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【メルマガ日台共栄:第2983号】 李登輝元総統、「(戒厳令)解除は当たり前で遅いくらいだ。あまりにも長すぎた」

2017/07/14

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1>> 李登輝元総統、「(戒厳令)解除は当たり前で遅いくらいだ。あまりにも長すぎた」
2>> 劉暁波氏、中国当局に毒を盛られた可能性  黄 文雄(文明史家)
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1>> 李登輝元総統、「(戒厳令)解除は当たり前で遅いくらいだ。あまりにも長すぎた」

 蒋介石政権は中国共産党との内戦に対応するため、憲法を停止して動員戡乱(かんらん)時期臨
時条款を敷いたのは1948年5月10日だった。続いて、翌年の1949年5月19日、今度は戒厳令を布く。
解除されたのは1987年7月15日。この38年間に、多くの無辜の民が犯してもいない罪を着せられて
「政治犯」に仕立てられた。

 今年は戒厳令が解除されてから30年という節目の年。7月14日からは、景美人権文化園区で、戒
厳令が施行されていた期間、政府が政治犯をどのように処遇したかを紹介するための展示を行い、
7月15日には、総統府前の「白色テロ政治受難者記念碑」の前で戒厳令解除記念式典を行うという。

 産経新聞の田中靖人・台北支局長は、戒厳令下で「政治犯」とされた人々にインタビューして
生々しい声を伝え、蒋経国から解除の方針を伝えられた副総統(当時)だった李登輝元総統の感懐
も併せて伝えている。

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台湾・戒厳令解除30年 「白色テロ」時代の解明ようやく一歩  田中 靖人(台北支局長)
【産経新聞:2017年7月13日】

 台湾は15日、史上最も長い38年間の戒厳令が解除されてから30年を迎える。戒厳令下の台湾で
は、政治活動や言論の自由は厳しく制限され、「白色テロ」と呼ばれる市民の逮捕・投獄が横行し
た。台湾社会は今、中国や香港の人権抑圧を横目に自由と民主主義を謳歌する。だが、苦難の時代
の真相解明は緒に就いたばかりだ。(台北 田中靖人)

 台湾本島南東部・台東市の沖合約33キロに浮かぶ緑島。サンゴ礁で囲まれた外周約19キロの小島
は夏場、ダイビングを楽しむ若者らでにぎわう。島内には、かつての「政治犯」収容所が一般公開
されている。

 初期の収容所「新生訓導処」で過ごした張常美さん(85)は1950年、18歳で中部・台中の高等商
業学校に通っていたある日の授業中、校長から呼び出され、そのまま台北に連行された。張さんは
入試の成績が良く生徒会に入っていた。訳が分からず泣き続ける張さんに、取調官は生徒会長が
「共産主義者」だと告げた。言われるまま書類に拇印を押し、12年間を獄中で過ごした。判決書に
書かれていた60人以上の「共犯者」の名前は、誰一人知らなかった。

 陳新吉さん(76)は22歳で兵役中だった63年、突然部屋に入ってきた男6人に押し倒されて連行
された。「台湾独立」運動の組織とされた「軍中互助会」の会員が高校の同級生で、食事をしたこ
とがあった。指のツメの間に針を刺すなどの拷問を受けて「何人を仲間に引き入れたのか」と問わ
れ、無実の友人数人の名前を言ってしまった。

 台北市内の収容所で5年の刑期を終えて実家に戻ると、母親は精神を病んでいた。今でも毎日午
前4時半に目が覚める。銃殺される収容者が連行される時間だ。当時は「次は自分かも知れない」
と恐れた。

 中国国民党の蒋介石政権は当初、「共産党のスパイ」を摘発、奨励金目当てに密告された人もいた。

 戒厳令の解除は突然、訪れた。蒋介石の死後に総統となった長男、蒋経国は86年10月、米ワシン
トン・ポスト紙社長キャサリン・グラハム女史との会見で解除の意向を表明、関連法案の整備を待
ち87年7月15日午前零時に解除された。当時、副総統だった李登輝元総統は、同女史との会見前後
に蒋経国から解除の方針を伝えられたという。李氏は産経新聞の取材に「解除は当たり前で遅いく
らいだ。あまりにも長すぎた」と振り返る一方、「戒厳令の解除で民主化ができるようになった」
と評価した。

 38年間の戒厳令時代に何人が逮捕・投獄され処刑されたのか、正確な資料はない。98年から2014
年まで設置された補償基金会の調査によると、死刑は809人。国防部(国防省に相当)は05年、逮
捕者は約1万6000人と報告した。だが、関与した治安機関は他にもあり、14万人が不当に逮捕され
4000人が処刑されたとの推計もある。

 蔡英文総統は昨年12月、台北市内の収容所跡を訪れ、3年以内に白色テロの「真相調査報告」を
取りまとめる意向を表明。立法院(国会)で現在、関連法案が審議されている。蔡氏は12日、民主
進歩党本部の会合であいさつし、「戒厳令解除30年を記念する意義は、この国が犯した過ちを反省
するとともに、全力を尽して自由と民主を守っていくことにある」と強調した。

             ◇     ◇     ◇

■台湾の戒厳令

 蒋介石政権は国共内戦の末期に憲法の一部条項を停止し支配地域に戒厳令を発令。台湾は1949年
5月から戒厳体制に入った。集会・結社・言論の自由などが制限され、反体制派の摘発に利用され
た。一般市民にも軍法が適用され、該当の裁判の多くは一審制で行われた。87年の戒厳令解除後、
関連の刑法などは91年まで続いた。現在の与党、民主進歩党の有力者には「白色テロ」の被害者や
その支援者が多い。

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2>> 劉暁波氏、中国当局に毒を盛られた可能性  黄 文雄(文明史家)

 中国初のノーベル賞(平和賞)を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏が7月13日、多臓器不全
のため、入院していた瀋陽市の中国医科大付属第一病院で亡くなった。

 それに先立つ11日、文明史家の黄文雄氏(本会副会長)は「これまで中国当局に逮捕された重要
人物は、相次いで肝臓がんにかかっています。中国が意図的に劉暁波氏を殺害しようと、あるいは
死に至るように仕組んだ疑惑が持ち上がってきました」「獄中の重要人物は、不思議と肝臓の病気
で死亡している」(メルマガ「黄文雄の『日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実』」)
として、その死に疑念があると指摘していました。

 11日のメルマガのタイトルは「危篤の劉暁波氏、中国当局に毒を盛られた可能性」でしたが、死
亡したことを受け、本誌掲載にあたっては「劉暁波氏、中国当局に毒を盛られた可能性」と改めた
ことをお断りします。

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危篤の劉暁波氏、中国当局に毒を盛られた可能性
【黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」:2017年7月11日(第191号)】
http://www.mag2.com/m/0001617134.html

 2008年に中国の共産党一党独裁の終結、民主化と三権分立を求める「08憲章」を発表し、「国家
政権転覆扇動罪」によって中国当局に逮捕されたノーベル平和賞受賞者の民主活動家・劉暁波氏
が、肝臓がんのために危篤状態になっていると報じられました。

 劉暁波氏は、遼寧省錦州市の監獄で服役中でしたが、今年の5月末に末期の肝臓がんと診断さ
れ、1カ月後の6月末に仮釈放されて病院に入院しました。7月3日の段階では、中国の医師団は「治
療は順調」と語っていました。しかし、それからわずか10間ほどで危篤になってしまったわけです。

 劉氏については、治療のために海外へ移送すべきだという国際的な批判が高まっていました。ま
た、本人や家族も国外での治療を望んでおり、ドイツのメルケル首相も、習近平国家主席に対し
て、数回に渡って劉氏の受け入れを表明していたそうです。

 しかし、中国の医療チームは病状の重さから、国外への移送に耐えられないと主張して、事実
上、これを拒否していました。

 劉氏の釈放要求についてはこれまでも西側諸国からたびたび出されていました。とくに末期がん
が発覚してから、その声は高くなっていましたが、中国当局は「内政干渉」として突っぱねてきま
した。

 ただし、7月7日のG20ハンブルグサミットの前日、欧州議会が劉氏の釈放と劉氏の望む場所での
治療を中国政府に求める生命を出したため、さすがに習近平もG20で中国の人権問題が議題になる
ことを恐れたのか、アメリカとドイツの医師による診察を受け入れました。

 こうして急遽、7月8日に米独の医師が中国の病院を訪れ、劉氏を診察しました。そして、緩和治
療のための出国は可能だが、できるだけ早く行う必要があるとの共同声明を発表、中国の医療チー
ムの主張を否定したのです。

 ところが10日になって、劉氏の状態が急速に悪化、危篤状態になったのです。関係者の発言と比
べてあまりにも急な展開に、怪しさを感じるのは私だけでしょうか。

 この米独の診察について、ドイツ政府は診察を撮影しないように要請していたにもかかわらず、
「特定の当局者」がその様子を撮影し、中国の国営メディアに提供したことで、外部に流出してし
まいました。

 この事態にドイツ側は「物事を決めているのは医療従事者ではなく、公安機関だ」と猛反発して
います。

 もっとも、こうしたことは中国にとってはそれは当たり前の行為です。そもそも、5月末に末期
の肝臓がんだということが判明したのに、外部の医療機関への入院が認められたのが1カ月後とい
うこと自体が、劉暁波氏を早く始末したいという当局の考えの表れです。

 劉暁波氏が逮捕されたのが2008年12月で、懲役11年の判決が出たのが2010年2月です。日本であ
れば未決勾留日数が懲役から引かれるでしょう。中国ではそのあたりがどうなっているかはわかり
ませんが、早ければ2019〜20年あたりに釈放されるのではなかったのかと思います。

 劉暁波氏は中国初のノーベル賞受賞者です。釈放されれば世界的な脚光を浴び、反中国共産党の
シンボルとなって反体制活動を再結集して一大勢力となる可能性があります。刑期が残り少なく
なって、中国共産党も焦ったのでしょう。しかも、劉氏はまだ62歳です。病気をわざと放置してい
た、あるいはがんを発症するような扱いをしていた疑いが拭えません。

 じつは、北京の刑務所で服役中の薄煕来も、同じく肝臓がんになっていることが報じられていま
す。薄煕来は収賄罪などで無期懲役の刑を受けていますが、かつては習近平の最大のライバルとさ
れていました。習近平の反腐敗運動は、薄熙来が重慶市で行っていたやり方をそのまま真似たもの
です。そして毛沢東主義を賛美していたことも習近平と重なります。

 そうしたやり方で、保守層や貧困層に非常に大きな人気があったのが、薄熙来だったのです。そ
れだけに習近平は、刑務所に収監されてはいるものの、いまだ根強い人気がある薄煕来を警戒して
いるとも言われています。

 かつて四人組の1人だった王洪文も、文革後に逮捕されましたが、獄中でわけのわからない注射
を打たれて、その後、肝臓疾患によって獄中死しています。獄中の重要人物は、不思議と肝臓の病
気で死亡していることがわかります。

 そもそも、獄中の政治犯でも年に一度は健康診断がありますので、急に末期がんとなるというの
も不自然です。

 言うまでもなく、中国政府はこれまでも数々の非道行為を行ってきました。とくに、拘束状態に
ある者が病気になったときは悲惨です。いかなる治療も受けられず、そのまま放置されるからです。

 かつて国家主席を務めた劉少奇などは、文革中に失脚し、自宅に監禁されましたが、いつも監視
者から暴行を受け、さらに持病の薬は取り上げられ、排泄物の処理すらされませんでした。病状が
進み、ようやく医療機関に搬送されても、ベットにくくられ、ほとんど医療も受けられずにそのま
ま見殺しにされました(1969年死亡)。

 また、朝鮮戦争で人民志願軍の司令を務め、解放軍の元帥まで上り詰めた彭徳懐も、毛沢東批判
をしたことで失脚、その後に起きた文革では紅衛兵に虐待の限りを受け、監禁病棟ですべての窓を
ふさがれたまま寝たきり状態となりました。最後は直腸がんにかかりましたが、鎮痛剤も打たれず
に、血便にまみれたベットで苦しみながら最期を迎えました(死去は1974年)。

 もちろんこれは40年近く前のことですが、目に見えないところで、同様のことは続けられてきま
した。政治犯や思想犯に対して拷問や洗脳を行うことで悪名高い労働改造所が廃止されたのは、つ
い最近の2013年のことです。

 しかもアムネスティの報告によれば、これは国際社会からの批判をかわすための措置であり、実
態としては「黒監獄」という別の形で同様のことが行われている実態が明らかになっています。

 とくにウィグル、チベットの活動家などは、こうした改造所に送られ、さまざまな拷問を受けて
いるとされています。

 いずれにせよ、中国共産党にとっては、このまま劉暁波氏がいなくなってくれることを望んでい
るはずです。しかし、中国共産党、あるいは習近平がわざと病死させたという疑惑が世界に広がれ
ば、大きな批判が起こるでしょう。

 劉暁波氏にはなんとか回復してもらいたいと思いますが、もしものことがあれば、胡耀邦の死去
により6・4天安門事件が起こったように、香港やウイグル、チベットなどから民主化要求の大波が
発生し、それが中国共産党の命取りになるかもしれません。

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・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
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  • 下津井よいとこ2017/07/14



    先程の投稿の中で、「幸田露伴 蝸牛庵が紡ぐもの」に記号が含まれてしまいましたが、どうもハイフン(横線)を入れたところ、文字化けが起こったようです。申し添えておきます。

  • 下津井よいとこ2017/07/14



    靖国神社みたま祭り……7月13日から16日迄

    深川八幡祭り……8月11日から15日迄

      (神幸祭は8月12日、氏子神輿連合渡御(水掛け祭り)は8月13日です。)

    文京朝顔ほおずき市……7月22日、23日

     (伝通院や源覚寺をはじめ、小石川地区の寺社にて。通常の朝顔とほおずきの販売、変化朝顔の展示のほか、物産販売、寄席、講演など。) 

    「歓迎 本郷旅館街」展……7月14日から7月16日迄、文京シビックセンターにて

    「幸田露伴?蝸牛庵が紡ぐもの」展……7月30日から8月8日迄、文京シビックセンターにて  

    「下町の学び舎 机に広がる教科書と思い出」……9月3日迄、下町風俗資料館にて



    大賀蓮の開花……庭瀬城址公園(見頃)、小田原城(見頃、これから)、千葉公園(もうすぐ終わり)など

     (地域差があります。)

    荒川自然公園オオオムラサキ観察園……7月30日迄の土日祝に公開

     (この時期は幼虫のほうが多くなっていると思います。甲虫が観察出来る昆虫園も公開されています。)

    全日本切手展……7月15日から17日迄、すみだ産業会館8階にて(錦糸町駅下車)



    大阪天満宮・天神祭……7月24日、25日 

    貴布禰神社だんじり祭り(尼崎市)……8月1日、2日 

    富松薪能……7月26日午後5時半から、富松神社境内にて(尼崎市)

    「浮田光治コレクション 手拭万華鏡」……7月23日迄、大阪暮らしの今昔館にて

    「大相撲と日本刀」……8月28日迄、大阪歴史博物館にて

    「豊臣から徳川へ」……7月21日から10月4日迄、大阪城天守閣にて

       (豊臣秀吉の愛刀(復元品)も公開されます。)

    「いくさの装い変遷史」……7月22日から10月5日迄、大阪城天守閣にて

          





  • 下津井よいとこ2017/07/14





    台湾国際放送リスナーの集いが催されます。

    〔大阪〕日時 平成29年7月16日(日)午後1時より

        場所 大阪キャッスルホテルにて(地下鉄、京阪、天満橋駅下車)

    〔東京〕日時 平成29年7月17日(月、祝)午後1時より

        場所 正則学園高等学校(地下鉄竹橋駅、神保町駅下車)



          (大阪会場での集いは、要予約とのことですので御留意下さい。)