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頂門の一針 1593号  09・07・02(木)

発行日:7/2

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わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1593号
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            平成21(2009)年7月2日(木)



       蛮地を近代化した日本人の神技:明治37年ロンドン・タイムス

                               米側が信頼した大平正芳:古澤 襄

                             時の流れと変化を認識せよ:前田正晶

                           「水際作戦」に傾倒した理由:石岡荘十

                       政界の雲行きが怪しくなってきた:古澤 襄

                           太陽光で「光熱費ゼロ」の嘘:平井修一

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


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第1593号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
    
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蛮地を近代化した日本人の神技
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     明治37年ロンドン・タイムス

<1904{明治37}年9月24日、ロンドン駐在の日本台湾殖民経営のレポート
を担当するタイムス誌の特派記者のレポート:極めて短い時間で、他の
民族が出来なかった「険悪な野蛮地を近代化」に成功したのは、感嘆す
べき神技! すべての殖民国家の典範である。>NHKはこれをよく読
め。

芸術作品の完成には3つの要素が必要である。生まれながらの才能、綿
密な対応と経験である。 殖民の芸術にも例外は無い、ドイツ人はその
殖民地経営の過程で、試みに失敗した。

綿密な対応にも拘らず、天性の才能或いは経験に乏しかったかを問わず、
現実問題として最初の芸術作品は失敗するのが当;然である。ドイツ人が
その殖民地経営に失敗した原因でもあろう。

多くの殖民国家は日本人の最初の殖民地経営の試みに興味を持っていた。
特に荒涼、陰険な野蛮地(訳者註:清朝は台湾は鳥鳴かず、花香わず、
男は強盗、女は売女、とまで蔑んだ)を「最初の殖民地」とする日本の
経営が多くの殖民国家が抱えている解決不能な諸問題を克服したのは、
特筆に価する。

台湾はシナ及び諸外国の無法者が逃げ隠れる巣窟であった。環境は険悪
で無法者の住民達は、度々来た外来侵略者に殖民の機会を与えなかった。
スペインもオランダも台湾の殖民を試みたが、失敗し放棄した。

清朝(訳者註:漢民族というシナ人ではなく女真族、満州族の王朝、即、
通称のシナ人が満州人に征服統一された王朝史実である)の入殖後も事
実上この土地を放置し、その荒涼な無法者天国を放任状態に置いた。

フランス人も英国人も台湾への攻略は簡単であったとはいえ、この険悪
な荒廃蛮地に長く留まる事は無かった。

野性の薫陶

日本人が日清戦争の終結で台湾島を所望した時、清朝は寧ろ喜んだであ
ろう。清朝の宰相李鴻章(総理大臣)は其の所望を諷刺して、曰く「日
本はやがて、台湾を割譲したのは、非常に悪い取り引き、と後悔するだ
ろう」。

日本人が台湾島に上陸した時の台湾は、海岸沿岸は海賊の蟠踞でコント
ロールされ、内陸では険悪な無法住民に制御されているか、部分的には
土匪武力集団の犯罪組織の制圧下にあった。 

彼らは海難の難破船又は航海中の船舶が島に接近の際に襲撃し殺害、略
奪を繰り返した。清朝が台湾島を領有していた間に、米国を始め、諸外
国の多くの紛糾クレームはこの海賊行為であった。清朝はこのトラブル
メーカの台湾を日本に割譲することを喜んだであろう。

日本は台湾島を完全掌握するに約1年の時間を費やした、1896年3月31日
にこの野蛮地を文明の管轄下に治めた。しかるに、この島に在任してい
た清朝の官吏と現存地位を失う恐れを持つ旧官吏達は島の無法者と組み、
新しい統治者の日本に反抗抵抗した。ましてや、この島は元来常に不安
定な動乱状態にあったので、日本軍隊の掃討作戦で1902年にやっと平定
された。

法律執行下の寛容

日本統治下の数年の平和は、険悪な住民達の行動と精神面での顕著な変
化を齎した。日本の統治に理解、賞賛又は恩恵を感ずるにいたった。即、
日本の非凡な成功は住民の偏見を尊重し、温和な指導を行い、高圧的な
威嚇を避け、台湾の住民を文明の道へと導いた。

例えば、日本人は台湾に古くから伝わる補助性質の「義警」組織を保留
した。この組織は清朝統治下には民間人が土匪の略奪、火災、洪水や其
他の天災地変にお互いに助け合い、身を守る仕組みであるが、この仕組 
を通して新しい日本の法律を住民に伝えた。

当時の法律は台湾に移住した日本人の為に有った。この新法律は文明に
疎い住民達に即刻理解と受け容れられる物ではない。必要程度の手直し
は、過度期には必要であり、住民の尊敬を勝ち得た。

アヘン患者の治療

台湾在住の日本人アヘン使用患者は、其の事情により、牢獄刑罰を受け
るが、台湾人患者の刑罰は無かった。アヘンの使用量を逐次減少する原
則下、最終的には使用を断ち切る意味で、日本政府はアヘン販売を「専
売制度下」に置いた。アヘン使用が法の許可するものであるが、使用禁
止の方向原則をも、併用した。

アヘン患者と認定された者に限りアヘンを購買できるが、厳しい監視下
に置かれた。極少量の供給制度で販売店制度のライセンスが与えられ、
警察の監視は現在の使用者と使用者が増加しないよう、厳しく取り締ま
った。

同時に道義上の教育と管理が併用された。医師は不断にアヘンの害を説
明し、学校でも教師がアヘンの習慣性の邪悪が身体と人生そして道徳的
な害を使用者に強制すると広く教育した。

当時の人口は約300万人で、1900年に169,064人のアヘン使用患者がいた。
1902年3月末には152,044人いたが、これはすべて登録した使用ライセン
スを持っている。

減少した17,020人は死亡かアヘンの使用を断ったものである。アヘン使
用人数は懸命な政策下で、急速に減少している。やがては撲滅されるで
あろう。

1900年のアヘン輸入金額は3,392,602日本円が、1903年には1,121,455円
に激減した。政府収入面で云えば、アヘンの制限政策は歓迎されない政
策である。即、国の収入が減り、政策の推進に費用の支出が増加するた
めである。

日本政府は住民の宗教や風俗に干渉して感情を害する事無く、他の方面
で、多くの改革改善を行い、事実上、日本の統治が良いと実証すよう努
めた。

先ず、法を守る仕事人は最早土匪や強盗集団の暴威の威嚇を受け無くな
った。公正な政府の統治下で、自由も有り、住民達の身体の健康にも、
益する福祉建設も多く施された。

この島は流行性疾病に悩まされていたが、主因は不浄不潔な飲用水にあっ
た。日本人は大幅な改善を行った。浄水の供給である。当時の台湾には
深堀井戸又は自噴井戸は無かった。 新しい井戸の数字資料は無いが、
台北地域人口の一割程の800個の井戸が掘られた。

学校制度の革新

教育は進歩の始まりである。日本人は素晴らしい学校制度を台湾に導入
した。日本人の子供のための学校は60人の教師と2,000人の日本人学生が
いた。台湾本島人のためには130校の小学校があり、521名の教師、そし
て、18,149人の本島人生徒がいた。これは、現地人を文明文化人へと導
いた始まりでしかない。

日本人はこの程度の改革に満足せず、最善の教育を台湾に敷く事に尽力
した。医学の専門学校と日本語普及のための日本国語学校又は、教師養
成に師範学校を創り始めた。

台湾の医学専門学校は素晴らしい声誉をかち得た。遠東地区の唯一の、
現代科学過程を学び、医学を実習する医学専門学校が台湾の住民に与え
られた最初の学校である。校舎は台北に有り、師質充分な教授の指導下
で、約150名の台湾の学生が医学の専門教育を受けている。

日本語国語学校は2つの目的がある。島民の日本語普及と日本人が現地
の言葉を学ぶ事である。(訳者註:シナ人が1945年に台湾を占拠した後、
北京語を強制し、すべての台湾現存言語の使用を禁止した。

これは、時効の無い、戦争犯罪行為である。台湾人はこの歴史を明記す
べきである。また、台湾のホーロー語をローマ字で書いたキリスト教の
バイブルを捜査燃やしたのは、侵略者の地方文化の破壊行為としての戦
争犯罪である)。これ等の人材は島民の教師となり、また日本人の通訳
として活動した。

個人の幸福とは暴力を受けない健康な身体の安全の他に、繁栄もまた重
要である。日本人は其の新しい植民地の台湾人に繁栄を齎した、又、其
の繁栄は確実に継続するだろう。

鉄道交通網の建設

日本人が台湾を入手した時点に鉄道と言えるものは無かったが、不思議
なことに、使い物にならい短い鉄道は有った。建造がお粗末なうえ、管
理運営はは話にも成らない。切符値段も貨物の運送料も毎日変動するう
え、運転ダイヤも無い。お都合次第で走行する実情であった。

日本人は台湾の実情と基本的な需要を見極めた後、各地鉄道建設の計画
に着手した。先ずは、地図上で鉄道建設の全般計画を建てた。予算は日
本円28,800,000円、英国ポンドに換算すると3,000,000ポンドであるが、
当時は目玉が飛び出る程の膨大な金額である。

元来の古い鉄道を完全に立て直した。新しい建設は、新竹から高雄の鉄
道は南北両端から、最大の努力で建設が始められた。1897年から1903年
の間に95マイルの新鉄道が完成された。37箇所の駅と、210車両の貨物車
と客車、そして、20両の機関車も整備された。

この間の鉄道の成長は目覚しく、乗客数は4倍増え、貨物の運搬量は10倍
も増えた。このほかに、数ヶ月の短期間で、軽便鉄道が敷かれた。先ず、
125マイル敷かれ、次に、52マイルが建設中という具合に敢行された。

郵政、電報と電話業務も引き続き成功を収めた。1896年から1902年の間
に87箇所の郵便局が全島で、一斉に営業を始めた。1902年の業績は
13,285,105件に上る手紙と葉書、114,779件の小包みを扱い、為替送金も
336,207件あった。 

電報線も1896年の900マイルから1902年の2600マイルに急成長し、平行し
て、電話線も1902年の1350マイルで、通話記録も3,690,228通と近代化へ
の躍進である。

日本人入殖時の台湾産業は時代遅れの不合理方式であった。科学的根拠
とか成果の検討等に関心も無く、其の知識さえない。

台湾の住民たちは伝統的な大自然の恵まれた環境下での慣性に始終する
のみで、付加価値の観念も能力もなかった。確かに、天の恵みで、1期
作、2期作そして3期作の恩恵はあったが、その収穫は耕地面積と比例
せず、また収益も充分では無い。

日本人は改良改革方法を導入し、米作の生産量は1896年から1902年には
10%増加、お茶の生産量も5倍に増加、そのほかの農産物は、例えば、砂
糖、芋、砂糖キビ、苧麻、黄麻、ウコン(生姜類台湾で姜黄とも呼ばれ、
香料、染料の原料)も大幅な増産記録を記した。

巨大な森林も充分に利用活用されていない。島民たちは可也な資源浪費
をしていた。例えば、クスノキから樟脳を抽出する過程で、樟脳油は廃
物と看做されていた。日本人の改良案が実施された後の成果は、樟脳生
産は1897年の1,534,596斤(台湾斤は600g)から、1903年の3,588,814斤、
樟脳油は1897年の638,603斤から1903年の2,670,561斤と激増した。

鉱業も又しかりである。極めて原始的な「掘る」に過ぎず、不経済で、
投入の動力に採算を無視した単なる「掘る」故に、成果は微弱であった。

日本人は辛抱強く、温和な態度と強い堅い信念で台湾人をよく教え導い
た。幅広い分野で改革の成果を上げた。特に田畑の収穫は増加し、森林
も科学方式が実施され、数百万株のクスノキも正しい場所に植えられ、
鉱業も入殖の初期で大きな成果進歩を遂げている。

(ロンドン・タイムス 1904(明治37)年9月25日)日本語訳 陳辰光
(検索・提供:藤原徳太郎氏)



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米側が信頼した大平正芳
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          古澤 襄

7月に入った。豊田祐基子さんの「”共犯”の同盟史 ―― 日米密約と
自民党政権 ――」を30日夜、読了した。米側の秘密外交資料を基にして、
日本側の証言で補強する戦後政治史の試みは面白い。

密約は軍事同盟には付きもののといえるが、それが軍事同盟の深化によっ
て、密約を超える関係に転化していく過程が、日米資料を追いながら克
明に絵解きされている。

私自身が49年前に遭遇、体験して、謎解きが出来なかった事柄が米側資
料によって、明らかにされている。1960年初夏のことである。当時、岸
首相番だった私は、早朝に岸首相が番記者を巻いて、吉田元首相と箱根
の湯ノ花ホテルで秘密会談を持ったのを知らなかった。

早朝に、渋谷・南平台の私邸を中村長芳秘書官を伴ってひそかに出たの
で、番記者たちは出し抜かれた。

この岸・吉田会談は、それまで河野一郎寄りだった主流派体制が、反主
流派の池田勇人寄りに変わった重要な事件である。親しかった中村秘書
官から後に耳打ちされて、愕然とした記憶が残る。

「弟の佐藤栄作の陰謀か」と中村秘書官に聞いたら「違うよ」と否定さ
れた。岸政権は吉田政治のアンチテーゼとして出発している。岸が吉田
に屈することは、およそ考えられなかった。

岸・吉田会談は元衆院議長・堤康次郎がセットしたもので、湯ノ花ホテ
ルの玄関で堤が岸を出迎えた。隣の控え室に控えた中村秘書官と堤秘書
の清原淳平が、岸と吉田の会話を聞いている。

「安保が終えたら、辞任するつもりです」という岸に対して、「次が弟
の佐藤君では世間は承知しないよ。池田君にしよう」と吉田。

清原は後に「吉田さんと仲がよろしいんですね」と岸に聞く。「そりゃ
そうだろう。(吉田とは)国家のために争ったのであって、私怨のため
ではないよ」と岸は言った。

この裏には米国があったと思う。駐日大使だったマッカーサーは「米国
の国益の観点からいって、池田が岸の後継者として最善だ」と米国務省
に極秘公電を発していた。

もう一つ新しい発見がある。日本では田中角栄の評判が”今太閤”とも
て囃されたが、米側の評価は低い。これは、われわれにも分かっていた
が、戦後宰相でもとっも米側の信頼が高く、評価されたのは大平正芳だ
ったと米文書にある。

岸や中曽根よりも米側の信頼が厚い。ニクソンは「まるで労働組合の委
員長だ」と田中角栄を酷評している。1972年8月31日、ホノルルのクイ
リマ・ホテルで、ニクソンは田中首相と会ったが、同行した大平外相が
外れていた。

大平は、その日の晩餐会には出たが、キッシンジャーには顔をそむけ、
口もきかない。米国務省の知日派はキッシンジャーに「大平はもっとも
話が分かる男」と進言する。翌日からニクソンとの会談に大平も同席す
るようになった。

「米国は日本という不沈空母を持っている」という発言は中曽根康弘の
用語として伝わっているが、1979年5月、ジミー・カーターとの首脳会
談で大平が使っている。5月2日の首脳会談で「米国はアジア大陸に隣
接する日本に不沈空母を持っている」と発言したことが米側記録に残っ
ている。

福田赳夫の「全方位外交」に戸惑いをみせた米側は、大平が歴代のどの
首相よりも「西側の一員」を鮮明にした態度に好感を持った。これを危
惧した加藤紘一に対して大平が諭した言葉がある。

<きみたちは、アメリカにいろいろ文句を言いたいのだろう。アメリカ
という国はけなげにも自由主義のリーダーを勤めている。もしアメリカ
がいなくなったら、どこかがそれをやらなければならない。それがどん
なに大変なことか、みんなは分かっていないのだ。>

また日米関係について「同盟国」と公式に位置づけたのも大平であった。
岸ですら「パートナシップ」としか定義いていなかったが、大平は「ア
ライアンス(同盟)」と定義した最初の日本の首相であった。(敬称省
略)



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時の流れと変化を認識せよ
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          前田 正晶

私が経験した限りでは、80年代には既に当時の上場企業における20歳代
から30歳代の若手が、団塊の世代を蔑む声は誠に手厳しいものがあった。
中には「あの連中が取締役や部長になる頃の当社の経営が思いやられる」
との極論まで聞こえてきていた。

それが21世紀に入ると、若手の表現は過激さを増して「あの連中は後5〜
10年ですから憂いがないでしょうが、我々はこの会社でこれから20〜30
年を過ごさねばなりません。

その我々の将来を彼らは滅茶苦茶にしようとしているのです」とまで言
う者が出てきていた。私は彼らの言い分を理解できるように努力してい
た。

私はこれが単なる世代交替の遅れや、PCも使えない時代遅れを批判して
いるのではないと思って聞いていた。こういった世代間の認識の重大な
乖離画存在した。

彼ら高齢者は時代の変化を認めて、自分たちが築き上げた物を失いたく
ないだけなのではないか。それは企業社会で「団塊の世代」を忌み嫌う
世代との密かな内部抗争が続き、高齢者が自分たちを守りきって世代交
替を果たせなかった企業が没落する傾向があったと見ている。

当方が長年ご贔屓に与っていた某商社は、その団塊とやらを早い時点で1
億円の退職金を払ってまでお引き取り願って、見事に世代交替を実現し
ていた。これを実行するに当たって「辞めて欲しくない者まで1億円を取
って辞めていくことは織り込み済み」だったそうだ。

自民党も民主党もこれくらいの果断さが、時代に即応していくためには
必要ではないか。

私はPCを使えないくらいを時代遅れとは言わない。かく申す自分が70歳
まで“ディジタル・ディヴァイド”を寧ろ衒っていたのだから。私が批
判したいのは、ただ無闇にIT化を非難することしかできない、時代に対
応することを誇らしげに拒否している高齢者が多いことである。

それだけではない。私がこれまでに何度も故中内功氏が「今や蓄積され
た知識と経験が約経たない時代となった」と80年代に語ったと引用して、
彼ですらも20年も前に時の流れを認識していたと指摘したことかと強調
しておく。

時の流れに対応できなくなったと知れば、そこで自分たちの時代への不
的確性を潔く認めるべきなのだが、かえって居直って次世代を無意味に
批判している高齢者が多くはないか。そこがそもそも誤りなのだ。

そこに、最近、昨年来11人目となる30歳代の市長が小泉元首相の地盤で
ある横須賀に誕生した。マスコミは全国で3番目に若い市長という取り上
げ方だが、それでは余りにも掘り下げ方が浅い。

実態は
08年7月に益田市で35歳の福原市長、(以下当選時の年齢)
8月には箕面市の倉田市長(34歳)、
9月には有田市の望月市長(36歳)、
     10月には葛城市の山下市長(39歳)、
09年 1月に松坂市の山中市長(33歳)、
2月に御殿場市の若村市長(37歳)、
3月に柳井市の井原市長(34歳)、
4月に佐久市の柳田市長(39歳)、
5月に松原市の沢井市長(38歳)、
6月に千葉市の熊谷市長(31歳)、
最後が横須賀市の吉田市長の33歳
である。
参考資料:asahi.comニュース

この流れを「時代の変化」か「世代交替」と見るのかであろうが、私は
その何れでもない。次世代からの、高齢者に対する縁切り状なのである。
次世代ないしは40歳前半以下は以前から高齢者を見放していた。

それは何も決められず官僚に支配されているようにしか見えない政治家
や、近頃の不況に対応できない経営者の体たらくを見ては「もうお前ら
には任せておけない。我らが世代がやっていく」と明確に意思表示をし
たのである。

「たった11人だけでそこまで言うか」と反論するだろうが、それでは何
が原因か明瞭に言えるのか。自民党がどうの、自公がどうの、自公民の
全てがどうのという問題ではない。

あれだけ政界で高齢者が右往左往するところを3年間も見せつけられた上
で、今度は68歳と62歳で次期総理を争うと聞けば、感動する次世代がど
れほどいるだろうか。「やってられない」と言うだろう。

彼らは何時まで経っても誰かが解散を逡巡しているので、それならばと
手始めに市長選挙から不信任状を突きつけだしたとは考えられないか。
いや、郵政民営化選挙以来意思表明の機会がなかったではないか。

アメリカと違って我が国では年齢の層を設けて企業を運営し、当選回数
で身分や地位を上げて行く政治なので、上に行けば行くほど次世代との
交流がなくなり、「俺は歳をとったが経験を積んで年々実力がついてき
た」などと錯覚する人が増えてくるのである。それは間違っている。

少なくとも、歳をとればとるほど時の流れと世の中の変化を若い者に接
触して敏感につかみ取ろうという機会が減少するしまたその努力を怠る
と、彼ら若手との乖離が大きくなるだけと知るべきだ。若い世代は高齢
者が見下しているほど無能ではない。長老支配の時代はとっくに終わっ
ている。



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「水際作戦」に傾倒した理由
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           石岡 荘十


新型インフルエンザ襲来に、まず政府がとった対応策は水際作戦だった。
なぜか。

かねてから、新型インフルエンザには潜伏期間があって、帰国したとき
にはまだ症状が出ていない人が多いはずなのに、なぜあんなに水際作戦
オンリーの対策にこだわったのか不思議に思っていたが、その謎が解け
た。
理由は「国として何もしないわけにはいかないでしょう」だけだった。

尾身茂・新型インフルエンザ対策政府専門家諮問委員会委員長(自治医
大教授、もとWHO西太平洋事務局長)にじかに話を聞く機会があって、
筆者の質問に彼はそう答えた。

新型インフルエンザを迎え撃つ行動計画(ガイドライン)は2月、すでに
出来ていたのだが、いざそれが現実となると、「さてどうするか、とり
あえず検疫だ」と迷いながら行動を開始したと受け取れるのである。

「検疫」とは、具体的には「水際作戦」のことで、検疫法に基づいて、
厚労省が行う行政行為である。

目的は、検疫法の第1条に「国内に常在しない感染症の病原体が船舶又
は航空機を介して国内に進入することと防止する」と明記されている。
公衆衛生や感染症の専門家としては、この検疫法をまず思い浮かべたに
違いない。

この法律は昭和26年に制定され、平成18年に改正されているが、その原
型は戦前に遡り、「国家権力が病人を隔離することにより、伝染病の蔓
延を防ぐ」という規範意識に立脚するという。

検疫法では、検疫所長に強い権限が与えられ、患者を見つけ次第、病院
に隔離することができる。また、機内で患者と濃厚に接触した者を「停
留」することができる。検疫所長の指示に従わなければ、罰則を受ける。

検疫法35条に、「隔離又は停留の処分を受け、その処分の継続中に逃げ
た者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」と記されている。

振返ってみると、宇宙服のような防護服に身を固めた検疫官が成田で開
始したのは4/28のことだった。メキシコ、カナダ、米国本土からの便の
機内検疫を始めた。

はじめの360人ほどの検疫官では対応できず、厚労省は5月末までに防衛
省や国立病院など15機関から実に延べ2450人の医師や看護師をかき集め
た。その様子は連日テレビニュースのトップで報じられ、国民の危機感
をいやがうえにも煽った。

この検疫で捕捉した患者は5人。この人たちと接触した人(濃厚接触者)
は 10日間、ホテルに缶詰、隔離・軟禁される事態となった。ホテル周辺
には逃亡阻止のための警察官配置し、「軟禁状態」にした。

厚労省相が節目でもないのに会見をして大見得を切った。この風景は、
アメリカのメディアを通じて、広く世界に報道された。こうなると国際
的な疑問符に耳を傾ける余裕などなくなっている。ひたすら、検疫法で
決められた通りの対策に突っ走ったのだった。機内検疫を中止したのは
5月22日だった。

水際作戦については当初から水際作戦はナンセンスであるという批判が、
WHOはじめ、あちこちから聞こえてきていた。

http://www.melma.com/backnumber_108241_4480925/

要するに、水際検疫を有効と評価した学術論文はなく、WHOも「歴史
的にも成功した例はない」と発表したのである。

これに対して尾身委員長は、参議院予算委員会(5/28)で「国内感染を
遅らせる一定の効果はあった」と国の水際作戦を擁護した。2500人を動
員し、10万人を越える旅行者のスクリーニングの結果、5人の“容疑者”
を見つけたに過ぎない初動策を、評価できると言い張った。

成田ですり抜けた感染者が国内で見つかった。この点を質すと尾身委員
長は、「水際作戦に力を入れすぎた結果、国内での防疫対策に抜かりが
あったかもしれない」と今になって、水際作戦の行き過ぎをしぶしぶ認
めている。

成田で、発熱した患者を見つけるためにサーモグラフィー300台(1台の
通常価格1百数十万円)を倍以上の300万円で緊急調達している。それで
発見したのは5人に過ぎなかった。費用対効果の点でも水際作戦が失敗だ
ったことが明らかになった。

空港で監視を強化し、新型ウイルスが侵入しないよう徹底した防疫網を
張って水際作戦を実行したのは、世界中で日本と北朝鮮だけだった。世
界が奇異な目で見るはずだ。

検疫騒動は「政府は一生懸命やっています」という政治的なパフォーマ
ンスに過ぎなかったのだ。

新型インフルエンザ蔓延の勢いは、日本では一服している。が、これか
ら冬を迎えるオーストラリアをはじめとする南半球では毎日100人以上が
感染している。間もなくこの勢いは、北半球に戻ってくる、第2波の襲
来が懸念されている。

厚労省は6/26、第2波を控えた行動計画を大きく転換し、都道府県に基
本的な運用方針を事務連絡した。新型インフルエンザ発生以来、これが
86通目の事務連絡である。これらは事実上の命令であり、逆らうと後の
仕返しが怖い。

連絡文書作成を検討する前段での担当者による会議録が手に入った。そ
の文書の中で、興味深い何行(発言の一部)かを発見した。

 ・「基本的な考え方(哲学)として重傷者をなるべく減らすこと、個
人はなるべく感染しないようにすること」れが運用哲学だそうだ。ばか
ばかしくて笑ってしまう。
 ・「(感染の)封じ込めは現実的でないこと」

 ・「流行の『防止』はパーフェクトであることを求められるので、
『縮小』等の語を用いた方がよい」さすが官僚作文。面目躍如たるもの
がある。

尾身委員長。
「妊婦が死んだりすると、社会的なインパクトは大変だから、基礎疾患
のある人で重症化しやすい患者を重点的に診ていくことになる」そうだ。
あとは知らない、とでも言いたげだ。

感染予防法により、国内患者の感染予防・治療対策は、「地方自治体の
責任」が謳われている。要するに、国はお手上げ。皆さん頑張ってとい
うメッセージである。頑張りましょう! 20090626



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政界の雲行きが怪しくなってきた
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            古澤 襄

また政界の雲行きが怪しくなってきた。民主党の鳩山代表が献金問題で
謝罪。日刊スポーツ紙は「鳩山代表献金認める カネで“連敗”」と囃
し立てている。東国原宮崎県知事の「オレを総裁にしたら」発言といい、
最近の政界模様は、もっぱらスポーツ・芸能紙ダネということか。

<民主党の鳩山由紀夫代表(62)の政治資金管理団体に、故人からも
献金を受けていた問題で、鳩山代表は6月30日、「報じられた指摘は事
実で、ほかにも見つかった」と謝罪した。05年から4年間で約2100万円
あった。

原因は、会計実務担当の秘書が、支持者への寄付依頼を怠ったことを隠
すためとされる。民主党が小沢一郎前代表に続く代表のスキャンダルで
揺らぐ中、麻生太郎首相は敵失に乗じてか、役員人事などを2日にも行
う方向だ。

鳩山氏は衆院選への影響を考え「民主党代表としてではなく、鳩山由紀
夫個人として」と前置きし、会見をスタートした。

会見では、05〜08年の4年間に虚偽記載された献金者は90人で、193件あ
り、総額2177万8000円に上ることが明らかにされた。

鳩山氏は虚偽記載の理由を「私への個人献金があまりに少ないので(会
計実務担当者が)大変だと思ったようだ」と、会計担当秘書が資金集め
を怠っていた事実を隠したいと、独断で行ったという。

使った資金は鳩山氏本人の口座から使用され、不正な資金ではないと説
明したが、苦境は避けられない。

鳩山氏は自身の責任の取り方について「チェックしていなかった。申し
訳なく残念」とした上で「幹事長に報告し、幹事長の判断に基づいて行
動したい」とした。

一方で、「鳩山個人の事務所の問題。代表を辞めることを考えているわ
けではない。反省する中、代表としての責務を果たしていきたい」とし
た。

衆院選に向けては「影響なしとはしない。説明責任を果たし、最小限に
とどまるように努力したい」。小沢前代表に続き、再び代表を襲った不
祥事。鳩山氏は「情けない」と神妙な表情の中に悔しさをにじませた。

一方、ここまで死に体だった麻生太郎首相は敵失に救われた形。この日
は鳩山氏とは対照的にご機嫌だった。8月上旬の衆院選を念頭に選挙態
勢の強化を目指し、自民党役員人事と閣僚補充人事を7月2日にも行う
方向で調整に着手した。

党内では衆院解散・総選挙を目前にしたこのタイミングでの役員交代に
反対の声が強いが、首相は30日夕「私が決めさせてもらう。しかるべき
時にしかるべき方を、と前から考えていた」と、検討していることを初
めて明かした。

小沢氏が巨額献金問題にからみ代表辞任に追い込まれた際は、解散のチャ
ンスを逃した。鳩山氏の問題は接戦が伝えられる静岡県知事選や都議選
にも影響してくるはずだ。相手のつまずきに乗じて、風向きを変えられ
るか。麻生首相は一気に動く構えを見せている。(日刊スポーツ)>



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太陽光で「光熱費ゼロ」の嘘
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            平井 修一

「太陽光発電で光熱費ゼロ」なんて業者はアピールしているが眉唾物で
ある。

普通の家庭で装置は工事費込みで最低で200万円(新築住宅)〜250万円
(既存物件への後付か)かかる。既存の大規模集合住宅などに後付けす
る場合は気が遠くなるほどの費用がかかる。老夫婦が400万円なんて負担
できるわけがない。

我が家は年間12万円の電気代を払っているので、20年以上使えばペイす
る。しかし、電気製品は10年でほとんどが寿命を終えるから、最新の設
備に変えるにはまたまた金がかかり、11年目の累積収支は支出が500万円
+撤去費用20万円=520万円、節約が132万円で388万円の赤字である。

結局は11年目の時点で普通の電気を使っていれば132万円で済むところを
520万円も支出することになる。

補助金はあろうが大した額ではない。修理代やらメンテナンス代で消え
るだろう。「お客さん、修理するより買い換えたほうがいいですよ」と
業者は言うに決ってる。

常套手段である。日進月歩の技術革新の世の中だから、5年目にして買い
換える羽目になりそうだ。ベータや地デジと一緒。「もうその機械では
対応できません」

「光熱費ゼロ」に騙されるのはほとんが主婦・主夫ではないか。セール
スマンの口車に乗せられて伴侶を説得するのである。「結局は得になる、
儲かる、今やらないと損をする、補助金もローンも利用できる」と。

平成電電やらエビの養殖、和牛の飼育などと同じような手口である。
「太陽光発電で本当に助かった」なんていう人に小生は58歳の今日まで
出会ったことがない。ほとんど趣味の世界、ゴアさんの世界である。読
者諸兄もご用心、ご用心。



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話 の 福 袋
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 ◎東国原知事の入閣で麻生首相調整 分権改革担当を検討

麻生太郎首相が閣僚人事で、次期衆院選に自民党公認候補として擁立を
打診している東国原英夫宮崎県知事を入閣させる方向で検討しているこ
とが6月30日分かった。

首相は閣僚の兼務解消などに伴う人事を一両日中に断行する方針で、東
国原氏を地方分権改革担当などのポストで処遇することで調整している。

衆院選に向け、国民的な人気の高い東国原氏を自民党の「選挙の顔」に
することで、民主党に対抗するのが狙い。

首相は6月30日、人事について、「しかるべき時に、しかるべき方をと、
前から考えてはいました」と記者団に語った。

自民党の古賀誠選対委員長は6月29日、河村建夫官房長官と国会内で会
い、東国原氏が次期衆院選に自民党から立候補するとの見通しを伝えた
うえで、首相と東国原氏の会談を近く設定することで一致した。

古賀、河村両氏の会談では、東国原氏の閣僚ポストについても協議した。
衆院選では、東国原氏を比例代表東京ブロックの1位などで処遇する方
向。

会談を受け、首相は同日夜、河村長官と首相公邸で会った。政府・与党
内では東国原氏を地方自治所管の総務相に起用する案もあるが、首相は
佐藤勉総務相・国家公安委員長・沖縄北方担当相に総務相を引き続き担
当させる意向で、東国原氏は地方分権改革担当や無任所の閣僚とするこ
とで検討が進んでいるとみられる。東国原氏も総務相ポストにこだわっ
ていないとされる。

また、東国原氏が古賀氏と6月23日に会談した際に出馬の条件として、
地方分権に関する全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛
り込むよう求めたことについては、大筋盛り込む方向で調整が進んでい
る。

首相は7月1日に10年度予算の概算要求基準(シーリング)を閣議了解
した後、速やかに人事に着手し、2日にも新閣僚の認証式をする方針だ。
7月1日2時31分配信 毎日新聞



 ◎自民人事を見送りへ=衆院選「8月8日」投票浮上−麻生首相

麻生太郎首相は1日午前、自民党役員人事について、津島派の津島雄二会
長に電話し、「今まで一言も言ったことはない。それで察してくれ」と
述べ、見送る考えを伝えた。同党内で反対論が強まっていることを踏ま
えたものとみられる。津島氏が同派幹部会で明らかにした。

一方、首相は自ら衆院を解散しての8月上旬の投開票を模索しており、
「8月2日」に加え「8月8日」の土曜投票案が浮上した。

河村建夫官房長官も記者会見で「首相はわたしに明言したことはない。
首相はかねがね、閣僚の兼務状態がいいとは思っていないと言っていた」
と述べ、与謝野馨財務・金融・経済財政相や佐藤勉総務・防災相の兼務
解消に伴う閣僚の補充は行う見通しを表明した。

町村派の中山成彬事務総長は森喜朗元首相ら幹部会合後「首相は党人事
をあきらめたのではないか」と記者団に語った。

一方、自民党内では党人事を行うことへの反対論が拡大。首相に近い大
島理森国対委員長は1日午前の国対幹部会合で、静岡県知事選(5日投開
票)や東京都議選(12日投開票)を控え「首相に党の人事でごたごたす
るのは困ると伝えた」と明らかにした。7月1日11時52分配信 時事通信



 ◎ 鳩山氏虚偽記載 「説明責任」なお危険な賭け

民主党の鳩山由紀夫代表が30日「故人献の記者会見で、自身の資金管
理団体の政治資金収支報告書に、虚偽の記載をした問題を釈明した。
「政治とカネ」問題の説明責任を自ら果たすことで、盛り返した党勢の
退潮を最小限に食い止める狙いがある。

ただ、中央突破を図った鳩山氏の賭けは、かえって世論の不信感を増幅
させる危うさもはらむ。次期衆院選後の政権交代の実現に向け、民主党
の屋台骨が再び揺らいでいる。

会見に臨んだ鳩山氏は、終始神妙な面持ちを崩さなかった。「政治団体
の代表者として国民に深くおわびする」。代表就任後、さいたま、千葉
の両政令市長選で支援候補を当選させるなど順調な党運営をしてきただ
けに、自身の政治資金問題でつまずいたことへの無念さがにじんだ。

鳩山氏はまた、4人の弁護士を同席させて、「鳩山個人として申し上げ
たい」と強調した。

自身の問題が党勢に悪影響を与えることを懸念したのは明らかで、岡田
克也幹事長も「個人の問題について説明責任を果たし、納得できる内容
だった」と強調した。

鳩山氏周辺は会見を開く日程について、慎重に検討していた節がある。
実際、鳩山氏は周辺のアドバイスを受け入れ、先週初めに会見開催を模
索。しかし、ある幹部が疑惑の広がりが読み切れないとして、見送らせ
た経緯がある。

30日に会見を開いたのは、次期衆院選の前哨戦と位置づけている静岡県
知事選(5日投開票)や都議選(12日投開票)を控え、疑惑を引きずっ
たままでは選挙戦にマイナスとの判断がある。

政府・自民党が衆院解散・総裁選の実施時期をにらみ、党役員人事・内
閣改造を検討するなど、混迷を深めているため、世論の関心をかわせる
好機とみていたのは間違いない。

鳩山氏の会見を受け、党内では、「迂回(うかい)献金など重大な違法
事実がないので、今後の党運営に影響ない」(中堅)との見方が大勢だ。
自民党二階派のパーティー券購入問題をめぐり、東京第3検察審査会が
「起訴相当」との議決をするなど、西松事件をめぐる東京地検特捜部の
動きも、鳩山氏の問題をかすませるとの期待もある。

ただ、次期衆院選の「顔」となる代表に再び「政治とカネ」に絡むスキ
ャンダルが見舞った影響を見通せないのは事実で、「党のイメージダウ
ンにつながることは否めない」(若手)と懸念する向きもある。

「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人。領収書の多重使用な
どは事務的なミスではない」

 鳩山氏は平成19年9月、閣僚の事務所費問題が相次いで発覚したこと
を踏まえ、管理態勢の甘さを批判した。だが、その矛先は今、鳩山氏自
身に向いている。(松本浩史)7月1日7時58分配信 産経新聞




 ◎マンション販売、値引き合戦激烈…「ミニバブル」崩壊で

1日公表された2009年の路線価は、全国平均が4年ぶりに下落に転
じるなど、「ミニバブル」の崩壊を改めて裏付けた。

昨年9月のリーマンショック以降、停滞感の漂う不動産業界では、新規
分譲マンション販売の値引き合戦が繰り広げられており、専門家は
「(投げ売りは)デベロッパーがミニバブル時に強気の値付けを行った
ツケ。値引き合戦が、当面続くのではないか」とみている。

東京都江戸川区。都営地下鉄沿線の駅から数分歩くと、住宅街の中に灰
色のシートで覆われたマンション建設現場が現れた。フェンスには「2
月 改定価格発表会」とうたった5か月前の告知看板が張られたままだ。

シートの中には、放置された足場や資材、クレーンが。8階まで建てら
れる予定だったが、建設は途中で止まっている。

マンションは3月完成予定だった。都内のマンション開発会社「アゼル」
が昨夏ごろから本格的に販売を開始したが、当初、契約にこぎつけたの
は全62戸中、10戸ほど。今年2月には1戸につき1000万円もの値下げに
踏み切ったが、それでも半数が売れ残り、アゼルは3月に破産した。

3月から入居が始まった付近の分譲マンションのエントランス前にも、
「モデルルーム公開中」のノボリが立つ。「まだ数戸が売れ残っている
が、うまくいった方」という中堅デベロッパーは、「脈があるとみたら、
他のマンションの値引き額を聞き出し、それを上回る額を提示して引き
留めた」と、激しい値引き合戦の模様を明かした。

不動産経済研究所によると、昨年1年間に1都3県で供給された分譲マ
ンションは4万3738戸で、過去最高だった00年の9万5635戸に比べると
半分以下。契約率は62・7%で、この10年間で最悪だった。

4都県の中で分譲数が最も落ち込み、前年より44%も減ったのは千葉県。
千葉市の場合、09年の最高路線価は12・1%下落。08年は前年より20・0%
上昇していた。

千葉市中央区の大型ショッピングセンター近くのマンションは完成から
1年半たった今も、約50戸のうち、十数戸が空き室のまま。販売会社は
1000万円の値引きを行っている。

民間信用調査会社の帝国データバンクによると、08年のマンション分譲
業者の倒産は53件で、07年(13件)、06年(5件)と比べて急増した。
今年5月までの時点でも既に37件で、前年同期(8件)を大きく超えて
いる。

不動産調査会社、東京カンテイの井出武・主任研究員は「2、3年前の
ミニバブルで、デベロッパーは強気の値付けをしたが、景気悪化で消費
者の買い控えが広がり、値引きを展開せざるを得なくなった」と、“投
げ売り”増加の背景をこう指摘。

「本格的な回復はもっと先だと思うが、本当に必要で早いタイミングで
買いたい消費者にとっては、ローン控除の特典が受けられることもあり、
買いやすい状況になっている」と話している。 
7月1日14時39分配信 読売新聞



 ◎決断できぬ首相 森の説得に屈し…党人事・大幅改造見送り

6月30日夜、麻生太郎首相は首相官邸から近い東京・虎ノ門のホテル
オークラの一室で森喜朗元首相と向き合っていた。

「何とか今の空気を変えたいのだが…」

首相は内閣改造と自民党役員人事になおこだわりをみせたが、森氏はに
べもなかった。

「ここに来て党役員人事をやるべきじゃない。『政局より政策』と一生
懸命やってきたメンバーなんだ。そこだけはぶれなかったんだからこの
メンバーで国民に訴えるべきでしょ」

首相は菅義偉選対副委員長の幹事長起用などの案を挙げたが、森氏は頑
として受け付けず、内閣改造も補充人事にとどめ、来週への先送りを迫
った。最大派閥・町村派の後ろ盾を失えば、政権は窮地に陥る。首相は
森氏の意向をのまざるを得なかった。補充人事を1日に決行したことだ
けがわずかな「抵抗」だった。

内閣改造・党役員人事はかねての懸案だったが、本格化したのは、安倍
晋三元首相が首相公邸を訪ねた6月24日の夜からだった。安倍氏はこ
の直前、都内のホテルで菅氏、鈴木政二参院国対委員長とひそかに会談。

「このままでは自民党は衆院選で大敗しかねない。逆風を吹き飛ばすに
は東京都議選前に人事刷新するしかない」と一致し、「ポスト麻生」の
一人に数えられる舛添要一厚生労働相の幹事長起用を軸とした腹案をま
とめた。

「抜擢人事を決行すれば若手・中堅の不満は消え、党内の空気は一変す
る。ぜひ考えてください」

もともと首相は国会開会中の内閣改造を「奇策」として嫌がってきたが、
安倍氏の熱の入った説得に次第に引き込まれていった。

だが、思わぬ落とし穴があった。安倍氏の公邸入りの様子を民放のカメ
ラが撮影していたのだ。

翌25日、党内はハチの巣を突いたような騒ぎになった。「安倍が内閣改
造をそそのかしたに違いない!」。安倍氏が早期解散論者だと知られて
いたこともあり、「7月2日に電撃解散」とのうわさが駆けめぐった。

この「7・2解散説」に選挙基盤が脆弱な若手・中堅は震撼した。反麻
生勢力のリーダーである中川秀直元幹事長が公然と首相退陣を説き、
「総裁選前倒し」の動きが加速したのは、実は「解散阻止」が主たる目
的だった。

派閥領袖らは別の動機で猛反発した。首相はこれまで政権樹立の立役者
である安倍、菅両氏に、中川昭一前財務相、甘利明行革担当相を加えた
「NASAの会」を重用してきた。昨秋に解散を思いとどまらせたのも
この4人組だった。

自分たちの頭越しに首相と話を進める4人組に対する領袖の嫉妬(しつ
と)は、菅氏が4月に世襲制限を進めようとしたことで反感に変わって
いた。補充人事発表で、ベテラン議員が「混乱を避けられてよかった」
とカメラの前で目を細める様子は、反乱の裏に領袖の「暗黙の了解」が
あったことを裏付けている。

一方、菅氏らと連携し、首相を支持してきた若手・中堅の失望感は大き
い。4人組の一人は「首相の気迫を示すチャンスだった。反発を押し切
れば、風向きは一気に変わったのに…」と肩を落とした。ある中堅は
「残る首相の決断のチャンスは解散だけだが、もう無理かもしれないな…」
と語った。

人事刷新の断念は、首相を「決断できない男」と印象づけただけではな
く、古い派閥政治の復活を予感させた。「政権交代」の風は、民主党へ
の期待感ではなく、そんな自民党への失望感が招いているのだ。(石橋
文登)7月2日1時19分配信 産経新聞



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反     響
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 1)多くの友人から聞かれるのが この秋以降来年にかけてをどう考
えていったらいいかということです

解散が何時とか麻生がどうしたとか ほとんど話題になりません

経済がやっと先行きが見え 国際情勢もひとつの方向へ向かうのかそれ
に伴って 日本はどうするのかなのですね

政治記事が読まれない つまらないといわれるのが良くわかりました

彼らはアジアをじっと凝視してます 思わぬ人物を招いたり 訪ねてい
こうとしてます それも金儲けではなくその国を動かすものを見極めた
い 掴みたいというのです

だからこそ 日本をよく掌握してからというわけですが 新聞は参考に
ならない 予測はむろん現状分析も不十分と叱られます

最早没落するばかりといわれるのも読まれるだけの記事も解説も予測も
ないからなのですね NHKも迫力なしといってました7時も9時も

渡部さんのかっての歯切れの良い記事を読みたいですね 麻生の次は鳩
山連立 政策は減税先行 2010参院選が勝負 勝てば総選挙。。。そし
て大連立 政界再編 岡田が古賀と組むか 石破か町村か。。。

消費税は10パーセント以上 公務員削減かなど ぜひ書いてくださいな
目先は読む気がしません 失礼ながら (一)



 2)主宰者のアメリカが封建社會を忌避してきた逃亡者によって成立
したとあるところ、それだけならまだしも、流刑地であったので惡黨も
多かったのではないでせうか。(上西俊雄)



 3)>太田なんとかという発育不全な下手を聞かなくてもよくなったこ
と(1592号の「身辺雑記」)。

桑田なんとか等同様にロレロレ調で歌う事が流行っている様ですが、わ
れらの時代ではこのような輩は、よだれくり(甘えん坊に対する悪口)
と呼んで馬鹿にしていたものです。

ラジオ深夜便は録音しておいて日中ウオーキングの折聞く事にしており
ますのであのロレロレが始まりますと次に飛ばしていましたのであまり
被害はありませんでした。(笑)

NHKの番組が話題になることが多いようですが、土曜日の夕方「週間
こどもニュース」とゆうのがあり時事ネタを子供向きに解説するので女
房は解かりやすいと見ているのでお相伴しています。

ところが流れがどうもおかしいとゆう事が時々あり、先日も環境問題を
取り上げていた折「発電所には、水力発電・火力発電があり・・・・」
と原子力発電を言わないのです、子供への刷り込みなんだろうかと一瞬
考えてしまいました。(F.N生)


  
 4)鳩山由紀夫民主黨代表が政治資金收支報告書に故人の名前が獻金
者として記載されてゐことについて「國民に御心配、御迷惑を掛けお詫
び申し上げます」と深々と頭を下げ謝罪した。  

國民の一人として言ふが、心配はしなかったし迷惑も掛かったとはまっ
たく思はない。「間違ったことをしたが、以後あらためるるので許して
欲しい」といふか、祕書のせいであるなら、「祕書が間違を犯したので
解雇した。不明を恥ぢる」とでも言ふべきところだらう。

もし祕書が間違を犯したのであれば、故人名義のところだけでなく、生
きてゐる人の場合も正しいかどうか疑問になるのであるが、そのあたり
についての報道はない。
 
「電車が遲れましたことを深くお詫び申上げます」とよく聽くが、2分
程度の遲れだったりするから、詫びるといふことをさうまともに受取る
必要はないのかもしれないが、政治家は言葉が商賣。もっと言葉は大事
に使って欲しい。
  
第一、2分程度でいちいち車内放送など迷惑なだけだが、「お客樣を案
内したため」などと理由附けをされることがある。車椅子で案内された
客を思ふと居たたまれない。(上西俊雄)
  
  
 5)「頂門の一針」1592號(7.1)所載「苗字が先か名前が先か」で前
田さんの言はれるところを讀むまで「マイケルさん」が變だなどと氣づ
かなかった。なるほど、マイケルはミハエルであり天使ミカエルなのだ
から洗禮名なのだ。苗字ではない。ヂャクソンさんと呼ぶべきなのだ。
  
名前を直接呼ばれることを忌むのは古くからあることで、本當の名前を
呼ぶと魔法がとけたりする話は多い。名前を教へることは、今風に言へ
ば携帶電話の番號を教へるやうなことかもしれない。
  
苗字は形容詞。苗字で呼ぶ方が婉曲的で丁寧といふことになる。清水の
次郎長に對して「清水の」といふ呼掛けはあらうが、いきなり次郎長は
喧嘩のときだ。
  
歐米では形容詞は後廻し。だから第2次大戰は World War 2であり、
エリザベス2世は Elizabeth 2 となるのださうだ。我國では御題後天
皇とか御白河天皇とか、形容詞部分が先になる。
  
私は英語を實務につかったことがないが、英文で手紙を書いた經驗はあ
る。姓名の順序を換へたことがない。但し、初めての相手の場合は必ず
最初が family name であることを斷ることにしてゐた。姓名の順序を換
へるのが通例とされてゐたからだ。
  
文部科學省の國際社會に對應する日本語の在り方(答申)には「ローマ字
表記においても「姓―名」の順(例へばYamada Haruo)とすることが望ま
しい。

なほ、從來の慣習に基づく誤解を防ぐために、姓をすべて大文字とする 
(YAMADA Haruo)、姓と名の間にコンマを打つ(Yamada, Haruo)などの方法
で、「姓―名」の構造を示すことも考へられる。」とある。

「コンマを打つ」のは順序を入換へたしるしだから、この注記は間違ひ
だ。
  
しかし、自分の姓名の順序に無關心であれば相手のことに對しての意識
も薄くなりはしまいか。今、英米人の書いたものでも日本人の姓名の順
序はまちまちだ。
  
前田さんは「英語には我が國とは異なる姓名の呼び方があると、マスコ
ミが先づ認識して統一すべきである。」と言はれる。私はそれに、我々
が外國語で名告るとき姓名の順序を換へる慣用をやめるのなら、マスコ
ミや役所など期日を決めてやるべきだとつけ加へたい。(上西俊雄)
 


 6)『頂門の一針』 渡部 亮次郎様 毎々なにかとお世話様に相成り
ます。

早速ですが、いつも正論を披露している<推奨メルマガ>日本戦略の研
究会、 『日本の進路』に福井龍生氏による、“ 新聞の本文を「縦書き」
から「横書き」へ変更せよ ”という論評に疑義を覚え、 「読者の広場」
欄に反対意見を送りました。

ところが同読者欄は、他に賛成意見ばかりで、孤立無援・四面楚歌の有
様でした。

そこで『縄文塾通信』の読者にも賛否を問いましたところ、添付分の2
反対案が寄せられました。

つきましては、本件に関して、新聞記者OBの渡部先生、およびライター
諸氏のご意見など、是非お聞きいたしたく、ご多用中恐縮なが、何分の
ご配慮のほど、お願い申し上げます。

 要件のみにて失礼いたします。 縄文塾   中村 忠之


主宰者より:ご意見をお寄せ下さい。転送します。

<新聞の本文を「縦書き」から「横書き」へ変更せよ
                  福井龍生 


日本経済新聞が、2009年6月1日から、数字の表記を原則として「和数字」
(二〇〇八年)から「洋数字」(2008年の縦書き)に改訂し、デー
タを読み易くした、と発表しました。その結果、全角数字(例、6月・
4割)と半角数字(例、31日・40%)が混在する事となります。

産経新聞では、2009年5月31日以前から、「洋数字」を原則としていたの
で、日本経済新聞は経済紙としては、対応が遅れていたのです。


大陸China は、漢字の国であるにも拘わらず、その大部分の新聞が「縦書き」
から「横書き」に変わっています。

法務局(登記申請書等々)及び裁判所(訴状・答弁書・判決文等々)は、
相当以前から既に、「横書き」を「横書き」へと改訂しています。

新聞の広告欄を見ると、「横書き」が75−85%を占めるに変化していま
す。従来、1面最下段の「書籍」広告欄は、その多く「縦書き」でした。
ところが、日本経済新聞の6月1日及び3日の「書籍」広告欄は、各6個の
全てが「横書き」となっています。

「物書き連中」は、400文字の原稿用紙(20×20)に「縦書き」で書くの
が、従来の通例でした。しかしながら、ワープロ・パソコンの発達によ
り、投稿先が希望する1行文字数に合わせて「横書き」とし、電子メール
やファックスで送信するケースが激増しております。

かかる時代の変化にも拘わらず、日本の極めて多くの新聞は、その「本
文」に関して、依然として「縦書き」に固執し続けています。

現在の新聞記事には、日付・時間・価格・数量・年齢・住所等々の「数
字」が、非常に頻繁に出て来ます。従って、「横書き」の方が、断然読
み易くなっています。

新聞の本文は、「縦書き」部分を、原則として全て「横書き」へと、思
い切って変更する時代が、到来していると言わざるを得ません。紙面の
メリハリは、見出しを「縦書き」「横書き」の双方を併用する事によっ
て、十分対応出来る筈であります。

テレビ・ラジオ番組欄への注文(要請)として、「長たらしいカタカナ」
の表題を、3文字以内へ圧縮(略称)するか・日本語へ翻訳して短くする
か、を願いたく思います。

理由は、内容を詳細に掲載するためであります。(例、モーニング→朝、
ニュース→N、ショッピング→買物、チャンピオン→王者、ミステリー
・サスペンス→推理、スポーツ→SP、テレビ→TV、ニューハーフ→女装
男、プレッシャー→緊張、シンポジウム→討議、サテライト→衛星)
(日本の進路、No.0606、新聞の本文を「縦書き」から「横書き」へ変更
せよ、完)

(日本の進路、統合版162★2009/06/02-06/03本文完)



 7)花岡 信昭 様「頂門の一針」 貴稿拝見しました。 

「外交・安保保障の分野で水と油の違いがある自民・民主両党の間で政
権交代はあり得ない」 お説全くその通りです。

アメリカの民主・共和党 イギリスの保守・労働党のような関係に早く
なって欲しいです。政権交代が究極の政策であってはならないと思いま
す。

日本列島は矢張り日本人だけの ものに決まっておりますし、地方であっ
ても外国籍住民に参政権を与えるべきではありません。イギリスでは 
「外交問題は水際まで」の言葉もあるようです。

国益を考えない日本の二大政党には愛想が尽きます。毎回拝読しており
ます。有難うございます。 福岡市在住      原澤!)比古 



 8)主宰者殿から「文科省に利用されるだけ…」との厳しいご指摘を
頂きました.書き方,表現が拙くて申し訳ありません.

一つ前の投稿で申し上げた様に,私は「楽しくなければやる価値なし」
と考えておりますので,「何が何でも英語の喋れる日本人を…」とは想っ
ておりません.

主宰者殿のコメントにもあるように,英語が嫌いな人もおられますし,
あくまで民間の努力による環境の醸成が肝要ではないかと想っておりま
す.

公益法人に務めておりますと,文科省の作業レベルの実態や志向性が多
少はわかります.文科省から頻繁に宿題が降って来るのでそれが透けて
見えるのです.

それ故,私にとっては文科省は対象外というのが暗黙の前提です.(因
みに,文科省は新しい組織を作ってはそれを放置して荒野とする天才だ
そうで,要職にある知人に言わせると,税金の無駄遣いと学術及び産業
の足を引っ張る元凶とのことです).

国や地方自治体は本件に係らなくて結構です.民間がユーザに斯様なサー
ビスを選択肢の形で提供すれば良いのです.ビジネスそのものには本来
国境が無いにも拘らず,政治が無理矢理線を引いて縄張り争いをしなく
てはならないので不自由さを我慢する必要はありますけど..(人類に
とって,政治は全く以って(人類がもう少し進化するまでの)必要悪と想
っております).

昔,仕事上の必要性から英語を学んだ際,つまらぬ「英文法」が楽しく
なる「ネイティブスピーカー」シリーズで有名な大西泰斗さんの独特な
イメージ喚起手法が強く印象に残っておりますが,前田様のご指摘にも
重要性を感じました.2009/7/1  (大阪)



 9)平井氏の「不法就労天国ニッポン」を拝見しました。少し問題で
はないか?と感じさせられた点と、改善策、対策のようなをものを述べ
させて頂きます。

まず、平井氏の当該記事では「中国人は大半がこのような悪者である」
という印象を受けてしまうと思います。ーーー実際、皆様はそういう風
に受け取られたのではないでしょうか?

これでは、先日の「中国人個人旅行解禁問題」や、弊誌が提唱している
「外国人花嫁1千万人を!」にも、誤れる予断認識を刷り込んでしまう
と危惧しました。

まず認識して頂きたいことは、日本は均質社会で、地方によって多少の
経済格差はあっても、考え方はほとんど同じで、どこを切っても同じ顔
の金太郎飴のような社会ですが、

中国は、様々な異質社会が混在している国だ、という違いです。

沿海部と内陸部の経済格差、独立を願いながら仕方なく支配されている
少数民族の存在、漢族ではありながら比較的反共産党の雰囲気が強い東
北部=旧満州地域、一握り(といっても数千万人規模)のリッチ層と十億
になんなんとする貧困層、ーーーこれらが混在して渦を巻いているのが
中国です。

ご指摘のように、生体識別検査をすり抜けてでも潜り込んで稼ごうと考
える人間も、それは当然存在します。----多いという意味ではありませ
ん。

そんな奴が特に多いと言われているのは、福建省と東北三省、黒龍江省
・吉林省・遼寧省、そして安徽省などですが、中国全体からすれば僅か
な部分であるということ。それだけに、

東北三省を管轄する瀋陽総領事館の日本渡航ビザ審査は厳重を極め、今
はどうか知りませんが、十数年前は、(日本人館員もグル?)ビザ担当の
ローカルスタッフに、あれ(ビザ)の申請にはいくら、これの申請にはい
くら、と袖の下の金額まで囁かれていました。----あくまでも噂です。

ーーー脱線しかかりましたが、

基本的に、上記の地方以外の中国人は、興味本位も兼ねて、チャンスが
あれば日本へ行って(稼いで)みたいと、漠然と思っている人も少なくは
ありませんが、非合法手段でまでと考える人は極々稀だと思います。

指紋に細工してまでと企む連中は、既に日本へ行ったことがあり、何ら
かの理由で退去強制処分とされて戻された、いわば前科者です。

それをいかにも、平均的中国人(の悪い奴)が続々とやってくるが如く、
予断を与える書き方をしたのでは、偏向報道にまみれたマスコミと同じ
レベルに堕するのではないでしょうか。

次に、日本人には耳が痛いでしょうから反発される方も多いと思います
けれど、事実、実態として冷静にお読みいただけるよう希望しますが、

「何らかの理由で退去強制処分とされて戻された前科者」が「中国側の
密航斡旋組織」に頼って、仮にうまく日本に潜り込めたとしても、

┌--------
不法就労者3万2471人の報酬日額は「5千円を超え7千円以下」が
1万4829人と最も多く、次いで「7千円を超え1万円以下」が1万273人
だ。中にはホステスやホスト、売春婦だろうか「3万円以上」とい
う“猛者”もいる。
└--------

そして、平井氏も指摘されておられるように、

「彼らの受け皿が整備されているのだろう」

そこに確実な需要があり、その需要しているのは日本人であり、需要に
対する供給を行っているのも紛れもなく日本人であるということです。

日本の反対側から見えている景色は、

例えば大阪や東京の盛り場でクラブやスナックに入ると、ホステスの大
半が中国人、という店は珍しくありません。大阪の某盛り場の某店で、

そんな彼女達に聞いてみましたら、留学生でというのは、法で定められ
ているアルバイト時間をオーバーしているなんてのはかわいいほうで、

「わたしは日本人と結婚してるのよ、うふふ」ーーーこんなホステスが
ゴマンとおりました。

日本人と結婚してる? 旦那さんの稼ぎが悪いから水商売に出て家計を
助けている健気な妻?

〜〜〜冗談ではございません。

みんな「偽装結婚」――――。

偽装結婚のお相手は言うまでもなく日本人です。そして、少なからぬ報
酬を受けとっている(はずです)。

外国人研修生、、まあ、自分の知る範囲で中国人研修生としましょう。

法律では「各県が定めた最低賃金を支払わなければならない」と定めら
れておりますが、そんなものは無視してこき使う工場主=日本人。

研修生の中にかわいい娘がいると「ヤラセないと勤務態度不良で直ぐに
送り返すぞ!」とセクハラを迫る工場主=日本人。

ーーーこういう事例のネタ元は中国人ではありません。中国派遣機関
に雇われて、日本側の按配を全て任されて苦労している日本人です。

これは、現在様々な事例を収集していますので、まとまり次第、弊メル
マガにてシリーズ掲載を予定しているものです。

ーーーしかしこんなのはカワイイほうで、さらに、

研修生足抜き幇助組織があるのをご存知でしょうか?

正規の(中国側)派遣機関と(日本側)受入機関が、正規の手続で日本に送
り込んで、真面目に働いている中国人研修生に対して、

「もっと給料のいい働き口を紹介してあげるよ。研修期間の3年なんか
オーバーしたって、安心して働けるようにしてあげるから、どう?」

この組織は、研修生を見つけて選抜する手間も、複雑で面倒な正規の手
続もなんにもなし、そういうことを済ませて、日本の、目の前に来てい
る研修生を一本釣りして、

移動する費用を立替え、仕事先(売込先)が見つかるまで隠れ住むアパー
トを持ち、全てをお膳立てして新しい雇い主に売り飛ばします。

は? それで新しい雇い主はペイするのか?

まず、正規の手続と同じぐらいの手数料をこの非合法組織に払ったとし
ても、正規の手続では研修生≒低賃金若年労働者を受け入れる資格がな
い事業所とか、

定められた就労事業所を離れた=逃げた)外国人ならば、最低賃金どこ
ろか、煮て食おうと焼いて食おうと、彼ら彼女らには、もうどこに訴え
ることもできません。←意味はお分かりですよね?

ーーーこういうことをやっている、或いは協力しているのはほとんどが
日本人です。

入管や警察もバカではありませんから、当然こういう組織や事業所に対
しても厳しい取締りと罰則で臨んでいるとは思いますが、「平成20年
に摘発された不法就労者3万2471人」ーーーという割には、そうい
う組織や事業所の摘発ニュースが少な過ぎるように感じます。

当然のことながら、不法就労でもなんでも、働かせてくれるところがな
ければ成り立ちません。そのことに思いを致していただいて、

片側だけが悪いわけではないことを、片棒の反対側は誰が担いでいるの
かを、冷静にお考えいただけますように、ーーー希望するものです。
(老玩童 OJIN)



 10)老玩童 OJIN 様

13億の中国人を敵にしたいわけではないのです。北京には中国人の知人
もいます。158センチ、体重54キロの小生が中共を抹殺するためには、相
手の隙(一番弱い脇腹の部分、弱み)に牛刀を差し込んで、ぐりっと回
すしかないのです。

中共という史上最大の悪を殲滅するためには、蟷螂の斧に邪道な砒素を
仕込むのです。だから針小棒大にプロパガンダをかますのです。

中共は検閲ソフトで「64天安門」など中共にとって不都合な真実を永
久に遮断しようとしている。この巨悪の前に小生のプロパガンダなんぞ
「蚊」どころか「ダニ」でもなく、ほとんど無害なバクテリアです。

中国人と仲良くなりたい。でも中共は虎視眈々と日本殲滅作戦を進めて
います。総力と謀略で中共に対するしかない。

日本をあきらめますか、それとも中共を受け入れますか。日本人として
の矜持が問われています。(平井修一)



 11)「ぽっぽの本質(下)を読んで。まぁ、あっちからこっちから取ってつ
けたような屁理屈を並べたような正当化論を述べていらっしゃるようで
すが、国民は節穴ではないんですよ。

スターリンになぞらえて批判されているのには、そのままお返ししたい
位です。

こうなる展開になったのも、すべては無策極まるのか当初から計算尽く
でやった政官の癒着構造であり、とくに小泉政権の功罪は今日の経済不
況を加速させるに十分な効果があったと言えそうですね。

いまさらオリックスへの売却話だけを捉えて話では収まらないでしょう。
(なみお)



 12)国政への転身を考えている知事でしたら多選はないでしょうから、
知事の任期制限の条例を制定してもらいたいと思います。(まこと)



 13)もともと派閥に別れている自民党内部が、麻生総理のご乱心と東
国原知事の荒唐無稽なのか筋が通っているのかも判然としない言動で、
自民党の幹部も麻生支持派も排斥派もバラバラにさせられてしまい、何
にどう対応するのかが解らなくなっていることだ。

マスコミ報道に頼って外から見ているだけでは、誰が最も正当で誰が出
鱈目かが分かり難い。だが、それでも解ってくることは「如何に鳩山代
表が献金の処理を不透明にしていたことを取り上げて批判しても、自民
党は日を追って選挙を不利にしていることだ。思うに自民党員は皆これ
くらいは解っているだろう」という点。

東国原知事関連の報道も最早食傷気味どころではない。彼が県政にどれ
ほど功績があったか、貢献したかは一向に報道されないままに、「総理
候補」だか「次期総裁候補」と各紙・各局挙って報道している。

だが、1日辺りで漸く本性が見えてきた。すなわち、彼は平然として
「もし、地方分権担当の閣僚に選ばれれば、県知事と兼務可能」と言っ
てのけたのである。

これはまさか彼が「現在の大臣職などはその程度」と皮肉ったのか、無
知なのかは解り得ようがないが、私には非常識な発言と取れた。ギャグ
だとしたら少し不謹慎過ぎないか。

だが、「彼は何処まで行ってもマスコミの寵児で、彼の一挙手一投足が
ニュースになり、紙面と画面を埋めてくれて紙が伸びて視聴率が取れる
有り難い仲間なのだ」と私は解釈している。これすなわち、政治の軽薄
化であり何ら歓迎すべき現象ではない。

故マイケル・ジャクソン氏関連の報道も知事と同様で、彼らマスコミの
寵児であった同氏を恩返しで取り上げているだけである。彼らはこうす
ることで彼らと同程度に「ミーハー」であると見なしている(あるいは
見下している)読者と視聴者を満足させられると考えているだけだ。

私はこの程度のニュースを見ているならば、巨人の野球を見ている方が
余程健全だとばかりに、昨夜はそちらに集中した。幸いに広島が巨人に
勝ってくれたので、気分良く就寝した。(前田正晶) 



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


2日の東京湾岸は雨である。いま関東北部に雨が降らないと、夏に東京
が飲み水不足になる。45年前、東京オリンピックを前にした夏がそうだっ
た。だから今の雨は歓迎されて然るべきなんだが、おおすぎてはいけな
い。

だが「天気」にほどほどということはあり得ない。だから天気には従う
しかないと観念してきたのが日本人のような気がする。

中国はすでに水不足が国家的な課題。日本に「水取り」にきている。気
付いている人の少ないのが日本の国家的課題。

麻生はもはや死に体となった。漢字を知らないだけじゃない。政治を知
らない。鳩山代表と同程度と知った。ダメダコリャ。

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  1. NHKを正す会の大谷英彦氏は活発に活動されていますね。
    昨日発売の正論にも寄稿されていますし、チャンネル桜にも出演されて発言されています。デモにも参加されています。
    NHKを正す会のHP/イザブログでも積極的に発信されています。
    主宰者は署名の案内こそはされておられますが、私から見れば沈黙しているとしか感じられません。せめてNHKを正す会のHP/イザブログの文章の掲載を望みます。

     2009/7/2

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