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藤原雄一郎の時事通信

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藤原雄一郎の時事通信 政治と金

2010/02/03

メールマガジン831号   2009/2/3日発行(月・水・金発行)

□□  政治と金  □□

一ヶ月ほど日本を留守にしていました。それでも時々、共同通信の記事を見る
ことが出来ましたが、話題はJALと小沢問題ばかり目立っていました。

「政治とカネ」は自民党の専売特許でした。特に民主党は野党時代「激しく自
民党を責める」ために、民主党内の「政治とカネ」が顕在化すると、迅速に離
党処理をする厳しさでした。

でも自民党においてすら、大臣就任後に不祥事が露見すると、「身体検査不良」
と称して、司直の手を待つまでも無く、次々と大臣辞任に追い込まれたのは記
憶に新しいところです。

また自民党の加藤紘一議員は、所得税法違反で起訴された佐藤三郎・元事務所
代表による事件の責任を取って議員辞職をしています。

それがどうでしょうか。「政治とカネ」に厳しかった民主党が代表と幹事長に
よる、自民党の「政治とカネ」の金額とは比較にならない巨額の金額で世間の
耳目を集めているのに、政府与党が一体となって検察批判を繰り返して、代表
と幹事長の擁護に躍起です。

工学の世界では「しきい値」というのがあります。ある一定の限度(「しきい
値」)をこえると例えば電源がオンになり皆さんが注目する値です。

これを「政治とカネ」の世界に適用するなら、不祥事の程度が、バタバタと辞
任に追い込まれるレベルが「しきい値」となります。

現在問題となっている、民主党の代表と幹事長の「政治とカネ」問題が「続投
で決着」すれば、民主党は今後どのような「政治とカネ」問題が発生しても、
これほどまで巨額にはならないでしょうから、誰も責任を取らないことになり
ます。しかも検察の手で逮捕・起訴されても、「知らぬ顔のハンベイ」で済ま
すことが出来ることになります。

自民党の「政治とカネ」にたいする「しきい値」が政権交代で一段と高いレベ
ルになったことになります。民主党は「政治とカネ」に対する感度がほぼゼロ
になった「汚い政党」に落ちぶれたことになります。また社民党もどうしてこ
のように感度を下げてしまったのでしょうか。

会計責任者が逮捕・起訴され公判中です。もし石川議員が起訴されたなら小沢
幹事長は加藤紘一議員に見習って議員辞職をするのが当然でしょう。幹事長辞
任などで済ましてはなりません。さもなければ、民主党に政権担当の資格はあ
りません。恐ろしい世の中になったものです。

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創刊日:2003-10-13  
最終発行日:  
発行周期:月水金  
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