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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第3448号】 「台湾」を格上げしたアメリカ  浅野 和生(平成国際大学教授)

2019/04/09

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━ 平成31年(2019年) 4月9日】

   ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
           日台共栄のためにあなたの力を!!
<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  [Vol.3448]
1>> 「台湾」を格上げしたアメリカ  浅野 和生(平成国際大学教授)
2>> 今夜21時55分、蔡英文総統が米国の3つのシンクタンクとのビデオ会議に出席
3>> 【祝】 鹿児島銀行が台湾に「台北駐在員事務所」を開設
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1>> 「台湾」を格上げしたアメリカ  浅野 和生(平成国際大学教授)

【View point:2019年4月8日】

 3月19日に、台湾の外交部で一つの記者会見が行われた。

 日本は、台湾と外交関係を持たず国家として認めていないが、台湾には他のどの国の支配下にも
ない政府があり、台湾で対外関係を司(つかさど)る行政機関が外交部である。

 その外交部で、呉[金リ]燮外交部長(外務大臣に相当)と米国在台湾協会の代表であるクリステ
ンセン台北事務所長が並んで立って、「インド太平洋民主統治協議会」の開催について発表した。

 米国在台湾協会は民間団体とされているが、実はアメリカを代表する外交機関である。その代
表、つまり事実上の「米国大使」が、台湾の外務省で外務大臣と並んで記者会見を行った。これは
1979年1月1日のアメリカと台湾の断交以来初めてであった。

◆外交機関が定期的交流

 開催が決まった協議会は、アメリカ国務省民主主義・人権・労働局のバズビー副次官補が昨年10
月に台湾を訪問したとき、蔡英文総統と呉外交部長に提唱した「民主主義と人権に関する常設の対
話」を実現させるものだ。発表によれば、協議会は毎年1回開かれるが、その第1回は本年9月に台
北で開催され、その際に国務省同局の高官が来台する。

 この会議は、米台双方が相互の協力を進め、台湾が達成してきた民主化の経験を、この地域の
国々の民主化、発展のために分かち合うことで各種の課題に対処するプロジェクトを検討する常設
の機会となる。クリステンセン所長は、アメリカにとって台湾は「自由で開かれたインド太平洋地
域」のための大切なパートナーである、と述べた。

 この会議によって事実上、台湾の外交部とアメリカの国務省との間における定期的な交流の場が
生まれることになる。つまり、同協議会は双方の「政府機関」の対話のパイプになるのではないか。

 ところで、トランプ政権の発足以来、米政府が「一つの中国」に触れる時には、中国側の使う
「一つの中国原則」ではなく、常に「われわれの一つの中国政策」を用いてきた。つまり、トラン
プ政権は、「一つの中国」を、不変の「原則」ではなく、状況によって変わり得る「政策」と位置
付けている。

 一方、米国議会は、昨年3月に米台の高官の相互訪問を認める「台湾旅行法」を成立させ、8月に
は、アメリカが主催する合同軍事演習への台湾軍の参加を認める「2019年国防権限法」を、さらに
昨年12月に、「アジア再保証推進法」を成立させ、その中で台湾関係法と台湾旅行法の実行を求めた。

 以上のように、アメリカではトランプ大統領と二大政党が一致して台湾の取り扱いの格上げを
徐々に進めてきたのだが、米台断交40年、即(すなわ)ち台湾関係法制定40年を機に、さらに一歩
を進めることになるのがこの協議会の開催である。

 今回の記者会見では、「中国の反発を受けるのではないか」という質問が出されたが、クリステ
ンセン所長の答えは、「この機構は、価値を共有するアメリカと台湾が、この地域における民主主
義の拡大のために協力するものであって、中国とは関係ない」であった。アメリカの「一つの中
国」政策は「名存実亡」に向かっているのではないか。

◆米政権見習うべき日本

 さて、翻ってわが国はどうか。蔡英文総統は、去る3月2日付の産経新聞に掲載されたインタ
ビューで、安倍政権に対して日台の「安全保障対話」を呼び掛けた。この呼び掛けに対して日本政
府では、3月8日、菅官房長官と河野外相がそれぞれの記者会見で、「日本と台湾との関係は、非政
府間の実務関係を維持していくというので一貫しておりまして、この立場に基づいて適切に対応し
てまいりたい」と同じ口調で答えた。

 アメリカも過去40年間、台湾とは非政府間の実務関係を続けてきた。しかし、米中新冷戦の中、
トランプ政権は「一つの中国」政策を口にしつつ、「中国とは関係なく」米台間の会議体を設ける
こととした。この点、安倍首相はトランプ政権に範を取ってはどうか。(あさの・かずお)

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2>> 今夜21時55分、蔡英文総統が米国の3つのシンクタンクとのビデオ会議に出席

【台湾週報:2019年4月8日】

 蔡英文総統は、4月9日(火曜日)日本時間21時55分より、米国の「戦略国際問題研究所」(CSIS)、
「ブルッキングス研究所」(The Brookings Institution)、「ウィルソン・センター」(The 
Woodrow Wilson International Center for Scholars)の3つのシンクタンクとのビデオ会議に出
席し、挨拶します。

 このビデオ会議は、中華民国(台湾)総統府ウェブサイトでインターネット中継を配信します。
また、会議の後、蔡総統の挨拶文の全文を同ウェブサイトに掲載します。

・中華民国(台湾)総統府ウェブサイト
 https://www.president.gov.tw/

・総統府YouTubeインターネット中継
 https://www.youtube.com/watch?v=jnhV34bqmmw (英語)
 https://www.youtube.com/watch?v=kzDJ750Hhjg (中国語)

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3>> 【祝】 鹿児島銀行が台湾に「台北駐在員事務所」を開設

 本年、創業140年を迎える鹿児島県と宮崎県を基盤とする鹿児島銀行が3月8日、台北市信義区の
オフィスビル交易広場に「台北駐在員事務所」を開設しました。

 地元紙の南日本新聞は「職員3人が県内企業の海外進出や貿易拡大支援、観光交流促進に向け活
動する。鹿銀の海外事務所開設は中国・上海以来12年ぶり。地方銀行の台湾進出は福岡銀行、秋田
銀行に次いで3行目となる」と報じています。

 この日の夜に開かれた事務所設立記念パーティーには、金融監督管理委員会の顧立雄・主任委員
や沼田幹夫・日本台湾交流協会台北事務所代表、元総統府国策顧問の金美齢氏なども来賓として出
席してお祝いしたと「NNA ASIA アジア経済ニュース」は伝えています。

 銀行の台湾支社や事務所開設は、企業の台湾進出にとって心強い味方です。特に地銀の事務所開
設は地元企業にとって大いに頼りとなる「闇夜の提灯」的な存在。鹿児島銀行の英断を讃え、台北
駐在員事務所の開設に祝意を表します。

 下記に、鹿児島銀行台北駐在員事務所の連絡先や、九州フィナンシャルグループが4月3日に発表
したニュースリリース「鹿児島銀行台北駐在員事務所の開設について」、その開設を伝える「NN
A ASIA アジア経済ニュース」の記事をご紹介します。

 ちなみに、台湾に支店を構えている日本の銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ
銀行の3大メガバンクで、次いで、地方銀行の中でも最大の預金量を持つといわれる福岡銀行が
2015年12月18日に台北駐在員事務所を開設、翌2016年10月7日には秋田銀行が初の海外拠点として
台湾事務所を開設し、今回の鹿児島銀行の駐在員事務所の開設は6行目となります。 

 一方、台湾の銀行では、台湾銀行、第一銀行、彰化銀行、中国信託銀行、兆豊銀行、玉山銀行の
6行が日本に支店を開設しているそうです。

◆鹿児島銀行台北駐在員事務所(川畑大介所長)
 台北市信義区松仁路89号 1號交易廣場7階E室 
 TEL:02-2758-9510

◆鹿児島銀行台北駐在員事務所の開設について【ニュースリリース:2019年4月3日】
 https://www.kyushu-fg.co.jp/newsrelease/pdf/20190403_02.pdf

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《日系進出》鹿児島銀が台北事務所、地銀3行目
【NNA ASIA アジア経済ニュース:2019年4月9日】
https://www.nna.jp/news/show/1889910

 鹿児島銀行は8日、台北市信義区のオフィスビル「交易広場」に駐在員事務所を開設した。取引
先企業の台湾進出のサポートや農畜産物の輸出入促進などを手掛けるのが目的。同行の海外駐在員
事務所の設立は上海に続いて2カ所目、日本の地方銀行が台湾に事務所を設けるのは3行目となる。

 開所に立ち会った同行の上村基宏頭取は台湾市場について、「東南アジアへの発展の足掛かりに
なる重要な市場」と強調。新事務所の業務内容については「まずは取引先企業の台湾進出をサポー
トしたい」と述べた。企業からの貿易相談件数は台湾がトップだと指摘した上で、「米中貿易摩擦
などもあり、これから進出企業は増えていくだろう」と予測。現在は3人のスタッフを将来的に、
約10人に増やす考えがあることも明らかにした。

 上村頭取はまた、鹿児島県が生産量で全国1位を占めるものも少なくない農畜産物の輸出入を促
進していく方針も表明。とりわけ、台湾政府が17年に日本からの輸入を解禁した牛肉については、
「台湾産に比べ品質が高く、輸出を伸ばすことができる」との見方を示した。このほか、観光客の
誘致を図る取り組みも率先して行っていくという。

 上海事務所が手掛ける業務との違いについては、「上海は情報収集や顧客のアテンダントにやや
偏っていた。台湾ではさまざまなビジネスを銀行主導で手掛けていきたい」と話した。今後の海外
展開については、5年ほど先にベトナム、タイ、シンガポール、インドネシアなどに事務所を開設
することを視野に入れていると明らかにした。

 同日夜には事務所設立記念パーティーが台北市内のホテルで開かれた。パーティーでは金融監督
管理委員会(金管会)の顧立雄・主任委員(閣僚級)が挨拶し、「鹿児島銀行の駐在員事務所設立
で鹿児島と台湾の経済交流がさらに発展することが期待される」などと述べた。

 パーティーにはこのほか、日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表や作家の金美齢氏などの
来賓、また日系企業や台湾企業の関係者らが多数参加した。

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・2014年 李登輝元総統ご来日(2014年9月19日〜25日)
・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
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  • 下津井よいとこ2019/04/16

      令和6年頃に発行が計画されている新紙幣は、多くの人が指摘しているようにデザインがおもちゃのように感じられます。

     紙幣の肖像が描かれる面には、これ迄主たる位置に漢数字で額面が書かれていました。新紙幣では額面を算用数字で記載するとのことです。

     算用数字で書くと安っぽく感じられます。見易くする意図があると云うことですが、「0」が並ぶとかえって見間違え易くなるのではないでしょうか。算用数字よりも漢数字の方が視認性が高いと思います。

     多くの人はお金の支払いや受け取りの際、紙幣の券種を色や肖像、大きさなどで見分けていることが多いと思います。稀に間違える人もいるのでしょうが、それはぼんやりしていて勘違いするのでしょう。額面で確認することもあると思いますが、その際、漢数字のほうが算用数字よりも視認しやすいと思います。瞬時の瞥見でも、「0」の数によるよりも、「万」や「千」などの漢字によるほうが区別し易いと思います。

     漢字は、離れたところから見る場合や視力の弱い人が見る場合に、ぼやけて眼に映っても輪郭や形で区別がつき易いと云う特性があります。例えば、遠くからバスや路面電車が近づいてくる場合に、行先表示幕がはっきりとは見えなくても、文字の輪郭から行き先を把握出来ることがあります。漢字の視認性には非常に高いものがあります。

     紙幣の場合も今迄の紙幣は漢数字で額面が記載されていることにより、漢字の視認性の高さが生かされていると思います。

     外国人旅行者にも分かり易くと云うことも言っていますが、何事に関しても外国人を想定しなければならないものなのでしょうか。紙幣は国の顔であります。安易に「型」を歪めてはなりません。紙幣迄をも外国人対応にするとは外国人に対する阿りが余りに行きすぎていると言わざるを得ません。現在の紙幣の意匠でも、縁には算用数字が書かれています。漢字が読めない人はそこを見ればよいのです。無論、外国人が日本に来るのであれば、お金にどのような種類があるかを含め、多少は日本のことを事前に調べてくるのは常識でしょう。

     無論、お金のように価値があるものなら、仮に分かりにくかったとしても、分かろうとするのが通例ではないでしょうか。分かりにくいからといい加減に扱う人が存在するでしょうか。価値があるものは、誰しもその価値を滅損しないように大事に扱うのです。間違えないように注意して扱うものなのです。以前、日本紙幣が韓国や香港などの他、非漢字圏でも流通していました。縁に書かれている算用数字の他は、券面の文字が殆ど読めない人であっても、それが日本紙幣であり額面が幾らで、十分な通用力があることをよく認識していたのです。

     (引照としては奇妙な話かもしれませんが、北朝鮮ではどんなに日本やアメリカを罵っていても、米ドル札や円札は珍重されています。北朝鮮ではドルや円がなければ品質の高いものは買えません。価値のあるものがぞんざいに扱われることはないのです。)

     以前は韓国や東南アジア、更には冷戦構造崩壊後はシベリヤや満洲南部で日本紙幣が流通していました(1)。然し、近年は中進国や発展途上国の経済力が強まったことで、そう云うことも少なくなりました。現在、外国人が日本紙幣を手にする機会が以前よりも増えたと云うことはないのでないでしょうか。

     若し仮に、外国人が日本紙幣を手にする機会が以前よりも増えているとしても、外国人対応にする必要はありません。

     物事には、「品」や「重み」が必要です。便利さだけを追求すれば良いものではありません。便利さだけを追求すると文化が失われることになります。

     紙幣の場合、「品」や「重み」が失われると心理的な面で経済に悪影響を及ぼすことになりかねません。

     我が国では国民の貨幣に対する信頼が非常に強いと言われます。例えば、終戦直後に激しいインフレが起こっても貨幣に対する信頼自体が揺らぐと云うことはありませんでした

     我が国に於いて、貴金属を保有する人は少数です。寧ろ、工業材料としてではなく経済的価値の保蔵手段としての金地金等を「怪しい」「騙される」と云った眼で見る人が多いと言えます。また、地金としての金とはまた別の話ですが、例えば昭和17年以前の金本位制が採用されていた時代でも紙幣を実際に金貨に兌換する人は殆どいなかったと思います。日本人は長らく貨幣に対して強い信頼を抱き続けてきました。

     然し、紙幣のデザインを軽量なものにしてしまうと、日本人の紙幣に対する信頼性を揺るがす要因にもなりかねません。

     物事、特に公式のものには「品」や「重み」が重要です。

     勿論、言葉としても札種は「一万円」札、「五千円」札、「千円」札です。三角形と書いても、3角形とは書かないのと同じです。

     紙幣の主たる額面表記は従来通り漢数字とすべきです。算用数字はこれ迄通り券面の縁に小さく書けばよいのです。









    脚註(1)例えば、昭和32年に五千円札が登場した際、発行の翌日にはもう香港で流通していました。尚、当時の新聞等が発行の当日夕方に五千円札が香港で出現したと報じ、不正流出かと言われたことがありましたが、後に誤報と確認されました。(『日本紙幣収集事典』(原点社、平成17年)を参照。)





  • 下津井よいとこ2019/04/16

    先日「御記憶の通り五千円札の肖像も聖徳太子でした。」と書きました。「現在でも覚えている方が多いと思いますが」に修正します。それ程前のことではなく、よく覚えている人も多いでしょうと云う意味の積りでした。書き方がおかしかったので修正します。勿論、それ以前のことをよく覚えている人も多いと思います。

     昭和20年代半ばに発行された聖徳太子の千円札(主に昭和38年頃迄流通)、旧版の五百円札(同じく昭和44年頃迄)、板垣退助の百円札(同じく昭和40年頃迄)などの紙幣を覚えている人も多いと思います。昭和20年前半、聖徳太子の百円札(第四次)が大量に流通していました。国家議事堂の十円札もありました。これらは新円切り替えの後の発行ですが、それ以前の証紙を張り付けた紙幣も流通していたことを覚えている人もいると思います。

     この度、渋沢栄一が紙幣の肖像に採用されるとのことですが、肖像画が経済人であった紙幣には、高橋是清の五十円札や二宮尊徳の一円札があったことを覚えている人もいると思います。年配の人ですと、明治22年から長く略々同一の意匠であった武内宿禰の一円札や、菅原道真の五円札、和気清麻呂の十円札を覚えている人もいると思います。戦時中に金属不足を補うために発行された小額政府紙幣に靖国神社や富士山、八紘一宇基柱や楠公像が描かれていたことが記憶に残っている人もいるとおもいます。戦後も少額政府紙幣がありました。

     印刷されたのは戦時中、流通したのは戦後と云う紙幣もあります。紙幣中央に聖徳太子が描かれた百円札(第三次)や、同じく紙幣中央に和気清麻呂が描かれた十円札(第四次)は、戦時体制下で政府支出の増大や通貨供給量の増大が続くと予想されたことから備蓄紙幣として印刷され、また日本武尊の千円札は大東亜戦争末期に、戦争終結後のインフレを見越して印刷されて保管され、実際に使用されたのは終戦後でした。終戦直後から昭和21年の預金封鎖、新円切り替え迄の間、通貨需要が急激に増大した戦後混乱期に、市中に流通しました(『日本紙幣収集事典』(平成17年、原点社)より)。日本人が最も苦しかった時期に登場した紙幣でした。(尚、第三次昭和切手も大東亜戦争末期に発行が計画、印刷され、実際に使用されたのは概ね終戦後でした。これらの切手の場合は、空襲による被災で工場の印刷能力が低下し、切手の仕様を変更する必要から登場したのでした。)

     明治大正期に発行され昭和期も流通していた裏面が猪の十円札、藤原鎌足が描かれた二十円札や二百円札等々、その他色々とあります。

     紙幣にまつわる記憶や思い出は色々とあると思います。



  • 下津井よいとこ2019/04/09

    〔聖徳太子の一万円札復活を〕

     紙幣の肖像画変更が検討されていると伝えられています。

     変更するのであれば、聖徳太子の肖像を復活させるべきではないでしょうか。聖徳太子の御存在は、日本人の国民精神にとって重要な柱です。聖徳太子の御存在が飛鳥時代当時に於いての、そして、その後の日本人の精神に大きな福慶を齎したことは言う迄もありません。

     紙幣に関して言えば、昭和5年に聖徳太子の百円札が登場して以降、聖徳太子の紙幣は激動の昭和とともに歩んできました。昭和20年代の経済的に苦しかった時期、インフレによって高額紙幣ではなくなった百円札は常に日本人の手許にありました。今では聖徳太子の紙幣と云えば一万円札を思い浮かべる人が多いと思います。昭和33年に登場した聖徳太子の一万円札は、発行されていた期間が我が国の高度成長期や経済的な隆盛を極めていた時期と重なります。経済的繁栄の象徴でもありました。千円札の肖像が聖徳太子であった時期もあり、御記憶の通り五千円札の肖像も聖徳太子でした。

     昭和59年秋に聖徳太子の一万円札や五千円札が発行終了となって以降、我が国はバブル景気とその崩壊による長期の不況に見舞われました。経済以外でも、社会の様々な面で弛緩がみられるようになりました。これは聖徳太子の紙幣が姿を消したことと関係がないと言えるでしょうか。

     もう一度、聖徳太子の紙幣を復活させて、聖徳太子の御尊顔を仰げるようにすべきではないでしょうか。日本人は聖徳太子の御精神に立ち返るべきではないでしょうか。経済に関しても、聖徳太子の紙幣は日本人に活気を齎すと思います。

     近隣諸国の危険な動きが強まっている今、聖徳太子が巨大国家であった隋に対して全く怯まなかった不羈自尊の精神を再認識しなければなりません。最近官僚の怠慢が問題になることが多くあります。この点に関しても、聖徳太子に立ち返る必要があります。

     紙幣の肖像は一万円札が聖徳太子、五千円札が渋沢栄一、千円札が北里柴三郎でいいのではないでしょうか。