政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針 1279号  08・08・12(火)

2008/08/12

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  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1279号
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         平成20(2008)年8月12日(火)



                           中国のインターネット規制:渡部亮次郎

                                     食生活を歪めるな:加瀬英明

                                   ちぐはぐな五輪統制:宮崎正弘

                               戦争と慰霊と国家の品格:平井修一

                                        『e‐pros通信』8月8日号

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1279号           
 
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
               御意見・御感想は:
                  chomon_ryojiro@yahoo.co.jp

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中国のインターネット規制
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          渡部亮次郎

7年前まで産経新聞の中国総局長だった古森義久記者(ワシントン)が
オリンピックの取材に北京を訪れ、中国当局によるインターネット規制
のあまりの激しさに「衝撃的な違和感に襲われる」と嘆いている
(200・08・10産経)。

中国当局は北京五輪の事前報道に当った各国報道陣に対して米欧の大手
メディア、チベット、法輪功などのウェブサイトへのアクセスを阻んで
いるので、各国報道陣から抗議が起きているそうだ。

古森さん自身、試みてみたそうだがアクセスできなかった。

「中国での、こうしたインターネット規制についてのイギリスBBCテレビ
のリポートを見ていたら、規制の批判部分でピッという音と共に音声が
途切れ、映像が乱れた。これは明らかに当局の検閲だった」。

だから古森さんは言う。「灰色のモヤモヤに包まれた北京の街を埋め尽
くしている『1つの世界、1つの夢』という真紅の垂れ幕は壮大な反語な
のか」と。

「開会式(8日)前から競技開始までの3日間、北京での実体験は世界も、
夢も、決して1つではないと痛感させられる連続だったからだ。ホテルで
パスポートを取り上げられた。インターネットの接続も尋常ではなかっ
た」。

外国人報道陣に制約や監視のタガが二重,三重に課されている。加えて市
内を走る7万台のタクシーの大多数には当局によりGPS(衛星利用測位
システム)に基づく車内盗聴マイクが設置されているようだ。

この運営には気の遠くなるほど膨大な国家の資源や人材が投入されてい
る。即ち、「平和でないところで平和の祭典」をやろうとすれば共産主義
を祭典の期間中、休止しなければならない。五輪を囲い込んでしまわない
といけないのだから、こうせざるを得まい。

古森さんは呆れる「当にジョージ・オーウェルが未来小説『1984年』で
描いた全体主義国家管理のための『ビッグ・ブラザー』は健在なのだ」

7年前までの2年間、産経新聞の中国総局長を務めていた小森さんだから
中国当局による監視や管理はさんざん経験したが、「7年の空白を経て身
をさらすと、他の普通の国の規範とは如何に異質であるか、衝撃的な違
和感に襲われる」。

さてこの北京五輪が中国の希望する飛躍のきっかけとなるのか。少なく
とも二重、三重に規制、監視を受けた多数の自由圏ジャーナリストの帰
国後の反応に注目したい。

少なくとも古森さんは「今や新しい史劇のカーテンが引き上げられた」
と結んでいる。2008・08・11



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食生活を歪めるな
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          加瀬 英明 

コンビニや、スーパーを覗くと、私たちが子供のころには知らなかった、
異次元の世界が広がっている。棚や冷凍ケースに、おびただしい種類に
のぼる食品が並んでいる。

まるで魔法の館にさ迷い込んだようだが、私たちは野菜や魚や肉や加工
食品が、ラベルに記された細い字を読まないかぎり、いったいどこから
来たものか、いったい何が加えられているのか、まったく分からない。

このあいだまでは、近所の八百屋や、魚屋にあった野菜や魚貝類は、近
くの畑や、海や浜でとれたものだった。店も小さかったし、選択する幅
も狭かった。身近にあるものだから、美味しかった。おとなも子供も農
民や漁師の苦労を知っていたから心のなかのどこかで、つくったり、と
った人に感謝した。

ところが、いまでは食品はラベルになってしまった。私たちは無性格な
食品を食べるようになっている。

かつて私たちは農民や漁民の息吹きを感じたのに、食品がどこか遠くか
ら運ばれてきた商品になってしまった。インスタント食品や冷凍食品や
レトルト食品は工業製品と同じように、工場でつくられている。私たち
も人から消費者に変わった。

人々が顔のない食物を摂るようになっている。そうするうちに、地域社
会が崩壊した。

食品は仕入れから小売りにいたる企業論理によって組み立てられた大き
なシステムが提供する、人情がこもっていない商品になった。私たちは
この大きなシステムの端末に組み込まれている。

今日の日本社会では、男も女も、子供から高齢者まで胴まわりが膨らむ
〃メタボ症候群〃によって悩まされている。かつて子供は糖尿病と無縁
だったのに、肥満を患うようになっている。幼いころからコンビニやスー
パーの食品や、ファストフードを常食としているからだ。

このような現象は、女性たちが台所を放棄したことにこそ、もっとも大
きな原因がある。母や姉たちが台所で包丁を振って、家族のために食事
をつくった時には、誰も肥り過ぎて病むようなことがなかった。

母や姉たちが親兄弟や子を餌づけしていた時には、家族の一体感が保た
れていた。食事をつくる人の愛情が隠し味となっていた。

売ることだけを目的にして、企業論理によって商品化された食品は、食
物が備えているべき心を失った。

コンビニや、スーパーや、ファストフードのチェーンを経営する魔法遣
いたちが、人々の食生活を操っている。人と人のあいだを結んでいた家
庭の食卓が消えて、人の体と精神が病むようになった。

食は太古の昔から、人の文化を創ってきた。コンビニや、ファストフー
ド店が、人にとってもっとも古い文化を壊したことによって、ぬくもり
がない社会をもたらしている。

チェーン店はフランチャイズだろうが、直営だろうが、どこに入っても
同じであるように、中央から管理して規格化することによって成り立っ
ている。僅かな違いも許さない。スターバックスもマクドナルドも、ど
の店に入っても変わらない。個性を否定するものだ。息苦しくなった若
者が狂うことも、理解できる。

贋物の食品が横行している。ファストフードのハンバーガーやチキンバ
ーガーからペットフードまで、人間や犬猫の食欲をそそるために化学工
場で製造される人工香味料が、ふんだんに使用されている。

加工食品は冷凍したり乾燥する過程で、もとの食品に備わった味や香り
が失われるからだ。人工香料産業では世界のメーカーが凌ぎを削ってい
るが、人体に無害だというものの、人や動物を騙すものだ。動物はさて
おいて、人を弄ぶものである。

このような人工香料は、便所の消臭に使われている芳香材と、同じ技術
を用いて製造されている。ファストフードを摂る者や、人工香料をまぶ
した食品を口に運ぶ者は、トイレの消臭剤を食べているようなものだ。

コンビニやスーパーの品揃えが豊富であるからといって、消費者が選択
の幅が広がって贅沢さを味わえると、喜んではなるまい。

品揃えが豊富になって、顧客の選択の幅が広がるほど、食品が粗末に扱
われる。売れ残る食材が増えるから、コンビニやスーパーが食品を大量
に投棄することになって、貴重な食物を浪費することになる。

コンビニやスーパーや、ファストフードのチェーン店の経営者は、従業
員にいたるまで、人を操ることだけを考えている。店員たちは一挙一動
がマニュアルによって、操り人形のように動かされていて、客に対して
人工香料のような笑いを浮かべる。経営者も金儲けばかり考えているか
ら、きっとそんな笑顔をしているのだろう。

このようなチェーン店は若い低賃金の従業員やパート労働者によって支
えられている。商品と同じように、マニュアルによって徹底的に動きが
規格化されているから、すぐに馘(くび)にすることができるし、かわり
を雇うことができる。

人類の文化と文明は世界のどこへ行っても、食を確保することから始ま
った。採取時代から、狩猟時代、耕作時代を経てきた。ところが、今日
では先進国に住む大多数の人々が、工場でつくられた加工食品を摂るよ
うになっている。

このように食生活が大企業によって握られるようになったのは、この2、
30年のことだ。老若男女が肥満や、生活習慣病を患うようになったのは、
数千年にわたって続いてきた食生活を歪めた天罰であろう。

農業ほど水を使う産業は、他にない。アメリカでも、中国でも地下水位
が下がって、水が枯渇している。肥料、農薬、耕運機から、遠い距離を
運ぶまで、安い石油に依存してきた。天候が安定していることも必須条
件だったのに、地球が異常気象のサイクルに入っている。
私たちは食生活を変えねばなるまい。          (2008.8)



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 ちぐはぐな五輪統制
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)8月12日(火曜日)
通巻第2285号 
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 ちぐはぐな統制、北京五輪報道と応援の規制がジグザグ
君が代にブーイング起こらず、しかし米国人刺殺事件は中国で報道無し
*********************************

日本国旗に寄せ書きの応援が禁止され、台湾からの応援団で台湾国旗持
参のふたりを入国拒否した。

ところが北島選手の金メダル授与式のとき、日本の「君が代」演奏に中
国人観客からのブーイングは起こらず、他方で米国人刺殺事件(鼓楼)
は中国で報道がなされていない。5
新華社の英語版のみ報じられた(12日午前五時時点)。

国内的には、商店街からの苦情が圧倒的。警備厳重のため客が少なくて
モノが動かないからだ。

博訊新聞網(8月12日)によれば、とくに北京駅周辺の商店街、食堂街
がもろに影響を受けている。基本的に旅客が北京いりを制限されている
ため通行人まで激減している上に、付近での荷物検査が最低20回もあり、
非能率このうえないという。

駅周辺の商店街の売り上げは通常の半分にも至らず、悲鳴をあげている。

小生が北京駅を観察したのは五輪開会式直前だったが、サブマシンガン
で武装した特殊部隊がずらり、駅構内に「指揮車」の公安パトカー。警
官は随時、通行人の荷物を開けさせており、しかも地下鉄の連絡口を封
鎖していた。
 
ちぐはぐな対応ぶりが目立つ。
      ▽


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戦争と慰霊と国家の品格
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         平井 修一

思はざる 病となりぬ 沖縄を たづねて果さむ つとめありしを

昭和天皇の御歌である(昭和62年)。沖縄訪問を直前に控えて病に倒れ、
慰霊ができなかったことへの痛恨の思いがうかがえる。

「女ひとり玉砕の島を行く」(文藝春秋、2007年)などの著作があるジ
ャーナリスト、笹幸恵(ささゆきえ)氏が月刊誌「やすくに」(平成20
年4月号)に寄稿している論文がずーっと頭から離れないでいる。タイ
トルは「何が戦後か――団塊ジュニアが見た慰霊碑の“いま”」。以下、
引用する。

・・・・

<「ここは、島全体が墓場なのです」

平成18年10月、初めて硫黄島に訪れたときのこと。航空自衛隊硫黄島基
地隊の隊司令に、私はこう教わりました。

・・・硫黄島における日本軍の戦死者は1万9900名、戦傷者は1033名。数
字で表現してしまえばひと言で終わってしまいます。

しかしここに、2万名に及ぶ将兵たちの「命」があったこと、彼らにはそ
れぞれ親兄弟、愛する人々がいたこと、そして2万名の「命」があれば、
2万通りの人生がその先にあったであろうことを考えると、私は「墓場」
といわれたこの島で、数字で表すことのできない重みに押しつぶされそ
うになりました。・・・

そんな飢えと渇きの島に再び訪れる機会を得たのは今年2月13日でした。
日本遺族会の60周年記念事業の一環として、硫黄島での慰霊祭が行われ
たのです。

・・・遺族の方々にとっては長年の念願が叶い、また国家として、これ
からの慰霊事業を考えていく上でもきわめて大きな前進であったと思い
ます。翌日、私はその報告のために靖国神社に参拝いたしました。

一方、今回の慰霊祭を通して、あらためて胸に刻んだ思いもありました。
それは、まだまだ国家における慰霊のあり方が十分とは言えないこと、
硫黄島におけるそれは確かに大きな前進であったけれども、スタート地
点に過ぎないものであることです。・・・

連綿と続く歴史の中では、60余年前のことなど、つい最近の出来事のは
ずです。私にとっては祖父の世代に当たります。私の大好きだったおじ
いさんが生きた時代、それはどんな時代であり、彼らはなにを思いなが
ら生活してきたのか。そしてあの戦争とどう向き合ってきたのか。

強い関心を抱いていたものの、本を読んでもなかなか想像することがで
きません。そこで私は、ほとんどなにも語らずに他界した祖父の足跡を
追うかのように、戦争体験者の方々に話をうかがい、戦場となった地へ
足を運びました。

・・・そのときの体験は拙著「女ひとり玉砕の島を行く」に記していま
すが、私はそこで慰霊碑の現状について目の当たりにしました。

たとえば、陸上戦闘における攻守ところを変えたガダルカナル島。硫黄
島と同じく、2万名近くの将兵たちがこの地で亡くなりました。その半数
が戦闘ではなく、餓死または病死という悲壮な最期を遂げています。


しかし、ここには国立の慰霊碑がありません。

・・・関係者からの寄付を募って建立した慰霊碑がいくつかありますが、
実際は管理が難しく、破壊されたり落書きされたり、または銘板が盗ま
れたりといった被害に遭っています。・・・

かつて戦場となった地に慰霊碑を建立する。その事に反対する人々もい
ます。戦争を知る人々は高齢化し、維持管理が困難になるのは自明のこ
と。それなのになぜ慰霊碑を建立するのか。

そして他人の土地に無断で上がりこんで戦争を始め、今度はその土地に
慰霊碑を建てたいなどという。それは現地の人々の立場に立ってみれば
勝手な言い分に過ぎないのではないか。

こうした意見は、もっともだと思います。けれども海外に建立された慰
霊碑は、夫や父を失った遺族にとって、心のよりどころであることも事
実です。・・・

私が慰霊巡拝の旅に参加したときにご一緒した遺族は皆、「やっと父の
元を訪れることができた」と涙を流します。父が実際に戦ったであろう
その場所で「お父さーん」と声を限りに叫び、「ようやく親孝行ができ
た」と口にする方もいらっしゃいます。

そうした姿を目の当たりにするたびに、私は「何が戦後か」という強い
憤りを覚えます。戦争の傷跡を負って生きている人々が現在もいること、
それを今まで知ろうとしてこなかった自分への腹立たしさも含めて、で
す。そして同時に慰霊碑の重みをひしひしと感じます。遺児にとって慰
霊碑とは、父そのもの、なのです。

・・・戦争があった島すべてに慰霊碑を建立するのは、現実的ではない
かもしれません。しかし、せめて当時の作戦区域に即した状態で、ある
いは主要な戦闘があった地域に、それぞれ国立の慰霊碑を建立すること
は可能だと思います。現地の人々への了解を求めるのも、個人が私費を
費やすものではなく、本来は国家レベルで行われるものでしょう。

素人考えかもしれませんが、そこで年に1度でも、かつての敵味方、そ
して戦場となった現地の人々とともに合同慰霊祭を行うことができれば、
戦没者への慰霊とともに、各国との永続的な友好関係を築けます。そし
て、平和を希求する日本のスタンスを国際社会にアピールすることにも
つながるはずです。

戦争は個人が起こしたものではありません。国家が、そのために命を賭
して戦った人々をきちんと慰霊して初めて「戦後」を迎えることができ
ると思います。だからこそ政治家や官僚など、国を代表する人々には現
地に足を運び、民間人が建立した慰霊碑の実態を確かめてほしい。

また、現在の平和を享受する私たち一人ひとりが、慰霊のあり方を考え
ていかなければいけないと思っています。>

・・・・

国家が戦争を発動しておきながら、戦死者は民間で勝手に慰霊せよ、国
は与り知らぬ。これで国家のモラル、品格が立つわけはない。靖国神社
にさえ参拝しないリーダーを戴くニッポンに神風(追い風)は吹かず、
あとは衰退するばかりだろう。

明治天皇の御歌(明治37年)

かぎりなき 世にのこさむと 国のため たふれし人の 名をぞとどむ




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『e‐pros通信』8月8日号 
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◇ e-pros主催 7月期フォーラム参加者の声 ◇

2学期からの授業で活用したい、直ぐに役立つ充実の研修会でした。

◆講師と講座テーマ

畠山雄二先生
 東京農工大学工学府共生科学技術研究院(言語文化科学部門)准教授 
講座テーマ 「英文法と英語学、そして理論言語学」

島岡 丘先生
 聖徳大学教授(外国語学科兼英米文化学科長)・筑波大学名誉教授
 講座テーマ 「語彙指導によるコミュニケーション能力の育成」
太田 洋先生
 駒沢女子大学准教授、NHKラジオ講座でもお馴染み
 講座テーマ  「授業力アップのためのちょっとしたアイディア
         Part2」

◇余裕ある力で生徒指導の大切さ
畠山先生の講座に出席して、英文法の知識をより深め、余裕のある力を
以って生徒指導をすることの大切さを再確認しました。Reading、文法の
取得は、日本人にとって英語を学ぶうえでもっとも大切であり、それは
科学者にとっても・・・という先生のお言葉に感動しました。

小学校に英語を導入することに賛成を唱え、「教育の機会均等」がその
理由とする先生の主張に納得しました。

太田先生の講座からは、自分の授業を反省する方法、チェックポイント
などを紹介していただきました、早速取り入れてみたと思います。素晴
らしい研修会を開催していただき有難うございました。(中高等学校教
諭)   

◇まだまだ勉強が必要と気付きました
日本語について、また英文法について、まだまだ勉強が不足しているこ
とを痛感しました。

島岡先生の講座から、カナ表記はとても分かり易く面白いと思いました。
light/rightなど、なるほど!と思いました。「単語の定義をする」とい
う活動に興味深いものがありました。

太田先生の講座にはぺワークが沢山仕組まれていて、その中でいろいろ
話し、聞くことができ、ずしりとした充実感を得ることができました。
もっと時間を取っていただき、沢山お話しをしたいと思いました。(中
学・高等学校教師、大学院生)

◇「50を知って1を教える」を座右の銘に
畠山先生の講座は、これまで接したことのない英語理論学からのアプロ
ーチで、大変興味深く、かつタメになりました。特に「50を知って1を
教える」は、今後も座右の銘として胸に刻み込みたく思います。

島岡先生の「音読をリズムで覚える」は、とても参考になりました。島
岡先生編纂の辞書も購入できましたので今後大いに役立てたいと思いま
す。

太田先生の授業はこれで2回目ですが、相変わらず楽しく、そして実際
の授業にすぐに役立つ情報・メソッド一杯の、役立つ内容でした。(中
学校、高等学校教諭)

◇素晴らしいフォーラムでした
このような充実した内容のフォーラムを開催していただき、大変嬉しく
思います。最初、畠山先生のお話は難しそうと勝手に思い込んでおりま
したが、講座を始められてすぐに、素晴らしい会に参加したことがわか
りました。

目からウロコが落ちるようなことばかりで、今後の授業の指針になるこ
とを沢山学ばせていただきました。

島岡先生の発音の箇所から語彙指導への広がりも役立ちました。そして
太田先生の明るく元気の出るお話しも素晴らしい内容でした。(中高等
学校教諭)

◇明るい雰囲気は人を引き込む
大釜先生もおっしゃっていましたが、太田先生のように常に明るい雰囲
気で進める講座には、思わず引き込まれてしまいます。教師とは、教え
る内容は勿論大事ですが、聞いて飽きないムードづくりが大事であるこ
とを改めて知ることができました。

私が教職に就いた暁には、教科書に一工夫を加えるという指導法を参考
にさせていただきたいと思います。暑い中、先生方、スタッフのみなさ
ん、有難うございました。(大学生)

◇生徒の好奇心を刺激する教え方
これまで英文法は「そういうものだから」といった姿勢で指導していた
部分もありました。畠山先生の講座から、生徒の好奇心を刺激するよう
な文法の教え方を学べたことは本当に良かったと思いました。

発音記号を使うべきかどうか迷っていましたので、島岡先生の「カタカ
ナ表記による発音指導」は、とても参考になりました。太田先生の講座
では、生徒への言葉のかけ方やドリルの作り方など、いつも困っていた
ことを直接ご指導いただきました。積極的に受け入れて参考にしていき
たいと思います。有難うございました。(中学校教諭)
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e-pros主催 8月期フォーラム参加者受付中!

    2学期直前! この夏最後の実践・集中研修会

開催日:8月20日(水)
会 場:日本教育大学院大学特別講義室
会場までのアクセス⇒ www.kyoiku-u.jp

◆講師と講座名:
(10:00〜12:00)
久保野りえ先生の「久保野りえ先生ワールド 9月の授業はこうしよう!
         ― 声が出て、話せるようになる教科書の生かし方」
【レジメ】
声の出るクラスにしたい、生徒に英語力をつけたい。どんな英語教師も
願いは同じです。同様に思い続けてきた私が、現在到達している答えを
ご提案します。1つは、教科書を本当に生きたものとして生徒に提示し、
プロダクションにまで、結びつけることです。訳を書かせるのではなく、
英語で教科書を扱う授業をデモンストレーションで、見ていただこうと
思います。授業作りのヒントもお話します。

下を向きがちなクラス、声の出ないクラスは、やはりあります。でも9
月は新規巻き直しのできる時。9月に元気が出るようなエネルギーを持
って帰っていただければと思います。

【久保野りえ先生プロフィール】
筑波大学附属中学校 2004年、卓越した指導技術と指導理論が評価され
てパーマー賞を受賞。先生の授業組み立て方の発想と指導は特に有名で
すが、e-prosフォーラム初登場。夏休み後の授業の組み立てに聞き逃せ
ません。

(13:00〜16:00)
田口 徹先生の「田口徹ワールド 教師は授業で勝負する!」
【レジメ】
新任研修をはじめ、各種研修、諸帳簿作成、学級経営、 校務分掌、部
活指導、行事の準備と指導、そして日々の生活指導・・・、気がついた
ら授業の準備が一番最後になっていることはありませんか?

教師の最も基本的で大切な仕事"授業"の力がなければ、それ以外の仕事
がどんなにうまくできても教師としての力量は認められません。いつも
より時間に余裕のある夏休みだからこそ、授業力とは何か? そのため
に必要なものは何かを考えてみませんか? 

普段、授業をやっている中で悩んでいること、疑問に感じていることを
参加者の皆さんから直接お聞きしながら、話を進めたいと考えています。
受身ではなく、問題意識を持ってフォーラムに参加していただければ、
2学期からの授業は確実に変わると思います。

【田口先生プロフィール】
東京都府中市立府中第二中学校 東京都教師道場指導、NHKテレビわ
くわく授業でもお馴染みの先生。歯切れのよい軽快な講義はバツグンの
人気です。

参加費:4千円、(「7・8月の両方に参加」、「2名以上で参加」、
「e-pros会員」は3,500円)学生無料

参加申込み方法:当日朝会場で受け付けます。なお事前予約ご希望の方
は、 (1)氏名・住所、(2)勤務先(学生は大学名・学年)、(3)参加する
月名、(4)参加人数をご記入の上、
info@e-prosjp.com あるいはFaxでご連絡ください。

NPO法人教育情報プロジェクト
〒102-0073 東京都千代田区九段北1−1−7−304 
 電話03(5213)2028  Fax03《5213》2029
 e-メール:info@e-prosjp.com
URL:http;//www.e-prosjp.com
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べテラン教師からの熱いメッセージ

  
田口徹先生(東京・府中市立府中第二中学校教諭)にはこれまでも、数
回にわたってe-prosのフォーラムでご指導をいただいております。「生
徒を刺激するわくわく授業」「教師は授業で勝負する!」など、田口先
生お馴染みの講座タイトルです。

軽快で情熱的な田口先生の講座は圧倒的に人気で、聴講することで多く
の刺激を与えられるとともに、新たな勇気とやる気を身につけたと好評
です。特に田口先生は東京都教育委員会が開設している「東京教師道場」
で中学校英語教師の助言者であることから、いろいろなケースを指摘し
指導してくださいます。

「東京教師道場」とは、「授業力」向上を目指す先生を応援します!と
いう呼びかけで、平成18年度から東京都教育委員会が導入しました。授
業研究を通して2年間継続的に指導・助言を受け、教科等の専門性を一
層高めるとともに、「授業力リーダー」としての資質・能力を磨くこと
を目的に行っているものです。

それではこれまでe-prosフォーラムで、田口先生の講座受講者から、受
講後e-pro sに寄せられた感想をご紹介します。8月20日のフォーラムでも、
同様の充実した研修が行われます。

(NPO法人e-pros  大釜 茂璋)

◆田口先生の研修参加者から寄せられた熱い声(1)

ベテラン教師から学ぶ実践的な指導法は、若い教師たちの刺激となり、
2学期からの自信とともに勇気を与えて頂きました。

◇身近な内容で参考になりました  
田口先生の講座はとてもテンポのある指導でした。そしてしっかり要点
を抑えた導法でした。私の場合、テンポにこだわると要点が半分になっ
てしまうところがあるなと、自らの授業を振り返りながら反省をしまし
た。(中学校教師)

◇わくわく感で講座にのめり込みました
私も公立中学校の英語教師であると、すごく親近感やわくわく感をで講
座にのめりこんでいました。「一緒のことをしている!」と驚きを覚え
る場面や、「なるほどな」と首を何回も振ってしまう場面など、とても
中身の濃い時間を過ごすことが出来ました。2学期からはぜひとも授業
に取り入れていきたいと思います。(中学校教師)

◇繰り返しが重要と知りました
田口先生の授業はアートということは、自分も常々そのように思ってい
たので、毎日どのように勝負するかを考えてやって来ています。 今日
は映像などを使って日ごろの授業を見せていただき、ヒントになるもの
もありましたしまた自分ならこうするなと思い付くところもありました。
2学期はよいスタートが切れると思います。(中学校教師)

◇大きな収穫でした
映像を通して見た授業から、その裏にある田口先生の理念、意図、仕掛
けを丁寧に教えていただきました。私にとっては大きな収穫となりまし
た。(中学校教師)

◇団子の串はいろいろな場にあることに気づきました
田口先生が指摘する団子の串は、一つのlessonの中にも、一つのprogram
の中にも、そして1yearにもまた3yeasを通した授業でも、考えて作っ
ていくことが必要だと思いました。3人の先生に共通して言えることは、
生徒一人ひとりを大切にする姿勢を強く感じました。(中学校教師)

◇地味な活動の積み重ねが大切
生徒の気を引くような、派手なアクテビティだけではなく、これまでの
英語教育でも行われてきた、地味な活動の積み重ねも大切であることを
改めて感じたフォーラムでした。(中学校教師)

◇田口先生の講座に勇気づけられました
毎年この夏のフォーラムを楽しみにしています。今日は特に田口先生の
講座に勇気づけられました。映像を通し、実際の授業を見ながら指導法
を考え、学んでいくという素晴らしい展開でした。

先生は地味な活動について話していましたが、単語、本文の導入、reading
はまさに私が悩む指導法を考え、知りたかったことでした。とても充実
できて有難うございました。(中学校教師)

◇すぐに授業で使えるアイデアが沢山
すぐに授業で使えるアイデアを沢山いただけて本当に素晴らしいフォー
ラムでした。講師の先生方がそれぞれ熱心に指導してくださり、とても
熱意が伝わってきました。今日学んだことを参考にしながら、自分なり
にアレンジして、二学期からの授業で生かさせていただきたいと思いま
す。有難うございました。(中学校教師)

◇大切なやる気を感じさせる教師の存在
どの講座も講師の先生方の元気さが印象に残りました。生徒にとって、
このような「やる気」を感じさせる先生方の存在は貴重だと思います。
教員になって2年ですが、教科書と試験範囲を手渡されて「行ってらっし
ゃい」という感じでスタートしました。

不安なことばかりが多い中で、手探りで進み始めたばかりです。今日の
ようなフォーラムは、何よりも講師の先生方、ここで学ぼうとする先生
方の姿に大変励まされます。有難うございました。努力、準備を怠らず
に頑張ろうと思います。(中学校教師)

◇大切なリズム、テンポ
今日は有難うござました。田口先生の講座は、2時間、まるで生徒になっ
たかのように引き込まれてしまいました。

授業に大切なリズム、テンポを感じました。それぞれに意味、しかけが
あり、何のためにやっている活動なのかを再度考えさせてもらいました
が、自分が如何に惰性的に授業をしてきたかを痛感しました。

田口先生が示されているように、授業には仕込みがあり、作戦をしっか
り立てることで今後努力をしていきたいと思います。(中学校教師)

◎なるほど英語指導術
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話 の 福 袋
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 ◎中国・新疆の爆弾テロ取材の邦人記者3人、一時拘束される

【北京=佐伯聡士】中国新疆ウイグル自治区クチャ県での爆弾テロ事件
を巡り、同県公安当局は10日夜、事件の取材のため現地入りしていた産
経新聞中国総局の記者と、時事通信社の記者、カメラマンの計3人を一
時拘束した。

3人は派出所に連行され、約1時間半後に解放されたという。

          ◇

産経新聞社によると、同社で拘束されたのは野口東秀記者(44)。同日
夜、本人から同社外信部に「今、中国の公安当局に連行されている」と
携帯電話で連絡が入った。公安当局からは、五輪記者証で事件を取材し
ていた点について「逸脱行為」と指摘されたという。同社は「暴行は受
けなかったようだ」としている。

一方、時事通信社によると、拘束されたのは外信部の城山英巳記者(38)
と写真部の山崎秀夫カメラマン(42)。同社は「情報収集中」としてい
る。  8月11日1時42分配信 読売新聞



 ◎猛暑も一服 東京で連続真夏日の記録途切れる

10日の日本列島は関東、東北地方を中心に暑さがやわらぎ、東京の最高
気温は29/2度で、7月12日から続いていた連続真夏日(最高気温30度以
上)の記録が29日で途切れた。

気象庁によると、東京の昨年の連続真夏日は17日で、最長記録は平成 16
年の40日。気温が下がったのは、シベリアから南東へ移動中の高気圧が
北海道上空を通過した影響で、きょう11日からは、また暑さが戻るとい
う。 8月11日8時0分配信 産経新聞



 ◎輸入小麦価格20%アップへ、昨年4月以来4回連続値上げ

農林水産省は10日、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を、10月
から20%程度引き上げる方向で検討に入った。8月下旬に発表する。

2007年4月、10月、08年4月に続き4回連続の値上げとなり、パンやめ
ん類など小麦製品の店頭価格へも影響を与えそうだ。

日本は小麦の約9割を海外に依存しており、輸入小麦のほぼ全量を政府
が輸入して製粉会社に売り渡す仕組みだ。10月からの売り渡し価格は、07
年12月〜08年7月の輸入価格を反映させることになっている。

小麦の国際価格が昨年末から今春にかけてピークを付けたため、政府の
輸入価格は従来より20〜25%上昇している。

製粉会社への売り渡し価格は07年4月に1/3%、10月に10%、今年4月に
30%、それぞれ上がり、現在は1トン当たり6万9000円だ。これまでに、
レストランなどで使う業務用の小麦粉や食パン、カップめん、スパゲティ
など幅広い食品で店頭価格への転嫁が広がっている。  
8月11日3時2分配信 読売新聞



 ◎副大統領候補指名遠のく?  クリントン氏の演説日決定

【ワシントン10日共同】米民主党は10日、今月下旬にオバマ上院議員を
大統領候補に正式指名する党大会の日程を発表、注目のヒラリー・クリ
ントン上院議員は大会2日目にメーンスピーカーとして演説することが
決まった。未定の副大統領候補の演説には3日目があてがわれており、
クリントン氏が副大統領候補に指名される可能性は遠のいたとの見方が
浮上している。

ただハワイで夏休み中のオバマ氏は副大統領候補人選についてコメント
を避けており、クリントン氏が指名される可能性も完全には消えていな
い。

党全国大会組織委員会によると、大会は25日から28日にかけて、コロラ
ド州デンバーで開かれ、クリントン氏は26日に登壇。同日は米国で女性
参政権が保障されてから88周年に当たる記念日で、女性初の大統領を目
指したクリントン氏の見せ場としてオバマ氏側が最大限に配慮した格好
だ。



 ◎小学生ら35人が7キロ完泳 大村湾で心身鍛錬

特定非営利活動法人(NPO法人)長崎游泳協会(田中直英理事長)の
大村湾遠泳が10日、西彼長与町の長与港から時津町子々川郷の海岸まで
約七キロのコースであり、長崎市と近郊の小学生ら計35人が挑戦した。

遠泳は心身の鍛錬を目的とした恒例行事で、6年前から大村湾で実施。同
協会が長崎市民総合プールで開く夏季水泳教室に通う小学4年生から高校
1年生までの子どもたちが参加した。

午前10時すぎに長与港をスタートした子どもたちは夏空の下、「よーい
こーら」と伝統の掛け声で息を合わせながらゴールを目指し、出発から
3時間23分後までに全員が見事、完泳。ゴールで待ち受けた保護者らから
拍手で出迎えられた。

初めて参加した長崎市立西町小4年の尾藤友香さん(10)は「海水が鼻に
入ったりして苦しかったけど、最後まで泳ぎ切ることができてよかった」
と笑顔を見せた。 長崎新聞  8月11日

 
 
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反     響
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 1)たしかに、中国という存在は、厄介な国に映ります。日本がこれま
で政治経済面で大変な協力をしてきたのに、国民には相変わらず反日教
育。 

ただ、今後は情報が公開されて、中国国民は中国政府の隠蔽体質から解
放されて、日本に対する見方も変わってくるだろう。歴史の真実は必ず
明らかにされると信じたい。 

近代化の歴史において、日本の方が、はるかにレベルが高い道を歩んで
きた。その意味で、日本の中国への功罪も、両面で、もっときちんと評
価される日も来るだろう。

とにかく、日中関係は過渡期であり、両国の関係が成熟するには、まだ
相当な歳月がかかるだろう。歴史的に、中国の存在なくして、日本はな
かったと言えるが、現代中国も日本の存在なしには有り得ないと思う。
そのような意味で、現在の日中関係は、大きな歴史的成熟の流れにある
と思う。

日本も腹据えて、隣人として、中国社会の民主化の歩みに力を貸してい
けばいいと思う。 

あまり近づき過ぎると危険だが、共産主義の唯物大国、中国に、惟神
(かんながら)の精神大国、日本が誠の手を差し伸べて、新しい社会に
導いていくことができれば、……。

ブッシュの裏切りと書いた、中西輝政は、ナイーブで素晴らしいと思い
ます。優秀な頭脳を持ちながら、日本人の素朴な感性を併せ持つ中西氏
の論説に、呆然とする必要はありません。もっと、同じ日本人としてプ
ラス思考で考えてあげてほしいと思いました。(匿名希望)


主宰者より:日中友好は中国共産党が中国を支配している間は永久に実
現しません。開放改革路線をとった結果、不要になった共産党が人民に
存在理由を示すためには日本を敵視する以外に無いからです。

「日本と戦って勝利を得たのは共産党指導下の人民解放軍だった」と歴
史改竄の教育をしているのです。時間が解決するような甘いものではあ
りません。日本と戦ったのは蒋介石の軍。人民解放軍(八路軍)の相手
は蒋介石軍(国民党軍)。内戦に勝っただけ。



 2)貴誌1278号の内田氏「世論調査のトリック」を読みました.

下名,数年前まで技術畑の研究者・管理者として仕事をしておりました.
新機能開発や新製品コンセプトにおいて関係者にアンケートを取ること
がよくありましたが,質問の仕方,回答の選択肢の表現の仕方でアンケ
ート結果が大幅に変ることがあり,また,アンケートに関する研究論文
や,各種調査結果でも様々な「偏向効果」があることを知りました.

従い,私はアンケート調査にも結果にも基本的に関心を寄せません.あ
んなものは己の提案を通す為の「嘘も方便」として活用する道具以上に
はならないものです.

新聞社はそれを知っていて利用(=悪用?)しているはずです.そうでな
ければどうしようもないアホ新聞社です.

過日の露骨な典型は,NHKの「地球温暖化問題是認番組」のWeb上
アンケートでした.兎に角「まず地球温暖化ありき」の質問でしたので,
どうにもこうにもなりませんでした. 2008/8/10  大阪



 3)最近「頂門の一針」の拝読を始めました。貴重な情報を有難うご
ざいます。 1272号の渡部様の記事、「外国人拒否の日本人学校」の中に
一つ気になる箇所がございました。

「昭和16年、アメリカと戦争を始めた日本、が英語の使用を一切禁じた」
とありますが、これはたいへんな誤解だそうで、日本政府は一切こうい
う措置は取っていなかったそうです。

その証拠は高島俊男氏の著書『お言葉ですが』というシリーズの数箇所
に詳しく出ておりますが、一番分りやすいのは、昭和19年発行の(旧
制)中学の英語教科書に、”Admiral Yamamoto”とい
う項があり、そこでは軍神となった山本五十六提督の生前の事跡が取り
上げられているとの事です。

その他いろいろと動かぬ証拠が挙げられていますが、高島氏によります
と、皇后陛下のご講演、『橋をかける』にも同じ誤解が語られているそ
うで、この誤解の深さに深く嘆息しておられました。

今、手許に資料がございませんが、『お言葉ですが』は高島氏が週刊文
春に11年にわたって連載されたコラムを順次単行本で11冊発行済み、
またその大半はすでに文 庫本化もされております。(豊田)


主宰者より:高島さんの仰る事なら従います。訂正します。



 4)太田農水相のこの発言が大いに問題になっている。私はことの当
否は別にしても、大臣の立場から言うべきことではないと考えている。

では、日本の消費者が本当にやかましいのかを、20年以上もアメリカの
製品を日本国内で販売する仕事を続けてきた経験から考えてみる。

私はやかましいと言うよりも「(アメリカとの対比では)病的に近く厳
しい」、「細かい点をゆるがせにしない」、「衛生面にはことの他煩い
というか、厳格に対処してくる」、「アメリカ的な基準で考えれば“揚
げ足取り”的なクレームが多い」という方が正確であると思う。

「本国では絶対に問題にならないような問題までクレームとして受け入
れ補償しなければならないような日本市場に何のために売らねばならな
いのか?」と言って嘆いた同業者がいた。そのメーカーは「アメリカの
優秀な製品」として日本で立派に通用する品質を早い時点で達成した。

だが、私は「やかましい消費者」が多いとは到底考えられない。私は食
品用の容器となる原紙を扱っていたので、日本市場の安全面に対する厳
格さ、几帳面さが諸外国と余りにかけ離れていたと認識していた。

食料品・飲料メーカー、容器加工業者、我々のような容器の原材料供給
者が最も対処と対応が困難な事態はと言えば、一部の厳格な消費者が問
題点を食品ないしは容器に発見すると、「お恐れながら」とばかりに保
健所に届け出ることだった。

このような形で対処されると、ことが大きくなって簡単には事件を収拾
できなくなるのである。このような特別な消費者を「やかましい」と言
うならば解る。

業者側としては、自分たちにクレームを申し入れて頂いた方が対応しや
すいのである。だが、一部の消費者はそうは考えていないので、業者側
が苦しめられてきたのである。

私は一消費者としてはそのような細かい苦情を言うことを考えたことは
ない。何故ならば、日本の品質管理の技術を、製造能力を信じていたか
らである。

長い導入部であったが、言いたかったことは「消費者と一括りにした点
が太田大臣の誤りである」なのである。

だが、さらなる発言の問題点は「その厳しさや、やかましさに耐えて日
本市場に認められ通用する製品を作り上げることが進歩に繋がってきた
と」を考えていないことである。

日本の食品メーカー、その容器メーカー・コンバータは常に消費者の
「食の安全」を厳格に考えていることを看過されては困るのである。そ
の厳しい基準を突破することは容易ではないのである。その厳しさが世
界に比類なき技術を育てたと言って過言ではあるまい。

太田大臣にも、野田大臣にも、福田総理にもこういう日本市場の良い点
をご認識願って、良い政治をして頂きたいものである。以上 前田正晶 



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身 辺 雑 記
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昨夜(10日)、東京湾岸には「百姓泣かせの雨」が降ったらしい。公園の
あちこちに水溜りが出来ている。昔の百姓は専業農家。日中、晴れてい
る限り野良に出なければ怠け者と言われるから、夜中に降る雨は百姓を
休ませない雨。日中に降ってくれれば休めるものを。

今はみんな機械を使ってやる農業。父ちゃんだけが務めの傍ら土日だけ
野良に機械を出すだけ。爪に泥の詰まる事も無いし、猫背、蟹股、腰曲
がりとも無縁になった。しかし食糧の自給率を大幅に下げてしまった。
これは百姓の罪ではなく、農業政策の誤りである。

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