政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針 1334号  08・10・02(木)

2008/10/01


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  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1334号
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         平成20(2008)年10月2日(木)



                               ポピュリズムの罠に陥没:宮崎正弘

                          他の議員の票で可決してほしい:古澤 襄

                                 連合・自治労の悪企み:平井修一

                                 微妙な事は通訳を使え:前田正晶

                               手布を拾えぬカースト:渡部亮次郎

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1334号           
 
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
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ポピュリズムの罠に陥没
━━━━━━━━━━━
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)10月1日(水曜日)
         通巻第2335号 
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米国はポピュリズムの罠にふたたび陥没したか
  ウォール街救済プランを下院共和党が葬り去り、市場は大暴落を再
演した
*********************************

意想外の出来事?

小誌でも直前に指摘したようにポールソン財務長官とバーナンキFRB
議長の市場救済案は共和党ネオコン、宗教右派が強く反対していた。な
ぜウォール街高給取りの失敗を、国民の税金で補填する必要があるのか
という怒りの声がある、と。

ノーベル経済学賞に輝くジョセフ・スティグリッツ(コロンビア大学教
授)は言った。

「この毒入り担保物件を買わせようとは、まるでウォール街にファイン
アートの展示会が出来る」。

ポールソン財務長官とバーナンキFRB議長が作成した救済プランは
7000億ドルの財政出動だった。

スティグリッツは続けた。「これは再建案ではなく、不良債権を削り、
混ぜあわせ、再合成をはかるもの。修繕でもなく、再編でしかない。誰
が帳尻を埋めるかといえば、それは納税者である。

そのまえに4つの大きな問題がある。第1は金融機関それぞれが不良債権
をかかえ、お互いに誰もがカネを貸そうといていない。第2にブラックホ
ールの不透明性、第3に住宅価格はまだまだ下がるだろうし、第4に決定
的に市場にはすでに信用が欠落し、市場と国民との間に信頼性のギャッ
プが生まれている」(ネイション、9月26日)

議会リーダーは、この点を軽く見ていた。

ホワイトハウスも財務省も議会指導者も与野党を問わず読み違え、“倶
楽部”の決定を急いだ。(この場合の倶楽部とはエスタブリッシュメン
トのなれ合い社会)。

なぜなら、たとえ在野やネオコンの不満が大きくとも、たとえ、国民の
負担がひとりあたり2000ドルの犠牲を敷くことになろうとも、ウォール
街の血脈を絶やせば、被害はもっと増えるからだ。

下院議長ナンシー・ペロシも妥協的だったし、次期大統領レースを争う
マケインもオバマも救済案に原則賛成していた。


▲都市部以外の国民の意見を代弁した共和党の反対議員

結果は208vs228で否決と出た。

内訳をみると共和党の133名が反対(賛成は65,欠席1,民主党は140名
が賛成、反対は95)、しかも、反対議員の選挙区を概観すると(NYタ
イムズにカラーで地域別反対議員一覧がでている)、中西部と各地の農
業地区、キリスト教ファンダメンタリズムの盛んな地域で、むしろ都市
部はほぼ賛成に回っていることが判明する。

「次に予測される事態とは“不確実性”だけである」とNYタイムズは
書いた(9月30日付け)。

市場は議会の結果に衝撃を受けて、87年ブラックマンデー以来最悪の下
げとなった。778ドルもの落下は率になおすと約7%(正確には6・98%)。
市場は時価評価に換算して1兆2000億ドルを一日で失った。

このウォール街暴落の衝撃は世界に飛び火し、とくにアジア各国の株式
が連鎖暴落した。日本も例外ではなかった。

ビル・グレイダー(元ワシントンポスト編集委員、作家)が書いた。

「この議会の否決が意味することは、緊急事態を制御できる米国の憲政
上の指導者に与えられた能力を議会が損壊したという事実だ。そして
“倶楽部”の決定は、議会指導者と経済指導者の{ボス交渉}であり、
つまりボス交の結果をさらりと吹き飛ばし、ウォール街のいやらしさに
対しての国民の不満があらわれたのだ。

そもそもポールソン財務長官とバーナンキFRB議長の救済案は台風被
害に遭ってから台風保険に加入しようかというものであり、さらにどの
金融機関が生き残れるか、倒産するかの生殺与奪の権利をポールソン財
務長官がもつという博打性をも吹き飛ばし、要するにこれは政治経済シ
ステムへの反撃でもあった」と。
        ♪
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    ◎◎◎○宮○◎◎ ◎◎○崎○◎◎ ◎◎○正○◎◎ ◎◎○
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   ♪
(読者の声1)よく何でもかんでもユダヤの陰謀だという人がいて、往
生しますが、先生がユダヤ人陰謀説に反対されているのを知り、安心し
ました。

これは日本をユダヤ系国民の多い米国から切り離す陰謀工作と思います。

(宮崎正弘のコメント)じつは十数年前にも、ユダヤの陰謀論が巷間に
充ち満ちたおりに、小生は『ユダヤにこだわると世界が見えなくなる』
(二見書房)という緊急書き下ろしの本を上梓しており、しかもこの本
は10万部ちかく売れましたが、ユダヤの陰謀を言いふらした元凶はロシ
ア(ニコライ朝時代)の秘密警察。

ユダヤ人弾圧を目的に陰謀論をでっち上げ、ナチスがのちに援用する偽
書『シオンの議定書』によるものです。いま、この世紀の偽造文書の真
似を中国が展開しているのが「南京大虐殺」というつくり話です」。
  (引用止め)

日本は日露戦争で軍費不足の時、ユダヤ人金融家シフ氏に戦時国債を買
ってもらい助けられたので、それが第2次大戦における日本軍のユダヤ
人救出の恩返しになったという因果関係を日本の子供たちに教える必要
があります。

この流れが隠蔽されているので、杉原領事だけが日本政府に反対してユ
ダヤ人にビザを発給したというデタラメな歪曲宣伝が流されるのです。

 1.他の日本領事館のビザ発行:満洲のソ連側に滞留したユダヤ人は
2万人といいます。

これを東條英機がナチ独の抗議を押し切って満洲通過、日本上陸を許可
しました。日本占領下の上海のユダヤ人居留区の人口は2万5000名とい
います。

杉原領事が発行したビザは6000通ですから、差引19000通、杉原領事の発
給したビザの3倍以上のビザが他の日本の在欧領事館から発給されている
わけです。ハンブルグの日本領事館は800通も発給しています。

 2.杉原領事が政府に反対したという虚偽:外務省に反対してビザを
発給すると、偽造ビザとなるので、外国政府は無効とします。 

特に泣く子も黙るという恐ろしいソ連KGBが手製のビザで通過を許す
わけはありません。日本政府は杉原領事の発行したビザを有効として許
可していたのです。

 3.杉原氏冷遇のウソ:杉原氏は戦前勲5等に叙勲しています。ユダ
ヤ人へのビザ発給を含むその長年の勤務を日本帝国政府が顕彰している
のです。

 4.杉原氏退職事情:日本が敗戦すると外務省は在外公館を失い、職
員が大量に帰国してきたので当然職員が余りました。

そこで占領軍のGHQは職員の減員を日本政府に命令し、外務省職員は
大量に退職させられました。この結果、杉原氏も退職を余儀なくされま
した。杉原氏はその中の一人に過ぎなかったのです。
   (MC生)


(宮崎正弘のコメント)そのシフの流れをくむのが158年の伝統を誇っ
たレーマン・ブラザーズでした。杉原美談は、ま、世界のユダヤ人に向
けたPRとして有効ですが。。。
 
実際にユダヤを救えと作戦を命じた1人は、まぎれもなく東条英機でし
た。
杉原氏は、当時の日本の外交戦略上の一つの駒でしかありませんが、否
定するほどのレベルのものでもなく、美談は美談としてユダヤ人のあい
だに広がれば、それはそれで良いんじゃありませんか?


   ♪
(読者の声2)貴著新刊『中国がたくらむ台湾沖縄侵攻と日本支配』(K
Kベストセラーズ)を、たいへん面白く読みました。

ご指摘のように北朝鮮はすでに中国に事実上支配されておりますが、金
正日が死に、北朝鮮が混乱に陥れば親中派グループが権力を掌握、中国
の支配はさらに強まるはずです。それをロシアが傍観しないでしょう。

いま李明博がロシア訪問中で、1000億ドルのシベリア・ガス開発に合意
しましたが、ロシアは資源外交でこれから朝鮮半島での発言権を高める
構えです。

また韓国はロシアを引き入れ、中国の北朝鮮支配にブレーキをかけよう
としています。ポスト金正日の朝鮮半島の変化、中国の動きについて、
注目してください。(TW生、ソウル)


(宮崎正弘のコメント)ポスト金正日に備える各国。備えない日本、と
いうわけですか。



  ♪
(読者の声3)「中山さんよくぞ本当のことを言ってくれました」との
意見がマスコミにでない不思議な国です。ご意見を賜りたく存じます。
        (X生)

(宮崎正弘のコメント)あいにく海外におりましたので、詳しく存じま
せん。おそらく閣僚が失言辞任の事件と推察しますが、日本では佐藤政
権で改憲が必要と言った倉石法務大臣の発言と辞任強要以来、正論をい
うと大臣は務まらない。

「南京大虐殺はなかった」と発言した法務大臣は10日でクビになり、こ
んどの中山大臣は「日教組が悪い」と本当のことを言っただけでしょ?
在籍は5日間ですか。

もっとも有名なのは中曽根政権でも藤尾正行・文部大臣でした。「しか
も、おれはやめん、いやなら中曽根がおれを罷免せよ」といって、つい
に罷免さえるかたちをとった。藤尾さんの人気は上がりました。藤尾さ
んも、青嵐会の暴れん坊でしたが。。

本当のことを言うとクビになる、それが日本の大臣の宿命です。正論が
表舞台では通用しない、という不思議な國、ニッポン。

でも何時までこんないびつな政治が続くのでしょうか? 朝日新聞があ
るかぎり? それとも、空に太陽があるかぎり。



   ♪
(読者の声4)沖縄へ行ってきました。理由のひとつは、李登輝博士の
講演を聴講するためです。かつてコンサルタントとして頻繁に訪沖して
いましたので其の懐かしさもあっての事でした。

ところが、長い歳月は、再訪を促がさないほどに懐古の思いを一変させ
ていました。

李登輝博士の講演内容は『学問のすすめと日本文化の特徴』で、とくに
傾聴するほどの内容ではありませんでしたが2000席はあろうか、と思え
る会場は超満員でした。

しかも、入場に際しては持ち物を検査し、傘、カメラ、ペットボトル等
は受付預かりにするなど、台湾では経験した事のない物々しい警備には
驚きました。

マスコミも多く駆けつけていて、レセプション会場内にまで入り込んで
いました。主催者も堪り兼て、再三に渡り退場を促がしていましたが、
マスコミ魂には一度や二度の促がしでは効かないものですね。

また、聴衆の中には名声にだけに惹かれて来たのか、何を謂ってあるの
か意味が解らなかった、等と呟いている小集団がちらほらといました。
福沢諭吉の『学問のすすめ』そのものを知らない為か、発音の影響とあ
いまって余計に理解できなかったものと思っています。

さてレセプションで同席した新潟県長岡出身の元教諭と称するお人が、
話の流れの中で『早読み』の事を口にされました。私は生徒達に、日本
人としての自己を高めるためには世界情勢を学ばなくてはならない、そ
れには『早読み』を良く読むことだ、一番の教材だ、と言い聞かせてア
クセスの方法を教えています。」と自慢気に話されました。 

お陰で馬が合い私の部屋で遅くまで、宮崎先生を酒の肴に楽しく談笑で
きました。宮崎先生のフアンが多くなり、目が醒めている人が着実に多
くなってきていることが嬉しくなりました。(北九州素浪人)


(宮崎正弘のコメント)沖縄でも広めていただきまして、有り難う御座
います。そしてお疲れ様です。

中国でテレビをみていたら、な、なんと馬英九の特集番組(それも30分
番組で馬の中学生の同級生、大学の仲間も登場し、馬がいかに政治的に
優れているか揚言しつつ、要は中国のテレビが馬を持ち上げてキャンペ
ーンを張っているんですね)。



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他の議員の票で可決してほしい
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           古澤 襄

聖人・君子が議員になるわけではないから仕方ないが、米国下院で金融
安定化法案を否決した裏話を聞くと「法案の必要性は分かるが、私は賛
成しない。他の議員の票で可決してほしい」というコメントを出した下
院議員がいたそうだ。

金融機関の不良資産を公的資金で買い上げるのは、一般の庶民にとって
は税金の無駄遣いと映る。しかし、それをしなくてはニューヨーク発の
大不況が世界を覆う。回り回って米国の庶民の生活を直撃する。

そんな面倒くさい説明を選挙民にするよりは、誰かがやってくれるから
自分は無難な反対票を投じる・・・選挙で落ちたくない議員心理が働い
ての法案を否決だった。大衆民主主義の陥穽とお粗末な議員心理の標本
を見た気がする。

米下院は定数435議席。投票結果は賛成205、反対228で23票差で金融安定
化法案を否決してしまった。日本のテレビでは気の早い大学教授様が
「これで米国の金融資本主義は破綻した。下院選挙では法案に賛成した
議員がバタバタ落ちるだろう」と過激な予言までした。

だが現地からの情報では、法案否決に回った議員の方が次の選挙で危な
い人たちだったという。共和、民主両党とも落選の危機に曝された議員
の造反票だったそうだ。

ニューヨーク発の世界大不況と言われては、超大国米国の面子が保てな
い。23票差の否決ということは、12票が賛成に回れば可決していたこと
になる。米政府は修正法案を提出して可決を図る動きが出ている。大暴
落を演じたニューヨーク株式市場は、この動きに期待してダウ平均で200
ドル以上、急反発している。

日本も平成9年から10年にかけて深刻な金融危機を迎えている。この
時にも公的資金を投入することに反対の大合唱が起こった。この結果、
ニッチもサッチもいかなくなってから遅れた公的資金を投入になった。
今の米国のことを日本は笑えたものではない。

しかし、遅れによる公的資金の投入で国民負担が膨らみ、「失われた10
年」と呼ばれる景気の長期低迷を余儀なくされたものの”東京発の世界
大不況”だけは出さずに済んだ。産経新聞は「(米国は)日本の経験を
生かせるかが問われている」と報じている。

<大手証券の一角を占めるリーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)
に発展した米国の金融危機は、日本が平成9年から10年にかけて経験
した危機と、その歩みが酷似してきた。

日本は公的資金の投入に躊躇(ちゅうちょ)し、結果として国民負担が
膨らみ、「失われた10年」と呼ばれる長期低迷を余儀なくされた。米政
府も公的資金の本格投入には依然として及び腰で、日本の二の舞いとな
る懸念がぬぐえない。

「さしずめ今年3月に経営危機が表面化したベアー・スターンズが三洋
証券なら、リーマンは山一証券だ。まるでビデオテープをみているよう
だ」

ある日銀幹部は、リーマン破綻に強い既視感を感じている。

平成9年11月に日本は戦後最悪の金融危機に見舞われた。3日に三洋証
券が会社更生法を申請したのを皮切りに、17日に北海道拓殖銀行が当時
の大蔵省から業務停止命令を受け、24日には4大証券の一角の山一証券
が自主廃業を申請し、次々に破綻した。

≪信用不安≫

破綻の連鎖の原因は、現在の米国の金融市場で起きている信用不安だ。
金融機関が資金をやり取りする短期金融市場では破綻による回収不能を
恐れた疑心暗鬼から誰も資金を出さなくなり、経営が悪化している金融
機関は資金繰りに行き詰まり破綻に追い込まれた。

日本の金融危機の根底には、バブル経済時代に競うように貸し込んだ不
動産関連融資が大量に焦げ付くという不良債権問題があった。

米国も低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に
象徴される住宅バブルの崩壊が根底にあり、その構図は「二重写し」だ。

日本政府も米国と同様に公的資金の投入には及び腰だった。7年に住宅
金融専門会社(住専)の破綻処理に6850億円の公的資金を投入し、世論
の強い批判を浴びたことが「後遺症」となっていたためだ。

しかし、9年の破綻連鎖を受け、ようやく重い腰を上げる。10年2月に
30兆円の公的資金枠を設けた金融安定化法が成立。同10月の日本長期信
用銀行(現・新生銀行)、12月の日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)
の破綻では、一時国有化により公的資金が活用された。

不良債権処理問題を先送りしてきた結果、破綻処理による国民負担はす
でに確定しているだけで10兆円超に達している。

さらに、日本は破綻処理だけでなく、大手銀行への公的資金による資本
注入にも踏み切る。巨額の不良債権処理で資本不足に陥った銀行による
貸し渋りが深刻化したためだ。資本注入額は、経営悪化で実質国有化さ
れたりそな銀行を含め最終的に総額12兆4000億円に上る。

≪見殺しに≫

米政府は、ベアー・スターンズに加え、政府系住宅金融2社には公的資
金を活用し救済するが、リーマンに対しては公的資金を使わず見殺しに
した格好だ。市場では「リーマンも救うべきだった」との声が強い。

米銀はサブプライム関連の損失処理による資本不足から貸し渋りを強め
ている。実体経済にも深刻な影響が及んでおり、解消には日本と同様の
資本注入が不可避だ。

クレディ・スイス証券の白川浩道チーフ・エコノミストは「米国の次は、
日本の拓銀だ。つまり商業銀行の破綻が本格的な米金融危機の引き金と
なる。そうなれば米政府も動かざるを得ない」と指摘する。

しかし、破綻の連鎖による米国発の金融危機が世界経済に及ぼす影響は、
日本発とは比較にならない。日本の経験を生かせるかが問われている。
(産経)>



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連合・自治労の悪企み
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         平井 修一

地方公務員の長女が職員研修でディベートすることになった。テーマは
「外国人の地方参政権」で、「研修テーマ」と謳っているものの、はじ
めから結論ありきで、職員を洗脳しようという連合・自治労の悪企みで
ある。容共左派はゴキブリのようにどこにでもいるから、ホント、気が
抜けやしない。

GHQマッカーサーのチルドレンは MaC Children、略して「真っ赤チル」
あるいは「マクチル」というのはどうか。反共保守の小生の天職
(vocation)はマクチルを粉砕することで、時間がないからノンビリして
はいられない。

「外国人の地方参政権」ってなーに、と長女に問われたので、以下、求
められるるままに講義した。

●外国人に参政権を与えている国はある

国連の191か国中、外国人に参政権を与えている国は25カ国しかない。北
欧三国や、豪・NZみたいに「統合」を前提にしている国がほとんどで、
先進国ではそれは基本的にはない。庇を貸して母屋を取られる愚を犯す
国はない。

●韓国は認めているから日本も認めるべきだ

日本に永住している外国人は62万人。そのうち韓国・朝鮮人は52万人。
韓国に永住している日本人は20人ほど。韓国が日本人に参政権を与えて
も影響力はゼロ。ところが日本では「52万票」。地方自治体の選挙では、
この組織票が大変な影響力を持つことになる。彼らは100%選挙へ行くか
らだ。

地方議員は彼らの顔色をうかがう。国会議員は地方議員の応援が必須だ。
韓国・朝鮮人の票はキャスティングボートになりかねない。国政を左右
されかねないのだ。

●日本はアジアを侵略したのだから償いとして参政権を与えたら

戦前は「帝国主義の時代」で、弱いものは支配された。戦争に負ければ、
あるいは弱いものは、強いものに譲歩し、条約を結んで土地を貸したり、
商売することを認めざるを得なかった。

その結果、日本は台湾を得て、中国でも土地を租借したり、商売する権
利を得た。韓国とは条約を結んで合併した。満洲の建国でも満洲人に協
力して、日本人など五族が入植できるようにした。そういう時代だった
のだ。

日本は大東亜戦争が始まると、電光石火、欧米の植民地から白人をたた
き出した。それに勇気を得たアジア諸国のほとんどの国が独立した。皆
が日本に感謝している。

ちなみに中国における日本の利権(租借権など)は1943年にはすべて中
国へ返還している。こんな列強はない。英国やポルトガルはちょっと前
まで中国の土地を手放さなかった。

日本は侵略したのではなく、コミンテルンが操る蒋介石軍、毛沢東軍、
米国軍から正当な権益を侵略された(戦争を仕掛けられた)のである。

●強制連行ゆえに韓国・朝鮮人は日本にいる

韓国・朝鮮人は仕事を求めて日本にずいぶんやってきた。1944年には勤
労動員(徴用)で義務として1700人ほどが日本に連れてこられた。日本
人は1942年頃から勤労動員されている。

日本が勝つために台湾人も韓国・朝鮮人も皆協力したのだ。皆、大日本
国の臣民だったのだ。それは強制連行などと言われるものではない。

●外国人に参政権は不要というのか

この問題は煎じ詰めれば「韓国・朝鮮人に参政権を与えるかどうか」と
いうこと。韓国は日本の竹島を侵略し、対馬も侵略する姿勢を見せてい
る。北朝鮮は日本人を拉致している。

中国も尖閣諸島を狙っている。彼らは北方領土を侵略しているロシアと
ともに日本の敵である。敵に対して参政権を与えるのは愚の骨頂である。

韓国・朝鮮人は毎年1万人前後が日本国籍を取得(帰化)しており、年配
者は亡くなっているから将来的には「在日」は激減する。参政権はそれ
により解決されていく。

それで困るのは居留民団と朝鮮総連で、その組織で甘い汁を吸っている
人が、同じく民主党・連合で甘い汁を吸っている容共左派と手を握って
参政権を寄こせと言っているのだ。騙されてはいけない。

・・・と、まあ、きりがないからこの辺で終わりにするが、容共左派は
あらゆるところで跋扈しているから、おいらみたいなジイジもノンビリ
している余裕はないのである。徹底的に敵を撃滅し、容共左派・マクチ
ルを駆逐する。敵も同じことを考えているから、わしゃあ駆逐されかね
んぞなもし。シエンを。



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微妙な事は通訳を使え
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         前田 正晶 

ロシア人の相撲取りだった元若ノ鵬は、大相撲の八百長を告発するとい
う記者会見ではロシア語で話していた。私は当然のことだと思う一方で、
なかなか端倪すべからざるものがあると感じていた。あるいは、誰かが
裏で知恵をつけているのかも知れない。

古い話になるが、かのロッキード事件の際にユーナイテッド・スティー
ル(当時)の社長シグ片山氏は、国会に証人喚問された際に完全に英語
で通したので、私は寧ろ驚いた。

私が在籍していたW社とユーナイテッド・スティールは、事務所が同じビ
ルの同じ階にあった。それで、私は日系米人の片山氏が我々と同程度に
日本語が出来ることを知っていたのである。

それにも拘わらず、片山氏は国会には通訳を伴って登場して、日本語は
一つも話さなかった。

そのことを、W社本社から派遣されてきた日系人でMBAの精鋭・J氏に尋ね
てみた。

彼はこう言った。

「僕だってあのような重要な証言をすることになったら、日本語は使わ
ないで通訳をつけて英語で話すことを選ぶ。

理由は簡単。込み入った難しいことを言わねばならない時には、日本語
で完璧に微妙なことまで言える自信がない。こういう場合には安全策を
採って英語にする。シグが英語を選んだのは当然であり、理解できるこ
とである」

「ナルホド」と私は納得した。そして少し反省した。私がもしもアメリ
カの国会で何が言う場合があれば、おそらく舞い上がって英語を選択す
るかも知れないと考えていたからである。

多少英語で自分の考えを言える力があるからと言っても、アメリカ人並
みに出来るわけがないことは、それまでのアメリカ会社暮らしで十分に
解っていた。だが、何となく英語でやってみたい誘惑に駆られるだろう
と、その時も密かに危惧していた。

若ノ鵬の話に戻れば、此処までに述べてきたようなことからして、彼は
極めて懸命な選択をしたと思った次第である。

すなわち、言いたかったことは「少しくらい外国語が出来るようになっ
たからといっても、自国語でも簡単に表現できないような細かい微妙な
ことまで言い表すのは容易なことではない。

「これからは英会話くらい出来なければ」などと簡単に言って英会話の
勉強を強制してはならない。私は得意先の方で(私の)通訳を断って、
自分で英語で話して失敗された例を沢山知っている」と言いたいので
ある。外国語で話すのはそんなに簡単なことではないのだ。でも、出来
ないと不便な世の中になってきた。兎角この世は面倒である。

知るところによれば、外交では通訳を介した自国語発言が原則だそうで
ある。当然だろう。

そこで、現実に経験した例を挙げます。1994年に、ある日本の銀行の課
長とアメリカ人が交わした論争でした。英語で交渉しておられた課長は
「そんな提案を上司に上げても現時点では通用しない。だから拒否する」
と言いたくて

"I cannot bring up this proposal to my superior."という風に言った。

だが、これでは何か物理的な事情か、アメリカ側が知らない内部事情が
あるから上司に上げられない」と言ったことになります。彼はそこを
「"cannot"=出来ない」で表現したのです。

これでは理解されずに「出来ないのならば、我々が貴方が出来るように
お助けしたい。それにはどうしたら良いのか教えて下さい」と切り返さ
れてしまいました。

そして「だから、出来ないと言っているじゃありませんか」と数回押し
問答が繰り返される結果になりまして、両方ともいささか興奮気味とな
りました。

そこで、黙って聞いていた私が「恐れながら」と割って入り、その場を
収めました。私の手柄話をしようと言うのではなく、二つの言語の相違
からして、このような行き違いは屡々起きていました。

それだけではなく、日本側には遠来の客に対して丁寧且つ親切にしよう
と気を遣って、善意から何とか英語で議論を展開されることがあります。
アメリカ側もそれを大いに有難いと感謝します。

だが、私は「和製英語」を批判しますが、そのようなことから本来そう
いう意味ではない表現をしたり、例えば"naive"のように使い方を誤ると、
誤解を生ずることもあります。"understand"もそのうちに入る困った言
葉です。

もっと簡単な例に"yes"と"no"の使い分けがあります。「貴社はこの提案
をお受けにならないのですね」という場合に、アメリカ側が"You are
not going to accept our proposal. Do you?"と言っ たとします。ここ
では「受けない」時は答えは"No."です。

だが、ここで"Yes."と言ってしまうことが間々あります。「そんな簡単
な間違いをするわけがない」と言われる方が多いのですが、緊張した場
面で、しかも英語で話していると、つい日本語の発想で「イエス」と言
っててしまうことはあります。これに気が付かずに進行して、後から訂
正することは可能ですが、極めて気まずい展開になります。

先ほどの"cannot"の場合は私が出しゃばることは可能でしたが、そうは
出来ない場合もありました。此処で私が指摘したいことは「双方ともに
善意でも、または何らその意図がなくても、円滑に言いたいことが伝わ
らないこともある のが、「外国語の難しさである」であります。

アメリカ側からも「そんなことは聞いていない、言っていない」となっ
た例もあります。長くなりますが例を挙げます。W社の製品で競合先のア
メリカの同業者のものに比べてある欠陥がありました。

得意先の工場を定期的に巡回していたアメリカの工場の技術サーヴィス
部長は、ある得意先の工場では何度も何度も繰り返してその点を指摘さ
れました。彼は当然「解りました」と答えます。

そして、彼は改善命令と解釈して、工場を督励してその欠点を何とか修
正させました。そして製品を出荷してこのお客を訪問しました、褒めて
貰えると期待した。

ところが案に相違して苦情が出ました。「我々は貴社の製品はこういう
ものと認識して、現場に対応させてきた。ところが今回はそうではなか
ったので、最終製品の仕上がりが突然悪化した。原因を調べてみれば、
あの欠陥が修正されていたので、当社の加工条件に合っていない製品と
なっていた。何故に無断で修正したのか?」と詰問されました。

アメリカの部長は「それは異な事を承る。貴社は私の顔を見る度に欠陥
を指摘したではないか。それは修正せよというメッセージと理解した。
もしも現状維持で良かったならば、苦情の後にそう言って欲しかった」
と反論しました。

この行き違いには、通訳としても同席していた私にも反省の余地が残り
ますが、これも二国間の言語の違いと、勝手に解釈するなという点をも
表していた悪い例であったと認識しまた。

こういう行き違い、解釈の違い、思い込みの結果等々の文化の違いに起
因する点を語りたかった。



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手布を拾えぬカースト
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        渡部亮次郎

昔、英会話の先生(NYの若い女性)が「インドだけは2度と行きたくない。
なんだか国中が臭いし、カーストが特に嫌い」と言っていた。ホテルの
玄関で落し物をしても、ボーイは拾ってくれない。拾っちゃいけないカー
ストに属しているからだという。

<列車に乗っているときなど、空いている席に座ろうとした人を隣のイ
ンド人が手厳しく怒鳴りつけ追い払う場面や、僕らに向かって彼らの悪
口を言うような場面に出くわした。僕らは、「ああ、これがカーストと
いう奴だな。」と思った。

僕らは、その程度しかカーストを実感する出来事に出会わなかったが、
実際には様々な形でカーストが深い根をおろしているようだ。表向きは
身分差別を否定しているが、カーストは人々の生活に密着しすぎている。

自分はバラモンの家系の出だと誇らしげにしゃべる人もいる。ホテルの
従業員に汚いから掃除してくれといったら「自分のジャーティーではな
いから」と断られたとか、下位カーストの人を伴ってレストランに入っ
たら入場を断られたなどというのはよく聞く話だ>。

http://asia.papara.net/topics/caste.html

一種、被差別階級制度なのか。最低のカーストは、乞食(こじき)の下
着を洗濯するカーストだと同僚は言うが本当だろうか。私は両極とイン
ドは訪問した事は無い。

カースト Caste インドに古くから伝わる社会制度。個々人の階級を規
定すると同時に、携わるべき職業をはじめ、結婚その他さまざまな社会
生活のありようを決定する。子は親のカーストを必ず継承していくため、
世代を超えて受け継がれることになる。

もともとインドではジャーティ(「生まれが同じ者」の意)という語で呼
ばれているが、16世紀にインドにやってきたポルトガル人が、これに母
国語のカスタcasta(階級、血筋)という語をあてたため、カーストとも称
されるようになった。

日本では一般に、カーストといえば、大きな4つの階級区分(4種姓)が想
起されがちだが、これはカーストと密接な関係にあるものの、正確には
バルナというべきものである。

バルナvarna(本来は「色」の意)は、紀元前1500年ごろ、インド・ヨーロッ
パ語を話す遊牧民、いわゆるインド・アーリヤ人が北方からインドへ進
入し、やがて農耕社会を築き上げた頃に成立した。

インドの聖典文学によれば、アーリヤ人のバラモン教(ヒンドゥー教)司
祭が社会を4つの階層に分けたとされている。前200年〜後300年のある時
期にアーリヤ人の司祭・律法者がマヌ法典を編纂した。

その中で世襲制の4つの階級区分を規定し、司祭階級自らをその最上位に
おいてブラフマン(バラモン)と称した。2番目に王侯・武士のクシャトリ
ヤ、3番目に農民や牧夫、商人のバイシャ、4番目に3つの階級、とくにブ
ラフマンに隷属するシュードラをおいた(のちに農民や牧夫はシュードラ
に移される)。さらにその下、社会の枠組みのまったく外(アウトカース
ト)に、不浄な人々とみなす不可触民(アンタッチャブル)を設け、下賎と
される職業につかせた。

こうしてアーリヤ人の農耕社会のシステムにおさまらなかった先住部族
民が不可触民とされたが、その後、ヒンドゥー教の戒律を犯したり、社
会の掟にそむいて4つの階級から締め出された者もこれに加えられていく。

こうして司祭が作ったバルナの制度は、ヒンドゥー教の戒律と切り離せ
ないものとなり、神の啓示によって造られたという大義名分のもとに、
延々と存続してきたのである。

バルナを大きな枠としながら、実際の社会で機能しているのがカースト
である。1つの村に司祭、銀細工、大工、床屋、羊飼い、仕立て屋、洗
たく屋、汚れもの清掃、乞食といった種々さまざまな職をもつカースト
が、10〜30程度あり、それぞれが村の中で近隣に集まって暮らしている。

カーストの数は、インド全体で2000〜3000あるといわれている。このカ
ーストは、上に記したバルナの、不可触民も含めた5つの階級のいずれか
に属している。

カーストは、地縁、血縁、職能が密接にからみあった排他的な集団で、
その成員の結婚や職業、食事にいたるまでを厳しく規制し、また自治の
機能ももっている。

結婚の規制は、個々のカーストの結束を強める上で、またカースト制度
全体を維持強化するうえで、特に大きな意味をもっている。

カーストのメンバーは、自分と同じカーストの相手を選ばなければなら
ず( 内婚)、しかし、同時に自分と同一のカースト「集団」のメンバーと
は結婚できない。また、男性が自分より下のカーストの女性と結婚する
ことはある程度許容されるが、その逆はタブーとされている。

食事に関する規制は地域差が大きい。しかし一般に、他のカーストのメ
ンバーと食事を共にしたり、下のカーストの者から飲食物の提供を受け
ることができないといった規制や、とくに上位カーストに厳しい、肉食
の制限もある。

普通、カースト名から職業が分かるほど、カーストが特定の職業とむす
びついていることが多い。しかもカーストが親から子へ継がれていく以
上、原則として子は親の職業を代々継いでいくことになる。

カーストと職業の密接な関係はとくに職人カーストに顕著にみられるが、
いっぽう同じカーストに属しながら、別々の職業にたずさわる例もめず
らしくない。また、各カースト間の社会的・経済的な互助的関係が、近
代化の波に洗われて崩れはじめた今日では、カーストと職業の関係は薄
まりつつある。

カーストは、インドの社会の安定要因として機能してきた一面はあるが、
一方で近代化を妨げる要因にもなっており、今日ではカースト間の障壁
が次第に取り除かれようとする方向にある。

イギリスがインドを植民地支配していた時代に、カースト制度の規制は
かなり大きく緩和された。さらに第2次世界大戦後の1947年、インドの独
立とともに、憲法でカースト差別は禁止され、49年の議会で不可触民制
の廃止も宣言された。

その間、不可触民の解放を強く主張してインド社会に大きな影響力をも
った人に、ガンディーと政治家・社会運動家のアンベードカルがいる。

ガンディーは、不可触民にハリジャン(神の子)の名を与えた(今日では、
不可触民は公式には指定カーストとよばれている)。

しかし、そうした動きにも拘わらず、地方と都市の差はあるにしろ、今
なおカーストは日常生活の面で強固に生き続けているのが実態である。
2008・09・28

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話 の 福 袋
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 ◎自民執行部が衆院選先送り検討、追加の経済対策も

麻生首相や細田幹事長ら自民党執行部が、米国発の金融不安とそれに伴
う国内景気悪化への対応を優先させるため、「10月21日公示―11月2日
投開票」の日程で準備していた衆院選の先送りを検討していることが30
日、わかった。

複数の自民党幹部が明らかにした。追加的な経済対策を策定する案も浮
上している。

自民、公明両党は30日、国会内で幹事長・国会対策委員長会談を行い、
緊急経済対策を盛り込んだ2008年度補正予算案を今国会で速やかに成立
させることを決めた。金融不安の深刻化を受け、補正予算案の成立前に
衆院解散によって政治空白を作るのは得策でないという見解で一致した。

首相は同日夕、首相官邸で記者団に、「(補正予算は今国会で)ぜひ上
げないといけない」と述べた。衆院解散の時期に関しては、「消費者庁
(設置法案)もあるし、新テロ対策特別措置法(改正案)もある。きちっ
と仕上げるのは当然だ」と強調した。

首相はこれに先立ち、日本経団連の御手洗冨士夫会長と首相官邸で会談
し、「海外所得を国内投資や賃上げに使うことを補正予算の次の手とし
て考えたい」と語った。日本企業が海外で稼いだ所得に関する税制優遇
策を、追加の経済対策として検討する意向を示したものだ。

追加対策はこのほか、証券税制見直しによる景気刺激策などが軸となる
見通しだ。首相が年度内の実施を明言している所得税などの定額減税の
対象や規模を具体的に示す案も出ている。

自民党内では、追加対策を盛り込んだ第2次補正予算も今国会で成立さ
せるべきだという意見が出ており、衆院解散・総選挙の時期は流動的に
なっている。

衆院選については、11月16日か23日の投開票とする案がある一方、経済
情勢次第では年明けにずれ込むという見方も出ている。首相は、公明党
と協議したうえで最終判断する考えだ。(2008年10月1日03時01分  読売
新聞)

 

 ◎中川秀直、高市早苗、山本一太…新聞業界からカネを貰い癒着する
「新聞族議員」たち
http://www.mynewsjapan.com/reports/926

2006、2007年度の政治資金収支報告書を基に、新聞族議員と新聞業界の
関係を検証すると、献金額の第1位は計220万円の中川秀直議員、第2位
は、06年の特殊指定問題で「大活躍」した高市早苗議員、3位は自民党
最大派閥「清和会」だった。

また意外にも公明党と民主党にも献金が行われていた。献金先の政治家
に特定商取引法(旧訪問販売法)の改正で便宜を図って貰ったり、新聞
の特殊指定を守るために独禁法そのものを改正する動きをして貰ったり
と、既得権保持のため政治献金を行う姿勢はジャーナリズムとはほど遠
い。

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株式会社MyNewsJapan <http://www.mynewsjapan.com >
連絡先:info@mynewsjapan.com
メルマガ登録/変更: http://www.mynewsjapan.com/mail_mag_users
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 ◎火元の部屋利用した40代男を殺人・放火容疑で逮捕 大阪府警

15人が死亡した大阪・ミナミの個室ビデオ店火災で、浪速署捜査本部は
1日、殺人と放火の疑いで、火元とみられる個室を利用していた40代の
無職男を逮捕した。

男は当初「たばこに火をつけた」「寝ていた」などと話していたが、そ
の後、自ら火をつけたことをほのめかしているという。また、別の客が、
この男が出火直後に店員に駆け寄り、何か話しているのを目撃している。

総務省消防庁は原因調査のため職員7人を現地に派遣した。  

10月1日15時7分配信 産経新聞



 ◎若者の「酒離れ」、3年連続で酒類消費量が減

福島税務署は30日、2007(平成19)年度の酒類消費状況を発表した。福
島県内の消費数量は13万7985キロリットル(前年度比3741キロリットル、
2・6%減)で、3年連続で減少した。

全体的な減少理由について同署は「成人人口の減少、若者の酒離れ、中
高年の飲酒量減少があるのではないか」としている。

(2008年10月1日 福島民友ニュース)



 ◎漢字の神秘(12):責

【大紀元日本9月30日】中国で生まれた漢字には、時に宗教的な意味合い
を含む場合がある。漢字が形成された時代に生きた人々は、神など人間
には見えない生命を心から信じていたことが、漢字から窺われる。

日本語でもお馴染みの「責(ze)」は、責任、責務、譴責、叱責などに使
われる。「責」を分解すると、「主」、「且 」、「人」となる。

「主」は、“神”を意味し、「且」は宇宙に存在する様々な次元を表す。
そして、「人」は、つまりこの世に存在する人間を意味している。

つまり、神は一番下にいる人間を含む、すべての次元を慈悲深く見守る
と同時に管理しており、それが当時の人間の考える神の「責任」だった。

翻って人間世界での「責任」とは、つまり他人や社会に対して自分の役
割をしっかりと果たし、それぞれのレベルできちんとした言動をとると
いうことだ。

責任者は、その責務をしっかりと果たさなければならない。

そして、他人の足りないところを見ればそれを指摘し勇気付けたり、ま
たは直らなければ叱責、懲戒したりして、その組織や団体が達成しよう
とするタスクをやり遂げる。

従って、責任を負う人は、他人よりも権力があるかもしれないが、同時
にそれ相応に、多くの自己犠牲が伴うことも覚悟しなければならない。



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)大紀元日本で江戸木箸のことが扱われていましたが、あの大黒屋
さんは、曳船から下町の洋食屋「あきら」に行く途中にあります。お気
づきになっていましたか?

私は八角箸を使っています。小さな豆でも滑らずにつまむことができま
す。最近は箸の先に滑り止めがついているものが増えてきましたが、実
用性には富むものの格好悪いですね。

『日本の箸はなんといっても魚を食するときにその威力を発揮する。使
いやすいばかりでなく、食べ終わりがきれいなのである。今が旬のサン
マの塩焼きは、バットのような中国箸ではなく、やはり日本の木箸でい
ただくに限る。』

バットのような中国箸は笑えます。確かに中国人の食べたあとは箸の所
為だけでなく、かなり汚いものです。

今の中国には毒物をキャッチするためにも「銀の箸」がいいかもしれま
せん。それとも、毒物探知装置付ハイテク箸でも作れば売れるかなぁ。
但し、売れればすぐにニセモノが出て、毒物を探知できずに買った人が
死んでしまう。

つくづく救いようのない人たちだなぁ。と勝手に考えてアイデアがまた
一つ消えていく・・・。

大黒屋HP
http://www.edokibashi.com/


唸声
http://datefile.iza.ne.jp/



 2(1)「頂門」は主宰者様のものであります。平井はその場をお借
りしております。どうこう言える立場ではありませんが、先日お話した
ように、ちこっと文章を最終的に見直していただければと思います。

「選挙でメシを繰っている」

は、やはり校正不足かと・・・。メジャーのメルマガに育つためには校
正にも気を配ったほうがよろしいかと・・・もうすぐ4000、楽しみです。

(2)「正論の通らない世界に厭気がさして逃げ出した小生。そういう
経歴の人間が内外の政界を見る目は斜めであり、心は冷えている」

嫌気の原因とか、そのニヒリズムの来し方行く末とか、ぜひ教えてくだ
さい。小生も恥をさらして左翼更生派をやっておりますので、主宰者の
「忸怩たる思い」とかをご披露いただければ勉強になります。宜しくお
願いいたします。)


主宰者より:校正に心がけます。



 3)過去の出来事から、現在に至るまで幅広い情報ありがとうござい
ます。

さて、日教組の組織率と学力テストの関係ですが、福岡県立太宰府高校
教諭の占部賢志先生の講演の中で、福井県の例を取り上げられていまし
たので、紹介します。

福井県はこのコラムにも取り上げられていましたように、日教組の組織
率も高いですが、学力テストも全国トップレベルです。これについて先
生は調べられたところ、福井県内の中学校で、立志式を1年にわたって実
施しているそうです。

これは橋本左内書いた「啓発録」を中心にいわば、道徳教育を県内の中
学校が一丸となって取り組んでおられるそうです。

福井県の方はそれが当たり前になっておられるので、不思議がられるか
もしれませんが、道徳教育と学力の密接な関係を示していると思われま
す。

ぜひ、福井県の方の意見も聞きたいと思います。

日教組の組織率が高くても、そこが邪魔をせずに日本古来の道徳教育を
取り組んでいるところは、学力が高いと思います。

道徳教育を邪魔し、不埒な意見を吹き込み日本国を陥れようとした日教
組が、秩序破壊に成功した後に、自分の教室内の秩序も崩れ、それによ
って先生の離反を招いた結果、今の低い組織率となっているのではない
でしょうか?

現在の組織率だけで見るのはちょっと違うと思います。(MI)


 
 4)新聞では大きく報じられませんでしたが、中国がIT製品の情報
技術を強制的に開示させようとしています。これに対して、日本の製造
各社は大変な懸念を示しているそうです。

デジタル製品にとってのソフトウエアの設計図の開示と云えるソースコ
ードを開示するのは、企業秘密中の秘密であり、競争力の根源でもあり
ます。中国はこれを2009年5月に開示するように求めています。

只でさえ、中国という国は他国ブランドを盗んだり、真似したりするこ
とを平気でする国です。

こんなことをむざむざ許してしまうと、日本の先端技術は壊滅につなが
るでしょう。また、場合によっては軍事利用に転用されることも大いに
危惧されます。政府は、これについて各社の都合に任せているようです
が、これは大いなる責任放棄です。

弱腰外交の姿勢が、ここにも現れていてどこの国の政府かと心配になり
ますね。 かっては、「このやっかいな国中国」という言葉もありました
が、これをそのままアメリカにもぶつけてやりたい位ですね。

自分たちのところから世界金融危機を出しておきながら、世界中に尻拭
いさせているこの構図は何なのでしょう。その裏には米中の駆け引きが
見えないところであるようです。

大国になるに従って、身勝手になるものですが旧ソ連邦はそれにより崩
壊しました。いまの中国は、無理やりに自治区などと都合のよい言葉を
使って周辺諸国を植民地化しています。その陰で、資源獲得に奔走して
米国の領域に入り込んで米国の影響力の低下を画策しているようです。

これだけドルが信用力を無くせば、中国の威信も高まるでしょう。両国
とも市場主義が蔓延するにつれ、こうした現象が浮き彫りにされていま
す。

工場は中国にお任せして、安い製品を買って暮らしを享受してきた米国
は、その金を集める手段として博打場を開いて世界中に不良債権を撒き
散らし、強引に買わせられていたのが日本、中国、欧米諸国です。

しかし、中国はちゃっかり米国の土地を買い占めて胴元とともに稼いで
もいたようです。集まった金の向かう先が土地や住宅で、その裏の手が
見えないうちは住宅産業が好景気と騒がれていました。

自分の始末は、自分たちでしろ!と言いたい買わされた側の言い分です
が、米国内で住宅を買っていた人たちも博打の片棒を担がされただけで
とんでもないというところなのでしょう。

それにしても逃げ得をした胴元には、どこの国の庶民も泣かされていま
す。小泉さん日本でも改革、改革で泣かされている庶民は泣いています
よ。(岡目八目)



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


台風15号が西日本で熱低になったとはいえ、1日の東京湾岸は曇天。洗濯
物の乾きは悪かった。明日からの秋晴れを待っている。散歩も楽だし。

平井さんのご指摘どおり総選挙は多少伸びるようで欣快にたえない。大
統領選挙こそはどうにもならないようだ。民主主義のために国民が死ぬ
のか。変な制度だね。

蝉もいなくなって公園は静寂。木を揺すって銀杏を「奪う」悪老人は男
性ばかりではない。さもしくて見苦しい。散歩のコースを変えたくなる。

ご投稿、ご感想をお待ちしています。下記。読者:3738。

ryochan@polka.plala.or.jp

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