文学

雲上マガジン

総合創作団体・雲上回廊が送るメール文芸マガジン。

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雲上マガジン vol_90

2006/04/11

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    メールマガジン『雲上』 〜読者へつなぐ〜         第90号
        『回廊』第七号・発行直前増刊号        2006/04/11
                     http://unjyou.kairou.com/

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 ……………………………………… も く じ …………………………………………

 【1】 前書
 【2】 特別企画・第七号シークレット目次     第2回
 【3】 雲上増刊特別連載「『回廊』第七号・輪舞インタビュー」 第2回
 【4】 編集後記

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【1】 前書
 ──────────────────────────────────────

 第七号・発行直前増刊号、二号めです! 今回もシークレット目次とインタビューの二
本立てでお送りします。徐々に明らかになる「輪舞の第七号」の全貌に注目ですよ。

                                     後略。

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【2】 特別企画・第七号シークレット目次     第2回
 ──────────────────────────────────────

 前号に引き続き、特別企画と題しましてオンライン文芸マガジン『回廊』第七号の目次
 を少しずつ公開していきます! 目次の全容は増刊号で順次明らかになっていくのでお
楽しみに!

【第一特集】「------------」

◇------------

【第二特集】テーマ小説:音楽と戯れる猫

◇星野慎吾「猫猫猫猫ネコノヒト!」
 
◇六門イサイ「FANTASION HOLIC.」

◇踝祐吾「公園通りの懐かない猫」

【読切小説】

◇--------「------------」 

◇------「----ッ--------ー------・------」 

◇------「--------------------------」

◇--------「----------------」

◇--------「--------」
 
【超短編】

◇--------「--------------」

◇--------------「----------」

◇------「----------------------------------」

【コラム】

◇------「----------」

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【3】 雲上増刊特別連載「『回廊』第七号・輪舞インタビュー」 第2回
 ──────────────────────────────────────

秋 山:(秋山真琴)編集長
星 野:(星野慎吾)「猫猫猫猫ネコノヒト!」著者
 踝 :(踝祐吾)「公園通りの懐かない猫」著者
言 村:(言村律広)ゲスト
恵久地:(恵久地健一)宣伝部長

 ………………………………………  インタビュー  ………………………………………

■■■星野慎吾「猫猫猫猫ネコノヒト!」■■■

恵久地:どうも、皆様こんばんは。

秋 山:こんばんは。

星 野:こんばんは〜。

言 村:こんばんは。

秋 山:私が秋山真琴です。

言 村:私以外が言村律広ではありません。

恵久地:えーと、お二人とも、主賓は星野さんですから。

秋 山:マジレスされてしまった……しょぼん。

恵久地:じゃあ、まあ『回廊』第七号先行プレビューということで、本日は特集小説に参
加された星野慎吾先生をメインに迎えてのインタビューです。よろしくお願いします。

秋 山:よろしくお願いします。

言 村:よろしくしくよろ。

星 野:よろしくお願いします。先生って。

恵久地:星野さんは今回の『回廊』に四度目の掲載ということで、それ以前にも星点さん
名義で参加されてましたが。現在はすっかり『回廊』のメイン作家として定着してきまし
たね。

秋 山:ここだけの話、第七号の巻頭作品は星野さんなんですよ。もう『回廊』の看板を
背負うひとりと称しても過言ではないですね。

星 野:書くことの勉強をさせてもらってるという個人的な目的もあるので、気がついた
ら毎回参加していましたね。『回廊』の看板を背負うひとりと言われるほどの力量は……。

秋 山:……ついてきたということです!

星 野:なにー!

秋 山:ごめん嘘(註:インタビューは四月一日に行われました)(嘘)

恵久地:では、すでに看板作家としての地位を築いた星野さんですが。それでも、まだ星
野さんを知らないという読者のために、ご本人から簡単な自己紹介をお願いできますか?

星 野:星野慎吾と申します。回廊の一号から関わらせていただいてます。慎吾は踝さん
とかぶっているので、いつか改名する予定です。吾の字がね。

秋 山:改名するとあれですよ、せっかく、看板作家まで来たのに、また丁稚からのスタ
ートですよ。

星 野:えー困ります。

恵久地:星野さんは星点さんから改名して、メイン作家に転業しましたからね。改名する
ごとにバージョンアップするかもしれませんよ。

星 野:星点だと、オフのときに呼ばれるのが恥ずかしかったんです。

秋 山:「ほしてんさーん」「…………」しーん。「あ、ちょ! ほしてんさん、無視し
ないで、知らない人のふりをしないで!!」

星 野:とまあ、こうなるよりは名字と名前があったほうが便利かなと思って。

恵久地:今日は編集長が飛ばしてますね(笑)

星 野:飛ばし屋ですね。

秋 山:ぎゅいんぎゅいーん。

恵久地:では、星野さんの作品は『猫猫猫猫ネコノヒト!』ということで。今回の特集テ
ーマである「音楽と戯れる猫」に当てはめているわけですが。

星 野:ですね。

恵久地:今回の特集テーマを満たすのは難しくなかったですか? 猫だけとか、音楽だけ
ならまだも、二つの要素を組み合わせているわけですから。

星 野:両方の要素とも話のメインに食い込ませないといけないのは、少しだけ骨が折れ
ました。でもそれ以外は縛りもなかったので、逆に言えば、特集小説は縛りがあるので書
きやすいかもしれません。

恵久地:なるほど。さすがに余裕が感じられますね、星野さん。

星 野:余裕はないですよー。

恵久地:星野さんは執筆前に詳細なプロットを用意する人ですからね。そういうものがあ
ると、やはり書きやすいですか。

星 野:書きやすいですね。プロットがないと、大きな伏線を入れたりする場合、あとで
修正するのが大変になりますね。

恵久地:そういう書き方は、ぜひ見習いたいところですね。

星 野:いえいえ。

恵久地:では、作品に軽くふれますが。話のメインとなるのは、タイトルにもある「ネコ
ノヒト」ですね。

星 野:そうです。音楽を聞くと、猫になっちゃうというアホっぽい設定です。

恵久地:単純に動物の猫でテーマを満たすのではなく、猫耳と尻尾があれば、それはもう
猫だろうということで。

星 野:ですね〜。最初、猫は人間の言葉を喋らないので、そこらへんで何か面白いスト
ーリーが作れたらと思っていたのですが。他にもやる人がいるかなと思って、まあ獣人化
も書く人いるかなぁとは思ったのですが、後者を選びました。

恵久地:内容のほうは、主要な人物が高校生ということで、明るい学園コメディという感
じですね。

星 野:そうですね。設定がベタになったので、話的にもベタにして、軽く読める感じに
持っていこうと思っていました。

恵久地:星野さんは、これまでの作品でもよく学校を舞台として登場させていますが、こ
れは書きやすいからですか?

星 野:鋭いところを突きますね。人物の年齢をたいてい中学〜大学生にしているからか
もです。そう言えばそうでした。次から舞台を変えないと……。

恵久地:まあ、学園シリーズでもいいと思いますよ。

星 野:じゃあ、そういうことにしておいてください(笑)

言 村:星野学園!

星 野:星野学園は随時受付中です。

恵久地:私立っぽいですね(笑)

星 野:学費高いわりに、校舎がしょぼい私立です。

恵久地:屋上の風景とか、体育館のステージとか、女子更衣室とか、細かい部分までこだ
わりを持って書いている感じがしますね。

星 野:地形や建物の構造は想像するのが楽しいですね。

恵久地:今回は主人公が演劇部ということで、周りにいる演劇部の学生とかも、ワイワイ
と楽しい感じを演出してますね。

星 野:ありがとうございます。今回は、一度提出したさい「ポップにライトに」といわ
れたので、そこを意識しました。

恵久地:なるほど。編集長からのアドバイスもあったわけですね。

星 野:そうです!

秋 山:ふふん。

恵久地:演劇部の描写も非常に細かく書かれてますが、星野さん自身は演劇部の経験があ
るんですか?

星 野:昔部活で演劇をしていました。

恵久地:星野さんの実体験を含めた作品なんですね。

星 野:いやー、私の所属していたところは、体制などがいい加減でした。

恵久地:作中に登場する高飛車な女子部長とか、こういったキャラクターのモデルになっ
た人はいるんですか?

星 野:どうなんでしょう。今回はいないかもです。ある程度ステレオタイプ化された人
たちが頭の中にいて、それに特徴付けて実際に使えるキャラへ仕上げるときに現実の知人
と似たような人がいたら、そこからヒントをもらうケースはありますが。あの人を意識し
ました、などの具体的なものはないかもですね。

恵久地:秋山さんは、特集小説の担当者として、今回の星野さんの作品を読んでどう感じ
ましたか?

秋 山:そうですね。星野さんの今回の作品は、前作以前と比較して飛躍的に進歩したよ
うに見えます。テンポよく進むストーリーで、全体に音楽が流れているかのようなリズム
を持った文体。また星野さんにしては珍しく、ラストがハッピーエンドで締められている
のが印象深いです。後味の悪い、もしくは意味深なラストもいいですが、こういうのも中
々に上手く書けています。本作品で星野さんの作風に幅広さが加わったのではないかと思
います。『猫猫猫猫ネコノヒト!』で新たなベクトルを見せてくれた星野さんが、第八号
でどんな作品を見せてくれるのか、今からそれが楽しみです。

星 野:恐縮です。

恵久地:言村さんは、星野さんの作品を読んでどう思いました?

言 村:猫になりたいですね。

恵久地:ネコノヒトではなく、ただの猫でいいんですか?

言 村:うわ、どっちがいいか悩む!

恵久地:私は今回の作品を読んだら、だんぜんネコノヒトのほうがいいですけどね。

星 野:いいこと言いますね。ネコノヒトは四、五メートル飛べますよ。

言 村:聞く音楽によって、調子が良かったり良くなかったりするんですか? それとも
音楽ならなんでも、そんなに飛べるようになったり?

恵久地:ネコノヒトは自分の好きな音楽じゃないと変身できないですよね? 星野さん。

星 野:心から好きって思える曲なら飛べちゃいますね。

恵久地:自分の好きな音楽を聴いて、ちょっと可愛い超人になれるのはいいですね。

言 村:それは楽しそうですね。ちなみに星野さんの心から好きな曲は?

星 野:一つを選ぶのは難しいですね〜。

恵久地:では、すべての音楽をこよなく愛する星野さんの作品『猫猫猫猫ネコノヒト!』
を読んで、読者の皆様もネコノヒトに憧れてください。

言 村:私も明日からネコノヒトになります!

星 野:明日から語尾が「にゃー」ですね。

言 村:よし、じゃあ今から練習しときますにゃー!

恵久地:マタタビにも飛びついてください。

言 村:マタタビくださいにゃー。

恵久地:では、言村さんがネコノヒトに変身したところで、本日のインタビューを終了し
たいと思います。

星 野:ありがとうございました。お疲れ様でした。

秋 山:お疲れ様でした。

言 村:お疲れ様でしにゃー。

恵久地:では、お疲れ様でした。あ、お疲れ様でしにゃー。

■■■踝祐吾「公園通りの懐かない猫」■■■

恵久地:どうも、皆様こんばんは。

 踝 :皆様、こんばんは。

言 村:こんばんは。

恵久地:『回廊』第七号先行プレビューということで、本日は特集小説に参加された踝祐
吾先生を迎えてのインタビューです。よろしくお願いします。

 踝 :よろしくお願いします。……なんか違和感ありますね、「踝祐吾先生」って。

恵久地:いずれ本物のインタビュアや取材陣から、そう呼ばれるかもしれませんよ。

 踝 :えーっと。まぁ、慣れないものですが。

恵久地:踝さんと言えば、コラムを担当されたり、サイト版の『回廊』を作成したりと、
『回廊』には欠かすことのできない方ですが。それ以外にも、同人作家として広く活躍さ
れている偉い人だとうかがっています。

 踝 :偉かったんだ!

恵久地:私はそのように聞いてますよ。

 踝 :自分は単に手を広げすぎのように考えているんですけれどね(苦笑)

恵久地:そのあたりの経歴も含め、よろしければ踝さんご本人から読者の方々に簡単な自
己紹介をお願いできますか?

 踝 :ええと、改めまして、踝祐吾です……というか、何から語ればいいのやら。

恵久地:あまり公開すると踝さんの活動に支障が出るようでした、差し支えない程度で大
丈夫ですよ。

 踝 :いや、別に支障が出るわけではないのですが、同人活動を始めてからは早……九
 年ぐらいになるので……あまり考えたくないですね(苦笑)

恵久地:では、ものすごいベテランの方なんですね。

 踝 :ベテランというほどでもないんですけれどね。執筆速度は遅いですから。

恵久地:今回の作品を拝読させてもらっても、本当にソツがないというか、書き慣れてい
る感じがしますね。

 踝 :まだまだはっちゃけなきゃいけないとは思うんですけれどね。

恵久地:これでも、抑え目に書いていたんですか?

 踝 :そうですね。抑えているというか、無理矢理会話させてしまった部分はあったと
いうか。

恵久地:では、軽く作品にふれさせてもらいますが。タイトルは「公園通りの懐かない猫」
ということで、今回の特集テーマである「音楽と戯れる猫」にからめているわけですが。
ちなみに、踝さんの付けた英題が「Cat in the Darkness」ですね。

 踝 :はい。気づく方は気づくと思いますが、某作家の某作品のタイトルのもじりであ
 ります。英語題の方が、ですが。

恵久地:そういう小ネタは作品内にも登場しますが、踝さんは、分かる人にだけ分かる笑
い、みたいなのがお好きなんですか?

 踝 :ええ、小ネタ大好きです(笑)

恵久地:まあ、内容はしっかりしたミステリですが。

 踝 :この辺、「ケイゾク」とか「トリック」の影響があるのかも知れませんね。

言 村:どうでも良い事をいえば、「時効警察」が好きです。

 踝 :「時効警察」は、あまり見てなかったんですよ、実は。「富豪刑事」は見てしま
いましたが。

言 村:「時効警察」はシナリオが小説になって本で売ってますよ。「富豪刑事」は見な
かったです。ああ、なんかすれ違い(笑)

 踝 :でもあの時間帯は映像じゃないとつまらない気がするんですよねー。

恵久地:私は「脳噛ネウロ」を「トリック」のスタッフにドラマ化してほしいです。

言 村:ネウロは私も読んでます。

 踝 :ちなみに現在のマイ・フェイバリット・コミックです、「脳噛ネウロ」。なんに
も考え無しに作ってそうなんですが、実は緻密に計算されているところが素敵です。読み
返してみると伏線が張ってあったり。

恵久地:では、作品のほうに話を戻しますが。今回は特集小説ということで、テーマを消
化するだけでも大変なところにきて、さらに作品をミステリとして処理するあたりは、さ
すが踝さんという感じですが。ミステリは、踝さんの得意とするジャンルなんですか?

 踝 :ミステリが書きたくてサイトを始めたようなものですから(苦笑)得意というよ
りは、それしか書けないような気もしますね。

言 村:ミステリ以外も書きましょうよ。

 踝 :書こうとはしてますよ、一応。

言 村:おお! どんなのですか?

 踝 :同人で書いたのにはミステリ以外もいくつかあります。通販はしてませんが、そ
のうちダウンロード販売できるようにはしようと思います(と、ちょっと宣伝)。

言 村:読んでみたいです。

 踝 :以前に秋山編集長にレビューも貰ったんですが……あったあった、これだこれだ。
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20050120

恵久地:これは、踝さんが参加されているサークルで発行した同人誌のレビューですね。

 踝 :その当時はまさか『回廊』で書く事になろうとは……。

恵久地:私もまさか、踝さんにインタビューすることになるとは思いませんでしたよ(笑)

 踝 :世の中は巡っているんですよ。

恵久地:まあ、本当にミステリ以外の分野でも多才な踝さんですが。今回は得意なミステ
リ作品ということで、視点の描写なども非常に巧みですね。

 踝 :結構僕は視点がころころ変えるのが多かったりするんですけれど、今回は一点オ
ンリーにしてみました。

恵久地:主人公の「俺」による一人称ですが。主人公の語りが軽妙というか、シニカルと
いうか。ちょっと世間にすれている感じが出ていて、非常に面白いですね。踝さんの作品
では、一人称の固定視点というのは珍しいほうなんですか? 市販に出ているミステリ作
品を見ると、わりと一人称の作品が多いように思いますが。

 踝 :ミステリだと三人称が多かったりするんですが(その方が事実相違が少なかった
りするので)、同時に一人称の作品も多かったりしますね。ただ、僕の場合、時々何人か
の主人公をザッピングしながら物語が進行する、というのを書くので、一人称の固定が結
果的に少なくなってしまうのだと思います。

恵久地:なるほど。一人称が多いと思っていたのは、私のミステリ作品に対する読みが浅
いせいですね。申し訳ないです。

 踝 :いや、別に三人称が圧倒的というわけではないのですが。ホームズシリーズだっ
てワトソンの一人称ですし。

恵久地:ミステリと言えば、やはり重要なのはトリックだと思いますが。踝さんは、トリ
ックを先に考えてから作品の執筆に入るんですか?

 踝 :どちらもありますね。基本的に「山場」と「落ち」を決めてから書く事が多いの
で、トリックはあとから考える事が少なくありません。

恵久地:ストーリーの全体を把握してから、じゃあ今回はこういうトリックが使えるな、
という感じですか。

 踝 :そうですね。その場合、プロットの段階でトリックを決め打ちしてしまう場合と、
書きながら考える場合があります。

恵久地:今回の「公園通りの懐かない猫」はどちらでしたか?

 踝 :この場で言うのもなんですが、今回は後者になってしまいましたね。

恵久地:なるほど。言村さんは、踝さんの作品を読んでどう感じましたか?

言 村:気がついたのですが、踝さんの小説って、私初めて読んだかもしれません。

 踝 :あれ、そうでしたっけ。

恵久地:踝さんの小説作品が『回廊』掲載されるのは、今回が初ですね。

 踝 :小説を『回廊』に書いたのは初めてですね。……正確には、完成させて掲載され
るのは、ですが(苦笑)

言 村:そういうわけで、初踝さん小説なわけですが、コラム同様、きわめて読みやすい
ですね。というか、流れるような文体。

 踝 :ありがとうございます。

言 村:六ポイントで印刷したんですが、真っ黒にならず、ほどよく字の詰まった紙面で、
そういうところも読みやすいですね。

 踝 :結構小さくないですか。六ポイント。

言 村:六ポイントは小さいですよ。一ミリちょっと角くらいに一文字ですね。A四に印
刷したら四ページで収まりました。

 踝 :細かすぎですよう。一応五十枚越えてるんですから。

恵久地:登場人物も非常にユーモアですし、ミステリでありながら、ゆったりとした雰囲
気を楽しめる作品ですね。

 踝 :ありがとうございます。

恵久地:まあ、これまで編集部では、何度か掲載予定の組まれた踝さん作品ですが。今回
は本当に、待望の初登場ということで。

 踝 :それを言われると痛いです、すっごく(笑)

恵久地:これから続々と、踝さんの作品が掲載されるかもしれませんよ。

 踝 :まぁ、ご期待に添えるかどうか分かりませんが、努力します。『回廊』の発行が
自分の同人誌制作サイクルに被っているので、結構必死ですが(笑)

恵久地:いつも忙しい作業で、本当にご苦労様です。

 踝 :いえいえ。

恵久地:では、読者の皆様にはですね。踝さんの『回廊』における初の小説作品を、ぜひ
ご覧になって下さいとお願いして、本日のインタビューを終了させていただこうと思いま
す。

 踝 :楽しんでいただければ幸いです。

言 村:楽しいです。

恵久地:楽しいですよ。

 踝 :なんか宣伝みたいですね。

言 村:宣伝ですってば。恵久地さんは『雲上』宣伝部長ですもん(笑)

恵久地:宣伝のためのインタビューです。

 踝 :まじすか(笑)

恵久地:まあ、そんなところで。踝さん、言村さん、本日はありがとうございました。

 踝 :どうもありがとうございました。

言 村:お疲れ様でした。

恵久地:お疲れ様でした。

 ……………………………………… Next→読切小説 ………………………………………

 このコーナに対するご意見・ご感想は編集部まで:unjyou@ml.kairou.com
 次回は第91号(4月12日配信予定)に掲載予定です。お楽しみに!


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〜〜〜〜□公式サイト (http://magazine.kairou.com/)【第七号】近日公開■〜〜〜〜〜

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【3】 編集後記
 ──────────────────────────────────────
 前略。
 いかがでしたでしょうか。『雲上』では現在、作品募集を行っています。詳しくは下記
公式ページをご覧ください。
 さて、雲上特集号第二弾はお楽しみいただけましたでしょうか? 個人的に興味深かっ
たのは、踝さんのインタビュー内で言及されたミステリと人称の問題ですね。たとえば「
モルグ街の殺人」やホームズ譚で、ワトソン役による一人称が採用されている理由として
は、ひとつに読者と情報を共有する存在によって謎の不可思議さを浮かび上がらせること
(マジックに驚く人が必要なのと同じようなもの)、もうひとつには読者よりも頭の悪い
人を設定して読者に溜飲を下げさせること(笑)などがあった(いや、実際、ノックスの
十戒かヴァン・ダインの二十則のどちらかにそんなことが書いてあったと思うんですけど)
とどこかで読んだことがある気がします。あと、叙述にトリックを仕組んだミステリでは
よく一人称が採用されていたりします。この場合は人物の視点を通すことによって、事実
をフィルターにかけてしまったりするわけですね。はったりも叙述トリックも必要としな
いガチガチの本格に三人称は多い気がします(僕が読んだ限りでは、クイーンの作品はみ
んな三人称でした)。
 まあ、何がいいたいかというと、ミステリを知り尽くした踝さんのこれからの作品に期
待! ということです。ではまた明日。
 ……それにしても、踝さんの英題の元ネタが思い出せない……。いや、英題のほうは思
い出せるのですが、あの英題って何のだっけなあ……。

*公式サイト
http://unjyou.kairou.com/
*編集部
info@kairou.com

 次回の配信は04月12日を予定しています、それでは。

   ……………………………………… 公 募 ………………………………………

 本誌『雲上』では、アイデアと感動に満ちた作品を募集しています。

 対象は「文章で表現されるすべての作品」です。
 著作権等の問題が無ければ、既に何らかの形で公開された作品でも構いません。
 編集部では作者との共同作業で作品をより良くするシステムを整えております。
 たくさんのご応募を、お待ちしております。

         まずは編集部までご連絡ください:info@kairou.com

   ……………………………………… 奥 付 ………………………………………

       発行日:2006年04月11日
       発行元:雲上回廊
       発行者:秋山真琴
       編集者:キセン
           遥彼方
           言村律広
           恵久地健一

       ご意見ご感想:
           unjyou@ml.kairou.com
       購読の解約および、公式サイト:
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創刊日:2003-11-08  
最終発行日:  
発行周期:月3回  
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