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頂門の一針 1043号  (07・12・31(月)

発行日:12/31

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 わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1043号
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         平成19(2007)年12月31日(月)



                                     大晦日に死ぬと:渡部亮次郎

                   ”無視界飛行”に備える改造人事か?:古澤 襄

                         厳しい法律改定必要猟銃所持:内田一ノ輔

                                   「老人力」への期待:平井修一

                           福田総理の投球は尊敬する:前田 正晶

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1043号            発行周期 不定期(原則日曜日発行)
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大晦日に死ぬと
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       渡部亮次郎

死ぬ日を選ぶ事はできないが、大晦日に死ぬと新聞の年表には残らない。
新聞の大晦日に載る年表は前日までに作られるから、その人は、その年
の逝去者名簿に載らない事になる。

その人の1人が牛場信彦(うしば のぶひこ)氏である。1984(昭和59)年12
月31日ニ75歳で死んだ。福田赳夫内閣で外務大臣園田直の脇で対外経済担
当大臣を勤められたからよく知っている。

牛場 信彦氏は1909年11月16日に生まれた。兄に近衛文麿秘書官を務めた
牛場友彦がいる。

東京府立一中、第一高等学校を経て、昭和7年、東京帝国大学法学部卒業。
同年、外務省入省。戦時中はドイツ、イタリアとの枢軸支持の外交官と
して活躍した。

戦後になると、武内龍次、黄田多喜夫ら、のちにこれらの事務次官とな
る2人のあとを受けて、新制・通商産業省3代目通商局長(在任:1952年8月
1日―1954年7月15日)に就任。

以後、外務省経済局長、駐カナダ大使、外務審議官、事務次官を歴任した。

昭和45〜48年(1970年〜1973年)、沖縄返還交渉、日米繊維摩擦の交渉
大詰めの時代に駐米大使を務め、全米50州余りを相互理解促進のため講
演行脚に勤しんだ。

昭和52年(1977年)には、福田赳夫内閣にてその識見・人望の厚さを買わ
れ、対外経済担当大臣に就任、欧米との経済摩擦緩和に東奔西走した。

昭和59年(1984年)、日米諮問委員会(日米賢人会議)では、日本側代
表を務めた。1984年12月31日没。享年75。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

当時、外務省では「牛場さんの後につくときは気をつけろ、怪我をする」
と言われていた。牛場さんはドアを開けて入ると、後に従ってきている
部下の事など忘れて、後ろ手でドアを閉めてしまう。後ろの人は顔に怪
我をする、ということであった。

対外経済担当大臣。国際経済問題に園田は弱いという評価を福田首相が
下したわけで、園田氏は面子を潰されたわけだが、牛場さんには特別に
外務省内の部屋を牛場大臣室として提供するなど気を遣った。

牛場さんもまた園田氏に気を遣い、日に1度は必ず連絡に現れた。秘書官
として見ているとそれは実に微笑ましい風景だった。

牛場さん、若い頃はカミソリだった。部下の課長に「君、あれはどうな
ったかね」と聞いて課長が「ハ?」とでも言おうものなら「キミ、家に
帰りたまえ」といった。局長と課長のキミとで「あれ」という懸案は1つ
ぐらいしかない。それを「ハ?」とはなんだ、という事だった。

沖縄返還の実務をアメリカ大使として取り組んだ。それも並みの大使で
は無い・部下の書記官まで動員して上院、下院議員の説得に当らせた。

2007・12・30



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”無視界飛行”に備える改造人事か?
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                古澤 襄

ここにきて1月内閣改造論が出ている。震源地は森喜朗元首相で、古賀
誠選挙対策委員長、青木幹雄前参院議員会長、町村信孝官房長官らと意
見を交換している。中国訪問中の福田康夫首相は「正月が過ぎて、来年
の日程などをよく考えた上で考えたい」と否定も肯定もしていない。

安倍内閣の初人事はお粗末を絵に描いたものであった。自民党が参院選
で大敗した原因はお粗末閣僚が次々に惹起したミステークの連鎖だった
といえる。その反省もあって改造した今の閣僚の顔ぶれは比較的手堅く
合格点ではないか。

だが、この顔ぶれのほとんどが安倍前内閣の受け継いだ「居抜き」人事
だから、福田内閣らしい本格人事を行って激突が予想される通常国会に
備えるというのが森構想。

改造に積極的な森氏は「(今の内閣の顔ぶれは)安倍前首相がつくった
内閣だから、福田首相はやってもらいたい人にポストに就いてもらった
方がいい。(通常国会召集までに改造することが)本当はあるべき姿だ」
という。

たしかに現閣僚の中には通常国会の前に変えておいた方がいいという人
物がいないわけではない。しかし大きなポカをしているわけではないか
ら、ここで大幅改造をして人事を入れ替えるのはリスクを伴う。人事で
本格的な「福田カラー」を打ち出したい思惑が逆目にでることだってあ
り得る。

何事も慎重居士の福田首相のことだから、あえてリスクをおかす気にな
るかどうか。兄貴分の森氏の言うことだからと言って、「ハイ、それで
いきましょう」とはいくまい。

無事に洞爺湖サミットを仕切ったうえで内閣改造をして総選挙に備える
という常識的な選択肢も頭をよぎっているのではないか。

しかし、これから迎える通常国会は戦後初めてといってよいほど先が見
通せない”無視界飛行”になる。おまけに年金問題や薬害肝炎問題の対
応の遅れから内閣の求心力が急落している。熱烈歓迎を受けた中国訪問
は成功裡に終わったが、福田内閣の支持率が急上昇に転じるとは思えな
い。

むしろ穏健派の福田カラーとは異なる強行突破の連続技で通常国会を乗
り切ることを迫られるであろう。平常時なら現体制で洞爺湖サミットま
でいきたいのだろうが、戦時態勢に入るのだから先のことは考えずに万
全の布陣でいこうというという決断に至るのでないか。あえて改造のリ
スクをおかす気がする。

その腹が決まれば一気呵成に改造の人事構想を固めて、一月中旬に内閣
改造に踏み切るのではないか。それは福田カラーをだすというような悠
長なものではない。通常国会を強行突破の連続技で乗り切る”戦時態勢”
内閣の布陣になるのではないか。

杜父魚ブログの全記事・索引リスト(12月28日現在1343本)



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厳しい法律改定必要猟銃所持
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           内田一ノ輔
 
最近日本でも銃類による事件・事故が多発している。

暴力団や右翼が拳銃を用いた殺人事件や発砲事件が年十数件起きている
が、こちらは警察の手には負えない状況である。密輸の他、米兵がらみ
の物も多いのは知られているが政府として弱腰で手が打てていない現状
である。

交通取締りのようにノルマを与えられた警察官が、自作自演の拳銃押収
をしていると週刊誌に報じられている始末である。

民間人による猟銃の事件・事故もセンセーショナルに新聞・テレビを賑
やかしている。暴力団による拳銃使用はもちろん「NO」だが、猟銃によ
る事件・事故は殆どを未然に防げるのではないか。

猟銃も武器・凶器になり得るのは間違いない所である。スポーツ用具と
いう性善説を前提とした法律等の規制を厳しくし、猟銃の「管理違反者」
には拳銃所持と同様な処罰をする等でも良いのではないか。我々庶民に
とって「正しく管理されていない猟銃」と「拳銃」の危険性や恐ろしさ
に差異はないのである。< /div> 

父親が弾丸を篭めたままの猟銃を、剥き出しのまま自宅で手入れし、わ
ずかな隙に幼い子供が訳もわからず引金を引いてしまい、幼弟を死なせ
てしまったという悲惨な事件が報じられていた。

これは事故ではなく、絶対に有ってはならない父親による管理違反事件
である。父親は「弾が入っているとは思わなかった」と報じられていた
が、この男に猟銃を扱う資格は無い。猟銃の扱いには慣れているとの錯
覚が、絶対にしてはいけない行為を犯し、愛息を死なせてしまった。あ
えて言わしてもらえば殺してしまったのである。
 
詳しい規則は承知していないが、猟銃を使用する場所は、「射撃場」か
「猟の出来る場所」に限られる筈である。また日本国内では「泥棒に入
られても、対抗手段としての猟銃使用は認められない」筈であり、自宅
に猟銃と弾丸の両方を保管する必要は全く無い。弾丸は指定した業者・
団体に保管することを法律で義務付ければよいのではないか。
 
アメリカの大部分の州では、銃の所持を認める憲法修正第2条の存在が有
り、「規律ある民兵は自由な国家の安全に必要であるから武器を保持し
携帯する国民の権利はこれを犯してはならない」。実際には、たとえ生
後1ヶ月の子供でも、憲法で所持する権利がある。

しかし規制は厳しく、ロッカーに保管する等の義務が課せられ、違反者
は厳しく処罰される。アメリカ映画を見ても子供の手の届かないクロー
ゼットの上に保管する場面をよく目にする。
 
殺人事件の凶器として猟銃が使われるケースも少なくない。12月に起き
たプールでの乱射事件では、犯人の性格や素行を知る近所の住民が、猟
銃を持たせるのは危険であると警察に訴えたが適切な対応が取られてお
らず、今回の事件を未然に防ぐことが出来ていない。

最近の警察は、住民から訴えが有っても、事件が起きないと何もしない
傾向であり、この様な警察の不作為により発生した重大事件は少なくな
い。「防犯」と言う言葉は死語となってしまったのか。

警察官のサラリーマン化を懸念する。そう言えば、交通事故を起こした
ドライバーが逆上し、小さな棒を振り上げただけで、見物人を追い越し
て警官が逃げていた様子をTVに放映され、国民に嘲笑されていた場面を
思い出した。
 
銃砲刀剣類類の所持許可については次の通りである。

都道府県公安委員会は、次の者に銃砲・刀剣類の所持を許可してはなら
ないとしている。 

* 18歳に満たない者(一部の銃砲については14歳に満たない者)。

* 精神障害又は発作による意識障害をもたらし、その他銃砲又は刀剣類
の適正な取扱いに支障を及ぼすおそれがある病気として政令で定めるも
のに罹っている者。 

* アルコール、麻薬、大麻、アヘン又は覚せい剤の中毒者。 
* 自己の行為の是非を判別し、又はその判別に従って行動する能力がな
く、又は著しく低い者。

* 住居の定まらない者。 

* 許可を取り消された日や、この法律によって処罰された日から起算し
て5年を経過していない者。 

* 集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行
為で、国家公安委員会規則で定めるものを行うおそれがあると認めるに
足りる相当な理由がある者。 

* 他人の生命若しくは財産又は公共の安全を害するおそれがあると認め
るに足りる相当な理由がある者。 

しかし、最後の項の「・・・・と認めるに足りる相当な理由がある者」
と認定する行為は、記述が曖昧である分重みがあり、不許可とするには、
それなりの根拠が必要となる。猟銃所持許可に関しても、前科や個人ノ
ートに記載のある者のみを対象とせざるを得ないのであり、猟銃殺人を
犯した者を事前に不許可の対象とは出来ないのが現状である。
 
 猟銃所持許可をした者に対しての対策として、同法の24条「銃砲刀剣類
等の一時保管等」では警官の職権乱用を注意するとともに、次のように
書かれている。

・検査(1項)

警察官は、銃砲刀剣類等を携帯し、又は運搬していると疑うに足りる相
当な理由のある者が、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断し
て他人の生命又は身体に危害を及ぼすおそれがあると認められる場合に
おいては、銃砲刀剣類等であると疑われる物を提示させ、又はそれが隠
されていると疑われる物を開示させて調べることができる。

・警察官による一時保管(2項)

警察官は、銃砲刀剣類等を携帯し、又は運搬している者が、 異常な挙動
その他周囲の事情から合理的に判断して他人の生命又は身体に危害を及
ぼすおそれがあると認められる場合において、その危害を防止するため
必要があるときは、これを提出させて一時保管することができる。

ただし、本条に基づく「検査を拒んだことによる罰則」は設けられてい
ない。
 
2007年11月30日改正銃刀法が公布され罰則が強化されたが、けん銃を所
持しアパートに立て篭もった犯人の発砲により2名の警官が死傷した事件
を受けたもので、主にけん銃に関するものである。

発射罪(団体の行為としてのけん銃等発射罪-無期若しくは5年以上の有期
懲役、又は3000万円以下の罰金併科)、営利輸入罪(罰金の上限が3000万
円に引き上げ)、複数所持罪の新設(1年以上15年以下の懲役)。
 
現在日本国内には、30万〜40万丁の猟銃・ライフルが有ると言われてい
る。私にとって猟銃もけん銃と同様に見ただけで恐怖心を感じさせる。

弾丸は家庭での保管は禁止し、「猟銃を所持し正しい管理を怠った者」
は「拳銃所持者」と同等の犯罪と見なし処罰する様な厳しい法律改定を
望む。



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「老人力」への期待
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        平井 修一

三省堂の漢和辞典によると、「老」には、「年をとって衰える」という
意味のほかに、「ものごとに通じた有徳の人」「経験者。経験を積んで、
ものなれた人」「老練、老熟」「ものに長けた人」の意味がある。

小生にとって「老」とは「ものに長けた」の意であり、「高齢者」は単
に年を食った人で、そこには畏敬がないから、小生は「老人」と呼び、
「敬老」する。「翁」という言葉も好きだ。

赤瀬川原平が「老人力」という本を15年ほど前に書いており、上記の趣
旨を述べている。

ヒルティの「幸福論」はなかなかのもので、「ふむふむ」と納得するこ
とが多い。まあ、よく世間や人間を観察している。

<「人間とは何か、どこから来て、どこへ行くのか」・・・

これは疑問中の疑問である。非常に浅薄な、あるいは動物的な人でない
限り、だれでも少なくとも一生に一度は、この疑問の答えを求めようと
する。そして、残念ながら、たいていの人はこの答えを得ないままこの
世を去るのである。・・・

そのような陰気な「結局何にもならぬ」考えなど、すぐさま、きれいさっ
ぱりと頭の中から追い出して、(多くの人は)こう言うのだ。
「食い、かつ飲もう。明日は分からないのだから」(イザヤ書22の13)>

小難しいことなんて、考えるだけ無駄だよ、解答がないんだから。将来
なんてどうでもいいよ、今を楽しく過ごせればいいじゃん、ということ
か。ま、それはひとつの真理だろう。

で、ヒルティは「あなたはそれでいいのか、それで幸福か、虚しくはな
いか、幸福とはそういうことではあるまい」と問うのである。そして、
幸福とはこれではないかと語るかける。

<時間がない、忙しいというのは、(実は)我々が地上で得られる幸福
の最も重要な要素ではあるまいか。人間の幸福の最大部分は、たえず続
けられる仕事とこれに基づく祝福(喜び、評価)からなっている。

この祝福が、(苦労も多い)仕事を喜びに変えるのだ。(自分に合い、
人からも評価される)正しい仕事を見出したときほど人の心を愉快にさ
せることはない。幸福になりたければ、何よりも先ずそういう仕事を探
すことだ。

失敗の生涯は、全然仕事を持たないか、仕事が少なすぎるか、あるいは
正しい仕事をもてないことに根本の原因がある>

いいことを言うなあ。古典は100年、1000年の読者の評価に耐えてきたの
だから、珠玉の言葉が伝承される。100冊の新刊本より1冊の古典のほう
がはるかに有益だと小生は思う。

それはさておき、メルマガを発行するとか、ブログを発信するとかは基
本的に無償であり、賃金労働ではないが、これは慈善事業やボランティ
ア、奉仕活動のように一種の「仕事」(vocation 天職)だと思う。

この世を良くしたい、そのためにはこういう考え方がある、こんな方法
もある、ということを発信することは、第一線を譲ったものの経験、見
識のある「長老」の仕事だろう。ネットがそのツールを与えてくれた。
「老人力」に引き続き期待したい。



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福田総理の投球は尊敬する
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          前田 正晶

総理は年末で国会が延長されている時期に訪中)され、人民大会堂で温
家宝首相とキャッチボールの場面がニュースで放映された。温家宝氏の
投げ方は論評に値しないが、総理の投球の素晴らしさには瞠目させられ
た。

詳しく言えば、年齢を差し引いてもお世辞にも見事なフォームではない
が、スピードが凄いという点を指摘したいのだ。

かく申す私は中学1年(1945年)から正式に蹴球部でサッカーを始めた。
野球もその頃からサッカー以外の遊びとして取り組んでいた。我が湘南
高校は1949年にたった1回出場した甲子園で優勝している。

その時の野球部のメンバーが同級に3人もいたので、野球も彼らと楽しん
でいたのである。このいわば裏技の野球は社会人になった後も会社の野
球部で32歳頃まで楽しんでいた。

サッカーは形だけでも大学まで続け、卒業後も1960年までコーチの真似
事をしていた。しかし、サッカーはそこで一旦中断。1978年頃に藤沢四
十雀というクラブで本格的に再開して約2年間続け、1997年にフットサル
を始めて2005年までやっていた。

すなわち、中断期間を含めれば52年という年月を経ている。

一方、身体を適当に鍛えて老化を防止するために、1976年からジムでウ
エイト・トレーニングも開始していた。水泳も少し本気になってやって
見た。ジムには心筋梗塞から立ち直れた現在でも隔日に通って、ウオー
キングとストレッチは欠かさない。

すなわち、今日までに全身の筋肉を動かすと信じているサッカーは実質
的に述べ25年以上、野球も10年以上の経験があった。両方とも身体が覚
えていると信じていた。

だが、97年に一寸したブランクの期間を経てフットサルに挑戦してみて
驚いた。身体がサッカー用に動かなかった。蹴ることは何とかなったが、
どうしてこうなるのかと呆れるほど身体が反応しなかった。

過去に十分に馴染んできたサッカーを身体が忘れていたのである。他人
がどう見たか知らないが、守りに行く時の姿勢等まるで思い出せなかっ
た。

パスを受ける時の形もこれでは素人だと解るほど様にならない。それで
も約1時間走り回っても翌日筋肉痛を感じなかったのは、ジムで身体を動
かしていた成果だろうと思っていた。

ところが、昨年の春頃で退院後のことだったが、我が家のそばにある新
宿区営野球場の外で準備運動をしていた少年野球ティームからボールが
転がってきたので、拾って投げ返そうとした。

しかし、投げようとしても身体が、腕が全くどう動いたらよいのか解ら
ないのであった。思い切って投げてみると見当違いの方向にボールが飛
んでいった。何とも言えない気持ちだった。

暫くして今度は野球場のネットを超えてファウルボールが飛び出してき
た。これも大した高さでもないネットを超えられると信じて投げ返そう
との野望を持って試みたが、全く駄目だった。

情けなかった。加齢も原因かも知れないが、ここでも筋肉が「投げる」
動作を忘れていたと思い知らされた次第であった。

漸く総理礼賛である。野球少年だったと報道されているが、運動部の所
属してとは聞いていない。だ政治家としてあの年齢で「投げる筋肉」を
鍛えている暇があったとは思えないし、第一、沢山あっては困る。

それにも拘わらずあのスピードと目標を外さないコントロールには脱帽
である。尊敬申し上げますと言いたいのである。そして、何とぞキャッ
チボール以外にも尊敬に値する総理大臣になって頂きたいと申し上げて
終わります。123007新宿少数民族の声 #315



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話 の 福 袋
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 ◎桃屋の「メンマ」は中国産

メンマを買った。シマダヤの130円のは多分中国産だろうから信用が置け
ない、それなら桃屋の方がきっと安心できそうだと220円の壜詰めも併せ
て買った。

家に帰ってから表示を見ると、同じメンマなのにシマダヤには原産地表
示がない。多分言いたくないのだろう、中国産に決まっている。一方、
桃屋はどうかと言うと、あれ、それはないだろう、「中国産」だって。

桃屋というのはブランドである。食の安全、安心にしっかり気配りして
いるだろうに、「毒菜」と言われる中国産はないだろう、変な話だ、と
ラベルを見直したら、欄外に「台湾産の竹の子を使用」とある。

おいおい、それなら最初っから「台湾産」と明記すればいいのに、桃屋
は何を考えているのか。多分、中共に遠慮しているのだろう、中共から
「毒菜」をどっさり輸入しているのではないか。怪しいものである。

桃屋のホームページを見たら案の定、

<平成8年 珠江食品工業有限公司(中国)の買収、フリーズドライ商品
の拡充>とある。

桃屋のラッキョウや海苔は中国産か、それとも台湾産か、国内産か、ど
ちらなのか。

昨日は「里」という和食のファミレスで昼食をとったが、「安心宣言」
と題するパンフレットによると、同社は食材仕入金額の4分の1が中国産
(24.8%)だ。安心だ、安全だと言うが、中国の生産現場で常に目を光
らせているわけではないだろう。監視の目をくぐって手抜きをするのが
中国のやり方ではないのか。

「里」には2度と行きたくないが、ファミレスなどはコスト削減のため
に大量に中国産を使っているだろう。町の中華料理店も横浜の中華街も
同様だろう。「チャイナ・フリー」をお願いしたいものだ。

ちなみに桃は台湾の国花である。桃屋は台湾にこそ敬意と礼節を尽くす
べきで、台湾産を中国産などというのは屈折した「偽装」ではないのか。
平井修一


  ◎「八丁みそで頭よくなる」 名古屋市大院教授らマウス実験

愛知県岡崎市に伝わり、独自の製法で知られる八丁みそに、脳の学習能
力を向上させる効果があることを、名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授、
原田直明准教授らのグループが、マウスの実験で突き止めた。

岡嶋教授は「この地方が戦国時代に三英傑を生み、岡崎出身の徳川家康
は天下を治めたのも、八丁みそと関係があるのかもしれない。ぼけ防止
の効果も期待できる」と話している。

岡嶋教授らは、5匹ずつのマウスに八丁みそと普通の豆みそ、みそ以外
のえさを4週間食べさせた。その後、それぞれのマウスを直径120セ
ンチの円形プールの中で泳がせ、直径10センチの丸い台を探して到達
するまでの時間を計測。

その結果、豆みそと普通のえさを食べたマウスに比べ、八丁みそを食べ
たマウスの到達スピードは3日目以降急激にアップし続け、目的の台を
探し出す学習能力が向上していることが分かった。

脳の学習能力をつかさどる海馬の神経細胞を活性化させるタンパク質
「インスリン様成長因子−1」(IGF−1)の濃度をはかると、八丁
みそを食べたマウスの方が、豆みそや普通のえさを食べたマウスに比べ
て1・8倍に増加していることが分かった。

知覚神経が刺激を受けると、神経末端からアミノ酸の複合体「CGRP」
が放出され、CGRPが若い細胞に働きかけIGF−1の生成を促進す
るというメカニズムが分かっている。

 豆みそと八丁みその製法は発酵まで同じだが、八丁みそはその後、約2
年半、石積みしたたるの中で熟成させる。岡嶋教授は「熟成期間にIG
F−1生成を促進させる何らかの成分ができているはずだ」とみて、成
分の特定を急いでいる。(中日新聞)2007年12月30日 07時23分


 ◎「ジャンボ門松」出現 茂原 交通安全呼び掛ける

千葉県茂原市真名の茂原街道沿いに、高さ7・5ートルの「ジャンボ門松」
が出現、師走の慌ただしい中で「交通安全」を呼び掛けている。

茂原交通安全協会茂原支部(大和久靖武支部長)二宮地区が、通行する
車両に安全運転を訴えるため21年前から続けている年末の恒例行事。

同地区の角田輝雄地区長や大和久支部長ら地区の指導員八人で製作。ド
ラム缶を土台に、地元でとれる真竹や黒松、ワラなどを使って完成させ、
道路両側に設置した。

門松には「思いやり ゆとり運転 千葉の道」の標語が書き込まれ、掲
げられている。また、飲酒運転撲滅のノボリ旗二基も取り付けられた。
千葉日報 2007年12月30日13時48分
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1198990111
 

 ◎「暑さ対策」日本一を 最高気温観測の多治見

「暑い」−。今夏は何度、この言葉をつぶやいただろうか。忘れもしな
い8月16日午後2時20分、岐阜県多治見市は国内観測史上最高気温を74
年ぶりに更新する「40・9度」を記録した。

とにかく、季節全体を通しての“炎夏”だった。連日、朝から照りつけ
る日差し、こもるような熱気に襲われ、一歩外へ出れば、あっという間
にシャツは汗でぐっしょり。最高気温が35度以上の「猛暑日」が8日連
続となったあの日、暑さはピークを迎えた。

例年、日本一の高気温を記録することが多い多治見市。それでも「記録
更新の40・9度」のインパクトはすごかった。暑さに慣れている?多治見
市民もこの数字にはたまげ、消沈したのではないだろうか。

「肌にベトッと食い付いてくるような暑さ」「皮膚が焼けるように痛い」
「扇風機の風も温風」などと悲鳴にも似た声を次々に聞いた。

市は、公共施設での打ち水や中心市街地での散水、防災無線やメールに
よる熱中症への注意喚起などを実施したが、あくまで一時的なもの。緊
急の高気温対策会議を開き、対策を話し合ったものの、具体的な検討は
先送りとなった。

   ×   ×

一方、「暑さ日本一」で一躍、全国的な知名度が上がったことから、観
光PRに生かそうとの動きも見られた。ちょうど今年、誕生したばかり
の市の観光マスコットキャラクター「うながっぱ」のパネルに温度計を
持たせ、市役所やJR多治見駅などに設置。

古川雅典市長が、うながっぱの帽子をかぶって、うちわを配るなどした
が、やや“悪乗り”のきらいもあった。実際、本紙には読者から「苦し
んでいる人がいるのに、何が暑さPRだ」といった厳しい声も寄せられ
た。「暑さ日本一」は決して、めでたいことではない−。記者も報道姿
勢をあらためて見つめ直した。

多治見の暑さは「熱がたまりやすい盆地地形」や「名古屋への通勤圏と
して宅地開発が進み、緑地が減ったこと」などが要因とする識者もいる。
市はすでに10年ほど前から、市街地の緑化を進める「風の道構想」を
検討。本年度から、この構想も含めて地域温暖化対策への指針とする
「推進計画」の策定を進めるなど、環境問題への意識は比較的高い。

   ×   ×

2003年から毎年、地球温暖化対策などを話し合う場として主催している
「あっちっちサミット」も、来年は大いに注目を集めることになるだろ
う。日本一を誇るなら「夏場の過ごしやすさ」や「最高気温を前年から
どれだけ下げたか」といった視点で目指してほしい。

中日新聞 2007年12月30日

 
  ◎積雪8メートル、世界トップ級 立山・室堂、国際学会で来秋発表


富山県立山・室堂(2450メートル)地域でひと冬に積もる雪の深さ「積
雪深」が平均8メートルで、記録のある地域の積雪深としては世界トッ
プ級になることが立山カルデラ砂防博物館(立山町)の調査で分かった。


海岸から標高約3000メートルの立山まで直線で35キロという世界に例の
ない急峻な地形が生み出す現象で、来年秋に県内で開催される国際水文
地質学会で発表する。県は世界文化遺産登録を目指す「立山・黒部」の
文化的価値を裏打ちする材料として、文化庁にアピールする。

対馬暖流が流れ込む日本海沿岸は雪雲が発達しやすく、世界有数の豪雪
地帯とされる。中でも立山・室堂一帯は積雪量が多く、雪が吹きだまる
エリアは深さ20メートルに及び、春の立山・黒部アルペンルートでは
「雪の大谷」として人気を集める。

山岳地域の積雪は、風や地形の影響が大きく、室堂でも場所によって積
雪の深さが1−20メートルと大きく異なる。平均的な積雪深を探ろうと、
立山カルデラ砂防博物館の飯田肇学芸課長らが、平成9年から調査を始
めた。

室堂平で最も風や地形の影響を受けにくい平坦な場所を選び、毎年積雪
深を測定。14年に最高の9・30メートルを記録するなど、10年間の平均は
7・91メートルだった。

雪の密度や重さから冬季の総降水量が3000ミリになることも突き止めた。
夏の降水記録と合わせると年間で6000ミリを超え、こちらも世界トップ
級だった。

同博物館によると、ヒマラヤや南極などの極地は、雪が解けずに残り続
け、積雪の層自体は厚いものの年間の積雪深自体は1メートル程度。ヨ
ーロッパのアルプスも安定して雪は降るが、積雪深は立山に及ばないと
いう。

17年からは、立山一帯の積雪深を把握するため、国土交通省立山砂防事
務所の協力を得た。航空機で上空からレーザー光線を使い、一帯の積雪
深も計測。今冬は室堂に積雪計を置き、どのように積もるかを探る。

同博物館の飯田学芸課長は「立山では冬季に平均八メートルも積もった
雪が夏すぎにはすべて解けている」と話し、来年秋の国際水文地質学会
では、過去の研究データを基に立山でしか見られない積雪状況を発表す
る。

立山の雪は、富山に豊富な水資源をもたらす一方、土砂災害の原因にも
なる。県は世界文化遺産の登録に向けて、電源開発や砂防施設、立山信
仰などが、世界に例のない気象条件で生まれた人類の文化資産であるこ
とを文化庁に訴えていく。北日本新聞 2007年12月30日
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071230/9165.html


 ◎中国景勝地・九寨溝、20年後消失か=専門家

【大紀元日本12月30日】ユネスコの世界自然遺産に登録され、「地上の
妖精の国」として知られる中国四川省北部の自然保護区・九寨溝(きゅ
うさいこう)は、近年観光客や映画撮影などで入境者が激増し環境破壊
が懸念されている。2000年以降、九寨溝を訪れる観光客は毎年100万人を
超えており、このままで行けば20年後には九寨溝は消失してしまうだろ
うと専門家は指摘している。

香港「東方日報」によれば、年前の映画『 PROMISE -無極- 』の撮影で、
九寨溝に近い雲南省シャングリラ県(香格里拉県)の景勝地が環境破壊
の被害を受けた。このことから四川省の景勝地九寨溝では、この地区で
の映画撮影を謝絶することを決定し、この世界レベルの自然遺産を保護
しようとしている。

九寨溝管理局は「無極」の撮影隊によるシャングリラ県の環境破壊事件
が明るみに出た後、直ちに九寨溝風景区で調査を行い「九寨溝風景名勝
地区内での撮影行為に対する厳格な制限」を取り決め、保護区内の「中
心区と緩衝区」での映画撮影禁止を明確に定めた。これは中国の景勝地
では映画撮影に下した「遂客令(客を追い出す命令)」の先駆けとなる。

これらを受け多くの省市でも通知を出し、映画撮影を厳しく制限してい
る。安徽省環境保護局は、環境への影響を審査せずに黄山に入って撮影
することを禁じた。福建省の景勝地でも厳しい映画撮影制限を設けてい
る。河南省建設庁は省内景勝地での撮影には建設部門の審査が必要との
通知を出した。

1992年に世界自然遺産に登録される前から、「人間仙境(神仙の住む地)」
と称えられた九寨溝は多くの映画作品のロケ地に選ばれており、80年代
では『自己英雄出少年』(リトル・ヒーロー)、近年では『英雄(ヒー
ロー)』、『神雕侠侶』などがある。中でも『神雕侠侶』の撮影隊は景
観を壊したとして批判を受けている。
 http://jp.epochtimes.com/jp/2007/12/html/d81045.html


 ◎アインシュタインの予言

『アインシュタイン博士は1922年に来日した折り、以下のような日
本に対する奇妙なメッセージを残したと言われている。

「近代の日本ほど、世界を驚かしたものはない。この驚異的な発展には、
他の国と異なる何かがなくてはならない。日本は3000年の歴史を通して
一系の天皇を戴いてこれたということが、今日の日本をあらしめたと断
言できる。

私はこのような尊い国が、世界のどこかに一カ所くらいなくてはならな
いと常々考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争い
は繰り返されて、最後の戦いに疲れるときがやってくる。

その時、人類は本当の平和を求めて、世界的な盟主をあげなければなら
ない。この世界の盟主になるものは、武力や財力ではなく、あらゆる国
の歴史を遥かに越えた、最も古く、最も尊い家柄でなくてはならぬ。

世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰、日
本に立ち戻らなくてはならない。我々は神に感謝する。我々に日本とい
う尊い国を作っておいてくれたことを・・・」』−戦略論争と木村コラ
ムより抜粋−
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k6/160116.htm

この予言は偽書ともされているが、この予言を指揮者の金井敬氏は、
「世界が日本に感謝するのはその農業にあるのではないか」と話された。

食料をエネルギーに使い始めた人類の未来は大きく狂い始めている。ま
た、中国による汚染食品の影響も少なくない。アインシュタイン博士が
そこまで予想していたかどうかは分からないが、まさに食糧が人類の最
後の戦いの原因になるかもしれない。

イスラエルによるハイテク砂漠農業と日本の農業技術が世界を救う。そ
のことを予言に託したのか・・・。瑞穂の国の瑞穂が世界を飢えから救
い、世界から感謝される日も近い。お金での救いには限界がある。

現在、毎日更新中、「唸声の気になるニュース」から転載。
http://datefile.iza.ne.jp/blog/



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)はじめて投稿いたします。当方、45歳の小児外科医です。渡部様
のメルマ275号から読み始めてもう二年になります。話題に直接関連した
ものではないのですが、私には非常に印象的な事件でしたので、お便り
しています。

12/29の話の福袋にありました。「訴訟外4種類からも検出 血液製剤に
肝炎ウイルス」のニュースですが、最初、yahooのヘッドラインに出てい
た読売新聞の記事では、「はしかと気管支喘息の治療薬」とされていま
した。

しかし免疫グロブリンの製剤を気管支喘息に使う意味がわからず、読売
新聞のweb siteにその旨を投稿したところ、すぐに読売新聞から電話が
かかってきて、内容について意見を求められました。

しばらくして再度、同じweb siteを見た時には「気管支喘息」は削除さ
れていました。多分、私と同じ意見もあったのではないかと思いますが、
インターネットの双方向性をあたらめて感じました。

読売新聞が医療関係に強いのは、こういうところにもあるのかもしれま
せん(残念ながら産経の医療関係のニュースはいただけません)。
(TY 福岡)


 2)この一年 本当にありがとうございました 毎日毎日のご健筆 
本当に頭が下がる思いで拝読させていただきました真からのジャーナリ
ストと感服するばかりです

幅の広い話題の取り上げ方 豊かな知識に裏付けられた具体的な記事た
だただ驚きながら拝読させていただきました 勉強をしなければいかん
と反省させられることが多かったようです 重ねて感謝する次第です

今年は3回目の腸閉塞で散々な目にあいました 常に腹になにか異物を抱
え込んでいるようですっきりしません 食事も進まず ついに10キロ
も痩せてしまいました お陰で病院以外に家の中で静かにする日々が増
えました

もっとも医者にいわせると気持ちの持ち方ひとつとか 新年からはエン
ジンをかけ直そうと思っているところです

新聞はもうダメですね 朝日など読むに耐えない 読んでもそのまま 
この国の未来に向けて何の役割を果たそうとしていませんね 中途半端
な解説めいた記事ばかりです 今朝の主幹の宣言?など相当ズレてます

やはり 一つ一つの雑報をきっちんと積み重ねることを怠って いたず
らに 手を振り上げて論じようとしているので危なっかしくて読んでい
られません

社内の空気も淀んでしまっているとか 他紙もあまり変わりませんね 
新聞は相当真剣にあり方を考えて紙面を作って欲しいものです

渡部さんの原稿がほっとさせてくれわけです 引き続いてのご健筆を祈
念しますお世話になりました ありがとうございます 良き新年をお迎
えください (一)


 3)1038号と1040号の身辺雑記に書かれたことですが,ご自分で渡部
様を招いておいて随分失礼ですね.恐らく「俺はこんな著名人と知り合
いなんだぞ」と仲間に自慢したかっただけなのでは.

良いじゃないですか,こういう読者が自ら去ってくれて..メルマガは
来る者を拒めないので下手をすると「悪貨は良貨を駆逐する」ことに陥
ってしまいがちですが,発行者殿がポリシーを毅然と打ち出せば自ずと
理想的状態に収斂するのではないかと愚考いたします.メルマガ読者は
多けりゃ良いってものでもないです.

旧い流行語で恐縮ですが「バカは死ななきゃ治らない」のです.「反響」
を読むと,殆どの読者が賢明な方々ばかりに感じられます.初志貫徹く
ださい.

年末でまだ仕事しております.今年は元旦以外に2日しか休みませんで
した.来年も同じかなあ..神棚にお参りして家族と我が身の無事を感
謝申し上げる毎日です.良いお年をお迎え下さい.
2007/12/30  大阪


 4)政治家よ、奮起せよ。

小沢民主党は、国民のことなどまるで考えていないことがハッキリした。
彼は政治を弄んでいるだけである。国民の多くが生活苦の不安と戦って
いる時に、だらしなく口を開けて囲碁などに現を抜かしている場合では
ないだろう。

この男には国民の痛みが分かっていない。自らプッツンしたと公言する
位だから、そんな人物に国の舵取りなど任せる事はできん。

一時は、少しは期待できるかもと思ったが、杉林に生えた竹の子である。
根が張っていない。次の衆院選は大敗するだろう。

それだけに自民党はしっかりしなれれば困る。一旦国民の信を失ったら
回復は至難のことである。農地を1年遊ばせれば、元の滋養地に戻すま
で3年以上掛かる。決して遊ばせてはならぬ。

政治家の素質なき2代目、3代目はお引取り願う英断が必要である。ま
してや、付録で当選したに過ぎない杉村大蔵の公認など、選挙区は異な
れども笑止千万である。

選挙民の顔色を見るのが政治家ではない。大所高所から国家としての目
線で政治を掌ってこそ国家の威信を発信できるのである。重複するが、
今、日本は危急存亡の秋(とき)にある。

欧米各国は無論のこと、お隣の振興大国、破竹の勢いの中国からは確実
に狙われている。中国が狙うものは、日本の国土ではない。日本の先端
技術である。中国の学術能力は数段優れている。日本が660年掛かって
漸く到達した技術に、数年の手ほどきであっという間に、追いつきそう
な領域まで近付いている。

今は、日本の技術を盗み、それを真似る段階でも、次には日本に優るも
のを作り出すだろう。現に、宇宙ロケット、ジェット戦闘機、潜水艦に
新幹線と、次々に自力で作り出している。これ程短期間で事をなす国力
(頭脳)を備えていると言うことである。

曾って、英国が航空機のエンジンの発注を受け、1時代前の2流品を送
りつけたという。それを1発で見破った中国が抗議した。勿論、英国は
「最新のエンジンだ」としらを切った。

中国は1人の科学者の名前を出し再度抗議した。すると、英国は「手違
いがあったようだ」と、鉾を納め、新鋭機のエンジンを送りなおしたと
言う。英国は中国の実力を試したのだ。

日本は英国の真似ができない。これは、毛沢東時代の話である。

日本は、すべてオープンで正直過ぎる。外交駆け引きがまるでできない。
外交駆け引きに関する限りは、北に学ぶべきである。

原油の暴騰は近々日本経済を直撃するだろう。その様な時に自民党首脳
は何とUFO騒ぎに浮かれ、野党党首は呑気に囲碁に興じている。

まるで熱せられるフライパンの上で昼寝をしている様なものだ。目に見
えない世界の情勢に全く気付いてもいない様である。嘆かわしい。
歎きの田舎侍より。
        

 5)1024号の佐藤ライザ様の言われることに賛同というか納得します。
10月に台湾独立派の某氏の講演を聴きましたが、中国は日本の合併か併
合を狙っていると、彼なりの十分な根拠を上げて力説されました。

さらに11月には別の勉強会で元新日鐵副社長の中国論も聴く機会があり
ました。何れも結局は同じことを言われていると感じます。

福田総理はもともとその線に指向した方ですから、今回の訪中での振る
舞いに新味は感じません。ただ「君国売り賜う事なかれ」という一節を
思い出しております次第。

最早、相手の内懐に入って攪乱する巧妙な戦法を取って欲しいと願うだ
けです。MM

 6)山堂コラム197 「埋蔵金とは厭な言葉」でのご意見にはまったく
同感です。 UFOやら埋蔵金などは民放の特番に任せておけばいいのであっ
て、政治家が議論するべき話ではないと思います。

結局は使えないお金、「国 会議事堂も総理官邸も売ちゃう」のと「五十
歩百歩の埋蔵金」について、存在するとか、しないとか、やっぱりある、
あっても焼け石に水、、、などと的外れな議論に終始する政治家は自ら
の不勉強を恥じるべきではないでしょうか? 

しか も、UFOの件とはちがって、どうも大真面目に議論している様子。 
こんな政治家を送り込んだ有権者の一人として、聞かされているほうも
恥ずかしくなります。

「外国為替資金」について、コラムでは記載がなかったので補足します
が、これは政府が(日銀を委託して)過去に行ったドル買い介入の結果、
ドル建て米国債の形で政府が保有する資産の一部です。 

円高の時に実施したも のがそのまま残っているわけで、介入実施当時よ
り円安になっていますので、含み益が乗っています。 (1ドル120円超か
ら110円以下にまで円高となりましたので、含み益の部分 は大部分はす
でに喪失しているはずですが、、、)

資金源は為券という短期国債を発行して調達していますので、含み益部
分が「純」埋蔵金に相当します。この埋蔵金を掘り出して、歳入に繰り
入れる とすると、米国債を売却して、為替市場でドル売り、円買い(=
換金)をする必要があります。 

これは「円買い・ドル売り介入」にほかなりませんから、実施するとす
ると ドルは大暴落する蓋然性がきわめて高くなります。 ただでさえサ
ブプライム問題が波及して、ドル安に頭を悩ます、昨今の米国通貨当局
がこんな政策を認めるわけがありません。

つまり、(米国支配から日本が完全独立するのなら別ですが) この政治
家は実行可能性がきわめて乏しい話を真面目に議論しているのです。

もしくは、「外国為替資金」とか「財政投融資資金」 とは何かも知らな
いし、かつ、勉強しようともしないで、「「官僚どもが国会で追及され
ない特会(特別会計)を隠れ蓑にたっぷりヘソクリ蓄えておる」とわけ
のわからないことを真面目にいっている。

自分も、こんなやる気 のない男を国会議員にした有権者のひとりだと思
うと情けないです。憂国商人 


 7)どなたかが「後は野となれ山となれ」の造語として英語を書いて
おられました。 

これに当たる諺で私がアメリカ人どもから聴かされていたと思ったのが、
"After me (us) the deluge!"でした。そして何と言うことなく使ってい
ました。だが、得意の耳学問だったので、この度念のためとばかりに、
初めて辞書等で調べました。これが正解だったことが判明しました。

大した意味はないかと懸念しますが「自分が去った後に洪水が来ても知
るか」という辺りに似たものを感じます。ただそれだけのことです。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


遂に大晦日となりました・お世話になりました。来年もどうぞよろしくご
指導下さい。どうぞ良いお年を。私には葬儀続きの1年でした。

東京湾岸は今日も晴天。それこそ抜けるような青空。日本海岸の方々に
は本当に申し訳ない。

郷里秋田を何かと賑わしてきた代議士野呂田芳成氏(78)が時期総選挙に
立候補せず政界を引退すると産経新聞が31日付で報道した。


ご投稿、ご感想、ご意見を待っています。3221
…………………………………………………………………………………
◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら→
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--------------------- Original Message Ends --------------------
-- 
渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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