経営

コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる

人は誰でも能力を保有しています。しかしせっかくの保有能力ちが宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が多いのです。成果に結びつれるにはコンピテンシーを磨くことが有効です。その極意を解説します。

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思考力なるコンピテンシー発揮の威力!

2012/12/24

      ●この記事の知人、同僚、友人への転送は大いに歓迎です。●

       ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

   <第299回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編!<その26>
     
       ==■「思考力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非
ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと
 理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】なぜ、なぜを繰り返す!
【2】「思考力」なるコンピテンシーの定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「思考力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記
【7】「問題解決力」を磨けるメルマガ!
【8】著書ご購入の方に「講演」の資料をCD−Rにて無料サービス!

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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会いま
す。そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。



【1】なぜ、なぜを繰り返す!

1.「カイゼン」のトヨタは「なぜ」を5回繰り返せと教えている! 

トヨタは「カイゼン」で今日の地位を築いたといっても過言ではない。「カイゼン」
は正に「現場力」そのものだ。1秒、1円の戦いだ。この作業はどうすれば1秒短
縮できるか、どうすれば1円コストダウンできるかをいつも考え続けてきた。今も
考え続けている。

「なぜ」を5回繰り返せと教えている。海外の工場も含めて末端にまで浸透させて
いる。

特に製造業ではマニュアル化が著しく進んでしまった。マニュアル通りに作業をす
ることを強いる。現場マンは余計なことを考えるなと暗に言われているのにも等し
い。責任は全てマニュアルを作成した人とマニュアルに基づいて教育したスタッフ
にあるというわけだ。

外食産業もマニュアル漬けだ。「いらっしゃいませ」に始まり、レジでは「1万円
よりお預かりします」と言って最後に「ありがとうございました」で終了する。初
めて行っても百回行っても同じトークだ。親密感など湧くわけがない。スタッフた
ちはリピーターを増やすにはどうすべきなどまるで考えてもいない。これでは繁盛
するわけがないだろう。


2.考えて行動する社員になる!

「人間は葦である。だが、人間は考える葦である」とはパスカルの有名な言葉だ。
人間を地球上でもっとも取るに足らない葦という植物にたとえた。だが、葦は葦で
も考える葦だと表現したところに意義がある。

□ この問題の真の原因は何かを一生懸命考える
□ その原因に対する有効な対策を一生懸命考える
□ 数ある問題の中から最重要課題を見出して対応することを考える
□ 事を起こす前に、費用対効果を計画の中に盛り込むことを考える
□ 課題を与えられたなら計画書を作成して上手に提案することを考える
□ どうしたらCS(顧客満足)を2倍にできるかを常に考える

前述の項目はほんの一例だが、考えて仕事をする習慣、癖を付けることから始める
のはとてもいいことだ。

【2】「思考力」なるコンピテンシーの定義付けと行動基準!

「思考力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考えてほし
い。


1.「思考力」の定義付けの例

例えば「自分が担当する仕事においてもプロジェクト活動の役割においても新しい
やり方、新しい仕組みを考えて提案すること」と決めるのもいいだろう。


2.行動基準の例

<行動基準の例>

現状のやり方に甘んじることなく、常によりよい方法はないかと考え出し、業務の
カイゼンに生かすビジネスマンを目指すことは当然働きがいに通じるだろう。

□ 現状のやり方を否定してみる
□ この仕事、この業務を止めてしまったらどうなるかを洗い出してみる
□ なぜ組織・職場は定員制になっている必要があるのかを考えてみる
□ 全員を多能工(マルチ社員)化するにはどうするかを考える
□ 1秒短縮するにはどうするかを考える
□ 1円コストダウンするにはどうするかを考える
□ なぜ組織はピラミッド型でなければならないのかを考える
□ 同じ目的達成のためにもっとよい方法はないかといつも考える

上記のいくつかを組み合わせて行動基準にしてもかまわない。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

北川洋子氏は「思考力」の大切さを説いていた。

<考えるの癖なのかしらね。「どうしょう、どうしょう」といつも思います。いろ
いろ話すことで考えが広がるし、どんどん深まります>

考えることが癖になることはすばらしいことだ。だが「お前は余計なことは考える
な。言われたことをきちんとやれ」と部下を叱る上司もいる。こんな上司の下で働
いている人はかわいそうというか哀れさを感じる。部下の思考の芽を摘み取ってい
るからだ。



【4】「思考力」なるコンピテンシー発揮の威力!

「思考」とは思い巡らすことだ。洞察する力、推理する力、想像する力、考えて編
み出す力、企画する力などにつながり、創造性が高まっていくわけだ。

知識や情報を持っている人は多いが、考えることをしない人は益々多くなっている
ように思う。ビジネスマンでも、自分では考えることをせずに、手っ取り早く他人
に聞く人が多い。「これ、どうすればいいんですか?」と言うようにだ。

これではいつまで経っても「思考力」が身に付かない。つまり、自分で考えて企画
し、提案する力が付かないのだ。そして人の意見に流されてしまう。これでは仕事
のできる人にはなれない。

自らいろいろと考えてみることだ。それにはいろいろなタイプの人と話してみるこ
とだ。そうすれば、こういう考え方もある、こういう見方もあるということが分か
ってくる。それらが全てヒントになり、連想することで「思考力」が高まってくる
わけだ。

是非、「思考力」なるコンピテンシーを磨いてほしい。



【5】今日のまとめ

1.問題解決においては、「なぜ」を5回繰り返す習慣を身に付けること

2.「思考」とは思い巡らすことであり、洞察する力、推理する力、想像する力、
  考えて編み出す力、企画する力などにつながり、創造性が高まっていくこと。

3.知識や情報を持っていても「思考力」が磨かれていなければ新しいやり方や新
  しい仕組み作りに貢献できないこと。

4.いろいろなタイプの人と話し、考えを広げることにより「思考力」は高まるこ
  と。



【6】編集後記

学校教育は受験のための詰め込み教育一辺倒の様相を呈している。これでは思考力
が育たない。企業においては、マニュアル化のせいだろうか、思考力が全般に弱く
なっているように思えてならない。その結果、社員の創造力が育ちにくい。つまり
新しいものを考え出す力が弱くなっている。

社員には力量に応じた権限を委譲し、自由裁量の余地を与えなければならない。そ
うすることで否が応でも考えて仕事をせざるを得なくなる。そんな環境を与えるこ
とが大事ではないか。

是非、考えることを習慣化したいものだ。



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次回に続く
次回は、「徹底性」なるコンピテンシー発揮の威力!を解説します。


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