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雲上マガジン vol_77

発行日:12/30

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    メールマガジン『雲上』 〜読者へつなぐ〜         第77号
         毎月、05日、15日、25日配信         2005/12/30
                     http://unjyou.kairou.com/

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 ……………………………………… も く じ …………………………………………

 【1】 前書
 【2】 打ち上げレポ
 【3】 霧生康平と世界の旅「Imaginary fears」     第7回
 【4】 編集後記

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【1】 前書
 ──────────────────────────────────────

 こんにちは、みなさま。言村律広です。
 押し迫って押し迫って押し迫ってきた30日ですね。今年は例年より一秒だけ長いらしい
ですよ。何をして楽しみましょうかね、余分な一秒には。

                                      後略。

◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【2】 打ち上げレポ
 ──────────────────────────────────────

 今年、2005年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか。
 一年を振り返り、2005年を打ち上げるレポートと、そのオフ会のレポートを集めました。

 ……………………………………………うちあげ……………………………………………

●恵久地健一

 さて、第六号『回廊』オフ会レポートをこれから書くわけですが、私は仕事の都合で今
回のオフ会は参加できませんでした。ただ、第三号のオフ会で初めて『回廊』に出会い、
それから早くも一年が過ぎたということで、その時間を振り返り、私が『回廊』へ参加す
るに至った経過をここへ書こうと思います。

 そもそもの始まりは今から三年前、中古ソフト屋で気まぐれに買ったゲームソフト。そ
のゲームの攻略法をネットで調べ、該当した攻略サイトの掲示板へ偶然にも紹介されてい
たのが、フリー参加のネット小説サイト。その小説サイトに、現在の『回廊』メンバーで
ある、イサイさん、言村さん、霧生さん、そして、秋山編集長がいたわけです。
 秋山さんは、当時から色々と活動をしていたらしいけど、私は小説サイトの秋山さんし
か知らなかったので、当初は面白い作風の人――ぐらいの印象でしたね。
 その後、私も二年ほど小説サイトへ参加して、当時から交流のあったイサイさんへ出し
たメールの返信で、秋山さんの主催する『回廊』の存在と、そこで作家を募集しているこ
とを聞かされ、そのまま参加。それから一年後、現在に至る、と。

 だから、私は秋山さんから直に誘われたわけじゃないし、秋山さんの魅力に惹かれて参
加したわけでもないので、アキヤマニアといわれてもピンとこないんですよ。
 たしかに、この一年で秋山さんが色々やっている凄い人だというのは分かったけど、当
初の変わった作風の人と、その作風で作家として伸び悩んでいた秋山さんの印象も、まだ
私の中から消えてないので。
 う〜ん、じゃあ何でお前は『回廊』にいるんだと聞かれたら、本当に〈奇縁〉と答える
しかないですね。中古のゲームひとつ、イサイさんに送ったメールひとつ、どれかひとつ
でも無かったら、今こうしてオフレポを書いている私も存在しないわけだから。
 ただ、きっかけは偶然だったとしても『回廊』へ参加しようと選択したのは、私自身の
意思で決めたことなので。『回廊』へ参加した一年間を振り返って、その選択は正しかっ
たと思えますよ。基本的には自分の書きたい物を書かせてもらったし、色々と勉強もさせ
てもらえたし、後悔はないですね。

 これからまた一年。先のことは分からないけど、たぶん来年の今頃も、小説を書いてい
ると思います。今は凄い小説を書く以外、やりたいことが無いので。
 まあ、まったく無いわけじゃないけど、小説に比べたら、全部それ以下ですね。本当は
仕事のこととか、将来を考えてお金を稼ぐことも真剣に考えなきゃいけない年齢なのだけ
ど。他のことは諦めが付くとしても、凄い小説を書くことだけは諦められません。
 それでもしこの先、本当に凄い小説が書けて、その作品に至るまでの経過を、ひとつひ
とつ振り返ることがあったとしたら。あのとき自分が『回廊』に出会ってなかったら、こ
んな凄い作品は書けなかったなと、そう思うことができたら良いですね。
 まあ、そんな感じ。とりあえず今回の第六号も含め、一年間、お疲れさまでした。


●遥彼方

 こんにちは、遥彼方です。
 昨日は秋山さんをはじめとする『回廊』構成メンバのうちの幾人かと、初めてお会いす
ることができました。その興奮も冷めやらぬような状態で、これを書いています。
 今年は個人的な面でも何だか色々あって、一年間どうにか生きてきたなあという感じが
しています。そのどうにか生きてこれた大きな理由のひとつが、『回廊』だったと思いま
す。
 普通に学校通って勉強してぼうっとなんか創ってご飯食べて、というだけの生活をして
いたらまず出会うことはなかったような面白い人たちと交流することができ。そのことで、
自分の世界は少しずつ、確実に広げられたと思います。
 自分にとって今年の『回廊』は、そういう、とても貴重な場となりました。
 メンバの皆さま、サポートしてくださった皆さま、読者の皆さまに心から感謝しつつ、
来年がよき年でありますように。

 ほんまにみんな大好きです!


●言村律広

 12月24日、そして27日に『回廊』オフがありました。前者は第六号の打ち上げと忘年会
を兼ねて、後者は遥彼方さんと六門イサイさんが上京されるのに合わせてのオフでした。
 まず24日の方ですが、私は秋田紀亜さんと桂たたらさんに初対面しました。秋山真琴さ
ん、街角闘人さん、遠野浩十さん、水池亘さんが一緒で、新宿に待ち合わせ、飲み屋さん
で話すという内容でした。待ち合わせに遅刻した時間の百倍を罰金として課され、分単位
のために、いろいろと酷いことになった人がいました。誰とは言いませんが、帰りの電車
賃が危なさそうだったり。
 次に27日の方では、関西から遥さんと六門さんを迎えて、つい一昨昨日に会った人や久
しぶりに会った人などが集まり、たいへん賑やかになりました。集まってやったことは、
秋山さんがどこかで売るとかいう同人誌の製本作業ではありましたが、みんなでやるとい
うだけで楽しめました。場所がカラオケ屋さんだったので、キセンさんが歌いたがり、そ
のたびに秋山さんに目で制されていたりと、相変わらずの光景も展開されつつ、愉快な時
間が過ごせました。
 さて、そうこうして今年の『回廊』関係の活動も、終わりになりました。正確にはまだ、
秋山さんが即売会に出るなどが残ってはいるようですが、私としてはこの『雲上』を編集
し終えることで2005年の総合創作団体〈雲上回廊〉に参加しての活動が終わります。今年、
私が『回廊』で何をやったかというと、第四号から第六号まで、小説も書かず妙なコラム
を書いてみたりと、あまり表立って動いてはいませんでした。というのは『雲上』をどう
していくか、を考える必要があったからです。秋山さんから編集長を引き継ぎ、編集に慣
れてきた頃で、私が『雲上』にどんなことをできるかと考える年になりました。文芸誌と
して、また『回廊』宣伝誌として、うまく機能するメールマガジンにするには、と考え、
いくつかやってみては失敗したりしました。「語り回廊」なんてコーナーは懐かしくも哀
しい試みでしたね。まあそういうわけで、来年も少しだけ私が編集長を務め、4月からは
次の編集長にバトンタッチする予定です。
 みなさん、今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願い申し上げます。

 …………………………………………… れぽ ……………………………………………

 このコーナに対するご意見・ご感想は編集部まで:info@kairou.com


________________________________________
[広告]   オンライン文芸マガジン『回廊』第六号【騒乱】

■廊』         乱】         公開中  『回         ■
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【3】 霧生康平と世界の旅「Imaginary fears」     第7回
                  著/霧生康平
 ──────────────────────────────────────

 あなたは知っているか?
 我が永遠の旅路にあって、其を片時も残さずに記述し尽くす事における絶望の闇をも呑
み込まんとする方法を知っているか?
 霧生康平を知っているか?

 …………………………………………… 630字 ……………………………………………

「人を殺さないと、人が死んだときどうなるかわからないなんて奴は想像力がなさすぎる
のよね」
 屋上で夕焼けを見ていると、彼女は唐突に物騒なことを言い出した。
「本当に想像力のある人間ってのはね。こうするだけで充分」
 そういうと、足元から一塊の埃を摘み上げた。
「この埃の中に、私達が見えないくらいの大きさの宇宙が詰まってる。そう考える。そし
て私は、いとも簡単にこうすることができる」
 そう呟くと、その埃を丹念に揉み潰した。
「これだけで宇宙の破壊者よ。まったく簡単なものじゃない。……もっとも、私達がそう
なる可能性はいつだってあるけどね」
 ──まったく、物騒極まりない人だ。
 そうして、夕焼けを眺めていた彼女がいきなり僕を突き飛ばした。
 突然のことでわけがわからなくなっていた僕は、そのとき起こったことを全て記憶して
はいない。だから、僕が見たことは全部幻なのかもしれない。
 彼女がいきなり吹き飛んで、屋上のフェンスを飛び越えた。そのまま落ちるかと思われ
た彼女の体は空中に浮いている間に掻き消えた。
 ──今現在にいたるも彼女は発見されていない。完全にこの世から消えてしまった。も
しあれがなにか超常的な力によるものだとしたら、『それ』はいったいなにをやったのだ
ろうか? 爪でごみをこそぎとった? 息を吹きかけた? それともなにかもっと別のこ
となのだろうか。
 空を見る。鉛色の雲から静かな音ともに雨が降る。もう半日ほど降りつづけている。
 これも何者かが流した涙なのだろうか。と、僕はそんなことを考えた。

 ……………………………………………「杞憂」……………………………………………

 この作品に対するご意見・ご感想は編集部まで:info@kairou.com
 次回は第78号(01月05日配信予定)に掲載予定です。お楽しみに!


◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆
 【4】 編集後記
 ──────────────────────────────────────
 前略。
 いかがでしたでしょうか。
 みなさまの今年、『回廊』の今年、そして『雲上』の今年は、みなさまにどのように見
えるのでしょう。何か感想がありましたら、是非とも編集部まで一報くださいませ。
 30日と31日で2005年が終わりますが、続けて2006年が始まります。当たり前ですね。来
る新たな年にも編集部一同、みなさまに楽しんでいただける誌面づくりを目指して鋭意努
力していきます。
 今年一年、ありがとうございました。来年以降も、よろしくお願いします!

*公式サイト
http://unjyou.kairou.com/
*編集部
info@kairou.com


 みなさま、よいお年を!

 次回の配信は2006年01月05日を予定しています、それでは。

   ……………………………………… 公 募 ………………………………………

 本誌『雲上』では、アイデアと感動に満ちた作品を募集しています。

 対象は「文章で表現されるすべての作品」です。
 著作権等の問題が無ければ、既に何らかの形で公開された作品でも構いません。
 編集部では作者との共同作業で作品をより良くするシステムを整えております。
 たくさんのご応募を、お待ちしております。

         まずは編集部までご連絡ください:info@kairou.com

   ……………………………………… 奥 付 ………………………………………

       発行日:2005年12月30日
       発行元:雲上回廊
       発行者:秋山真琴
       編集者:言村律広
           遥 彼方

       ご意見ご感想:
           info@kairou.com
       購読の解約および、公式サイト:
           http://unjyou.kairou.com/
       オンライン文芸マガジン『回廊』編集日誌:
           http://blog.melma.com/00102964/

       (c) unjyou_kairou 2005 all right reserved

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