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オーガニックベースNEWS

「風土と台所」をテーマに吉祥寺・雲仙・福島の3拠点で活動するオーガニックベースの情報をお届けします。季節のレシピ、料理教室の情報、食堂ヒトトのことなど。

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オーガニックベースNEWS 二つのマクロビオティック

2004/01/11

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.1.11 Vol.2 ━━━━━
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 ■□   オーガニックベースNEWS.vol2 「二つのマクロビオティック」

                   http://www.organic-base.com
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 あけましておめでとうございます。奥津@マネージャーです。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 「えっ? マクロビオティックって二つあるの??」
 オープンしてから多くの方からご質問いただいた「クシ式とオーサワ式」
  の違いを改めて皆さんにご紹介します。
 
 実は、この二つ区別するか、しないかで悩みに悩みぬきました。。
 この二つ何が違うのか、なぜ区別することに悩んだのか、
 今回は二つのマクロビビオティックについてのメルマガです。 

    
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                
 ■2月のイベント最新情報

 ■ワンポイント・マクロビオティック −クシ式とオーサワ式の違い−

 ■ 舞台裏の風景 −分けるべきか、否か−

 ■ 編集後記 

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■2月のイベントが決まりました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                              

▽1DAYレクチャー「九星気学スタディ」

   ☆カップケーキ&番茶のディーブレイク付き!

 「九つのサイクルに分けて、自分を知る」

  天体の動きと地球の動きの変化から九つのサイクルにわける九星気学は
  マクロビオティックの醍醐味です。
    「陰陽」だけでなく九星気学という立体的な視点でマクロビオティックを 
  捉えることで気付くことが沢山あります。
  長期的なプランを立てるためには欠かせない九星気学。マクロならではの
  切り口で、今年の運勢をチェックしてみてください。 

  *是非、ご友人やご家族の生年月日をメモしてご参加ください。
   自分を抑える人、助けてくれる人。目から鱗が落ちること間違いなしです。


▽1DAYクッキング「残り玄米でつくるスイーツ3品」  

  −玄米プディング・パンケーキ・玄米おかき−

  玄米の活用法第2弾。マクロビオティックには、様々なスイーツがありますが
  今回は、玄米の残りから、3種の食感を楽しめるスイーツをご紹介します。
  何気に全て奥津家の定番メニューです。。

  詳しい日程は→ http://www.organic-base.com/event.html





■ワンポイント・マクロビオティック 〜クシ式とオーサワ式の違い〜 ━━━━

  現代のマクロビオティックの創始者とも言える、故・桜沢如一氏
  (欧米ではこれを音読みにした名「ジョージ・オーサワ」で知られる)に
  始まったマクロビオティックですが、時代が進むにつれ、その理論の解釈
  に違いが見られるようになりました。

  代表的なのが、以下の二つです。 

  ☆オーサワ式
     :故桜沢如一氏の理論に基づく。
            (リマ・クッキングスクール、正食協会)

  ☆クシ式
     :久司道夫氏の理論に基づく。
     (米国Kushi Institute、オーガニックベース・マクロビガーデンetc)

  *日本では「オーサワ式」のマクロビオティックが広く知られており、一方
   クシ式は欧米、ことに米国で評価が高い。アメリカ農務省が作成する食事
   指標(フードガイド・ピラミッド)はクシ式をもとに1992年より改訂が
   続けています。



▽オーサワ式とクシ式の違い▽

          ■オーサワ式          ■クシ式
塩の使用量     多い              少ない
油の使用量     多い              少ない
陰陽        左が陰             右が陰
揚げ物       多い              少ない
酸味       ほとんど避ける          少量必要
主食の割合    多いほど良い       50%(重さで)を基準に
                      状況による
                      その他の食材も基準となる
                      割合がある

ガン          陰性        陰性ガンと陽性ガンに
                      分けている

調理法     長時間火を通す       常用すべきと時折の
         ものが多い              調理法とを明確に区別
                      長時間と短時間調理、
                                            一日で両方とる。



■舞台裏の風景  Manager's Voice ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

クシ式? オーサワ式?
マクロビオティックを知ってる人も知らない人も?って感じかもしれませんね。
今回は、オーガニックベースが「あえて」、この二つを区別するに至った経緯を
ご紹介します。実は、日本でハッキリ違いを外部に打ち出したのは、多分僕らが
はじめて、だと思います。。


▼なぜ、違いが生まれたのか?

   ☆環境や生活スタイルの変化

   現代と、桜沢先生(音読みで「オーサワ」先生)がご健在だった頃とで
   は、気候も、人々の生活スタイルや、遺伝的要素も全くと言っていいほど
   異なります。
   原則が同じであればこそ、環境や生活を考えれば、食べるべきものは変
   わってくるはずです。ですから、桜沢先生のおっしゃっていたことが、
   間違っていた、と言いたいのではありません。原則が同じだからこそ、
   結果のメニューが違うのです。
   逆に言うと、これからも気候やライフスタイルというものは変わっていく
   でしょう。
   例えば久司先生が亡くなった後(久司先生ごめんなさい!)、私たちは
   自分たちでその変化に適切な食、というのを考えられなければなりません。
   
   原則は同じであるものを、どう解釈するか、それが桜沢先生亡き後、
   マクロビオティックを学ぶ人たちの間で大きく分かれていきました。
   そして、より、桜沢先生がご健在であった頃のメニューに近いそれを
   オーサワ式、久司先生が現代に合わせ、体系づけなおしたものをクシ式
   と、ことにアメリカ政府を中心に区別して呼ぶようになっていったのです。   


  
▼最初は区別するつもりは、全くなかった。
 
 「同じマクロビオティックなんだから、区別するのはよそう」というのが
 当初考えていた正直な気持ちです。
 そう考えていたのは下記の理由からでした。 
  
  
  ?派閥争いのようにとられたくない。 

   マクロビオティックを全く知らない人に「クシ式とオーサワ式があって〜」
   なんていう説明から始めると、やっぱりおかしな印象を与えてしまいます。
   「何、派閥があんの?」みたいな(苦笑)。
   また、現在日本にあるマクロビオティックの学校はオーサワ式がほとんど
   ですから(リマ・クッキングスクール、正食協会etc) それらの学校と
   対立軸を打ち出すようで、二つを区別することに私たちは、気が進まなか
   ったのです。


  ?「マクロビオティック」という単語をまず知ってもらいたい

   ようやく市民権を得つつある「マクロビオティック」ですが、やはり知ら
   ない人のほうが圧倒的に多いわけです。
   そんな状況ですから「クシ式、オーサワ式」を言う前に、まずは
   「マクロビオティック」を知ってもらうことが肝要。なのでわかりにくい
   ことはよそうや、というのが正直な気持ちでした。
   事実、あのオレンジページさんの特集も一切、クシとオーサワの違いには
   触れず、「同じマクロビオティック」として扱っていたわけ、ですし。。


▼しかし、教室を始める以上、区別する「責任」があるのでは・・・。
   
  そんな中、実際にHPやフライヤーを作り、オーガニックベースを広報する
  頃になると、意識が変わってきます。教室をはじめる以上、違いをハッキリ
  説明し区別する責任があるのでは・・・と。
  そう思うようになったのは下記の理由からです。

 
  ☆二つの違った理論が氾濫し、生徒さんが混乱する

   前述のように、雑誌の特集しかり、レシピ本しかり、ハッキリと「クシ式、
   オーサワ式」と分けていないため、両方の理論が一緒に紹介され、ために
   生徒さんが混乱しているという事実がありました。「マクロビオティックの
   見方には現在二つある」ということをキチンと理解さえしていれば、
   生徒さんの情報収集もよりスムーズになると思ったのです。
   「区別する=対立する」という図式にとらわれることなく、正確な情報を
   提供する義務が私たちにある、と考えたからです。



▼僕個人が感じること

  「クシ式」「オーサワ式」があるといっても、どちらが優れているか、
  ということを言いたいのではありません。ただ、「違いがある」ということ
  をご理解いただきたい。そして、二つの違いを知った上で、情報収集し
  ご自身にあったマクロビオティックを見つけて欲しい、と願っています。

  そもそも、同じクシ式であっても先生によって言ってることがまるで違う、
  ということも実際にありますし(苦笑)、それはオーサワ式であっても
  同じです。
   
  要は、ご自身にあった食事の「バランス」を見つけ、そしてご自身にあった
  「先生」と出会うことが大切だと思います。「こんな風になりたい!」と
  思える先生と出会えれば、「クシ式」も「オーサワ式」も関係ないのかも
  しれません。

  マクロビオティックを人に紹介するときも同様かもしれません。  
  明らかに顔色が悪く、攻撃的な口調で「マクロビオティックやりなさい!」
  なんて言われたって、誰も聞きませんよね(笑)
  ご自身がまず、健康で楽しそうにしていること。そうしていれば自然と周囲
  の反応も変わってくると思います。
  それが「クシ式」であれ「オーサワ式」であれ。

  区別しておいて、「結局は関係ない」などと矛盾しているかも(苦笑)
  ですが、結局は実践する「人」が一番重要なんだよな〜、と最近実感する
  ことが多いもので・・・。 どうかご勘弁を。

  自分自身、常に朗らかで前向きでありたい、誰にでも温かい自分でありたい
  と願っている今日この頃です。
 
   いつもの久司先生のように。  




■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼チャヤさんで年忘れ。
  
 昨年の暮れもおしつまった12月29日にオーガニックベースの忘年会を開催
 しました。場所はチャヤマクロビオティックスカフェ自由が丘店さんです。
 30名を超える方のご参加をいただき、楽しい時間を過ごせることができま
 した。
 チャヤさんではこういったパーティーになると普段のメニューにない料理
 が試せるとのこと。ピザやちまき、シューマイ等々(←もちろん全て
 マクロビオティック・メニュー)主催者であることを忘れ、大いに舌鼓を
 打たせていただきました。。

 ついこの間まで、隠れキリシタンの如くひっそりとマクロビオティックを
 実践していた奥津家としては、30人以上のマクロビアン(←誰かいい呼び方
 つくってください)が一同に集まって交流を図れるということは、まさに夢
 のようなイベントでした。

 オーガニックベースを通して、皆さんもどんどん仲間を増やしてください。
 そしてたまには「スタバのカフェモカが懐かしいわ〜」などと愚痴り
 ながら、このやっかいなる「マクロビオティック」とつきあっていただけたら
 幸いです。 

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創刊日:2003-11-24  
最終発行日:  
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  • こるぷんちゃん2006/08/08

    私は書籍だけを読んでいるだけで、マクロビオティックの学校に通ったことがありません。

    たくさんある本の中で、少し手にとった本から感じたことは、桜沢さんとクシさんの両方を見て、

    そして明確な区別とゆうか、違いといは、何なのか?

    疑問に思ってました。

    同じような疑問を持っている友人はとりあえず、自然食品のショップやマクロビオッティックカフェの人に質問しますが、どうも明確な答えとゆうか 歯切れが悪い または、自分の信じる系統を正当化するとゆうかそんな状況で 私達はそんな回答は、望んでいなく ただどうゆう違いがあるか 何に基いてるかを知りたいだけなのですなのに、、、商売にしてる人がこうですから、、疑問でした。

    ですからこのメールマガジンを読み少し納得しました。自分達が考えていた内容とほぼ同じだと・・・

    そしてなんでもですが、伝達により だんだん変わってくるとゆうこことも・・・

    自分達は、ただ鵜呑みにせず 常に検証しながら

    模索する必要や よい先生を見つける必要性があることも でも概ねこのメールマガジンで納得しました

    また良いメールマガジンの記事を期待してます

    がんばって下さい