文学

雲上マガジン

総合創作団体・雲上回廊が送るメール文芸マガジン。

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雲上マガジン vol_105

2006/07/25

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    メールマガジン『雲上』 〜読者へつなぐ〜         第105号
         毎月、05日、15日、25日配信         2006/07/25
                     http://unjyou.kairou.com/

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 ……………………………………… も く じ …………………………………………

 【1】 前書
 【2】 連載小説「後ろ手にドア」         第一回
 【3】 連載エッセイ「塑性言論」         第四回
 【4】 連載小説「彼女が愛したUFO」     あとがき
 【5】 編集後記

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【1】 前書
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 というわけで、新連載の始まりです。そして次号でも新連載が開始!いやあ、すごいで
すね雲上。素晴らしいですね雲上。

                                     後略。

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【2】 連載小説「後ろ手にドア」         第一回
                 著/川西素浪人
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「雲上」初登場の新鋭による新連載は学園小説!

 ……………………………………………あとがき……………………………………………

 毎朝の登校時、鴎鷲学院(おうしゅうがくいん)の下駄箱付近は登校してきた生徒達で
非常に混雑する。
 そもそもの根本的な原因は、講堂入り口から下駄箱までのスペースだけが妙に狭い点に
ある。しかし、毎年、毎学期、生徒会や学院本体に幾度も改善要求が出されているのにも
関わらず一向に改善される様子が無い。
 鴎鷲学院の表玄関から中央ホールにかけては学院が創立された明治当初の講堂部分がそ
のまま使われている。旧制鴎鷲高女時代の講堂はそれだけで独立した建物であったが、様
々な変遷を経て、現在では昭和初期に立てられた第一校舎(通称但馬校舎)と一体化して
いる。今でも玄関から下駄箱付近を講堂入り口と呼ぶのは昔、同じ建物が講堂として使わ
れていた名残である。
 専門家にとって、講堂部分は建築史的にかなり貴重なものらしく、時折見学にやって来
る。卒業生の一部に文化財として国から指定を受けようとする動きもあるらしい。その為
なのか、旧講堂については、補修工事や修復工事は何度か行なっているものの、全面的な
改装というのは今まで一度も行なっていない。
 正門はレンガ造りのアーチ型をしており、「鴎鷲学院」と大書きされた横書きの扁額が
入り口の上に掛かっている。共学化する前は、勿論「鴎鷲高女」と書かれた扁額が掲げら
れていた。
 入り口をくぐると、途中で天井が低いトンネル状になり、地下倉庫を思わせるような下
駄箱置き場につながる。更にそれを抜けると、突然天井の高い、吹き抜けのステンドグラ
スがちりばめられた中央ホールが大きく目の前に広がるのだ。
 この構造は確かに父母達などの保護者や見学者には好評である。しかし、急いで朝の登
校時間に飛び込んでくる生徒にはそんな珍しい建築様式を眺めて楽しむ余裕などない。む
しろ大人数が入ろうとするとトンネル部分でつかえて不便この上ない。
 混雑のピークは、大体ホームルーム開始10分前あたりで、そのピーク時には下駄箱で
靴を履き替えるだけで順番待ちになり、10分以上かかったりする。酷い時には人が入り
きれずに、入り口付近に生徒があふれ出す事もあった。だから、登校のタイミングが悪い
と学校には着いているのに下駄箱付近で手間取って結局、教室までたどり着けず、遅刻扱
いになるという事が起こったりもする。生徒達にとっては泣くに泣けない。
 特に下駄箱から自分たちの教室までの距離が長い一年生にとっては死活問題なのだ。
「はぁー……」
 楠木千早(くすのき・ちはや)が息を切らしながら入り口にやってきた時間は正にその
デッドラインの時刻だった。いつもは朝のラッシュを避けるために10分ほど早く登校し
ているのだが、今日は運悪く寝坊してしまったのだ。
 息を整えながらそのラッシュを眺めるだけでさらに疲労感が増してくる。
 とりあえず掻き分けて下駄箱に行くしかないと諦めて、人の波に潜り込もうとした時、
脇の方でだらしなく座ってその混雑を見ている女生徒が居る事に気づいた。
「落人……そんな所で何やってるの?」
「んー? こんな人混みの中に入る気になんなくてさ」
 落人と呼ばれた少女は面倒くさそうに立ち上がった。
 彼女は楠木の幼馴染で丸目落人(まるめ・おちうど)という。
 落人と言う妙な名前は彼女の実家が剣術の宗家である為だそうだが、剣術の宗家であれ
ば、むしろそんな名前をつけなさそうに思える。どうやら、男社会である剣術の家に女と
して生まれたにも関わらず、跡継ぎ候補となってしまった事と関係があるらしい。
 元々、別の名を持っていた、という話を楠木は聞いたことがあった。
 しかし、丸目自身が自分の名前について詳しく説明することは無く、その話題を持ち出
すとあからさまに機嫌を損ねる。だから、真相を知っているものはいない。やはり、自分
でも余り気に入ったものではないのだ。
 丸目はスカートをパタパタと掃う。
「まー遅刻しても別に構わないかなと」
「…………」
 楠木は一瞬何か言いかけたが、軽く首を振った。
 気を取り直したようにもう一度口を開く。
「……構います。さあ行きますよ」
 そういうと楠木は人の波の中に入っていった。ちゃっかりと片手は丸目の手を握ってい
る。自然、丸目は楠木に引っ張られる形になった。
「はいはいはい……」
 丸目の方も楠木に見つかった時点でこうなる事は分かっていたらしく素直に後に続く。
「あいたたた」
 楠木は人混みの中で揉みに揉まれる。しかし、その後に丸目が続いた途端、人込みがさ
っと左右に割れた。
「…………」
 丸目は生徒達を睨み回した。途端、生徒のざわめきが途切れる。その場が沈黙する。
 彼女は一呼吸置いて、自分の下駄箱の方へ歩いていった。それと同時に喧騒が戻り、下
駄箱前はさっきと変わらない大混雑になる。
 自分の下駄箱の所から、その様子を見ていた楠木は小さく溜息をついた。
 “狂犬”丸目落人。人の波が一瞬分かれたのもその呼び名の威力だろう。数ヶ月前、校
内で暴力事件を起こして以来、丸目はそういう風に呼ばれるようになった。新聞部の記事
にもなった。その効果は絶大で今では一年生ながら校内第一の脅威となっている。
 それはそれで問題だが、楠木が溜息をつくのは丸目の素行の方である。そもそも中学の
頃から模範生とはとても言い難かった丸目が、狂犬事件をきっかけに更に好き勝手に行動
しているように見える。幼馴染の楠木から見れば非常に宜しくない。
「おはよー二人ともー」
「ああ」
「おはよう」
 とはいえ、完全に孤立しているわけでもないのが救いかな。無愛想ながらもクラスメイ
トに挨拶を返す丸目を見ながら楠木は思った。
 教室へ着いてみると、何やら生徒達が移動を開始していた。鞄や荷物を机に置くとそそ
くさと教室を出て行く。
「あ? 何かはじまんの?」
 丸目が出て来た生徒の一人に声をかける。丸目の後ろの席に座っている女生徒だ。席が
後ろということもあり、クラスの中では丸目と親しい部類に入るクラスメイトである。
「あ、おはよう。何かねー。臨時集会があるらしいよ」
「臨時集会ィ?」
 いかにも面倒くさそうに丸目が反復する。女生徒の方は頷いた。
「うん。何でも最近通学路とかで変質者だか通り魔だかが出てるらしくて」
「ああ、確か近所の付属の子が何かやられたとか言う……」
 丸目の横で話を聞いていた楠木が口を開く。
 二週間ほど前に新聞部の校内ニュースでそういう記事を読んだ気がする。
「そうそう。だから多分その事の集会だと思う。結構大きな事件みたいだよ。生徒会だけ
じゃなくて先生達も一緒みたいだし」
「げ。教師もいるのか」
 今度はウンザリした声を丸目が上げる。鴎鷲学院の特徴の一つは学校生活の運営が生徒
主導である事で、教師が表立って登場する機会は滅多に無い。だから、教師がわざわざ介
入してきた事自体、事件の重大さを示している。
「まあ、とにかくそういう事だからすぐに大講堂の方に集合だって。急いだ方が良いよ!」
 そう言うと女生徒はパタパタと廊下を走っていった。
 それを見送っている楠木の方を見て丸目が言う。
「……という事であたしはサボる」
「え?」
「そんな下らないの受けてられるか。食堂行ってくる。朝飯食べてなかったし」
 そう言うと丸目は自分の席にカバンを投げ捨て、生徒達とは全く反対の方向、食堂の方
へ歩いていってしまった。朝の時間だから厨房はまだ開いていない。おそらく、自販機で
パンでも買って食べるのだろう。
「…………」
 二の句を継げずに丸目を見送る楠木に別の生徒が声をかけた。
「千早ー、早く行かないと怒られるよ」
「はいっ!」
 楠木は反射的に返事した後、一瞬丸目が去っていった方を見たが、結局、そのまま他の
クラスメイトと大講堂へ向かった。

 集会の内容は楠木が想像していたものよりずっと深刻なものだった。
 集められたのが大講堂だったのでもしかしたらと思っていたが、やはり講堂には鴎鷲学
院全学年の生徒が集められていた。広さは余り変わらないのに学年集会は新講堂、学校集
会は大講堂という基本原則が存在している。この学校は基本的にそういった明文化されて
いない「伝統」が多い。朝に会ったクラスメイトが言っていた通り、講堂の舞台には生徒
会と風紀委員だけでなく、生活主任や学年主任担当の教師も並んでいた。その事だけでも
珍しい事である。生徒達は舞台上の教師達を珍しそうに眺め、そして、話の種にしていた。
 しかし、最初、あちこちから私語が聞こえていた講堂もすぐに静かになっていった。
 生徒達は皆、よくある「変質者に気をつけましょう」の類かと思っていたのだが、最初
の印象とは全く違っていた。
 夜、暗闇から突然現れて、暴行を加えた後、また闇の中へ消えていく。攻撃対象は完全
に無差別で、完全なる通り魔的犯行である。ある意味、通り魔のイメージそのままである。
よくある都市伝説のようでもある。
 生徒達の雑談を静めたのは、説明する風紀委員やその周りの人間の表情ではなく、次か
ら次へと詳細に説明された具体的な被害の例だった。
 一番最近の例では、夜、影から突然現れた通り魔が、会社帰りのサラリーマンを鈍器の
ようなもので滅多打ちにした。そのサラリーマンは、病院に担ぎ込まれた時にはハッキリ
と意識があったが、現在意識不明の重態。頭蓋骨陥没骨折とそれによる脳内出血が原因と
見られる。影から現れて、というのは非常に抽象的であるが、と風紀委員長の相原は前置
きをして、恐らく電柱か横道に隠れていた犯人が突然現れたのだろう、と解説を加えた。
既に被害者が話せる状態ではなくなっていて、証言の確認のしようがないので詳細は分か
らないままである。
 刃物で切り裂かれた生徒もいた。やはり、夜、暗がりから突然鈍器のようなもので顔面
を殴られ転倒。状況が確認できないまま、刃物で体中を手当たり次第切り裂かれた。鼻の
骨が砕け重傷。刃物でやられた傷の方は、厚着をしていたおかげで衣服がズタズタになる
程度で、実際には大した事はなかった。
 その凶悪な手口から、警察も必死になって犯人を捕まえようとしている。が、勿論、こ
のような集会を開く位だから、現時点で犯人は捕まっていない。どころか、犯人の人物像
すら捕捉しきれていない。襲われる時が殆ど一瞬の出来事で、被害者達が犯人の顔などを
全くといって良いほど覚えてないためだ。
 というわけで、暫くの間、下校時刻の切り上げ、寮生には門限の短縮による夜の外出禁
止、また一般生徒も何らかの事情で学校から遅く帰るときは必ず複数人で帰る事、一人で
あれば最悪タクシー等で駅まで帰ることなどが言い渡された。
「うーん……あそこまで洒落にならないとは」
「男もやられてるってのがなぁ……俺も危険なわけか」
 生徒達はそれぞれに囁き合いながら、講堂から出てくる。楠木は集会で配られた『でき
る護身術』というパンフレットを眺めながら外に出て来た。仲の良い丸目や虫明などとは
違って、楠木は武道など習った経験が全く無い。かなり不安である。
「いいか。犯人を捕まえるためなら多少の……」
 渡り廊下の脇の方で何人かが集まって妙な相談をしていた。どうやら新聞部の面々のよ
うだ。多分、今度配布する月報の為に今回の通り魔を記事にする作戦でも練っているのだ
ろう。
 鴎鷲学院の三大勢力は、生徒会と風紀委員会とそして、新聞部だ。正確には二大勢力プ
ラスアルファといったレベルなのだが、文化部の中の一つに過ぎない新聞部がそんな位置
にあるのはやはり校内ニュースを配布するという、校内でのマス=メディアの役割を果た
しているからだ。更に、放送部が新聞部の中に所属しているという事もあり、鴎鷲学院唯
一のメディア機関として部員達は精力的にその活動を行っている。
「なあ、いきなり襲い掛かってくるヤツにはどう対処したらいいんだ?」
「いきなり倒すしかないだろ、そりゃ。不意を突かれなければ良いんだ」
 楠木が教室に戻ってみると、丸目が他の生徒達から話し掛けられていた。確かに、通り
魔を相手にする時のアドバイザーとしては最適だろう。実家は剣術の道場だし、しかも、
丸目は幼い頃から厳しい鍛錬をつんでいる。話によれば既に免許皆伝を伝授されていると
もいわれていた。だからなのか、今年の春先、一年生ながら剣道の全国大会でいきなり優
勝してしまい、校内でニュースになった事がある。元々、丸目が有名になったのはそれの
せいで、狂犬事件での評判は後から付いてきたものだった。
 狂犬事件以来、教室の中でも穏やかに疎外されていた丸目の周りに珍しく人だかりが出
来ていた。
「え、でもいきなり張り倒すなんて私は出来ないよー絶対に」
「そうだ、丸目はアレだからいいけどな」
「……で、それは結局、何の話なわけ?」
「通り魔だよ。そういやお前いなかったな。集会サボっただろ」
「行けるか、あんな面倒なもの」
「だから、部活動参加禁止されちゃうんだよ」
「余計なお世話だ」
 性格的に難は在るものの、機嫌が悪くなければごく普通に丸目も人とコミュニケーショ
ンはとれる。もしかすると、この一件で狂犬事件の影響が払拭できるかもしれない。
 楠木は話に盛り上がっている丸目達の様子を見ながらそう思った。

 次の日。通り魔が現れたというニュースが校内を駆け巡った。
 しかも、撃退したという。
 撃退した生徒は丸目だった。

 …………………………………………… つづく ……………………………………………

 この作品に対するご意見・ご感想は編集部まで:unjyou@ml.kairou.com
 次回は第106号(08月25日配信予定)に掲載予定です。お楽しみに!

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【3】 連載エッセイ「塑性言論」         第四回
                 著/桂たたら
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 桂たたらの頭のなか、第四回。作品に必ず必要なものとは……?

 …………………………………………連載エッセイ…………………………………………

 あなたの人生に最も大きな影響を与えた作品を思い浮かべてください。

 漫画や映画でも構いませんし、あるいは音楽、ゲーム、アニメなどでも問題ありません。
すべてひっくるめて、その中でベストを思い描いてください。

 …………

 なにが最初に思い浮かびましたか?
「エヴァンゲリオン」や「ガンダム」あたりが多いのではないかと思いますが、まあ、そ
れはあまり問題ではありません。

 それを心に留めておいて、次の質問です。

 その次に影響を与えたと思う作品を思い浮かべてください。

 …………

 さらに、その次に影響を与えた作品まで。
 どうぞ、ごゆるりと思考を巡らせてください。

 *

 なんだかまるで心理テストのようですね。

 さて、本題に入りましょう。
 今、あなたが思い浮かべた作品には必ず共通項があります。

 それは「愛」と「笑」の二点です。

 ちょっと正確にいうならば、あなたの選んだベスト3の作品群には、最低でもどちらか
が含まれている、ということです。

 ちなみに、「愛」は家族愛でも兄弟愛でも恋人関係でもなんでも構いません。バイク愛
でも良いですし、食べ物愛でも問題ありません。
 もうこの際、うなじ愛とか鎖骨愛とかでも良いでしょう。強く求める心! それが愛!
そろそろ「愛」という漢字にゲシュタルト崩壊!

 このふたつは、エンターテイメントの最低条件、と言い換えることもでき、必要不可欠
な要素なのです。

 問い掛けの形から、回答が多岐にわたることが予想されますので、ちょっとメジャーな
作品を例にとって考えてみましょう。
 かの北野武は、世界的にも認められている監督ですが、彼の作品にも「愛」と「笑」の
両方のファクタが存在しています。特に彼の作品の場合は「笑」の要素が色濃くでている
ことが分かります。チャーリー・チャップリンも「笑」で世界に名前を知らしめた偉大な
人物ですね。

「愛」を題材にした世界的に有名な作品としては、以前も「塑性言論」内で名前が出たこ
とがありますが「ローマの休日」を挙げられます。これはある王女と新聞記者の「愛」を
描いたものであると同時に、映画をご覧になった方なら分かるでしょうが、シーンの所々
にも「笑」の要素が含まれています。

 しかし「笑」については少し難しいものがあります。万人を笑わせる、ということは非
常に困難だからです。まあ、ダウンタウンの松本人志を見ていればある程度までは笑いの
センスを磨くことができると思うので勉強しましょう。

 ちょっと理屈くさい話をすると、物語において、「愛」が牽引力を、「笑」が緩急の演
出を担う、ともいうことができるでしょう。登場人物の「何かを強く求める心」で物語を
転がしていき、要所の「笑いによる緩急」で受け手を飽きさせないように工夫する。
 結果、それがリーダビリティとして機能していくのではないでしょうか。

 この二点さえ押さえておけば、どんなジャンル、メディアでも通用するはずです。

 だからもっとみんなラブコメ読むと良いと思うよ、ラブコメ。
 おすすめは「ミントな僕ら」と「ラブひな」です。

 ラブコメ作家は偉大です。

 *

 さて、次回も要望があれば「じらしのテクニック」についてお話しします。先に断って
おきますが、かなり小手先のテクニックですよ! 役に立つのかな!?
 なければ(ここでキーボードが止まること三十秒。いつも一番考える場所)麻雀講座が
始まります。面子が3345と3445の両方があったら、3345から3を切るのと、3445から4を切
るのとでは、どちらが効率が良いでしょう?

 ご苦労様でした、桂でした。

(BGM エキセントリック少年ボウイオールスターズ 「エキセントリック少年ボウイ」)

 …………………………………………… つづく ……………………………………………

 この作品に対するご意見・ご感想は編集部まで:unjyou@ml.kairou.com
 次回は第108号(08月25日配信予定)に掲載予定です。お楽しみに!

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【4】 連載小説「彼女が愛したUFO」     あとがき
                 著/夏目陽
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 連載小説「彼女が愛するUFO」のあとがきです。

 ……………………………………………あとがき……………………………………………

 この拙作を改稿する際、趣味のよい物語にしようと思っていた。結果、このような物語
が出来たわけなのだが、作者としては長い長編の導入部分を切り取ったようなものに仕上
がったと思っている。これから彼らがどのような冒険をするのだろうか。もしかすれば、
彼女の愛するUFOを探しいく冒険に出るかもしれない。もしかすると、このまま静かに
日常を過ごし続けるかもしれない。しかし、どちらにしても彼らはまだは二十歳にもなら
ない若者である。彼らの人生がどう転がるかは作者自身も知ることは出来ない。すでに彼
らは作者の手から飛び立ってしまったのだから。作者はただ、我が子を見送るような感傷
を抱きながら、それを見続けることしか出来ない。
 なお、拙作ではたくさんの書物から引用をさせて頂いた。引用元は省かせて頂くが、ど
れも拙作に影響を与えたものである。最後に、拙作に関わったすべての人に感謝したい。
特にこの作品を書く動機を与えてくれた友人に。

 ……………………………………………あとがき……………………………………………

 この作品に対するご意見・ご感想は編集部まで:unjyou@ml.kairou.com

━━━【オンライン文芸マガジン『回廊』最新刊 Vol.7 】━━━━━━━━━━━━━

 殺人者の少女 記憶に追われる男 恋に焦がれる人々 人ならぬモノ 白と黒の猫 
 いびつな物語の踊り手たちが 始まりとなり 終わりとなり 円を描いて回旋する 

━━━《輪舞(ロンド)の第七号》 (http://magazine.kairou.com/) 絶賛公開中━━━

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【5】 編集後記
 ──────────────────────────────────────
 前略。
 いかがでしたでしょうか。『雲上』では現在、作品募集を行っています。詳しくは下記
公式ページをご覧ください。
 さて、そろそろ『回廊』の発行も近づいてまいりました。『雲上』では恒例の増刊号で
ばっちり宣伝していきますよ!

*公式サイト
http://unjyou.kairou.com/
*編集部
unjyou@ml.kairou.com


 次回の配信は08月05日を予定しています、それでは。

   ……………………………………… 公 募 ………………………………………

 本誌『雲上』では、アイデアと感動に満ちた作品を募集しています。

 対象は「文章で表現されるすべての作品」です。
 著作権等の問題が無ければ、既に何らかの形で公開された作品でも構いません。
 編集部では作者との共同作業で作品をより良くするシステムを整えております。
 たくさんのご応募を、お待ちしております。

         まずは編集部までご連絡ください:unjyou@ml.kairou.com

   ……………………………………… 奥 付 ………………………………………

       発行日:2006年07月25日
       発行元:雲上回廊
       発行者:秋山真琴
       編集者:キセン
           遥彼方
           言村律広
           恵久地健一
       ご意見ご感想:
           unjyou@ml.kairou.com
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創刊日:2003-11-08  
最終発行日:  
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