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【メルマガ日台共栄:第3064号】 カイロ宣言を巡る呂秀蓮・元副総統と馬英九・前総統の発言と日本政府の見解

2017/10/30

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1>> カイロ宣言を巡る呂秀蓮・元副総統と馬英九・前総統の発言と日本政府の見解
2>> 台湾歌壇編纂の『蔡焜燦先生追悼集』をお頒ちします!
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● 台湾歌壇編纂『蔡焜燦先生追悼集』をお頒ちします! *new
 *在庫が少なくなっています。ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。
 *お申込先:FAX:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp

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 *署名に国籍制限はありません。誰でも、世界中どこからでも署名できます。
 *本会署名は、氏名及び住所の記載を要請する請願法に基づいた正式署名です。

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1>> カイロ宣言を巡る呂秀蓮・元副総統と馬英九・前総統の発言と日本政府の見解

 台湾の中央通信社は10月25日、カイロ宣言を巡って、呂秀蓮・元副総統が「カイロ宣言には蒋
氏、ルーズベルト氏、チャーチル氏の署名や日時などが記されていないと指摘し、国民党と共産党
がカイロ宣言に固執するのは、台湾が中国のものだとする理由がほかに見つからないからだと批判
した。その上で、カイロ宣言はプレスリリースに過ぎず、法的拘束力はないと強調した」と伝えて
いる。

 同時に、馬英九・前台湾総統がカイロ宣言について「れっきとした条約であり、条約でないとす
るのはあまりにも門外漢だと語った」、また「蒋介石・中華民国国民政府主席とルーズベルト米大
統領、チャーチル英首相の3人によって共同で決定されたもので、公表後には米紙ニューヨーク・
タイムズに掲載され、信用度にも問題はないと主張した」とも伝えている。

 呂秀蓮発言の詳細を「Record China」誌が取り上げているので下記に紹介したい。

 周知のように、カイロ宣言には「同盟国の目的は、1914年の第一次世界戦争の開始以後に於て日
本国が奪取し又は占領したる太平洋に於ける一切の島嶼を剥奪すること、並びに満洲、台湾及び澎
湖島の如き日本国が清国人から盗取したる一切の地域を、中華民国に返還することに在り。」と述
べられていて、この対日方針は、その後の連合国の基本方針となり、ポツダム宣言に継承されたと
されている。

 台湾の中華民国は、カイロ宣言について「中華民国はこれを条約としての拘束力を持つ法律文書
とみなす」としており、1945年に日本から台湾と澎湖島を返還されたという立場を取っている。

 では、日本は台湾や澎湖島を「清国人から盗取」したのかと言えば、それは歴史事実に反する。
1895年に清国と結んだ下関条約という両国が批准した「れっきとした条約」で清国から割与されて
いるからだ。

 また、1945年に台湾と澎湖島が中華民国に返還されたのは事実かと言えば、これも歴史事実に反
する。なぜなら、日本が台湾と澎湖島におけるすべての権利・権原・請求権を放棄したのは1951年
9月8日署名のサンフランシスコ講和条約であって、それまで台湾と澎湖島は日本の領土と認められ
ていたからだ。認められていなければ、放棄はできないのは理の当然だ。したがって、1945年時点
で日本が台湾・澎湖島を中華民国に返還した歴史事実はない。

 事実、1964年2月29日の衆議院予算委員会において、当時の池田勇人首相は台湾の領土的地位に
関して下記の見解を明らかにしていた。

<サンフランシスコ講和条約の文面から法律的に解釈すれば、台湾は中華民国のものではございま
せん。しかし、カイロ宣言、またそれを受けたボツダム宣言等から考えますと、日本は放棄いたし
まして、帰属は連合国できまるべき問題でございますが、中華民国政府が現に台湾を支配しており
ます。しこうして、これは各国もその支配を一応経過的のものと申しますか、いまの世界の現状か
らいって一応認めて施政権がありと解釈しております。>

 当時、日本は中華民国と国交を結んでいたが、池田首相は、台湾・澎湖島は中華民国のものでは
なく、施政権を有しているにすぎないと答弁していた。

 つまり、中華民国が台湾・澎湖島に有しているのは施政権、すなわち立法・司法・行政の三権を
行使する権限を持っている信託統治状態にあり、けっして領有権をもっているわけではないこと明
らかにしたのだった。もし領有権を持っていた日本が1945年に台湾・澎湖島を中華民国に返還して
いたなら、このような答弁はできない。

 もちろん、中華人民共和国はサンフランシスコ講和条約前の1949年10月に成立しているのだか
ら、台湾・澎湖島を自国領土とすることが不可能なことは子供でもわかる理屈であろう。

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「第二次世界大戦時の日本に対するカイロ宣言に法的拘束力なし」=台湾・民進党重鎮が発言―台湾メディア
【Record China:2017年10月26日】

 台湾で民進党・陳水扁政権の2000年から08年にかけて副総統を務めた呂秀蓮氏は25日、過去の社
会的不正について討論する「移行期正義:72年前の今日」座談会に出席し、第二次世界大戦中に連
合国の米英中首脳が宣言した、(中国共産党や国民党が主張している)台湾は中国領になった根拠
とされるカイロ宣言には法的拘束力がないと発言した。台湾メディアの中央通訊社などが伝えた。 

 カイロ宣言は第二次世界大戦中の1943年に開かれたルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、
さらに中華民国の蒋介石総統の三者会談の後に発表された文書。日本統治下にあった台湾と澎湖島
は「清国人より盗んだ」として中華民国に返還させると表明している。 

 台湾の国民党も中国共産党も、台湾が中国領である重要な根拠として、カイロ宣言を挙げること
が多い。 

 呂氏は、「カイロ宣言は米英中それぞれが発表したが文体も異なり、日付も発表場所も署名もな
い」として、「国際条約でなくニュースリリースにすぎない」と主張。台湾が中華人民共和国に所
属する理由にはならないと論じ、「この点は非常に重要だ。中国指導者の習近平に聞かせねばなら
ない」と述べた。 

 日本は日清戦争に勝利した結果、1895年に清国と結んだ下関条約で、台湾と澎湖島を「永遠に割
与」された。その後、第二次世界大戦に敗戦したことで連合国側と結んだサンフランシスコ条約で
台湾や澎湖島についてのすべての権利を放棄した。 

 サンフランシスコ条約の締結にあたっては、中華民国政府と中華人民共和国のどちらが中国を代
表する政府かで連合国側が意見を一致させることができず、日本は直後に中華民国と「日華平和条
約」を結び、中華民国に対して台湾や澎湖諸島に対するすべての権利を放棄した。 

 呂氏は、中国は台湾の領有権主張について「孫文が樹立した中華民国を覆して中華人民共和国を
樹立した。したがって(中華人民共和国は)中華民国のすべてを継承する」ことをロジックとして
いると論じた上で、中華人民共和国の成立は1949年10月1日だったと指摘。サンフランシスコ条約
は1951年に署名され52年に発効したとして、中華人民共和国成立時に台湾の所属は決まっていな
かった論じ、「(中華人民共和国成立の)1949年時点で国民党が持っていなかったものを、どう
やって継承するのか?」と述べた。 

 サンフランシスコ条約では、中華民国と中華人民共和国のいずれを中国の正当政府として条約締
結の資格があるかについて米英で意見が一致しなかった。そのため、日本は中華民国と別途「日華
平和条約」を結び、中華民国に対して台湾や澎湖島についてのすべての権利を放棄した。 

 座談会における呂氏の主張は日華平和条約に関連する経緯を省略しているが、「カイロ宣言に台
湾の所属を定める拘束力はない」「中華人民共和国成立時に中国の台湾領有は確定していなかっ
た。したがって中国が台湾を自国領とする法的根拠はない」とのロジックの整合性が失われること
にはならない。 

 呂氏の発言は、台湾独立派などがこれまで主張してきた「台湾地位未定論」を踏襲するもの。台
湾の各メディアは同発言に改めて注目した。(翻訳・編集/如月隼人)

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2>> 台湾歌壇編纂の『蔡焜燦先生追悼集』をお頒ちします!

*手持ち在庫がすでに20冊を切っております。ご希望の方はお早めにお申し込みのほどお願いします。

*ご寄付は「お志」ですのでいくらでも結構です。ご寄付はすべて「台湾歌壇」にお贈りします。

 「台湾歌壇」代表で、名著『台湾人と日本精神』で知られる蔡焜燦先生が去る7月17日に逝去さ
れました。旭日双光章や外務大臣表彰を受けられ、民間大使としても多くの日本人がお世話になり
ました。

 ご遺言により葬儀はご家族などにより密葬で行われましたが、台湾でも日本でも開かれた「蔡焜
燦先生を偲ぶ会」には実に大勢の人々が参列し、別れを惜しみました。

 偲ぶ会では、台湾歌壇の方々が精魂込めて編纂された『蔡焜燦先生追悼集』(A5判・並製・本
文208頁)を記念としてお持ち帰りいただき、ご寄付いただいた方に差し上げたところ、とても好
評でした。

 本書には、沼田幹夫・日本台湾交流協会台北事務所代表の弔辞や岸信夫・外務副大臣の弔電をは
じめ、歌壇会員による追悼歌や追悼文、金美齢、渡辺利夫、李雪峰、井上和彦など各氏の追悼文、
蔡先生の和歌67首、「洪坤山の眼光」など遺稿4編が掲載され、最後に、幼少時やご家族などとご
一緒の写真、司馬遼太郎氏を案内されたときのものなど105枚、また台湾歌壇における写真31枚が
掲載され、実に読み応え見応えがあります。

 つきましては、まだ少し手持ちの『蔡焜燦先生追悼集』がございますので、ご寄付いただいた方
にお頒ちします。また、本書編纂に満腔の敬意を表し、ご寄付はすべて「台湾歌壇」にお贈りする
ことをご了承のほどお願いします。

 平成29年(2017年)10月

                              蔡焜燦先生を偲ぶ会実行委員会

*お問合先・お申し込み先:
 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A 日本李登輝友の会内
 TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
 E-mail:info@ritouki.jp

              ◇     ◇     ◇

【ご寄付要項】

◆ご寄付は「お志」ですのでいくらでも結構です。

・お申込書を送付後、下記送料を添えてお振り込み下さい。お振り込みを確認後、発送いたします。
・送料:1冊〜2冊=164円 3冊〜4冊=328円(2梱包) 5冊以上の場合は送料をお伝えします。

◆ お振込先

・郵便振替  *「追悼集」「蔡先生」などと明記して下さい。
 日本李登輝友の会  00110−4−609117

・ゆうちょ銀行 *下記は他金融機関から。
 日本李登輝友の会 店名:〇一八(ゼロイチハチ) 店番:018 普通預金:9521417

ゆうちょ銀行間 記号─番号 10180─95214171

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『蔡焜燦先生追悼集』お申し込み

・お申込み数:   冊

・振 込 先:郵便振替・ゆうちょ銀行(いずれかを〇で)

・お名前:

・ご住所: 〒 

・お電話:

・E-mail :

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【日本李登輝友の会:取扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

*ご案内の詳細は本会ホームページをご覧ください。

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 で、お振り込みは確認後にお願いします。【2016年12月8日】

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・呉密察(國史館館長)監修『台湾史小事典』(第三版)
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・浅野和生編著『1895-1945 日本統治下の台湾』
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・宗像隆幸・趙天徳編訳『台湾独立建国運動の指導者 黄昭堂』
・林建良著『中国ガン─台湾人医師の処方箋』  *在庫僅少
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・黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点』
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・『KANO 1931海の向こうの甲子園』
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・『台湾アイデンティティー』+『台湾人生』ツインパック
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・『海角七号 君想う、国境の南』
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・2014年 李登輝元総統ご来日(2014年9月19日〜25日) *new
・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
・日本李登輝友の会設立総会(2002年12月15日)

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