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【メルマガ日台共栄:第2898号】 李登輝元総統が李元簇・元副総統の葬儀に出席 追悼文抄訳

発行日:4/1

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━━平成29年(2017年)4月1日】

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1>> 李登輝元総統が李元簇・元副総統の葬儀に出席 追悼文抄訳
2>> 立法院占拠のひまわり学生運動リーダー22人に台北地裁が無罪判決
3>> 台湾2・28時局講演会の林建良氏講演「「蔡英文政権下の台湾」がYouTubeにアップ
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1>> 李登輝元総統が李元簇・元副総統の葬儀に出席 追悼文抄訳

【本会ホームページ「お知らせ」:2017年3月31日】
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170331/

 今月8日に逝去された李元簇・元副総統の葬儀が本日午前8時30分から台北市内の第一殯儀館(葬
儀場)で行われた。

 葬儀には、李登輝総統のほか、蔡英文総統や馬英九・前総統など、法務部(法務省)から出席許
可が下りなかった陳水扁・元総統以外のすべての歴代総統副総統が出席し、李元簇・元副総統とコ
ンビを組んで台湾の民主化を進めた李登輝総統が追悼文を読み上げた。抄訳は下記の通り。

 葬儀は大規模な国葬を望まない遺族の希望もあり、慎ましやかに準国葬形式で行われた。

 李元簇・元副総統は、1990年から1996年まで李登輝・第8代総統のパートナーとして副総統を務
めた。

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李元簇・元副総統追悼会あいさつ

                                      2017年3月31日

 李元簇・元副総統のご家族の皆さま、お集まりの皆さま、おはようございます。

 本日、私は感謝と懐かしさの気持ちを胸にこの追悼会へ参りました。思い出しますのは、2012年
10月、苗栗のご自宅へ伺ったとき、あなたが言われた「総統、私たちはやり通しましたね。国民を
がっかりさせることはりませんでしたね」という言葉です。

 私は、あなたが総統府秘書長の任にあったときから共に仕事をするようになりました。第8代総
統に就任する際、あなたに副総統になってもらったのです。世間ではよく「静かなる副総統」と言
われましたが、実際のところ、あなたはご自身の立場を守り、毀誉褒貶に走ることなく、権勢を恐
れることはありませんでした。耳まで真っ赤にしながら大きな声で論じ、既得権益を守らんとする
者たちを論破していったのです。まさに李副総統こそ「指導者の模範」であり、その地位に相応し
い方でありました。

 あなたはこの世を去られましたが、その精神を私たちは受け継ぎ、学んでいかなければなりませ
ん。これからはあなたが一生を捧げ、深く愛した台湾で安らかにお眠り下さい。別れ惜しくはあり
ますが、これも神様の思し召しなのでありましょう。

 最後に、どうぞ皆さまもお健やかにお過ごしくださいますように。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 立法院占拠のひまわり学生運動リーダー22人に台北地裁が無罪判決

 馬英九政権下で行われた中国との「サービス貿易取り決め」審議の不透明をめぐり、2014年3月
18日に立法院議場を占拠し、公務執行妨害などの罪に問われた台湾大学大学院生だった林飛帆氏や
清華大学大学院生だった陳為廷氏、中央研究院法律学研究所研究員だった黄國昌氏(現在、立法委
員)など元学生リーダーたち22人に対し、台北地方裁判所は3月31日、無罪判決を言い渡した。

 この「太陽花学運(ひまわり学生運動)」の意義については、李登輝元総統も高く評価し、自ら
も立法院議場に駆けつけようとしたほど。

 判決を受け、総統府もこのひまわり学生運動について「台湾の民主をいっそう深めたマイルス
トーン(一里塚)」と評価したそうで、台湾国際放送が伝えている。下記に紹介したい。

 一方、元学生リーダーたちは、政権与党が一日も早く「台湾海峡両岸協定監督条例」を成立させ
るよう要求したという。

 ちなみに、林飛帆氏は台北地裁の判決についてフェイスブックで、弁護士などに感謝の言葉を述
べるとともに、行政院突入事件(132人)や台北市政府警察局襲撃事件(4人)の判決も無罪となる
よう望むと記している。また、民進党の元職員で人権問題活動家の李明哲氏がスパイ容疑で中国で
拘束されていることにも言及し、台湾政府に積極的な救援活動を要望した。行政院侵入事件に関す
る判決は4月10日に言い渡される予定だ。

◆林飛帆氏フェイスブック[3月31日:追求民主,永不懈怠】
 https://www.facebook.com/linfeifan.tw?lst=100005032410573%3A1501674746%3A1491008964

-----------------------------------------------------------------------------------------
総統府:ひまわり運動は民主の一里塚
【台湾国際放送:2017年3月31日】
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=65610
写真:林飛帆氏(前列左2)、黄国昌氏(同3)、陳為廷氏(同5)

 総統府が、「ひまわり学生運動」は台湾の民主を深めたマイルストーンだと評価した。「ひまわ
り学生運動」は2014年3月に立法院の議場を学生たちが中心となって占拠した事件で、中心人物
だった林飛帆氏、陳為廷氏、そして現在では野党・時代力量の代表を務める黄国昌・立法委員ら22
人が公務執行妨害などで起訴されていたが、台北地方裁判所は31日、いずれも無罪の判決を言い渡
した。

 総統府の林鶴明・報道官は判決を尊重するとした上で、「ひまわり学生運動は台湾の民主をいっ
そう深めたマイルストーンであるのみならず、公民社会の全面的な台頭と実践であり、この新たな
民主の波は自由民主と公平正義の価値観を公共の行政に根付かせた。そしてさらに、国民の福祉の
全面的な向上をもたらした」と述べて評価した。

 台北地方検察署は2015年2月に捜査を終了、台湾海峡両岸サービス貿易協定をめぐる抗争事件か
ら生まれた3つの事件について、立法院の占拠で22人、行政院突入で132人、台北市政府警察局襲撃
で4人を起訴したが、林全・行政院長は昨年5月20日、新政権発足後ただちに被告126人に対する親
告罪の刑事告訴の部分は取り下げた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>> 台湾2・28時局講演会の林建良氏講演「「蔡英文政権下の台湾」がYouTubeにアップ

 台湾独立建国聯盟日本本部が去る3月5日、林建良氏などを講師に「台湾2・28時局講演会」を開
催、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表も来賓として出席するなど、とても盛会だった。

 特に林建良氏による「蔡英文政権下の台湾」と題した1時間ほどの講演では、蔡英文政権がどの
ようなことをやっているのかを、株価、失業率、観光客数などから詳細に分析する内容で、大好評
を博した。支持率が下がっていると言われる蔡英文政権だが、着実に政策を実行していて実態はか
なり違うことを指摘し、日本は台湾の重要性を認めるなら早急に日本版・台湾関係法を制定すべき
と訴えた。

 3月30日、音声と写真だけで動画ではないがYouTubeにアップされた。制作は台湾独立建国聯盟日
本本部広報部。音声だけだからだろうか、それゆえに迫力満点の講演の様子が伝わってくる。ぜひ
お聴きいただきたい。

◆林建良氏講演「蔡英文政権下の台湾」[1時間6分51秒]
 https://youtu.be/hD1nsjZ6oNs

林建良(りん・けんりょう)氏:
1958年、台湾・台中生まれ。1987年、日本交流協会奨学生として来日。東京大学大学院医学系研究
科博士課程修了。医学博士。メルマガ「台湾の声」編集長、台湾独立建国聯盟日本本部中央委員、
日本李登輝友の会常務理事、台湾団結聯盟日本代表、在日台湾同郷会顧問。主な著書に『母親e名
叫台灣─「正名運動」縁由』(台湾)『日本よ、こんな中国とつきあえるか?─台湾人医師の直
言』『中国ガン─台湾人医師の処方箋』。共著にテンジン、イリハム・マハムティ、ダシ・ドノロ
ブとの 『中国の狙いは民族絶滅─チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』。


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【日本李登輝友の会:取扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

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・黄文雄著『哲人政治家 李登輝の原点』
・李筱峰著・蕭錦文訳『二二八事件の真相』

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・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
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・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
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