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【メルマガ日台共栄:第2685号】 李登輝元総統へ朝日新聞が単独インタビュー「『幸福』な台湾へ 台湾元総統・李登輝さん」

2016/06/15

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━━平成28年(2016年) 6月15日】

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1>> 李登輝元総統へ朝日新聞が単独インタビュー「『幸福』な台湾へ 台湾元総統・李登輝さん」
2>> 6月26日、六士先生・慰霊顕彰の集い ご遺族の小田村四郎・本会名誉会長が講演
3>> 主席の仕事、経費削減(蔡英文と台湾14)  鵜飼 啓(朝日新聞台北支局長)
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● 6月26日開催:六士先生・慰霊顕彰の集いお申し込み
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 *黒葉ライチのお申し込み締切は6月15日(水)です。

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 *署名に国籍制限はありません。誰でも、世界中どこからでも署名できます。

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1>> 李登輝元総統へ朝日新聞が単独インタビュー「『幸福』な台湾へ 台湾元総統・李登輝さん」

 7月30日からの沖縄県石垣市への訪問を前に、朝日新聞が李登輝元総統へ単独インタビューを
行った。

 このインタビューで李元総統は、在任中に10年間ほど開いていた日米台による秘密会議「明徳プ
ロジェクト」の名前を挙げ、この会議を通じて総統に就いた蔡英文氏を見いだしたと述べ、台湾の
2016年は国民党がつぶれ始めた年との認識を示している。

 また、「米国、日本、台湾が一つの流れとして、おそらく集団的自衛権の構築に一歩進むだろ
う」という考え方を示しつつ、「非常に大切な問題」として、中国が拡張姿勢を強めている「東シ
ナ海と南シナ海の問題をどう処理するか」を挙げる。そしてまた、台湾は中国ではなく日本との経
済関係を深めるべきとも指摘する。

 蔡英文総統については「しっかりやってくれると思う」と期待感を示し、安倍首相からもらって
いる手紙を渡し「安倍首相の考え方、日本の考え方を蔡さんに伝えようと思っている」と述べる。

 これまで明かされてこなかった、台湾の裏面史ともいうべき史実にも踏み込んだインタビューと
なっている。7月31日午後、石垣市内で開かれる李登輝元総統の講演会にも期待が高まるインタ
ビューだ。

 なお、この石垣市で開催の李元総統の講演会とレセプションの本会会員へのご案内は、来週早々
に郵送する予定です。

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[インタビュー] 「幸福」な台湾へ 台湾元総統・李登輝さん
【朝日新聞:2016年6月15日】

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12408955.html?rm=150
写真:「蔡さんには勇気があるかな。台湾の女性は強い? それはそうだなあ」=台北、張明偉氏撮影

 台湾で蔡英文(ツァイインウェン)総統が就任し、独立志向を持つ民進党政権が発足した。「台
湾は中国とは違う」と考える人が増えていることが背景だ。台湾出身者として初の総統になり、国
民党内から民主化を推し進めた李登輝氏は台湾の現状をどう見るのか。中国とどう向き合い、日本
や米国との関係はどうあるべきか。元総統に聞いた。

―― 蔡・新総統は李登輝政権時代に頭角を現しました。どう見いだしたのですか。

「彼女は(台湾の安全保障や、中国との関係を議論する)国家安全会議の諮問委員だったんだ。そ
れだけでなく、非常に肝心なことは、私が在任中、ひそかに日本と米国の政治家や識者を集めた
『明徳プロジェクト』というのがあった。数カ月ごとに日本や米国で話をする秘密会議だ。日本で
中心的役割を果たしていたのは参院議員の椎名素夫さん。米国からは後に(米国務省ナンバー2
の)国務副長官を務めたアーミテージ氏や、(国防総省ナンバー2の)国防副長官になるウォル
フォウィッツ氏が参加していた。何か問題があったときにどうするかを話し合っていた。蔡さんは
固定メンバーではなかったが、2回ほど出ている」

「この会議は(後任の)陳水扁(チェンショイピエン)政権になって終わってしまったが、10年ぐ
らい続いた。私の政権時は非常に力を持っていた」

―― 蔡氏は当時から、台湾の安全保障にからむ重要な会議に関わっていたのですね。蔡氏は、国
 家安全会議の諮問委員としてはどんな仕事をしていたのですか?

「『台湾は国なのかどうか』という問題を研究してもらった。蔡さんはロンドン大経済政治学院
(LSE)を出たからね。英国に出向いてもらい、有名な学者9人に『台湾は国かどうか』という
問題を検討してもらった」

「結果は9人の中の3人は『国だ』というが、6人は『なかなかそうは言えない』ということだっ
た。当時『台湾は国であるかどうか』ということを諸外国に強く求める必要があった。そうしない
と、台湾がいつまでも国際社会から外れた状態になってしまう。こういう形で一歩ずつやってき
た」

―― 総統時代の1999年には中台は特殊な国と国の関係だという二国論を打ち出しましたね。

「ドイツの放送局のインタビューで『台湾は中国の一省として不安定な状態にある』と言われたか
ら、私は『それは間違いだ』と言った。そして、台湾と大陸は『国と国の関係』であると。もう一
つ、『特殊な関係』である、ということも言った。これを言ったら問題になっちゃってね。米国で
も騒ぎになった。『特殊な関係』というのは、実は、秘密会議の明徳プロジェクトに出ていた日本
の外務省幹部が出した意見なんだ」

                   ■     ■

《中国は蔡政権に、交流の前提として「92年コンセンサス」受け入れを求めている。中国は、中台
がともに同じ「中国」に属する「一つの中国」原則を92年に台湾が認めたとして、これを「コンセ
ンサス」とする。国民党の馬英九(マーインチウ)・前政権は「コンセンサスがある」とするが、
「『一つの中国』の意味はそれぞれで解釈する」という内容だとして、中身の認識は中国側とずれ
がある。蔡氏はやりとりの事実は認めるが、「コンセンサスではない」との立場だ。》

―― 蔡氏の対中政策をどう見ますか。

「『会談はあったが、コンセンサスはない』という蔡さんの立場は、非常に大事なことだ。92年の
会談は私の任期中だが、『大陸との間の諸問題は話し合って解決を目指す』というのが中身だ。台
湾は中国の一部だというコンセンサスはない。蔡さんも、『問題があったら話をしよう』と、そう
いう形で持っていくだろう。彼女は、馬さんや国民党とは違う」

「指導者として一番大事なのは勇気だ。96年の初の総統直接選挙の前に、中国が台湾近海にミサイ
ルを撃ち込む演習をした。そのとき私は、数十のシナリオを持っておった。株価安定策、銀行資金
の準備、軍の対応、さらに7カ月分のお米も用意した。中国がやろうとすることを上回る対応策が
あった。だからこそ、あれだけの状態でも台湾は平気で民主化を進めることができた。台湾の民主
化は、中国にとっては負けなんだ」

「習近平(シーチンピン)氏(中国国家主席)は胡錦濤(フーチンタオ)氏(前主席)より頭を動
かしている。馬さんはシンガポールで習氏と会ったが、『私は台湾の総統である』ということも言
えなかった。あしらわれている感じがしてしょうがないなあ」

                   ■     ■

―― 今の中国は影響力を大きく増しているというのも現実です。

「日米は蔡さんの考え方に応援の声を上げている。私は、米国、日本、台湾が一つの流れとして、
おそらく集団的自衛権の構築に一歩進むだろうと思う。これに対抗するのが中国大陸だ。(中国が
拡張姿勢を強めている)東シナ海と南シナ海の問題をどう処理するか、これが非常に大切な問題
だ」

「台湾の味方は国際社会で増えている。台湾と日本、米国の関係は強化されるでしょう。南シナ海
における中国の行動に対して、米国の立場ははっきりしてきた。日本の集団的自衛権も大切だ。私
は日本に憲法改正をしなさいと言っている。国際関係自体が台湾に有利になってきているとみてい
る」

―― 台湾はいま、中国とどう向き合うべきなのでしょうか。

「台湾経済がこんなに悪くなったのは、(私が退任した)2000年からだ。私のときは『中国に投資
しない』『経済的な関係を強調しない』という方針だった。台湾経済が変質した根本原因は、中国
との間で積極的な開放(政策)を行ったからだと思う」

「中国経済はいま、大変でしょう。輸出が出来ない、という大きな問題にぶつかっている。そうい
うときに、日本と台湾の間の経済関係を発展させていくべきだ、というのが私の考えだ」

―― 台湾は対中関係ではなく、対日関係をより強化すべきだと?

「台湾は中国との関係を固めるのではなく、日本との経済的関係を深めなければならない。注目し
ているのが、あらゆるモノがインターネットにつながる『IoT』。台湾には半導体メーカーや技
術者がたくさんいる。台湾と連携して『日台IoT同盟』ができればいろんなことが可能になる。
(安倍晋三首相は)アベノミクスで『3本の矢』と言っているが、金融政策とか税制改革だけでは
うまくいかない。経済発展にはイノベーション(技術革新)が必要だ。産業的な変化を起こすべき
なんだ」

「(行政院長を務めた)謝長廷さんが駐日代表になりましたが、謝さんだけではだめです。総統自
身が日本との関係を深めるべきだ。蔡さんは米国には何回も行っているし、議員との交流も盛ん
だ。だから米国との関係は良くなるでしょう。日本、米国の後押しを受けて、大陸との関係をある
程度きちっと作っていかなくてはいけない。今までの馬総統がやってきたことに対する修正が、今
後行われるでしょう」

                   ■     ■

《李氏は台湾で民主化の立役者として敬愛される一方、中国との関係を大事にする一部の層からは
毛嫌いもされている。退任から16年後の今も台湾社会で大きな注目を集める存在だ。

 総統だった1994年、作家の故・司馬遼太郎氏との対談で「台湾人に生まれた悲哀」を取り上げた
ことがよく知られる(司馬遼太郎「台湾紀行」に収録)。台湾が第2次大戦終戦までは日本に、戦
後は当時中国を治めていた国民党政権の統治下となり、台湾人が台湾を治められない嘆きだっ
た。》

―― 今も悲哀はありますか。

「私が最近言っている言葉は、『台湾人に生まれた幸福』。(3度目の政権交代で)そういう風に
だんだんなっていくんじゃないかな。蔡さんはしっかりやってくれると思う。台湾の2016年は(長
く権力を握った)国民党が総統選と立法院(国会)選で敗れ、つぶれ始めた年。大きな変化だ」

―─ 昨年は政権を批判する学生らが立法院議場を占拠。若者が変化しつつあるのでしょうか。

「国民党の支配体制は完全に崩れ始めた。(運動にかかわった)人たちは私と仲良いんだ。彼らは
若く、これからの台湾を背負っていく。彼らは『時代力量』という新政党を作り、立法院で5議席
を得た。民進党を(外から)変える一つの動きになるだろう」

―― 新たな時代に入りつつある台湾と、日本の関係は今後どうなっていくでしょうか。

「日本との関係はもっと密接になるでしょう。細かくは言いませんが、安倍首相から手紙をもらっ
ている。私はこの手紙を蔡さんに渡しますよ。先日NHK交響楽団の台湾公演が行われたが、首相
は母親をわざわざ台湾に送って鑑賞させた。こういうことをやっているんだ。安倍首相の考え方、
日本の考え方を蔡さんに伝えようと思っている」

(インタビューは日本語で行いました)

                             (聞き手 台北支局長・鵜飼啓)

                 *     *

李登輝(りとうき)日本統治時代の1923年生まれ。京都帝国大農学部で学び、日本陸軍に入隊。88
年〜2000年に台湾総統。96年の総統直接選挙で初の民選総統に。

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2>> 6月26日、六士先生・慰霊顕彰の集い ご遺族の小田村四郎・本会名誉会長が講演

 本会が6月26日に靖國神社で開催する「六士先生・慰霊顕彰の集い」には、楫取道明(かとり・
みちあき)命のご遺族として講演いただく小田村四郎・本会名誉会長は当然としまして、桂金太郎
(かつら・きんたろう)命の弟の孫の桂盛仁様(彫金の人間国宝)や井原順之助(いはら・じゅん
のすけ)命の血筋につながる岩国市の郷土史家の上田良成様、2009年に李登輝元総統が熊本にある
平井数馬(ひらい・かずま)命のお墓と顕彰碑を訪ねられた際にご案内された平井命の兄の孫に当
たる平井眞理子様もご参列の予定で、それぞれにご遺族としてお話を賜ることになっています。

               ◇    ◇    ◇

 明治28年(1895年)に日本が日清戦争に勝利し、清国から割譲された台湾を日本が統治しはじめ
ると同時に、台湾の近代教育も始まります。

 音楽教育の先駆者でもあった文部省学務部長心得の伊沢修二は、日本全国から優秀な志ある教師
を募集し、台北郊外の士林に「芝山巌学堂」という最初の学校を開き、教師たちは身魂をなげうっ
て台湾人子弟の教育に当たっていました。

 統治間もなくの台湾はまだ政情が不安で、日本人を敵視する匪賊も少なくなく、周辺住民は教師
たちに再三退避を勧めましたが「身に寸鉄を帯びずして群中に入らねば、教育の仕事はできない」
として学堂を離れませんでした。

 翌明治29年1月1日、6人の教師が台湾総督府における新年拝賀式に出席するため芝山巌を下山し
ようとしたとき、100人ほどの匪賊に取り囲まれてしまいました。6人は教育者として諄々と道理を
説きますが、匪賊たちは槍などで襲いかかり、衆寡敵せず全員が惨殺されてしまいます。これが
「芝山巌事件」です。

 この非命に斃れた6人は、楫取道明(山口県)、関口長太郎(愛知県)、桂金太郎(東京府)、
中島長吉(群馬県)、井原順之助(山口県)、平井数馬(熊本県)であり、後に「六士先生」と尊
称され、明治31年秋、靖國神社に合祀されています。

 近年になって、本会関係者などのご尽力により、関口命や平井命の慰霊祭が行われるようになっ
ていますが、今年は芝山巌事件から120年の節目の年に当たります。

 つきましては、楫取命の令孫に当たる小田村四郎・本会名誉会長などとともに、靖國神社におい
て下記の要領で「六士先生・慰霊顕彰の集い」を開催いたしますので、ここに謹んでご案内申し上
げます。

 平成28年(2016年)5月吉日

                            日本李登輝友の会 会長 渡辺 利夫

                     記

・日 時:平成28年6月26日(日) 11時  靖國神社・参集殿に集合

・会 場:靖國神社本殿  11時30分〜  慰霊祭

     東京都千代田区九段北3-1-1  TEL:03-3261-8326
     【交通】地下鉄:東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩5分
             有楽町線、南北線、都営新宿線「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩10分

・講演会:小田村四郎先生「六士先生と芝山巌事件─祖父楫取道明を中心として」

     12時15分〜12時45分  靖國会館 2階 偕行の間

・清 宴:12時55分〜14時30分  靖國会館 2階 偕行の間

・参加費:4,000円(玉串料:1,000円、講演会・清宴:3,000円)

・お申込:申し込みフォーム、メール、FAXにて
     https://goo.gl/unFXxu
     E-mail:info@ritouki.jp FAX:03-3868-2101

・主 催:日本李登輝友の会
     〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
     TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
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3>> 主席の仕事、経費削減(蔡英文と台湾14)  鵜飼 啓(朝日新聞台北支局長)

【朝日新聞:2016年6月15日】
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12409057.html?rm=150
写真:民進党の主席に当選し、党の幹部会議に出た蔡英文氏(中央)=2008年5月、台湾・中央通
   信社提供

 2008年3月の総統選での民進党の手痛い敗北から少したったある日、後に蔡英文(ツァイイン
ウェン)のスピーチライターとなる姚人多が、蔡のもとを訪ねてきた。

「副院長、あなたが民進党主席になるべきだ」

 前年に行政院副院長(副首相)を退いたとき、蔡は「政治の世界に戻る可能性は低い」と語って
いた。台湾の清華大で教えながら民進党の選挙にかかわってきた姚の要請は、突拍子もないものに
聞こえた。「冗談を言っているのかと思った」と自伝に記している。

 言論統制下の反体制運動から政党に発展し、不落と思われた国民党政権を崩してわずか8年。金
銭スキャンダルなどの陳水扁政権の混乱で、08年1月の立法院選挙では27議席(定数113)と惨敗
し、総統選では予想外の大差で政権を失うことになった。迷走の代償は民進党に大きくのしかか
り、当時の党重鎮は軒並み身動きが取れなくなった。

 そんな中、党を立て直す人物として、民進党色に染まっていない蔡への期待が若手の間で生まれ
た。さまざまな人が入れ代わり立ち代わり、説得に訪れた。

 蔡政権発足に伴って党副秘書長に就いた徐佳青は当時、台北市議だった。蔡を推す動きに賛同し
ていたという。蔡は最終的に首を縦に振ったが、実際に届け出るまで「本当に立候補してくれるの
か」と心配する仲間も多くいた。

 5月の主席選で、蔡は独立派の大物、辜寛敏を破って初の女性主席となる。

 今では蔡の側近として重用されている劉建忻は、政策部門の責任者に起用された。「蔡の主席と
しての最初の仕事は人員削減と減給だった」と振り返る。

 当時の党の負債は2億台湾ドル(約6億6千万円)余りに上っていた。資産がなく、「貧乏政党」
の民進党には大きな額だ。130人余りいた党のスタッフを100人以下に削減。ビルの8〜10階に入っ
ていた党本部は、経費削減のため2フロアに縮小した。

 どん底の時期に「火中の栗」を拾った蔡。党の一部には、いつまで続くのか傍観する向きもあっ
た。=敬称略

                                    (台北=鵜飼啓)

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・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
・日本李登輝友の会設立総会(2002年12月15日)

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