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中国スポーツ独白

中国の野球、サッカー、市民スポーツなど、スポーツのある風景を題材に、中国社会の変化や現状を紹介。北京在住で中国スポーツ事情を追いかける坪井信人がお届けします。

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「中国スポーツ独白」No.25(通巻71号)

2005/03/28

********************************** 2005/03/28 No.25(通巻71号)******

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--   中国スポーツ独白  -----------------------------------
  └───────────┘ 〔発行・構成・執筆〕坪井信人(北京在住)

   〜スポーツから「中国の市民生活」や「等身大の中国」が見えてくる。

****************************** http://blog.melma.com/00103189/ ******

こんにちは。
物騒な話を耳にしました。もう数ヶ月前のことですが、北京の小学校で、課外活
動でグラウンドを走っていた子どもが倒れ、病院で息を引き取ったというのです。
教師に過失がない場合には、学校で子どもが怪我などをしても責任を問われない
という条例がありますが、課外活動となると責任所在が曖昧になります。日本で
はどんな対策がとられているのでしょうか。知っている方がいらしたら教えてく
ださい。

【お知らせ】
「書人宝庫」にて連載(3月30日配信分から)

ライター親睦団体「ライターズネットワーク」の公式メールマガジン「書人宝庫」
にて、スポーツと中国社会を題材にした連載をはじめます。毎回読みきりで、半
年程度の予定。私のほかに、出版社の編集者と環境ジャーナリストが定期連載し
ますので、スポーツ以外の話題も楽しめます。

登録は以下のホームページより
http://www.writers-net.com/mag/index.html

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管理者のコミュニケーション能力
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サッカーW杯予選の真っ最中ですが、アジア地区一次予選で敗退した中国代表は蚊
帳の外。日本代表がイラン代表に敗れた数時間後に、新監督・朱広滬(Zhu Guang 
hu・ジュグアンフ)氏のもと、予選敗退後初の親善試合を行いました。スペイン
代表を相手に3対0。完敗ですが、新聞報道によると、試合後の朱監督は「チャン
スは作った」と前向きな発言。中国代表の強化は、2008年に始まる2012年南アW杯
予選に向けてのものですから、「あせる必要はない」ということでしょう。

朱監督の強みは、選手を含むサッカー関係者からの信頼が厚いこと。中国では、こ
れまで3期連続で外国人が代表チームの監督を務めてきましたが、選手とのコミュ
ニケーション不足が指摘され、「次は中国人監督」という前提のもとで、圧倒的な
支持を集めたのが同監督でした。

何年も前から「中国一の監督」との呼び声高く、昨年、シンセンのクラブチームを
率いて中国リーグ(CSL)で優勝を果たしたことで、三顧の礼で代表チームに迎え
られた形です。趣味はサッカービデオ分析とも言われ、偶然一緒に仕事をしたシン
センのテクニカル担当は、「彼の魅力は、選手がわかりやすい言葉を使うこと」と
話してくれました。

外国人監督の場合、通訳を介する必要がある。一方で、中国人監督の場合でも、言
葉で意図を伝えられるとは限りません。「コミュニケーション」を成功させるには、
語彙力、説得力、人的魅力など、すべてが揃う必要があるでしょう。

「チャンスは作った」という前向きな表現は、選手への信頼とも取れるでしょう。
キャンプ中に、選手一人ひとりの部屋を回ってコミュニケーションを取ったともい
います。選手と近づくことが良いコミュニケーションとは言い切れませんが、代表
チームに新しい風が吹き込まれたことだけは確かです。

   *

(了)不定期配信


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〔発行・構成・執筆〕坪井信人 kikugawa@cocoa.freemail.ne.jp

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創刊日:2003-11-10  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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