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頂門の一針 1431号  09・01・22(木)

発行日:1/21

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  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1431号
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            平成21(2009)年1月22日(木)

 
 
                               オバマ新政権は332ドル安:宮崎正弘

                         世界のCEOを辞任したUSA:平井修一

                                  勤務医はほろ酔い状態:石岡荘十

                       韓国もソマリア海域に艦艇を派遣:古澤 襄

                           一文無しのヴィヴァルディ:渡部亮次郎

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1431号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
     

        
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    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/



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オバマ新政権は332ドル安
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成21年(2009年) 1月21日(水曜日)貳
        通巻第2461号 
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 オバマ新政権は332ドル安、市場は手荒な“歓迎”

  大統領就任演説はJFKばりのレトリックに終始、具体案もヴィジョ
ンも希薄
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第44代米国大統領就任式。

1月20日の首都、ワシントンには200万人もの国民が「夢」をもとめて集
まった。

歴史上初めての黒人大統領に大きな期待が寄せられた反面、大不況入り
した経済的現実は深刻極まりない事態であり、演説に酔う時間は限られ
ている。

市場につどう現実主義者らは、レトリックより具体的政策の発動を見て
いる。

オバマの就任演説は、テレビや民主党支持者はともかく、市場にはまっ
たく感動を与えず株式指数は332ドル安の手荒な歓迎で答えた。

NYダウは332ドル13セント安の7949ドル9セント。とくにBoA(バンク
・オブ・アメリカ)が30%の大下落、シティ、JP・モルガン・チェー
スが20%下落し、オバマ政権の先行きに「夢を見いだせなかった」こと
を示唆した。
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(読者の声1)「西部邁ゼミナール 戦後タブーをけっとばせ」(MX
テレビ)をネットで拝見しました。

酒豪かつ精力的執筆活動されている先生は佐藤優氏のような体型かと思
えば意外な細身で(笑)。宮崎先生は思想的反米と外交的親米だそうで
すが、西部氏とは(酒以外に)その点が合うのでしょうか。

私などはまだそこまできっちりと悟る事は出来ません。

というより、すでに戦前に職業野球リーグがあったような日本に於ける
「反米」はそんなに価値の根幹にあるものかと思っているのです。

大体、米国の強力な核の傘に守られながら「対米従属」と批判する馬鹿
左翼どもなどは自らを(それこそイスラエルの様に)守る気概が少しで
もあるのでしょうか?

まるで(嫌いな)米国に負んぶに抱っこにしっこ状態です。

彼らがハマスやヒズボラなどテロリストに自己の願望を投影するのは、
坊ちゃんが不良少年に憧れるようなもの(笑)。反抗期がなかったのか?

ところで、オバマ政権発足ですが「親米派」の私が言いますが、米国に
借りを返す機会到来。

「借り」とは2007年7月30日に米国下院で可決された日本政府の公式謝罪
を要求する「慰安婦決議案」です。これは当時民主党の影響が大きかっ
たので、共和党政権との友好関係を守る為に安倍首相が犯した国辱。

そして、「神武」などという自慰さまに是非知って頂きたいのですが、
現在日本のイメージはレイプ国家です。世界的に日本軍は「20万人の中
国人女性」を性奴隷にした非道徳軍という事になっている。

これを覆す努力を日本政府関係機関がやっているという話を聞いた事が
ありません。

「そんな、馬鹿な」と思っておられる諸兄には安倍首相が日本の「非」
を認めた事実。?その「非」が何であるか曖昧にしたという事が祟って
いると知って頂きたい。一国の首相たるもの、自国の非でない事を認め
てはいけないのに、何でそんな事が分からない!

怒り心頭ですが、我々日本人としては今後舐められない為に何をすべき
か。

それには、目には目を。日本国会で米国が歴史上黒人にした行為、奴隷
制に対して謝罪要求する!

米国までの船上で死亡した黒人は1億と言われているし、奴隷=性奴隷
で米国で白人の血の入ってない黒人はいない。

その点を含めて黒人の血の入ったオバマ大統領に日本国会で米国の犯罪
を謝罪させる(笑)。シュールな感じがするかもしれませんが、共和党
や白人大統領ではまず実現出来ない事が今なら出来る!

問題は日本の政治家の度胸と度量ですが、これくらいの事が出来なけれ
ば日米同盟も中身の無い「主従関係」に留まってしまうでしょうし、
「思想は〜外交は〜」と永遠にいじける日本に終わるでしょう。
   (doraQ)


(宮崎正弘のコメント)いま越智道雄先生の新作「オバマ論」を読んで
いるところですが、アメリカ通の越智先生の分析はほかにないユニーク
なアメリカ論にもなっていて秀逸です。近日中に拙評を掲げます。


  ♪
(読者の声2)ロシアがウクライナ向けガス供給をまたもや中断し、宮
崎さんの言われる「パイプラインの政治学」が再開されたのですが、貴
誌では、このお得意の資源戦争の分野の解説があまり聞かれませんね?
 
EUを敵に回してのプーチンのガス、石油戦略の変更に関して、宮崎先
生の分析を是非伺いたいのです。
  (金属メーカー)


(宮崎正弘のコメント)プーチンのたくらみは資源、とくにEU向けガ
スの価格をあげることに今回は置かれていたようで、ロシア経済は石油
価格暴落のあおりで、GDP40%の失墜、欧米や日本の比ではありま
せん。具体論は近日中に。

  △
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   ♪
<<資料室>> 下記に掲げるのは人民日報の主張。奇々怪々。日本に
学べと言い出したのだ。

  「人民日報」の主張

  「中国には3度目の「日本に学べ」ブームが必要」

 ■学習上手は自信の表れ

中国の30年間の改革開放が巨大な成果を得られたのは、外国の経験を謙
虚に学んだことと密接な関係がある。だが金融危機によって私たちは、
欧米の発展理念や制度のいくつかが、中国のニーズには決して適さない
ことを目の当たりにした。

もし中国が将来の発展において、より選択的に外国から学ぶ必要がある
とすれば、主たる目標は依然として日本であるはずだ。私たちには3度目
の「日本に学べ」ブームが必要だ。(文:庚欣・日本JCC新日本研究所副
所長)

中国人は過去2回、日本に学んだ経験がある。最初は100年前、甲午戦争
(日清戦争)に失敗した後だ。中国人は恥じ入って果敢に敵を師と仰ぎ、
その後、日本語の「外来」新概念が四書五経の言葉を圧倒した。

辛亥革命、五四運動、国共両党を主導した先駆者の大部分は、これら新
概念の実践者だった。

次は30年前だ。トウ小平氏が日本を訪問して、オートメーションを体験
し、新幹線に乗車して高速を体感したことで、「日本に学べ」ブームが
国内に沸き起こり、日本の技術は「現代化」の別名とすらなった。

だが、これら2度の学習には、遺憾な点もあった。最初の学習では、多く
の人が日本は「小西洋」で、「西洋の学問の東漸」の「道具」にしか過
ぎぬと見なした。

2回目の学習では、多くの人が日本は「経済の巨人」で、「技術と管理」
の「育成訓練班」にしか過ぎぬとみなした。「道具論」と「技術論」は、
あたかも2枚の葉が目を遮るように、私たちの日本社会全体、特に人と文
化の面への関心に影を落とした。

日本は後発の東洋の島国で、20世紀初頭に30年で「列強」の列に加わっ
た。第2次世界大戦で失敗した後も、わずか20年余りで欧州諸国を抜き、
世界第2の経済大国に上り詰めた。

一方私たちは、日本より優れた「ハードウェア」を持ち、30年間の高度
成長を経たが、日本などの先進国との間になお相当大きな開きがある。
この点だけでも、謙虚に学ぶ必要がある。

過去2回の日本学習は情勢に迫られてのものだったが、今日も依然として
そのままだ。世界の大変動、欧米モデルのボトルネック、私たち自身の
発展上の困難、そのいずれもが、さらに高く、さらに全面的な視野で再
び日本に学ぶことを、私たちに迫っている。

中国には現在、真剣に経験を総括することが求められている。そしてそ
れにも増して、日本との開きを探り当て、追い越すことが求められてい
る。結局のところ、学習上手は自信の表れでもあるのだ。

 ■中国は日本から何を最も学ぶべきか

中国が日本に学ぶにあたり、基本となる2つの点がある。第1は最大の共
通点、第2は最大の相違点だ。中日の国情の最大の共通点は人の多さだ。
そして最大の相違点は「人」の作用が異なることだ。

中国において「人」は負担であり、困ったものであり、社会の財産を分
割する「分母」であると見なされることが多い。一方日本において「人」
は、日本の最大の財産であり、長所であり、資源を創造し、あらゆるも
のを創造する「分子」であると見なされることが多い。分母を分子に変
えられるか否かの鍵は教育にある。

中国の3度目の日本学習の要諦は「人の教育」に概括される。日本の本来
の条件は中国より劣っている。日本の底力は一流の、組織された人材に
あるのだ。近代の日本の台頭を「片手に銃、片手にペン」と形容した人
がいる。

だが過去半世紀余り、日本人自身はより後者を重視し、教育立国を発展
の柱と見なしてきた。100年前、日本の田中不二磨・枢密顧問官は訪日し
た中国の実業家・張謇に「国の強さは兵ではなく教育にある」と語った。
中曽根康弘元首相は「日本が世界2位の経済大国になれたのは、教育の普
及と発展の賜物だ」と総括した。

日本の教育の最も重要な特徴は、「普及」を重視し、「向上」に長ける
ことだ。日本は明治維新以来一貫して、全国民への教育の普及を国策と
してきた。1億3000万人の日本人は、高い入学率、終身教育、資質教育か
ら深い恩恵を被っている。

08年には、教育のバックグラウンドを日本に持つ4人の研究者がノーベル
賞を受賞し、再び世界の人々が日本の教育に注目した。このうち物理学
賞を受賞した益川敏英教授は英語が堪能でなく、パスポートすら持って
おらず、日本国内で教育を受けた人々の代表と見なされている。

受賞を知った益川教授の第一声「大して嬉しくない」は直ちに流行語と
なった。だが、尊敬する先輩である南部教授との共同受賞であると知ら
されると、益川教授は感極まって涙ぐみ、「ずっと南部先生を仰ぎ見て
きた。その先生とご一緒に受賞できるなんて、本当に感激です」と語っ
た。

自分の名利は全く気にかけないが、尊敬する師のことになると感極まっ
て涙ぐむ、教育学の視点から見ると、このような心がけはノーベル賞の
受賞よりも尊いものだろう。この大学者は、反戦運動の活動家でもある。

このような人物は日本では決して珍しくないのだ。益川教授の後に、再
び私たち中国の現在の教育におけるいくつかの悪弊に目を向けると、
「点数第一」ではなく「名利追求」あるいは「学びて優なれば則ち仕う」
であり、大学さえもが行政上の等級を賜っている。

このような教育理念・制度・基準・内容の下では、中国というこの人口
大国は、いったいいつになったら、上に優れた大家、下に合格水準の労
働力を擁する人材大国になることができるのか。

■教育の発展なくして人材の輩出なし

将来の世界で鍵となるのは人材競争であり、これは教育競争と言い換え
てもいい。今日日本は省エネや環境保護などの新興分野でいずれも強い
競争力を備えているが、世界の人々が最も注目しているのは、やはり日
本の教育の成果だ。中日間の最大の開きはここにある。

改革10年記念の際、トウ小平氏は「改革10年の最大の失策は教育にある」
と述べた。今日中国では、教育の改革と発展が、あらゆる分野の中で最
も難しくなっている。

大学入試の再開から08年で30年になるが、これは文革前の17年の体制を
復活しただけだ。中国全体が「17年体制」を乗り越え、世界と軌道を合
わせている時に、教育は何をじたばたしているのか。

日本ではどんな功労も教育の記録に書き加えられる。日本では何か悪弊
が生じると、教育もその責を逃れられない。小泉氏が靖国神社に参拝し
た際は、日本国内の多くの人が教育に問題があると非難した。

中国には今日失敗があり、教育も当然それを免れ得ない。日本は戦後の
廃墟の中から立ち上がり、30年後には世界一流の企業を多く擁し、自主
開発した大量の先端技術によって世界をリードするまでに発展した。

日本は長期間にわたった「平成不況」の際も、教育や科学技術をおろそ
かにしなかったばかりか、勢いに乗じてGDPからHDI(人間開発指数)へ
の発展モデルの転換を実現し、今日もなお世界の先頭を歩んでいる。

人類の発展は子どもの成長と同じで、表面的な実力の重視から総合的な
実力の重視へ、資源やGDPの重視から人材や人の自由な成長の重視へと移っ
ていく。

今後の競争における鍵は人材だ。人口大国である中国は、最大で、最も
貴重な人的資源を、決してないがしろにすべきでない。教育の発展がな
ければ、人材を輩出できず、人口を人材に転換できない。

中国はたとえさらに20%成長したとしても、資源、環境、労働力に懸命
であらねばならない。米国が借り越しているのは金だが、中国が借り越
しているのは資源、環境、労働力なのだ。

新発展観は「教育、健康、立派な生活」を基本要素としているが、これ
は中国にとってなおさらに深い意義を持つ。今回の金融危機によって、
再びすべての国々が危険と機会の二重の挑戦を前にしているが、中国は
どこへ向かうべきなのか。

中国の教育はどこへ向かうべきなのか。日本を見れば、必ずその啓示を
得られるだろう。  (人民日報、日本語版、09年1月17日より)



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世界のCEOを辞任したUSA
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           平井 修一

目が覚めたら1月21日の深夜だった(米国東部タイム20日正午)。2年間
の「血を流さない」内戦に勝利したオバマ氏の大統領就任式はそろそろ
だろう、ここはテレビを見るかとNHKを選択した。

式が始まるまで時間があるのでワシントンポスト紙を見ていたら奇妙な
記事があった。「お風呂をどうぞ」。零下7度で冷え切った体を温めてね、
と、地元のお土産屋さんがバスルームを就任式に集まった市民に開放し
たのだ。お祭りだわなあ。

Open Bathroom, Good Business

At an Obama souvenir shop that opened its doors Sunday on E
Street between 6th and 7th streets NW, owner Valerie Cunningham
willingly allowed people to come in to warm up and use the
bathroom. "Good morning, good morning," she greeted people as
they walked in. "Come on in."

「いらっしゃい、いらっしゃい、どうぞ温まってください」。

シャワーではなく、ちゃんとしたバスタブだろう。日本式の大きな湯船
 hot bath tub なら少なくとも(カップルで)2人は入れるから最高だ
けどね。これはお金持ちしかもてないから多分1人用の底の浅いタブだ
ろうが、10年に一度のお祭りを祝い、大不況の中、明るい未来を期待す
る米国民の気持ちが分かる。

米国の大統領は、良くも悪くも、好きでも嫌いでも、世界のトップナッ
チ(最高峰)だ。キング・オブ・キングスである。それはプーチンもハ
マスもチャベスもコキントウも認めざるを得ない。軍事と経済でUSA
は世界のセンターなのだ。

就任式のライブが始まった。日章旗を避けるNHKは星条旗をおおいに
映す。GHQの指導のもとに・・・。

それにしても本題のオバマ大統領の演説にはがっかりした。「彼はおお
いにしゃべったが、なにも語らなかった」というしかない。美辞麗句、
口当たりの良いことは言うが、結局は「厳寒の中、がんばろう」。それ
だけ。中身なし。

厳寒にお風呂を用意するでもない、中東に和解案をもたらすのでもない、
経済をどうするのでもない、悪の枢軸にどう対処するのかも不明だ。キ
ング・オブ・キングスがなにもできない、「どうする、こうする」とも
言えない。

米国が「キング・オブ・キングス」をやめたのである。普通の国になる、
公武合体、大政奉還、「自己責任、共同責任でどうぞ“A New Era of
Responsibility”」ということだ。

米国は「いち抜けた」「おらが村の火消しで手一杯」「やるんならみん
なの責任で負担を共有しよう」と言っている。世界の明日は渾沌として
いる。

以上は日本のマスコミは絶対書かないからメルマガに投稿する。



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勤務医はほろ酔い状態
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          石岡荘十

患者のたらい回しはなぜ起きるのか。このままでは日本の医療は崩壊す
ると懸念されている。

原因は「医師不足」、あるいは地域や診療科目によって医師の数が多す
ぎたり少なすぎたりする「偏在」にあると、これまで指摘してきたが、
今回は、そんな医療の現場で何が起こっているのか、見ていきたい。

東京大学医科学研究所の「医療再建を目指すワーキンググループ」によ
る論文(2008/06/,23発表)が詳細な現状分析を行っている。そのひとつ
が勤務医の労働条件に関するものである。

風邪を引くとか、ちょっと子供の具合が悪いと、一口に「病院にかかる」
というが、じつは統計上、「病院」はベッド数20以上の医療施設をいい、
ベッド数19以下は「診療所」と分けている。「○○医院」、「××クリ
ニック」と呼ばれる所のほとんどが診療所に分類される、いわゆる開業
医である。

日本の医師の総数は27万人(平成16年)。このうち、病院で働く医師が
16.3万人、診療所で9.3万人、残りは介護施設、行政機関などで働く医師
という内訳になっている。

「ちょっとした病気は近所の診療所で、重い病気は大きな病院で---」

これがほとんどの患者の対応だ。だから妊産婦が診察を受けるところ、
陣痛が来て駆け込むのは診療所、近くの医院という人がほとんどだ。

もともとお産は病気ではなく、大半の赤ちゃんは医師のお世話にならな
くとも、すんなり産まれるものだという考えがあるからだ。

昔、札幌で駆け出しのサツ回りをしていたころ、軒下で雨宿りをしてい
た婦人が、立ったまま出産をした”事件“を取材したことがある。

それが近年、高齢出産のケースが増え、これに伴う異常分娩が増えてい
ることもあって、“正常な”妊婦までが周産期(妊娠満22週以降)に入
るやいなや入院して、医師に見守られながら出産を待つ妊婦まで出てき
た。

ところが誤解を恐れずに言えば、診療所の医師9万人のほとんどは、異常
分娩の妊婦、重症の救急患者治療については無力で、正常分娩をただ見
守るだけといっていい。

いざ妊婦に異常、例えば脳出血のような症状や胎盤が子宮に癒着し帝王
切開しなければならない事態が起きて医師の出番となっても、ほとんど
の産婦人科開業医にはこれを受けて立つ技術も設備もないし、スタッフ
もいない。

そこで、総合病院に搬送される事態になるのだが、大きな病院でも「医
師がいない」「ベッドが空いていない」などの理由で、受け入れを拒否
するという経過をたどる。それどころか総合周産期病院でさえ患者を断
り、政治問題化する。これがよくある“妊産婦たらい回し事件”のストー
リーだ。

役割の分担ということもあろうが、それはそれとして、医師の数が、国
内平均の6倍(人口1000人当たり12.6人を超え)の東京都心部でさえ、妊
産婦に限らずほかの救急患者も土日祝日365日、24時間、患者を受け入れ
る余裕のある病院は稀である。

なぜか。理由の第一は、医師不足だ。

「あんな大きな病院で、患者ひとりくらい何とかならないのか」

そう考えるのがせっぱつまった救急患者の率直な感想だが、大きな病院
でも、患者を診る医師は足りないのである。

数字で示そう。

ベッド数200以上の病院で働く勤務医16万人余の週平均勤務時間は70.6時
間、診療所医師55.2時間、ヨーロッパ諸国平均は40〜50時間だ。

日本の多くの病院では日勤の医師がそのまま当直を行い、交代要員がい
ないため次の日は続けて日勤という勤務形態が常態化している。日勤の
医師がそのまま夜間の当直勤務(ほぼ不眠)をする。

その翌日も普段どおりの夕方まで勤務を行い、その日の夜に患者の容態
が悪化すればまた病院へ出向く必要がある日もある。いつも寝不足とい
うこんなケースは、特に若い医師の場合、決して珍しくない。

研究グループによると、睡眠不足(24時間覚醒)はアルコール血中濃度
0.10%と同程度の注意力しかないとされている。ビール大瓶2本飲酒後
のほろ酔い期から酩酊初期の状態にあたり、

理性が失われる、脈が速くなる、運転すると交通事故の可能性は6〜7
倍、判断力が鈍り、スピードの出しすぎにも気づかない、とっさの判断
が難しい、平衡感覚が鈍る---。当直明けで手術など診療に当たる医師は、
こんな「ほろ酔い期」状態だ(出典:Nature 1997;388:235)、というの
である。

内科の問診などの診療はまだしも、脳や心臓など高度な技術と経験が生
死を分ける手術でメスを握る担当医が、こんな状態だと知ったら、怖く
て病院にいけなくなる。

医療の崩壊は、じりじりとわれわれ一人ひとりの日常に迫ってきている。
医師不足からくる勤務医の過酷な労働環境の見直しは他人事ではないの
である。20090119



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韓国もソマリア海域に艦艇を派遣
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             古澤 襄

韓国もソマリア海域に駆逐艦を派遣することになった。国際的にソマリ
ア海域の海賊横行を押さえ込む連帯が進んでいる時に、潘基文(パン・
ギムン)国連事務総長を出している韓国としては遅すぎたくらいである。

だが中央日報が「海賊を掃討する作戦」と言っているのには首を傾げた
くなる。ベトナム戦争でも韓国軍の勇猛さは有名だった。海賊相手に勇
猛さを発揮するつもりなのだろうか。憲法上の制約で海賊から攻撃され
ても反撃ができない日本の自衛艦も情けないが、過剰な反撃にはやるの
も疑問符がつく。

<政府は20日の閣議で、ソマリア海域に海軍の艦艇を派遣する内容の
「国軍部隊ソマリア海域派遣同意案」を議決した。国会で派兵同意案が
通過すれば海軍の艦艇が海外で実際の作戦に投入される初のケースとな
る。

軍当局は海軍の艦艇などで構成された310人以内の部隊をソマリア海域に
派遣することになる。海軍は全長149・5メートル、幅17・4メートルに誘導
弾と魚雷を装備し、ヘリコプター2機を搭載できる駆逐艦「姜邯賛艦」
の派遣を準備している。 

派遣期間は今年12月31日までで、アデン湾近くの海域で横行している海
賊を掃討するための作戦を展開する。国防部の全済国(チョン・ジェグ
ク)政策室長は、「主に韓国の船舶の護衛作戦を行い、韓国船の護衛活
動がないときは連合海軍司令部の海洋安保作戦に参加する計画だ」と話
している。(中央日報)>



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一文無しのヴィヴァルディ
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          渡部 亮次郎

常にクラシック音楽のヒットチャートの上位にいる名曲「四季」を作曲
したのはヴィヴァルディだが、かの大バッハもヴィヴァルディの音楽を
研究したという。

ところが、これほど有名な作曲家だったのに、死んだ時には一文無しだ
った。

生前のヴィヴァルディは名声を欲しいままにしていた。

ヴェネツィアのヴァイオリニスト兼床屋の長男として1678年に生まれた
ヴィヴァルディは、出世の糸口としてはじめは僧侶になるつもりで教会
付属学校に入り、15年後にはめでたくカトリックの司祭になった。

ところがわずか半年で、彼はミサを上げることを辞めてしまった。

酷い喘息持ちであった。神妙にお祈りしている最中に、げほげほ咳き込
んでムードを台無しにするような------しかも教会の中は日本のタイル
張りの風呂の中のように、わんわんと反響するのであり------、そんな
司祭は使い物にならない。

時を同じくしてヴェネツィアのピエタ慈善院付属女子音楽院の先生になっ
たヴィヴァルディは、目を見張る勢いで音楽の才能を伸ばして行った。

作品の最初の出版は早くも1705年に行われ、1711年にはオランダでも出
版されたから、その時までには彼の名声はイタリアだけでなく、ヨーロッ
パ中に鳴り響いていたに違いない。

とくにドイツではあのバッハが協奏曲集「調和の霊感」から何曲かを勉
強のためにオルガン独奏用に編曲したし、ヴェルサイユ宮殿ではフラン
ス国王ルイ15世が1730年頃、突然 「わしゃ『四季』(1725)の中の『春』
が聴きたいんじゃ!」 と言い出し、取り巻きが大慌てでミュージシャン
たちを集めて演奏した、という騒ぎもあった。

ところで、この「赤毛の僧侶」(ヴィヴァルディは当時こう呼ばれてい
た)は、作曲でどのくらい儲けたのであろうか?
 
相当なものだった。

例えば、1740年3〜4月にヴェネツィアを訪問したザクセン選帝侯フリー
トリヒ・クリスチャン公爵のための歓迎コンサート用に、協奏曲3曲、
シンフォニア1曲の合計4曲を書いた。

その報酬としてヴィヴァルディが受け取ったのは15ドゥカーツ13リラだ
が、これは当時としては目玉の飛び出る額だったそうだ。

続く5月には20曲の協奏曲集を書き、70ドゥカーツ23リラをもらってい
る。これらの例から考えると、1曲4ドゥカーツ弱というのがヴィヴァ
ルディに対する新作委嘱の相場だったようだ。

当時のあるヴェネツィア人は「“赤毛の僧侶”ヴィヴァルディは一時は
推定5万ドゥカーツも稼いだ」と記録している。

このように超人気作曲家だったヴィヴァルディは、何とも不思議なこと
に、今述べた1740年5月の協奏曲集を仕上げたあと、ぷっつりと行方を
くらましてしまった。

研究によると、1740年の秋にオーストリア南部のグラーツに行ったらし
いのだが、その翌年の1741年7月末、ヴィヴァルディは同じオーストリ
アの首都ウィーンで死んでいるのだ。 

ウィーンの聖シュテファン教会の記録によると、「僧侶アントニオ・ヴィ
ヴァルディ」の遺体は、7月28日に市民病院の共同墓地に埋葬されてい
る。

死ぬ直前のヴィヴァルディは、なぜかすっからかんになっていたようだ。
なぜなら、彼が埋葬された共同墓地というのは貧民用の公共墓地であり、
また、ヴィヴァルディの葬式にかけられた費用も、最低に近いランクだっ
たからである。 

もっとも、ヴィヴァルディが贅沢三昧、放蕩を尽くした挙句、文無しに
なって野垂れ死んだかのように考えるのは、正しくない。 埋葬されたの
が貧民墓地だったのは、彼がウィーンの地では身寄りのない外人だった
からだ。
 
それに、貧民墓地と言うと聞こえが悪いが、そこは実際には市立病院の
付属墓地だった。

また、亡くなるその日まで泊まっていた屋敷は、ウィーンの劇場が作曲
家たちのために準備した立派な館。異郷で客死した旅人としては、決し
てぞんざいな扱いを受けたわけではない。 

とは言え、ヴィヴァルディが最後には無一文同様になり、付き人もなく、
ひっそりと息を引き取ったのは事実である。

あれほど稼いだお金はどこに行ってしまったのか? この「赤毛の僧侶」
の、生涯最後の1年間に、一体何が起こったというのだろうか。 

ヴィヴァルディは最晩年に、自分の大ファンであるオーストリア皇帝カー
ル6世の住むウィーンで一旗上げようと考え、相当な準備とお金をかけ
てウィーンにやって来た。

ところがその矢先、カール6世がぽっくり死んでしまった。ヴィヴァル
ディには大打撃であった。パトロンと目 (もく) していた人物がいな
くなっただけでなく、ウィーン中の劇場が喪に服し、1年間も閉鎖され
てしまったからだ。
 
オペラの上演が出来ず、収入がないのに経費だけはかさみ、持ち金がど
んどん流れ出していく毎日…… 最後には手持ちの楽譜を叩き売るるほど
に落ちぶれ、有り金全部使い果たした挙句、健康を害して・…ということ
のようである。 

以上のことはヴィヴァルディ専門サイト「赤毛の司祭」の管理人:カー
ザヴェーチャさんが、同サイトの「ヴィヴァルディ資料館」中の「Q & A」
で明らかにされている。出典『音楽ミステリー探偵事務所』 
http://www.tcat.ne.jp/~eden/MM/PoorViv_fr.htm



━━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━━



 ◎インフル発生、今年に入り倍増

国内のインフルエンザ発生件数が1月5-11日の1週間で前週の約2倍に増え
たことが、国立感染症研究所の速報データで分かった。全国約5000か所
ある指定医療機関(定点)からの報告数は5万6592件で、定点1か所当たり
の報告数は、注意報レベル(10.0)を上回る「11.94」だった。

同研究所の感染症情報センターがまとめた「感染症発生動向調査」の速
報によると、2009年第1週(12月29日〜1月4日)のインフルエンザ発生件数
は2万4334件で、1定点当たりの報告数は「5.36」だった。

ところが、第2週(1月5-11日)の発生件数は5万6592件、1定点当たりの報
告数も「11.94」と倍増した。

第2週の報告数を都道府県別に見ると、大阪府の3678件が最も多く、神奈
川3404件、北海道3176件、埼玉3151件、兵庫3013件と続いている。

また、1定点当たりの報告数で最も多かったのは、沖縄(27.86)、次いで
岡山(20.68)、福島(15.91)、兵庫(15.14)、山形(14.51)などの順。警報
レベルを超えている保健所地域は21か所(北海道10、大阪府3、兵庫3、岡
山3、福岡1、沖縄1)だった。

一方、08年第52週(12月22日-28日)の「感染症発生動向調査」によると、
1定点当たりの報告数が同年第41週(10月6日-12日)以降増加しており、過
去5年間の同時期と比較してやや早いペースで流行が進んでいる。同週の
都道府県別の発生件数は、北海道(24.7)、兵庫(12.2)、福島(10.4)が多
かった。1月21日13時36分配信 医療介護CBニュース



 ◎<三貴>「ジュエリーマキ」展開 民事再生法の適用申請

民間信用調査機関の東京商工リサーチによると、「ジュエリーマキ」な
どを展開してきた宝石・貴金属販売の三貴(本社・東京都千代田区)が
東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約117億円。

65年設立で、69年に「銀座ジュエリーマキ」の1号店を東京・大井町に
オープン。積極的なCM宣伝で知られ、ピーク時には「じゅわいよ・く
ちゅーるマキ」など全国1200店を展開し、95年2月期には年商1853億円
に達した。

だが、多店舗展開で借入金が膨らんだため、店舗数を大幅に削減。08年
8月期は年商205億円まで落ち込み、さらに昨年秋以降の金融危機の深刻
化で売り上げ低迷に拍車がかかっていた。
1月21日12時58分配信 毎日新聞
 


 ◎ブッシュ氏テキサスに帰郷  寂しく首都去る

【ワシントン20日共同】8年の任期を終え退任したブッシュ前米大統領
は20日、オバマ新大統領の就任式に出席後、ローラ夫人と政府専用機で
ワシントンを離れ、故郷のテキサス州ミッドランドに到着した。

ブッシュ氏は支持者を前に「大統領は楽しい経験だったが、夕暮れ時の
テキサス(の美しさ)にはかなわない。故郷はいいものだ」と帰郷あい
さつした。

ブッシュ氏は就任式後、オバマ氏夫妻に見送られ、連邦議会議事堂から
ヘリコプターに乗り込んだ。オバマ氏の就任に沸き立つ首都からの出発
はメディアの関心も低く、寂しい旅立ちとなった。

今後は南メソジスト大(同州ダラス)に記念図書館を建設、併設される
自由研究所で持論である「自由の拡大」を講義する予定。回想録執筆も
計画している。

1月に入ってからの主要世論調査によると、ブッシュ氏の支持率は平均
29%という歴代最低水準だった。2009/01/21 13:03   【共同通信】



 ◎株式インタビュー:年度内の日本株は上値重い、各国の政策効果見
極めへ

[東京 21日 ロイター] オバマ氏が第44代米大統領に就任した
20日、米国株は就任式当日の下げ幅としては過去最大の下げ幅を記録
した。イベント通過で材料出尽くしとなったほか、世界的な金融危機へ
の懸念がセンチメントを悪化させた。日経平均は後場に入って下げ渋る
ものの、米株安と円高を嫌気してさえない動きとなっている。

ロイターでは株式市場関係者6人に「日本株の先行きを占う」というタ
イトルで年度末にかけての株価動向を展望するインタビューを行った。

市場関係者の間では、これまで各国が打ち出した財政出動の効果を見極
める必要があり、年度内の株価の上値は重いとの見方が多い。為替動向
や欧州の金融不安もかく乱要因になるとみられている。 
(ロイター日本語ニュース 金融マーケットチーム)1月21日14時6分配
信 
 


 ◎朝青龍の“天敵”内館牧子さん、心臓弁膜症手術

大相撲の横綱審議委員で脚本家の内館牧子さん(60)が先月上旬に心
臓弁膜症の手術を受け、入院していることが21日、分かった。

一部スポーツ紙によると、内館さんは昨年12月6日に、岩手・盛岡市
内で上演された盛岡文士劇に出演後に体調不良を訴え、同市内の病院に
救急車で搬送されて緊急手術を受けた。長期療養が必要だという。

内館さんは、大相撲に関しては辛口で知られ、特に横綱朝青龍の言動に
は、これまで手厳しく批判。「(朝青龍は)私の中では引退した人」
「『横審をナメるな』と怒っている」と発言するなど、朝青龍の“天敵”
として注目された。1月21日16時59分配信 夕刊フジ



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━



 1)今更ながらアメリカ人達の単純とも形容したい考え方の切り替え
の速さと、その単純さに「矢張りな」と思いながら、オバマ大統領の就
任式のテレビ放映を見ている。

これまでに長年見聞きし経験してきたアメリカの社会におけるアフリカ
系アメリカ人の存在については、ここで何か言う必要はあるまい。だが、
一旦オバマ氏を大統領にという運動が巻き起こるや、アフリカ系以外に
も支持者が数多く現れ、そして当選した。

その結果何が起きたかと見れば、二進法で瞬時に見事に頭を切り換えて
「オバマ大統領大歓迎」になったのである。いや、極論を言えば選択肢
が一つになってしまった瞬間に切り替わったのである。これを見事と捉
えるか単細胞と見るかは、各人の対米認識によって変わってくるだろう。

何時だったか、長年の日本市場との接触で「日本」を知るようなった技
術者に「漢字には熟語(=idiom)があって、二つ以上の漢字を組み合わ
せて新た意味を作り出す。それを使って言えば君らの思考体系は単細胞
である」と言って説き聞かせた。

その際「単細胞」を初めに"single cell"と言ってみたら、余りピンと来
ていない様子だった。そこで冗談めかして"simple cell"としてみると、
何と納得したのであった。

彼らはこのように極めてあっさりと変わることが出来るのである。それ
が場合によっては吉と出るし、凶とも出るのがアメリカなのである。

私は彼らが今回は瞬時に頭を切り換えたのではなく、二つに一つの選択
肢から"Change"を標榜するオバマ氏を選んだのであろうと見る。そして、
その陰に人種問題を超えて危機的状況から脱却させてくれる可能性が高
い方の彼を選んだのだと見ている。

それを我が国が歓迎するのはまだしも、それ一色で沸き立っているマス
コミには、新大統領を芸能ネタにしてしまった感があるのは救いがない。
以上 前田正晶



 2)「シンプル・セル」、大変分かりやすいですね。もしかすると
「シンプル・セール」、それも大バーゲンかもしれません。米国単独主
義がオバマ政権により大きく修正されることを世界中が期待しています。
日本も尻馬に乗って大歓迎・・・。もっと日本独自で力をつけねば、わ
が国も大バーゲンの商品にされてしまいます。(唸声)



 3)誠にごもっとも。芸能ネタにして尻馬に乗っているようだと、必
死になってChangeし、国を盛り返そうとしているアメリカにバーゲン・
セールの目玉商品にもならないと放り出されそうですね。我が国も「国
運をかけて」議会で審議していなければならない時期なのに。あのザマ
は何でしょう。以上 前田正晶



 4)1406號(08.12.26)の反響欄で ALT は廢止すべきだと書いた。補足
したい。
  
ALT はもともと黒字減らしのためにはじまったとされるもの。ネットで
調べるとかうある。
  
// ここから
  ALT 受け入れの母體になった JET Program が、Plaza
 
合意(1985)および前川レポート(1986)を背景に、日米貿易摩擦を解
消する手段として、外務省の主導で成立したことは確かなやうです。...
下記の高橋美津子氏(通譯・翻譯家・英語教育者)が神戸松蔭大學に提
出された學位論文の58頁(論文ペイジでは47頁)には、明確に書かれて
ゐます。
  http://ksw.shoin.ac.jp/lib/thesis/takahashi/takahashi2005.pdf
  // ここまで
  
實際には white elephant (お荷物)であり、自分達が何の役に立って
ゐるのか納得できないままに歸國する人もあるはずだ。國費を投じて自
國を侮蔑する外國人を育てる結果になってゐるのではないか。グーグル
で「外國人指導助手」と「效果的活用」とを and 檢索すると膨大な數の
ヒットがある。まだ方法が檢討中であることを窺はせるものだ。  

語學教育がたとへ華道や茶道のやうな實技教育であったとしても、こん
どは如何なる流儀かが問題になるから出身地などを限定しなければなら
ない。
  
語學教育が實技教育であるとすると、たとへば written English であれ
ば字の上手下手が問題になる筈だ。しかし、視覺言語としての英語では
字は正しいか間違ってゐるかであって、上手下手はまた別の問題だ。
spoken English でもそのやうな單位があるのではないか。これが、小著
で訴へたことでした。
  
高給を拂ってでもしっかりした外國人教師に習ふべきレベルもあるのか
も知れない。しかし公教育の場合には廢止するのがよいと思ふ。

 上西俊雄



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


大手雑誌の記者に取材を受けた(21日)。内容は発行日まで秘密が仁義だ
ろう。

主宰者の健康管理について同年平から親切な忠告を頂来ました。ありが
たい事です。従います。

ご感想、ご意見をお寄せ下さい。下記まで。読者:3805人
ryochan@polka.plala.or.jp

◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
→ http://melma.com/contents/taikai/
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