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【メルマガ日台共栄:第3027号】 李登輝元総統が取り組む新たな「正名制憲」運動  如月 隼人(中国・中華圏ウォッチャー)

2017/09/14

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1>> 李登輝元総統が取り組む新たな「正名制憲」運動  如月 隼人(中国・中華圏ウォッチャー)
2>> 台湾建国は今が絶好のチャンスだ  小林 正成(台湾独立建国聯盟日本本部顧問)
3>> 台湾と北朝鮮の密かな関係─北朝鮮の4番目の輸出相手は台湾だった
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1>> 李登輝元総統が取り組む新たな「正名制憲」運動  如月 隼人(中国・中華圏ウォッチャー)

 李登輝基金会が9月9日に今年の募金晩餐会を開き、董事長の李登輝元総統は冒頭のスピーチにお
いて行政院長に就任した頼清徳氏への協力を呼び掛けたことを本誌で紹介したが、中国・中華圏
ウォッチャーで元サーチナ編集記者の如月隼人氏が自らのブログにその詳細を記している。

 李元総統はこのスピーチで、李登輝基金会の今後1年間の重点活動として新たな「正名制憲」運
動に取り組むと宣言。また、中国と合意したとされる「92年コンセンサス」(「九二共識」)につ
いては、自らの総統時代のことゆえ、これまで何度もその存在を否定してきているが、今回も改め
て「存在しない」と否定された。新たな「正名制憲」とはなにか、如月氏のブログから紹介したい。

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台湾の李登輝元総統、「中国生まれの憲法」からの離脱を主張 「ひとつの中国の約束」は存在しない
【如月隼人ブログ:2017年9月10日】
https://ameblo.jp/kisaragisearchina/entry-12309416410.html

 台湾の李登輝元総統は9日、李登輝基金会のパーティーに出席し、政党政治の新たな規範のため
の「正名制憲」運動を推進することなどを、今後1年間における基金会の重点活動とする考えを明
らかにした。台湾側と中国大陸側が「1つの中国」で合意したとされる「九二共識」については改
めて「存在しない」と述べた。

 李元総統は、民主体制における立党政治の規範づくりのためとして、新たな「正名制憲」運動と
の推進を主張。「正名」とは台湾の制度や施設、組織における「中国由来」の文字を取り去り「台
湾」に置き換えることを指す。代表例としてはパスポートにある「中華民国」の表記を「台湾」に
変える主張などがある。

 「制憲」は新憲法の制定を指す。中国国民党の中国大陸統治時代に起源を持ち、その後の修正な
どを経てきた「中華民国憲法」の再修正ではなく、新たに「台湾憲法」を作るという「脱中国」の
より強い主張だ。

 李元総統は、「正名制憲」について、「中国法統政権」が生存する機会を阻止し、台湾の「脱古
改新」に資するために、基金会の今後1年間の重点活動にすると述べた。「中国法統政権」とは、
「中華民国政権こそが、中国全土を統治するべき正統政権」との考えを指す。

 李元総統は蔡英文政権の政策について「台湾にとってよい」と述べる一方で「段階的な任務と国
家の目標」がいまだに不明確であるために、支持率が低いと指摘。「2020年の総統選で、(馬英九
政権が誕生した)2008年と同様に、台湾で『中国法統』が復活してしまうのか? これは、われわ
れが深刻に取り組まねばならない問題だ」と述べた。

 李元総統は「台湾では民主制度が長年にわたり実施されているが、残念なことに、現在に至って
も封建的・権威主義の心情を持ち、台湾に圧力をかける中国大陸の宣伝に協力する人がいる」と主張。

 馬英九総統が2008年に就任した際には「中国を信じてはいけない。『九二共識』は存在しない。
中国大陸の統一戦のためのうそだ。相手には民主も法制もない。詐欺の手段を用いる政権だ」と忠
告したと説明。

 さらに「実に残念なことに、国民党は現在になっても問題をはっきり認識しておらず、実際には
存在しない『九二共識』を使い続けている。台湾庶民の考えとは、ますます離れている」と述べた。

 李元総統は、台湾における自らの役割について「今でも自信がある。使命感を持っている」と論
じた上で、新しい世代の台頭について「国家利益の追求を思想の中心として、現在の政治の乱れを
正し、勇敢に新時代を担い、台湾政党政治の新たな競争の規範を創造することを応援したい」と述
べた。

◆解説◆

 九二共識とは、中華人民共和国と中華民国(台湾)が1992年に香港で行った協議で達成したとさ
れる「1つの中国」という共通認識。ただし文書は残されておらず、台湾側(国民党)関係者が
「存在」に言及したのも、2000年に民進党が総統選に勝利して、陳水扁政権の発足が決まった直後
だった。

 当時の陳水扁総統、さらに李登輝元総統、黄昆輝行政大陸委員会元主任、辜振甫海峡交流基金会
理事長ら1992年当時に台湾の要職にあった人の多くが、「九二共識は存在しない」と主張している。

 なお、国民党は九二共識の内容は「一中各表(中国は1つだが、中国大陸側は中華人民共和国が
中国の正統政府とする立場で、台湾側は中華民国が正統政府とする立場)」と説明しているが、中
国政府は「一中各表」を認めておらず「1つの中国」のみについての合意と主張している。

                                 (編集担当:如月隼人)

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2>> 台湾建国は今が絶好のチャンスだ  小林 正成(台湾独立建国聯盟日本本部顧問)

 台湾の蔡英文総統は9月5日に記者会見を開き、辞任した林全・行政院長の後任に頼清徳・台南市
長を任命。頼清徳氏は8日に行政院院長に就任し、新内閣が発足した。李登輝元総統をはじめ、頼
清徳・行政院長への期待は高い。

 驚かされたのは、就任してまだ5日目の9月12日、頼院長が林全・前院長時代につくられた2018年
度予算案を撤回し、来年の軍人・公務員・教職員の賃金を3%引き上げることを決定したことだ。

 この決定について、与野党の関係者も経済界や労働界も賛意を示して歓迎しているという。蔡英
文総統も「政府が先頭に立って賃金を引き上げることで、企業が従業員の賃金を引き上げ、利益を
従業員に分配するよう奨励したい」(台湾国際放送)と述べ、賛意を示したと報じられている。

 末頼もしいとはこのことだろう。期待度はいっそう高まる。

 台湾独立建国聯盟日本本部の顧問で、『台湾よ、ありがとう(多謝!台湾)━白色テロ見聞体験
記』(展転社、2013年)の著書もある小林正成(こばやし・まさなり)氏も、頼院長の誕生を「時
宜を得た最高の人事」と讃える。そして「今が、建国の絶好のチャンス」とする声明を発表され
た。下記にご紹介したい。

 ちなみに、李登輝元総統も「こういう日本人がいたことに驚いた」と、『台湾よ、ありがとう
(多謝!台湾)』に推薦の辞を寄せられている。

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台湾行政院長(首相)交代の報に接して─台湾建国は、今が絶好のチャンスだ

                        台湾独立建国聯盟日本本部顧問 小林 正成

 この度、蔡英文総統が、独立志向の強い台南市長、頼清徳氏を行政院長に起用すると言うニュー
スに接し、いよいよだなと、心躍る思いである。

 総統も議会も、過半数を持っての頼氏の起用は、時宜を得た最高の人事であると賛意を称したい。

 行政院長就任となれば、事案引き継ぎ等で、繁忙を極めるであろう。しかし、そうした中でも、
台湾民衆に選ばれた代表・指導者として、台湾を正式な主権国家として国連に迎えられる国造り
に、邁進して欲しい。

 その取り組みに対し、中国は声高に脅しをかけてくるだろう。が、そんなものは聞き流し、粛々
と進めて頂きたい。

 米国の台湾関係法がある限り、中国は台湾に対して、戦火を交える事は無いと確信している。但
し、米国の正義の戦力を引き出すには、台湾政権民衆が一致団結した行動が必要である事は、論を
俟たない。

 この時、今が、建国の絶好のチャンスと、私は考える。

 過ぎ去ったチャンスを思う事を、後悔すると言う。

 あの時ああすれば良かった。は、後の祭りとも言う。

 後悔とは、愚か者の、意味の無い反省と懺悔である。

 台湾人は、愚か者でないと、私は信じている。

  2017年9月7日

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3>> 台湾と北朝鮮の密かな関係─北朝鮮の4番目の輸出相手は台湾だった

【NNA ASIA「テイクオフ」:2017年9月14日】

 台湾が北朝鮮にとって4番目の輸出相手、と聞けばまさかと思うかもしれないが本当らしい。9割
以上を占める対中国とは比べるべくもないが、それでも16年は1,220万米ドル(約1億3千万円)相
当の品物が輸出された。

 1990年代初頭に韓国から断交を突きつけられた台湾が、北朝鮮との関係強化を模索した時期があ
る。その最たるものが原発から出る低レベル放射性廃棄物の処理を北朝鮮に委託するというもの。
米韓の反対で立ち消えになったが、そうでなければ「核つながり」ができていたかもしれない。

 国連の対北朝鮮制裁も本来、非加盟国の台湾に従う義務はない。もちろん米国第一の台湾がそん
なことをするわけはないが、大国の裏をかいぐぐるのが国際社会での小国の生き方。中国が北朝鮮
に対するいら立ちを強める中、「敵の敵は味方」の理論でひそかに接触している可能性も否定でき
ないのである。(蔵)

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・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
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