政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針 1351号  08・10・18(土)

2008/10/17

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  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1351号
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         平成20(2008)年10月18日(土)



                     マルチ票は欲しいが、消費者も怖い:古澤 襄

                             地方銀行に不良債権の荒波:宮崎正弘

                               農薬食中毒は毎度のこと:渡邉由喜

                                     懲りないニチレイ:平井修一

                               植物性乳酸菌が効いた:渡部亮次郎

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1351号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
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マルチ票は欲しいが、消費者も怖い
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              古澤 襄

マルチ商法が国会で問題になっている。マルチ商法業者と関係が深いと
いわれる民主党にとって衆院選挙を目前にして、”国民生活第一”の看
板に傷がつきかねない。

実質的な小沢派である一新会の事務局長だった前田雄吉衆院議員がマル
チ商法業者から講演料や献金を受けていたとして離党、次の衆院選挙に
は立候補しないことになった。

民主党には山岡賢次国対委員長などマルチ商法業界から献金を受けた議
員がいることから早めにこの問題の幕引きをしたいところだが、今度は
麻生内閣の閣僚である野田聖子消費者行政担当相が過去にマルチ商法を
擁護する国会質問をしていたことを委員会審議の場で告白、思わぬとこ
ろに飛び火している。

マルチ商法とは連鎖販売取引のことである。昭和40年代にアメリカのホ
リディ・マジック社が、「Multi-Level Marketing (マルチ・レベル・マ
ーケティング)」と呼ばれる商形態を発案して、この商法が日本に上陸し
た。

違法なネズミ講と同一視されることから、ネットワーク・ビジネスと言
葉を置き換えたりしている。新しい商形態なために当初は規制する法律
がなかったが、1976年に「訪問販売等に関する法律」が制定され、勧誘
行為などが法律による規制の対象となった。

しかしマルチ商法に対する見解が、公的機関の中で必ずしも統一されて
いない実態がある。経済産業省や警視庁においては、連鎖販売取引とマ
ルチ商法を同義で使用している。

だが独立行政法人国民生活センターでは、連鎖販売取引とマルチ商法を
同義として使用していない。

国民生活センターは、マルチ商法をねずみ講的販売方式全般について広
く総称することを基本としている。 地方自治体の消費生活センターでは、
マルチ商法を連鎖販売取引と同義としている場合や、ねずみ講的販売方
式全般について広く総称している場合など、消費生活センター毎に違い
がある。

消費者側から強引なマルチ商法に対する苦情が寄せられ、その一方でマ
ルチ商法の業界団体からは法規制の緩和を求める活動が活発化してきた。

野田消費者政担当相が12年前とはいえマルチ商法を擁護する国会質問を
していたのは噴飯ものだが、業界団体は民主党を支持する代わりに国会
で規制緩和の法改正をして貰う構図となっている。

「訪問販売等に関する法律」は、2000年に「特定商取引法」に改称され、
以降数度の法改正を重ねている。

本来なら自民党の支持団体にマルチ商法の業界団体があって、消費者側
の団体が民主党の支持に回るのが分かり安いのだが、逆の”ねじれ現象”
が起こっていて、しかも小沢氏の周辺に献金行為が集中している点が複
雑化している。

いずれにしてもマルチ商法の業界団体の票は欲しいが、消費者の反発は
怖いというのがドタバタ劇の真相ではないか。

<16日の参院予算委員会で、自民党はマルチ商法業界と民主党の癒着を
浮き彫りにする戦術を描いていたが、野田聖子消費者行政担当相が過去
にマルチ商法を擁護する国会質問をしていたことを突然「告白」。逆に
野党側から追及される展開となり、審議は迷走した。

予算委で自民党の森雅子氏は、前田雄吉氏だけでなく民主党の山岡賢次
国対委員長、石井一副代表らもマルチ商法業界から献金を受け、業界団
体が民主党のパーティー券を購入したにもかかわらず党の収支報告書に
記載がないことを指摘。「民主党の体質の問題ではないか」と追及した。

ところが森氏が、担当相の野田氏に所感を尋ねると、野田氏は96年4
月の衆院商工委員会で、業界を擁護する趣旨の質問をしたことに突然、
言及。「勉強不足で消費者側に立った質問ができなかった」と釈明した。

議事録によると、野田氏は当時、マルチ商法について「この業界こそベ
ンチャービジネスのさきがけとして存在している」「大多数は協会等の
自主規制の中でいいものが育っている」などと業界側の立場で質問して
いた。

この日の予算委では、その後に質問に立った共産党の大門実紀史氏が
「前田氏と同じ趣旨の発言」と野田氏を追及。野田氏は「業界の依頼で
はなく、自分の素朴な疑問からの質問」と釈明した。業界などからの政
治献金については「にわかに答えることはできない。後日調べて報告す
る」と述べるにとどめた。

野田氏の突然の言及は、野党側からの追及を察知したためとみられる。
(毎日)>



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地方銀行に不良債権の荒波
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)10月17日(金曜日) 
         通巻第2349号  
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 中国の地方銀行から悲鳴が聞こえてきた
   四大国有銀行も株価急落、地方銀行は不良債権の荒波に茫然

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経済状況の悪化によって中国の中小の銀行が危機に直面している。

地域活性化のために中小零細企業に貸し付けを展開してきた地方銀行が
相当数、中国に存在する。

そのなかでも大手は「上海銀行」「南京銀行」「杭州銀行」など著名な
地方銀行もあるが、地域密着型の、日本で言う「信用金庫」「信用組合」
のたぐいは8500行ほどある。加えて125の都市には、その地域の商業銀行
がある。

華南から浙江省にかけて、アパレル、雑貨など輸出産業は対米輸出激減
で倒産が相次いでおり、銀行にとっては貸し倒れになる。

現実に繊維メーカー大手の「江龍集団」と「フェロチャイナ」が倒産し、
膨大な不良債権が積み重なった。

「浙江省の企業の20%が経常利益赤字転落、寧波銀行に至っては金融引
き締め政策に遭遇したあと90日間の貸し出しが全体の53%という短期勝
負にでている」(ロイター、香港発。10月16日)。

福建省の工業銀行は貸し出しの15%がデベロッパー向け、全体的に「中
国の銀行の住宅ローンは7%以下だから、米国ほどの住宅金融危機にはな
らない」などとする楽観論があるが、貸し出しのなかのデベロッパー向
けが、住宅ローンよりも巨大であるポイントが見逃せない。

地方弱小銀行がもっともおそれている明日のシナリオとは、急激な世界
的資金不足、株価暴落が引き起こした経済活動の縮小により、中国が直
面するのは急激で大幅な信用の収縮。銀行そのものの倒産である。
 
一方、借り手側の中国人の心理とは「危なくなれば踏み倒してトンズラ
さ」。この心理は欧米や日本の企業家の倫理とまったく異なるのである。
    ◎
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(読者の声1) 今週の『週刊朝日』で宮崎さんの南京ルポを拝読しました。
南京にある例の「30万虐殺記念館」リニューアルに関してですが、日本
が抗議してきた3点の偽物写真は撤去された。けれども、残りはそのま
ま、展示パネルが増えて、以前より洗練された反日宣伝の場になったと
いう報告にやはりそうか、と衝撃です。

いや、それにしても朝日新聞社系列の週刊誌が、よくまぁ朝日新聞路線
とは反対の立場の宮崎さんを登場させたものと、そのことにも関心があ
ります。(NY生、名古屋)


(宮崎正弘のコメント)週刊誌は2頁の狭いスペースに書ききれないこ
とが多く舌足らずは否めませんが、発行部数が多く、また週刊朝日の読
者がどのような反応をするかも、見極めたいと思います。

なお、もっと詳細の報告は、『正論』の11月1日発売までお待ちください。



  ♪
(読者の声2)貴誌通巻第2348号にTK氏が(読者の声1)で、

(引用開始)「素人判断で恐縮ですが、米国のバブル崩壊と日本のバブル
崩壊は原因の背景が違っている様な気がします。日本の場合は飛行機が
急上昇して失速したのが墜落の原因で、言わば株価の粉飾の様な物と想
うのですが、米国の場合は一般大衆へ不要で、収入を大幅に上回る法外
な押し付け貸し出しが起因していますので、金融機関に公的資金を投入
したからといって消費が伸びる訳ではありません。だから大衆層の購買
力が付くまでは、金融機関に公的資金を投入しても一時凌ぎの効果しか
期待できず、本格的な株価の上昇にも繋がらないし本格的な不況はこれ
からだ、と思っています」(引用止め)
と書かれました。

これは的を射ています。

ただし、「大衆層の購買力が付く」のは相当先のことでしょう。なぜな
ら、今までの借金ベースの購買力では、また同じことの繰り返しになり
ます。今は本物の購買力が必要です。

のためには、今まで以上に働いた上で、贅沢な買い物をせず、稼いだ金
で借金を返す必要があります。

その生活に数年間耐えて借金を返済した後、初めて購買力が伸びてきま
す。欧米の大衆がそれに我慢ができるかが問題です。

我慢できなければ、我慢せざるを得ないような経済・社会状況になって
行き、かえって長くその状況が続きます。

つまり失業率は低くないの好景気という気がしない。

働けど、働けど豊かにならないという状況です。まさに、働くこと自体
に喜びを見出す日本人向きの状況です。

ところでこんな世相にぴったりの話を読みました。

松方財政と呼ばれるデフレ政策の行なわれていた頃のことです。「サン
デー毎日昭和14年11月19日号に載った記事です。
以下に一部引用しながら要約を記します。

明治17年2月、明治政府は全国の暴力団に手入れを行なった。当時は堅
気になっていた清水の次郎長も捕らえられ、薩摩の奈良原出身の大迫貞
清が、懲役7年、罰金400円を科した。

2年で仮出獄となったが、それからまもなく、当時鉄道局長であった奈
良原繁が清水にやってきて、川口という料亭に次郎長を招いて、言った。

「どうもお上の手落ちで、貴公にはひどく迷惑をかけて済まぬ。これま
でのことはあっさり水に流してもらいたい。それについて親分、その時
の埋め合わせといっては変じゃが、東海道線の工事を請け負ってくれん
かね。

金がなければ心配してやる。仕事は他人にさせても差し支えないのじゃ。
親分も少し楽に暮らせることになると思うが。」

奈良原は、次郎長に五、六十万の利益を握らせようとしたのだった。け
れども、次郎長は即座に、「他人に汗水を流させ、自分だけが楽に儲け
るなんて、そんな大それたことは、この長五郎は大嫌いだから、他人に
やらせておくんなせえ」と、あっさり拒絶した。

また、投獄されたとき、獄中では非常に好遇をうけ、百人ばかりの囚人
を使って、天蚕を飼い、それから山繭を取ったりして、産業のため尽く
す心がけを失わなかった。

大東亜戦争終了後、ソ連軍に捕まりタジキスタンで労役に服した日本兵
が造った建物がいまだに立っているそうだ。

いかなる時でも、いかなる不当な状況でも真心を込めて努力することを
日本人が忘れなければ、今後の日本には明るい将来が開けてくることを
確信している。(ST生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)タジキスタンも、ですか? ウズベキスタンの
サマルカンドやタシュケントの立派な建物は、殆どが日本兵が酷使され
て建てたもの。

ロシアの地方都市にあるオペラハウスも日本兵の関連したものが多い。
その幾つかを見たとき、不思議な感動がありました。過労と極寒と栄養
不足で7万人が、死んだのですから。



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農薬食中毒は毎度のこと
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        渡邉 由喜

このところ食の安全が大きな問題となっている。先日のインゲンに先立
つ事故米では、この中にベトナムからの米が入っていると聞いた。やっ
ぱり。在ハノイ日本人もさして驚かないところがここでの暮らしぶりを
如実に表している。

「搬入中や保存中にカビが生えたりしたものも含まれるから...」と日本
にいる母は慰めてくれる。その可能性もあるが、基準値以上の農薬の使
用はもっと可能性高いと、ここに住む外国人は誰でもそう思う。

何せ農薬による食中毒は毎度のこと。特に大騒ぎされることもないのが
怖い。ベトナムの農業プロジェクトに従事する日本の無償援助の実施機
関JICAの専門家は農薬を使っていない野菜はほぼないと断言し、そ
の値たるやびっくりするほどだと言う。だから彼は赴任中野菜は食べな
いらしい。

そういえばJICA指導で安全野菜を作ろう・売ろうというプロジェク
トも前にあったが、いつの間にかお店も見かけなくなってしまった。聞
くところによると、日本人の専門家がいなくなった後は農薬まみれの野
菜が無農薬・低農薬の安全野菜として売っていたと聞く。羊頭狗肉の典
型だ。

農業だけではない。日本向け輸出用の某会社の冷凍食品もつい先日、日
本側で全量検査となったらしい。赤痢菌が発見されたとか。これは使用
禁止物質とは別問題ではあるが、恐ろしいことに変りはない。菌を繁殖
させないために、きっと薬を使っただろうということは容易に想像でき
る。

事実、冷凍食品の特に日本食用の練り物は、かなりの確率で変な味がす
る。薬臭い。だから薩摩揚げのような練り物も食べるのを止めてしまっ
た。

しかし10年の長期間滞在している私たち家族が野菜を食べないのも無理
な話。家政婦の雇用を止めた後は仕事のスタッフに頼んで野菜の買い物
をしてもらっている。庶民のクチコミに頼るしかないのがその理由。

オフィスのベトナム人スタッフは私語が多いという不満をよく耳にする。
買い物先の店の従業員たちが客そこのけで話しているという不満もよく
聞く。そう、ベトナム人は噂好きで常に人と何か話している。これも全
てベトナムでは大事な情報収集のための活動なのだ。

だからこそベトナム人スタッフにアルバイトとして買い物を頼んでいる。
彼女も好都合、私も好都合、一石二鳥。

その彼女は主婦でもあり、典型的なベトナム人。買い物に出したら、私
が普通と思う何倍もの時間がかかる。だが反対に情報も多い。

この店の野菜は近頃農薬による食中毒が増えているとか、あそこの店は
最近商売がうまくいかないので値段高目で質は悪いとか、あっちの仕入
先の村は工場の廃棄物で水が綺麗じゃないとか、etc.etc.。

こういう情報はいわゆるマスコミの情報には現れないし、現れる時には
既に別の場所で起こっている。だからクチコミの情報が一番速く確実。
皆、問題のない食べ物を食べたいのは共通だから、ペチャペチャ喋りな
がら情報を交換している。私たち外国人にはまず入れない世界だ。

だから同じ市場で買い続けることはない。店も野菜の種類も色々と変化
をつける。今のところそんな風に危険と思われるものを少しずつ避けて
いくしかない。(「ハノイ喜怒哀楽」=80)



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懲りないニチレイ
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       平井 修一

まるで化学の授業を受けているようだ。メタミドホス、メラミンという
言葉を覚えたと思ったら、今度はニチレイフーズの中国産冷凍いんげん
からジクロルボス、マルワ食品の中国産粒あんからトルエン、酢酸エチ
ル。中国様のお陰で日本人は多くの毒薬の名前を知り、「知らんぷり」
「責任転嫁」という中国式処世術も学んだ。

それにしても今どき中国産の冷凍食品を買う消費者がいることが小生に
は理解できない。「食の安全・安心」よりも安さにつられるのだろうか。
ニチレイフーズなどメーカーも安さにつられて中国産を使っているのか、
それとも中国が大好きなのか、信じられない思いである。

ニチレイフーズが使用している中国産原料を同社のサイトから拾ってみ
た。

たけのこ(中国・タイ)、ねぎ(中国)、しいたけ(中国)、しょうが
(中国)、たまねぎ(日本・アメリカ・ニュージーランド・中国)、い
か(中国)、れんこん(中国)、豚肉(日本・メキシコ・デンマーク・
中国)、

いんげん(中国・タイ)、マッシュルーム(中国)、ピーマン(アメリ
カ・中国・チリ)、アスパラガス(中国)、鶏肉(中国・日本・ブラジ
ル)、きくらげ(中国)、あずき(中国)、にんにく(中国)、トマト
(トルコ・チリ・中国・アメリカ)。

これはほとんどが国産で間に合うだろうに、よりによって世界で一番危
い中国産を使用するのはリスク管理上、大変な問題ではないか。国産に
切り替えれば自給率は上がるし、農業の活性化にもなるはずだ。多少高
くなっても国民は安心する。

中国産の物騒な原料を利用した製品はおよそ20品目(*)に及び、全50
品目のうちの40%強が「いつ毒を盛られるか分かった代物ではない」と
いうことになる。

(*)春巻、えびチリ、えびカツ、カレーコロッケ、いかリング、レン
コンひき肉はさみ揚げ、海老塩炒飯、炒飯、黒焼めし、えびピラフ、ア
スパラとベーコンのピラフ、ドライカレー、チキンライス、甘えびシュ
ーマイ、今川焼、たいやき、ハンバーグ、ハヤシライス、クリームコロ
ッケ、グラタンなど。

給食素材として保育園や病院、学校へも売られているようだが、転ばぬ
先の杖で「チャイナフリー」をお願いしたいものだ。

なぜ中国人は毒を盛るのか。メラミンは己の利益のため、メタミドホス
は会社へのあてつけか日本人憎しの腹いせか。衛生管理が悪く事故で混
入することもあるだろうが、多くは人為的に故意になされるのだろう。

それなら確信犯だから、いくら注意をしたところで事件はおきる。日本
から3.5兆円の支援を受け、約2000社が毎年数十億ドルも投資してきたが、
反日記念館を造って恥じないお国柄である。

恩知らずでインチキ反日教育に洗脳された中国に対しては「食べない、
行かない、買わない、かかわらない」の「四ない」が大事だ。ニチレイ
の感想を聞きたいものである。



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植物性乳酸菌が効いた
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         渡部 亮次郎

植物性乳酸菌は動物性乳酸菌の10倍もの種類があるといわれ、漬物や味
噌、醤油など、さまざまな食品にその存在を確認することができる。 

植物性乳酸菌には、免疫賦活作用が確認され、病気になりにくい体を守
る効果が期待できるとされている。 

それは植物性乳酸菌の「生きて腸まで届く力」があるからで、腸内環境
を改善する力として注目を集めているわけだ。

日本人の食生活と植物性乳酸菌の関係は、はるか昔にさかのぼる。その
代表的なものが、醤油や味噌、糠漬、日本酒、「ハタハタ、鮒などのな
れ鮨」といった発酵食品である。

もともと農耕が盛んだった日本や東アジア諸国では、田畑でとれる作物
や魚介類が食糧の中心となる食文化が定着している。

これらの食べ物を乳酸菌や微生物、カビ、酵母などで発酵させておいし
くしたり、保存できるようにした日本の食生活に、植物性乳酸菌は古く
から関係していた。つまり、植物性乳酸菌は日本人のおなかになじんだ
乳酸菌であるといえる。
 
日本の食文化に古くから根付いた植物性乳酸菌だが、実は世界のさまざ
まな国の食べ物にも、植物性乳酸菌が含まれていることは日本人はあま
り知らない。

近いところでは、韓国のキムチ、中国のザーサイがそれにあたる。ドイ
ツなどヨーロッパのサワークラフト、インドのチャツネ(野菜と果実を
煮込んだソース)、タンザニア・ケニアのマサイ族で作られている発酵
乳など、植物性乳酸菌は各国で力を発揮している。
 
ウイルスなどの感染から体を守る「インターフェロン」。その産生能力
を高める物質の研究が、ラブレ菌発見のきっかけだ。 京都の人たちが好
んで食べる「すぐき漬」から全く新しい乳酸菌の一種であるラブレ菌が
発見された。 

現在、ラブレ菌でもっとも注目されている働きが、「免疫力アップ」の
力だ。ラブレ菌の腸内で生きぬく力の強さを、動物性乳酸菌の代表格で
ある

免疫力は加齢によっても影響を受け、20歳頃をピークにその力が急降下
する。そこで普段の食事などから免疫力をアップさせる物質を積極的に
取る必要がある。 

日本人は古代から米や野菜など食物繊維が多いものを食べてきたので、
欧米人にくらべて腸が長いといわれている。その長い腸をくぐりぬけて
日本人の健康を長く支えてきたのが味噌・漬け物などの「植物性乳酸菌」
由来の発酵食品だった。、「動物性乳酸菌」に比べて、より生きて菌が
腸まで届くからだ。

植物性乳酸菌の一種「ラブレ菌」は、腸内の免疫器官に作用し、免疫担
当細胞を活性化する「インターフェロン」の産生を助ける大切な役割を
担っている菌なわけだ。

食生活の欧米化で植物性乳酸菌を摂る機会が少なくなった今だからこそ、
普段の食生活で毎日摂ることを心がけたいものだ。

人生100年といわれる時代、いきいきと健康に歳を重ねて人生を送りたい
ものだ。

友人の紹介で知り合った長野県安曇野市の会社会長森山憲義さんは独学
で植物乳酸水を生産、頒布している。薬事法違反になるからどんな風に
効くか、病名を挙げて宣伝する事は絶対に慎んでいる。

だがアトピーが全快したとか慢性の下痢がピタリと止まったという噂を
聞いたので数年前から取り寄せて飲んでみた。

7年間苦しんだスギ花粉症が完治した。昨年春からくしゃみも涙も止まっ
た。昨年は花粉が少ないからだろうと思っていたが、格別多いといわれ
た今年も症状が全くでなかった。完治していたのだ。

だとすれば森山さんの植物乳酸水以外に格別飲んだものはないのだから
抵抗力がついて花粉症を克服したわけである。友人の中には糖尿病にな
りかかっている人の血糖値抑制に格別の効果があると喧伝する人もいる
が、薬学的な検証はまだなされていないようだ。

そういえば、風邪をここ10年はひいていない。(執筆 2008・1016)

資料:カゴメ植物性乳酸菌大学より
http://www.kagome.co.jp/style/nyusankin-univ/comprehensive/index.html



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話 の 福 袋
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 ◎イタリア 「家140円で売ります」…バブルの新たな種?

「地中海を見下ろす石造りの家、売ります」−−。イタリア南部シチリ
ア島西方のサレミ市で古い住宅1000戸が売りに出されている。土地付き
の値段は、1戸たったの1ユーロ。金融不安に伴うユーロ安もあって、
日本円に換算すればわずか約140円だ。

サレミは人口約1万1000人の小さな町。売られているのは68年の地震で
壊れ放置されている旧住宅群で「地元業者の伝統建築による2年以内の
復元」という購入条件がつけられている。

市によると床面積80平方メートルの家で約1300万円ほどの費用になると
いう。

今年6月に就任した元文化省次官で批評家のズガルビ市長による町おこ
しで、すでに約1000件の問い合わせがあるという。プロサッカーチーム
「インテル・ミラノ」のモラッティ会長が1軒購入し、現職大臣や英国
の歌手ピーター・ガブリエルさんも関心を示しているそうだ。

サレミ市はイタリア国家統一の英雄、ガリバルディ(1807〜82年)
がシチリア進軍の最初の拠点にした土地。市長の英語版ウェブサイトは
http://www.vittoriosgarbi.it
10月16日23時58分配信 毎日新聞
 

 
 ◎「自殺ではない証拠ある」  三浦元社長の弁護人強調

【ロサンゼルス16日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で、サイパ
ンからロスに移送直後、自殺した三浦和義元会社社長(61)=日本では
無罪確定=の弁護人マーク・ゲラゴス氏は16日、記者会見し「(自殺で
ないとする)証拠がいくつもある」と述べ、独自調査を早ければ来週中
にも終える見通しを明らかにした。

ゲラゴス氏は自殺とするロス市警の発表や報道は「正しくない」と強調。
「本当に何が起きたかを突き止めることが重要だ」と繰り返した。

会見にはサイパン出発の前日に三浦元社長と話したサイパンの弁護人バ
ーライン氏も参加。同氏は「特に変わった様子もなかった。自殺とする
にはつじつまが合わない」と話した。

会見に先立ち、ゲラゴス氏らと三浦元社長の妻は16日、ロス郡検視局の
担当者と面会した。遺族は近くロス市警の担当者とも面会し、自殺の状
況などについて説明を受ける予定。2008/10/17 12:01   【共同通信】


 
 ◎トンネル深さ、日本一を想定 リニア南ア貫通ルート

JR東海の中央リニア新幹線計画で、同社が想定する南アルプス貫通ル
ートのトンネルは、山頂からの深さが最大で1700メートル前後となり、
国内最深になる見通しであることが分かった。

地下深くを通るトンネルのため同社は南アの景観に与える影響は小さい
とみるが、周辺は国立公園。今後は環境保全をめぐる議論も活発化しそ
うだ。

磁力で車体を浮かせるリニアは摩擦抵抗が小さく、急坂でも走行が可能。
このため標高が高い山肌を開口部にできる。ただ、標高2000−3000メー
トルの山を掘るため、山頂からのトンネルの深さは1000メートル超とな
る場所が出てくることは必至だ。

日本トンネル技術協会(東京)によると、国内最深トンネルは鉄道では
上越新幹線の大清水トンネル(深さ1300メートル)、道路では関越自動
車道の関越トンネル(同1190メートル)で、南アのトンネルはこれらを
上回る深さになりそうだ。

標高が高い山のトンネル工事では、高圧のわき水などが発生しやすく難
工事も予想されるが、技術進歩もありJR東海は「工事は可能」とみる。

一方、南アの一部は1964年に国立公園に指定された。一帯にはライチョ
ウやツキノワグマが生息し、貴重な高山植物も分布している。

昨年2月には地元自治体が、世界自然遺産への登録を目指して推進協議
会を設立。JR東海は、景観や環境に配慮した工事を迫られそうだ。
中日新聞 2008年10月17日 朝刊



 ◎日本企業にイラクへ共同進出提案  トルコ石油、北部油田開発で

【カイロ17日共同】世界有数の原油埋蔵量を擁するイラクの石油開発を
めぐり、国営トルコ石油が日本企業に対し、ほぼ未開発のイラク北部ク
ルド人自治区などの油田開発事業に共同で進出するよう提案しているこ
とが17日、分かった。トルコ石油のメフメト・ウユサル会長兼社長が19
日に訪日し、日本側と協議する。

イラクは治安が改善しつつあり、南部のバスラ周辺や、クルド人自治区
に近い北部キルクーク周辺の油田を中心に石油生産も回復基調。米欧や
中国などが開発参入に積極姿勢を見せる中、トルコは日本に戦略的提携
を申し出た形だ。日本がイラクへの足場を確保する上で、重要な選択肢
の1つになりそうだ。

ウユサル会長は共同通信に「イラク北部で有望な油田発見の可能性があ
る」と指摘し「探鉱を含む開発で日本と協力したい」と表明。また、ト
ルコ南東部の地質はイラク北部と同じで「われわれはイラクの地質を熟
知している」と強調した。2008/10/17 12:22   【共同通信】
 


 ◎橋下知事「園児の涙利用」と保育園側を批判 行政代執行
 
大阪府の橋下徹知事は17日、第2京阪道路の用地買収に応じなかった門
真市の北巣本保育園の畑を行政代執行で強制収用したことについて、
「政治的な主張や反対の理由はあると思うが、園の所有者は園児たちの
涙を利用して阻止しようとした。一番卑劣な行為だ」と厳しく批判した。 

同保育園では今月末にイモ掘りを予定しており、園児たちが育ててきた
サツマイモなどが16日の行政代執行で引き抜かれた。 

橋下知事は「4月から任意交渉はしている。最大の権力行為なので慎重
にやった。最後のイベントをやったら立ち退きます、という話があれば
応じた」と説明。「もしあれを認めたら、これから公の工事は家庭菜園
かイベントで全部阻止になるのか。工事費や損害などを府民が持つなら
いいが、府民の声はそうではないと判断した」と語った。 

一方、同保育園の松本剛一理事は「代執行の反対運動に園が園児を動員
した事実は一切ないし、むしろ子どもにはショックを与えたくないので、
畑がなくなると知らせることも避けてきた。子どもの涙を利用したと取
られるのは心外だ」と話している。

16日の行政代執行では、祖母に連れられて通園途中に畑に立ち寄った園
児が1人いたが、5分ほどいただけで祖母がすぐに保育園に送ったとい
う。 Asahi Com 2008年10月17日11時57分

 
 <私はマスコミが何かと言えば「真実は1つ」と言い募ることを批判し
てきた。
 
私の持論は「出来事が1つであって、その出来事を見る時の立ち位置、
角度、視野の広さか狭さ、先入観の有無で、同じ出来事でも全く異なっ
た報道ができる」というものである。

すなわち、彼らは恣意的に1つの出来事を報道しているに過ぎないこと
が多いのである。
 
その典型的な悪い例に、16日の門真市の保育園の芋畑に対する行政代執
行がある。テレビ報道で見せられた限りでは、阻止しようと泣き叫ぶ園
児たちとその親たちを押しのけて、悪代官とその手下が畑を無惨に押し
つぶしていることになっていた。これでは保育園が善で大阪府が悪とい
う図式である。
 
しかも園長の涙の記者会見まで映し出していた。その後に漸く橋下知事
の「今年の4月から交渉してきたことで、2週間前に芋掘りをやってくれ
ていれば良かっただけのこと」という行政側の声明を聞かせていた。
 
これは「どの位置に立ってみるかで、出来事が変わってしまう」という
典型的な悪い例である。マスコミは保育園側の立場に立って、話を劇的
に盛り上げようとしたのだろう。だが、彼らが当事者の何れか一方の側
に立って、先入観を持って取材すべきではない。彼らは飽くまでも中間
に立って、ことの善悪・正邪の判定は視聴者や読者の判断に委ねるべき
だと思う。
 
私はこの件に関するマスコミ、それもテレビの大衆迎合的な姿勢は良く
ないと断定する。> 前田 正晶



 ◎NY原油70ドル割れ…ガソリン、穀物下落で物価高も一服?

原油の国際価格が、3か月前の半額以下に下がってきた16日のニューヨ
ーク原油先物市場で、価格の国際的な指標となるテキサス産軽質油(W
TI、11月渡し)が1バレル=70ドルを割り込んで取引を終えた。

取引途中の最高値147・27ドルを記録した7月11日から、わずか3か月で
の急落だ。これを受け、日本でもガソリンの店頭価格が下落を続けてお
り、身近な商品の値上がりも一服する可能性がある。

16日のニューヨーク市場では、WTI価格は一時、1バレル=68・57ドル
まで下がった。原油価格が70ドルを割り込んだのは、2007年8月以来、
約1年2か月ぶりだ。終値は、前日比4・69ドル安の1バレル=69・85ド
ルと、3営業日連続で下落した。

7月以降の急落は、米国発の金融危機の深刻化と軌を一にしている。

一時的には、株式市場から逃げ出した資金が原油市場に流れ込み、相場
が急騰する場面があったものの、世界的な景気後退で石油需要が減ると
の見方からほぼ一本調子で下がってきた。

このため、日本のガソリン店頭価格は今月中に150円台を付ける可能性が
出てきた。石油元売り大手の出光興産は17日、ガソリンの卸価格を10月
20日から、前週より1リットル当たり7・9円値下げすると発表した。

石油情報センターによると、レギュラーガソリンの全国平均店頭価格
(1リットル当たり)は14日時点で161・6円となっている。

一方、食品メーカーなどの間にも、身近な商品の値上げを踏みとどまる
動きが広がる可能性がある。原油価格下落で輸送費や包装材の価格上昇
に一服感が出ているだけでなく、穀物などの国際価格も下落し、さらに
家計が節約傾向を強めているためだ。

日清食品は当面の間、即席めんの値上げを見送る方針を固めた。製パン
最大手の山崎製パンは、検討していた来春以降のパン類値上げを実施し
ない方針だ。輸入小麦の政府売り渡し価格の引き上げ率が、当初見込み
の30%から10%に圧縮されたほか、小麦の国際的な値動きも落ち着いて
いることが影響している模様だ。

ただ、原油価格の下落基調が続くかどうかは予断を許さない。石油輸出
国機構(OPEC)は下落に歯止めをかけるため、24日に緊急総会を開
いて大幅な減産に踏み切る見通しだ。

投機筋も、抱え込んだ現金をいつ原油市場に流し込むか予測がつかない。
(2008年10月17日12時11分  読売新聞)



━━━━━━━
反     響
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 1)骨相でも良いかと。首相就任後麻生氏の顔つきが日を追う毎に険し
くなってきている。すなわちそれ以前の「キャラが立つ」などと言って
いた頃とは大きく変わってきたということ。

前任者の福田康夫氏には首相就任後1年近く経った後でも、これほどの目
立った変化を認めた気がしなかった。これが不思議であって、麻生総理
に見られる変化が自然であると思う。

我が国が現在直面しているアメリカ発の深刻な金融・証券界の危機、な
いしはこれかより重大問題化するであろうことを考えれば、麻生総理の
人相、顔つきが険しくなって貰わなければ困るのである。

アメリカのある評論家が「ことの性質は解った。だが、その底が何処に
あるのか見えない」と言っていたし、あるエコノミストは「今の株価の
乱高下は全てパニック売りである。そこには何ら合理的な動機は認めら
れない」と指摘していた。彼らは未だ何をどうすべきかを漸く認識しは
じめた段階にあるようだ。

その時にあって株価の上下に一喜一憂するなと言いたいのだろう。だが、
麻生総理には是非一喜一憂して貰い、小澤代表以下民主党と他の野党、
及び党内の雑音に屈することなく、経済対策等の打つべき手を打って欲
しいのである。

この情勢は一党一派の利益を優先していられることを許すほど甘くない。
民主党はそれを承知して解散を主張するのだろうが、是非国益を優先し
て貰いたい。彼らは現在は「国損」を目指しているとしか思えない。

マルチ商法を擁護した廉で、民主党を離党し来たるべき総選挙に立候補
しないと発表した前田雄吉代議士の人相とヘヤー・スタイルをテレビで
見て、その悪相振りに驚き、次いで品格を疑いたくなった。

彼は最初は過度の緊張があったのだろうか、画面に見る人相が極めて悪
くこれが代議士かと疑いたくなった。しかも、経歴を見れば三大私立大
の一つの出身で、民主党のエリートコースの如きである松下政経塾を経
ていた。

人相や骨相だけでその人物を一気に悪と判定するのは行き過ぎかも知れ
ないが、この代議士はそう断定したくなった。だが、記者会見も終わり
に近くなって、よくあることで落涙しハンカチで拭う辺りまで来ると悪
相が消えて、寧ろ腑抜けの如くなってきた。

人相が短時間内の感情の動きをかくも明瞭に伝えるという例を見せつけ
られたのであった。と言うことは、天下の代議したる者は常に精神を安
定させ、行いを正し悪相が浮かぶことがないように心掛けて貰いたいも
のである。

「目は口ほどにものを言う」とあるが、人相も品格を如実に表すという
ごくありきたりの教訓を、前田代議士から得た次第である。
以上 前田正晶 



 2)16日に秋田県大館市の市民文化会館で開催された「ウイーン・フ
ーゴ・ヴォルフ三重奏団」コンサートに行ってきました。

ウイーンフィルのメンバーによるフレンドシップ・コンサートは20年近
くも続いています。

NPO法人フレンドシップ・コンサートのホームページによると


「ウイーンフィルハーモニー管弦楽団団員をはじめとする優れた音楽家
たちの協力を得て、全国の青少年、高齢者、障害者及び広く一般の皆様
に対して、音楽家との交流を図るための事業をおこなっています。

質の高い音楽を提供する演奏会及び他団体との協力による演奏会を企画
し、優れた音楽を身近で気軽に聴くことのできる機会を提供します。

また、音楽を通じて青少年の情操の健全育成や地域の文化振興、さらに
は演奏家と聴衆との幅広い交流の実現に寄与することを目的としていま
す。」とあります。

このフレンドシップコンサートの大館での開催は13回目になります。
「ウイーンフィルメンバーによる室内楽を楽しむ会」というフレンドシッ
プ・コンサートの大館のボランティア組織が開催してきました。

「本物に触れることで何かを感じ、それが毎日を楽しむきっかけになれ
ば、人から街へと伝わって街の空気も自然に変化していくかも知れない
と願いながら活動しております。」(「ウイーンフィルメンバーによる
室内楽を楽しむ会」のごあいさつより)

地元で何か文化振興に役立つ活動をしたい、という「ウイーンフィルメ
ンバーによる室内楽を楽しむ会」の代表者である谷川原郁子さんと知り
合いになり、毎年この時期は俄クラシックファンになっています。

最近では「ザイフェルト弦楽四重奏団」「アルカディアピアノ四重奏団」
などのコンサートも開いてきました。

今回の「ウイーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団」のメンバーはマリノ・
フォルメンティー…・ピアノダニエル・ゲーテ……バイオリン
ラファエル・フリーダー……チェロ

マリノ・フォルメンティーはソリストとして欧米で目覚しい活躍をして
おり、ダニエル・ゲーテは名ヴァイオリニストとして有名な前ウイーン
フィルのコンサートマスター、ラファエル・フリーダーはチェロの貴公
子と呼ばれる、美音を誇るウイーンフィルハーモニー管弦楽団団員です。
(パンフレットから)

これまでも、大館ではこのコンサートの前後には、中学校でのコンサー
ト、市立病院のホールでのミニコンサート、お昼に市内の小学生を集め
てのコンサート、プロ志望の地元の中学生との共演、コンサートのポス
ター(パンフレットの表紙)の原画を中学生の作品を使用したり、と地
域と密着した活動になるように工夫を凝らしています。

今回のプログラムはブラームスのピアノ三重奏曲第一番をメインにグリー
ク、クライスラー、ムソルグスキーなど、なじみ深いメロディーの小品
で、アンコールは2回もやってくれました。

弦楽器の響き、本当の美しさをこのコンサートで初めて知った
、と言っても過言ではありません。

いつだったか、「今回のチェロは楽器も奏者も最高ですよ。チェロ用に
座席を別にひとり分買って奏者が抱っこしてきたそうです」と言う電話
が谷川原さんからかかってきました。

実際にそのチェロは億単位の名器だったようで、そのときのプログラム
はチェロを良く鳴らすような曲目が多く、朗朗と鳴りながら、まだいく
らでも音が出るような余裕があって、これが本当のチェロの音なんだ、
と思いました。ヨーヨーマのテレビコマーシャルが流れていた頃で、そ
の曲も弾いてくれました。

ヴァイオリンは学生時代に同じ下宿で「荒城の月」をいつも練習してい
た大学生のノコギリみたいな音のイメージが強かったのですが、ウイー
ンの名手たちは素晴らしい音色を響かせてくれます。葉加瀬太郎のヴァ
イオリンも粗雑に聞こえます。

また、昨年マリノ・フォルメンティーのコンサートがあったときに、青
森県との県境に近い日景温泉で深夜にマリノ・フォルメンティーと温泉
卓球をやったというエピソードがフレンドシップ・コンサートニュース
に載っていました。演奏メンバーは本当に気さくに日本人と交流し、日
本での滞在を楽しんでいるようです。

ウイーンフィルメンバーによるフレンドシップ・コンサートはこの後も
全国各地で続きます。(大鰐)



 3)アメリカを見直してはどうか。このご意見は、良い意味で見直す
のかどうかということでしょうか?わたくしは、一般のアメリカ国民は
善良なる人たちばかりでしょうが国の動かし方にはどうも付いて行けま
せん。従って、行きたいという気持ちには一度もなったことはありませ
ん。

新興国というエネルギーは感じるのですが、薄っぺらな伝統のない軽さ
ばかりが感じられ、歴史的な道徳文明に欠けている感じが拭えないので
す。あまり好きになれない国の一つです。

今度のサブプライムローン問題などからも如実にそれを感じます。その
背後には、国を動かしている見えない大きな闇勢力がいるように感じる
のです。

金を武器に、世界中に君臨して手段を選ばない闇の勢力が戦争を仕掛け、
軍需産業を育て世界に市場をつくり、世界中に貧困と混乱を撒き散らし
ているそういうところが見え隠れするのです。 (なみお)

 

 4)アメリカ在住の読者の方からご質問をいただきました。

 「すべてが当たり前になっているアメリカ人には気づくことのできない
視点があると思います。異国に住んで長いバイカルチャーのわれわれが、
そのような視点を発見できるのではないでしょうか」

 「すべてが当たり前になっているアメリカ人」とありますが、どういう
ことか分かりますか?

一般的に言って、アメリカ人は「英語が話せて当たり前」と考えていま
す。

70年代後半、渋谷の露天で酔客相手の花屋をやっていたことがあります
が、時たま買いに来る外国人観光客の中からアメリカ人を言い当てるの
は簡単でした。

英語が分からずしどろもどろのぼくに対し、大声になって話しかけてく
るのがアメリカ人だったのです。言っていることが分からないのは「よ
く聞こえないからだ」と短絡したからです。

同じ外国人でも、多言語社会から来たヨーロッパ人は、受け答えがもっ
とソフトでほっとしたのを覚えています。

文化面でも似たり寄ったりです。

留学時代初期、「感謝祭は日本でもやはり七面鳥を食べるのか?」と級
友に聞かれて唖然とした覚えがあります。

ここで言う感謝祭 (Thanksgiving) とは、旧大陸から新世界アメリカに
移り住んだ移民たちが、飢餓状態を先住民 (natives) たちの助けを借り
てしのぎ、最初の収穫をともに祝った史実に起源があります。

海の彼方の、しかも格段に長い歴史を持つ日本に、若年国家アメリカの
感謝祭があるわけがありません。「アメリカではどうやって天皇誕生日
を祝うのか?」と問うに等しいナンセンスです。

アメリカの常識を世界の常識と信じて疑わない尊大さとナイーブさの混
合状態。これが一般的アメリカ人の精神風土の光景です。

そのようなアメリカ人には気がつくことのできない視点はたくさんあり
ますが、例えば「爆撃された側」「占領された側」「意見を言えない側」
の無力感、苦渋、そして悔しさ。

もっと根源的なところでは「真理は一つではない」という「非ギリシャ
 ローマ世界観」もそうでしょう。

 「非ユダヤ キリスト イスラム教世界観」と言い換えることもできま
すが、森羅万象に神を見る我々日本人には苦もなく許せる「多くの真理」
が、唯一絶対の真理と正義を信じて疑わないアメリカ人には我慢ならな
いのです。

世界中の紛争の大部分がこのような頑迷な世界観に発しているのかも知
れません。

だとすると「バイカルチャーの視点」、一歩進めて「マルチカルチャー
の視点」(複数文化の視点 : multi-cultural view)には大きな期待が
かかります。 これを身につけるためには、まず、母国語、母国文化、
母国とのアイデンティティが一人ひとりのなかで確立されていることで
す。

日本語や日本文化に疎(うと)い日系人や帰国子女がバイカルチャーの
視点を持てない理由はここにあります。

同じ理由で、母国語が身につく前から英語教育をしようという、昨今流
行の「若年英語教育」も、結局のところ、中途半端な国民を生み出すこ
とになるだけです。

日本の未来を切り開いていくのは、ですから日本人としてのアイデンティ
ティをきちんと身につけ、苦労の末モノにした英語で仕事をこなし、そ
の過程で複数文化の視点に開眼した人々だ、ということになります。
(加藤喬)
◆もしも、の英会話入門[軍隊式英会話術] vol.16
http://archive.mag2.com/0000229939/index.html 



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身 辺 雑 記
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18日(土)は2ヶ月に1度の定期検診のため早朝から外出。そのため18日
版を前以て配信します。

午後2時からは東京の明治記念館で開かれるのは秋田県立秋田高校の第
80期卒業生(1954年)の在京メンバーによる懇親会。毎年秋に開かれ、秋
田からも10人ぐらい駆けつける。

わが母校は1873(明治6)年9月1日の創立。135年の歴史を有する。校歌の
作詞者が土井晩翠だ。「荒城の月」の作詞者。

「頂門の一針」を18日は編集出来ない。従って日曜版の配信は遅くなりま
す。悪しからず。

ご投稿、ご感想をお待ちしています。下記。
ryochan@polka.plala.or.jp

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