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【メルマガ日台共栄:第3275号】 蔡英文政権の2年―閉塞感に覆われる台湾政治  小笠原 欣幸(東京外国語大学大学院准教授)

2018/08/14

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━ 平成30年(2018年) 8月14日】

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1>> 蔡英文政権の2年―閉塞感に覆われる台湾政治  小笠原 欣幸(東京外国語大学大学院准教授)
2>> 8月25日、加藤秀彦氏を招き次世代の日台交流をテーマに「台湾セミナー」
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1>> 蔡英文政権の2年―閉塞感に覆われる台湾政治  小笠原 欣幸(東京外国語大学大学院准教授)

 台湾の蔡英文総統は8月12日、国交を持つ中米のベリーズと南米のパラグアイを訪問するため台
湾を出発、帰台は20日の予定だという。

 2016年5月の総統就任以降、最大の焦点だった台湾経済は馬英九政権時代よりかなり安定してき
ている。長年の懸案だった年金問題も解決に導くなど行政的な改革もかなり多く、また人気の高い
頼清徳・台南市長を行政院長(首相に相当)に引き抜き、陳菊・高雄市長を総統府秘書長(内閣官
房長官に相当)に据えたにもかかわらず、その支持率(満意度)はなかなか上がらない。

 支持率の低迷は、11月の統一地方選挙に大きな影響を与える。統一地方選挙の結果は、2020年の
総統選と立法院選に反映する。

 メディアも支持率が低迷する理由として、中国との関係改善が図られないことや改革に時間がか
かりすぎることなどさまざまな理由を挙げている。

 台湾の選挙分析では定評のある東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授の小笠原欣幸(お
がさわら・よしゆき)氏が「蔡英文政権の2年―閉塞感に覆われる台湾政治」と題し、なぜ蔡英文
総統の支持率が低迷しているのかを詳細に分析している。統一地方選挙の焦点選挙区である台北市
の状況も分析し、民進党が独自候補者を擁立したことについて「非常に不聡明な策」と手厳しい。
いささか長い論考だが、下記に全文を紹介したい。

 なお、論考に引用されている「蔡英文総統の満意度の推移」などの図表はメルマガの機能では紹
介できない。引用している「小笠原欣幸ホームページ」から確認していただきたい。

◆小笠原欣幸(おがさわら・よしゆき)氏プロフィール
 http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/profile.html

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蔡英文政権の2年 ― 閉塞感に覆われる台湾政治 ―
東京外国語大学 小笠原 欣幸
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/analysis/tsaiadministration4.html

 蔡英文政権は4年任期の折り返し点を過ぎ3年目に入った。蔡政権は積極的に多方面で改革を進め
ているが,いずれも多方面から強い反発を招き政権運営は厳しさを増している。満意度は低迷し反
転の兆しも見えない。中国の圧力はますます強まるが,台湾には反撃の手段はほとんどなく追い込
まれる一方である。与党民進党への期待は失望に変わり,かといって野党国民党の復活に期待が集
まる状況にもなく,台湾政治は閉塞感に覆われている。

 本稿では蔡政権の満意度低迷の要因を,1)スタートダッシュの失敗,2)政権人事の問題,
3)改革の政治的パフォーマンスの問題,4)蔡総統のリーダーシップの迷走,の4方面から改め
て整理し,蔡政権が直面する緑陣営内部の矛盾も検討する。緑陣営ではいくつかの勢力が蔡政権に
圧力をかけようとしている。台湾の政党も選挙民も自分が投げたブーメランにあたって閉塞状況に
陥っている。

 11月24日の統一地方選挙に向けて民進党の選挙情勢は厳しくなっている。だが,二大政党への失
望が深まっているため,選挙結果はあいまいなものとなり,政治の閉塞感が続く可能性が高い。地
方選挙が終わればすぐ2020年総統選挙の動きが始まる。中国は様々な形での介入のチャンスを伺っ
ている。蔡政権には相当険しい道が待ち受けている。(2018年8月11日)

1.低迷する満意度

 2016年5月にスタートした蔡英文政権は4年任期の折り返し点を通過したが,この2年は閉塞感が
広がり重苦しさが増した2年であった。台湾の定番民意調査である蔡総統の満意度は,どの調査を
見てもだいたい20数%から30数%の間で低迷している。これについてはすでに分析したので,拙稿
「蔡英文政権論1」と「同3」を参照していただきたい。ここではTVBSの満意度調査を紹介するにと
どめておく(図1)。

 満意度低迷の原因を改めて整理すると,1)スタートダッシュの失敗,2)政権人事の問題,
3)改革の政治的パフォーマンスの問題,そして4)蔡総統自身のリーダーシップの迷走,があげ
られる。

 1)台湾の政治史において初めて「完全な民進党政権」が登場した時,選挙民は何かが変わると
期待した。期待が大きいのはどの調査を見ても経済である。蔡英文も選挙中に若者の雇用条件・給
与水準の引き上げなど経済に重点を置いて政見を語っていたし,台湾の産業構造の転換,バイオや
医療や国防産業の育成など総合的な経済政策を打ち出していた。

 だが,経済で短期間に成果を出すのは簡単ではない。長年の国民党体制の政策体系を根本的に変
えようとしても実際には非常に難しい。そこで,「何かやってくれそうだ」という気にさせるパ
フォーマンスの必要性が出てくる。最初に強い印象を与えればとりあえず2年くらいはもつし,再
選にもつながる。

 蔡英文の幕僚は,日本の第一次と第二次の安倍政権の経験および「アベノミクス」の政治的効果
を研究していた。しかし,蔡総統はそういった強力なパフォーマンスを伴うスターダッシュという
ものをやらず,政権人事も政策展開も漫然と前政権を引き継ぐ形でスタートした。

 2)漫然と前政権を引き継いだ象徴が林全行政院長を中心とする「老藍男」と呼ばれる人事で
あった。林全自身は民進党系で蔡英文の信頼が厚い人物であるが,林全が選んだ閣僚に「年齢が高
く国民党系で男性」が多かったのでこういう呼び方がされ,民進党支持者の失望の一因として取り
上げられた。

 この問題については,1年半年後の2017年9月に行政院長を林全から頼清徳に交代させ,2018年2
月と7月には内閣改造を行ない,「老藍男」はだいたい淘汰され問題は解消した。「老藍男」人事
は,蔡総統にとって政策の継続性と民進党の若手人材を副閣僚や政務官に配置して育成するねらい
があったのだが,評価する声はあまりに少なく,勢いをつけるべき最初の2年を無にする大変な代
償を払った。「馬政権と同じことをやっていては蔡政権も同じ運命をたどる」という危機感が薄
かった,ということになる。

 蔡総統の満意度の動きを細かく追うと,2017年9月の頼清徳行政院長就任時と2018年2月の花蓮地
震後に数値は上昇した。それは,人事の交代が好感されたことと,地震への緊急対応が評価された
ためであった。しかし,その効果は一時的なものであった。最初に固まったイメージは簡単には変
わらないのである。

 3)蔡政権は2年間で非常に多くの改革を実現させた。これは民進党が立法院で過半数を握った
からこそできたのであり,陳水扁政権,馬英九政権と比べてもすでに多くのことを成し遂げてい
る。そして,蔡政権が推進した政策も制度改革も,多くが選挙中に蔡英文・民進党が政見公約で
語っていたことであった。

 それでは,選挙で支持を得たのにそれを実行して満意度がこれほど低いのはどうしてであろう
か。これは,蔡政権の問題と台湾の政治構造の問題,そして選挙民の問題が複合している。蔡政権
は当初全民政府を標榜し,大きな改革については広く合意を得ようと低姿勢で公聴会や関係団体会
議などを行なったのだが,これが改革の強力な推進を期待していた支持者には弱腰と移り,反対派
にはかえって攻撃の目標を与えることになった。

 大きな既得権益に切り込むには小泉政権流に反対派を抵抗勢力と決めつけ政治闘争を仕掛けると
いうのが一つの手段であるが,蔡英文はそれをしなかった。この点は,蔡英文の幕僚に直接聞いた
ことがあるが,「小泉の手法は知っているが蔡英文はそういう政治家ではない」というのが答えで
あった。

 台湾の年金改革については,軍人・公務員・教員の退職者が極度に優遇され年金財政を圧迫して
いる問題が歴代政権により放置されてきたので,改革の必要性は切迫していた。改革に対する民意
の支持も半数以上あったが,退職公務員団体や退役軍人団体が「蔡政権は国家に貢献してきた公務
員や軍人に汚名を着せている」と批判した。民進党は反撃したし,ネットでは退職者優遇の実態が
取り上げられ,結局は政権がやらずとも「(退職者が)自分の欲のため改革に反対する」という抵
抗勢力のイメージが拡散し,社会の亀裂は深まった。

 反年金改革団体は,蔡政権の対応が弱いのをいいことに過激な反対活動を行ない,蔡政権の正当
性を疑問視する風潮を作り出すことに成功した。反改革の抗議活動には中国との関係が深い団体・
人士らも加わっている。年金財政の破綻を回避するため火中の栗を拾って過度の優遇を是正した政
権が十分な支持を得られないのが台湾政治の現実である。

 4)蔡英文のリーダーシップと政治的駆け引きの能力について,筆者の評価はまだ定まらない。
2008-12年の蔡英文について,民進党を立て直した指導力は評価できるが,ぎりぎりの政治的駆け
引きには弱いというのが筆者の見立てであった。それは2010年に蘇貞昌に出し抜かれた件,2012年
の選挙戦で馬英九・金溥聰にうまくあしらわれた件がよく示している。

 一方,2012年の敗北から2年の充電期間を経てカムバックしてきた蔡英文は政治家として成長
し,したたかでズル賢さも備えていた。派閥が割拠する党内で強い指導力を確立し,「現状維持」
路線にまとめ上げ,立法委員選挙の選挙戦略も巧みであったし,大小の駆け引きで決断力を見せ勝
負に勝ってきた。この間,政策は林全,張景森,林錫耀ら,選挙は洪耀福,陳明文ら,対外関係は
?[金リ]燮,邱義仁ら,中台関係は詹志宏,傅棟成ら,政権獲得準備は劉建忻,陳俊麟,姚人多ら
に担当させ「チーム蔡」としてうまく機能させた。

 ところが2016年1月の勝利後は,蔡英文の指導力が最も貫徹できる条件が整っていたにもかかわ
らず,それを活かしたスタートダッシュはなされず,リーダーシップの取り方も,弱かったり,強
く出たり,躊躇したり,とブレが目立つようになった。「大きな問題で指導力を見せず,小さな問
題で口を出す」という批判も聞こえてくるようになった。変則的週休二日制の問題では迷走し傷口
を広げた。年金退職金制度改革では正直に行き過ぎて反対派に付け込まれた。ズル賢くいくなら,
公務員・教員年金だけを先にやり軍人年金改革は2020年の後に回す方法もあった。

 ただし,台湾メディアやネットでの蔡英文批判というのは批判のための批判が多い。政権発足当
初,蔡英文は「リーダーシップが見えない」,「軟弱だ」と批判された。それが途中から立法院の
過半数を使ってどんどん法律を通すようになると,今度は「異なる意見を聞かない」,「独断専行
だ」と全く逆の視点で批判されるようになった。台湾の総統はどうやっても批判される宿命にある
のだが,問題はそうしたいいかげんな批判であっても影響されてしまう台湾の民意の脆さにある。

2.緑陣営内の矛盾 

 蔡総統の満意度低下は,もともと不支持の国民党支持者に加え党派性が薄い中間派が不満に転
じたのが大きな要因であるが,そのプロセスは,台湾政治をより深く理解する視点を提供する。蔡
政権は,野党陣営から攻撃されただけでなく,与党陣営の中で足を引っ張られた。蔡総統の満意度
が早々と低下したのは緑陣営内で不満が広がった(蔡への不満を拡散させる人たちがいた)からで
ある。

 不満勢力は大きく分けると,1)独立派,2)陳水扁派,3)蔡英文主流派体制から外れている
個別人士たち,そして,4)必ずしも緑陣営ではないが反国民党の側で戦ってきた社会運動グルー
プである。

 1)独立派は一つの組織にまとまっているのではなく,台湾独立を志して運動してきた様々な人
たちの集合体であり,民進党員も非党員もいる。独立派は蔡の「現状維持」路線に不満で,いろい
ろな方法で揺さぶりをかけている。その一つは「東京オリンピックで台湾という名義で出場を目指
す」という公民投票運動である。この公民投票が台湾で通過したからといって国際オリンピック委
員会に台湾が「チャイニーズ・タイペイ」として参加している状況は変えようがなく,この公民投
票の狙いは台湾ナショナリズムへの支持を集めることと蔡政権への揺さぶりである。

 辜?敏らの年配の独立派は,思想的系譜がはっきりしない蔡英文にもともと不信感を抱いてい
る。筋金入りの独立派と認められるのは権威主義体制時代に国民党と戦った経歴のある人たちで,
蔡にはそれがない。さらには,独立派の中には民進党自体を「腐った政党」とみなし台湾ナショナ
リズムの政党に純化させることを望んでいる人もいる。蔡に勢いがあった時には辜?敏らの蔡批判
は個別の声にすぎなかったが,蔡の満意度が下がるにつれてその存在感は増してきた。

 独立派は概して台湾ナショナリズムと中国ナショナリズムの対決構造を望み,その対決に勝てる
と信じているので,中国の圧力が高まり蔡政権が効果的に反撃できない状況をある種のチャンスと
見る人が少なくない。蔡の満意度が下がり政権基盤が揺らぐことで蔡政権は「現状維持」路線を転
換せざるをえなくなるという考え方である。独立派は「喜樂島聯盟」という広汎な団体を結成し,
来年2019年4月6日に台湾独立を問う公民投票を計画している。運動に弾みがつけば蔡は追い込ま
れ,独立派寄りに軸足を移さざるをえないかもしれない。

 2)陳水扁はいまも民進党や緑陣営の伝統的支持者には一定の人気がある。陳水扁の狙いははっ
きりしている。それは大赦か特赦によって復権を果たすことである。しかし,この要求は無理があ
り,蔡英文は応じないであろう。陳水扁は懲役刑が確定した案件と刑事裁判の途中の案件がある
が,病気治療が必要だとして刑の執行と法廷審理が停止された状態である。

 陳水扁はいろいろな方法で蔡を揺さぶろうとしている。自宅での病気治療のため特例的に保釈さ
れているのに,これ見よがしに政治集会に参加しようとする。また,フェイスブックで「陳水扁新
勇哥物語」というアカウントを開設し,その登場人物「勇哥」が定期的に蔡政権の弱腰や不手際を
揶揄している。

 「陳水扁派」はいまや陳水扁の家族+周辺人物にすぎず,陳政権時代の「陳水扁派」のような大
勢力ではない。その時の主要人物は政界から離れるか,蔡英文支持に回っている。ところが,陳水
扁が馬政権時代に投獄されたことに対しては,民進党や緑陣営の伝統的な支持者の間で同情が強
く,蔡英文は総統として復権の措置を取るべきだと考えている人が多い。

 これらの支持者の中には「蔡総統が馬英九を捕まえないのが不満だ」という人もいる。筆者も直
接そういう声を聞いた。それは筋違いな要求だが,つなげて考える人もいる。陳水扁の息子が運営
している「一辺一国連線」は民進党や無党籍の地方議員を中心に80名近くが加わり存在感を示して
いる。また,陳水扁派と独立派は人脈の重複がある。蔡総統は緑陣営内で高まる陳水扁特赦要求を
何とか防いでいる状況にある。

 3)党内の非主流人士が不満を募らせるのはどこの国の与党も同じで,解説はいらないであろ
う。誰がそうなのかについては言及を控えたい。県市長選挙で党の公認候補が決まっているのに出
馬の動きをする人たち,緑陣営出身で盛んに蔡英文批判の評論を発表する人たちはこのカテゴリー
が多い。

 ベテラン党員の中には,党員歴が浅く党外運動・民主化運動にまったく加わったことがない蔡に
対して複雑な感情を抱く人がいる。人脈的に独立派,陳水扁派と重なる人もいる。これらの人たち
の期待するシナリオは,蔡の政権基盤が弱まり自分たちを頼りにせざるをえない状況が生じること
である。それにより立法委員選挙出馬や第二次蔡政権でのポストなどに道が開ける展開である。場
合によっては2020年に蔡を引きずり下ろしたいという期待もこの中には含まれている。

 4)労働運動,環境保護運動,少数者権利擁護運動などの団体と政権与党の民進党との利害が対
立するのは自然であるが,民進党は「公平正義」を掲げそれらの団体を擁護する姿勢を示して票を
伸ばしてきたので,政権についたとたん対立するのは好ましくない。蔡政権側はできればそうした
対立を避けたかったが,運動家団体は容赦しなかった。

 変則的週休二日制の問題は国民党政権が放置してきた問題で,蔡政権は総労働時間の短縮と休日
出勤の加算手当の明確化に動いたのに,労働団体は自分たちが求める完全週休二日制でなかったこ
とと蔡政権が週休二日制の導入と引き換えに既存の祝日7日を取り消したため,総統府前で抗議の
ハンストを行ない激烈な蔡政権非難を続けた。

 また,一部の環境保護団体は,蔡政権が脱原発を進めるための太陽光発電,風力発電の施設建設
に反対,火力発電所の建設にも「環境が破壊される」,「大気汚染が悪化する」として反対,強硬
な反対運動を進めている。少数者権利擁護運動では,同性婚を認める法改正を要求する団体,先住
民の土地自然権の承認を要求する団体などの蔡政権批判も強烈である。蔡政権の先住民政策は国民
党時代よりはるかに進歩的であるのに,一部の先住民権利擁護団体は「不十分だ」として総統府前
で抗議の野営を続けた。

 こうした諸団体が自分たちの理念に基づいて政権を批判するのは正当であるが,論争のある政策
は背後に多数派があり,蔡英文が公約で語ったからといってすぐに実現できない政策もある。政策
の議論と評価にはバランス感覚が必要である。蔡政権の立ち位置は国民党政権より諸運動団体の価
値観に近い。一部運動団体の批判はバランスを欠いているが,あえていえば,運動団体はバランス
など考慮せずに主義・主張を展開するのが役目である。問題はやはり民意であろう。抗議行動が続
けば政権の満意度が下がるようでは,着実に政策を展開することはできない。

 1)2)3)4)の勢力は,馬政権時代は国民党批判で一致していたし,総統選挙ではおそらく
は蔡英文に票を投じたハズであるが,蔡政権登場でそれぞれの立場・利害・思惑の違いが顕在化
し,公然とあるいは隠然と蔡政権・民進党批判を続け,民意にネガティブな影響を及ぼしたと考え
られる。蔡政権の側にそれを跳ね返すだけの政治力が欠けていたのも事実でありそれが閉塞感の要
因になるのだが,そこには台湾政治の複雑な構造が垣間見える。

3.厳しくなった選挙情勢 

 筆者は,今年の初め地方選挙情勢の初歩的分析をした時,民進党の選挙情勢はある程度楽観視で
きると見ていた(拙稿「2018年台湾統一地方選挙−序盤情勢−」参照)。確かに蔡政権の満意度の
低迷が選挙に影響する可能性はあったが,各県市の民進党候補は一定の基盤を有し「まあまあ」の
情勢であった。

 年初の情勢評価は次のようなものであった。「民進党は六都のうち現有の四都の保持は確実であ
るし,嘉義県や雲林県といった民進党の票田で発生していた内部問題も処理ができた。不利といわ
れている嘉義市や澎湖県でも国民党が分裂し複数候補が出馬することになり民進党現職の再選の可
能性が見えてきた。負けるとしても宜蘭県だけである。4年前は民進党の大勝利,国民党の歴史的
大敗であるから,今回の結果が前回とあまり変わらなければ民進党の勝利である。」

 ところが,台北市長選挙の布石がこの大局を変えてしまった。民進党は現職の柯文哲に対抗して
独自候補の姚文智(立法委員)を擁立した。これは,実際の政治的効果としては中間選挙民に
「NO」ということに等しい。2014年選挙で柯文哲を支持し中間選挙民に歩み寄った態度からまった
く変わってしまった。

 これは,民進党の非常に決定的な選択であり,非常に不聡明な策である。民進党が候補者を出し
たことで,柯文哲の「藍緑のどちらでもない第三勢力」という立場を際立たせ,柯文哲を助けるこ
とになった。それだけでなく,姚文智が柯文哲と票の奪い合いをすれば国民党の丁守中が当選する
ので,それを避けるためには民進党の支持者は当選の可能性が低い姚を棄てて可能性が高い柯に入
れるしかなくなる。この戦略的投票により,台北市での民進党の得票数は惨めなほど低くなる。

 台北市の選挙戦は台湾全体の注目の的であるので,姚文智の低迷する選挙情勢は他県市の民進党
の選挙情勢にマイナスの影響を及ぼすであろう。2014年は民進党が柯文哲ブームに乗って台北市以
外でもその恩恵を受けたのだが,それが逆回転する。民進党の選挙情勢は厳しくなっている。

 蔡英文主席や洪耀福秘書長,選挙対策委員会の陳明文召集人らは柯文哲を再度推薦し独自候補は
立てない選挙戦略を描いていた。それは,民進党に不利になることを十分認識していたからであ
る。では,なぜ独自候補を擁立したかというと,柯文哲を嫌う民進党支持者が非常に多く,柯に対
抗馬を立てるべきだという基層の圧力に抗し切れなくなったからである。柯市長は意図的に蔡政権
と距離を置いたり中国との交流に積極姿勢を見せたりして中間派にアピールしていたが,民進党支
持者にはそれが許せなかったのである。

 民進党支持者が柯に不満を抱き独自候補擁立を望む声がかなり広がっていたのは事実である。民
進党支持者は「気に入らない」という感情が非常に大きな原動力であり,それで国民党と戦ってき
た。だが,がまんできないというのは時として駆け引きの弱さにつながる。この件では,民進党支
持者は後になって後悔するであろう。

 党執行部が抗し切れないほどの圧力の高まりとなった背後には,前節で指摘した1)2)3)の
人士たちが支持者を煽った側面もある。党執行部が柯文哲に譲ろうとしている時,1)2)3)一
部の人は「党の魂を売り渡してはならない」と大声で批判した。そして選挙後には,台北市で惨敗
した責任追及の声をあげるであろう。蔡主席には打撃となり,選挙担当幹部は辞任に追い込まれる。

 民進党への風向きが厳しくなったから国民党に追い風が吹いているのかというとそうでもない。
政党支持率・政党好感度の調査を見ると,民進党の数値は2016年の蔡政権発足時がピークで,そこ
からじりじり下がってきた。国民党の数値は多少回復してきているが,民進党に取って代わるには
至っていない。

 「台湾民意基金会」(注) が7月15日に発表した政党支持の民意調査によると,民進党を支持
(認同)する人25.2%,国民党を支持(認同)する人20.7%,中立49.6%,わからない/回答しな
い4.5%であった(図2)。

 台湾の選挙民の二大政党に対する不満は明確になり,潜在的に第三勢力の台頭への期待は高まっ
ている。しかし,藍緑以外の選択肢があるのは柯文哲がいる台北市だけである。他の県市で柯と連
携できそうなのは,いまのところ新竹県で県長選挙に出馬している徐欣瑩(民国党)しかいない。
これでは台湾全体でブームを作り出すことは難しい。

 したがって,現在の台湾政治の基本構造は,選挙民の多数は二大政党に不満であるが,支持を変
える政党が見つからず,自称「中立」が増えているという状況である。では,このような二大政党
に不満の選挙民は台北市以外ではどのような投票行動をとるのであろうか。結局,棄権するか,し
かたなく投票するかの,どちらかしかない。これでは閉塞感に覆われるのも無理はない。

 地方選挙の見通しについては,「2018年台湾統一地方選挙−中盤情勢−」として近いうちに発表
したい。柯文哲が総統選挙に出馬するかどうかについても改めて議論したい。

4.閉塞感 ― 台湾式政界ブーメラン

 現代の民主政治は世論調査政治になっている。毎週のように発表される各種の調査で支持率が下
がれば,選挙を待たずして政権は追い込まれていく。ネットの発達で政治の時間軸はより短くな
り,ネット上の短期的なアクセス殺到と炎上によって政局が影響されることも少なくない。民主主
義体制の内部が混乱し閉塞感に覆われる。このような状況をほくそ笑んで見ているのは新たな権威
主義体制の諸国家であろう。

 蔡政権の場合,常に小さな失策があり,その中で人の興味を引くものがネット上で大きな話題に
発展し,野党が政治的に利用するというサイクルができている。これは馬英九時代とまったく同じ
である。馬政権の時は,民進党がそのサイクルで大きな政治的利益を上げてきた。民進党は馬政権
の政策をことごとく(時には非理性的・非科学的議論を使って)否定してきた。それがブーメラン
となって戻ってきている。国民党も同じである。

 蔡政権の苦境は,台湾の政党政治の根本的矛盾に起因する。台湾政治はイデオロギー的には,台
湾ナショナリズムと中国ナショナリズムとその中間にゆるやかな「台湾アイデンティティ」という
3つの立場があるが,主要政党は2つでそれぞれナショナリズムを基盤にしている。台湾の内外の政
治経済構造からして台湾の政権は中間路線でいくしかない。そして選挙では「台湾アイデンティ
ティ」の票を多く取り込んだ方が勝利する。

 問題は「台湾アイデンティティ」の支持者は2つのナショナリズムの支持者に比べて政治への熱
意と関与が弱いことである。政権が中間路線を続けようとして十分な政治的推進力を得られない。
このため,陳政権も馬政権も立ち往生し,いままた蔡政権も同じ境遇に置かれている。

 結局のところ台湾の政権がやれることは政治的経済的に限られているにもかかわらず,台湾では
政治に対する期待が高い。背景には,民主化を自分たちで成し遂げたというプラスの意識と,上が
何とかしてくれるという伝統的な家父長制的国家観がある。

 選挙民は非現実的な期待を抱いて投票し,なおかつ,こらえ性がない。政策の効果を評価するに
は4年は必要だし,少なくとも2年は観察しなければどうにもならない。だが,台湾の選挙民は3か
月でさっさと不満を高めてしまう。これではまともな政治は育たないであろう。台湾政治を覆う閉
塞感は,選挙民が自分で投げたブーメランに当たっているということもできる。

 台湾社会は「小さくても確かな幸せ(小確幸)」という概念を流行させた。これは政治経済社会
の急速で大きな変化の中を生きてきた人々の知恵がつまっている。個人が社会の中で居場所・役割
を見つけ他の人と穏やかに暮らしていくという価値観は,とにかくものすごい競争の中で生きてい
る大陸中国人の価値観と対照的である。そのおおらかな知恵が政治においては活かされていない。

 台湾が大国化した中国の統一圧力に対抗できるのはソフト・パワーしかない。しかし,台湾が誇
るべき民主政治は閉塞感に覆われている。蔡政権がそれを打開していけるのかというと,かなり重
苦しい状況にある。蔡政権の満意度低迷について,今回は緑陣営内部の矛盾と選挙民の矛盾に焦点
を合わせたが,中国による揺さぶりの影響もある。これについては中国の対台湾政策と合わせ改め
て検討したい。(2018年8月11日)

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2>> 8月25日、加藤秀彦氏を招き次世代の日台交流をテーマに「台湾セミナー」

 台湾では「台湾歌壇」代表の蔡焜燦先生や「緑島20年」の郭振純先生など日本語世代が次々とこ
の世を去り寂しい限りですが、一方で、2014年3月に起こった「ひまわり学生運動」に見られるよ
うに「天然独」と言われる次世代をになう若者が台頭し、時代力量や基進党など台湾人意識の高い
若者中心の政党も設立されています。

 日本でも名古屋を中心に活動する「日台若手交流会」は、日本人と台湾人のみを対象に「台湾人
と友達になりたい!」「台湾好きな日本人と友達になりたい!」「中国語を話したい!」といった
若者を中心に年2回、大規模な交流会を開き、毎回、活況を呈しています。

 今回のセミナーでは、本会理事・青年部長でもある日台若手交流会の加藤秀彦代表をお招きし、
先般7月初旬、本会青年部主催で実施した「全国日台交流サミットin高雄」へ参加の「フルーツ狩
りと日台交流サミットツアー」の報告を兼ね、若手交流活動を通じて見えてきた「なぜ日本の若者
は台湾が好きなのか」「なぜ台湾の若者は日本が好きなのか」「日台交流で忘れてはならないこ
と」「次世代交流のポイント」などについてお話しいただきます。

 セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メー
ル、FAXにてお申し込み下さい。

                     記

◆日 時:平成30年(2018年)8月25日(土) 午後2時30分〜4時30分(2時開場)

◆会 場:文京シビックセンター 3階 会議室1

     *正面入口右側のエレベーターをご利用下さい。
      東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100 
      【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分 
              都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
          JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分
     http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html

◆演 題:思いやりの重なりが生み出す次世代の日台交流

◆講 師:加藤秀彦氏(本会理事・青年部長、日台若手交流会代表)

     [かとう・ひでひこ] 昭和55年(1980年)、愛知県名古屋市生まれ。2010年に日台若手
     交流会を設立し、代表に就任。日本人と台湾人の若い世代の交流促進活動を行う。名古
     屋で年2回開催する大交流会は、日本人・台湾人あわせて200人を超える中部地方最大の
     日台交流会。名古屋市議会日台議連の活動なども支援。本会愛知県事務局長、理事、青
     年部長を兼任。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) 
     *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:申込フォーム、メール、FAXにて。 *8月23日(木) 締切

     申込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/m85qxmzjhqch
     E-mail:info@ritouki.jp  FAX:03-3868-2101

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて[参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会
 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
 TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
 E-mail:info@ritouki.jp
 HP:http://www.ritouki.jp/
 Facebook:http://goo.gl/qQUX1
 Twitter:https://twitter.com/jritouki

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2018年8月25日「第39回台湾セミナー」申込書

・ご氏名(ふりがな):
・メールアドレス:
・性 別:男性・女性
・ご住所
・お電話
・会 籍: 会員 ・ 一般 ・ 入会希望
・懇親会: 参加 ・ 不参加

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【日本李登輝友の会:取扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

*ご案内の詳細は本会ホームページをご覧ください。

● 金子展也著『台湾に渡った日本の神々』お申し込み【2018年5月】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px
 *詳細は本会HP ⇒ http://www.ritouki.jp/index.php/info/20180514/

● 渡辺利夫著『決定版・脱亜論』お申し込み【2018年2月】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px
 *詳細は本会HP ⇒ http://www.ritouki.jp/index.php/info/20180222/

● 映画『台湾萬歳』DVD お申し込み【2018年2月】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/0uhrwefal5za
 *詳細は本会HP ⇒ http://www.ritouki.jp/index.php/info/20180222-01/

● 映画『海の彼方』DVD お申し込み【2018年2月】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/0uhrwefal5za
 *詳細は本会HP ⇒ http://www.ritouki.jp/index.php/info/20180222-02/

● 台湾フルーツビール・台湾ビールお申し込みフォーム
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/rfdavoadkuze

*台湾ビール(缶)は在庫が少なく、お申し込みの受付は卸元に在庫を確認してからご連絡しますの
 で、お振り込みは確認後にお願いします。【2016年12月8日】

● 美味しい台湾産食品お申し込みフォーム【常時受付】
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/nbd1foecagex

*沖縄県や伊豆諸島を含む一部離島への送料は、宅配便の都合により、恐縮ですが1件につき
 1,000円(税込)を別途ご負担いただきます。【2014年11月14日】

*パイナップルケーキとマンゴーケーキを同一先へ一緒にお届けの場合、送料は10箱まで600円。

・奇美食品の「マンゴーケーキ(芒果酥)」2,900円+送料600円(共に税込、常温便)
 [同一先へお届けの場合、10箱まで600円]

・奇美食品の「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」2,900円+送料600円(共に税込、常温便)
 [同一先へお届けの場合、10箱まで600円]

・最高級珍味「台湾産天然カラスミ」4,160円+送料700円(共に税込、冷蔵便)
 [同一先へお届けの場合、10枚まで700円]

● 書籍お申し込みフォーム
  https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/uzypfmwvv2px

・金子展也著『台湾に渡った日本の神々』*new
・渡辺利夫著『決定版・脱亜論─今こそ明治維新のリアリズムに学べ』
・呉密察(國史館館長)監修『台湾史小事典』(第三版)
・李登輝・浜田宏一著『日台IoT同盟』 *在庫僅少
・王育徳著『台湾─苦悶するその歴史』(英訳版) *在庫僅少
・浅野和生編著『1895-1945 日本統治下の台湾』
・王明理著『詩集・故郷のひまわり』
・李登輝著『李登輝より日本へ 贈る言葉』 *在庫僅少
・宗像隆幸・趙天徳編訳『台湾独立建国運動の指導者 黄昭堂』
・林建良著『中国ガン─台湾人医師の処方箋』 *在庫僅少
・盧千恵著『フォルモサ便り』(日文・漢文併載)
・黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点』
・李筱峰著・蕭錦文訳『二二八事件の真相』

● 台湾・友愛グループ『友愛』お申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/hevw09gfk1vr

*第1号〜第15号(最新刊)まですべてそろいました。【2017年6月8日】

● 映画DVDお申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/0uhrwefal5za

・『海の彼方』*new
・『台湾萬歳』*new
・『湾生回家』
・『KANO 1931海の向こうの甲子園』
・『台湾アイデンティティー』 
・『台湾アイデンティティー』+『台湾人生』ツインパック
・『セデック・バレ』(豪華版)
・『セデック・バレ』(通常版)
・『海角七号 君想う、国境の南』
・『台湾人生』
・『跳舞時代』 *現在「在庫切れ」(2017年8月31日)
・『父の初七日』*現在「在庫切れ」(2018年3月20日)

● 講演会DVDお申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/fmj997u85wa3

・2014年 李登輝元総統ご来日(2014年9月19日〜25日)
・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
・日本李登輝友の会設立総会(2002年12月15日)

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◆日本李登輝友の会「入会のご案内」

・入会案内:http://www.ritouki.jp/index.php/guidance/
・入会申し込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/4pew5sg3br46

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●発 行:
日本李登輝友の会(渡辺利夫会長)
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●事務局:
午前10時〜午後6時(土・日・祝日は休み)

●振込先: 

銀行口座
みずほ銀行 本郷支店 普通 2750564
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(ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

郵便振替口座
加入者名:日本李登輝友の会(ニホンリトウキトモノカイ)
口座番号:00110−4−609117

郵便貯金口座
記号−番号:10180−95214171
加入者名:日本李登輝友の会(ニホンリトウキトモノカイ)

ゆうちょ銀行
加入者名:日本李登輝友の会 (ニホンリトウキトモノカイ)
店名:〇一八 店番:018 普通預金:9521417
*他の銀行やインターネットからのお振り込みもできます。

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  • 下津井よいとこ2018/08/14

    〔奉祝 天皇陛下御在位三十年〕

    天皇陛下御即位三十年をお祝いする府民の集い

     日時 平成30年8月18日(土)

       第1部 奉祝大会 午後2時から午後4時45分迄

         (奉祝大会は自由に参加出来ます。)

       第2部 祝賀会 午後4時50分から午後6時20分迄

         (祝賀会は要事前申込。参加費が必要)

     場所 シェラトン都ホテル大阪(谷町九丁目駅、上本町駅下車)





  • 下津井よいとこ2018/08/14

    戦没者追悼中央国民集会……8月15日午前10時半から靖国神社境内にて

    「靖国神社に集まろう 感謝の心をつなぐ青年フォーラム」……8月15日午後1時半から靖国神社境内にて

    靖国神社御創建百五十年展 前編 幕末から御創建……3月17日から12月9日迄、靖国神社遊就館にて



    大阪護国神社英霊感謝祭……例年通りですと8月15日正午から斎行されます。





    亀戸天神社例大祭……8月25日、26日(今年は本祭が斎行されます。)

    穴澤天神社例大祭……今年は8月19日のようです。(稲城市)

    香林寺五重塔盆踊り・献灯会……8月26日夜







    百合ヶ丘駅前商店街……昭和35年の百合ヶ丘駅開業当時と余り変わらない姿を留めていましたが、とうとう百合丘一番街の一つの区画が改築されることになったようです。お盆明けから工事が始まるようです。百合ヶ丘と云えば代表的な新興住宅地の一つとされており、駅前の商店街も今では歴史的存在であったと言えましょう。映画や子供向けの番組であの辺りが舞台になることがあったのでしょうか。新興住宅地とは云え商店街には昔ながらの情緒があり最近迄それが保たれていました。恐らく昭和35年当時のままと思われるラーメン店もありました。昔ながらの店や商店街の光景が失われてしまうのは大変残念です。

     (百合ヶ丘駅北方の、高石神社や香林寺、細山神明社などのある辺りは、昔ながらの農村に新興住宅地が重なっているところです。最近は改築が進み、近年では歴史的存在になっていたと云える高度成長期からの住宅地の光景も変化してきています。また珍妙な形の今風の家屋が増えてきています。とは云え、高度成長期の面影はそれなりに残っています。子供の歓声やバス待ちの行列などを想像することも出来そうです。住宅地に関心のある人でしたら、どの辺りに集合住宅がある(あった)か、商店がある(あった)かと云うことなどを観察の対象に出来そうです。

     また昔ながらの長閑な農村の情景も残っています。遊歩道で散策も出来ます。

     百合ヶ丘駅の辺りの小田急線南方には王禅寺や弘法の松公園などがあります。)