汚らしいが、何となくとぼけた服装
のせいもあって、仲々可愛らしい」。

「両頬に紅で日の丸」を描いた子供がタマゴ、タマゴといいながらついて
くる。「要らないと言ったらどこまでもついて来る。最初に笑顔を見せた
が負けで、結局三つ買わされ」てしまった。

「この街筋は、朝の内から非常な雑沓なのだが」、小林の観察によれば全
体の3分の2ほどは「皆ただ何という事なくぼんやり立ったり、うろうろ
したりしているのである」。かくて、「支那人にはそういう癖があるよう
だ」と結論づけた。さらに彼らが「がやがやと群り立っているのに何事か
と思ったら、来る毎に同じ様にがやがやしているので、ただ単にがやがや
しているのだと解った」そうだ。

流石に小林である。目の付け所が違う。「皆ただ何という事なくぼんやり
立ったり、うろうろしたり」、「ただ単にがやがやしている」。じつは
「支那人にはそういう癖がある」。

それというのも、「中国人はたっぷりある暇とその暇を潰す楽しみを持っ
ている」(『中国=文化と思想』(林語堂 講談社学術文庫 1989年)か
らだ。戦争の最中でも、彼らは暇潰しに勤しみ、暇を楽しんでいたようだ。

やがて「喧しい銅鑼の音が聞えたので振り返った。消防隊である。火事場
に行くのではないらしい」。「出初と言ったような示威行列と思われ
た」。「先頭は纏持ちの格で、薄汚れた白旗を持って駆けて来る。

それに子供が続き、これは銅鑼を叩いている」。「次がポンプだが、とて
もポンプだとは思えず、小さな桶の腹に消防組とペンキで書いてあったの
で、ははポンプかと気がつき、併せてこの行列が消防だと気づいた始末
だ」った。

全員が「無論制服などというものは着てはいない。跣もいれば、草鞋を履
いたものもいる」。なんとも珍妙な消防隊だが、それでも消防隊には変わ
りない。

日本軍の猛攻を支え切れずに?介石政権が去った後の無政府状態の南京
に、この年(昭和13=1938)3月28日、日本軍の中支派遣軍の後押しで江
蘇、浙江、安徽の3省に加え南京と上海とを直轄市とする中華民国維新政
府が成立している。小林が目にした消防隊のパレードは、それを祝賀する
ものだった。中華民国を名乗っているものの、長江下流域を抑える地方政
権でしかなく、ほどなく瓦解してしまうのだが。

なにが起きるか解らない杭州に、小林は余程の興味をもった。だから「汚
いのを我慢しては、よく出掛けてみた」。すると「奇妙な掛け声をかけ、
らっきょうの端を切った様な恰好の桶を担いだ汚穢屋の行列も通る。だが
何が通っても川を舟で行く様なもので、後はもう喧騒と臭気との他弁別し
難い様な人の波だ」った。

「喧騒と臭気との他弁別し難い様な人の波」を「眺めているとぼんやりし
て来」た。そこで、「十銭置いて長い事かかってお茶を飲」むが、「嘗て
知らない孤独を感じ」てしまう。
圧倒的な「喧騒と臭気との他弁別し難い様な人の波」・
・・ここに中国の現実がある。
                      《QED》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)前号の「ちゅん」氏の櫻田、長谷川論のご意見について感
想です。

櫻田氏の「勝てば官軍」と言う発想は、いわゆる事大主義で日本人の好ま
ないところである。隣国の慣習だ。実際戦争で負けてもいくらでも抵抗の
方法はある。だから古来面従腹背、臥薪嘗胆など故事格言があるのだ。大
事な民族の歴史を価値観の欠落した自分の損得だけのオセロ頭で判断され
ては困る。
ドイツ人は、謝るが本音で謝っているのか疑問だ。フランス人もロシア人
も芝居と知っているのではないか。なぜなら彼ら自身がそうだからだ。以
前ルフトハンザでスチュワーデスに近代史についてドイツ人の意見を聞い
てみた。するとちょっと考えて、お話しできませんと答えた。そんなもの
なのだ。
次の戦争というのは時代錯誤であり核兵器の時代の発想ではない。

我々もやたらに騒がず、ドイツ人のように黙って憲法を改正し、気が付い
たら徴兵、自主国防を実現するという大人の対応が望まれる。
(東海子)



  ♪
(読者の声2)前号の貴誌、「米中首脳会談」の記事を読んで思うのは、
先の大戦後のアメリカ大統領アイゼンハワ―の言葉です。
アメリカは戦う相手を間違えた。

日本は立憲君主国・議院内閣制、選挙も実施、まともな民主主義国家であ
る。本当の敵はマルクス主義者(ソ連・中国)だった。
再び同じ間違いを犯さない様、切に祈る。
(路傍の小石、熱海)


(宮崎正弘のコメント)オバマが習近平との会談直前に安全保障担当補佐
官を入れ替えました。これが気になりますね。



  ♪
(読者の声3)骨の髄まで腐りきった老いぼれ国賊供が、日中関係の氷解
を願って、と臆面もなく、テレビなどにしゃしゃり出て、性懲りもなく反
日の暴言を吐いている。

流石日本人という感覚はないと公言する御仁だけに、非国民性は中々堂に
いったもの だと感心します。死人に口なしを良いことに言いたい放題で
すね。

さて貴誌ご指摘のキッシンジャ−は、日本は二度と立ち上がらせないとし
ているだけに、何時日本を支那に渡すか分かりませんですね。

キッシンジャ−の日本嫌いは、三国同盟が余ほど腹に据えかねているので
しょうか。それから宮崎さんのご尊顔は、ニコニコ生放送や渡部昇一氏の
ユ−チュブ等で拝しておりますが、たびたびの海外取材となれば、災難に
巻き込まれる事がないようにと常に気になります。
 (北九州素浪人)


(宮崎正弘のコメント)ご心配をお掛けしております。こんどはシンガ
ポールからブルネイへ飛んで、それからシンガポールへ戻り、マレーシア
国境をこえてジョホールバルへ行きました。

シンガポールの書店で見かけたのは『蒼井空と日中関係』という題名のベ
ストセラーです。

この本が『習近平政権の内幕』『トップセブンの醜聞』『政治局内紛は団
派の捲土重来』『政治局員25人の履歴書』とかの難しい政治解説書にざっ
て、れっきと、外交、国際関係のコーナーに混ざって配列してあった。
これが驚きの第一です。

蒼井空は日本のアダルト女優出身で、なぜか中国でも強くアイドル視さ
れ、訪中のたびに新聞が大きくカラー写真で伝える。そのツィッターの
フォロアーが2百万人もいると言われるほどの高い人気がある。

日本でも数年前に『中央公論』が、この問題を社会現象として取り上げ分
析したことがありますが、爾来、日本では殆ど話題になっていません。

中国人の若者がなぜ、日本のポルノ女優ふぜいに憧憬の念を抱き、彼女が
訪中すると追っかけがでるのか、理解を超える現象です。日本のアニメ、
漫画が爆発的に売れる現象の延長か、あるいは漫画の主人公のように変な
コスチームを着て町を闊歩する少女の心境に似ているのでしょうか。
 
驚きの第二は書籍の価格でした。

一冊が日本円に換算して3500円から高い書籍は4000円する。これらはいず
れも香港からの輸入本なのですが、香港でさえ2000円以上します。

シンガポールと香港はすでに日本と比較してもひとりあたりのGDPは3
万ドルを超えており、しかも国際的なビジネスに携わるインテリ以外本を
買わないから、高い価格設定でも問題はないと思いますが、それにしても
経済成長は物価を押し上げるものです。



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エルドアン首相と岸元首相の回顧
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           古澤 襄

トルコの大規模な反政府デモに立ち向かうエルドアン首相をみていると、
安保騒動に立ち向かう岸信介元首相と重ね合わせてしまう。もっとも、こ
んなことを思うのは、80歳を越えたオールド・ジャーナリストだけかも
しれない。

安保騒動で退陣した岸さんは、その後、クリスマスの夜は東京神楽坂の料
亭・松が枝に気のおけない数人の記者と酒を飲みながら、保守合同の昔話
をオフレコで語ってくれた。松が枝の女将は、保守合同の立て役者・三木
武吉の愛人。

だが、保守合同のかくれた立て役者として松野鶴平元参院議長のことを忘
れてはならない。松野はこの松が枝で吉田自由党の緒方竹虎とひそかに会
談したり、三木武吉と二人だけで話し合いを重ねている。

この松野を保守合同のかすがい役になると目をつけたのが岸さんである。
吉田自由党の中には保利茂ら合同反対派が根強い影響力を持っていた。佐
藤栄作もその一人。

松野と緒方が仲が良いところに目をつけた岸さんが、吉田自由党の説得工
作に松野・緒方ラインを使った。これが効を奏した。「松野のいざという
時の行動力はたいしたものだ。稲光のように光って見えた」と岸さんは述
懐している。

だから保守合同が成った自由党の初代幹事長になった岸さんは、松野を参
院議長として遇したわけである。

前置きが長くなったが、保守合同の裏話が目的ではない。

一連の動きの中で、岸さんは松野に惚れ込み、自分が他日、政権を担う時
には松野を”政治指南番”と仰ぐことになった。岸さんが首相になったのは
60歳、巣鴨プリズンから釈放されて、わずか3年10ヶ月のことである。吉
田自由党で重鎮だった松野の力量を頼りにしたとしても不思議ではい。

だが結論からいうと、この政治指南番は不発に終わっている。

松野は政治指南番を引き受ける条件として、人事のすべてにまたがって相
談に乗ることを求めた。岸政権が誕生して、岸派の川島正次郎ら側近が勢
いを増していたから、岸さんは参院の人事に限って松野に相談すると答えた。

「これでは政治指南番はできない」ということになった。

その影響は警察官職務執行法改正法案の取り扱いをめぐって、強行突破を
図る川島幹事長と、本会議に上程しないと突っぱねる松野参院議長の対立
となって表面化した。警察官職務執行法改正法案は審議未了となったが、
安保条約の改定をめぐって川島幹事長の強行突破策が再燃している。

川島ペースに乗った岸さんは、条約改定の批准には成功したが、国論を二
分する安保騒動を起こして退陣を余儀なくされた。「不退転の決意で臨む
しかなかった」と岸さんは回顧しているが、松野政治指南番だったら違う
手法があったのではないか。

「ズル平」ともいわれた練達の士だった松野鶴平は昭和37年(1962年)10
月18日、78歳で死去。エルドアン首相には松野のような政治指南番がいな
いのかもしれない。

<【6月9日 AFP】大規模な反政府デモが続くトルコでは、レジェプ・タ
イップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相が抗議行動をやめるよ
う呼びかけたにもかかわらず、8日も各地で数万人の人々が路上に出て怒
りの声を上げた。

政府は「抗議行動は抑制された」と発表したが、9日目を迎えた全国規模
の反政府デモの中心地であるイスタンブール(Istanbul)のタクシム広場
(Taksim Square)には、これまでで最も多い人が集まった。

日没のころになると、普段は別々のチームを応援するサッカーのサポター
らがタクシム広場に集まって火を放った。赤い炎が上がると、集まった
人々から大きな歓声が上がった。警察は1日に同広場から撤収している。
デモに参加した29歳の弁護士は、「エルドアン首相が退陣するまでデモを
続けなければならない」と話した。

首都アンカラ(Ankara)では8日、中心部にあるクズライ広場(Kizilay
Square)に集まった約5000人のデモ隊に対し、数百人の警官隊が催涙ガス
と放水銃を使用した。広場から離れて近くの脇道に逃げ込んだデモ参加者
らを警察官たちが追った。地元テレビは数人がけがをしたと伝えている。
(AFP)>
2013.06.10 Monday name : kajikablog
  


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ゴリラとパンダ
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 Andy Chang

6月7日、8日の2日にわたってカリフォルニア州パームスプリング
のサニーランド別荘で行われた米中両首脳の会談は世界のマスコミ
が注視したが、結論を言えば双方とも得るものがなかったといえる
のではないか。互いに言いたいことを言っても合意はなく、メディ
アに「新たな協力関係」を演出して見せたに過ぎない。

今週のザ・エコノミストの表紙は大きくザ・サミットとタイトルが
書いてあり、銃を持ったオバマの横に寝転んでいる習近平がいて、
会談には来なかったミシェル・オバマが背後に小さく立っている。
サブタイトルの一つは「チーム・アメリカとカンフー・パンダが会
談」と書いてある。私に言わせれば今回のサミットはゴリラとパン
ダの「ニヤニヤ握手」である。

●裏門から入ってきたパンダ

習近平はアメリカを親善訪問したのではなく、敵地視察に来たので
ある。普通の国家首脳ならワシントンを訪問して、米国の大統領が
空港に赴き、近衛兵が整列して赤い絨毯で出迎える。

習近平は米国を訪問する前にコスタリカとメキシコを訪問してから
アメリカ西部の別荘で会談したのだ。しかも中南米訪問は中国と親
しい関係にあるキューバやベネズエラではなく、アメリカと親しい
関係にあるコスタリカと、アメリカの裏門にあたるメキシコを訪問
し、中国の関係改善、輸出入の不均衡改善、資金援助までも匂わせ
てきたのである。裏門から入ってきたのだ。

中南米はアメリカの裏門であり、アメリカとの関係が密接であるに
も拘らず、最近は違法移民や麻薬、資金援助の減少などで中南米諸
国との関係がギクシャクしてきた。

そこへ金持ちパンダが着飾って訪問しただけでなく、そのあとアメ
リカの裏門から入ってオバマと首脳会談をしたのである。いわばパ
ンダがゴリラの毛を逆撫でしたようなものと言える。

●サミットの焦点

サミットに入る前からアメリカのメディアは既にサミットで中国に
どのような注文をつけるか、メディアを使って宣伝戦を始め、アメ
リカの関心事はサイバーアタックと人権抑圧の改善などであるとし
ていた。

中国がサイバーアタックでアメリカの軍事、政治の外にもいろい
ろな企業の核心に侵入して会社の機密を盗み取っていることが大き
く報じられ、習近平との会談で中国にオバマは中国にハッカーアタ
ックの中止を要求すると報道されていた。

これに反して習近平は「米中の友好は両国の繁栄に?がる」と友好
的な言辞を弄しながら、そのあとすぐに「太平洋には中国と米国を
受け入れる空間がある」と豪語して、中国が太平洋に進出する意図
をみせたのだ。メディアは中国がアメリカと両国で利権を分け合お
う発言したと厳しく批判した。台湾のある評論家は「米中同夢は悪
夢である」と酷評した。至言である。

習近平は南シナ海に言及せず、太平洋に進出してアメリカと分割管
理するような発言をしたのにオバマの反応は鈍く、「米中間には緊
張を避けられない分野もある」と言った。もちろんオバマの返事は
米国は中国の太平洋進出に賛成しないと言ったのでもある。

●中国のハッカー攻撃

アメリカが最後まで譲歩しなかったのは中国のハッカー攻撃につい
てである。習近平はこれまで同様「中国もハッカー攻撃の被害者で
ある」と答えている。だが中国のハッカー攻撃についてアメリカは
譲歩していない。

アメリカは中国政府と軍部が公然とサイバーアタックをした事実を
発表し、攻撃を止めろと習近平に要求したと中国側は認めている。
だが中国のサイバーアタックがいくらか減少しても完全になくなる
とは思えない。

中国がサイバーアタックの被害者といったのは、中国の人民がイン
ターネットで政府を攻撃していることだが、この攻撃は中国人民の
政府批判でアメリカが攻撃したのではない。中国政府の被害意識よ
り中国政府が人民の言論を抑圧している事実こそ問題なのだ。

ハッカー攻撃とは、中国の軍部や政府の主導でアメリカの政府や企
業の機密を盗むことで、諜報戦争といえる。諜報戦争は今後も続く
だろう。アメリカだけでなく世界諸国が直視すべき問題で、ハッカ
ー攻撃に対しては防御だけでなく、反撃も考慮すべきである。

●サミットの成果

結論らしいものを挙げれば、米中サミットはボクシングの試合でお
互いがジャブを入れただけで、賛同するものはなかった。

オバマ政権は中東問題では失敗し、テロや反米運動は増える一方だ
し、アフリカ諸国も反米に転じている。習近平は南シナ海をわがも
ののように見せかけ、尖閣諸島と北朝鮮制圧では両国が要求を出し
合ってサミットで討論されたが結論はなかった。

オバマは中国問題で強い態度をとれず、ヒラリーの後任のケリー国
務長官は軟弱で親中、その上オバマはアジア問題に経験がなく、ベ
ンガジ事件でウソの証言をしたスーザン・ライス現国連大使を国家
安全保障担当補佐官に任命するなど、アジア問題に曖昧な態度を見
せている。

中国にとってサミットの結果で米中関係がよくなったとは言えず、
習近平の米中で太平洋制覇の発言は東南アジア諸国が警戒心を増す
結果となり、中国にマイナスである。南シナ海問題では中国が優勢、
ハッカー攻撃ではアメリカが優勢である。もしも今後、中南米国家
が親中・反米になれば中国にとってプラスになると言える。

サニーランド別荘の周辺には習近平を批判する中国自由民権派、チ
ベット独立運動、ウイグル独立運動、台湾独立運動、法輪功など、
40ばかりの団体が示威運動を展開していた。中国が世界で嫌われる
独裁国家であることをアメリカ人に教えたような結果だった。



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記事のネタに窮する
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    平井 修一

1日に1本の記事は書きたいなあと思っているが、時々ネタに窮することが
ある。今日も終日苦しんだ。

清少納言と「枕草子」は中学生以上なら誰もが知っているが、清少納言そ
の人がどんな人生を送ったかはつまびらかではないから、その情報を集め
ておおよそのことが分かれば面白いかなと思ったものの、いかんせん「こ
れは」という情報がない。

大体小生は平安時代の宮中、後宮についてほとんど知らないし、調べてい
くと朝廷や天皇のルーツはどこにあるかとか、幕府との関係はどうなって
いるのかとか、難しい問題にぶつかっていくから、もう迷路に入ったよう
で、なかなか記事にまとまりそうもない。呆然自失という感じだ。

ネタになるかどうかは分からないが、ここ数日でいくつかの見聞、体験は
あった。たとえば――

・ハンバーグやスパゲティのソースを作るときに赤ワインを使うが、フラ
イパンに赤ワインを入れるとジュワッと実にいい匂いがするのだ。断酒の
身としてはこれがかなり辛い。
「飲んだらさぞやうまいだろうなあ、飲みたいなあ、でも飲んだら1杯で
済むわけはなく、絶対に2杯、3杯となり、7か月断酒した努力が水の泡と
なり、元の黙阿弥、アル中に逆戻りしてしまうから、ここは我慢するしか
ない、カミサンを泣かせるわけにはいかないし・・・」とこらえるのである。

あまりにも辛くてその晩は夢にも赤ワインが出てきた。酒のない老後なん
て想像もしていなかったのだ。老いてもちびりちびりとやりたいなあと
ずーっと思っていたのにこの体たらくである。自業自得とは言え情けなく
て泣きたくなった。

・散歩コースの用水路に先日は2歳ほどの女児が落ちるのを目撃したが、
昨日は4歳ほどの女児が渡り石から転落して頭からつま先まで全身ぬれね
ずみになっていた。両親と祖母が同行していてもこの様だ。結局は誰も責
任をもって子供を監視していないのである。

一昨日は6歳ほどの女児が一人で用水路に入って遊んでいたが、大丈夫な
のかと心配してしまった。誘拐の怖れもあるだろうに。「どこへ行くの?
 誰と遊ぶの?」と親は気にしないのだろうか。

・この散歩コースでは300メートルほどは車1台通るのがやっとという舗装
路があり、ごくたまに車が来るときは人は植栽のなかへ避難するしかない
のだ。今朝は小生と犬は車を見かけたので側道に逃れたのだが、舗装路に
戻ると車を追いかけながら「人殺し、待てーっ」と叫んでいる、犬連れの
オバサンがいた。車から出てきたのは70歳ほどの品のいい婦人で、オバサ
ンは「車がぶつかった、引かれるところだった、どうしてくれる!」と叫
んでいる。

70歳婦人は「すみません、ごめんなさい」とひたすら謝っていたが、オバ
サンの人相はかなり悪くて、中卒→暴走族→水商売→今はテキヤの女房とい
う感じ。難癖をつけて金でもせびりそうな感じだった。

「こういうクレイマーにひっかかったら面倒だろうなあ」と思ったが、も
しかしたら70歳婦人は運転を誤ったのかもしれない。小生は車とすれ違う
時は運転手の顔を見るようにしているが、老人だとアクセルとブレーキを
間違えたりするので怖いなあと常々思っている。小生自身は反射神経が
鈍ってきたなと感じて運転をしなくなってから1年半ほどになるが、もう
運転は怖くてできないかもしれない・・・

まあ、上記のように小ネタはあるのだが、記事にはまとまりそうもない。
明日はいいネタが見つかるのかどうか。このところ社会への関心がますま
す薄くなってきたが、もしかしたら老化から詞藻が枯れ始めているのかも
しれない。記事を書くのは小生の唯一の趣味なのだから、それが事実、老
いの現実なら悲しいことである。(2013/06/09)



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話 の 福 袋
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 ◎安倍政権が長続きする理由

日本政治を専門とするコロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は、
これまで何人もの歴代首相が1年と持たず、さしたる実績を残せずに政権
を下りたのに対し、安倍晋三首相の率いる政権は数年続くと予想してい
る。だが、日本経済の生き残りをかけた大胆な改革を実行できるかといえ
ば、その可能性は低いとみている。

足元の金融市場に動揺が見られるにもかかわらず、安倍首相が党首の自民
党は来月の参院選で勝利すると同教授は予想する。だが、それは首相の政
策の効果や政治力が評価されているわけではなく、ほかに期待できそうな
指導者がいない日本の暗澹(あんたん)たる政治状況を反映していると指
摘した。

ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパンが6日に東京都港区のアー
クヒルズカフェで開いたトークセッション「WSJカフェ東京」で同教授は
「安倍首相の人気が高いのは国民がその力量を認めているからでなく、今
後みんなが世の中が良くなると信じたがっているためだと思う。アベノミ
クスが実際に効果を発揮するよう祈るような思いで見ているということ
だ」と述べた。

一連の景気刺激策を提案するアベノミクスによってこの4カ月間株価は上
昇が続いてきたが、最近になって疑問が生じ始め、足元の金融市場は揺れ
動いている。株価は急落し、円は下落幅が縮小した。5日には安倍首相の
成長戦略が発表されたが、カーティス教授は期待外れの内容だったとみて
いる。首相が強調した医薬品のオンライン販売に関する規制緩和について
も、「インターネットで痛み止めを販売できるようにしたところで、日本
経済がそれほど恩恵を受けるわけではない」と述べた。

カーティス教授は「この4カ月は、アベノミクスをめぐって市場は一種の
根拠なき熱狂状態にあると思っていた。これからは逆に過剰な失望感が広
がることになるかもしれない」と述べたが、それでも安倍政権はしばらく
揺らぐことはないだろうとみている。その結果、この数年の日本には見ら
れなかった一種の安定状況がおとずれると言う。

「私がみてきたこの44年間のなかで、野党勢力がここまで弱体化している
のは初めてだ。また、今ほど自民党に指導者が不足しているのは見たこと
がない」と指摘、「安倍首相を追い出したとしても、それに代わる指導者
がいるだろうか?国民に期待を抱かせるような政治家がいるだろうか?応
えは『ノー』だ」と述べた。

また、野党の今後の見通しについても厳しい目を向けている。12月の衆議
院選挙で政権の座を失った民主党は「参院選後は消え去るか、解散するだ
ろう」と予想、一時は高い人気を得ていた日本維新の会についても、党首
の橋下徹氏が従軍慰安婦発言でアジアの近隣諸国の怒りを買い、「政治的
な自殺行為」をしたことで将来の希望はそれほどないだろうと述べた。記
者: Yuka Hayashi 【ウォール・ストリート・ジャーナル】

原文(英語):Why Abe Has Staying Power
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2013/06/07/why-abe-has-staying-power/

〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎【Twitter 抜粋】 − 2013-06-10 10:45

【メディア批判】 − NHK − 偏向報道反対! @lupinxyz2
安倍政権 アジア中心に自衛隊幹部を派遣
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130605/k10015077041000.html … 早
朝に一度放送したきりで、再放送のないニュース? 

******************************
【メディア糾弾】 − TV朝日 − ゼロタイムズ @zero_times 49秒
【放送法違反】<拡散!>飯田康之氏、テレビ局から求められる、安倍総
裁の金融政策否定発言⇒ http://nico.ms/sm19450136  「なんとか財政破
綻とハイパーインフレの方向で・・」#テレ朝 #モーニングバード 断固、
放送免許取消処分求む

******************************
【卓論】 − 安倍晋三 @AbeShinzo
渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左
翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一
生懸命演説妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上が
りました。ありがとう。前の方... http://fb.me/2briDhy46

JYJtomodati@JYJtomodati
@AbeShinzo 演説お疲れ様でした。反日国家の妨害にめげずがんばって下
さい。法律の改正に一つ加えて欲しい項目があり、反日教育を受けた者が
日本の教育現場にて教師をする事は如何なものか。法律の項目に反日国家
の人間は教師採用禁止という法律を成立願う。子供達が教師に潰されてい
る現実

******************************
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 @WSJJapan
ドル、株価手掛かりに上値伸ばす公算大=ASB銀行 - http://WSJ.com/
http://on.wsj.com/112n9n6

******************************
MSN産経ニュースbot [test] @SankeiShimbun
【国際】 中東欧の洪水、5カ国で死者21人に 独では2万3千人が避
難:  中東欧諸国を襲った大雨による洪水の被害は、さらに拡大し、AP
通信によると、チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スロバキア
の5カ国で9日までに... http://on-msn.com/13rhCoe

******************************
【謹聴】 − 田母神俊雄 @toshio_tamogami

大阪の開成幼稚園では園児に対し教育勅語を諳んじさせている。我が国は
戦前は立派な教育をしていたのだ。米国占領下で悉く壊されてしまったも
のが、この幼稚園の教育には残っている。園長の塚本氏には何度かお会い
したが本当に立派な方である。
http://www.youtube.com/watch?v=KsTc6_HjKWU&feature=youtube_gdata_player


******************************
【天安門事件】 − 田畑益弘 @tabatamasuhiro
【但し、くれぐれも閲覧注意】

24年前の天安門事件、人民解放軍の戦車が、支那民衆を踏みつぶした事は
有名だがその当時の写真がまた出回っている。支那とは自国民にさえこん
な事をする国だと言うことを改めて認識すべきである。
http://bit.ly/16JuLiX …

******************************
【中国脱出】 − みゆ @miyudesuyo

【中国】「日本企業の『本国回帰』は円安が原因ではない、単に海外でう
まくいっていないだけ」
http://blog.livedoor.jp/news_aru/archives/29083091.html …中国には
反日暴動で凄まじい損害受けたし 本国回帰というより東南アジアシフト
な点について  歴史上、中国に深入りした国は必ず没落する

******************************
【株価】 − はるはるぱぱ @ikukotaryu

アベノミクス批判工作員完全死亡wwwww
日経平均、大幅反発で始まる 一時1万3300円台 :国内株概況 :株式
:マーケット :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/119xcna

******************************
【国会】 − 【民主党】議員の典型か − 日韓併合の語義すらも知らず
− あきひろ@akihiro_23

何処の国の議員?常に中韓視点での外交質疑:民主党小川元法相 (32:53)
#sm20869726 http://nico.ms/sm20869726 日本人なのに、国語である「植
民地」と「併合」の違いがわからないとか・・

******************************
【参院選】 − 野党にとっては悲劇的結末を示唆する淋しい出足か
− YOL 政治 @YOL_politics

候補統一崩れ…参院岩手、社民は初の自主投票 http://j.mp/11PFbnW
読売新聞YOLさんがリツイート

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【アベノミクス】 − 年率4%超 − 裏付け資料 −47NEWS @47news

速報:1〜3月期のGDP改定値は実質で前期比1・0%増、年率換算で
4・1%増。内閣府発表。 http://bit.ly/17n4iz

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真壁幸男 @mkbyk21

自民党中央へご報告申す 私こと党員として今夏参院選での勝利は衷心願
えども千葉県区豊田俊郎氏立候補への党公認には絶対反対であり本日「公
選法違反告発状」を警察・地方検察庁へ速達投函致しました @JimInTO 
@AbeShinzo @takeokawamura @ysakurada

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真壁幸男 @mkbyk21 40秒
千葉県の皆さん、昨日付「豊田俊郎らによるH22年暮市長選投票前の戸別
訪問・公選法違反告発状」警察へ速達発送!

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【正論】 − 一色正春 @nipponichi8

中国サイバー攻撃へ制裁論、米政財界で高まる : ネット&デジタル :
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/world/20130609-OYT1T00276.htm?from=tw
… 日本も何か言うべきですな

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【正論】 − 井上太郎 @kaminoishi

中共や南朝鮮が盛んに安倍自民政府に対し歴史認識といちゃもんつけま
す。先ず人に言う前に、中共はひたすら隠す天安門事件、南朝鮮は済州島
四三事件に始まる虐殺の事実である歴史認識を持てよ!!己れの都合だけで
主張するその根性が愛国日本人の反感につながっているんだよ!

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【謹聴】 − 中山なりあき @nakayamanariaki

オバマ大統領と習近平総主席の対談を注目していた。総主席は広く大きな
太平洋は中米両大国を受け入れる十分な空間があると発言。太平洋は米の
ものだけでなく中国のものでもあるということだろう。西半球は自分に寄
越せということだ。出口を塞いでいる日本列島、これからも柔軟両用攻勢
を続けるだろう。

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【反日意図粉砕】 − 樋川 誠一 @seiichi_hikawa

「ジャスミン革命」の様な政治運動ないし意識改革が必要なのは、アフリ
カでも支那でも無く、我が日本国です。日本の各部が反日勢力に侵食され
た現状を認識し、平時では無いとの危機意識を持って、国民各自が呼び掛
け合って日本を護る為の言論行動を起こしましょう。参院からも反日政党
を撲滅です!

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【正論】 − NHK排斥 − ゼロタイムズ @zero_times

【拡散】NHKの国際放送は無料!日本国内での受信料と国の交付金で外人
に無料放送されている現実 ⇒ http://ow.ly/giZQi  反日偏向報道を垂れ
流すNHKに受信料払う必要なし

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【國防】 − 確固たる民意の根拠 − みゆ @miyudesuyo  − 「反日・安倍
排斥言論」は、もはや無力也!

安倍政権、今度は「防衛外交」各トップ幕僚長を包囲国に派遣!防衛相、
対中国戦略派遣と認めるhttp://crx7601.com/archives/29071828.html …
安倍政権仕事してるなー安心安心 早くスパイ防止法と通名禁止、犯罪お
かした韓国籍は国外退去にしようよ 日本の自衛官の派遣は、派遣先国も
歓迎する防衛協力

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【中国危機】 − 力石ジョー @Joe2ch

現在、中国国内で不動産物件の売れ残り在庫が64兆元。
これは日本のGDPの22倍!
中国全体を覆う集団的焦燥感。
「すべての(中国)国民が、得体の知れぬ焦燥感や不安に駆り立てられて
いるような状況は、革命や動乱がやってくる直前のそれ」
http://melma.com/sp/backnumber_45206_5836142/

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【米中首脳会談】 − Ken Takakuwa @kentakakuwa

米国側から提案したのは緊急性があったからで、別に中国の味方というわ
けではない。サイバー攻撃等の件で、米国の懸念を解消する動きはなかっ
た。◆【米中首脳会談】米側から開催を提案 中国も「極めて迅速に」受
諾 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130609/amr13060921210010-n1.htm …

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【在日金融支援問題】 − ももじ @momoji33

U-1速報 : 「金融庁の制裁措置で在日韓国人の資金調達が実質的封殺」 
日本中の銀行が在日融資を拒否する前代未聞の事態に
http://bit.ly/161e7rd

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【疑惑】 − KT境界層 @situryoutteiika

湾岸戦争時、日本政府は総計135億ドルを“国際貢献”の為に支払いまし
た。これを決定したのが当時の自民党幹事長だった小沢一郎氏。ところ
が、米国政府の報告書では日本からの戦費は100億ドルと記載されてい
て、35億ドルの行方は不明のまま。http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe

〔情報収録 − 坂元 誠〕

 

◎イチ落球にどよめき「嫌がらせではない」

<マリナーズ1−2ヤンキース>◇9日(日本時間10日)◇セーフコフィールド

ヤンキースのイチロー外野手(39)が、マリナーズ戦に「6番右翼」で出
場し、3打数無安打で2試合連続無安打となったが、四球を選び10試合連
続出塁をマークした。

【関連記事】イチ「彼女が来てくれないと寂しい」

古巣のエース右腕ヘルナンデスと対戦し、1回2死満塁のチャンスで空振
り三振。4回先頭でも空振り三振し、6回は右飛だった。1−1の9回に
四球出塁し、犠打で二塁へ進塁後、9番スチュワートの適時左前打で一気
にホームへ滑り込み決勝のホームを踏んだ。

守備では、7回に右翼線際に落ちるファウルフライを取りに行ったがグラ
ブの土手に当てて落とす“らしからぬ”ミスが飛び出し、今季2個目の失策
が記録されてスタンドからどよめきが起こった。

イチローは、落球したとの観客の反応について「嫌がらせではないから
ね。悲しんでいるわけでもないし。ここっぽい感じがしましたね」と話した。
日刊スポーツ 6月10日(月)10時27分配信



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反     響
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 1)SM氏は「米国のマスコミ全体が、アンチ日本ではないかと思いたく
なる」とコメント:前田 正晶

私はこの背景にリベラル派の民主党政権、特に1993〜2001年のクリントン
大統領の存在が大きな役割を果たしたと思い込んでいます。民主党は、兎
に角日本寄りの政党ではないと思っています。故に、オバマ大統領の誕生
の際には「またもや悪いお知らせである」と断言しました。

私の現職時の上司、同僚、友人は皆国内問題としても同意見でした。驚く
べきことに共和党支持のはずのW社(W家第四代当主で第八代CEOのジョー
ジはパパブッシュとYaleの同級生で親友で、熱烈な支持者でした)の中に
も私が知る限りでも「今回は長年支持してきた共和党を諦めて民主党に入
れた」という者が何名かいたことでした。

私は実質的に1993年12月末で現職を退きましたが、その間にアメリカの日
本圧迫の姿勢が極めて顕著となっていきました。そして、世界最高のアメ
リカ製品の輸入の増量を迫り、何を思ったのか紙・板紙を増量せねばスー
パー301条適用まで言い出す始末でした。

これなどは自国の産業の実態を把握できていなかった最悪の例でした。具
体的な理由は省きますが、勿論不発に終わりました。この頃は謂わば自由
の立場だった私は「アメリカ製の紙などは、遺憾ながら脅威ではない」
と、我が国の業界に説いて回ると同時に、アメリカのメーカーにもできる
限りの協力はしていましたが。

すでに何度も採り上げてきたことですが、1994年7月に時のUSTR代表の
カーラ・ヒルズ大使は東京のNHKホールで開催されたパネル・デしかショ
ンで「アメリカが対日輸出を増やすためには初等教育の強化と識字率の向
上が必要」と述べて労働力の質に問題ありと暗に認めた発言しました。し
かし、かの大使は「それでも悪いのは買わない日本である」と断言しまし
た。これがアメリカの民主党政権なのです。

従って、オバマ政権が3年以上の任期を残している以上、我らが安倍政権
がアメリカに依存するとか、対米関係の一層の強化を図り鳩・菅・野以前
の親密さに戻すとか、追随するとか、アメリカ離れをして独立独歩路線を
歩むとか、選択肢は数あるでしょう。だが、私はチャイメリカの方向に
持って行かれないように最大の努力が必要だろうと考えております。

しかし、XX婦問題の対処どころか、野中のような者が身内から現れる事態
にも対応せねばならないのは、残念至極です。事態を内側から悪化される
とは。私は矢張り安倍内閣に期待するしかないと思っています。



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身 辺 雑 記
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ようやく梅雨になりそうだ。

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  • 名無しさん2013/06/10

    ワタミの社長が理事長してる学校の内情wwwwwwwwwhttp://vippers.jp/archives/7167624.html

  • 名無しさん2013/06/10

    なぜここまでしてパンツを覗かないといけないのか(´・ω・`)http://zukolog.livedoor.biz/archives/29122163.html

  • 名無しさん2013/06/10

    だいぶ前に梅雨入りしましたが、そんなことはすっかり忘れ去られています。雨がちっとも降らないからです。4月から10月まで夏日が続き、冬は豪雪。日本の四季はすっかり狂ってしまったようです。



    これらは地球温暖化の進行で、気候そのものがおかしくなったためである可能性が高いといわれています。研究者によると、今後、億単位の人々が洪水などのリスクにさらされると言われています。「ダビンチの予言」が現実のものとなりかねないのです。



    これという決め手のないまま、ふたたび温暖化が加速してきたようです。



  • 名無しさん2013/06/10

    「美人の中の美人」秋田おばこにふんしフキPRhttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130609-OYT1T00531.htm