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創刊日:2004-01-17  
最終発行日:2019-01-07  
発行周期:週刊  
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2019年の円と日本株見通し ー 相場はあなたの夢をかなえる

2019/01/07



☆明けましておめでとうございます。

年末年始の「荒れた相場」を理解する一助として、
少しばかり構造的な話題にお付き合いして頂きたい。


・縦糸と横糸

景気は「気」だという見方がある。代表的なのが黒田日銀総裁で、
「インフレ率が低いのはデフレマインドのせい。日銀の政策は
デフレマインドの払拭にあったが、笛吹けど国民踊らず、十分な
消費行動が見られないので、インフレ目標の達成は諦めた」とするものだ。

一方、構造的に見ると、消費行動の盛り上がり不足は「所得増が十分でなく、
年金を含む社会保障に不安があり、余暇も少なく、増税が予定されているので、
使いたくても使えない」となる。つまり、先立つものが必要だと言うことだ。

では、景気は「気」だとして、先立つものもないのに消費すればどうなるか? 
借金が膨らみ、将来は返済に追われることになる。
このことは、将来的には誰かが無制限に資金を貸してくれない限り、
消費ができなくなることを意味する。つまり、
黒田日銀の狙いは消費の先食いだけで、「後のことは知らない」
とするものだ。もっとも、先食い消費が景気を拡大させ、その結果としての
所得増が優に将来の返済額を上回れば「気」も悪くないと言えるが、
そこまでのリスクは国民自身が被ることになる。
やはり、「後のことは知らない」という無責任政策だ。

一方、構造的な見方に対しては、「金持ちでも使っていない」と反論
することができる。しかし、どんな金持ちでも身体は1つしかないので、
1%の金持ちが買える車の台数、食事の量、衣類などの量、泊まるホテルの
客室数などは、たかが知れている。それ程、景気には貢献できないのだ。

その意味では、経済に関すると、マインドよりも構造的なものに分がある
と言える。相場では、これが実需となり、トレンドに影響を与える。


この2つの見方を、相場のチャート上に記すと、
縦糸がマインド、横糸が構造的なものとなる。

横糸は実需の事情を反映するので、広い意味のファンダメンタルズ分析が
活用できる。例えば、年金の行動は大きく事情に左右されるので、
その事情さえ学べば、概ね何をするかが分かるようになる。
簡単に言えば、株価が下がれば買えるようなり、上がれば売ることが選択肢
になる。また、日銀は緩和政策が続く限り買い続ける。
こうした見方には「外れがない」ので、
こうした横糸を学ぶだけで、相場観を見失うことがなくなる。

一方の縦糸は意欲を反映し、投機筋の強欲、不安や恐怖をそのまま株価に反映
させる。いわゆる「材料に反応」するのが縦糸だ。
これは上下に大きく振れるので、ボラティリティに関与する。
余りに大きく動くと、構造的なファンダメンタルズまで変えてしまう
ことがあるが、その頻度は高くない。また、それには条件も必要だ。

例えば、この年末年始に株価がどこまで下げても、
日銀が買い止めるようになることはない。年金は下げれば下げる程、
多くを買えるようになる。こうした構造的なものは変わらないのだ。
もっとも、両者ともに年末年始は基本的に「不在」なので、
大動きを止めることはできなかった。また、そうした買いはゆっくりと、
1カ月やそれ以上を通して出てくるもので、一時の勢いを止めることは難しい。
急反発があるとすれば、
そうしたことを材料にした投機筋の「買い戻し」が入るためだ。

そして、マインドを反映する投機筋にも「事情」があるので、
それを学べば、縦糸の理解も深まる。
これは一般的な投資の本に書いている訳ではないので、
当事者だった私が皆様にお伝えする。


相場は人がそれぞれの事情や意欲を持ち寄って集まるところ。
いわば、世間であり、人生そのものの縮図だとも言える。
相場を学ぶことで、多くのことが学べるのだ。
タペストリー・プライスアクション(TPA)理論とは、
そうしたことをより詳しく述べたものだ。

一方、テクニカル分析は現状認識を通じて、売買のタイミングを教えてくれる。
年初の安値が年末の安値を下回らなければ、ダブルボトムで買えるようになる。
下回れば、底値探しが続く。とはいえ下回ったところで、
日銀や年金が買い止めることはなく、それどころか、より活発に買い続ける。
そうしたことが分かれば、テクニカル指標にも振り回されることが少なくなる。

年末年始の「荒れた相場」を理解する一助となっただろうか? 
年末年始は基本的に横糸不在。縦糸の投機筋が好きなように操ることができる
のだ。個人投資家には分が悪いので、
私はサイドラインにいることをお勧めしている。


より包括的な「2019年の円と日本株見通し」は以下のページをご参照頂きたい。
16000字を超える、読みごたえのあるものだ。
参照:今年の「10大リスク要因」から円・日本株の動向を読む
https://www.mag2.com/p/money/614598


2019年が皆様にとって、良い1年でありますように!



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