政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針 2161号  11・1・23(日)

2011/01/23

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  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2161号
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        2011(平成23)年1月23日(日)


                                 金持ちは吝嗇(ケチ):渡部亮次郎

                         何のための「総理」外交演説か:花岡信昭

                  総理も大臣も軽くてパアがいい:山堂コラム 354

                             英語嫌いを作る小学校英語:前田正晶

                           君はもうシャリースを観たか:石岡荘十

                          話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第2161号
 
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
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金持ちは吝嗇(ケチ)
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     渡部 亮次郎

「金持ちが金にこだわらないと考えるのは貧乏人の考えることだ」と諭
(さと)したのは故田中角栄である。その大した遺産を相続した金持ち
が真紀子なのだから、真紀子はケチで当然である、と角栄は教えている
ようなものだ。 

昔から世間は人間は得意技で失敗すると教えてきた。得意技にその人間
は慢心するから、つい油断と隙ができるのである。貧乏から出発して巨
万の富を築いた角栄も得意技のカネ造りを立花隆に暴かれて、首相の椅
子を投げ出した。それから云ったのが貧乏人の考え云々の科白である。

「なぜなら金持ちはカネを放さない、ケチだから金持ちになるんだ。金
持ちはカネが好きだ。いくらあっても足りない。だから金持ちほどカネ
にこだわり、カネを欲しがる者はない。

それを金持ちはカネに鷹揚だろうと考えるのは貧乏人の考えることだ。
お前のように手にしたカネをすぐ使ってしまうような人は絶対カネ持ち
にはなれないよ」。 直話である。 

角栄が貧乏に育ったとは周りがいっていることで、本人は如何に貧しか
ったかなど説明したことはない。父は馬1頭を売って大学にやらしてく
れたと宗男はいったが、角栄にその種の逸話はない。

しかし上京後、どうやってカネを作ったかは、時々語った。とくに金脈
が「文芸春秋」に暴かれての記者会見で「たとえば他人の土地の隣に土
地を買い、石油缶を終日叩けば、隣の人は逃げだしてその土地が安く手
に入る」と明かした。もう辞めざるを得ないとはいえ、総理大臣たるも
のの語ることではなかった。しかし真実だった事は間違いない。 

そうやって田中家に財産が残った。真紀子の稼いだものは鐚(びた)1
文ありはしない。真紀子は稼ぎ方を知らず、これをただ守って行くしか
ない。それなのに相続税という名のカネがまるで泥棒のように私から富
を奪って行く。

それを補う筈だった数々の会社もなんだか赤字続きでさっぱりだわ。家
計を維持し、元総理大臣家の体面を保つための現金収入がどこかにある
の、ないわ。

秘書なんて私の使用人よ、月給をいくらやろうが、やるまいが、私の自
由じゃないの。ネコババはこうして成立した。まさに金持ちはカネが必
要だったのである。

莫大な(と思うのは貧乏人の考えだが)遺産を相続した真紀子が秘書の
月給をねこばばするわけがない、と考えたのは貧乏人の考えだったのだ。

だから真紀子としては証拠の書類などある訳もなく、仮にあったとして
も絶対公開することはできないのである。大泣きして辞めたことのある
社民党の女性代議士と同じ罪を犯しながらまともに罰せられないのは、
自民党内にまだ角栄の怨念が棲みついているからである。 

そう考えると、国会にはカネ持ちといわれる人はたくさんいるから、秘
書給与のねこばばは、ほかにももっとあるはずで、暴かれることを恐れ
た先生から突如穴埋めのカネを時ならぬボーナスとして受け取った秘書
もいたかもしれない、と考えるのも貧乏人の考えかな。 (敬称略)
2007.02.16  (再掲)



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何のための「総理」外交演説か
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         花岡 信昭

首相は通常国会冒頭で施政方針演説を行うことになっている。これは年
に1回だ。アメリカ大統領の一般教書演説に匹敵する。

日本の場合は通常国会以外にも首相が演説するが、こちらは所信表明演
説と呼ばれる。

施政方針演説は内外政策全般について、目指すべき方向や考え方を総合
的に提示するものだ。歴代の首相にとって、最も重視する演説といって
いい。

それが、菅首相の場合、施政方針演説に先立って、外交に関する演説を
民間団体主催の会合で行った。こんなことは初めてだ。

施政方針演説の柱に据えなくてはならないはずなのだが、あえてこうい
うことをやったのは、この首相のパフォーマンス重視の姿勢のあらわれ
か。

ならば、天下をうならせるような内容だったのかというと、どうもそう
いう格調の高いものではなかった。いってみれば、外交問題もきちんと
考えていますという「アリバイ工作」か。

日米基軸だのアジア外交の新展開だの、当たり前のことばかりで、目新
しいものはない。というよりも、鳩山前政権に続いて、外交・安全保障
分野で取り返しのつかない失態をしでかしてしまったことへの反省も釈
明も見られない。

こんなことならば、やらないほうがよかった。支持率が激減していった
のは、鳩山前首相は「普天間迷走」、菅首相は「尖閣迷走」にあった。

そこに共通するのは、国家の責務とはいったいどういうものかという重
い命題にかかわる認識が決定的に欠落していたことだ。

国家観、国家戦略が見えてこないところに、鳩山、菅両政権のどうしよ
うもない未熟さが浮かぶのだが、あれほど批判されても、菅首相はいま
だに分かっていないらしい。

尖閣周辺で中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりし、いったん逮捕
した船長を釈放してしまったり、現場のビデオを公開せず海上保安官の
ネット投稿によって明らかにされてしまたりという一連の不手際を、ど
う認識しているのか。

菅首相はいまだにそのことを明らかにしていない。菅―仙谷ラインの最
大の欠陥がそこにあったのだ。

問題のビデオは船長を逮捕した場面がない。あの漁船をどうやってつか
まえ、海上保安官が乗り込んでいってどのように逮捕したのか、そこが
明白ではない。だから、海上保安官が海に転落し、モリで突かれたなど
という話が飛び交うことになった。

これはいまからでも遅くはない。中国の所業を明らかにするためにも、
全面公開してはどうか。

あのとき、即座にビデオを全面公開して、中国側の非を全世界に伝えて
いたら、日本が完全に優位に立てるはずだった。

弱腰(仙谷氏は「柳腰」と称したが)の対応に終始した結果、日本側が
得たものはあったのか。レアアースの通関サボタージュ、フジタ社員の
拘束など、こういうとき、中国はなんでもやる国であるということが明
白になったのだ。

国連の場でビデオを公開し、いったん中国を国際非難の矢面に立たせる。
妥協工作が必要なら、それからやればいい。それが当たり前の主権国家
の基本姿勢だ。

そういうていたらくだから、ロシア大統領に北方領土を視察されたりも
してしまう。

「寄らば斬るぞ」の構えがないから、そういうことになる。あの当時、
日中、日ロの首脳会談実現を最優先させ、とくに日中首脳会談でペー
パーを読み上げた菅首相の情けなさを多くの国民が目撃した。

問われるのは、なぜそういうことになってしまったのか、外交・安保の
基本認識である。わざわざ外交演説をやるのであれば、その肝心なとこ
ろを堂々と披歴しなければ、まったく意味がない。


[以下、産経ネット配信記事]

菅直人首相は20日、都内で開かれた民間外交推進協会主催の講演会で外
交方針について演説し、中国について「透明性を欠いた国防力の強化や
海洋活動の活発化には懸念を抱かざるを得ない」と語った。

その一方で「大局的観点から戦略的互恵関係を深化させる努力が必要だ」
と述べ、環境分野を中心とした日中共同開発の推進などを挙げた。

首相は、日米基軸▽アジア外交の新展開▽経済外交の推進▽地球規模の
課題への取り組み▽安全保障環境への的確な対応−を外交・安全保障政
策の「5本柱」にすると表明した。

対米政策では、5月をめどに予定する訪米までに「同盟関係の深化に向
けた具体的検討を進める」と説明。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾
(ぎのわん)市)移設問題については「沖縄県民の気持ちを深く傷つけ、
改めておわび申し上げる」と語り、基地負担軽減に力を入れる考えを表
明した。

「沖縄の米軍基地の存在が日本全体の安全を支えている事実がある」と
も語り、移設問題への理解を求めた。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)については6月をめどに「交渉
参加について結論を出す」と重ねて意欲を表明した。

★★花岡信昭メールマガジン879号【2011・1・21】★★転載許諾済



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総理も大臣も軽くてパアがいい
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       山堂コラム 354

担ぐ神輿(みこし)は軽くてパアがいい―――言い出しっぺはオザワで
ある。今では官僚がみんな言うようになってきた。

議院内閣制・間接民主主義の下で小選挙区を導入した国。選ばれる国会
議員・閣僚がだんだん軽くてパアになる。わが国でも小選挙区制への移
行のあと年々その傾向が顕著になってきた。

衆愚政治つまりポピュリズムである。候補者は1党1人に絞られる結果、
世襲や金権、あとはバカタレ(TVの有名人)だけ。候補者がパアに収
斂される。パアでない候補は選挙に出たくても出られないのだ。

かくして選出される国会議員がことごとく軽くてパアなのだから彼らが
選ぶ代表・総理。それが輪をかけて軽くてパアになるは当たり前ちゃん
クラッカー。自民党の3バカに続いて民主党へと政権交代。

今度はハトにカンと、相変わらずその軽さは増すばかり。ケーシー高峰
の産婦人科漫談だと「すぐ交代する流産性ボケリズム症候群」だで。

昭和時代終焉のころ。そう、上州大勲位のころまでだが・・・総理や衆
参両院議長の権威はまだまだ捨てたものではなかった。日本列島不沈空
母とか天の声はヘンな声、なーんてアホなこと言ったって総理に面と向
かって「米国のポチ」だとか「宇宙人」だとか「空き缶」だとか。そん
な失礼なこと、新聞・TVだって言わなかった。

ましてや3権の長たる参議院議長様が自党の代表・総理を悪しざまに罵
ったり、はたまた逆に前議長様を一閣僚に逆戻りさせるようなこと、断
じてなかった。いまや日本国全体、特に政治の中枢部がノンアルコール
麦酒で酔っぱらうような軽薄国家になりさがった。

そうしたいまの日本の政治、嘆かわしいと思うは実はわれわれ下々だけ
のこと。官僚たちは大喜び。霞が関はやりたい放題のやり放題。現状に
どう対応していいか分からなくて途方に暮れる総理に閣僚。これらはみ
んな大歓迎。「教えてあげる」「鍛えてあげる」と赤坂、新橋、六本木。
きょうも繰り出す勉強会。裸踊りでスチャラカチャン。

ついこの間まで、マニフェスト(政権公約)。謳いあげていた政治主導
・官僚退治――公務員改革・天下りの廃止など。ありゃ一体どこに行っ
たのか、うん?

まずイチローがジロ―(元・大蔵事務次官)を郵政会社の社長に据えた。
それを皮切り。あとはどっとばかり雪崩の大崩落。民主の膏薬ずり剥げ
て凱歌はあがる財務省。

マニなんぞ「始めから絵に描いた餅」と言えばそれまでだが、はたして
それだけか。総理・閣僚が軽くてパアになったから。だから官僚どもは
祖先帰りの大慢心。こっちの方こそ本筋と、オラは思うでがんす晋三さ
ん。あんたが保険庁に舐められたように、今は民主党内閣全閣僚を官僚
全部が舐め切ってる。

財政赤字が1000兆にもならんとて、破綻寸前の国家財政、何とかせねば
ならんとは・・・イラ菅総理の焦りだで。まあそこまでは貞操帯。なん
とそのために仇敵の、自民党の元閣僚。与謝野何某ああ死にたまうこと
なかれ、財務相に据えたがや。

貞操帯破れたと怒ってみせる海江田の、東京1区の猿芝居。財務省も思
う壺。株屋や先物取引ノンバンク。そんな顧問程度の財政通なら役人思
い通りの木偶人形。あっちゃ向いてホイ。そりゃこっちゃ向いてホイ。
消費税上げるで選挙も出来ぬ。解散もできぬ菅内閣、そのうち野菊の花
ならぬ、サクラの頃には野垂れ死に。(了)



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英語嫌いを作る小学校英語
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       前田 正晶

1月21日の産経では「英語教育必須化」を2人の大学教授に論じさせてい
た。

私は立教大学大学院教授の鳥飼玖美子さんの「日本語の力をつけるのが
先」を全面的に支持したい。当方はもともと幼児からも小学校からの英
語教育に反対。鳥飼教授の意見を読んで安堵した。

その意見の一部を引用すれば「必要ない。小学校の間はしっかりと日本
語で話す力をつける時期。幼いころに中途半端に英語を教えることで、
むしろ英語嫌いになる子供が増える可能性があり(私ならば、ここは
「危険性」と言いたいが)、早期の英語教育は逆効果。

(中略)小学校での英語教育の義務化は前倒しで中学生になる前から英
語嫌いの子供を増やしてしまう危険性がある」と主張している。

しかも、教授は「帰国子女の大学生たちは英語を話せる。しかし、子供
の英語のレベルであることが多い。英会話ができることと仕事で英語を
使いこなすこととはわけが違う。就職後にもっと英文法など基礎を学習
すべきだったと反省する帰国子女は多い(後略)」とも指摘している。

私はここに引用した意見に全面的に賛成である。先ずは帰国子女だが、
指摘されたような例をかなりな数見てきたし、幼児期を外国で過ごして
もその頃覚えた英語が大学生ともなった時期には雲散霧消していた例も
何人も知っている。

自分の例を挙げるのは恐縮だが、それが戦時中であったとは言え、中学
校に入るまで英語など全く見たことも聞いたこともなかった。それが13
歳から勉強を始め、優れた先生が多く揃っていた中学であったという恵
まれた条件もあったとは言え、社会人となってから17年間英語と関係が
ない職種に従事していても、39歳でアメリカの会社に転進しても何ら不
自由がなかった。

たった自分の一例だけで言うのではない。何人も社会人になる前、しか
も中学入学以後に英語を学んだだけで、必要十分以上の力を備えた方に
出会っている。

しかし、現在のような経済情勢下では外国人留学生の新卒者を採用する
という大手企業が現れ、社内の公用語を英語にしよう(私はそれほど感
心しないが)というところも増える傾向があれば、英語を勉強せざるを
得ないだろう。但し、その新規需要を満たすには現在の英語教育は改革
の必要があると主張している。

さらに、私は英語を勉強することは教養としてだけでも良いことだと思っ
ている。だが、それを幼児期から始める必要もなく、また万人に強制な
いしは義務化することではないと思っている。以前に紹介したアメリカ
の一流大学のビジネス・スクールの教員であるYM氏が言うように「当人
に意欲と心掛けの問題で、やる気があるかないか」だと思っている。



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君はもうシャリースを観たか
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        石岡 荘十

弱冠18歳のシンガー、シャリース(Charice 1992,5,10〜).

音楽は聴くものだが、シャリースに限っては観る、そして聴くことをお
薦めする。

そのシャリースがこのたび来日し、先日19日、NHK(総合)の音楽番
組‘SNGS’に登場した。

彼女はフィリピン・マニラの貧しい家庭に育ち、幼い頃から歌で家計を
支えてきた。小さいときからの天性のその卓越した歌唱力が自らの運命
を切り開き、2010年、世界デビュー、1stアルバムは全米ヒットチャー
トで、アジア系のシンガーとしてははじめてベスト10入りし、総合8位
に輝いた。

4歳の頃からDVで離婚した母が鼻歌で歌っていたセリーヌ・ディオン
の歌を自然に覚え、地元フィリピンのアマチュア・コンテストで数々の
賞を獲得、家計を支えてきた。

世界的に有名になったのは、16歳のとき。動画サイトYouTubeに投稿さ
れていた彼女の歌唱シーンが、1500万回ものアクセスで視聴されたこと
がきっかけとなった。

アメリカの有名番組の司会者オブラ・ウインフリーの目に止まりテレビ
ショウに出演。ウインフリーが世界的な音楽プロデューサーであるデイ
ヴィッド・フォスターに電話で推薦、わずか10日後のフォスターのショ
ウに急遽、デビューしたのだった。典型的なアメリカン・サクセススト
ーリーである。

デイヴィッド・フォスターはマイケル・ジャクソン、バーバラ・ストラ
イサンドらを世に送り出しただけでなく、フランス語しかしゃべれなか
ったセリーヌ・ディオンに英語の手ほどきをし、映画「タイタニック」
(1997年)の主題歌‘My  Heart  Will Go On’を謳わせた凄腕音楽プロ
デューサーだ。

DVD「デイヴィッド・フォスター」では、映画‘ボディー・ガード’
(1992年)でホイットニー・ヒューストンが歌った‘Always  Love’を
カバー。

150センチに満たない小柄なまだ16歳だったシャリースの絶唱に満場は総
立ち、拍手は鳴り止まなかった。

圧倒的な歌唱力とパフォーマンス。司会とピアノ、進行をするデイヴィ
ッド・フォスターから、「今夜、新しいスターが誕生しました(A New
star born tonight.)という最大級の賛辞と、スタートしてのお墨付き
を送られたのだった。

昨年6月には、大統領の就任式で50万人の聴衆を前に国家を斉唱する
名誉を与えられている。

シャリースはNHKの番組で、「小さいとき家は小さく貧しかった」と
流暢な英語で振返っているが、愛し続け、励まし続けてくれた母ラルケ
に豪華な家と2台の車をプレゼントした、と伝えられている。

DVDでシャリースをはじめて観たのは昨年の春だった。以来、年甲斐
もなくハマっている。振り返ると、この年末年始、テレビは小学校の学
芸会のようなジャリタレとアホみたいなお笑いのオンパレードだった。

大宅壮一の“予言“「1億総白痴」を目の当たりにした。この業界も、
永田町同様世界的な水準から置き去りにされたガラパゴス状態であるこ
とを実感する。だが、音楽に関しては、選球眼さえあれば、ときどき珠
玉の番組を掘り出すことが出来る。

19日のSONGSお見逃しの方には、再放送をお薦めする。
今月24日(月) BS2 午後5:30〜5:59

でなければ、YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=tVuPu3FRk7A
あたりを入り口にwebを逍遥すればシャリース堪能することが出来る。
20100120  



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話 の 福 袋
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 ◎花粉飛散量、今春は昨年の8・5倍 史上2番目に

東京都は20日、都内の今春のスギやヒノキの花粉飛散量が、観測史上2
番目の多さになるとの予測を発表した。

猛暑となった昨夏にスギなどの花芽が大きく育ったためで、飛散日数も
48日間と、昨春の14日間を大幅に上回るという。

都は1985年から花粉の飛散量などを調べており、今年は最大で昨年の8
・5倍に上り、200年以来の飛散量となる見通しだ。ただ飛散開始時期は
2月16日〜19日頃との予測で、昨年より10日間ほど遅くなるという。

都では「花粉症の人は薬を服用するなど、早めに予防策を取ってもらい
たい」としている。  読売新聞 1月20日(木)20時41分配信



 ◎今日の写真は土星の嵐です。

傍から見れば、天女の羽衣のように美しいのですが、土星の大気ではど
えらいことが起きているでしょう。

12/24、土星探査機「カッシーニ」の180万kmからの映像です。

[http://apod.nasa.gov/apod/image/1101/saturnestorm_dauvergnecassini.jpg]
http://apod.nasa.gov/apod/ap110119.html

土星の輪も美しいのですが、シリカ・酸化鉄・氷の粒子で出来ており、
近くで見れば、それほど綺麗なものではありません。(唸声)


 ◎韓国、北朝鮮の南北国防相会談の提案に応じる方針 延坪島砲撃以
降、初の南北接触か

北朝鮮は20日、韓国に対して南北国防相会談の開催を提案し、韓国側も
応じる考えを明らかにした。

実現すれば、延坪(ヨンピョン)島砲撃以降、初の南北接触となる。

韓国国防省は20日、北朝鮮の金永春(キム・ヨンチュン)人民武力相の名
前で、南北国防相会談を提案する通知文が届いたことを明らかにした。

文面には「延坪島砲撃や哨戒艦沈没についての見解を明らかにして、朝
鮮半島の緊張を解消する」とあり、延坪島砲撃事件などが議題となる見
通し。

国防省は「まずは、実務者会談から始め、事件の再発防止を協議する」
として、受け入れを決めた。

2011年に入り、北朝鮮は南北対話を繰り返し呼びかけていて、韓国側は
「延坪島砲撃などの責任を協議する会談」を逆提案していた。
フジテレビ系(FNN) 1月21日(金)6時45分配信



 ◎「もの言う株主」が残した宿題 スティールなど退潮、日本離れ

「もの言う株主」として恐れられ、経営を揺るがしてきた外資系ファン
ドが日本での活動を縮小している。代表格の米スティール・パートナー
ズは2010年末、サッポロホールディングス(HD)株を全株売却し、今
後は日本企業の新たな株式購入を控える方針だ。

背景には日本企業が国際競争で劣勢に立たされ、投資先としての魅力が
薄れてきたことに加え、日本的商慣行の「株式持ち合い」が買収の壁と
なっている実情があり、日本企業が抱える経営環境の功罪を浮き彫りに
している。

「常に企業価値を磨き抜く覚悟と日々の努力がなければ、どんな企業も
同じ状況に陥るのではないか」。スティールとの6年余りの攻防につい
てサッポロビールの寺坂史明社長は1月12日の事業説明会で、自身に言
い聞かせるように語った。

04年10月、5%超のサッポロ株保有が表面化したスティールは、その後
19・28%まで買い増し、07年2月には株式公開買い付け(TOB)による
買収を宣言した。

サッポロ側がこれを拒否すると経営陣の刷新を求め、両者の攻防はエス
カレート。だが、役員選任案が10年3月の株主総会で機関、個人投資家
などの支持を得られず否決されると、海外のファンド出資者の意向もあ
り、スティールは12月中旬までに全株式を手放した。

サッポロHD経営戦略部の大浦宗彦グループリーダーは「3期連続で増
益を確保した実績や、16年までの成長戦略が株主に支持された」と説明
する。

サッポロは高級ビールや第3のビールに資源を集中しており、11年のビ
ール系飲料の販売計画は前年比2・3%増の5635万ケース(1ケースは大瓶
20本換算)と、アサヒビールやキリンビールのマイナス計画と対照的に
強気だ。

ただ、サッポロHDの株価はこの1年間で約25%下落しており、市場の
評価は厳しく、「スティールとの攻防で得たものは何もない」(サッポ
ロ関係者)との声も上がる。

スティール側も痛手を負った。サッポロHD株からの撤退では1株400円
台とみられる取得価格を下回る300円台で売却しており、損失が生じたと
みられている。

スティールは08年秋のリーマン・ショック後、出資をあおぐ欧米の年金
基金などが資金を回収したため、投資を縮小してきた。昨年12月には07
年に敵対的買収を仕掛けた機械のこぎりメーカー、天龍製鋸の全株を
同社に売るなど、数十社に及ぶ投資先株式の大半を処分した。

スティールが5%超の株を現在保有するのは、社長を送り込んで経営再
建を進めるユニヘアー(旧アデランスホールディングス)だけ。スティ
ール関係者は「日本から撤退することはない」とするが、日本での投資
は大幅に縮小する意向という。

 ◆企業価値向上の教訓

「もの言う」外資系ファンドでは、英ザ・チルドレンズ・インベストメ
ント・ファンドが08年11月、経営改善を求めたJパワー(電源開発)の
株式9・9%を同社側に売却したほか、米サウスイースタンも昨年9〜11月、
第一興商の約69万株を市場を通じ売却するなど、日本企業の保有割合を
下げるケースが目立つ。

かつての買収攻勢について、企業買収に詳しい太田洋弁護士は「ターゲッ
トになった企業を含め、株主還元に力を入れなければという緊張感を上
場企業に生んだ」と、企業側の意識改革を促した効果を指摘する。

一方、ファンド側にすれば、経営の安定化や取引関係の強化を図るため
に取引先や金融機関との間で行う「株式持ち合い」が、日本企業の成長
を阻害しているとの思いが強い。日本からの撤退加速は「『日本だけの
非常識』によって、投資先としての魅力が薄れている」(大手法律事務
所)ためというのだ。

実際、外資系ファンドの投資先は日本株に見切りを付け、中国やインド
などアジアの新興国市場に移っているという。

欧米で頻繁に行われるM&A(企業の合併・買収)は経営陣刷新などが
企業の成長につながる側面もあり、株式持ち合いは「日本の国際競争力
低下の一因」(アナリスト)との指摘もある。

外資系ファンドの退潮を日本経済衰退の前兆としないためには、企業価
値向上に向けた取り組みの強化が欠かせない。
フジサンケイ ビジネスアイ 1月21日(金)8時16分配信



 ◎「自信ない」小学校英語必修化に教師不安

今年4月の小学校英語の必修化を前に、学校現場で模索を続ける教師の
実態が、22日から茨城県で始まる日本教職員組合(日教組)の教育研
究全国集会(教研集会)で相次いで報告される。

英語が必修ではなかった小学校では、英語の授業が得意な教員が少なく、
研修制度の不備などから多くの教師が不安を抱えたまま。リポートから
は、本格スタートを目前に、いまだ状況が改善されていない実態が浮か
んでいる。

小学校英語は、新学習指導要領が全面実施される4月から5、6年生で
必修となる。言葉や文化に触れ、会話力の素地を養うのが目的。

多くの学校で前倒し実施されているが、必修化後と同じだけ授業を行っ
ているわけではなく、年間を通じて教えられる教員も少ない。にもかか
わらず、十分な研修制度はなく、財政事情から外国語指導助手(ALT)
を確保できない自治体もあるなど、課題山積だ。

こうした事情を反映し、教員のリポートには不安や戸惑いの声が多い。
神奈川県内の小学校の男性教諭(27)は、校内研修の様子を紹介。米国
人講師を招いて行ったが、わずか1日の研修で英語力や教え方が上達す
るわけではない。

その後の意見交換では、同僚から「英語で授業を進める自信がない」
「授業の組み立て方が分からない」などの声が相次ぎ、「何を目指して
良いのか分からない」という声もあったという。
(2011年1月21日14時34分  読売新聞)



 ◎減税、市民にききたい…河村市長が退任会見

出直し市長選に出馬するため、河村たかし名古屋市長が21日、市役所で
退任記者会見を行い、「議会は減税を否決したが、市民にもう一度減税
をやっていいか聞きたい。最大の公約を否決され、漫然と市長職にとど
まることはゆるされない」と辞職に理解を求めた。

市長選は23日に告示され、2月6日に愛知県知事選、市議会解散の是非
を問う政令市初の住民投票とともに、異例の“トリプル投票”となる。

河村市長は2009年4月の市長選で、民主党推薦で過去最多の51万余の得
票で初当選した。

その後、日本初の市民税10%減税と選挙による地域委員会、市議報酬半
減の3大公約を巡って、市議会と激しく対立。

昨年8月には「市議会の反対で、減税などの公約実現が阻まれている」
などとして、市議会解散の直接請求(リコール)のための署名活動を自
ら主導してスタートし、同12月15日に法定数突破が確定した。

一方、同11月末には、2月に行われる愛知県知事選に旧知の前衆院議員
を担ぎ出し、名古屋市と愛知県が連携して住民税減税を目指すとして、
自ら市長職を辞職し、出直し選への出馬を表明していた。
(2011年1月21日14時38分  読売新聞)



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反     響
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 1)中国がGDPで我が国を抜いて世界第二の経済対抗になったと騒がし
い。私は何時かはこうなると予測していたことなので、騒いでいる方が
おかしいのではないかとすら思っている。マスコミ、特にテレビのニュー
スの解説は余り適切に視聴者に実態を伝えているとは思えない。

そこに2160号の反響欄に坂元誠氏が 【日經QUICKニュース】  
2011/1/19 を引用されて適切な解説をしておられた。私はこういう伝え
方をして欲しいと思って読み、大いに勉強させて頂けた。

私は何年も前に業界の専門誌に「もしも中国の人口13億人の10%が富裕
階級になれば、我が国全体が富裕層で埋められたに等しい。ここに人口
が大きいことの如何ともしがたい強みがある」と記していた。

簡単に言えば、その予測の如きものが現実になってきたのであるから、
敢えて驚くことも「抜かれた」と嘆くこともないと思っている。我が国
は高齢者が人口の23%も占めるようになれば年金生活者が増えて、個人
消費が減っていくのは仕方がないことである。そこを考えれば、今回の
出来事は特筆大書することでもないだろう。

私はそう遠からぬ将来中国のバブルが去っても、拡大された貧富の差も
そのままでも、中国の跛行的経済成長は大きくは変わらないと思ってい
る。しかしながら、その富裕となった階層が我が国の土地や不動産を買
い漁っているのは憂慮に耐えない思いで眺めている。

彼らは嘗て我が国が辿った泡沫の夢の後現象を承知しているのだろうか。
私は「彼らは虹の向こうに何があるか承知しているのだろうか」とも書
いた。中国はその轍を踏まないという確信でもあるのだろうか。世界を
攪乱しただけに終わるのだろうか。こちらが余程しっかりしていないと、
彼らのバブル?に踊らせられて終わるのではないだろうか。

共産党一党独裁はその先に何を目指しているのだろうか。自分をコント
ロールできる確信があるのだろうか。我が国はしっかりと見守って対策
を立てて対処していかねばなるまい。(前田 正晶)



 2)動的防衛力という表現はあまり耳にしたことがありません。本当
は「機動的防衛力」と書くべきではなかったのでしょうか。

そうすると装備も変化し、特に航空攻撃レンジの拡大、逆上陸能力の整
備のための強襲揚陸艦、陸上自衛隊の海兵隊化等が主題となるべきもの
と考えます。

敵の第一激を受け止められる防御力とその策源地をたたく攻撃力、敵の
動きに応じて我兵力を適切に投入できる機動力。そして、第一線を維持
でき るだけのロジスティックスが整備されることが必要です。

また、突然事態が急変することが予測される現代では適切な「ROE」
を整備して、初動を誤 ることなくその後の事態変動にもシビリアンコン
トロールがスムースに対応できる態勢整備も必要と考えます。 (下関市
在住、匿名希望)



 3)菅首相“行き過ぎや問題も”NHKニュース:2011年1月21日 12
時12分菅総理大臣は省庁の事務次官を集めて訓示を行い、事務次官会議
の廃止など、政治主導を掲げたこれまでの政権運営について、「行き過
ぎなり、問題があったことも事実だ」と述べたうえで、今後は、政治家
側との協力関係を深めるよう求めました。

この中で、菅総理大臣は「1年半前に政権交代が行われ、民主党政権で
は事務次官会議を廃止し、政務三役会議を設けて各省庁の決定を政務三
役が中心に行う態勢にした。

そのことは本来あるべき内閣の姿に近づいたと思うが、同時に現実の政
権運営の中で、いろいろな反省なり、行き過ぎなり、不十分なり、問題
があったことも事実だ」と述べました。

そのうえで、菅総理大臣は「もう一度、そういうプラスとマイナスを、
政治家は政治家として、事務次官は事務次官としての立場から振り返り、
積極的な協力関係を作ってもらいたい。それぞれの省庁で、大臣・副大
臣と遠慮なく話をしてほしい」と述べました。

民主党政権は、「政治主導」を掲げて事務次官会議を廃止し、各省庁の
意思決定は官僚が入らないことの多い政務三役会議で決定してきました
が、先月、当時の仙谷官房長官が、官僚の陪席を認めるよう各閣僚に指
示しており、21日の菅総理大臣の訓示も、政治主導の政権運営を修正し
ていく意向を示したものです。(N・H)



 4)ワシントンD.C.での胡錦濤主席の「熱烈歓迎」には、動員された
中国人留学生のアルバイトがいたようです。

「歓迎」はアルバイト、っていう見出しの記事が、東京新聞1月20日
朝刊の国際面に掲載されていました。大学から沿道までは無料バスが用
意され、学生には報酬が支払われたそうです。(まこと)



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身 辺 雑 記
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東京湾岸。それなりに気温は低下しているが、猿江恩賜公園では紅梅の
開花し始めた。東京の冬は「寒い」と言っても暖かいのですね。雪の秋
田で今、梅が開花するはずがないもの。


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  • 名無しさん2011/01/23



    3日ぶりに登場したかと思えば「再掲」かいな。

    石岡荘十さん良いね、お元気だね。さすが物書きですね。熱いものを持っていらっしゃる。

    同じ記者上がりとして、渡辺氏ご本人は考えるところは無いんか。





  • 名無しさん2011/01/23

    身辺雑記<東京湾岸。それなりに気温は低下しているが、猿江恩賜公園では紅梅の開花し始めた。東京の冬は「寒い」と言っても暖かいのですね。雪の秋

    田で今、梅が開花するはずがないもの。>



    これは到底日本語とはいえない文章です。もしや、近所の中学生にでも代筆させたのであらうか。