政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針2876号  2013・2・12(火)

2013/02/12

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2876号
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        2013(平成25)年2月12日(火)



                                   ドレミファの受難:渡部亮次郎

                "I am sorry.”と言うのはよくせきのこと:前田正晶

                 日米はASEAN重視に舵取りを変えた:宮崎正弘

                                  共産にも負けた!民主:古澤 襄

                安倍の“奇襲”に中国狼狽:公表後1週間:杉浦正章

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


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第2876号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
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ドレミファの受難
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    渡部 亮次郎

ラジオ深夜便が2月11日午前3時台「作家で綴る流行歌」米山正夫作品集
で高橋淳之アンカーが「森の水車」は戦後流行したが、実は昭和17年に
高峰秀子(三枝子にあらず)で発売されたが、4ヒ後に発売禁止になった、
と解説したまでは良かったが、理由を言わないでおわった。

先年、女性アンカーも「こんな平和な歌がなんで発売禁止になったのでしょ
うね」で結論をいわなかった。回答はドレミファソラシドにあったので
ある。

「森の水車」

作詞:清水みのる、作曲:米山正夫、唄:荒井恵子

1 緑の森の 彼方から
  陽気な唄が 聞こえましょう
  あれは水車の 廻る音
  耳を澄まして お聞きなさい

  (*)コトコトコットン コトコトコットン
     ファミレド シドレミファ
     コトコトコットン コトコトコットン
     仕事に励みましょう
     コトコトコットン コトコトコットン
     いつの日か
     楽しい春がやって来る

2 雨の降る日も 風の夜も
  森の水車は 休みなく
  粉挽(こなひ)き臼(うす)の 拍子取り
  愉快に唄を 続けます
  (* 繰り返し)

3 もしもあなたが 怠けたり
  遊んでいたく なった時
  森の水車の 歌声を
  独り静かに お聞きなさい
  (* 繰り返し)
 

《蛇足:二木紘三》< 昭和17年(1942)9月に映画女優・高峰秀子の歌
でポリドール(当時は大東亜レコード)からレコードが発売されました。

戦後の昭和26年(1951)4月9日に荒井恵子の歌で「NHKラジオ歌謡」と
して放送されてから、多くの人たちに愛唱されるようになりました。

荒井恵子は、NHKラジオ「素人のど自慢」のチャンピオンになったの
をきっかけにキングレコード専属のプロ歌手になりました。

しかし、作曲の米山正夫が日本コロムビア専属だったため、キングでは
レコード化できず、昭和26年8月1日に並木路子の歌で日本ンコロムビ
アからがレコードが発売されました。

私の子どもの頃、田舎では何カ所にも水車がありました。その響きは、
勤勉さを刺激するよりも、「のんびり行こうよ、マイペースでいいじゃ
ない」といっているように私には聞こえました。>

この方も判っていない。戦後派なのかな。

戦時中は「敵性語」は禁止された。ファミレド シドレミファは
イタリア語なのに検閲官は教養が足りなかったか慌て者だったか、
これを敵性語と判断して「発売禁止」処分にしていまったのだ。

もちろん当時のイタリアはドイツと共に同盟国であったのだからイタリ
ア語を敵の言葉としたのはおかしい。しかし検閲官はみんなおかしかっ
たのであろう。     2013・2・11



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"I am sorry.”と言うのはよくせきのこと
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                          前田 正晶

アメリカ人が"I am sorry.”と言うのはよくせきのこと:

最近何度か「謝罪の文化」を採り上げて、我が国と欧米諸国と一部のア
ジアの国との文化の違いを論じた。さらに全柔連の上村会長のお詫び行
脚を批判した。しかし、あれだけでは実例が少ないかと危惧するので、
1972年以降経験した実例を挙げて、「恥の文化」ではなかった「謝罪の
文化」を少し詳しく説明しよう。

告白すれば、私自身がこのような大きな文化の違いの谷間に彷徨い、悩
まされた結果で「文化の違い論」を語れるようになったのは1990年で、
そこまで具体化し理論づけるのに数字上は18年だが、実際は15年もかかっ
たいた。

W社には暴露ものを書くのかと苦情を言われそうだが、設備・技術水準・
労働力の質・原材料・主義主張・歴史・ビジネス倫理が違うアメリカの
製品を、これらの尺度の全ての基準が異様に厳格で細かい点ほど厳密な
受け入れ基準が設定されている我が国に問題を起こすことなくお買い上
げの上、消費して頂くのは容易ならざる仕事だった。

そこには最終製品を商品としてお買い求めの消費者には解らない、アメ
リカ側から見れば無理難題を乗り切らねばならない苦労があるのだ。事
故が生じる度に生産現場に参上して「国産品にはかかる不行き届きな初
歩的なミスをした製品はない」と厳しく苦情を言われるのだ。

日本式の仕事ならばそこで誠意を込めてお詫びして「二度と過ちを繰り
返しません。不良品は即刻良品とお取り替えします」と申し上げればお
許しが出て、水に流して頂ける確率が高い。そこには長い年月をかけて
築き上げた信頼関係も手伝うものだ。

ところが、謝罪の習慣というか自らの非を率直に認めてその場でお詫び
する習慣はアメリカにはない。通常は飽くまでそのクレームの正当性を
徹底的に論じて戦うものだ。

そこには「不良品ないしは欠陥商品だった」という歴とした証拠と「良
品ないしは正常な製品」の提示がなければ、クレームとして認められな
いと主張するのだ。

極論だが、不良品を供給した側が得意先と対等の場に立って真っ向から
議論を戦わせるのが、アメリカ式ビジネスなのだ。しかし、我が国では
「お客様は神様」の座におられるのだから、アメリカ式交渉方式は分を
弁えない不当で高飛車なものとされてしまうのだ。

そういう議論を展開するのだから、明らかにアメリカ側の責任であると
解っていても素直にお詫びして許しを乞い、補償の金額を話し合う段階
にまで簡単には進まないのだ。

ある時に当方の極めて穏健で高飛車な態度を取らない技術サーヴィス・
マネージャーが、明らかにこちらの責任であると解っていていたケース
で「そちらの加工方法に問題があったのではありませんか」と、私が良
く言う「これを言うことで失うものはない」式なことを何気なくごく穏
やかに言ってしまったことがあった。

細かいことを言えば、そういう発言を通訳しなければ済むことだが、こ
の場合にはお客様の責任者が英語を理解されてしまったのだ。そこで、
何と慌てられたのがお客様で「一寸お待ちください」と全員が退席され、
暫くして戻って来てから「なるほど、急遽調査した結果で当方の加工工
程には万全ではなかったことがあったと判明した。そこで、求償金額を
50%で折り合って頂きたい」との条件を提示された。

驚いたのは私だけではなくマネージャーだった。そういう意図がなかっ
たと後で述懐したほどで、何と怪我の功名と言ったら申し訳ないだろう
が、損失が減額されたのだった。こういうのは当に例外である。

彼の後任者はもっと若くて理解が早い人物だったが、度重なる工場側の
失態に苛立ったせいか、いくら「謝ることはあなた方の文化と違って全
面的な物的・精神的な補償を認めることにはならないのが我が国の歴史
と伝統に輝く謝罪の文化だ。故に率直非を認めて"I'm sorry.”でも良い
し、"I regret 云々.”でも何でも良いから、「お詫びの気持ちを表せ」
と繰り返して説得したが肯んじなかった。

そこで、最後的手段として「解った。それならば何でも良いから適当に
謝意に近いことを君の言葉で言え。俺が通訳の技術で最大限度のお詫び
の気持ちを表す日本語に変えて局面を打開するから」と言って聞かせた。
そして彼に適当なことを言わせて何とか取り繕うようにした。

しかし、この後任者は私の顔色と表情を見ていて、時間の経過とともに
「謝ることが全面的な補償をコミットしたのではない」と解るようになっ
た。そこから水に落ちた犬は撃たないとの我が国の優しさと「謝罪の効
用」を理解するように成長?した。

して、遂には彼自身が積極的に詫びを入れて交渉をスムースに進められ
るようになったし、彼自身が「日本のビジネス慣行を良く理解する、信
じても良いアメリカ人」と認められ、得意先、特に現場との信頼関係を
確立するに至った。

実例の話が長くなってしまったが、謝罪する習慣がない欧米人が「お詫
びして初めて交渉の場につける」といった我が国独特との交渉法に馴れ
るのには、何年かを要したということを言いたかったのである。謝って
も先ず何も失わずに、交渉が進む事はない国の者が「謝ることの危険度」
を理解することは容易ではないのである。

謝罪の文化などは「日米企業社会における文化の相違」のごく一部に過
ぎないが、その点を理解し謝れるまでの日本通はそれほど多くはいない
ものなのだ。ましてや、スポーツや「道」の世界で育った方々が、世界
との違いを弁えて交渉するのは、アメリカのビジネス・パーソンがクレ
ームの交渉に馴れるよりも遙かの難しいだろうと思うのだ。全柔連会長
は謝罪することで「如何なるお裁きでも受けます」と言ったのと同様な
結果をもたらすと危惧するのだ。



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日米はASEAN重視に舵取りを変えた
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年2月12日(火曜日)
      通巻第3875号  
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日米はASEAN重視に舵取りを変えた

2月下旬に安倍首相が訪米し、日米同盟の絆の深さを確認することになっ
ている。

消息筋はTPP参加の明言ができないためF35次期ステルス戦闘機など
1千億円程度の武器購入が安倍訪米時の手土産だろうと勝手な推測をして
いる。

巨大な手土産は安倍新外交の成果である。

これは新兵器システムなど金額ではかれるものではない。

1年前、オバマ大統領はAPECハワイ会談で対中囲い込み政策を示唆し、
訪豪しギラード豪首相とダーウィン基地へ飛んだ。米海兵隊の駐留予定
基地でアジアへの安全保障の濃厚な関与を宣言した。

同時にクリントン国務長官はミャンマーへ飛び、制裁をやめ大々的梃子
入れを約束した。ベトナムには米空母が寄港し、アジア各国は米国の本
格的アジア復帰を歓迎した。

あのままでは東シナ海から南シナ海が海洋覇権を求める中国の海と化け、
海洋の法の支配は存在しなくなるところだった。

イラクから撤退完了した米国はアフガニスタンからも2014年を目処
に撤収し、次はアジア関与戦略が本格化する。補完の役目を日本が担う
ことになり、辺野古、オスプレイなど前民主党政権が悪化させた日米関
係悪化の材料は消えつつある。

安倍政権発足直後、麻生財務大臣はミャンマーへ飛んだ。そこで過去累
積の五千億円借款を事実上帳消しにし、新しく5百億円を供与して工業
団地を建設する。ミャンマーを経済影響下においてきた中国としては不
愉快な出来事である。

岸田外相はフィリピンなどを訪問したが、とくにマニラ政府に対して巡
視船10隻の供与を約束した。フィリピンは中国に領海を侵犯され岩礁の
帰属をめぐって軍事的対立を続けてきた。フィリピンはこうした文脈か
ら「日本の防衛力拡大を歓迎する」とイの一番で支援声明をだした。

そのうえで安倍晋三首相はベトナム、タイ、インドネシアを歴訪した。

ベトナムには巡視艇を新造し供与するほか原子炉建設、新幹線建設への
協力が謳われた。

インドネシアではユドヨノ大統領と会見し「価値観外交」を前面に出し
「言論自由という価値観」「自由な市場」、そして「海洋の法の支配」
などの5原則を謳った。

これは日本外交の基本が中国を牽制しているばかりか、中国の全体主義
路線や国家資本主義経済、海洋における覇権追求と対峙することを意味
する。日中は明確に利益を異にして対立していく構造が外交的に確認さ
れたのである。

ところが日本のマスコミはアルジェリアにおける過激派の日本人人質殺
て安倍外交のアジア重視5原則を軽視した。英誌『エコノミスト』は
「米国関与の時代が来た」と書いて、オバマ政権のアジア回帰を特集し、
「中国封じ込めがアジアを舞台に行われるだろう」とした。

世の中がめまぐるしく変貌し、企業も置いてきぼりされる前に「チャイ
ナ・プラス・ワン」(中国の他にも拠点)を早急に模索し始める情勢で
ある。(本稿は『北国新聞』コラム「北風抄」、2月4日付けの再録で
す)              

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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 860回】      
   ―――嗚呼、文革精神は永遠に不滅です・・・ヤレヤレ
        『総結加強党的領導的経験』(人民出版社 1971年)


わが自衛隊艦船への攻撃用レーダー照射問題に対し、中国側は得意中の
得意ワザである屁理屈を持ち出した。日本側による「無中生有(デッチ
あげ)」とは、いくらなんでもムチャクチャだろう。

だが、そんなことは承知のうえ。自分のデッチあげなどは一向に気にし
ない。さもそれらしく日本側の「非」を捏造し論い、休む間もなくガナ
リ立てることで敵を脅し沈黙させ、やがて籠絡し、中国の側に「理」が
あると思い込ませてしまう。

中国では昔から槍桿子と筆桿子の2つの兵器があった。今風に表現する
なら後者はソフト・パワーということになる。つまりペン、写真、映像
などのメディアだ。

歴史的を振り返ると、敵を攻撃する場合は槍桿子、つまり軍事兵器より
は筆桿子の方が威力を発揮したように思える。近現代中国において筆桿
子の威力を知り尽くしていたがゆえに最も効率的に駆使したのが、じつ
は「政権は鉄砲から生まれる」との名言を吐いた毛沢東だった。

その毛沢東の“最も忠実な弟子“たちが、セッセセッセと書き紡ぎだし
た屁理屈の極みとも言える文革理論の数々だが、この本は毛沢東の権威
を最高潮に持ち上げようとしていた当時、「人民日報」「紅旗」「解放
軍報」などの理論紙誌の社説や、北京、雲南省、山東省、遼寧省、江蘇
省、河南省などの共産党委員会が発表した論文を集めたものである。

文革理論とはいうものの、現時点で読み返せば噴飯モノのお笑い種。な
かでも江蘇省党委員会名で発表された「党の優良な作風を発揚しよう」
はおススメの爆笑モノだ。

「党の作風問題は重大な原則問題であり、路線と密接な関係を持つ。路
線には路線の作風があり、とどのつまり作風は定められた路線に服務す
るものである。党の優良な作風に注意することによって、はじめて毛主
席のプロレタリア階級革命路線を貫徹することが保証できるのである。

これに対しマルクス主義に反対する一切の悪い作風は、凡て毛主席の革
命路線貫徹にとって極めて重大な障害となるのだ。だが、この認識が不
足している同志にあっては、往々にして作風を小事と思い込み、作風が
悪かろうが路線との関係は大きくはないと看做しているが、これは完全
な誤りである」

これだけでは何を言いたいのか隔靴掻痒で莫明其妙(チンプンカンプン)
だが、我慢しつつ次に読み進めば、彼らの意図が浮かんでこようという
ものだ。

「人びとの作風というものは、定まった世界観によって決定される。プ
ロレタリア階級の世界観はプロレタリア階級の作風を生み、ブルジョワ
階級の世界観は必然的にブルジョワ階級の作風を表すことになる。

我々はブルジョワ階級の世界観を大いに打ち破ることで、唯心精神をサッ
パリと洗い流し、弁証法的唯物主義と史的唯物主義によって構成された
プロレタリア階級の世界観を樹立してこそ、我われの作風を徹底的に改
め、党と人民の求めに応ずることができるのである」

かくて最後は、「偉大なる社会主義の祖国は日々に発展している。偉大
なる毛主席を頭とする中国共産党の導きがあり、偉大なる中国人民解放
軍をプロレタリア独裁の強い支えとし、偉大なる中国人民の英雄的戦い
があってこそ、我われは必ずや前進勝利し、未来への道を妨げる一切の
障害物を取り除き、社会主義革命と社会主義建設においてさらに大きな
勝利を奪取することができるのだ!」と結ばれている。

かく屁理屈を並べ立てるが、自己チュー極まりない世界観こそが超自己
チューな作風を生み出すことになる。やはり問題は彼らの超尊大な世界
観であるといっておきたい。
《QED》
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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【知道中国 858回】             
   ――「遮天鉄鳥撲東京、富士山頭揚漢旗」だと・・・ダボラを吹くな
 『鉄血遠征 ?緬会戦』(楊剛・馮傑 武漢大学出版社 2011年)
  

「1942年から45年の間、中日両国は?緬公路をめぐって鬼神を慟哭せし
めるような死闘を繰り広げた。偉大なる戦略的勝利を収めた死戦の全体
像を描き出すことに努め、60有余年前の尊い日々を今日の我われに深く
感得させ、あの熱帯・瘴癘の密林のなかで死力を尽くし、国家のために
我が身を捧げ斃れていった人々を永遠に心に留める」べく出版したと、
この本の「序」には記されている。

台湾の知兵堂出版社版の中国における版権を武漢大学出版社が獲得し、
台湾版の繁体字を簡体字に直して出版された。ならば台湾版と同じ内容
だろう。

どうやら、この本もまた台湾の国民党に対する統一戦線工作の一環のよ
うだ。「日本と戦った昔を思い出そう。昔も今も敵は日本だ。大陸と台
湾に分かれようと、同じ中国人じゃないか」ということである。

インド東部に送られマトモな兵士に鍛え上げられた中国兵はスティルウェ
ル指揮下に置かれ米軍部隊と共に、或いは米軍部隊に前後してミャンマー
北部のフーコン谷地に進軍し、同地方一帯に展開していた日本軍を打ち
破る。

密林、豪雨、猛禽、疫病、道なき道――フーコンはミャンマー語で死を
意味する。死の谷での死闘だ。彼らも死線を彷徨った。一方、米軍供与
の最新式装備で固めていることから、日本軍によって米式重慶軍と呼ば
れた近代化されたもう一つの中国軍は雲南西部に進攻していた日本軍を
激戦の末に潰走させた。

460余頁の最初から最後まで、広大な戦場で展開された中国軍の“英雄的
な戦い”が講談調で描かれている。勝鬨あげる中国軍に対し殲滅される
日本軍。だから日本人としては読むほどに胸糞が悪くなるが、それでも
時折漏れてくる彼らの“本音”には驚かされる。

たとえば「中国軍兵士の素質と訓練が劣っていることは認めざるをえな
い。戦闘における動きは未熟で、誰もが戦略、或いは戦術上の要求を満
足させることは不可能だ。前進攻撃や敵拠点攻略などに際しての事前作
戦においても、完璧を求められない。

兵士には独立して作戦に当る精神が欠如しており、指揮官が斃れたら、
直ちに戦闘能力を喪失してしまう。命令を徹底することができず、戦機
を誤り、作戦全体に悪影響を与える指揮官もいる。

将校も兵士も機密保持と防諜意識に欠け、情報工作に当っては迅速で的
確な日本軍には及ばない」と語る一方で、「日本軍は将校も兵士も優れ
た素質を持ち、教育訓練は的確で、上官の命令に対しては絶対服従で完
遂に努める。

作戦遂行に先行して進められる工兵の作業、火力網の編成、陣地側面防
備、偽装などには万全を図る。個々の兵士が独立して作戦を遂行する能
力を持ち、部隊が全滅情況に陥ろうと安易に退却することはない。反撃、
あるいは夜襲に優れ、作戦準備は用意周到で、秘密を企図する。情報は
的確で索敵は厳格。部隊相互の連携は確実だ」
と。

昔から「好人不当兵(いい人は兵にならない)」と信じられていた中国
である。やはり兵士の資質が劣悪であることを、彼ら自身が認めざるを
えなかったということだろう。

彼らは「遮天鉄鳥撲東京・・・富士山頭揚漢旗・・・要使環球人類共沐
大漢風(空軍機は空を埋め尽くして東京を爆撃し・・・富士山の頂に中
華の旗を立てる・・・人類を大中華の風で包むのだ)」などという軍歌
を唱っていたとのことだが、昨今、尖閣諸島近辺を跳梁跋扈している解
放軍の面々も、先人が唱った“勇猛果敢な軍歌”を口ずさみながら我が
自衛隊艦船にレーダー照射しているのだろうか。
暴虎馮河・・・やはり匹夫の勇だ。
《QED》
             
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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【知道中国 859回】                 
―――「愚」、それとも「誣」・・・どっちにしても困ったことだ
   
取り立てて含むところがあるわけではないが、やはり坂元一哉大阪大学
教授の発言には首を傾げざるを得ない。

「尖閣の『よい』棚上げ」と題する産経新聞(2月9日)一面掲載のコラ
ム(「世界のかたち、日本のかたち」)を目にして咄嗟に頭に浮かんだ
のは、中国の諺である「愚ニアラザレバ誣ナリ」――あんなにバカなこ
とを口にしているということは、本人がバカ(愚)か、さもなくば余程
に世間をバカにしている(誣)――であった。

先ごろ訪中した山口公明党代表に対し、「中国共産党の高官」が「尖閣
問題は『前の世代が棚上げし、中日友好が保たれた。後々の世代に解決
を託すこともある』」と述べたという」と説き起こし、坂元教授は「中
国側はそうした『棚上げ』をおとしどころとにしたいのかもしれない」
と推測した後、日本側の対応についての考えを示す。

坂元教授は尖閣棚上げには「『悪い』棚上げ」と「『よい』棚上げ』と
があり、「尖閣をめぐる双方の意見対立を『領土問題と認め、その解決
を将来に託す』というのは『悪い』棚上げ」で、「尖閣をめぐる対立を
『日中関係の大局をふまえて、いまは領土問題にしない』という棚上げ」
を「『よい』棚上げ」とし、前者は「日本が受け入れられる棚上げでは
ない」が、後者は「日本も受け入れ可能な、少なくとも比較的には『よ
い』棚上げではなかろうか」とゴ高説を垂れる。

そして1972年の日中国交回復交渉の際、周恩来首相が田中総理(双方と
も当時)に対し「尖閣は『今回は話したくない』と述べたのは、日中国
交回復の大局をふまえ、この問題をいまは領土問題とすべきではない、
と判断したからであろう。

田中首相もそのことに異を唱えなかった」ことを例に、「『よい』棚上
げ」の典型例として当時の両国首脳の判断を持ち出し、日本政府も「そ
ういう棚上げならば受け入れてもよい、との態度でいいのではないか」
との判断を示す。

さらにゴ丁寧にも、「もし中国政府が、いやどうしても領土問題にした
いという場合は、国際司法裁判所への提訴でそうしたらどうですか、と
勧めるのがよいだろう」とゴ助言までなさっている。
マコトニ、アリガタイコトデゴザイマス。

ここで考えるべきは、棚上げは中国側の国内事情が微妙に絡み、結果と
して中国側の有利に展開してきた歴史的経緯であろう。「よい」も「悪
い」も、棚上げは日本にとって何らの益はなかったことを冷静に、そし
て現実的に振り返るべきだ。

試みに坂元教授が「『よい』棚上げ」の典型として持ち出す日中国交回
復交渉時のそれだが、当時は林彪事件直後で共産党中枢は動揺し、四人
組が毛沢東の権威をテコに権力への野心を滾らせ始め、周恩来排除に動
こうと画策していた。

極めて微妙な立場に立たされた周恩来にとって一気呵成に日中交渉を纏
め上げ、毛沢東の信頼を繋ぎとめることは至上命題だったはず。であれ
ばこそ、底意地の悪い四人組からの妨害を排除するためにも、尖閣問題
でゴタゴタしているわけにはいかなかった。

だからこそ棚上げを持ち出したと考えられる。?小平による棚上げも、
中国側に尖閣海域の海底資源を掠取しうる条件が整っていなかっただけ
でなく、尖閣まで侵攻する軍事力が未整備だったからだろう。

かく歴史的経緯を踏まえるなら、棚上げを持ち出さざるをえなかった要
因は主に中国側にあったわけだ。にもかかわらず日本側は「日中友好」
の4文字に雁字搦めに縛られたまま、中国側の持ち出す棚上げに唯々諾々
と従い、かくて現在に立ち至っている次第だ。

確かに日本の選択肢は限られている。だが日本人としては日本にとって
百害あって一理も、一利もない「『よい』棚上げ」などという発言は口
が裂けてもいうべきではない。
《QED》
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 桜チャンネルのお知らせ 桜チャンネルのお知らせ
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  ♪
桜チャンネルのお知らせ
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3時間のディスカッション番組 「討論 闘論 倒論」
平成25年2月16日(土曜日)20:00−23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー! 217チャンネル)
インターネット放送So-TV(http://www.so-tv.jp/
「Youtube」「ニコニコ・チャンネル」オフィシャルサイト

中国、韓国の経済はどうなるのか?
+++++++++++++++
パネリスト:50音順敬称略

上念司(経済評論家)、田中秀臣(上武大学教授)、田村秀男(産経新
聞論説委員)

樋泉克夫(愛知大学教授)、三橋貴明(経済評論家)、宮崎正弘(評論
家) 室谷克実(評論家)、司会:水島総

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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1)フランスの部隊のマリへの派遣は、当初世界各国で批判
されていますが、この度のアルジェリアでの惨劇の後、称賛されるよう
になりました。

アルジェリアでの惨劇で得をしたのは、フランス政府と今後日米欧の企
業が進出をためらう中で北アフリカでのプラント建設で漁夫の利を得る
であろう中国系企業でしょう。

マリという国名を聞いて今から20年ほど前に週刊新聞紙 The Economist 
に掲載されたマリに関する特集記事を思い出しました。

マリの経済・社会・農業をダメにしたのは、米国政府の農業援助と欧米
の自国の農業保護政策である。米国政府の援助で農業地帯から都市への
道路が建設され、農業地帯には米国政府の援助により商業作物が栽培さ
れ、欧米に輸出される。

その結果、自国民が食べる食物は、欧米の農業保護政策により、安い価
格で輸入できる小麦等にとってかわられる。

マリの農民が栽培している食物用の作物は採算が合わなくなり、作られ
なくなる。その結果、農村の貧困と飢餓が起きる。

アフリカの飢餓をなくす一番良い方法は、欧米諸国が自国の農業保護を
やめ、農産物価格を上昇させ、開発途上国の農業を採算が取れるように
することである。まさに、あの記事の内容が悪い方向で的中しています。
ただ一つの救いは、遅まきながら世界中で農産物価格が上昇しているこ
とです。

ところで、推理小説の世界では、利益を得た者が犯人とされることが多
いのですが、今回のアルジェリアでの惨劇でそうなら、第二の通州事件
ともいえます。
 
貴誌通巻第3867号(読者の声1)でSJ氏がロシアにとって「広大なシ
ベリア」の重大さを指摘されましたが、これは慧眼です。1990年代
に米国の投資家の間で沿海州の土地を買うことが流行しましたが、あれ
は大儲けとなっていることでしょう。二束三文の価格で買った土地が、
中国人の進出で都市化が進む中、値上がりしているのではないのでしょ
うか。

私は、土地価格がどうなっているのか確認していませんが、そのように
推測いたします(ST生、千葉)



  ♪
(読者の声2)「軍事評論家・佐藤守の国防講座】ご案内

「国防を語らずして、日本を語るなかれ!」。軍事評論家としてブログや
チャンネル桜などで活躍中の当会顧問・佐藤守が「国防」を熱く語る連
続シリーズの11回目です。

今回は、少年のころからパイロットに憧れて、防衛大を卒業後34年間を
航空自衛官として任務にあたり、3800時間にわたって日本の空を飛んで
きた“大空のサムライ”が、操縦課程学生から戦闘機パイロット、操縦
教官、そして飛行隊長へと空に歩んできた人生を振り返って貴重な体験
をお話します。

空中格闘戦の醍醐味! 壮絶な殉職! 厳しくも暖かい心での後輩パイロッ
ト育成等、笑いあり、涙ありの「空の守り」よもやま話です。

脱線転覆を交え、大人気の佐藤節が唸ります。どうぞご期待下さい。

                  記

演 題:『 私の戦闘機人生 =君もパイロットになれる!= 』

日 時:平成25年3月10日(日) 13:00開演(15:30終了予定)

場 所:靖国会館 2階 田安の間(東西線、半蔵門線、都営新宿線:九
段下駅1番出口)
講 師:佐藤 守(日本兵法研究会顧問・元南西航空混成団司令・元空将)  

参加費:1,000円 (会員は500円、高校生以下無料)

お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp FAX 03-3389-6278

件名「国防講座」にて、ご連絡ください。なお、事前申込みがなくても
当日、受付けます。
(日本兵法研究会 会長 家村和幸)



  ♪
(読者の声3)以前最近の日経平均株価の上昇が、市場がアベノミクス
を好感しての結果ではないと書かせていただきました。

さらに最近の円の対ドル為替レート低下も市場が安部政権下での金融緩
和を予測した結果ではないという理由を書かせていただきます。誤解を
避けるためにまず書かせていただきますが、これは私が安倍政権の金融
政策および財政政策が効果がないといっているわけではありません。

現在、市場がアベノミクスが効果を齎すとの予測のもとに動いているわ
けではないということです。安倍政権の金融緩和策が効果をもたらした
ら、確かに通貨供給量が増えその結果、デフレ傾向が是正されることが
あっても、大きくインフレに振れず、寧ろ日本経済が拡大することによ
り円買いの動きが出て円の為替レートはあがると考えるのが、市場の動
きです。

しがって昨年12月来円の対ドル相場が下がっているのは、ドルに対す
る懸念が和らいだことと、日本のカントリーリスクが増大していると投
機筋から見られていることが原因と考えます。

アベノミクスの実体経済への効果はまだこれからかなり先のことです。
しかし、これは日本経済にとって僥倖と言える状態です。

金融緩和により日本の景気が良くなればその結果円買いの投機を呼び込
み、円の為替レートが上がり折角の景気回復に水を差すことになるとこ
ろを中国およりロシアからの軍事的脅威が円の為替レートの上昇を抑え
てくれているからです。本格的な日本経済の拡大は、平成27年以降と考
えます。(ST生、千葉)



  ♪
(読者の声4)日本では先週来、中国海軍による自衛隊艦艇・ヘリに対
するレーダー照射の話題で持ちきりでしたが、その間にアメリカ軍のオ
スプレイ2機は遠路はるばるタイのコラート基地まで遠征、2月11日から
タイで始まった多国間合同軍事演習「コブラゴールド」に参加していた
のですね。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/9c4f863d88914fab71cd85600df02e16?fm=rsshttp://www.flickr.com/photos/3mefpao/

沖縄からフィリピン経由なら東シナ海・南シナ海の中国海軍の動きを監
視・牽制するするにもうってつけ。航続距離の長さが利点とはいえ、空
中給油をすればタイ以西まで自力で移動できるという素晴らしさ。戦闘
行動半径も沖縄を中心にソウル・上海・浙江省など中国沿海部までカバー
できるという。

http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-anpoboei-beigun20121001j-04-w400

沖縄の左翼が配備に反対するわけですね。この機体はぜひとも自衛隊に
も導入してもらいたいものです。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)この演習の模様はアメリカのメディアは大きく
伝えています。



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共産にも負けた!民主
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     古澤 襄

民主党は参院選と東京都議選に向け選挙対策本部の看板を掛けたが、凋
落ぶりに歯止めがかからない。とうとう横浜市議神奈川区補欠選挙で、
民主党元職が自民党新人に敗れたうえ、得票数で民主党が共産党の後塵
を排し、「2位」にもなれなかった。

民主党はなんと共産党にも千票以上差をつけられて負けた。

<中央ではあまり報じられていないが、3日に投開票が行われた横浜市
議神奈川区補欠選挙(欠員1)は民主党の凋落ぶりを象徴する結果とな
った。

自民党が勝利したのはともかく、得票数で民主党が共産党の後塵を排し、
「2位」にもなれなかったのだ。党内では「まさか…」とショックが広
がっているが、かつて「2位じゃダメなんでしょうか?」と言った、あ
の蓮舫参院議員もさすがに真っ青だろう。

同補選は自民党の福田進市議の死去による欠員を補うために実施され、
自民、民主、共産、無所属の4人が出馬した。開票の結果、自民党候補
が1万6千867票で当選し、共産党候補は8千277票で2位、民主党候補
は7千252票で3位だった。民主党はなんと共産党にも千票以上差をつけ
られて負けたのだ。

「民主党にとって、より深刻なのは、自民と共産の候補がともに新人だ
ったのに対し、民主の候補がある程度知名度があった元職だったこと。
首都圏に限らず都市部の有権者の『民主党離れ』は予想以上に加速して
いることだろう」。永田町関係者はそう指摘する。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が1月26、27両日に
実施した合同世論調査では、第2次安倍晋三内閣の支持率が政権発足時
の前回調査(昨年12月26、27両日)から9・5ポイント上昇し64・5%と
なった。平成18年発足の第1次安倍内閣を含め過去最高で、不支持率は20
・9%と前回比7・3ポイント減少した。

内閣支持率とともに自民党の政党支持率も2・4ポイント増の36・1%に
上昇したが、民主党(6・3%)は日本維新の会(10・2%)やみんなの
党(6・4%)を下回り4位に転落した。

民主党からは「今や、振り向けば共産党という有り様。維新とみんなが
連携を模索する中、野党第一党とは言えなくなってる」(中堅議員)と
いう悲鳴が聞こえてくる。

民主党は5日、早々と今夏の参院選と東京都議選の選挙対策本部を設置
し、選対本部長の海江田万里代表が「一人でも多くの公認候補の必勝を
期し、頑張っていくことを大いに発信していく」「一丸となって勝ち抜
く」などと気勢を上げた。

しかし、党幹部の馬渕澄夫幹事長代理が「参院選は二番底になる」と絶
望的な見方を示しているように、「衆院選惨敗ショック」がなおも尾を
引き、党再生への展望が開けない中、参院選で狂(きょう)瀾(らん)
に既倒をめぐらすどころか、惨敗は避けられないだろう。

民主党関係者はこう自虐的に言う。「党の先頭に立つ海江田氏自身も、
破綻した安(あ)愚(ぐ)楽(ら)牧場をめぐる損害賠償問題を抱えて
いる。参院選は自民党の大砲に、竹槍で立ち向かうようなもの。もはや
共産党より一議席でも多く議席をとることを目標にした方が現実的だろ
う」(産経)>
2013.02.11 Monday name : kajikablog 

 


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安倍の“奇襲”に中国狼狽:公表後1週間
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             杉浦 正章

証拠公表のうえ政治対話を促進せよ

42歳の中国の美人副報道官・華春瑩の5秒間の沈黙が、すべてを物語っ
ている。兵器管制レーダー照射事件で中国政府が首相・安倍晋三の“急
襲”を受けた事。人民解放軍と外交部との連絡調整がまったくとれてい
なかったこと。現場指揮官の判断でやったこと。

などなど重要ポイントは、全て5秒間の沈黙で解析可能だ。12日で事件発
生後1週間が経過し、日中双方ともかいた“冷や汗”が消えないうちに
「対話路線」への転換を進めていかなければならない。

世界に放映された「華春瑩の沈黙」は、記者団から「中国外務省は日本
が抗議するまで事実関係を知らなかったか」と問われ、わずかに苦悩の
表情の伴った沈黙後「そう考えていただいて結構」と述べたのだ。

デビューしたばかりの報道官はおそらく上から「表情を読まれないよう
気をつけよ」と注意を受けたに違いない。

逆にすべての鍵はここにある。まず第一に中国は虚を突かれたのだ。と
いうことは総書記・習近平を始め共産党、外交部首脳らは、この時点で
は全く事態を掌握していなかったことになる。これを逆からみれば習近
平はレーザー照射の指示は出していない証拠となる。

さらに分析すれば、外交部と人民解放軍との間で事前の連絡調整などは
全くなかったこともわかる。それでは軍の独走だったかというとそうと
は言えない。

なぜならば習近平は11月に共産党とその指揮下にある人民解放軍のトッ
プの座に着いた後、約3カ月にわたって陸・海・空軍と武装警察部隊の視
察を念入りに行い、尖閣問題を念頭に置いたとみられる士気高揚を図り
にはかっているからである。

その集大成ともみられる発言が7日の中国人民解放軍機関紙・解放軍報に
掲載された。「部隊は招集されれば直ちに駆け付け、駆け付ければ戦争
できる状態にし、戦えば必ず勝利するよう確保しろ」と確信的に扇動し
ている。

習近平はまず軍の掌握に乗り出し、尖閣問題をフルに活用したのだ。現
場の指揮官はこうした発言を真に受けて、はやりにはやってもおかしく
ない。

したがって、習近平の直接の指示はもちろん、 党中央あるいは人民解放
軍の上級司令部や総参謀部からの指示命令ではあるまい。習近平に“鼓
舞”された艦長など現場指揮官の判断で行われたに違いない。

さらに5秒間の沈黙は人民開放軍が外交部など、ほとんど相手にしていな
いことを物語っている。外交部には情報など入れる必要はないと考えて
いるのであろう。これは今後、外交とは別に軍が独走する可能性がある
ことを如実に物語っている。

そして中国側は3日間の沈黙の後ようやく“統一見解”を表明した。華
春瑩は打って変わって厳しい表情で8日「日本の発表は完全な捏造だ。わ
ざと虚偽の事実を広め、中国のイメージをおとしめ、中国の脅威をあおっ
ている。小細工をやめて対話解決の道に戻ることを望む」と捏造扱いし
た。
同時に中国国防省報道局は「一方的に虚偽の状況を発表し、日本政府高
官が無責任な発言を行った。『中国脅威論』をあおって、国際世論を誤っ
た方向に導いた」と日本側の虚偽の発表であると断定したのだ。中国は、 
3日間かかってようやく事を「ねつ造と虚偽」でごまかす意思統一をした
ことになる。

この意思統一が意味するものは、決定的に「サギをカラスと言いくるめ
る」作戦に乗り出したということになる。中国のこの方針を分析すれば、
中国自身が兵器管制レーダーの照射は、国際通念から外れた危険な行動
である事を事実上認めたことになる。

頭からこれを否定することにより国際社会に訴えようとしている姿を露
呈したものといえる。全面否定は自ら「まずいことをやってしまった」
と思っている証拠ということになる。

これに対して防衛相・小野寺五典は、「電波を発する機械で、しかも
(周波数などが)特殊なレーダーだ。それもしっかり記録しており、証
拠として間違いない」と反論。最初のうちは証拠として提示する意気込
みを見せた。

防衛省筋によれば日本の探知能力は照射をした機器のメーカーの名前ま
でわかるほどのものだと言う。加えてヘリの場合は録画していないが、
艦船の場合は録画機能を備えており、これを明らかにすれば動かぬ証拠
になる。

しかしどこまで公表するか迷っているようだ。その理由として日本の防
衛能力の機密に当たる部分が分かってしまうことを挙げているが、これ
はおかしい。

レーザー機器などはすでに近代兵器でも何でもなくなっている。主要国
の艦船や航空機が備えている兵器の情報を公開したからといってそれほ
ど問題は生じまい。機密漏洩が生じない範囲において公開すれば良いこ
とだ。

中国は黙っていれば調子に乗って日本捏造説を言い続けるだろう。ここ
は、証拠を明示して中国側に釘を刺しておくべきところであろう。

政府が公表を躊躇する背景には、野党対策がある。野党は既に発表まで
に6日間の空白を作ったことを、問題視しており、公表すれば、過去にさ
かのぼった照射の実態を明らかにするよう要求することが目に見えてい
る。

これは過去の照射をなぜ見過ごしてきたかと言う批判をさらに巻き起こ
す恐れがある。しかし民主党政権を含めた過去の政権の問題にまで配慮
する必要はない。

こうしてアベノミクスならぬ「アベノキシュウ(奇襲)」は、中国に対
して強い牽制球を投げる効果をもたらしている。中国側は明らかに戸惑
い、国際的に追い詰められる危険を感じているのが実態であろう。安倍
はこの機会をとらえて対中政治対話に踏み切るべきだ。

とりあえずは、自民党副総裁・高村正彦の首相特使としての訪中を早期
に実現することが必要だろう。中国も3月末の全人代で習近平を国家主席
に選出するの機会に、本格的な外交に乗り出すだろう。対米外交が最重
要課題になるとみられるが、そのためにも日米安保体制の再構築が不可
欠な情勢だ。

国の安全保障の観点から見れば環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉
への参加などは躊躇すべき問題でもない。オバマには交渉参加を表明し、
強固な地盤を築くべきだ。


韓国の新政権とも早急に関係改善を図る。その上で韓国で5月に開催され
る予定の日中韓首脳会談を“手打ちの場”とする方向で調整に全力を傾
注すきであろう。

 (政治評論家)<2013年02月12日>



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話 の 福 袋
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 ◎渡辺代表の過激発言、維新も身内もみんなが懸念

みんなの党・渡辺代表の発言の「独走ぶり」が目立っている。

政府・与党への批判にとどまらず、夏の参院選で協力を模索する日本維
新の会の橋下共同代表や、身内のみんなの党幹部にまで矛先を向けてお
り、両党の連携に支障が出ることへの懸念が出始めた。渡辺氏の発言が
収まる気配はなく、参院での協力関係構築に期待を寄せる与党も真意を
測りかねているようだ。

 ◆苦言にひるまず

「政策の一致なしに選挙協力はあり得ない。こんなのは野合だ。政策が
一致する範囲で住み分けるだけだ。向こうのタマ(候補者)がそろうま
で、いつまでもこちらは待たない」

渡辺氏は9日、訪問先の大分県内で、記者団に強調した。橋下氏らが呼
びかける参院選前の合流だけでなく、選挙協力にさえ消極的な考えをち
らつかせたのだ。

渡辺氏には、維新の会に合流した石原共同代表ら太陽の党出身者へのア
レルギーが強い。5日のBSフジの番組でも、原子力発電所再稼働を求
める石原氏らを念頭に「維新の中には、原発続行という方々がいらっし
ゃる。原発ゼロはたぶん一致しない」と指摘した。

渡辺氏の発言に苦り切った石原氏から「癖がありすぎだ」と苦言を呈さ
れても、「石原さんも相当くせ者。理念も政策も何でもいい古い自民党
政治を体現している」とテレビ番組で言い返すなど、ひるむ様子はない
ようだ。

渡辺氏の発言の背景には、国民の人気が高い石原、橋下両氏がいる維新
の会と合流したら、埋没しかねないとの危惧もあるようだ。

「口撃」の矛先が、自らの配下に向けられていることも波紋を広げてい
る。

みんなの党の江田幹事長が、松野頼久・維新の会国会議員団幹事長らと
始めた定例の幹部会合について、渡辺氏は「どうでもいい話だ」と切り
捨てた。

江田氏は周囲に不快感を示したといい、維新の会幹部も「一線を越えて
いる。黙っているわけにはいかない」と声を震わせた。みんなの党内で
は「勢いがある維新の会と選挙協力できなければ、参院選は厳しい結果
に終わる」(党幹部)との危機感も強いだけに、「渡辺代表外しの動き
が強まる」との見方さえ出始めている。

読売新聞 2月11日(月)11時32分配信 



 ◎ 世界最大のワニ死ぬ=体重1トン超、ギネス認定―比

【マニラ時事】フィリピンのメディアによると、2011年9月に南部ミンダ
ナオ島の南アグサン州で捕獲され、世界最大の生け捕りのワニとギネス
認定された「ロロン」(体長6・17メートル、体重1075キロ)が10日夜に
死んだ。

インクワイアラー紙(電子版)によれば、ロロンが飼育されていた南ア
グサン州ブナワン町のエロルデ町長は「ロロンは1月から餌を拒否するよ
うになっていた」と語った。今後専門家が死因を特定するという。 
時事通信 2月11日(月)12時4分配信 



 ◎「私は首謀者ではない」手配の実質経営者が出頭、逮捕 医療債詐

 
医療法人社団「真匡(しんこう)会」(東京都)の医療機関債をめぐる
詐欺事件で、大阪府警は11日、詐欺容疑で指名手配していた同会の実質
経営者、川野伝二郎容疑者(47)=東京都港区=を逮捕した。同日朝、
府警に出頭した

。府警は川野容疑者が医療債による資金集めを計画、指示した中心的人
物とみている。「私は首謀者ではないので、分からない」と容疑を否認
しているという。事件の逮捕者はこれで計11人となった。

府警は6日、顔写真とともに公開手配し、行方を追っていた。川野容疑
者は11日午前8時50分ごろ、弁護士に伴われて大阪市中央区の府警本部
に出頭した。

府警によると、川野容疑者はこれまでに逮捕された医療債販売会社「共
同医療事務センター」(同)の実質経営者、幸松秋司(こうまつ・しゅ
んじ)容疑者(41)や真匡会の他のメンバーらについて「一緒に仕事を
していた仲間や顔見知り」と供述する一方、「私は責任者ではない」と
関与を否定している。

逮捕容疑は平成23年5〜10月、医療施設への設備投資目的などと偽って
医療債を販売し、大阪府の70代女性ら5人に計約4600万円を支払わせ、
詐取したとしている。

産経新聞 2月11日(月)13時24分配信



 ◎「3人乗り自転車」潜む危険…年311人が負傷

川崎市で母子3人が乗った自転車が転倒し、5歳の女児がトラックにひ
かれて死亡した事故を機に、自転車の「3人乗り」の安全性に改めて関
心が高まっている。

安全基準に適合した自転車に限り、6歳未満の幼児2人まで乗せること
ができるが、適合自転車は高価なこともあって一般の自転車に乗せる親
も多く、人身事故も後を絶たない。幼子から目を離せない親にとって、
3人乗りは危険と隣り合わせだ。

 ◆転倒

川崎市の事故は、今月4日朝に起きた。5歳と1歳の娘2人を乗せた3
0歳代の母親運転の自転車が、踏切手前で転倒。後部座席の長女が、止
まっていたトラックの前輪と後輪の間に投げ出され、発進したトラック
の後輪にひかれた。

母親は次女を保育園に送る途中。自転車は3人乗り用の安全基準を満た
していたが、長女はシートベルトを着けていなかったらしく、母親は
「前から来た自転車をよけようとして転倒した」と話したという。

 ◆高いニーズ

自転車の3人乗りが認められたのは2009年7月。都道府県の公安委員会
規則で禁止されていたが、買い物や幼稚園の送迎などに必要な子育て世
代の要望に応えた。

一般社団法人「自転車協会」(東京)と「製品安全協会」(同)が、十
分な強度があり、走行時や駐輪時の安定性に優れるなどの基準を満たす
自転車を認証。6歳未満を2人まで乗せることができる。

各地の自治体が行う3人乗り自転車の貸し出しには、申し込みが相次ぐ。
兵庫県川西市が昨年、30台分を募集したところ、約110人から申し込みが
あった。

奈良県生駒市も年間60台を貸し出すが毎回、抽選になる人気ぶり。販売
価格が5万円前後から十数万円と高いこともあり、市の担当者は「3人
乗りが必要な期間は限られており、貸し出しのニーズは高い」と話す。

一方で、事故も多発している。警察庁によると、3人乗り中の事故で負
傷した同乗者は、一昨年で311人。うち約8割が5歳以下で、死者も2人
出ている。また大阪、京都両府警の調べでは、けが人を伴う事故は昨年、
大阪で62件、京都で5件が起きている。

読売新聞 2月11日(月)10時14分配信 



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反     響
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 1)官僚仕事の限界:へたこ

偽メールの犯人が逮捕され報道をマスコミが微にいり細にいり報道して
います。世間に通用するとは思わないが、個人的には発想の貧弱な官僚
たちと情けなく思っています。

国家を守る意識が欠落して自分たちの面子だけで世間に媚びて報道をさ
せているとしか思えません。FBIはハッカーたちに頭を下げ、たとえ
犯罪者でも国の為能力を貸してくれとお願いしています。人民解放軍も
大規模のサイバー部隊を持っています。

国家として このような犯罪者とはいえ特殊能力をある人材を養成して助
けてもらわないと犯罪国家からのサイバー攻撃に対応できないとおもい
ます。

逮捕せずに国家から三顧の礼を持って迎えるぐらいの事をすることを大
酒を飲んで夢見てました・・・・・・・わたしゃ オカシイのかのう
                     (倉敷在住 )




 2)きっと、お裁きを受けに渡欧されたことでしょう。試合のジャッ
ジでクレームを言えない監督を擁して国際試合に臨む国です。いまさら、
どこをどう直せと言ったところで、詮無きこと。今後の柔道は、国内試
合に徹することとし、異国スポーツJUDOとは一線を画せばよろしいのか
と思います。

体育の授業の成長したものが柔道スポーツで、それが世界に羽ばたいた
のがJUDOなのでしょうから、これからは、漢字2文字の世界に戻ればい
いだけのこと。ただ、世界に打って出たい者は、そのように生きればよ
し、というところでしょうか。

自分が、暴力に弱く、きっと面と向かっては何も出来なく、ただ、立ち
すくむしかないだろうから、あじめから、私の行く先々で暴力は、予め
取り除いておきたい。私にとっては、そういう思いの延長なのでしょう
から、やぱり、なんといおうと、体罰は認めない。ただ、究極の体罰た
る死刑は是認論者です。       (酒井 富雄)



 3)2875号で 主宰者まだ62でしかないのに老人ぶるのが好きな人。
喜寿を過ぎたのに老人扱いされたくない主宰者。

◇ ◇ ◇ 

で、思い出すのが

青  春

サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。・・・

 

62歳氏は相当の皮肉屋さんとお見受けしますので、件の文章は「俺って、
こういう青春をやってるんだぜ」との御意と邪推致しました。
                          (佐藤雄一)



 4)ある民族が遊牧民族かどうかは馬肉を食べないか食べるかでわか
ります。遊牧民族は馬肉だけは食べません。モンゴル民族は馬肉を食べ
ません。朝鮮民族も馬肉を食べません。

韓国人はお風呂に入る習慣がなかったから垢すりをしました。農耕民族
でないので人糞を回収して肥料にする知恵がなくて、道端や水源が糞尿
で汚染されていました。治水という概念がなく、山の木は切り倒されて
禿山になりました。これらはすべて、遊牧民族の特徴です。

日本人は農耕民族であり、遊牧とは無縁です。任那、百済、新羅の時代
には朝鮮半島にたくさんの日本人が住んでいました。当時の日本人が他
の民族から文明人として尊敬されていたことは史書に残っている事実で
す。

任那、新羅、百済の戦乱で日本人は朝鮮半島から日本列島に帰ってきま
した。彼らが日本語を使っていたことは、日本語に朝鮮語の発音が入ら
なかったことでもわかります。 

朝鮮半島からやってきた人も日本人であったので、彼らを帰化人と呼ん
だのでしょう。文字通り、帰ってきた人です。帰化人を渡来人と言い換
えるのはやめるべきです。「日本人と特ア人とは完全に別民族。遺伝子
のお話。」(まこと)
http://000hime.blog74.fc2.com/blog-entry-156.html



 5)IT技術の長足の進歩の裏面には:前田 正晶

この度の世間を騒がせている、最新ソフトを悪用してのなりすまし事件
の容疑者が拘束された。

私が「何でもありの時代」と題したコラムを業界の専門誌に書いたのが
1990年の春だった。その「何でもあり」がここまで進んでしまうとは、
夢想だにできなかった。

テレビでその面の専門家の解説を聞いたが、解るか解らないかではなく
て「そこまでできるものか」と感嘆するだけだった。

特に印象的だったのが、容疑者がアップしたデジカメの写真に対しては、
今やそれが撮られた場所の緯度と経度を把握するソフトがあるのに対し
て、「それを誤魔化すソフト」があって、彼がそれを行使したかも知れ
ないとの点だった。まさしく「何でもありだ」。

感じたのは月並みなことで、矢張り「全てのコインには両面がある」を
地で行っていると事だった。そのような最先端のソフトが開発され世に
出るや、必ずや、それを良からぬ悪用者ないしは利用法が出てくること
だ。

今回拘束された容疑者がどれほどその面に通暁しているかなどは知る由
もないが、かかる技術を駆使するのならば「コインの表面」で活用して
貰いたかったのだが。

おそらく、今後ともコンピュータ・ソフトウエアーは進歩・進化・発展
し続けていくだろうし、益々「何でもあり」化していくだろう。それが
世の中の役に立つように活用されていく限りは何の問題も生じないだろ
うが、私は今後とも「コインの裏側」の利用者が出てくる。

1990年代にワープロで原稿を書いていた頃に、PCをフル活用していた現
職の役員の方に「貴方はそのワープロが持つ機能の10%程度しか活用し
ていない」と揶揄されたことがあった。今回の一件を見て、PCを使って
いる現在ではその機能の利用度は1%にも満たないだろう。



 6)酒が飲みたい!:平井修一

断酒して70日になった。夕べは寒く、子・孫も帰り、カミサンは外泊で、
小生は一人ぼっちである。「うー、寒い。焼酎のお湯割りを飲んだらさ
ぞかし体が温まるだろう」と誘惑に駆られる。

飲みたいなあ、でもそうしたらこれまでの苦労が無駄になってしまう、
元の黙阿弥。一杯飲んだらそれで済みはしない、2杯、3杯と重ねること
は目に見えている。

「もう一度初めから断酒をやり直せるのか、できやしまい。ここで飲ん
だらお前の人生は終わりだよ」とどうにか自分に言い聞かせて、白湯で
口をゆすいで布団に入った。それにつけても酒のほしさよ・・・

まあ、登山で言えば七合目だな。一番辛い時かもしれない。もう少し踏
ん張れば頂上に着く。諦めがついて、飲みたいと思うこともぐっと減る
に違いない。

酒を止めた反動もあってか、今のところ食欲は日々盛んである。

今朝のトーストサンドはとてもうまかった。夕べの残りのポテトサラダ
を温め、軽く炒めたハムにマヨネーズを塗ってトーストにはさんでかぶ
りついた。単純なのになんというおいしさだろう。コーヒーとよく合う。
お腹につかえることなくスムースに完食した。

食い意地は大事だ。美味しく食事をいただけることは健康の証拠である。
夕べのお雑煮は、奄美の骨付き豚のスープの残り物を利用したが、これ
も絶妙だった。

今日の昼はこれまた奄美の塩抜きした豚を刻み、臭みをとるためにニン
ニクとネギで炒めてチャーハンにした。塩抜きがちょっと足りなかった
が、これまたなかなか旨かった。

夕飯は大根とニラの味噌汁、白菜と豚の炒め物、メインディッシュは京
風粕漬けのシャケ。シャケは絶妙の味だった。

三度の食事を美味しく楽しめるのは結構なことだが、そのうちに歯がま
た痛くなるだろうから、いつまで続くやら。いいことは長続きはしない。
加齢とはそういうことだ。

酒は飲めない、食事も思うように楽しめないとなったら人生はずいぶん
とつまらなくなるだろう。歯がなくても酒は楽しめるのに、と今さら悔
やんだところでどうしようもないが・・・今夜も冷える。白湯を飲んで
寝るしかないか。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


梅が咲きユキヤナギは緑をましているが、まだ春ではない。散歩は寒い。
1090mを1周しただけで帰ってくる。50代には3周していたが。朝、昼各
1周で血糖値は12日朝は「110」。肝腎はOK.問題は逆流性食道炎と尿酸
値。納豆を制限している。

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か「匿名希望」かを書いて下さい。


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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2013/02/13

    私が就活していた10年以上前の学生時代の話しである.平成大不況の真っ只中だったのだが、やはり22歳前後というのは無茶をしてでも年収の高い外資系を目指す人が居ました.当時、上へのし上がるためには、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、ドイチェ、JPモルガン、バークレイズ入社を目指した人居ましたな!だが、TOEICは最低700点以上は必要、900点を超えるのは望ましい.出身大学も早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、国際基督教大学の私立SAランクか、東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学などの国立SAランクと言った具合.しかもコミュニケーション能力が相当高くて、英語ペラペラ、でしゃばりでプレゼンテーション能力が相当高い人間がこうした外資系金融会社へ就職したようです.その中で先物取引の話しが紛れ込んできました.

     









    説明会に行くと、大豆、銅などの価格を見て金融工学を勉強できるイメージがありましたな!実際に先物会社は、○○貿易、○○交易、○○ヒューチャーズ、と言った会社ばかり.しかも商品取引法の規制緩和で未来がバラ色のイメージを抱かされましたな!さらに成績優秀者はニューヨーク マーカンタイル取引所、シカゴ ボート オブ トレード、(CBOT)への見学旅行プレゼントなんておかしな話を言っていました.だが私が変に思ったのは、それほどのことを言うからには先ほどのような高学歴、プラス高い英会話能力、加えてでしゃばりで精神的にタフで、好感度の良く、対人関係の良い人間を求められるかと思えばそうでなかった.TOEICも英検能力も問われず、さらにFランク大学の人間でも採用されたようです.加えて、採用の基準が外食産業並みに低かったなんて聞きましたな!私も当時、業界第一位だったグローバリーから内定を貰ったのだが、ゼミの先生や金融工学の講師の教授から話しを聞いて、グローバリーの内定を辞退しましたな.後にそれが正解だったのを思い知らされる.グローバリーで大損こいた顧客が社員を殺害する.経営陣数人が金融事件で逮捕される.加えてグローバリが上場廃止で今は無いそうです.しかし、私の同級生が無謀にも先物取引会社に就職して、最近になってその話を聞かされましたな.これを今回記述します.

     









    やはりその同級生も内定が決まった当時、友人、知人、親兄弟から猛反対を受けたそうです.内定が決まったのは四月でした.就職氷河期なのにあっけなく決まったそうです.これは私と同じですな!だが彼は、商品取引法の規制緩和で新しい業界と言う言葉を信じていましたな!自分なりに企業研究をして実力があればやっていけるなんて思ったそうですな!内々定を貰って心斎橋でA5ランクの特選しゃぶしゃぶをご馳走してもらったそうです.その時はなんて羽振りの良い会社なんて思ったそうです.それは内定辞退しないためのエサだったなんて就職してから知ったそうです.就職してすぐに会社の施設に集められたそうです.どうも五月に商品先物取引登録外務員資格取得の勉強をさせられる.これを取得しないと先物の販売できないそうです.だが難易度は100人中98人は合格するというもの.試験に落ちた人間は有資格者の先輩の名前で電話ですな!この資格を取得してからは朝8:30から名簿片手で片っ端から電話攻撃ですな!「資産運用の件で電話をさせていただきました!」こんな感じです.だが100人中1人しか実際に会えないそうです.この電話業務で入社した人数の二割が退社していく、さらに半年後には半分になるそうです.一週間も電話して誰も会う約束を得られないと、上司から人格を否定された怒鳴り声で無茶苦茶言われるそうですな!

     



    あまりのえぐさに、机の下に潜り込んで電話をする人も居たそうです.と言うのは上司に姿を見られたくないのと、電話の音が相当うるさかったからそうです.まあ会うダンドリが付くと、三人一組のチームで先物取引で儲かっているような新聞記事を持っていって、いかにもパラジウム、プラチナが有望かのように宣伝して成約させるようです.この成約数が自分のノルマとなっているそうです.まあナニワ金融道の8巻〜10巻に書かれている.三宮教頭先生が、南京豆などの先物にのめりこんで、証拠金がパーになるのを恐れて、追い証を何回も入れて、最終的に四千万円も投資して戻ってきたのが31万円という結果、さらに横領をして離職して、離婚してガードマンをすると言ったオチ.このように実際にお客さんのことを金ヅルと思わないと仕事が出来ないそうです.これはホストと変わりませんな!実際に先物にのめりこんで自己資金では足りなくなって消費者金融からお金を借りて、自殺したお客さんに遭遇したそうですな!一言で言えば、三人自殺させて一人前の世界でして、精神的に非常に厳しくて、やりがいなんて全く無く、会社の酷いやり方に疲労と鬱積がたまっていく.その分給料は良いようです、基本給20万円、契約が取れると手取り30万円を越える.ボーナスも40万円以上だそうです.だがそれ以上に自分の良心が耐えられなかったそうです.毎日電話ばかりしてウソの儲け話で顧客に金を使わせる.金、穀物、原油など色々と話しを持ち出して、自己資金が足りなくなれば、サラ金から金を借りてでも損を取り返すように仕向ける.そして離婚、一家離散、自殺に追い込むのでこれに嫌気を指したそうです.これを聞くとまだ外食産業の方がマシのように思われます.まあその同級生は一年ちょっとで退職をして、後はお決まりのパターン.人材派遣会社や、外食産業、スーパー、コンビニなどの流通業、零細ブラック企業を転々とする.半年〜一年で退職する.今は地元のパン工場で日給8000円で仕事して、夜もアルバイトだそうですな!こんな話しを聞くと、苦労している人多いなぁ!と思う今日この頃です.

     









     ウォール街は冷え込んでいます.当時エース交易が業界で優位だったのだが、自己取引失敗で巨額の債務を負っていた.2013年では存続していない会社ばかりなので、先物取引は将来性はありませんな!やはり先物取引はブラック業界の殿堂ですな.

  • 名無しさん2013/02/12

    精神は大きく持ち、肉体はきれいに整え、口は喜びで飾りたし。





    「何事も先達はあらまほしきものなり」で、ある程度できている人について謙虚に学んでいくべきなのだ。それを三十年間続けると、どんな人でもオールマイティーになれる。



  • 名無しさん2013/02/12

    天皇は、神道に基づく祭祀をされています。



    神道を否定する人は、天皇がなさってることは、何の意味もないとでも言いたいのでしょうか?



    そうした発言は、自らのアイデンティティーを否定し、日本文化を否定してることにつながる行為です。



    日本文化と神道は、切っても切り離せないものです。





    天皇が祭祀王として、神様にお仕えして日々祈って下さってるおかげで、



    日本人が健やかに健全に、生きていくことが出来るのです。





    仏教だけが真実であるとかいうのは、偏狭な考え方であると思いますね。



    仏教にも真実はありますが、キリスト教にもイスラム教にも神道にも、さまざまな宗教に、それぞれ、真実があるのです。



    それぞれに、得意分野があり、いいところわるいところがあり、異なっています。



    お互いが補いながら、世界が平和になり、人々の倫理規範が高度になればいいのです。





    古来からの神道は、538年に仏教伝来したときに、聖徳太子が、神儒仏を区別しつつ共存させました、



    神道は、あらゆる宗教を抱合しても矛盾のない宗教であり、日本の古来からの土着文化に根付いてます。



    ですから、古来からの神道をベースとすると、どんな宗教も排斥することなく、共存共栄出来るのだと思います。

  • 名無しさん2013/02/12

    「健康と長生きが何よりも大切」



    「健康と長生き」、こう言われて、10日に一回はゴルフをすることにして、さらにはランニングも始めて、さらには筋トレもして、ということで、全身運動を定期的に取り入れて、体の調整。



    「健康と長生きが何よりも大切」なんだから、当然のことなんでしょうね。



    ゴルフのことを贅沢な遊びみたいに勘違いしている人もいるみたいですが、大手の企業では接待ゴルフは普通にやっていますからね、ゴルフ場でいろんな約束が決まったり、内々に人事異動がまとまったり、商談の見通しが立ったりするみたいですから、やっている人にしてみれば、ごくごく普通のことでしかありません。(私の弟も、ある時期に、集中して接待ゴルフに毎週行っていました。その時は某上場企業の営業に関係のある部署に所属していたのです。)



    元気で健康に過ごされるなら、それに越したことはありませんから。



    健康があっての、活動ですから。



  • 名無しさん2013/02/12

    「義の心で生きる」という価値観を体得・会得しないままでは、本当の修行をしたことにならない。

     

    結局人々が尊敬するのは、そういう義に生きる人なのです。これがないと、愛も真心も誠も礼も、志も、全て本物にならないからですね。結局途中で投げ出すことになり、つまりは継続していくこと、貫くことができないからです。

     

    自分の損得を離れた生き方や価値観というものがある。

     

    相手を見て、時機を見て、ひとりひとりに、この義の心の話をしていくことが、やはり大切なんじゃないでしょうか。

  • 名無しさん2013/02/12

    滋賀県大津市で、約20名の住民が



    自衛隊の迷彩服通勤に反発して



    「自衛隊の戦闘服通勤はやめての会」なるものを



    結成したそうです。



    http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130209ddlk25040406000c.html

     

    この記事を見た時、真っ先に思ったのは、



    「迷彩服通勤、何が問題なの?」でした。





    毎日新聞の記事によると



    反発している中心グループは地元学区の



    九条の会や新日本婦人です。





    「あっ!やっぱり」と思ったのは



    私だけではないのでしょう。



     

    大津市の人口は340,728人



    (推計人口、2012年11月1日、ウィキペディア)。





    住民有志20名がその他大勢の市民の声を代弁しているのか、



    九条の会や新日本婦人の会員のみの意見なのか、



    毎日新聞の記事からは判断できません。





    「やめての会」は迷彩服通勤は



    「異常、戦争の象徴」と言っています。





    しかし、このような反自衛隊のコメントこそ



    異常ではないでしょうか。





    東日本大震災の時の自衛隊員の活動を見て



    「戦争の象徴」とか「不安を感じる」と思った人は



    いないはずです。



     

    トロント市内では、地下鉄やストリートカー(路面電車)に



    大きな荷物を持った迷彩服姿のカナダの兵士が



    乗り込んでくるのを見かけることがあります。





    最初は驚きましたが、



    今では普通のことと思うようになりました。





    そして、



    「この人はアフガニスタンかどこかの部隊の人なのだろうか」



    などと勝手に想像し、



    心の中で「お疲れ様です」とつぶやいています。

     



    カナダでは一部のごく少数の左派リベラルを除けば



    カナダ軍兵士が迷彩服で町を歩くことに



    ほとんど抵抗がありません。





    それは彼らが国のために働いてくれていることを



    国民が理解しているからだと思います。





    そして、そのような兵士を支援するために、



    これはいい!と思った制度があります。





    それは割引制度です。

     



    連邦政府と民間企業、その他団体が協力して



    カナダ軍兵士やその家族に様々割引制度を設けて



    支援しています。





    National Defence and the Canadian Forcesの



    ウェッブサイトには割引の詳細を載せて



    積極的に利用するように呼びかけています。





    割引はホテルから鉄道、自動車と多岐にわたり、



    日本のスズキ自動車も協力しているのです。



     







    また、トロント市でも



    The Toronto Military Family Resource Center(TMFRC) が



    カナダ軍兵士とその家族を支援するために



    子どもの教育やカウンセリング、家族の就職相談などを含む



    様々な活動を行っています。





    TMFRCのウェブサイトには



    割引を受けられるサービスや商品のリストのリンクがあります。





    そこを見るとトロントだけでなく



    オンタリオ州の博物館やレストラン、子ども服店、



    ジュエリーショップなど様々なところで



    割引が提供されていることがわかります。

     









    日本でもカナダのように自衛隊員に対して



    割引が適用されるような仕組みがあっても



    良いのではないでしょうか。





    割引額よりもこのような制度を導入することで



    国民全体が自衛隊を応援しているという、



    自衛隊員に対する励みとメッセージになると思います。

     



    話を迷彩服に戻しましょう。





    やめての会は、夜は交通事故の危険性も高まる、



    住民の合意がない、などと言っていますが、



    なぜこんなコメントが出るのかまったく意味不明です。





    迷彩服で通勤している姿を見て



    住民が自衛隊のありがたさを認識する良いきっかけに



    なるのではないでしょうか。



  • 名無しさん2013/02/12

    「議員定数削減」。これは国民がその効果を、目に見て感じることは絶対にないものである。何故なら、巷で期待されているところの「削減」には、はじめから「国民レベルに波及する効果など何も無い」からである。勿論、経費の節減にはなる。しかし、その節約が実利を生むのか。国民が何を得るのか。「居眠りしている議員なんて要らない」と叫ぶ連中は、どれだけ削減しようと、居眠り議員が絶滅することなど絶対に無いという現実を知るべきである。



    息するだけで周囲に「負の気分」を撒き散らす、「マイナスイオングループ」の親族政治家が居た。いや今も居る。聞けば、つい先頃まで政府の要人であったそうな。この男のやったことといえば、経費節減のためと称して、官邸での新聞各紙の購読を止めさせたことだという。さて、それで如何ほどの経費が浮いたというのか。そのことによって、何を得たのか。そして何を失ったのか。経費に関する問題は、必ず「損得勘定」で行うものだ。闇雲に出し渋ったところで、入りまで減っては逆効果であることは小学生でも分かる。議員定数の削減もこのレベルの話である。



    道州制を唱える者達も同様である。二重行政の無駄を主張しているが、それを無くすことによって生じるメリットばかり論じて、そのデメリットを隠蔽している。損得勘定の得ばかり論じて、損を隠しているのである。これは聞くに及ばぬ詐欺商法である。



    地方行政を変えるためには、国を変えなければならない、と主張して、知事や市長が政党を立ち上げ、そこから国会議員を出している。地方を変えるために国政に進出した議員達は、その地方が変わった時、果たして如何なる存在になるのか。己の主張が通り、二重行政の無駄とやらが廃された暁には、議員を辞めるのか、地方の首長に戻るのか。その後、一体何をするつもりなのか、何になるつもりなのか。言ったことの責任を、如何なる立場で、如何なる方法で取るつもりなのか。



    「地方改革のために国のシステムを破壊する」と公言する連中が、破壊した後に何を目論んでいるか、知れたことではない。彼等は永遠にその破壊活動を止めないだろう。子供の頃より一向に消えない生来の破壊衝動のみに頼って、その地位を掠め取った連中なのであるから。



    議員定数削減にメリットはあるのか。経費削減を上回る何の特典を我々は得るのか。全く不明である。果たして、新聞購読を取り止める以上の効果があるのか、何も明らかにされていない。



    一方、そのデメリットはハッキリとしている。独裁政治に大きく近づくことである。究極の削減は、一人の独裁者が国家を牛耳る独裁制である。これ以上の削減は無い。議員の数を削減すれば、議員一人当たりの権力は強大なものとなる。そこで繰り広げられる「利権政治」は、現状の比ではない。



    我々国民は、マスコミにより停められた自らの思考を取り戻さねばならない。一方的に、根拠無く垂れ流される怪しげな情報により、思考回路を寸断された脳を再起動させねばならない。思考停止から再起動へ向けて、今こそ「マスコミ」という名のウイルスまみれの壊れたOSを完全削除すべき時なのである。