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藤原雄一郎の時事通信

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藤原雄一郎の時事通信 トヨタ公聴会

2010/02/26

メールマガジン838号   2009/2/26日発行(月・水・金発行)

□□  トヨタ公聴会  □□

本日ご配送がありました。お詫び申し上げます。

トヨタは「訴訟社会アメリカ」を熟知した弁護士の支援を受けているのだろう
かと思いました。

まず創業家の孫であるトヨタ社長が出席したことは正解であったようです。通
常公聴会に呼ばれるアメリカのCEOは、訴訟責任を避けるために「居丈高」な応
答をして、政治ショーが一気に盛り上がるのですが、今回の豊田社長は終始低
姿勢で、謝罪を繰り返し、攻めるほうも勝手が違ったようです。

公聴会がアメリカ社会にどのように受け入れられるかは、日本からでは判断で
きません。しばらく時間を置いてアメリカの反応を知るしかないと思います。


でもあれだけ謝罪を繰り返すと、膨大な訴訟がおこる可能性があります。今後
司法当局も乗り出してきます。トヨタは全力をあげて優秀なアメリカの弁護士
を探す必要があります。

豊田社長が公聴会が終わって早々に引き上げるのではなくしばらくアメリカに
滞在するのは良いことだと思います。

さて今回の公聴会で不審に思うことが二つあります。

涙ながらに訴えた女性が160キロのスピードでギヤをバックに入れて何とも
反応がなかったと証言したことです。車を運転する人なら誰もがおかしいと感
じるはずです。何だか不透明なものが背後にあるような気がします。この証言
が全米に大きな反響を呼んだからなおさらです。この発言を徹底検証して公正
な証言か検証する必要があります。

もう一つは非創業家の歴代社長が不思議な沈黙を続行していることです。今回
の事件は豊田社長ではなく彼らが引き起こしたものです。それが不思議な沈黙
を守っているのは、罪を豊田社長になすりつけ、お手並み拝見で、豊田社長の
社長としての資質が無いことが表面化するのを待っているような気持ちすら私
は抱きます。これが杞憂であることを祈り、トヨタ騒動が一日も早く終焉の方
向に歩みだすことを強く願っています。

何と言ってもトヨタが低迷するかぎり、日本経済の再建はありませんから。

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創刊日:2003-10-13  
最終発行日:  
発行周期:月水金  
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  • 名無しさん2010/02/28

    読書大好きさん



    う〜〜〜と考え込んでしまいますね。

  • 名無しさん2010/02/27

    今回の「トヨタの公聴会」ほど、国内外で注目を集めたものは、かつて久しくなかったのでは、ないでしょうか。



    アメリカの現政権の、外交面での弱腰や、日本の新政権の、反米的政策に逆襲に出るために仕掛けられたと言う見方もあるようです。



    なんと言ってもアメリカは、中間選挙が近づいており、その対策でやり玉に上げられたのがトヨタではないでしょうか。



    公聴会終了後のアメリカ国民の評価を、日本のテレビ局が、ニューヨーク市民から聞いていましたが、約6割が、公聴会での豊田社長の説明に納得していたとか。



    しかし、別の見方をすれば、下院議員からすれば政治的パフォーマンスですし、訴訟社会のアメリカでは、弁護士に、どのような手段で訴訟に持ち込まれるかわかりません。



    この公聴会が、韓国や中国企業が対象に開かれるものであれば、その国のマスメディアや国会議員・国民まで巻き込んで、ヒステリックに、アメリカを責めることでしょうが・・



    しかし、言われるように、奥田さんや張さんなど歴代の社長経験者で、それを足がかりとして、財界トップに君臨した人物の、反省の声や擁護論が聞かれないのは不思議ですね。



    日本は、倫理観も道徳観もとっくの昔に、なくなってしまったのでしょうか?



    このような社会的立場のある人が、政治家を含めて、国民に尊敬されない社会になってしまったのであれば、ますます日教組の、好き勝手で、教育が壟断され、無国籍国民が、作り出されて行くことになるのでしょう。



    読書大好き