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頂門の一針 1653号  09・08・29(土)

発行日:8/29


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  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1653号
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            平成21(2009)年8月29日(土)



                      広島・長崎への原爆投下の真実(1):岡崎渓子

                             副作用被害無過失補償制度:石岡荘十

                             台湾の馬英九政権がピンチ:宮崎正弘

                           民主党に追い風が吹く不思議:丸山公紀

                               日本の防衛政策が後退か:古澤 襄

                         話 の 耳 袋
                         反     響
                                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1653号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
      


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広島・長崎への原爆投下の真実(1)
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           岡崎 渓子

1945(昭和20)年8月6日、月曜日、太平洋の小島テニアン島から出撃
した3機の大型爆撃機B29は豊後水道を北上して早朝7時に広島上空に
さしかかった。

広島上空で旋回した。

7時9分、日本陸軍中国軍管区司令部の指示により、ラジオ放送で1分
間サイレンを鳴らす「警戒警報」を出し、市民に防空壕への避難を伝え
た。
人々は防空壕に無事非難した。

ところがB29は何事もなく東方の播磨灘に進んだので、7時35分に空襲
警報は解除になった。

広島の街は8時の勤務開始の会社が多く、通勤・通学のラッシュアワー
タイムがはじまり、人々は移動中であった。

ところが播磨灘から四国方面に向かったB29は反転して8時すぎに再び
広島上空に飛来してきた。

8時過ぎ、広島県警所轄の甲山(かぶとやま)監視哨・三次(みよし)監視哨
・松永監視哨から呉海軍鎮守府に、敵大型機3機が広島市方面に向かうと
の電話連絡があり、8時10分頃に警戒警報が発令された。

陸軍中国軍管区司令部にも同様の電話連絡があり、8時13分に広島・山口
両地区に警戒警報が発令された。

広島中央放送局の流川演奏所(スタジオ)では、古田正信放送員が呉鎮守
府の発令した警報のメモを持って第2スタジオに入った。

(古田は放送休止時間のため停波中であったので原放送所に警報発令の
合図を送り、放送所の送信機が始動した直後に原爆が炸裂、演奏所と放送
所を結ぶ中継線が断線したため警報は放送されなかった)。

運命の午前8時15分17秒、「リトルボーイ」と名づけられた原子爆弾は
広島市の上空高度9600mから投下され、細工町の島病院上空約600mで炸裂
した。

ピカッと大閃光して、ドーンと大音響を発したので、人々は後に「原子
爆弾」という言葉を知らないので「ピカドン」とよんだ。

焼失面積1320万平方m、死者11万8661人、負傷者8万2807人、全焼または
全壊した家屋は計6万1820棟の被害をもたらした。

爆心地の近くにあった広島県産業奨励館は、その残骸が「原爆ドーム」
とよばれている。

広島放送局では約40名の職員が犠牲となった。

広島城内にある中国軍管区司令部のコンクリート地下壕は耐爆シェルタ
ーであったので被害は少なく、すぐに四国軍管区司令部からの電話連絡
を受け、西部軍管区司令部(福岡)と歩兵第41連隊(福山連隊)司令部に、広
島空襲の第一報を電話で伝えた。

B29は3機だった。1機にはそれぞれ4人が搭乗している。

原爆を投下するエノラ・ゲイ号、原爆の威力の記録を行う科学観測機・
グレート・アーティスト号、写真撮影機・ネセサリー・イーブル号であ
る。

機体名称である「エノラ・ゲイ」は、機長であるポール・ティベッツ大
佐の母親、エノラ・ゲイ・ティベッツ からとったものである。

副機長はバート・A・ルイス大尉、爆撃手はトーマス・フィヤビー大佐 、
レーダー士はヤコブ・ビーザー である。

爆撃手のトーマス・フィヤビー大佐以外の3人は遮光眼鏡をかけて原爆
の強烈な光を避ける準備をしていた。

3機のB29は、エノラ・ゲイ号の原爆投下とともにそれぞれ「観測筒」
を吊るした落下傘を投下した。

ふんわり落ちてくる落下傘に人々の眼が釘づけになったとき、原爆は爆
発した。

この観測筒はまったく測定できないものだった。

落下傘にブラ下がってフワフワ降りる「観測筒」は風向き次第で感知器
はどこへ行くやら知れたものではない。そんなことはとっくにアメリカ
は知っていた。

だからこれは広島の人々が落下傘に注目して防空壕に逃げないようにす
るためのショーだったのだ。

反転攻撃で安心した人々を不意に攻撃し、さらに死者が多くなるように
アメリカが仕組んだのである。

広島市内は地獄絵そのもので、あちこちに死体が散乱し、かろうじて生
き残った者は熱さに耐え切れず、水を求めてさまよった。

14時58分、3機は快晴のテニアン島の北飛行場に帰還した。

12人の搭乗員は出迎えた数百人の将兵らに祝福され、深夜まで盛大な祝
賀パーティが催された。

当時30歳であった機長のポール・ティベッツ大佐は一躍英雄となり、搭
乗員はのちに勲章をもらっている。

広島に原爆を投下したエノラ・ゲイ号の搭乗員として特別に選ばれた15
名のうち、ユダヤ人が7名も占めていた。

機長のポール・ティベッツもユダヤ人である。

ポール・ティベッツ機長をはじめ搭乗員の多くは、戦後もずっと「全く
後悔していない。夜眠れなくなったことも一度もない。あの時、我々は
人類にとって最善のことをしたんだ」と述べ、原爆投下の正当性を強調
した。

広島原爆は約50キログラムのウラン235が搭載されており、このうち核分
裂を起こしたのは1キログラム程度と推定されている。

爆発で放出されたエネルギーは63兆ジュール、TNT火薬に換算すると1万
5千トン相当に及んだ。

エネルギーは爆風(衝撃波)・熱線・放射線となって放出され、それぞれ
の割合は50パーセント・35パーセント・15パーセントであった。

エノラ・ゲイ機は現在ではスミソニアン航空宇宙博物館の別館に展示さ
れている。(以下次号)(おかざき けいこ 歴史研究家



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副作用被害無過失補償制度
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        石岡 荘十

国内での生産では足りないワクチンの輸入を検討する中で、明らかにな
ったことがひとつある。それは、海外のワクチンメーカーにとって、日
本がいかにワクチンを売りにくい国であるかということ、日本での販売
は他の国で販売するのに比べてリスクが大きすぎるということである。

ワクチンを打って副作用が起きても「過失がなければメーカーの責任を
問わない」。これを「無過失補償」という。これがいわば“世界の常識”
なのだが、日本の場合、副作用が起きたときはメーカーが裁判で訴えら
れて青天井の賠償をされる恐れがある。

これでは、海外のメーカーは危なくて日本にワクチンは売れないという
わけである。副作用の責任が誰にあるのかを問題にするのではなく、被
害が出たら公的に救済される仕組みがあって、その救済を受けたら、そ
れ以上の賠償を請求する権利は失われる。

このような欧米諸国の考え方の背景には、被害を受けた患者の個人的な
利害だけではなく、ワクチンは社会全体の利益のために接種するものと
いう認識が一般に浸透しているため、被害が出たとしても、メーカーや
病院などの関係者に不当に責任を負わせることはできないし、社会全体
のために犠牲になった人は社会全体で支えるのが当然という考え方があ
る。

たとえばアメリカでは、88年からワクチン1本あたり75セント上乗せさ
れていて、これを補償の原資に充てる制度になっている。

フランスの場合は、ワクチンにとどまらず、02年に医療全体への無過失
補償が導入されている。ワクチンや公衆衛生上の危機に関することはわ
ずかな障害でも補償される。ただ、補償金を受け取る際には裁判をしな
いという契約書にサインする必要がある。

一方、日本の副作用に対する救済策は、以前はワクチンと輸血によるエ
イズだけは国が補償する仕組みだった。普通は、補償を受けるには患者
側が訴訟をするしかないが、6月15日、新型インフルエンザが追加して
指定されている。

しかも日本では、公的な救済を受けた後でもメーカーを相手取って損害
賠償訴訟を受けることが出来ることになっている。そのどちらも給付の
原資はメーカーの拠出金なので、メーカーからすると二重に負担を強い
られることになり、他の国のメーカーに比べて突出してリスクが高いこ
とになってしまう。ここに日本のメーカーがワクチン製造に、二の足を
踏んできた背景にある。

欧米並みの制度を日本に持ち込むためには予防接種法と感染症法の改正
が必要である。アメリカやフランスでは、ほぼワクチンの必要量を確保
したと伝えられているが、長年、法の整備をないがしろにしてきたつけ
が今日本に回ってきたことになる。

厚労省の役人は、「歴史上、薬害で国が訴えられたら必ず負けると思っ
ているので、副作用と救済の問題は恐ろしくて議論すらできなかったと
いうことだと思います」(村重直子厚労省現役医系技官)。

そこで、26日開かれた2回目の「新型インフルエンザワクチンに関する
意見交換会」のなかで舛添厚労相は「必要な法改正をしなければならな
い」と、初めてこの問題について積極的な認識を示した。仮に、ワクチ
ンを輸入するということになったときの障害は他にもある。

ワクチンの安全性をどう担保するか。

通常なら安全性を確認する臨床試験(治験)には5年程度の時間が必要だ
が、これでは間に合わない。舛添厚労相は「特例承認になると思う」と
記者会見で述べている。

特例承認は、緊急時に限って最小限の治験で輸入などを承認する制度だ
が、交渉中の海外メーカーは、副作用が出たときの責任を免除するよう
求めているという。舛添厚労相は「最終的には総理が判断することにな
るだろう」としている(8/26 産経新聞)。

それにしても時間がない。そんななかで、法の改正やワクチンの特例輸
入(筆者は異議あり)についての政治判断を示した舛添厚労相の発言は、
評価されていい。

前例のない、大臣のこのような認識・発言の仕掛け人は「厚労省大臣政
策室」の村重直子政務官だというのが衆目の一致するところだ。彼女は
98年東大医学部卒の医師で、日米で予防医療の臨床を経験した後、入省。

現役の医系技官の1人だが、厚労省の医系技官主導の新型インフルエンザ
政策に終始批判的で、予防医学の専門家として大臣に意見を具申し、ア
ドバイスをつづけている。大臣政策室には彼女のほかにも各省庁の若手
官僚が集められ,舛添大臣の教え子も少なくないという。

村重政務官は、医療専門誌「ロハスメディカル」(8/27)電子版で、イ
ンタビューに答えてこう医系技官を批判している。

「医系技官や薬系技官にきちんと調べた方がよいとアドバイスしても、
やっつけ仕事しかしてこないんです。ちょっと訳して、大臣にちょっと
だけレクチャーしてお終いでした。

サイトのURLまで教えたのに、見向きもされませんでした。部外から
アドバイスされること、外国の事情を調べなさいと言われるのを、もの
すごく厭がります。おそらく忙しいのと英語が読めないのと重要性がわ
からないのと、理由は色々だと思います。技官の存在意義って何なんだ
ろうと悲しくなります」

「多くの医系技官が、大卒後すぐ、または見学程度の研修後に厚生労働
省に就職し終身雇用を前提に2年毎に部署をローテーションするという
人事制度なので、どの分野に関しても素人で、そのうえ法律のことも分
からない、憲法感覚すらないから平気で人権侵害の政策を立案する、そ
ういう状態になってしまっています。

誰でもこのような人事制度に組み込まれたらそうなってしまうので、彼
らもかわいそうなのです」。「こんな集団が、国の公衆衛生をリードし
ている、リードしているとも言えない状態ですが、これでは国民が非常
に不幸だと思います」。      20090828



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台湾の馬英九政権がピンチ
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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)8月28日(金曜日)
         通巻第2694号 
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 ダライラマ法王の台湾訪問、北京が反対を声明
  台風の被災地救済に遅れ、ダライラマ訪問を認めて人気回復を企図
した馬英九だが。。
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来週、ダライラマ法王は台湾南部を襲った台風の犠牲者を追悼するため
に台湾へ入る。

野党民進党の招待によるもので、陳菊・高雄市長はさきに北京訪問から
還ったばかりだが、「ダライラマ法王は純粋に宗教活動、追悼儀式のた
めにお見えになる。政治的意図はない」と記者会見している(フィナン
シャル・タイムズ、8月28日付け)。

すでに台湾政界は、台風被災地への救済遅れが批判され、馬総統の支持
率が急落。馬政権は立ち往生、国防大臣、官房長官に続いて27日には外
務大臣も辞任、劉兆玄首相も辞意を表明しており、内閣が機能しない状
況に陥っている。

とくに軍の出動遅れを批判されており、「馬は台湾人民のことを考えて
いるのか」と非難囂々に直面していた。

ダライラマ法王は李登輝、陳水扁政権のときに数回、台湾を訪問してい
るが、08年の訪問を「時期が悪い」と言って馬政権は拒否し北京におも
ねる姿勢を取った。今回は台湾南部の民衆から待ち望む要望が強く、馬
政権としては認めざるを得なかった。

北京は27日になって声明を出し、「いかなる形であれ、我々はダライ
(よびすて)の台湾訪問を結論として反対である」と吠えた。
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 ◆訃報◆

<細川隆一郎さん 90歳(ほそかわ・りゅういちろう=政治評論家、元
毎日新聞社政治部長)。8月25日、老衰のため死去。

1942(昭和17)年毎日新聞社に入社。主に政治記者の道を歩み神戸支局
長、政治部長、東京本社編集局次長、中部本社編集局長などを歴任した。

政治部長在職中の67年、佐藤内閣下での「黒い霧」と呼ばれた政治腐敗
事件のキャンペーン報道で、日本新聞協会賞を受賞。73年に退社後は政
治評論家に転身、テレビ、ラジオなど幅広く活躍し、歯に衣(きぬ)着
せぬ語り口で人気を呼んだ。(毎日新聞)>

  ♪
(宮崎正弘のコメント)一代の豪傑ジャーナリストだった。大声で怒鳴
るように喋り、辛辣な批評を展開し、並みの政治家が震えた。

最初にお目にかかったのは昭和47年頃、当時、青嵐会所属議員で新潟か
ら出ていた佐藤隆(衆議院議員)の応援に行く藤島泰輔氏について行っ
た(最初から脱線だが、当時新幹線はなく、上野発特急。グリーン車を
とっていたのに行きも帰りも食堂車で、とくに帰りは食堂車にあったウ
ィスキーをふたりで全部飲んだ)。

新潟で応援にきていた細川氏と会って、著名な政治評論家・細川隆元の
息子だろうとおもっていたら甥という関係が分かった。

新潟の北部が地盤で新発田、村上などを回って、途中から中川一郎氏や
戸塚進也(当時参議院議員、現掛川市長)らも応援に馳せ参じ、新潟市
内の居酒屋で痛飲した記憶も甦った。

中選挙区制の時代だから、同じ選挙区の自民党のライバルは村上を地盤
に出ていた稲葉修氏だった(後の法務大臣)。小生はどちらかと言うと
改憲に命がけの稲葉氏も応援したかったのだが。。。。

その後、「細川隆一郎を励ます会」などという不思議な会が開かれ、ど
のホテルか忘れたが会場から溢れるほどの人の波、大勢の政治家がいた。

空手の演武を細川氏自身がおこなった。福田赳夫がそのあとで登壇して、
「きょうは細川隆一郎君を励ます会と聞いて駆けつけたが、これじゃま
るで細川くんに我々が励まされる会じゃないか」と皮肉を言って会場を
沸かせた。福田赳夫にもユーモアがあった。

数年前から細川氏がもっているラジオ番組に何回か招かれ、国際経済、
中国問題などのコメントをしたが、驚いたのはその記憶力である。

なにしろ晩年は目が見えなくなり車いすをボランティアや娘の細川珠生
さんらが押して、新聞を読んできかせていた。視角を失うと、残った聴
覚が異様に発達する。音を区別し、人名も地名も覚えていくのだ。

小生は中国のことをおもにコメントしたが、一度言った難しい中国共産
党指導者の名前をすらすらと復唱し、質問してくる。驚くと共に、その
ジャーナリスト精神の不屈さに感銘を受けた。

またよく拙宅に電話をいただき、大きな声で「細川隆一郎です、ところ
で今日はこんな質問があります」と、長々と一時間を費やすのもしばし
ばだった。90歳にしてあれだけどん欲な情報への欲求と鋭角的な政治分
析。また傑物がひとり冥界へ旅立たれた。合掌。
   ◇
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(読者の声1)貴誌2691号に貴コメントがあり、「中国の軍人タカ派の
書いた『超限戦』は、そうした手段をすべて用いて戦争を仕掛ける。サ
イバーテロは、電力、エネルギーの中枢を麻痺させ、この空間でも偽情
報、おとり情報を飛び交わし敵を狼狽させる。

映画によくなるウォール街を麻痺させるというだけのシナリオではなく、
あらゆるレベルでの闘いを想定したものです」とあります。
その本を読みたいのですが、版元とか訳者をご教示下さい。
    (RY生、茨城)

(宮崎正弘のコメント)蕎良ら『超限戦』は坂井臣之助監訳。共同通信刊。
 詳しくは下記に
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4764104989_1.html


  ♪
(読者の声2)宮崎先生の「近未来、政界は再編されて若返るだろう」
に賛成です。

ところで質問ですが、鳩山や小沢、岡田は何故、韓国・中国に擦り寄る
のでしょうか?河野が親韓・親中は明らかですが、何が理由ですか? 
それとなぜ反米なんですかね?

この連中VS宮崎先生や、ぼくの生き方の違いだけども、何かに怯えてい
るように見えるのです。つまり、臆病、内弁慶、内省的、日米関係は、
日中関係や日韓関係とは比較しようもないものです。

日本が核保有でも宣言しなければ「対等の日米関係」など起きません。
小沢の「国連中心主義」は噴飯ものです。小沢のアタマは狂っています
ね。鳩山は性格が弱いと見える。

経済に注意しましょう。SCHWARBのアナリストのニューズレターでは、
“やはり、Uではなく、Wデイップ。輪転機バンスカ回すベンだけども、
インフレを警戒している。

インフレが来るのは2年後。最初に回復して台頭するのは、現在一番萎
縮している銀行〜製造〜建設”だそうですよ。こんな時代にアメリカか
ら距離を置く? 基本反米であっても、経済は別ですが。。。
(伊勢ルイジアナ)


(宮崎正弘のコメント)朝おきて、NHKニュースをみて朝日新聞を読
んでいるからでしょう。自らが拠って立つ日本人としてのアイデンティ
ティが希薄で思想的基盤がないのです。教育とマスコミの影響力が大き
い。

経済に至っては日本の政治家は経済音痴ばっかり。とくにコイズミはひ
どかった。何も知らない。解説してもぼんやりと分からないのに分かっ
た振りをする。森はわからないことを客観的に自己認識できだ。

だから小泉はテレビで珍説を大声で言っていたタケナカをもってきた。
うまく行くと踏んだら逆に日本経済も滅茶苦茶になった。民主党の経済
ブレーンも榊原とか寺島とか、ロクなのがいないという噂です。

はやくも驚くことをハトは言い出してます。NYタイムズに寄稿(8月28
日付け)、アジア共同体の共通通貨をつくれ、と。友愛幻影による通貨
幻想! 危険このうえなき政治家になりそうです。


   ♪
(読者の声3)貴誌2691号の「読者の声1」にある、「それから忘れら
れていますが、防衛庁のシステム受注で富士通がプログラム作成業者の
孫受けにオウム真理教の関連企業を使ったと新聞に出ていました。やる
じゃん!備えよ常に」(つけめんだいおう)とのご意見に同感です。

関連しての感想です。

キッシンジャーをウオッチすると当然、CIA関連にも目配せが必要で
すが、オウム真理教の闇は、公安とオウムとの闘争が国内的には山場。

公安幹部暗殺には当然公安のオウム真理教潜入者とそれを洗脳して逆潜
入させるオウムの洗脳技術との暗闘があったと推測されます。

その意味で公安幹部暗殺は日本のセキュリティーの構造的欠陥です。そ
れが不問に付されている現状と傍目にはみえますが、当局は何か学習し
たのでしょうか、識者のつぶやきをいただきたいところです。

権力変動時期に起こる「安政の大獄」ならぬ「平成の大獄」が吹き荒れ
た平成。国策捜査という語彙が日本語データベースに加わりました。

国策痴漢、国策軽犯罪、国策大麻所持という語彙がその活用形となる可
能性あり。特に大衆浴場の脱衣場には注意が必要。盗まれる恐れではな
く、盗まされる危険もある。

今後は大獄当局が大獄に怯える事態になっていると推測されます。海外
では一足お先にCIA自体が大獄に怯える時代。CIA脱出組を国内イ
ンテリジェンスで採用する好機なのですが、なんと、日本は大獄の奥の
院たるべきインテリジェンス機能が不在という伝統的スポイル構造。や
られてるじゃん!(キッシンジャー・ウオッチャー)


(宮崎正弘のコメント)闇の情報空間からの情報ですか。日本がインテ
リジェンス不在となったのは確かにアメリカの庇護下に入ってからで、
安保も外交も自分で考えなくてもよくなった。

なにも思わず考えずひたすら米国に追従していけばいいのですから、そ
れなりに思考能力も劣化してしまったのも事実でしょう。

さてキッシンジャーはまもなく恍惚の人、せめてマンスフィールド元駐
日大使ほどの親和力があれば。。。


   ♪
(読者の声4)貴誌2693号の「IM生」氏の記事。奇しくも26日の産経の
田中優子氏の文を読んで内容はともかく論理という面で下手くそな文を
書く学者らしからぬ先生だと思いました。

Googleったら週刊金曜日のメンバということで驚いたばかりです。

妻と新聞があまりに片方ばかりの考えで貫かれるとバランスが悪くなる
と思ってかような人選をしているのだろうかと話しあったところです。
産経も時々小生にとってヘンテコな人が書いていますが、それで考えが
ぶれるとは思いません。

かえって週刊金曜日の面々を見るとご指摘のように胸糞悪い方々ばかり
で固めているので、みんな読んだら体調不良となってしまうでしょう。
     (ラック(神奈川))


(宮崎正弘のコメント)精神衛生上このうえなく悪くなるのでは? 朝
日新聞を読んだ日は半日ほど吐きけが続き、気分が悪いですよ。

ですから何年も、いや四半世紀ほど朝日を読んでいませんが、ときおり
飛行機で配られたりするので読むことがあります。

読むと必ず怒りがこみ上げてきます。そのあまりに良識外れの偏向紙面
に。



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民主党に追い風が吹く不思議
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          丸山 公紀

民主の政策、とくに「裏マニュフェスト」なるものとして国立追悼施設
建設、外国人地方参政権付与、図書館法の制定と言いながら事実上の
「慰安婦」の支援、人権擁護法の制定や数々の人権救済機関の設定、夫
婦別姓法案の制定など、どれを見ても到底、国民の大半が納得できない
政策が並んでいるにもかかわらず、世間では民主党への追風が吹いてい
る。

別に自民党の政策を全て肯定するということはできないが、軒並み、ど
の選挙区でも自民党から立つ候補者が自民党というだけで攻勢をしかけ
られ、民主の候補者が攻勢にまわるという異常さは前回の郵政選挙とは
主客、所を変えた感がある。

国民は現状に対しては変化を求めていることは確実である。

従って、現状のままではやっていけないという危機意識は、防衛・安全
保障についても、景気、教育、年金問題、社会保障問題、農業問題につ
いても言えるが、

問題は優先順位が景気、社会保障、年金問題が最初に来ているために、
目先が少しでもよくなればよいのではないか、そのためであれば現状維
持を訴える自民党であれば変化を期待することができず、政権が変われ
ば変化するのではないかという期待感が民主を支持するようになってい
るところにあるのではないか。

換言すれば変化の方向性ではなく、変化そのものを望んでいること自体
に意義があるという見方である。

従って、国民の基準なき選択は民主が政権をとって「裏マニュフェスト」
が実際に行動に移された場合、さらに連立するであろう社民の思想が民
主を誘導していくこととなれば、その時点で国民から忌避されることに
なるのではないか。しかし、大半の国民はまだそのことを認識していな
い。

その意味で小生には自民と民主の明確な違いが国民にはまだわかってい
ないこと、つまり、両党は明確な違いを出さないままで、自民が悪で、
民主が正義の味方だというイメージだけを頼りに判断しているという実
に危うい岐路に立たされているのだということを認識できずにいること
が問題なのだ。

しかし、この国の行く末を握っているのが最終的に国民であるとすれば、
最後はこの国の浮沈は国民の手に委ねられることとなる。その雌雄が決
するのは今週末である。



━━━━━━━━━━━
日本の防衛政策が後退か
━━━━━━━━━━━


       古澤 襄

民主党が政権を獲得することによって、日本の防衛政策が大きく後退す
ることが避けられない。連立を組む社民党の要求によって、軍縮予算を
目指す可能性がある。26万の自衛隊を削減することになるかもしれない。
いずれにしても、年末に改定を予定していた防衛計画大綱は見送りにな
ろう。

<民主党は27日、衆院選で政権を獲得した場合、現政権が年末に改定を
予定していた防衛計画の大綱のとりまとめを来年以降に先送りする方針
を固めた。

同党は現在の改定案を抜本的に見直したうえで、新たな「防衛大綱」を
整備していくことにしており、年内に検討作業を終えるのは困難と判断
した。防衛省は年内の大綱改定を前提に来年度予算の編成作業に着手し
ていることから、混乱は避けられない見通しだ。

大綱をめぐっては、首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇
談会」(座長・勝俣恒久東京電力会長)が今月4日、集団的自衛権の行
使を勧告するなどした報告書を麻生太郎首相に提出した。政府はこれを
たたき台として、年末に大綱と今後5年間の主要装備品の整備内容を定
める中期防衛力整備計画(平成22〜26年度)を閣議決定する方針だった。

しかし、こうした報告書に対し、民主党内に慎重論が強く、鳩山由紀夫
代表は政権獲得後に報告書の内容を見直す考えを表明していた。懇談会
は半年で報告書をまとめたが、同党は「改めて人選をして報告書を出し
てもらう」(前原誠司副代表)としている。

このため、民主党が策定する「防衛大綱」は現政権のものとは抜本的に
違う内容となることが予想されるため、時間もそれだけ必要となるもよ
うだ。

現大綱は21年度末で切り替わるため、党内には「来年3月末ぐらいまで
は(改定を)延ばせる」との意見もある。ただ、来年3月の改定では今
年末に行われる来年度予算編成に反映させることができないため、改定
自体を1年間延期する案が有力となっている。

また、同党は旧社会党から保守系まで安保政策に大きな幅があり、これ
まで自衛隊の具体的な防衛力のあり方について一致した見解をまとめて
こなかった。連立相手で自衛隊の規模削減を掲げる社民党との調整も難
航が予想される。

また、民主党はマニフェスト(政権公約)で、日米地位協定の改定や在
日米軍再編計画についての見直しを行うとしており、米政府が来年初め
にまとめる予定の「4年ごとの国防戦略見直し」(QDR)の検討状況
もにらみながら大綱策定を進めたい考えだ。

一方で、大綱改定を1年間延期した場合、来年度予算は今年度で期限が
切れる現中期防を修正するなどして編成することになり、大胆な予算編
成は困難となりそうだ。(産経)>



━━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━━

 

 ◎ニューヨーク・タイムズに「日本の新しい道」寄稿 古沢襄

選挙戦の終盤に入っても民主党圧勝の情勢が変わらない。予想された
「揺れ戻し」現象も起こる気配がみえない。民主党政権が必至という中
で、鳩山代表は米紙ニューヨーク・タイムズに「日本の新しい道」と題
する寄稿文を掲載した。

鳩山氏は「日米安保条約は外交の要」としながらも、米国の「市場原理
主義」を批判、自身が掲げる「友愛」の精神に基づき、東アジア共同体
の創設や地域社会の再建を目指すと述べている。

9月になれば鳩山氏は首相として訪米、オバマ米大統領と首脳会談を持
つことになる。民主党の外交・安全保障政策が定まっていない中で、と
りあえず日米安保条約は外交の要としたのは、民主党政権が米国離れを
みせるという懸念を払拭する意図が窺われる。

東アジア共同体の創設は、具体性に欠けるので明確でないが、「中国の
存在感が増し、日本は米中両国の覇権争いの中で、いかに国益を守るか
が課題になる」としているので、日本が中心となったアジア外交の展開
という意味なのかもしれない。

<27日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、民主党の鳩山由紀
夫代表による「日本の新しい道」と題する寄稿文を掲載した。鳩山氏は
「日米安保条約は外交の要」としながらも、米国の「市場原理主義」を
批判、自身が掲げる「友愛」の精神に基づき、東アジア共同体の創設や
地域社会の再建を目指すと強調した。

鳩山氏は「日本は米国主導の市場原理主義にさらされ、人間の尊厳が失
われている」と指摘。小泉純一郎元首相以降の自民党政権が米国に追随
し、地域社会を破壊したとした上で「環境を重視して、福祉や医療制度
を立て直し、教育、子育てを支援していき、格差を是正する」と訴えた。

また米国については「イラク戦争の失敗や金融危機で、米国主導のグロー
バリズムは終わりに向かい、多極化の時代を迎える」と予測。中国の存
在感が増し、日本は米中両国の覇権争いの中で、いかに国益を守るかが
課題になるとした。

ニューヨーク・タイムズ紙は鳩山氏について、30日の衆院選で民主党が
勝てば首相になる人物として紹介した。(共同)>



 ◎新型インフル感染率、子供は高齢者の14倍

【ワシントン=山田哲朗】米疾病対策センター(CDC)は27日、5〜
14歳の子供は60歳以上の高齢者に比べ14倍も新型インフルエンザにか
かる可能性が高いとする報告を発表した。

報告によると、7月25日までにシカゴ市の保健当局が確認した新型イン
フルエンザ感染者1557人のうち、最も多いのが5〜14歳の624人で、この
年代の人口の0・14%に上ったのに対し、60歳以上は41人でこの世代の
0・01%にすぎなかった。

入院する割合も子供で高く、報告は「子供を重点に予防や治療にあたる
必要があることが裏づけられた」としている。 
8月28日14時48分配信 読売新聞

 

 ◎日本パイプクラブ連盟と言う組織が有り、ホームページもある。
http://www.pipeclub-jpn.org/
副会長で事務局長の梶浦恭生さんからの便りにヨレバホームページは喫
煙者の人気を集め、毎日、1万数千のアクセスがあるそうだ。(主宰者)



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)斉藤吉久様

主宰者から転送されましたので、失礼ながらメールで御礼申しあげます。
私の雑文に「刺激され」ていただきまことに恐縮です。斉藤さんの酒に
関するご造詣の深さに感服しました。

壱岐の玄海酒造(株)の山内賢明社長は、同社のピンチを立て直し興隆
させた人です。私が山内さんを偉いと思うところは、壱岐の焼酎メーカ
ーの統合を(安易に・常識的に)主張した長崎県等の役人らの言を拒否
し、7社ともに栄える方向を打ち出し、地域再生を成功させていること
です。そのためのスポークスマンとしての大活躍なのです。

著書の副題に「蔵元が語る麦焼酎文化私論」とあるように、山内さんは
「壱岐の・ふるさとのロマン」を語っています。地方がずるずると疲弊
していく昨今、貴重なことです。

ただ、焼酎の日本への伝播ルート等については、なお、専門家や学者に
よる真実の解明が必要であることはもちろんであります。では、とりあ
えず、御礼まで。(馬場伯明)

 

 2)カリフォルニアを離れて2日目ぐらいで、カナダのフォート・セ
ント・ジョンという基地の町にたどり着きます。田舎の小都会らしい面
影をとどめているのはここまでで、あとは開拓地といった趣きになりま
す。

一応は地図に記されている村でも、道路の両側に1キロぐらい街並みが
続いて終わりです。ユーコン準州に近づくにつれ、そんな集落すらほぼ
姿を消します。道路にそって立っていた電信柱もなくなります。

1000キロ以上走った日、当てにしていたモーテルが廃屋になっており、
仕方なく予定より数十キロ先で宿を見つけました。

しかしここは町でも、村でもなく、ただ1カ所、ぽつんとバラックが建
っているだけの、言ってみれば木賃宿(きちんやど)でした。

部屋には粗末なベッドがあるだけ。風呂どころかシャワーも、いえ、水
道すらありません。トイレはアウトハウスといって、地面に掘った穴を
板で囲んだだけの建物です。

これで都会並みの料金を取るのですから、世の中は文字通り「需要と供
給」だと感じました。野生動物の生息地域で、道の脇に車を停めて眠る
わけには行かないからです。

この先は、道路を除いて人工物の姿が消えます。文字通り人跡未踏の大
峡谷や荒野が延々と続くのです。車を止めエンジンを切ると、痛いよう
な静寂が一挙に押し寄せてきます。

無音の状態が「痛いような」とは矛盾だと感じることでしょう。でも、
途方もない大空間を満たす静けさは、むしろその圧倒的な存在感ゆえに、
人の耳には圧迫と感じるのです。

周囲十数キロに、自分以外誰もいません。見下ろす峡谷には距離感とい
うものがありません。それほど茫洋とした眺めなのです。山々の頂には
雪が積もり、黒々とした山肌は荒涼としています。

ふもとには、何十にもわかれた泥流が何処へともなく流れていくばかり。
恐らく人類が生まれ出る以前から変っていない光景なのでしょう。

ここには、時計で測るのとは違う、別の時が流れています。

股間に差し込むような孤独が起こり、背中を貫きます。そして、周囲の
自然が完璧に自分を無視していることに気がつくのです。

牙を剥いて迫ってくる凶暴さでもなく、さりとて真綿で押し包んでくれ
るような優しさでもない。つまり、人間の存在と所作に対する究極の、
荘厳な無関心なのです。

ほとんど酒に酔ったような朦朧とした状態で車に戻り、微かに震える手
でエンジンの鍵を差し込みます。一瞬の躊躇。もしかからなかったら、
どうする? 明確な対象のない恐れほど、人を揺さぶるものはありませ
ん。

祈るような気持ちで鍵を回し、そして……エンジンが吠えた瞬間、文明
の有難さに小躍りするのです。

こんなとき、自分は誰でもありません。ただ、途方もない広がりと悠久
の時の流れに怯えた、名もない、脆弱な「ヒト」であるばかりです。 
自然の中から生まれ出たにもかかわらず、自然を別個の存在と感じ、恐
れる、頭でっかちの奇妙な生き物であるばかりです。(加藤喬)



 3)近頃良い部類の属する話に、オランダのロッテルダムで行われて
いる世界柔道選手権で、48kg級の福見友子に続いて52kg級でも中村美里
が優勝したことだ。。

特に福見の場合には過去に2回も谷亮子に勝っていたにも拘わらず、代表
に選ばれないという不当な?試練に遭いながら、そこを乗り越えての優
勝である点に立派さを感ずる。

さらにベルリンで行われた世界陸上では、女子のマラソン3回目という尾
崎好美が2位に入り、男子やり投げの村上の優勝という快挙ともに数少な
い優れた成果を上げた。これも良い話である。

男子のマラソンでは、佐藤敦之が日本人1位とやらで第6位に入ったのも
健闘だったと言えるだろうが、きついことを言えば女子と比べれば毎回
国際試合ではこれという成績を残していないのが残念である。

ここ何年か、オリンピックを始めとしてこれという大きな国際試合では、
女子の代表が優れた成績を残す場合が多い。ソフトボールしかり、高橋
尚子、野口みずきと続いたオリンピックでの優勝も、その典型的な例で
あろうか。テニスでも伊達公子、杉山愛等は世界で実績を残している。

このような女子の好成績の原因として、あるスポーツ好きの友人がこと
もなげに「それは女子にはプロ野球もなく、大相撲がないのだから、優
れた素材がそういう競技に専念できるからだ」と言い切った。

私は一面の真理をついていると思う。確かに、我が国ではアメリカのメ
ージャー・リーグを最高到達点としての野球が最も人気があるスポーツ
だ。此処には確立されたプロ組織があり、前途有為の人材がリトル・リ
ーグから高校野球を通じて育成されている。

子供達の間でも未だに「将来何になりたいか」と尋ねられると「プロ野
球選手」と答える者が多い。勿論野球以外にサッカーなどが近年増えて
きてはいるが、未だ野球には及ばないと見ている。

その良い証拠が甲子園の野球。長年我が家の冷房代(電気代)が嵩む
のを気にしながらテレビ観戦していると、体格と素質の面では「競争が
激しい野球を止めて他の競技に行けば、日本代表級の選手に直ぐ成れそ
うなのに」と思わせてくれる人材が有り余っている。「勿体ないな」と
屡々嘆いている。

我が国ほど多くの種類の競技が盛んに行われている国はないと思う。そ
れでも最も人材が集中する野球ではメージャー・リーグまで上り詰めて
も、野手として常時試合に出ていられるのはイチローだけである。投手
ではエース級の扱いをされているのは松坂だけでそれも故障者リスト入
りしては皆無に近い。

サッカーでも完全なレギュラー扱いされているのは辛うじて中村俊輔く
らいではないか。まだまだ世界は狭き門である。水泳では北島康介のよ
うな、敢えて偉業というが、女子も好成績を残している者が多い。

こういう状態を人材の拡散と呼びたいのだが、この状態を何時か打破し
たいと誰もが思うだろう。だが、我が国では未だに欧米のようなクラブ
制度が普及していないし、グラウンドも室内体育館もクラブハウスも海
外のように普及していない。これでは子供頃からの基礎からの育成は難
しいのである。

各競技団体も各個バラバラの感があり、何か纏まってある共通な目的が
あるとも思えない。大きな世界的な大会に派遣する選手の選抜方式も不
備な点が多いのは事実である。

マスコミはこういう事情を心得ているとは思うが、何かといえばオリン
ピックに出てと煽るし、一度勝てば直ぐに連覇だの、何度目の連続出場
だの騒ぎ立てる。

私はそういう大衆迎合策よりも、小学校から中学高校までの校庭の整備
であるとか、クラブなどのインフラの整備を採り上げて、選手や将来の
選手達が欧米並みないしはそれ以上の環境で練習や筋力の養成が出来る
ようにせよと、政府や各競技団体を督励して欲しいと思っている。

オリンピックだのメダルだの、連覇だの、海外進出だのと言うのはそれ
から後のことではないか。先ずは中村と福見にオリンピック制覇だの何
のと妙なプレシャーをかけないことから始めて欲しい。
(前田正晶)

主宰者より:失礼ながらマスコミを誤解していませんか。とくに民放テレ
ビは高い視聴率をとってカネを稼ぐために放送をしているのであって、
選手や国家のことを考えて運営している組織ではありません。徹底的に
下品なのです。



 5)(一)様のご投稿に対して感じたことを投稿した後,メルマガ配信
における各位のご執筆,ご投稿を読みかけては途中で止めております.
どれも全く興味が持てなくなりました.

何故か..それは後述する「己の人生がこの世界に依拠し保たれている
という謙虚な感謝の心」が何処にも感じられないということが根本原因
だと思いました.

「如何なるものかが実は判然としないが故に畏れ多く感じて尊重すべき」
なのが人間の尊厳の何たるかではないかと最近頓に感じ始めております.

それを法律で合理化するなどとは,未熟な生物である人間がそれを自覚
し避けなければならない浅はかさだと思います.

私は,家内の提案で「先祖供養」を今年のお盆前から始めました.とて
も心が落ち着きます.

人間が人生において最も必要な心がけとは「感謝」だと現在は思ってい
ます.常に人は生かされているのであって単独で生きることなど全く不
可能なことです.だからこそ感謝が日常的に不可欠なのだと思います.

自分という存在は,人類誕生から延々と続いてきた無数のご先祖様の
「お陰」であり,その「御蔭様」こそが生きる礼儀の基本であろうと夫
婦ともにそれぞれが実感しました.

同じ時代を生きている無数の人々に対する感謝も同様です.皆,元を辿
れば同じご先祖様に行き着きます.

そして,私達夫婦にとって「ご先祖様」の中で最も近い存在がそれぞれ
の両親です.これは当たり前の事です.両親への感謝,それと繋がって
ご先祖様への感謝があります.

それは,永遠に続く人と人との連鎖・絆の証であり,誰も否定できない
明々白々の事実です.これ以上に当たり前の事などあるでしょうか.

私と家内はそれぞれ,自身の両親を見る立場にあります.替わりはいま
せん.しかし,郷里が遠く異なるそれぞれの(郷里を離れる気が全く無い)
両親の世話をどう実現するかが課題となっています.

数年先に我が家の子供達が自立すれば,夫婦そろって両方の住処を往復
することになるのかも知れません.あるいは,それぞれが別々に自分の
両親を見るのかも知れません.

私はどちらでもよいのです.家内の希望に従うつもりです.


それが自分の人生ならそれはそれで楽しみを見つけながら頑張りたいと
思います.

オニギリ作って魔法瓶にお茶を入れて夫婦でローカル線に揺られて互い
の両親の住む町に旅ができれば嬉しい限りです..でもこれは勝手な妄
想です.

人生は生きて何かして死ぬことだけが不可欠なので,社会的立場などは
それこそ屁みたいなものです.それはただの与えられたケーススタディ
の環境条件に過ぎません.その中で人間は皆試されているのだと思いま
す.そう,私達は試されていると強く感じます.

私の心の中には家内が何時もいます.

離婚されても私は家内に感謝し続けるでしょう.

私は家内のお陰で「感謝」を知りました.

「死んだ人が書いた」と言われる以下の詩が秋川雅史さんの歌で注目を
浴びましたね.

是非映像を見ながら聴いてみてください.

------------------------------------------------------------
(1)千の風になって − 秋川雅史 (新井満氏 出演)
http://www.youtube.com/watch?v=zFSZH5QTa7U&feature=related

(2)秋川雅史 千の風になって〜「日本の敗戦」

ver.(Defeated Japanin 1945)
http://www.youtube.com/watch?v=_PyAchZnMjU&feature=related

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません  眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません  死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています
あの大きな空を吹きわたっています
------------------------------------------------------------

私はこの歌が大好きで,毎朝,仕事を始める前にPCで聴いています.
聴いて何かに感謝し,心が洗われて清々しい気分で仕事を始めます.

それが最近日課になりました.

人生,感謝しかないです.

亡くなった方々,そして生きとし生けるもの,すべてに感謝です.

2009/8/28 (大阪)



 6)賃貸住宅の「更新料」だけでなく、同じく不動産業界の慣習で支払
われていた「礼金」も、借地借家法で廃止を明文化してもらいたいと思
います。(まこと)


━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


29日、灼熱がやはり、ぶり返してきた。28日、猿江公園では蝉の死骸を
幾つも見つけた。やはり夏は終わりかなどと思ったのは浅はかだった。

櫻は葉が半分は落ちた。桂も相当、落葉した。木の葉は秋を待たずに散
ることを猿江公園の散歩で初めて知った。

そこでというわけではないが、暑気払いを親友夫妻と、今夜開く。

読者:4170人


ご投稿、ご意見を待っております。宛先は下記。
ryochan@polka.plala.or.jp

◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
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--------------------- Original Message Ends --------------------

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>


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