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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第3386号】 日台関係の法的基礎を明示せよ  渡辺 利夫(拓殖大学学事顧問)

2019/01/11

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1>> 日台関係の法的基礎を明示せよ  渡辺 利夫(拓殖大学学事顧問)
2>> 台湾独立建国聯盟日本本部が3月3日に「台湾2・28時局講演会」を開催
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 のほどお願いします。入荷予定が分かり次第、本誌やホームページでお伝えします。(2019年1月9日)

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1>> 日台関係の法的基礎を明示せよ  渡辺 利夫(拓殖大学学事顧問)

【産経新聞:2018年1月11日】

 国家主権、安全保障、領土保全など、他国には譲れない重要な国家利益のことを中国では「核心
的利益」という。これには、台湾、チベット、新疆ウイグル自治区、南シナ海、尖閣諸島などが含
まれるが、核心の中の核心は台湾である。中国が国共内戦で唯一、取り逃がした地域が台湾だから
である。中国にとって台湾統一は「祖国統一」問題である。それが実現される日まで中国が祖国統
一の旗を降ろすことはない。

◆米国の意思を込めた台湾関係法

 国力と軍事力において圧倒的に優勢な中国が、なぜ台湾統一の挙に出ないのか。米国の「台湾関
係法」の存在ゆえである。米国は1979年1月1日の米中国交樹立の直後、同年4月に米国の国内法と
して台湾関係法を議会で成立させ、同法を同年1月1日に遡及(そきゅう)して施行することにし
た。第4条A項はこうである。「外交関係と承認がなくても合衆国の法律の台湾への適用には影響
力を及ぼさず、また合衆国の法律は1979年1月1日以前と同様に台湾に適用されなければならない」

 これにより54年以来の「米華相互防衛条約」の精神は台湾関係法としてなお継承されている。米
軍の台湾駐留はないものの、米台は事実上の軍事同盟下にある。米国の台湾に対する武器売却も台
湾関係法によって正当化されている。米国が台湾と断交したからといって、これにより台湾が中国
の一部になったわけではなく、台湾の米国にとっての重要性が変わったのでもない。ならば断交と
いう現実を前にして、米国は台湾といかに向き合うべきかを、他の誰の利益でもなく米国自身の国
益の観点に立って同法を成立させたのである。米国の厳たる国家意思をここに読み取ることができる。

 対照的に、日本はどうか。日本には台湾との関係を律する法律の一切がない。72年の日中共同声
明では台湾が中国の「不可分の一部である」という中国の立場を日本が「十分理解し、尊重」した
のであって、国際法的にはそれ以上でもそれ以下でもない。しかし、いつの間にやら台湾が中国の
一部であるかのごとく受け取られるようになってしまった。実際、岩波書店の広辞苑の最新版で
も、日中共同声明の項目についてはこう記される。「中華人民共和国を唯一の正統政府と承認し、
台湾がこれに帰属することを実質的に認め、中国は賠償請求を放棄した」

◆海峡の現状維持は可能なのか

 日中共同声明の発出時点、中国は主敵ソ連との軍事的対立において瀬戸際に立たされ、反ソ包囲
網形成に国運を賭していた。米中・日中国交樹立は包囲網形成の重要な手段であった。日中国交樹
立を強く望んでいたのは、日本ではなく中国の方であった。どうしてあの時期、日本は米国の台湾
関係法に類する国内法を制定できなかったのか。実際には、そんな気配はまるでなかった。逆に日
本は一色の「中国ブーム」だった。プロレタリア文化大革命を「人間的な革命」といい「魂にふれ
る革命」だという、いま振り返ればおぞましいほどのセンチメントが日本のジャーナリズムを覆っ
ていた。米国のような理性的な判断ができる状況には全くなかったのである。

 しかし、あれから半世紀、中国の国力と軍事力は格段に強化された。台湾海峡の「現状維持」が
いつまで可能か。これまで現状維持が可能だったのは米国の台湾関係法の存在ゆえである。日本が
台湾有事に巻き込まれずにいられたのもこの法律のゆえである。しかし、強大化する中国の軍勢を
前に、日本は今後も米国の国内法に甘んじるだけでいいのか。

◆日本は安保政策の議論を尽くせ

 日台交流は、双方の民間窓口機関を通じてなされており、これが人的往来、在留、船舶・航空機
の運航、経済、文化交流などの事務に当たっているが、法律的な裏付けはない。日台漁業協定をは
じめ、民間租税、民間投資に関するものを含めてこれまで多くの取り決めが積み上げられてきた。

 しかし、これらはすべて民間機関相互の取り決めであり、国際法ではもとよりない。法的裏付け
のない不安定性の中で辛うじて「実務関係」を維持しているのが日台関係である。実務関係を担保
する法的根拠が明示されねばならない。

 加えて、安全保障の問題がある。安全保障といっても、現在では伝統的な軍事的領域にとどまら
ず、国際テロ、海賊、捜索、救難、自然災害などの非伝統的領域にまで広がっている。これらに関
する日本との情報共有や共同行動から台湾を排除しておいていいのか。それで日本の国益が損なわ
れることはないのか。日本版の台湾関係法を成立させねばならない。

 「日本李登輝友の会」は、浅野和生教授の主導により2013年3月に「我が国の外交・安全保障政
策推進のため『日台関係基本法』を早急に制定せよ」を政策提言として発表している。議論の盛り
上がりを切に希望する。(わたなべ としお)

             ◇     ◇     ◇

渡辺利夫[わたなべ・としお]

昭和14年(1939年)6月、山梨県甲府市生まれ。同45年、慶應義塾大学経済学部を経て同大学院博
士課程満期取得。経済学博士(同55年)。その後、筑波大学教授、東京工業大学教授、拓殖大学教
授を歴任して同大学長、総長に就任。同27年12月、同大総長を退任し学事顧問に就任。同28年3
月、日本李登輝友の会会長に就任。同30年4月、一般社団法人日米台関係研究所理事長に就任。公
益財団法人山梨総合研究所理事長、国家基本問題研究所理事、公益財団法人オイスカ会長。第27回
正論大賞受賞。月刊「正論」の平成31年1月号から「小説台湾─明治日本人の群像」を連載。

主な著書に『成長のアジア停滞のアジア』(吉野作造賞)『開発経済学』(大平正芳記念賞)『西
太平洋の時代』(アジア・太平洋賞大賞)『神経症の時代─わが内なる森田正馬』(開高健賞正
賞)『新脱亜論』『アジアを救った近代日本史講義』『国家覚醒―身捨つるほどの祖国はありや』
『放哉と山頭火─死を生きる』『士魂 福澤諭吉の真実』『決定版・脱亜論─今こそ明治維新のリ
アリズムに学べ』『死生観の時代─超高齢化社会をどう生きるか』など多数。

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2>> 台湾独立建国聯盟日本本部が3月3日に「台湾2・28時局講演会」を開催

 台湾の歴史において、決して忘れてはいけない重大事件が1947年に起きた二・二八事件です。

 尊厳と社会参画を求めて立ち上がった台湾人に対して、中国国民党は容赦なく大量殺戮を行い、
わずか1カ月で3万人以上の知識人が犠牲になりました。その後も長く続いた国民党の独裁政治から
脱却するためには、地道な長期に亘る努力が必要でした。海外で行われた台湾独立運動が台湾の民
主化に果たした役割について、長年、独立運動に尽力してこられた許世楷先生(元駐日大使)にお
話を伺います。

 また、11月24日の統一地方選挙の結果についての分析や、現在の台湾の直面する問題と今後の情
勢の見通しについて、李明峻先生の見解をお聴きしたいと思います。有意義な講演会になると思い
ますので、お誘いあわせの上、ご来場下さいますよう御案内申し上げます。

【使用言語:日本語】

許世楷(きょ・せいかい)氏:
1934年生まれ。台湾大学法学部卒。早稲田大学修士課程・東京大学博士課程修了。津田塾大学名誉
教授。法学博士。「台湾共和国憲法草案」起草者。2004年〜2008年、駐日台湾大使。夫人盧千恵氏
と共に台湾独立運動に尽力。主な著書に『日本統治下の台湾』『台湾は台湾人の国』『台湾という
新しい国』など。

李明峻(り・めいしゅん)氏
1961年生まれ。台湾大学卒。京都大学博士課程修了。法学博士。岡山大学法学部助教授を経て、台
湾中原大学助教授、新台湾国策シンクタンク研究所等勤務。台湾安保協会副理事長。


◆日 時:2019年3月3日(日)  14:00〜17:00(13:30開場・途中休憩有)

◆会 場:京王プラザホテル 本館4階 花の間

     東京都新宿区西新宿2-2-1 TEL :03-3344-0111
     【交通】JR「新宿駅」西口 徒歩7分
         地下鉄大江戸線「都庁前駅」徒歩5分

◆講 師:許世楷氏「台湾独立運動が台湾の民主化に果たした役割」
     李明峻氏「台湾は中国の侵略を如何に防ぐか」

◆参加費:2,000円 (学生1,000円)

◆懇親会:17:30〜19:30(扇の間) 会費=7,000円(学生3,000円)

◆申込み:申し込みフォーム goo.gl/forms/PrteGch4Eldt5XX52
     又はFAX 03-6869-5059で

◆締 切:2月28日(木)

◆主 催:台湾独立建国聯盟日本本部
     TEL:03-6869-3239  FAX:03-6869-5059
     E-mail:wufijapan77@gmail.com
     ホームページ:www.wufi-japan.org/

◆後 援:全日本台湾連合会 、日本李登輝友の会、日本文化チャンネル桜、日本政策研究セン
     ター、台湾研究フォーラム、アジア自由民主連帯協議会、民主維新、基進党

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【日本李登輝友の会:取扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

*ご案内の詳細は本会ホームページをご覧ください。

● 台湾フルーツビール・台湾ビールお申し込みフォーム
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/rfdavoadkuze

*台湾ビール(缶)は在庫が少なく、お申し込みの受付は卸元に在庫を確認してからご連絡しますの
 で、お振り込みは確認後にお願いします。【2016年12月8日】

● 美味しい台湾産食品お申し込みフォーム【常時受付】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/nbd1foecagex

*台湾の高級調味料XO醤は在庫切れのためお申し込みを中止しています。悪しからずご了承のほ
 どお願いします。入荷予定が分かり次第、本誌やホームページでお伝えします。(2019年1月9日)

● 台湾土産の定番パイナップルケーキとマンゴーケーキのお申し込み【常時受付】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/nbd1foecagex
 *詳細は本会HP ⇒ http://www.ritouki.jp/index.php/info/2018pineapplecake/

*沖縄県や伊豆諸島を含む一部離島への送料は、宅配便の都合により、恐縮ですが1件につき
 1,000円(税込)を別途ご負担いただきます。【2014年11月14日】

*パイナップルケーキ・マンゴーケーキを同一先へ一緒にお届けの場合、送料は10箱まで600円。

・奇美食品の「鳳梨酥」「芒果酥」 2,900円+送料600円(共に税込、常温便)
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 [同一先へお届けの場合、10枚まで700円]

● 書籍お申し込みフォーム
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・劉嘉雨著『僕たちが零戦をつくった─台湾少年工の手記』
・渡辺利夫著『決定版・脱亜論─今こそ明治維新のリアリズムに学べ』
・呉密察(國史館館長)監修『台湾史小事典』(第三版)
・李登輝・浜田宏一著『日台IoT同盟』 *在庫僅少
・王育徳著『台湾─苦悶するその歴史』(英訳版) *在庫僅少
・浅野和生編著『1895-1945 日本統治下の台湾』
・王明理著『詩集・故郷のひまわり』
・李登輝著『李登輝より日本へ 贈る言葉』 *在庫僅少
・宗像隆幸・趙天徳編訳『台湾独立建国運動の指導者 黄昭堂』
・林建良著『中国ガン─台湾人医師の処方箋』 *在庫僅少
・盧千恵著『フォルモサ便り』(日文・漢文併載)
・黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点』
・李筱峰著・蕭錦文訳『二二八事件の真相』

● 台湾・友愛グループ『友愛』お申し込みフォーム
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*第1号〜第15号(最新刊)まですべてそろいました。【2017年6月8日】

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・『海の彼方』
・『台湾萬歳』
・『湾生回家』
・『KANO 1931海の向こうの甲子園』
・『台湾アイデンティティー』 
・『台湾アイデンティティー』+『台湾人生』ツインパック
・『セデック・バレ』(豪華版)
・『セデック・バレ』(通常版)
・『海角七号 君想う、国境の南』
・『台湾人生』

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・2018年 李登輝元総統沖縄ご訪問(2018年6月23日・24日)*new
・2014年 李登輝元総統ご来日(2014年9月19日〜25日)
・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
・日本李登輝友の会設立総会(2002年12月15日)

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・入会案内:http://www.ritouki.jp/index.php/guidance/
・入会申し込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/4pew5sg3br46

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〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
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